JP7286469B2 - 撮像制御装置、撮像制御装置の制御方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

撮像制御装置、撮像制御装置の制御方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、撮像制御装置、撮像制御装置の制御方法、プログラム、記憶媒体に関する。
従来、撮影画面における撮影者の視線位置を検出し、検出された視線位置に基づいて合焦や露光動作を行う撮像装置が知られている。例えば、特許文献1では、合焦検出後の所定期間内に、焦点検出領域に対応する位置に注視があった場合、露光動作を開始する技術が開示されている。
特開平5-100148号公報
ここで、撮像装置(撮像制御装置)の所定のボタンに撮影者が触れることによって撮影が行われる場合は、撮影者と撮像装置との接触によって合焦の位置や被写体の位置が意図した位置からずれてしまう恐れがある。これに対して、特許文献1に記載の技術では、撮影者が撮像装置に触れずに撮影を行う場合には、注視位置に対応する位置に合焦をして、さらに当該合焦位置に注視があった場合に露光をすることができる。しかしながら、この技術では、撮影者が意図せずに任意の一点を見つめていることに応じて、合焦と露光とが連続的に実行されてしまう可能性がある。このため、撮影者が意図しないタイミングで撮影が行われてしまう可能性がある。
そこで、本発明は、ユーザーの接触による操作をすることなく、視線入力を用いて適切なタイミングで撮影することができることを目的とする。
本発明の1つの態様は、
撮像制御装置であって、
撮像手段で撮像される被写体像を視認可能な表示手段を見るユーザーの視線の視線検出結果を取得する取得手段と、
前記表示手段の特定の位置への視線が第1の期間にわたってあったことに対応する視線位置の条件が満たされた場合の第1の状態のときは、前記撮像制御装置に対してユーザーが接触することなくユーザーが意図的に成立させることのできる特定条件が満たされたことに応じて前記撮像手段による撮影を行うように制御し、前記第1の状態でないときは、前記特定条件が満たされたことに応じた前記撮像手段による撮影は行わないように制御する制御手段と
を有することを特徴とする撮像制御装置である。
本発明によれば、ユーザーの接触による操作をすることなく、視線入力を用いて適切なタイミングで撮影することができる。
実施形態1に係るデジタルカメラの外観図である。 実施形態1に係るデジタルカメラのブロック図である。 実施形態1に係るデジタルカメラの撮影動作を示すフローチャートである。 実施形態1に係るEVFの表示を示す図である。 実施形態2に係るデジタルカメラの撮影動作を示すフローチャートである。 実施形態3,4に係るEVFの表示を示す図である。 実施形態3に係るデジタルカメラの撮影動作を示すフローチャートである。 実施形態4に係るデジタルカメラの撮影動作を示すフローチャートである。
[実施形態1]
<デジタルカメラ100の外観図>
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。図1(a),1(b)に、本発明を適用可能な装置の一例としてのデジタルカメラ100の外観図を示す。図1(a)はデジタルカメラ100の前面斜視図であり、図1(b)はデジタルカメラ100の背面斜視図である。
表示部28は、デジタルカメラ100の背面に設けられた表示部(表示デバイス)であり、画像や各種情報を表示する。タッチパネル70aは、表示部28の表示面(タッチ操作面)に対するタッチ操作を検出することができる。ファインダー外表示部43は、デジタルカメラ100の上面に設けられた表示部であり、シャッター速度や絞りをはじめとするデジタルカメラ100の様々な設定値を表示する。シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部材である。モード切替スイッチ60は、各種モードを切り替えるための操作部材である。端子カバー40は、デジタルカメラ100を外部機器に接続するコネクタ(不図示)を保護するカバーである。
メイン電子ダイヤル71は回転操作部材であり、メイン電子ダイヤル71を回すことで、シャッター速度や絞りなどの設定値の変更等が行える。電源スイッチ72は、デジタルカメラ100の電源のONとOFFを切り替える操作部材である。サブ電子ダイヤル73は回転操作部材であり、サブ電子ダイヤル73を回すことで、選択枠(カーソル)の移動や画像送りなどが行える。4方向キー74は、上、下、左、右部分をそれぞれ押し込み可能に構成され、4方向キー74の押した部分に応じた処理が可能である。SETボタン75は、押しボタンであり、主に選択項目の決定などに用いられる。
動画ボタン76は、動画撮影(記録)の開始や停止の指示に用いられる。AEロックボタン77は押しボタンであり、撮影待機状態でAEロックボタン77を押下することにより、露出状態を固定することができる。拡大ボタン78は、撮影モードのライブビュー表示(LV表示)において拡大モードのONとOFFを切り替えるための操作ボタンである。拡大モードをONとしてからメイン電子ダイヤル71を操作することにより、ライブビュー画像(LV画像)の拡大や縮小を行える。再生モードにおいては、拡大ボタン78は、再生画像を拡大したり、その拡大率を増加させるたりするための操作ボタンとして機能する。再生ボタン79は、撮影モードと再生モードとを切り替えるための操作ボタンである。撮影モード中に再生ボタン79を押下することで再生モードに遷移し、記録媒体200(後述)に記録された画像のうち最新の画像を表示部28に表示させることができる。メニューボタン81はメニュー画面を表示させる指示操作を行うために用いられる押しボタンであり、メニューボタン81が押されると各種の設定が可能なメニュー画面が表示部28に表示される。ユーザーは、表示部28に表示されたメニュー画面と、4方向キー74やSETボタン75とを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
通信端子10は、デジタルカメラ100がレンズユニット150(後述;着脱可能)側と通信を行うための通信端子である。接眼部16は、接眼ファインダー(覗き込み型のフ
ァインダー)の接眼部であり、ユーザーは、接眼部16を介してEVF29(後述)の内部の表示デバイス(以下、単にEVF29と称する)に表示された映像を視認することができる。接眼検知部57は、接眼部16にユーザー(撮影者)が接眼しているか否かを検知する接眼検知センサーである。蓋202は、記録媒体200(後述)を格納するスロットの蓋である。グリップ部90は、ユーザーがデジタルカメラ100を構える際に右手で握りやすい形状とした保持部である。グリップ部90を右手の小指、薬指、中指で握ってデジタルカメラ100を保持した状態で、右手の人差指で操作可能な位置にシャッターボタン61とメイン電子ダイヤル71が配置されている。また、同じ状態で、右手の親指で操作可能な位置に、サブ電子ダイヤル73が配置されている。サムレスト部91(親指待機位置)は、デジタルカメラ100の背面側の、どの操作部材も操作しない状態でグリップ部90を握った右手の親指を置きやすい箇所に設けられたグリップ部材である。サムレスト部91は、保持力(グリップ感)を高めるためのラバー部材などで構成される。
<デジタルカメラ100の構成ブロック図>
図2は、デジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。レンズユニット150は、交換可能な撮影レンズを搭載するレンズユニットである。レンズ103は通常、複数枚のレンズから構成されるが、図2では簡略して一枚のレンズのみで示している。通信端子6は、レンズユニット150がデジタルカメラ100側と通信を行うための通信端子であり、通信端子10は、デジタルカメラ100がレンズユニット150側と通信を行うための通信端子である。レンズユニット150は、これら通信端子6,10を介してシステム制御部50と通信する。そして、レンズユニット150は、内部のレンズシステム制御回路4によって絞り駆動回路2を介して絞り1の制御を行う。また、レンズユニット150は、レンズシステム制御回路4によってAF駆動回路3を介してレンズ103を変位させることで焦点を合わせる。
シャッター101は、システム制御部50の制御で撮像部22の露光時間を自由に制御できるフォーカルプレーンシャッターである。
撮像部22は、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。撮像部22は、システム制御部50にデフォーカス量情報を出力する撮像面位相差センサーを有していてもよい。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の処理(画素補間、縮小といったリサイズ処理、色変換処理、等)を行う。また、画像処理部24は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、システム制御部50は、画像処理部24により得られた演算結果に基づいて露光制御や測距制御を行う。これにより,TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理、等が行われる。画像処理部24は更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を行う。
メモリ制御部15は、A/D変換器23、画像処理部24、メモリ32間のデータの送受信を制御する。A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介してメモリ32に書き込まれる。あるいは、A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24を介さずにメモリ制御部15を介してメモリ32に書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28やEVF29に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはメモリ制御部15を介して表示部28やEVF29により表示される。表示部28とEVF29のそれぞれは、LCDや有機EL等の表示器上で、メモリ制御部15からの信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によってA/D変換されメモリ32に蓄積されたデータを表示部28またはEVF29に逐次転送して表示することで、ライブビュー表示(LV)が行える。以下、ライブビュー表示で表示される画像をライブビュー画像(LV画像)と称する。
視線検出部160は、接眼部16におけるユーザーの視線を検出する。視線検出部160は、ダイクロイックミラー162、結像レンズ163、視線検知センサー164、視線検出回路165、赤外発光ダイオード166により構成される。なお、視線の検出に応じて、システム制御部50が所定の処理を実行することも可能であるため、視線検出部160は、操作部70の一部であるともいえる。
赤外発光ダイオード166は、ファインダー画面内におけるユーザーの視線位置を検出するための発光素子であり、ユーザーの眼球(目)161に赤外光を照射する。赤外発光ダイオード166から発した赤外光は眼球(目)161で反射し、その赤外反射光はダイクロイックミラー162に到達する。ダイクロイックミラー162は、赤外光だけを反射して、可視光を透過させる。光路が変更された赤外反射光は、結像レンズ163を介して視線検知センサー164の撮像面に結像する。結像レンズ163は、視線検知光学系を構成する光学部材である。視線検知センサー164は、CCD型イメージセンサ等の撮像デバイスから構成される。
視線検知センサー164は、入射された赤外反射光を電気信号に光電変換して視線検出回路165へ出力する。視線検出回路165は、視線検知センサー164の出力信号に基づき、ユーザーの眼球(目)161の動きからユーザーの視線位置を検出し、検出情報をシステム制御部50に出力する。
視線入力設定部167は、視線検出回路165(視線検出部160)による視線検出の有効または無効を設定する。または、視線入力設定部167は、システム制御部50の視線入力による処理の有効または無効を設定する。例えば、このような有効/無効の設定は、メニュー設定にて、操作部70に対する操作によってユーザーが任意に設定できる。
視線検出回路165から受け取った検出情報に基づいて、システム制御部50は、ユーザーの視線がある領域に固定されている期間が所定の閾値を越えた場合に、その領域を注視していると判定する。従って、当該領域は、注視が行われた位置である注視位置(注視領域)であるといえる。なお、「視線がある領域に固定されている」とは、例えば、所定の期間経過するまでの間、視線の動きの平均位置が当該領域内にあり、かつ、ばらつき(分散)が所定値よりも少ないことである。なお、所定の閾値は、システム制御部50により任意に変更可能である。
ファインダー外表示部43には、ファインダー外表示部駆動回路44を介して、シャッター速度や絞りをはじめとするカメラの様々な設定値が表示される。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えば、FLash-ROM等である。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記録される。ここでいうプログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部50は、少なくとも1つのプロセッサーまたは回路からなる制御部であ
り、デジタルカメラ100全体を制御する。システム制御部50は、前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。システムメモリ52は例えばRAMであり、システム制御部50は、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等をシステムメモリ52に展開する。また、システム制御部50は、メモリ32、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー53は、各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
電源制御部80は、電池検出回路、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出などを行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。
記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
通信部54は、無線または有線ケーブルによって接続された外部機器との間で、映像信号や音声信号の送受信を行う。通信部54は無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。また、通信部54は、Bluetooth(登録商標)やBluetooth Low Energyでも外部機器と通信可能である。通信部54は撮像部22で撮像した画像(LV画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信することができる。
姿勢検知部55は、重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部55で検知された姿勢に基づいて、撮像部22で撮影された画像が、デジタルカメラ100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像であるかを判別可能である。システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢に応じた向き情報を撮像部22で撮像された画像の画像ファイルに付加したり、画像を回転して記録したりすることが可能である。姿勢検知部55としては、加速度センサーやジャイロセンサーなどを用いることができる。姿勢検知部55である加速度センサーやジャイロセンサーを用いて、デジタルカメラ100の動き(パン、チルト、持ち上げ、静止しているか否か等)を検知することも可能である。
接眼検知部57は、接眼ファインダー17(接眼式の電子ビューファインダー。以後、単に「ファインダー」と記載する)の接眼部16に対する目(物体)161の接近(接眼)および離脱(離眼)を検知する(接近検知)、接眼検知センサーである。システム制御部50は、接眼検知部57で検知された状態に応じて、表示部28とEVF29の表示(表示状態)/非表示(非表示状態)を切り替える。より具体的には、少なくとも撮影待機状態で、かつ、表示先の切替が自動切替である場合において、非接眼中は表示先を表示部28として表示をオンとし、EVF29は非表示とする。また、接眼中は表示先をEVF29として表示をオンとし、表示部28は非表示とする。接眼検知部57としては、例えば赤外線近接センサーを用いることができ、EVF29を内蔵するファインダー17の接眼部16への何らかの物体の接近を検知することができる。物体が接近した場合は、接眼検知部57の投光部(図示せず)から投光した赤外線が物体で反射して赤外線近接センサ
ーの受光部(図示せず)で受光される。受光された赤外線の量によって、物体が接眼部16からどの距離まで近づいているか(接眼距離)も判別することができる。このように、接眼検知部57は、接眼部16への物体の近接距離を検知する接眼検知を行う。非接眼状態(非接近状態)から、接眼部16に対して所定距離以内に近づく物体が検出された場合に、接眼されたと検出するものとする。接眼状態(接近状態)から、接近を検知していた物体が所定距離以上離れた場合に、離眼されたと検出するものとする。接眼を検出する閾値と、離眼を検出する閾値は例えばヒステリシスを設けるなどして異なっていてもよい。また、接眼を検出した後は、離眼を検出するまでは接眼状態であるものとする。離眼を検出した後は、接眼を検出するまでは非接眼状態であるものとする。なお、赤外線近接センサーは一例であって、接眼検知部57には、接眼とみなせる目や物体の接近を検知できるものであれば他のセンサーを採用してもよい。
システム制御部50は、視線検出回路165から受け取った検出情報を用いることや、接眼検知部57を制御することによって、接眼部16への以下の操作、あるいは状態を検出できる。
・接眼部16へ向けられていなかった視線が新たに接眼部16へ向けられたこと。すなわち、視線入力の開始。
・接眼部16へ視線入力している状態であること。
・接眼部16へ注視している状態であること。
・接眼部16へ向けられていた視線を外したこと。すなわち、視線入力の終了。
・接眼部16へ何も視線入力していない状態。
これらの操作・状態や、接眼部16に視線が向いている位置(方向)は内部バスを通じてシステム制御部50に通知され、システム制御部50は、通知された情報に基づいて接眼部16上にどのような操作(視線操作)が行なわれたかを判定する。
操作部70は、ユーザーからの操作(ユーザー操作)を受け付ける入力部であり、システム制御部50に各種の動作指示を入力するために使用される。図2に示すように、操作部70は、モード切替スイッチ60、シャッターボタン61、電源スイッチ72、タッチパネル70a、音声入力部58、等を含む。また、操作部70は、その他の操作部材70bとして、メイン電子ダイヤル71、サブ電子ダイヤル73、4方向キー74、SETボタン75、動画ボタン76、AEロックボタン77、拡大ボタン78、再生ボタン79、メニューボタン81、等を含む。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画撮影モード、動画撮影モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画撮影モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、絞り優先モード(Avモード)、シャッター速度優先モード(Tvモード)、プログラムAEモード(Pモード)がある。また、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、カスタムモード等がある。モード切替スイッチ60により、ユーザーは、これらのモードのいずれかに直接切り替えることができる。あるいは、モード切替スイッチ60で撮影モードの一覧画面に一旦切り替えた後に、表示された複数のモードのいずれかに、他の操作部材を用いて選択的に切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
シャッターボタン61は、第1シャッタースイッチ62と第2シャッタースイッチ64を備える。第1シャッタースイッチ62は、シャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。システム制御部50は、第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラ
ッシュプリ発光)処理等の撮影準備動作を開始する。第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから、撮像された画像を画像ファイルとして記録媒体200に書き込むまでの、一連の撮影処理の動作を開始する。
音声入力部58は、内蔵されたマイクまたは音声入力端子を介して接続された音声入力装置から音声を取得(検知;音声検知)して、取得したシステム制御部50に送信する。システム制御部50は、入力された音声信号を必要に応じて選択し、アナログデジタル変換を行い、レベルの適正化処理、特定周波数の低減処理等をして音声信号を生成する。
タッチパネル70aと表示部28とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネル70aは、光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成され、表示部28の表示面の上層に取り付けられる。そして、タッチパネル70aにおける入力座標と、表示部28の表示面上の表示座標とを対応付ける。これにより、あたかもユーザーが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を提供できる。システム制御部50は、タッチパネル70aへの以下の操作、あるいは状態を検出できる。
・タッチパネル70aにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネル70aにタッチしたこと、すなわちタッチの開始(以下、タッチダウン(Touch-Down)と称する)。
・タッチパネル70aを指やペンでタッチしている状態(以下、タッチオン(Touch-On)と称する)。
・指やペンがタッチパネル70aをタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch-Move)と称する)。
・タッチパネル70aへタッチしていた指やペンがタッチパネル70aから離れた(リリースされた)こと、すなわちタッチの終了(以下、タッチアップ(Touch-Up)と称する)。
・タッチパネル70aに何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch-Off)と称する)。
タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出された場合も、同時にタッチオンが検出される。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。
これらの操作・状態や、タッチパネル70a上に指やペンがタッチしている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部50に通知される。そして、システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル70a上にどのような操作(タッチ操作)が行なわれたかを判定する。タッチムーブについてはタッチパネル70a上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル70a上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。所定距離以上をタッチムーブしたことが検出された場合はスライド操作が行なわれたと判定するものとする。タッチパネル70a上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作をフリックと呼ぶ。フリックは、言い換えればタッチパネル70a上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる(スライド操作に続いてフリックがあったものと判定できる)。更に、複数箇所(例えば2点)を共にタッチして(マルチタ
ッチして)、互いのタッチ位置を近づけるタッチ操作をピンチイン、互いのタッチ位置を遠ざけるタッチ操作をピンチアウトと称する。ピンチアウトとピンチインを総称してピンチ操作(あるいは単にピンチ)と称する。タッチパネル70aは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサー方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものであってもよい。タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対する指やペンの接近があったことでタッチがあったと検出する方式があるが、いずれの方式でもよい。
<撮影装置の撮影動作>
以下、図3および図4を参照して、実施形態1に係るデジタルカメラ100(撮像装置)の撮影動作について説明する。
図3は、実施形態1に係るデジタルカメラ100の撮影動作を示すフローチャートである。図3のフローチャートにおける各処理は、システム制御部50が、不揮発性メモリ56に格納されたプログラムをシステムメモリ52に展開して実行し、各機能ブロックを制御することにより実現される。
また、以下では、図3のフローチャートの処理について、図4(a)~(e)が示すEVF29(Electronic View Finder)の表示を用いて説明する。有効表示領域400は、EVF29において画像を表示することができる領域である。焦点検出領域401~409は、AF動作の対象となり得る領域である。焦点検出領域401~409のうちのいずれかが選択されると、選択された焦点検出領域の位置に対してAF駆動回路3によってAF動作が行われる。
位置指標420は、視線検出部160が検出した(受け付けた)撮影者(ユーザー)の視線位置を示す。なお、位置指標420は、EVF29に表示されてもよく、表示されなくてもよい。主被写体430は、本実施形態での撮影の主たる被写体であり、副被写体440は、主被写体430とともに撮影される被写体である。このように、本実施形態では、EVF29は、撮像部22で撮像される被写体像を視認可能な表示部である。本実施形態では、撮影シーンとして水族館等で行われるイルカショーのジャンプシーンを例にとって説明する。以下では、撮影者は予め、天井から吊り下げられたボール(副被写体440)に焦点を合わせておき、イルカ(主被写体430)が副被写体440に接触する瞬間を狙って撮影するものとする。
撮影指示アイコン460は、当該アイコンが表示された位置を撮影者が注視したことに応じて、撮影者からの撮影指示を受け付け可能な状態である撮影指示待ち状態に遷移させるための表示アイテムである。
なお、本フローチャートの処理は、撮影者が接眼部16に接眼したことをシステム制御部50が検知すると開始され、EVF29に図4(a)が示すような表示がされる。
S301では、システム制御部50は、視線検出部160を制御して、EVF29の表示に対する撮影者の視線位置を検出する。システム制御部50は、視線位置に応じて、焦点検出領域401~409のうち1点を選択する。
例えば、図4(b)に示すように、図4(a)の状態から、撮影者の視線位置を示す位置指標420が移動した場合を想定する。具体的には、撮影者の視線移動に従い、位置指標420は焦点検出領域405から矢印450の方向に移動し、焦点検出領域402にて停止している。この場合には、S301では、システム制御部50は、焦点検出領域40
2を選択する。
S302では、システム制御部50は、焦点検出領域401~409のうち選択されている1点への所定時間TH1を超える注視があったか否かを判定する。システム制御部50は、視線検出回路165から受け取った検出情報に基づいて、撮影者の視線がある領域に固定されている期間が所定の閾値を越えた場合に、その領域を注視していると判定する。従って、当該領域は、注視が行われた位置である注視位置(注視領域)であるといえる。なお、「視線がある領域に固定されている」とは、例えば、所定の期間経過するまでの間、視線の動きの平均位置が当該領域内にあり、かつ、ばらつき(分散)が所定値よりも少ないことである。なお、所定の閾値は、S302においては所定時間TH1である。TH1を超える注視があった場合にはS303へ遷移する。TH1を超える注視がない場合はS301に戻り、システム制御部50は、視線位置の検出を継続する。
S303では、システム制御部50は、AF駆動回路3を制御して、S302で選択された焦点検出領域に対してAF動作を行う。より詳細には、システム制御部50は、S302にてTH1を超える期間の注視のあった位置の被写体に合焦するようにAF動作を行う。システム制御部50は、AF動作が完了して合焦すると、図4(c)に示すように撮影指示アイコン460をEVF29に表示する。また、このとき、システム制御部50は、システムタイマー53による計測を開始する。なお、本実施形態では、AF動作後に撮影指示アイコン460を表示する構成としているが、撮影指示アイコン460は、本フローチャートの処理の開始時点において予め表示されている構成であってもよい。なお、撮影指示アイコン460が予め表示されている構成であれば、本フローチャートの開始時点において撮影指示アイコン460に対する注視による撮影指示待ち状態への遷移が無効であり、S303のAF動作後に当該遷移が有効にされてもよい。また、撮影指示アイコン460が予め表示されている構成であれば、例えば、前回のAFの位置や初期位置に対してシステム制御部50がAF動作を実施した後の状態で、本フローチャートの処理がS304から開始されてもよい。つまり、S301~S303の処理が行われなくてもよい。
S304では、システム制御部50は、EVF29における所定位置(本実施形態では撮影指示アイコン460)への注視があったか否かを判定する。なお、本実施形態では、撮影指示アイコン460に撮影者の視点位置があると、図4(d)に示すように、撮影指示アイコン460と位置指標420とが重複するように表示される。所定時間TH2に達する期間の注視があった場合はS306へ遷移する。注視時間が所定時間TH2を超えていない場合はS305に遷移する。なお、所定時間TH2は、所定時間TH1よりも小さい値である。
S305では、システム制御部50は、S303において計測を開始したシステムタイマー53の計測時間が所定時間TH3経過しているか否かを判定する。所定位置への注視時間がTH2を越える前に、計測時間が所定時間TH3を経過した場合には、S301に戻る。所定時間TH3が経過していない場合には、S304に戻り、注視時間の判定の処理が継続する。所定時間TH3は所定時間TH2よりも長い時間であり、例えば10秒である。所定時間TH3は、いわゆる測光を行って自動露出による露出設定値が決定され、決定された露出設定値が維持される期間である測光タイマーと同程度の時間である。なお。所定時間TH3を超えても所定位置へのTH2を超える注視がなかった場合(S305Yesの場合)には、システム制御部50は、撮影指示アイコン460をいったん非表示にする。
S306では、システム制御部50は、デジタルカメラ100を撮影指示待ち状態に設定する。撮影指示待ち状態とは、撮影者からの撮影指示を受け付け可能な状態であり、前述した第1シャッタースイッチ信号SW1が発生したときと同じ状態を示す。このように
、システム制御部50は、所定位置(撮影指示アイコン460)に対する注視時間が所定時間TH2を超えたと判定すると、デジタルカメラ100を撮影指示待ち状態に設定する。なお、このとき、システム制御部50は、デジタルカメラ100が撮影指示待ち状態に設定されたことを撮影者に対して通知してもよい。例えば、システム制御部50は、EVF29に対して撮影指示待ち状態であることを示すメッセージや表示アイテムを表示してもよく、撮影指示待ち状態であることを音声によって撮影者に通知してもよい。このような通知によって、撮影指示待ち状態であることを撮影者が確実に把握できるため、撮影者は、より意図的に撮影指示を行うことが可能になる。
S307では、システム制御部50は、撮影者による所定のキャンセル動作(キャンセル操作)があったか否かを判定する。所定のキャンセル動作があった場合にはS301に戻る。所定のキャンセル動作がない場合には、S308に遷移する。なお、所定のキャンセル動作があった場合には、システム制御部50は、撮影指示待ち状態を解除する。また、所定のキャンセル動作(撮影指示待ち状態の解除の条件)の例を以下に示す。
・EVF29の有効表示領域外へ視線(視線位置)を移動させる。
・所定位置(撮影指示アイコン460)から所定の距離以上遠くへ(長く)、視線を移動させる。
・所定の領域(不図示のキャンセル用アイコン等)へ視線を移動させる。
・所定位置(撮影指示アイコン460)から所定の値以上の速度で、所定の距離以上遠くへ(長く)、視線を移動させる。
S308では、システム制御部50は、視線検出部160を制御して、EVF29における撮影者の視線が途切れたか否かを判定する。視線が途切れた場合にはS309へ遷移する。視線が途切れていない場合には、S306に戻る。この視線の途切れは、撮影者による撮影指示に相当するため、撮影者は、例えば、図4(e)に示すように、副被写体440の位置に主被写体430が移動したタイミングで視線を途切れされる。
視線が途切れたか否かの判定において、撮影者がファインダー17から離眼した場合や、意図的でない瞬き、眼鏡の反射具合による誤検知などによって撮影者が撮影の意図なく視線が途切れたと判定され、撮影されてしまうことを防止することが好適である。このために、撮影者が意図的に視線を途切れさせたのか否かがわかる条件によって判定するとよい。例えば、撮影者が撮影トリガーとして意図的に目つむりをした場合に撮影を行い、意図的でない瞬きは撮影のトリガーとしないようにするため、特定条件を満たす目つむりがあった場合のみS308でYesと判定する。特定条件は例えば以下の条件Aと条件Bの双方が満たされるという条件である。
・条件A:目を開いている状態から目をつぶっている状態に変化し、目をつぶっている状態が第1の時間(例えば300msec)以上継続し、第2の時間(例えば2秒)が経過する前に再び目が開かれて視線を検知する。
・条件B:条件Aが1回満たされる(1回の目つむり)。あるいは、条件Aが満たされてから第3の時間(例えば1秒)以内に再び条件Aが満たされる(すなわち2回連続の目つむり)。
なお、上記は特定条件の例であって、撮影者による意図的な目つむり動作を判定できる条件であれば他の条件でもよい。なお、特定条件は、目つむり動作があったという条件に限らず、撮影者が接触することなく意図的に成立させることのできる条件であればよい。なお、特定条件は、デジタルカメラ100に接触することなく意図的に成立させることのできれば、必ずしも接触していない場合にのみ成立する条件である必要はなく、接触している場合にも成立する条件であってもよい。また、特性条件は、音声入力部58が所定の音声を検知したという条件を含んでいてもよい。
S309では、システム制御部50は、撮影処理を実行する。撮影動作とは、前述した第2シャッタースイッチ信号SW2が発生した時に行われる動作と同じ動作を示す。すなわち、システム制御部50は、撮像部22での撮影を行い、画像ファイルとして記録媒体200に記録する。図3のフローチャートの処理によれば、デジタルカメラ100は撮影指示待ち状態以外の状態で視線が途切れても撮影動作を行わないため、撮影者が意図していない場面で撮影されてしまうことを防止できる。なお、AF動作はすでに完了して合焦しているため、AFすることなく即座に撮影することができ、撮影者が意図したタイミングでの決定的瞬間を撮影することができる。
なお、本実施形態では、撮影者は、デジタルカメラ100に触れることなく、撮影指示待ち状態への遷移および撮影を実行することができる。従って、AFの位置や撮影した画像における被写体の位置のずれを抑制することができる。また、例えば、撮影者が荷物を持っていて、撮影に手を使うことができない状況においても撮影者は撮影を実行することができる。
また、撮影指示アイコン460に対する注視があったことを条件とすることで、撮影指示待ち状態へ遷移させることを、より撮影者の意図的なものにすることができる。本実施形態では、撮影指示アイコン460に注視された場合にのみ撮影指示待ち状態に遷移している。このため、撮影指示待ち状態でなければ、ウインクしたつもりではないまばたき(無意識におこなう周期性まばたきと、目に光が差し込んだときにおこなう反射性まばたき)によって撮影されてしまう可能性がない。また、撮影指示待ち状態に遷移するための条件と、撮影を実行するための条件とを異なる条件にしている。このことによって、撮影者は2つの動作が求められるため、撮影者の意図に反して撮影が実行されることを抑制することができる。従って、撮影者の意図的でない撮影が起こる可能性を、より低減できる。
なお、必ずしも所定位置への注視によってデジタルカメラ100が撮影指示待ち状態に遷移する必要はなく、例えば、AF動作が完了すると、撮影指示待ち状態に遷移してもよい。つまり、S303の処理が終了すると、S306に遷移してもよい。これによれば、所定位置への注視によって撮影指示待ち状態に遷移する場合に比べて、撮影者は早期に撮影を実施することができる。
以上、実施形態1によれば、撮影者の接触による操作をすることなく、視線入力を用いて撮影者が任意のタイミングで撮影することができる。
[実施形態2]
以下、図5を参照して、実施形態2に係るデジタルカメラ100の撮影動作について説明する。実施形態1では、所定位置への注視があった後に、撮影者の視線が途切れたことを撮影条件としたが、本実施形態では、所定位置への注視があったことを撮影条件とする。
図5は、実施形態2に係るフローチャートである。図5のフローチャートにおける各処理は、システム制御部50が、不揮発性メモリ56に格納されたプログラムをシステムメモリ52に展開して実行し、各機能ブロックを制御することにより実現される。
S501~S503では、システム制御部50は、S301~S303と同じ処理を実行する。
S504では、システム制御部50は、所定位置(撮影指示アイコン460)への注視時間を計測する。注視時間が所定時間TH2を超えたらS505へ遷移する。注視時間が所定時間TH2を超えていない場合はS506に遷移する。なお、TH2はTH1よりも
小さい値とする。
S505では、システム制御部50は、撮影処理を実行する。
S506では、システム制御部50は、S503にて計測を開始したシステムタイマー53の計測時間を確認する。所定位置への注視時間がTH2を越える前に、計測時間が所定時間TH3経過した場合には、S501に戻る。所定時間経過していない場合には、S504に戻り、所定位置への注視時間の計測が継続する。
以上、実施形態2によっても、視線入力を用いて撮影者が任意のタイミングで撮影することを可能にするデジタルカメラ(撮像装置、撮像制御装置)を提供することができる。本実施形態では、実施形態1よりも処理工程が少ないため実現が容易であり、また、実施形態1よりも撮影に要する時間を短縮することができる。
[実施形態3]
以下、図6および図7を参照して、実施形態3に係るデジタルカメラ100の撮影動作について説明する。実施形態3では、デジタルカメラ100は、撮影指示待ち状態に設定(遷移)するためのアイコンを2種類表示して、いずれのアイコンが注視されたかに応じて、撮影の動作を変更する。
図6は、実施形態3および後述する実施形態4に係るEVF29の表示を示す図である。実施形態3,4においては、AF動作(後述のS703,S803)が完了すると、図4(c)ではなく、図6に示すような表示がされる。図6では、実施形態1と同様に、有効表示領域400、焦点検出領域401~409がEVF29に表示されている。また、EVF29には、撮影指示アイコン460として、第一のアイコン661、第二のアイコン662が表示される。従って、撮影指示アイコン460が、第一のアイコン661および第二のアイコン662を含んでいるともいえる。
図7は、実施形態3に係るデジタルカメラ100の撮影動作を示すフローチャートである。図7のフローチャートにおける各処理は、システム制御部50が、不揮発性メモリ56に格納されたプログラムをシステムメモリ52に展開して実行し、各機能ブロックを制御することにより実現される。
S701~S703では、システム制御部50は、実施形態1のS301~S303と同じ処理を実行する。なお、本実施形態では、S703において、システム制御部50は、AF動作を行うと、図6に示すように、撮影指示アイコン460として、第一のアイコン661および第二のアイコン662をEVF29に表示する。
S704では、システム制御部50は、第一の所定位置(図6中の第一のアイコン661)への注視時間を計測する。注視時間が所定時間TH2を超えたらS705へ遷移する。注視時間が所定時間TH2を超えていない場合はS709に遷移する。なお、TH2はTH1よりも小さい値とする。
S705では、システム制御部50は、デジタルカメラ100を撮影指示待ち状態に設定する。
S706では、システム制御部50は、撮影者による所定のキャンセル動作があったか否かを判定する。所定のキャンセル動作があった場合にはS701に戻る。所定のキャンセル動作がない場合には、S707に遷移する。
S707では、システム制御部50は、視線検出部160を制御して、EVF29における撮影者の視線が途切れたか否かを判定する。視線が途切れた場合にはS708へ遷移
する。視線が途切れていない場合には、S705に戻る。
S708では、システム制御部50は、撮影処理を実行し画像一枚分の撮影をして、撮影した画像を記録する。この処理では、後述するS714のような、連続撮影を停止する所定の操作が無くても、撮影は停止する。なお、1枚分の撮影にかかわらず、ブラケット撮影のような予め1組の撮影の回数(枚数)が決まっている1組分の撮影を行ってもよい。例えば、適正露出よりも1段分露出オーバー側の設定での撮影、1段分露出アンダー側の設定での撮影、適正露出での撮影の3枚一組を行う露出ブラケット撮影を1組分(すなわち3回の撮影)を行ってもよい。
S709では、システム制御部50は、第二の所定位置(図6における第二のアイコン662)への注視時間を計測する。注視時間が所定時間TH2を超えたらS710へ遷移する。注視時間が所定時間TH2を超えていない場合はS715に遷移する。
S710では、システム制御部50は、デジタルカメラ100を撮影指示待ち状態に設定する。
S711およびS712では、システム制御部50は、S706およびS707と同様の処理を行う。なお、S711において、所定のキャンセル動作があった場合にはS701に戻り、所定のキャンセル動作がない場合にはS712に遷移する。S712において、視線が途切れた場合にはS713に遷移して、視線が途切れていない場合にはS710に戻る。
S713では、システム制御部50は、撮影処理を実行する。
S714では、システム制御部50は、撮影者が所定の操作をしたか否かを判定する。所定の操作があった場合には撮影を終了する。所定の操作がない限り、システム制御部50は連続して画像複数枚分の撮影を行い(すなわち、連写撮影(連続撮影)を行い)、撮影した画像を記録する。言い換えれば、所定の操作があるまで撮影を繰り返す。以下に所定の操作(停止操作)の例を示す。
・所定の領域(不図示のキャンセル用アイコン等)へ視線を移動させる。
・操作部70に含まれるいずれかの操作部に対して撮影者が入力を実行する。
・音声入力部58に対して、撮影者が所定の音声を入力する。
S715では、システム制御部50は、S703にて計測を開始したシステムタイマー53の計測時間が所定時間TH3経過している否かを判定する。所定時間TH3経過した場合には、S701に戻る。所定時間TH3経過していない場合には、S704に戻る。
なお、S708での撮影は、画像1枚分の撮影に限られず、例えば、2枚や3枚分などの所定枚数分の撮影や、予め定められた時間における動画の撮影が実行されてもよい。つまり、S708では、撮影者からの撮影の終了指示がなくても、撮影が終了するような撮影方式であれば任意の撮影方式であってよい。また、S713での撮影は、連続して画像複数枚分の撮影することに限らず、例えば、所定の操作がない限り動画の撮影が実行されてもよい。つまり、S713での撮影では、撮影者からの撮影の終了指示があると撮影が終了するような撮影方式であれば任意の撮影方式であってよい。
以上、実施形態3によれば、視線入力を用いて撮影者が好適な撮影方式を選択し、任意のタイミングで撮影することを可能にしたデジタルカメラ(撮像装置、撮像制御装置)を提供することができる。
[実施形態4]
以下、図8を参照して、実施形態4に係るデジタルカメラ100の撮影動作について説明する。
図8は、実施形態4に係るフローチャートである。図8のフローチャートにおける各処理は、システム制御部50が、不揮発性メモリ56に格納されたプログラムをシステムメモリ52に展開して実行し、各機能ブロックを制御することにより実現される。
S801~S803では、システム制御部50は、S301~S303と同じ処理を実行する。なお、本実施形態では、S803の処理が終了すると、撮影者による撮影指示が可能になるため、システム制御部50は、デジタルカメラ100を撮影指示待ち状態に設定しているといえる。
S804では、システム制御部50は、第一の所定位置(図6中の第一のアイコン661)への注視時間を計測する。注視時間が所定時間TH2を超えたらS805へ遷移する。注視時間が所定時間TH2を超えていない場合はS806に遷移する。なお、TH2はTH1よりも小さい値とする。
S805では、システム制御部50は、撮影処理を実行し1回撮影して、撮影した1枚の画像を記録する。なお、S805では、撮影者からの撮影の終了指示がなくても、撮影が終了するような撮影方式であれば任意の撮影方式であってもよい。
S806では、システム制御部50は、第二の所定位置(図6中の第二のアイコン662)への注視時間を計測する。注視時間が所定時間TH2を超えたらS807へ遷移する。注視時間が所定時間TH2を超えていない場合はS809に遷移する。
S807では、システム制御部50は、撮影処理を実行する。なお、S807の撮影では、撮影者からの撮影の終了指示があると撮影が終了するような撮影方式であれば任意の撮影方式であってもよい。
S808では、システム制御部50は、EVF29における撮影者の視線が途切れたか否かを判定する。システム制御部50は、視線が途切れた場合には撮影を終了する。従って、撮影者の視線が途切れない限り、システム制御部50は連続して撮影し、撮影した複数枚の画像を記録する。
S809では、システム制御部50は、S803にて計測を開始したシステムタイマー53の計測時間が所定時間TH3を経過したか否かを判定する。所定時間TH3が経過した場合には、S801に戻る。所定時間TH3が経過していない場合には、S804に戻る。なお、本実施形態では、S801に戻ると、再度のAF動作必要になるため、システム制御部50は、所定時間TH3が経過した場合には、撮影指示待ち状態を解除しているといえる。
以上、実施形態4によれば、視線入力を用いて撮影者が好適な撮影方式を選択し、任意のタイミングで撮影することを可能にしたデジタルカメラ(撮像装置、撮像制御装置)を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、焦点検出領域は9点に限らず、任意の数であってよい。また、視線検出が可能な構成であれば、接眼ファインダーに限定されない。
また、各実施形態では、ファインダー17内(電子ビューファインダー内)のEVF29への撮影者(ユーザー)の視線入力によって、システム制御部50は撮影のための処理を行っていたが、これには限られない。例えば、背面液晶である表示部28や、デジタル
カメラ100とは異なる機器の表示部に図4(a)~(e)に示すような表示がされて、これらの表示部に対する撮影者の視線入力によってシステム制御部50は撮影のための処理を行ってもよい。また、EVF29の代わりに、デジタルカメラ100の光学ファインダ内で被写体像である光学像とともに視認される表示部が用いられてもよい。
なお、システム制御部50が行うものとして説明した上述の各種制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェア(例えば、複数のプロセッサーや回路)が処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、撮像部を有する撮像装置を制御可能であり、視線入力を受付可能な撮像制御装置であれば適用可能である。すなわち、本発明はパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなどに適用可能である。
また、撮像装置本体に限らず、有線または無線通信を介して撮像装置(ネットワークカメラを含む)と通信し、撮像装置を遠隔で制御する制御装置にも本発明を適用可能である。撮像装置を遠隔で制御する装置としては、例えば、スマートフォンやタブレットPC、デスクトップPCなどの装置がある。制御装置側で行われた操作や制御装置側で行われた処理に基づいて、制御装置側から撮像装置に各種動作や設定を行わせるコマンドを通知することにより、撮像装置を遠隔から制御可能である。また、撮像装置で撮影したライブビュー画像を有線または無線通信を介して受信して制御装置側で表示できるようにしてもよい。
なお、上記の各実施形態の各機能部は、個別のハードウェアであってもよいし、そうでなくてもよい。2つ以上の機能部の機能が、共通のハードウェアによって実現されてもよい。1つの機能部の複数の機能のそれぞれが、個別のハードウェアによって実現されてもよい。1つの機能部の2つ以上の機能が、共通のハードウェアによって実現されてもよい。また、各機能部は、ASIC、FPGA、DSPなどのハードウェアによって実現されてもよいし、そうでなくてもよい。例えば、装置が、プロセッサと、制御プログラムが格納されたメモリ(記憶媒体)とを有していてもよい。そして、装置が有する少なくとも一部の機能部の機能が、プロセッサがメモリから制御プログラムを読み出して実行することにより実現されてもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上記の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:デジタルカメラ、50:システム制御部、160:視線検出部

Claims (22)

  1. 撮像制御装置であって、
    撮像手段で撮像される被写体像を視認可能な表示手段を見るユーザーの視線の視線検出結果を取得する取得手段と、
    前記表示手段の特定の位置への視線が第1の期間にわたってあったことに対応する視線位置の条件が満たされた場合の第1の状態のときは、前記撮像制御装置に対してユーザーが接触することなくユーザーが意図的に成立させることのできる特定条件が満たされたことに応じて前記撮像手段による撮影を行うように制御し、前記第1の状態でないときは、前記特定条件が満たされたことに応じた前記撮像手段による撮影は行わないように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする撮像制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記取得手段により取得した視線検出結果に基づいて、前記表示手段の特定の位置への視線が第1の期間にわたってあったことに対応する視線位置の条件が満たされたかを判断し、当該条件が満たされたと判断した場合は、前記第1の状態に遷移するように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像制御装置。
  3. 前記特定の位置は、前記表示手段の第1の位置と第2の位置とを含み、
    前記制御手段は、前記第1の位置への視線によって前記第1の状態となった場合には、前記特定条件が満たされたことに応じて第1の撮影を行ように制御し、
    前記第2の位置への視線によって前記第1の状態となった場合には、前記特定条件が満たされたことに応じて第2の撮影を行ように制御する、
    とを特徴とする請求項1または2に記載の撮像制御装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記第1の撮影では、ユーザーからの指示がなくても撮影を終了し、
    前記第2の撮影では、ユーザーからの指示に応じて撮影を終了する、
    ように制御する
    ことを特徴とする請求項3に記載の撮像制御装置。
  5. 前記特定条件は、ユーザーの視線が途切れることを含む
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  6. 前記特定条件は、ユーザーの意図的な目つむりを判定する条件である
    ことを特徴とする請求項に記載の撮像制御装置。
  7. 音声検知手段をさらに有し、
    前記特定条件は、前記音声検知手段が所定の音声を検知したことを含む
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  8. 前記制御手段は、前記第1の状態から、前記視線検出結果によって前記第1の状態の解除が可能である
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  9. 前記制御手段は、前記第1の状態において、前記表示手段の有効表示領域の外へユーザーの視線位置が移動した場合に、前記第1の状態を解除するように制御する
    ことを特徴とする請求項に記載の撮像制御装置。
  10. 前記制御手段は、前記第1の状態において、所定の位置にユーザーの視線位置が移動した場合に、前記第1の状態を解除するように制御する
    ことを特徴とする請求項またはに記載の撮像制御装置。
  11. 前記制御手段は、前記第1の状態において、前記特定の位置から所定の距離以上遠くへユーザーの視線位置が移動した場合に、前記第1の状態を解除するように制御する
    ことを特徴とする請求項乃至10のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  12. 前記制御手段は、前記第1の状態において、所定の値以上の速度で、前記特定の位置から前記所定の距離以上遠くへユーザーの視線位置が移動した場合に、前記第1の状態を解除するように制御する
    ことを特徴とする請求項11に記載の撮像制御装置。
  13. 前記特定の位置とは、前記第1の状態に遷移させるための表示アイテムに対応する位置である
    ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  14. 前記制御手段は、前記表示手段への視線が所定の期間にわたってあると、当該視線が向けられた位置に基づく位置の被写体に合焦するようにオートフォーカスを行い、前記表示アイテムを前記表示手段に表示するように制御する
    ことを特徴とする請求項13に記載の撮像制御装置。
  15. 前記制御手段は、前記特定の位置への視線が前記第1の期間にわたってあると、当該視線が向けられた位置に基づく位置の被写体に合焦するようにオートフォーカスを行い、前記第1の状態に設定するように制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  16. 前記表示手段は、前記撮像手段で撮像される被写体像を含むライブビュー画像を表示する
    ことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  17. 前記表示手段は、撮像装置の接眼式の電子ビューファインダー内の表示デバイスである
    ことを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  18. 前記表示手段は、ファインダーとは異なる撮像装置に備えられた表示デバイス、または、前記撮像装置とは異なる機器の表示デバイスである
    ことを特徴とする請求項1乃至16のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  19. 前記表示手段は、撮像装置の光学ファインダ内で前記被写体像である光学像とともに視認される表示デバイスである
    ことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  20. 撮像制御装置が実行する撮像制御方法であって、
    撮像手段で撮像される被写体像を視認可能な表示手段を見るユーザーの視線の視線検出結果を取得する取得ステップと、
    前記表示手段の特定の位置への視線が第1の期間にわたってあったことに対応する視線位置の条件が満たされた場合の第1の状態のときは、前記撮像制御装置に対してユーザーが接触することなくユーザーが意図的に成立させることのできる特定条件が満たされたことに応じて前記撮像手段による撮影を行うように制御し、前記第1の状態でないときは、前記特定条件が満たされたことに応じた前記撮像手段による撮影は行わないように制御する制御ステップと
    を有することを特徴とする撮像制御方法。
  21. コンピュータを、請求項1乃至19のいずれか1項に記載された撮像制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  22. コンピュータを、請求項1乃至19のいずれか1項に記載された撮像制御装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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