JP7295499B2 - Hook storage structure, hook storage system and method - Google Patents
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Description
本発明は、移動式クレーンのフックを格納するためのフック格納構造、このフック格納構造を備えたフック格納システム、及び、フック格納構造に対するフックの移動制御の方法に関する。 The present invention relates to a hook storage structure for storing a hook of a mobile crane, a hook storage system including this hook storage structure, and a method for controlling movement of the hook relative to the hook storage structure.
移動式クレーンは、例えばフックを掛金に掛けた格納状態で、走行移動を行っている。従来、フックをこの格納状態にするとき又はその格納状態からフックを離脱させるとき、オペレータは運転室を出て、掛金のところまで行き、作業を行わなければならず、煩わしさがあった。そこで、そのようにオペレータが運転室を離れることを必ずしも必要としない機構又は装置が種々提案されている(例えば特許文献1参照) A mobile crane travels, for example, in a retracted state in which a hook is hung on a latch. Conventionally, when the hook is put into this retracted state or when the hook is released from the retracted state, the operator has to leave the operator's cab and go to the latch to perform the work, which is troublesome. Therefore, various mechanisms or devices have been proposed that do not necessarily require the operator to leave the operator's cab (see, for example, Patent Document 1).
ところで、特許文献1の提案でも、格納状態のフックを使用可能にするためには、まず、フックを係止具との係止状態から離脱させることを必要とする。フックを係止具から離脱させるとき、オペレータは、倒伏状態のブームを起こしつつその先端から延出してフックに接続するワイヤロープを繰り出すようにそれらを制御する。これは、オペレータに2つの操作を実質的に同時並行して行わせることを要求する。
By the way, in the proposal of
本発明の目的は、移動式クレーンにおいて格納状態にあるフックを使用可能にするとき、まず、より容易に係止具等との係止状態から脱させることを可能にする構成を提供することにある。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a structure that makes it possible to more easily release a hook from a locked state with a locking tool or the like when making the hook in the retracted state usable in a mobile crane. be.
上記目的を達成するために、本発明の一態様は、移動式クレーンのフックを格納するためのフック格納構造であって、前記移動式クレーンの車体フレームに対して少なくとも起伏可能に構成されているブームが倒伏した所定の第1状態にあるとき、該ブームの先端部側を向くように傾斜している傾斜部と、該傾斜部の上端部に位置付けられて、前記ブームからワイヤで吊り下げられた前記フックが引っ掛かかることを可能にするように構成されているストッパとを備え、前記傾斜部には、前記フック格納構造に前記フックが位置しているとき、前記フックにつながる前記ワイヤが通ることが可能なワイヤ通路が更に設けられている、フック格納構造を提供する。
In order to achieve the above object, one aspect of the present invention is a hook storage structure for storing a hook of a mobile crane, which is configured to be able to rise and fall at least with respect to a body frame of the mobile crane. When the boom is in a predetermined first collapsed state, a sloping portion that is slanted to face the tip side of the boom, and a slant portion that is positioned at the upper end of the sloping portion and suspended from the boom by a wire. and a stop configured to allow the hook to be hooked, the ramp having the wire leading to the hook when the hook is positioned in the hook storage structure. To provide a hook storage structure further provided with a passable wire passage .
好ましくは、前記傾斜部は、該傾斜部の下端部から前記ストッパまでの長さが前記フックの全長よりも長いように、構成されている。 Preferably, the inclined portion is configured such that the length from the lower end portion of the inclined portion to the stopper is longer than the total length of the hook.
好ましくは、前述のフック格納構造は、前記ストッパに前記フックから所定値を超える力が及ぶのを防ぐように構成された力緩和機構を更に備える。 Preferably, the hook retraction structure described above further comprises a force relief mechanism configured to prevent the stopper from exerting a force exceeding a predetermined value from the hook.
好ましくは、前記傾斜部は、前記フックに設けられた被案内部を案内するように形作られている。 Preferably, said inclined portion is shaped to guide a guided portion provided on said hook.
本発明は、上記フック格納構造と、前記フック格納構造に対する前記フックの移動を制御するように構成された制御部とを備える、フック格納システムにも存する。また、本発明は、上記フック格納構造に対する前記フックの移動制御の方法にも存する。この方法は、好ましくは、前記傾斜部の下端部側の格納領域の上方に位置付けた前記フックを前記格納領域に降ろすように前記ワイヤを繰り出すステップと、前記フックが前記格納領域に位置するとき、前記フックを前記格納領域に保ったまま、前記ブームを前記所定の第1状態になるまで倒伏させるステップと、前記ブームが前記所定の第1状態にあるとき、前記フックが前記ストッパに引っ掛かるまで前記ワイヤを巻き上げるステップとを含む。また、この方法は、更に、前記フックを前記ストッパから離して前記傾斜部に沿って前記格納領域に移動させるように、前記ワイヤを繰り出すステップと、前記フックが前記格納領域に位置するとき、前記フックを前記格納領域に保ったまま、前記ブームを所定の第2状態になるまで起こすステップと、前記ブームが前記所定の第2状態にあるとき、前記フックを前記格納領域から取り出すように前記ワイヤを巻き上げるステップとを含むとよい。 The invention also resides in a hook storage system comprising the hook storage structure described above and a control configured to control movement of the hook relative to the hook storage structure. The present invention also resides in a method of controlling movement of the hook relative to the hook storage structure. This method preferably comprises the steps of: reeling out the wire so as to lower the hook positioned above the storage area on the lower end side of the inclined portion into the storage area; and when the hook is positioned in the storage area, a step of lowering the boom until it reaches the predetermined first state while keeping the hook in the storage area; and winding the wire. The method also includes the steps of: unreeling the wire so as to move the hook away from the stopper and along the ramp to the storage area; and when the hook is positioned in the storage area, the raising the boom to a second predetermined condition while maintaining the hook in the storage area; and retracting the wire to remove the hook from the storage area when the boom is in the second predetermined condition. and winding.
本発明の上記態様によれば、上記構成を備えるので、移動式クレーンに適用されたとき、移動式クレーンのフックを使用可能にするとき、より容易にストッパとの係止状態から脱させることを可能にする。 According to the above aspect of the present invention, since it has the above configuration, when applied to a mobile crane, when the hook of the mobile crane is enabled, it can be more easily released from the locked state with the stopper. enable.
以下、本発明に係る実施形態を添付図に基づいて説明する。同一の部品(又は構成)には同一の符号を付してあり、それらの名称及び機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。 BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION An embodiment according to the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. The same parts (or configurations) are given the same reference numerals, and their names and functions are also the same. Therefore, detailed description thereof will not be repeated.
本発明の一実施形態のラフテレーンクレーン1は、移動式クレーンであり、図1に示すように、走行機能を有する車両の本体部分となる車体フレーム10と、車体フレーム10の四隅に設けられたアウトリガ11,・・・と、車体フレーム10に水平旋回可能に取り付けられた旋回台12と、旋回台12の旋回フレーム上部13に取り付けられたブーム14とを備えている。そして、本実施形態のラフテレーンクレーン1は、旋回台12の前端、かつ、走行姿勢(図1参照)のブーム14の下方に、フック格納容器20が配置されている。フック格納容器20の構成については、後述する。
A
アウトリガ11は、スライドシリンダを伸縮することで車体フレーム10から幅方向外側にスライド張出/スライド格納可能であるとともに、ジャッキシリンダを伸縮することで車体フレーム10から上下方向にジャッキ張出/ジャッキ格納可能である。
The
旋回台12は、旋回用モータの動力を伝達されるピニオンギヤを有しており、このピニオンギヤが車体フレーム10に設けた円形状のギヤに噛み合うことで旋回軸を中心に回動する。旋回台12は、前方右側に配置された運転室18と、後方中央に配置された旋回フレーム上部13と、後方下部に配置されたカウンタウェイト19とを有している。
The
ブーム14は、最も旋回台12側の基端ブーム14a及び最も先端側の先端ブーム14bを含む複数段のブーム構成要素を入れ子式に備えていて、内部に配置された伸縮シリンダによって伸縮できる。図1におけるブーム14は最も縮んだ状態にある。ブーム14の最先端部つまり先端ブーム14bの先端部にはシーブ(滑車)が配置されている。シーブにワイヤロープ16(以下、ワイヤ16と称する)が掛け回されてフック17が吊り下げられている。ワイヤ16の末端は、ウインチ(不図示)に巻き回されている。
The
基端ブーム14aは、その一端が旋回フレーム上部13に略水平に設置された支持軸に回動自在に取り付けられており、支持軸を回転中心として上下に起伏できるようになっている。さらに、旋回フレーム上部13と基端ブーム14aの下面との間には、起伏シリンダ15が架け渡されており、起伏シリンダ15を伸縮することでブーム14全体を起伏することができるようになっている。
One end of the
次に、フック格納構造S1の構成について説明する。フック格納構造S1は、図2の斜視図に示すように、上述した旋回台12の前端かつ走行姿勢のブーム14の下方に配置されるフック格納容器20によって構成されている。フック格納容器20は、旋回台12の前方に向いた側面(前面、前端面)から前方に向かって突出するように取り付けられている。さらに、フック格納容器20は、車幅方向には、走行姿勢のブーム14の下方、すなわち車幅方向の略中央からやや左寄りの位置に配置されている。要するに、フック格納容器20は、運転室18の左前側に位置付けられている。なお、図1に示すように、ブーム14が倒伏した走行姿勢の状態は、ブーム14が倒伏した所定の第1状態に対応する。
Next, the configuration of the hook storage structure S1 will be described. As shown in the perspective view of FIG. 2, the hook storage structure S1 is composed of a
フック格納容器20は、ワイヤ16が延びるフック17を格納するためのものであり、そのための構成を備えている。フック格納容器20は、図2に示すように、全体として上方が開いた容器状乃至箱状に形成されるものである。さらに、フック格納容器20は、上部の断面積(間口)が広く、下部の断面積が狭く形成されている。これにより、フック17を上方から受け入れやすく、かつ、フック17を完全に収容した状態でのガタつきが少なくなっている。
The
具体的に言うと、本実施形態のフック格納容器20は、左右に配置される一対の側板部21、22と、下方に配置される底板部23と、前方に配置される前板傾斜部24と、後方に配置される後板部25とを備える傾斜フレーム26を備えている。図3には、フック格納容器20のうちの傾斜フレーム26を示す。側板部21、22は対向して互いに対して平行に配置されている。側板部21、22及び後板部25は底板部23に直角をなすように設けられている。側板部21、22は後板部25と直角をなすように設けられている。フック格納容器20では、前板傾斜部24は底板部23から傾斜して延びている。側板部21、22は、略5角形形状の部分であり、底板部23に平行で後板部23にまで延びる平行上端部21a、22aと、この平行上端部21a、22aから前板傾斜部24にまで延びる傾斜上端部21b、22bとを有する。傾斜上端部21b、22bは、後板部25側から前板傾斜部24側に至るに従い底板部23側に傾斜する。前板傾斜部24は、傾斜上端部21b、22bの先端部21c、22cにまで延びる。この傾斜フレーム26は、各部が溶接により接合されている。
Specifically, the
フック格納容器20は、更に、ストッパ28を備えている。ストッパ28は、傾斜フレーム26の開口部29の一部を覆うように、傾斜フレーム26に設けられている。ここでは、ストッパ28は、傾斜フレーム26に溶接により固定されている。なお、ストッパ28は、当初より傾斜フレーム26の一部又は全部と一体的に構成されてフック格納容器20の一部を構成してもよい。
フック格納容器20の傾斜フレーム26の開口部29は、後板部25側の底板部23に平行な平行開口部29rと、前板傾斜部24に向けて底板部23側に傾く傾斜開口部29fとを有する。ストッパ28は、傾斜開口部29fから平行開口部29rの一部にかけて、傾斜フレーム26に設けられている。このように、ストッパ28は、前板傾斜部24の上端部に位置付けられている。そして、このストッパ28は、後述する説明から理解できるように、それ自体に、ブーム14からワイヤ16で吊り下げられたフック17が引っ掛かかることを可能にするように構成されている。
The
傾斜フレーム26の前板傾斜部24には、後述するようにフック格納容器20にフック17が位置しているとき、フック28につながるワイヤ16が通ることが可能なワイヤ通路30が更に設けられている。本実施形態では、このワイヤ通路30は、前板傾斜部24を二分するように底板部23にまで延びている。そして、このワイヤ通路30へのワイヤ16の出入りを妨げないように、ストッパ28は、離間配置される一対のストッパ部31、32で構成されていて、ワイヤ通路30をストッパ28にまで延長する。
The inclined
図2に示すように、一対のストッパ部31、32は、それぞれ、折れ曲がった形状の板部として構成されていて、本実施形態ではその前端部31a、32aと後端部31b、32bとの間のなす角は鈍角である。更に、後端部31b、32bはそれぞれ、前板傾斜部24側から後板部25側に至るに従い、幅が狭くなる形状を有する。これにより、ワイヤ16のワイヤ通路30への入りをガイドすることが可能になる。なお、各ストッパ部31、32において、前端部31a、32aは側板部21、22の傾斜上端部21b、22bと前板傾斜部24とにつながり、後端部31b、32bは側板部21、22の平行上端部21a、22aにつながる。
As shown in FIG. 2, the pair of
このフック格納容器20は、所定の方向を向くように配置されている。具体的には、車体フレーム10に対して少なくとも起伏可能に構成されているブーム14が倒伏した所定の第1状態(図1参照)にあるとき、前板傾斜部24は、ブーム14の先端部側を向くように傾斜している。フック格納容器20は、ブーム14との間で、この関係を満たす。
The
ラフテレーンクレーン1のフック17の制御構成のブロック図を図4に示す。制御部50は、所謂コンピュータであり、処理装置(例えばCPU)、記憶部(例えばROM、RAM)及び入出力部を有する。制御部50には、カメラ52及び入力装置54が電気的に接続されている。カメラ52は、図示しないが、ブーム14に設けられていて、ここでは特にその先端部に設けられている。入力装置54は1つ又は複数の装置であり、オペレータにより操作されるレバーやスイッチ等で有り得、ブーム14の起伏等やワイヤ16の繰り出しや巻き上げに関する信号を制御部50に入力可能にする。制御部50は、これらからの入力に基づき、ワイヤ16の巻上装置56やブーム駆動機構58の各作動を制御する。巻上装置56は上記ウインチを含む。ブーム駆動機構58は、上記起伏シリンダ15を含む。
A block diagram of the control configuration of the
制御部50は、機能モジュールとして、自動制御部501、ワイヤ制御部502、ブーム制御部503を有している。各機能モジュールは、記憶部に記憶されたプログラムを制御部50つまり処理装置によって実行することで実現される。
The
自動制御部501は、入力装置54からの入力に従って、フック格納容器20に対するフック17の移動を自動で制御する。入力装置54からの入力としては、例えば、フック格納容器20へのフック17の格納指示信号の入力や、フック格納容器20からのフック17の取り出し指示信号の入力がある。自動制御部501は、この自動制御を学習する機能を有する。自動制御部501は、ここでは、ワイヤ制御部502及びブーム制御部503に作動信号を送り、フック格納容器20に対するフック17の移動を実行させる。
The
ワイヤ制御部502は、上記ウインチを含む巻上装置56の作動を制御する。これにより、ワイヤ16の巻き下げ(繰り出し)や巻き上げを可能にする。
A
ブーム制御部503は、ブーム駆動機構58の作動を制御する。これにより、ブーム14の起伏等を可能にする。
A
なお、このように、制御部50は、フック格納構造S1を有するフック格納容器20に対するフック17の移動を制御するように構成された制御部に相当する。この制御部50と、上記フック格納容器20とは、フック格納システムを構成する。
In this way, the
次に図5及び図6を用いて、フック格納構造S1のフック格納容器20に対するフック17の移動制御について説明する。はじめに、制御部50の自動制御部501による、フック格納容器20へのフック17の格納制御の方法について説明する。ただし、オペレータは、図5及び図6に基づく順序で、以下の操作をマニュアル操作で行うことができる。なお、図5及び図6では、ラフテレーンクレーン1の上部のみを示す。
Next, movement control of the
ブーム14を旋回及び/又は起伏及び/又は伸縮させて、フック17をフック格納容器20の上方に移動する。特に、ここでは、フック格納容器20のうち、前板傾斜部24の下端部側の格納領域Aの上方に、フック17を移動させる。具体的には、格納領域Aとは、前板傾斜部24の下端側の底板部23上の領域であり、概念的には図3(a)において表すことができる。前板傾斜部24の下端部側の格納領域Aは、フック格納容器20の上記構成のため、ストッパ28を外れた領域である。なお、フック17をこのように移動させたとき、ブーム14は所定の伸縮状態にあるとよい。ここでは、所定の伸縮状態とは、図1に示すように最も縮んだ状態である。
そして、図5(a)に示すステップでは、フック17を格納領域Aに降ろすようにワイヤ17を繰り出す。このとき、フック17の一部がフック格納容器20の前板傾斜部24の下端部又は底板部23に少なくとも接するまでフック17は降ろされるとよい。このとき、制御部50(又は運転席18のオペレータ)は、フック17の位置をカメラ52からの画像で確認することができる。なお、オペレータがこの操作をするとき、フック格納容器20は運転席18の左前に位置するので、オペレータは運転席18から直接的にフック格納容器20におけるフック17の状態を確認することができる。
Then, in the step shown in FIG. 5A, the
次に、図5(b)に示すステップでは、フック17を格納領域Aに保ったまま、ブーム14を所定の状態(以下、所定の第1状態)になるまで倒伏させる。この所定の第1状態は、図1に示すようにブーム14が横倒しになった倒伏状態であり、ここでは走行可能状態と称することもできる。この倒伏操作に際しては、巻上装置56のウインチ巻き下げ巻き上げ操作が併用され得る。これにより、ワイヤ16に所定値以上の力がかかるのを防ぐことができる。
Next, in the step shown in FIG. 5(b), while the
そして、図5(c)に示すステップでは、ブーム14が倒伏した所定の第1状態にあるとき、フック格納容器20のストッパ28にフック17が引っ掛かるまでつまり係止されるまで、ワイヤ16を巻き上げる。これにより、フック17は、ストッパ28に係止されて係止状態になり、フック格納容器20内に格納された格納状態になる。
Then, in the step shown in FIG. 5(c), when the
次に、フック格納容器20からのフック17の取り出し制御について、図6及び図7に基づいて説明する。
Next, control for taking out the
はじめに、図6(a)に示すステップにおいて、フック17をストッパ28から離して前板傾斜部24に沿って格納領域Aに移動させる。このフック17の移動は、ワイヤ16を繰り出すように巻上装置56のウインチ巻き下げ操作を行うことで実行される。なお、ワイヤ16の繰り出しとして、ウインチ巻き下げ操作のみでなく、例えばフック17の自重により自由にワイヤ16が引き出され得る状態にすることが行われてもよい。図5(c)及び図7(a)に示すように、フック17がフック格納容器20のストッパ28に係止されて格納状態にあるとき、フック17は前板傾斜部24にもたれて支持されていて、また底板部23から離れていてぶら下がり状態にある。したがって、ウインチ巻き下げ操作を行ってワイヤを繰り出すだけで、図6(a)及び図7(b)に示すようにフック17は前板傾斜部24を滑り落ちるように動き、ストッパ28を離れ、よってストッパ28に係止された係止状態を脱することができる。これにより、フック17は格納領域Aに至ることができる。
First, in the step shown in FIG. 6( a ), the
次に、図6(b)に示すステップでは、フック17を格納領域Aに保ったまま、ブーム14を起こす。より詳しくは、格納領域Aに位置するフック17から延びるワイヤ16が鉛直方向にまっすぐ延びるようになるまで、ブーム14は起こされる。このときのブーム14が起きた状態が、所定の第2の状態(図6(c)参照)に対応する。このとき、ブーム14を旋回及び/又は起伏及び/又は伸縮させるとともに、巻上装置56のウインチ巻き下げ巻き上げ操作が併用され得る。
Next, in the step shown in FIG. 6(b), the
そして、図6(c)に示すステップでは、ブーム14が起きた所定の第2状態にあるとき、フック17を格納領域Aから取り出す。このフック17の取り出しは、巻上装置56のウインチ巻き上げ操作により成し遂げられる。これにより、フック17は使用可能な状態になる。
Then, in the step shown in FIG. 6(c), the
このように、制御部50の上記自動制御部501は、入力装置54からの自動制御信号の入力に従って、フック格納容器20に対するフック17の移動を自動で制御する。このとき、以前に、オペレータが実行した格納操作及び取り出し操作のデータ等を学習して記憶しておき、自動制御部501は、ワイヤ制御部502及びブーム制御部503に作動信号を送信するとよい。そして、自動制御部501からの指示によりワイヤ制御部502及びブーム制御部503が作動するとき、カメラからの画像データや、例えばワイヤ16の延出長さを測定するセンサなどの各種センサからの出力が参照されるとよい。
In this manner, the
以上説明したように、ラフテレーンクレーン1は、上記フック格納容器20を備える。このフック格納容器20は、上記前板傾斜部24と、上記ストッパ28とを備える。そして、前板傾斜部24は、車体フレーム10に対して起伏可能に構成されているブーム14が倒伏した所定の第1状態にあるとき、ブーム14の先端部側を向くように傾斜している。また、ストッパ28は、前板傾斜部24の上端部に位置付けられて、前記ブームからワイヤで吊り下げられたフック17が引っ掛かかることを可能にするように構成されている。したがって、ブーム14にワイヤ16で吊り下げられているフック17をフック格納容器20に格納するとき、前板傾斜部24下端側の格納領域Aにフック17を位置付けて、ワイヤ16を巻き上げることで、フック格納容器20内においてフック17をストッパ28との係止状態に格納することができる。そして、このような状態にあるフック17につながるワイヤ16を巻き下げるつまり繰り出すことだけで、フック17を格納領域Aに容易に位置づけることができ、よって図7に基づいて説明したようにフック17をその係止状態からより容易に脱させることが可能になる。
As described above, the
更に、図7に明らかに示すように、前板傾斜部24は、前板傾斜部24の下端部からストッパ28までの長さL1がフック17の全長L2よりも長いように、構成されている。したがって、係止状態からフック17を脱させる上記工程を、より好適に生じさせることができる。
Further, as clearly shown in FIG. 7, the front
また、前板傾斜部24には、フック格納容器20にフック17が位置しているとき、フック17につながるワイヤ16が通ることが可能なワイヤ通路30が設けられている。したがって、フック格納容器20に対してフック17を移動するとき、ワイヤ16の摩耗等を回避しつつ、ワイヤ16からフック17に好適に力を及ぼすことが可能になる。
Further, the front plate inclined
なお、例えば、図5(c)に基づいて説明したように、フック17をストッパ28に引っかけるようにワイヤ16を巻き上げるとき、ストッパ28に所定値を超える力が及ぶのを防ぐ力緩和機構を備えることが望ましい。例えば、ウインチの油圧回路に低圧リリーフバルブを設け、そのような力がストッパ28に作用するのを防ぐようにしてもよい。また、この低圧リリーフバルブとともに、またはそれに代えて、フック格納容器20にそれの回動機構を設けるとよい。この回動機構は例えばヒンジ構造を有し、前板傾斜部24と底板部23との接続部において、旋回台12又は車体フレーム10に対して設けられてもよい。これにより、図3(b)に矢印Rで示すように、フック格納容器20の前板傾斜部24と一緒にストッパ28を回動させることで、その力を緩和することが可能になる。
In addition, for example, as described with reference to FIG. 5(c), when the
また、近年、移動式クレーンであるラフテレーンクレーンでは、図8に示すように2つのフック17M、17Sなど、複数のフック17が装備されるようになってきている。このときには、フック17毎にフック格納容器20が備えられるとよい。図8のラフテレーンクレーン1Aでは、メインフック17Mとサブフック17Sとが吊り下げられている。これらは、ここでは、図8において、前後に並ぶように配置されている。この場合、図8に示すように、メインフック17Mとサブフック17Sとの位置関係に相当する位置関係で、メインフック17M用のフック格納容器20M及びサブフック17S用のフック格納容器20Sが設けられるとよい。図8のメインフック17Mとサブフック17Sとの間の長さL3は、メインフック17M用のフック格納容器20Mとサブフック17S用のフック格納容器20Sとの間の長さL4と所定範囲内の寸法差を有する。こうすることで、メインフック17Mとサブフック17Sとを格納するとき、一度に、図5に基づいて説明したように、両フック17M、17Sの格納操作を行うことができる。これは、その後の取り出し操作においても同様である。
In recent years, rough terrain cranes, which are mobile cranes, have come to be equipped with a plurality of
ここで、フック格納容器の好ましい寸法等について、図9及び図10に基づいて説明する。図9及び図10に示すフック格納容器20aは、上記フック格納容器20と一部違いを有するが、同様の特徴的構成を有する。以下で説明する寸法等は、上記フック格納容器20にも同様に当てはまる。
Here, preferred dimensions and the like of the hook container will be described with reference to FIGS. 9 and 10. FIG. A
図9(a)は、フック格納容器20aの内部を透視した斜視図であり、図9(b)はそのフック格納容器20aに対してフック17Mが位置づけられたところを示す断面模式図である。
FIG. 9(a) is a see-through perspective view of the interior of the
まず、前板傾斜部24からストッパ28まで延びるワイヤ通路30は、ワイヤ16を通すが、フック17自体は通過させない寸法を有する必要がある。図9のフック格納容器20aでは、ワイヤ通路30は、略U字状の通路として設けられている。このワイヤ通路30の幅L5は、フック17のワイヤ16の幅L6(幅方向の長さ)よりも大きく、フック17の幅L7(幅方向の長さ)よりも小さい寸法を有する(L6<L5<L7)。図9(b)では、フック17としてメインフック17Mが表され、複数のワイヤ16が延出する。このとき、ワイヤ16の幅L6とは、図9(b)に示すようにそれら複数のワイヤ16全体の幅として定義される。なお、図1及び図8に示すようにフック17、17Sから延出するワイヤ16が1本のとき、1本のワイヤ16の直径がワイヤ16の幅L6となり得る。
First, the
また、図5(b)に基づいて説明したように、格納領域Aにフック17が位置づけられて、ブーム14が倒伏されるときなどに、ワイヤ16がフック格納容器の前板傾斜部24と干渉するのを防ぐために、ワイヤ通路30の下端部から底板部23までの長さL8は、フック17のハッカ部の先端からシーブ等のワイヤが延出している部分までの長さL9よりも短いとよい(L8<L9)。なお、図9では、長さL9を、ハッカ部からシーブの中心軸部までの長さと仮定して示している。
5(b), when the
また、フック格納容器20aの開口部28の幅L10は、底板部23の幅L11以上であるとよい。これにより、フック17の格納時に、格納領域Aにフック17を位置付け易くなる。
Also, the width L10 of the
また、底板部23の長さL12は、フックの前後方向の長さL13よりも短いとよい。これにより、図5(a)に示すように、フックを格納領域Aに位置付けたとき、フック17が直立姿勢を保ち難く、前板傾斜部24側に倒れやすくなる。よって、その後の、ストッパ28へのフック17の係止の一連の操作をより好適に実行することが可能になる。なお、格納領域Aに至ったフック17が前板傾斜部24側に倒れやすくなるように、底板部23は傾斜を有してもよい。
Also, the length L12 of the
また、図6(a)及び図7に基づいて説明したように、フック17をフック格納容器から取り出すとき、ワイヤ16を繰り出してフック17をストッパ28との係止状態から前板傾斜部24を滑らせて格納領域Aに至らせる。このときに、前板傾斜部24に沿ったフック17の滑りを好適に生じさせるために、前板傾斜部24の傾斜角θ1は、以下の関係を有するとよい(図10参照)。なお、nは掛け数、θ2は前板傾斜版24を基準にしたワイヤ角度、Tはワイヤ張力、Mはフック質量、μは前板傾斜版24の斜面の摩擦係数、αはその斜面方向のフックの加速度である。
6(a) and 7, when the
なお、本発明に係るフック格納構造は、上記フック格納容器20、20aのような容器形状で実現されることに限定されない。例えば、図11に示すように、細長いフレーム材90を折り曲げることで、前板傾斜部24に相当する傾斜部92と、その傾斜部92の上端部に設けたストッパ94とを備えたフック格納構造S2を実現してもよい。このとき、細長いフレーム材90による傾斜部92に沿ってフック17が案内されるように、案内構造98を有してもよい。案内構造98は、フック17に設けられた被案内部としてのローラー部98aと、傾斜部92に設けられてローラー部98を案内する案内部としてのフレーム案内部98bとを備えるとよい。つまり、この場合、傾斜部92は、フック17に設けられたローラー部98aを案内するように形作られているフレーム案内部98bの一部に相当する。
It should be noted that the hook storage structure according to the present invention is not limited to being realized in a container shape such as the
以上、本発明の代表的な実施形態及び変形例について説明したが、本発明はそれらに限定されない。本願の特許請求の範囲によって定義される本発明の精神及び範囲から逸脱しない限り、種々の置換、変更が可能である。例えば上記実施形態及び変形例の任意の一部同士の種々の組み合わせが可能である。 Although the representative embodiments and modifications of the present invention have been described above, the present invention is not limited to them. Various substitutions and modifications may be made without departing from the spirit and scope of the invention as defined by the claims of this application. For example, various combinations of arbitrary parts of the above embodiments and modifications are possible.
本発明に係るフック格納構造は、ラフテレーンクレーン以外の移動式クレーンに適用され得る。また、フック格納構造は、旋回台12に設けられることに限定されず、その他の種々の箇所に設けられてもよい。なお、フック格納構造は、運転席のオペレータからその外部だけでなく、その内部も視認可能であるとよい。例えば、上記フック格納容器20の場合、運転席側の側板部21及び後板部25は透明な材料又は網掛け状の部材により作製されるとよい。もちろん、これは、フック格納構造全体に適用されてもよい。
The hook storage structure according to the present invention can be applied to mobile cranes other than rough terrain cranes. Further, the hook storage structure is not limited to being provided on the
1、1A ラフテレーンクレーン
10 車体フレーム
11 アウトリガ
12 旋回台
13 旋回フレーム上部
14 ブーム
16 ワイヤ
17 フック
18 運転室
20、20a フック格納容器
21、22 側板部
23 底板部
24 前板傾斜部
26 傾斜フレーム
28 ストッパ
29 開口部
30 ワイヤ通路
50 制御部
S1、S2 フック格納構造
1, 1A
Claims (7)
前記移動式クレーンの車体フレームに対して少なくとも起伏可能に構成されているブームが倒伏した所定の第1状態にあるとき、該ブームの先端部側を向くように傾斜している傾斜部と、
該傾斜部の上端部に位置付けられて、前記ブームからワイヤで吊り下げられた前記フックが引っ掛かかることを可能にするように構成されているストッパと
を備え、
前記傾斜部には、前記フック格納構造に前記フックが位置しているとき、前記フックにつながる前記ワイヤが通ることが可能なワイヤ通路が更に設けられている、フック格納構造。 A hook storage structure for storing a hook of a mobile crane,
a sloping portion that is slanted so as to face a tip side of the boom when the boom, which is configured to be at least capable of being raised and lowered with respect to the vehicle body frame of the mobile crane, is in a predetermined first state in which the boom is laid down;
a stopper positioned at the upper end of the ramp and configured to allow the hook suspended by a wire from the boom to be hooked ;
The hook storage structure, wherein the inclined portion is further provided with a wire passage through which the wire connected to the hook can pass when the hook is positioned in the hook storage structure.
請求項1に記載のフック格納構造。 The inclined portion is configured such that the length from the lower end of the inclined portion to the stopper is longer than the total length of the hook.
The hook storage structure according to claim 1.
請求項1又は請求項2に記載のフック格納構造。 Further comprising a force relaxation mechanism configured to prevent a force exceeding a predetermined value from being applied to the stopper from the hook,
The hook storage structure according to claim 1 or 2 .
請求項1から3のいずれか一項に記載のフック格納構造。 The inclined portion is shaped to guide a guided portion provided on the hook.
The hook storage structure according to any one of claims 1 to 3 .
前記フック格納構造に対する前記フックの移動を制御するように構成された制御部と
を備えた、フック格納システム。 a hook storage structure according to any one of claims 1 to 4 ;
a control configured to control movement of the hook relative to the hook storage structure.
前記傾斜部の下端部側の格納領域の上方に位置付けた前記フックを前記格納領域に降ろすように前記ワイヤを繰り出すステップと、
前記フックが前記格納領域に位置するとき、前記フックを前記格納領域に保ったまま、前記ブームを前記所定の第1状態になるまで倒伏させるステップと、
前記ブームが前記所定の第1状態にあるとき、前記フックが前記ストッパに引っ掛かるまで前記ワイヤを巻き上げるステップと
を含む、方法。 A method of movement control of the hook for the hook storage structure according to any one of claims 1 to 4 , comprising:
drawing out the wire so as to lower the hook positioned above the storage area on the lower end side of the slope into the storage area;
when the hook is positioned in the storage area, lowering the boom to the predetermined first state while keeping the hook in the storage area;
hoisting the wire until the hook catches the stopper when the boom is in the first predetermined state.
前記フックが前記格納領域に位置するとき、前記フックを前記格納領域に保ったまま、前記ブームを所定の第2状態になるまで起こすステップと、
前記ブームが前記所定の第2状態にあるとき、前記フックを前記格納領域から取り出すように前記ワイヤを巻き上げるステップと
を更に含む、
請求項6に記載の方法。
paying out the wire to move the hook away from the stopper and along the ramp to the storage area;
raising the boom to a predetermined second state while maintaining the hook in the storage area when the hook is positioned in the storage area;
hoisting the wire to remove the hook from the storage area when the boom is in the second predetermined state;
7. The method of claim 6 .
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