JP7289139B2 - 排ガス処理装置及びこれを備えた乾燥システム - Google Patents
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Description
例えば、下記特許文献1には、粉粒体材料を貯留する乾燥槽に、加熱器で加熱されたガスを供給する乾燥装置が開示されている。この乾燥装置は、乾燥槽に、乾燥槽から排出される空気に含まれる粉塵や塵埃等を捕捉するフィルターが設けられた排気部を設けた構成とされている。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、実施形態に係る排ガス処理装置及びこれを備えた乾燥システムを設置した状態を基準として上下方向等の方向を説明する。
図1~図5は、第1実施形態に係る排ガス処理装置及びこれを備えた第1実施形態に係る乾燥システムの一例を模式的に示す図である。
ここに、上記粉粒体材料は、粉体・粒体状の材料を指すが、微小薄片状や短繊維片状、スライバー状の材料等を含む。
また、上記材料としては、樹脂ペレットや樹脂繊維片等の合成樹脂材料、金属材料、半導体材料、木質材料、薬品材料、食品材料等どのようなものでもよい。
また、粉粒体材料としては、例えば、合成樹脂成形品を成形する場合には、ナチュラル材(バージン材)や粉砕材、マスターバッチ材、各種添加材等が挙げられる。また、ガラス繊維や炭素繊維等の強化繊維を含んだ構成としてもよい。なお、乾燥システムAの具体的構成については後述する。
また、本体ケーシング10を経た排ガスが、熱交換部を構成する筒状部33を通過する冷却ガスとなるので、別系統から冷却ガスを供給する必要がなく、装置構成の簡素化及び低コスト化を図ることができる。
また、排ガス処理装置1の冷却機構10,33,21bは、本実施形態では、排ガスに外気を混入させて冷却する外気混入部21bを備えている。このような構成とすれば、混入される外気によって排ガスを直接的に冷却することができる。また、本実施形態のように、外気が混入された排ガスを、熱交換部10,33の低温側となる筒状部33を通過させる冷却ガスとすれば、熱交換部10,33においてより効果的に排ガスを冷却することができる。
また、第3側壁部14には、この受入口15aを構成する接続管15が設けられている。この接続管15は、第3側壁部14の外側面から第3側壁部14の厚さ方向に突出するように設けられている。また、この接続管15に、後記する乾燥システムAの乾燥槽41に接続された管路状の排ガス経路49が接続される。
この誘導板36は、受入口15aの開口方向に見て、受入口15aの全体を覆うように、かつ受入口15a側に向く面が、受入口15aが開口する第3側壁部14側から離れるに従い底壁部19に近づく傾斜面となるように設けられている。この誘導板36の傾斜面の傾斜角度や、底壁部19側端部となる下端縁と底壁部19との隙間は、受入口15aから本体ケーシング10内に吹き出される排ガスが円滑に拡散され、底壁部19に接触し易くなるように適宜の傾斜角度や隙間とすればよい。また、図例では、誘導板36の上端縁と第3側壁部14との間に隙間を設けた例を示しているが、このような態様に限られない。
なお、誘導板36としては、上記したような構成とされたものに限られず、その他、種々の構成とされたものでもよい。また、このような誘導板36を設けた態様に代えて、受入口15aを、本体ケーシング10の底壁部19側に向くように開口させた構成としてもよい。例えば、受入口15aを構成する接続管15を本体ケーシング10内において下方側に向けて屈曲させたような構成等としてもよい。本体ケーシング10内に導入される排ガスを本体ケーシング10内において拡散させる態様としては、その他、種々の態様の採用が可能である。
また、底壁部19の下面側には、図2に示すように、排液口19aを構成する排液管が設けられている。この排液管に、適宜の排液回収管や排液回収容器等を接続するようにしてもよい。なお、排液管に、逆流を防止する適宜の逆止弁やドレントラップ等を設けた態様としてもよい。
当該排ガス処理装置1は、これら支持脚部19b,19bを設置対象面に適宜、固定して設置されるものでもよい。また、当該排ガス処理装置1は、例えば、後記する乾燥装置40の筐体上に設置されるものでもよい。なお、このような支持脚部19b,19bを設けた態様に代えて、当該排ガス処理装置1の移動を可能とするキャスター等の転動体を底壁部19の下面側に設けた構成等としてもよい。
また、このフィルター側開口17aは、受入口15aよりも大径状とされている。図例では、このフィルター側開口17aの径を、排ガス通過方向下流側に設けられるフィルター25の全体が開口方向に見てフィルター側開口17a内に位置するような径とした例を示している。
また、このフィルター収容部21には、フィルター25を着脱自在とするメンテナンス開口21dが設けられている。図例では、このメンテナンス開口21dを、フィルター収容部21の天側を区画する天壁部を貫通するように、上方側に向けて開口させた例を示している。このメンテナンス開口21dの内径は、フィルター25の抜き差しが可能なように、フィルター25の外径よりも大とされている(図3参照)。
また、フィルターユニット20には、このメンテナンス開口21dを開閉する蓋体22が設けられている。この蓋体22は、本実施形態では、フィルター収容部21の天壁部に対して着脱自在に設けられている。この蓋体22は、図3に示すように、メンテナンス開口21dよりも大径状とされている。
なお、外気混入部21bをフィルター収容部21に設けた構成に代えて、または加えて、本体ケーシング10に設けた構成としてもよく、更には、外気混入部21bを設けていない構成としてもよい。
フィルター25は、上記のように排ガスを通過させて排ガスに含まれる浮遊物質等を捕捉するフィルター部26を備えている。このフィルター部26は、本実施形態では、軸方向を上下方向に沿わせて配される略筒状(図例では、略円筒状)とされており、周壁部を径方向外側から軸心側となる筒内側に向けて排ガスが通過する際に排ガスに含まれる浮遊物質等を捕捉する構成とされている。
また、このフィルター部26の軸方向一方側としての上方側には、軸方向一方側を覆う板状の第1覆板27が設けられている。この第1覆板27は、フィルター部26の軸方向一方側の開口を覆うように設けられている。また、この第1覆板27の略中央部には、フィルター25をフィルター収容部21に対して固定する固定具24を構成する雄ねじ部24aが挿通される挿通孔が貫通して設けられている。
また、本実施形態では、この第2覆板28とフィルター収容部21の底壁部との間を密封するシール部材29を設けた構成としている。このシール部材29は、フィルター部26の軸方向他方側の開口28a及びフィルター収容部21の下流側開口21cよりも大径状とされた環状とされている。図例では、第2覆板28の底壁部側に向く下側面の外周縁部に沿わせるようにシール部材29を設けた例を示している。このシール部材29としては、ゴムや樹脂発泡体等から形成されたものでもよく、例えば、発泡シリコンから形成されたものでもよい。なお、このシール部材29は、第2覆板28及びフィルター収容部21の底壁部の両方または一方に、適宜の接着剤や粘着材等によって固定されたものでもよい。
固定具24は、この雄ねじ部24aにねじ合わされる雌ねじ穴が設けられ、フィルター25の第1覆板27を上方側から押えるように固定するフィルター固定部24bを備えたものであってもよい。なお、フィルター25を固定する固定具24としては、このような構成とされたものに限られず、その他、種々の構成とされたものでもよい。また、フィルター25としては、上記のような構成とされたものに限られず、その他、種々の構成とされたものでもよい。
この排ガス送風機30は、図示省略の羽根車を収容する送風機ケーシング31と、羽根車を回転させる駆動部としての駆動モーター32と、を備えている。図例では、この排ガス送風機30を、フィルターユニット20の下方側に接続筒を介して接続した例を示している。
また、送風機ケーシング31には、本体ケーシング10に設けられた上流側接続管18の接続口18aに連通される下流側開口31bが設けられている。この下流側開口31bは、羽根車の吐出側となる外径側において概ね接線方向に開口するように設けられている。
この排ガス送風機30は、上記のように排ガスに外気を混入させて筒状部33を介して排出口16aから排出させる場合には、混入される外気の流量(体積流量)が上記のような流量となるように受入口15aを通過する排ガスの流量(体積流量)よりも排出口16aから排出されるガス(冷却ガス)の流量(体積流量)が大となるように制御されるものでもよい。例えば、この排ガス送風機30は、排出口16aから排出されるガスの流量が受入口15aを通過する排ガスの流量の1.5倍~5倍程度となるように制御されるものでもよい。なお、排ガス送風機30としては、上記のような構成とされたものに限られず、その他、種々の構成とされたものでもよい。
筒状部33の下流側端部35は、排出口16aを構成する下流側接続管16に接続される。本実施形態では、この下流側接続管16を、本体ケーシング10の上端側部位に設けた構成としている。また、下流側接続管16を、第3側壁部14を貫通させるように設けた構成としている。この下流側接続管16の本体ケーシング10内側に向けて突出する上流側端部に、筒状部33の下流側端部35が接続される。また、図例では、下流側接続管16を、第2側壁部13と第4側壁部17との対向方向で、第4側壁部17側に位置するように設けた例を示している。
また、本実施形態では、筒状部33を、本体ケーシング10内に比較的に密となるように、螺旋状に設けた構成としている。このような構成とすれば、低温側となる筒状部33の表面積を比較的に大きくすることができ、本体ケーシング10内に導入される排ガスを効果的に冷却することができる。図例では、筒状部33を、本体ケーシング10内の下端側部位から上端側部位に向けて螺旋状に、かつ複数巻(複数段)状に設けた例を示している。この筒状部33の巻数や配置態様は、図例のようなものに限られず、その他、種々の変形が可能である。また、この筒状部33は、例えば、アルミニウムやステンレス等の金属製で蛇腹状のフレキシブルホースであってもよい。また、本体ケーシング10や、フィルター収容部21、送風機ケーシング31は、適宜の金属系材料から形成されたものでもよい。
この報知部16bは、上端側が排出口16aの上端縁部に固定され、下端側が吹き出されるガスによって排出口16aから離間するように変位される構成とされている。つまり、報知部16bの下端側が図2の二点鎖線にて示すように、排出口16aから大きく離間するように変位していれば、フィルター25の目詰まりがなく、未だ交換時期ではないと判断することができる。一方、報知部16bの下端側が図2の実線にて示すように、排出口16aの下端縁部に接していたり、近接していたりすれば、フィルター25に目詰まりが生じている、つまり、フィルター25の交換時期であると判断することができる。図例では、帯状の報知部16bを、第2側壁部13と第4側壁部17との対向方向に間隔を空けて複数箇所に設けた例を示している(図1も参照)。
乾燥槽41は、図例では、上側部位が略筒形状とされ、下側部位が略逆錐形状とされたホッパー状とされている。この乾燥槽41の上端部には、乾燥槽41内を通過したガスを排出する排出口42が設けられている。この排出口42には、排ガス処理装置1に向けて排ガスを送出する排ガス経路49が接続される。
また、乾燥装置40は、乾燥槽41内に導入されるガスを加熱する加熱部46を備えている。図例では、この加熱部46を、シーズヒーター等の加熱器47を内蔵したボックス状とされたものとしている。また、この加熱部46の上流側には、フィルター9を介して取り込んだ外気を、加熱部46を通過させて乾燥槽41に向けて送気する加熱ガス送風機45が設けられている。
なお、加熱部46としては、上記したような構成とされたものに限られず、その他、種々の構成とされたものの採用が可能である。
また、本実施形態では、材料元4から乾燥槽41に向けて粉粒体材料を空気輸送する態様とした例を示している。また、乾燥槽41の上端部に、材料元4から空気輸送される粉粒体材料を捕集する捕集器44を設けた構成としている。また、本実施形態では、材料元4の粉粒体材料を乾燥装置40の捕集器44に空気輸送(一次輸送)する際に駆動される輸送空気源8と、乾燥装置40の乾燥槽41の粉粒体材料を供給先2の捕集部3に空気輸送(二次輸送)する際に駆動される輸送空気源8と、を共通の輸送空気源としている。つまり、一次輸送と二次輸送とを単一の輸送空気源8によって実行可能な構成としている。
供給先2の捕集部3には、乾燥槽41の排出部43に接続された材料輸送管路5Bが接続される導入管と、輸送空気源8の吸込側に連通される二次吸引管路6Bが接続される吸引管と、が設けられている。
一次吸引管路6A及び二次吸引管路6Bは、切替弁7を介して輸送空気源8の吸込側に接続された吸引管路6に連通されている。この切替弁7を、一方側(一次側)に切り替えれば、吸引管路6と一次吸引管路6Aとが連通され、材料元4から乾燥装置40の捕集器44に向けて粉粒体材料の空気輸送が可能となる。また、この切替弁7を、他方側(二次側)に切り替えれば、吸引管路6と二次吸引管路6Bとが連通され、乾燥装置40の乾燥槽41から供給先2の捕集部3に向けて粉粒体材料の空気輸送が可能となる。
なお、輸送空気源8としては、適宜のブロワ(送風機)等であってもよい。また、図例では、輸送空気源8の吐出側に、乾燥装置40の排出部43に接続された材料輸送管路5Bに連通される還流管路6Cを接続した例を示しているが、このような態様に限られない。
また、排ガス処理装置1に向けて排ガスを排出する乾燥装置40としては、上記したような態様とされたものに限られず、その他、種々の態様とされたものでもよい。
なお、以下の実施形態では、先に説明した実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。また、先に説明した実施形態と同様の動作や作用効果等についても説明を省略または簡略に説明する。
また、この乾燥システムBは、この乾燥槽41から排出されたガスを除湿する除湿器51及び送風機としての循環送風機53が組み込まれ、除湿器51を通過したガスを乾燥槽41に循環させる循環経路49A,52,52Aと、除湿器51に加熱再生ガスを供給する加熱再生部55と、除湿器51から排出された排ガスとしての加熱再生ガスを受け入れる排ガス処理装置1と、を備えている。このような構成とすれば、乾燥槽41に貯留された粉粒体材料を、除湿器51において除湿されたガスによって効果的に乾燥することができる。また、粉粒体材料の乾燥に使用された排ガスに含まれ、除湿器51を通過する際に吸着された浮遊物質が加熱再生ガスによって吹き飛ばされて除湿器51から排出される場合にも、この浮遊物質を排ガス処理装置1によって効果的に捕捉することができる。
除湿器51は、図例では、モーター等によって回転される略円筒状の除湿ロータとされている。この除湿器51は、詳細な図示は省略しているが、軸方向に貫通する多数のガス流通路が設けられたハニカム状とされ、ガス流通路を形成する隔壁に水分を吸着する合成ゼオライトやシリカゲル等の適宜の吸着剤を含浸乃至は捕捉させた構成とされたものでもよい。また、この除湿器51の軸方向両側には、この除湿器51を、除湿処理ゾーン51a、加熱再生ゾーン51b及び冷却再生ゾーン51cに区画する区画壁が設けられた蓋体が設けられている。
除湿処理ゾーン51aの下流側には、下流側循環経路52Aが接続されている。本実施形態では、この下流側循環経路52Aに、排ガス経路49Aから分岐されたバイパス経路49Bを合流させるように接続した構成としている。また、このバイパス経路49Bに、バイパス経路49Bを通過するガスの流量を調整可能な流量調整弁49aを設けた構成としている。
冷却再生ゾーン51cの下流側には、下流側冷却経路52Bが接続されている。この下流側冷却経路52Bの下流側端部は、冷却器54の上流側に設けられたフィルター9に接続されている。
本実施形態では、この加熱再生ゾーン51bの下流側に、排ガス処理装置1に接続される下流側再生経路59を接続した構成としている。つまり、本実施形態では、加熱再生ガスによって加熱される被加熱対象を、除湿器51の加熱再生ゾーン51bとしている。
また、本実施形態に係る排ガス処理装置1は、上記のような乾燥システムA,Bに組み込まれる態様に限られず、他の乾燥システムに組み込まれるものでもよく、更には、種々の被加熱対象を加熱する他の加熱システムに組み込まれるものであってもよい。
また、本実施形態では、排ガスを下流側に向けて送気する排ガス送風機30をフィルター25と筒状部33との間に設けた例を示しているが、下流側接続管16等の他の箇所に設けた構成としてもよく、更には、このような排ガス送風機30を排ガス処理装置1に設けていない構成としてもよい。この場合において、外気混入部21bを設ける場合には、排ガスが通過する経路に設けられた絞り部に連通させるように外気混入部21bを設けてエゼクタ効果によって外気を混入させる構成等としてもよい。
また、本実施形態では、本体ケーシング10を経た排ガスが、熱交換部の低温側の通過部を構成する筒状部33を通過させる冷却ガスとなる構成とした例を示しているが、熱交換部の低温側の通過部を通過させる冷却ガスを別系統から供給する構成とされたものとしてもよい。また、本実施形態では、冷却機構の熱交換部の高温側となる排ガスの通過部を本体ケーシング10によって構成し、冷却機構の熱交換部の低温側となる冷却ガスの通過部を、本体ケーシング10内に配された筒状部33によって構成した例を示しているが、これらを逆にしてもよい。つまり、低温側となる冷却ガスの通過部を本体ケーシング10によって構成し、高温側となる排ガスの通過部を、本体ケーシング10内に配された筒状部33によって構成するようにしてもよい。排ガスを冷却する冷却機構としては、上記のような構成とされたものに限られず、その他、種々の構成とされたものでもよい。また、上記各実施形態に係る乾燥システムA,B及び第1実施形態に係る排ガス処理装置1が備える各部材の具体的構成としては、上記した構成に限られず、その他、種々の変形が可能である。
1 排ガス処理装置
10 本体ケーシング(冷却機構、熱交換部)
15a 受入口
16a 排出口
21b 外気混入部(冷却機構)
25 フィルター
30 排ガス送風機(送風機)
33 筒状部(冷却機構、熱交換部)
35 下流側端部
41 乾燥槽
49A 排ガス経路(循環経路)
51 除湿器
52 上流側循環経路(循環経路)
52A 下流側循環経路(循環経路)
53 循環送風機(送風機)
55 加熱再生部
Claims (5)
- 被加熱対象を加熱して排出される排ガスを受け入れる受入口と、この受入口から受け入れた排ガスを冷却する冷却機構と、該冷却機構によって冷却された排ガスに含まれる浮遊物質を捕捉するフィルターと、該フィルターを通過した排ガスを排出する排出口と、を備えており、
前記冷却機構は、排ガスが通過する通過部を冷却する冷却ガスを通過させる通過部が設けられた熱交換部を備え、該熱交換部は、前記受入口が設けられ、排ガスを通過させる通過部を区画する本体ケーシングと、該本体ケーシング及び前記フィルターを通過した排ガスを冷却ガスとして通過させる通過部を構成し、前記本体ケーシング内を貫通するように設けられ、下流側端部が前記排出口に連通された筒状部と、を備えていることを特徴とする排ガス処理装置。 - 請求項1において、
前記冷却機構は、前記排ガスに外気を混入させて冷却する外気混入部を備えていることを特徴とする排ガス処理装置。 - 請求項1または2において、
排ガスの通過方向で前記フィルターの下流側には、排ガスを下流側に向けて送気する送風機が設けられていることを特徴とする排ガス処理装置。 - 加熱されたガスが導入され、粉粒体材料を貯留する乾燥槽と、該乾燥槽から排出された排ガスを受け入れる請求項1乃至3のいずれか1項に記載の排ガス処理装置と、を備えていることを特徴とする乾燥システム。
- 粉粒体材料を貯留する乾燥槽と、この乾燥槽から排出されたガスを除湿する除湿器及び送風機が組み込まれ、該除湿器を通過したガスを前記乾燥槽に循環させる循環経路と、前記除湿器に加熱再生ガスを供給する加熱再生部と、前記除湿器から排出された排ガスとしての加熱再生ガスを受け入れる排ガス処理装置と、を備えており、
前記排ガス処理装置は、前記除湿器から排出された排ガスを受け入れる受入口と、この受入口から受け入れた排ガスを冷却する冷却機構と、該冷却機構によって冷却された排ガスに含まれる浮遊物質を捕捉するフィルターと、該フィルターを通過した排ガスを排出する排出口と、を備えていることを特徴とする乾燥システム。
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