JP7298771B2 - 通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、通信システムに関する。本発明は、(LTEアドバンスト及び次世代又は5Gネットワークを含む)3GPP(3rd Generation Partnership Project:第3世代パートナーシッププロジェクト)規格又は等価物若しくはその派生物に従って動作する無線通信システム及びその装置に特に関連しているが、これに限定するものではない。本発明は、必ずしもこれに限定するものではないが、ダウンリンク制御チャネル(例えば、PDCCH(physical downlink control channel:物理ダウンリンク制御チャネル))における制御情報の送信のための柔軟性のある監視をサポートする、改善された装置及び方法に特に関連する。
3GPP規格の最近の動向は、EPC(Evolved Packet Core:発展型パケットコア)ネットワーク及びE-UTRAN(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network:進化型UMTS地上無線アクセスネットワーク)のLTE(Long Term Evolution:ロングタームエボリューション)と呼ばれ、概して「4G」とも呼ばれる。更に、用語「5G」及び「NR」(new radio:ニューラジオ)は、様々なアプリケーション及びサービスをサポートすることが期待される、進化する通信技術を指す。5Gネットワークの様々な詳細は、例えば、NGMN(Next Generation Mobile Networks)アライアンスによる「NGMN 5G White Paper(NGMN 5G白書)」V1.0に記載されており、その文献はhttps://www.ngmn.org/5g-white-paper.htmlから入手可能である。3GPPは、いわゆる3GPP NextGen(Next Generation:次世代)無線アクセスネットワーク(RAN)及び3GPP NextGenコアネットワークを通じて、5Gをサポートすることを意図する。
3GPP規格の下では、NodeB(又はLTEにおいてはeNB、5GにおいてはgNB)は、通信装置(ユーザ機器または「UE」)がコアネットワークに接続し、他の通信装置又は遠隔サーバと通信するための基地局である。簡略化のため、本願は、このような何らかの基地局を指すために基地局という用語を使用する。
例えば、現在の5Gアーキテクチャにおいては、gNBの構造は、F1インタフェースによって接続される、CU(Central Unit:中央ユニット)及びDU(Distributed Unit:分散ユニット)として知られる2つの部分に分割されてもよい。これは、「分割(split)」アーキテクチャの使用を可能にし、それによって、典型的には「上位の」CU層(例えばPDCP、但し必然的又はこれに限定するものではない)と、典型的には「下位の」DU層(例えばRLC/MAC/PHY、但し必然的又はこれに限定するものではない)とを個別に実装させる。そのため、例えば、gNBの各々において、下位層のDU機能をローカルに保持しながら、(例えば、単一の処理装置によって、又はクラウドベース若しくは仮想化されたシステムにおいて)複数のgNBsの上位層のCU機能を中央に実装してもよい。
簡略化のため、本願は、1つ以上の基地局を介してコアネットワークに接続することができる何らかの通信装置を指すために、モバイル装置、ユーザ装置、又はUEという用語を使用する。本願は、多くの場合、説明においてモバイル装置に言及するが、説明されている技術は、このような通信装置が人間の入力によって制御されるか又はメモリに記憶されたソフトウェア命令によって制御されるかに関わらず、データ送信/受信するために通信ネットワークに接続することができる任意の通信装置(モバイル及び/又は概して据え置き型)に実装することができる、ということが理解される。
5Gにおいて、CORESET(control resource set:制御リソースセット)の概念が導入された。CORESETは、基地局によってPDCCHで送信されるDCI(downlink control information:ダウンリンク制御情報)をUEがサーチすることができる、時間周波数リソースのセットである。CORESETは、開始LTEサブフレームにおける制御領域に類似している。但し、制御領域の周波数領域はシステム帯域幅全体に対応するLTEとは異なり、CORESETの周波数領域位置は、周波数領域における特定領域にローカライズされ、任意の適切な値に(各々のリソースブロックが周波数領域における12のサブキャリアを含む6つのリソースブロックの倍数に)設定することができる可変幅を有する。
基地局は、固有のUEのための制御情報を、そのUEに定義されたUE固有CORESETのリソースを使用するPDCCHにおいて送信してもよい。PDCCHは、要求されるアグリゲーションレベル(L)に応じて幾つかのCCE(control channel element:制御チャネル要素)で構成される。各々のCCEは、リソース要素グループのバンドルを含む時間/周波数リソースのセットを含み、各々のグループは、幾つかのリソース要素を含む。
異なるUEに専用のPDCCHシグナリングのための異なるリソースセットを割り当てられるようにすることで、特定のアグリゲーションレベルで、所定のUEをスケジューリングするためのCCEの空きがそのUEのサーチスペースにはないPDCCHブロッキングイベントの確率を低減させるものの、解消はしない。
多くの異なるDCIフォーマットをPDCCHでの送信のために使用することができ、送信されるフォーマットは、予めUEには知らされていない。従って、UEは、典型的には、DCIフォーマットを検出するために複数のブラインド試行を行なう必要がある。CCE及びCORESETの構造は、要求されるブラインドデコード試行数を低減させるのを助長するが、これは、ブラインドデコード試行数を実用的なレベルまで低減させるのには十分ではない。この問題を軽減するために、スケジューリングの柔軟性を基地局にも提供しながら、DCIの可能性のあるPDCCHリソース位置(PDCCH「候補」)をUEがサーチするための、離散的な数のサーチスペースが定義される。各々のサーチスペースは、UEがデコードすることを試行することができる、所定のアグリゲーションレベルでCCEによって形成される候補PDCCHのセットである。
多くの異なる可能性のあるアグリゲーションレベルがあるため、所定のCORESETに対して幾つかのサーチスペースが存在する可能性があり、多くのCORESETが存在する可能性があるため、ブラインドデコードの試行数は依然として比較的多くなる可能性がある。そのため、PDCCHサーチスペースセットごとのPDCCH候補のそれぞれの数も、また、異なるアグリゲーションレベルのサーチスペースにまたがってブラインドデコード試行を拡散することを可能にするように設定可能である。
各々のPDCCHサーチスペースセットは、単一のUEのために構成されたUSS(UE specific search space:UE固有サーチスペース)、又は構造ではUSSに類似しているが、事前に定義されているのですべてのUEに知られているCCEのセットを有するCSS(common search space:共通サーチスペース)を形成することができる。
典型的には、少なくとも以下の5つのPDCCHサーチスペースセットが基本的な通信機能をサポートするように構成される。
・SIB1(system information block type 1:システム情報ブロックタイプ1)のための共通サーチスペースセット、
・他のシステム情報のための共通サーチスペースセット、
・RACHのための共通サーチスペースセット、
・ページングのための共通サーチスペースセット、及び
・データ送受信のためのUE固有サーチスペースセット。
UEがPDCCH候補をデコードすることを試行しうる前に、UEは、まず、PDCCH候補を形成するCCEにおいて送信されるDMRS(demodulation reference signal:復調基準信号)に基づいて実行する必要のあるチャネル推定を実行しなければならない。チャネル推定を行なうために使用されるPDCCH DMRSの数は、PDCCH候補を形成するCCEの数に依存する。
装置の複雑性を低減させるために、UEが実行することを許可されるブラインドデコード試行の最大数とチャネル推定が実行されるCCEの数との両方が、サブキャリア間隔、従ってスロット期間に応じて制限される。UEが制御情報をサーチしているとき、ブラインドデコード数又はCCE数のいずれかがUEに定義された最大値を超過した場合に、未検索のPDCCH候補は、スキップされる(「又はドロップされる」)ことになる。これは、状況によっては、すべてのサーチスペースがサーチされるとは限らず、そのため、ルールを使用してどのサーチスペースが最初にサーチされるべきであるのかを決定する、ということを意味する。このルールによれば、共通サーチスペースセットは、UE固有サーチスペースセットよりも高い優先順位を付けられ、UE固有サーチスペースセットは、それらのアイデンティティに基づいて優先順位を付けられ、より小さなインデックスを有するUSSは、より大きなインデックスを有するUSSよりも高い優先順位を付けられる。
3GPP TSG(Technical Standards Group:技術仕様化グループ)のRANミーティング#86において、産業用無線センシング、ビデオ監視、及びウェアラブル装置を含むが但しこれらに限定されない、多くの固有のユースケースのためのいわゆる「RedCap」又は「REDCAP」(reduced capability:低減されたケイパビリティ)UEを開発するための新たな研究が始動された。
REDCAP UEは、典型的には、(特に産業用のセンサのための)先行リリースのハイエンドeMBB(enhanced mobile broadband:拡張モバイルブロードバンド)及びURLLC(ultra-reliable low-latency communication:超高信頼低遅延通信)装置と比較して装置の複雑性は極めて低減されており、ほとんどのユースケースではコンパクトなフォームファクタによる装置設計のケイパビリティを必要とするので、縮小された装置サイズをサポートし、FDD(frequency division duplex:周波数分割複信)とTDD(time division duplex:時分割複信)との両方について、両方の5G周波数帯域の周波数帯域(すなわちFR1及びFR2)をすべてサポートする。
REDCAP UEのための異なるユースケースの各々は、異なる技術的要件を有し、それがREDCAP UEをサポートする通信プロトコル及び装置の設計をより難解にしている。例えば、幾つかの重要なユースケースの要件は、以下の通りに要約されうる。
産業用無線センサ
通信サービスの可用性は、理想的には、少なくとも99.99%、エンドツーエンド遅延は100ms未満であるべきである。基準ビットレートは、理想的には、すべてのユースケースで、装置が静止している場合には2Mbps未満である必要がある(例えば、UL(uplink:アップリンク)のトラフィックが多いために、アップリンク/ダウンリンクが非対称的になる可能性がある)。バッテリは、理想的には、少なくとも数年は持続するべきである。安全性関連のセンサについては、遅延要件は低いほうがよい、例えば5~10ms。
ビデオ監視
基準となる経済的なビデオのビットレートケイパビリティは、理想的には、2~4Mbpsの範囲であろう。遅延は、理想的には500ms未満であるべきである。信頼性は、理想的には99%~99.9%であるべきである。例えば農業用のハイエンドビデオは、7.5~25Mbpsの範囲のより高いビデオビットレートケイパビリティを必要とする場合がある。UL送信が支配的なトラフィックパターンをサポートする必要がある。
ウェアラブル
スマートウェアラブルアプリケーションケイパビリティのための基準ビットレートは、理想的には、DL(downlink:ダウンリンク)において5~50Mbps、ULにおいて2~5Mbpsの範囲であろう。装置のピークビットレートケイパビリティは、理想的には、より高くする必要があり、DLでは10~150Mbps、ULでは5~50Mbpsの範囲である。装置のバッテリは、数日(最大1~2週間)持続する必要がある。
REDCAP UEについては、例えば、フォームファクタが小さく、バッテリ寿命の要件が長いため、省電力が重要な設計観点であることを理解することができる。そのため、このような省電力をサポートするのを支援するために、REDCAP UEは、典型的には、許容されるブラインドデコード試行の数とチャネル推定の対象になり得るCCEの最大数とをより厳しく制限することにより、PDCCHの制御情報を監視するケイパビリティを低減させることになる。
一部のREDCAP UEでは、L=1又はL=2などの小さなアグリゲーションレベルの使用をサポートしない場合もある一方で、他のREDCAP UEでは、帯域幅の制限により、L=16などの高いアグリゲーションレベルをサポートすることができない場合もある。
また、帯域幅が低減する可能性、アグリゲーションレベルが増大する可能性、及び/又はREDCAP UEに使用される場合があるCCE数が低減する可能性により、PDCCHブロッキング確率が増加する場合もある。
本発明は、上記の問題を克服するか、又は少なくとも部分的に改善する、改良型の装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明の例示的な態様は、添付の独立請求項に記載される。オプションではあるが有用な機能は、添付の従属請求項に記載される。
1つの例示的な態様によれば、通信システムにおける無線アクセスネットワークと通信するUE(user equipment:ユーザ機器)によって行われる方法が提供される。前記方法は、前記無線アクセスネットワークが制御情報を送信しうる少なくとも1つのセットの制御リソースを構成するための第1の情報と、制御情報をサーチするための前記セットの制御リソース内に少なくとも1つのサーチスペースを構成するための第2の情報とを、前記無線アクセスネットワークから受信することと、前記少なくとも1つのセットの制御リソース内の前記少なくとも1つのサーチスペース内で前記無線アクセスネットワークにより送信されるDCI(Downlink Control Information:ダウンリンク制御情報)を監視することと、前記第1の情報により構成された前記少なくとも1つのセットの制御リソース、又は前記第2の情報により構成された前記少なくとも1つのサーチスペースを再構成するための第3の情報を含むDCIを、前記無線アクセスネットワークから受信することと、前記第3の情報により再構成された前記セットの制御リソース内の少なくとも1つのサーチスペース内で前記無線アクセスネットワークにより送信されるDCIを監視することと、を備え、前記第3の情報は、前記UEがDCIの監視を停止する、DCIの監視を開始する、又はDCIの監視を継続する、前記第1の情報により構成される少なくとも1つのセットの制御リソース又は前記第2の情報により構成される少なくとも1つのサーチスペースのインディケーションを提供するように構成される。
1つの例示的な態様によれば、通信システムにおける無線アクセスネットワークと通信するUE(user equipment:ユーザ機器)によって行われる方法が提供される。前記方法は、複数の可能性のある省電力構成の各々を、その電力構成を特徴づけるパラメータセットにマッピングするための情報を取得することと、前記UEの構成又はケイパビリティを表す、前記複数の省電力構成のうちの少なくとも1つの省電力構成のインディケーションを含むUEアシスタンス情報を、前記無線アクセスネットワークに提供することと、を備える。
1つの例示的な態様によれば、通信システムにおける無線アクセスネットワークと通信するUE(user equipment:ユーザ機器)によって行われる方法が提供される。前記方法は、少なくとも1つのセットの制御リソース内における、少なくとも1つのCSS(Common Search Space:共通サーチスペース)と少なくとも1つのUSS(UE Specific Search Space:UE固有サーチスペース)を含む、複数のサーチスペース内で前記無線アクセスネットワークにより送信されたDCI(Downlink Control Information:ダウンリンク制御情報)を、監視機会の期間中に監視することを備え、前記制御リソースのセットは少なくとも1つの制御チャネル要素を含み、各々のサーチスペースはDCIをサーチするためのそれぞれのセットのPDCCH(Physical Downlink Control Channel:物理ダウンリンク制御チャネル)候補を含み、前記監視することは、前記監視機会のカレントスロット期間中に、(a)カレントスロットでサーチされていない複数のサーチスペースのうちの第1のサーチスペースをカレントサーチスペースとして扱い、前記カレントサーチスペースのサーチの終了がトリガーされるまで、前記カレントサーチスペースの各々のPDCCH候補のブラインドデコードを順番に試行することと、(b)前記カレントサーチスペースが完全にサーチされ、前記複数のサーチスペースが前記カレントスロットでサーチされていない残りのサーチスペースを少なくとも1つ含む場合に、前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされない限り、前記カレントスロットで次にサーチされるサーチされていない残りのサーチスペースを選択して前記選択したサーチスペースを前記カレントサーチスペースとしてステップ(a)及び(b)を繰り返すことと、(c)前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされる場合に、前記監視機会でのサーチの終了がトリガーされるまで、前記カレントスロットとしての後続スロットの監視機会の期間中にステップ(a)乃至(c)を繰り返すことと、を含み、ステップ(b)を行う前に、少なくとも1つのUSSは、前記カレントスロットについて最も高い優先順位のUSSになるように割り当てられ、ステップ(b)で次にサーチされるサーチスペースを選択する場合に、前記UEは、最も高い優先順位を有するUSSから開始してUSSに優先順位を付けることを必要とする優先順位付けスキームに基づいて、前記カレントスロットでサーチされていない前記残りのサーチスペースに優先順位を付け、当該方法は、前記後続スロットの前記監視機会の期間中にステップ(a)乃至(c)を繰り返す前に、異なるUSSを最も高い優先順位のUSSに再割り当てすることを更に備える。
1つの例示的な態様によれば、通信システムにおける無線アクセスネットワークと通信するUE(user equipment:ユーザ機器)によって行われる方法が提供される。前記方法は、少なくとも1つのセットの制御リソース内における、少なくとも1つのCSS(Common Search Space:共通サーチスペース)と少なくとも1つのUSS(UE Specific Search Space:UE固有サーチスペース)を含む、複数のサーチスペース内で前記無線アクセスネットワークにより送信されたDCI(Downlink Control Information:ダウンリンク制御情報)を、監視機会の期間中に監視することを備え、前記制御リソースのセットは少なくとも1つのCCE(Control Channel Element:制御チャネル要素)を含み、各々のサーチスペースはDCIをサーチするためのそれぞれのセットのPDCCH(Physical Downlink Control Channel:物理ダウンリンク制御チャネル)候補を含み、各々のPDCCH候補が少なくとも1つのCCEを含み、前記監視することは、前記監視機会のカレントスロット期間中に、(a)カレントスロットでサーチされていない複数のサーチスペースのうちの第1のサーチスペースをカレントサーチスペースとして扱い、前記カレントサーチスペースのサーチの終了がトリガーされるまで、前記カレントサーチスペースの各々のPDCCH候補のブラインドデコードを順番に試行することと、(b)前記カレントサーチスペースが完全にサーチされ、前記複数のサーチスペースが前記カレントスロットでサーチされていない残りのサーチスペースを少なくとも1つ含む場合に、前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされない限り、前記カレントスロットで次にサーチされるサーチされていない残りのサーチスペースを選択して前記選択したサーチスペースを前記カレントサーチスペースとしてステップ(a)及び(b)を繰り返すことと、(c)前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされる場合に、前記監視機会でのサーチの終了がトリガーされるまで、前記カレントスロットとしての後続スロットの監視機会の期間中にステップ(a)乃至(c)を繰り返すことと、を含み、前記UEは、最大数のブラインドデコード試行で構成され、サーチが継続する場合に前記最大数のブラインドデコード試行を超えると前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされ、前記UEは、CSSをサーチするために用いることができる前記最大数のブラインドデコード試行の最大シェアで構成され、ステップ(b)で次にサーチされるサーチスペースを選択する場合に、前記UEは、CSSで更にサーチされると前記最大数のブラインドデコード試行の前記最大シェアを超えるまで、前記カレントスロットで検索されていないCSSに優先順位を付けることを必要とする優先順位付けスキームに基づいて、前記カレントスロットでサーチされていない前記残りのサーチスペースに優先順位を付け、その後に前記カレントスロットでサーチされていないUSSが優先順位付けされる。
1つの例示的な態様によれば、通信システムにおける無線アクセスネットワークと通信するUE(user equipment:ユーザ機器)によって行われる方法が提供される。前記方法は、少なくとも1つのセットの制御リソース内における、少なくとも1つのCSS(Common Search Space:共通サーチスペース)と少なくとも1つのUSS(UE Specific Search Space:UE固有サーチスペース)を含む、複数のサーチスペース内で前記無線アクセスネットワークにより送信されたDCI(Downlink Control Information:ダウンリンク制御情報)を、監視機会の期間中に監視することを備え、前記制御リソースのセットは少なくとも1つのCCE(Control Channel Element:制御チャネル要素)を含み、各々のサーチスペースはDCIをサーチするためのそれぞれのセットのPDCCH(Physical Downlink Control Channel:物理ダウンリンク制御チャネル)候補を含み、各々のPDCCH候補が少なくとも1つのCCEを含み、前記監視することは、前記監視機会のカレントスロット期間中に、(a)カレントスロットでサーチされていない複数のサーチスペースのうちの第1のサーチスペースをカレントサーチスペースとして扱い、前記カレントサーチスペースのサーチの終了がトリガーされるまで、前記カレントサーチスペースの各々のPDCCH候補のブラインドデコードを順番に試行することと、(b)前記カレントサーチスペースが完全にサーチされ、前記複数のサーチスペースが前記カレントスロットでサーチされていない残りのサーチスペースを少なくとも1つ含む場合に、前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされない限り、前記カレントスロットで次にサーチされるサーチされていない残りのサーチスペースを選択して前記選択したサーチスペースを前記カレントサーチスペースとしてステップ(a)及び(b)を繰り返すことと、(c)前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされる場合に、前記監視機会でのサーチの終了がトリガーされるまで、前記カレントスロットとしての後続スロットの監視機会の期間中にステップ(a)乃至(c)を繰り返すことと、を含み、前記UEは、最大数のブラインドデコード試行で構成され、カレントサーチスペースが完全にサーチされていない場合でも、サーチを継続した場合に前記最大数のブラインドデコード試行を超える場合に前記カレントサーチスペースと前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされる。
1つの例示的な態様によれば、通信システムにおける無線アクセスネットワークと通信するUE(user equipment:ユーザ機器)によって行われる方法が提供される。前記方法は、監視機会を形成するための連続したスロットのシーケンスを識別することと、前記少なくとも1つのセットの制御リソース内の複数のサーチスペース内で前記無線アクセスネットワークにより送信されるDCI(Downlink Control Information:ダウンリンク制御情報)を監視することと、を備え、前記監視を行う場合、前記UEは、前記連続したスロットのシーケンス中の少なくとも1つの他のスロットの無監視間隔により離間されている、前記連続したスロット中のスロットで、制御情報を監視する。
1つの例示的な態様によれば、通信システムにおける無線アクセスネットワークと通信するUE(user equipment:ユーザ機器)が提供される。前記UEは、コントローラとトランシーバを備え、前記コントローラは、前記無線アクセスネットワークが制御情報を送信しうる少なくとも1つのセットの制御リソースを構成するための第1の情報と、制御情報をサーチするための前記セットの制御リソース内に少なくとも1つのサーチスペースを構成するための第2の情報とを、前記無線アクセスネットワークから受信し、前記少なくとも1つのセットの制御リソース内の前記少なくとも1つのサーチスペース内で前記無線アクセスネットワークにより送信されるDCI(Downlink Control Information:ダウンリンク制御情報)を監視し、前記第1の情報により構成された前記少なくとも1つのセットの制御リソース、又は前記第2の情報により構成された前記少なくとも1つのサーチスペースを再構成するための第3の情報を含むDCIを、前記無線アクセスネットワークから受信し、前記第3の情報により再構成された前記セットの制御リソース内の少なくとも1つのサーチスペース内で前記無線アクセスネットワークにより送信されるDCIを監視するように、前記トランシーバを制御するように構成され、前記第3の情報は、前記UEがDCIの監視を停止する、DCIの監視を開始する、又はDCIの監視を継続する、前記第1の情報により構成される少なくとも1つのセットの制御リソース又は前記第2の情報により構成される少なくとも1つのサーチスペースのインディケーションを提供するように構成される。
1つの例示的な態様によれば、通信システムにおける無線アクセスネットワークと通信するUE(user equipment:ユーザ機器)が提供される。前記UEは、コントローラとトランシーバを備え、前記コントローラは、複数の可能性のある省電力構成の各々を、その電力構成を特徴づけるパラメータセットにマッピングするための情報を取得し、前記トランシーバを制御して、前記UEの構成又はケイパビリティを表す、前記複数の省電力構成のうちの少なくとも1つの省電力構成のインディケーションを含むUEアシスタンス情報を、前記無線アクセスネットワークに提供する、ように構成される。
1つの例示的な態様によれば、通信システムにおける無線アクセスネットワークと通信するUE(user equipment:ユーザ機器)が提供される。前記UEは、コントローラとトランシーバを備え、前記コントローラは、少なくとも1つのセットの制御リソース内における、少なくとも1つのCSS(Common Search Space:共通サーチスペース)と少なくとも1つのUSS(UE Specific Search Space:UE固有サーチスペース)を含む、複数のサーチスペース内で前記無線アクセスネットワークにより送信されたDCI(Downlink Control Information:ダウンリンク制御情報)を、監視機会の期間中に監視するように、前記トランシーバを制御するように構成され、前記制御リソースのセットは少なくとも1つの制御チャネル要素を含み、各々のサーチスペースはDCIをサーチするためのそれぞれのセットのPDCCH(Physical Downlink Control Channel:物理ダウンリンク制御チャネル)候補を含み、前記コントローラは、前記監視機会のカレントスロット期間中に、(a)カレントスロットでサーチされていない複数のサーチスペースのうちの第1のサーチスペースをカレントサーチスペースとして扱い、前記カレントサーチスペースのサーチの終了がトリガーされるまで、前記カレントサーチスペースの各々のPDCCH候補のブラインドデコードを順番に試行し、(b)前記カレントサーチスペースが完全にサーチされ、前記複数のサーチスペースが前記カレントスロットでサーチされていない残りのサーチスペースを少なくとも1つ含む場合に、前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされない限り、前記カレントスロットで次にサーチされるサーチされていない残りのサーチスペースを選択して前記選択したサーチスペースを前記カレントサーチスペースとしてステップ(a)及び(b)を繰り返し、(c)前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされる場合に、前記監視機会でのサーチの終了がトリガーされるまで、前記カレントスロットとしての後続スロットの監視機会の期間中にステップ(a)乃至(c)を繰り返すように、前記UEを制御するように構成され、ステップ(b)を行う前に、少なくとも1つのUSSは、前記カレントスロットについて最も高い優先順位のUSSになるように割り当てられ、前記コントローラは、ステップ(b)で次にサーチされるサーチスペースを選択する場合に、最も高い優先順位を有するUSSから開始してUSSに優先順位を付けることを必要とする優先順位付けスキームに基づいて、前記カレントスロットでサーチされていない前記残りのサーチスペースに優先順位を付けるように、前記UEを制御するように構成され、前記コントローラは、前記後続スロットの前記監視機会の期間中にステップ(a)乃至(c)を繰り返す前に、異なるUSSを最も高い優先順位のUSSに再割り当てするように、前記UEを制御するように構成される。
1つの例示的な態様によれば、通信システムにおける無線アクセスネットワークと通信するUE(user equipment:ユーザ機器)が提供される。前記UEは、コントローラとトランシーバを備え、前記コントローラは、少なくとも1つのセットの制御リソース内における、少なくとも1つのCSS(Common Search Space:共通サーチスペース)と少なくとも1つのUSS(UE Specific Search Space:UE固有サーチスペース)を含む、複数のサーチスペース内で前記無線アクセスネットワークにより送信されたDCI(Downlink Control Information:ダウンリンク制御情報)を、監視機会の期間中に監視するように、前記トランシーバを制御するように構成され、前記制御リソースのセットは少なくとも1つのCCE(Control Channel Element:制御チャネル要素)を含み、各々のサーチスペースはDCIをサーチするためのそれぞれのセットのPDCCH(Physical Downlink Control Channel:物理ダウンリンク制御チャネル)候補を含み、各々のPDCCH候補が少なくとも1つのCCEを含み、前記コントローラは、前記監視機会のカレントスロット期間中に、(a)カレントスロットでサーチされていない複数のサーチスペースのうちの第1のサーチスペースをカレントサーチスペースとして扱い、前記カレントサーチスペースのサーチの終了がトリガーされるまで、前記カレントサーチスペースの各々のPDCCH候補のブラインドデコードを順番に試行し、(b)前記カレントサーチスペースが完全にサーチされ、前記複数のサーチスペースが前記カレントスロットでサーチされていない残りのサーチスペースを少なくとも1つ含む場合に、前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされない限り、前記カレントスロットで次にサーチされるサーチされていない残りのサーチスペースを選択して前記選択したサーチスペースを前記カレントサーチスペースとしてステップ(a)及び(b)を繰り返し、(c)前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされる場合に、前記監視機会でのサーチの終了がトリガーされるまで、前記カレントスロットとしての後続スロットの監視機会の期間中にステップ(a)乃至(c)を繰り返すように、前記UEを制御するように構成され、前記UEは、最大数のブラインドデコード試行で構成され、サーチが継続する場合に前記最大数のブラインドデコード試行を超えると前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされ、前記UEは、CSSをサーチするために用いることができる前記最大数のブラインドデコード試行の最大シェアで構成され、前記コントローラは、ステップ(b)で次にサーチされるサーチスペースを選択する場合に、前記UEが、CSSで更にサーチされると前記最大数のブラインドデコード試行の前記最大シェアを超えるまで、前記カレントスロットで検索されていないCSSに優先順位を付けることを必要とする優先順位付けスキームに基づいて、前記カレントスロットでサーチされていない前記残りのサーチスペースに優先順位を付け、その後に前記カレントスロットでサーチされていないUSSが優先順位付けされるように、前記UEを制御するように構成される。
1つの例示的な態様によれば、通信システムにおける無線アクセスネットワークと通信するUE(user equipment:ユーザ機器)が提供される。前記UEは、コントローラとトランシーバを備え、前記コントローラは、少なくとも1つのセットの制御リソース内における、少なくとも1つのCSS(Common Search Space:共通サーチスペース)と少なくとも1つのUSS(UE Specific Search Space:UE固有サーチスペース)を含む、複数のサーチスペース内で前記無線アクセスネットワークにより送信されたDCI(Downlink Control Information:ダウンリンク制御情報)を、監視機会の期間中に監視するように、前記トランシーバを制御するように構成され、前記制御リソースのセットは少なくとも1つのCCE(Control Channel Element:制御チャネル要素)を含み、各々のサーチスペースはDCIをサーチするためのそれぞれのセットのPDCCH(Physical Downlink Control Channel:物理ダウンリンク制御チャネル)候補を含み、各々のPDCCH候補が少なくとも1つのCCEを含み、前記コントローラは、前記監視機会のカレントスロット期間中に、(a)カレントスロットでサーチされていない複数のサーチスペースのうちの第1のサーチスペースをカレントサーチスペースとして扱い、前記カレントサーチスペースのサーチの終了がトリガーされるまで、前記カレントサーチスペースの各々のPDCCH候補のブラインドデコードを順番に試行し、(b)前記カレントサーチスペースが完全にサーチされ、前記複数のサーチスペースが前記カレントスロットでサーチされていない残りのサーチスペースを少なくとも1つ含む場合に、前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされない限り、前記カレントスロットで次にサーチされるサーチされていない残りのサーチスペースを選択して前記選択したサーチスペースを前記カレントサーチスペースとしてステップ(a)及び(b)を繰り返し、(c)前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされる場合に、前記監視機会でのサーチの終了がトリガーされるまで、前記カレントスロットとしての後続スロットの監視機会の期間中にステップ(a)乃至(c)を繰り返すように、前記UEを制御するように構成され、前記UEは、最大数のブラインドデコード試行で構成され、カレントサーチスペースが完全にサーチされていない場合でも、サーチを継続した場合に前記最大数のブラインドデコード試行を超える場合に前記カレントサーチスペースと前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされる。
1つの例示的な態様によれば、通信システムにおける無線アクセスネットワークと通信するUE(user equipment:ユーザ機器)が提供される。前記UEは、コントローラとトランシーバを備え、前記コントローラは、監視機会を形成するための連続したスロットのシーケンスを識別し、前記トランシーバを制御して前記少なくとも1つのセットの制御リソース内の複数のサーチスペース内で前記無線アクセスネットワークにより送信されるDCI(Downlink Control Information:ダウンリンク制御情報)を監視するように、構成され、前記コントローラは、前記UEを制御して、前記連続したスロットのシーケンス内の少なくとも1つの他のスロットの無監視間隔により離間されている、前記連続したスロット中のスロットで、制御情報を監視するように構成される。
1つの例示的な態様によれば、通信システムにおけるUE(user equipment:ユーザ機器)と通信する無線アクセスネットワークにより行われる方法が提供される。前記方法は、前記無線アクセスネットワークが制御情報を送信しうる少なくとも1つのセットの制御リソースを構成するための第1の情報と、制御情報をサーチするための前記セットの制御リソース内に少なくとも1つのサーチスペースを構成するための第2の情報とを、前記UEに送信することと、前記第1の情報により構成された前記少なくとも1つのセットの制御リソース、又は前記第2の情報により構成された前記少なくとも1つのサーチスペースを再構成するための第3の情報を含むDCIを、前記無線アクセスネットワークから前記UEに送信することと、を備え、前記第3の情報は、前記UEがDCIの監視を停止する、DCIの監視を開始する、又はDCIの監視を継続する、前記第1の情報により構成される少なくとも1つのセットの制御リソース又は前記第2の情報により構成される少なくとも1つのサーチスペースのインディケーションを提供するように構成される。
1つの例示的な態様によれば、通信システムにおけるUE(user equipment:ユーザ機器)と通信する無線アクセスネットワークにより行われる方法が提供される。前記方法は、複数の可能性のある省電力構成の各々を、その電力構成を特徴づけるパラメータセットにマッピングするための情報を取得することと、前記UEの構成又はケイパビリティを表す、前記複数の省電力構成のうちの少なくとも1つの省電力構成のインディケーションを含むUEアシスタンス情報を、前記UEから受信することと、前記受信したUEアシスタンス情報に基づいて前記UEとの通信を構成することと、を備える。
1つの例示的な態様によれば、通信システムにおけるUE(user equipment:ユーザ機器)と通信する無線アクセスネットワークにより行われる方法が提供される。前記方法は、前記無線アクセスネットワークが制御情報を送信することができる少なくとも1つのセットの制御リソースを構成するための情報と、少なくとも1つの制御リソース内において少なくとも1つのUSS(UE Specific Search Space:UE固有サーチスペース)を含む複数のサーチスペースを構成するための第2の情報とを、前記UEに送信することを備え、前記情報は、CSS(Common Search Space:共通サーチスペース)をサーチするために前記UEにより用いられることが可能な最大数のブラインド試行の最大シェアを構成するための情報を含む。
1つの例示的な態様によれば、通信システムにおけるUE(user equipment:ユーザ機器)と通信する無線アクセスネットワークにより行われる方法が提供される。前記方法は、監視機会を形成するための連続したスロットのシーケンスを示す情報を前記UEに送信することを備え、前記情報は、前記UEにより無監視状態にある連続したスロットのシーケンス中のスロット間の間隔を示すための情報を含む。
1つの例示的な態様によれば、通信システムにおけるUE(user equipment:ユーザ機器)と通信するための無線アクセスネットワークノードが提供される。前記無線アクセスネットワークノードは、コントローラとトランシーバとを備え、前記コントローラは、前記無線アクセスネットワークが制御情報を送信しうる少なくとも1つのセットの制御リソースを構成するための第1の情報と、制御情報をサーチするための前記セットの制御リソース内に少なくとも1つのサーチスペースを構成するための第2の情報とを、前記UEに送信し、前記第1の情報により構成された前記少なくとも1つのセットの制御リソース、又は前記第2の情報により構成された前記少なくとも1つのサーチスペースを再構成するための第3の情報を含むDCIを、前記無線アクセスネットワークから前記UEに送信するように、前記トランシーバを制御するように構成され、前記第3の情報は、前記UEがDCIの監視を停止する、DCIの監視を開始する、又はDCIの監視を継続する、前記第1の情報により構成される少なくとも1つのセットの制御リソース又は前記第2の情報により構成される少なくとも1つのサーチスペースのインディケーションを提供するように構成される。
1つの例示的な態様によれば、通信システムにおけるUE(user equipment:ユーザ機器)と通信するための無線アクセスネットワークノードが提供される。前記無線アクセスネットワークノードは、コントローラとトランシーバを備え、前記コントローラは、複数の可能性のある省電力構成の各々を、その電力構成を特徴づけるパラメータセットにマッピングするための情報を取得し、前記コントローラを制御して、前記UEの構成又はケイパビリティを表す、前記複数の省電力構成のうちの少なくとも1つの省電力構成のインディケーションを含むUEアシスタンス情報を、前記UEから受信し、前記受信したUEアシスタンス情報に基づいて前記UEとの通信を構成するように、構成される。
1つの例示的な態様によれば、通信システムにおけるUE(user equipment:ユーザ機器)と通信するための無線アクセスネットワークノードが提供される。前記無線アクセスネットワークノードは、コントローラとトランシーバを備え、前記コントローラは、前記無線アクセスネットワークが制御情報を送信することができる少なくとも1つのセットの制御リソースを構成するための情報と、少なくとも1つの制御リソース内において少なくとも1つのUSS(UE Specific Search Space:UE固有サーチスペース)を含む複数のサーチスペースを構成するための第2の情報とを、前記UEに送信するように、前記トランシーバを制御するように構成され、前記情報は、CSS(Common Search Space:共通サーチスペース)をサーチするために前記UEにより用いられることが可能な最大数のブラインド試行の最大シェアを構成するための情報を含む。
1つの例示的な態様によれば、通信システムにおけるUE(user equipment:ユーザ機器)と通信するための無線アクセスネットワークノードが提供される。前記無線アクセスネットワークノードは、コントローラとトランシーバを備え、前記コントローラは、監視機会を形成するための連続したスロットのシーケンスを示す情報を前記UEに送信するように、前記トランシーバを制御するように構成され、前記情報は、前記UEにより無監視状態にある連続したスロットのシーケンス中のスロット間の間隔を示すための情報を含む。
本発明の例示的な態様は、対応するシステム、装置、及びコンピュータプログラム製品、例えば、命令が格納されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、当該命令は、プログラム可能なプロセッサを、例示的な態様に記載された方法、及び、上記の又は特許請求の範囲に列挙された実現手段を実行するようにプログラムするように、及び/又は、適切に構成されたコンピュータを、特許請求の範囲の何れかに列挙された装置を提供するようにプログラムするように動作可能な命令が格納された上記記憶媒体に及ぶ。
本明細書(この用語には特許請求の範囲が含まれる)に開示されている及び/又は図面に示されている各特徴は、他の開示及び/又は図示されている特徴から独立して(又はそれらと組み合わせて)本発明に組み込むことができる。特に限定されることなく、特定の独立請求項に従属する何れかの請求項の特徴は、任意の組み合わせで、又は個別に、その独立請求項に導入されることもできる。
次に、本発明の例示的な実施形態を、以下の添付の図面を参照しながら、例示的に説明する。
図1は、図1のモバイル(「セルラ」又は「無線」)通信システムを概略的に示す。 図2は、図1の通信システムにおいて使用されてもよい典型的なフレーム構成を示す。 図3Aは、図1の通信システムにおいて複数のCORESETSを含むスロットの簡略図である。 図3Bは、図1の通信システムにおいて、PDCCH候補とリソースの様々な異なるグルーピングと間の関係の簡略図である。 図4Aは、DRX(discontinuous reception:不連続受信)メカニズムの簡略図である。 図4Bは、DRXアクティブ時間外に省電力情報を通知するためのDCIフォーマットの内容の簡略図である。 図5は、図1に示した通信システムのためのユーザ機器の主要な構成要素を示す概略ブロック図である。 図6は、図1に示した通信システムのための基地局の主要な構成要素を示す概略ブロック図である。 図7Aは、UEがアクティブになるべきであるか否かを示すためにウェイクアップ信号が使用されるDRXサイクルの簡略図である。 図7Bは、UEがアクティブになるべきであるか否かを示すためにウェイクアップ信号が使用される別のDRXサイクルの別の簡略図である。 図8Aは、図1の通信システムに実装されうるプロシージャを示す簡略タイミング図である。 図8Bは、図1の通信システムに実装されうる別のプロシージャを示す簡略タイミング図である。 図9は、図1の通信システムに実装されうる別のプロシージャを示す簡略タイミング図である。 図10は、図1の通信システムにおいてUEによって実行されうるプロシージャを示す簡略フローダイヤグラムである。 図11は、図1の通信システムにおいてUEによって実行されうる別のプロシージャを示す簡略フローダイヤグラムである。 図12は、図1の通信システムにおいてUEによって実行されうる別のプロシージャを示す簡略フローダイヤグラムである。 図13は、図1の通信システムの監視機会の期間中のPDCCH監視を示す。
概要
ここで、例示的な電気通信システムを、図1~図4を参照しながら、単なる例として説明する。
図1は、本発明の例示的な実施形態が適用可能なモバイル(「セルラ」又は「無線」)電気通信システム1を概略的に示す。
ネットワーク1において、ユーザ機器(UE)3-1、3-2、3-3(例えば、携帯電話及び/又は他のモバイル装置)は、基地局5を介して互いに通信することができ、1つ以上のコンパティブルなRAT(radio access technology:無線アクセス技術)に従って動作するRAN(radio access network:無線アクセスネットワーク)ノード5を介して互いに通信することができる。図示した例では、RANノード5は、1つ以上の関連するセル9を運用する、NR/5G基地局又は「gNB」5を含む。基地局5を介した通信は、典型的には、コアネットワーク7(例えば、5Gコアネットワーク又はEPC(evolved packet core network:発展型パケットコア)ネットワーク)を通じてルーティングされる。
当業者が理解するように、3つのUE3および1つの基地局5が例示の目的のために図1に示されているが、システムは、実装される際には、典型的には、他の基地局およびUEを含む。
各基地局5は、関連するセルを直接的に、又は1つ以上の(ホーム基地局、中継器、リモート無線ヘッド、及び/又は分散ユニットなどの)他のノードを介して間接的に制御する。基地局5は、4G及び5Gの双方、及び/又は他の任意の3GPP又は非3GPPの通信プロトコルをサポートするように構成されてもよい、ということが理解される。
UE3とそのサービング基地局5とは、適切なエアインタフェース(例えば、いわゆる「Uu」インタフェースなど)を介して接続される。隣接する基地局5は、基地局-基地局間インタフェース(いわゆる「X2」インタフェース、及び/又は「Xn」インタフェースなど)を介して互いに接続されてもよい。
コアネットワーク7は、電気通信システム1における通信をサポートするための幾つかの論理ノード(又は「機能」)を含む。この例において、コアネットワーク7は、CPF(control plane function:制御プレーン機能)10と1つ以上のUPF(user plane function:ユーザプレーン機能)11とを含む。CPF10は、1つ以上のAMF(Access and Mobility Management Function:アクセス及びモビリティ管理機能)10-1、1つ以上のSMF(Session Management Function:セッション管理機能)、及び幾つかの他の機能10-nを含む。
基地局5は、制御シグナリングの通信のための基地局5とAMF10-1との間のN2リファレンスポイント及びユーザデータの通信のための基地局5と各々のUPF11との間のN3リファレンスポイントなどの適切なインタフェース(又は「リファレンスポイント」)を介してコアネットワークノードに接続される。UE3は、各々(LTEにおけるS1リファレンスポイントに類似している)N1リファレンスポイントを通じて論理的なNAS(non-access stratum:非アクセス層)接続を介してAMF10-1に接続される。N1通信は基地局5を介して透過的にルーティングされる、ということが理解される。
UPF11は、ユーザデータの通信のためにリファレンスポイントN6を介して外部データネットワーク(例えば、インターネットなどのIPネットワーク)に接続される。
AMF10-1は、モビリティ管理に関連する機能を実行し、各々のUE3とのNASシグナリング接続を維持し、UE登録を管理する。AMF10-1は、また、ページングを管理するための役割も担う。SMF10-2は、(LTEにおけるMME機能の一部を形成した)セッション管理機能を提供し、(LTEにおけるサービングゲートウェイ及びパケットデータ網ゲートウェイによって提供される)幾つかの制御プレーン機能を付加的に組み合わせる。SMF10-2は、また、各々のUE3に対してIPアドレスを割り当てる。
この例では、UE3-1のうちの1つは、いわゆるREDCAP(低減されたケイパビリティ)UEであり、例えば、先行リリースのeMBB(ハイエンド拡張モバイルブロードバンド)及びURLLC(超高信頼低遅延通信)装置と比較して装置の複雑性が低減され、コンパクトなフォームファクタをサポートし、FDD TDDの両方のFR1及びFR2の周波数帯域をサポートするUEである。
電気通信システム1において使用されうる典型的なフレーム構成を図示する図2を参照すると、電気通信システム1の基地局5とUE3とは、時間領域において、10msの長さのフレームに編成されたリソースを使用して互いに通信する。各々のフレームは、10個の1msの長さの等しいサイズのサブフレームを含む。各々のサブフレームは、14個の等しい長さのOFDM(Orthogonal frequency-division multiplexing:直交周波数分割多重)シンボルを含む1つ以上のスロットに分割される。
図2に示すように、電気通信システム1は、複数の異なるニューメロロジ(SCS(サブキャリア間隔)、および、スロット長つまりOFDMシンボル長)をサポートする。具体的には、各ニューメロロジは、パラメータ「μ」によって識別され、ここで、μ=0は15kHz(LTE SCSに対応)を表す。現在、μのほかの値のSCSは、実質的には2の累乗でスケールアップすることによって、μ=0から導き出すことができる(すなわち、
Figure 0007298771000001
)。パラメータ「μ」とSCS(Δf)との間の関係は、表1に示すとおりである
Figure 0007298771000002
図3を参照すると、図3Aは、図1の電気通信システムにおいて複数のCORESETSを含むスロットの簡略図であり、図3Bは、図1の電気通信システムにおいて、PDCCH候補とリソースの様々な異なるグルーピングと間の関係の簡略図である。
図3Aに見られるように、電気通信システム1の基地局5は、基地局5によってPDCCHで送信されるDCI(ダウンリンク制御情報)をUE3がサーチすることができる、時間周波数リソースのセットを含む1つ以上のCORESET310により、REDCAP UE3-1などのUE3を設定することができる。各々のCORESETの長さは、最大3つのOFDMシンボルであってもよい。UE3のために設定されるCORESETは、典型的には、例えばRRCシグナリングによって設定される1つ以上のUE固有CORESETと、システム情報により、例えばMIB(master information block :マスター情報ブロック)により、設定される1つ以上の共通のCORESETとを含む。例えば、基地局5は、SIB1(システム情報ブロックタイプ1)を提供するPDSCH(物理ダウンリンク共有チャネル)のためのスケジューリングを提供するPDCCHをサーチする初期のCORESET(CORESET 0)を設定するためにMIBを使用するように設定される。
そのため、基地局5は、固有のUE3のためのDCI(ダウンリンク制御情報)を、そのUE3に定義されたUE固有CORESETのリソースを使用するPDCCHにおいて送信してもよい。
図3Bに示すように、PDCCHは、要求されるアグリゲーションレベル(L∈[1,2,4,8,16])に応じていくつかの(典型的には1,2,4,8,16個の)CCE(制御チャネル要素)で構成される。各CCEは、RE(リソース要素)で構成された、いくつかのREG(リソース要素グループ)をそれぞれ備えるいくつかの(典型的には1,2又は3個の)REGバンドル(リソース要素グループバンドル)で構成される。各REは、事実上リソースグリッドの最小単位であり、周波数領域における1つのサブキャリアと時間領域における1つのOFDMシンボルから構成される。REGは周波数領域における1つのリソースブロック(すなわち12のRE/サブキャリア)と時間領域における1つのOFDMシンボルとに対応する。
UE3がDCIをサーチしうる幾つかのサーチスペースは、基地局5によって動的に構成されてもよいし、又は事前に定義されてもよい。各々のサーチスペースは、UE3がデコードすることを試行することができる、所定のアグリゲーションレベルでCORESETのCCEによって形成される候補PDCCHのセットを含む。サーチスペースは、(例えば、基地局からUEへのRRCシグナリングを使用して)単一のUEに設定される1つ以上のUE固有サーチスペース(USS)、及び/又は、事前に定義され、従ってすべてのUE3に予め知られている1つ以上の共通のサーチスペース(CSS)、を含んでもよい。
例えば、典型的には、以下の5つのPDCCHサーチスペースセットが基本的な通信機能をサポートするように構成される。
・SIB1(システム情報ブロックタイプ1)のための共通サーチスペースセット、
・他のシステム情報のための共通サーチスペースセット、
・RACHのための共通サーチスペースセット、
・ページングのための共通サーチスペースセット、及び
・データ送受信のためのUE固有サーチスペースセット。
各々のCORESETを設定するパラメータは、ダウンリンク制御情報をサーチするためのCORESETの時間/周波数リソースを定義する。各々のCORESETは、CORESET識別子/インデックスによって(例えば、ControlResourceSetID IEなどを使用して)識別されてもよい。各々のサーチスペースを設定するパラメータは、サーチスペースが関連付けられたCORESETにおいて、どのように/どこでPDCCH候補をサーチするのか、を定義する。各々のサーチスペースは、サーチスペースの識別子/インデックスによって(例えば、SearchSpaceIDなどを使用して)識別されてもよい。各々のサーチスペースは、共通のグループ識別子又はインデックス(例えばsearchSpaceGroupIdなど)によって、サーチスペースのグループ又は「サーチスペースセット」の一部を形成する1つ以上の追加的なサーチスペースに関連付けられてもよい。
UE3は、PDCCH候補において提供されるあらゆる制御DCIをデコードするあらゆる試行が行なわれる前に、PDCCH候補を形成するCCEにおいて基地局によって送信されるDMRS(demodulation reference signals、復調基準信号)に基づいて必要なチャネル推定を実行するように構成される。
幾つかの異なるDCIフォーマットは、所定のUE3のために設定されるサーチスペースの1つにおけるPDCCH候補の1つに対応するPDCCHでの送信のために、要件に応じて、基地局5によって使用されうる。例えば、基地局5は、表2に記載されているように現在標準化されているDCIフォーマットの1つ以上を使用して、DCIを送信することができてもよい。
Figure 0007298771000003
REDCAP UEの低減されたケイパビリティは、これらのDCIフォーマットのすべてを監視するわけではないことを意味する場合がある。例えば、REDCAP UE3-1は、典型的には、サーチスペースセットグループのスイッチングのためにライセンスドバンドでのDCIフォーマット2_0(スロットフォーマットインディケータ)を監視するケイパビリティを有していないであろう。
図4を参照すると、図4Aは、DRX(不連続受信)メカニズムの簡略図であり、図4Bは、1つ以上のUEについてDRXアクティブ時間外に省電力情報を通知するためのDCIフォーマットの内容の簡略図である。
各々のUE3は、図4Aに図示したものと同様に、DRXモードで動作する能力を含む幾つかの省電力機能を実装することができるように構成され、UE3は、DRXサイクルのDRX非アクティブ、スリープ、又は「OFF」期間中に無線周波数回路及びフロントエンドハードウェアのスイッチをオフにし、PDCCH上のスケジューリング情報などの制御情報を監視し受信するために、DRXサイクルのアクティブ又は「ON」期間中に回路及びハードウェアのスイッチをオンにするように構成される。
但し、散発的なトラフィックの場合、オフ期間中に非アクティブ状態に戻る前に、DRXオン期間ごとにPDCCH候補を監視するために定期的にウェイクアップするのは、UE3にとって非効率的になる可能性がある。従って、REDCAP UES 3-1を含む各々のUE3は、オフ期間中に、特別のDCIフォーマット(DCIフォーマット2_6)の監視を継続するように構成される。そのDCIフォーマットは、潜在的なデータスケジューリングのために、次のDRXサイクルのオン期間の開始時にウェイクアップするか否かを所定のUE3に通知するために使用されるWUS(wake-up signal:ウェイクアップ信号)フィールド410を含む。
図4Aに見られるように、DCIフォーマット2_6の現行バージョンにおいて、WUSフィールド410は、ウェイクアップするべきであることをUE3に示すために「1」に設定され、ウェイクアップするべきでないことをUE3に示すために「0」に設定される単一ビットを含む。
図4Bに見られるように、DCIフォーマット2_6は、また、UEがウェイクアップした後、1つ以上のSCell(secondary cell:セカンダリセル)が休止しているままであるべきであるか否かを示す、SCell(セカンダリセル)休止インディケーションを含む。ブロッキングレート及びリソースオーバヘッドを低減するために、DCIフォーマット2_6を、グループ内の1つ以上のUEに対して複数のWUS410-1~410-n及びSCell休止インディケーション412-1~412-nを伝達するために使用することができ、グループ内の各UEは、ウェイクアップ・インディケーションの位置が設定される。
有利的には、電気通信ネットワーク1は、多くの有利なプロシージャ及び機能を実装する。これらのプロシージャ及び機能は、REDCAP UEとの関連で特に有用であるが、但し、付加的なPDCCH監視の柔軟性、信頼性、及び/又は効率を提供するために他のタイプのUEに対しても拡張されてもよい。これらのプロシージャ及び機能は、互いに左右されず、相互に排他的でもなく、そのため、互いに分離して個々に実装する、又は互いに組み合わせて実装することができる、ということが理解される。
動的なCORESET/サーチスペースON/OFF
例えば、電気通信ネットワーク1は、有利的には、所定のUE3に対して、CORESET及び/又はサーチスペースを動的にオン又はオフにすることを可能にするための多くのプロシージャを実装する。
特に有利なプロシージャにおいて、基地局5は、UE3がDRXサイクルの非アクティブ又はOFF部分からウェイクアップすると直ちに、CORESET及び/又はサーチスペースを再設定するようにUE3を設定することができる。具体的には、電気通信システム1において、DCIフォーマット2_6は、UE3がDRXオン期間中にウェイクアップしてアクティブになる際に、UE3によって監視されるべきCORESET及び/又はサーチスペースセットを、DRXアクティブ時間外に、各々のUE3に通知するように変更される。
有利的には、DCIフォーマット2_6のWUSフィールドは、UE3によって監視されるべき各々のCORESET及び/又はPDCCHサーチスペースセットのインディケーションを提供するように変更される。
そのため、基地局5は、UE3、特に、REDCAP UE3-1を動的に設定し、例えば、当初設定されたCCEの幾つかが他のアクティブなUE3によって占有されているためにブロッキングリスクが高い場合に、スリープの期間の後で、監視されるべきCORESET及び/又はサーチスペースセットを更新することができる。このように、動的なサーチスペースの「ON/OFF」は、REDCAP UE3-1を含むUE3によってサポートされており、UEがウェイクアップすると直ちにUE3が正しいサーチスペース/CORESETを監視することを開始することを保証するために、DRX動作モードと共に、適用することができる。
このアプローチは、したがって、同時監視されるサーチスペースセットの数の削減を可能にし、PDCCH監視を増加させることなく、UEがウェイクアップするのと同時にアクティブなサーチスペースセットが動的に再設定されることを可能にする。そのため、CORESET/サーチスペースは、データトラフィックに基づいて有利的に設定されることができ、それによって、スケジューリングの柔軟性を維持しながら、ブラインドデコードの試行数及びブロッキング確率を低減することができる、ということがわかる。
UE3がアクティブ状態にある際に、設定されたサーチスペースセットの幾つかが他の(より高い優先順位の)UEによってブロックされている場合、UE3、特にREDCAP UE3-1が、監視されるサーチスペースセットを更新することができるのも有用な場合がある、ということが理解される。
従って、別の特に有利なプロシージャにおいて、基地局5は、例えばDRXサイクルのオン期間中に、UE3がアクティブである間にCORESET及び/又はサーチスペースを再設定するようにUE3を設定することができる。具体的には、電気通信システム1は、また、アクティブ時間中に、UE3、特にREDCAP UE3-1によって、監視されるCORESET及び/又は関連するPDCCHサーチスペースセットを再設定するために、基地局5によって使用することができる変更されたDCIフォーマット1_1及び/又は0_1を実装する。有益には、この例では、DCIサイズの増加を回避するために、DCIフォーマットの1つ以上の既存のフィールドは、UE3によって監視されるべき各々のCORESET及び/又はPDCCHサーチスペースセットのインディケーションを提供するために再利用される。そのため、有益には、その変更から生じるPDCCH監視の増加はない。具体的には、この例では、CBGTI(CBG(Code Block Group:コードブロックグループ)transmission information:送信情報)フィールドが再使用されるが、代替的に、異なるフィールドを再利用することができるということも理解される。それにもかかわらず、異なる既存のフィールドを、インディケーションを提供するために再利用してもよいし、又は再利用されたフィールドの代わりに付加的な専用のフィールドを追加することができる、ということも理解される。
DCIフォーマット1_1/0_1の変更が、DCIフォーマット2_6の変更の代わりに、又はDCIフォーマット2_6の変更と共に、用いられてもよい、ということが理解される。CORESET及び/又はサーチスペースを再設定するためにDCIフォーマット1_1、0_1又は2_6において使用されるフィールドは、例えば、UE3が設定され得るCORESET及び/又はサーチスペースセットごとのON/OFF設定を表す個別のビットを有するビットマップの形式であってもよい(例えば、「1」が「ON」を示し、「0」は「OFF」を示し、又はその逆もまた同様)。例えば、REDCAP UE3-1が3つのサーチスペースセットをサポートすることができる場合、3つのアクティブなサーチスペースセットをオンまたはオフに切り替えるための動的なインディケーションのために、3ビットがDCIに導入されてもよく、ここで、「1」が「ON」を示し、「0」は「OFF」を示す。
RRC接続が確立された後、SIB1及び他のシステム情報のサーチスペースセットは、同時監視されるサーチスペースセットの数、従ってブラインドデコード試行の数を低減するために、有益に解放されてもよい。また、解放されたサーチスペースセットの代わりに、他の機能のためのサーチスペースセットを設定することもできる。例えば、プリエンプション、SFI(slot format indication:スロットフォーマットインディケーション)、グループTPC(transmit power control:送信電力制御)、省電力及び/又は同様のものに関する情報を制御するように、UE3によってサーチされるべきPDCCHサーチスペースセットを再設定することもできる。
有益には、電気通信システム1において、UE3により同時監視されるサーチスペースセットの最大数は、(例えば、3~8の範囲で)設定可能である。同時監視されるサーチスペースセットの最大数は、RRCシグナリングを使用して設定されてもよく、又は、UE3のUE省電力アシスタンス情報によって設定されてもよく、基地局5はUEの固有の設定のための適切な値を導出することができる、ということが理解される。
低減されたPDCCH監視のUEアシスタンス情報
様々なタイプの端末及びサービスをサポートするために、複数の低減されたPDCCH監視ケイパビリティは、REDCAP UE 3-1のための電気通信システム1に設定されてもよい。これをサポートするために、REDCAP UE3-1は、基地局に対して、その低減されたPDCCH監視ケイパビリティをレポートするように有益に設定される。
但し、UEケイパビリティの異なるセットを無制限に自由にレポートすることから生じるかもしれないネットワークの複雑性及び非効率性を軽減するために、複数の異なるUE省電力設定を定義するUE省電力プリファレンステーブル又はサブテーブルのセットが設定され、各々の省電力設定は、異なるそれぞれのパラメータセットを表す。特定のUE3の省電力設定のインディケーションは、この例では、UEアシスタンス情報の一部として、そのUE3によって基地局5に対してレポートされる。基地局5は、受信したインディケーションから、対応する省電力設定に適切に基づいてUE3を設定するための要件のセットを決定するように構成される。
PDCCH候補のドロップ
各々のUE3は、ブラインドデコード試行の最大数と、所定のスロット内でのチャネル推定の目的で使用されるCCEの最大数とが、事前設定される。UE3が制御情報をサーチしているとき、ブラインドデコード数又はCCE数のいずれかが、そのスロットにおけるUE3に定義された最大値を超過した場合に、未検索のPDCCH候補は、スキップされる(又は「ドロップされる」)ことになる。
これは、一部のサーチスペース、特に高いインデックスのUSSはサーチしたとしてもまれにしかサーチされない、という可能性を引き起こす。これは、ブラインドデコード試行の最大数、及びチャネル推定の目的に使用されるCCEの最大数が低減されうるREDCAP UEに特有の問題である。
従って、電気通信システム1は、有益には、どのサーチスペースを監視する必要があるのかを決定するための変更されたルールのセットを実装する。具体的には、電気通信システムは、サーチスペースセット間の改善されたバランスを提供し、それにより、PDCCH検出性能を改善するために、以下のルールバリエーションのうちの1つ以上を実装することができる。
1つのルールバリエーションでは、すべてのCSSが一旦サーチされると、常に最も低いインデックスのUSSから始めるのではなく、UEによって最初にサーチされるUSSをスロットごとに変える。これは、各々のスロットごとに最も高い優先順位を異なるUSSに割り当てることによって実現することができる。例えば、最も高い優先順位のUSSは、第1のスロットのうち最も低いインデックスを有するUSSから開始した後、昇順で、次のスロット中のうちの次に最も低いインデックスを有するUSSに再割り当てされるというように、スロット間でサイクル動作されてもよい。そして、USSは、最も高い優先順位のUSSから開始して、USSインデックスの増加順にサーチされる。最も高いインデックスのUSSがサーチされた際に、未検索のより低いインデックスのUSSがあり(及び最大のブラインドデコード/CCEに到達していない)場合、UEは、最も低いインデックスのUSSに戻り、最も低いインデックスのUSSからUSSインデックスの増加順に未検索のUSSをサーチすることを継続する。最も高いインデックスを有するUSSに最も高い優先順位を割り当てられた後、プロシージャは、最も高い優先順位を割り当てられている最も低いインデックスのUSSにより、次のスロットにて実質的に再開することができる。
別のルールバリエーションでは、ブラインドデコード試行の最大数は、(例えば、UE3にて設定された部分値などに基づいて)CSSとUSSとの間で実質的に共有される。一旦CSSサーチのブラインドデコード試行の割り当て分に到達していると、ブラインドデコード試行の最大数又はCCEの最大数に到達するまで(又は、サーチするUSSがなくなるまで)、UE3はUSSをサーチし始める。USSがすべてサーチされており、ブラインドデコード試行の最大数に到達していない場合、残りのあらゆるCSSもサーチすることができる。USSの優先順位付けは、USSインデックスの昇順であってもよいし、又は上述の最も高い優先順位のUSSのサイクル動作に基づいてもよい、ということが理解される。また、ブラインドデコード試行の最大数を共有することに加えて又はその代替として、USSの間又はCSSの間で、CCEの最大数を共有することもできる。
現行システムでは、サーチプロセス期間中に、所定のサーチスペース(例えばUSS)におけるPDCCH候補の数が、ブラインドデコード試行の最大数(及び/又はCCEの最大数)を超過せずにサーチすることができる数よりも大きい場合、サーチスペースセット全体は、そのサーチスペースセットのどのPDCCH候補もサーチされずに、ドロップされる。
有益には、別のルールバリエーションでは、UE3は、サーチスペースセットのPDCCH候補の数が、ブラインドデコード試行の最大数(及び/又はCCEの最大数)を超過せずにサーチすることができる数よりも大きい場合であっても、ブラインドデコード試行の最大数(及び/又はCCEの最大数)に到達するまで、そのサーチスペースセットのPDCCH候補をサーチし続けるように設定される。
不連続のPDCCH監視
制御情報をいつサーチするべきであるのかを知るために、UE3は、制御情報をサーチするべき複数のスロットを典型的には含むPDCCH監視機会を決定するように構成される。有益には、電気通信システム1において、UE3は、連続したスロットごとに連続的に、又は1つおきのスロットごと若しくは数スロットごとに不連続的に、PDCCHの監視をすることができるように構成可能である。
これは、より高いニューメロロジ(numerology)でのPDCCH監視のために使用されてもよい短いシンボル期間を考慮して(例えば、周波数帯域FR2のより高い周波数帯域をサポートするために)、より多くのUE接続をサポートするために特に有用である。
ユーザ機器
図5は、図1に示したUE3、特に、REDCAP UE3-1(例えば、産業用無線センサ、監視ビデオ機器、ウェアラブル装置又は他のユーザ機器)の主要な構成要素を示す概略ブロック図である。UE3がREDCAP UEであるものとして説明されているが、別の(非REDCAP)UE3として動作するように、UE3が構成されてもよい、ということが理解される。
図示したように、UE3は、1つ以上のアンテナ33を介して、基地局5に信号を送信し、当該基地局5から信号を受信するように動作可能なトランシーバ回路31を含む。UE3は、UE3の動作を制御するコントローラ37を有する。コントローラ37は、メモリ39に関連付けられ、トランシーバ回路31に結合される。その動作には必ずしも必要でないが、UE3は、もちろん、通常のUE3の通常の機能(例えば、ユーザによる直接制御及びユーザとの対話を可能にするための、タッチスクリーン/キーパッド/マイクロホン/スピーカ及び/又は同様のものなどのユーザインタフェース35)をすべて有してもよく、これは、必要に応じて、ハードウェア、ソフトウェア、及びファームウェアのいずれか1つ又は任意の組み合わせによって提供されてもよい。ソフトウェアは、メモリ39内にプリインストールされてもよく、及び/又は、例えば、電気通信ネットワークを介して若しくはRMD(removable data storage device:リムーバブルデータストレージ装置)からダウンロードされてもよい。
コントローラ37は、この例では、メモリ39内に記憶されたプログラム命令又はソフトウェア命令によって、UE3の全体の動作を制御するように構成される。図示したように、これらのソフトウェア命令は、とりわけ、オペレーティングシステム41、通信制御モジュール43、制御情報管理モジュール45、省電力管理モジュール47、アシスタンス情報管理モジュール49、RRCモジュール51、及びシステム情報モジュール53を含む。
通信制御モジュール43は、UE3とそのサービング基地局5(及び、さらなるUE及び/又はコアネットワークノードなどの、基地局5に接続された他の通信装置)との間の通信を制御するように動作可能である。通信制御モジュール43は、関連するアップリンクチャネルを介して(例えば、PUCCH(physical uplink control channel:物理アップリンク制御チャネル)及び/又はPUSCH(physical uplink shared channel:物理アップリンク共有チャネル)を介して)全体のアップリンク通信を処理し、関連するダウンリンクチャネルを介して(例えば、PDCCH(physical downlink control channel:物理ダウンリンク制御チャネル)及び/又はPDSCH(physical downlink shared channel:物理ダウンリンク共有チャネル)を介して)ダウンリンク通信の受信を処理するように構成される。通信制御モジュール43は、UE3によって使用されるリソースを決定し、UE3にどの帯域幅部分(又はサブバンド)を割り当てるのかを(例えば、トランシーバ回路31によってサポートされる帯域幅に基づいて)決定する役割を担う。
制御情報管理モジュール45は、基地局からのダウンリンク制御情報の受信に関するタスクを管理する役割を担う。これらのタスクは、制御情報をサーチする監視機会を識別することと、CORESET及びPDCCH候補をサーチするサーチスペースを設定し、再設定することと、チャネル推定を行うことと関連する探索を行うこととを含むCSS及び/又はUSSにおけるダウンリンク制御情報を監視することと、適切なDCIフォーマットを使用して基地局によってUE3に対して送信されるダウンリンク制御情報をデコードすることと、を含むが、但しこれらに限定するものではない。
省電力管理モジュール47は、UE3における省電力タスク、例えば、DRXモードにおける動作と、例えば、制御情報管理モジュール45が受信しデコードするDCIフォーマット2_6を使用して、基地局5によって提供されるWUSに対して応答することによって、DRXサイクルにおける適切な時間に、トランシーバ回路31の適切な部分をオン又はオフに切り替えることと、を管理する役割を担う。省電力管理モジュール47は、UE省電力プリファレンステーブルを保持する。
アシスタンス情報管理モジュール49は、基地局5がUEとの通信を適切に設定するのを支援するためのUEアシスタンス情報の生成と、必要であれば、基地局5に対するそのUEアシスタンス情報の送信とを管理する。アシスタンス情報は、UEのケイパビリティ及び/又は例えばUE省電力設定のインディケーションなどの設定に関する適切な情報を含んでもよい。
RRCモジュール51は、基地局5からのRRCシグナリングの受信と、基地局5に対するRRCシグナリングの送信とについての役割を担う。
システム情報モジュール53は、基地局5からのシステム情報の受信についての役割を担う。
基地局
図6は、図1に示した電気通信システム1のための基地局5の主要な構成要素を示す概略ブロック図である。図示したように、基地局5は、1つ以上のアンテナ53(例えば、アンテナアレイ/マッシブアンテナ)を介して(UE3などの)通信装置に信号を送信し該通信装置からの信号を受信するためのトランシーバ回路51と、コアネットワーク7におけるネットワークノードに信号を送信し、該ネットワークノードからの信号を受信するための(例えば、N2、N3、及び他のリファレンスポイント/インタフェースを含む)コアネットワークインタフェース55とを有する。図示しないが、基地局5は、また、適切なインタフェース(例えばNRにおけるいわゆる「Xn」インタフェース)を介して他の基地局に結合されてもよい。基地局5は、基地局5の動作を制御するコントローラ57を有する。コントローラ57は、メモリ59と関連付けられる。ソフトウェアは、メモリ59にプリインストールされていてもよいし、及び/又は、例えば、通信ネットワーク1を介して、又はRMD(removable data storage device:リムーバブルデータストレージ装置)から、ダウンロードしてもよい。コントローラ57は、この例では、メモリ59内に記憶されたプログラム命令又はソフトウェア命令によって、基地局5の全体の動作を制御するように構成される。
図示したように、これらのソフトウェア命令は、とりわけ、オペレーティングシステム61、通信制御モジュール63、制御情報管理モジュール65、省電力管理モジュール67、アシスタンス情報管理モジュール69、RRCモジュール71、及びシステム情報モジュール73を含む。
通信制御モジュール63は、基地局5と、UE3及び基地局5に接続される他のネットワークエンティティとの間の通信を制御するように動作可能である。通信制御モジュール63は、関連するアップリンクチャネルを介する(例えば、PUCCH(物理アップリンク制御チャネル)及び/又はPUSCH(物理アップリンク共有チャネル)を介する)アップリンク通信の受信全体を制御し、関連するダウンリンクチャネル(例えば、PDCCH(物理ダウンリンク制御チャネル)及び/又はPDSCH(物理ダウンリンク共有チャネル)を介する)を介したダウンリンク通信の送信を処理するように構成される。
制御情報管理モジュール65は、基地局からのダウンリンク制御情報の送信に関するタスクを管理する役割を担う。これらのタスクは、制御情報をサーチする監視機会を識別し、UE3に対してパラメータを送信する際に、UE3によって使用されるそれらのパラメータを生成することと、CORESETとPDCCH候補をサーチするサーチスペースとを設定する(及び再設定する)ための設定情報を生成することと、特定のUE3又はUE3のグループによる受信のためのダウンリンク制御情報を生成し、そのダウンリンク制御情報を、適切なDCIフォーマットを使用して、サーチスペースの対応するPDCCH候補のPDCCHを使用して送信することと、を含むが、これらに限定するものではない。
省電力管理モジュール67は、基地局側からのUE3のための省電力を管理する役割を担う。これは、例えば、DCIフォーマット2_6を使用して、UE3に対して提供されるWUSを使用することによって、UE3を非アクティブ状態からウェイクアップさせるためのトリガーを含んでもよい。省電力管理モジュール67は、また、(省電力プリファレンステーブルが基地局5によって設定される場合に、)UE3において省電力プリファレンステーブルを設定するための設定情報の送信をトリガーする役割を担ってもよい。
アシスタンス情報管理モジュール69は、基地局5がUEとの通信を適切に設定することを支援するためのUEアシスタンス情報のUE3からの受信及び解釈を管理する。アシスタンス情報は、UEのケイパビリティ及び/又は例えばUE省電力設定のインディケーションなどの設定に関する適切な情報を含んでもよい。
RRCモジュール71は、UE3からのRRCシグナリングの受信と、UE3に対するRRCシグナリングの送信とについての役割を担う。
システム情報モジュール73は、基地局のセル9におけるUEに対するシステム情報の送信についての役割を担う。
動的なCORESET/サーチスペースON/OFF
CORESET/サーチスペースの動的な再構成を提供するための種々の可能性のあるメカニズムは、ここでは、図7及び図8を参照して、単なる例として、より詳細に説明される。
DCIフォーマット2_6
図7Aは、所定のUE3がDRXサイクルのオン期間中にアクティブになるべきであるか否かを示すためにウェイクアップ信号が使用されるDRXサイクルの簡略図である。図7Aに見られるように、DCIフォーマット2_6のWUSフィールド410は、UE3がウェイクアップする前に、CORESET ON/OFFインディケーション及び/又はサーチスペースON/OFFインディケーションを提供するように設定される。
この例では、WUSフィールド410は、UE3が設定されうるCORESET及び/又はサーチスペースセットごとのON/OFF設定を表す個別のビットを有するビットマップの形式で提供される(例えば、「1」が「ON」を示し、「0」は「OFF」を示し、又はその逆も同様)。固有のCORESET(従って、そのCORESETを設定する関連するサーチスペース)に対するWUSフィールドの各々のビットのマッピングは、CORESET識別子/インデックス(例えばcontrolResourceSetId IE)に基づいてもよく、CORESET識別子の昇順(又は降順)で、各々のビットが異なる設定されたCORESETを表してもよい。
固有のサーチスペースセット(又はサーチスペースセットのグループ)に対するWUSフィールドの各々のビットのマッピングは、サーチスペース(例えば、SearchSpaceIDなどを使用)、又は共通サーチスペースグループ識別子/インデックス(例えばsearchSpaceGroupIdなど)に基づいてもよく、識別子/インデックスの昇順(又は降順)で、各々のビットが異なる設定されたサーチスペースセット又はサーチスペースセットのグループを表してもよい。
次のDRXサイクルで、UE3がウェイクアップするべきでないことを示すために、WUSフィールドがすべてゼロに設定されてもよい、ということが理解される。
図8Aは、図1の電気通信システム1において実装されうるプロシージャを示す簡略タイミング図であり、UE3がウェイクアップする前に、CORESET ON/OFFインディケーション及び/又はサーチスペースON/OFFインディケーションを提供するためにDCIフォーマット2_6のWUSフィールドが使用される。
図8Aに見られるように、UE3がDRXモードで動作しており、DRXオフ期間中にDRX非アクティブ状態にある場合、それにもかかわらず、S810において、DCIフォーマット2_6における制御情報の監視が行われる。S812において、基地局5が、UE3がウェイクアップすることを決定する場合、適切なCORESET及び/又はサーチスペースセット設定を決定する。そして、基地局5は、S814にて、DCIフォーマット2_6を使用して、対応するCORESET ON/OFFインディケーション及び/又は新たな設定を表すサーチスペースON/OFFインディケーションを提供するように設定されたWUSフィールドにより、ダウンリンク制御情報を送信する。
UE3は、次のDRXオン期間の開始時にアクティブ状態に移行し、S816にて、WUSフィールドのコンテンツに適切に基づいてそのCORESET及び/又はサーチスペースセットを設定する。
DCIフォーマット0_1/1_1
図7Bは、所定のUE3がDRXサイクルの次のオン期間中にアクティブになるべきであるか否かを示すためにウェイクアップ信号が使用されるDRXサイクルの簡略図である。図7Bにおいて、WUS信号は、WUSフィールド410が単一ビット又は図7Aを参照して説明したようなWUSフィールドである通常のDCI2_6の一部を形成してもよく、ここで、WUSフィールド410は、UE3がウェイクアップする前にCORESET ON/OFFインディケーション及び/又はサーチスペースON/OFFインディケーションを提供する。
図7Bに見られるように、UE3がDRXサイクルのオン期間中にアクティブである場合、DCI710は、(表3に要約されたような)DCIフォーマット0_1及び/又は(表4に要約されたような)DCIフォーマット1_1を使用して、基地局5によって提供される。このDCI710は、CORESET及び/又はサーチスペースセットの再設定が必要な場合に、CORESET ON/OFFインディケーション及び/又はサーチスペースON/OFFインディケーションを提供するように設定される。
Figure 0007298771000004
Figure 0007298771000005
この例では、DCI710のフィールド(例えば、CBGTIフィールド又は他の適切なフィールド)が、UE3が設定されてもよい各々のCORESET及び/又は各々のサーチスペースセットについてON/OFF設定を表す個別のビットを有するビットマップの形式であってもよい(例えば、「1」が「ON」を示し、「0」は「OFF」を示し、又はその逆もまた同様)。固有のCORESET(従って、そのCORESETを設定する関連するサーチスペース)に対するDCIフィールドの各々のビットのマッピングは、CORESET識別子/インデックス(例えばcontrolResourceSetId IE)に基づいてもよく、CORESET識別子の昇順(又は降順)で、各々のビットが異なる設定されたCORESETを表してもよい。
固有のサーチスペースセット(又はサーチスペースセットのグループ)に対するDCI710のフィールドの各々のビットのマッピングは、サーチスペース(例えば、SearchSpaceIDなどを使用)、又は共通サーチスペースグループ識別子/インデックス(例えばsearchSpaceGroupIdなど)に基づいてもよく、識別子/インデックスの昇順(又は降順)で、各々のビットが異なる設定されたサーチスペースセット又はサーチスペースセットのグループを表してもよい。
図8Bは、図1の電気通信システム1において実装されうるプロシージャを示す簡略タイミング図であり、ここで、DCIフォーマット0_1及び/又はDCIフォーマット1_1のフィールドは、UE3がアクティブな場合に(例えばDRXサイクルのDRXオン期間に)、CORESET ON/OFFインディケーション及び/又はサーチスペースON/OFFインディケーションを提供するために使用される。
図8Bに見られるように、UE3がDRXモードで動作しており、DRXオン期間中にアクティブ状態にある場合、S820にて、DCIフォーマット0_1及び/又は1_1における制御情報を監視する。基地局5が、S822にて、UE3がCORESET及び/又はサーチスペースセットの再設定を必要とすることを決定する場合、基地局5は、S824にて、対応するCORESET ON/OFFインディケーション及び/又は新たな設定を表すサーチスペースON/OFFインディケーションを提供するように設定されたフィールド(例えばCBGTIフィールド又は他の適切なフィールド)により、DCIフォーマット0_1及び/又は1_1を使用して、ダウンリンク制御情報を送信する。
UE3は、S826にて、受信したDCIフィールドのコンテンツに適切に基づいて、そのCORESET及び/又はサーチスペースセットを再設定する。
UE3は、ステップS822’からS824’に示されるような再設定プロシージャを繰り返すことによって、アクティブである間に、そのCORESET及び/又はサーチスペースセットを複数回有してもよい。
PDCCH監視の低減のためのUEアシスタンス情報
PDCCH監視の低減を容易にするためにUEアシスタンス情報を使用するための可能的なメカニズムは、ここで、図9を参照して、単なる例として、より詳細に説明される。
図9は、UE3が基地局に対してその低減されたPDCCH監視ケイパビリティをレポートするために、図1の電気通信システム1に実装されうるプロシージャを示す簡略タイミング図である。
図9に見られるように、UEは、S912にて、幾つかの個別の省電力設定を含む省電力プリファレンステーブル(又はサブテーブルのセット)を記憶し、この省電力テーブル(又はサブテーブルのセット)は、事前設定された標準化されたテーブルであってもよいし、又は(S910にて図示されたような)RRCシグナリング又は(S911にて図示されたような)システム情報を使用して、基地局5によって設定可能であってもよい。
UE省電力プリファレンステーブルは、複数の異なるUE省電力設定を定義しており、各々の省電力設定は、特性パラメータセットを含む異なるそれぞれの省電力アシスタンス情報を表す。
UE省電力アシスタンス情報は、UEの(例えば、REDCAP UEの)設定、省電力ケイパビリティ、及び/又は制約に関する任意の適切なパラメータを含んでもよい。例えば、省電力情報は、典型的には、設定可能なPDCCH監視パラメータと、アグリゲーションレベルごとのブラインドデコード試行の最大数及び/又はPDCCH候補の最大数などの(各々のSCSの)サーチスペース設定パラメータとを含む。また、一部の装置は小さなアグリゲーションレベルの使用をサポートしないかもしれないので、サポートされたアグリゲーションレベルの情報は、また、UE省電力プリファレンステーブルにおける特定の省電力設定を表す情報の一部を形成してもよい。
リリース16におけるリリースでは、最大10個の設定されたサーチスペースセットが存在し得るが、REDCAP UEについては、設定されたサーチスペースセットの最大数を低減してもよい。さらに、上記のように、このようなUEに対して、設定されたサーチスペースセットのすべてを同時に監視する必要があるとは限らない。例えば、REDCAP UEは、5つの設定されたサーチスペースセットをサポートしてもよいが、一度に監視できるのは3つのサーチスペースセットに対してのみ可能であってもよい。このような情報のレポートをサポートするために、UE省電力プリファレンステーブルは、また、各々の省電力設定の省電力アシスタンス情報に、設定可能なサーチスペースセットの最大数及び/又は同時監視されるサーチスペースセットの最大数を含めてもよい。
UE省電力アシスタンス情報は、また、予想されるUEバッテリ寿命、基準ビットレート、ピークビットレート、遅延などのユースケースのシナリオ関連情報を提供してもよい。
省電力プレファレンス情報(又はその一部)を形成してもよい一対のサブテーブルのフォーマット例を、以下の表5及び表6に示す。この例示的なテーブルが純粋に例示的であることが理解される。
Figure 0007298771000006
Figure 0007298771000007
図9のS914に見られるようなRRC再設定プロシージャに続くような適切な時機において、UE3は、S916にて、その低減されたケイパビリティ/ユースケースに対応する電力設定を表す1つ以上のインデックス又は同様の識別子を含むUEアシスタンス情報を基地局5に対して提供する。識別子は、例えば、省電力設定を形成する各々のテーブル又はサブテーブルの行に対応するそれぞれのインデックスの形式であってもよい。
この情報に基づいて、基地局5は、S918にて、UE3との通信を設定するために用いる適切なパラメータ及び設定を効率的に決定することができる。例えば、基地局は、適切なPDCCH監視パラメータ、及び周期性及び多重化オプションの適切な設定を決定することができる。
PDCCH候補のドロップ
サーチスペースが監視されるべき順序、及び/又はいつPDCCH候補をドロップすべきかを決定するための、様々なサーチスペース優先順位付けスキームは、ここで、図10~図12を参照して、より詳細に説明される。
USSの優先順位のサイクル動作
図10は、複数のサーチスペースにおける制御情報を、USSの優先順位サイクル動作ベースの優先順位付けスキームを使用してサーチするための、図1の電気通信システム1においてUE3によって実行されうるプロシージャを示す簡略フローダイヤグラムである。
図10に見られるように、特定のスロットにおける所定のPDCCH監視機会の開始時に、サーチされるサーチスペースは、S1010にて、最も高い優先順位の未検索のサーチスペースに最初に設定される。典型的には、サーチするCSSがある場合、これが最も高い優先順位CSSになる。S1012にて示すように、プロシージャは、この最も高い優先順位で未検索のサーチスペースをカレントサーチスペースとして継続する。
UE3は、S1018においてカレントサーチスペースについて別の未検索のPDCCH候補が依然として存在する限り、S1014にてカレントサーチスペースの各々のPDCCH候補のCCEに対してチャネル推定を実行し、そして、S1016にてそのPDCCH候補のブラインドデコードを試行することを順次進める。
S1018において、未検索のPDCCH候補がもはや存在しない場合、UE3は、S1020において、カレントスロットについて、未検索のサーチスペースセットが更に存在するか否かを判定する。S1020にて、未検索のサーチスペースが依然として存在する場合、UE3は、S1022にて、そのサーチスペースをサーチすることで、チャネル推定されたCCEの最大数及び/又はブラインドデコードの最大数を超過するか否かを、S1022にて、チェックする。S1022にて、チャネル推定されたCCEの最大数及び/又はブラインドデコードの最大数を超過せずに、サーチを継続することができる場合、UE3は、S1024にて、サーチされるカレントサーチスペースを次に最も高い優先順位サーチスペースに設定した後、S1020にてすべてのサーチスペースがサーチされるか、又はS1022にてチャネル推定されたCCEの最大数及び/又はブラインドデコードの最大数を超過せずにサーチを継続することができなくなるまで、S1012からS1024まで新たなカレントサーチスペースでプロシージャを繰り返す。
S1024において、サーチスペースの優先順位は以下の順序に従って決定される。
・未検索のCSSがカレントスロットに存在する場合、未検索のCSSが最も高い優先順位を有すると見なされる。
・サーチプロセスの開始に最も高い優先順位を持つUSSが、次に最も高い優先順位を有すると見なされる。より詳細には後述されるように、この最も高い優先順位のUSSは、未検索のUSSのうちのいずれか1つであり、スロットごとに変更する場合がある。
・そして、USSは、最も高いインデックスのUSSがサーチされるまで、最近サーチされたUSSからインデックスの昇順で優先順位を付けられる。
・そして、USSは、最も低いインデックスのUSSからインデックスの昇順に優先順位を付けられる(これは、最も高い優先順位のUSSでないので、まだサーチされていないと想定する)。
S1022にて、チャネル推定されたCCEの最大数及び/又はブラインドデコードの最大数を超過せずに、サーチが継続できない場合、S1026にて、残りのPDCCH候補はスキップされ、最も高いUSSの優先順位が再割り当てされる。具体的には、現在最も高い優先順位のUSSの後に、昇順で、次のインデックスを有するUSSに対して、最も高いUSSの優先順位が周期的に再割り当てされる。現在最も高い優先順位のUSSが最も高いインデックスのUSSを有する場合、最も高いUSSの優先順位が最も低いインデックスを有するUSSに対して再割り当てされる。
S1026にて、一旦、最も高いUSSの優先順位が再割り当てされていると、又はサーチスペースがすべてS1020にてサーチされていると、UE3は、S1010にて始まるプロシージャを繰り返す前に、S1028にて、現在の(又は次の)PDCCH監視機会の次のスロットを待つ。
これは、USSの優先順位のサイクル動作ベースの優先順位付けスキームが、サーチスペースが監視されるべき順序を決定するためにどのように使用されるのがよいかの単なる一例を表していることが理解される。S1010での現在の(又は次の)PDCCH監視機会の次のスロットをS1028にて待つ前に、サーチスペースがすべてS1020にてサーチされていた場合に、S1026にて、最も高い優先順位のUSSの再割当が、また行なわれてもよい、ということもまた理解される。
CSS/USS共有PDCCH候補
図11は、複数のサーチスペースにおける制御情報を、共有されたPDCCH候補の優先順位付けスキームを使用してサーチするための、図1の電気通信システム1においてUE3によって実行されうるプロシージャを示す簡略フローダイヤグラムである。
この例では、UE3は、CSSとUSSとの間でPDCCH候補の最大数をどのように共有するべきであるのかを示すパラメータで事前設定されて(又はRRCシグナリング又はシステム情報を使用して動的に設定されて)もよい。これは、CSS(又はUSS)をサーチしうるPDCCH候補の最大数の割合又はパーセンテージを単純に示す情報要素であってもよい。
図11に見られるように、特定のスロットにおける所定のPDCCH監視機会の開始時に、サーチされるサーチスペースは、S1110にて、最も高い優先順位の未検索のサーチスペースに最初に設定される。典型的には、サーチするCSSがある場合、これが最も高い優先順位CSSになる。S1112にて示すように、プロシージャは、この最も高い優先順位で未検索のサーチスペースをカレントサーチスペースとして継続する。
UE3は、S1118においてカレントサーチスペースについて別の未検索のPDCCH候補が依然として存在する限り、S1114にてカレントサーチスペースの各々のPDCCH候補のCCEに対してチャネル推定を実行し、そして、S1116にてそのPDCCH候補のブラインドデコードを試行することを順次進める。
S1118において、未検索のPDCCH候補がもはや存在しない場合、UE3は、S1120において、カレントスロットについて、未検索のサーチスペースセットが更に存在するか否かを判定する。S1120にて、未検索のサーチスペースが依然として存在する場合、UE3は、S1122にて、そのサーチスペースをサーチすることで、チャネル推定されたCCEの最大数及び/又はブラインドデコードの最大数が超過するか否かを、S1122にて、チェックする。S1122にて、チャネル推定されたCCEの最大数及び/又はブラインドデコードの最大数を超過せずに、サーチを継続することができる場合、UE3は、S1124にて、サーチされるカレントサーチスペースを次に最も高い優先順位サーチスペースに設定した後、S1120にてすべてのサーチスペースがサーチされるか、又はS1122にてチャネル推定されたCCEの最大数及び/又はブラインドデコードの最大数を超過せずにサーチを継続することができなくなるまで、S1112からS1124まで新たなカレントサーチスペースでプロシージャを繰り返す。
S1124において、サーチスペースの優先順位は以下の順序に従って決定される。
・カレントスロットに未検索のCSSが存在し、そのCSSをサーチしてもCSSのために設定された最大ブラインドデコード試行の割り当て分を超過しない場合、未検索のCSSは、最も高い優先順位を有すると見なされる。
・CSSのために設定される最大ブラインドデコード試行がそのCSSをサーチすることによって超過してしまう場合、最も低いインデックスを持つUSSは、次に最も高い見なし優先順位を有すると見なされる。
・そして、USSは、最も高いインデックスのUSSがサーチされるまで、最近サーチされたUSSからインデックスの昇順で優先順位を付けられる。
・すべてのUSSがサーチされている場合、S1122にて、チャネル推定されたCCEの最大数及び/又はブラインドデコードの最大数を超過しない限り、未検索のCSSもサーチすることができる。
S1122にて、チャネル推定されたCCEの最大数及び/又はブラインドデコードの最大数を超過せずに、サーチが継続できない場合、S1126にて、残りのPDCCH候補はスキップされる。
S1126にて、残りのPDCCH候補がスキップされている場合、又はサーチスペースがすべてS1120にてサーチされている場合、UE3は、S1110にて始まるプロシージャを繰り返す前に、S1128にて、現在の(又は次の)PDCCH監視機会の次のスロットを待つ。
これは、共有されたPDCCH候補ベースの優先順位付けスキームが、サーチスペースが監視されるべき順序を決定のためにどのように使用されるのがよいかの単なる一例を表していることが理解される。図10を参照して説明したようなスロットごとの最も高い優先順位のUSSの再割当と共に、これを使用することができ得るということもまた理解される。
サーチスペースの部分的なサーチ
図12は、サーチスペース(例えばUSS)における制御情報についての部分的な捜索を容易にするための、図1の電気通信システム1において、UE3によって実行されうるプロシージャを示す簡略フローダイヤグラムである。
図12に見られるように、特定のスロットにおける所定のPDCCH監視機会の開始時に、サーチされるサーチスペースは、S1210にて、最も高い優先順位の未検索のサーチスペースに最初に設定される。典型的には、サーチするCSSがある場合、これが最も高い優先順位のCSSになる。S1212にて示すように、プロシージャは、この最も高い優先順位で未検索のサーチスペースをカレントサーチスペースとして継続する。
UE3は、S1214にて、カレントサーチスペースの各々のPDCCH候補のCCEについてチャネル推定を行い、そして、S1218にてカレントサーチスペースについて別の未検索のPDCCH候補が依然としてあり、S1222にてチャネル推定されたCCEの最大数及び/又はブラインドデコードの最大数に達していない限り、S1216にて、そのPDCCH候補のブラインドデコードを試行することを順次進める。
S1218において、未検索のPDCCH候補がもはや存在しない場合、UE3は、S1220において、カレントスロットについて、未検索のサーチスペースセットが更に存在するか否かを判定する。S1220にて、未検索のサーチスペースが依然として存在する場合、UE3は、S1224にて、サーチされるカレントサーチスペースを次に最も高い優先順位サーチスペースに設定した後、S1220にてすべてのサーチスペースがサーチされるか、又はS1222にてチャネル推定されたCCEの最大数及び/又はブラインドデコードの最大数を超過せずにサーチを継続することができなくなるまで、S1212からS1224までの新たなカレントサーチスペースのためのプロシージャを繰り返す。
S1224において、サーチスペースの優先順位は、USSよりもCSSが優先され、USSインデックスの昇順でUSSに優先順位が付けられるという標準的なルールに基づいてもよい。それにもかかわらず、図10を参照して説明したようなスロットごとに最も高い優先順位のUSSが再割り当てされるUSSの優先順位サイクル動作のアプローチを組み込むように、図12のプロシージャを改善することができる、ということが理解される。図11を参照して説明したようなCSSとUSSとの間でPDCCH候補が共有される共有PDCCH候補のアプローチを組み込むように図12のプロシージャを改善することができる、ということもまた理解される。
S1222にてチャネル推定されたCCEの最大数及び/又はブラインドデコードの最大数を超過することなくサーチを継続することができない場合、カレントサーチスペースが完全にサーチされていなくても、残りのPDCCH候補は、S1226にて、スキップされる。
S1226にて、残りのPDCCH候補がスキップされている場合、又はサーチスペースがすべてS1220にてサーチされている場合、UE3は、S1210にて始まるプロシージャを繰り返す前に、S1228にて、現在の(又は次の)PDCCH監視機会の次のスロットを待つ。
これは、部分的なサーチスペースのサーチメカニズムをどのように実装してよいのかを単なる一例として表している、ということも理解される。
不連続のPDCCH監視
不連続のPDCCH監視のためのメカニズムは、図1の電気通信システム1の監視機会期間中のPDCCH監視を示す図13を参照して、単なる例として、ここで、説明される。
制御情報をいつ検索するのかを知るために、UE3は、制御情報を検索すべきPDCCH監視機会であって、典型的には複数のスロットを含むPDCCH監視機会を決定するように設定される。各監視機会のこの開始スロットは、基地局5によってUE3に設定されたいくつかのパラメータ(例えば、サーチスペースを定義するパラメータ)に基づいて決定される。これらのパラメータは、
Figure 0007298771000008
個のスロットのPDCCH監視周期と、
Figure 0007298771000009
個のスロットのPDCCH監視オフセットと、PDCCH監視のためのスロット内のCORESETの第1のシンボルを示すPDCCH監視パターンと、サーチスペースセットが拡張するスロット数を示す
Figure 0007298771000010
個のスロットの期間とを含む。
具体的には、所定のサーチスペースsについては、
Figure 0007298771000011
である場合(ここで、
Figure 0007298771000012
は現在のSCS設定μのフレーム当たりのスロット数である)、PDCCH監視機会は、(番号
Figure 0007298771000013
の)所定のフレームの(番号
Figure 0007298771000014
の)所定のスロット内に存在すると決定される。UEは、スロット
Figure 0007298771000015
から開始して、
Figure 0007298771000016
個の連続したスロットについてサーチスペースセットsのPDCCH候補を監視し、次の
Figure 0007298771000017
個の連続したスロットについては、サーチスペースセットsのPDCCH候補を監視しない。
図13に示すように、電気通信システム1において、UE3は、
Figure 0007298771000018
個の連続したスロットのうちG個のスロットごとに1つのスロットを監視することができるように設定可能であり、ここで、Gは、監視機会のスロットをどのくらいの頻度で監視するべきであるのかを示す設定可能な「監視規則」パラメータなどである。
図13に示すように、パラメータGは、整数値の集合(例えば、G={1,2,4,…})から選択されたスロット数を表現する整数値に設定されてもよい、整数値の集合の中の昇順で第2番目及び後続の連続する各値は、有利なことに、先行する値の2倍になる場合がある。これは有利なことに、使用中のニューメロロジμに基づいて、監視機会のスロットが監視される規則をスケジューリングされることを可能にし、概してμのより高い値に対してより高いG値が使用される。
パラメータGは、設定されたニューメロロジに基づいて、暗黙的に設定されてもよいし、又はRRCシグナリングを使用して、基地局5によって明示的に設定されてもよい。例えば、パラメータGは、各ニューメロロジμとパラメータGの対応する値との間のマッピングを提供するテーブル、又は数学関数によって、ニューメロロジμに対して暗黙的にリンクされてもよい。
Gなどの設定可能なパラメータの仕様は、スロットが所定の監視機会内でPDCCHについて監視される規則を変更するためのより大きな柔軟性を提供するが、UE3は、スロットを連続的に監視するか、又は、
Figure 0007298771000019
個の連続したスロットの1つおきのスロットを監視するように設定可能である。
変形例及び代替例
様々な改善の詳細な例を、上記に説明してきた。当業者が理解するように、上記の例に対して、多数の変形及び代替を行うことができ、そこで実施される本発明の利点を得ることができる。
例えば、通信ネットワークの装置の新たな有用な機能が、特に5G/NR通信技術を参照して説明されてきたが、例えば、3GPPの一部として開発された他の通信技術などの他の通信技術を使用する通信システムの装置に、この有用な機能を実装してもよい、ということも理解される。例えば、基地局及びUEは、5G基地局(gNB)及び対応するUEとして説明されてきたが、上記の機能は、LTE/LTEアドバンスト通信技術を実装するRANノード(eNBs)及びUE、又は3GPPから派生した通信技術を使用して開発された他の通信技術を実装するRANノード及びUEに対して適用されてもよい、ということも理解される。
上述の様々な改善点は、REDCAP UE及びREDCAP UEをサポートするための基地局及び他の装置に適切に実装される際に特に有用性がある、ということも理解される。しかしながら、本改善点は、同様の利点を提供するために非REDCAP UE及び関連装置にも実装されてもよい。
上記の例では、基地局は、UEと通信するために3GPP無線通信(無線アクセス)技術を使用する。但し、他の無線通信技術(すなわち、WLAN、Wi-Fi、WiMAX、Bluetoothなど)も、上記の例示的な実施形態に従って基地局とUEとの間で使用することができる。上記の例示的な実施形態は、また、「非モバイル」若しくは概して固定式のユーザ機器に対しても適用可能である。
上記の説明では、UE及び基地局は、理解を容易にするため、幾つかのディスクリートな機能コンポーネント又はモジュールを有するものとして説明されている。これらのモジュールは、例えば、既存のシステムが本発明を実装するように変形された特定の用途のために、又は、例えば、最初から本発明の特徴を念頭に置いて設計されたシステムにおける他の用途のために、このように提供されてもよいが、その一方で、これらのモジュールは、オペレーティングシステム又はコードの全体に組み込まれてもよく、従って、これらのモジュールは、別個のエンティティとして識別できなくてもよい。
上記の例示的な実施形態では、多数のソフトウェアモジュールを説明した。当業者が理解するように、ソフトウェアモジュールは、コンパイルされた形態またはコンパイルされていない形態で提供されてもよく、コンピュータネットワーク上の信号として、または記録媒体上で、基地局、モビリティ管理エンティティ、又はUEに供給されてもよい。更に、このソフトウェアの一部又は全部によって実行される機能は、1つ以上の専用ハードウェア回路を使用して実行してもよい。但し、ソフトウェアモジュールの使用は、基地局、又はUEの機能を更新するために、それらの更新を容易にするので好ましい。
各コントローラは、例えば、1つ以上のハードウェアで実装されたコンピュータプロセッサ、マイクロプロセッサ、CPU(central processing unit:中央処理装置)、ALU(arithmetic logic unit:算術論理ユニット)、IO(input/output:入出力)回路、内部メモリ/キャッシュ(プログラム及び/又はデータ)、プロセッシングレジスタ、通信バス(例えば、制御、データ、及び/又はアドレスバス)、DMA(direct memory access:ダイレクトメモリアクセス)機能、ハードウェア又はソフトウェアで実装されたカウンタ、ポインタ、及び/又はタイマ、及び/又は同様のものを含む(但しそれらに限定はされない)任意の適当な形式の処理回路を備えてもよい。様々な他の変形が当業者には明らかであり、ここでは、それ以上詳細には説明しない。
基地局は、「CU」(central unit:中央ユニット)を有する「分散」基地局と、1つ以上の分離したDU(distributed unit:分散ユニット)とを含んでもよい。
本開示におけるユーザ機器(又は「UE」、「モバイルステーション」、「モバイルデバイス」又は「ワイヤレスデバイス」)は、ワイヤレスインタフェースを介してネットワークに接続されたエンティティである。
なお、本開示は、専用通信デバイスに限定されるものではなく、以下の段落で説明する通信機能を有する任意のデバイスに適用することができる。
「ユーザ機器」又は「UE」(3GPPで使用される用語)、「モバイルステーション」、「モバイルデバイス」、及び「ワイヤレスデバイス」という用語は、一般的には、互いに同義であることが意図されており、端末、携帯電話、スマートフォン、タブレット、セルラIoTデバイス、IoTデバイス、機械などのスタンドアロンのモバイルステーションを含む。「モバイルステーション」及び「モバイルデバイス」という用語は、長期間静置されたままであるデバイスも包含することが理解されよう。
UEは、例えば、生産又は製造のための機器のアイテム、及び/又はエネルギー関連の機械のアイテム(例えば、ボイラー、エンジン、タービン、ソーラーパネル、風力タービン、水力発電機、熱発電機、原子力発電機、バッテリ、原子力システム及び/又は関連機器、重電機械、真空ポンプを含むポンプ、コンプレッサ、ファン、送風機、油圧機器、空気圧機器、金属加工機械、マニピュレータ、ロボット及び/又はそれらのアプリケーションシステム、工具、金型又はダイ、ロール、搬送機器、昇降機器、資材処理機器、繊維機械、縫製機、印刷及び/又は関連機械、製紙機械、化学機械、鉱業及び/又は建設機械及び/又は関連機器、農業、林業及び/又は漁業のための機械及び/又は器具、安全及び/又は環境保全機器、トラクタ、精密ベアリング、チェーン、ギア、送電機器、潤滑機器、バルブ、パイプ継手などの機器若しくは機械、及び/又は前述の機器若しくは機械のうちのいずれかのアプリケーションシステムなど)であり得る。
UEは、例えば、輸送機器(例えば、ローリングストック、自動車、モータサイクル、自転車、電車、バス、カート、人力車、船、その他の船舶、航空機、ロケット、衛星、ドローン、バルーンなどの輸送機器)のアイテムであり得る。
UEは、例えば、情報通信機器(例えば、電子コンピュータ及び関連機器、通信及び関連機器、電子部品などの情報通信機器)のアイテムであり得る。
UEは、例えば、冷凍機、冷凍機適用製品、貿易及び/又はサービス産業機器のアイテム、自動販売機、自動サービス機、事務機械又は機器、消費者向け電子及び電化製品(例えば、オーディオ機器、ビデオ機器、スピーカ、ラジオ、テレビ、電子レンジ、炊飯器、コーヒーマシン、食洗機、洗濯機、乾燥機、電子ファン又は関連電化製品、掃除機などの消費者向け電化製品)であり得る。
UEは、例えば、電気応用システム又は機器(例えば、X線システム、粒子加速器、放射性同位体機器、音響機器、電磁的応用機器、電力応用機器などの電気応用システム又は機器)であり得る。
UEは、例えば、電子ランプ、照明器具、測定機器、分析器、テスタ、又は測量若しくは感知機器(例えば、煙警報器、人警報センサ、モーションセンサ、ワイヤレスタグなどの測量若しくは感知機器)、腕時計又は置時計、実験器具、光学装置、医療機器及び/又はシステム、武器、刃物、手工具などであり得る。
UEは、例えば、無線を備えた携帯情報端末又は関連機器(他の電子デバイス(例えば、パーソナルコンピュータ、電気測定機)への取り付け又は挿入のために設計された無線カードまたはモジュールなど)であり得る。
UEは、さまざまな有線及び/又は無線通信技術を使用して、「モノのインターネット」(IoT)に関して、以下で説明するアプリケーション、サービス、及びソリューションを提供するデバイス又はシステムの一部であり得る。
モノのインターネットデバイス(又は「モノ」)は、適切な電子機器、ソフトウェア、センサ、及び/又はネットワーク接続などを備えてもよく、これにより、これらのデバイスが相互に、及び他の通信デバイスとで、データを収集及びやり取りすることを可能にする。IoTデバイスは、内部メモリに格納されているソフトウェアの指示に従う自動化された機器で構成され得る。IoTデバイスは、人の監視ややり取りを必要とせずに動作し得る。IoTデバイスは、長期間静置されたままであったり、非アクティブのままであったりし得る。IoTデバイスは、(一般的に)据置式の装置の一部として実装され得る。IoTデバイスは、据置式ではない装置(例えば、車両)に組み込まれたり、監視/トラッキングする動物や人に取り付けたりし得る。
IoT技術は、データを送受信するために通信ネットワークに接続することができる任意の通信デバイスに実装することができ、このような装置は通信デバイスが人による入力又はメモリに格納されたソフトウェア命令により制御されるか否かに関係なく実装できることが理解されよう。
IoTデバイスは、MTC(Machine-Type Communication:マシンタイプ通信)デバイス又はM2M(Machine-to-Machine:マシンツーマシン)の通信デバイスと呼ばれることもあることが理解されよう。UEは、1つ以上のIoT又はMTCアプリケーションをサポートしてもよいことが理解されよう。MTCアプリケーションのいくつかの例を、以下の表に列挙する。このリストは、網羅的なものではなく、マシンタイプ通信アプリケーションのいくつかの例を示すことを意図している。
Figure 0007298771000020
アプリケーション、サービス、及びソリューションは、MVNO(Mobile Virtual Network Operator:モバイル仮想ネットワークオペレータ)サービス、緊急無線通信システム、PBX(Private Branch eXchange:構内電話交換機)システム、PHS/デジタルコードレステレコミュニケーションシステム、POS(Point of sale:販売時点)システム、広告発呼システム、MBMS(Multimedia Broadcast and Multicast Service:マルチメディア放送及びマルチキャストサービス)、V2X(Vehicle to Everything)システム、電車無線システム、位置関連サービス、災害/緊急無線通信サービス(Disaster/Emergency Wireless Communication Service)、コミュニティサービス、ビデオストリーミングサービス、フェムトセルアプリケーションサービス、VoLTE(Voice over LTE)サービス、課金サービス、無線オンデマンドサービス、ローミングサービス、アクティビティ監視サービス、通信事業者/通信NW選択サービス、機能制限サービス、PoC(Proof of Concept)サービス、個人情報管理サービス、アドホックネットワーク/DTN(Delay Tolerant Networking:遅延トレラントネットワーキング)サービスなどであり得る。
更に、上記のUEカテゴリは、本文書に記載されている技術的アイデア及び例示的な実施形態の適用例にすぎない。言うまでもなく、これらの技術的アイデア及び例示的な実施形態は、上記のUEに限定されず、上記UEに対してさまざまな変形をなすことができる。
様々な他の変形が当業者には明らかであり、ここでは、それ以上詳細には説明しない。
(付記1)
通信システムにおける無線アクセスネットワークと通信するUE(user equipment:ユーザ機器)によって行われる方法であって、
前記無線アクセスネットワークが制御情報を送信しうる少なくとも1つのセットの制御リソースを構成するための第1の情報と、制御情報をサーチするための前記セットの制御リソース内に少なくとも1つのサーチスペースを構成するための第2の情報とを、前記無線アクセスネットワークから受信することと、
前記少なくとも1つのセットの制御リソース内の前記少なくとも1つのサーチスペース内で前記無線アクセスネットワークにより送信されるDCI(Downlink Control Information:ダウンリンク制御情報)を監視することと、
前記第1の情報により構成された前記少なくとも1つのセットの制御リソース、又は前記第2の情報により構成された前記少なくとも1つのサーチスペースを再構成するための第3の情報を含むDCIを、前記無線アクセスネットワークから受信することと、
前記第3の情報により再構成された前記セットの制御リソース内の少なくとも1つのサーチスペース内で前記無線アクセスネットワークにより送信されるDCIを監視することと、を備え、
前記第3の情報は、前記UEがDCIの監視を停止する、DCIの監視を開始する、又はDCIの監視を継続する、前記第1の情報により構成される少なくとも1つのセットの制御リソース又は前記第2の情報により構成される少なくとも1つのサーチスペースのインディケーションを提供するように構成される、方法。
(付記2)
前記第3の情報は、前記第3の情報の前記インディケーションは、ビットマップの各々のビットが、前記第1の情報により構成されたそれぞれのセットの制御リソース、又は前記第2の情報により構成されたそれぞれのサーチスペースを表す前記ビットマップを含み、オプションでビットマップのビットが、前記UEがDCIの監視を停止することを示すために「0」に設定され、前記UEがDCIの監視を開始する又はDCIの監視を継続することを示すために「1」に設定される、付記1記載の方法。
(付記3)
前記UEは、DRX(Discontinuous Reception:不連続受信)モードで動作しており、DRXサイクル期間中の非アクティブ状態の間に前記第3の情報を受信する、付記1又は2記載の方法。
(付記4)
前記UEは、前記DRXサイクルのオフ期間中の非アクティブ状態にある間に、前記DRXサイクルの前記オフ期間中に受信可能なDCIフォーマットのフィールで前記第3の情報を受信する、付記3記載の方法。
(付記5)
前記第3の情報は、DCIフォーマット2_6、オプションでDCIフォーマット2_6のWUS(Wake-Up Signal:ウェイクアップ信号)フィールドで受信される、付記4記載の方法。
(付記6)
前記UEは、前記DRXサイクルのオン期間中の前記非アクティブ状態にある間に、前記第3の情報を受信する、付記3記載の方法。
(付記7)
前記第3の情報は、DCIフォーマット0_1又はDCIフォーマット1_1のフィールド、オプションでDCIフォーマット0_1又はDCIフォーマット1_1のフィールドのCBGTI(CBG(Code Block Group:コードブロックグループ)Transmisson Information:CBG送信情報)フィールドで受信される、付記3又は6記載の方法。
(付記8)
前記UEは、前記UEにより同時に監視することができる最大数のセットのサーチスペースを識別する情報を記憶し、前記情報は、複数の異なる値のいずれかに構成可能である、付記1乃至7のうち何れか1項記載の方法。
(付記9)
少なくとも1つのセットの受信用リソースを構成するための前記第1の情報、及び/又は少なくとも1つを構成するための前記第2の情報が、RRC(Radio Resource Control:無線リソース制御)シグナリングを用いて受信される、付記1乃至8のうち何れか1項記載の方法。
(付記10)
通信システムにおける無線アクセスネットワークと通信するUE(user equipment:ユーザ機器)によって行われる方法であって、
複数の可能性のある省電力構成の各々を、その電力構成を特徴づけるパラメータセットにマッピングするための情報を取得することと、
前記UEの構成又はケイパビリティを表す、前記複数の省電力構成のうちの少なくとも1つの省電力構成のインディケーションを含むUEアシスタンス情報を、前記無線アクセスネットワークに提供することと、
を備える方法。
(付記11)
複数の可能性のある省電力構成の各々をその電力構成を特徴づけるパラメータセットにマッピングするための前記情報は、各々の省電力構成を表す少なくとも1つのインデックスをそれぞれ含み、少なくとも1つの省電力構成の前記インディケーションは、前記少なくとも1つの省電力構成の各々にそれぞれ対応する少なくとも1つのインデックスを含む、付記10記載の方法。
(付記12)
複数の可能性のある省電力構成の各々をその電力構成に特徴づけるパラメータセットにマッピングするための前記情報は、少なくとも1つのテーブルを含む、付記10又は11記載の方法。
(付記13)
サーチスペースの構成に用いる少なくとも1つのパラメータと、前記UEが制御信号を監視する監視機会を構成する際に用いるための少なくとも1つのパラメータと、前記UEによりサポートされるブラインドデコード試行の最大数を示す少なくとも1つのパラメータと、前記UEでサポートされるアグリゲーションレベルごとのPDCCH(Physical Downlink Control Channel:物理ダウンリンク制御チャネル)候補の最大数を示す少なくとも1つのパラメータと、前記UEでサポートされるチャネル推定のためのCCE(Control Channel Element:制御チャネル要素)の最大数を示す少なくとも1つのパラメータと、前記UEでサポートされる対応するアグリゲーションレベルを示す少なくとも1つのパラメータと、前記UEでサポートされる構成可能なサーチスペースセットの最大数を示す少なくとも1つのパラメータと、前記UEでサポートされる同時監視されるサーチスペースセットの最大数を示す少なくとも1つのパラメータと、予想されるUEバッテリ寿命を表す少なくとも1つのパラメータと、前記UEの基準ビットレート要件を表す少なくとも1つのパラメータと、前記UEのピークビットレート要件を表す少なくとも1つのパラメータと、前記UEの遅延要件を表す少なくとも1つのパラメータと、のパラメータリストからの少なくとも1つのパラメータを、前記省電力構成を特徴づけるパラメータセットが含む、付記10乃至12記載の方法。
(付記14)
通信システムにおける無線アクセスネットワークと通信するUE(user equipment:ユーザ機器)によって行われる方法であって、
少なくとも1つのセットの制御リソース内における、少なくとも1つのCSS(Common Search Space:共通サーチスペース)と少なくとも1つのUSS(UE Specific Search Space:UE固有サーチスペース)を含む、複数のサーチスペース内で前記無線アクセスネットワークにより送信されたDCI(Downlink Control Information:ダウンリンク制御情報)を、監視機会の期間中に監視することを備え、
前記制御リソースのセットは少なくとも1つの制御チャネル要素を含み、各々のサーチスペースはDCIをサーチするためのそれぞれのセットのPDCCH(Physical Downlink Control Channel:物理ダウンリンク制御チャネル)候補を含み、
前記監視することは、前記監視機会のカレントスロット期間中に、
(a)カレントスロットでサーチされていない複数のサーチスペースのうちの第1のサーチスペースをカレントサーチスペースとして扱い、前記カレントサーチスペースのサーチの終了がトリガーされるまで、前記カレントサーチスペースの各々のPDCCH候補のブラインドデコードを順番に試行することと、
(b)前記カレントサーチスペースが完全にサーチされ、前記複数のサーチスペースが前記カレントスロットでサーチされていない残りのサーチスペースを少なくとも1つ含む場合に、前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされない限り、前記カレントスロットで次にサーチされるサーチされていない残りのサーチスペースを選択して前記選択したサーチスペースを前記カレントサーチスペースとしてステップ(a)及び(b)を繰り返すことと、
(c)前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされる場合に、前記監視機会でのサーチの終了がトリガーされるまで、前記カレントスロットとしての後続スロットの監視機会の期間中にステップ(a)乃至(c)を繰り返すことと、を含み、
ステップ(b)を行う前に、少なくとも1つのUSSは、前記カレントスロットについて最も高い優先順位のUSSになるように割り当てられ、
ステップ(b)で次にサーチされるサーチスペースを選択する場合に、前記UEは、最も高い優先順位を有するUSSから開始してUSSに優先順位を付けることを必要とする優先順位付けスキームに基づいて、前記カレントスロットでサーチされていない前記残りのサーチスペースに優先順位を付け、
当該方法は、前記後続スロットの前記監視機会の期間中にステップ(a)乃至(c)を繰り返す前に、異なるUSSを最も高い優先順位のUSSに再割り当てすることを更に備える、方法。
(付記15)
ステップ(b)で次にサーチするサーチスペースを選択する場合、最も高い優先順位のUSSに優先順位を付けた後に、前記USSは、最も高いUSSインデックスを有するUSSに到達するまではUSSインデックスの昇順で、その後で前記カレントスロットでサーチがまだ行われていない場合には最も低いUSSインデックスを有するUSSからUSSインデックスの昇順で、優先順位付けられる、付記14記載の方法。
(付記16)
異なるUSSを最も高い優先順位のUSSに再割り当てする場合、前記UEは、より高いインデックスのUSSが前記カレントスロットでサーチされていない場合での現在最も高い優先順位のUSSの前記USSインデックスに対して昇順で次のUSSインデックスを有するUSSに最も高い優先順位を再割り当てし、
前記カレントスロットでまだサーチされていない場合に前記現在最も高い優先順位のUSSが最も高いインデックスのUSSである場合に、最も低いUSSインデックスを有する前記USSに最も高い優先順位を再割り当てする、付記14又は15記載の方法。
(付記17)
通信システムにおける無線アクセスネットワークと通信するUE(user equipment:ユーザ機器)によって行われる方法であって、
少なくとも1つのセットの制御リソース内における、少なくとも1つのCSS(Common Search Space:共通サーチスペース)と少なくとも1つのUSS(UE Specific Search Space:UE固有サーチスペース)を含む、複数のサーチスペース内で前記無線アクセスネットワークにより送信されたDCI(Downlink Control Information:ダウンリンク制御情報)を、監視機会の期間中に監視することを備え、
前記制御リソースのセットは少なくとも1つのCCE(Control Channel Element:制御チャネル要素)を含み、各々のサーチスペースはDCIをサーチするためのそれぞれのセットのPDCCH(Physical Downlink Control Channel:物理ダウンリンク制御チャネル)候補を含み、各々のPDCCH候補が少なくとも1つのCCEを含み、
前記監視することは、前記監視機会のカレントスロット期間中に、
(a)カレントスロットでサーチされていない複数のサーチスペースのうちの第1のサーチスペースをカレントサーチスペースとして扱い、前記カレントサーチスペースのサーチの終了がトリガーされるまで、前記カレントサーチスペースの各々のPDCCH候補のブラインドデコードを順番に試行することと、
(b)前記カレントサーチスペースが完全にサーチされ、前記複数のサーチスペースが前記カレントスロットでサーチされていない残りのサーチスペースを少なくとも1つ含む場合に、前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされない限り、前記カレントスロットで次にサーチされるサーチされていない残りのサーチスペースを選択して前記選択したサーチスペースを前記カレントサーチスペースとしてステップ(a)及び(b)を繰り返すことと、
(c)前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされる場合に、前記監視機会でのサーチの終了がトリガーされるまで、前記カレントスロットとしての後続スロットの監視機会の期間中にステップ(a)乃至(c)を繰り返すことと、を含み、
前記UEは、最大数のブラインドデコード試行で構成され、サーチが継続する場合に前記最大数のブラインドデコード試行を超えると前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされ、
前記UEは、CSSをサーチするために用いることができる前記最大数のブラインドデコード試行の最大シェアで構成され、
ステップ(b)で次にサーチされるサーチスペースを選択する場合に、前記UEは、CSSで更にサーチされると前記最大数のブラインドデコード試行の前記最大シェアを超えるまで、前記カレントスロットで検索されていないCSSに優先順位を付けることを必要とする優先順位付けスキームに基づいて、前記カレントスロットでサーチされていない前記残りのサーチスペースに優先順位を付け、その後に前記カレントスロットでサーチされていないUSSが優先順位付けされる、方法。
(付記18)
通信システムにおける無線アクセスネットワークと通信するUE(user equipment:ユーザ機器)によって行われる方法であって、
少なくとも1つのセットの制御リソース内における、少なくとも1つのCSS(Common Search Space:共通サーチスペース)と少なくとも1つのUSS(UE Specific Search Space:UE固有サーチスペース)を含む、複数のサーチスペース内で前記無線アクセスネットワークにより送信されたDCI(Downlink Control Information:ダウンリンク制御情報)を、監視機会の期間中に監視することを備え、
前記制御リソースのセットは少なくとも1つのCCE(Control Channel Element:制御チャネル要素)を含み、各々のサーチスペースはDCIをサーチするためのそれぞれのセットのPDCCH(Physical Downlink Control Channel:物理ダウンリンク制御チャネル)候補を含み、各々のPDCCH候補が少なくとも1つのCCEを含み、
前記監視することは、前記監視機会のカレントスロット期間中に、
(a)カレントスロットでサーチされていない複数のサーチスペースのうちの第1のサーチスペースをカレントサーチスペースとして扱い、前記カレントサーチスペースのサーチの終了がトリガーされるまで、前記カレントサーチスペースの各々のPDCCH候補のブラインドデコードを順番に試行することと、
(b)前記カレントサーチスペースが完全にサーチされ、前記複数のサーチスペースが前記カレントスロットでサーチされていない残りのサーチスペースを少なくとも1つ含む場合に、前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされない限り、前記カレントスロットで次にサーチされるサーチされていない残りのサーチスペースを選択して前記選択したサーチスペースを前記カレントサーチスペースとしてステップ(a)及び(b)を繰り返すことと、
(c)前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされる場合に、前記監視機会でのサーチの終了がトリガーされるまで、前記カレントスロットとしての後続スロットの監視機会の期間中にステップ(a)乃至(c)を繰り返すことと、を含み、
前記UEは、最大数のブラインドデコード試行で構成され、カレントサーチスペースが完全にサーチされていない場合でも、サーチを継続した場合に前記最大数のブラインドデコード試行を超える場合に前記カレントサーチスペースと前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされる、方法。
(付記19)
通信システムにおける無線アクセスネットワークと通信するUE(user equipment:ユーザ機器)によって行われる方法であって、
監視機会を形成するための連続したスロットのシーケンスを識別することと、
前記少なくとも1つのセットの制御リソース内の複数のサーチスペース内で前記無線アクセスネットワークにより送信されるDCI(Downlink Control Information:ダウンリンク制御情報)を監視することと、を備え、
前記監視を行う場合、前記UEは、
前記連続したスロットのシーケンス中の少なくとも1つの他のスロットの無監視間隔により離間されている、前記連続したスロット中のスロットで、制御情報を監視する、方法。
(付記20)
前記通信システムは、通信のために用いることができる複数の異なるnumerologyを有し、各々のnumerologyが異なるそれぞれのサブキャリア間隔とスロット長を有しており、
前記無監視間隔は、通信のために用いられる前記通信システムの前記numerologyに基づいて決定される少なくとも1つの構成パラメータに基づいて決定される、付記19記載の方法。
(付記21)
通信システムにおける無線アクセスネットワークと通信するUE(user equipment:ユーザ機器)であって、
コントローラとトランシーバを備え、前記コントローラは、
前記無線アクセスネットワークが制御情報を送信しうる少なくとも1つのセットの制御リソースを構成するための第1の情報と、制御情報をサーチするための前記セットの制御リソース内に少なくとも1つのサーチスペースを構成するための第2の情報とを、前記無線アクセスネットワークから受信し、
前記少なくとも1つのセットの制御リソース内の前記少なくとも1つのサーチスペース内で前記無線アクセスネットワークにより送信されるDCI(Downlink Control Information:ダウンリンク制御情報)を監視し、
前記第1の情報により構成された前記少なくとも1つのセットの制御リソース、又は前記第2の情報により構成された前記少なくとも1つのサーチスペースを再構成するための第3の情報を含むDCIを、前記無線アクセスネットワークから受信し、
前記第3の情報により再構成された前記セットの制御リソース内の少なくとも1つのサーチスペース内で前記無線アクセスネットワークにより送信されるDCIを監視するように、前記トランシーバを制御するように構成され、
前記第3の情報は、前記UEがDCIの監視を停止する、DCIの監視を開始する、又はDCIの監視を継続する、前記第1の情報により構成される少なくとも1つのセットの制御リソース又は前記第2の情報により構成される少なくとも1つのサーチスペースのインディケーションを提供するように構成される、UE。
(付記22)
通信システムにおける無線アクセスネットワークと通信するUE(user equipment:ユーザ機器)であって、
コントローラとトランシーバを備え、前記コントローラは、
複数の可能性のある省電力構成の各々を、その電力構成を特徴づけるパラメータセットにマッピングするための情報を取得し、
前記トランシーバを制御して、前記UEの構成又はケイパビリティを表す、前記複数の省電力構成のうちの少なくとも1つの省電力構成のインディケーションを含むUEアシスタンス情報を、前記無線アクセスネットワークに提供する、ように構成される、UE。
(付記23)
通信システムにおける無線アクセスネットワークと通信するUE(user equipment:ユーザ機器)であって、
コントローラとトランシーバを備え、前記コントローラは、
少なくとも1つのセットの制御リソース内における、少なくとも1つのCSS(Common Search Space:共通サーチスペース)と少なくとも1つのUSS(UE Specific Search Space:UE固有サーチスペース)を含む、複数のサーチスペース内で前記無線アクセスネットワークにより送信されたDCI(Downlink Control Information:ダウンリンク制御情報)を、監視機会の期間中に監視するように、前記トランシーバを制御するように構成され、
前記制御リソースのセットは少なくとも1つの制御チャネル要素を含み、各々のサーチスペースはDCIをサーチするためのそれぞれのセットのPDCCH(Physical Downlink Control Channel:物理ダウンリンク制御チャネル)候補を含み、
前記コントローラは、前記監視機会のカレントスロット期間中に、
(a)カレントスロットでサーチされていない複数のサーチスペースのうちの第1のサーチスペースをカレントサーチスペースとして扱い、前記カレントサーチスペースのサーチの終了がトリガーされるまで、前記カレントサーチスペースの各々のPDCCH候補のブラインドデコードを順番に試行し、
(b)前記カレントサーチスペースが完全にサーチされ、前記複数のサーチスペースが前記カレントスロットでサーチされていない残りのサーチスペースを少なくとも1つ含む場合に、前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされない限り、前記カレントスロットで次にサーチされるサーチされていない残りのサーチスペースを選択して前記選択したサーチスペースを前記カレントサーチスペースとしてステップ(a)及び(b)を繰り返し、
(c)前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされる場合に、前記監視機会でのサーチの終了がトリガーされるまで、前記カレントスロットとしての後続スロットの監視機会の期間中にステップ(a)乃至(c)を繰り返すように、前記UEを制御するように構成され、
ステップ(b)を行う前に、少なくとも1つのUSSは、前記カレントスロットについて最も高い優先順位のUSSになるように割り当てられ、
前記コントローラは、ステップ(b)で次にサーチされるサーチスペースを選択する場合に、最も高い優先順位を有するUSSから開始してUSSに優先順位を付けることを必要とする優先順位付けスキームに基づいて、前記カレントスロットでサーチされていない前記残りのサーチスペースに優先順位を付けるように、前記UEを制御するように構成され、
前記コントローラは、前記後続スロットの前記監視機会の期間中にステップ(a)乃至(c)を繰り返す前に、異なるUSSを最も高い優先順位のUSSに再割り当てするように、前記UEを制御するように構成される、UE。
(付記24)
通信システムにおける無線アクセスネットワークと通信するUE(user equipment:ユーザ機器)であって、
コントローラとトランシーバを備え、前記コントローラは、
少なくとも1つのセットの制御リソース内における、少なくとも1つのCSS(Common Search Space:共通サーチスペース)と少なくとも1つのUSS(UE Specific Search Space:UE固有サーチスペース)を含む、複数のサーチスペース内で前記無線アクセスネットワークにより送信されたDCI(Downlink Control Information:ダウンリンク制御情報)を、監視機会の期間中に監視するように、前記トランシーバを制御するように構成され、
前記制御リソースのセットは少なくとも1つのCCE(Control Channel Element:制御チャネル要素)を含み、各々のサーチスペースはDCIをサーチするためのそれぞれのセットのPDCCH(Physical Downlink Control Channel:物理ダウンリンク制御チャネル)候補を含み、各々のPDCCH候補が少なくとも1つのCCEを含み、
前記コントローラは、前記監視機会のカレントスロット期間中に、
(a)カレントスロットでサーチされていない複数のサーチスペースのうちの第1のサーチスペースをカレントサーチスペースとして扱い、前記カレントサーチスペースのサーチの終了がトリガーされるまで、前記カレントサーチスペースの各々のPDCCH候補のブラインドデコードを順番に試行し、
(b)前記カレントサーチスペースが完全にサーチされ、前記複数のサーチスペースが前記カレントスロットでサーチされていない残りのサーチスペースを少なくとも1つ含む場合に、前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされない限り、前記カレントスロットで次にサーチされるサーチされていない残りのサーチスペースを選択して前記選択したサーチスペースを前記カレントサーチスペースとしてステップ(a)及び(b)を繰り返し、
(c)前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされる場合に、前記監視機会でのサーチの終了がトリガーされるまで、前記カレントスロットとしての後続スロットの監視機会の期間中にステップ(a)乃至(c)を繰り返すように、前記UEを制御するように構成され、
前記UEは、最大数のブラインドデコード試行で構成され、サーチが継続する場合に前記最大数のブラインドデコード試行を超えると前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされ、
前記UEは、CSSをサーチするために用いることができる前記最大数のブラインドデコード試行の最大シェアで構成され、
前記コントローラは、ステップ(b)で次にサーチされるサーチスペースを選択する場合に、前記UEが、CSSで更にサーチされると前記最大数のブラインドデコード試行の前記最大シェアを超えるまで、前記カレントスロットで検索されていないCSSに優先順位を付けることを必要とする優先順位付けスキームに基づいて、前記カレントスロットでサーチされていない前記残りのサーチスペースに優先順位を付け、その後に前記カレントスロットでサーチされていないUSSが優先順位付けされるように、前記UEを制御するように構成される、UE。
(付記25)
通信システムにおける無線アクセスネットワークと通信するUE(user equipment:ユーザ機器)であって、
コントローラとトランシーバを備え、前記コントローラは、
少なくとも1つのセットの制御リソース内における、少なくとも1つのCSS(Common Search Space:共通サーチスペース)と少なくとも1つのUSS(UE Specific Search Space:UE固有サーチスペース)を含む、複数のサーチスペース内で前記無線アクセスネットワークにより送信されたDCI(Downlink Control Information:ダウンリンク制御情報)を、監視機会の期間中に監視するように、前記トランシーバを制御するように構成され、
前記制御リソースのセットは少なくとも1つのCCE(Control Channel Element:制御チャネル要素)を含み、各々のサーチスペースはDCIをサーチするためのそれぞれのセットのPDCCH(Physical Downlink Control Channel:物理ダウンリンク制御チャネル)候補を含み、各々のPDCCH候補が少なくとも1つのCCEを含み、
前記コントローラは、前記監視機会のカレントスロット期間中に、
(a)カレントスロットでサーチされていない複数のサーチスペースのうちの第1のサーチスペースをカレントサーチスペースとして扱い、前記カレントサーチスペースのサーチの終了がトリガーされるまで、前記カレントサーチスペースの各々のPDCCH候補のブラインドデコードを順番に試行し、
(b)前記カレントサーチスペースが完全にサーチされ、前記複数のサーチスペースが前記カレントスロットでサーチされていない残りのサーチスペースを少なくとも1つ含む場合に、前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされない限り、前記カレントスロットで次にサーチされるサーチされていない残りのサーチスペースを選択して前記選択したサーチスペースを前記カレントサーチスペースとしてステップ(a)及び(b)を繰り返し、
(c)前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされる場合に、前記監視機会でのサーチの終了がトリガーされるまで、前記カレントスロットとしての後続スロットの監視機会の期間中にステップ(a)乃至(c)を繰り返すように、前記UEを制御するように構成され、
前記UEは、最大数のブラインドデコード試行で構成され、カレントサーチスペースが完全にサーチされていない場合でも、サーチを継続した場合に前記最大数のブラインドデコード試行を超える場合に前記カレントサーチスペースと前記カレントスロットでのサーチの終了がトリガーされる、UE。
(付記26)
通信システムにおける無線アクセスネットワークと通信するUE(user equipment:ユーザ機器)であって、
コントローラとトランシーバを備え、前記コントローラは、監視機会を形成するための連続したスロットのシーケンスを識別し、前記トランシーバを制御して前記少なくとも1つのセットの制御リソース内の複数のサーチスペース内で前記無線アクセスネットワークにより送信されるDCI(Downlink Control Information:ダウンリンク制御情報)を監視するように、構成され、
前記コントローラは、前記UEを制御して、前記連続したスロットのシーケンス内の少なくとも1つの他のスロットの無監視間隔により離間されている、前記連続したスロット中のスロットで、制御情報を監視するように構成される、UE。
(付記27)
通信システムにおけるUE(user equipment:ユーザ機器)と通信する無線アクセスネットワークにより行われる方法であって、
前記無線アクセスネットワークが制御情報を送信しうる少なくとも1つのセットの制御リソースを構成するための第1の情報と、制御情報をサーチするための前記セットの制御リソース内に少なくとも1つのサーチスペースを構成するための第2の情報とを、前記UEに送信することと、
前記第1の情報により構成された前記少なくとも1つのセットの制御リソース、又は前記第2の情報により構成された前記少なくとも1つのサーチスペースを再構成するための第3の情報を含むDCIを、前記無線アクセスネットワークから前記UEに送信することと、を備え、
前記第3の情報は、前記UEがDCIの監視を停止する、DCIの監視を開始する、又はDCIの監視を継続する、前記第1の情報により構成される少なくとも1つのセットの制御リソース又は前記第2の情報により構成される少なくとも1つのサーチスペースのインディケーションを提供するように構成される、方法。
(付記28)
通信システムにおけるUE(user equipment:ユーザ機器)と通信する無線アクセスネットワークにより行われる方法であって、
複数の可能性のある省電力構成の各々を、その電力構成を特徴づけるパラメータセットにマッピングするための情報を取得することと、
前記UEの構成又はケイパビリティを表す、前記複数の省電力構成のうちの少なくとも1つの省電力構成のインディケーションを含むUEアシスタンス情報を、前記UEから受信することと、
前記受信したUEアシスタンス情報に基づいて前記UEとの通信を構成することと、
を備える方法。
(付記29)
通信システムにおけるUE(user equipment:ユーザ機器)と通信する無線アクセスネットワークにより行われる方法であって、
前記無線アクセスネットワークが制御情報を送信することができる少なくとも1つのセットの制御リソースを構成するための情報と、少なくとも1つの制御リソース内において少なくとも1つのUSS(UE Specific Search Space:UE固有サーチスペース)を含む複数のサーチスペースを構成するための第2の情報とを、前記UEに送信することを備え、前記情報は、CSS(Common Search Space:共通サーチスペース)をサーチするために前記UEにより用いられることが可能な最大数のブラインド試行の最大シェアを構成するための情報を含む、方法。
(付記30)
通信システムにおけるUE(user equipment:ユーザ機器)と通信する無線アクセスネットワークにより行われる方法であって、
監視機会を形成するための連続したスロットのシーケンスを示す情報を前記UEに送信することを備え、前記情報は、前記UEにより無監視状態にある連続したスロットのシーケンス中のスロット間の間隔を示すための情報を含む、方法。
(付記31)
通信システムにおけるUE(user equipment:ユーザ機器)と通信するための無線アクセスネットワークノードであって、
コントローラとトランシーバを備え、前記コントローラは、
前記無線アクセスネットワークが制御情報を送信しうる少なくとも1つのセットの制御リソースを構成するための第1の情報と、制御情報をサーチするための前記セットの制御リソース内に少なくとも1つのサーチスペースを構成するための第2の情報とを、前記UEに送信し、
前記第1の情報により構成された前記少なくとも1つのセットの制御リソース、又は前記第2の情報により構成された前記少なくとも1つのサーチスペースを再構成するための第3の情報を含むDCIを、前記無線アクセスネットワークから前記UEに送信するように、前記トランシーバを制御するように構成され、
前記第3の情報は、前記UEがDCIの監視を停止する、DCIの監視を開始する、又はDCIの監視を継続する、前記第1の情報により構成される少なくとも1つのセットの制御リソース又は前記第2の情報により構成される少なくとも1つのサーチスペースのインディケーションを提供するように構成される、無線アクセスネットワークノード。
(付記32)
通信システムにおけるUE(user equipment:ユーザ機器)と通信する無線アクセスネットワークノードであって、
コントローラとトランシーバを備え、前記コントローラは、複数の可能性のある省電力構成の各々を、その電力構成を特徴づけるパラメータセットにマッピングするための情報を取得し、前記コントローラを制御して、前記UEの構成又はケイパビリティを表す、前記複数の省電力構成のうちの少なくとも1つの省電力構成のインディケーションを含むUEアシスタンス情報を、前記UEから受信し、前記受信したUEアシスタンス情報に基づいて前記UEとの通信を構成するように、構成される、無線アクセスネットワークノード。
(付記33)
通信システムにおけるUE(user equipment:ユーザ機器)と通信する無線アクセスネットワークノードであって、
コントローラとトランシーバを備え、前記コントローラは、前記無線アクセスネットワークが制御情報を送信することができる少なくとも1つのセットの制御リソースを構成するための情報と、少なくとも1つの制御リソース内において少なくとも1つのUSS(UE Specific Search Space:UE固有サーチスペース)を含む複数のサーチスペースを構成するための第2の情報とを、前記UEに送信するように、前記トランシーバを制御するように構成され、前記情報は、CSS(Common Search Space:共通サーチスペース)をサーチするために前記UEにより用いられることが可能な最大数のブラインド試行の最大シェアを構成するための情報を含む、無線アクセスネットワークノード。
(付記34)
通信システムにおけるUE(user equipment:ユーザ機器)と通信する無線アクセスネットワークノードであって、
コントローラとトランシーバを備え、前記コントローラは、監視機会を形成するための連続したスロットのシーケンスを示す情報を前記UEに送信するように、前記トランシーバを制御するように構成され、前記情報は、前記UEにより無監視状態にある連続したスロットのシーケンス中のスロット間の間隔を示すための情報を含む、無線アクセスネットワークノード。
本出願は、2020年8月7日に出願された英国特許出願2012353.5号に基づくものであり、その優先権の利益を主張し、その開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。

Claims (8)

  1. 監視機会を構成する連続スロットの一部の少なくとも一つのスロットを含むグループ単位「G」決定する手段と、
    前記監視機会の間に、無線アクセスネットワークノードによって送信されるダウンリンク制御情報(DCI)を、複数のサーチスペースの中から、少なくとも一つの制御リソースセットの中において監視する手段と、を含み、
    前記監視のための少なくとも一つの第1のスロット及び非監視期間のための少なくとも一つの第2のスロットが、それぞれ前記「G」スロット単位で決定される、ユーザ機器(UE)。
  2. 前記「G」は、前記UEの通信に使用されている複数のニューメロロジー(Numerologies)のうちの一つに基づいて決定される、請求項1に記載のUE。
  3. 大きい「G」は大きいニューメロロジーに用いられる、請求項2に記載のUE。
  4. 監視機会を構成する連続スロットの一部の少なくとも一つのスロットを含むグループ単位「G」を識別し、
    前記監視機会の間に、無線アクセスネットワークノードによって送信されるダウンリンク制御情報(DCI)を、複数のサーチスペースの中から、少なくとも一つの制御リソースセットの中において監視することを含み、
    前記監視のための少なくとも一つの第1のスロット及び非監視期間のための少なくとも一つの第2のスロットが、それぞれ前記「G」スロット単位で決定される、ユーザ機器(UE)における方法。
  5. 前記「G」は、前記UEの通信に使用されている複数のニューメロロジー(Numerologies)のうちの一つに基づいて決定される、請求項4に記載の方法。
  6. 大きい「G」は大きいニューメロロジーに用いられる、請求項5に記載の方法。
  7. ユーザ機器(UE)に、監視機会を構成する連続スロットの一部の少なくとも一つのスロットを含むグループ単位「G」を示す情報を送信する手段を備え、
    前記情報は、前記UEによるダウンリンク制御情報(DCI)の監視のための少なくとも一つの第1のスロット及び非監視期間のための少なくとも一つの第2のスロットをそれぞれ前記「G」スロット単位で示す情報を含む無線アクセスネットワークノード。
  8. ユーザ機器(UE)に、監視機会を構成する連続スロットの一部の少なくとも一つのスロットを含むグループ単位「G」を示す情報を送信することを含み、
    前記情報は、前記UEによるダウンリンク制御情報(DCI)の監視のための少なくとも一つの第1のスロット及び非監視期間のための少なくとも一つの第2のスロットをそれぞれ前記「G」スロット単位で示す情報を含む無線アクセスネットワークノードにおける方法。
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