JP7286379B2 - ファインダー光学系及びそれを有する観察装置、撮像装置 - Google Patents
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Description
前記ファインダー光学系は、画像表示面から観察側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ、負の屈折力の第2レンズ、正の屈折力の第3レンズ、正の屈折力の第4レンズを有し、
前記第1レンズの材料の屈折率をnd1、前記第2レンズの材料の屈折率をnd2、前記第1レンズの焦点距離をf1、前記ファインダー光学系の焦点距離をf、前記第1レンズの画像表示面側のレンズ面の曲率半径をR11、前記第1レンズの観察側のレンズ面の曲率半径をR12、前記第3レンズの焦点距離をf3、前記第4レンズの焦点距離をf4とするとき、
1.700<nd1
nd2<1.700
f1/f<0.90
0.571≦(R11+R12)/(R11-R12)<2.0
0.5<f4/f3<10.0
なる条件式を満たすことを特徴としている。
なお、第1、第2、第5、第6実施例は本実施形態に対応する実施例であり、第3、第4実施例は参考例である。
とする。このとき、
1.700<nd1 ・・・(1)
nd2<1.700 ・・・(2)
f1/f<0.90 ・・・(3)
なる条件を満たす。
また条件式(1a)について、さらに好ましくは以下の条件式(1b)を満たすことが好ましい。
条件式(2)は、ファインダー光学系L0の第2レンズG2の材料の屈折率を規定している。第2レンズG2は負の屈折力を有するが、ファインダー光学系L0は全体として強い正の屈折力を持つため、負の屈折力を持つ第2レンズG2の材料の屈折率を下げなければペッツバール和の補正が困難になる。そのため条件式(2)の上限値を超えると像面湾曲、非点収差が増加してくる。
また条件式(2a)について、さらに好ましくは以下の条件式(2b)を満たすことが好ましい。
条件式(3)は、ファインダー光学系L0の第1レンズG1の焦点距離を規定している。条件式(3)はファインダー光学系L0の高倍率化を図りつつ球面収差、像面湾曲、非点収差等の諸収差を良好に補正するためのものである。条件式(3)の上限値を超えると、第1レンズG1の正の屈折力が弱くなり、球面収差、像面湾曲、非点収差等の諸収差の補正が不十分となるため、好ましくない。
また条件式(3a)について、さらに好ましくは以下の条件式(3b)を満たすことが好ましい。
各実施例のファインダー光学系において更に好ましくは次の条件式のうち1以上を満足するのが良い。
0.5<f4/f3<10.0 ・・・(5)
-8.5<(R21+R12)/(R21-R12)<0.0 ・・・(6)
0.6<f3/f<3.0 ・・・(7)
-1.0<f2/f<-0.3 ・・・(8)
0.4<(R41+R32)/(R41-R32)<6.0 ・・・(9)
0.30<H/f<0.45 ・・・(10)
以下、条件式(4)乃至(10)の技術的意味について説明する。
0.5<f4/f3<5.0 ・・・(5a)
-8.0<(R21+R12)/(R21-R12)<-2.0・・・(6a)
1.0<f3/f<3.0 ・・・(7a)
-0.9<f2/f<-0.4 ・・・(8a)
0.5<(R41+R32)/(R41-R32)<3.0 ・・・(9a)
0.32<H/f<0.45 ・・・(10a)
またさらに好ましくは条件式(4a)乃至(10a)について、以下の条件式(4b)乃至(10b)の数値範囲にあることが好ましい。
0.60<f4/f3<4.00 ・・・(5b)
-7.5<(R21+R12)/(R21-R12)<-2.0 ・・・(6b)
1.0<f3/f<2.5 ・・・(7b)
-0.90<f2/f<-0.45 ・・・(8b)
0.5<(R41+R32)/(R41-R32)<2.8 ・・・(9b)
0.32<H/f<0.40 ・・・(10b)
実施例1乃至3、5、6のファインダー光学系L0は、画像表示面側より観察側へ順に、正の屈折力の第1レンズG1、負の屈折力の第2レンズG2、正の屈折力の第3レンズG3、正の屈折力の第4レンズG4より構成されている。
νd=(Nd-1)/(NF-NC)
で表される。
数値実施例1
単位mm
L0 ファインダー光学系
G1 第1レンズ
G2 第2レンズ
G3 第3レンズ
G4 第4レンズ
G5 第5レンズ
EP 観察面
Claims (11)
- 画像表示面に表示された画像を観察するためのファインダー光学系であって、
前記ファインダー光学系は、画像表示面から観察側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ、負の屈折力の第2レンズ、正の屈折力の第3レンズ、正の屈折力の第4レンズを有し、
前記第1レンズの材料の屈折率をnd1、前記第2レンズの材料の屈折率をnd2、前記第1レンズの焦点距離をf1、前記ファインダー光学系の焦点距離をf、前記第1レンズの画像表示面側のレンズ面の曲率半径をR11、前記第1レンズの観察側のレンズ面の曲率半径をR12、前記第3レンズの焦点距離をf3、前記第4レンズの焦点距離をf4とするとき、
1.700<nd1
nd2<1.700
f1/f<0.90
0.571≦(R11+R12)/(R11-R12)<2.0
0.5<f4/f3<10.0
なる条件式を満たすことを特徴とするファインダー光学系。 - 1.700<nd1<1.900
なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1に記載のファインダー光学系。 - 1.580<nd2<1.700
なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1又は2に記載のファインダー光学系。 - 0.40<f1/f<0.90
なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のファインダー光学系。 - 前記第1レンズの観察側のレンズ面の曲率半径をR12、前記第2レンズの画像表示面側の曲率半径をR21とするとき、
-8.5<(R21+R12)/(R21-R12)<0.0
なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のファインダー光学系。 - 前記第3レンズの焦点距離をf3とするとき、
0.6<f3/f<3.0
なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のファインダー光学系。 - 前記第2レンズの焦点距離をf2とするとき、
-1.0<f2/f<-0.3
なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のファインダー光学系。 - 前記第3レンズの観察側のレンズ面の曲率半径をR32、前記第4レンズの画像表示面側のレンズ面の曲率半径をR41とするとき、
0.4<(R41+R32)/(R41-R32)<6.0
なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のファインダー光学系。 - 画像を表示する画像表示素子と、該画像表示素子の画像表示面に表示される画像を観察するために用いられる請求項1乃至8のいずれか1項に記載のファインダー光学系を有することを特徴とする観察装置。
- 前記画像表示素子の画像表示面の対角長をHとするとき、
0.30<H/f<0.45
なる条件式を満たすことを特徴とする請求項9に記載の観察装置。 - 物体像を撮像する撮像光学系と、前記撮像光学系で撮像された物体像を表示する画像表示素子と、該画像表示素子で表示される画像を観察するための請求項9または10に記載の観察装置を有することを特徴とする撮像装置。
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JP2019069585A JP7286379B2 (ja) | 2019-04-01 | 2019-04-01 | ファインダー光学系及びそれを有する観察装置、撮像装置 |
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JP2020170022A JP2020170022A (ja) | 2020-10-15 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018189879A (ja) | 2017-05-10 | 2018-11-29 | キヤノン株式会社 | 接眼光学系及びそれを有する観察装置 |
WO2019054358A1 (ja) | 2017-09-15 | 2019-03-21 | 株式会社ニコン | 接眼光学系、光学機器及び接眼光学系の製造方法 |
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2019
- 2019-04-01 JP JP2019069585A patent/JP7286379B2/ja active Active
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JP2018189879A (ja) | 2017-05-10 | 2018-11-29 | キヤノン株式会社 | 接眼光学系及びそれを有する観察装置 |
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