JP7295408B2 - Method for manufacturing light emitting device - Google Patents
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Description
実施形態は、発光装置の製造方法に関する。 Embodiments relate to a method for manufacturing a light-emitting device.
特許文献1には、側面発光型の発光装置が開示されている
しかしながら、特許文献1の発光装置では、背面側に下部ハウジング部があるため、発光面と背面との間の厚みが厚くなる傾向がある。
However, since the light emitting device of
実施形態は、小型の発光装置の製造方法を提供することを目的とする。 An object of the embodiments is to provide a method for manufacturing a compact light-emitting device.
実施形態に係る発光装置の製造方法は、第1面に少なくとも一対の導電部材を有する基板と、半導体積層体と、半導体積層体の下面側に接続される一対の素子電極と、を備え、下面と垂直な方向であって、一対の素子電極の双方を通る断面において、素子電極は、半導体積層体の下面側に接続される幅狭部と、幅狭部の下方に位置し、一方の素子電極から他方の素子電極に向かう方向における幅が幅狭部の幅よりも広く、第1下面を有する幅広部とを備える発光素子と、を備え、発光素子の幅広部の第1下面と基板の第1面とが対向する向きで、発光素子が接合部材を介して一対の導電部材上に配置される中間構造体を準備する工程と、基板の下面側から、基板および素子電極の一部を除去することで、第1下面の幅よりも狭い幅を有する素子電極の第2下面を露出させる工程と、を備える。 A method for manufacturing a light-emitting device according to an embodiment includes a substrate having at least a pair of conductive members on a first surface, a semiconductor laminate, and a pair of element electrodes connected to the lower surface side of the semiconductor laminate. in a direction perpendicular to and passing through both of the pair of device electrodes, the device electrode has a narrow portion connected to the lower surface side of the semiconductor laminate, and a narrow portion located below the narrow portion. a light emitting element having a wide portion having a first lower surface and having a width in a direction from the electrode toward the other element electrode, the wide portion having a first lower surface; preparing an intermediate structure in which a light emitting element is arranged on a pair of conductive members via a bonding member in a direction facing the first surface; and exposing a second lower surface of the element electrode having a width narrower than the width of the first lower surface by removing.
実施形態によれば、小型の発光装置の製造方法を実現できる。 According to the embodiment, it is possible to realize a method for manufacturing a small light-emitting device.
以下の説明において、製造後の発光装置の構成を最初に説明し、次に発光装置の製造方法について説明する。
また、以下で参照する各図は模式的なものであり、構成要素は適宜強調又は省略されている。また、図間において、構成要素の寸法比は必ずしも一致していない。
In the following description, the configuration of the light-emitting device after manufacture will be described first, and then the method for manufacturing the light-emitting device will be described.
Also, each drawing referred to below is schematic, and constituent elements are appropriately emphasized or omitted. Also, the dimensional ratios of the constituent elements do not necessarily match between the drawings.
(発光装置)
図1は本実施形態に係る発光装置1を示す端面図である。
図2Aは図1に示す発光装置1を方向Aから見た図であり、図2Bは図1に示す発光装置1を方向Bから見た図であり、図2Cは図1に示す発光装置1を方向Cから見た図である。
(light emitting device)
FIG. 1 is an end view showing a
2A is a view of the
本実施形態に係る発光装置1は、半導体積層体11と、半導体積層体11の下面側に接続される一対の素子電極12a,12bとを有する発光素子10を備える。図1および図2A~図2Cに示す発光装置1は、さらに、発光素子10上に設けられた透光性部材14を備える。発光素子10および透光性部材14を積層体20とする。また、発光装置1は、積層体20の側面を被覆する光反射部材21と、発光装置1の下面40aに位置し、一対の素子電極12a,12bにそれぞれ接続される一対の導電層25a,25bを備える。
A
発光装置1は、下面40aと、下面40aの反対側に位置する上面(光出射面)40bと、下面40aと上面40bとの間に位置する4つの側面(第1側面40c、第2側面40d、第3側面40e及び第4側面40f)を有している。4つの側面(第1側面40c、第2側面40d、第3側面40e及び第4側面40f)は、全体が光反射部材21により形成されている。発光装置1の形状は、例えば、概ね直方体である。
The
発光装置1は、上面発光型(トップビュータイプ)の発光装置でもよく、側面発光型(サイドビュータイプ)の発光装置でもよい。発光装置1が上面発光型(トップビュータイプ)の発光装置である場合は、下面40aと2次実装基板とが対向した向きで発光装置1が実装される。発光装置1が側面発光型(サイドビュータイプ)の発光装置である場合は、例えば、一対の導電層25a,25bの一部を下面(背面)40aおよび第1側面(実装面)40cに跨るように形成し、第1側面40cと2次実装基板とが対向した向きで発光装置1が実装される。図1等では、上面発光型の発光装置を例に取って説明している。
The
発光素子10は、例えば発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)であり、発光装置1の光源として機能する。発光素子10は、半導体積層体11と、一対の素子電極12a,12bとを有する。半導体積層体11においては、n層、発光層、p層が積層されており、n層及びp層のうち一方は素子電極12aに接続されており、他方は素子電極12bに接続されている。発光装置1の下面40aにおいて、一対の素子電極12a,12bは、光反射部材21から露出している。これにより、発光素子10が発する熱を発光装置1の下面40aから効率的に放熱することができる。図1では、下面40aは平坦であり、一対の素子電極12a,12bの周囲には光反射部材21が設けられている。
The
透光性部材14は、発光素子10上に設けられている。発光素子10上に透光性部材14を配置することで、外部応力から発光素子10を保護することができる。透光性部材14の側面は、光反射部材21に被覆されることが好ましい。これにより、発光領域と非発光領域とのコントラストが高くなり、見切りの良い発光装置とすることができる。図1では、光出射面である上面40bは平坦であり、透光性部材14の周囲には光反射部材21が設けられている。
A
透光性部材14は、蛍光体層15または透光層16を備えることができる。透光性部材14は、蛍光体層15と透光層16の双方を備えていてもよい。また、蛍光体層15は、1層の蛍光体層であってもよく、蛍光体層15aおよび蛍光体層15bの2層であってもよく、3層以上の蛍光体層であってもよい。蛍光体は蛍光体層15に均一に分散させてもよく、また、蛍光体層15の上面よりも発光素子10側に蛍光体を偏在させてもよい。蛍光体層15の上面よりも発光素子10側に蛍光体を偏在させることで、水分に弱い蛍光体の水分による劣化を容易に抑制することができる。水分に弱い蛍光体としては、例えばマンガン賦活フッ化物系蛍光体を挙げることができる。マンガン賦活フッ化物系蛍光体は、スペクトル線幅の比較的狭い発光が得られるため、例えば液晶バックライト装置に組み込んだ際に、カラーフィルタ透過後の光が色純度の高い光となりやすい。その結果、液晶バックライト装置全体の色再現性が向上する。蛍光体は、1種の蛍光体であってもよく、また複数種の蛍光体であってもよい。
The
図1において、透光性部材14は、蛍光体層15a、蛍光体層15bおよび透光層16がこの順に積層されている。蛍光体層15a及び15bにおいては、それぞれ、透明材料からなる母材中に蛍光体が含有されている。これにより、発光装置1は、発光素子10が出力する光と、蛍光体層15a中の蛍光体が射する光と、蛍光体層15b中の蛍光体が放射する光を混色して、所望の混色光を出力することができる。一例では、発光素子10は青色の光を出力し、蛍光体層15aは緑色の光を放射し、蛍光体層15bは赤色の光を放射し、発光装置1全体としては白色の光を出力する。例えば、蛍光体層15aは、βサイアロン系蛍光体を含有し、蛍光体層15bは、マンガン賦活フッ化物系蛍光体を含有する。透光層16は透明材料からなり、蛍光体を実質的に含有していない。なお、本明細書において「実質的に含有していない」とは、不可避的な混入は許容することを意味する。
In FIG. 1, the
積層体20は、発光素子10と発光素子10上に配置された透光性部材14とを含む。また、積層体20は、発光素子10と透光性部材14との間に位置する導光部材13をさらに備えることができる。導光部材13は、発光素子10の側面を被覆し、発光素子10の側面から出射される光を発光装置1の上面(光出射面である上面40b)方向に導光する。発光素子10の側面に導光部材13を配置することで、発光素子10の側面に到達した光の一部が該側面で反射され発光素子10内で減衰することを抑制できる。導光部材13は、発光素子10の上面および側面を被覆することができる。これにより、発光素子10と導光部材13との密着強度を向上させることができる。
導光部材13は、例えば、樹脂材料を母材として含む部材である。樹脂材料としては、例えば、シリコーン樹脂、シリコーン変性樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂などの透光性の樹脂を好適に用いることができる。なお、導光部材13は、光の透過率が高いことが好ましい。そのため、導光部材13は、光を反射、吸収又は散乱する物質は有していないことが好ましい。導光部材13は、光反射部材21よりも発光素子10からの光の透過率が高い部材が選択される。
The
光反射部材21は、発光装置1の外表面を構成する。図1および図2A~図2Cで示す発光装置1では、光反射部材21は、下面40a、上面40b、第1側面40c、第2側面40d、第3側面40e及び第4側面40fの何れの外表面にも位置している。また、光反射部材21は、発光素子10の側面と、透光性部材14の側面とを被覆している。光反射部材21が発光素子10の側方に位置することで、発光素子10の側方に出射される光を光反射部材21で反射することができ、上方向に効率的に光を取り出すことができる。光反射部材21は、発光素子10の下面の一部も被覆することが好ましい。これにより、例えば、発光素子10から下方に出射される光を上方に反射させることができる。また、光反射部材21が発光素子10の下面を被覆することで、発光素子10と光反射部材21との密着強度を向上させることができる。
The
図2Bおよび図2Cで示すように、第1側面40c、第2側面40d、第3側面40e及び第4側面40fは、それぞれ光反射部材21からなる上部21aと下部21bを有している。上部21aは上面(光出射面)40b側に位置し、下部21bは下面40a側に位置している。下部21bは、上部21aより内側(発光装置1の中心側)に入り込んだ形状をしており、凹み部22を形成している。発光装置1が凹み部22を有することで、接合部材を介して発光装置1を実装基板上に配置する際に、接合部材の量が過剰であったとしても、接合部材の余剰分を凹み部22内に収容することができる。これにより、発光装置1の上面(光出射面)40bが傾斜した状態で発光装置1が配置される可能性を低減することができる。
As shown in FIGS. 2B and 2C, the first side surface 40c, the second side surface 40d, the third side surface 40e, and the fourth side surface 40f have an upper portion 21a and a lower portion 21b each made of the
導光部材13と発光素子10との熱膨張率差(これを「第1の熱膨張率差ΔT30」と称する)と、光反射部材21と発光素子10との熱膨張率差(これを「第2の熱膨張率差ΔT40」と称する)とを比較したときに、例えば、ΔT40<ΔT30となるように、光反射部材21の材料を選択することが好ましい。これにより、導光部材13が発光素子10から剥離することを抑制できる。
The thermal expansion coefficient difference between the
発光装置1は、さらに下面40aに位置する一対の導電層25a,25bを備えることができる。一対の導電層25a,25bは、発光装置1の外部電極として機能する。一対の導電層25a,25bは、一対の素子電極12a,12bと電気的に接続されている。一対の導電層25a,25bは相互に離隔している。一対の導電層25a,25bは導電性材料からなり、例えば、金等を含むスパッタ膜からなる。各導電層の平面積は、発光素子10の各素子電極の平面積よりも大きいことが好ましい。これにより、発光装置1を基板100に実装する際に、発光装置1と基板100との接合面積を増加させることができ、発光装置1と基板100との接合強度を向上させることができる。
The
(発光装置の製造方法)
次に、本実施形態に係る発光装置1の製造方法について説明する。本実施形態に係る発光装置1の製造方法は、(I)基板100と発光素子10とを有する中間構造体23を準備する工程と、(II)準備した中間構造体23に対して、基板100および一対の素子電極12a,12bの一部を除去する除去工程と、を備える。
図3A~図12Bは、本実施形態に係る発光装置の製造方法を示す図である。図3A、図4A、図5A、・・・図12Aは平面図であり、図3B、図4B、図5B、・・・図12Bは各平面図に対応する端面図である。
(Method for manufacturing light-emitting device)
Next, a method for manufacturing the
3A to 12B are diagrams showing the manufacturing method of the light emitting device according to this embodiment. 3A, 4A, 5A, . . . , 12A are plan views, and FIGS. 3B, 4B, 5B, .
[(I)中間構造体を準備する工程]
まず、第1面101に少なくとも一対の導電部材100a,100bを有する基板100と、一対の導電部材100a,100b上に接合部材103を介して配置される発光素子10とを備える中間構造体23を準備する。発光素子10は、半導体積層体11と、半導体積層体11の下面11a側に接続される一対の素子電極12a,12bと、を備える。図10Aおよび図10Bに、中間構造体23の一例を示す。図10Aおよび図10Bで示す中間構造体23は、さらに透光性部材14と光反射部材21を有し、光反射部材21内に複数の積層体20が第1方向(X方向)に配列されている。中間構造体23を準備する工程は、以下に説明する製造工程の一例により製造して準備してもよく、予め製造された中間構造体23を購入する等して準備してもよい。
[(I) Step of preparing an intermediate structure]
First, an
以下、中間構造体23を製造して準備する場合の一例を順に説明する。
An example of manufacturing and preparing the
先ず、図3Aおよび図3Bに示すように、基板100を準備する。基板100の母材は例えば絶縁性であり、第1面101に一対の導電部材100a,100bを有する。基板100は、複数対の導電部材を有していてもよい。一対の導電部材100a,100bは、上面に凸部8を備えることができる。凸部8は、後述する発光素子10の一対の素子電極12a,12bと対向する位置にある。凸部8の上面の平面形状は、発光素子10の対応する一対の素子電極12a,12bの平面形状と略同じ形状であることが好ましい。これにより、接合部材103を介して一対の凸部8上に発光素子10を配置する際に、発光素子10にセルフアライメントが効果的に働き、発光素子10の実装精度を向上させることができる。例えば、凸部8および発光素子10の素子電極12a,12bの平面形状は、それぞれの対応する辺が略同じ長さ(誤差は±10%以下であり、好ましくは±3%以下である)を有する矩形状とすることができる。
First, as shown in FIGS. 3A and 3B, a
基板100は、後述する除去工程において除去される。基板100の最大厚みは、例えば、100μm以上500μm以下であり、200μm以上300μm以下であることが好ましい。これにより、基板100の強度を保ちつつ、基板100の除去工程を容易にすることができる。基板100の母材としては、例えば、ガラス繊維強化樹脂を用いることができる。母材中に含まれるガラス繊維は、例えば30重量%~70重量%であり、40重量%~60重量%であることが好ましい。これにより、基板100の除去工程を容易に行うことができる。
The
本明細書においては、説明の便宜上、XYZ直交座標系を採用する。一対の導電部材100a,100bから隣接する一対の導電部材100a,100bに向かう方向を「X方向」(第1方向)とし、導電部材100aから導電部材100bに向かう方向を「Y方向」(第2方向)とし、X方向及びY方向に対して直交する方向、すなわち、上面(光出射面)40bに対して垂直な方向を「Z方向」(第3方向)とする。 In this specification, an XYZ orthogonal coordinate system is adopted for convenience of explanation. The direction from the pair of conductive members 100a and 100b to the adjacent pair of conductive members 100a and 100b is defined as the "X direction" (first direction), and the direction from the conductive member 100a to the conductive member 100b is defined as the "Y direction" (second direction). A direction perpendicular to the X direction and the Y direction, that is, a direction perpendicular to the upper surface (light exit surface) 40b is referred to as a "Z direction" (third direction).
基板100は、第1面101に認識対象部102を有することが好ましい。認識対象部102は、一対の導電部材100a,100bの位置および後述する溝を形成する位置等を把握するための目印である。認識対象部102は、例えば、導電性材料で形成されたマークである。認識対象部102は、凸部、凹部または凸部と凹部を組み合わせた形状とすることができる。認識対象部102の位置及び数は任意であるが、後の工程において光反射部材21によって覆われない位置に配置する。
The
認識対象部102は、一対の導電部材100a,100bを形成する工程と同時に形成することができる。一対の導電部材100a,100bを形成する工程と同時に認識対象部102を形成することで、認識対象部102を目印として、発光素子10を一対の導電部材100a,100b上に配置することができる。これにより、発光素子10の位置精度が向上する。
The recognition target portion 102 can be formed at the same time as the step of forming the pair of conductive members 100a and 100b. By forming the recognition target portion 102 at the same time as the step of forming the pair of conductive members 100a and 100b, the
次に、図4Aおよび図4Bに示すように、一対の導電部材100a,100b上に接合部材103を設ける。接合部材103は、例えば半田である。一対の導電部材100a,100bが凸部8を有する場合は、凸部8上に接合部材103を設ける。その後、認識対象部102を基準として、基板100に発光素子10を実装する。発光素子10は、一対の素子電極12a,12bの下面と、基板100の一対の導電部材100a,100bの上面とが対向するように実装される。
Next, as shown in FIGS. 4A and 4B, a joining
図4Cは、本実施形態で使用する発光素子10を示す断面図である。発光素子10は、半導体積層体11と、半導体積層体11の下面11a側に接続される一対の素子電極12a,12bと、を備える。また、半導体積層体11は、上面側にサファイアまたは半導体基板等の成長基板をさらに備えることができる。
FIG. 4C is a cross-sectional view showing the
素子電極12a,12bは、図4Cで示すように、下面11aと垂直な方向であって、一対の素子電極12a,12bの双方を通る断面において、半導体積層体11の下面11a側に接続される幅狭部5と、幅狭部5の下方に位置し、一方の素子電極12aから他方の素子電極12bに向かう方向における幅が幅狭部5の幅よりも広く、第1下面7aを有する幅広部6とを備える。発光素子10は、幅広部6の第1下面7aが基板100の第1面101に対向する向きで配置され、接合部材103を介して基板100の一対の導電部材100a、100a上に配置される。素子電極12a,12bは、幅狭部5および幅広部6に加えて、半導体積層体11と幅狭部5との間に位置するパッド部9をさらに備えることができる。幅狭部5および幅広部6は同じ部材であってもよく、例えば、放熱性の高い銅を用いることが好ましい。パッド部9は、幅狭部5および幅広部6と異なる部材を用いてもよく、例えば、耐食性のある金を用いることが好ましい。
As shown in FIG. 4C, the
発光素子10が幅広部6を備え、幅広部6側を実装面とすることで、発光素子10の素子電極12a,12bと接合部材103とが接する面積が増大する。これにより、発光素子10と基板100との接合強度が向上する。接合部材103は、図4Bで示すように、幅広部6の側面に加えて、幅狭部5の側面の一部も被覆することが好ましい。換言すると、接合部材103の最も高い位置が、幅狭部5の最上端と最下端の間に位置し、接合部材103の一部が幅狭部5に接していることが好ましい。これにより、接合部材103が素子電極12a,12bと接する面積が増大する。また、図4Bで示すように、接合部材103の一部が、幅広部6の上面に回り込んで接合することで、幅広部6がアンカーとしての役割を果たす。これにより、素子電極12a,12bと接合部材との接合強度を向上させることができる。
Since the
図4Cで示す幅狭部5および幅広部6は、それぞれ直方体形状になっている。幅狭部5および幅広部6は、例えば、めっきにより形成することができる。好ましくは、電解めっきを使用する。具体的には、図4Dで示すように、パッド部9を備える発光素子10を準備する。次に、図4Eに示すように、幅狭部5を形成する。この工程では、まず、第1レジストR1を発光素子10のパッド部9上に形成する。例えば、パッド部9の第1部分p1の上面にマスクを設けた後に、パッド部9の上面を被覆するように第1レジストR1を配置する。これにより、第1部分p1の上面は第1レジストR1から露出する。例えば、第1レジストR1は、パッド部9の側面を覆う。そして、第1部分p1に幅狭部5を形成する。幅狭部5のX方向およびY方向の幅は、例えば、50μm~300μmであり、100μm~200μmであることが好ましい。また、幅狭部5のZ方向の高さは、例えば、10μm~100μmであり、10μm~40μmであることが好ましい。
Each of the
次に、図4Fに示すように、幅広部6を形成する。この工程では、まず、第1レジストR1上に第2レジストR2を形成する。例えば、パッド部9上の第2部分p2の上面にマスクを設けた後に、幅狭部5の側面を被覆するように第2レジストR2を配置する。そして、幅広部6を第2部分p2に形成する。幅広部6は、幅広部6のX方向およびY方向の幅のうちどちらかの幅が対応する幅狭部5の幅よりも広くなるように形成される。幅広部6のX方向およびY方向の幅は、例えば、50μm~300μmであり、100μm~200μmであることが好ましい。また、幅広部6のZ方向の高さは、例えば、10μm~100μmであり、100μm~200μmであることが好ましい。なお、第2レジストR2は、第1レジストR1の上に積層して設けても良い。次に、図4Gに示すように、第2レジストR2を除去する。これにより、幅狭部5および幅広部6が形成される。
Next, as shown in FIG. 4F, the
幅広部6を形成する別の方法としては、図4Eで示す幅狭部5を形成した後に、幅狭部5の表面に例えば電解めっきをして、上面視において幅狭部5の外側に延出するように、第1レジストR1上にも金属材料を堆積させることで、幅広部6を形成してもよい。第2レジストR2を配置する工程を省略できるため、工程を簡略にすることができる。また、さらに別の方法としては、図4Eで示す幅狭部5を形成した後に、第1レジストR1を除去する。その後、図4Hで示すように幅狭部5の一部が第2レジストR2の上面よりも上方に位置するように第2レジストR2を配置する。その後、例えば電解めっきにより幅広部6を形成する。この方法によると、幅広部6が幅狭部5の上面に加えて側面の一部も被覆するため、幅狭部5と幅広部6との接合強度が向上する。
As another method of forming the
なお、素子電極12a,12bの形状は、後述する素子電極12a,12bの一部を除去する除去工程において、第1下面7aの幅よりも狭い幅を有する面(第2下面7b)が露出する限り種々の形状とすることができる。具体的には、素子電極12a,12bの一部を除去する除去工程は、素子電極12a,12bの第1下面7a側から素子電極12a,12bの一部を除去する。これにより、新たな素子電極12a,12bの面(第2下面7b)が露出する。新たに形成される第2下面7bは、第1下面7aの幅よりも狭い幅を有する。または、第2下面7bの平面積は、第1下面7aの平面積よりも小さい。図4Iおよび図4Jでは、このような素子電極12a,12bの他の形状を示している。図4Iで示す素子電極12a,12bは、幅狭部5と幅広部6との間に中間部Mを有している。中間部Mは、幅狭部5および幅広部6の幅よりも狭くなっている。素子電極12a,12bが中間部Mを備えることで、幅狭部5の下面、中間部Mの側面および幅広部6の上面で形成される窪みD内に接合部材103が留まりやすくなり、素子電極12a,12bの側面における接合部材103の這い上がりを制御することができる。図4Jで示す素子電極12a,12bは、断面視において素子電極12a,12bの第1下面7aから上面に向かって幅が狭くなる形状を有している。なお、図4Jで示す素子電極12a,12bでは、パッド部9を除く素子電極12a,12bの高さ方向における中央部を基準として、上側を幅狭部5とし、下側を幅広部6とすることができる。
The shape of the
また、図4Kで示すように、素子電極12a,12bがパッド部9を備える場合、断面視において幅狭部5の幾何中心M1はパッド部9の幾何中心M2よりも外側に位置していることが好ましい。これにより、素子電極12aと素子電極12bとの離間距離を長く確保しやすくなる。その結果、素子電極12aと接合する接合部材103と、素子電極12bと接合する接合部材103とが意図せず接触することを抑制することができる。
Further, as shown in FIG. 4K, when the
次に、図5Aおよび図5Bに示すように、透光性部材14を準備する。透光性部材14は、図5Bに示すように、好適には蛍光体層15(蛍光体層15aおよび/または蛍光体層15b)と透光層16とが積層された部材である。蛍光体層15aおよび蛍光体層15bは蛍光体を含有し、透光層16は実質的に蛍光体を含有しない。
Next, as shown in FIGS. 5A and 5B,
次に、発光素子10の上面上に接着層13を配置し、発光素子10と透光性部材14とを接着させる。透光性部材14が蛍光体層15および透光層16を有する場合、例えば、蛍光体層15と接着層13とが接触する向きで発光素子10の上面上に透光性部材14が接着される。透光性部材14を接着させた後の接着層13(以下、導光部材13という)は、発光素子10の上面に加えて発光素子10の側面を被覆することが好ましい。これにより、透光性部材14と発光素子10との接着力を向上させることができる。
Next, the
図6Aおよび図6Bにおいて、発光素子10上に透光性部材14を配置した後の状態を示す。発光素子10上に透光性部材14を配置した後、認識対象部102を基準として、透光性部材14の側部を選択的に除去することが好ましい。透光性部材14を発光素子10上に配置する際に、透光性部材14が接着層13の表面張力によって横滑りし、設計位置からずれる場合がある。このような場合に、認識対象部102を基準として、透光性部材14の側部をトリミングすることで、透光性部材14を所望の領域に再形成することができる。透光性部材14のトリミング工程を行う場合は、透光性部材14を準備する工程において、あらかじめ所望の平面形状よりも大きい平面形状を有する透光性部材14を準備することが好ましい。例えば、透光性部材14を準備する工程において、所望の平面積である透光性部材14に対して、105%以上125%以下の平面積を有する透光性部材14を準備し、好ましくは105%以上110%以下の平面積を有する透光性部材14を準備する。透光性部材14のトリミング工程において、所望の形状の透光性部材14を形成することができる。また、この工程を経ることで、複数の発光素子10上に配置された透光性部材14の大きさまたは形状のばらつきを抑制することができる。
6A and 6B show the state after placing the
また、トリミング工程において、ドライカット法を採用することが好ましい。これにより、例えば、蛍光体層15内の蛍光体が水分等に弱い蛍光体であったとしても、蛍光体の劣化を抑制することができる。このような蛍光体として、例えば、その組成が以下の一般式(I)で示される蛍光体を挙げることができる。
A2MF6:Mn4+ (I)
ただし、上記一般式(I)中、Aは、K、Li、Na、Rb、Cs及びNH4+からなる群から選ばれる少なくとも1種であり、Mは、第4族元素及び第14族元素からなる群から選ばれる少なくとも1種の元素である。
なお、蛍光体の種類等によっては、ドライカット法以外のダイシングやレーザ等の公知の切断方法を用いることができる。このようにして、基板100上に、発光素子10及び透光性部材14を含む複数の積層体20が形成される。
Moreover, it is preferable to employ a dry cutting method in the trimming process. As a result, for example, even if the phosphor in the
A2MF6 : Mn4 + (I)
However, in the general formula (I), A is at least one selected from the group consisting of K, Li, Na, Rb, Cs and NH 4+ , and M is from
Note that, depending on the type of phosphor, other known cutting methods such as dicing and laser can be used other than the dry cutting method. In this manner, a plurality of
次に、図7Aおよび図7Bに示すように、基板100上に光反射部材21を形成することができる。光反射部材21は、基板100の一対の導電部材100a,100b、接合部材103および積層体20を覆う。光反射部材21を形成する工程は、例えば、第1面101上に複数の積層体20が配置された基板100を金型内に配置し、金型内に光反射部材21となる樹脂材料を注入し、樹脂材料を固体化することで行われることができる。光反射部材21は、認識対象部102を覆わないように形成することが好ましい。これにより、後述する溝105を形成する工程において、認識対象部102を基準として精度良く溝105を形成することができる。光反射部材21は、例えば、白色樹脂により形成する。これにより、基板100上に光反射部材21及び複数の積層体20を含む中間構造体23が形成される。複数の積層体20は、光反射部材21内において第1方向(X方向)に沿って配列されている。
Next, a
次に、図8Aおよび図8Bにおいて、中間構造体23の上面23aにおいて、認識対象部102を基準として、第1方向(X方向)および第2方向(Y方向)に延びる溝105を形成することが好ましい。つまり、認識対象部102を基準として、得られる発光装置1の発光面側の形状を形成することが好ましい。これにより、発光装置1の発光面側の形状を精度良く形成することができる。
Next, in FIGS. 8A and 8B,
各溝105は、同じ太さでもよく、また同じ深さでもよい。溝105は、第3方向(Z方向)において、中間構造体23を貫通しないことが好ましい。これにより、中間構造体23の強度が低下することを抑制することができる。溝105は、ダイシングやレーザ等により形成することができる。
Each
次に、図9Aおよび図9Bに示すように、中間構造体23の上面23aに位置する光反射部材21を除去する。これにより、新たに形成された上面23bにおいて透光性部材14の透光層16が露出する。光反射部材21を除去する工程は、上面23bに位置する光反射部材21に加えて、その下方に位置する透光性部材14の透光層16の一部を除去してもよい。蛍光体層15の上方に透光層16が位置することで、光反射部材21を除去する工程において、蛍光体層15が意図せず除去される可能性を低減することができる。光反射部材21を除去する方法としては、研削、エッチング、切削、ブラスト等の公知の方法を用いることができる。なお、中間構造体23の上面23aを除去する工程は、溝105を形成する工程の前に行ってもよい。
Next, as shown in FIGS. 9A and 9B, the
以上が、中間構造体23を製造して準備する場合の一例の説明である。なお、前述したように、中間構造体23を準備する工程は、例えば図10Aおよび図10Bで示す中間構造体23を購入する等して準備してもよい。
An example of manufacturing and preparing the
[(II)基板および一対の素子電極の一部を除去する除去工程]
次に、図10Aおよび図10Bに示すように、中間構造体23の上面23bを、粘着シート121を介して、キャリア122に固定する。キャリア122は、例えば、シリコンウェハ又は金属基板である。以後の説明においては、これまでの説明に対して、図示の上下方向を反転させて説明する。すなわち、図3A~図9Bにおいては、発光素子10から透光性部材14に向かう方向を図示の上方向としていたが、図10A~図12Bにおいては、透光性部材14から発光素子10に向かう方向を図示の上方向とし、説明もこれに合わせて記載する。
[(II) Removal step of removing part of the substrate and the pair of device electrodes]
Next, as shown in FIGS. 10A and 10B, the upper surface 23b of the
次に、基板100を除去する。基板100を除去する工程においては、基板100の下面側(図10Aでは上側)から発光素子10の素子電極12a,12bの一部の範囲までを、例えば、研削機械を用いて研削が行われる。基板100を除去する工程では、光反射部材21の一部が除去される。基板100を除去することで、小型の発光装置1を製造することができる。基板100の除去方法としては、研削、エッチング、切削、ブラスト等の公知の方法を用いることができる。特に、基板100を除去する方法として研削を用いることが好ましい。これにより、光反射部材21の露出面および素子電極12a,12bの露出面(上面23c)を同一平面上に位置させることができ、中間構造体23の露出面(上面23c)を平坦にすることができる。基板100を除去することにより、得られる発光装置1の発光面から背面までの厚みを小さくすることができ、小型の発光装置1を得ることができる。
Next,
図10Bでは、接合部材103の端部が幅狭部5の最上端と幅広部6の最下端との間に位置しており、基板100を除去する工程では、接合部材103のすべてを除去している。これにより、中間構造体23の露出面(上面23c)において、接合部材103が残存しないため、基板100の除去後に接合部材103と光反射部材21との境界近傍に位置する光反射部材21にクラックが発生する可能性を低減することができる。
In FIG. 10B, the end of the
また、基板100を除去する工程の後に、洗浄工程を行うことが好ましい。洗浄工程を行うことにより、中間構造体23の表面に基板100等の除去くずが付着して残存していたとしても、除去くずを効果的に除去することができる。洗浄工程は、エアの吹き付け、洗浄用液体に浸漬、又は洗浄用液体(固定二酸化炭素を含む)を吹き付けることで行われる。
なお、以降の説明において、基板100が除去された後の中間構造体23に対して中間構造体23ということがある。
Moreover, it is preferable to perform a cleaning process after the process of removing the
In the following description, the intermediate
次に、図11Aおよび図11Bで示すように、中間構造体23の上面23cに露出する一対の素子電極12a,12bの表面に、一対の導電膜25を形成することが好ましい。一対の導電膜25は、外部電極として機能する。一対の素子電極12a,12bが酸化等が起きやすい銅等の部材である場合、一対の素子電極12a,12bの表面が外部に露出していると表面が酸化等により劣化していく可能性がある。そのため、一対の導電膜25は、素子電極12a,12bの表面を保護する役割も有する。導電膜25を形成する方法としては、スパッタ法、蒸着、印刷、スタンピング、ALD、CVD、めっき等の公知の方法を用いることができる。
Next, as shown in FIGS. 11A and 11B, it is preferable to form a pair of
導電膜25は、耐腐食性や耐酸化性に優れたものを用いることが好ましい。例えば、導電膜25の最表面の層は、金や白金等の白金族元素の金属である。特に、導電膜25の最表面は、はんだ付け性の良好な金であることが好ましい。
The
導電膜25は単一の材料の一層のみで構成されてもよく、異なる材料の層が積層されて構成されていてもよい。導電膜25は、金、銀、錫、白金、ロジウム、チタン、ルテニウム、モリブデン、タンタル、アルミニウム、タングステン、パラジウム、ニッケル又はこれらの合金を含む層で構成することができる。特に、導電膜25は、ルテニウム、モリブデン、タンタル等の高融点の金属を含むことが好ましい。これにより、導電膜25の耐熱性を向上させることができる。例えば、導電膜25が複数の層から構成される場合、これらの高融点の金属を、導電膜25の最表層の内側に設けることで、半田に含まれるSnが発光装置1内に拡散していくことを低減することができる。導電膜25は、例えば、Ni/Ru/Au、Ti/Pt/Au等の積層構造とすることができる。また、ルテニウム等の高融点の金属を含む金属層の厚みとしては、10Å~1000Å程度が好ましい。
The
次に、例えば、レーザ光の照射、エッチング法、ブラスト又はフォトリソグラフィ法により、導電膜25を選択的に除去する。具体的には、中間構造体23の上面23cにおける素子電極12aと素子電極12bとの間の電極間領域を被覆する導電膜25を除去すると共に、隣り合う素子電極12a間、及び、隣り合う素子電極12b間の領域108を被覆する導電膜25を除去する。これにより、電極間領域107及び領域108に位置する光反射部材21が露出する。一方、素子電極12a及び12bは、導電膜25によって覆われている。
Next, the
導電膜25を選択的に除去する方法として、レーザ光の照射を用いることが好ましい。レーザ光の照射を用いることでマスクなどを用いることがなく、導電膜25のパターニングをすることができる。また、導電膜25にレーザ光を照射させることで、レーザアブレーションを生じさせ導電膜25の一部を除去することができる。なお、レーザアブレーションとは、固体の表面に照射されるレーザ光の照射強度がある大きさ(閾値)以上になると、固体の表面が除去される現象のことである。
レーザ光の照射を用いて導電膜25を除去する場合には、レーザ光の波長は、導電膜25に対する反射率が低い波長、例えば反射率が90%以下である波長を選択することが好ましい。例えば、導電膜25の最表面がAuである場合には、赤色領域(たとえば640nm)のレーザよりも、緑色領域(例えば550nm)より短い発光波長のレーザを用いることが好ましい。これにより、レーザアブレーションを効率よく発生させ、量産性を高めることができる。
Laser light irradiation is preferably used as a method for selectively removing the
When the
導電膜25の平面形状は、矩形状、円形状、楕円形状、またはこれらの形状の組み合わせとすることができる。また、導電膜25の外縁は、直線、曲線または直線と曲線を組み合わせた形状とすることができる。例えば、導電膜25の平面形状は、L字状やT字状とすることができる。また、素子電極12a上の導電膜25の平面形状と素子電極12b上の導電膜25の平面形状とは異なっていてもよい。それぞれの導電膜25の平面形状を異ならせることで、例えば、発光装置1の極性を認識させることができる。
The planar shape of the
次に、図12Aおよび図12Bに示すように、上面23c側から中間構造体23を切断する。切断位置は、溝105に対向する位置に設定される。切断方法としては、例えば、中間構造体23の切断面に水等の流体を当てながらダイシングにより切断する。これにより、切断によって生じる熱に起因して光反射部材21等が変形することを抑制することができる。なお、切断方法としては、ドライカット法を含むダイシングやレーザ等の公知の切断方法を用いることができる。切断幅は、溝105の幅よりも大きくすることが好ましい。これにより、発光装置1の下面側の幅が上面側(光出射面側)の発光装置1の幅よりも小さくなる。これにより、発光装置1の小型化を達成することができる。
Next, as shown in FIGS. 12A and 12B, the
以下、本開示の発光装置1の製造方法で使用する各構成部材について説明する。
Each constituent member used in the manufacturing method of the
(発光素子10)
発光素子10は、例えばLEDチップである。発光素子10は、例えば、紫外~可視域の発光が可能な窒化物半導体(InxAlyGa1-x-yN、0≦x、0≦y、x+y≦1)を含む半導体積層構造を有し得る。発光素子10の発光ピーク波長は、発光装置の発光効率、蛍光体の励起スペクトル及び混色性等を考慮して、400nm以上530nm以下が好ましく、420nm以上490nm以下がより好ましく、450nm以上475nm以下がさらに好ましい。
(Light emitting element 10)
The
発光素子は1つでもよく、2つ以上でもよい。発光素子が複数ある場合は、複数の発光素子は、例えば、青色光を出射する複数の青色発光素子、青色光、緑色光および赤色光をそれぞれ出射する3つの発光素子、または、青色光を出射する発光素子と緑色光を出射する発光素子とを組み合わせたものを用いることができる。発光装置1を液晶表示装置等の光源として用いる場合、発光素子として、青色光を出射する1つの発光素子、青色光を出射する2つの発光素子、青色光を出射する3つ以上の発光素子、または、青色光を出射する発光素子と緑色光を出射する発光素子とを組み合わせたものを用いることが好ましい。青色光を出射する発光素子と緑色光を出射する発光素子は、いずれも半値幅が40nm以下の発光素子を用いることが好ましく、半値幅が30nm以下の発光素子を用いることがより好ましい。これにより、青色光および緑色光が容易に鋭いピークを持つことができる。その結果、例えば、発光装置を液晶表示装置等の光源として用いる場合、液晶表示装置は高い色再現性を達成することができる。また、複数の発光素子は、直列、並列、または直列と並列を組み合わせた接続方法で電気的に接続することができる。
The number of light emitting elements may be one, or two or more. When there are a plurality of light-emitting elements, the plurality of light-emitting elements may be, for example, a plurality of blue light-emitting elements that emit blue light, three light-emitting elements that emit blue light, green light, and red light, respectively, or blue light-emitting elements. A combination of a light emitting element that emits green light and a light emitting element that emits green light can be used. When the light-emitting
発光素子10の平面形状は、特に限定されないが、正方形状や一方向に長い長方形状とすることができる。また、発光素子10の平面形状として、六角形状やその他の多角形状としてもよい。発光素子10は、一対の素子電極を有する。素子電極は、金、銀、錫、白金、ロジウム、チタン、アルミニウム、タングステン、パラジウム、ニッケル又はこれらの合金で構成することができる。発光素子10の側面は、発光素子10の上面に対して垂直であってもよいし、内側又は外側に傾斜していてもよい。
The planar shape of the
(透光性部材14)
透光性部材14は発光素子10上に設けられ、発光素子10を保護する部材である。透光性部材14は、単層であってもよく多層であってもよい。透光性部材14が複数の層を有する場合、各層の母材は同じであってもよく、異なっていてもよい。
(translucent member 14)
The
透光性部材14の母材としては、発光素子10の光に対して透光性を有するものが用いられる。本明細書において透光性を有するとは、発光素子10の発光ピーク波長における光透過率が、60%以上であることを指し、好ましくは70%以上であり、より好ましくは80%以上である。透光性部材14の母材は、例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、又はこれらの変性樹脂を用いることができる。また、透光性部材14の母材はガラスであってもよい。特に、シリコーン樹脂及びエポキシ樹脂は、耐熱性及び耐光性に優れるため好適に用いられる。シリコーン樹脂としては、ジメチルシリコーン樹脂、フェニル-メチルシリコーン樹脂、ジフェニルシリコーン樹脂などが挙げられる。なお、本明細書における変性樹脂とは、ハイブリッド樹脂を含む。
As the base material of the
透光性部材14は、光拡散粒子を含有していてもよい。光拡散粒子としては、酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛などが挙げられる。光拡散粒子は、これらのうちの1種を単独で、又はこれらのうちの2種以上を組み合わせて用いることができる。特に、光拡散粒子として、線膨張係数の小さい酸化珪素を用いることが好ましい。また、光拡散粒子として、ナノ粒子を用いることが好ましい。これにより、発光素子が発する光の散乱が増大し、蛍光体の使用量を低減することができる。なお、ナノ粒子とは粒径が1nm以上100nm以下の粒子のことをいう。また、本明細書における粒径とは、主にD50で定義される。
The
透光性部材14は、蛍光体を含むことができる。蛍光体は、発光素子が発する一次光の少なくとも一部を吸収して、一次光とは異なる波長の二次光を発する部材である。蛍光体は、以下に示す蛍光体のうちの1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
The
蛍光体としては、イットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体(例えばY3(Al,Ga)5O12:Ce)、ルテチウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体(例えばLu3(Al,Ga)5O12:Ce)、テルビウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体(例えばTb3(Al,Ga)5O12:Ce)、シリケート系蛍光体(例えば(Ba,Sr)2SiO4:Eu)、クロロシリケート系蛍光体(例えばCa8Mg(SiO4)4Cl2:Eu)、βサイアロン系蛍光体(例えばSi6-zAlzOzN8-z:Eu(0<z<4.2))、SGS系蛍光体(例えばSrGa2S4:Eu)、アルカリ土類アルミネート系蛍光体(例えば(Ba,Sr,Ca)MgxAl10O17-x:Eu,Mn)、αサイアロン系蛍光体(例えばMz(Si,Al)12(O,N)16(但し、0<z≦2であり、MはLi、Mg、Ca、Y、及びLaとCeを除くランタニド元素)、窒素含有アルミノ珪酸カルシウム系蛍光体(例えば(Sr,Ca)AlSiN3:Eu)、マンガン賦活フッ化物系蛍光体(一般式(I)A2[M1-aMnaF6]で表される蛍光体(但し、上記一般式(I)中、Aは、K、Li、Na、Rb、Cs及びNH4からなる群から選ばれる少なくとも1種であり、Mは、第4族元素及び第14族元素からなる群から選ばれる少なくとも1種の元素であり、aは0<a<0.2を満たす))が挙げられる。イットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体は、Yの一部をGdで置換することで発光ピーク波長を長波長側にシフトさせることができる。また、マンガン賦活フッ化物系蛍光体の代表例としては、マンガン賦活フッ化珪酸カリウムの蛍光体(例えばK2SiF6:Mn)が挙げられる。
また、透光性部材14は、蛍光体と例えばアルミナなどの無機物との焼結体、又は蛍光体の板状結晶であってもよい。
Examples of phosphors include yttrium-aluminum-garnet-based phosphors (eg, Y 3 (Al, Ga) 5 O 12 :Ce), lutetium-aluminum-garnet-based phosphors (eg, Lu 3 (Al, Ga) 5 O 12 : Ce), terbium-aluminum-garnet-based phosphors (e.g., Tb3 (Al, Ga) 5O12 :Ce), silicate-based phosphors (e.g., (Ba, Sr)2SiO4 : Eu), chlorosilicate-based phosphors (e.g. Ca 8 Mg(SiO 4 ) 4 Cl 2 :Eu), β-sialon phosphors (e.g. Si 6-z Al z O z N 8-z :Eu (0<z<4.2)), SGS-based Phosphors (eg SrGa 2 S 4 :Eu), alkaline earth aluminate phosphors (eg (Ba,Sr,Ca)Mg x Al 10 O 17-x :Eu,Mn), α-sialon phosphors (eg M z (Si, Al) 12 (O, N) 16 (where 0 < z ≤ 2 and M is a lanthanide element excluding Li, Mg, Ca, Y, and La and Ce), nitrogen-containing calcium aluminosilicate phosphors (for example, (Sr, Ca)AlSiN 3 :Eu), manganese-activated fluoride phosphors (phosphors represented by the general formula (I) A 2 [M 1-a Mna F 6 ] (provided that In the above general formula (I), A is at least one selected from the group consisting of K, Li, Na, Rb, Cs and NH4 , and M is the group consisting of Group 4 elements and Group 14 elements. is at least one element selected from, and a satisfies 0 < a < 0.2)) The yttrium-aluminum-garnet-based phosphor emits light by substituting part of Y with Gd The peak wavelength can be shifted to the long wavelength side, and a representative example of the manganese-activated fluoride-based phosphor is a manganese-activated potassium fluorosilicate phosphor (for example, K 2 SiF 6 :Mn).
Also, the
透光性部材14は、蛍光体を含む波長変換層と、蛍光体を実質的に含有しない透明層を備えることができる。波長変換層の上面上に透明層を備えることで、透明層が保護層として機能を果たし波長変換層内の蛍光体の劣化を抑制することができる。なお、蛍光体を実質的に含有しないとは、蛍光体が不可避的に混入することを排除しないことを意味し、蛍光体の含有率は例えば0.05重量%以下である。
The
(光反射部材21)
光反射部材21は、発光装置1の上面方向への光取り出し効率の観点から、発光素子10の発光ピーク波長における光反射率が、70%以上であることが好ましく、80%以上であることがより好ましく、90%以上であることがさらに好ましい。さらに、光反射部材21は、白色であることが好ましい。光反射部材21は、母材となる樹脂材料に光反射性物質を含有することができる。光反射部材21は、液体状の樹脂材料を固体化することにより得ることができる。光反射部材21は、トランスファ成形、射出成形、圧縮成形またはポッティング法などにより形成することができる。
(Light reflecting member 21)
From the viewpoint of the light extraction efficiency in the upper surface direction of the
光反射部材21は、母材として樹脂材料を含むことができる。母材となる樹脂材料は、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂などを用いることができる。具体的には、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、シリコーン変性エポキシ樹脂などの変性エポキシ樹脂、エポキシ変性シリコーン樹脂などの変性シリコーン樹脂、変成シリコーン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、飽和ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂、変性ポリイミド樹脂、ポリフタルアミド(PPA)、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、液晶ポリマー(LCP)、ABS樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂、PBT樹脂等の樹脂を用いることができる。特に、光反射部材21の樹脂材料として、耐熱性および耐光性に優れたエポキシ樹脂やシリコーン樹脂の熱硬化性樹脂を用いることが好ましい。
The
光反射部材21は、上記の母材となる樹脂材料に、光反射性物質を含有することが好ましい。光反射性物質としては、発光素子からの光を吸収しにくく、且つ、母材となる樹脂材料に対して屈折率差の大きい部材を用いることが好ましい。このような光反射性物質は、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム等である。
It is preferable that the
(接着層13、導光部材13)
接着層13および導光部材13は、光反射部材21で例示した樹脂材料を用いることができる。特に、接着層13および導光部材13として、シリコーン樹脂、シリコーン変性樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂などの熱硬化性の透光性樹脂を用いることが好ましい。なお、接着層13および導光部材13は、光の透過率が高いことが好ましい。そのため、通常は、接着層13および導光部材13に、光を反射、吸収又は散乱する添加物は実質的に含有しないことが好ましい。添加物を実質的に含有しないとは、添加物が不可避的に混入することを排除しないことを意味する。なお、接着層13および導光部材13は、上述の透光性部材14と同様の光拡散粒子及び/又は蛍光体を含有してもよい。
(
For the
(基板100)
基板100は、ガラスエポキシ樹脂、セラミック又はポリイミドなどからなる板状の母材を備えている。また、基板100は、母材上に、銅、金、銀、ニッケル、パラジウム、タングステン、クロム、チタン、又はこれらの合金などからなるランド部や配線パターンを備えている。ランド部や配線パターンは例えばメッキ、積層圧着、貼り付け、スパッタ、蒸着、エッチングなどの方法を用いて形成される。
(Substrate 100)
The
(接合部材103)
接合部材103は、当該分野で公知の材料のいずれをも用いることができる。具体的には、接合部材103は、例えば、錫-ビスマス系、錫-銅系、錫-銀系、金-錫系等の半田(具体的には、AgとCuとSnとを主成分とする合金、CuとSnとを主成分とする合金、BiとSnとを主成分とする合金等)、共晶合金(AuとSnとを主成分とする合金、AuとSiとを主成分とする合金、AuとGeとを主成分とする合金等)、銀、金、パラジウム等の導電性ペースト、バンプ、異方性導電材、低融点金属等のろう材等が挙げられる。
(Joining member 103)
Any material known in the art can be used for the joining
1:発光装置
5:幅狭部
6:幅広部
7a:第1下面
7b:第2下面
8:凸部
9:パッド部
10:発光素子
11:半導体積層体
11a:下面
11b:上面
12a、12b:素子電極
13:接着層、導光部材
14:透光性部材
15、15a、15b:蛍光体層
16:透光層
20:積層体
21:光反射部材
21a:上部
21b:下部
22:凹み部
23:中間構造体
25:導電膜
25A:第1導電膜
25B:第2導電膜
40a:下面
40b:上面
40c:第1側面
40d:第2側面
40e:第3側面
40f:第4側面
100:基板
100a、100b:導電部材
101:第1面
102:認識対象部
103:接合部材
105:溝
107:電極間領域
108:領域
121:粘着シート
122:キャリア
D:窪み
M:中間部
1: light emitting device 5: narrow portion 6: wide portion 7a: first lower surface 7b: second lower surface 8: convex portion 9: pad portion 10: light emitting element 11: semiconductor laminate 11a: lower surface 11b:
Claims (5)
半導体積層体と、前記半導体積層体の下面側に接続される一対の素子電極と、を備え、前記下面と垂直な方向であって、前記一対の素子電極の双方を通る断面において、前記素子電極は、前記半導体積層体の前記下面側に接続される幅狭部と、前記幅狭部の下方に位置し、一方の前記素子電極から他方の前記素子電極に向かう方向における幅が前記幅狭部の幅よりも広く、第1下面を有する幅広部とを備える発光素子と、を備え、
前記発光素子の前記幅広部の前記第1下面と前記基板の前記第1面とが対向する向きで、前記発光素子が接合部材を介して前記一対の導電部材上に配置される中間構造体を準備する工程と、
前記基板の下面側から、前記基板および前記一対の素子電極のそれぞれの一部を除去することで、前記一対の素子電極のそれぞれの前記幅狭部から前記第1下面の幅よりも狭い幅を有する前記素子電極の第2下面を露出させる工程と、を備える発光装置の製造方法。 a substrate having at least one pair of conductive members on a first surface;
a semiconductor laminate, and a pair of element electrodes connected to the lower surface side of the semiconductor laminate, wherein a cross section passing through both of the pair of element electrodes in a direction perpendicular to the lower surface of the semiconductor laminate includes: are a narrow portion connected to the lower surface side of the semiconductor laminate, and a narrow portion positioned below the narrow portion and having a width in a direction from one of the device electrodes to the other of the device electrodes. a light emitting element having a wide portion having a first lower surface that is wider than the width of
an intermediate structure in which the light emitting element is arranged on the pair of conductive members via a bonding member such that the first lower surface of the wide portion of the light emitting element faces the first surface of the substrate; the process of preparing,
By removing a part of each of the substrate and the pair of element electrodes from the lower surface side of the substrate, a width narrower than the width of the first lower surface is formed from the narrow portion of each of the pair of element electrodes. and exposing the second lower surface of the device electrode.
高さ方向において前記接合部材の端部が前記幅狭部の上面と前記幅広部の下面との間に位置するように形成する工程を含み、
前記素子電極の第2下面を露出させる工程は、
前記接合部材のすべてを除去する工程を含む、請求項1に記載の発光装置の製造方法。 The step of preparing the intermediate structure includes:
A step of forming an end portion of the joint member so as to be positioned between an upper surface of the narrow portion and a lower surface of the wide portion in a height direction;
The step of exposing the second lower surface of the device electrode includes :
2. The method of manufacturing a light-emitting device according to claim 1, comprising the step of removing all of said joining member.
前記断面において、一方の前記素子電極から他方の前記素子電極に向かう方向における前記中間部の幅は、一方の前記素子電極から他方の前記素子電極に向かう方向における前記幅広部および前記幅狭部の幅よりも狭い、請求項3に記載の発光装置の製造方法。 each of the pair of device electrodes has an intermediate portion between the narrow portion and the wide portion;
In the cross section, the width of the intermediate portion in the direction from one device electrode to the other device electrode is equal to the width of the wide portion and the narrow portion in the direction from one device electrode to the other device electrode. 4. The method of manufacturing a light emitting device according to claim 3, wherein the width is narrower than the width.
前記断面において、前記幅狭部の幾何中心は前記パッド部の幾何中心よりも前記発光素子の幾何中心に対して外側に位置している、請求項1~4のいずれか1項に記載の発光装置の製造方法。 each of the pair of device electrodes further includes a pad portion located between the semiconductor laminate and the narrow portion;
The light emission according to any one of claims 1 to 4, wherein in the cross section, the geometric center of the narrow portion is located outside the geometric center of the pad portion with respect to the geometric center of the light emitting element. Method of manufacturing the device.
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