JP7294578B2 - ユーザプレーンのリルーティング方法および装置 - Google Patents

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Description

本願は、「ユーザプレーンのリルーティング方法および装置」と題する、2019年6月28日に中国国家知識産権局に出願された中国特許出願第201910578953.9号に対する優先権を主張するものであり、その全体は参照によって本明細書に組み込まれる。
本願はネットワーク技術の分野、特にユーザプレーンのリルーティング方法および装置に関する。
第5世代(5th-generation, 5G)ネットワークアーキテクチャにおいて、5Gコアネットワーク制御プレーンおよび5Gコアネットワークユーザプレーンは、対応するインタフェースを通じてメッセージを交換して、制御プレーンからユーザプレーンへユーザポリシーを配信し、例えば、ユーザプレーンから制御プレーンへのイベントのレポートなどの処理を実行する。実践において、ユーザプレーン経路は変更される必要があり得る。
関連技術において、アプリケーション機能(Application Function, AF)エンティティはユーザプレーン経路変更要求を開始して、ネットワーク公開機能(Network Exposure Function, NEF)エンティティおよび統合データレポジトリ(Unified Data Repository, UDR)機能エンティティを通じて、ポリシー制御機能(Policy Control Function, PCF)エンティティをトリガして、ユーザプレーン機能(User Plane Function, UPF)エンティティのためのユーザプレーン経路を再構成するようセッション管理機能(Session Management Function, SMF)エンティティに通知する。
しかしながら、関連技術において、サービストリガ経路AF→NEF→UDR→PCF→SMFは、多くのサービスが関与して実装される。加えて、AFは、サードパーティAPPケーション(Application, APP)上で計画される機能エンティティであり、事業者の制御範囲外である。適切な経路計画を実装するべく、事業者は、NEFを通じて、事業者のネットワークの内部サービス計画をサードパーティAPPに公開する必要がある。これにより、セキュリティ問題がもたらされる。
本願の実施形態はユーザプレーンのリルーティング方法および装置を提供する。これによりオペレータネットワークセキュリティが改善される。
第1態様によれば、本願の実施形態はユーザプレーンのリルーティング方法を提供する。方法は、第1ネットワーク要素が第2ネットワーク要素によって送信されたユーザプレーンリルーティングトリガ情報を受信する段階であって、パケット検出ルール(PDR)にマッチする予め設定されたサービスパケットを第2ネットワーク要素が検出するときにユーザプレーンリルーティングトリガ情報が送信され、PDRは、ユーザプレーンのリルーティングをトリガする予め設定されたサービスパケットに対応するマッチング情報および実行ルールを示すために使用される、段階と、第1ネットワーク要素が、ユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいてユーザプレーンのリルーティングを実行する段階とを備える。
第1態様によるユーザプレーンリルーティングトリガ情報方法において、第2ネットワーク要素によって送信されたユーザプレーンリルーティングトリガ情報は、第1ネットワーク要素によって受信され、ユーザプレーンリルーティングトリガ情報は、パケット検出ルール(PDR)にマッチする予め設定されたサービスパケットを第2ネットワーク要素が検出するときに送信され、PDRは、ユーザプレーンのリルーティングをトリガする予め設定されたサービスパケットに対応するマッチング情報および実行ルールを示すために使用される。第1ネットワーク要素は更に、ユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいてユーザプレーンのリルーティングを実行する。関連技術における非事業者サードパーティAPP上で計画された機能エンティティを使用することによってユーザプレーン経路変更をトリガする方式と比較して、本願の本実施形態において、事業者の制御範囲内のネットワーク要素は、サービス認識に基づいてユーザプレーン経路を調整し得、サードパーティAPP上で計画される機能エンティティは、ユーザプレーン経路変更をトリガする必要がないことが分かる。これにより、オペレータネットワークセキュリティが改善される。
可能な実装において、PDRは、パケット検出情報(PDI)および使用量レポートルール(URR)を含み、PDIは、予め設定されたサービスパケットに対応するマッチング情報を示すために使用され、URRは、予め設定されたサービスパケットに対応する実行ルールを示すために使用される。
可能な実装において、方法は更に、第1ネットワーク要素が、ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用される予め設定されたポリシーに従ってPDRを生成し、PDRを第2ネットワーク要素へ送信する段階を含む。
可能な実装において、方法は更に、第1ネットワーク要素が、第3ネットワーク要素における、ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用される予め設定されたポリシーを第3ネットワーク要素から取得する段階と、第1ネットワーク要素が、予め設定されたポリシーに従ってPDRを生成し、PDRを第2ネットワーク要素へ送信する段階とを備える。
可能な実装において、方法は更に、第1ネットワーク要素がアクティベーションメッセージを第2ネットワーク要素へ送信する段階であって、アクティベーションメッセージは、第2ネットワーク要素において予め設定されたPDRをアクティブ化することを示すために使用される、段階を備える。
可能な実装において、PDRは、第1ネットワーク要素によって第2ネットワーク要素へ送信された第1セッション作成要求メッセージに保持され、第1セッション作成要求メッセージは、第1ネットワーク要素と第2ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される。
可能な実装において、アクティベーションメッセージは、第1ネットワーク要素によって第2ネットワーク要素へ送信された第2セッション作成要求メッセージに保持され、第2セッション作成要求メッセージは、第1ネットワーク要素と第2ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される。
可能な実装において、第1ネットワーク要素がユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいてユーザプレーンのリルーティングを実行することは、第1ネットワーク要素が、第1セッション要求メッセージを第4ネットワーク要素へ、第2セッション要求メッセージを第5ネットワーク要素へ送信することであって、第1セッション要求メッセージは、第1ネットワーク要素と第4ネットワーク要素との間のセッションを作成または更新することを示すために使用され、第2セッション要求メッセージは、第1ネットワーク要素と第5ネットワーク要素との間のセッションを作成または更新することを示すために使用され、第2セッション要求メッセージは、第5ネットワーク要素に割り当てられたサービスパケットトラフィックステアリングルールを保持し、および/または、第1ネットワーク要素は、セッション更新要求メッセージを第2ネットワーク要素へ送信し、セッション更新要求メッセージは、第2ネットワーク要素におけるPDRを更新することを示すために使用される、ことを含む。
可能な実装において、第1ネットワーク要素がユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいてユーザプレーンのリルーティングを実行することは、第1ネットワーク要素が、第4ネットワーク要素とのセッションを作成すること、および、第1ネットワーク要素が第2ネットワーク要素とのセッションを削除することを含む。
可能な実装において、第1ネットワーク要素が第4ネットワーク要素とのセッションを作成することは、第1ネットワーク要素が第3セッション作成要求メッセージを第4ネットワーク要素へ送信することであって、第3セッション作成要求メッセージは、第1ネットワーク要素と第4ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される、ことを含む。
可能な実装において、第1ネットワーク要素が第2ネットワーク要素とのセッションを削除することは、第1ネットワーク要素がセッション削除要求メッセージを第2ネットワーク要素へ送信することであって、セッション削除要求メッセージは、第1ネットワーク要素と第2ネットワーク要素との間のセッションを削除することを示すために使用される、ことを含む。
可能な実装において、第1ネットワーク要素がユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいてユーザプレーンのリルーティングを実行する前に、方法は更に、第1ネットワーク要素がユーザプレーンリルーティングトリガ情報を第3ネットワーク要素へ送信する段階と、第1ネットワーク要素が、第3ネットワーク要素によって送信された指示情報を受信する段階であって、指示情報は、ユーザプレーンのリルーティングを実行することを第1ネットワーク要素に示すために使用される、段階とを備える。
第2態様によれば、本願の実施形態はユーザプレーンのリルーティング方法を提供する。方法は、第1ネットワーク要素が、パケット検出ルール(PDR)に従ってサービスパケットを監視する段階であって、PDRは、ユーザプレーンのリルーティングをトリガする予め設定されたサービスパケットに対応するマッチング情報および実行ルールを示すために使用される、段階と、PDRにマッチする予め設定されたサービスパケットを第1ネットワーク要素が検出する場合に、第1ネットワーク要素が実行ルールに従ってユーザプレーンリルーティングトリガ情報を第2ネットワーク要素へ送信する段階とを備える。
第2態様によるユーザプレーンリルーティングトリガ情報方法によれば、第1ネットワーク要素は、パケット検出ルール(PDR)に従ってサービスパケットを監視する。PDRにマッチする予め設定されたサービスパケットを第1ネットワーク要素が検出する場合、第1ネットワーク要素は、実行ルールに従ってユーザプレーンリルーティングトリガ情報w第2ネットワーク要素へ送信し、その結果、第2ネットワーク要素はユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいてユーザプレーンのリルーティングを実行する。関連技術における非事業者サードパーティAPP上で計画された機能エンティティを使用することによってユーザプレーン経路変更をトリガする方式と比較して、本願の本実施形態において、事業者の制御範囲内のネットワーク要素は、サービス認識に基づいてユーザプレーン経路を調整し得、サードパーティAPP上で計画される機能エンティティは、ユーザプレーン経路変更をトリガする必要がないことが分かる。これによりオペレータネットワークセキュリティが改善される。
可能な実装において、PDRはパケット検出情報(PDI)および使用量レポートルール(URR)を含む。PDIは、予め設定されたサービスパケットに対応するマッチング情報を示すために使用される。URRは、予め設定されたサービスパケットに対応する実行ルールを示すために使用される。
可能な実装において、第1ネットワーク要素がパケット検出ルール(PDR)に従ってサービスパケットを監視することは、第1ネットワーク要素がサービスパケットの属性情報を決定すること、第1ネットワーク要素が属性情報をPDIと照合すること、属性情報がPDIにマッチする場合、第1ネットワーク要素によって検出されたサービスパケットは、PDRにマッチする予め設定されたサービスパケットであること、および/または、属性情報がPDIにマッチしない場合、第1ネットワーク要素によって検出されたサービスパケットは、PDRにマッチする予め設定されたサービスパケットでないことを含む。
可能な実装において、方法は更に、第1ネットワーク要素が、第2ネットワーク要素によって送信されたPDRを受信する段階であって、PDRは、ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用される予め設定されたポリシーに従って第2ネットワーク要素によって生成される、または、PDRは、第3ネットワーク要素からのユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用されるポリシーを第2ネットワーク要素が取得した後に生成される、段階を備える。
可能な実装において、方法は更に、第1ネットワーク要素が、第2ネットワーク要素によって送信されたアクティベーションメッセージを受信する段階であって、アクティベーションメッセージは、第1ネットワーク要素において予め設定されたPDRをアクティブ化することを示すために使用される、段階を備える。
可能な実装において、PDRは、第2ネットワーク要素から第1ネットワーク要素によって受信された第1セッション作成要求メッセージに保持され、第1セッション作成要求メッセージは、第2ネットワーク要素と第1ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される。
可能な実装において、アクティベーションメッセージは、第2ネットワーク要素から第1ネットワーク要素によって受信された第2セッション作成要求メッセージに保持され、第2セッション作成要求メッセージは、第2ネットワーク要素と第1ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される。
可能な実装において、方法は更に、第1ネットワーク要素が、第2ネットワーク要素によって送信されたセッション更新要求メッセージを受信する段階であって、セッション更新要求メッセージは、第1ネットワーク要素においてPDRを更新することを示すために使用される、段階を備える。
可能な実装において、方法は更に、第1ネットワーク要素が、第2ネットワーク要素によって送信されたセッション削除要求メッセージを受信する段階であって、セッション削除要求メッセージは、第2ネットワーク要素と第1ネットワーク要素との間のセッションを削除することを示すために使用される、段階を備える。
第3態様によれば、本願の実施形態は、ネットワーク要素を提供し、ネットワーク要素は第1ネットワーク要素である。第1ネットワーク要素は、第2ネットワーク要素によって送信されたユーザプレーンリルーティングトリガ情報を受信するよう構成される第1受信モジュールであって、ユーザプレーンリルーティングトリガ情報は、パケット検出ルール(PDR)にマッチする予め設定されたサービスパケットを第2ネットワーク要素が検出するときに送信され、PDRは、ユーザプレーンのリルーティングをトリガする予め設定されたサービスパケットに対応するマッチング情報および実行ルールを示すために使用される、第1受信モジュールと、ユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいてユーザプレーンのリルーティングを実行するよう構成されるリルーティングモジュールとを備える。
可能な実装において、PDRはパケット検出情報(PDI)および使用量レポートルール(URR)を含む。PDIは、予め設定されたサービスパケットに対応するマッチング情報を示すために使用される。URRは、予め設定されたサービスパケットに対応する実行ルールを示すために使用される。
可能な実装において、第1ネットワーク要素は更に、ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用される予め設定されたポリシーに従ってPDRを生成するよう構成される第1生成モジュールと、PDRを第2ネットワーク要素へ送信するよう構成される第1送信モジュールとを備える。
可能な実装において、第1ネットワーク要素は更に、第3ネットワーク要素における、ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用される予め設定されたポリシーを第3ネットワーク要素から取得するよう構成される取得モジュールと、ポリシーに従ってPDRを生成するよう構成される第2生成モジュールと、PDRを第2ネットワーク要素へ送信するよう構成される第2送信モジュールとを備える。
可能な実装において、第1ネットワーク要素は更に、アクティベーションメッセージを第2ネットワーク要素へ送信するよう構成される第3送信モジュールであって、アクティベーションメッセージは、第2ネットワーク要素において予め設定されたPDRをアクティブ化することを示すために使用される、第3送信モジュールを含む。
可能な実装において、PDRは、第1ネットワーク要素によって第2ネットワーク要素へ送信された第1セッション作成要求メッセージに保持され、第1セッション作成要求メッセージは、第1ネットワーク要素と第2ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される。
可能な実装において、アクティベーションメッセージは、第1ネットワーク要素によって第2ネットワーク要素へ送信された第2セッション作成要求メッセージに保持され、第2セッション作成要求メッセージは、第1ネットワーク要素と第2ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される。
可能な実装において、リルーティングモジュールは具体的には、第1セッション要求メッセージを第4ネットワーク要素へ、第2セッション要求メッセージを第5ネットワーク要素へ送信することであって、第1セッション要求メッセージは、第1ネットワーク要素と第4ネットワーク要素との間のセッションを作成または更新することを示すために使用され、第2セッション要求メッセージは、第1ネットワーク要素と第5ネットワーク要素との間のセッションを作成または更新することを示すために使用され、第2セッション要求メッセージは、第5ネットワーク要素に割り当てられたサービスパケットトラフィックステアリングルールを保持する、こと、および/または、セッション更新要求メッセージを第2ネットワーク要素へ送信することであって、セッション更新要求メッセージは、第2ネットワーク要素においてPDRを更新することを示すために使用される、ことを行うよう構成される。
可能な実装において、リルーティングモジュールは、第4ネットワーク要素とのセッションを作成するよう構成される作成ユニットと、第2ネットワーク要素とのセッションを削除するよう構成される削除ユニットとを含む。
可能な実装において、作成ユニットは具体的には、第3セッション作成要求メッセージを第4ネットワーク要素へ送信することであって、第3セッション作成要求メッセージは、第1ネットワーク要素と第4ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される、ことを行うよう構成される。
可能な実装において、削除ユニットは具体的には、セッション削除要求メッセージを第2ネットワーク要素へ送信することであって、セッション削除要求メッセージは、第1ネットワーク要素と第2ネットワーク要素との間のセッションを削除することを示すために使用される、ことを行うよう構成される。
可能な実装において、第1ネットワーク要素は更に、ユーザプレーンリルーティングトリガ情報を第3ネットワーク要素へ送信するよう構成される第4送信モジュールと、第3ネットワーク要素によって送信された指示情報を受信するよう構成される第2受信モジュールであって、指示情報は、ユーザプレーンのリルーティングを実行することを第1ネットワーク要素に示すために使用される、第2受信モジュールとを備える。
第4態様によれば、本願の実施形態は、ネットワーク要素を提供し、ネットワーク要素は第1ネットワーク要素である。第1ネットワーク要素は、パケット検出ルール(PDR)に従ってサービスパケットを監視するよう構成される監視モジュールであって、PDRは、ユーザプレーンのリルーティングをトリガする予め設定されたサービスパケットに対応するマッチング情報および実行ルールを示すために使用される、監視モジュールと、予め設定されたサービスパケットがPDRにマッチすることを監視モジュールが検出するときに、実行ルールに従ってユーザプレーンリルーティングトリガ情報を第2ネットワーク要素へ送信するよう構成される送信モジュールとを備える。
可能な実装において、PDRはパケット検出情報(PDI)および使用量レポートルール(URR)を含む。PDIは、予め設定されたサービスパケットに対応するマッチング情報を示すために使用される。URRは、予め設定されたサービスパケットに対応する実行ルールを示すために使用される。
可能な実装において、監視モジュールは具体的には、サービスパケットの属性情報を決定すること、属性情報をPDIと照合すること、属性情報がPDIにマッチする場合、サービスパケットは、PDRにマッチする予め設定されたサービスパケットであると検出すること、および/または、属性情報がPDIにマッチしない場合、サービスパケットは、PDRにマッチする予め設定されたサービスパケットでないと検出することを行うよう構成される。
可能な実装において、第1ネットワーク要素は更に、第2ネットワーク要素によって送信されたPDRを受信するよう構成される第1受信モジュールを含み、PDRは、ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用される予め設定されたポリシーに従って第2ネットワーク要素によって生成される、または、PDRは、第3ネットワーク要素からのユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用されるポリシーを第2ネットワーク要素が取得した後に生成される。
可能な実装において、第1ネットワーク要素は更に、第2ネットワーク要素によって送信されたアクティベーションメッセージを受信するよう構成される第2受信モジュールを含み、アクティベーションメッセージは、第1ネットワーク要素において予め設定されたPDRをアクティブ化することを示すために使用される。
可能な実装において、PDRは、第2ネットワーク要素から第1ネットワーク要素によって受信された第1セッション作成要求メッセージに保持され、第1セッション作成要求メッセージは、第2ネットワーク要素と第1ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される。
可能な実装において、アクティベーションメッセージは、第2ネットワーク要素から第1ネットワーク要素によって受信された第2セッション作成要求メッセージに保持され、第2セッション作成要求メッセージは、第2ネットワーク要素と第1ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される。
可能な実装において、第1ネットワーク要素は更に、第2ネットワーク要素によって送信されたセッション更新要求メッセージを受信するよう構成される第3受信モジュールを含み、セッション更新要求メッセージは、第1ネットワーク要素においてPDRを更新することを示すために使用される。
可能な実装において、第1ネットワーク要素は更に、第2ネットワーク要素によって送信されたセッション削除要求メッセージを受信するよう構成される第4受信モジュールを含み、セッション削除要求メッセージは、第2ネットワーク要素と第1ネットワーク要素との間のセッションを削除することを示すために使用される。
第5態様によれば、本願の実施形態は、プロセッサおよびメモリを備えるネットワーク要素を提供する。
メモリは、プログラム命令を格納するよう構成される。
プロセッサは、メモリに格納されたプログラム命令を呼び出して実行するよう構成され、プロセッサが、メモリに格納されたプログラム命令を実行するとき、ネットワーク要素は、第1態様または第2態様の実装のいずれか1つによる方法を実行するよう構成される。
第6態様によれば、本願の実施形態はコンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は命令を格納し、命令がコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、第1態様または第2態様の実装のいずれか1つによる方法を実行することが可能となる。
第7態様によれば、本願の実施形態はチップシステムを提供する。チップシステムはプロセッサを含み、更にメモリを含み得、第1態様または第2態様の実装のいずれか1つによる方法を実装するよう構成される。チップシステムは、チップを含み得る、または、チップおよび別のディスクリートコンポーネントを含み得る。
第8態様によれば、本願の実施形態はプログラムを提供する。プロセッサによって実行されるとき、プログラムは、第1態様または第2態様の実装のいずれか1つによる方法を実行するよう構成される。
第9態様によれば、本願の実施形態は、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行するとき、コンピュータは、第1態様または第2態様の実装のいずれか1つによる方法を実行することが可能となる。
本願の実施形態による、5Gネットワークのアーキテクチャを示す概略図1である。
本願の実施形態による、5Gネットワークのアーキテクチャを示す概略図2である。
関連技術による、アップリンクパケットトラフィックステアリングのユーザプレーンアーキテクチャを示す概略図である。
関連技術による、マルチホームPDUセッションのユーザプレーンアーキテクチャを示す概略図である。
関連技術による、AFがユーザプレーンのリルーティングをトリガすることを示す概略フローチャートである。
本願の実施形態による、ユーザプレーンリルーティング方法の概略フローチャートである。
本願の別の実施形態によるユーザプレーンリルーティング方法の概略フローチャートである。 本願の別の実施形態によるユーザプレーンリルーティング方法の概略フローチャートである。
本願の別の実施形態によるユーザプレーンリルーティング方法の概略フローチャートである。 本願の別の実施形態によるユーザプレーンリルーティング方法の概略フローチャートである。
本願の別の実施形態によるユーザプレーンリルーティング方法の概略フローチャートである。 本願の別の実施形態によるユーザプレーンリルーティング方法の概略フローチャートである。 本願の別の実施形態によるユーザプレーンリルーティング方法の概略フローチャートである。
本願の実施形態によるネットワーク要素の構造を示す概略図である。
本願の別の実施形態によるネットワーク要素の構造を示す概略図である。
本願の別の実施形態によるネットワーク要素の構造を示す概略図である。
本願の実施形態に関するネットワークアーキテクチャおよびいくつかの用語を最初に説明および記載する。
図1は、本願の実施形態による5Gネットワークのアーキテクチャを示す概略図1である。図1に示されるように、5Gネットワークアーキテクチャにおける制御プレーンネットワーク要素は外部サービスインタフェースを提供する。5Gコアネットワーク制御プレーンおよび5Gコアネットワークユーザプレーンは、対応するサービスインタフェースを通じてメッセージを交換し、ユーザポリシーを制御プレーンからユーザプレーンへ配信し、例えば、ユーザプレーンから制御プレーンへイベントをレポートするなどの処理を実行する。
例えば、ネットワークスライス選択機能(Network Slice Selection Function, NSSF)エンティティは外部サービスインタフェースNnssfを提供し、NEFは外部サービスインタフェースNnefを提供し、ネットワークレポジトリ機能(Network Repository Function, NRF)エンティティは外部サービスインタフェースNnrfを提供し、PCFはサービスインタフェースNpcfを提供し、統合データ管理(Unified Data Management, UDM)は外部サービスインタフェースNudmを提供し、AFは外部サービスインタフェースNafを提供し、認証サーバ機能(Authentication Server Function, AUSF)エンティティは外部サービスインタフェースNausfを提供し、アクセスおよびモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function, AMF)エンティティは外部サービスインタフェースNamfを提供し、SMFは外部サービスインタフェースNsmfを提供する。加えて、端末はN1インタフェースを通じてAMFに接続され、AMFはN2インタフェースを通じてアクセスネットワーク(Access Network, AN)に接続され、ANはN3インタフェースを通じてUPFに接続され、UPFはN4インタフェースを通じてSMFに接続され、UPFはN6インタフェースを通じてデータネットワーク(Data Network, DN)に接続される。
図2は、本願の実施形態による5Gネットワークのアーキテクチャを示す概略図2である。図2に示されるように、5Gネットワークアーキテクチャにおいて相互接続される必要がある2つのネットワーク要素は、一対一で定義されるNE間インタフェースを有する。5Gコアネットワーク制御プレーンおよび5Gコアネットワークユーザプレーンは、対応するNE間インタフェースを通じてメッセージを交換し、ユーザポリシーを制御プレーンからユーザプレーンへ配信し、例えば、ユーザプレーンから制御プレーンへイベントをレポートするなどの処理を実行する。
例えば、N1は端末とAMFとの間のNE間インタフェースであり、N2はANとAMFとの間のNE間インタフェースであり、N3はANとUPFとの間のNE間インタフェースであり、N4はUPFとSMFとの間のNE間インタフェースであり、N5はPCFとAFとの間のNE間インタフェースであり、N6はUPFとDNとの間のNE間インタフェースであり、N7はSMFとPCFとの間のNE間インタフェースであり、N8はAMFとUDMとの間のNE間インタフェースであり、N9はUPF間のNE間インタフェースであり、N10はUDMとSMFとの間のNE間インタフェースであり、N11はAMFとSMFとの間のNE間インタフェースであり、N12はAMFとAUSFとの間のNE間インタフェースであり、N13はAUSFとUDMとの間のNE間インタフェースであり、N14はAMF間のNE間インタフェースであり、N15はAMFとPCFとの間のNE間インタフェースであり、N22はNSSFとAMFとの間のNE間インタフェースである。
プロトコルデータユニット(Protocol Data Unit, PDU)セッション(Session)が複数のPDUセッションアンカ(PDU Session Anchor, PSA)をサポートし得るシナリオが関連技術において定義される。図3は、関連技術によるアップリンクパケットトラフィックステアリングのユーザプレーンアーキテクチャを示す概略図である。図3に示されるように、アップリンクパケットトラフィックステアリング(Uplink Classifier, ULCL)‐UPFが、インターネットプロトコルバージョン4(Internet Protocol version 4, IPv4)セッションおよび非マルチホーム(Multi-home)インターネットプロトコルバージョン6(Internet Protocol Version 6, IPv6)セッションのために追加され、複数のサービス経路との単一セッションに対するトラフィックステアリング処理を実行する。例えば、トラフィックステアリング処理が、PSA-UPF1およびPSA-UPF2によって実行され得る。
図4は、関連技術によるマルチホームPDUセッションのユーザプレーンアーキテクチャを示す概略図である。図4に示されるように、マルチホームIPv6セッションの分岐ノード(Branch Point, BP)‐UPFが追加され、複数のサービス経路との単一セッションに対するトラフィックステアリング処理を実装する。例えば、PSA-UPF1およびPSA-UPF2はトラフィックステアリング処理を実行し得る。
図5は、関連技術による、AFがユーザプレーンのリルーティングをトリガすることを示す概略フローチャートである。図5に示されるように、関連技術におけるAFは、AFのサービスにアクセスする端末および端末の位置情報を感知し得る。AFはユーザプレーン経路変更要求を開始し、NEFおよびUDRはPCFをトリガして、UPFのユーザプレーン経路を再構成するようSMFに通知する。例えば、AFはAF要求を作成してAF要求をNEFへ送信し、その結果、NEFはUDRにAF要求を保存し、AF要求は、作成メッセージ、更新メッセージ、または削除メッセージを含み得るがこれらに限定されない。更に、PCFは、UDRからのAF要求変更通知サービスをサブスクライブしたので、UDRは通知メッセージをPCFへ送信し、その結果、PCFはポリシー制御更新通知メッセージをSMFへ送信し、SMFはUPFのユーザプレーン経路を再構成する。したがって、ユーザプレーン経路は端末にもっとも近いサーバに切り替えられる。
しかしながら、関連技術において、サービストリガ経路AF→NEF→UDR→PCF→SMFは、複数のサービスが関与して実装される。加えて、AFは、サードパーティAPP上で計画される機能エンティティであり、事業者の制御範囲外である。適切な経路計画を実装するべく、事業者は、NEFを通じて、事業者のネットワークの内部サービス計画をサードパーティAPPに公開する必要がある。これにより、セキュリティ問題がもたらされる。
本願の実施形態において提供されるユーザプレーンリルーティング方法および装置によれば、事業者の制御範囲内の第2ネットワーク要素は、PDRに従ってサービスパケットを監視し、PDRにマッチする予め設定されたサービスパケットを検出するときに、ユーザプレーンリルーティングトリガ情報を第1ネットワーク要素へ送信する。このように、第1ネットワーク要素は、受信されたユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいて、ユーザプレーンのリルーティングをトリガする予め設定されたサービスパケットに端末がアクセスしていると認識し、更に、ユーザプレーンのリルーティングを実行し得る。関連技術における非事業者サードパーティAPP上で計画された機能エンティティを使用することによってユーザプレーン経路変更をトリガする方式と比較して、本願の本実施形態において、事業者の制御範囲内のネットワーク要素は、サービス認識に基づいてユーザプレーン経路を調整し得、サードパーティAPP上で計画される機能エンティティは、ユーザプレーン経路変更をトリガする必要がないことが分かる。これによりオペレータネットワークセキュリティが改善される。
本願において、「少なくとも1つ」とは、1または複数を指し、「複数」は2以上を指す。用語「および/または」は、関連する対象を説明するための対応関係を説明し、3つの関係が存在し得ることを表す。例えば、Aおよび/またはBは、Aのみが存在する場合と、AおよびBの両方が存在する場合と、Bのみが存在する場合とを表し得る。ここで、AおよびBは単数形または複数形であり得る。「/」という文字は概して、関連する対象の「または」の関係を示す。「以下の品目(個)の少なくとも1つ」または同様の表現は、1つの品目(個)または複数の品目(個)の任意の組み合わせを含む、品目の任意の組み合わせを意味する。例えば、a、bまたはcのうちの少なくとも1つは、a、b、c、aとb、aとc、bとc、または、aとbとcを表してよく、a、bおよびcは、単数形でも複数形でもよい。
本願における技術的解決手段を詳細に説明するために、具体的な実施形態が以下で使用される。以下のいくつかの具体的な実施形態は互いに組み合わされてもよく、同一または同様である概念または処理がいくつかの実施形態において繰り返し説明されなくてもよい。
図6は、本願の実施形態によるユーザプレーンリルーティング方法の概略フローチャートである。図6に示されるように、本願の本実施形態における方法は以下のステップを備え得る。
ステップS601:第2ネットワーク要素がパケット検出ルール(PDR)に従ってサービスパケットを監視し、PDRは、ユーザプレーンのリルーティングをトリガする予め設定されたサービスパケットに対応するマッチング情報および実行ルールを示すために使用される。
例えば、本願の本実施形態における第2ネットワーク要素は、端末の初回セッションに対応するソースアンカPSA-UPF1であり得る。
本願の本実施形態における予め設定されたサービスパケットは、ユーザプレーンのリルーティングをトリガする予め設定されたサービスに対応するパケットである。例えば、予め設定されたサービスは、予め設定されたサーバインターネットプロトコル(Internet Protocol, IP)アドレスセグメントにおいて発生するアクセスサービス、または、予め設定されたアプリケーションもしくはAPP上で発生するアクセスサービスを含み得るが、これらに限定されない。
本願の本実施形態におけるPDRは、パケット検出情報(Packet Detection Information, PDI)および使用量レポートルール(Usage Reporting Rule, URR)を含み得るが、これらに限定されない。PDRは更に、QoS施行ルール(QoS Enforcement Rule, QER)および/または転送アクションルール(Forwarding Action Rule, FAR)を含み得る。
例えば、PDIは、予め設定されたサービスパケットに対応するマッチング情報を示すために使用される。例えば、PDIは、予め設定されたパケットの完全修飾トンネルエンドポイント識別子(Full Qualified Tunnel Endpoint Identifier, F‐TEID)、ソースデスティネーションポート、ソースデスティネーションIPアドレス、IPプロトコルタイプ、およびアプリケーションアイデンティティドキュメント(Identity document, ID)を含み得るが、これらに限定されない。
例えば、URR、QoS実行ルール、および/または、FARはすべて、予め設定されたサービスパケットに対応する実行ルールを示すために使用される。
任意選択で、このステップにおいて任意のサービスパケットを受信するとき、第2ネットワーク要素は最初にサービスパケットの属性情報を決定する。例えば、サービスパケットの属性情報は、サービスパケットのF‐TEID、ソースデスティネーションポート、ソースデスティネーションIPアドレス、IPプロトコルタイプ、およびアプリケーションIDを含み得るが、これらに限定されない。次に、第2ネットワーク要素は、属性情報をPDIと比較および照合する。サービスパケットの属性情報がPDIにマッチする場合、サービスパケットが、PDRにマッチする予め設定されたサービスパケットであると第2ネットワーク要素が検出する。サービスパケットの属性情報がPDIにマッチしない場合、第2ネットワーク要素は、サービスパケットが、PDRにマッチする予め設定されたサービスパケットでないことを検出する。
例えば、PDIは予め設定されたパケットのF‐TEID、ソースデスティネーションポート、ソースデスティネーションIPアドレス、およびIPプロトコルタイプを含むと想定される。サービスパケットの属性情報は、サービスパケットのF‐TEID、ソースデスティネーションポート、ソースデスティネーションIPアドレス、およびIPプロトコルタイプを含むと想定される。サービスパケットのF‐TEIDが予め設定されたパケットのF‐TEIDと同一である場合、サービスパケットのソースデスティネーションポートは、予め設定されたパケットのソースおよびデスティネーションポートと同一であり、サービスパケットのソースデスティネーションIPアドレスは予め設定されたパケットのソースデスティネーションIPアドレスと同一であり、サービスパケットのIPプロトコルタイプは予め設定されたパケットのIPプロトコルタイプと同一であり、第2ネットワーク要素は、サービスパケットの属性情報がPDIとマッチすると決定し、サービスパケットが、PDRにマッチする予め設定されたサービスパケットであると検出する。そうでない場合(例えば、サービスパケットのF‐TEIDが予め設定されたパケットのF‐TEIDと異なり、サービスパケットのソースおよびデスティネーションポートが予め設定されたパケットのソースデスティネーションポートと異なり、サービスパケットのソースデスティネーションIPアドレスが予め設定されたパケットのソースデスティネーションIPアドレスと異なり、またはサービスパケットのIPプロトコルタイプが予め設定されたパケットのIPプロトコルタイプと異なる)、第2ネットワーク要素は、サービスパケットの属性情報がPDIにマッチしないと決定し、サービスパケットが、PDRにマッチする予め設定されたサービスパケットでないことを検出する。
本願の以下の実施形態は、第2ネットワーク要素におけるPDRを取得する方式を説明する。
可能な実装において、第1ネットワーク要素は、ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用される予め設定されたポリシーに従ってPDRを生成し、PDRを第2ネットワーク要素へ送信する。これに対応して、第2ネットワーク要素は、第1ネットワーク要素によって送信されたPDRを受信する。
例えば、本願の本実施形態における第1ネットワーク要素はSMFであり得る。
本願の本実施形態におけるユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用される予め設定されたポリシーは、
予め設定されたサービスにアクセスするとき、端末は、特定のUPFを、トラフィックステアリングを実行するUPFとして選択して、セッション情報を挿入し、別の特定のUPFを新しいローカルアンカとして選択して新しいセッション情報を作成し、ソースアンカおよび新しいローカルアンカを使用することによってサービスフロー(複数のサービスパケットを含む)を別々に配布することを示すために使用されるインジケーションを、トラフィックステアリングを実行するUPFへ配信する必要があるポリシー、
予め設定されたサービスにアクセスするとき、端末が特定のUPFを新しいローカルアンカとして選択して、新しいセッション情報を作成し、ソースアンカのセッション情報を削除する必要があるポリシー、
コンテンツ配信ネットワーク(Content Delivery Network, CDN)サーバが新しいローカルアンカの第1の予め設定された距離範囲内に展開される場合に、予め設定されたサービスのサービスフローが、新しいローカルアンカを使用することによって配布され得、その結果、CDNサーバは直接アクセスされ得、サービス品質およびサービスアクセス効率を改善するポリシー、または、
車両サーバが、自動運転車両の第2の予め設定された距離範囲内の新しいローカルアンカに対応するDNネットワークにおいて展開される場合、予め設定されたサービスにアクセスするとき、自動運転車両における端末が、新しいローカルアンカを使用することによってサービスにアクセスし得るポリシー
のいずれか1つを含み得るが、これらに限定されない。
この実装において、ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用されるポリシーは第1ネットワーク要素上で予め設定され、第1ネットワーク要素は、予め設定されたポリシーに従ってPDRを生成し得、次に、生成されたPDRを第2ネットワーク要素へ送信し得る。例えば、PDRは、第1ネットワーク要素によって第2ネットワーク要素へ送信された第1セッション作成要求メッセージに保持され得、第1セッション作成要求メッセージは、第1ネットワーク要素と第2ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される。当然、PDRは更に、第1ネットワーク要素によって第2ネットワーク要素へ送信された別のメッセージ(例えば、セッション更新要求メッセージまたは同様のもの)において保持され得る。
別の可能な実装において、第1ネットワーク要素は、第3ネットワーク要素上で予め設定された、ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用されるポリシーを第3ネットワーク要素から取得する。第1ネットワーク要素は、ポリシーに従ってPDRを生成し、PDRを第2ネットワーク要素へ送信する。これに対応して、第2ネットワーク要素は、第1ネットワーク要素によって送信されたPDRを受信する。
例えば、本願の本実施形態における第3ネットワーク要素はPCFであり得る。
本実装において、ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用されるポリシーは、第3ネットワーク要素上で予め設定される。第1ネットワーク要素は、第3ネットワーク要素上で予め設定されたポリシーを第3ネットワーク要素から取得し、取得されたポリシーに従ってPDRを生成し、生成されたPDRを第2ネットワーク要素へ送信し得る。例えば、PDRは、第1ネットワーク要素によって第2ネットワーク要素へ送信された第1セッション作成要求メッセージに保持され得る。当然、PDRは更に、第1ネットワーク要素によって第2ネットワーク要素へ送信された別のメッセージ(例えば、セッション更新要求メッセージまたは同様のもの)に保持され得る。
別の可能な実装において、第1ネットワーク要素はアクティベーションメッセージを第2ネットワーク要素へ送信し、アクティベーションメッセージは、第2ネットワーク要素上で予め設定されたPDRをアクティブ化することを示すために使用される。これに対応して、第2ネットワーク要素は、第1ネットワーク要素によって送信されたアクティベーションメッセージを受信する。
本実装において、PDRは第2ネットワーク要素上で予め設定され、第1ネットワーク要素は、アクティベーションメッセージを第2ネットワーク要素へ送信することによって、第2ネットワーク要素上で予め設定された、予め設定されたPDRをアクティブ化する。例えば、アクティベーションメッセージは、第1ネットワーク要素によって第2ネットワーク要素へ送信された第2セッション作成要求メッセージに保持され得、第2セッション作成要求メッセージは、第2ネットワーク要素と第1ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される。当然、アクティベーションメッセージは更に、第1ネットワーク要素によって第2ネットワーク要素へ送信された別のメッセージ(例えばセッション更新要求メッセージまたは同様のもの)に保持され得る。
ステップS602:PDRにマッチする予め設定されたサービスパケットを第2ネットワーク要素が検出する場合、第2ネットワーク要素は、実行ルールに従ってユーザプレーンリルーティングトリガ情報を第1ネットワーク要素へ送信する。
このステップにおいて、PDRにマッチする予め設定されたサービスパケットを第2ネットワーク要素が検出する場合、第2ネットワーク要素は、PDRにおける実行ルールに従ってユーザプレーンリルーティングトリガ情報を第1ネットワーク要素へ送信する。このように、第1ネットワーク要素は、ユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいて、ユーザプレーンのリルーティングをトリガする予め設定されたサービスパケットに端末がアクセスしていると認識し、更に、ユーザプレーンのリルーティングを実行し得る。
ステップS603:第1ネットワーク要素が、第2ネットワーク要素によって送信されたユーザプレーンリルーティングトリガ情報を受信する。
このステップにおいて、第1ネットワーク要素は、第2ネットワーク要素によって送信されたユーザプレーンリルーティングトリガ情報を受信し、ユーザプレーンのリルーティングをトリガする予め設定されたサービスパケットに端末がアクセスしていることを認識し、ユーザプレーンリルーティングトリガ情報は、パケット検出ルール(PDR)にマッチする予め設定されたサービスパケットを第2ネットワーク要素が検出するときに、第2ネットワーク要素によって送信される。
ステップS604:第1ネットワーク要素が、ユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいてユーザプレーンのリルーティングを実行する。
このステップにおいて、第1ネットワーク要素は、ユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいてユーザプレーンリルーティング操作を実行する。具体的には、ユーザプレーンリルーティング操作の実行は、以下の複数の実装を含み得るが、それらに限定されない。
可能な実装において、第1ネットワーク要素は第1セッション要求メッセージを第4ネットワーク要素へ、第2セッション要求メッセージを第5ネットワーク要素へ送信し、第1セッション要求メッセージは、第1ネットワーク要素と第4ネットワーク要素との間のセッションを作成または更新することを示すために使用され、第2セッション要求メッセージは、第1ネットワーク要素と第5ネットワーク要素との間のセッションを作成または更新することを示すために使用され、第2セッション要求メッセージは、第5ネットワーク要素に割り当てられたサービスパケットトラフィックステアリングルールを保持し、および/または、第1ネットワーク要素は、セッション更新要求メッセージを第2ネットワーク要素へ送信し、セッション更新要求メッセージは、第2ネットワーク要素におけるPDRを更新することを示すために使用される。これに対応して、第2ネットワーク要素は、第1ネットワークによって送信されたセッション更新要求メッセージを受信する。
例えば、本願の本実施形態における第4ネットワーク要素は、端末の新たなセッションに対応する新しいローカルアンカPSA-UPF2であり得る。
例えば、IPv4セッションおよび/または非マルチホームIPv6セッションについては、本願の本実施形態における第5ネットワーク要素はULCL-UPFであり得る。マルチホームIPv6セッションについては、本願の本実施形態における第5ネットワーク要素はBP-UPFであり得る。
本実装において、第1ネットワーク要素は、第1ネットワーク要素と第4ネットワーク要素との間のセッションを作成または更新することを示すために使用される第1セッション要求メッセージを第4ネットワーク要素へ送信し、第1ネットワーク要素と第5ネットワーク要素との間のセッションを作成または更新することを示すために使用される第2セッション要求メッセージを第5ネットワーク要素へ送信する。第2セッション要求メッセージは更に、第5ネットワーク要素に割り当てられたサービスパケットトラフィックステアリングルールを保持し得、その結果、第5ネットワーク要素は、サービスパケットトラフィックステアリングルールに従ってサービスパケットを配布する。
第1ネットワーク要素が第1ネットワーク要素と第4ネットワーク要素との間のセッションを作成した場合、第1セッション要求メッセージは、第1ネットワーク要素と第4ネットワーク要素との間のセッションを更新することを示すために使用されることに留意されたい。第1ネットワーク要素が、第1ネットワーク要素と第4ネットワーク要素との間のセッションを作成していない場合、第1セッション要求メッセージは、第1ネットワーク要素と第4ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用され、および/または、第1ネットワーク要素が、第1ネットワーク要素と第5ネットワーク要素との間のセッションを作成する場合、第2セッション要求メッセージは、第1ネットワーク要素と第5ネットワーク要素との間のセッションを更新することを示すために使用される。第1ネットワーク要素が第1ネットワーク要素と第5ネットワーク要素との間にセッションを作成していない場合、第2セッション要求メッセージは、第1ネットワーク要素と第5ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される。
本実装において、第1ネットワーク要素は更に、セッション更新要求メッセージを第2ネットワーク要素へ送信し得る。これに対応して、第2ネットワーク要素は、第1ネットワークによって送信されたセッション更新要求メッセージを受信する。セッション更新要求メッセージは、第2ネットワーク要素におけるPDRを更新することを示すために使用される。
例えば、セッション更新要求メッセージは、元のPDRのFARアクションに保持されるインタフェーストンネル情報を、第2ネットワーク要素と第5ネットワーク要素との間のインタフェーストンネル情報(例えば、インタフェースアドレスおよび/またはF‐TEID)に更新することを示すために使用され得る。
任意選択で、ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用されるポリシーを第1ネットワーク要素が第3ネットワーク要素から取得した後に、第2ネットワーク要素におけるPDRが第1ネットワーク要素によって生成され、PDRが第2ネットワーク要素へ送信される場合。したがって、ユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいてユーザプレーンのリルーティングを実行する前に、第1ネットワーク要素は最初に、ユーザプレーンリルーティングトリガ情報を第3ネットワーク要素へ送信し、その結果、第3ネットワーク要素は、ユーザプレーンのリルーティングを実行するように第1ネットワーク要素に示すために使用される指示情報を、ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用される予め設定されたポリシーに従って第1ネットワーク要素へ送信する。次に、第1ネットワーク要素は、第3ネットワーク要素によって送信された指示情報を受信する。
別の可能な実装において、第1ネットワーク要素は、第4ネットワーク要素とのセッションを作成し、第2ネットワーク要素とのセッションを削除する。
例えば、第1ネットワーク要素は、第1ネットワーク要素と第4ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される第3セッション作成要求メッセージを第4ネットワーク要素へ送信し得る。これに対応して、第1ネットワーク要素によって送信された第3セッション作成要求メッセージを受信した後に、第4ネットワーク要素は更に、第3セッション作成要求メッセージに対応するセッション作成応答メッセージを第1ネットワーク要素へ送信し、第1ネットワーク要素と第4ネットワーク要素との間のセッションを作成し得る。
例えば、第1ネットワーク要素は、第1ネットワーク要素と第2ネットワーク要素との間のセッションを削除することを示すために使用されるセッション削除要求メッセージを第2ネットワーク要素へ送信し得る。これに対応して、第1ネットワーク要素によって送信されたセッション削除要求メッセージを受信した後に、第2ネットワーク要素は更に、第1ネットワーク要素と第2ネットワーク要素との間のセッションを削除するために、セッション削除要求メッセージに対応するセッション削除応答メッセージを第1ネットワーク要素へ送信し得る。
本願の本実施形態において、第2ネットワーク要素は、パケット検出ルール(PDR)に従ってサービスパケットを監視する。PDRにマッチする予め設定されたサービスパケットを第2ネットワーク要素が検出する場合、第2ネットワーク要素は、実行ルールに従ってユーザプレーンリルーティングトリガ情報を第1ネットワーク要素へ送信する。第1ネットワーク要素は更に、受信されたユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいてユーザプレーンのリルーティングを実行する。関連技術における、非事業者サードパーティAPP上で計画された機能エンティティを使用することによってユーザプレーン経路変更をトリガする方式と比較して、本願の本実施形態において、事業者の制御範囲内の第2ネットワーク要素は、PDRに従ってサービスパケットを監視し、予め設定されたサービスパケットがPDRにマッチすることを検出するときにユーザプレーンリルーティングトリガ情報を第1ネットワーク要素へ送信する。このように、第1ネットワーク要素は、受信されたユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいて、ユーザプレーンのリルーティングをトリガする予め設定されたサービスパケットに端末がアクセスしていると認識し、更に、ユーザプレーンのリルーティングを実行し得る。本願の本実施形態において、事業者の制御範囲内のネットワーク要素は、サービス認識に基づいてユーザプレーン経路を調整し得、サードパーティAPP上で計画された機能エンティティは、ユーザプレーン経路変更をトリガする必要がないことが分かる。これによりオペレータネットワークセキュリティが改善される。
図7Aおよび図7Bは、本願の別の実施形態によるユーザプレーンリルーティング方法の概略フローチャートである。上述の実施形態に基づいて、本願の本実施形態は、PSA-UPF1が、SMFによって配信されるPDRに従ってサービスパケットを監視し、PDRにマッチする予め設定されたサービスパケットを検出するとき、ユーザプレーンリルーティングトリガ情報をSMFへ送信する例を使用することによってユーザプレーンリルーティング方法を説明し、その結果、SMFは、トラフィックステアリングを実行するUPFとPSA-UPF2との間のセッションを作成してサービスパケットトラフィックステアリングルールを配信するユーザプレーンリルーティング操作などを実行する。
本願の本実施形態において、ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用されるポリシーは、SMF上で予め設定される。例えば、予め設定されたサービスにアクセスするとき、端末は、特定のUPFを、トラフィックステアリングを実行するUPFとして選択して、セッション情報および別の特定のUPFを新しいローカルアンカPSA-UPF2として挿入し、新しいセッション情報を作成し、ソースアンカPSA-UPF1および新しいローカルアンカPSA-UPF2などを使用することによってサービスフロー(複数のサービスパケットを含む)を別々に配布することを示すために使用されるポリシーを、トラフィックステアリングを実行するUPFへ配信する必要がある。
本実施形態において、SMFは、予め設定されたポリシーに従って、対応するPDRを生成し得、PDRは、PDIおよびURRを含み得るが、これらに限定されない。
例えば、IPv4セッションおよび/または非マルチホームIPv6セッションについて、本願の本実施形態におけるトラフィックステアリングを実行するUPFはULCL-UPFであり得る。マルチホームIPv6セッションについては、本願の本実施形態におけるトラフィックステアリングを実行するUPFはBP-UPFであり得る。
図7Aおよび図7Bに示されるように、本願の本実施形態における方法は以下のステップを備え得る。
ステップS701:端末がセッション作成要求メッセージをSMFへ送信する。
ステップS702:SMFがセッション作成要求メッセージ1をPSA-UPF1へ送信し、セッション作成要求メッセージ1は、SMFとPSA-UPF1との間のセッションを作成することを示すために使用される。
例えば、セッション作成要求メッセージ1は、予め設定されたポリシーに従ってSMFによって生成されたPDRを保持し、PDRは、PDIおよびURRを含み得るが、これらに限定されない。
表1 セッション作成要求メッセージ1におけるURR情報要素(Information Elements, IE)の構造を示す概略テーブル
Figure 0007294578000001
表1に示されるように、レポートトリガ(Reporting Triggers)がURR情報要素に追加され、ネットワークリソース使用量を制御プレーン(Control Plane, CP)機能エンティティにレポートすることをトリガすることを示す。レポートトリガの具体的なフォーマットは表2に示され得る。オクテット(Octet)6のビット(Bit)7-RERT(リルーティングサービス)が1に設定されている場合、リルーティングサービスフローが検出されたときにレポート要求が送信されることを示す。
表2 レポートトリガの構造を示す概略テーブル
Figure 0007294578000002
オクテット5が以下のように符号化され得る。
ビット1‐定期的レポート(Periodic Reporting, PERIO):ビットが1に設定される場合、定期的レポートがレポートされることを示す。
ビット2‐ボリューム閾値(Volume Threshold, VOLTH):ビットが1に設定される場合、データ使用量が使用量閾値に到達したときにレポートがレポートされることを示す。
ビット3‐時間閾値(Time Threshold, TIMTH):ビットが1に設定される場合、時間使用量が時間閾値に到達したときにレポートがレポートされることを示す。
ビット4‐割り当て保持時間(Quota Holding Time, QUHTI):ビットが1に設定される場合、割り当て保持時間を超える期間内にデータパケットが受信されないときにレポートがレポートされることを示す。
ビット5‐トラフィックの開始(Start of Traffic, START):ビットが1に設定される場合、サービスデータフロー(Service Data Flow, SDF)が検出される、または、アプリケーションサービスが開始されるとき、レポートがレポートされることを示す。
ビット6‐トラフィックの停止(Stop of Traffic, STOPT):ビットが1に設定される場合、SDFが検出される、またはアプリケーションサービスが停止されるときにレポートがレポートされることを示す。
ビット7‐破棄されるダウンリンクトラフィックの閾値(Dropped DL Traffic Threshold, DROTH):ビットが1に設定される場合、破棄されたダウンリンクトラフィックの数が閾値に到達したときにレポートがレポートされることを示す。
ビット8‐関連使用量レポート(Linked Usage Reporting, LIUSA)イベント:ビットが1に設定される場合、関連使用量レポートがレポートされることを示す。例えば、関連使用量レポートルールが使用量レポートを開始するとき、使用量レポートルールに従う使用量レポート要求が同時にトリガされる必要がある。
オクテット6の符号化は以下の通りであり得る。
ビット1‐ボリューム割り当て(Volume Quota, VOLQU):ビットが1に設定される場合、ボリューム割り当てが消費されるときにレポートがレポートされることを示す。
ビット2‐時間割り当て(Time Quota, TIMQU):ビットが1に設定される場合、時間割り当てが消費されるときにレポートがレポートされることを示す。
ビット3‐エンベロープ閉鎖(Envelope Closure, ENVCL):ビットが1に設定される場合、エンベロープ閉鎖条件が満たされたときにレポートがレポートされることを示す。
ビット4‐MACアドレスレポート(MAC Addresses Reporting, MACAR):ビットが1に設定される場合、MAC(Ethernet(登録商標))アドレスがUEによって送信されるアップリンク(UL)データフレームの送信元アドレスとして使用されるときにレポートがレポートされることを示す。
ビット5‐イベント閾値(Event Threshold, EVETH):ビットが1に設定される場合、イベント閾値に到達したときにレポートがレポートされることを示す。
ビット6‐イベント割り当て(Event Quota, EVEQU):ビットが1に設定される場合、イベント割り当てに到達したときにレポートがレポートされることを示す。
ビット7‐トラフィックのリルーティング(Rerouting of Traffic, RERT):ビットが1に設定される場合、リルーティングSDFまたはアプリケーションサービスが検出されるときにレポートがレポートされることを示す。
ビット8:このビットは将来の使用のために予約され、0に設定される。
ステップS703:PSA-UPF1がセッション作成応答メッセージ1をSMFへ送信する。
ステップS704:SMFがセッション作成応答メッセージを端末へ送信する。
ステップS705:端末がサービスアクセスを開始する。
ステップS706:PSA-UPF1がPDRに従ってサービスパケットを監視する。
例えば、PDRにおけるPDIにマッチする予め設定されたサービスパケットをPSA-UPF1が検出する場合、PSA-UPF1はステップS707を実行する。
ステップS707:PSA-UPF1がセッションレポート要求メッセージをSMFへ送信する。
例えば、PDRにおけるPDIにマッチする予め設定されたサービスパケットを検出するとき、PSA-UPF1は、PDRにおけるURR(サービスのリルーティングを示すレポートトリガを含む)に従ってセッションレポート要求メッセージをSMFへ送信し、セッションレポート要求メッセージはユーザプレーンリルーティングトリガ情報を保持する。
表3 セッションレポート要求メッセージにおける使用量レポート(Usage Report)IEの構造を示す概略テーブル
Figure 0007294578000003
表3に示されるように、使用量レポートトリガ(Usage Report Trigger)原因は、使用量レポートをトリガする原因を示すために使用される。本願の本実施形態において、トラフィックリルーティングトリガ(Traffic Rerouting Trigger)原因(または、ユーザプレーンリルーティングトリガ情報と称される)が追加される。使用量レポートトリガ原因の具体的なフォーマットは、表4に示され得る。オクテット7のビット2‐RERTが1に設定されるとき、リルーティングサービスフロー(すなわち、リルーティングトラフィックトリガ原因またはユーザプレーンリルーティングトリガ情報)が検出されることを示す。
表4 使用量レポートトリガ原因の構造を示す概略テーブル
Figure 0007294578000004
オクテット5は以下のように符号化され得る。
ビット1‐PERIO:ビットが1に設定される場合、定期的レポートを示す。
ビット2‐VOLTH:ビットが1に設定される場合、データ使用量が使用量閾値に到達したことを示す。
ビット3‐TIMTH:ビットが1に設定される場合、時間使用量が時間閾値に到達したことを示す。
ビット4‐QUHTI:ビットが1に設定される場合、割り当て保持時間を超える期間内にデータパケットが受信されないことを示す。
ビット5‐START:ビットが1に設定される場合、サービスが開始されることを示す。
ビット6‐STOPT:ビットが1に設定されるとき、サービスが停止されることを示す。
ビット7‐DROTH:ビットが1に設定される場合、廃棄されたダウンリンクトラフィックの数が閾値に到達したことを示す。
ビット8‐即時レポート(Immediate Report, IMMER)(メッセージがCPから受信された直後にURRレポートがトリガされたことを示す):ビットが1に設定される場合、CP機能エンティティの要望に基づいて即時使用量レポート要求がトリガされることを示す。
オクテット6は以下のように符号化され得る。
ビット1‐VOLQU:ビットが1に設定される場合、ボリューム割り当てが消費されたことを示す。
ビット2‐TIMQU:ビットが1に設定される場合、時間割り当てが消費されたことを示す。
ビット3‐LIUSA:ビットが1に設定される場合、関連使用量レポートがレポートされることを示す。例えば、使用量レポートが関連使用量レポートルールに従ってレポートされるので、使用量レポートが使用量レポートルールに従ってレポートされる。
ビット4‐終結レポート(Termination Report, TERMR):ビットが1に設定される場合、PFCPセッションの終結に起因して使用量レポートが(PFCPセッション削除応答において)レポートされる、または、URRが除去されたので使用量レポートが(PFCPセッション修正応答において)レポートされることを示す。
ビット5‐監視時間(Monitoring Time, MONIT):ビットが1に設定される場合、監視時間に到達したので、URRに従って使用量レポートがレポートされることを示す。
ビット6‐ENVCL:ビットが1に設定されるとき、エンベロープが閉じられるときに使用量レポートが生成されることを示す。
ビット7‐MACAR:ビットが1に設定される場合、UEによって送信されたアップリンク(UL)データフレームの送信元アドレスとしてMAC(Ethernet(登録商標))アドレスが使用されるとき、使用量レポートが開始されることを示す。
ビット8‐EVETH:ビットが1に設定される場合、イベント閾値に到達したときに使用量レポートが生成されることを示す。
オクテット7は以下のように符号化され得る。
ビット1‐EVEQU:ビットが1に設定される場合、イベント割り当てが消費されたことを示す。
ビット2‐RERT:ビットが1に設定される場合、リルーティングSDFまたはアプリケーションサービスが検出されることを示す。
ビット3~8:これらのビットは将来の使用のために予約され、0に設定される。
ステップS708:SMFがセッションレポート応答メッセージをPSA-UPF1へ送信する。
ステップS709:SMFが、セッションレポート要求メッセージにおけるユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいて、ユーザプレーンのリルーティングが実行される必要があると決定する。
例えば、SMFは、セッションレポート要求メッセージにおけるユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいて、トラフィックステアリングを実行するUPFとPSA-UPF2との間にセッションが作成される必要がある、サービスパケットトラフィックステアリングルールが配信された、予め設定されたサービスがトリガされたこと、したがって、ユーザプレーンのリルーティングが実行される必要があることを決定する。
ステップS710:SMFがセッション作成要求メッセージ2をPSA-UPF2へ送信し、セッション作成要求メッセージ2は、SMFとPSA-UPF2との間のセッションを作成することを示すために使用される。
ステップS711:PSA-UPF2がセッション作成応答メッセージ2をSMFへ送信する。
ステップS712:SMFが、トラフィックステアリングを実行するUPFへセッション作成要求メッセージ3を送信し、セッション作成要求メッセージ3は、SMFと、トラフィックステアリングを実行するUPFとの間のセッションを作成することを示すために使用される。
例えば、セッション作成要求メッセージ3は、トラフィックステアリングを実行するUPFに割り当てられたサービスパケットトラフィックステアリングルールを保持し、その結果、トラフィックステアリングを実行するUPFは、サービスパケットトラフィックステアリングルールに従ってソースアンカPSA-UPF1および新しいローカルアンカPSA-UPF2を使用することによってサービスパケットを配布する。
ステップS713:トラフィックステアリングを実行するUPFはセッション作成応答メッセージ3をSMFへ送信する。
ステップS714:SMFがセッション更新要求メッセージをPSA-UPF1へ送信し、セッション更新要求メッセージは、PSA-UPF1におけるPDRを更新することを示すために使用される。
例えば、セッション更新要求メッセージは、PSA-UPF1における元のPDRのFARアクションに保持されるインタフェーストンネル情報を、PSA-UPF1と、トラフィックステアリングを実行するUPFとの間のインタフェーストンネル情報(例えばインタフェースアドレスおよび/またはF‐TEID)に更新することを示すために使用される。
ステップS715:PSA-UPF1がセッション更新応答メッセージをSMFへ送信する。
ステップS716:トラフィックステアリングを実行UPFが、サービスパケットトラフィックステアリングルールに従って、PSA-UPF1およびPSA-UPF2を使用することによって、端末によってDNへ送信されたサービスパケットを転送する。
例えば、トラフィックステアリングを実行するUPFは、サービスパケットトラフィックステアリングルールに従って、予め設定されたサービスパケットをPSA-UPF2へ配布してデータネットワークにアクセスし得、更に別のサービスパケットをPSA-UPF1へ転送してデータネットワークへのアクセスを継続し得る。
本願の本実施形態において、PSA-UPF1は、PDRに従ってサービスパケットを監視し、PDRにマッチする予め設定されたサービスパケットを検出するときにユーザプレーンリルーティングトリガ情報をSMFへ送信し得る。SMFは、ユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいて、トラフィックステアリングを実行するUPFとPSA-UPF2との間にセッションが作成される必要がある、サービスパケットトラフィックステアリングルールが配信される、予め設定されたサービスがトリガされたことを認識し得る。SMFは更に、トラフィックステアリングを実行するUPFとPSA-UPF2との間でセッション作成手順を実行し、対応するアンカUPFに特定のサービスフローを配布してデータネットワークにアクセスする。本願の本実施形態において、サービス認識に基づくユーザプレーン経路調節は、サードパーティAPP上で計画された機能エンティティを使用してユーザプレーンのリルーティングを感知およびトリガすることを必要とせずに実装され得ることが分かる。これによりオペレータネットワークセキュリティが改善される。
図8Aおよび図8Bは、本願の別の実施形態によるユーザプレーンリルーティング方法の概略フローチャートである。上述の実施形態に基づいて、本願の本実施形態は、PSA-UPF1がSMFによって配信されるPDRに従ってサービスパケットを監視し、PDRにマッチする予め設定されたサービスパケットを検出するときにユーザプレーンリルーティングトリガ情報をSMFへ送信し、その結果、SMFはPSA-UPF2とのセッションを作成するユーザプレーンリルーティング操作を実行し、PSA-UPF1とのセッションを削除するなどの例を使用することによってユーザプレーンリルーティング方法を説明する。
本願の本実施形態において、ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用されるポリシーがSMF上で予め設定される。例えば、予め設定されたサービスにアクセスするとき、端末は、特定のUPFを新しいローカルアンカPSA-UPF2として選択して、新しいセッション情報を作成し、ソースアンカPSA-UPF1のセッション情報を削除するなどの必要がある。
本実施形態において、SMFは、予め設定されたポリシーに従って対応するPDRを生成し得、PDRは、PDIおよびURRを含み得るが、これらに限定されない。
図8Aおよび図8Bに示されるように、本願の本実施形態における方法は以下のステップを含み得る。
ステップS801:端末がセッション作成要求メッセージをSMFへ送信する。
ステップS802:SMFがセッション作成要求メッセージ1をPSA-UPF1へ送信し、セッション作成要求メッセージ1は、SMFとPSA-UPF1との間のセッションを作成することを示すために使用される。
例えば、セッション作成要求メッセージ1は、予め設定されたポリシーに従ってSMFによって生成されたPDRを保持し、PDRは、PDIおよびURRを含み得るが、これらに限定されない。
セッション作成要求メッセージ1におけるURR情報要素の構造を表1および表2に示す。本明細書において詳細を改めて説明しない。
ステップS803:PSA-UPF1がセッション作成応答メッセージ1をSMFへ送信する。
ステップS804:SMFがセッション作成応答メッセージを端末へ送信する。
ステップS805:端末がサービスアクセスを開始する。
ステップS806:PSA-UPF1がPDRに従ってサービスパケットを監視する。
例えば、PSA-UPF1が、PDRにおけるPDIにマッチする予め設定されたサービスパケットを検出する場合、PSA-UPF1はステップS807を実行する。
ステップS807:PSA-UPF1がセッションレポート要求メッセージをSMFへ送信する。
例えば、PDRにおけるPDIにマッチする予め設定されたサービスパケットを検出するとき、PSA-UPF1は、PDRにおけるURR(サービスのリルーティングを示すレポートトリガを含む)に従ってセッションレポート要求メッセージをSMFへ送信し、セッションレポート要求メッセージはユーザプレーンリルーティングトリガ情報を保持する。
セッションレポート要求メッセージにおける使用量レポート(Usage Report)IEの構造が表3および表4に示される。本明細書において詳細を改めて説明しない。
ステップS808:SMFがセッションレポート応答メッセージをPSA-UPF1へ送信する。
ステップS809:SMFが、セッションレポート要求メッセージにおけるユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいて、ユーザプレーンのリルーティングが実行される必要があると決定する。
例えば、SMFは、セッションレポート要求メッセージにおけるユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいて、PSA-UPF2とのセッションが作成される必要があり、PSA-UPF1とのセッションが削除される必要がある、予め設定されたサービスがトリガされたこと、したがって、ユーザプレーンのリルーティングが実行される必要があることを決定する。
ステップS810:SMFがセッション作成要求メッセージ2をPSA-UPF2へ送信し、セッション作成要求メッセージ2は、SMFとPSA-UPF2との間のセッションを作成することを示すために使用される。
ステップS811:PSA-UPF2がセッション作成応答メッセージ2をSMFへ送信する。
ステップS812:SMFがセッション削除要求メッセージをPSA-UPF1へ送信し、セッション削除要求メッセージは、SMFとPSA-UPF1との間のセッションを削除することを示すために使用される。
ステップS813:PSA-UPF1がセッション削除応答メッセージをSMFへ送信する。
ステップS814:PSA-UPF2が端末によって送信されたサービスパケットを転送する。
本願の本実施形態において、PSA-UPF1は、PDRに従ってサービスパケットを監視し、PDRにマッチする予め設定されたサービスパケットを検出するときにユーザプレーンリルーティングトリガ情報をSMFへ送信し得る。SMFは、ユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいて、PSA-UPF2とのセッションが作成される必要があり、PSA-UPF1とのセッションが削除される必要がある、予め設定されたサービスがトリガされたことを認識し得る。SMFは、PSA-UPF2とのセッションを作成してPSA-UPF1とのセッションを削除する手順を実行する。このように、端末によって送信されたすべてのサービスパケットは、PSA-UPF2を使用することによってデータネットワークにアクセスする。本願の本実施形態において、サービス認識に基づくユーザプレーン経路調節は、サードパーティAPP上で計画された機能エンティティを使用してユーザプレーンのリルーティングを感知およびトリガすることを必要とせずに実装され得ることが分かる。これによりオペレータネットワークセキュリティが改善される。
図9A、図9Bおよび図9Cは、本願の別の実施形態によるユーザプレーンリルーティング方法の概略フローチャートである。上述の実施形態に基づいて、本願の本実施形態は、PSA-UPF1が、SMFによって配信されたPDRに従ってサービスパケット(PCFからのユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用されるポリシーをSMFが取得した後に生成される)を監視し、PDRにマッチする予め設定されたサービスパケットを検出したときにユーザプレーンリルーティングトリガ情報をSMFへ送信し、その結果、SMFがユーザプレーンリルーティングトリガ情報をPCFへレポートし、PCFによって送信される、ユーザプレーンのリルーティングを実行することをSMFに示すために使用される指示情報を受信した後に、トラフィックステアリングを実行するUPFとPSA-UPF2との間のセッションを作成するユーザプレーンリルーティング操作を実行し、サービスパケットトラフィックステアリングルールを配信するなどの例を使用することによってユーザプレーンリルーティング方法を説明する。
本願の本実施形態において、ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用されるポリシーがPCF上で予め設定される。例えば、予め設定されたサービスにアクセスするとき、端末は、特定のUPFを、トラフィックステアリングを実行するUPFとして選択して、セッション情報および別の特定のUPFを新しいローカルアンカPSA-UPF2として挿入し、新しいセッション情報を作成し、ソースアンカPSA-UPF1および新しいローカルアンカPSA-UPF2などを使用することによってサービスフロー(複数のサービスパケットを含む)を別々に配布することを示すために使用されるポリシーを、トラフィックステアリングを実行するUPFへ配信する必要がある。
例えば、IPv4セッションおよび/または非マルチホームIPv6セッションについて、本願の本実施形態におけるトラフィックステアリングを実行するUPFはULCL-UPFであり得る。マルチホームIPv6セッションについては、本願の本実施形態におけるトラフィックステアリングを実行するUPFはBP-UPFであり得る。
図9A、図9Bおよび図9Cに示されるように、本願の本実施形態における方法は、以下のステップを備え得る。
ステップS901:端末がセッション作成要求メッセージをSMFへ送信する。
ステップS902:SMFがポリシー制御作成要求メッセージをPCFへ送信し、ポリシー制御作成要求メッセージは、ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用されるポリシーを取得することを示すために使用される。
ステップS903:PCFがポリシー制御作成応答メッセージをSMFへ送信し、ポリシー制御作成応答メッセージは、ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用されるポリシーを保持する。当然、ポリシー制御作成応答メッセージは更に、課金および制御ポリシーなどの別のポリシーを保持し得る。
例えば、ポリシー制御作成応答メッセージは、ポリシー制御要求トリガ(Policy Control Request Triggers)原因の指示情報を含み得る。表5に示されるように、ポリシー制御要求トリガ原因の指示情報は、ユーザプレーンのリルーティングが実行される必要がある予め設定されたサービスに端末がアクセスすることを検出するときに、ポリシー制御更新要求をレポートすることをSMFに示すために使用されるリルーティングポリシー(または、ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用されるポリシーと称される)を含み得るが、これに限定されない。
表5 ポリシー制御要求トリガ原因の指示情報を示す概略テーブル
Figure 0007294578000005
ステップS904:SMFが、PCFから取得される、ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用されるポリシーに従って、対応するPDRを生成し、PDRはPDIおよびURRを含み得るが、これらに限定されない。
ステップS905:SMFがセッション作成要求メッセージ1をPSA-UPF1へ送信し、セッション作成要求メッセージ1は、SMFとPSA-UPF1との間のセッションを作成することを示すために使用される。
例えば、セッション作成要求メッセージ1はPDRを保持し、PDRは、PDIおよびURRを含み得るが、これらに限定されない。
セッション作成要求メッセージ1におけるURR情報要素の構造は表1および表2に示される。本明細書において詳細を改めて説明しない。
ステップS906:PSA-UPF1がセッション作成応答メッセージ1をSMFへ送信する。
ステップS907:SMFがセッション作成応答メッセージを端末へ送信する。
ステップS908:端末がサービスアクセスを開始する。
ステップS909:PSA-UPF1がPDRに従ってサービスパケットを監視する。
例えば、PSA-UPF1が、PDRにおけるPDIにマッチする予め設定されたサービスパケットを検出する場合、PSA-UPF1はステップS910を実行する。
ステップS910:PSA-UPF1がセッションレポート要求メッセージをSMFへ送信する。
例えば、PDRにおけるPDIにマッチする予め設定されたサービスパケットを検出するとき、PSA-UPF1は、PDRにおけるURR(サービスのリルーティングを示すレポートトリガを含む)に従ってセッションレポート要求メッセージをSMFへ送信し、セッションレポート要求メッセージはユーザプレーンリルーティングトリガ情報を保持する。
セッションレポート要求メッセージにおける使用量レポート(Usage Report)IEの構造を表3および表4に示す。本明細書において詳細を改めて説明しない。
ステップS911:SMFがセッションレポート応答メッセージをPSA-UPF1へ送信する。
ステップS912:SMFがポリシー制御更新要求メッセージをPCFへ送信する。
例えば、SMFは、セッションレポート要求メッセージにおけるユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいて、トラフィックステアリングを実行するUPFとPSA-UPF2との間のセッションが作成される必要があり、サービスパケットトラフィックステアリングルールが配信される必要がある、予め設定されたサービスがトリガされたことを決定し、ポリシー制御更新要求メッセージをPCFへ送信し、ポリシー制御更新要求メッセージはユーザプレーンリルーティングトリガ情報を保持し得る。
ステップS913:PCFがポリシー制御更新応答メッセージをSMFへ送信し、ポリシー制御更新応答メッセージは、ユーザプレーンのリルーティングを実行することをSMFに示すために使用される指示情報を保持し得る。
ステップS914:SMFが、ユーザプレーンのリルーティングを実行することをSMFに示すために使用される受信された指示情報に基づいて、ユーザプレーンのリルーティングを実行することを決定する。
ステップS915:SMFがセッション作成要求メッセージ2をPSA-UPF2へ送信し、セッション作成要求メッセージ2は、SMFとPSA-UPF2との間のセッションを作成することを示すために使用される。
ステップS916:PSA-UPF2がセッション作成応答メッセージ2をSMFへ送信する。
ステップS917:SMFが、トラフィックステアリングを実行するUPFへセッション作成要求メッセージ3を送信し、セッション作成要求メッセージ3は、SMFと、トラフィックステアリングを実行するUPFとの間のセッションを作成することを示すために使用される。
例えば、セッション作成要求メッセージ3は、トラフィックステアリングを実行するUPFに割り当てられたサービスパケットトラフィックステアリングルールを保持し、その結果、トラフィックステアリングを実行するUPFは、サービスパケットトラフィックステアリングルールに従ってソースアンカPSA-UPF1および新しいローカルアンカPSA-UPF2を使用することによってサービスパケットを配布する。
ステップS918:トラフィックステアリングを実行するUPFがセッション作成応答メッセージ3をSMFへ送信する。
ステップS919:SMFがセッション更新要求メッセージをPSA-UPF1へ送信し、セッション更新要求メッセージは、PSA-UPF1におけるPDRを更新することを示すために使用される。
例えば、セッション更新要求メッセージは、PSA-UPF1における元のPDRのFARアクションに保持されるインタフェーストンネル情報を、PSA-UPF1と、トラフィックステアリングを実行するUPFとの間のインタフェーストンネル情報(例えば、インタフェースアドレスおよび/またはF‐TEID)に更新することを示すために使用される。
ステップS920:PSA-UPF1がセッション更新応答メッセージをSMFへ送信する。
ステップS921:トラフィックステアリングを実行UPFが、サービスパケットトラフィックステアリングルールに従って、PSA-UPF1およびPSA-UPF2を使用することによって、端末によってDNへ送信されたサービスパケットを転送する。
例えば、トラフィックステアリングを実行するUPFは、サービスパケットトラフィックステアリングルールに従って、予め設定されたサービスパケットをPSA-UPF2へ配布してデータネットワークにアクセスし得、更に別のサービスパケットをPSA-UPF1へ転送してデータネットワークへのアクセスを継続し得る。
本願の本実施形態において、PSA-UPF1は、PDRに従ってサービスパケットを監視し、PDRにマッチする予め設定されたサービスパケットを検出するときにユーザプレーンリルーティングトリガ情報をSMFへ送信し得る。SMFは、ユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいて、トラフィックステアリングを実行するUPFとPSA-UPF2との間にセッションが作成される必要がある、サービスパケットトラフィックステアリングルールが配信される、予め設定されたサービスがトリガされPCFにレポートされることを認識し得る。SMFは更に、PCFによって送信された、ユーザプレーンのリルーティングを実行することをSMFに示すために使用される指示情報を受信した後に、トラフィックステアリングを実行するUPFとPSA-UPF2との間のセッション作成手順を実行し、特定のサービスフローを対応するアンカUPFに配布し、データネットワークにアクセスする。本願の本実施形態において、サービス認識に基づくユーザプレーン経路調節は、サードパーティAPP上で計画された機能エンティティを使用してユーザプレーンのリルーティングを感知およびトリガすることを必要とせずに実装され得ることが分かる。これによりオペレータネットワークセキュリティが改善される。
図10は、本願の実施形態によるネットワーク要素の構造を示す概略図である。任意選択で、本願の本実施形態において提供されるネットワーク要素は第1ネットワーク要素であり得る。図10に示されるように、本願の本実施形態におけるネットワーク要素100は第1受信モジュール1001およびリルーティングモジュール1002を含み得る。
第1受信モジュール1001は、第2ネットワーク要素によって送信されたユーザプレーンリルーティングトリガ情報を受信するよう構成され、ユーザプレーンリルーティングトリガ情報は、パケット検出ルール(PDR)にマッチする予め設定されたサービスパケットを第2ネットワーク要素が検出したときに送信され、PDRは、ユーザプレーンのリルーティングをトリガする予め設定されたサービスパケットに対応するマッチング情報および実行ルールを示すために使用される。
リルーティングモジュール1002は、ユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいて、ユーザプレーンのリルーティングを実行するよう構成される。
可能な実装において、PDRはパケット検出情報(PDI)および使用量レポートルール(URR)を含む。PDIは、予め設定されたサービスパケットに対応するマッチング情報を示すために使用される。URRは、予め設定されたサービスパケットに対応する実行ルールを示すために使用される。
可能な実装において、第1ネットワーク要素は更に、ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用される予め設定されたポリシーに従ってPDRを生成するよう構成される第1生成モジュールと、PDRを第2ネットワーク要素へ送信するよう構成される第1送信モジュールとを備える。
可能な実装において、第1ネットワーク要素は更に、第3ネットワーク要素における、ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用される予め設定されたポリシーを第3ネットワーク要素から取得するよう構成される取得モジュールと、ポリシーに従ってPDRを生成するよう構成される第2生成モジュールと、PDRを第2ネットワーク要素へ送信するよう構成される第2送信モジュールとを備える。
可能な実装において、第1ネットワーク要素は更に、アクティベーションメッセージを第2ネットワーク要素へ送信するよう構成される第3送信モジュールであって、アクティベーションメッセージは、第2ネットワーク要素において予め設定されたPDRをアクティブ化することを示すために使用される、第3送信モジュールを含む。
可能な実装において、PDRは、第1ネットワーク要素によって第2ネットワーク要素へ送信された第1セッション作成要求メッセージに保持され、第1セッション作成要求メッセージは、第1ネットワーク要素と第2ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される。
可能な実装において、アクティベーションメッセージは、第1ネットワーク要素によって第2ネットワーク要素へ送信された第2セッション作成要求メッセージに保持され、第2セッション作成要求メッセージは、第1ネットワーク要素と第2ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される。
可能な実装において、リルーティングモジュール1002は具体的には、第1セッション要求メッセージを第4ネットワーク要素へ、第2セッション要求メッセージを第5ネットワーク要素へ送信することであって、第1セッション要求メッセージは、第1ネットワーク要素と第4ネットワーク要素との間のセッションを作成または更新することを示すために使用され、第2セッション要求メッセージは、第1ネットワーク要素と第5ネットワーク要素との間のセッションを作成または更新することを示すために使用され、第2セッション要求メッセージは、第5ネットワーク要素に割り当てられたサービスパケットトラフィックステアリングルールを保持する、こと、および/または、セッション更新要求メッセージを第2ネットワーク要素へ送信することであって、セッション更新要求メッセージは、第2ネットワーク要素においてPDRを更新することを示すために使用される、ことを行うよう構成される。
可能な実装において、リルーティングモジュール1002は、第4ネットワーク要素とのセッションを作成するよう構成される作成ユニットと、第2ネットワーク要素とのセッションを削除するよう構成される削除ユニットとを含む。
可能な実装において、作成ユニットは具体的には、第3セッション作成要求メッセージを第4ネットワーク要素へ送信することであって、第3セッション作成要求メッセージは、第1ネットワーク要素と第4ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される、ことを行うよう構成される。
可能な実装において、削除ユニットは具体的には、セッション削除要求メッセージを第2ネットワーク要素へ送信することであって、セッション削除要求メッセージは、第1ネットワーク要素と第2ネットワーク要素との間のセッションを削除することを示すために使用される、ことを行うよう構成される。
可能な実装において、第1ネットワーク要素は更に、ユーザプレーンリルーティングトリガ情報を第3ネットワーク要素へ送信するよう構成される第4送信モジュールと、第3ネットワーク要素によって送信された指示情報を受信するよう構成される第2受信モジュールであって、指示情報は、ユーザプレーンのリルーティングを実行することを第1ネットワーク要素に示すために使用される、第2受信モジュールとを備える。
本願の本実施形態において提供されるネットワーク要素100は、本願の上述のユーザプレーンリルーティング方法の実施形態における第1ネットワーク要素に関する技術的解決手段を実行するよう構成され得る。ネットワーク要素100の実装原理および技術的効果は、方法の実施形態と同様である。本明細書において詳細を改めて説明しない。
図11は、本願の別の実施形態によるネットワーク要素の構造を示す概略図である。任意選択で、本願の本実施形態において提供されるネットワーク要素は第1ネットワーク要素であり得る。図11に示されるように、本願の本実施形態におけるネットワーク要素110は、監視モジュール1101および送信モジュール1102を含み得る。
監視モジュール1101は、パケット検出ルール(PDR)に従ってサービスパケットを監視するよう構成され、PDRは、ユーザプレーンのリルーティングをトリガする予め設定されたサービスパケットに対応するマッチング情報および実行ルールを示すために使用される。
送信モジュール1102は、PDRにマッチする予め設定されたサービスパケットを監視モジュールが検出するときに実行ルールに従ってユーザプレーンリルーティングトリガ情報を第2ネットワーク要素へ送信するよう構成される。
可能な実装において、PDRはパケット検出情報(PDI)および使用量レポートルール(URR)を含む。PDIは、予め設定されたサービスパケットに対応するマッチング情報を示すために使用される。URRは、予め設定されたサービスパケットに対応する実行ルールを示すために使用される。
可能な実装において、監視モジュール1101は具体的には、サービスパケットの属性情報を決定すること、属性情報をPDIと照合すること、属性情報がPDIにマッチする場合、サービスパケットは、PDRにマッチする予め設定されたサービスパケットであると検出すること、および/または、属性情報がPDIにマッチしない場合、サービスパケットは、PDRにマッチする予め設定されたサービスパケットでないと検出することを行うよう構成される。
可能な実装において、第1ネットワーク要素は更に、第2ネットワーク要素によって送信されたPDRを受信するよう構成される第1受信モジュールを含み、PDRは、ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用される予め設定されたポリシーに従って第2ネットワーク要素によって生成される、または、PDRは、第3ネットワーク要素からのユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用されるポリシーを第2ネットワーク要素が取得した後に生成される。
可能な実装において、第1ネットワーク要素は更に、第2ネットワーク要素によって送信されたアクティベーションメッセージを受信するよう構成される第2受信モジュールを含み、アクティベーションメッセージは、第1ネットワーク要素において予め設定されたPDRをアクティブ化することを示すために使用される。
可能な実装において、PDRは、第2ネットワーク要素から第1ネットワーク要素によって受信された第1セッション作成要求メッセージに保持され、第1セッション作成要求メッセージは、第2ネットワーク要素と第1ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される。
可能な実装において、アクティベーションメッセージは、第2ネットワーク要素から第1ネットワーク要素によって受信された第2セッション作成要求メッセージに保持され、第2セッション作成要求メッセージは、第2ネットワーク要素と第1ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される。
可能な実装において、第1ネットワーク要素は更に、第2ネットワーク要素によって送信されたセッション更新要求メッセージを受信するよう構成される第3受信モジュールを含み、セッション更新要求メッセージは、第1ネットワーク要素においてPDRを更新することを示すために使用される。
可能な実装において、第1ネットワーク要素は更に、第2ネットワーク要素によって送信されたセッション削除要求メッセージを受信するよう構成される第4受信モジュールを含み、セッション削除要求メッセージは、第2ネットワーク要素と第1ネットワーク要素との間のセッションを削除することを示すために使用される。
本願の本実施形態において提供されるネットワーク要素100は、本願の上述のユーザプレーンリルーティング方法の実施形態における第2ネットワーク要素に関する技術的解決手段を実行するよう構成され得る。ネットワーク要素100の実装原理および技術的効果は方法の実施形態と同様である。本明細書において詳細を改めて説明しない。
図12は、本願の別の実施形態によるネットワーク要素の構造を示す概略図である。図12に示されるように、本実施形態におけるネットワーク要素120は、プロセッサ1201およびメモリ1202を含み得る。任意選択で、ネットワーク要素120は更に、情報および/またはメッセージを送信および受信するよう構成される送受信機1203を含み得る。メモリ1202は、プログラム命令を格納するよう構成され、プロセッサ1201は、メモリ1202に格納されたプログラム命令を呼び出して実行するよう構成される。プロセッサ1201が、メモリ1202に格納されたプログラム命令を実行するとき、ネットワーク要素120は、本願の上述のユーザプレーンリルーティング方法の実施形態における第1ネットワーク要素または第2ネットワーク要素に関する技術的解決手段を実行するよう構成される。実装原理およびその技術的効果は方法の実施形態と同様である。本明細書において詳細を改めて説明しない。
本願の実施形態は更にコンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は命令を格納する。命令がコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、本願の上述のユーザプレーンリルーティング方法の実施形態における第1ネットワーク要素または第2ネットワーク要素に関する技術的解決手段を実行する。実装原理およびその技術的効果は、方法の実施形態と同様である。本明細書において詳細を改めて説明しない。
本願の実施形態は更にチップシステムを提供する。チップシステムはプロセッサを含み、本願の上述のユーザプレーンリルーティング方法の実施形態における第1ネットワーク要素または第2ネットワーク要素の技術的解決手段を実装するよう構成されるメモリを更に含み得る。実装原理およびその技術的効果は方法の実施形態と同様である。本明細書において詳細を改めて説明しない。チップシステムは、チップを含み得る、または、チップおよび別のディスクリートコンポーネントを含み得る。
本願の実施形態は更にプログラムを提供する。プロセッサによって実行されるとき、プログラムは、本願の上述のユーザプレーンリルーティング方法の実施形態における第1ネットワーク要素または第2ネットワーク要素に関する技術的解決手段を実行するために使用される。実装原理およびその技術的効果は方法の実施形態と同様である。本明細書において詳細を改めて説明しない。
本願の実施形態は、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。命令がコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、本願の上述のユーザプレーンリルーティング方法の実施形態における第1ネットワーク要素または第2ネットワーク要素に関する技術的解決手段を実行する。実装原理およびその技術的効果は、方法の実施形態と同様である。本明細書において詳細を改めて説明しない。
本願の実施形態において、プロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、別のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート、またはトランジスタロジックデバイス、またはディスクリートハードウェアコンポーネントであり得、本願の実施形態において開示される方法、ステップ、および論理ブロック図を実装または実行し得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサまたは任意の従来のプロセッサなどであってよい。本願の実施形態に関連して開示される方法の段階は、ハードウェアプロセッサにより直接的に実行されてよい、または、プロセッサ内のハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせを用いることにより実行されてよい。
本願の実施形態において、メモリは、ハードディスクドライブ(hard disk drive, HDD)またはソリッドステートドライブ(solid-state drive, SSD)などの不揮発性メモリであり得るか、または、ランダムアクセスメモリ(random-access memory, RAM)などの揮発性メモリ(volatile memory)であり得る。メモリは、命令またはデータ構造体の形式で所望のプログラムコードを保持または格納するよう構成され得る、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体であるが、これに限定されない。
本願で提供されるいくつかの実施形態において、開示された装置および方法は、他の方式で実装され得ることが理解されるべきである。例えば、記載される装置の実施形態は一例に過ぎない。例えば、ユニットへの分割は単に論理的機能による分割であり、実際の実装中では他の分割であり得る。例えば、複数のユニットもしくはコンポーネントが組み合わされるかまたは統合されて別のシステムになってもよく、いくつかの特徴が無視されても行われなくてもよい。加えて、示されたまたは説明された相互連結、すなわち直接的な連結または通信接続が、いくつかのインタフェースを介して実装されてよい。装置またはユニット間の間接的な連結または通信接続は、電気的、機械的または他の形態で実装されてよい。
別個の部分として説明されたユニットは、物理的に分かれていても、そうでなくてもよい。また、ユニットとして表示された部分は、物理的ユニットであっても、そうでなくてもよく、一か所に配置されてよく、または、複数のネットワークユニットにおいて分散されてよい。これらのユニットのうちのいくつかまたは全ては、実施形態における解決手段の目的を実現するために、実際の要件に応じて選択され得る。
加えて、本願の実施形態における機能ユニットが1つの処理ユニットに統合されてもよいし、これらのユニットの各々が物理的に単独で存在してもよいし、2つまたはそれより多くのユニットが1つのユニットに統合されてもよい。統合ユニットは、ハードウェアの形式で実装され得るか、または、ハードウェアおよびソフトウェア機能ユニットの形式で実装され得る。
当業者であれば、上述のプロセスのシーケンス番号は、本願の様々な実施形態における実行順序を意味するものでないことを理解し得る。プロセスの実行順序は、プロセスの機能および内部論理に基づいて決定されるべきであり、本願の実施形態の実装プロセスに対していかなる制限も構成するべきでない。
上述の実施形態の全部または一部が、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせを使用して実装されてよい。方法を実装するためにソフトウェアが使用されるとき、方法の全部または一部は、コンピュータプログラム製品の形式で実装され得る。コンピュータプログラム製品は、1または複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータ上でロードおよび実行されるとき、本願の実施形態に係る手順または機能の全部または一部が生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または別のプログラマブル装置であってよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよく、あるコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体へ伝送されてもよい。例えば、コンピュータ命令は、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、またはデジタル加入者線(DSL))または無線(例えば、赤外線、電波、またはマイクロ波)の方式で、あるウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタに伝送されてよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ、または、1もしくは複数の使用可能な媒体を統合するサーバもしくはデータセンタ等のデータ記憶デバイスによってアクセス可能な任意の使用可能な媒体であってよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光媒体(例えば、DVD)、半導体媒体(例えば、ソリッドステートドライブ、Solid State Disk(SSD))、または同様のものであり得る。
[他の考えられる項目]
(項目1)
ユーザプレーンのリルーティング方法であって、
第1ネットワーク要素が、第2ネットワーク要素によって送信されたユーザプレーンリルーティングトリガ情報を受信する段階であって、前記ユーザプレーンリルーティングトリガ情報は、パケット検出ルールPDRにマッチする予め設定されたサービスパケットを前記第2ネットワーク要素が検出するときに送信され、前記PDRは、前記ユーザプレーンのリルーティングをトリガする前記予め設定されたサービスパケットに対応するマッチング情報および実行ルールを示すために使用される、段階と、
前記第1ネットワーク要素が、前記ユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいて前記ユーザプレーンのリルーティングを実行する段階と
を備える方法。
(項目2)
前記PDRはパケット検出情報PDIおよび使用量レポートルールURRを含み、前記PDIは、前記予め設定されたサービスパケットに対応する前記マッチング情報を示すために使用され、前記URRは、前記予め設定されたサービスパケットに対応する前記実行ルールを示すために使用される、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記方法は更に、前記第1ネットワーク要素が、前記ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用される予め設定されたポリシーに従って前記PDRを生成する段階と、前記PDRを前記第2ネットワーク要素へ送信する段階とを備える、項目1または2に記載の方法。
(項目4)
前記方法は更に、
前記第1ネットワーク要素が、前記第3ネットワーク要素における、前記ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用される予め設定されたポリシーを第3ネットワーク要素から取得する段階と、
前記第1ネットワーク要素が、前記予め設定されたポリシーに従って前記PDRを生成し、前記PDRを前記第2ネットワーク要素へ送信する段階と
を備える、項目1または2に記載の方法。
(項目5)
前記方法は更に、
前記第1ネットワーク要素が、アクティベーションメッセージを前記第2ネットワーク要素へ送信する段階であって、前記アクティベーションメッセージは、前記第2ネットワーク要素における予め設定されたPDRをアクティブ化することを示すために使用される、段階を備える、項目1または2に記載の方法。
(項目6)
前記PDRは、前記第1ネットワーク要素によって前記第2ネットワーク要素へ送信される第1セッション作成要求メッセージに保持され、前記第1セッション作成要求メッセージは、前記第1ネットワーク要素と前記第2ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される、項目3または4に記載の方法。
(項目7)
前記アクティベーションメッセージは、前記第1ネットワーク要素によって前記第2ネットワーク要素へ送信される第2セッション作成要求メッセージに保持され、前記第2セッション作成要求メッセージは、前記第1ネットワーク要素と前記第2ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される、項目5に記載の方法。
(項目8)
前記第1ネットワーク要素が、前記ユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいて前記ユーザプレーンリルーティングを実行する前記段階は、
前記第1ネットワーク要素が、第1セッション要求メッセージを第4ネットワーク要素へ、第2セッション要求メッセージを第5ネットワーク要素へ送信する段階であって、前記第1セッション要求メッセージは、前記第1ネットワーク要素と前記第4ネットワーク要素との間のセッションを作成または更新することを示すために使用され、前記第2セッション要求メッセージは、前記第1ネットワーク要素と前記第5ネットワーク要素との間のセッションを作成または更新することを示すために使用され、前記第2セッション要求メッセージは、前記第5ネットワーク要素に割り当てられたサービスパケットトラフィックステアリングルールを保持する、段階、および/または、
前記第1ネットワーク要素が、セッション更新要求メッセージを前記第2ネットワーク要素へ送信する段階であって、前記セッション更新要求メッセージは、前記第2ネットワーク要素における前記PDRを更新することを示すために使用される、段階
を含む、項目1から7のいずれか一項に記載の方法。
(項目9)
前記第1ネットワーク要素が、前記ユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいて前記ユーザプレーンのリルーティングを実行する前記段階は、
前記第1ネットワーク要素が、第4ネットワーク要素とのセッションを作成する段階と、
前記第1ネットワーク要素が、前記第2ネットワーク要素との前記セッションを削除する段階と
を含む、項目1から7のいずれか一項に記載の方法。
(項目10)
前記第1ネットワーク要素が、第4ネットワーク要素とのセッションを作成する前記段階は、
前記第1ネットワーク要素が、第3セッション作成要求メッセージを前記第4ネットワーク要素へ送信する段階であって、前記第3セッション作成要求メッセージは、前記第1ネットワーク要素と前記第4ネットワーク要素との間の前記セッションを作成することを示すために使用される、段階
を含む、項目9に記載の方法。
(項目11)
前記第1ネットワーク要素が、前記第2ネットワーク要素との前記セッションを削除する前記段階は、
前記第1ネットワーク要素が、セッション削除要求メッセージを前記第2ネットワーク要素へ送信する段階であって、前記セッション削除要求メッセージは、前記第1ネットワーク要素と前記第2ネットワーク要素との間の前記セッションを削除することを示すために使用される、段階を含む、項目9または10に記載の方法。
(項目12)
前記第1ネットワーク要素が、前記ユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいて前記ユーザプレーンリルーティングを実行する前記段階の前に、前記方法は更に、
前記第1ネットワーク要素が、前記ユーザプレーンリルーティングトリガ情報を前記第3ネットワーク要素へ送信する段階と、
前記第1ネットワーク要素が、前記第3ネットワーク要素によって送信された指示情報を受信する段階であって、前記指示情報は、前記ユーザプレーンのリルーティングを実行することを前記第1ネットワーク要素に示すために使用される、段階と
を備える、項目4に記載の方法。
(項目13)
ユーザプレーンのリルーティング方法であって、
第1ネットワーク要素が、パケット検出ルールPDRに従ってサービスパケットを監視する段階であって、前記PDRは、ユーザプレーンのリルーティングをトリガする予め設定されたサービスパケットに対応するマッチング情報および実行ルールを示すために使用される、段階と、
前記第1ネットワーク要素が、前記PDRにマッチする前記予め設定されたサービスパケットを検出する場合、前記第1ネットワーク要素が、前記実行ルールに従って、ユーザプレーンリルーティングトリガ情報を第2ネットワーク要素へ送信する段階と
を備える方法。
(項目14)
前記PDRは、パケット検出情報PDIおよび使用量レポートルールURRを含み、前記PDIは、前記予め設定されたサービスパケットに対応する前記マッチング情報を示すために使用され、前記URRは、前記予め設定されたサービスパケットに対応する前記実行ルールを示すために使用される、項目13に記載の方法。
(項目15)
第1ネットワーク要素が、パケット検出ルールPDRに従ってサービスパケットを監視する前記段階は、
前記第1ネットワーク要素が、前記サービスパケットの属性情報を決定する段階と、
前記第1ネットワーク要素が、前記属性情報を前記PDIと照合する段階と、
前記属性情報が前記PDIにマッチする場合、前記第1ネットワーク要素によって検出された前記サービスパケットは、前記PDRにマッチする前記予め設定されたサービスパケットである段階、および/または、
前記属性情報が前記PDIにマッチしない場合、前記第1ネットワーク要素によって検出された前記サービスパケットは、前記PDRにマッチする前記予め設定されたサービスパケットでない段階
を含む、項目14に記載の方法。
(項目16)
前記方法は更に、
前記第1ネットワーク要素が、前記第2ネットワーク要素によって送信された前記PDRを受信する段階であって、前記PDRは、前記ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用される予め設定されたポリシーに従って前記第2ネットワーク要素によって生成される、または、前記PDRは、第3ネットワーク要素からの前記ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用されるポリシーを前記第2ネットワーク要素が取得した後に生成される、段階を備える、項目13から15のいずれか一項に記載の方法。
(項目17)
前記方法は更に、
前記第1ネットワーク要素が、前記第2ネットワーク要素によって送信されたアクティベーションメッセージを受信する段階であって、前記アクティベーションメッセージは、前記第1ネットワーク要素における前記予め設定されたPDRをアクティブ化することを示すために使用される、段階を備える、項目13から15のいずれか一項に記載の方法。
(項目18)
前記PDRは、前記第1ネットワーク要素によって前記第2ネットワーク要素から受信された第1セッション作成要求メッセージに保持され、前記第1セッション作成要求メッセージは、前記第2ネットワーク要素と前記第1ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される、項目16に記載の方法。
(項目19)
前記アクティベーションメッセージは、前記第1ネットワーク要素によって前記第2ネットワーク要素から受信された第2セッション作成要求メッセージに保持され、前記第2セッション作成要求メッセージは、前記第2ネットワーク要素と前記第1ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される、項目17に記載の方法。
(項目20)
前記方法は更に、
前記第1ネットワーク要素が、前記第2ネットワーク要素によって送信されたセッション更新要求メッセージを受信する段階であって、前記セッション更新要求メッセージは、前記第1ネットワーク要素における前記PDRを更新することを示すために使用される、段階を備える、項目13から19のいずれか一項に記載の方法。
(項目21)
前記方法は更に、
前記第1ネットワーク要素が、前記第2ネットワーク要素によって送信されたセッション削除要求メッセージを受信する段階であって、前記セッション削除要求メッセージは、前記第2ネットワーク要素と前記第1ネットワーク要素との間の前記セッションを削除することを示すために使用される、段階を備える、項目13から19のいずれか一項に記載の方法。
(項目22)
ネットワーク要素であって、前記ネットワーク要素は第1ネットワーク要素であり、前記第1ネットワーク要素は、
第2ネットワーク要素によって送信されたユーザプレーンリルーティングトリガ情報を受信するよう構成される第1受信モジュールであって、前記ユーザプレーンリルーティングトリガ情報は、パケット検出ルールPDRにマッチする予め設定されたサービスパケットを前記第2ネットワーク要素が検出するときに送信され、前記PDRは、前記ユーザプレーンのリルーティングをトリガする前記予め設定されたサービスパケットに対応するマッチング情報および実行ルールを示すために使用される、第1受信モジュールと、
前記ユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいて前記ユーザプレーンのリルーティングを実行するよう構成されるリルーティングモジュールと
を備える、ネットワーク要素。
(項目23)
前記PDRは、パケット検出情報PDIおよび使用量レポートルールURRを含み、前記PDIは、前記予め設定されたサービスパケットに対応する前記マッチング情報を示すために使用され、前記URRは、前記予め設定されたサービスパケットに対応する前記実行ルールを示すために使用される、項目22に記載の第1ネットワーク要素。
(項目24)
前記第1ネットワーク要素は更に、
前記ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用される予め設定されたポリシーに従って前記PDRを生成するよう構成される第1生成モジュールと、
前記PDRを前記第2ネットワーク要素へ送信するよう構成される第1送信モジュールと
を含む、項目22または23に記載の第1ネットワーク要素。
(項目25)
前記第1ネットワーク要素は更に、
第3ネットワーク要素における、前記ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用される予め設定されたポリシーを第3ネットワーク要素から取得するよう構成される取得モジュールと、
前記ポリシーに従って前記PDRを生成するよう構成される第2生成モジュールと、
前記PDRを前記第2ネットワーク要素へ送信するよう構成される第2送信モジュールと
を含む、項目22または23に記載の第1ネットワーク要素。
(項目26)
前記第1ネットワーク要素は更に、アクティベーションメッセージを前記第2ネットワーク要素へ送信するよう構成される第3送信モジュールであって、前記アクティベーションメッセージは、前記第2ネットワーク要素における前記予め設定されたPDRをアクティブ化することを示すために使用される、第3送信モジュールを含む、項目22または23に記載の第1ネットワーク要素。
(項目27)
前記ネットワーク要素は第1ネットワーク要素であり、前記第1ネットワーク要素は、
パケット検出ルールPDRに従ってサービスパケットを監視するよう構成される監視モジュールであって、前記PDRは、ユーザプレーンのリルーティングをトリガする予め設定されたサービスパケットに対応するマッチング情報および実行ルールを示すために使用される、監視モジュールと、
前記PDRにマッチする前記予め設定されたサービスパケットを前記監視モジュールが検出するとき、前記実行ルールに従ってユーザプレーンリルーティングトリガ情報を第2ネットワーク要素へ送信するよう構成される送信モジュールと
を備える、ネットワーク要素。
(項目28)
前記PDRは、パケット検出情報PDIおよび使用量レポートルールURRを含み、前記PDIは、前記予め設定されたサービスパケットに対応する前記マッチング情報を示すために使用され、前記URRは、前記予め設定されたサービスパケットに対応する前記実行ルールを示すために使用される、項目27に記載の第1ネットワーク要素。
(項目29)
プロセッサおよびメモリを備えるネットワーク要素であって、
前記メモリはプログラム命令を格納するよう構成され、
前記プロセッサは、前記メモリに格納された前記プログラム命令を呼び出して実行するよう構成され、前記プロセッサが前記メモリに格納された前記プログラム命令を実行するとき、前記ネットワーク要素は、項目1から21のいずれか一項に記載の方法を実行するよう構成される、ネットワーク要素。
(項目30)
コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体は命令を格納し、前記命令がコンピュータ上で実行されるとき、前記コンピュータは、項目1から21のいずれか一項に記載の方法を実行することが可能となる、コンピュータ可読記憶媒。

Claims (32)

  1. ユーザプレーンのリルーティング方法であって、
    第1ネットワーク要素が、第2ネットワーク要素によって送信されたユーザプレーンリルーティングトリガ情報を受信する段階であって、前記ユーザプレーンリルーティングトリガ情報は、パケット検出ルールPDRにマッチする予め設定されたサービスパケットを前記第2ネットワーク要素が検出するときに送信され、前記PDRは、前記ユーザプレーンのリルーティングをトリガする前記予め設定されたサービスパケットに対応するマッチング情報および実行ルールを示すために使用される、段階と、
    前記第1ネットワーク要素が、前記ユーザプレーンのリルーティングトリガ情報に基づいて前記ユーザプレーンのリルーティングを実行する段階と
    を備える方法。
  2. 前記PDRはパケット検出情報PDIおよび使用量レポートルールURRを含み、前記PDIは、前記予め設定されたサービスパケットに対応する前記マッチング情報を示すために使用され、前記URRは、前記予め設定されたサービスパケットに対応する前記実行ルールを示すために使用される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記方法は更に、前記第1ネットワーク要素が、前記ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用される予め設定されたポリシーに従って前記PDRを生成する段階と、前記PDRを前記第2ネットワーク要素へ送信する段階とを備える、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記方法は更に、
    前記第1ネットワーク要素が、第3ネットワーク要素における、前記ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用される予め設定されたポリシーを前記第3ネットワーク要素から取得する段階と、
    前記第1ネットワーク要素が、前記予め設定されたポリシーに従って前記PDRを生成し、前記PDRを前記第2ネットワーク要素へ送信する段階と
    を備える、請求項1または2に記載の方法。
  5. 前記方法は更に、
    前記第1ネットワーク要素が、アクティベーションメッセージを前記第2ネットワーク要素へ送信する段階であって、前記アクティベーションメッセージは、前記第2ネットワーク要素における予め設定されたPDRをアクティブ化することを示すために使用される、段階を備える、請求項1または2に記載の方法。
  6. 前記PDRは、前記第1ネットワーク要素によって前記第2ネットワーク要素へ送信される第1セッション作成要求メッセージに保持され、前記第1セッション作成要求メッセージは、前記第1ネットワーク要素と前記第2ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される、請求項3または4に記載の方法。
  7. 前記アクティベーションメッセージは、前記第1ネットワーク要素によって前記第2ネットワーク要素へ送信される第2セッション作成要求メッセージに保持され、前記第2セッション作成要求メッセージは、前記第1ネットワーク要素と前記第2ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される、請求項5に記載の方法。
  8. 前記第1ネットワーク要素が、前記ユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいて前記ユーザプレーンのリルーティングを実行する前記段階は、
    前記第1ネットワーク要素が、第1セッション要求メッセージを第4ネットワーク要素へ、第2セッション要求メッセージを第5ネットワーク要素へ送信する段階であって、前記第1セッション要求メッセージは、前記第1ネットワーク要素と前記第4ネットワーク要素との間のセッションを作成または更新することを示すために使用され、前記第2セッション要求メッセージは、前記第1ネットワーク要素と前記第5ネットワーク要素との間のセッションを作成または更新することを示すために使用され、前記第2セッション要求メッセージは、前記第5ネットワーク要素に割り当てられたサービスパケットトラフィックステアリングルールを保持する、段階、および
    記第1ネットワーク要素が、セッション更新要求メッセージを前記第2ネットワーク要素へ送信する段階であって、前記セッション更新要求メッセージは、前記第2ネットワーク要素における前記PDRを更新することを示すために使用される、段階
    のうち少なくとも1つを含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記第1ネットワーク要素が、前記ユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいて前記ユーザプレーンのリルーティングを実行する前記段階は、
    前記第1ネットワーク要素が、第4ネットワーク要素とのセッションを作成する段階と、
    前記第1ネットワーク要素が、前記第2ネットワーク要素との前記セッションを削除する段階と
    を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記第1ネットワーク要素が、第4ネットワーク要素とのセッションを作成する前記段階は、
    前記第1ネットワーク要素が、第3セッション作成要求メッセージを前記第4ネットワーク要素へ送信する段階であって、前記第3セッション作成要求メッセージは、前記第1ネットワーク要素と前記第4ネットワーク要素との間の前記セッションを作成することを示すために使用される、段階
    を含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1ネットワーク要素が、前記第2ネットワーク要素との前記セッションを削除する前記段階は、
    前記第1ネットワーク要素が、セッション削除要求メッセージを前記第2ネットワーク要素へ送信する段階であって、前記セッション削除要求メッセージは、前記第1ネットワーク要素と前記第2ネットワーク要素との間の前記セッションを削除することを示すために使用される、段階を含む、請求項9または10に記載の方法。
  12. 前記第1ネットワーク要素が、前記ユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいて前記ユーザプレーンのリルーティングを実行する前記段階の前に、前記方法は更に、
    前記第1ネットワーク要素が、前記ユーザプレーンリルーティングトリガ情報を前記第3ネットワーク要素へ送信する段階と、
    前記第1ネットワーク要素が、前記第3ネットワーク要素によって送信された指示情報を受信する段階であって、前記指示情報は、前記ユーザプレーンのリルーティングを実行することを前記第1ネットワーク要素に示すために使用される、段階と
    を備える、請求項4に記載の方法。
  13. ユーザプレーンリルーティング方法であって、
    第1ネットワーク要素が、パケット検出ルールPDRに従ってサービスパケットを監視する段階であって、前記PDRは、ユーザプレーンのリルーティングをトリガする予め設定されたサービスパケットに対応するマッチング情報および実行ルールを示すために使用される、段階と、
    前記第1ネットワーク要素が、前記PDRにマッチする前記予め設定されたサービスパケットを検出する場合、前記第1ネットワーク要素が、前記実行ルールに従って、ユーザプレーンリルーティングトリガ情報を第2ネットワーク要素へ送信する段階と
    を備える方法。
  14. 前記PDRは、パケット検出情報PDIおよび使用量レポートルールURRを含み、前記PDIは、前記予め設定されたサービスパケットに対応する前記マッチング情報を示すために使用され、前記URRは、前記予め設定されたサービスパケットに対応する前記実行ルールを示すために使用される、請求項13に記載の方法。
  15. 第1ネットワーク要素が、パケット検出ルールPDRに従ってサービスパケットを監視する前記段階は、
    前記第1ネットワーク要素が、前記サービスパケットの属性情報を決定する段階と、
    前記第1ネットワーク要素が、前記属性情報を前記PDIと照合する段階とを含み、
    前記属性情報が前記PDIにマッチする場合、前記第1ネットワーク要素によって検出された前記サービスパケットは、前記PDRにマッチする前記予め設定されたサービスパケットである、たは、
    前記属性情報が前記PDIにマッチしない場合、前記第1ネットワーク要素によって検出された前記サービスパケットは、前記PDRにマッチする前記予め設定されたサービスパケットでない請求項14に記載の方法。
  16. 前記方法は更に、
    前記第1ネットワーク要素が、前記第2ネットワーク要素によって送信された前記PDRを受信する段階であって、前記PDRは、前記ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用される予め設定されたポリシーに従って前記第2ネットワーク要素によって生成される、または、前記PDRは、第3ネットワーク要素からの前記ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用されるポリシーを前記第2ネットワーク要素が取得した後に生成される、段階を備える、請求項13から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記方法は更に、
    前記第1ネットワーク要素が、前記第2ネットワーク要素によって送信されたアクティベーションメッセージを受信する段階であって、前記アクティベーションメッセージは、前記第1ネットワーク要素における前記予め設定されたPDRをアクティブ化することを示すために使用される、段階を備える、請求項13から15のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記PDRは、前記第1ネットワーク要素によって前記第2ネットワーク要素から受信された第1セッション作成要求メッセージに保持され、前記第1セッション作成要求メッセージは、前記第2ネットワーク要素と前記第1ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される、請求項16に記載の方法。
  19. 前記アクティベーションメッセージは、前記第1ネットワーク要素によって前記第2ネットワーク要素から受信された第2セッション作成要求メッセージに保持され、前記第2セッション作成要求メッセージは、前記第2ネットワーク要素と前記第1ネットワーク要素との間のセッションを作成することを示すために使用される、請求項17に記載の方法。
  20. 前記方法は更に、
    前記第1ネットワーク要素が、前記第2ネットワーク要素によって送信されたセッション更新要求メッセージを受信する段階であって、前記セッション更新要求メッセージは、前記第1ネットワーク要素における前記PDRを更新することを示すために使用される、段階を備える、請求項13から19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記方法は更に、
    前記第1ネットワーク要素が、前記第2ネットワーク要素によって送信されたセッション削除要求メッセージを受信する段階であって、前記セッション削除要求メッセージは、前記第2ネットワーク要素と前記第1ネットワーク要素との間のセッションを削除することを示すために使用される、段階を備える、請求項13から19のいずれか一項に記載の方法。
  22. ネットワーク要素であって、前記ネットワーク要素は第1ネットワーク要素であり、前記第1ネットワーク要素は、
    第2ネットワーク要素によって送信されたユーザプレーンリルーティングトリガ情報を受信するよう構成される第1受信モジュールであって、前記ユーザプレーンリルーティングトリガ情報は、パケット検出ルールPDRにマッチする予め設定されたサービスパケットを前記第2ネットワーク要素が検出するときに送信され、前記PDRは、ユーザプレーンのリルーティングをトリガする前記予め設定されたサービスパケットに対応するマッチング情報および実行ルールを示すために使用される、第1受信モジュールと、
    前記ユーザプレーンリルーティングトリガ情報に基づいて前記ユーザプレーンのリルーティングを実行するよう構成されるリルーティングモジュールと
    を備える、ネットワーク要素。
  23. 前記PDRは、パケット検出情報PDIおよび使用量レポートルールURRを含み、前記PDIは、前記予め設定されたサービスパケットに対応する前記マッチング情報を示すために使用され、前記URRは、前記予め設定されたサービスパケットに対応する前記実行ルールを示すために使用される、請求項22に記載のットワーク要素。
  24. 前記第1ネットワーク要素は更に、
    前記ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用される予め設定されたポリシーに従って前記PDRを生成するよう構成される第1生成モジュールと、
    前記PDRを前記第2ネットワーク要素へ送信するよう構成される第1送信モジュールと
    を含む、請求項22または23に記載のットワーク要素。
  25. 前記第1ネットワーク要素は更に、
    第3ネットワーク要素における、前記ユーザプレーンのリルーティングをトリガするために使用される予め設定されたポリシーを第3ネットワーク要素から取得するよう構成される取得モジュールと、
    前記ポリシーに従って前記PDRを生成するよう構成される第2生成モジュールと、
    前記PDRを前記第2ネットワーク要素へ送信するよう構成される第2送信モジュールと
    を含む、請求項22または23に記載のットワーク要素。
  26. 前記第1ネットワーク要素は更に、アクティベーションメッセージを前記第2ネットワーク要素へ送信するよう構成される第3送信モジュールであって、前記アクティベーションメッセージは、前記第2ネットワーク要素における前記予め設定されたPDRをアクティブ化することを示すために使用される、第3送信モジュールを含む、請求項22または23に記載のットワーク要素。
  27. ネットワーク要素は第1ネットワーク要素であり、前記第1ネットワーク要素は、
    パケット検出ルールPDRに従ってサービスパケットを監視するよう構成される監視モジュールであって、前記PDRは、ユーザプレーンのリルーティングをトリガする予め設定されたサービスパケットに対応するマッチング情報および実行ルールを示すために使用される、監視モジュールと、
    前記PDRにマッチする前記予め設定されたサービスパケットを前記監視モジュールが検出するとき、前記実行ルールに従ってユーザプレーンリルーティングトリガ情報を第2ネットワーク要素へ送信するよう構成される送信モジュールと
    を備える、ネットワーク要素。
  28. 前記PDRは、パケット検出情報PDIおよび使用量レポートルールURRを含み、前記PDIは、前記予め設定されたサービスパケットに対応する前記マッチング情報を示すために使用され、前記URRは、前記予め設定されたサービスパケットに対応する前記実行ルールを示すために使用される、請求項27に記載のットワーク要素。
  29. プロセッサおよびメモリを備えるネットワーク要素であって、
    前記メモリはプログラム命令を格納するよう構成され、
    前記プロセッサは、前記メモリに格納された前記プログラム命令を呼び出して実行するよう構成され、前記プロセッサが前記メモリに格納された前記プログラム命令を実行するとき、前記ネットワーク要素は、請求項1から21のいずれか一項に記載の方法を実行するよう構成される、ネットワーク要素。
  30. コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムは命令を格納し、前記命令がコンピュータ上で実行されるとき、前記コンピュータは、請求項1から21のいずれか一項に記載の方法を実行することが可能となる、コンピュータプログラム。
  31. コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行されるとき、前記コンピュータは、請求項1から12のいずれか一項に記載のユーザプレーンのリルーティング方法の一部または全部のステップを実行することが可能となる、コンピュータプログラム。
  32. 請求項22から28のいずれか一項に記載のットワーク要素、または請求項29に記載のネットワーク要素を備える通信システム。
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