JP7295508B2 - サッカーシューズの練習用パーツ - Google Patents

サッカーシューズの練習用パーツ Download PDF

Info

Publication number
JP7295508B2
JP7295508B2 JP2019104856A JP2019104856A JP7295508B2 JP 7295508 B2 JP7295508 B2 JP 7295508B2 JP 2019104856 A JP2019104856 A JP 2019104856A JP 2019104856 A JP2019104856 A JP 2019104856A JP 7295508 B2 JP7295508 B2 JP 7295508B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soccer
instep
practice
soccer shoes
ball
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019104856A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020189065A (ja
Inventor
善秀 高嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2019104856A priority Critical patent/JP7295508B2/ja
Publication of JP2020189065A publication Critical patent/JP2020189065A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7295508B2 publication Critical patent/JP7295508B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

本発明は、サッカーのインステップキックを練習するため、反発力を高めた凸部を足の甲のスイートスポット部分に設けたサッカーシューズの練習用パーツに関するものである。
サッカーのキックは、インサイドキック(足の内側で蹴る)、インステップキック(足の甲で蹴る)インフロントキック(足の親指付近で蹴る)アウトサイドキック(足の小指付近で蹴る)の4種類に大別される。この内、インステップキック(足の甲で蹴る)は、一番強いボールを蹴れるが、難易度が高いキックである。インステップキックが難しい理由は、ボールをキックする際、蹴り足と軸足の「地面からの高さ」関係を調整する必要があるからで、他のキックは、蹴り足と軸足がほぼ同じ「地面からの高さ」で蹴ることができるので容易なのである。
選手は、インステップキックを習得するために適した練習用具がないため、時間をかけてキック練習を繰り返す。そして、時に目測を誤り地面をキックし(ダフリ)、痛い思いをしながら「地面からの高さ関係」を調整する感覚を掴み、スイートスポットを体得しているが、一部の選手は、キックミスが続くことから練習途中で挫折してインステップキックを習得できないという問題がある。
インステップキックをミスする主な原因は、知識面ではスイートスポットの理解不足、心理面ではボールを蹴る際の恐怖心(誤って地面をキックしてしまう恐怖)、技術面ではスイートスポットで蹴っていない、等が挙げられる。
特開平7-289302号公報
特開2008-73481号公報
特許文献1(特開平7-289302号公報)には、サッカー練習用シューズによりキックの習得を容易にする技術が開示されている。この発明品では、靴の外側表面を、キックの種類に応じて色別にペイント等することで、キック練習が効果的に行えると考えられたものである。
しかし、特許文献1記載のシューズは、例えばインステップキックを理解するため足の甲の部分を緑色にペイントし、蹴るべき「面」を示しているが、スイートスポットを「点」ではなく「面」として捉えており、正しい理解につながっていない。また、「地面からの高さ関係」をサポートする機能が無いため、スイートスポットの習得や恐怖心の抑制にもつながらないことから本件の課題を解決できない。
しかも特許文献1記載のシューズは、パーツではなくシューズ本体であるので、製品として高価となり、汎用性が低いという問題もある。
特許文献2(特開平2008-73481号公報)には、シューズのベロの部分にプロテクターを入れることによりサッカーのシュート力をアップする技術が開示されている。この発明品は、足の甲の保護を十分にすることで強力なシュートを蹴れると考えられたものである。
しかし、特許文献2記載のシューズのパーツでは、ボールを蹴った際に足の甲を保護し、痛みを軽減するだけで、「地面からの高さ関係」をサポートする機能が無いため、スイートスポットの習得や恐怖心の抑制にもつながらないことから本件の課題を解決できない。
本発明は、上記問題に対処すべくなされたもので、その解決しようとする課題は、初心者でも容易にインステップキックを疑似体験しつつ、スイートスポットを理解し、ボールを蹴る際の恐怖心を抑制し、容易にボールの中心をスイートスポットで蹴ることができる、簡易で汎用性が高く、安価な練習用パーツを提供することにある。
本発明者は、上記の課題を解決するため、選手の知識・心理・技術面から研究を重ね、特にボールを蹴った際の「スイートスポットで蹴った快感」と「地面を蹴ってしまう恐怖心」等に注目し、本発明に到達した。
本発明は、サッカーのインステップキックを練習するため、サッカーシューズの甲の部分に簡易に固着できる基板部とサッカーボールを正確に強くキックするため反発力を高めた凸部をその基板部表面側に有するサッカーシューズの練習用パーツを提供する。
本発明においては、反発力を高めた凸部を足の甲のスイートスポット部分に設けた練習用パーツをシューズに固着することで、従来技術では解決できなかった、スイートスポットを正確に理解し、初心者でも容易に強いボールを蹴ることが可能となる。
また、凸部はサッカーボールを蹴る際、ボールの中心に狙いを定める照準器としても機能するため、ボールの中心を蹴ることをサポートし、「地面からの高さ関係」を調整する感覚を養うことができる。更に本発明品の使用者は、シューズに固着した凸部がボールの中心をミートすることに集中するため、従来技術では解決できなかった、「地面を蹴ってしまう恐怖心」を抑制する効果がある。
また、本発明品は、既存サッカーシューズに簡易に付け外しができ、メーカーやサイズ、右足・左足にかかわらず使用できる汎用性があり、かつシンプルな構造であるため、安価に製造することが可能である。
本発明品の正面図である。 本発明品の底面図である。 図1におけるA-A線断面の拡大図である。 本発明品の凸部2の拡大説明図である。 本発明品の凸部2の形状のバリエーションを示す。(円錐台) 本発明品の凸部2の形状のバリエーションを示す。(半楕円) 本発明品の凸部2の形状のバリエーションを示す。(六角錐台) 本発明品のシューズへの装着途中の説明図である。 本発明品のシューズへの装着説明図である 本発明品の使用状態図である。
図1に、本発明の一実施形態に係る正面図を示す。図示のように、サッカーシューズの練習用パーツ。は、例えば縦7cm~10cm、横6cm~8cmの基板部1と、凸部2で構成され、基板部の上部周辺には取付用孔3と取付用予備孔4(小さいサイズ用)を、また下端には差込部5を設けている。
図2に、本発明の一実施形態に係る底面図を示す。図示のように基板部1は、下層部6と上層部7の二重構造で接着剤8にて接着され、凸部2の軸端が上層部7を貫通し0.5cm~1.5cm突起する形態となっている。
図3に、本発明の一実施形態に係る凸部2の周辺を拡大したA―A線断面図を示す。基板部1の下層部6は、ゴム系や人工皮革を含む軟質系素材で形成されており、ボールを蹴った際の衝撃を緩和し、足を保護する。また、凸部2の軸底部の鍔9と下層部6が接着剤8によって固定され、かつ上層部7と軸底部の鍔9の部分を挟み込むことで、凸部2の抜け落ち防止に寄与しており、これらは本発明品の練習用具としての安全性を担保している。
図5、図6、図7において、凸部2の上端部の形状のバリエーションを示すが、好ましい上端部の形状は、ボールへ与えるダメージ等を考慮し、図6の半楕円形のものである。
図1において図示する基板部1には、上部周辺に取付用孔3、取付用予備孔4が設けてあり、図8、図9において示すように既存シューズの靴紐10を孔3に通し、更に基板部先端の差込部5をシューズ先端部の靴紐の下に差し込むことで、簡易にシューズに付け外しできる。また、既存のサッカーシューズに対しメーカーやサイズ、左右どちらの足にも固着できる汎用性を実現している。
図9は本発明品の使用状態図を示す。図9において、基板部1はサッカーシューズの甲の部分に取付用孔3と既存サッカーシューズの靴紐10と差込部5で固着された状況を示す。
図10は本発明品の使用例を示す。使用者は、あらかじめボールの中心部である蹴るべきポイントをマーキング11しておくことが望ましい。使用者は、凸部2と前記のマーキングポイント11がミートすることに意識を集中することで、キックの正確性が増し、誤って地面を蹴ってしまう恐怖心も抑制できる。
1 基板部
2 凸部
3 取付用孔
4 取付用予備孔(小さいサイズ用)
5 差込部
6 基板部下層
7 基板部上層
8 接着剤
9 凸部の鍔
10 靴紐
11 マーキングポイント(ボールの中心)

Claims (7)

  1. サッカーのインステップキックを練習するため、既存のサッカーシューズに簡易に取り付けることができる基板部とサッカーボールを正確に強くキックするための凸部をその基板部表面側に有し、かつ、その基板部の裏面側がサッカーシューズの甲の部分に固着することを特徴とするサッカーシューズの練習用パーツ。
  2. 請求項1に記載の基板部は、サッカーシューズの甲の部分に固着するため、その基板部上辺に既存シューズの靴紐を通してシューズに固着するための取付用の孔を設け、また下端にはシューズ先端部の靴紐に差し込むための差込部を設けた請求項1に記載のサッカーシューズの練習用パーツ。
  3. 請求項1に記載の基板部は、サッカーシューズの甲の部分に固着するため面ファスナーやベルを用いることもできる請求項1に記載のサッカーシューズの練習用パーツ。
  4. 請求項1に記載の基板部は、ボールを蹴った際の足への衝撃を緩和するため、ゴムや人工皮革を含む軟質系の素材で形成された請求項1に記載のサッカーシューズの練習用パーツ。
  5. 請求項1に記載の凸部は、サッカーボールを強くキックするため、金属や樹脂、セラミックスを含む硬質系の素材で円筒や円柱、円錐台、半楕円、多角錐に形成され、反発力を高めた請求項1に記載のサッカーシューズの練習用パーツ。
  6. 請求項1に記載の凸部は、軸端下部を基板部へ固定するが基板部からの抜け止めを防止するためリング状の鍔を有する請求項1に記載のサッカーシューズの練習用パーツ。
  7. 請求項1に記載の凸部は、サッカーボールの中心に狙いを定めることをサポートするため、凸部の上端部が0.5cm~1.5cm突起する形態となっている請求項1に記載のサッカーシューズの練習用パーツ。
JP2019104856A 2019-05-17 2019-05-17 サッカーシューズの練習用パーツ Active JP7295508B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019104856A JP7295508B2 (ja) 2019-05-17 2019-05-17 サッカーシューズの練習用パーツ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019104856A JP7295508B2 (ja) 2019-05-17 2019-05-17 サッカーシューズの練習用パーツ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020189065A JP2020189065A (ja) 2020-11-26
JP7295508B2 true JP7295508B2 (ja) 2023-06-21

Family

ID=73454169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019104856A Active JP7295508B2 (ja) 2019-05-17 2019-05-17 サッカーシューズの練習用パーツ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7295508B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004520113A (ja) 2001-01-12 2004-07-08 デヒ リ サッカーシューズ
JP2008073481A (ja) 2006-09-19 2008-04-03 Masato Kanbe シュート力アップパーツ
JP2010512954A (ja) 2006-12-20 2010-04-30 エフ. フローレ マシュー 蹴球練習装置及びその装置の使用方法
JP2018507051A (ja) 2015-03-06 2018-03-15 コンケイヴ グローバル ピーティワイ リミテッドConcave Global Pty Ltd フットボールをプレーするのに適した履物

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004520113A (ja) 2001-01-12 2004-07-08 デヒ リ サッカーシューズ
JP2008073481A (ja) 2006-09-19 2008-04-03 Masato Kanbe シュート力アップパーツ
JP2010512954A (ja) 2006-12-20 2010-04-30 エフ. フローレ マシュー 蹴球練習装置及びその装置の使用方法
JP2018507051A (ja) 2015-03-06 2018-03-15 コンケイヴ グローバル ピーティワイ リミテッドConcave Global Pty Ltd フットボールをプレーするのに適した履物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020189065A (ja) 2020-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD866692S1 (en) Iron golf club head
USD867502S1 (en) Golf club head
JP2020168370A (ja) ゴルフシューズ
USD867499S1 (en) Iron golf club head
USD846673S1 (en) Golf club head
USD857819S1 (en) Golf club head
USD847926S1 (en) Golf club head
USD846050S1 (en) Golf club head
US5800290A (en) Athlete practice shooting aid device
USD854639S1 (en) Iron golf club head
US4711043A (en) Training device for kicking a football or soccer ball
USD867500S1 (en) Iron golf club head
USD847924S1 (en) Golf club head
USD855129S1 (en) Iron golf club head
USD884807S1 (en) Iron golf club head
JP7295508B2 (ja) サッカーシューズの練習用パーツ
WO2015112264A1 (en) Sport training equipment and methods for using the same
JP2004261577A (ja) 特にゴルフ靴のための運動靴用保護具
USD855130S1 (en) Iron golf club head
US10897951B2 (en) Footwear insert
US10835792B1 (en) Putting training device
KR101794238B1 (ko) 골프용 볼마커
WO2018094032A1 (en) Footwear insert
KR20220001752U (ko) 골프 스윙 교정 및 연습용 기구
US20120180182A1 (en) Soccer kicking aid and method of using the same

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220415

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230516

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230526

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7295508

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150