JP7297533B2 - 駅務機器及び駅務機器の制御方法 - Google Patents

駅務機器及び駅務機器の制御方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、駅務機器及び駅務機器の制御方法に関する。
乗車券として用いられる非接触型ICカードと無線通信を行い、通路を塞ぐドアの開閉を制御する駅務機器(例えば改札機)が実用化されている。また、複数の用途に対応した非接触型ICカードが実用化されている。またさらに、用途毎に無線通信用のカードリーダを備え、非接触型ICカードと無線通信を行う改札機が実用化されている。このような構成によると、複数のカードリーダ間で電波干渉が生じる可能性があるという課題がある。
特開2017-45478号公報
本発明は、電波干渉の防止が可能な駅務機器及び駅務機器の制御方法を提供することを目的とする。
一実施形態に係る駅務機器は、第1のカードリーダ、決済端末、通信インタフェース、プロセッサを具備する。第1のカードリーダは、ICカードと無線通信を行う。決済端末は、前記ICカードと無線通信を行う第2のカードリーダを有する。通信インタフェースは、前記ICカードの識別情報毎に入出場情報を有する運賃サーバと通信する。プロセッサは、前記第2のカードリーダからの電波の出力を停止させ、前記第1のカードリーダにより前記ICカードから識別情報を取得し、識別情報に基づいて、入出場情報を運賃サーバから取得し、決済額を算出し、前記第1のカードリーダからの電波の出力を停止させ、前記決済端末の前記第2のカードリーダにより前記ICカードから識別情報を取得させ、決済額を前記決済端末に供給し、前記決済端末に決済を行わせる。
図1は、第1の実施形態に係る駅務システムの構成例について説明するための説明図である。 図2は、第1の実施形態に係る改札機の構成例について説明するための説明図である。 図3は、第1の実施形態に係る運賃サーバに記憶されている情報の例について説明するための説明図である。 図4は、第1の実施形態に係る駅務システムの動作の例について説明するための説明図である。 図5は、第2の実施形態に係る運賃サーバに記憶されている情報の例について説明するための説明図である。 図6は、第2の実施形態に係る改札機の動作の例について説明するための説明図である。
以下、図面を参照しながら駅務機器及び駅務機器の制御方法について詳細に説明する。
駅務機器は、鉄道の駅などに設置される機器を含むものである。駅務機器では、無線通信により識別情報(カードID)を取得可能なICカードが乗車券として用いられる。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る駅務システム1の概要について説明する為の説明図である。また、図2は、第1の実施形態に係る駅務システム1の各構成の例について説明する為のブロック図である。駅務システム1は、ICカード2から取得した識別情報に基づいて、利用者の特定の場所(例えば改札内など)への通行を制御するシステムである。
ICカード2は、複数の用途での非接触通信に対応したICカードである。ICカード2は、識別情報を予め記憶している。例えば、ICカード2は、乗車券としての用途と、決済用途とに対応している。具体的には、ICカード2は、各用途に応じたアプリケーションを記憶したメモリを有し、コマンドに応じたアプリケーションを実行する。例えば、ICカード2は、運賃計算用のカードリーダからの要求に応じて、識別情報を送信する。また、ICカード2は、決済用のカードリーダからの要求に応じて、識別情報を送信する。なお、ICカード2は、予め乗車券として登録される(識別情報に基づくアカウントが生成される)ことによって、駅務システムにおいて利用が可能になる。
駅務システム1は、駅毎に配置された複数の駅務機器によって構成される。例えば、図1に示されるように、駅務システム1は、改札機11、運賃サーバ12、及び決済サーバ13を備える。改札機11、運賃サーバ12、及び決済サーバ13は、ネットワーク14を介して接続されている。駅務システム1は、駅毎に少なくとも1つ以上の改札機11を備える。また、駅務システム1は、改札機11の動作モードを制御する監視盤を駅毎に備えていてもよい。また、駅務システム1は、窓口端末、ICカードを発行する発券機などを備えていてもよい。なお、決済サーバ13は、駅務システム1の外部に設けられたものであってもよい。
次に、改札機11の構成例について説明する。
改札機11は、改札内への入場に関する処理を行うモード(入場モード)と、改札内からの出場に関する処理を行うモード(出場モード)とのいずれかで動作する。図1に示されるように、改札機11は、一対の筐体21、ドア22、ディスプレイ23、第1のカードリーダ24、及び第2のカードリーダ25を備える。また、図2に示されるように、改札機11は、システムコントローラ26、通信インタフェース27、ドア駆動機構28、及び決済端末29を筐体21内に備える。
改札機11の一対の筐体21は、並行に配置されることによって、通路を構成する。
改札機11のドア22は、筐体の通路側に設けられ、ドア駆動機構28によって回動されるドアである。
改札機11のドア駆動機構28は、システムコントローラ26の制御に基づいて、ドア22の動作を制御する。改札機11のドア駆動機構28は、ドア22を閉じることにより、筐体間の通路を塞ぐ。
改札機11のディスプレイ23は、プロセッサまたは図示されないグラフィックコントローラなどから入力される映像信号に応じて、画面を表示する。
改札機11のシステムコントローラ26は、改札機11の種々の制御を行う。システムコントローラ26は、プロセッサ31及びメモリ32を備える。
プロセッサ31は、演算処理を実行する演算素子(例えばCPU)を備える。プロセッサ31は、メモリ32に格納されているプログラムを実行することにより、種々の動作を実行する。
メモリ32は、プログラム及びプログラムで用いられるデータなどを記憶する。メモリ32に記憶されているプログラムは、例えば、プロセッサ31に、通行判定処理を行わせるためのプログラムである。
改札機11の通信インタフェース27は、改札機11以外の機器と通信する為のインタフェースである。改札機11の通信インタフェース27は、例えば、ネットワーク14を介して運賃サーバ12または決済サーバ13と通信する。
第1のカードリーダ24は、ICカード2と無線通信を行う運賃計算用のカードリーダである。第1のカードリーダ24は、システムコントローラ26の制御に基づいて通信可能範囲内のICカード2にコマンドを送信し、コマンドに対するレスポンスとしてICカード2の識別情報を取得する。第1のカードリーダ24は、例えば、アンテナと、アンテナにより送受信する信号を処理する信号処理回路とを備える。
改札機11の決済端末29は、例えばクレジットカード会社のセンターサーバなどである決済サーバ13に、決済を要求する装置である。決済端末29は、第2のカードリーダ25を備える。また、決済端末29は、図示されないプロセッサ及びメモリを備える。決済端末29は、プロセッサがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、第2のカードリーダ25の動作の制御と、決済サーバ13に対する決済の要求とを行う。なお、決済端末29は、改札機11の外部に通信インタフェースを介して接続される構成であってもよい。
第2のカードリーダ25は、ICカード2と無線通信を行う決済用のカードリーダである。上記したように、第2のカードリーダ25は、決済端末29の一部として構成されている。第2のカードリーダ25は、決済端末29のプロセッサの制御に基づいて通信可能範囲内のICカード2にコマンドを送信し、コマンドに対するレスポンスとしてICカード2の識別情報を取得する。第2のカードリーダ25は、例えば、アンテナと、アンテナにより送受信する信号を処理する信号処理回路とを備える。第2のカードリーダ25のアンテナは、第1のカードリーダ24のアンテナと、通信可能範囲が重複する位置に設けられている。なお、第2のカードリーダ25は、第1のカードリーダ24と同じ通信方式で通信を行う構成であってもよいし、第1のカードリーダ24と異なる通信方式で通信を行う構成であってもよい。
運賃サーバ12は、ICカード2の所有者の入場駅と出場駅とを示す入出場情報を管理する構成である。図3は、運賃サーバ12に記憶されている情報(入出場情報)の例について説明する為の説明図である。図3に示されるように、入出場情報は、予め生成されたアカウント毎に、ICカード2の識別情報と、入場駅と、出場駅とを有する情報である。即ち、入出場情報は、ICカード2の識別情報と、入場駅と、出場駅と、が対応付けられた情報である。なお、入場駅及び出場駅は、ICカード2を利用した改札処理前にはブランク(未入力)の状態になる。また、ICカード2の識別情報には、入場駅と出場駅との対が複数対応付けられていてもよい。また、入出場情報は、入場駅及び出場駅にそれぞれ時間が対応付けられていてもよい。例えば、入出場情報の入場駅及び出場駅の記録は、所定のタイミング(例えば営業日の切替のタイミング)でリセットされる。
運賃サーバ12は、改札機11における処理結果に基づいて、入出場情報を逐次更新する。また、運賃サーバ12は、改札機11から要求された識別情報に対応付けられた入場駅及び出場駅を改札機11に供給する。即ち、運賃サーバ12は、改札機11から要求された識別情報を含む入出場情報を改札機11に供給する。なお、運賃サーバ12は、識別情報に対応付けられた入場駅及び出場駅が複数である場合、最新の入場駅及び出場駅を改札機11に供給する構成であってもよい。
運賃サーバ12は、システムコントローラ41及び通信インタフェース42を備える。システムコントローラ41は、運賃サーバ12の種々の制御を行う。システムコントローラ41は、プロセッサ51及びメモリ52を備える。
プロセッサ51は、演算処理を実行する演算素子(例えばCPU)を備える。プロセッサ51は、メモリ52に格納されているプログラムを実行することにより、種々の動作を実行する。
メモリ52は、プログラム及びプログラムで用いられるデータなどを記憶する。メモリ52は、上記の入出場情報を記憶する。また、メモリ52に記憶されているプログラムは、プロセッサ51に、上記の入出場情報の更新、及び改札機11への情報供給を行わせるためのプログラムである。
通信インタフェース42は、改札機11と通信する為のインタフェースである。通信インタフェース42は、例えば、ネットワーク14を介して改札機11と通信する。
決済サーバ13は、決済端末29からの決済要求に基づいて、決済処理を行う。決済サーバ13は、ICカード2の識別情報と、決済用の情報とを対応付けて記憶している。決済用の情報は、例えば、予め支払われた金額に関する情報(残額情報)、クレジットカードに関する情報(クレジット情報)、及び銀行などの口座に関する情報(口座情報)のいずれかまたは複数を備える。また、与信に関する情報などがさらに対応付けられていてもよい。
次に、駅務システム1の各構成の動作について説明する。
図4は、駅務システム1の各構成の動作について説明する為のシーケンス図である。
まず、改札機11のシステムコントローラ26は、決済端末29に対して電波出力「不可」の制御信号を供給する(ステップS11)。また、システムコントローラ26は、第1のカードリーダ24からICカード2読み取り用の電波を出力させる。
決済端末29は、システムコントローラ26から電波出力「不可」の制御信号を受信した場合、第2のカードリーダ25からの電波の出力を停止させる(ステップS12)。改札機11及び決済端末29は、この状態を維持し、ICカード2の読み取りを待つ。
改札機11のシステムコントローラ26は、第1のカードリーダ24を制御し、利用者の所持するICカード2を読み取る(ステップS13)。これにより、システムコントローラ26は、第1のカードリーダ24によってICカード2の識別情報を取得する。
システムコントローラ26は、第1のカードリーダ24によってICカード2から取得した識別情報を、運賃サーバ12に送信する(ステップS14)。これにより、システムコントローラ26は、識別情報に対応付けられた入場駅、及び出場駅を、運賃サーバ12に要求する。
運賃サーバ12のシステムコントローラ41は、改札機11から識別情報を受信した場合、入出場情報を参照し、受信した識別情報に対応付けられた入場駅、及び出場駅を読み出す。システムコントローラ41は、読み出した入場駅、及び出場駅を改札機11に供給する(ステップS15)。
改札機11のシステムコントローラ26は、運賃サーバ12から受信した入場駅、及び出場駅に基づいて、運賃(決済額)の算出を行う(ステップS16)。
例えば、改札機11が入場モードで動作しているとする。システムコントローラ26は、入場駅及び出場駅が未入力であった場合、入場駅から自身が設けられている駅での初乗り料金を運賃として算出する。また、システムコントローラ26は、改札機11が初乗り料金の決済を行わない仕様である場合、運賃が「0」であると判断する。また、システムコントローラ26は、入場駅が入力済みである場合、または入場駅及び出場駅が入力済みである場合、運賃の算出が不可であると判断する。
また、例えば、改札機11が出場モードで動作しているとする。システムコントローラ26は、入場駅が存在し、出場駅が未入力であった場合、入場駅から自身が設けられている駅までの運賃を予め設定された運賃算出プログラムに基づいて算出する。また、システムコントローラ26は、入場駅が未入力である場合、運賃の算出が不可であると判断する。
次に、改札機11のシステムコントローラ26は、決済端末29に対して電波出力「可」の制御信号を供給する(ステップS17)。また、システムコントローラ26は、第1のカードリーダ24からICカード2の読み取り用の電波の出力を停止させる。
決済端末29は、システムコントローラ26から電波出力「可」の制御信号を受信した場合、第2のカードリーダ25からICカード2の読み取り用の電波の出力を再開させる(ステップS18)。これ以降、決済端末29の第2のカードリーダ25により、ICカード2の読み取りが可能になる。
システムコントローラ26は、ステップS16で算出した運賃を金額情報として決済端末29に送信する(ステップS19)。これにより、システムコントローラ26は、運賃の決済を決済端末29に要求する。
また、決済端末29は、第2のカードリーダ25により利用者の所持するICカード2を読み取る(ステップS20)。これにより、決済端末29は、第2のカードリーダ25によってICカード2の識別情報を取得する。
決済端末29は、ICカード2から取得した識別情報と、金額情報と、を決済サーバ13に送信する(ステップS21)。これにより、決済端末29は、決済サーバ13に決済要求を行う。
決済サーバ13は、決済要求を受信した場合、受信した決済要求に基づいて決済を行う(ステップS22)。決済サーバ13は、決済要求に基づいて、決済が要求されている金額(決済額)を決定する。決済額は、金額情報が示す運賃である。また、決済サーバ13は、決済要求に基づいて、決済を要求しているユーザの決済用情報を特定する。決済用情報は、ICカード2の識別情報に対応付けられた残額情報、クレジット情報、または口座情報などの情報である。決済サーバ13は、特定した決済用情報と、決済額とに基づいて、決済を承認するか、決済を不承認とするかを判断する。
決済サーバ13は、決済要求に対するレスポンスとして、承認と不承認とのいずれかを示す承認結果を決済端末29に送信する(ステップS23)。
決済端末29は、決済サーバ13からの承認結果をシステムコントローラ26に送信する(ステップS24)。
改札機11のシステムコントローラ26は、決済端末29からの承認結果に基づいて、通行判定処理を行う。通行判定処理は、ICカード2を所持する利用者の通行を許可するか否かを判定する処理である。システムコントローラ26は、通行判定処理の結果に基づいて、ドア駆動機構28によりドア22を制御する(ステップS25)。また、システムコントローラ26は、通行判定処理の結果に基づいて、ディスプレイ23への表示制御を行い(ステップS25)、ステップS11の処理に戻り、次の利用者を待つ状態になる。
例えば、システムコントローラ26は、決済端末29からの承認結果が「承認」を示す場合、ICカード2を所持する利用者の通行を許可する。また、例えば、システムコントローラ26は、決済端末29からの承認結果が「不承認」を示す場合、ICカード2を所持する利用者の通行が不許可であると判断する。また、例えば、システムコントローラ26は、ステップS16において運賃の算出が不可であると判断した場合、またはステップS13でICカード2を正常に読み取ることができなかった場合(通信エラーが生じた場合)、ICカード2を所持する利用者の通行が不許可であると判断する。
システムコントローラ26は、ICカード2を所持する利用者の通行を許可すると判断した場合、ドア22を開くようにドア駆動機構28を制御し、利用者の通路の通行を促す。また、システムコントローラ26は、決済が行われたことを示す情報をディスプレイ23に表示させる。
また、システムコントローラ26は、ICカード2を所持する利用者の通行が不許可であると判断した場合、ドア22を閉じるようにドア駆動機構28を制御し、利用者の通路の通行を妨げる。また、システムコントローラ26は、通行が不許可であることを示す情報をディスプレイ23に表示させる。また、システムコントローラ26は、通行が不許可になった理由をディスプレイ23に表示させてもよい。例えば、システムコントローラ26は、入場駅が記録されていない旨、ICカード2が乗車券として登録されていない旨(アカウント未登録)、決済が承認されなかった旨などをディスプレイ23に表示させてもよい。
また、改札機11のシステムコントローラ26は、通行判定処理の結果を運賃サーバに送信してもよい。運賃サーバ12は、改札機11から通行判定処理の結果を受信した場合、ICカード2の識別情報と、入場と出場のどちらが行われたのかと、結果を送信した駅とを認識する。運賃サーバ12は、認識した結果に基づいて、入出場情報の入場駅または出場駅を更新する。
上記した実施形態の駅務システム1の改札機11は、ICカード2と無線通信を行う第1のカードリーダ24と、ICカード2と無線通信を行う第2のカードリーダ25を有する決済端末29と、ICカード2の識別情報毎に入出場情報を有する運賃サーバと通信する通信インタフェースと、プロセッサ31とを備える。プロセッサ31は、第2のカードリーダ25からの電波の出力を停止させ、第1のカードリーダ24によりICカード2から識別情報を取得する。プロセッサ31は、識別情報に基づいて、入出場情報を運賃サーバから取得し、決済額を算出する。プロセッサ31は、第1のカードリーダ24からの電波の出力を停止させ、決済端末29の第2のカードリーダ25によりICカード2から識別情報を取得させ、決済額を決済端末29に供給し、決済端末29に決済を行わせる。これにより、複数のカードリーダを備える駅務機器において、複数のカードリーダ間の電波干渉を防ぐことができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、運賃の決済をすべて決済端末29及び決済サーバ13で行う構成について説明したが、この構成に限定されない。利用者の所持するICカード2の種類によっては、決済端末29及び決済サーバ13に運賃の決済を行わせるのではなく、改札機11と運賃サーバ12によって運賃の決済を行う構成であってもよい。
第2の実施形態に係る駅務システム1は、第1の実施形態と構成が同じである。第2の実施形態に係る駅務システム1は、運賃サーバ12に記憶されている情報と、改札機11における処理とが第1の実施形態と異なる。
図5は、第2の実施形態に係る運賃サーバ12に記憶されている情報の例について説明する為の説明図である。図5に示されるように、運賃サーバ12は、予め生成されたアカウント毎に、ICカード2の識別情報と、入場駅と、出場駅と、ICカード2の種別と、決済の為の情報である残高と、利用可否とが対応付けられた入出場情報を記憶する。運賃サーバ12は、改札機11における処理結果に基づいて、入出場情報を逐次更新する。また、運賃サーバ12は、改札機11から要求された識別情報に対応付けられた入場駅、出場駅、ICカード2の種別、残高、及び利用可否を改札機11に供給する。即ち、運賃サーバ12は、改札機11から要求された識別情報を含む入出場情報を改札機11に供給する。
図6は、第2の実施形態に係る改札機11の動作の例について説明する為のフローチャートである。
まず、改札機11のシステムコントローラ26は、決済端末29に対して電波出力「不可」の制御信号を供給する(ステップS31)。また、システムコントローラ26は、第1のカードリーダ24からICカード2読み取り用の電波を出力させる。決済端末29は、システムコントローラ26から電波出力「不可」の制御信号を受信した場合、第2のカードリーダ25からの電波の出力を停止させる。
システムコントローラ26は、第1のカードリーダ24を制御し、利用者の所持するICカード2を読み取る(ステップS32)。これにより、システムコントローラ26は、第1のカードリーダ24によってICカード2の識別情報を取得する。
システムコントローラ26は、ICカード2の識別情報に対応する入出場情報を運賃サーバ12から取得する(ステップS33)。即ち、システムコントローラ26は、第1のカードリーダ24によってICカード2から取得した識別情報を含む入出場情報を運賃サーバ12に要求する。これにより、ICカード2の識別情報に対応付けられた入場駅、出場駅、ICカード2の種別、残高、及び利用可否を運賃サーバ12から取得する。
システムコントローラ26は、運賃サーバ12から取得した入場駅、及び出場駅に基づいて、運賃の算出を行う(ステップS34)。
次に、システムコントローラ26は、運賃サーバ12により決済を行うか否か判断する(ステップS35)。システムコントローラ26は、例えば、運賃サーバ12から取得したICカード2の種別に基づいて、運賃サーバ12により決済を行うか、決済端末29及び決済サーバにより決済を行うかを判断する。
システムコントローラ26は、運賃サーバ12により決済を行うと判断した場合(ステップS35、YES)、残高、利用可否、及びステップS34で算出した運賃に基づいて、通行判定処理を行う(ステップS36)。例えば、システムコントローラ26は、運賃が残高以下である場合、ICカード2を所持する利用者の通行を許可すると判断する。また、例えば、システムコントローラ26は、運賃が残高以下であっても、利用可否が「否」である場合、ICカード2を所持する利用者の通行が不許可であると判断してもよい。
また、システムコントローラ26は、運賃サーバ12により決済を行わない、即ち、決済サーバ13により決済を行うと判断した場合(ステップS35、NO)、決済端末29に対して電波出力「可」の制御信号を供給する(ステップS37)。また、システムコントローラ26は、第1のカードリーダ24からICカード2の読み取り用の電波の出力を停止させる。決済端末29は、システムコントローラ26から電波出力「可」の制御信号を受信した場合、第2のカードリーダ25からICカード2の読み取り用の電波の出力を再開させる。
システムコントローラ26は、ステップS34で算出した運賃を金額情報として決済端末29に送信する(ステップS38)。これにより、システムコントローラ26は、運賃の決済を決済端末29に要求する。
決済端末29は、第2のカードリーダ25により利用者の所持するICカード2から識別情報を取得し、識別情報と、金額情報と、を決済サーバ13に送信し、決済要求を行う。決済サーバ13は、決済要求を受信した場合、受信した決済要求に基づいて決済を行い、承認と不承認とのいずれかを示す承認結果を決済端末29に送信する。決済端末29は、決済サーバ13からの承認結果をシステムコントローラ26に送信する。これにより、システムコントローラ26は、決済端末29から承認結果を取得する(ステップS39)。
システムコントローラ26は、決済端末29からの承認結果に基づいて、通行判定処理を行う。システムコントローラ26は、決済端末29からの承認結果が「承認」を示す場合、ICカード2を所持する利用者の通行を許可する。また、例えば、システムコントローラ26は、決済端末29からの承認結果が「不承認」を示す場合、ICカード2を所持する利用者の通行が不許可であると判断する。
また、例えば、システムコントローラ26は、ステップS34において運賃の算出が不可であると判断した場合、またはステップS32でICカード2を正常に読み取ることができなかった場合(通信エラーが生じた場合)、ICカード2を所持する利用者の通行が不許可であると判断する。
システムコントローラ26は、通行判定によって、ICカード2を所持する利用者の通行を許可すると判断した場合(ステップS36、YES)、ドア22を開くようにドア駆動機構28を制御し、利用者の通路の通行を促す(ステップS40)。また、システムコントローラ26は、決済が行われたことを示す情報をディスプレイ23に表示させ(ステップS41)、処理を終了する。
また、システムコントローラ26は、通行判定によって、ICカード2を所持する利用者の通行を許可しないと判断した場合(ステップS36、NO)、ドア22を閉じるようにドア駆動機構28を制御し、利用者の通路の通行を妨げる(ステップS42)。また、システムコントローラ26は、通行が不許可であることを示す情報をディスプレイ23に表示させる(ステップS43)。また、システムコントローラ26は、通行が不許可になった理由をディスプレイ23に表示させてもよい。例えば、システムコントローラ26は、入場駅が記録されていない旨、ICカード2が乗車券として登録されていない旨(アカウント未登録)、決済が承認されなかった旨、残額が不足している旨などをディスプレイ23に表示させてもよい。
また、改札機11のシステムコントローラ26は、通行判定処理の結果を運賃サーバに送信してもよい。運賃サーバ12は、改札機11から通行判定処理の結果を受信した場合、ICカード2の識別情報と、入場と出場のどちらが行われたのかと、結果を送信した駅とを認識する。運賃サーバ12は、認識した結果に基づいて、入出場情報の入場駅または出場駅を更新する。また、運賃サーバ12は、認識した結果に基づいて、入出場情報の入場駅または出場駅を更新する。
また、改札機11のシステムコントローラ26は、運賃サーバ12による決済を行った場合、引き去り額(運賃)を運賃サーバに送信する。運賃サーバ12は、改札機11から引き去り額を受信した場合、引き去り額を残額から減算する。
また、運賃サーバ12は、識別情報毎、且つ所定期間毎に、利用額を積算する構成であってもよい。例えば、運賃サーバ12は、所定期間内の利用額の積算値が、予め設定された値に達した場合、利用可否を「否」に設定する構成であってもよい。このような構成によると、例えば、1か月の間にある金額以上利用できないように設定することができる。即ち、所定期間内の利用可能額を設定することができる。
上記した実施形態の駅務システム1の改札機11は、ICカード2の種別によって、運賃サーバ12による決済と、決済端末29及び決済サーバ13による決済とを切り変える。これにより、運賃サーバ12による決済の為のICカードと、決済端末29及び決済サーバ13による決済の為のICカード2との両方を乗車券として利用することができる。この結果、駅務システム1の導入を容易にすることができる。
なお、上述の各実施の形態で説明した機能は、ハードウエアを用いて構成するに留まらず、ソフトウエアを用いて各機能を記載したプログラムをコンピュータに読み込ませて実現することもできる。また、各機能は、適宜ソフトウエア、ハードウエアのいずれかを選択して構成するものであっても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ICカードと無線通信を行う第1のカードリーダと、
前記ICカードと無線通信を行う第2のカードリーダを有する決済端末と、
前記ICカードの識別情報毎に入出場情報を有する運賃サーバと通信する通信インタフェースと、
前記第2のカードリーダからの電波の出力を停止させ、前記第1のカードリーダにより前記ICカードから識別情報を取得し、識別情報に基づいて、入出場情報を運賃サーバから取得し、決済額を算出し、前記第1のカードリーダからの電波の出力を停止させ、前記決済端末の前記第2のカードリーダにより前記ICカードから識別情報を取得させ、決済額を前記決済端末に供給し、前記決済端末に決済を行わせるプロセッサと、
を具備する駅務機器。
[C2]
前記プロセッサは、前記決済端末による決済が承認されたか否かに基づいて、通行を許可するか否かを判定するC1に記載の駅務機器。
[C3]
前記運賃サーバは、決済の為の情報をさらに有し、
前記プロセッサは、前記ICカードの種別に応じて、前記運賃サーバに決済を行わせるか、前記決済端末に決済を行わせるかを決定するC1または2に記載の駅務機器。
[C4]
前記運賃サーバは、決済の為の情報として残額の情報を有し、
前記プロセッサは、前記決済額が前記残額以下であるか否かに基づいて、通行を許可するか否かを判定するC3に記載の駅務機器。
[C5]
ICカードと無線通信を行う第1のカードリーダと、前記ICカードと無線通信を行う第2のカードリーダを有する決済端末と、前記ICカードの識別情報毎に入出場情報を有する運賃サーバと通信する通信インタフェースと、プロセッサとを具備する駅務機器の制御方法であって、
前記プロセッサは、前記第2のカードリーダからの電波の出力を停止させ、前記第1のカードリーダにより前記ICカードから識別情報を取得し、識別情報に基づいて、入出場情報を運賃サーバから取得し、決済額を算出し、前記第1のカードリーダからの電波の出力を停止させ、前記決済端末の前記第2のカードリーダにより前記ICカードから識別情報を取得させ、決済額を前記決済端末に供給し、前記決済端末に決済を行わせる、
駅務機器の制御方法。
1…駅務システム、2…ICカード、11…改札機、12…運賃サーバ、13…決済サーバ、14…ネットワーク、21…筐体、22…ドア、23…ディスプレイ、24…第1のカードリーダ、25…第2のカードリーダ、26…システムコントローラ、27…通信インタフェース、28…ドア駆動機構、29…決済端末、31…プロセッサ、32…メモリ、41…システムコントローラ、42…通信インタフェース、51…プロセッサ、52…メモリ。

Claims (4)

  1. ICカードと無線通信を行う第1のカードリーダと、
    前記ICカードと無線通信を行う第2のカードリーダを有する決済端末と、
    前記ICカードの識別情報毎に入出場情報を有する運賃サーバと通信する通信インタフェースと、
    前記第2のカードリーダからの電波の出力を停止させ、前記第1のカードリーダにより前記ICカードから識別情報を取得し、識別情報に基づいて、入出場情報を運賃サーバから取得し、決済額を算出し、前記第1のカードリーダからの電波の出力を停止させ、前記決済端末の前記第2のカードリーダにより前記ICカードから識別情報を取得させ、決済額を前記決済端末に供給し、前記決済端末に決済を行わせるプロセッサと、
    を具備し、
    前記運賃サーバは、決済の為の情報をさらに有し、
    前記プロセッサは、前記ICカードの種別に応じて、前記運賃サーバに決済を行わせるか、前記決済端末に決済を行わせるかを決定する、駅務機器。
  2. 前記プロセッサは、前記決済端末による決済が承認されたか否かに基づいて、通行を許可するか否かを判定する請求項1に記載の駅務機器。
  3. 前記運賃サーバは、決済の為の情報として残額の情報を有し、
    前記プロセッサは、前記決済額が前記残額以下であるか否かに基づいて、通行を許可するか否かを判定する請求項1に記載の駅務機器。
  4. ICカードと無線通信を行う第1のカードリーダと、前記ICカードと無線通信を行う第2のカードリーダを有する決済端末と、前記ICカードの識別情報毎に入出場情報を有する運賃サーバと通信する通信インタフェースと、プロセッサとを具備する駅務機器の制御方法であって、
    前記プロセッサは、前記第2のカードリーダからの電波の出力を停止させ、前記第1のカードリーダにより前記ICカードから識別情報を取得し、識別情報に基づいて、入出場情報を運賃サーバから取得し、決済額を算出し、前記第1のカードリーダからの電波の出力を停止させ、前記決済端末の前記第2のカードリーダにより前記ICカードから識別情報を取得させ、決済額を前記決済端末に供給し、前記決済端末に決済を行わせる、ことを具備し、
    前記運賃サーバは、決済の為の情報をさらに有し、
    前記プロセッサは、前記ICカードの種別に応じて、前記運賃サーバに決済を行わせるか、前記決済端末に決済を行わせるかを決定する、駅務機器の制御方法。
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