JP7285803B2 - washing machine - Google Patents
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Description
本開示は、洗浄槽に収容した洗浄対象物を洗浄する洗浄機に関するものである。 TECHNICAL FIELD The present disclosure relates to a washing machine for washing objects to be washed contained in a washing tank.
従来、食器などの洗浄対象物を収容した洗浄槽に給水を行い、洗浄対象物を洗浄する洗浄機として、洗浄槽からの漏水を検出する漏水検出部を備え、漏水が検出された場合において洗浄槽における水を排出する洗浄機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
Conventionally, as a washing machine that supplies water to a washing tank containing objects to be washed such as tableware and washes the objects to be washed, it is equipped with a water leakage detection unit that detects water leakage from the washing tank. A washing machine that discharges water in a tank is known (see
しかし、このような洗浄機は、漏水検出部が漏水を検知しない限り、洗浄処理などの動作中に地震などが発生した場合であっても、通常の処理を継続して実行する虞がある。このため、当該洗浄機は、地震などの振動によって内部の機構が損傷を受けた場合などにおいて、漏水を未然に抑えることができなかった。 However, unless the water leakage detector detects water leakage, such a washing machine may continue to perform normal processing even when an earthquake or the like occurs during washing processing or the like. For this reason, the washing machine cannot prevent water leakage even when the internal mechanism is damaged by vibrations such as an earthquake.
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、漏水の発生を未然に抑えることができる洗浄機を提供することを目的する。 The present disclosure has been made to solve the above problems, and an object of the present disclosure is to provide a washing machine that can prevent the occurrence of water leakage.
本開示に係る洗浄機は、洗浄対象物を洗浄する洗浄機であって、前記洗浄対象物を収容する洗浄槽と、前記洗浄槽に水を供給し、前記洗浄槽に収容されている前記洗浄対象物を洗浄する給水洗浄機構と、前記洗浄槽の内部の水位を検知する水位検知部と、前記洗浄槽の内部の前記水を外部に排出する排水機構と、前記洗浄機の振動を検知する振動検知部と、前記給水洗浄機構、前記水位検知部、および前記排水機構を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記振動検知部が前記振動を検知した場合には、前記水位を検知するよう前記水位検知部を制御し、該水位検知部による検知結果が、前記洗浄槽の内部に前記水が含まれていることを示す場合には、該水を排出するよう前記排水機構を制御し、前記振動検知部は、鉛直方向において前記洗浄槽より下の位置に、前記洗浄槽と別個に設置され、前記給水洗浄機構が動作中の時間を含む時間において前記振動を検知する、ものである。 A washing machine according to the present disclosure is a washing machine for washing an object to be washed, comprising: a washing tank containing the object to be washed; water being supplied to the washing tank; A water supply washing mechanism for washing an object, a water level detection unit for detecting the water level inside the washing tank, a drainage mechanism for discharging the water inside the washing tank to the outside, and a vibration of the washing machine. a vibration detection unit; and a control unit that controls the water supply washing mechanism, the water level detection unit, and the drainage mechanism. and when the detection result by the water level detection unit indicates that the water is contained in the cleaning tank, the drainage mechanism discharges the water and the vibration detection unit is installed separately from the cleaning tank at a position below the cleaning tank in the vertical direction, and detects the vibration during a time including the time when the water supply cleaning mechanism is in operation. It is.
本開示に係る洗浄機によれば、振動検知部が洗浄機の振動を検知した場合において制御部が、水位検知部に洗浄槽内の水位を検知させる。そして、制御部は、水位検知部による検知結果が、洗浄槽内に水が含まれていることを示す場合には、当該水を外部に排出するよう排水機構を制御する。従って、洗浄機は、振動によって内部の部品が損傷を受け、漏水の可能性がある場合において、洗浄槽内の水を排出することにより、漏水の発生を未然に抑えることができる。 According to the washing machine of the present disclosure, when the vibration detection section detects vibration of the washing machine, the control section causes the water level detection section to detect the water level in the washing tank. Then, when the detection result by the water level detection section indicates that water is contained in the cleaning tank, the control section controls the drainage mechanism to discharge the water to the outside. Therefore, when there is a possibility of water leakage due to damage to internal parts due to vibration, the washing machine can prevent the occurrence of water leakage by discharging the water in the washing tank.
以下、実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。 Embodiments will be described below with reference to the drawings. In the drawings below, the size relationship of each component may differ from the actual size.
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る洗浄機の内部構成を模式的に例示する断面図である。図2は、実施の形態1に係る洗浄機の外観を模式的に例示する正面図である。図1におけるX方向は、洗浄機100を設置面に設置した場合における水平方向であって、洗浄機100の前後方向に相当する。図1におけるX軸の向きは、洗浄機100の前側から後ろ側への向きに相当する。図1および図2におけるY方向は、洗浄機100を設置面に設置した場合における鉛直方向に相当する。Y軸の向きは上向きである。
FIG. 1 is a cross-sectional view schematically illustrating the internal configuration of a washing machine according to
洗浄機100は、筐体1、洗浄槽2、レール機構3、保持機構4、前面扉5、給水洗浄機構6、排水機構7、下カバー8、乾燥機構9、水位検知部10、漏水検知部11、振動検知部12、および制御部13を備える。筐体1は、洗浄機100の外殻に相当する。筐体1は、箱形状であって、前面に開口が形成されている。
The
洗浄槽2は、箱形状であって、上面には開口が形成されている。洗浄槽2には、食器などの洗浄対象物20を載置するための、例えば食器かごなどの、かご21が収容されている。洗浄槽2は、筐体1の前面の開口を介して、筐体1の内部に収容可能であると共に、筐体1から引き出し可能である。
The
レール機構3は、洗浄槽2に固定された第1レールと、筐体1に固定された第2レールを有する。第1レールが第2レールにおいてスライドすることにより、洗浄槽2は、筐体1の開口から前方へ引き出し可能であると共に、筐体1の内部へと収容可能となっている。
The
保持機構4は、レール機構3によるスライドによって移動する洗浄槽2の位置を保つためのものであり、ラッチ4aおよびバネ4bを有する。実施の形態1における保持機構4は、洗浄槽2が筐体1の内部の予め定められた位置に収められた場合において、洗浄槽2を当該位置において保持する。
The
洗浄槽2の上面における開口には、開閉可能な内蓋22が設けられている。洗浄槽2は、筐体1から引き出される際に、不図示のリンク機構によって当該内蓋22が持ち上げられ、内部が開放される。これにより、洗浄槽2の内部のかご21への洗浄対象物20の出し入れが可能になる。
An openable and closable
実施の形態1における洗浄槽2の底面には、当該底面を上方から見た場合における窪みが形成されている。すなわち、洗浄槽2の底面には、下方への窪みが形成されている。実施の形態1では、当該窪みは、洗浄槽2における前側の底面に形成されているとする。以下では、当該窪みの内部の空間を、窪み領域2aと記載する場合もある。また、当該窪みの底面を、窪み底面2bと記載する場合もある。
A recess is formed in the bottom surface of the
実施の形態1における前面扉5は、洗浄機100において、洗浄槽2と一体的に設けられており、洗浄槽2が筐体1の内部に収容された場合において、筐体1の開口を覆う。前面扉5には、ユーザが、洗浄槽2を前方に引き出すために手を掛けるための手係り部50が形成されている。
The
前面扉5には、操作部51が設けられ、排気口52が形成されている。操作部51は、ユーザからの指示の入力を受け付け、当該指示に対応した操作信号を、後述する制御部13に出力する。操作部51は、電源スイッチ51Aおよび運転スイッチ51Bを含む。
The
電源スイッチ51Aは、洗浄機100の電源をオンまたはオフにするためスイッチである。洗浄機100は、ユーザによる電源スイッチ51Aの例えば押下によって、洗浄機100の電源をオンまたはオフにする。すなわち、洗浄機100には、電源スイッチ51Aを介して、不図示の電源からの電力が供給されたり、当該電力の供給が停止されたりする。
The
運転スイッチ51Bは、洗浄機100の運転を、開始させるため、または、一時停止させるためのスイッチである。洗浄機100は、ユーザによる運転スイッチ51Bの例えば押下によって、運転の開始、または、一時停止を行う。なお、以下では、洗浄機100の運転とは、洗浄対象物20を洗浄するための動作、または洗浄対象物20を洗浄して乾燥させるための動作に相当するものとし、後述する給水動作、洗浄動作、および乾燥動作等に相当するものとする。
The
操作部51は、図示した種類のスイッチに限定されず、他の動作を行うためのスイッチを有していてもよい。また、操作部51の各スイッチは、前面扉5に代えて、筐体1の上面、または、筐体1の前面と上面とに直交する側面等に設けられてもよい。
The
排気口52は、後述する乾燥機構9における送風機90によって、洗浄対象物20を乾燥させるために洗浄槽2の内部へ送り込まれた空気を、筐体1の外部へ排出するために設けられている開口である。なお、排気口52は、前面扉5に代えて、筐体1の上面、側面、または、筐体1の前面に対向する背面等に設けられてもよい。
The
給水洗浄機構6は、洗浄槽2に給水を行って、かご21に載置された洗浄対象物20を洗浄するための機構である。実施の形態1における給水洗浄機構6は、給水弁60、第1ヒータ61、洗浄ポンプ62、第1給水配管63、第2給水配管64、および洗浄ノズル65を有する。
The water
給水弁60は、洗浄槽2に水道水を供給するためのものである。給水弁60は、洗浄槽2の後方に配置され、開動作によって、水道水を洗浄槽2へ供給し、閉動作によって、洗浄槽2への水道水の流入を遮断する。
The
第1ヒータ61は、洗浄槽2の内部に貯留されている水を加熱するためのものであって、洗浄槽2における窪み領域2aに設置されている。洗浄ポンプ62および第1給水配管63等は、洗浄槽2の下方に設置されている。第2給水配管64は、洗浄槽2の底面を、下から上に貫通するように設置されている。洗浄ノズル65は、第2給水配管64の上端に取り付けられており、洗浄槽2の内部に配置されている。
The
洗浄ポンプ62は、第1給水配管63を介して、洗浄槽2の窪み領域2aと連通し、洗浄槽2の内部に貯留されている水を加圧する。洗浄ポンプ62によって加圧された水は、第2給水配管64を通り、洗浄ノズル65に供給される。洗浄ノズル65は、供給された水を洗浄対象物20へ噴射する。
The cleaning
排水機構7は、洗浄槽2の内部の水を、洗浄機100の外部に排出するための機構であって、排水ポンプ70および排水配管71を有する。排水ポンプ70および排水配管71は、洗浄槽2の下方に設置されている。排水ポンプ70は、排水配管71を介して、洗浄槽2の窪み領域2aと連通し、洗浄槽2の内に貯留されている水を外部に排出する。
The
下カバー8は、上記給水洗浄機構6の洗浄ポンプ62、第1給水配管63、および排水ポンプ70等の下側において、洗浄機100の設置面に平行に設けられているカバーである。実施の形態1における下カバー8は、洗浄槽2および前面扉5と一体となっている。下カバー8は、洗浄槽2がスライドして移動すると、当該洗浄槽2に伴って移動する。下カバー8は、洗浄槽2が筐体1から引き出された場合において、洗浄ポンプ62、第1給水配管63、および排水ポンプ70等を外部から遮蔽する。
The
乾燥機構9は、かご21に載置された洗浄対象物20を乾燥させるためのものである。乾燥機構9は、送風機90および第2ヒータ91を有する。送風機90は、洗浄機100の外部からの空気を洗浄槽2の内部に送り込む。第2ヒータ91は、送風機90と、洗浄槽2の内部とを連通させた風路92において、送風機90と洗浄槽2との間に設けられている。そして、第2ヒータ91は、送風機90によって洗浄機100に取り込まれた空気を加熱する。送風機90と第2ヒータ91によって、洗浄槽2の内部には温風が吹き込み、当該温風によって、洗浄槽2内の洗浄対象物20における水分が蒸発する。蒸発した水分を含んだ温風は、排気口52から外部へ流出する。このようにして、洗浄槽2内の洗浄対象物20の乾燥が行われる。
The
水位検知部10は、洗浄槽2の内部の水位を検知する。ここで、洗浄槽2の内部の水量と水位とは1対1の対応関係にあるため、水位検知部10は、洗浄槽2の内部の水量を検知することによって、当該洗浄槽2の内部の水位を検知できる。あるいは、水位検知部10は、洗浄槽2の内部の水位を検知することによって、当該洗浄槽2の内部の水量を検知できる。実施の形態1における水位検知部10は、予め定められた量の水が洗浄槽2の内部に供給されていることを検知する。以下では、当該予め定められ量を水位検知対象量と記載する場合もある。実施の形態1における水位検知部10は、窪み領域2aを形成する上記窪みの底面である窪み底面2bを基準とした水位を検知する。
The
実施の形態1において水位検知部10は、洗浄槽2と前面扉5との間に設けられた空間において、洗浄機100の設置面を基準として、窪み領域2aまたは窪み底面2bと同じ高さの位置に設置されている。水位検知部10は、水位検知対象量の水が洗浄槽2の内部に含まれていることを検知した場合には、水位検知対象量の水が洗浄槽2の内部に含まれていることを示す水位検知信号を制御部13に出力する。
In the first embodiment, the water
漏水検知部11は、洗浄槽2からの、洗浄機100の底板1aへの漏水を検知する。なお、底板1aは、筐体1の一部であり、筐体1の底面を形成する。漏水検知部11は、漏水検知対象空間に、予め定められた量の水が溜まった場合において漏水を検知する。以下では、当該予め定められた量を漏水検知対象量と記載する場合もある。なお、漏水検知対象空間は、例えば、下カバー8と底板1aとの間の空間、または、洗浄槽2の底面と底板1aとの間の空間等であって、底板1aを底面とする空間を指す。実施の形態1では、漏水検知部11は底板1aの上面に設置されている。漏水検知部11は、検知結果を示す漏水検知信号を制御部13に出力する。
The water
振動検知部12は、地震または衝撃等による洗浄機100の振動を検知する。振動検知部12は、例えば震度計などである。上述したように、漏水検知部11は、漏水の発生を検知するが、地震または衝撃等によって、洗浄機100における部品の破損が生じた場合において、漏水が発生する可能性がある。振動検知部12は、漏水検知部11が漏水を検知する前に、漏水の発生のトリガとなる振動を検知するものである。そして、実施の形態に係る洗浄機100は、振動検知部12による検知結果を用いて、洗浄槽2からの漏水の拡大を抑制し、洗浄機100からの漏水を未然に抑制する。
The
振動検知部12は、例えば、予め定められた基準震度以上の振動を検知すると、振動検知信号を制御部13に出力する。制御部13は、当該振動検知信号を受信すると、洗浄機100に漏水を抑制するための動作を行わせる。
The
なお、実施の形態1における振動検知部12は、例えば、洗浄槽2の出し入れの際における振動、および、洗浄対象物20の洗浄の際における振動等の検知によって制御部13に振動検知信号を出力することがないよう、洗浄槽2とは別個に設けられている。また、実施の形態1における振動検知部12は、洗浄槽2の出し入れの際における振動が、筐体1内において比較的小さい、底板1aの側に設けられている。より詳細には、振動検知部12は、下カバー8より下に設けられている。更に、振動検知部12は、洗浄槽2からの漏水が発生した場合において水没しないように、底板1aから予め定められた高さの位置に設置されている。また、振動検知部12は、筐体1の前方の開口を介した洗浄槽2の出し入れによる振動を検知しないよう、筐体1内部の中心の位置より後方に設置されている。
Note that the
制御部13は、洗浄機100を制御する。ここで、制御部13は、洗浄機100における1以上の構成要素から取得した信号に基づいて、洗浄機100における制御対象の構成要素に制御信号を出力することによって、当該制御対象の構成要素を制御する。以下では、制御対象の構成要素を制御対象と記載する場合もある。図3は、制御部による制御に関係する信号の出力元と出力先とを例示するブロック図である。図3に示すように、制御部13は、操作部51から操作信号を取得し、水位検知部10から水位検知信号を取得し、漏水検知部11から漏水検知信号を取得し、振動検知部12から振動検知信号を取得する。制御部13は、これらの信号のうちのいずれかを取得した場合には、取得した信号に応じて、制御を行う。
The
なお、図3に示すように、洗浄機100は、更に報知部14を備える。報知部14は、表示装置、照明装置、または音声出力装置等を含み、洗浄機100の運転について報知を行う。報知部14は、前面扉5において操作部51と共に設けられていてもよい。あるいは、報知部14は、筐体1の上面もしくは側面において設けられていてもよい。
In addition, as shown in FIG. 3 , the
制御部13は、給水洗浄機構6における給水弁60、第1ヒータ61、および洗浄ポンプ62と、排水機構7における排水ポンプ70と、乾燥機構9と、水位検知部10と、報知部14とを制御する。制御部13は、操作部51、水位検知部10、漏水検知部11、および振動検知部12のうちのいずれかから信号を取得した場合には、取得した当該信号に応じて制御信号を生成する。そして、制御部13は、給水弁60、第1ヒータ61、洗浄ポンプ62、排水ポンプ70、乾燥機構9、水位検知部10、および報知部14のうちのいずれかを制御対象とし、当該制御対象に当該制御信号を出力する。制御対象は、制御部13から取得した制御信号に基づいて動作を実行または停止する。
The
具体的には、制御部13は、漏水検知部11から漏水検知信号を受信した場合には、更なる漏水を防ぐよう、例えば排水ポンプ70などの制御対象を制御する。この場合において制御部13は、排水ポンプ70に排水処理を行わせる。制御部13は、振動検知部12から振動検知信号を受信した場合には、漏水を未然に抑制するよう制御対象を制御する。より具体的には、制御部13は、振動検知信号を受信した場合において、給水洗浄機構6が動作中であった場合には、給水洗浄機構6の動作を停止させる。そして、制御部13は、洗浄槽2の内部における水の有無を水位検知部10に検知させ、洗浄槽2の内部に水がある場合には、排水ポンプ70に排水処理を行わせる。また、制御部13は、報知部14に、振動の発生による洗浄機100の運転の停止を報知させる。
Specifically, when receiving a water leakage detection signal from the water
制御部13は、制御対象に動作を実行させる場合には、不図示の電源によって当該制御対象を通電状態にする。一方、制御部13は、制御対象に動作を停止させる場合には、当該不図示の電源による当該制御対象への通電を停止する。
When causing the controlled object to perform an operation, the
制御部13は、例えば、CPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサと、ROM(Read Only Memory)またはRAM(Random Access Memory)等のメモリと、入出力インターフェース回路とを含む。制御部13は、入出力インターフェース回路を介して、操作部51、水位検知部10、漏水検知部11、および振動検知部12のいずれかから信号を取得する。そして、制御部13は、メモリに記憶されている各種プログラムを実行し、制御信号を生成して、入出力インターフェース回路を介して、当該制御信号を制御対象に出力する。実施の形態1において制御部13は、洗浄槽2と前面扉5との間に設けられた空間に設置されている。
The
以下、実施の形態1に係る洗浄機100による動作について説明する。まずは、洗浄機100による給水動作、洗浄動作、排水動作、および乾燥動作について説明する。洗浄機100は、操作部51を介して入力された運転開始の指示に従って、給水動作、洗浄動作、排水動作、および乾燥動作を実行する。ここで、洗浄機100は、給水動作、洗浄動作、および排水動作の一連の動作を、この順番で、予め定められた回数繰り返す。そして、洗浄機100は、給水動作、洗浄動作、および排水動作の一連の動作を当該回数実行した後に乾燥動作を実行する。
The operation of the
まず、上述の洗浄機100による最初の給水動作に先立ち、洗浄槽2の内部に洗浄対象物20が収容される。詳細には、ユーザが、手係り部50を介して筐体1から洗浄槽2を前方へ引き出し、洗浄槽2に含まれるかご21に洗浄対象物20を載置する。ユーザは、洗浄対象物20を収容した洗浄槽2を筐体1内に戻す。洗浄槽2が筐体1内に収容されると、洗浄槽2の上方の開口は、内蓋22によって閉塞される。なお、ユーザは、必要に応じて、洗浄機100に洗剤を投入してもよい。
First, before the first water supply operation by the
続いて、ユーザが運転スイッチ51Bを押下すると、洗浄機100は、運転を開始し、給水動作を実行する。詳細には、制御部13によって給水弁60が開かれ、洗浄槽2内に水が供給される。水位検知部10は、第1水位検知対象量の水が洗浄槽2内に供給されたことを検知すると、第1水位検知対象量の水が洗浄槽2内に供給されたことを示す水位検知信号を、制御部13に出力する。なお、第1水位検知対象量は、上述した水位検知対象量の1つであって、洗浄機100が給水動作を行う場合において設定されている水位検知対象量である。制御部13は、水位検知部10から当該水位検知信号を取得すると、給水弁60を閉じる。これによって、給水動作が終了する。以下では洗浄槽2に供給された水を洗浄水と記載する場合もある。
Subsequently, when the user presses the
続いて、洗浄機100は、洗浄動作を実行する。洗浄動作において、制御部13は、第1ヒータ61を通電状態にする。通電状態となった第1ヒータ61は、洗浄水を予め定められた温度へと加熱する。また、制御部13は洗浄ポンプ62を駆動する。これにより、洗浄ポンプ62は、第1ヒータ61によって加熱された洗浄水を、洗浄ノズル65に圧送する。洗浄ノズル65は、当該洗浄ノズル65に形成されているノズル孔から、洗浄槽2内の洗浄対象物20へ、洗浄水を噴射する。なお、洗浄ノズル65は、洗浄水の噴射による反力によって回転するため、洗浄対象物20には、万遍なく洗浄水が噴射される。これにより、洗浄対象物20の洗浄が行われる。なお、洗浄槽2の上面に形成されている開口は内蓋22で密閉されているため、洗浄動作において、外部への洗浄水の飛散が抑制される。
Subsequently, the
洗浄ノズル65から洗浄槽2の内部へ噴射された洗浄水は、洗浄槽2における窪み領域2aに溜まり、洗浄ポンプ62によって再び洗浄ノズル65に圧送されて、ノズル孔から噴射する。このようにして、洗浄水は、洗浄槽2、第1給水配管63、洗浄ポンプ62、第2給水配管64、および洗浄ノズル65を、順番に循環する。このような洗浄水の循環が予め定められた時間において繰り返された後、制御部13は、洗浄機100の洗浄動作を終了させる。このとき、制御部13は、第1ヒータ61および洗浄ポンプ62への通電を停止する。
The washing water sprayed from the
制御部13は、洗浄動作に続く排水動作において、排水ポンプ70を通電状態にし、当該排水ポンプ70を駆動し、洗浄に用いられた洗浄水を外部へ排出させる。洗浄水は、排水配管71を通って外部へと排出される。制御部13は、排水動作の終了後、排水ポンプ70への通電を停止する。
In the drainage operation following the cleaning operation, the
上述したように、排水動作の終了後、制御部13は、給水動作と洗浄動作と排水動作の一連の動作を繰り返し実行するよう、洗浄機100を制御する。これによって、上記排水動作の終了後、洗浄機100は給水動作を開始し、給水弁60は再び開かれ、洗浄槽2には水が供給される。そして、洗浄機100は、当該給水動作に続いて洗浄動作を開始し、洗浄槽2における洗浄水は、第1ヒータ61によって加熱され、洗浄ポンプ62によって洗浄ノズル65に圧送され、ノズル孔から洗浄槽2へ噴出する。予め定められた時間における洗浄水の循環後、洗浄機100は、洗浄動作を終了し、排水動作を実行する。これにより、排水ポンプ70によって洗浄水が排出される。このような給水動作と洗浄動作と排水動作とは、上記予め定められた回数だけ繰り返される。
As described above, after the drain operation is completed, the
給水動作と洗浄動作と排水動作の一連の動作が予め定められた回数行われると、制御部13は、洗浄機100に乾燥動作を実行させる。この場合において制御部13は、送風機90および第2ヒータ91を通電状態にし、外部からの空気を洗浄槽2の内部に送り込むよう送風機90を制御する。送風機90によって洗浄機100の内部に送り込まれた空気は、送風機90と洗浄槽2とを繋ぐ風路92上に設けられた第2ヒータ91によって加熱されて温風となり、洗浄槽2の内部に吹き込む。当該温風は、洗浄対象物20の表面における水分を蒸発させる。そして、蒸発した水分を含んだ温風は、排気口52から外部へ流出する。制御部13は、予め定められた時間において、送風機90と第2ヒータ91とを通電状態にし、上述の乾燥動作を洗浄機100に実行させる。当該予め定められた時間の経過後、制御部13は、送風機90および第2ヒータ91への通電を停止し、洗浄機100による乾燥動作を終了させる。これにより、洗浄機100による給水動作と洗浄動作と排水動作と乾燥動作の一連の動作が完了する。なお、当該一連の動作は、制御部13に設定された洗浄プログラムに従って自動的に行われる。実施の形態1において、ユーザは、手係り部50を介して、洗浄槽2を筐体1から前方へ引き出すことによって、洗浄後の洗浄対象物20を取り出すことができる。
After a series of operations including the water supply operation, the cleaning operation, and the drainage operation are performed a predetermined number of times, the
次に、実施の形態1に係る洗浄機100による、漏水発生時における動作について説明する。まず、漏水検知対象空間内に漏水検知対象量の水が溜まると、漏水検知部11は漏水を検知する。そして、漏水検知部11は、漏水が検知されたことを示す漏水検知信号を制御部13に出力する。
Next, the operation of the
制御部13は、洗浄機100の給水動作中に漏水検知信号を取得した場合には、給水弁60を閉じる。そして、制御部13は、排水ポンプ70を駆動して、洗浄水を外部へと排出させる。
The
制御部13は、洗浄機100の洗浄動作中に漏水検知信号を取得した場合には、第1ヒータ61への通電を停止する。続いて、制御部13は、洗浄ポンプ62の駆動を停止する。なお、洗浄ポンプ62の駆動の停止は、第1ヒータ61への通電の停止より前に実行されても、第1ヒータ61への通電の停止と並行して実行されてもよい。制御部13による、第1ヒータ61への通電停止と、洗浄ポンプ62の駆動停止とによって、洗浄機100は、洗浄動作を停止する。制御部13は、排水ポンプ70を駆動して、洗浄水を外部へと排出させる。
When the
漏水検知部11は、漏水を検知した場合には、給水動作または洗浄動作以外の動作が実行されていても、制御部13に漏水検知信号を出力する。そして、制御部13は、漏水検知信号を漏水検知部11から受信すると、洗浄水を排出するよう排水ポンプ70を制御する。
When water leakage is detected, the water
漏水検知部11は、漏水を検知した場合には、洗浄機100が、上述の給水動作、洗浄動作、排水動作、および乾燥動作のいずれをも実行していなくとも、制御部13に漏水検知信号を出力する。そして、制御部13は、漏水検知信号を漏水検知部11から受信すると、洗浄水を排出するよう排水ポンプ70を制御する。
When water leakage is detected, the water
制御部13は、漏水検知信号を受信した場合には、ユーザに漏水の発生を報知するため、報知部14に、漏水について報知させる。なお、当該表示装置または照明装置等は、上記操作部51と共に前面扉5に設置されていてもよい。
When receiving the water leakage detection signal, the
次に、地震時など、振動検知部12が振動を検知した場合における洗浄機100による処理について説明する。なお、当該処理を以下では、振動発生時処理と記載する場合もある。当該振動発生時処理は、制御部13に設定された、振動発生時における対処プログラムである振動発生時処理プログラムに従って、自動的に実行される。
Next, processing by the
図4は、実施の形態1に係る洗浄機による振動発生時処理を例示するフローチャートである。図4におけるステップS1において振動検知部12が振動を検知すると(ステップS1:YES)、ステップS2において振動検知部12は、振動検知信号を制御部13に出力する。制御部13は、振動検知部12から振動検知信号を受信する。なお、ステップS1において振動検知部12が振動を検知しない間は(ステップS1:NO)、洗浄機100は処理をステップS1に留める。
FIG. 4 is a flowchart exemplifying processing when vibration occurs by the washing machine according to the first embodiment. When the
ステップS2に続き、ステップS3において制御部13は、洗浄機100の運転を停止させる。ここで、洗浄機100が給水動作を行っていた場合には、制御部13は、給水弁60を閉じ、洗浄機100による給水動作を停止させる。洗浄機100が洗浄動作を行っていた場合には、制御部13は、第1ヒータ61への通電を停止し、洗浄ポンプ62の駆動を停止する。また、洗浄機100が乾燥動作を行っていた場合には、制御部13は、第2ヒータ91への通電と、送風機90の駆動とを停止する。
Subsequent to step S2, the
ステップS4において制御部13は、洗浄槽2内における洗浄水の有無について検知するよう水位検知部10に制御信号を出力する。ステップS5において水位検知部10は、制御部13からの指示に従って、洗浄槽2内の洗浄水の有無について検知する。この場合において水位検知部10は、洗浄槽2内に第2水位検知対象量の水が含まれていることを検知すると、洗浄槽2内に洗浄水があると検知する。ここで、第2水位検知対象量は、上述した水位検知対象量の1つであって、洗浄機100が振動発生時処理を行う場合において設定されている水位検知対象量である。第2水位検知対象量は、例えば、0[L]である。ただし、第2水位検知対象量は、洗浄機100から漏水が発生しない範囲における上限の水量以下であれば任意の水量であってもよい。水位検知部10は、洗浄槽2内に第2水位検知対象量の水が含まれていないことを検知すると、洗浄槽2内に洗浄水がないと検知する。水位検知部10は、洗浄水の有無を示す検知結果に対応する水位検知信号を制御部13に出力する。
In step S<b>4 , the
ステップS5において水位検知部10が、洗浄槽2内に洗浄水がないことを検知した場合には(ステップS5:洗浄水なし)、制御部13は、洗浄機100の振動発生時処理を終了させる。ステップS5において水位検知部10が、洗浄槽2内に洗浄水があることを検知した場合には(ステップS5:洗浄水あり)、ステップS6において制御部13は、排水ポンプ70を駆動して、洗浄槽2における洗浄水を外部に排出させる。ステップS6において制御部13は、振動によって漏水の発生の可能性があるために、洗浄機100の運転を停止したことを示す報知を行うよう報知部14を制御する。ステップS6の後、制御部13は、洗浄機100の振動発生時処理を終了させる。
When the water
なお、ステップS5において水位検知部10は、制御部13に、洗浄槽2内における洗浄水の有無を示す水位検知信号を出力しているが、このような水位検知信号に代えて、水位検知部10は、洗浄槽2内の水量を示す水位検知信号を制御部13に出力してもよい。そして、制御部13が、当該水位検知信号が示す水量が第2水位検知対象量以上か否かを判定し、洗浄槽2内の洗浄水の有無を判定してもよい。
In step S5, the water
以下、実施の形態1に係る洗浄機100による効果について述べる。実施の形態1に係る洗浄機100は、洗浄槽2、給水洗浄機構6、水位検知部10、排水機構7、振動検知部12、および制御部13を備える。洗浄槽2は、洗浄対象物20を収容する。給水洗浄機構6は、洗浄槽2に水を供給し、洗浄槽2に収容されている洗浄対象物20を洗浄する。水位検知部10は、洗浄槽2の内部の水位を検知する。排水機構7は、洗浄槽2の内部の水を外部に排出する。振動検知部12は、洗浄機100の振動を検知する。制御部13は、給水洗浄機構6、水位検知部10、および排水機構7を制御する。制御部13は、振動検知部12が振動を検知した場合には、洗浄槽2内の水位を検知するよう水位検知部10を制御する。水位検知部10による検知結果が、洗浄槽2の内部に水が含まれていることを示す場合には、制御部13は、水を排出するよう排水機構7を制御する。従って、振動の発生に起因する内部損傷によって、漏水の発生の可能性がある場合において、水位検知部10が洗浄槽2内の水の有無を検知し、水がある場合には、制御部13が排水機構7に当該水を排出させるため、漏水を未然に抑えることが可能となる。
The effect of the
実施の形態1における振動検知部12は、予め定められた基準震度以上の振動を検知する。これにより、振動検知部12は、洗浄槽2の出し入れ、または、洗浄対象物20の洗浄等の際に発生する振動を検知しなくなる。従って、振動検知部12は、地震または強い衝撃等があった場合であって、内部の部品の損傷の虞がある場合にのみ、制御部13に振動検知信号を送信できる。よって、制御部13は、適切なタイミングにおいて、漏水の抑制のための処理を、洗浄機100に実行させることが可能になる。
The
実施の形態1における振動検知部12は、鉛直方向において洗浄槽2より下の位置に設置されている。これにより、振動検知部12によって、洗浄槽2の出し入れ、または、洗浄対象物20の洗浄等の際に発生する振動が検知される可能性が低減する。従って、振動検知部12によって、洗浄槽2の出し入れ、または、洗浄対象物20の洗浄等に起因する振動検知信号が、制御部13に出力される可能性が低減する。よって、制御部13は、地震または強い衝撃等があった場合など、より適切なタイミングにおいて、洗浄機100に漏水の抑制のための処理を行わせることができる。
The
実施の形態1に係る洗浄機100は、洗浄槽2と振動検知部12とを収容する筐体1を更に備える。振動検知部12は、鉛直方向において、筐体1の底面よりも上の位置に設置されている。従って、振動検知部12が振動を検知する前に、漏水が発生した場合であっても、振動検知部12の水没の可能性を低減することができる。
The
実施の形態1に係る洗浄機100は、洗浄槽2と振動検知部12とを収容する筐体1を更に備える。筐体1は、開口が形成されており、洗浄槽2は、開口を介して筐体1に出し入れ可能である。振動検知部12は、筐体1の中心を基準に、開口から離れた位置に設置されている。従って、振動検知部12によって、洗浄槽2の出し入れ、または、洗浄対象物20の洗浄等に起因する振動検知信号が、制御部13に出力される可能性が低減する。よって、制御部13は、地震または強い衝撃等があった場合など、より適切なタイミングにおいて、洗浄機100に漏水の抑制のための処理を行わせることができる。
The
実施の形態1における制御部13は、給水洗浄機構6の動作中に振動検知部12が振動を検知した場合には、給水洗浄機構6の動作を停止させる。従って、振動が発生した場合において、給水洗浄機構6による洗浄槽2への水の供給が停止するため、洗浄槽2内の水が増加しなくなる。これにより、洗浄機100は、洗浄槽2からの更なる漏水を抑制できるようになる。
The
実施の形態1に係る洗浄機100は、更に報知部14を備える。報知部14は、振動検知部12による振動の検知によって、制御部13が給水洗浄機構6の動作を停止させた場合において、振動による給水洗浄機構6の動作の停止を、制御部13からの指示により報知する。これにより、洗浄機100のユーザは、洗浄機100の状態について確認することができるようになる。
The
実施の形態1における給水洗浄機構6は、洗浄槽2の内部の水を加熱するための第1ヒータ61を有する。制御部13は、給水洗浄機構6の動作中に振動検知部12が振動を検知した場合には、第1ヒータ61による加熱を停止させる。これにより、洗浄機100における熱の発生を抑制できる。
The water
実施の形態1に係る洗浄機100は、更に乾燥機構9を備える。乾燥機構9は、洗浄槽2に収容された洗浄対象物20の洗浄後において、当該洗浄対象物20を乾燥させる。制御部13は、乾燥機構9の動作中に振動検知部12が振動を検知した場合には、乾燥機構9の動作を停止させる。これにより、振動による部品損傷の虞がある状態における洗浄機100の運転が停止される。
The
実施の形態1における報知部14は、振動検知部12による振動の検知によって、制御部13が乾燥機構9の動作を停止させた場合において、振動による乾燥機構9の動作の停止を、制御部13からの指示により報知する。これにより、洗浄機100のユーザは、洗浄機100の状態について確認することができるようになる。
When the
実施の形態1における乾燥機構9は、送風機90と第2ヒータ91とを有する。送風機90は、外部からの空気を洗浄槽2に送り込む。第2ヒータ91は、送風機90と洗浄槽2とを結ぶ風路92において、送風機90によって送り込まれた空気を加熱する。制御部13は、乾燥機構9の動作中に振動検知部12が振動を検知した場合には、第2ヒータ91による加熱を停止させる。これにより、洗浄機100における熱の発生を抑制できる。
実施の形態1に係る洗浄機100は、漏水検知部11を更に備える。漏水検知部11は、洗浄槽2からの漏水が発生した場合において、漏水の発生を検知する。制御部13は、漏水検知部11が、漏水の発生を検知した場合には、給水洗浄機構6によって供給された水を外部に排出するよう排水機構7を制御する。これにより、振動検知部12が振動を検知しないなどの理由により、洗浄槽2から漏水が発生した場合であっても、漏水の拡大を防止することができる。
The
実施の形態2.
図5は、実施の形態2に係る洗浄機の内部構成を模式的に例示する断面図である。なお、図5におけるX方向は、洗浄機200を設置面に設置した場合における水平方向であって、洗浄機200の前後方向に相当する。図5におけるX軸の向きは、洗浄機200の前側から後ろ側への向きに相当する。図5におけるY方向は、洗浄機200を設置面に設置した場合における鉛直方向に相当する。Y軸の向きは上向きである。図6は、実施の形態2における信号の出力元と出力先とを例示するブロック図である。実施の形態2における構成要素であって、上記実施の形態1における構成要素と同様の構成要素には、同一の符号を付し、当該構成要素については、特に断りが無い限り、説明を省略する。
FIG. 5 is a cross-sectional view schematically illustrating the internal configuration of a washing machine according to
実施の形態2に係る洗浄機200は、上記洗浄機100における構成要素に加えて更に通信部15を備える。通信部15は、例えばインターネット回線などのネットワークを介して、外部の情報端末機器と無線通信を行う、例えばIoT(Internet of Things)端末などの通信機器である。通信部15は、地震が発生した場合において、外部の情報端末機器から地震発生情報を受信する。なお、地震発生情報とは、震源地において地震が発生した場合において、地震による振動が到達すると予測される地域における通信機器に対して送信される情報であって、例えば、地震への注意を当該地域における人々に呼びかけるための情報などである。
A
通信部15は、地震発生情報を受信した場合には、当該地震発生情報を受信したことを示す地震発生信号、または、当該地震発生情報に対応する地震発生信号を、制御部13に出力する。制御部13は、通信部15から受信した地震発生信号に基づいて、洗浄機200の運転を一時停止させる。例えば、制御部13が地震発生信号を受信した場合において、洗浄機200が給水動作を実行していた場合には、制御部13は、一時的に給水弁60を閉じる。制御部13が地震発生信号を受信した場合において、洗浄機200が洗浄動作を実行していた場合には、制御部13は、第1ヒータ61への通電と、洗浄ポンプ62の駆動とを一時停止する。また、制御部13が地震発生信号を受信した場合において、洗浄機200が乾燥動作を実行していた場合には、制御部13は、第2ヒータ91への通電と、送風機90の駆動とを一時停止する。
When receiving the earthquake occurrence information, the
制御部13は、洗浄機200の運転を一時的に停止させている間に、洗浄槽2内における洗浄水の有無について検知するよう水位検知部10を制御する。なお、洗浄機200が洗浄動作を行っている場合において制御部13が、洗浄ポンプ62の稼働を一時的に停止させることによって、洗浄ノズル65からの洗浄水の噴射も一時的に停止する。これによって、洗浄槽2内の洗浄水は、落下して、窪み領域2aなど、洗浄槽2の下部に集まる。従って、水位検知部10は、洗浄槽2内の洗浄水の有無についての検知を正確に行えるようになる。
The
洗浄機200の運転が一時的に停止している間に、振動検知部12が振動を検知した場合であって、水位検知部10が洗浄槽2内に洗浄水があることを検知した場合には、制御部13は、排水ポンプ70を駆動し、洗浄水を外部へ排出させる。そして、制御部13は、洗浄機200の運転を停止させる。また、制御部13は、地震の発生による漏水の可能性から、洗浄機200の運転を停止させたことを、報知部14に報知させる。
When the
洗浄機200の運転が一時的に停止している間に、振動検知部12が振動を検知しなかった場合には、制御部13は、洗浄機200の運転を再開させる。
If the
以下、図7を参照して、洗浄機200が地震発生情報を受信した場合における、洗浄機200による処理について更に詳しく説明する。以下では、当該処理を地震情報受信時処理と記載する場合もある。当該地震情報受信時処理は、制御部13に設定された、地震発生情報を受信した場合における対処プログラムである、地震情報受信時処理プログラムに従って、自動的に実行される。図7は、実施の形態2に係る洗浄機による地震情報受信時処理を例示するフローチャートである。
Hereinafter, with reference to FIG. 7, the processing by the
ステップS11において通信部15は、地震発生情報を受信する。続くステップS12において通信部15は、地震発生信号を制御部13に出力する。ステップS13において制御部13は、洗浄機200の運転を一時的に停止させる。なお、一時停止の時間は予め定められており、以下では、当該時間を一時停止時間と記載する場合もある。
In step S11, the
ステップS14において制御部13は、洗浄槽2内における洗浄水の有無を水位検知部10に検知させる。ステップS15において制御部13は、一時停止時間の経過前に振動検知部12から振動検知信号を受信したか否かを判定する。なお、制御部13は、RTC(Real Time Clock)を有していてもよく、当該RTCによって時間を計測してもよい。あるいは、制御部13は、プロセッサによる処理により時間を計測してもよい。
In step S<b>14 , the
ステップS15において一時停止時間が経過前に制御部13が振動検知信号を受信しなかった場合には(ステップS15:NO)、ステップS16において制御部13は、洗浄機200の運転を再開させる。ステップS16の処理後、制御部13は、洗浄機200による地震情報受信時処理を終了させる。
If the
ステップS15において一時停止時間が経過前に制御部13が振動検知信号を受信した場合には(ステップS15:YES)、ステップS17において制御部13は、水位検知部10が、ステップS14において洗浄槽2内に洗浄水があることを検知したか否かを判定する。洗浄水がないことを水位検知部10が検知している場合には(ステップS17:NO)、制御部13は、洗浄機200の処理をステップS19に移す。洗浄水があることを水位検知部10が検知している場合には(ステップS17:YES)、ステップS18において制御部13は、排水ポンプ70を駆動して、洗浄水を排出させる。ステップS18の処理後、制御部13は、洗浄機200の処理をステップS19に移す。
If the
ステップS19において制御部13は、洗浄機200の運転を停止させる。なお、この際において制御部13は、運転の停止を報知部14に報知させる。ステップS19の処理後、制御部13は、洗浄機200の外部信号受信時処理を終了させる。
In step S<b>19 , the
以下、実施の形態2に係る洗浄機200による効果について述べる。実施の形態2に係る洗浄機200は、外部の情報通信機器と無線通信を行う通信部15を更に備える。制御部13は、給水洗浄機構6の動作中に通信部15が情報通信機器から地震発生情報を受信した場合には、給水洗浄機構6の動作を一時的に停止させる。これにより、洗浄機200は、地震の虞がある場合における漏水の可能性を更に低減することができる。
Effects of the
実施の形態2における制御部13は、給水洗浄機構6の動作を一時的に停止させてから、一時停止時間が経過するまでの間において振動検知部12が前記振動を検知しなかった場合には、給水洗浄機構6の動作を再開させる。これにより、漏水の抑制効果を高めながらも、洗浄機200が設置されている地域において地震が発生しなかった場合には、洗浄機200による運転が続行されるため、洗浄機200の利便性が向上する。
The
実施の形態2に係る洗浄機200は、外部の情報通信機器と無線通信を行う通信部15を更に備える。制御部13は、乾燥機構9の動作中に通信部15が情報通信機器から地震発生情報を受信した場合には、乾燥機構9の動作を一時的に停止させる。これにより、制御部13は、地震による部品の損傷の虞がある場合において、洗浄機200の運転を停止することができるようになる。
The
実施の形態2における制御部13は、乾燥機構9の動作を一時的に停止させてから、一時停止時間が経過するまでの間において振動検知部12が振動を検知しなかった場合には、乾燥機構9の動作を再開させる。これにより、洗浄機200が設置されている地域において地震が発生しなかった場合には、洗浄機200による運転が続行されるため、洗浄機200の利便性が向上する。
The
実施の形態3.
図8は、実施の形態3に係る洗浄機の内部構成を模式的に例示する断面図である。なお、図8におけるX方向は、洗浄機300を設置面に設置した場合における水平方向であって、洗浄機300の前後方向に相当する。図8におけるX軸の向きは、洗浄機300の前側から後ろ側への向きに相当する。図8におけるY方向は、洗浄機300を設置面に設置した場合における鉛直方向に相当する。Y軸の向きは上向きである。実施の形態3における構成要素であって、上記実施の形態1および実施の形態2における構成要素と同様の構成要素には、同一の符号を付し、当該構成要素については、特に断りが無い限り、説明を省略する。
FIG. 8 is a cross-sectional view schematically illustrating an internal configuration of a washing machine according to
実施の形態3に係る洗浄機300は、上記洗浄機100または洗浄機200における構成要素に加えて更に予備電源16を備える。予備電源16は、洗浄機300が運転中または待機中であるなど、洗浄機300の電源がオンとなっている間、外部の電源から充電可能な内部電源である。予備電源16は、少なくとも充電時においては、単体で、制御部13、排水ポンプ70、水位検知部10、漏水検知部11、および振動検知部12の動作に必要な電源容量を有している。なお、電源容量とは、供給可能な最大の電力量を指す。
The
洗浄機300の運転中に停電が発生し、且つ、地震または洗浄機300の衝突事故等が発生した場合であっても、洗浄機300は、予備電源16によって、図4を参照して上述した振動発生時動作を実行することができる。このため、たとえ、外部からの電力供給が遮断されても、洗浄槽2に水がある状態において振動が検知された場合には、洗浄機300が排水を行うため、洗浄機300からの漏水を未然に防止したり、漏水の拡大を抑制したりすることができる。
Even if a power failure occurs during the operation of the
以下、実施の形態3に係る洗浄機300による効果について述べる。実施の形態3に係る洗浄機300は、予備電源16を更に備える。予備電源16は、外部からの電力供給が遮断された場合において、制御部13と振動検知部12と水位検知部10と排水機構7とに給電を行う。これにより、外部からの電力供給が遮断されても、洗浄槽2の内部に水がある状態において、地震または衝突等による振動が検知された場合には、制御部13は、排水機構7に排水処理を行わせるため、洗浄機300は漏水を抑制することができるようになる。
Effects of the
1 筐体、1a 底板、2 洗浄槽、2a 窪み領域、2b 窪み底面、3 レール機構、4 保持機構、5 前面扉、6 給水洗浄機構、7 排水機構、8 下カバー、9 乾燥機構、10 水位検知部、11 漏水検知部、12 振動検知部、13 制御部、14 報知部、15 通信部、16 予備電源、20 洗浄対象物、21 かご、22 内蓋、50 手係り部、51 操作部、51A 電源スイッチ、51B 運転スイッチ、52 排気口、60 給水弁、61 第1ヒータ、62 洗浄ポンプ、63 第1給水配管、64 第2給水配管、65 洗浄ノズル、70 排水ポンプ、71 排水配管、90 送風機、91 第2ヒータ、92 風路、100、200、300 洗浄機。
1
Claims (17)
前記洗浄対象物を収容する洗浄槽と、
前記洗浄槽に水を供給し、前記洗浄槽に収容されている前記洗浄対象物を洗浄する給水洗浄機構と、
前記洗浄槽の内部の水位を検知する水位検知部と、
前記洗浄槽の内部の前記水を外部に排出する排水機構と、
前記洗浄機の振動を検知する振動検知部と、
前記給水洗浄機構、前記水位検知部、および前記排水機構を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記振動検知部が前記振動を検知した場合には、前記水位を検知するよう前記水位検知部を制御し、該水位検知部による検知結果が、前記洗浄槽の内部に前記水が含まれていることを示す場合には、該水を排出するよう前記排水機構を制御し、
前記振動検知部は、
鉛直方向において前記洗浄槽より下の位置に、前記洗浄槽と別個に設置され、前記給水洗浄機構が動作中の時間を含む時間において前記振動を検知する、洗浄機。 A washing machine for washing an object to be washed,
a cleaning tank containing the object to be cleaned;
a water supply washing mechanism for supplying water to the washing tank to wash the object to be washed contained in the washing tank;
a water level detection unit that detects the water level inside the cleaning tank;
a drainage mechanism for discharging the water inside the cleaning tank to the outside;
a vibration detection unit that detects vibration of the washing machine;
a control unit that controls the water supply cleaning mechanism, the water level detection unit, and the drainage mechanism;
with
The control unit
When the vibration detection unit detects the vibration, the water level detection unit is controlled to detect the water level, and the detection result by the water level detection unit indicates that the water is contained in the cleaning tank. When indicating that, controlling the drainage mechanism to drain the water ,
The vibration detection unit is
A washing machine which is installed separately from the washing tank at a position below the washing tank in the vertical direction, and which detects the vibration during a time including the time when the water supply washing mechanism is in operation.
予め定められた基準震度以上の前記振動を検知する、請求項1に記載の洗浄機。 The vibration detection unit is
2. The washing machine according to claim 1, wherein said vibration equal to or greater than a predetermined standard seismic intensity is detected.
前記振動検知部は、
鉛直方向において、前記筐体の底面よりも上の位置に設置されている、請求項2に記載の洗浄機。 further comprising a housing that houses the cleaning tank and the vibration detection unit;
The vibration detection unit is
The washing machine according to claim 2 , which is installed at a position above the bottom surface of the housing in the vertical direction.
開口が形成されており、
前記洗浄槽は、
前記開口を介して前記筐体に出し入れ可能であり、
前記振動検知部は、
前記筐体の中心を基準に、前記開口から離れた位置に設置されている、請求項3に記載の洗浄機。 The housing is
an opening is formed,
The cleaning tank is
can be put in and taken out of the housing through the opening,
The vibration detection unit is
The washing machine according to claim 3 , which is installed at a position away from the opening with respect to the center of the housing.
前記筐体は、
開口が形成されており、
前記洗浄槽は、
前記開口を介して前記筐体に出し入れ可能であり、
前記振動検知部は、
前記筐体の中心を基準に、前記開口から離れた位置に設置されている、請求項1または請求項2に記載の洗浄機。 further comprising a housing that houses the cleaning tank and the vibration detection unit;
The housing is
an opening is formed,
The cleaning tank is
can be put in and taken out of the housing through the opening,
The vibration detection unit is
The washing machine according to claim 1 or 2 , wherein the washing machine is installed at a position away from the opening with respect to the center of the housing.
前記給水洗浄機構の動作中に前記振動検知部が前記振動を検知した場合には、前記給水洗浄機構の動作を停止させる、請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の洗浄機。 The control unit
The washing machine according to any one of claims 1 to 5 , wherein the operation of the water washing mechanism is stopped when the vibration detector detects the vibration during operation of the water washing mechanism.
前記洗浄槽の内部の前記水を加熱するための第1ヒータを有し、
前記制御部は、
前記給水洗浄機構の動作中に前記振動検知部が前記振動を検知した場合には、前記第1ヒータによる加熱を停止させる、請求項1~請求項7のいずれか一項に記載の洗浄機。 The water supply washing mechanism is
a first heater for heating the water inside the cleaning tank;
The control unit
The washing machine according to any one of claims 1 to 7 , wherein heating by the first heater is stopped when the vibration detection unit detects the vibration during operation of the water supply washing mechanism.
前記制御部は、
前記乾燥機構の動作中に前記振動検知部が前記振動を検知した場合には、前記乾燥機構の動作を停止させる、請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の洗浄機。 further comprising a drying mechanism for drying the object to be washed after washing the object to be washed contained in the washing tank;
The control unit
The washing machine according to any one of claims 1 to 5 , wherein the operation of the drying mechanism is stopped when the vibration detection unit detects the vibration during the operation of the drying mechanism.
外部からの空気を前記洗浄槽に送り込む送風機と、
前記送風機と前記洗浄槽とを結ぶ風路において、前記送風機によって送り込まれた前記空気を加熱する第2ヒータと、
を有し、
前記制御部は、
前記乾燥機構の動作中に前記振動検知部が前記振動を検知した場合には、前記第2ヒータによる加熱を停止させる、請求項9または請求項10に記載の洗浄機。 The drying mechanism is
a blower for sending air from the outside into the cleaning tank;
a second heater for heating the air sent by the blower in an air passage connecting the blower and the cleaning tank;
has
The control unit
The washing machine according to claim 9 or 10 , wherein heating by said second heater is stopped when said vibration detector detects said vibration during operation of said drying mechanism.
前記制御部は、
前記給水洗浄機構の動作中に前記通信部が前記情報通信機器から地震発生情報を受信した場合には、前記給水洗浄機構の動作を一時的に停止させる、請求項6~請求項8のいずれか一項に記載の洗浄機。 further comprising a communication unit that performs wireless communication with an external information communication device,
The control unit
9. The operation of the water washing mechanism is temporarily stopped when the communication unit receives earthquake occurrence information from the information communication device during operation of the water washing mechanism. 1. The washing machine according to item 1.
前記給水洗浄機構の動作を一時的に停止させてから、一時停止時間が経過するまでの間において前記振動検知部が前記振動を検知しなかった場合には、前記給水洗浄機構の動作を再開させる、請求項12に記載の洗浄機。 The control unit
When the vibration detection unit does not detect the vibration during the period from when the operation of the water washing mechanism is temporarily stopped until the suspension time elapses, the operation of the water washing mechanism is restarted. 13. A washing machine according to claim 12 .
前記制御部は、
前記乾燥機構の動作中に前記通信部が前記情報通信機器から地震発生情報を受信した場合には、前記乾燥機構の動作を一時的に停止させる、請求項9~請求項11のいずれか一項に記載の洗浄機。 further comprising a communication unit that performs wireless communication with an external information communication device,
The control unit
Any one of claims 9 to 11 , wherein when the communication unit receives earthquake occurrence information from the information communication device during operation of the drying mechanism, the operation of the drying mechanism is temporarily stopped. washing machine described in .
前記乾燥機構の動作を一時的に停止させてから、一時停止時間が経過するまでの間において前記振動検知部が前記振動を検知しなかった場合には、前記乾燥機構の動作を再開させる、請求項14に記載の洗浄機。 The control unit
after the operation of the drying mechanism is temporarily stopped until the suspension time elapses, the operation of the drying mechanism is restarted if the vibration detection unit does not detect the vibration. Item 15. The washing machine according to Item 14 .
前記制御部は、
前記漏水検知部が、前記漏水の発生を検知した場合には、前記給水洗浄機構によって供給された前記水を外部に排出するよう前記排水機構を制御する、請求項1~請求項16のいずれか一項に記載の洗浄機。 Further comprising a water leakage detection unit that detects the occurrence of water leakage when water leakage from the cleaning tank occurs,
The control unit
17. The water leakage detector according to any one of claims 1 to 16 , wherein when the water leakage detection unit detects the occurrence of the water leakage, the water drainage mechanism is controlled to discharge the water supplied by the water supply cleaning mechanism to the outside. 1. The washing machine according to item 1.
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