JP7283339B2 - small electric vehicle - Google Patents
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本発明は、小型電動車両に関し、特に、使用者が乗車して走行する乗車形態と使用者が手押しで使用するカート又は歩行補助車形態の2つの車体の形態に変更して使用できる小型電動車両に関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a compact electric vehicle, and more particularly, a compact electric vehicle that can be used by changing its body into two forms: a riding form in which a user rides and runs, and a cart or walker form in which the user pushes by hand. Regarding.
この種の小型電動車両が本願出願人から特許文献1により提案されている。
この文献1の小型電動車両は、車体の前部に配置され且つハンドルによって操舵される少なくとも1つの前輪と、車体の後部に配置され且つモータによって駆動される左右一対の後輪と、車体の前後方向で前輪の近傍に配置されるフロアと、車体におけるフロアよりも後側で且つフロアよりも高い位置に配置されるシートと、荷物を収納すべく車体の後部に配置されるバスケットと、後輪を車体に連結するとともにその中間部で山形に折れ曲がる第1リンク機構とを備え、人を乗せて走行するための乗車形態と物を運ぶために人が手押しで使用するカート形態とに車体の形態が変更可能になっている。
A small electric vehicle of this type has been proposed by the applicant of the present application in
The small electric vehicle of
この小型電動車両では、特に、第1リンク機構よりも下側に第1リンク機構と連動してその折曲部で上側を山にして山形に折れ曲がる第2リンク機構を配置し、第2リンク機構には第2リンク機構が折曲部で折れ曲がるにつれてその位置が上方へ移動するブラケットを取り付けている。このブラケットにバスケットを取り付ける。 In this compact electric vehicle, the second link mechanism is arranged below the first link mechanism in interlocking with the first link mechanism so that the second link mechanism bends in a mountain shape with the upper side of the bent portion forming a mountain. is mounted with a bracket whose position moves upward as the second link mechanism is bent at the bent portion. Attach the basket to this bracket.
このようにすることで、車両を乗車形態からカート形態に変更する場合に、バスケットの位置を斜め上方へ移動させ、ハンドルに近づけることができる。このため、カートとして使用する際に、使用者が腰を屈めずにバスケットに荷物を出し入れでき、カートとしての機能性を向上させることができる。 By doing so, when the vehicle is changed from the riding configuration to the cart configuration, the position of the basket can be moved obliquely upward and closer to the handle. Therefore, when using the basket as a cart, the user can load and unload the basket without bending down, and the functionality of the cart can be improved.
しかしながら、上記特許文献1においては、この小型電動車両の車体の形態、すなわち車体の乗車形態、車体のカート形態の各形態を保持するロック機構についての言及がない。このため、ロック機構をロック状態とロック解除状態に切り替えるためのロック・ロック解除切替操作部の配置についても明らかにされていない。このロック・ロック解除切替操作部の位置は、この小型電動車両を使用者が簡易かつ安全に利用する上で重要である。例えば、ロック・ロック解除切替操作部がこの小型電動車両の極めて目立つ位置に配置されると、ロック・ロック解除切替操作部に予期しないタイミングで障害物が当たったりする。また、ロック・ロック解除切替操作部にヒトの手がうっかり触れたりヒトの衣類や持ち物が不意に引っ掛かったりすることがある。この種の小型電動車両では、このような外部からの意図しない接触によりロック・ロック解除切替操作部が誤作動し、車体の形態が保持状態を解除されて誤動作することが懸念される、という問題がある。また、反対に、ロック・ロック解除切替操作部がこの種の小型電動車両の奥まってまったく目立たない位置に配置されると、使用者がロック・ロック解除切替操作部を操作するときにロック・ロック解除切替操作部の位置が分かりにくく操作性も悪い、という問題がある。
However, the
本発明はこのような従来の問題を解決するものである。そこで、本発明の目的は、この種の小型電動車両において、ロック・ロック解除切替操作部を、使用者の操作に有利で、ロック・ロック解除切替操作部の誤作動を防止し得る位置に配置して、使用者が小型電動車両を簡易かつ安全に利用できるようにすること、にある。 The present invention solves such conventional problems. SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to arrange a lock/unlock switching operation section in a compact electric vehicle of this type at a position that is advantageous for the user's operation and that can prevent malfunction of the lock/unlock switching operation section. to enable a user to easily and safely use a small electric vehicle.
上記目的を達成するために、本発明の小型電動車両は、
前輪を有する前側ベース及び後輪を有する後側ベースを含み、使用者が乗車して走行する乗車形態と使用者が手押しで使用するカート又は歩行補助車形態に変更可能な車体と、
上面を着座面とし、前記上面の前部中央に上方に向けて膨出する凸部を有し、下面で前記凸部に対応する位置に凹部を有し、前記車体上に、脚部を介して、前記着座面を前記車体の上方に向けて配置される着座位置と前記着座面を前記車体の前方に向けて退避される退避位置との間で移動可能に設置され、前記車体に作動連結されて、前記着座位置への移動により前記車体を乗車形態に変更し、前記退避位置への移動により前記車体を前記カート又は歩行補助車形態に変更するシートと、
前記車体の乗車形態、カート又は歩行補助車形態の各形態を保持又は保持解除するロック機構と、
前記シートの下面の前記凹部内に設置され、前記ロック機構に作動連結されて、前記ロック機構をロック状態とロック解除状態に切り替えるためのロック・ロック解除切替操作部と、
を備え、
前記シート下面の前記ロック・ロック解除切替操作部での操作により、前記ロック機構をロック又はロック解除する、
ことを要旨とする。
In order to achieve the above object, the small electric vehicle of the present invention includes:
a vehicle body that includes a front base having front wheels and a rear base having rear wheels, and which can be changed into a riding form in which a user rides and travels, and a cart or walker that the user pushes by hand;
The upper surface is used as a seating surface, the upper surface has a convex portion that bulges upward in the center of the front portion, and the lower surface has a concave portion at a position corresponding to the convex portion. and is installed movably between a seating position where the seating surface faces upward of the vehicle body and a retracted position where the seating surface faces forward of the vehicle body, and is operatively connected to the vehicle body. a seat for changing the vehicle body to the riding configuration by moving to the seating position, and changing the vehicle body to the cart or walker configuration by moving to the retracted position;
a lock mechanism for holding or releasing each form of the riding form of the vehicle body, the cart form, or the walking auxiliary vehicle form;
a lock/unlock switching operation unit installed in the recess in the lower surface of the seat and operatively connected to the lock mechanism for switching the lock mechanism between a locked state and an unlocked state;
with
The lock mechanism is locked or unlocked by operating the lock/unlock switching operation section on the underside of the seat.
This is the gist of it.
本発明の小型電動車両によれば、上記の構成により、次のような本発明独自の格別な効果を奏する。
(1)ロック・ロック解除切替操作部の位置に手が入りやすくロック・ロック解除切替操作部の操作を容易に行うことができる。他面で、ロック・ロック解除切替操作部の操作でない限り、このロック・ロック解除切替操作部の位置にヒトの手やモノなどが接触しにくい。これにより、ヒトの手やモノとの不意な接触など外部からの意図しない入力によるロック・ロック解除切替操作部の誤操作を防止することができる。
(2)車体の形態を切り替える際に、片側一方の手でシート下面の前部中央を支持しロック・ロック解除切替操作部を操作してロックを解除しつつ、片側他方の手でシートを持ってシートを動かすことができ、車体の形態の変更作業を容易にすることができる。
(3)使用者がロック・ロック解除切替操作部の位置を容易に認識することができる。
(4)車体の乗車形態での、シートに着座する使用者の着座姿勢における前後左右方向の安定性を確保することができる。
(5)小型電動車両の製造において、シートの組み付け時に、シートの前後方向の誤まった組み付けを防止することができる。
According to the compact electric vehicle of the present invention, the above configuration provides the following special effects unique to the present invention.
(1) The position of the lock/unlock switching operation section is easily accessible and the lock/unlock switching operation section can be easily operated. On the other hand, it is difficult for a person's hand or an object to come into contact with the position of the lock/unlock switching operation section unless the operation is the operation of the lock/unlock switching operation section. As a result, it is possible to prevent erroneous operation of the lock/unlock switching operation section due to an unintended input from the outside such as a person's hand or accidental contact with an object.
(2) When switching the form of the vehicle body, one hand supports the center of the front part of the lower surface of the seat and operates the lock/unlock switching operation section to release the lock, while holding the seat with the other hand. The seat can be moved by pressing the seat, and the work of changing the shape of the vehicle body can be facilitated.
(3) The user can easily recognize the position of the lock/unlock switching operation section.
(4) It is possible to ensure stability in the front, rear, left, and right directions in the sitting posture of the user sitting on the seat in the riding mode of the vehicle body.
(5) In the manufacture of a small electric vehicle, it is possible to prevent erroneous assembly of the seat in the front-rear direction when assembling the seat.
図1、図2に示すように、本発明の一実施の形態に係る小型電動車両Cは、使用者が乗車して走行する乗車形態と使用者が手押しで使用するカート又は歩行補助車形態に変更可能な車体1を備える。この車体1上に、シート4が上面を着座面とし、脚部5を介して、着座面を車体1の上方に向けて配置される着座位置と着座面を車体1の前方に向けて退避される退避位置との間で移動可能に設置され、車体1に作動連結される。そして、シート4の着座位置への移動により車体1を乗車状態に変更し、シート4の退避位置への移動により車体1をカート又は歩行補助車形態に変更し、これをロック機構7(図4参照)により保持又は保持解除する形式とする。この小型電動車両Cでは、シート4の上面の前部中央に上方に向けて膨出する凸部411が設けられ、下面で上面の凸部411に対応する位置に凹部410が設けられる。このシート4下面の凹部410内に、ロック機構7に作動連結されてロック機構7をロック状態とロック解除状態に切り替えるためのロック・ロック解除切替操作部8が設置される。このシート4下面でのロック・ロック解除切替操作部8の操作により、ロック機構7をロック又はロック解除するものとする。このようにして、ロック・ロック解除切替操作部8を、使用者の操作に有利で、ロック・ロック解除切替操作部8の誤作動を防止し得る位置に配置して、使用者が小型電動車両Cを簡易かつ安全に利用できるようにした。
As shown in FIGS. 1 and 2, a compact electric vehicle C according to an embodiment of the present invention can be divided into a riding form in which a user rides and running, and a cart or walking aid vehicle in which the user pushes by hand. A
図1、図2に示すように、小型電動車両Cは、車体1と、シート4と、ロック機構7と、ロック・ロック解除切替操作部8と、を備えて構成される。
As shown in FIGS. 1 and 2 , the compact electric vehicle C includes a
車体1は、前輪113を有する前側ベース11及び後輪123を有する後側ベース12を含み、使用者が乗車して走行する乗車形態と使用者が手押しで使用するカート又は歩行補助車形態に変更可能に構成される。
The
シート4は、上面を着座面とし、上面の前部中央に上方に向けて膨出する凸部411を有し、下面で上面の凸部411に対応する位置に凹部410を有する。このシート4は車体1上に、脚部5を介して、着座面を車体1の上方に向けて配置される着座位置と着座面を車体1の前方に向けて退避される退避位置との間で移動可能に設置され、車体1に作動連結される。シート4の着座位置への移動により車体1が乗車状態に変更可能に、シート4の退避位置への移動により車体1がカート又は歩行補助車形態に変更可能に構成される。
The
ロック機構7は、車体1の乗車形態、カート又は歩行補助車形態の各形態を保持可能に又は保持解除可能に構成される。
The
ロック・ロック解除切替操作部8は、シート4の下面の凹部410内に設置され、ロック機構7に作動連結されて、ロック機構7をロック状態とロック解除状態に切り替え可能に構成される。
The lock/unlock switching
このようにしてシート4下面のロック・ロック解除切替操作部8での操作により、ロック機構7をロック又はロック解除するようになっている。
In this manner, the
このようにロック・ロック解除切替操作部8がシート4下面の前部中央の凹部410内に設置されることで、ロック・ロック解除切替操作部8の位置に手が入りやすくロック・ロック解除切替操作部8の操作を容易に行うことができる。他面で、この位置のロック・ロック解除切替操作部8は、車体1の乗車形態でもカート又は歩行補助車形態でも、表に表れにくいので、ロック・ロック解除切替操作部8の操作でない限り、この位置のロック・ロック解除切替操作部8にヒトの手やモノなどは接触しにくい。これにより、ヒトの手やモノとの不意な接触など外部からの意図しない入力によるロック・ロック解除切替操作部8の誤操作を防止することができる。
Since the lock/unlock switching
ロック・ロック解除切替操作部8がシート4下面の前部中央の凹部410内に設置されることで、車体1の形態を切り替える際に、片側一方の手でシート4下面の前部中央を支持しロック・ロック解除切替操作部8を操作してロックを解除しつつ、片側他方の手でシート4を持って動かすことができる。これにより、車体1の形態の変更作業を容易にすることができる。
The locking/unlocking
ロック・ロック解除切替操作部8がシート4下面の前部中央の凹部410内に設置され、さらにその上部のシート4上面の前部中央に凸部411が膨出されることで、使用者がロック・ロック解除切替操作部8の位置を容易に認識することができる。
The lock/unlock switching
シート4上面の前部中央に上方に膨出される凸部411を有することで、車体1の乗車形態での、シート4に着座する使用者の着座姿勢における前後左右方向の安定性を確保することができる。また、シート4上面の前部中央に凸部411を有することで、シート4下面の前部中央に凹部410が形成されても、シートに必要な厚さを確保することができ、シート4の厚みを均一にすることもできる。
By having a
ロック・ロック解除切替操作部8がシート4下面の前部中央の凹部410内に設置され、さらにその上部のシート4上面の前部中央に凸部411が膨出されることで、シート4の前後方向が分かりやすい。これにより、小型電動車両Cの製造において、シート4の組み付け時に、シート4の前後方向の誤まった組み付けを防止することができる。
The lock/unlock switching
図1、図2及び図3に示すように、小型電動車両Cはさらに、次のような構成を併せて備える。 As shown in FIGS. 1, 2 and 3, the compact electric vehicle C further includes the following configuration.
シート4の下面の凹部410は、シート4の下面と同一面上に開口を有し、ロック・ロック解除切替操作部8はシート4の凹部410の開口面内に設置される。このようにすることで、ロック・ロック解除切替操作部8がシート4下面と同一面の凹部410の開口面から突出されないので、シート4の下面に予期せぬモノの接触があっても、ロック・ロック解除切替操作部8の誤作動を防止することができる。
The
シート4の着座位置と退避位置との間の移動に連動して、前側ベース11又は後側ベース12の一方が他方に対して伸縮可能に構成される。この場合、シート4の着座位置への移動により車体1のホイルベースが伸長され、シート4の退避位置への移動により、車体1のホイルベースが短縮される。このようにシート4がシート4の着座位置で車体1のホイルベースが伸長されて、車体1が乗車形態になるので、シート4に着座した使用者を安定して支え、車体1を安定的に走行させることができる。また、シート4がシート4の退避位置で車体1のホイルベースが短縮されて、車体1がカート又は歩行補助車形態になるので、車体1全体がコンパクトになって、車体1を手押しの操作で簡単に小回りさせることができるなど、操作を容易にすることができる。
One of the
ロック・ロック解除切替操作部8はレバー式に構成される。このようにすることで、レバー式のロック・ロック解除切替操作部8により、シート4をシート4下面の前部中央で支持することができ、車体1の形態の変更をより容易に行うことができる。
The lock/unlock switching
ロック機構7は、前側ベース11と後側ベース12との間に係合離脱可能に設けられて、車体1の各形態での前側ベース11及び後側ベース12をロックする形式に構成される。このようにすることで、車体1の各形態において、前側及び後側の各ベース11、12を容易にロックすることができる。
The
図1、図2及び図3はまた、車体1、シート4、ロック機構7、ロック・ロック解除切替操作部8を、それぞれの一例として、より具体的に示している。
1, 2, and 3 also show the
図1、図2に示すように、車体1は前側ベース11と後側ベース12とにより構成される。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
前側ベース11は、前側ベースフレーム110、前輪支持フレーム111、前輪113、脚部支持フレーム114、前側パネル115などからなる。この場合、前側ベースフレーム110は車体1の前部において車両の前後方向前面視で上面を開放される断面コ字形の溝形に形成され、車両の前後方向に延びる。前輪支持フレーム111は前側ベースフレーム110の上面前部に支持されて車両の幅方向に延び、前輪操舵機構の一部をなす。前輪113は前輪支持フレーム111の両端に軸受112を介して軸支される。脚部支持フレーム114は前側ベースフレーム110の上面後部側に支持され、車両の幅方向に突出される。前側パネル115は前側ベースフレーム110の上方に前輪支持フレーム111及び脚部支持フレーム114を介して設置され、車体フロアをなす。また、この場合、前側ベース11の脚部支持フレーム114の両端面に車両の幅方向に向けてガイドピン61が突出される。
The
後側ベース12は、後側ベースフレーム120、後部フレーム121、モータケース122、電動モータ(図示省略)、後輪123、後側パネル125などからなる。この場合、後側ベースフレーム120は車体1の後部において車両の前後方向前面視で上面を開放される断面コ字形の溝形に形成され、かつ車両の前後方向に延び、高さ、幅が前側ベースフレーム110よりも少し小さく形成されて、前側ベースフレーム110内に嵌挿可能になっている。後部フレーム121は後側ベースフレーム120の上面後部に支持され、両端部が車両の幅方向に張り出される。モータケース122は後部フレーム121の後部に設置され、車両の幅方向に向けて延びる。電動モータ(図示省略)はモータケース122に保持される。後輪123はモータケース122の両端に配置され、電動モータに作動連結される。後側パネル125は後側ベースフレーム120の上方に後部フレーム121を介して前側パネル115の高さよりも少し高い位置に設置される。そして、前側ベース11と後側ベース12は後側ベースフレーム120が前側ベースフレーム110内に車両の前後方向に延びるガイドを介して嵌挿される。このようにして前側ベースフレーム110が後側ベースフレーム120の外面に沿って車両の前後方向にスライド可能に、併せて、前側パネル115が後部パネル125の直下で車両の前後方向にスライド可能に組み立てられる。
The
このようにして車体1は前側ベース11が後側ベース12に対して伸縮可能に構成される。すなわち、前側ベース11が後側ベース12に対して車両の前後方向前方に最長までスライドされることで車体1のホイルベースが最大に伸長されて、車体1が乗車形態となる。前側ベース11が後側ベース12に対して車両の前後方向後方に前側ベースフレーム110と後側ベースフレーム120、前側パネル115と後側パネル125、それぞれが上下に重合されるまでスライドされることで、車体1のホイルベースが最小に短縮されて、車体1がカート又は歩行補助車形態となる。
In this manner, the
シート4は脚部5が車体1上に立ち上げられるフレーム2にブラケット3を介してフレーム2との間に所定の隙間Sを確保可能にかつ車体1の前後方向に回動可能に連結され、車体1に作動連結される。
The
この場合、フレーム2は上部を連結した略門形に形成されて、車両の幅方向に延びる上部フレーム21と、上部フレーム21の両端から車両の上下方向に延びる両側部フレーム22とからなる。上部フレーム21は直線的な形状に形成される。両側部フレーム22は上部側の一部が車両の上下方向に直線的に形成され、その下方残部がフレーム2と脚部5が相互に近接する方向に湾曲状に曲折して形成され、その上下方向中間で車両の前後方向前方に最も突出された位置がブラケット固定位置になっている。このフレーム2は両側部フレーム22が車体1の後側ベース12の左右両側に設けられた後部フレーム121に設置固定されて、後側ベース12上に立ち上げられる。また、このフレーム2の上部フレーム21にはハンドル23が取り付けられる。ハンドル23は略T字形に形成されて、車両の幅方向に延びるハンドル部231と、ハンドル部231の長さ方向中央から下方に延びる取付部232とからなる。このハンドル23は取付部232が上部フレーム21の上面で車両の幅方向中央に固定されて、上部フレーム21上に立ち上げられ、ハンドル部231が上部フレーム21の上方に並列に配置される。さらに、このフレーム2の両側部フレーム22の車両の上下方向中間部で上部側に一対のアームレスト24が取り付けられて、車両の前後方向前方に向けて延ばされる。なお、このアームレスト24の先端にこの小型電動車両Cの操作部(図示省略)が装着される。
In this case, the
また、この場合、ブラケット3はフレーム2の両側部フレーム22に対にして設けられる。各ブラケット3は、フレーム2と脚部5との連結に必要な長さの一対のプレート31からなり、それぞれ先端には連結ピン挿通孔30が設けられる。各ブラケット3は後端がフレーム2の両側部フレーム22のブラケット固定位置に溶接などにより固着されて、先端が車両の前後方向前方に向けて突出され、両側部フレーム22のブラケット固定位置から所定の長さだけ離間して配置される。
Also, in this case, the
そして、シート4は、脚部5の上部に固定される支持フレーム(図示省略)と、支持フレーム上に載置固定される座部41とからなり、座部41の上面が着座面になっている。脚部5は一対の脚部フレーム51からなる。各脚部フレーム51は略y字形に形成され、シート4は支持フレームが各脚部フレーム51の二股に分かれた上部に接合されて脚部5の上部に取り付けられる。また、各脚部フレーム51には車両の上下方向中間部で、フレーム2の両側部フレーム22のブラケット固定位置と同じ高さに、連結ピン挿通孔(図示省略)が設けられる。さらに、脚部フレーム51の下部には、脚部5のシート4の着座位置とシート4の退避位置との間の回動に合わせて前側フレーム11のガイドピン61が係合可能に長孔状のガイド孔62が形成される。脚部5はフレーム2の前側に近接配置されて、各脚部フレーム51がフレーム2の各側部フレーム22のブラケット固定位置から前方に突出して配置される各ブラケット3の各プレート31間に通される。そして、各プレート31先端の各連結ピン挿通孔30と各脚部フレーム51の各連結ピン挿通孔が合わせられて、これらの連結ピン挿通孔間に連結ピン52が挿通される。しかして、脚部5はフレーム2にリンク機構を介して連結され、このリンク機構の回転中心がフレーム2のブラケット固定位置よりも車両の前後方向前方にオフセットされた位置に設定配置される。すなわち、両側部フレーム22と各脚部フレーム51との間に所定の隙間Sが確保可能で、脚部5がフレーム2に車両の前後方向に回動可能に連結される。そして、脚部5の各ガイド孔62と前側ベース11の各ガイドピン61が係合されて、脚部5と車体1が作動連結される。この作動連結により、シート4の脚部5をシート4の退避位置からシート4の着座位置へ回動すると、前側ベース11の各ガイドピン61が各脚部フレーム51の各ガイド孔62に係合案内されながら、これら各ガイド孔62の内周面で各ガイドピン61の外周面を車両の前後方向前方に向けて押圧する。これにより、前側ベース11を後側ベース12から車両の前後方向前方へ移動させて、車体1を乗車形態に変更する。反対に、シート4の脚部5をシート4の着座位置からシート4の退避位置へ回動すると、前側ベース11の各ガイドピン61が各脚部フレーム51の各ガイド孔62に係合案内されながら、これら各ガイド孔62の内周面で各ガイドピン61の外周面を車両の前後方向後方に向けて押圧する。これにより、前側ベース11を後側ベース12の車両の前後方向前方から後方へ移動させて、車体1をカート又は歩行補助車形態に変更する。なお、座部41の後部で、フレーム2の前側にシートバック43が配置される。この場合、シートバック43はシート4と一体に又は別体に車両の前後方向前方に回動可能に設けられてもよく、また、シート4とは別に、フレーム2の前側に固定されてもよい。
The
ロック機構7は、図4、図5に示すように、車体1の各形態で、前側、後側各ベース11、12に相互に対向可能に穿設されるロックピン挿通孔70と、前側、後側各ベース11、12の各ロックピン挿通孔70に係合離脱可能に配置されるロックピン71と、ロックピン71を駆動する駆動部72とにより構成される。この場合、ロックピン挿通孔70は前側ベースフレーム110の一方又は両方の側面で後端側に2つ、後側ベースフレーム120の一方又は両方の側面で前端側、後端側にそれぞれ2つずつ、穿設される。ロックピン71は前側ベースフレーム110の2つのロックピン挿通孔70に対向して駆動部72とともに設置される。また、この場合、駆動部72は機械式でもよく、電気式でもよい。このようにして、車体1の乗車形態では前側ベース11の後端側の各ロックピン挿通孔70と後側ベース12の前端側の各ロックピン挿通孔70が対向されて、前側ベース11の駆動部72の駆動により各ロックピン71が前側ベース11及び後側ベース12の各ロックピン挿通孔70に対して挿脱可能になっている。
As shown in FIGS. 4 and 5, the
ロック・ロック解除切替操作部8は、図3に示すように、レバー式に形成されて、シート4下面の前部中央の凹部410に、車両の前後方向にスライド可能に設置される。この場合、シート4の凹部410は座部41の下面の前部中央に前部を開口されて後部方向に角形の溝形形状に形成される。ロック・ロック解除切替操作部8はこの凹部410にこの凹部410の下面開口面内、前面開口面内に嵌合可能に角形の平板状に形成され、その前部には係止片81が設けられる。このロック・ロック解除切替操作部8はシート4の凹部410に図示されないスライドガイド、ばね部材を介してスライド可能に設置される。このようにして、係止片81を手で手前に引くと、係止片81はシート4の凹部410から前方に引き出され、係止片81から手を離すと、係止片81はシート4の凹部410内に自動的に引き戻される形式になっている。このロック・ロック解除切替操作部8は前側ベース11の駆動部72に作動連結される。
As shown in FIG. 3, the lock/unlock switching
駆動部72が機械式の場合、ロック・ロック解除切替操作部8は駆動部72にワイヤーを介して作動連結される。このようにして、係止片81を凹部410から手前に引くことにより、駆動力がワイヤーを介して駆動部72に伝達され、駆動部72がロックピン71を引く方向に作動する。この作動により、各ロックピン71が前側ベース11、後側ベース12の各ロックピン挿通孔70から離脱して、ロック機構7のロック状態が解除される。係止片81を凹部410に戻すことにより、駆動力が解除されて、駆動部72がロックピン71を押す方向に作動する。この作動により、各ロックピン71が前側ベース11、後側ベース12の各ロックピン挿通孔70に挿通されて、ロック機構7がロック状態となる。
When the driving
駆動部72が電気式の場合、ロック・ロック解除切替操作部8は駆動部72にケーブルを介して作動連結される。このようにして、係止片81を凹部410から手前に引くことにより、駆動信号がケーブルを介して駆動部72に送信され、駆動部72がロックピン71を引く方向に作動する。この作動により、各ロックピン71が前側ベース11、後側ベース12の各ロックピン挿通孔70から離脱して、ロック機構7のロック状態が解除される。係止片81を凹部410に戻すことにより、駆動信号の送信が停止されて、駆動部72がロックピン71を押す方向に作動する。この作動により、各ロックピン71が前側ベース11、後側ベース12の各ロックピン挿通孔70に挿通されて、ロック機構7がロック状態となる。
When the driving
図4、図5にこの小型電動車両Cの使用例を示している。図4は小型電動車両Cの乗車状態で、シート4の脚部5がシート4の着座位置にあって、車体1の前側ベース11は後側ベース12の車両の前後方向前部から最大限まで延びて、車体1が乗車形態になっている。このとき、この車体1の乗車形態はロック機構7により保持(ロック)される。すなわち、前側ベース11の駆動部72の作動により、各ロックピン71が前側ベース11の後端側の各ロックピン挿通孔70、後側ベース12の前端側の各ロックピン挿通孔70間に挿通されて、ロック機構7がロック状態となり、車体1の乗車形態が保持される。
4 and 5 show an example of use of this small electric vehicle C. FIG. FIG. 4 shows a riding state of a small electric vehicle C, the
図5は小型電動車両Cのカート又は歩行補助車形態で、図4の乗車状態からこのカート又は歩行補助車形態の状態に変更するときは、ロック機構7のロックを解除して、シート4の脚部5をシート4の着座位置からシート4の退避位置まで回動する。この場合、係止片81を凹部410から手前に引くことにより、駆動部72の作動により、各ロックピン71を前側ベース11、後側ベース12の各ロックピン挿通孔70から離脱して、ロック機構7のロック状態を解除することができる。したがって、片側一方の手で係止片81を手前に引きながらシート4の前部側を持ち、片側他方の手でシート4の後部を持って、シート4の脚部5をシート4の着座位置からシート4の退避位置まで回動すればよい。このようにシート4の脚部5を回動すると、前側ベース11の各ガイドピン61が脚部5の各脚部フレーム51下部のガイド孔62を移動しながら、各ガイド孔62の内周面で各ガイドピン61の外周面を車両の前後方向後方へ押圧する。これにより、前側ベース11が後側ベース12に向けて移動される。そして、シート4の脚部5をシート4の退避位置まで回動すると、前側ベース11は後側ベース12まで移動され、後側ベース12に重合されて、車体1がカート又は歩行補助車形態に変更される。そして、この車体1のカート又は歩行補助車形態をロック機構7により保持する。この状態においては、前側ベース11の後端側の各ロックピン挿通孔70と後側ベース12の後端側の各ロックピン挿通孔70が一致して対向されている。係止片81から手を離すと、係止片81はシート4の凹部410内に自動的に引き戻されて、前側ベース11の駆動部72がロックピン71を押す方向に作動する。この作動により、各ロックピン71が前側ベース11の各ロックピン挿通孔70、後側ベース12の各ロックピン挿通孔70間に挿通されて、ロック機構7がロック状態となり、車体1のカート又は歩行補助車形態が保持される。このカート又は歩行補助車形態により、使用者はこの小型電動車両Cをカート又は歩行補助車として使用しハンドル23を持って押していくことができる。
FIG. 5 shows the cart or walker configuration of the small electric vehicle C. When changing from the boarding state of FIG. The
なお、図5のカート又は歩行補助車形態から図4の乗車形態に変更するときは、ロック機構7のロックを解除して、シート4の脚部5をシート4の退避位置からシート4の着座位置まで回動する。この場合、係止片81を凹部410から手前に引くことにより、駆動部72の作動により、各ロックピン71を前側ベース11、後側ベース12の各ロックピン挿通孔70から離脱して、ロック機構7のロック状態を解除することができる。したがって、片側一方の手で係止片81を手前に引きながらシート4の前部側を持ち、片側他方の手でシート4の後部を持って、シート4の脚部5をシート4の退避位置からシート4の着座位置まで回動すればよい。このようにシート4の脚部5を回動すると、前側ベース11の各ガイドピン61が脚部5の各脚部フレーム51下部の各ガイド孔62を移動しながら、各ガイド孔62の内周面で各ガイドピン61の外周面を車両の前後方向前方へ押圧する。これにより、前側ベース11が後側ベース12から車両の前後方向前方へ移動される。そして、シート4の脚部5をシート4の着座位置まで回動すると、前側ベース11は後側ベース12から車両の前後方向前方へ最大限まで移動されて、車体1が乗車形態に変更される。そして、この車体1の乗車形態をロック機構7により保持する。この状態においては、前側ベース11の後端側の各ロックピン挿通孔70と後側ベース12の前端側の各ロックピン挿通孔70が一致して対向されている。係止片81から手を離すと、係止片81はシート4の凹部410内に自動的に引き戻されて、前側ベース11の駆動部72がロックピン71を押す方向に作動する。この作動により、各ロックピン71が前側ベース11、後側ベース12の各ロックピン挿通孔70間に挿通されて、ロック機構7がロック状態となり、車体1の乗車形態が保持される。この乗車形態により、使用者はシート4に着座して、アームレスト24の先端に装着される操作部での運転操作により、小型電動車両Cを走行させることができる。またこの乗車中、使用者は、シート4の着座面の凸部411により、安定良く着座することができ、前後左右方向にふられる力が作用しても、ふれを抑えることができる。
5 to the boarding configuration of FIG. 4, the
以上説明したように、この小型電動車両Cでは、シート4の脚部5の各脚部フレーム51をフレーム2の両側部フレーム22から突設される各ブラケット3の先端に連結ピン52を介して連結する。このようにして、シート4の脚部5をフレーム2に車両の前後方向に回動可能に取り付ける。また、前側ベース11の脚部支持フレーム114の両端部にガイドピン61を車両の幅方向に向けて突出させる。併せて、シート4の脚部5の各脚部フレーム51の下部に、脚部5のシート4の着座位置とシート4の退避位置との間の回動に合わせて各ガイドピン61を係合可能に長孔状のガイド孔62を形成する。このようにして、前側ベース11の各ガイドピン61とシート4の脚部5のガイド孔62とを係合させて、シート4の脚部5と車体1とを作動連結する。このようにすることで、シート4の脚部5を所定の退避位置から所定の着座位置へ回動すると、車体1を乗車形態に変更できる。すなわち、この脚部5の回動により、前側ベース11の各ガイドピン61が各脚部フレーム51の各ガイド孔62に係合案内されながら、これら各ガイド孔62の内周面で各ガイドピン61の外周面が車両の前後方向前方に向けて押圧される。この押圧により、前側ベース11は後側ベース12から車両の前後方向前方へ移動されて車体1が乗車形態に変更される。そして、この車体1の乗車形態をロック機構7によりロックする。また反対に、シート4の脚部5を所定の着座位置から所定の退避位置へ回動すると、車体1をカート又は歩行補助車形態に変更できる。すなわち、この脚部5の回動により、前側ベース11の各ガイドピン61が各脚部フレーム51の各ガイド孔62に係合案内されながら、これら各ガイド孔62の内周面で各ガイドピン61の外周面が車両の前後方向後方に向けて押圧される。この押圧により、前側ベース11は後側ベース12まで移動、重合されて車体1がカート又は歩行補助車形態に変更される。そして、この車体1のカート又は歩行補助車形態をロック機構7によりロックする。このような小型電動車両Cにおいて、ロック・ロック解除切替操作部8をシート4下面の前部中央の凹部410に設置する。このようにすることで、車体1を乗車形態からカート又は歩行補助車形態に又はその反対に切り替え変更する際に、片側一方の手で係止片81を操作しながらシート4の前部を持ち、片側他方の手でシート4の後部を持ち、シート4をシート4の着座位置から退避位置へ又はその反対に回動させることができる。したがって、車体1の形態の変更動作を簡単にスムーズに行うことができる。しかも、この場合、ロック・ロック解除切替操作部8をレバー式にしてある。これにより、係止片81を凹部410から手前に引くことで、ロック機構7の駆動部72の作動により、各ロックピン71を前側ベース11、後側ベース12の各ロックピン挿通孔70から離脱して、ロック機構7のロック状態を解除できる。また、係止片81から手を離すと、ロック機構7の駆動部72の作動により、各ロックピン71を前側ベース11、後側ベース12の各ロックピン挿通孔70間に挿通して、ロック機構7をロック状態にできる。したがって、ロック・ロック解除切替操作部8によるロック機構7のロック操作、ロック解除操作を簡易に行うことができる。
As described above, in the small electric vehicle C, the leg frames 51 of the
また、この小型電動車両Cでは、ロック・ロック解除切替操作部8をレバー式にすることで、ロック機構7のロック解除を片手によるワンアクションで行うことができる。これにより、ロック・ロック解除切替操作部8によるロック機構7の操作、車体1の形態の変更動作を共に、簡単かつスムーズに行うことができる。
Further, in this small electric vehicle C, the locking/unlocking
さらに、この小型電動車両Cでは、シート4の凹部410を座部41の下面の前部中央に前面を開口して後部方向に溝形形状に形成し、ロック・ロック解除切替操作部8はこの凹部410にこの凹部410の下面開口面内、前面開口面内に嵌合可能に形成する。このようにすることで、シート4の意匠的デザインの自由度を制限することがなく、シート4を含む小型電動車両C全体の意匠的デザインの向上を図ることができる。
Further, in this small electric vehicle C, the recessed
なお、この実施の形態では、ロック・ロック解除切替操作部8をレバー式としたが、このロック・ロック解除切替操作部8は片手のワンアクションでロック機構7を操作できる限り、その操作形式は引く、押す、掴むなど種々に変更可能である。特に、駆動部72が電気式の場合は、押しボタン形式としてもよい。このようにしても上記実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
In this embodiment, the lock/unlock switching
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。 In addition, it is possible to appropriately replace the components in the above-described embodiments with well-known components without departing from the scope of the present invention.
C 小型電動車両
1 車体
11 前側ベース
113 前輪
12 後側ベース
123 後輪
4 シート
410 凹部
411 凸部
5 脚部
7 ロック機構
8 ロック・ロック解除切替操作部
C
Claims (5)
上面を着座面とし、前記上面の前部中央に上方に向けて膨出する凸部を有し、下面で前記凸部に対応する位置に凹部を有し、前記車体上に、脚部を介して、前記着座面を前記車体の上方に向けて配置される着座位置と前記着座面を前記車体の前方に向けて退避される退避位置との間で移動可能に設置され、前記車体に作動連結されて、前記着座位置への移動により前記車体を乗車形態に変更し、前記退避位置への移動により前記車体を前記カート又は歩行補助車形態に変更するシートと、
前記車体の乗車形態、カート又は歩行補助車形態の各形態を保持又は保持解除するロック機構と、
前記シートの下面の前記凹部内に設置され、前記ロック機構に作動連結されて、前記ロック機構をロック状態とロック解除状態に切り替えるためのロック・ロック解除切替操作部と、
を備え、
前記シート下面の前記ロック・ロック解除切替操作部での操作により、前記ロック機構をロック又はロック解除する、
ことを特徴とする小型電動車両。 a vehicle body that includes a front base having front wheels and a rear base having rear wheels, and which can be changed into a riding form in which a user rides and travels, and a cart or walker that the user pushes by hand;
The upper surface is used as a seating surface, the upper surface has a convex portion that bulges upward in the center of the front portion, and the lower surface has a concave portion at a position corresponding to the convex portion. and is movably installed between a seating position where the seating surface faces upward of the vehicle body and a retracted position where the seating surface faces forward of the vehicle body, and is operatively connected to the vehicle body. a seat for changing the vehicle body to the riding configuration by moving to the seating position, and changing the vehicle body to the cart or walker configuration by moving to the retracted position;
a lock mechanism for holding or releasing each form of the riding form of the vehicle body, the cart form, or the walking auxiliary vehicle form;
a lock/unlock switching operation unit installed in the recess in the lower surface of the seat and operatively connected to the lock mechanism for switching the lock mechanism between a locked state and an unlocked state;
with
The lock mechanism is locked or unlocked by operating the lock/unlock switching operation section on the underside of the seat.
A small electric vehicle characterized by:
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