JP7286452B2 - 撮像素子および撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像素子および撮像装置に関し、特に、複数の偏光情報を同時に取得する撮像素子およびこれを備える撮像装置に関する。
近年、複数の偏光情報を撮像素子から同時に取得する試みが提案されている。
例えば、特許文献1の撮像素子では、有機光電変換膜とシリコン光電変換部とを積層した構成を用いて、有機光電変換膜とシリコン光電変換部の間に偏光角度が0°、45°、90°、135°、の4種類のワイヤーグリッド型偏光子が配置される。これにより、撮像素子から、4種類の偏光画像と、通常画像(意図的に変更させていない画像)が同時に取得される。
特開2017-17200号公報
しかしながら、特許文献1の撮像素子から取得される偏光画像は同時に取得される通常画像に対して解像度が低いという課題がある。
そこで、本発明は、通常画像と複数の偏光画像を同時取得する際、複数の偏光画像を通常画像と同じ解像度で取得することができる撮像素子および撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る撮像素子は、複数の撮像画素が2次元状に配列される撮像素子であって、前記複数の撮像画素は夫々、マイクロレンズと、前記マイクロレンズを介して受光する光の一部を透過し、その他の一部を光電変換する第1の光電変換部と、前記第1の光電変換部を透過した光を光電変換する第2の光電変換部と、前記第1の光電変換部と前記第2の光電変換部の間に配置された偏光子と、を備え、前記第1の光電変換部からの電荷に基づき通常画像を生成する第1の生成手段と、前記第2の光電変換部からの電荷に基づき第1の偏光画像を生成する第2の生成手段と、前記通常画像と前記第1の偏光画像を用いて第2の偏光画像を生成する第3の生成手段とを有することを特徴とする。
本発明の請求項9に係る撮像装置は、前記撮像素子を有することを特徴とする。
本発明によれば、通常画像と複数の偏光画像を同時取得する際、複数の偏光画像を通常画像と同じ解像度で取得することができる。
本発明の実施形態に係る撮像素子における基本画素群およびその配列を表す模式図である。 撮像素子を撮像面上方から見た模式図である。 撮像素子における基本画素群の夫々に対する偏光子の配置を示す模式図である。 撮像素子における基本画素群の夫々に対する偏光子の配置の変形例を示す模式図である。 撮像素子を構成する撮像画素の内部構造を説明するための断面図である。 偏光子を透過する光と反射する光を表す模式図である。 撮像画素中の集光点を説明するための図である。 撮像画素における、2つの下部透明電極により瞳分割がされた第1の光電変換部の領域を示す図である。 撮像画素における、4つの下部透明電極により瞳分割がされた第1の光電変換部の領域の変形例を示す図である。 撮像画素における、4つの下部透明電極により瞳分割がされた第1の光電変換部の領域の変形例を示す図である。 撮像素子における撮像画素の位置と図5Aに示すその瞳分割の対応関係を示した概略図である。 撮像素子により生成される視差画像間の像ずれ量とデフォーカス量の概略関係を示す図である。 複数の撮影レンズを交換可能なカメラ本体と撮影レンズとからなるカメラシステムの形態を持つ本発明の実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図8は、複数の撮影レンズを交換可能なカメラ本体と撮影レンズとからなるカメラシステムの形態を持つ本発明の実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。
本実施例のカメラシステム(撮像装置)はレンズ交換式一眼レフカメラであり、撮影レンズからなるレンズユニット800Lとカメラ本体800Mとを有する。レンズユニット800Lは、図中央の点線で示されるマウントMを介して、カメラ本体800Mに装着される。
レンズユニット800Lは、結像光学系(第1レンズ群801、絞り802、第2レンズ群803、第3レンズ群(フォーカスレンズ804))、および駆動/制御系を有する。第1レンズ群801は、レンズユニット800Lの先端に配置され、光軸方向OAに移動可能に保持される。絞り802は、撮影時の光量を調節する機能のほか、静止画撮影時には露出時間を制御するメカニカルシャッターとしての機能を有する。絞り802および第2レンズ群803は、一体で光軸方向OAに移動可能であり、第1レンズ群801と連動して移動することによりズーム機能を実現する。フォーカスレンズ804も光軸方向OAに移動可能であり、位置に応じてレンズユニット800Lが合焦する被写体距離(合焦距離)が変化する。フォーカスレンズ804の光軸方向OAにおける位置を制御することにより、レンズユニット800Lの合焦距離を調節する焦点調節を行うことができる。
駆動/制御系は、ズームアクチュエータ811、絞りシャッタアクチュエータ812、フォーカスアクチュエータ813、ズーム駆動回路814、絞りシャッタ駆動回路815、フォーカス駆動回路816、レンズMPU817、レンズメモリ818を有する。
ズーム駆動回路814は、ズームアクチュエータ811を用いて第1レンズ群801および第2レンズ群803を光軸方向OAに駆動し、レンズユニット800Lの光学系の画角を制御する。絞りシャッタ駆動回路815は、絞りシャッタアクチュエータ812を用いて絞り802を駆動し、絞り802の開口径や開閉動作を制御する。フォーカス駆動回路816は、フォーカスアクチュエータ813を用いてフォーカスレンズ804を光軸方向OAに駆動し、レンズユニット800Lの光学系の合焦距離を制御する。また、フォーカス駆動回路816は、フォーカスアクチュエータ813を用いてフォーカスレンズ804の現在位置を検出する。
レンズMPU817は、レンズユニット800Lに係る全体的な演算、制御を行うプロセッサであり、ズーム駆動回路814、絞りシャッタ駆動回路815、フォーカス駆動回路816を制御する。また、レンズMPU817は、マウントMを通じてカメラMPU825と接続され、コマンドやデータを通信する。例えば、レンズMPU817は、フォーカスレンズ804の位置を検出し、カメラMPU825からの要求に対してレンズ位置情報を通知する。このレンズ位置情報は、フォーカスレンズ804の光軸方向OAにおける位置、光学系が移動していない状態の射出瞳の光軸方向OAにおける位置および直径、射出瞳の光束を制限するレンズ枠の光軸方向OAにおける位置および直径などの情報を含む。また、レンズMPU817は、カメラMPU825からの要求に応じて、ズーム駆動回路814、絞りシャッタ駆動回路815、フォーカス駆動回路816を制御する。レンズメモリ818には、撮像面位相差AFに必要な光学情報が予め記憶されている。レンズMPU817は、例えば内蔵する不揮発性メモリやレンズメモリ818に記憶されているプログラムを実行することで、レンズユニット800Lの動作を制御する。
カメラ本体800Mは、光学系(光学ローパスフィルタ821および撮像素子106)と、駆動/制御系とを有する。光学ローパスフィルタ821は、撮像画像の偽色やモアレを軽減する。
撮像素子106は、CMOSイメージセンサと周辺回路で構成され、横方向m画素、縦方向n画素(n,mは2以上の整数)が配置される。本発明の撮像素子106は、後述する通常画像及び偏光画像1を生成すると共に、通常画像及び偏光画像1を用いて偏光画像2を生成する。詳細については図1A~7を用いて後述する。
駆動/制御系は、撮像素子駆動回路823、画像処理回路824、カメラMPU825(プロセッサ)、表示部826、操作スイッチ群827、メモリ828、撮像面位相差焦点検出部829を有する。画像処理回路824は、撮像素子106が出力する画像データから、焦点検出信号と、表示・記録用の画像データを生成する。
撮像素子駆動回路823は、撮像素子106の動作を制御すると共に、取得した画像データをA/D変換してカメラMPU825に送信する。
画像処理回路824は、撮像素子106が取得した画像データに対して、γ変換、ホワイトバランス調整処理、色補間処理、圧縮符号化処理など、デジタルカメラで行われる一般的な画像処理を行う。
カメラMPU825は、カメラ本体800Mに係る全体的な演算、制御を行い、撮像素子駆動回路823、画像処理回路824、表示部826、操作スイッチ群827、メモリ828、撮像面位相差焦点検出部829を制御する。カメラMPU825は、マウントMを介してレンズMPU817と接続され、レンズMPU817とコマンドやデータを通信する。カメラMPU825は、レンズMPU817に対し、レンズ位置の取得要求や、所定の駆動量での絞り、フォーカスレンズ、ズーム駆動要求や、レンズユニット800Lに固有の光学情報の取得要求などを発行する。カメラMPU825には、カメラ本体800Mの動作を制御するプログラムを格納したROM825a、変数を記憶するRAM825b、諸パラメータを記憶するEEPROM825cが内蔵されている。
表示部826は、LCDなどから構成され、カメラ本体800Mの撮影モードに関する情報、撮影前のプレビュー画像および撮影後の確認用画像、焦点検出時の合焦状態画像などを表示する。操作スイッチ群827は、電源スイッチ、レリーズ(撮像トリガ)スイッチ、ズーム操作スイッチ、撮影モード選択スイッチ等で構成される。メモリ828は、着脱可能なフラッシュメモリで、撮影済み画像を記録する。
撮像面位相差焦点検出部829は、画像処理回路824により得られる撮像面位相差AF信号に基づき、撮像面位相差AFによる焦点検出処理を行う。具体的には、画像処理回路824が撮像面位相差AF信号として撮影光学系の一対の瞳領域を通過する光束で形成される一対の像データを生成し、撮像面位相差焦点検出部829がこの一対の像データのずれ量に基づいて焦点ずれ量(デフォーカス量)を検出する。このように、本実施例の撮像面位相差焦点検出部829は、専用のAFセンサを用いず、撮像素子106の出力に基づく撮像面位相差AFを行う。
次に本発明の実施形態に係る撮像素子106について説明する。
図1Bに示すように、撮像素子106は、その有効画素領域は水平方向サイズ22.32ミリメートル、垂直方向サイズ14.88ミリメートルである。また、その有効画素数は、水平方向に6000画素、垂直方向に4000画素である。
図1Aは、撮像素子106の撮像面上に配列された複数の撮像画素の一部として2行2列の基本画素群101を表す模式図である。
基本画素群101は、赤色相当の波長帯域に分光感度を有する撮像画素102、青色相当の波長帯域に分光感度を有する撮像画素103、および緑色相当の波長帯域に分光感度を有する二つの撮像画素104,105により構成される。
以下、撮像素子106の撮像面をx-y面、これに垂直な方向をz方向として説明する。
すなわち、図1Bは、撮像素子106を撮像面上方から見た模式図であり、基本画素群101が、撮像面上に2次元状に配列されている状態を示している。
ここで、基本画素群101をなす撮像画素102~105の基本的な構成は後述のカラーフィルタ206の有する分光特性以外は同一である。よって、以下の説明においては撮像素子106の構成を説明するために撮像画素102に着目する。図1A中の撮像画素102について、zx面に平行な点線AB断面を図2に示す。
図2に示すように、撮像画素102は、下から第2の光電変換部202、偏光子107、第1の光電変換部204、カラーフィルタ206、及びマイクロレンズ207を備える。尚、本実施例では撮像画素102はカラーフィルタ206を有するが、白黒画像を撮像素子106から出力する場合、カラーフィルタ206は不要である。
第2の光電変換部202は、n型シリコン基板表面側にイオン注入により形成される。
マイクロレンズ207は、撮像画素102に入射される光を撮像画素102の内部に集光しながら導く。
第2の光電変換部202において光電変換された電荷は転送ゲート214を介してコンデンサー213へ転送され、撮像信号として用いられる。すなわち、撮像素子106は、この撮像信号を用いて後述する偏光画像1を生成する。第2の光電変換部202は第1の光電変換部204と同様、後述する有機光電変換膜であっても良い。すなわち、第2の光電変換部202は光を受光して光電変換できれば何を用いても良い。
(偏光子)
図1Cは、撮像素子106における基本画素群101の夫々に対する偏光子107の配置を示す模式図である。
図1Cに示すように、撮像素子106の各撮像画素102の偏光子107の偏光方向は全てy方向と平行な1方向(以下、この偏光方向を示す角度である偏光角度を0°と定義する)のみが配置される。尚、本実施形態では、撮像素子106の各撮像画素102は偏光角度が0°の偏光子107を有するが、その偏光角度は任意の角度で良く、本発明は偏光角度に本質的には依存しない。
偏光子107は、ワイヤーグリッド型偏光子層、すなわち反射抑制型偏光子を、入射光の波長より小さい間隔でストライプ状に配列させた構成を有する。撮像画素102への入射光はまず、第1の光電変換部204においてその一部が吸収され光電変換されるとともにその他の一部が透過する。図3に示すように、透過した光が偏光子107に入射すると、偏光子107の各ラインと垂直な偏光成分301は透過し、偏光子107の各ラインと平行な偏光成分302は反射する。このように偏光子107を透過した偏光成分301は、第2の光電変換部202で吸収され光電変換される。この際、偏光子107で反射した偏光成分302が再び第1の光電変換部204に入射すると、後述する第1の光電変換部204からの出力信号から第2の光電変換部202からの出力信号を減算して、偏光成分302の信号を生成する際の精度低下につながる。そのため、本実施形態では偏光子107には反射光吸収型が用いられる。
(光電変換膜)
第1の光電変換部204の上部には周囲の画素上にも連続にまたがるように形成された上部透明電極205、第1の光電変換部204の下部には周囲の画素とは電気的に分離した下部透明電極208,209が形成されている。下部透明電極208,209の電極パターンにより、入射光学系の瞳領域が分割およびパターン化される。すなわち、分割およびパターン化された異なる瞳領域を通過して入射される光束に属する光を第1の光電変換部204で光電変換して電荷を生成し、それぞれ対応する下部透明電極を通して前述の電荷を電気信号として出力する。下部透明電極208,209の夫々から出力される電気信号は光学的に瞳分割された光束に対応する信号であるため、この信号に基づき、後述する通常画像が生成されるだけでなく、瞳分割位相差方式の焦点検出処理が実行される。
第1の光電変換部204は、可視光帯域において受光感度が確保される限り、有機光電変換膜や量子ドットフィルムなど様々なものが適応可能であり、特に可視光帯域において一定の受光感度となるものが望ましい。本実施形態では、第1の光電変換部204を有機光電変換膜で構成しており、上部電極との間に電子ブロック層、下部電極との間にホールブロック層など効率的に電荷を電極へ輸送するための層構造が形成されている。
電気配線部210,211は、信号電荷の読み取りやスイッチングを行うための電気配線部であり、下部透明電極208,209は電気配線部210,211を介してSi基板上の信号読み取り部212,215へと接続されている。
本実施形態では、第1の光電変換部204の厚さを、第1の光電変換部204に入射する光のうち50%以下を吸収し、それ以外の光を透過させるように設定する。以下、第1の光電変換部204が入射光を吸収する割合を所定の割合と表現する。
また、本実施形態では第1の光電変換部204は有機光電変換膜であるが、第1の光電変換部204は一部光を透過し、それ以外の光を吸収(光電変換)する光電変換手段であれば、有機光電変換膜に限定されない。
(通常画像と偏光画像1から偏光画像2の生成)
光は、互いに直交するインコヒーレントな関係の2方向の偏光成分の光に分解できることが知られている。そのため、偏光がない光(無偏光)を直線偏光子に向けて照射した場合、直線偏光子を透過した光と透過しなかった光は概ね等価となる。
一方撮像素子106では、第1の光電変換部204の光電変換で偏光子107を透過する前の意図的に偏光させていない光の画像(通常画像)を取得できる。また、第2の光電変換部202の光電変換で直線偏光子である偏光子107を透過した後の光の画像(偏光画像1)が取得できる。よってかかる偏光の性質を利用し、撮像素子106は、通常画像から偏光画像1を減算して、偏光子107を透過した後の光と直交する成分の光の画像(偏光画像2)を生成する。尚、本実施例では、撮像素子106が、通常画像、偏光画像1、及び偏光画像2を全て生成する構成としたが、これに限定されない。例えば、撮像素子106で生成された通常画像及び偏光画像1を画像処理回路824に出力し、画像処理回路824において偏光画像2を生成するようにしてもよい。この場合、以下後述するような通常画像と偏光画像1の感度分配の適正を撮像素子106において行わなくてもよい。
よって、本実施形態では、図2に示すように第1の光電変換部204を挟むように上部透明電極205及び下部透明電極208,209を配置する。また、下部透明電極208,209の下に直線偏光子である偏光子107を配置し、さらにその下にシリコン型の第2の光電変換部202を配置する。すなわち、かかる構成とすることで同じ光から同時に通常画像と偏光画像1の取得が可能となる。
尚、高精度な偏光画像2を取得するためには、撮像素子106で取得される通常画像と偏光画像1の感度分配を適正にする必要がある。具体的には、第1の光電変換部204が光を透過する割合を、偏光子107が半分の光しか透過させない点等を考慮しつつ、通常画像と偏光画像1の感度が等価となるように調整する必要がある。これにより、通常画像から偏光画像1を単に減算するだけで偏光画像2を取得することができる。尚、本実施例では、撮像素子106において偏光画像2が取得されるが、本発明はこれに限定されない。例えば、撮像素子106が通常画像と偏光画像1を画像処理回路824に送信し、画像処理回路824において偏光画像2が生成されるようにしてもよい。
具体的な通常画像と偏光画像1の感度調整の方法を、まずは理想モデル(光損失が無いモデル)を用いて説明する。
理想モデルの場合、第1の光電変換部204の受光効率(所定の割合)は50%とすれば良い。第1の光電変換部204の受光効率を50%とするように膜厚を設定すると、偏光子107には50%の光が到達する。偏光子107を透過する光は偏光子107に到達した光の半分であり、残りの光は偏光子107に吸収されるため、偏光子107を透過する光が25%、偏光子107を透過しない光が25%となる。理想モデルの場合、第2の光電変換部202では偏光子107を透過した光はすべて受光されるため、第1の光電変換部204で取得された通常画像から第2の光電変換部202で取得された偏光画像1を減算すると、偏光画像2を取得することが可能となる。
尚、実際は理想モデルより低い受光効率となるよう第1の光電変換部204を設計する必要がある。実際には偏光子107を光が透過する時や、第2の光電変換部202が光を受光する時に光損失が発生するためである。すなわち、第1の光電変換部204にかける印加電圧による第1の光電変換部204の透過率の制御及びその膜厚の設定の少なくとも一方を行うことで、第1の光電変換部204の受光効率が50[%]以下となるように行う。これにより高精度に通常画像から偏光画像1を減算して偏光画像2を生成することが可能となる。
更に、カラーフィルタ206の波長帯域に応じて第1の光電変換部204の受光効率が変動する場合は、カラーフィルタ206の波長帯域に応じて、さらに第1の光電変換部204にかける印加電圧の制御を変更する。この際、第1の光電変換部204の膜厚の設定の変更も併せて行ってもよい。これにより、撮像素子106の異なる分光感度を有する撮像画素間で、感度が異なる偏光画像2が生成されるのを防ぐことができる。
また、高精度に通常画像から偏光画像1を減算することで偏光画像2を生成するためには、偏光子107に到達した光の一部が反射する点に対しても処置を行う必要がある。偏光子107として反射抑制型の偏光子を使用した場合においても、光が偏光子107を到達した際に、一部の光が反射光として第1の光電変換部204に入光してしまうためである。かかる偏光子107で生じる反射光を抑制するためには図2に示すように、反射抑制膜216を偏光子107のマイクロレンズ207に隣接する面に配置するのが好ましい。
以上説明したように撮像画素102を構成することで等価の感度の通常画像及び偏光画像1を取得すると共に、撮像素子106において取得した通常画像から偏光画像1を減算して偏光画像2を取得する画像処理を行う。これにより、撮像素子106より、通常画像及びこれと同一の解像度を有する2種類の偏光画像を取得することが可能となる。
本実施形態では、取得する偏光画像の解像度を優先するため、2種類の偏光画像のみを取得する構成とした。しかしながら、かかる構成では位相ずれを検出することが出来ない。偏光の位相情報を取得するためには、0°、45°、90°、135°の計4つの偏光角度の偏光画像が必要となるが、本実施形態の構成では0°と90°の2つの偏光角度の偏光画像しか取得できないためである。
すなわち、位相ずれを検出可能とする場合、取得される偏光画像の解像度の低下も抑制する処置を合わせて行う必要がある。例えば、撮像素子106に配置する偏光子107を、図1Dのように偏光角度0°に配置された偏光子107aと偏光角度45°に配置された偏光子107bとが撮像素子106において市松状に交互に配置されるように構成される。この場合、アップサンプリング(補間演算)して偏光画像1の解像度を維持するようにしてもよい。尚、偏光子107a,107bの偏光角度は相対的に45°異なっていればよく、例えば、偏光子107bの偏光角度135°としてもよい。尚、偏光子107a,107bを市松状に配置する理由は、行列方向共に0°の偏光子と45°の偏光子が入れ子に配置されるため、色毎のレイヤーで分割した偏光画像1に対する補間演算時の復元効果が高くなるからである。本実施形態では、以下のように2次元近似で補間してアップサンプリングする。まず、偏光子107bを備える撮像画素において偏光角度0°の画素値を取得する。この際、同じ波長帯域のカラーフィルタ206を有し、かつ距離が最も近い偏光子107aを備える他の撮像画素からもその画素値を取得する。その後、取得した2つの画素値を用いて2次元線形近似を行う。また、上記偏光子107bを備える撮像画素の周辺にあるより広い領域の偏光子107aを備える撮像画素の画素値を用いてバイキュービック法等により2次元曲線近似を行うという方法であってもよい。
(集光位置と瞳分割構造の関係)
図4は、図2の撮像画素102の上部における光の集光の様子を表す模式図である。
撮像画素102の外部からマイクロレンズ207に向かって複数の平行な光束401が入射する場合、この入射された光束401は撮像画素102の内部で集光点402を形成する。本実施形態の撮像画素102は、集光点402がz方向において第1の光電変換部204の中央付近に位置し、かつx方向において下部透明電極208,209の間に位置するように設定されている。尚、集光点402とは、光束401の断面を円形と仮定した場合にその径が最も小さくなる領域を含む微小領域を称し、例えばガウシアンビームにおけるビームウェスト領域に相当する。本実施形態では、x方向に分割された下部透明電極208,209の間に集光点が位置するよう設定されているが、下部透明電極208,209の分割方向はx方向に限るものでない。すなわち、下部透明電極208,209の分割方向において下部透明電極208,209の間に位置するようxy面内で集光点402を設定することが好ましい。
また、図4に示すように、本実施形態では、瞳分割構造を有する受光部として、偏光子107より上側にある第1の光電変換部204が用いられる。この理由は、第1の光電変換部204の光電変換により取得される通常画像で焦点調節をした方が第2の光電変換部202の光電変換により取得される偏光画像1で焦点調節するより精度が高くなるためである。また、瞳分割構造を有する受光部を偏光子107の下側にある第2の光電変換部202とすると、焦点調節に必要な信号を撮像素子106から取得できない場合があるためである。例えば、偏光子107の偏光方向と同じ直線偏光が撮像素子106に入射し、入射した光が偏光子107を透過できない場合がこれに該当する。このような理由より、撮像素子106を積層構造とし、通常画像と偏光画像1を同時に取得する場合、焦点調節を行うための瞳分割構造を有する受光部は偏光子107の上側に配置されることが好ましい。
さらに、本実施形態では、図5Aに示すように、xy面内において、撮像素子106が取得する通常画像の画素領域501はx方向に分割された二つの下部透明電極208,209により瞳分割がされている。ただし、本発明における瞳分割の方法は本実施形態の方法に限定されない。例えば、図5Bに示すように、画素領域501は下部透明電極502~504によりy方向にも瞳分割がされてもよい。また、図5Cに示すように、画素領域501は図5Bの場合とは分割方向が45度ずれている下部透明電極506~508により瞳分割を行ってもよい。このように瞳分割に用いられる下部透明電極の分割方向、分割数、および形状は限定されるものではない。また、第1の光電変換部204の上部透明電極205および下部透明電極208,209の材料も特に限定されない。具体的には、フッ素ドープ酸化スズ(FTO)やスズドープ酸化インジウム(ITO)などがその材料として挙げられるがこれらに限るものではない。
撮像素子106における撮像画素102の位置と図5Aに示すその瞳分割の対応関係を示した概略図を図6に示す。以下、撮像画素102が、撮像素子106において、図6向かって左側に位置する場合を撮像画素102aと呼び、図6向かって右側に位置する場合を撮像画素102bと呼ぶ。
線604は、被写体600a,600bの位置を示す。
線605は、レンズユニット800Lの結像光学系の位置を示す。
撮像面606は、レンズユニット800Lの結像光学系を通して、被写体600aの被写体像が撮像画素102bに形成される位置であって、且つ、被写体600bの被写体像が撮像画素102aに形成される位置である。
線609は、撮像画素102a,102bの第1の光電変換部204のz方向における中央の位置を示す。
撮像画素102a,102bは、x方向に2分割された下部透明電極208,209の夫々に対応する第1の光電変換部204の領域において、レンズユニット800Lの結像光学系の異なる瞳部分領域607,608を通過する光束を受光する。
撮像画素102a,102b毎に、第1の光電変換部204の下部透明電極208に対応する部分及び下部透明電極209に対応する部分の夫々における特定の部分からの信号を選び出す。これにより、瞳部分領域607,608の中の特定の瞳部分領域に対応した1対の画像からなる視差画像を得ることができる。例えば、撮像画素102a,102b毎に、第1の光電変換部204の下部透明電極208に対応する部分の信号を選び出すことで、結像光学系の瞳部分領域607に対応した有効画素数の解像度の視差画像を得ることができる。第1の光電変換部204の下部透明電極209に対応する部分の信号についても同様である。尚、図5Bのように4つの下部透明電極502~505が存在している場合、視差画像は4つの異なる瞳部分領域に対応した画像により構成される。
また、撮像画素102a,102b毎に、第1の光電変換部204の下部透明電極208に対応する部分と下部透明電極209に対応する部分の信号を全て加算することで、有効画素数の解像度の撮像画像を生成することができる。
なお本実施形態では、図6に示すように、撮像素子106の中央から離れた位置にある撮像画素102bは、撮像素子106の中央に位置する撮像画素102bと比べてそのマイクロレンズ207の位置が撮像素子106の中央側へ偏芯している。これは、撮像素子106の中央から遠い部分では結像光学系からの主光線の方向がより傾くため、この傾きに対応するためである。
(像ずれ量とデフォーカス量の関係)
以下、本実施形態に係る視差画像の像ずれ量とデフォーカス量の関係について説明する。
図7は、撮像素子により生成される視差画像間の像ずれ量とデフォーカス量の概略関係を示す図である。
撮像面606には図6の撮像画素102a(図7において不図示)が配置され、図6と同様に、結像光学系の射出瞳が、瞳部分領域607,608に2分割される。
デフォーカス量dは、被写体の結像位置から撮像面606までの距離である。デフォーカス量dは、被写体の結像位置が撮像面606より被写体側にある前ピン状態においては負の値となり(d<0)、被写体の結像位置が撮像面606より被写体の反対側にある後ピン状態においては正の値(d>0)となる。また、被写体の結像位置が撮像面606にある合焦状態ではd=0となる。図7で、線604に位置する被写体701の結像位置は撮像面606にある、すなわち合焦状態(d=0)の例を示し、線700に位置する被写体702の結像位置は前ピン状態にある、すなわち(d<0)の例を示す。以下、前ピン状態(d<0)と後ピン状態(d>0)はいずれも、デフォーカス状態(|d|>0)として表記する。
前ピン状態(d<0)では、被写体702からの光束のうち、瞳部分領域607(608)を通過した光束は、一度、集光した後、光束の重心位置G1(G2)を中心としてボケ幅Γ1(Γ2)に広がり、撮像面606で形成される被写体像はボケた像となる。ボケた像は、第1の光電変換部204の下部透明電極208,209の夫々に対応する領域で受光され、視差画像が生成される。すなわち生成された視差画像として、重心位置G1を中心としてボケ幅Γ1に広がるボケた被写体像の画像及び重心位置G2を中心としてボケ幅Γ2に広がるボケた被写体像の画像からなる1対の画像が記録される。被写体像のボケ幅Γ1(Γ2)は、デフォーカス状態がひどくなる、すなわち|d|の値が増加するのに伴い、概ね、比例して増加していく。同様に、視差画像を構成する1対の画像間の被写体像の像ずれ量p(=G1-G2)の絶対値(|p|)も、デフォーカス状態がひどくなる、すなわち|d|の値が増加するのに伴い、概ね、比例して増加していく。尚、後ピン状態(d>0)においても、被写体像のボケ幅Γ1(Γ2)と|d|の関係、および|p|と|d|の関係は同様である。合焦状態(d=0)では、視差画像を構成する1対の画像の夫々における被写体像の重心位置が一致する、すなわち像ずれ量pの値はゼロとなる。
従って、第1の光電変換部204の下部透明電極208,209の夫々に対応する部分の信号から生成される1対の画像からなる視差画像は、そのデフォーカス量dの絶対値(|d|)の増加に伴い、その像ずれ量pの絶対値(|p|)も比例して増加する。
このように本実施形態では、撮像素子106の第1の光電変換部204からの信号を用いて視差画像を構成する1対の画像間の像ずれ量pを相関演算により算出することで、撮像面位相差検出方式の焦点検出信号を用いた焦点検出を行うことができる。
以上、説明したように、通常画像から偏光画像1を減算することで偏光画像2を生成することで、通常画像と複数の偏光画像を同じ解像度で出力可能とした、撮像素子106およびカメラシステム(撮像装置)を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で本件の実施例中にも示した種々の変形及び変更が可能である。
102~105 撮像画素
106 撮像素子
202 第2の光電変換部
204 第1の光電変換部
205 上部透明電極
206 カラーフィルタ
207 マイクロレンズ
208,209 下部透明電極
213 コンデンサー
216 反射抑制膜

Claims (9)

  1. 複数の撮像画素が2次元状に配列される撮像素子であって、
    前記複数の撮像画素は夫々、
    マイクロレンズと、
    前記マイクロレンズを介して受光する光の一部を透過し、その他の一部を光電変換する第1の光電変換部と、
    前記第1の光電変換部を透過した光を光電変換する第2の光電変換部と、
    前記第1の光電変換部と前記第2の光電変換部の間に配置された偏光子と、
    を備え、
    前記第1の光電変換部からの電荷に基づき通常画像を生成する第1の生成手段と、
    前記第2の光電変換部からの電荷に基づき第1の偏光画像を生成する第2の生成手段と、
    前記通常画像と前記第1の偏光画像を用いて第2の偏光画像を生成する第3の生成手段とを有することを特徴とする撮像素子。
  2. 前記偏光子の前記マイクロレンズに隣接する面には反射抑制膜を配置することを特徴とする請求項1記載の撮像素子。
  3. 前記偏光子は反射抑制型偏光子であることを特徴とする請求項1又は2記載の撮像素子。
  4. 前記第3の生成手段は前記通常画像から前記第1の偏光画像の減算を含む演算をして前記第2の偏光画像を生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の撮像素子。
  5. 前記第1の光電変換部は電気的に複数に分割されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像素子。
  6. 前記第1の光電変換部は有機光電変換膜で構成されており、その上部及び下部に透明電極が配置され、前記第1の光電変換部にかける印加電圧及びその膜厚の設定の一方により前記第1の光電変換部の透過率を制御する制御手段を更に備えることを特徴とする請求項5記載の撮像素子。
  7. 前記マイクロレンズと前記有機光電変換膜の間にカラーフィルタをさらに有し、
    前記制御手段による前記第1の光電変換部の透過率の制御は、前記カラーフィルタを透過する波長帯域に応じて行われることを特徴とする請求項6記載の撮像素子。
  8. 前記偏光子は、前記撮像素子において市松状に交互に配置される、偏光方向が相対的に45°異なる2種類の偏光子により構成され、
    前記第2の生成手段は、前記撮像素子における前記撮像画素からその画素値を取得する際、同じ波長帯域の前記カラーフィルタを有し、且つその周辺にある他の撮像画素が出力した画素値を用いて補間演算して前記第1の偏光画像を生成することを特徴とする請求項7記載の撮像素子。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
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