JP7294218B2 - Storage hot water heater - Google Patents
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Description
本開示は、貯湯式給湯装置に関する。 The present disclosure relates to a hot water storage type hot water supply apparatus.
従来、ヒートポンプ等の加熱手段により加熱された湯を貯湯タンクに貯え、貯湯タンクから取り出した湯を用いて、浴槽やシャワー、台所または洗面所の蛇口等の給湯先に給湯する貯湯式給湯装置が広く用いられている。貯湯タンクは、金属製の薄板等で構成される外郭ケースに収納されている。例えば、特許文献1には、外郭ケースに相当するケーシングの内部への雨水の侵入を防ぐことができる貯湯ユニットが開示されている。
2. Description of the Related Art Conventionally, there is a hot water storage type hot water supply apparatus that stores hot water heated by a heating means such as a heat pump in a hot water storage tank, and uses the hot water extracted from the hot water storage tank to supply hot water to a hot water supply destination such as a bathtub, shower, kitchen or washroom faucet. Widely used. The hot water tank is housed in an outer case made of a metal thin plate or the like. For example,
近年、台風や豪雨等による自然災害が増加しており、河川の氾濫等による水害が懸念されている。例えば、水害によって家屋の床上まで浸水する状況では、貯湯タンクを収納する外郭ケースが水没する可能性がある。外郭ケース内に水が浸入すると、外郭ケースの内部に配置されている電気部品が故障してしまう。この対策として、外郭ケースを密閉構造にすることが考えられる。しかしながら、外郭ケースが水没する状況では、外郭ケースに加わる水圧が大きくなるため、外郭ケースは水圧に耐えられずに変形し、内部に水が浸入してしまうという課題があった。 BACKGROUND ART In recent years, natural disasters such as typhoons and heavy rains have increased, and there are concerns about flood damage caused by overflow of rivers and the like. For example, in a situation where the floor of a house is flooded due to flood damage, there is a possibility that the outer case that houses the hot water tank will be submerged. If water intrudes into the outer case, the electrical components arranged inside the outer case will fail. As a countermeasure, it is conceivable to make the outer case a closed structure. However, when the outer case is submerged in water, the water pressure applied to the outer case increases, so that the outer case cannot withstand the water pressure and is deformed, causing water to enter the interior.
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたもので、外郭ケースが水没した場合においても外郭ケースが変形せず、外郭ケース内部の電気部品を保護することが可能な貯湯式給湯装置を得るものである。 The present disclosure has been made to solve the above-described problems, and is a hot water storage type hot water supply system capable of protecting electric parts inside the outer case without deformation even when the outer case is submerged in water. You get the device.
本開示に係る貯湯式給湯装置は、湯水を貯留する貯湯タンクと、貯湯タンクを内部に収納し、外部に対して密閉された外郭ケースと、外郭ケースの底面の高さ以下の予め設定された高さに達する水を検知する水検知手段と、水検知手段によって水が検知された場合に、外郭ケースの内部を加圧する加圧手段と、を備えるものである。 A hot water storage type hot water supply apparatus according to the present disclosure includes a hot water storage tank that stores hot water, an outer case that houses the hot water storage tank and is sealed from the outside, and a pre-set It comprises water detecting means for detecting water reaching a height, and pressurizing means for pressurizing the inside of the outer case when water is detected by the water detecting means.
本開示によれば、水検知手段によって水が検知された場合に、加圧手段が外郭ケースの内部を加圧するので、外郭ケースが水没した場合においても水圧によって外郭ケースが変形せず、外郭ケース内部の電気部品を保護することができる。 According to the present disclosure, when water is detected by the water detection means, the pressurizing means pressurizes the inside of the outer case. It can protect internal electrical components.
以下、添付図面を参照しながら、実施の形態について説明する。各図において同一または相当する部分には同一の符号を付している。 Embodiments will be described below with reference to the accompanying drawings. The same reference numerals are given to the same or corresponding parts in each figure.
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における貯湯式給湯装置1の構成を示す模式図である。図1に示すように、貯湯式給湯装置1は、湯水を貯留する貯湯タンク10と、貯湯タンク10を内部に収納する外郭ケース20と、を備える。また、貯湯式給湯装置1には、水を加熱して高温の湯を生成する加熱手段2が設けられている。加熱手段2は、例えば、冷凍サイクルを用いて水を加熱するヒートポンプユニットで構成される。貯湯タンク10と加熱手段2との間は、往き配管3および戻り配管4を介して接続されている。貯湯タンク10から往き配管3を介して加熱手段2に送られた水は、加熱手段2により加熱され、その後戻り配管4を介して貯湯タンク10に送られて、貯留される。また、貯湯タンク10には、給水配管5と、給湯配管6と、が接続されている。給水配管5は、外部の水道等の水源から水を貯湯タンク10に供給するための配管である。給湯配管6は、貯湯タンク10に貯留された湯水を、浴槽や、シャワー、台所や洗面所の蛇口等の給湯端末に供給するための配管である。
FIG. 1 is a schematic diagram showing the configuration of a hot water storage type hot
図2は、外郭ケース20の前面板23を取り外した状態を示す正面図である。図3は、外郭ケース20の分解図である。図2および図3では、配管や継ぎ手、切替弁や循環ポンプ等の機能部品、温度センサや流量センサ等の計測部品等、外郭ケース20の内部に配置される部品の一部を省略して図示している。本実施の形態では、貯湯タンク10は、略円筒形状を有し、例えばステンレス鋼で形成されている。外郭ケース20は、略直方体形状を有し、例えば金属製の薄板で形成されている。外郭ケース20の厚さは、例えば0.45mm~0.5mm程度である。外郭ケース20は、外郭ケース20の上面を形成する天板21と、外郭ケース20の底面を形成する底板22と、外郭ケース20の前面を形成する前面板23と、外郭ケース20の背面を形成する背面板24と、外郭ケース20の右側面を形成する右側面板25と、外郭ケース20の左側面を形成する左側面板26と、蹴込板27と、を有する。蹴込板27は、底板22の前方に配置されており、底板22に対して一段高くなる段部が形成されている。蹴込板27の段部には、往き配管3や戻り配管4、給水配管5、給湯配管6等を外郭ケース20の内部に引き込むための配管接続部が設けられている。また、外郭ケース20の底板22の下には、3本の外部脚28が設置されている。外部脚28は、例えば、地面や台座、床等の設置面に埋め込まれたアンカーボルト(不図示)に固定されている。
FIG. 2 is a front view showing a state in which the
外郭ケース20は、外部に対して密閉されている。本実施の形態では、上述した外郭ケース20を構成する板部材は、各々の端部を重ね合わせてネジなどの締結部材によって互いに固定される。板部材同士の間やネジ穴部の隙間等に、ガスケットやパッキン等のシール部材を設けたり、コーキングを施したりすることで、外郭ケース20を密閉構造とすることができる。
The
また、貯湯式給湯装置1は、加圧手段30と、水検知手段40と、を備える。
The hot water storage type hot
加圧手段30は、外郭ケース20の内部を加圧するものである。より具体的には、加圧手段30は、外郭ケース20と貯湯タンク10との間の空間の圧力を上昇させる。本実施の形態では、加圧手段30として空気ポンプ31が設けられている。空気ポンプ31は、外郭ケース20の内部において上部に配置されている。空気ポンプ31には、外郭ケース20の外部から空気を取り込むための吸気口32が接続されている。吸気口32は、外郭ケース20の天板21の上方に設けられている。吸気口32は、水害等が発生した場合にできるだけ水を吸い込まないように、高い位置に設けられていることが好ましい。空気ポンプ31は、吸気口32から取り込んだ空気を加圧し、排気口33から外郭ケース20の内部へ放出する。これにより、外郭ケース20の内部が加圧される。外郭ケース20の内部の加圧は、外郭ケース20の内部の圧力で外郭ケース20を損傷しない程度であり、かつ外郭ケース20が水没した場合に外郭ケース20が水圧に耐えられる程度の圧力に設定される。また、空気ポンプ31が停止した後、外郭ケース20の内部の加圧された空気が空気ポンプ31を通って吸気口32から流出しないように、排気口33には逆止弁が設けられていてもよい。
The pressurizing means 30 pressurizes the inside of the
水検知手段40は、外郭ケース20の底面の高さ以下の予め設定された高さに達する水を検知する。ここでいう高さは、鉛直方向における位置であり、鉛直方向の上向きに進むほど大きくなる。このような構成により、外郭ケース20が水に浸かる前に、浸水を検知する。水検知手段40として、例えば接触式の水検知センサが用いられる。本実施の形態では、水検知手段40は、外郭ケース20の底板22の下側に設置されている。よって、水検知手段40の感応部は、外郭ケース20の底面の高さ以下である外郭ケース20の底板22の下側に位置している。水検知手段40は、水害等が発生して外郭ケース20が設置されている場所の浸水が始まり、浸水が水検知手段40の感応部が設置されている高さまで達すると、その水を検知する。
The water detection means 40 detects water reaching a preset height below the height of the bottom surface of the
また、加圧手段30は、水検知手段40によって水が検知された場合に、外郭ケース20の内部を加圧する。本実施の形態では、貯湯式給湯装置1には、制御部50が設けられている。制御部50は、水検知手段40によって水が検知された場合に、加圧手段30である空気ポンプ31を動作させる。図2に示すように、制御部50は、例えば、外郭ケース20の内部において、高さ方向の中間部分に不図示の桟を介して設けられている。図4は、貯湯式給湯装置1の制御構成を示すブロック図である。制御部50は、水検知手段40および空気ポンプ31のそれぞれと、例えば信号線等により電気的に接続されている。制御部50は、水検知手段40から水を検知したことを示す検知信号が入力されると、空気ポンプ31を動作させるための信号を空気ポンプ31に出力する。これにより、空気ポンプ31が動作して、外郭ケース20の内部が加圧される。
Moreover, the pressurizing means 30 pressurizes the inside of the
制御部50は、例えば、図5に示したハードウェア構成の処理回路として実現される。図5は、処理回路のハードウェア構成の一例を示す図である。制御部50を構成する各構成要素は、例えば、図5に示すプロセッサ51がメモリ52に記憶されたプログラムを実行することにより、実現される。また、複数のプロセッサおよび複数のメモリが連携して上記機能を実現してもよい。また、制御部50の機能のうち一部を電子回路として実装し、他の部分をプロセッサ51およびメモリ52を用いて実現するようにしてもよい。
The
次に、水害発生等による浸水時における貯湯式給湯装置1の動作について説明する。通常時には、外郭ケース20の内部において空気ポンプ31による加圧は行われていない。水害が発生して貯湯式給湯装置1が設置されている場所への浸水が始まり、徐々に水位が増して所定の高さに達すると、水検知手段40がその浸水を検知する。水検知手段40が浸水を検知すると、制御部50は空気ポンプ31を動作させる。これにより、空気ポンプ31は、外郭ケース20の外部から空気を取り込んで加圧し、外郭ケース20の内部へ放出する。このようにして、外郭ケース20の内部が加圧される。外郭ケース20の内部が加圧されることで、仮に外郭ケース20が水没したとしても、水圧によって外郭ケース20が変形することを防止することができる。これにより、外郭ケース20の内部に配置される制御基板、切替弁や循環ポンプ等の機能部品、温度センサや流量センサ等の計測部品等の電気部品や充電部を水から保護することができる。
Next, the operation of the hot water storage type hot
水害時には、外郭ケース20の内部の加圧が完了した後に、浸水の水位が外郭ケース20の底面を超えるようになることが好ましい。しかし、通常は、制御部50が空気ポンプ31を動作させても、直ちに外郭ケース20の内部の加圧が完了するわけではなく、一定の時間がかかる。一方で、水害発生時の浸水の水位も一定の時間をかけて上昇することが想定される。そこで、例えば、5分から10分程度で外郭ケース20の内部の加圧を完了できる能力を有する空気ポンプを選定し、同程度の時間における浸水の水位の上昇を見込んで水検知手段40が水を検知する高さを設定するとよい。
In the event of flood damage, it is preferable that the water level of the inundation exceeds the bottom surface of the
以上に説明したように、本実施の形態に係る貯湯式給湯装置1は、湯水を貯留する貯湯タンク10と、貯湯タンク10を内部に収納し、外部に対して密閉された外郭ケース20と、外郭ケース20の底面の高さ以下の予め設定された高さに達する水を検知する水検知手段40と、水検知手段40によって水が検知された場合に、外郭ケース20の内部を加圧する加圧手段30と、を備えるものである。
As described above, the hot water storage type hot
このような構成によって、水検知手段40が外郭ケース20の底面の高さ以下の所定高さに達する水を検知した場合に、加圧手段30が外郭ケース20の内部を加圧する。これにより、水害時の浸水が外郭ケース20の底面の高さ以下の所定高さに達した段階で、外郭ケース20の内部の加圧を行うので、その後、外郭ケース20が水没した場合においても、加圧された外郭ケース20の内部の圧力によって外郭ケース20が水圧に耐え、外郭ケース20が変形することを防止できる。外郭ケース20が変形しないことで、外郭ケース20を構成する板部材の接合部分に隙間が生じること等がないため、外郭ケース20の内部に水が浸入することはなく、外郭ケース20の内部に配置された電気部品や充電部を保護することができる。
With this configuration, the pressurizing means 30 pressurizes the inside of the
また、加圧手段30は、外郭ケース20の内部に配置されている。このように、加圧手段30が外郭ケース20の内部に配置されていることで、加圧手段30も浸水から保護することができる。
Further, the pressurizing means 30 is arranged inside the
なお、本実施の形態では、加熱手段2は、一例としてヒートポンプユニットで構成されるとしたが、これに限らない。加熱手段2は、ヒートポンプ式の熱源機に限らず、燃焼式加熱器や太陽熱温水器、貯湯タンク10の内部に配置されるヒータ等、いかなるものでもよく、複数の方式を組み合わせたものでもよい。
In addition, in the present embodiment, the heating means 2 is configured by a heat pump unit as an example, but the present invention is not limited to this. The heating means 2 is not limited to a heat pump type heat source, but may be a combustion type heater, a solar water heater, a heater disposed inside the
また、上述した外郭ケース20の構成は一例であり、貯湯タンク10を収納できる構成であれば、特に限定されない。加えて、水検知手段40には、一例として接触式の水検知センサが用いられるとしたが、これに限らない。水検知手段40には、非接触式のセンサが用いられてもよく、その場合には必ずしも水検知手段40が底板22の下側に設けられていなくてもよい。
Further, the configuration of the
また、本実施の形態では、加圧手段30として空気ポンプ31が設けられていたが、これに限らない。例えば、加圧手段30は、高圧の気体が封入されたボンベと、ボンベ内の気体を外郭ケース20の内部に放出させるバルブと、によって構成されていてもよい。この場合、例えば、ボンベは、外郭ケース20の内部に配置されている。制御部50によってバルブの開閉を制御し、バルブを開くことによって、ボンベ内の気体がボンベの外へ、すなわち外郭ケース20の内部に放出される。また、ボンベには、必要に応じて、放出する気体の圧力を調整する圧力レギュレータが設けられていてもよい。このような構成によって、空気ポンプ31とは異なり空気を加圧するための動力を必要としないので、電源がなくても外郭ケース20の内部を加圧するための気体を得ることができる。また、外郭ケース20の外部に設けられる吸気口32も必要ないので、構成をより簡単にすることができる。
Moreover, although the
実施の形態2.
次に、実施の形態2について、図6を参照して説明する。図6は、本実施の形態における貯湯式給湯装置101の外郭ケース20の前面板23を取り外した状態を示す正面図である。なお、本実施の形態のうち、上述した実施の形態と同様の部分の説明は省略する。
Next,
図6に示すように、本実施の形態における貯湯式給湯装置101は、無停電電源装置60をさらに備える点で、実施の形態1における貯湯式給湯装置1と異なっている。無停電電源装置60は、商用電源等の外部電源からの電力供給が停止した場合に、加圧手段30である空気ポンプ31に電力を供給する。無停電電源装置60は、例えばバッテリで構成される。本実施の形態では、無停電電源装置60は、外郭ケース20の内部に配置されており、制御部50にも電力を供給することができる。無停電電源装置60は、例えば、電源線61を介して空気ポンプ31と接続され、電源線62を介して制御部50と接続されている。
As shown in FIG. 6, storage-type hot
このような構成により、仮に災害時に停電が発生し、外部から貯湯式給湯装置101への電力の供給が停止された場合においても、空気ポンプ31に電力を供給することができ、外郭ケース20の内部を加圧することができる。
With such a configuration, even if a power failure occurs in the event of a disaster and the supply of electric power from the outside to the hot water storage type hot
実施の形態3.
次に、実施の形態3について、図7を参照して説明する。図7は、本実施の形態における貯湯式給湯装置201の外郭ケース20の前面板23を取り外した状態を示す正面図である。なお、本実施の形態のうち、上述した実施の形態と同様の部分の説明は省略する。
Next,
図7に示すように、本実施の形態における貯湯式給湯装置201は、逃がし弁70をさらに備える点で、実施の形態1における貯湯式給湯装置1と異なっている。逃がし弁70は、外郭ケース20の内部の圧力が予め設定された第1の圧力以上となった場合に、外郭ケース20の内部の気体を外郭ケース20の外部へ排出する。本実施の形態では、逃がし弁70は、外郭ケース20の天板21に取り付けられている。また、第1の圧力は、外郭ケース20が内圧によって損傷しない程度の圧力に設定される。
As shown in FIG. 7, storage-type hot
このような構成により、仮に加圧手段30によって外郭ケース20の内部が過度に加圧されそうになった場合でも、外郭ケース20の内部の圧力が第1の圧力以上となった場合に逃がし弁70が動作して、外郭ケース20の外部に圧力を逃がすことができる。これにより、外郭ケース20の内部が過度に加圧されることを防止して、外郭ケース20の内部の圧力による外郭ケース20の損傷や破壊を防止することができる。
With such a configuration, even if the inside of the
実施の形態4.
次に、実施の形態4について、図8を参照して説明する。図8は、本実施の形態における貯湯式給湯装置301の制御構成を示すブロック図である。なお、本実施の形態のうち、上述した実施の形態と同様の部分の説明は省略する。
Next,
図8に示すように、本実施の形態における貯湯式給湯装置301は、圧力検知手段80をさらに備える点で、実施の形態1における貯湯式給湯装置1と異なっている。圧力検知手段80は、外郭ケース20の内部の圧力を検知する。圧力検知手段80として、例えば、外郭ケース20の内部に設けられる圧力センサが用いられる。圧力検知手段80によって予め設定された第2の圧力以上の圧力が検知された場合に、加圧手段30である空気ポンプ31が停止する。具体的には、図8に示すように、制御部50は、例えば信号線等によって圧力検知手段80と電気的に接続されており、制御部50には、圧力検知手段80からの検知信号が入力される。制御部50は、圧力検知手段80が予め設定された第2の圧力以上の圧力を検知した場合に、空気ポンプ31を停止させるための信号を空気ポンプ31に出力する。これにより、空気ポンプ31が停止し、外郭ケース20の内部の加圧が止まる。第2の圧力は、外郭ケース20が内圧によって損傷しない程度の圧力に設定される。
As shown in FIG. 8, storage-type hot-
このような構成により、仮に加圧手段30によって外郭ケース20の内部が過度に加圧されそうになった場合でも、圧力検知手段80によって第2の圧力以上の圧力が検知された場合に、空気ポンプ31が停止する。これにより、外郭ケース20の内部が過度に加圧されることを防止して、外郭ケース20の内部の圧力による外郭ケース20の損傷や破壊を防止することができる。
With such a configuration, even if the inside of the
なお、貯湯式給湯装置301が圧力検知手段80に加えて実施の形態3で説明した逃がし弁70を備える場合には、例えば、第2の圧力を第1の圧力よりも小さく設定するとよい。このように構成することで、仮に圧力検知手段80が第2の圧力以上の圧力を検知して制御部50が空気ポンプ31を停止させようとしても電気的な故障等によって空気ポンプ31が停止しなかった場合においても、外郭ケース20の内部の圧力が第1の圧力以上となった場合には逃がし弁70が機械的に動作して、外郭ケース20の外部に圧力を逃がすことができる。
If hot water storage type hot
実施の形態5.
次に、実施の形態5について、図9を参照して説明する。図9は、本実施の形態における貯湯式給湯装置401の外郭ケース20の前面板23を取り外した状態を示す正面図である。なお、本実施の形態のうち、上述した実施の形態と同様の部分の説明は省略する。
Next,
図9に示すように、本実施の形態における貯湯式給湯装置401は、加圧手段30が外郭ケース20の外部に配置されている点で、実施の形態1における貯湯式給湯装置1と異なっている。本実施の形態では、加圧手段30として、空気ポンプ131が外郭ケース20の外部に配置されている。空気ポンプ131は、配管34によって外郭ケース20の内部と接続されている。よって、空気ポンプ131は、加圧した空気を、配管34を介して外郭ケース20の内部へ放出する。
As shown in FIG. 9, storage-type hot-
このような構成により、空気ポンプが外郭ケース20の内部に配置されている場合に比べて、空気ポンプ131のメンテナンス性を向上させることができる。また、製品出荷時に空気ポンプ131等の加圧手段30が搭載されていない貯湯式給湯装置であっても、製品を交換せずに加圧手段30を後から追加することができる。このため、既設の貯湯式給湯装置の使用者にとって、コスト面でのメリットがある。
With such a configuration, the maintainability of the
なお、各実施の形態を、適宜、組み合わせたり、変形や省略したりすることも、実施の形態で示された技術的思想の範囲に含まれる。 It should be noted that appropriate combinations, modifications, and omissions of the embodiments are also included within the scope of the technical ideas shown in the embodiments.
1、101、201、301、401 貯湯式給湯装置、2 加熱手段、3 往き配管、4 戻り配管、5 給水配管、6 給湯配管、10 貯湯タンク、20 外郭ケース、21 天板、22 底板、23 前面板、24 背面板、25 右側面板、26 左側面板、27 蹴込板、28 外部脚、30 加圧手段、31、131 空気ポンプ、32 吸気口、33 排気口、34 配管、40 水検知手段、50 制御部、51 プロセッサ、52 メモリ、60 無停電電源装置、61、62 電源線、70 逃がし弁、80 圧力検知手段。
Claims (7)
前記貯湯タンクを内部に収納し、外部に対して密閉された外郭ケースと、
前記外郭ケースの底面の高さ以下の予め設定された高さに達する水を検知する水検知手段と、
前記水検知手段によって水が検知された場合に、前記外郭ケースの内部を加圧する加圧手段と、
を備えることを特徴とする貯湯式給湯装置。 a hot water storage tank for storing hot water;
an outer shell housing the hot water storage tank inside and sealed from the outside;
water detection means for detecting water reaching a preset height below the height of the bottom surface of the outer case;
pressurizing means for pressurizing the inside of the outer case when water is detected by the water detecting means;
A hot water storage type hot water supply device comprising:
前記加圧手段と前記外郭ケースの内部とは、配管によって互いに接続されていることを特徴とする請求項1に記載の貯湯式給湯装置。 The pressurizing means is arranged outside the outer case,
2. The hot water storage type hot water supply apparatus according to claim 1, wherein said pressurizing means and the inside of said outer shell case are connected to each other by a pipe.
前記圧力検知手段によって予め設定された第2の圧力以上の圧力が検知された場合に、前記加圧手段が停止することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の貯湯式給湯装置。 Further comprising pressure detection means for detecting pressure inside the outer shell case,
6. The pressurizing means according to any one of claims 1 to 5, wherein the pressurizing means is stopped when a pressure equal to or higher than a second pressure set in advance is detected by the pressure detecting means. Storage type water heater.
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