JP7293924B2 - 溶接缶製造方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、溶接缶製造方法及び装置に係り、より詳細には、複数種類の図柄を印刷する溶接缶製造方法及び装置に関する。
金属缶は、遮光性及び酸素遮断性に優れるため、内容物の保存性の点でプラスチック容器よりも優れ、また、耐衝撃性及び軽量さの点においてガラス容器よりも優れているため、食品をはじめとする様々な商品の包装容器として広く使用されている。
金属缶の中でも、溶接缶(「3ピース缶」ともいう。)は、高圧密封性に優れているため、エアゾール缶として広く使用されているだけなく、コーヒー飲料をはじめとする様々な飲料の容器としても広く使用されている。
溶接缶はまた、印刷工程において、平板状又はロールから巻き出した大板の金属板(金属シート)に単一種類の図柄を同時に多数印刷し、印刷された金属板を分割して多数の缶胴用ブランクを製造することができるため、単一種類の製品の大量生産に適し、低コストで高い生産性を実現している。
ところで、近年、生産ロット数が小さい小ロット生産が増加している。溶接缶の小ロット生産では、一つの原版で印刷する金属板の枚数が少なく、そのうえ、多品種の図柄を印刷するためには版替えを頻繁に行う必要がある。このため、溶接缶の小ロット生産では、単一種類の製品を大量に生産する場合と比較して、印刷工程の生産性を向上させることが困難であった。
そこで、特許文献1には、小ロット多銘柄の製造要請に応えるため、溶接缶胴を形成した後、缶胴外周に図柄を印刷する製缶技術が開示されている。
特開2000-177228号公報
上記の特許文献1に記載の製缶技術は、小ロット多銘柄の製造要請に応えることができる点で優れているが、個々の缶胴に曲面印刷を施さなければならないという制約があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、個々の図柄が小ロット生産であっても印刷工程の生産性を向上させることができる溶接缶製造方法及び装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、本発明の溶接缶製造方法は、複数種類の図柄が組み合わされた図版として、金属板の主表面に複数種類の図柄を印刷して印刷板を形成する印刷工程と、前記印刷板を分割切断して缶胴用のブランクを形成する切断工程と、前記ブランクの両端縁が互いに接するように前記ブランクを円筒状に成形して前記両端縁どうしを溶接接合することによって缶胴を形成し、前記缶胴の一方の開口に底蓋又は天蓋を装着して溶接缶を形成する製缶工程と、を有することを特徴としている。
また、本発明の溶接缶製造装置は、複数種類の図柄が組み合わされた図版として、金属板の主表面に複数種類の図柄を印刷して印刷板を形成する印刷装置と、前記印刷板を分割切断して缶胴用のブランクを形成する切断装置と、前記ブランクの両端縁が互いに接するように前記ブランクを円筒状に成形して前記両端縁どうしを溶接接合することによって缶胴を形成し、前記缶胴の一方の開口に底蓋又は天蓋を取り付けて溶接缶を成形する製缶装置と、を有することを特徴としている。
本発明の溶接缶製造方法及び装置は、複数種類の図柄が組み合わされた組合せ図版として、複数種類の図柄を金属板の主表面に印刷して印刷板を形成する。これにより、個々の図柄が小ロット生産であっても、一つの図版で印刷する印刷板の枚数を増やすことができ、版替えを行う頻度を減らすことができる。その結果、小ロット生産であっても、印刷工程の生産性を向上させることができる。
このように、本発明によれば、個々の図柄が小ロット生産であっても印刷工程の生産性を向上させることができる溶接缶製造方法及び装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態における溶接缶製造方法のフローチャートである。 本発明の第1実施形態における溶接缶製造装置の模式図である。 (a)は、従来の単一図柄の図版の説明図であり、(b)は、従来の多品種少量生産の図版の説明図であり、(c)は、本発明の第1実施形態における組合せ図版の説明図である。 図柄識別コードの一例を示す模式図である。 (a)~(d)は、本発明の第1実施形態における、組合せ図版中の図柄の配列と、切断方向とを説明する模式図である。 アキューム装置の模式図である。 (a)は、本発明の第1実施形態の変形例における組合せ図版を示し、(b)は、高さ及び図柄の異なる溶接缶を示す。 本発明の第2実施形態における溶接缶製造方法のフローチャートである。 本発明の第2実施形態における溶接缶製造装置の模式図である。 (a)~(d)は、本発明の第2実施形態における、組合せ図版中の図柄の配列と、切断方向とを説明する模式図である。 本発明の第3実施形態における溶接缶製造方法のフローチャートである。 本発明の第3実施形態における溶接缶製造装置の模式図である。
以下、図面を参照して本発明の溶接缶製造方法及び溶接缶製造の実施形態を併せて説明する。
[第1実施形態]
図1~図6を参照して、本発明の溶接缶製造方法及び装置の第1実施形態を説明する。
図1のフローチャートを示すように、本実施形態の溶接缶製造方法は、印刷工程(S1)と、切断工程(S2)と、アキューム工程(S3)と、製缶工程(S4)とを有する。これらの各工程(S1~S4)は、図2の模式図に示す溶接缶製造装置の印刷装置1、切断装置2、アキューム装置3及び製缶装置4においてそれぞれ実施される。
本実施形態では、印刷工程(S1)に先立ち、塗装工程(図示せず。)において、大板の缶胴用の金属板にコータによって塗料が塗装され、シートオーブンによって塗料が焼き付けられる。金属板の素材としては、錫めっき鋼板(ブリキ)などのメッキ鋼板が多く使用される。塗装された金属板は、積み重ねられて印刷工程(S1)に供給される。
(印刷工程)
印刷工程(S1)では、金属板10がシートフィーダ(図示せず)によって一枚ずつ送り出され、印刷装置1を構成する輪転機11に装着された原版12から金属板10の主表面10aにインキが転写されて、図柄が印刷された印刷板100が形成される。なお、図柄の印刷色数に応じて印刷が繰り返される。
ところで、従来の印刷工程においては、金属板に単一種類の図柄を同時に多数印刷して印刷板を形成し、その印刷板を分割して多数の缶胴用のブランクを製造しているため、単一製品を大量生産する場合には、低コストで高い生産性が実現されていた。
例えば、図3(a)に示すように、従来の印刷工程では、図柄「A」のブランクを5万缶分印刷する場合、単一種類の図柄「A」を25個含む図版の原版によって、1枚の金属板10に25缶分のブランクの図柄「A」が印刷されるとして、2000枚の金属板10に単一種類の図柄「A」が印刷される。
ところが、多種類の製品を少量ずつ生産する場合には、各図柄がそれぞれ印刷される金属板10の数が少ないうえ、図柄の種類を変えるたびに印刷装置を停止させて原版を交換する作業が必要であるため、印刷工程の生産性を向上させることが困難であった。
例えば、図3(b)に示すように、図柄「A」のブランクを2万缶分、図柄「B」のブランクを2万缶分、及び図柄「C」のブランクを1万缶分印刷する場合を考える。この場合、1枚の印刷板100に25缶分のブランクの図柄が印刷されているとして、1つ目の原版で、単一の図柄「A」のみを800枚印刷し、2つ目の原版で単一の図柄「B」のみを800枚印刷し、更に3つ目の原版で単一の図柄「C」のみを400枚印刷していた。その結果、1つ目の原版から2つ目の原版へ、更に2つ目の原版から3つ目の原版へと原版を交換するために、印刷装置を停止して交換作業が必要となる。
そこで、本実施形態では、複数種類の図柄を組み合わせた組合せ図版Fの原版を使用して、複数種類の図柄を同時に金属板10に印刷する。
例えば、図3(c)に示すように、3種類の図柄(「A」,「B」及び「C」)を組み合わせた1つの組合せ図版Fとして3種類の図柄を同時に印刷する。同図に示す組合せ図版Fには、10個の図柄「A」と、10個の図柄「B」と、5個の図柄「C」とが含まれている。
その結果、3種類の図柄「A」,「B」及び「C」を1つの組合せ図版Fで2000枚の印刷板100を印刷形成することによって、図柄「A」が(10個×2000枚=)2万缶分、図柄「B」が(10個×2000枚=)2万缶分、及び図柄「C」が(5個×2000枚=)1万缶分、それぞれ印刷される。
これにより、個々の図柄が小ロット生産であっても、1つの原版で印刷する金属板10の枚数(印刷ロット数)を増やすことができ、原版の版替えを行う頻度を減らすことができる。その結果、個々の図柄が小ロット生産であっても、印刷工程の生産性を向上させることができる。
図3(c)に示したように、本実施形態で使用する組合せ図版Fには、格子状に5行5列に配列した合計25個のブランク区画110ごとに、1つの図柄が配置される。特に、図3(c)に示す例では、組合せ図版Fには、互いに同一列のブランク区画110の各々に、互いに同一種類の図柄が配置されている。より具体的には、第1列及び第2列に、図柄「A」が5つずつ配列され、第3列及び第4列に、図柄「B」が5つずつ配列され、かつ、第5列に、図柄「C」が5つ配列される。
行と列の方向は、ブランクの缶円周に相当する方向を行方向とし、缶高さに相当する方向を列方向とする。また、配置の方向は上記に限定されず、互いに同一行のブランク区画110に互いに同一種類の図柄が配置されても良い。
本実施形態では、組合せ図版Fは、その各ブランク区画110にそれぞれ配置された各図柄の所定位置に、図柄の種類を示す図柄識別コード120を含む。図柄識別コード120は、各ブランク区画110のうち、図柄周辺の余白部分111に印刷されることが好ましい。より好ましくは、図柄識別コード120は、製品の外部から見えなくなる部分、特に、巻き締め代の部分に印刷されるとよい。
図4に、組合せ図版Fによって印刷された印刷板100の部分拡大図を模式的に示す。同図では、図柄「A」のブランク区画110の余白部分111に、図柄「A」の種類を示す図柄識別コード120として、「○○-○○○」が印刷され、また、図柄「B」のブランク区画110の余白部分111に、図柄「B」の種類を示す図柄識別コード120として、「○○-×××」が印刷されている。同様に、図示されていないが、図柄「C」のブランク区画の余白部分に、図柄「C」の種類を示す図柄識別コード(図示せず)も印刷されている。
図柄識別コード120は、例えば、数字、文字及び記号の少なくとも一つ含むものでもよいし、バーコードでもよいし、QRコード(登録商標)などのマトリックス型二次元コードであってもよい。
そして、1つの組合せ図版によって、2000枚の金属板10の主表面10aに複数種類の図柄を印刷し、印刷板を形成する。
印刷工程では、原版12から金属板10にインキを転写して各図柄を印刷して印刷板100を形成した後、コータ(図示せず)によって、印刷板100の表面に透明ニスを塗装し、さらに、シートオーブン(図示せず)によって、塗装された塗料を高温で乾燥、焼き付けして印刷板100を形成する。
印刷板100は、シートパイラ(図示せず)によって積み重ねられて、図2に示した切断装置2へ送られる。
(切断工程)
切断工程(S2)では、積み重ねられている印刷板100をシートフィーダ(図示せず)によって一枚ずつ送り出し、図2に示した切断装置2において、印刷板100をブランク区画110ごとに分割切断して缶胴用ブランク200を形成する。
本実施形態では、まず、第1切断工程(S21)において、図5(a)に示す印刷板100が、切断装置2の第1スリッタ21によって、図5(b)に示すように、行方向に沿って一列ごとに切断され、行方向に連なったブランクユニット210が形成される。
続いて、第2切断工程(S22)において、図5(c)に示すように、切断装置2の第2スリッタ22によって、ブランクユニット210が列方向に沿って一行ごとに切断され、缶胴用のブランク200が形成される。
本実施形態では、印刷工程(S1)において、ブランク区画110を格子状に配置することにより、切断工程(S2)において、印刷板100を直線的に切断することができる。その結果、印刷板100の切断効率の向上を図ることができる。
なお、印刷板100は、先に、列方向に沿って一行ごとに切断し、次に、行方向に沿って一列ごとに切断してもよい。
なお、本実施形態では四角形の印刷板を切断してブランクを形成しているが、予め印刷されたコイル状のシートを巻き出して切断し、ブランクを形成しても良い。この場合の切断工程(S2)は第1切断工程(S21)でシートの長手方向に切断して連続的なブランクユニット210を形成し、第2切断工程(S22)でシートの短手方向に切断してブランク200を形成することができる。または、第1切断工程(S21)でシートの短手方向に切断してブランクユニット210を形成し、第2切断工程(S22)でシートの長手方向に切断してブランク200を形成することができる。
切断されたブランク200は、切断装置2において、図5(d)に示すように、図柄ごとに分別され積み重ねられたブランク束220となって、図2に示したアキューム装置3へ送られる。
また、本実施形態では、印刷工程(S1)において、組合せ図版Fに、互いに同一列の前記ブランク区画110の各々に互いに同一種類の図柄を配置することにより、切断工程(S2)後に、同一種類の図柄ごとにブランク200をブランク束220に容易にまとめることができる。
また、互いに同一行の前記ブランク区画110の各々に互いに同一種類の図柄を配置する場合には、第1切断工程(S21)で列方向に切断し、第2切断工程(S22)で行方向に切断すると、切断工程(S2)後に、同一種類の図柄ごとにブランク200をブランク束220に容易にまとめることができる。
切断工程での切断方向や同一種類の図柄の配置は、最終的に同一種類の図柄ごとにブランク200をブランク束220にまとめることができれば特に制限は無く、上記2パターンにおいて第1切断工程と第2切断工程の方向を逆にしたり、図柄を行・列方向に関係なくランダムに配置しても良いが、ブランク200を容易にまとめるためには上記の2パターンのいずれかが好ましい。
また、本実施形態では、切断装置2として既存の装置を使用することができるので、新たな設備コストを抑制することができる。
(アキューム工程)
従来の単一図柄の図版によって印刷された印刷板からブランク200を形成していた場合には、ブランク200の図柄が単一であったため、ブランク200を図柄ごとに分別する必要はなかった。
これに対し、組合せ図版Fによって印刷された印刷板100を切断して缶胴用のブランク200を形成すると、1つの印刷板100から複数種類の図柄のブランク200が形成される。このため、図柄の違う異種缶混入を防止するために、ブランク200を図柄ごとに分別し、同一種類の図柄毎に製缶する必要がある。
そこで、アキューム工程(S3)では、同一種類の図柄に分別されたブランク束220が、アキューム装置3によって図柄の種類により分別されて一時保管され、さらに、ブランク束220は、図柄の種類により選択されて製缶工程へ供給される。
図6に、アキューム装置3の模式図を示す。同図に示すように、アキューム装置3は、ブランク束220としてまとめられたブランク200をアキューム装置3へ搬入するために搬入コンベア31と、ブランク200を分別して一時保管場所へ搬送する分別コンベア32と、ブランク200を製缶装置4へ搬出する搬出コンベア33とを備えている。
さらに、アキューム装置3は、搬入コンベア31によって搬送されているブランク200に印刷されている図柄識別コード120を読み取る読取り手段としての第1の画像検査装置34と、搬出コンベア33によって搬送されているブランク200に印刷されている図柄識別コード120を読み取る読取り手段としての第2の画像検査装置35と、第1及び第2画像検査装置によって読み取られた図柄識別コード120に応じて、各コンベア31~33を駆動制御するコントローラ36とを備えている。
コントローラ36は、第1の画像検査装置34によって搬入コンベア31上のブランク200から読み取られた図柄識別コード120に応じて、分別コンベア32を駆動させ、ブランク200を所定位置に一時保管する。
また、一時保管されている所望の図柄のブランク200を、分別コンベア32を駆動させて、搬出コンベア33で製缶装置4へ搬出する。ブランク200を搬出する際には、第2の画像検査装置35によって搬出コンベア33上のブランク200の図柄識別コード120が読み取られ、ブランク200の図柄がチェックされる。
このように、組合せ図版Fによって1つの印刷板100から複数種類の図柄のブランク200を形成した場合においても、アキューム装置3において、ブランク200をブランク束220として図柄ごとに分別して、一時保管及び供給することにより、図柄の違う異種缶混入を防止することができる。
なお、複数の製缶工程ラインを設けて、図柄ごとに異なる製缶工程ラインへブランク200を供給するようにしてもよいし、一つの製缶工程ラインへ、時間を区切って異なる図柄のブランク200を供給するようにしてもよい。
なお、第1及び第2画像検査装置の一方又は両方を、ブランク200に印刷された図柄の全体又は一部分を撮像する撮像手段としてもよい。その場合、コンピュータで構成された識別手段としてのコントローラ36は、撮像手段により撮像された画像を画像認識することによって、図柄の種類を識別するとよい。図柄そのものから図柄の種類を識別する場合には、図柄識別コードはなくてもよい。
(製缶工程)
次に、製缶工程(S4)では、まず、製缶装置4の溶接機(図示せず)によって、ブランク200の両端縁200bが互いに接するようにブランク200を円筒状に丸めて両端縁200bどうしを溶接接合することによって缶胴230を形成する。溶接後、接合部を補正するために塗装され、続いて、製缶装置4のオーブン(図示せず)で缶胴230が加熱され、塗料が焼き付けられる。
さらにネッカフランジャ(図示せず)によって、缶胴230の缶口を絞り、縁を外側に張り出させた後、シーマ(図示せず)によって、缶胴230の一方の開口に底蓋240が巻き締め装着され、溶接缶250が形成される。
形成した溶接缶250は、エアテスタ(図示せず)によって内面にエアーを吹き込んで漏洩検査を行った後、パレタイザ(図示せず)によってパレットに積みつけて出荷される。さらに、溶接缶250の出荷先において、内容物が充填された後に缶胴230の他方の開口に天蓋が装着される。
[変形例]
次に、図7を参照して、第1実施形態の変形例を説明する。
本変形例の溶接缶製造方法は、図1に示したフローチャートと基本的に同じであり、本変形例の溶接缶製造装置も、図2に示した装置と基本的に同じであるが、本変形例では、缶の高さと図柄が異なる溶接缶を製造する。
本変形例においても、印刷工程において、第1実施形態と同様に、複数種類の図柄を組み合わせた組合せ図版として、3種類の図柄(「A」,「B」及び「C」)の図柄を組み合わせた1つの組合せ図版により印刷板100aを形成する。
図7(a)に示すように、本実施形態で使用する組合せ図版Faには、格子状に5行5列に配列した合計25個のブランク区画110aごとに、1つの図柄が配置される。特に、この組合せ図版Faには、互いに同一行のブランク区画110aの各々に、互いに同一種類の図柄が配置される。より具体的には、第1行及び第2行に、図柄「A」が5つずつ配列され、第3行及び第4行に、図柄「B」が5つずつ配列され、かつ、第5行に、図柄「C」が5つ配列される。
ただし、本変形例では、組合せ図版Faにおいて、少なくとも一つの行のブランク区画110aの列方向(図面縦方向)に沿った長さが、少なくとも一つの他の行のブランク区画110aの列方向に沿った長さと異なっている。具体的には、図柄「A」が配列された第1行及び第2行のブランク区画110aの列方向の長さHaが、図柄「B」が配列された第3行及び第4行のブランク区画110aの列方向の長さHbよりも長くなっている。さらに、図柄「C」が配列された第5行のブランク区画110aの列方向の長さHcは、第3行及び第4行のブランク区画110aの列方向の長さHbよりも短くなっている。
なお、各行のブランク区画110aの行方向の長さは均一に設定されている。
本変形例では、切断工程以降の工程は、第1実施形態と同じである。製缶工程により、直径が互いに等しく、かつ高さと図柄が互いに異なる3種類の溶接缶が製造される。具体的には、図7(b)に示すように、高さHa、図柄「A」の溶接缶と、高さHb、図柄「B」の溶接缶と、高さHcの図柄「C」の溶接缶とがそれぞれ製缶される。一方、各図柄の溶接缶の直径Dは、互いに同じである。
ただし、本変形例では、高さの異なる溶接缶250a、250b及び250cを形成するために、図2の切断装置2において行方向の切断をする切断工程のスリッタの刃の間隔は、ブランク区画110aの列方向の長さに合わせ設定されている。
なお、図7(b)に示した各溶接缶250a、250b及び250cの高さは、印刷板のブランク区画110aの行方向の長さよりも巻き締め代の分だけ低くなっているが、便宜的にHa、Hb及びHcで表している。
[第2実施形態]
次に、図8~図10を参照して、本発明の溶接缶製造方法及び装置の第2実施形態を説明する。
図8のフローチャートを示すように、本実施形態の溶接缶製造方法は、印刷工程(S81)と、切断工程(S82)と、アキューム工程(S83)と、製缶工程(S84)とを有する。これらの各工程(S81~S84)は、図9の模式図に示す溶接缶製造装置の印刷装置1、切断装置2a,2b、アキューム装置3a及び製缶装置4においてそれぞれ実施される。
(印刷工程)
本実施形態の印刷工程(S81)は、第1実施形態の印刷工程(S1)と同じである。
図10(a)に示すように、本実施形態で使用する組合せ図版Fには、格子状に5行5列に配列した合計25個のブランク区画110ごとに、1つの図柄が配置される。同図に示す例では、組合せ図版Fには、互いに同一列のブランク区画110の各々に、互いに同一種類の図柄が配置されている。より具体的には、第1列及び第2列に、図柄「A」が5つずつ配列され、第3列及び第4列に、図柄「B」が5つずつ配列され、かつ、第5列に、図柄「C」が5つ配列される。
また、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、組合せ図版は、各図柄の所定位置に、図柄の種類を示す図柄識別コードを含む。
(切断工程及びアキューム工程)
切断工程(S82)は、第1切断工程(S821)と第2切断工程(S822)とを含む。また、本実施形態では、第1切断工程(S821)と第2切断工程(S822)との間に、アキューム工程(S83)を有する。
まず、図10(b)に示すように、第1切断工程(S821)では、図9に示す切断装置2aの第1切断部としての第1スリッタ21によって、印刷板100を互いに同一種類の図柄が印刷された列方向に沿って分割切断して、図10(b)に示すように、同一列のブランク区画110が連なったブランクユニット210aを形成する。
なお、本実施形態では、組合せ図版Fは互いに同一行のブランク区画110の各々に、互いに同一種類の図柄が配置されても良く、その場合の第1切断工程(S821)では行方向に切断する。
形成されたブランクユニット210aは、切断装置2において、図10(c)に示すように、図柄ごとに積み重ねられたブランクユニット束260となって、アキューム装置3へ送られる。
続いて、アキューム工程(S83)では、第1切断工程(S821)で形成されたブランクユニット束260を図柄の種類により分別して一時保管し、ブランクユニット束260を図柄の種類により選択して、第2切断工程(S822)へ供給する。
本実施形態のアキューム装置3aは、第1実施形態のアキューム装置3と同様の構成を有しているが、ブランク束220ではなく、ブランクユニット束260を図柄の種類により分別、保管する。
本実施形態では、アキューム工程(S83)において、ブランクユニット束260を分別、一時保管するので、ブランク束220を分別、一時保管する場合と比較して、アキュームに必要なスペースを小さくすることができる。
本実施形態においても、ブランクユニット210aに印刷されている図柄識別コードを読み取る読取り手段を設け、読み取られた図柄識別コードに応じて、ブランクユニット210aが積み重ねられたブランクユニット束260を図柄の種類により分別、保管するようにアキューム装置3aを制御するコントローラを設けるとよい。
なお、ブランクユニット束260を図柄の種類により分別するにあたっては、ブランクユニット210aに含まれる少なくとも1つのブランク区画の図柄の図柄識別コードを読み取ればよく、ブランクユニット210aに含まれるすべてのブランク区画の図柄の図柄識別コードを読み取る必要はない。
コントローラ36は、第1の画像検査装置34によって搬入コンベア31上のブランク200から読み取られた図柄識別コード120に応じて、分別コンベア32を駆動させ、ブランク200を所定位置に一時保管する。
また、一時保管されている所望の図柄のブランク200を、分別コンベア32を駆動させて、搬出コンベア33で製缶装置4へ搬出する。ブランク200を搬出する際には、第2の画像検査装置35によって搬出コンベア33上のブランク200の図柄識別コード120が読み取られ、ブランク200の図柄がチェックされる。
なお、本実施形態においても、ブランクユニット210aに印刷された図柄の全体又は一部分を撮像する撮像手段を設けてもよい。その場合、コンピュータで構成された識別手段によって、撮像手段により撮像された画像を画像認識することによって、図柄の種類を識別するとよい。図柄そのものから図柄の種類を識別する場合には、図柄識別コードはなくてもよい。
次に、図10(d)に示すように、第2切断工程(S822)では、図9に示す切断装置2bの第2切断部としての第2スリッタ22によって、ブランクユニット210aを、図10(d)に示すように、列方向と直交する行方向に沿ってブランク区画110ごとに分割切断してブランク200を形成する。形成されたブランク200は、製缶装置4へ供給される。
なお、本実施形態では、アキューム装置3aから第2切断工程(S822)に一度に単一種類の図柄のブランクユニット210aが供給されるため、製缶工程へ供給されるブランク200を図柄の種類により更に分別する必要がない。
また、本実施工程の製缶工程(S84)及び製缶装置4は、第1実施形態のものと同一であるため、その詳細な説明を省略する。
[第3実施形態]
次に、図11~図12を参照して、本発明の溶接缶製造方法及び装置の第2実施形態を説明する。
図11のフローチャートを示すように、本実施形態の溶接缶製造方法は、印刷工程(S111)と、切断工程(S112)と、製缶工程(S113)と、分別工程(S114)とを有する。これらの各工程(S111~S114)は、図12の模式図に示す溶接缶製造装置の印刷装置1、切断装置2、製缶装置4及び分別装置5においてそれぞれ実施される。
本発明の印刷工程(S111)、切断工程(S112)、及び製缶工程(S113)は、第1、第2実施形態の印刷工程(S1、S81)、切断工程(S2、S82)、及び製缶工程(S4、S84)と同一である。
また、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、組合せ図版が、各図柄の所定位置に、図柄の種類を示す図柄識別コードを含む。
ただし、本実施形態では、切断装置2において切断されたブランク200は、積み重ねられたブランク束220となって、アキューム工程を経ずに、図2に示した製缶装置4へ送られる。
本実施形態でのブランク束220は図柄ごとに分別されている必要は無く、異なる図柄が混載されていても良い。またブランク200をブランク束220に積み重ねずにそのまま製缶装置4へ送っても良い。
本実施形態では、アキューム工程が不要であるため、省スペース化を図ることができる。
(分別工程)
製缶工程(S113)で形成された溶接缶は、分別工程(S114)において、図柄の種類により分別される。溶接缶の分別は、第1実施形態において説明した、印刷工程(S1)で印刷された図柄識別コードに基づいて行われる。
例えば、本実施形態においても、溶接缶に印刷されている図柄識別コードを読み取る読取り手段を設け、図柄識別コードに応じて、従来公知の仕分け装置(図示せず)が、搬送レーンを搬送されてきた溶接缶を併走レーンに選択的に押し出すことによって、溶接缶を容易に分別することができる。図柄の種類の数に応じて、かかる分別を繰り返すとよい。
このように、製缶工程後に溶接缶が分別されるため、組合せ図版Fによって印刷された印刷板100を分割切断して、1つの印刷板100から複数種類の図柄の缶胴用ブランク200が形成される場合であっても、図柄の違う異種缶混入を防止することができる。
図柄の種類により分別された溶接缶は、パレタイザ(図示せず)によって図柄の種類ごとにパレット積みされて出荷される。
なお、本実施形態においても、溶接缶に印刷されている図柄の全体又は一部分を撮像する撮像手段を設けてもよい。その場合、コンピュータで構成された識別手段によって、撮像手段により撮像された画像を画像認識することによって、図柄の種類を識別するとよい。図柄そのものから図柄の種類を識別する場合には、図柄識別コードはなくてもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、金属板1枚につき25缶分の缶胴用ブランクの図柄を印刷する例を説明したが、本発明では、金属板上のブランク区画の数は特に限定されない。
また、上述した実施形態では、金属板上のブランク区画を格子状に配置した例を説明したが,本発明では、ブランク区画の配置は、格子状のものに限定されない。
1 印刷装置
2,2a,2b 切断装置
3,3a アキューム装置
4 製缶装置
10 金属板
10a 主表面
11 輪転機
12 原版
21 第1スリッタ
22 第2スリッタ
31 搬入コンベア
32 分別コンベア
33 搬出コンベア
34 第1の画像検査装置
35 第2の画像検査装置
36 コントローラ
100,100a 印刷板
110,110a ブランク区画
111 余白部分
120 図柄識別コード
200 ブランク
200b 両端縁
210,210a ブランクユニット
220 ブランク束
230 缶胴
230a 開口
240 底蓋
250,250a,250b,250c 溶接缶
260 ブランクユニット束
A,B,C 図柄
F 組合せ図版

Claims (15)

  1. 金属板の主表面に、複数種類の図柄を、前記複数種類の図柄が組み合わされた組合せ図版として印刷して印刷板を形成する印刷工程と、
    前記印刷板を分割切断して缶胴用のブランクを形成する切断工程と、
    前記ブランクの両端縁が互いに接するように前記ブランクを円筒状に丸めて前記両端縁どうしを溶接接合することによって缶胴を形成し、前記缶胴の一方の開口に底蓋又は天蓋を装着して溶接缶を形成する製缶工程と、
    を有することを特徴とする溶接缶製造方法。
  2. 前記印刷工程において、前記組合せ図版には、前記金属板の前記主表面に行方向と前記行方向に直交する列方向とに沿って格子状に配列したブランク区画ごとに1つの図柄が配置され、
    前記切断工程において、前記印刷板を前記ブランク区画ごとに分割切断して前記ブランクを形成する
    ことを特徴とする、請求項1記載の溶接缶製造方法。
  3. 前記印刷工程において、前記組合せ図版には、互いに同一行又は同一列の前記ブランク区画の各々に互いに同一種類の図柄が配置されている
    ことを特徴とする、請求項2記載の溶接缶製造方法。
  4. 前記組合せ図版において、互いに同一行の前記ブランク区画の各々に互いに同一種類の図柄が配置され、
    少なくとも一つの行の前記ブランク区画の前記列方向に沿った長さが、少なくとも一つの他の行の前記ブランク区画の前記列方向に沿った長さと異なっている
    ことを特徴とする、請求項3記載の溶接缶製造方法。
  5. 前記切断工程と前記製缶工程との間に、前記ブランクを図柄の種類により分別して一時保管し、分別された前記ブランクを図柄の種類により選択して前記製缶工程へ供給するアキューム工程を更に有する
    ことを特徴とする、請求項1~4のいずれかに記載の溶接缶製造方法。
  6. 前記切断工程は、前記印刷板を互いに同一種類の図柄が印刷された行又は列方向に沿って分割切断して、前記ブランク区画が連なったブランクユニットを形成する第1切断工程と、前記ブランクユニットを前記ブランク区画ごとに分割切断して前記ブランクを形成する第2切断工程と、を有し、
    前記第1切断工程と前記第2切断工程との間に、前記ブランクユニットを図柄の種類により分別して一時保管し、分別された前記ブランクユニットを図柄の種類により選択して前記第2切断工程へ供給するするアキューム工程を更に有する
    ことを特徴とする、請求項3又は4記載の溶接缶製造方法。
  7. 前記製缶工程後に、前記溶接缶を図柄の種類により分別する分別工程を更に有する
    ことを特徴とする、請求項1~4のいずれかに記載の溶接缶製造方法。
  8. 前記組合せ図版は、各図柄の所定位置に、図柄の種類を示す図柄識別コードを含み、
    前記図柄識別コードに基づいて、図柄の種類による分別を行う
    ことを特徴とする、請求項5~7のいずれかに記載の溶接缶製造方法。
  9. 前記図柄の全体又は一部分を撮像した画像を画像認識して図柄の種類を識別する
    ことを特徴とする、請求項5~7のいずれかに記載の溶接缶製造方法。
  10. 金属板の主表面に、複数種類の図柄を、前記複数種類の図柄が組み合わされた組合せ図版として、印刷して印刷板を形成する印刷装置と、
    前記印刷板を分割切断して缶胴用のブランクを形成する切断装置と、
    前記ブランクの両端縁が互いに接するように前記ブランクを円筒状に丸めて前記両端縁どうしを溶接接合することによって缶胴を形成し、前記缶胴の一方の開口に底蓋又は天蓋を取り付けて溶接缶を成形する製缶装置と、
    を備えることを特徴とする、溶接缶製造装置。
  11. 前記ブランクを図柄の種類により分別して一時保管し、かつ分別された前記ブランクを図柄の種類により選択して前記製缶装置へ供給するアキューム装置
    を更に備えることを特徴とする、請求項10記載の溶接缶製造装置。
  12. 前記組合せ図版には、前記金属板の前記主表面に方形格子状に配列したブランク区画ごとに1つの図柄が配置され、かつ、互いに同一行又は同一列の前記ブランク区画の各々に互いに同一種類の図柄が配置され、
    前記切断装置は、前記印刷板を、互いに同一種類の図柄が印刷された行又は列方向に沿って分割切断して、前記ブランク区画が連続したブランクユニットを形成する第1切断部と、前記ブランクユニットを、前記ブランク区画ごとに分割切断して前記ブランクを形成する第2切断部と、を備え、
    溶接缶製造装置は、前記ブランクユニットを図柄の種類により分別して一時保管し、かつ分別された前記ブランクを図柄の種類により選択して前記第2切断部へ供給するアキューム装置を更に備えることを特徴とする、請求項10記載の溶接缶製造装置。
  13. 溶接缶製造装置は、前記溶接缶を図柄の種類により分別する分別装置を更に備えることを特徴とする、請求項10記載の溶接缶製造装置。
  14. 前記組合せ図版は、各図柄の所定位置に、図柄の種類を示す図柄識別コードを含み、
    溶接缶製造装置は、前記図柄識別コードを読み取る読取り手段を備える
    ことを特徴とする、請求項11~13のいずれかに記載の溶接缶製造装置。
  15. 前記図柄の全体又は一部分を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像を画像認識することによって、前記図柄の種類を識別する識別手段と、
    を備えることを特徴とする、請求項11~13のいずれかに記載の溶接缶製造方法。
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