JP7281338B2 - Structure around door opening - Google Patents
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Description
本発明は、戸体の開口部周りの構造に関する。 The present invention relates to a structure around an opening of a door.
従来、開口部と、開口部に納められたガラスと、開口部の四周縁に沿って配置されガラスの端部の見込方向一側の面を押圧するガラス押さえ部材と、を備える戸体が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のガラス押さえ部材は、樹脂製である。
Conventionally, there is known a door body comprising an opening, a glass housed in the opening, and a glass pressing member arranged along the four peripheral edges of the opening and pressing a face of the edge of the glass on one side in the viewing direction. (See
樹脂製のガラス押さえ部を備える戸体において、火災発生時に、ガラス押さえ部材のコーナー部の樹脂が溶融して、戸体が見込方向に貫通されて、室内側から室外側に火炎や高温空気が貫通してしまう虞があった。そのため、戸体の開口部周りの構造において、防火性能を向上させることが望まれている。 When a fire breaks out in a door body that has a glass-holding part made of resin, the resin at the corners of the glass-holding member melts, and the door body penetrates in the projected direction, causing flames and high-temperature air to flow from the indoor side to the outdoor side. There was a danger that it would pass through. Therefore, it is desired to improve the fireproof performance in the structure around the opening of the door.
本発明は、ガラスのコーナーにおける防火性能を向上できる戸体の開口部周りの構造を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a structure around an opening of a door that can improve the fireproof performance at the corner of the glass.
本発明は、開口部(例えば、後述の開口部37)と、前記開口部に納められるガラス(例えば、後述のガラス38)と、前記開口部の四周縁に沿って配置され前記ガラスの端部(例えば、後述の端部381)の見込方向一側の面を押圧するガラス押さえ部材(例えば、後述のガラス押さえ部材4)と、を備える戸体の開口部周りの構造であって、前記ガラス押さえ部材は、横押さえ部(例えば、後述の上押さえ部41、下押さえ部42)と、縦押さえ部(例えば、後述の縦押さえ部43)と、前記ガラスのコーナー(例えば、後述のコーナー382)に配置される樹脂製のガラス押さえコーナー部(例えば、後述のガラス押さえコーナー部44)と、を有し、前記ガラス押さえコーナー部の少なくとも一部を覆うように前記ガラス押さえコーナー部の見込方向に配置される金属製のプレート部材(例えば、後述のコーナープレート部材5)を更に備える戸体(例えば、後述のスライドドア3)の開口部周りの構造に関する。
The present invention includes an opening (for example, an
また、前記プレート部材は、前記ガラスにおける4つの前記コーナーのうちの少なくとも下方側の2つのコーナーに設けられることが好ましい。 Further, it is preferable that the plate members are provided at least at two lower corners of the four corners of the glass.
また、前記プレート部材は、前記ガラス押さえコーナー部の外縁に沿って形成され見込方向の前記ガラス側に突出する突出部(例えば、後述の折り曲げ片54、下端折り曲げ片541、側端折り曲げ片542)を有することが好ましい。
Further, the plate member has a projecting portion formed along the outer edge of the glass holding corner portion and projecting toward the glass side in the viewing direction (for example, a
また、前記プレート部材は、前記横押さえ部と前記縦押さえ部とに固定されることが好ましい。 Moreover, it is preferable that the plate member is fixed to the horizontal pressing portion and the vertical pressing portion.
本発明によれば、ガラスのコーナーにおける防火性能を向上できる戸体の開口部周りの構造を提供することができる。 Advantageous Effects of Invention According to the present invention, it is possible to provide a structure around an opening of a door that can improve the fireproof performance at the corner of the glass.
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る建具1の前方側から視た斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る建具1を後方側から視た斜視図である。図3は、スライドドア3の開口部周りの構造を示す分解斜視図である。
Preferred embodiments of the present invention are described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a perspective view of a
図1及び図2に示すように、本実施形態の建具1は、建物(図示せず)に固定される枠体2と、枠体2の内側に納められるスライドドア3(戸体)と、を備える。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
枠体2は、建物(図示せず)の所定箇所に取り付けられる。枠体2は、上枠21、下枠22及び縦枠23が、左右方向の一方側が開放するコ字状に組まれて構成される。
上枠21は、枠体2の上側に配置され、左右方向(横方向)に延びる。上枠21は、前面が開放して形成される。上枠21の前面には、上枠前面カバー211が配置されている。
下枠22は、枠体2の下側に配置され、上枠21に平行に左右方向(横方向)に延びる。
縦枠23は、上枠21の左右方向の他方側の端部と下枠22の左右方向の他方側の端部とを繋いで上下方向(縦方向)に延びる。
The
The
The
The
スライドドア3は、図1及び図2に示すように、枠体2の内側に配置される。本実施形態においては、スライドドア3は、枠体2内を左右方向にスライド移動可能に構成され、片引きの吊り式の玄関ドア等の開き戸である。スライドドア3の上端は、上枠21の内部に配置される複数の吊車(図示せず)を介して、吊られている。
The sliding
スライドドア3は、図3に示すように、芯材枠体31と、屋内側面材32と、屋内側ハンドル33と、屋外側面材34と、複数の屋外側化粧材35と、屋外側ハンドル36と、開口部37と、ガラス38と、ガラス押さえ部材4と、を備える。
The sliding
芯材枠体31は、図3に示すように、スライドドア3の芯材を構成し、スライドドア3の四周を囲んで配置される。芯材枠体31は、上芯材311と、下芯材312と、一対の縦芯材313と、を有し、上芯材311、下芯材312及び一対の縦芯材313により矩形に枠組みされている。
As shown in FIG. 3, the
屋内側面材32は、図2に示すように、スライドドア3の屋内側の表面に配置される。
屋内側ハンドル33は、スライドドア3の屋内側の表面において、スライドドア3の左右方向の他方側における高さ方向の略中央部に配置される。屋内側ハンドル33を使用者が把持してスライドドア3を左右方向に移動させることで、スライドドア3を開放位置又は閉鎖位置に移動させることができる。
The
The indoor-
屋外側面材34は、図1に示すように、スライドドア3の屋外側の表面に配置される。
屋外側面材34の表面には、複数の屋外側化粧材35が配置される。複数の屋外側化粧材35は、左右方向に幅を有して上下方向に延びて形成され、ガラス38が配置される部分を避けて、左右方向に並べられている。複数の屋外側化粧材35は、左右方向に並べられた状態で、全体として、スライドドア3の左右方向の両端部側から中央側に向けて滑らかに膨出するように形成されている。
The
A plurality of outdoor
屋外側ハンドル36は、スライドドア3の屋外側の表面において、スライドドア3の左右方向の他方側における高さ方向の略中央部に配置される。屋外側ハンドル36を使用者が把持してスライドドア3を左右方向に移動させることで、スライドドア3を開放位置又は閉鎖位置に移動させることができる。
The
開口部37は、図3に示すように、芯材枠体31の内側であって、スライドドア3の見付方向(左右方向)の中心よりも建具1の枠体2の開放端側に形成される。本実施形態においては、開口部37は、上下方向に縦長に延びる。開口部37には、ガラス38が納められている。開口部37に納められるガラス38は、スライドドア3の開口部周りの構造において、ガラス押さえ部材4により固定されている。
As shown in FIG. 3, the
次に、スライドドア3の開口部周りの構造について説明する。図4は、図2のA-A線断面図である。図5は、図2のB-B線断面図である。
スライドドア3の開口部周りの構造は、図3に示すように、スライドドアの開口部37と、開口部37に納められるガラス38と、ガラス38の四周を囲むように矩形に組まれて配置されるガラス押さえ部材4と、4つのコーナープレート部材5(プレート部材)と、4つのコーナープレートカバー6と、ガラス押さえ部材4を覆うように矩形に配置されるカバー部材7と、を備える。
Next, the structure around the opening of the
The structure around the opening of the sliding
ガラス押さえ部材4は、図3に示すように、開口部37の四周縁に沿って配置され、ガラス38の端部381の見込方向の屋内側(一側)の面を押圧する。ガラス押さえ部材4は、図3に示すように、上押さえ部41(横押さえ部)と、下押さえ部42(横押さえ部)と、一対の縦押さえ部43と、4つのガラス押さえコーナー部44(コーナー部)と、を有する。ガラス押さえ部材4は、上押さえ部41、下押さえ部42及び一対の縦押さえ部43により矩形に組まれて構成される。
As shown in FIG. 3 , the
上押さえ部41、下押さえ部42及び一対の縦押さえ部43は、図4及び図5に示すように、複数の押さえ片401により、ガラス38の見込方向の屋内側(一側)の面において、ガラス38の見付方向の端部381を押さえている。上押さえ部41、下押さえ部42及び一対の縦押さえ部43は、例えば、防火性能を備える場合には、外部が樹脂材料で形成され、樹脂材料の内部の一部に金属製の芯材(図示せず)を配置して構成され、例えばインサート成形により形成されている。なお、上押さえ部41、下押さえ部42及び一対の縦押さえ部43は、樹脂材料の内部の一部に金属製の芯材を配置せずに構成してもよい。
As shown in FIGS. 4 and 5, the upper pressing
上押さえ部41と縦押さえ部43とは、図3に示すように、ガラス38のコーナー382において、ガラス押さえコーナー部44により接続されている。また、下押さえ部42と縦押さえ部43とは、ガラス38のコーナー382において、ガラス押さえコーナー部44により接続されている。ガラス押さえコーナー部44は、樹脂製の部材で構成され、ガラス38のコーナー382に配置される。
The upper
4つのコーナープレート部材5は、それぞれ、金属製の部材により構成され、ガラス38のコーナー382において、ガラス押さえコーナー部44の少なくとも一部を覆うように、ガラス押さえ部材4のガラス押さえコーナー部44の見込方向の屋内側に配置される。コーナープレート部材5は、ガラス押さえ部材4にネジ固定される。
Each of the four
4つのコーナープレートカバー6は、それぞれ、ガラス38のコーナー382において、コーナープレート部材5の見込方向の屋内側に配置され、コーナープレート部材5を覆うように配置される。コーナープレートカバー6は、略L字状に形成され、横部分61と、縦部分62と、横部分61と縦部分62との接続部分に配置される傾斜壁63と、が形成される。
The four corner plate covers 6 are arranged on the indoor side of the
カバー部材7は、図3に示すように、屋内側において、ガラス押さえ部材4、4つのコーナープレート部材5、及び4つのコーナープレートカバー6を覆うように矩形に配置される。カバー部材7は、上カバー71と、下カバー72と、一対の縦カバー73と、を有する。上カバー71、下カバー72及び一対の縦カバー73は、ガラス押さえ部材4が枠組みされた矩形に沿って配置される。
As shown in FIG. 3, the
ここで、本実施形態における開口部周りの構造について詳細に説明する。図6は、ガラス38の1つのコーナー382aを示す斜視図である。図7は、図6に示すガラス38の1つのコーナー382aにおけるスライドドア3の開口部周りの構造の分解斜視図である。図8は、コーナープレート部材5を取り付ける場合を示す斜視図である。図9は、図6のC-C線断面図である。図10は、図6のD-D線断面図である。
Here, the structure around the opening in this embodiment will be described in detail. 6 is a perspective view showing one
本実施形態においては、ガラス38の4つのコーナー382のうち、図6に示すように、ガラス38(図2参照)の左側の下側の1つのコーナー382aの開口部周りの構造について詳細に説明する。他の3つのコーナー382の開口部周りの構造は、1つのコーナー382aの開口部周りの構造と向きが異なるか対称形状であるのみで同様の構造である。そのため、1つのコーナー382aの開口部周りの構造について代表して説明すると共に、他の3つのコーナー382の開口部周りの構造の説明は省略する。他の3つのコーナー382の開口部周りの構造の説明は、1つのコーナー382aの開口部周りの構造の説明を援用できる。
In this embodiment, of the four
図7及び図8に示すように、ガラス38の左側の下側の1つのコーナー382aの開口部周りの構造において、ガラス押さえ部材4は、下押さえ部42と縦押さえ部43とが、ガラス押さえコーナー部44により接続されている。ガラス押さえコーナー部44は、ガラス38のコーナー382に配置されている。
As shown in FIGS. 7 and 8, in the structure around the opening of one
ガラス押さえコーナー部44は、図7に示すように、コーナー部本体441と、2つの突出嵌合部442と、を有する。2つの突出嵌合部442は、90°離間して配置される。2つの突出嵌合部442は、横方向の一方側(図7における左側)に突出する一方の突出嵌合部442aと、縦方向の上側に突出する他方の突出嵌合部442bと、を有する。2つの突出嵌合部442は、弾性変形可能に構成されており、下押さえ部42又は縦押さえ部43の端面から挿入することで、下押さえ部42又は縦押さえ部43に嵌合可能である。
The glass pressing
本実施形態においては、ガラス押さえコーナー部44は、図8に示すように、下押さえ部42と縦押さえ部43とを接続した状態において、内側の角状突出部分443が、ガラス38のコーナー382の角部に対向して配置されている。これにより、ガラス押さえコーナー部44は、ガラス38のコーナー382において、ガラス38の屋内側への脱落を抑制している。なお、本実施形態では、ガラス押さえコーナー部44がガラス38のコーナー382に対向した状態で配置されているが、これに限定されず、ガラス押さえコーナー部44は、ガラス38のコーナー382に対向しない状態で配置されていてもよい。
In this embodiment, as shown in FIG. 8, the
コーナープレート部材5は、図8に示すように、ガラス押さえ部材4のガラス押さえコーナー部44を覆うように、ガラス押さえコーナー部44の見込方向の屋内側に配置される。コーナープレート部材5は、金属製の板材により形成される。コーナープレート部材5の材料は、例えば、屋内側面材32又は屋外側面材34の材料と同一の材料で形成される。本実施形態においては、コーナープレート部材5は、例えば、スライドドア3に開口部37を設ける際に、屋内側面材32又は屋外側面材34から開口部37の箇所を切り取った際に生じた金属材料を利用して作製している。
As shown in FIG. 8 , the
コーナープレート部材5は、平面状のL字状のプレート本体51と、位置決め片52と、2つの延出固定片53と、2つの折り曲げ片54(突出部)と、を有する。
The
位置決め片52は、プレート本体51のL字の内側辺の一方の部分から、見込方向の屋外側に突出し且つ見込方向端部において見付方向内側に屈曲して形成される。位置決め片52は、ガラス押さえコーナー部44の内側の角状突出部分443に形成される凹部443aに配置可能であり、位置決め片52が凹部443aに配置されることで、コーナープレート部材5は、ガラス押さえ部材4のガラス押さえコーナー部44に対して位置決めされる。
The
2つの延出固定片53のうちの一方の延出固定片53aは、プレート本体51と同一平面で形成され、プレート本体51の左右方向の一方側(図7及び図8における左側)の端部から所定幅で左右方向の一方側(図7及び図8における左手前側)に延出する。2つの延出固定片53のうちの他方の延出固定片53bは、プレート本体51と同一平面で形成され、プレート本体51の上端部から所定幅で上方側に延出する。
One of the two extending fixing
2つの延出固定片53は、図8に示すように、それぞれ、ネジ55により、下押さえ部42及び縦押さえ部43に固定される。これにより、コーナープレート部材5は、下押さえ部42と縦押さえ部43とに固定される。本実施形態においては、ネジ55は、下押さえ部42においては、図10に示すように、下押さえ部42の内部に挿入された押さえコーナー部44の突出嵌合部442と共に、下押さえ部42を厚さ方向に貫通した状態で、延出固定片53と下押さえ部42とを固定する。また、ネジ55は、縦押さえ部43においては、図9に示すように、縦押さえ部43の内部に挿入された押さえコーナー部44の突出嵌合部442と共に、縦押さえ部43を厚さ方向に貫通した状態で、延出固定片53と縦押さえ部43とを固定する。
The two extending fixing
2つの折り曲げ片54は、図8~図10に示すように、それぞれ、ガラス押さえコーナー部44の外縁に沿って形成され見込方向のガラス38側に突出する。2つの折り曲げ片54は、コーナープレート部材5の下端部側の下縁において横方向に延びる下端折り曲げ片541と、コーナープレート部材5の左右方向の外側の端部側の側縁において上下方向に延びる側端折り曲げ片542と、を有する。
As shown in FIGS. 8 to 10, the two
これにより、樹脂製のガラス押さえコーナー部44が火災により溶融しても、下端折り曲げ片541は、ガラス押さえコーナー部44の樹脂材料を下方で支えることができるため、ガラス押さえコーナー部44の樹脂材料が下側に流れて脱落することを低減できる。また、側端折り曲げ片542は、下端折り曲げ片541に支えられたガラス押さえコーナー部44の樹脂材料が側方に流れて脱落することを低減できる。
As a result, even if the resin-made glass pressing
コーナープレートカバー6は、図7に示すように、ガラス38のコーナー382において、コーナープレート部材5の見込方向の屋内側に配置される。
The
カバー部材7は、図7に示すように、屋内側において、ガラス押さえ部材4、コーナープレート部材5、及びコーナープレートカバー6を覆うように配置される。カバー部材7の下カバー72は、コーナープレートカバー6の傾斜壁63に対して、コーナープレートカバー6の横部分61側に配置される。カバー部材7の縦カバー73は、コーナープレートカバー6の傾斜壁63に対して、コーナープレートカバー6の縦部分62側に配置される。
The
以上説明してきたように、本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態のスライドドア3の開口部周りの構造は、開口部37と、開口部37に納められるガラス38と、開口部37の四周縁に沿って配置されガラス38の端部381の見込方向の屋内側(一側)の面を押圧するガラス押さえ部材4と、を備え、ガラス押さえ部材4は、横押さえ部(上押さえ部41,下押さえ部42)と、縦押さえ部43と、ガラス38のコーナー382に配置される樹脂製のガラス押さえコーナー部44と、を有し、ガラス押さえコーナー部44の少なくとも一部を覆うようにガラス押さえコーナー部44の見込方向に配置される金属製のコーナープレート部材5を更に備える。そのため、樹脂製のガラス押さえコーナー部44の少なくとも一部を覆うようにコーナープレート部材5が配置されるため、ガラス38のコーナー382において、火災発生時に、スライドドア3が見込方向に貫通することを低減できる。よって、防火性能を向上できる。
As described above, according to this embodiment, the following effects are achieved.
The structure around the opening of the sliding
また、本実施形態においては、コーナープレート部材5は、ガラス押さえコーナー部44の外縁に沿って形成され見込方向のガラス38側に突出する折り曲げ片54(下端折り曲げ片541、側端折り曲げ片542)を有する。そのため、樹脂製のガラス押さえコーナー部44が火災により溶融しても、ガラス押さえコーナー部44の樹脂材料の脱落を低減できる。
In addition, in the present embodiment, the
また、本実施形態においては、コーナープレート部材5は、横押さえ部(上押さえ部41,下押さえ部42)と、縦押さえ部43とに固定される。これにより、コーナープレート部材5をガラス押さえ部材4に確実に固定して、コーナープレート部材5がガラス押さえ部材4から外れることを低減できる。よって、防火性能を向上できる。
Further, in the present embodiment, the
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。 Although the preferred embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments and can be modified as appropriate.
例えば、上記実施形態では、ガラス38の4つのコーナー382にコーナープレート部材5を配置したが、これに限定されない。コーナープレート部材5は、ガラス38の少なくとも1つのコーナー382に設けられていればよい。また、コーナープレート部材5は、防火上の観点から、下方側からの火炎の広がりを抑制するため、ガラス38における4つのコーナー382のうちの少なくとも下方側の2つのコーナーに設けられることが好ましい。
For example, in the above embodiment, the
また、前記実施形態においては、スライドドア3の開口部周りの構造について説明したが、スライドドア3に適用される構造に限定されない。戸体であれば、スライドドア3に限定されず、例えば、ヒンジを介して開閉可能なドアでもよい。
Moreover, although the structure around the opening of the
3 スライドドア(戸体)
4 ガラス押さえ部材
5 コーナープレート部材(プレート部材)
37 開口部
38 ガラス
41 上押さえ部(横押さえ部)
42 下押さえ部(横押さえ部)
43 縦押さえ部
44 ガラス押さえコーナー部
54 折り曲げ片(突出部)
381 端部
382 コーナー
541 下端折り曲げ片(突出部)
542 側端折り曲げ片(突出部)
3 Sliding door (door body)
4
37
42 lower holding part (horizontal holding part)
43 vertical holding
381
542 side end bending piece (projection)
Claims (3)
前記ガラス押さえ部材は、横押さえ部と、縦押さえ部と、前記ガラスのコーナーに配置される樹脂製のガラス押さえコーナー部と、を有し、
前記ガラス押さえコーナー部の少なくとも一部を覆うように前記ガラス押さえコーナー部の見込方向に配置される金属製のプレート部材を更に備え、
前記プレート部材は、前記ガラス押さえコーナー部の外縁に沿って形成され見込方向の前記ガラス側に突出する突出部を有する戸体の開口部周りの構造。 An opening in a door body comprising an opening, glass to be housed in the opening, and a glass pressing member arranged along four peripheral edges of the opening and pressing a face of the edge of the glass on one side in a viewing direction. The structure around the part,
The glass pressing member has a horizontal pressing portion, a vertical pressing portion, and a resin-made glass pressing corner portion arranged at a corner of the glass,
Further comprising a metal plate member arranged in the prospective direction of the glass pressing corner so as to cover at least a part of the glass pressing corner ,
The plate member has a structure around the opening of the door body having a projecting portion formed along the outer edge of the glass holding corner portion and projecting toward the glass side in the viewing direction.
前記ガラス押さえ部材は、横押さえ部と、縦押さえ部と、前記ガラスのコーナーに配置される樹脂製のガラス押さえコーナー部と、を有し、
前記ガラス押さえコーナー部の少なくとも一部を覆うように前記ガラス押さえコーナー部の見込方向に配置される金属製のプレート部材を更に備え、
前記プレート部材は、前記横押さえ部と前記縦押さえ部とに固定される戸体の開口部周りの構造。 An opening in a door body comprising an opening, glass to be housed in the opening, and a glass pressing member arranged along four peripheral edges of the opening and pressing a face of the edge of the glass on one side in a viewing direction. The structure around the part,
The glass pressing member has a horizontal pressing portion, a vertical pressing portion, and a resin-made glass pressing corner portion arranged at a corner of the glass,
Further comprising a metal plate member arranged in the prospective direction of the glass pressing corner so as to cover at least a part of the glass pressing corner ,
The plate member has a structure around the opening of the door fixed to the horizontal pressing portion and the vertical pressing portion.
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