JP7288018B2 - 端末、通信方法及び集積回路 - Google Patents

端末、通信方法及び集積回路 Download PDF

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Description

本開示は、端末、通信方法及び集積回路に関する。
第5世代移動通信システム(5G)と呼ばれる通信システムが検討されている。5Gでは、通信トラフィックの増大、接続する端末数の増大、高信頼性、低遅延が必要とされるそれぞれのユースケース毎に機能を柔軟に提供することが検討されている。代表的なユースケースとして、拡張モバイルブロードバンド(eMBB:enhanced Mobile Broadband)、大規模コミュニケーション/多数接続(mMTC:massive Machine Type Communications)、超信頼性・低遅延 コミュニケーション(URLLC:Ultra Reliable and Low Latency Communications)の3つがある。国際標準化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、LTEシステムの高度化と、New RAT(Radio Access Technology)(例えば、非特許文献1を参照)の両面から、通信システムの高度化を検討している。
RP-161596, "Revision of SI: Study on New Radio Access Technology", NTT DOCOMO, September 2016 R1-1702764, "Discussion on group common PDCCH", Panasonic, February 2017
New RAT では、DCI(Downlink Control Indicator)を配置する制御信号チャネルであるPDCCH(Physical Downlink Control Channel)領域として、複数のcontrol resource set(以下、「CORSET」と呼ぶ)を端末(UE:User Equipment)に設定することが検討されている。しかしながら、New RATにおいて、UEが複数のCORSETの中のサーチスペースをモニタ(Blind Decoding)してDCIを検出する方法については十分に検討がなされていない。
本開示の一態様は、UEが複数のCORSETの中のサーチスペースをモニタしてDCIを適切に検出することができる基地局、端末及び通信方法の提供に資する。
本開示の一態様に係る基地局は、複数の制御チャネル領域のうち端末がモニタする制御チャネル領域の組み合わせを示す複数のケースの中から1つのケースを選択する回路と、前記複数のケースを示す設定情報を上位レイヤシグナリングによって通知し、前記選択された1つのケースをダイナミックシグナリングによって通知する送信機と、を具備する。
本開示の一態様に係る端末は、複数の制御チャネル領域のうち端末がモニタする制御チャネル領域の組み合わせを示す複数のケースを示す設定情報を含む上位レイヤシグナリングを受信し、前記複数のケースのうちの1つのケースを示すダイナミックシグナリングを受信する受信機と、前記複数のケースのうち、前記ダイナミックシグナリングに示される前記1つのケースに対応する前記制御チャネル領域で自機宛の制御情報を検出する回路と、を具備する。
本開示の一態様に係る通信方法は、複数の制御チャネル領域のうち端末がモニタする制御チャネル領域の組み合わせを示す複数のケースの中から1つのケースを選択し、前記複数のケースを示す設定情報を上位レイヤシグナリングによって通知し、前記選択された1つのケースをダイナミックシグナリングによって通知する。
本開示の一態様に係る通信方法は、複数の制御チャネル領域のうち端末がモニタする制御チャネル領域の組み合わせを示す複数のケースを示す設定情報を含む上位レイヤシグナリングを受信し、前記複数のケースのうちの1つのケースを示すダイナミックシグナリングを受信し、前記複数のケースのうち、前記ダイナミックシグナリングに示される前記1つのケースに対応する前記制御チャネル領域で自機宛の制御情報を検出する。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム、または、記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示の一態様によれば、UEが複数のCORSETの中のサーチスペースをモニタしてDCIを適切に検出することができる。
本開示の一態様における更なる利点および効果は、明細書および図面から明らかにされる。かかる利点および/または効果は、いくつかの実施形態並びに明細書および図面に記載された特徴によってそれぞれ提供されるが、1つまたはそれ以上の同一の特徴を得るために必ずしも全てが提供される必要はない。
CORSETの構成例を示す図 CORSETの構成例を示す図 実施の形態1に係る基地局の一部の構成を示すブロック図 実施の形態1に係る端末の一部の構成を示すブロック図 実施の形態1に係る基地局の構成を示すブロック図 実施の形態1に係る端末の構成を示すブロック図 実施の形態1に係る基地局及び端末の動作例を示すシーケンス図 実施の形態1の設定例1に係るCORSETのケースの一例を示す図 実施の形態1の設定例1に係るCORSETの構成例を示す図 実施の形態1の設定例2に係るCORSETのケースの一例を示す図 実施の形態1の設定例2に係るCORSETの構成例を示す図
以下、本開示の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[CORSETの仮定]
図1A及び図1Bに示すように、複数配置されるCORSETは、互いに、周波数軸上で分割されている場合(FDM:Frequency Division Multiplexing)、時間軸上で分割されている場合(TDM:Time division Multiplexing)、又は、周波数、時間領域がオーバラップしている場合が想定される。
また、各CORSETには、CCE#0~CCE#Xのように複数のCCE(Control Channel Element)が含まれる。
また、CORSETには、主に、UE個別の制御信号が配置されるCORSET(「UE specific CORSET」と呼ばれる)、及び、複数のUE宛ての制御信号が配置されるCORSET(「Group common CORSET」と呼ばれる)がある。Group common CORSETには、例えば、RACH response、電力制御、ページングの通知、SIB(System Information Block)の割り当て等の複数のUEに共通の情報を通知する制御信号が配置される。これらの制御信号は、LTEでは、common search spaceと呼ばれるサーチスペースに主に配置される信号である。
また、UE specific CORSETにおいて、UE毎にDCIをモニタするサーチスペースに該当するCCE番号は、UEを識別するID(例えばRNTI(Radio Network Temporary Identifier)、スロット番号)等から求められるように規定される。
New RAT では、上述したような複数のCORSETをUEに設定することが検討されている。UEは、設定された複数のCORSETの中のサーチスペースをモニタし、自機宛てのDCIを検出する。
しかしながら、UEが設定された複数のCORSETをスロット毎にモニタすると、DCIが配置されるPDCCH領域の候補(モニタすべきCCE)が多くなり、UEの消費電力が増加してしまうこと、又は、誤検出の確率が増加してしまうという課題がある。
そこで、以下では、UEの消費電力を削減し、かつ、誤検出の確率を低下しつつ、UEが複数のCORSETをモニタしてDCIを適切に検出する方法について説明する。
[通信システムの概要]
本開示の各実施の形態に係る通信システムは、基地局100及び端末200(UE)を備える。
図2は本開示の実施の形態に係る基地局100の一部の構成を示すブロック図である。図2に示す基地局100において、DCI生成部102は、複数の制御チャネル領域(CORSET)のうち端末200がモニタするCORSETの組み合わせを示す複数のケースの中から1つのケースを選択する。送信部106は、複数のケースを示す設定情報を上位レイヤシグナリングによって通知し、選択された1つのケースをダイナミックシグナリングによって通知する。
図3は本開示の実施の形態に係る端末200の一部の構成を示すブロック図である。図3に示す端末200において、受信部201は、複数の制御チャネル領域(CORSET)のうち端末200がモニタするCORSETの組み合わせを示す複数のケースを示す設定情報を含む上位レイヤシグナリングを受信し、複数のケースのうちの1つのケースを示すダイナミックシグナリングを受信する。DCI受信部203は、複数のケースのうち、ダイナミックシグナリングに示される1つのケースに対応するCORSETで自機宛の制御情報(DCI)を検出する。
(実施の形態1)
[基地局の構成]
図4は、本実施の形態に係る基地局100の構成を示すブロック図である。図4において、基地局100は、CORSET設定部101と、DCI生成部102と、誤り訂正符号化部103と、変調部104と、信号割当部105と、送信部106と、受信部107と、信号分離部108と、復調部109と、誤り訂正復号部110とを有する。
CORSET設定部101は、端末200(UE)毎にCORSETを設定する。CORSETの設定(定義)とは、例えば、各CORSETが配置されるPRB(Physical Resource Block)数、PRB番号、シンボル番号、シンボル数、CORSETのスクランブリングに使用するID、REG(Resource Element Group)のマッピング方法(localized or distributed)、Quasi collocation (QCL)の情報等が含まれる。CORSETの設定は、例えば、上位レイヤのシグナリング(後述するケース設定情報と同じシグナリングでもよく、異なるシグナリングでもよい)で端末200へ通知されてもよい。
また、CORSET設定部101は、端末200に設定された複数のCORSETのうち、端末200がモニタするCORSETの組み合わせを決定する。そして、CORSET設定部101は、決定したCORSETの組み合わせを示す複数のケースを示す情報(「ケース設定情報」と呼ぶ)を含む上位レイヤのシグナリング(SIB(System Information Block)又はdedicated RRC(Radio Resource Control))を生成する。CORSET設定部101は、上位レイヤのシグナリングを誤り訂正符号化部103へ出力し、ケース設定情報をDCI生成部102及び信号割当部105へ出力する。
DCI生成部102は、例えば、スロットあたりの制御信号量又はデータ量等の情報(図示せず)に基づいて、CORSET設定部101から入力されるケース設定情報に示される複数のケースの中から、端末200がモニタすべきCORSETに対応する1つのケースを選択(決定)し、選択したケースに対応するビット情報(以下、「ケース情報」と呼ぶこともある)を生成する。
生成されたケース情報(ビット情報)は、例えば、group common PDCCH(例えば、非特許文献2を参照)、group common CORSETに配置される複数のUEが受信できるPDCCH、又は、LTEのDCI format 3/3Aのように複数のUE宛ての信号を1つのPDCCHでまとめて送信するような制御信号に配置される。これらの制御信号は、後述する、端末200に対するDL割当情報又はUL割当情報の通知に使用される下り制御信号(DCI)とは別のDCIである。
DCI生成部102は、ケース情報を含むDCIを信号割当部105へ出力する。ケース情報を含む制御信号は、例えば、スロット毎又はサブフレーム毎に生成され、端末200へ通知される。以下では、スロット又はサブフレーム毎にダイナミックに通知される制御信号を、上位レイヤのシグナリング(semi-staticな通知)と区別するために、「ダイナミックシグナリング」と呼ぶこともある。
また、DCI生成部102は、DL(Downlink)データ信号又はUL(Uplink)データ信号のリソース割当情報(DL割当情報又はUL割当情報)を含むDCIを生成し、DCIを信号割当部105へ出力する。また、DCI生成部102は、生成したDCIのうち、DL割当情報を信号割当部105に出力し、UL割当情報を信号分離部108へ出力する。
誤り訂正符号化部103は、送信データ信号(DLデータ信号)及び、CORSET設定部101から入力される上位レイヤのシグナリング(ケース設定情報)を誤り訂正符号化し、符号化後の信号を変調部104へ出力する。
変調部104は、誤り訂正符号化部103から受け取る信号に対して変調処理を施し、変調後の信号を信号割当部105へ出力する。
信号割当部105は、DCI生成部102から入力されるDL割当情報に基づいて、変調部104から受け取る信号(DLデータ信号、ケース設定情報)を、下りリソースに割り当てる。また、信号割当部105は、CORSET設定部101から入力されるケース設定情報に示される複数のケースのうち、DCI生成部102から入力されるDCIに示されるケース(DCI生成部102で選択されたケース)に対応するCORSET(つまり、端末200がモニタするCORSET)にDCIを配置する。このようにして送信信号が形成される。形成された送信信号は、送信部106へ出力される。
送信部106は、信号割当部105から入力される送信信号に対してアップコンバート等の無線送信処理を施し、アンテナを介して端末200へ送信する。
受信部107は、端末200から送信された信号をアンテナを介して受信し、受信信号に対してダウンコンバート等の無線受信処理を施し、信号分離部108へ出力する。
信号分離部108は、DCI生成部102から入力されるUL割当情報に基づいて、受信部107から受け取る受信信号からULデータ信号を分離して復調部109へ出力する。
復調部109は、信号分離部108から入力される信号に対して復調処理を施し、得られた信号を誤り訂正復号部110へ出力する。
誤り訂正復号部110は、復調部109から入力される信号を復号し、端末200からの受信データ信号(ULデータ信号)を得る。
[端末の構成]
図5は、本実施の形態に係る端末200の構成を示すブロック図である。図5において、端末200は、受信部201と、信号分離部202と、DCI受信部203と、復調部204と、誤り訂正復号部205と、設定情報受信部206と、誤り訂正符号化部207と、変調部208と、信号割当部209と、送信部210と、を有する。
受信部201は、受信信号をアンテナを介して受信し、受信信号に対してダウンコンバート等の受信処理を施した後に信号分離部202へ出力する。受信信号には、例えば、DLデータ信号、上位レイヤシグナリング(ケース設定情報を含む)、又は、ダイナミックシグナリング(ケース情報を含む)等が含まれる。
信号分離部202は、受信部201から受け取る受信信号から、ケース情報を含む制御信号が割り当てられる可能性のあるリソースに配置された信号を分離して、DCI受信部203へ出力する。なお、上述したように、ケース情報は、例えば、group common PDCCH、group common CORSETに配置される複数のUEが受信できるPDCCH、又は、LTEのDCI format 3/3Aのように複数のUE宛ての信号を1つのPDCCHでまとめて送信するような制御信号(ダイナミックシグナリング)に配置されている。
また、信号分離部202は、DCI受信部203から入力されるケース情報及び設定情報受信部206から入力される、複数のケース(CORSETの組み合わせ)及び各CORSETの設定を示す情報に基づいて、自機がモニタすべきCORSET(分離すべきCORSET)に対応するリソースを特定し、当該リソースに配置された信号を分離して、DCI受信部203へ出力する。また、信号分離部202は、DCI受信部203から入力されるDL割当情報に基づいて、受信信号からDLデータ信号又は上位レイヤのシグナリングを分離して、復調部204へ出力する。
DCI受信部203は、信号分離部202から入力される信号(ケース情報を含む制御信号が割り当てられる可能性のあるリソースに配置された信号)から、ケース情報を検出し、検出したケース情報を信号分離部202へ出力する。また、DCI受信部203は、信号分離部202から入力される、CORSETに対応するリソースに配置された信号に対して復号を試みて、DCIを検出(受信)する。DCI受信部203は、受信したDCIに示されるUL割当情報を信号割当部209へ出力し、DL割当情報を信号分離部202へ出力する。
復調部204は、信号分離部202から入力される信号を復調し、復調後の信号を誤り訂正復号部205へ出力する。
誤り訂正復号部205は、復調部204から受け取る復調信号を復号し、得られた受信データ信号を出力し、得られた上位レイヤのシグナリングを設定情報受信部206へ出力する。
設定情報受信部206は、誤り訂正復号部205から出力される上位レイヤのシグナリンに含まれるケース設定情報又はCORSET設定情報に基づいて、端末200毎のCORSETの組み合わせ、及び、各CORSETの設定を特定する。そして、設定情報受信部206は、特定した情報を信号分離部202へ出力する。
誤り訂正符号化部207は、送信データ信号(ULデータ信号)を誤り訂正符号化し、符号化後のデータ信号を変調部208へ出力する。
変調部208は、誤り訂正符号化部207から入力されるデータ信号を変調し、変調後のデータ信号を信号割当部209へ出力する。
信号割当部209は、DCI受信部203から入力されるUL割当情報に基づいて、ULデータが割り当てられるリソースを特定する。そして、信号割当部209は、変調部208から入力されたデータ信号を特定したリソースに割り当て、送信部210へ出力する。
送信部210は、信号割当部209から入力される信号に対してアップコンバート等の送信処理を施し、アンテナを介して送信する。
[基地局100及び端末200の動作]
以上の構成を有する基地局100及び端末200における動作について詳細に説明する。
図6は基地局100及び端末200の動作を示すシーケンス図である。
基地局100は、CORSETの設定、及び、端末200がモニタするCORSETの組み合わせを示す複数のケースを設定する(ST101)。基地局100は、設定した複数のケースを示すケース設定情報を、上位レイヤのシグナリングを用いて端末200へ送信する(ST102)。
次いで、基地局100は、ST101で設定した複数のケースの中から、端末200が実際にモニタするCORSETに対応する1つのケースを選択する(ST103)。そして、基地局100は、選択したケースを示すケース情報を含むダイナミックシグナリングを端末200へ送信する(ST104)。また、基地局100は、選択したケースに対応するCORSETにDCI(リソース割当情報等)を配置する(図示せず)。
一方、端末200は、ST102で受信した上位レイヤのシグナリングに含まれるケース設定情報、及び、ST104で受信したダイナミックシグナリングに含まれるケース情報に基づいて、自機がモニタするCORSETを特定する(ST105)。具体的には、端末200は、ケース設定情報に示される複数のケースのうち、ダイナミックシグナリングで通知された1つのケースに対応するCORSETを、自機がモニタするCORSETとして特定する。
そして、端末200は、特定したCORSETをモニタして、自機宛てのDCIを検出する(ST106)。
次に、本実施の形態に係る具体的な動作例について説明する。
基地局100は、端末200が同時にモニタするCORSETの組み合わせを示す複数のケースを以下のように設定し、上位レイヤのシグナリング(SIBまたはdedicated RRC)を用いて通知する。
ケース1:CORSET A
ケース2:CORSET B
ケース3:CORSET A, CORSET B, CORSET C
ケース4:No monitoring
このように、1つのケースには、1つのCORSET、複数のCORSET、又はモニタしない場合(No monitoring)が含まれてもよい。また、異なるケースに同一のCORSETが含まれてもよい。
次に、基地局100は、例えば、スロット毎又はサブフレーム毎(又は他のタイミング毎)に、ケース1~4の中から端末200がモニタするCORSETに対応する1つのケースを選択し、ダイナミックシグナリングに含まれる2ビットを用いて、選択した1つのケースを端末200へ通知する。
端末200は、上位レイヤのシグナリングで通知されたケース1~4のうち、ダイナミックシグナリングによって通知されたケースに対応するCORSETをモニタして、自機宛てのDCIを検出する。
なお、ケースを通知するダイナミックシグナリングは、group common CORSETに配置される場合と、予め定められたリソース(例えばLTEのPCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)のようなリソース)に配置される場合とが想定される。ダイナミックシグナリングがGroup common CORSETに配置される場合、端末200は、group common CORSETをモニタし、ケースを通知するダイナミックシグナリングを検出すればよい。一方、ダイナミックシグナリングが予め定められたリソースに配置される場合、端末200は、CORSETの配置とは関係なく、当該リソースでダイナミックシグナリングを検出すればよい。
こうすることで、基地局100は、各端末200がモニタするCORSETを、例えばスロット毎又はサブフレーム毎に、及び、端末200毎に、柔軟に設定することができる。よって、端末200は、基地局100から通知されるケースに対応するCORSETをモニタすればよく、全てのCORSETについてモニタする必要がない。これにより、端末200におけるCORSETの不要なモニタ処理を防止することができ、端末200の消費電力の削減、及び、誤検出の削減を実現することができる。
なお、基地局100で選択された1つのケースが、group common PDCCH、又は、group common CORSETに配置される複数のUEが受信可能なPDCCHを用いて通知される場合、基地局100は、上位レイヤのシグナリングによって通知される各ケースに対応するCORSET(CORSET数又は組み合わせ)を端末200毎に異ならせてもよい。
以下、各ケースに対応するCORSETの構成が端末200毎に異なる場合の設定例1,2について説明する。
<設定例1>
図7Aは、端末200(UE A, UE B, UE C)に対して設定されたケース1~4に対応するCORSETの一例を示す。
図7Aでは、UE Aに対してCORSET Aが設定され、UE Bに対してCORSET A及びCORSET Bが設定され、UE Cに対してCORSET A、CORSET B及びCORSET Cが設定される。
図7Aのケース1では、各UEは1つのCORSET Aをモニタする。
図7Aのケース2では、各UEは、各UEに設定されているCORSETのうち、CORSET A及びCORSET Bをモニタする。なお、UE Aには、CORSET Bが設定されていないので、CORSET Aをモニタする。
図7Aのケース3では、各UEは、各UEに設定されているCORSETのうち、CORSET A、CORSET B及びCORSET Cをモニタする。なお、UE Aには、CORSET B及びCORSET Cが設定されていないので、CORSET Aをモニタする。また、UE Bには、CORSET Cが設定されていないので、CORSET A及びCORSET Bをモニタする。
図7Aのケース4では、各UEは、CORSETのモニタを行わない。
図7Aに示すようにケースを設定した場合、基地局100は、例えば、group common PDCCH、又は、group common CORSETに配置される複数のUEが受信可能なPDCCHを用いて、各端末200(UE)に対するケースを切り替える。
これにより、基地局100は、複数のUEに使用されるCORSETの全体の量を変更することができる。
例えば、図7Bに示すように、CORSET A、CORSET B及びCORSET Cがシンボル単位で配置されているとする。
この場合、基地局100が図7Aのケース1を通知すると、全てのUEで使用されるCORSETのシンボル数は1シンボルとなり、基地局100が図7Aのケース2を通知すると、全てのUEで使用されるCORSETのシンボル数は2シンボルとなり、基地局100が図7Aのケース3を通知すると、全てのUEで使用されるCORSETのシンボル数は3シンボルとなる。
つまり、通知されるケースによって、全てのUEで使用されるCORSETのシンボル数が切り替えられる。例えば、基地局100は、接続するUE数が少ない場合には、使用されるCORSETのシンボル数が少ないケース1を通知し、接続するUE数が多い場合には、使用されるCORSETのシンボル数が多いケース3を通知するという運用を行ってもよい。
<設定例2>
図8Aは、端末200(UE A, UE B, UE C)に対して設定されたケース1~4に対応するCORSETを示す。
図8Aでは、UE Aに対してCORSET A及びCORSET Dが設定され、UE Bに対してCORSET B及びCORSET Dが設定され、UE Cに対してCORSET C及びCORSET Dが設定される。
図8Aのケース1では、UE AがCORSET Aをモニタし、他のUE B及びUE CはCORSETのモニタを行わない。
図8Aのケース2では、UE BがCORSET Bをモニタし、他のUE A及びUE CはCORSETのモニタを行わない。
図8Aのケース3では、UE CがCORSET Cをモニタし、他のUE A及びUE BはCORSETのモニタを行わない。
図8Aのケース4では、全てのUEがCORSET Dをモニタする。
図8Aに示すようにケースを設定した場合、基地局100は、各端末200(UE)に対するケースを切り替えることにより、例えば、スロット毎又はサブフレーム毎にCORSETをモニタするUEを変更することができる。
例えば、図8Bに示すように、CORSET A、CORSET B及びCORSET Cが周波数多重して配置され、CORSET DがCORSET A、CORSET B及びCORSET Cの周波数領域を含む広い領域に配置されているとする。
この場合、基地局100は、接続するUE数が少ない場合、接続するUE(UE A、UE B又はUE C)に対応するケース(図8Aのケース1~ケース3の何れか)を通知し、接続するUE数が多い場合にはケースDを通知するという運用を行ってもよい。
以上、動作例について説明した。
なお、上記では、基地局100が、上位レイヤのシグナリングによって、端末200が同時にモニタするCORSETをケース毎に通知する場合について説明した。基地局100は、上記に加えて、上位レイヤのシグナリングによって、CORSETの設定(定義)も端末200に通知してもよい。CORSETの定義は、CORSETのケースを通知するシグナリングと同一のシグナリングに含んでもよく、別のシグナリングとして、ケースのシグナリングよりも前に通知されてもよい。また、CORSETの定義とは、CORSETが配置されるPRB数、PRB番号、シンボル番号、シンボル数、CORSETのスクランブリングに使用するID、REGのマッピング方法(localized or distributed)、Quasi collocation (QCL)の情報などを含む。
このようにして、本実施の形態では、基地局100は、端末200がモニタするCORSETの組み合わせを示す複数のケースを示すケース設定情報を上位レイヤシグナリングによって通知する。また、基地局100は、複数のケースの中から端末200が使用する1つのケースを選択し、選択した1つのケースをダイナミックシグナリングによって通知する。つまり、上位レイヤのシグナリングと、ダイナミックシグナリングとを併用して、端末200がモニタするCORSETの通知が行われる。
一方、端末200は、上位レイヤシグナリングによって通知されているケース設定情報に示される複数のケースの中から、ダイナミックシグナリングによって通知されるケースに対応するCORSETをモニタして自機宛てのDCI(制御情報)を検出する。
これにより、基地局100は、端末200に対してダイナミックシグナリングによってCORSETのケースを通知することにより、例えば、スロット毎又はサブフレーム毎に、端末200がモニタするCORSETを柔軟に変更することができる。また、基地局100は、端末200がモニタするCORSETを変更する際に、DCIを用いてケースを通知すればよく、変更の度にCORSETを通知する必要がないので、DCIのシグナリングオーバヘッドを削減することができる。
また、端末200は、ダイナミックシグナリングによって通知されたケースに対応するCORSETをモニタし、当該ケースに含まれないCORSETのモニタを行わない。これにより、端末200は、端末200に設定された複数のCORSETをスロット毎にモニタする必要がないので、不要にCORSETをモニタすることを回避し、端末200の消費電力を削減でき、かつ、誤検出の確率を低下することができる。
以上より、本実施の形態によれば、UEの消費電力を削減し、かつ、誤検出の確率を低下しつつ、UEが複数のCORSETをモニタしてDCIを適切に検出することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態に係る基地局及び端末は、実施の形態1に係る基地局100及び端末200と基本構成が共通するので、図4及び図5を援用して説明する。
本実施の形態では、端末200が、スロット毎又はサブフレーム毎にCORSETのケースを通知するダイナミックシグナリング(DCI)を受信しなかった場合の動作の規定について説明する。
なお、端末200がCORSETのケースを通知するDCIを受信しなかった場合とは、例えば、基地局100がCORSETのケースを通知するDCIを送信していない場合、又は、基地局がCORSETのケースを通知するDCIを送信したにもかかわらず、端末が検出できなかった場合(misdetection)が想定される。
端末200がDCIを受信しなかった場合の動作を規定することにより、基地局100は、例えば、規定した値から変更する必要がない場合、ケースを通知するDCIを送信しないという運用ができる。ケースを通知する制御信号領域が小さい場合などには、基地局100は、このDCIを送信しないことで、他の信号を送信できるという利点がある。
以下、本実施の形態に係る動作例2-1、2-2について説明する。
<動作例2-1>
[Option 1]
基地局100は、CORSETのケースを通知するDCIを端末200が受信しなかった場合に当該端末200がモニタするCORSETを、上位レイヤのシグナリングによって別途通知する。
例えば、以下のように、上位レイヤのシグナリングでは、実施の形態1で例示したケース1~4に加え、端末200がDCIを受信しなかった場合(DCI受信無し)のケース5を1つ追加で設定してもよい。
ケース1:CORSET A
ケース2:CORSET B
ケース3:CORSET A, CORSET B, CORSET C
ケース4:No monitoring
ケース5(DCI受信無し):CORSET C
なお、ケース5のCORSETは、CORSET C(他のケースと同じCORSET)に限定されず、他のCORSETでもよい。このようにすると、端末200がケースを通知するDCIを受信しなかった場合のケースを、ケース1~4と異なるCORSETとすることも、同じCORSETとすることもできる。これにより、端末200がDCIを受信しなかった場合にモニタするCORSETを柔軟に設定することができる。
例えば、基地局100は、上述したgroup common PDCCH、group common CORSETに配置される複数のUEが受信できるPDCCH、又は、LTEのDCI format 3/3Aのように複数のUE宛ての信号を1つのPDCCHでまとめて送信するような制御信号でケース情報を送信しない場合、ケース5に対応するCORSETにリソース割当情報等を含むDCIを配置すればよい。これにより、端末200は、ケース情報を含むDCIを受信しなかった場合でも、上位レイヤのシグナリングで通知されているケース5に対応するCORSETをモニタすることにより、DCI(リソース割当情報等)を検出することができる。
[Option 2]
基地局100及び端末200は、CORSETのケースを通知するDCIを端末200が受信しなかった場合に当該端末200がモニタするCORSETを、上位レイヤのシグナリングによって通知している複数のケース(例えば、実施の形態1で説明したケース1~4)のうち少なくとも1つのケース(例えば、ケース1)に規定する。
このようにすると、上位レイヤでは、CORSETのケースを通知するDCIを端末200が受信しなかった場合に当該端末200がモニタするCORSETを通知するための新たなシグナリングが不要となる。
例えば、基地局100は、Option 1で説明したようにケース情報を送信しない場合、規定しているCORSETにリソース割当情報等を含むDCIを配置すればよい。これにより、端末200は、ケース情報を含むDCIを受信しなかった場合でも、規定されたCORSETをモニタすることにより、DCI(リソース割当情報等)を検出することができる。
[Option 3]
端末200は、CORSETのケースを通知するDCIを受信しなかった場合、自機に設定されているCORSETを全てモニタする。
このようにすると、基地局100がCORSETのケースを通知するDCIを送信したものの端末200が当該DCIの受信に失敗した場合でも、端末200が全てのCORSETをモニタすることにより、当該端末200宛ての他のDCIを受信できる可能性が向上する。
[Option 4]
端末200は、CORSETのケースを通知するDCIを受信しなかった場合、規定されているCORSETをモニタする。
例えば、端末200は、CORSETのケースを通知するDCIを受信しなかった場合、group common CORSET、CORSET番号の最も小さいCORSET、又は、CORSETの配置されるシンボルのうちのシンボル番号が最も小さいCORSETをモニタしてもよい。なお、CORSET番号が最も小さいCORSETをgroup common CORSETとしてもよい。
例えば、基地局100は、Option 1で説明したようにケース情報を送信しない場合、規定しているCORSETにリソース割当情報等を含むDCIを配置すればよい。これにより、端末200は、ケース情報を含むDCIを受信しなかった場合でも、規定されたCORSETをモニタすることにより、DCI(リソース割当情報等)を検出することができる。
なお、端末200は、ケース情報を含むDCIを受信しなかった場合にGroup common CORSETをモニタする際、group common CORSETを、RACH response、電力制御、ページングの通知、SIBの割り当て等の複数のUE宛ての共通情報用のDCIのみをモニタしてもよく、UE specific DCIもモニタしてもよい。
このようにすると、CORSETのケースを通知するDCIを端末200が受信しなかった場合、当該端末200がモニタするCORSETの数を少ない数又は領域に抑えることができる。また、CORSETのケースを通知するDCIを端末200が受信しなかった場合、当該端末200がモニタするCORSETをシンボル番号が最も小さいCORSETとすると、制御信号により、データが割り当てられてないシンボル数を低減できる。
なお、CORSETのケースを通知するDCIを受信しなかった場合に端末200がモニタするCORSETは、group common CORSET、CORSET番号の最も小さいCORSET、又は、CORSETの配置されるシンボルのうちのシンボル番号が最も小さいCORSETに限定されない。
[Option 5]
端末200は、スロット又はサブフレームにおいてCORSETのケースを通知するDCIを受信しなかった場合、当該スロット又はサブフレームのタイプに応じて、モニタするCORSETを設定する。
ここで、スロット又はサブフレームのタイプとは、UL用、DL用、その他の用途用(DLとULとを切り替えるスロット、D2D、 MTC、 eIMTA、URLLC)等である。また、スロット又はサブフレームのタイプは、スロット又はサブフレーム内のDLのシンボル数(DL length)として定義されることもある。
例えば、スロット又はサブフレームのタイプと、端末200がモニタするCORSETとの組み合わせは以下のように設定されてもよい。
DLスロット:CORSET A, CORSET B
UL centricスロット:CORSET B
Only UL スロット:No monitoring
UL/DL切り替えスロット:CORSET C
なお、UL centric スロットとは、スロットの前方にDLの制御信号が配置され、後方にULデータ又は制御信号が配置されるスロットである。また、Only UL スロットは、スロットの全シンボルがULに割り当てられるスロットである。
すなわち、DLスロットでは、DL制御信号が配置されるシンボルが多いのでCORSETの数が多く設定され、UL centricスロット又はUL/DL切り替えスロットでは、DLスロットと比較してDL制御信号が配置されるシンボルが少ないのでCORSETの数が少なく設定される。また、Only UL スロットでは、DL制御信号が配置されるシンボルがないので、No monitoring としている。
また、CORSETのケースを通知するDCIを端末200が受信できなかった場合にモニタするCORSETの設定は、上位レイヤのシグナリングによって通知されてもよく、規定されていてもよい。
また、スロット又はサブフレームのタイプによって、上記Option 1-4を切り替えてもよい。また、スロット又はサブフレームのタイプによって、実施の形態1で説明したケース1~4を切り替えてもよい。
このようにすると、端末200は、スロット又はサブフレームのタイプに応じて、モニタするCORSETを変更することができる。例えば、スロット又はサブフレームのタイプに応じて必要となるCORSET量が異なる場合に有効である。
例えば、基地局100がCORSETのケースを通知するDCIを送信したものの端末200が当該DCIの受信に失敗した場合でも、端末200は、スロット又はサブフレームのタイプに応じて、基地局100がDCIの通知に使用しているCORSETを推定できるので、当該端末200宛ての他のDCIを受信できる可能性が向上する。
また、例えば、基地局100は、Option 1で説明したようにケース情報を送信しない場合、スロット又はサブフレームのタイプに対応するCORSETにリソース割当情報等を含むDCIを配置すればよい。これにより、端末200は、ケース情報を含むDCIを受信しなかった場合でも、スロット又はサブフレームに対応するCORSETをモニタすることにより、DCI(リソース割当情報等)を検出することができる。
以上、動作例2-1のOption 1~Option 5について説明した。
<動作例2-2>
端末200において、CORSETのケース情報を含むダイナミックシグナリング(group common PDCCH、group common CORSETに配置される複数のUEが受信できるPDCCH、又は、LTEのDCI format 3/3Aのように複数のUE宛ての信号を1つのPDCCHにまとめて送付するような制御信号)を、何れのスロット又はサブフレームにおいても受信しない設定があってもよい。
特に、端末200の受信品質が悪い場合、端末200において複数のDCIを受信するように設定すると、DCIが占有するリソース量が多くなる。また、端末200の受信品質が悪い場合、端末200がDCIを正しく受信できない誤検出又は検出ミスの確率が上がる。
そこで、基地局100は、受信品質が悪いUEを、受信品質の良いUEと異なるグループに割り当て、受信品質が悪いUEが属するグループに対して、CORSETのケースを通知するダイナミックシグナリングを受信しないように設定してもよい。
端末200は、CORSETのケース情報を含むダイナミックシグナリングを受信しないように設定された場合、例えば、動作例2-1で説明したOption 3又はOption 5を適用してもよい。これにより、端末200は、ケース情報を受信しないものの、自機宛てのDCI(リソース割当情報等)が配置されている可能性のあるCORSETをモニタして、DCIを検出することができる。
以上、本実施の形態に係る動作例2-1、2-2について説明した。
以上より、基地局100がスロット毎又はサブフレーム毎にCORSETのケースを通知するダイナミックシグナリング(例えば、group common PDCCH等)を送信しないように設定した場合、又は、基地局100がスロット毎又はサブフレーム毎にCORSETのケースを通知するダイナミックシグナリング(例えば、group common PDCCH等)を送信したにもかかわらず、端末200が受信に失敗した場合でも、端末200は、設定された複数のCORSETの中のサーチスペースをモニタしてDCIを適切に検出することができる。
以上、本開示の各実施の形態について説明した。
なお、上記実施の形態では、上位レイヤのシグナリングによって4つのケースを通知し、DCIに含まれる2ビットを用いてケースを通知する場合について説明したが、これに限定されず、上位レイヤのシグナリングによって通知されるケースは、4つ以外の数のケースでもよく、DCIに含まれる2ビットより多くのビット数を用いてケースを通知してもよく、1ビットを用いて2ケースを通知してもよい。
また、上記実施の形態では、周波数領域(PRB#)について、物理的なマッピングを一例として説明したが、論理的なマッピングについても適用することができる。論理的なマッピングの場合、論理的なマッピングから物理的なマッピングに変更されるので、論理的なマッピングにおいて連続している周波数領域であっても、物理的には離れた位置に配置されるので、周波数ダイバーシチ効果が得られる。
また、上記DCIは、group common PDCCH、端末200(UE)のデータ割り当て時に送信されるPDCCH(UE-specific DCI)、又は、group common control resource setで送信される他のPDCCHで送信されてもよい。Group common PDCCHでDCIが送信される場合、複数の端末が同じ設定を受信するのでオーバヘッドを削減できる。また、個別のPDCCHでDCIが送信される場合、端末毎に個別に設定できる。また、DCIは、group common resource set及びUE specific control resource setに限らず、他のリソースで送信されてもよい。
また、group common PDCCHは、PCFICH(Physical Control Format Indicator channel)、PSFICH(Physical Slot Format Indicator channel)、又は、PDCCH type0等の異なる名称で定義される場合もある。
また、group common control resource setは、common control resource set、group common search space又はcommon search spaceと呼ばれることもある。
また、上位レイヤのシグナリングは、MACのシグナリングに置き換えてもよい。MACのシグナリングの場合、RRCのシグナリングと比較して、UEに設定するケースの変更の頻度を上げることができる。
本開示はソフトウェア、ハードウェア、又は、ハードウェアと連携したソフトウェアで実現することが可能である。上記実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、部分的に又は全体的に、集積回路であるLSIとして実現され、上記実施の形態で説明した各プロセスは、部分的に又は全体的に、一つのLSI又はLSIの組み合わせによって制御されてもよい。LSIは個々のチップから構成されてもよいし、機能ブロックの一部または全てを含むように一つのチップから構成されてもよい。LSIはデータの入力と出力を備えてもよい。LSIは、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路、汎用プロセッサ又は専用プロセッサで実現してもよい。また、LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。本開示は、デジタル処理又はアナログ処理として実現されてもよい。さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
本開示の基地局は、複数の制御チャネル領域のうち端末がモニタする制御チャネル領域の組み合わせを示す複数のケースの中から1つのケースを選択する回路と、前記複数のケースを示す設定情報を上位レイヤシグナリングによって通知し、前記選択された1つのケースをダイナミックシグナリングによって通知する送信機と、を具備する。
本開示の基地局において、前記送信機は、前記端末が前記ダイナミックシグナリングを受信しない場合に当該端末がモニタする制御チャネル領域を前記上位レイヤシグナリングによって通知する。
本開示の基地局において、前記端末が前記ダイナミックシグナリングを受信しない場合に当該端末がモニタする制御チャネル領域が規定されている。
本開示の基地局において、前記規定された制御チャネル領域は、前記複数の制御チャネル領域のうちの少なくとも1つである。
本開示の基地局において、前記規定された制御チャネル領域は、前記複数の制御チャネル領域のうち、制御チャネル領域番号、又は、前記制御チャネル領域が配置されるシンボルのシンボル番号が最小の制御チャネル領域である。
本開示の基地局において、前記規定された制御チャネル領域は、前記ダイナミックシグナリングが受信されなかったスロットのタイプに対応付けられている。
本開示の端末は、複数の制御チャネル領域のうち端末がモニタする制御チャネル領域の組み合わせを示す複数のケースを示す設定情報を含む上位レイヤシグナリングを受信し、前記複数のケースのうちの1つのケースを示すダイナミックシグナリングを受信する受信機と、前記複数のケースのうち、前記ダイナミックシグナリングに示される前記1つのケースに対応する前記制御チャネル領域で自機宛の制御情報を検出する回路と、を具備する。
本開示の通信方法は、複数の制御チャネル領域のうち端末がモニタする制御チャネル領域の組み合わせを示す複数のケースの中から1つのケースを選択し、前記複数のケースを示す設定情報を上位レイヤシグナリングによって通知し、前記選択された1つのケースをダイナミックシグナリングによって通知する。
本開示の通信方法は、複数の制御チャネル領域のうち端末がモニタする制御チャネル領域の組み合わせを示す複数のケースを示す設定情報を含む上位レイヤシグナリングを受信し、前記複数のケースのうちの1つのケースを示すダイナミックシグナリングを受信し、前記複数のケースのうち、前記ダイナミックシグナリングに示される前記1つのケースに対応する前記制御チャネル領域で自機宛の制御情報を検出する。
本開示の一態様は、移動通信システムに有用である。
100 基地局
101 CORSET設定部
102 DCI生成部
103,207 誤り訂正符号化部
104,208 変調部
105,209 信号割当部
106,210 送信部
107,201 受信部
108,202 信号分離部
109,204 復調部
110,205 誤り訂正復号部
200 端末
203 DCI受信部
206 設定情報受信部

Claims (17)

  1. それぞれが、一つ又は複数の制御チャネル領域を含む複数のケースであって端末毎に設定された前記複数のケースを示す設定情報を上位レイヤシグナリングで受信し、前記複数のケースのうち、一つ又は複数の制御チャネル領域を含む一つのケースを示す情報を、ダイナミックシグナリングによって受信する受信機と、
    前記一つのケースに含まれる前記一つ又は複数の制御チャネル領域において、制御チャネルをモニタする回路と、
    を有し、
    前記複数のケースのそれぞれに含まれる前記一つ又は複数の制御チャネル領域が、前記端末毎に異なる、
    端末。
  2. 前記端末が前記ダイナミックシグナリングを受信しない場合に当該端末がモニタする前記一つ又は複数の制御チャネル領域が、前記上位レイヤシグナリングによって通知される、
    請求項1に記載の端末。
  3. 前記端末が前記ダイナミックシグナリングを受信しない場合に当該端末がモニタする前記一つ又は複数の制御チャネル領域が規定されている、
    請求項1に記載の端末。
  4. 前記規定された一つ又は複数の制御チャネル領域は、前記複数のケースのうちの一つのケースに含まれる、
    請求項3に記載の端末。
  5. 前記上位レイヤシグナリングは、Radio Resource Control(RRC)シグナリングであり、前記ダイナミックシグナリングは、Physical Downlink Control Channel(PDCCH)の下り制御情報シグナリングである、
    請求項1に記載の端末。
  6. 前記上位レイヤシグナリングは、dedicated Radio Resource Control(RRC)シグナリングである、
    請求項1に記載の端末。
  7. 前記一つのケースを示す情報は、複数の端末が受信可能なPhysical Downlink Control Channel(PDCCH)を用いて受信される、
    請求項1に記載の端末。
  8. 前記一つのケースを示す情報は、group common Physical Downlink Control Channel(PDCCH)、group common CORESET、又はcommon search spaceを用いて、受信される、
    請求項1に記載の端末。
  9. それぞれが、一つ又は複数の制御チャネル領域を含む複数のケースであって端末毎に設定された前記複数のケースを示す設定情報を上位レイヤシグナリングで受信し、
    前記複数のケースのうち、一つ又は複数の制御チャネル領域を含む一つのケースを示す情報を、ダイナミックシグナリングによって受信し、
    前記一つのケースに含まれる前記一つ又は複数の制御チャネル領域において、制御チャネルをモニタ
    前記複数のケースのそれぞれに含まれる前記一つ又は複数の制御チャネル領域が、前記端末毎に異なる、
    通信方法。
  10. 端末が前記ダイナミックシグナリングを受信しない場合に当該端末がモニタする前記一つ又は複数の制御チャネル領域が、前記上位レイヤシグナリングによって通知される、
    請求項に記載の通信方法。
  11. 端末が前記ダイナミックシグナリングを受信しない場合に当該端末がモニタする前記一つ又は複数の制御チャネル領域が規定されている、
    請求項に記載の通信方法。
  12. 前記規定された一つ又は複数の制御チャネル領域は、前記複数のケースのうちの一つのケースに含まれる、
    請求項11に記載の通信方法。
  13. 前記上位レイヤシグナリングは、Radio Resource Control(RRC)シグナリングであり、前記ダイナミックシグナリングは、Physical Downlink Control Channel(PDCCH)の下り制御情報シグナリングである、
    請求項に記載の通信方法。
  14. 前記上位レイヤシグナリングは、dedicated Radio Resource Control(RRC)シグナリングである、
    請求項に記載の通信方法。
  15. 前記一つのケースを示す情報は、複数の端末が受信可能なPhysical Downlink Control Channel(PDCCH)を用いて受信される、
    請求項に記載の通信方法。
  16. 前記一つのケースを示す情報は、group common Physical Downlink Control Channel(PDCCH)、group common CORESET、又はcommon search spaceを用いて、受信される、
    請求項に記載の通信方法。
  17. それぞれが、一つ又は複数の制御チャネル領域を含む複数のケースであって端末毎に設定された前記複数のケースを示す設定情報を上位レイヤシグナリングで受信する処理と、
    前記複数のケースのうち、一つ又は複数の制御チャネル領域を含む一つのケースを示す情報を、ダイナミックシグナリングによって受信する処理と、
    前記一つのケースに含まれる前記一つ又は複数の制御チャネル領域において、制御チャネルをモニタする処理と、
    を制御し、
    前記複数のケースのそれぞれに含まれる前記一つ又は複数の制御チャネル領域が、前記端末毎に異なる、
    集積回路。
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