JP7279474B2 - packing equipment - Google Patents
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Description
本発明は、梱包装置に関する。 The present invention relates to a packaging device.
物品の角部を保護する緩衝体を備えた梱包装置が広く用いられている(例えば、特許文献1参照)。 BACKGROUND OF THE INVENTION A packaging device having cushioning bodies for protecting corners of articles is widely used (see, for example, Patent Document 1).
従来の梱包装置では、物品の角部を保護する緩衝体に衝撃が加わった場合に緩衝体が割れてしまう可能性がある。緩衝体が割れると、緩衝体の位置がずれてしまう可能性があるので、物品の角部を確実に保護できない。 In a conventional packaging device, when a shock is applied to a cushioning body that protects the corners of an article, there is a possibility that the cushioning body will crack. If the cushioning body breaks, the position of the cushioning body may shift, so the corners of the article cannot be reliably protected.
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、物品の角部を確実に保護する上で有利になる梱包装置を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a packing apparatus that is advantageous in reliably protecting the corners of articles.
本発明に係る梱包装置は、第一外面と、第二外面と、第一外面と第二外面との間の第一角部とを有する物品の梱包に用いられる梱包装置において、第一角部に隣り合う第一角部緩衝体と、第一外面と第一角部緩衝体とに隣り合う第一外面緩衝体と、第二外面と第一角部緩衝体とに隣り合う第二外面緩衝体と、第一外面緩衝体及び第二外面緩衝体が第一角部緩衝体から遠ざかることを防止する第一移動防止手段と、を備えるものである。 A packing device according to the present invention is used for packing an article having a first outer surface, a second outer surface, and a first corner portion between the first outer surface and the second outer surface, wherein the first corner portion a first corner cushioning body adjacent to the first corner cushioning body, a first outer surface cushioning body adjacent to the first outer surface and the first corner cushioning body, and a second outer surface cushioning body adjacent to the second outer surface and the first corner cushioning body and first anti-movement means for preventing the first and second outer cushions from moving away from the first corner cushion.
本発明によれば、物品の角部を確実に保護する上で有利になる梱包装置を提供することが可能となる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, it becomes possible to provide the packing apparatus which becomes advantageous, when protecting the corner|angular part of articles|goods reliably.
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。なお、本開示で角度に言及した場合において、和が360度となる優角と劣角とがあるときには原則として劣角の角度を指すものとし、和が180度となる鋭角と鈍角とがある場合には原則として鋭角の角度を指すものとする。 Embodiments will be described below with reference to the drawings. Elements that are common or correspond to each figure are denoted by the same reference numerals, and overlapping descriptions are simplified or omitted. In addition, when referring to angles in the present disclosure, when there is a dominant angle and a minor angle whose sum is 360 degrees, in principle, it refers to a minor angle, and there are an acute angle and an obtuse angle whose sum is 180 degrees. In principle, it refers to an acute angle.
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による梱包装置1を示す模式的な断面図である。梱包装置1は、物品100を梱包するために用いられる装置である。物品100は、いかなるものでもよいが、典型的には、例えばテレビ、冷蔵庫のような家電製品、あるいは工業用製品などが例示される。
Embodiment 1.
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view showing a packaging device 1 according to Embodiment 1. FIG. The packing device 1 is a device used for packing an
図1(a)に示すように、物品100は、第一外面101と、第二外面102と、第一角部103とを有している。第一角部103は、第一外面101と第二外面102との間に形成される角部である。すなわち、第一角部103は、第一外面101と第二外面102とが交わる位置に形成されている。第一外面101及び第二外面102は、図1の紙面に対して垂直である。第一角部103は、図1の紙面に対して垂直な方向に延びる稜を形成している。図示の例では、第一外面101と第二外面102との間の角度が90度であるが、第一外面101と第二外面102との間の角度は鈍角でもよいし鋭角でもよい。また、第一角部103は、丸みを帯びた形状を有していてもよい。
As shown in FIG. 1( a ), the
梱包装置1は、第一角部緩衝体2と、第一外面緩衝体3と、第二外面緩衝体4とを備えている。第一角部緩衝体2は、第一角部103に隣り合うように配置される。第一外面緩衝体3は、第一外面101と第一角部緩衝体2との双方に隣り合うように配置される。第二外面緩衝体4は、第二外面102と第一角部緩衝体2との双方に隣り合うように配置される。なお、図1では、後述する外装材6の図示が省略されている。
The packaging device 1 includes a first
第一外面緩衝体3は、その全体が第一角部緩衝体2から分離した部材である。すなわち、第一外面緩衝体3は、第一角部緩衝体2とは別体の部材である。これにより、双方の部材を容易に製造することができる。第一外面緩衝体3は、第一角部緩衝体2に接触していてもよいし、第一角部緩衝体2との間に隙間があってもよい。
The first outer
第二外面緩衝体4は、その全体が第一角部緩衝体2から分離した部材である。すなわち、第二外面緩衝体4は、第一角部緩衝体2とは別体の部材である。これにより、双方の部材を容易に製造することができる。第二外面緩衝体4は、第一角部緩衝体2に接触していてもよいし、第一角部緩衝体2との間に隙間があってもよい。
The second outer
第一角部緩衝体2、第一外面緩衝体3、及び第二外面緩衝体4のそれぞれは、例えば、発泡スチロールのような発泡プラスチックで作られていてもよい。第一角部緩衝体2、第一外面緩衝体3、及び第二外面緩衝体4を設けたことで、輸送時などに発生する衝撃力から物品100を保護することができる。
Each of the first
物品100、第一角部緩衝体2、第一外面緩衝体3、第二外面緩衝体4、及び外装材6は、箱5内に収納されている。箱5は、容器の例である。箱5は、例えば段ボール製でもよい。本開示における容器は、段ボール製のものに限らない。本開示における容器は、例えば、合成樹脂製でもよいし、木製でもよいし、金属製でもよい。
The
第一角部緩衝体2、第一外面緩衝体3、及び第二外面緩衝体4は、箱5の内壁と物品100との間に位置する。図1では、箱5の内壁と物品100との間に配置される他の緩衝体については図示を省略している。物品100が有する第一角部103以外の角部に対して、第一角部緩衝体2、第一外面緩衝体3、及び第二外面緩衝体4と同様の緩衝体の組が配置されていてもよい。以下の説明では、梱包装置1及び物品100を含む梱包体を「製品梱包体90」と称する。
A
図2は、図1に示す梱包装置1における第一角部緩衝体2、第一外面緩衝体3、及び第二外面緩衝体4を示す斜視図である。図2に示すように、梱包装置1は、第一角部緩衝体2、第一外面緩衝体3及び第二外面緩衝体4を覆う外装材6を備えている。図2では、第一角部緩衝体2、第一外面緩衝体3、及び第二外面緩衝体4を見やすくするための便宜上、外装材6を破線で描いている。図示の例では、第一角部緩衝体2、第一外面緩衝体3及び第二外面緩衝体4の全体が一つの外装材6で覆われている。
FIG. 2 is a perspective view showing the first
外装材6は、可撓性を有する。外装材6は、第一角部緩衝体2、第一外面緩衝体3及び第二外面緩衝体4の表面に接している。外装材6は、例えば合成樹脂製のシートまたは膜のような部材でもよい。または、外装材6は、繊維からなる織布あるいは不織布でもよいし、メッシュ状あるいは網状の部材でもよい。外装材6は、弾性及び伸縮性を有するものでもよいし、実質的に伸縮性を有しないものでもよい。
The
本実施の形態では、第一角部緩衝体2、第一外面緩衝体3、及び第二外面緩衝体4が組み合わされた立体構造は、全体としてL字状に曲がった外形を有している。外装材6は、上記立体構造の外面の全体を覆っていてもよい。または、上記立体構造の外面の一部に外装材6で覆われていない箇所があってもよい。
In this embodiment, the three-dimensional structure in which the first
第一外面緩衝体3は、物品100の第一外面101に接する当接面3aを有している。本実施の形態では、外装材6を介して当接面3aが第一外面101に接する。第一外面緩衝体3は、当接面3aに垂直な方向を厚さ方向とする板状の外形を有している。
The first outer
第二外面緩衝体4は、物品100の第二外面102に接する当接面4aを有している。本実施の形態では、外装材6を介して当接面4aが第二外面102に接する。第二外面緩衝体4は、当接面4aに垂直な方向を厚さ方向とする板状の外形を有している。
The second outer
第一角部緩衝体2は、当接面3a及び当接面4aの双方に平行な方向を軸方向とする柱状の外形を有している。図示の例では、第一角部緩衝体2は、四角柱状の外形を有している。物品100の第一角部103が形成する稜線に対して、第一角部緩衝体2の軸方向が平行になるように配置される。
The first
本実施の形態における外装材6は、第一外面緩衝体3及び第二外面緩衝体4が第一角部緩衝体2から遠ざかることを防止する第一移動防止手段に相当している。
The
第一方向91は、第一外面緩衝体3が第一角部緩衝体2から遠ざかる方向である。第一方向91は、第一角部緩衝体2の軸方向に垂直であって当接面3aに平行な方向である。第一外面緩衝体3が第一角部緩衝体2に対して第一方向91へ移動しようとすると、外装材6の張力により、第一外面緩衝体3の移動が阻止される。
A
第二方向92は、第二外面緩衝体4が第一角部緩衝体2から遠ざかる方向である。第二方向92は、第一角部緩衝体2の軸方向に垂直であって当接面4aに平行な方向である。第二外面緩衝体4が第一角部緩衝体2に対して第二方向92へ移動しようとすると、外装材6の張力により、第二外面緩衝体4の移動が阻止される。
A
製品梱包体90を例えばトラック等で輸送する場合を考えると、トラックへの積載時あるいはトラックからの荷降ろし時に、製品梱包体90を落下させてしまう可能性がある。図1(a)は、物品100の第一角部103が下に向く姿勢で落下した製品梱包体90が床面200に着地する直前の状態を示している。図1(b)は、図1(a)の状態から製品梱包体90が床面200に着地した直後の状態を示している。図1(b)中の矢印で示す押圧力10は、物品100が第一角部緩衝体2、第一外面緩衝体3及び第二外面緩衝体4に及ぼす力を表している。
Considering the case where the
図1(b)の状態では、以下のようになる。第一角部緩衝体2は、第一角部103と床面200との間で押圧力10を受けることにより圧縮されて変形する。第一角部緩衝体2が圧縮変形することで、物品100に作用する衝撃を確実に吸収することができる。第一外面緩衝体3及び第二外面緩衝体4は、外装材6により、第一角部緩衝体2から遠ざかることが防止される。それゆえ、第一外面緩衝体3及び第二外面緩衝体4は、適正な位置に確実に保持される。その結果、物品100の第一外面101及び第二外面102からの押圧力10を第一外面緩衝体3及び第二外面緩衝体4が確実に受け止めることができるので、衝撃を確実に吸収することができる。
In the state of FIG. 1(b), it is as follows. The first
仮に第一角部緩衝体2がなかったとすると、落下の慣性によって下方向へ移動し続ける物品100の第一角部103が第一外面緩衝体3と第二外面緩衝体4との間に割って入り込むことにより、第一外面緩衝体3及び第二外面緩衝体4は、それぞれ第一方向91及び第二方向92へ押圧される。これとは対照的に、本実施の形態であれば、第一角部緩衝体2を備えたことで、第一角部103が第一外面緩衝体3と第二外面緩衝体4との間に割って入り込むことを確実に抑制できる。その結果、第一外面緩衝体3及び第二外面緩衝体4がそれぞれ第一方向91及び第二方向92へ押圧されることを確実に抑制できるので、第一外面緩衝体3及び第二外面緩衝体4を適正な位置に確実に保持することができる。
If the first
以上のようにして、本実施の形態であれば、第一角部103を下にして製品梱包体90が落下した場合であっても、物品100の第一角部103を確実に保護することができる。
As described above, according to the present embodiment, even if the
図3は、比較例の製品梱包体300の模式的な断面図である。製品梱包体300は、第一角部緩衝体2、第一外面緩衝体3、及び第二外面緩衝体4に代えて一つのL字型緩衝体400を備える点において、製品梱包体90と異なる。L字型緩衝体400は、第一角部緩衝体2、第一外面緩衝体3、及び第二外面緩衝体4が一体となった形状に相当する全体形状を有している。すなわち、L字型緩衝体400は、物品100の第一角部103の位置でL字状に屈曲した形状を有している。L字型緩衝体400は、外装材6で覆われているが、図3では外装材6の図示を省略する。図3は、物品100の第一角部103が下に向く姿勢で製品梱包体300が床面200へ落下したときの状態を表している。
FIG. 3 is a schematic cross-sectional view of a
図3(a)は、製品梱包体300が床面200に着地する直前の状態である。図3(a)において、寸法L1は、第一角部103からL字型緩衝体400の一端までの長さに相当し、寸法L2は、第一角部103からL字型緩衝体400の他端までの長さに相当する。
FIG. 3A shows the state just before the
図3(b)は、製品梱包体300が床面200に着地した直後の状態である。この状態では、図1(b)中の押圧力10と同様の力が物品100からL字型緩衝体400へ作用する。その結果、L字型緩衝体400に曲げモーメントが発生する。曲げモーメントによる曲げ応力は、L字型緩衝体400の屈曲部で最大となる。その曲げ応力によってL字型緩衝体400が二つに割れる可能性がある。上記寸法L1,L2が長いほど、上記曲げモーメント及び曲げ応力が大きくなるので、L字型緩衝体400は割れやすい。図3(b)は、L字型緩衝体400の屈曲部に割れ目401が発生し、割れ目401を境にしてL字型緩衝体400が破片402と破片403とに分裂した瞬間を示している。
FIG. 3B shows the state immediately after the
図3(b)のようにしてL字型緩衝体400が分裂すると、落下の慣性によって下方向へ移動し続ける物品100の第一角部103が破片402と破片403との間に割って入り込むことにより、破片402及び破片403は、それぞれ第一方向91及び第二方向92へ押圧される。このため、破片402及び破片403が互いから遠ざかる方向に移動しようとするので、外装材6に張力が作用する。このとき、大きな運動エネルギーを有する物品100から強い力で破片402及び破片403が押圧されるため、外装材6が破れてしまい、破片402及び破片403がそれぞれ第一方向91及び第二方向92へ移動することを阻止できない。その結果、図3(c)のように、破片402及び破片403は、物品100の第一角部103から離れた位置へ移動してしまう。
When the L-shaped
図3(c)の状態になった後に、再び製品梱包体300が床面200へ落下した場合を考える。この場合には、図3(d)のように、物品100の第一角部103が床面200に衝突してしまい、物品100が損傷する。このように、比較例の製品梱包体300では、物品100を確実に保護することが困難である。
Consider the case where the
これとは対照的に、本実施の形態であれば、以下の効果が得られる。図1(b)の状態で曲げモーメントが発生しないので、緩衝体の割れが発生することを確実に防止できるとともに、外装材6が破損することを確実に防止できる。図1(b)の状態の後、仮に第一外面緩衝体3及び第二外面緩衝体4がそれぞれ第一方向91及び第二方向92へ多少移動したとしても、外装材6の張力により、第一外面緩衝体3及び第二外面緩衝体4は元の位置に戻る。このため、物品100の第一角部103が下に向く姿勢で製品梱包体90が再び落下した場合であっても、物品100を確実に保護することが可能となる。
In contrast to this, the present embodiment provides the following effects. Since no bending moment is generated in the state shown in FIG. 1(b), it is possible to reliably prevent cracking of the cushioning body and also to reliably prevent damage to the
実施の形態2.
次に、図4を参照して、実施の形態2について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。図4は、実施の形態2による梱包装置1Aを用いた製品梱包体90を模式的に示す部分的な断面図である。図4では、外装材6の図示は省略されている。
Next, the second embodiment will be described with reference to FIG. 4. The description will focus on the differences from the first embodiment described above. to simplify or omit redundant description. FIG. 4 is a partial cross-sectional view schematically showing a
図4に示すように、本実施の形態の梱包装置1Aが備える第一角部緩衝体2は、第一外面緩衝体3に隣り合う第一端面2aと、第二外面緩衝体4に隣り合う第二端面2bと、物品100の第一外面101に隣り合う第一対向面2cと、物品100の第二外面102に隣り合う第二対向面2dとを有している。第一対向面2cは、第一外面101に平行である。第二対向面2dは、第二外面102に平行である。
As shown in FIG. 4, the first
第一対向面2cと第二対向面2dとが交わる位置には、第一角部103と向かい合う隅部が形成される。交差位置2eは、第一対向面2cと第二対向面2dとが交差する位置である。図示の構成に限らず、第一対向面2cと第二対向面2dとの間の隅部は、丸みを帯びていてもよい。その場合には、交差位置2eは、第一対向面2cを延長した平面と第二対向面2dを延長した平面とが交差する位置であり、第一角部緩衝体2の内部の位置であるものとする。
A corner facing the
第一厚さT1は、第一対向面2cに対して垂直な方向の第一角部緩衝体2の厚さである。すなわち、第一厚さT1は、第一対向面2cと、その反対側の外面2fとの間の距離に相当する。
The first thickness T1 is the thickness of the first
第二厚さT2は、第二対向面2dに対して垂直な方向の第一角部緩衝体2の厚さである。すなわち、第二厚さT2は、第二対向面2dと、その反対側の外面2gとの間の距離に相当する。
The second thickness T2 is the thickness of the first
突出長さD1は、交差位置2eから第一端面2aまでの距離に相当する。突出長さD2は、交差位置2eから第二端面2bまでの距離に相当する。本実施の形態のように、第一角部緩衝体2は、第一対向面2c及び第二対向面2dを備えていてもよい。
The protruding length D1 corresponds to the distance from the
物品100の第一角部103が下に向く姿勢で落下した製品梱包体90が床面200に着地したときに第一角部緩衝体2に発生する曲げモーメントを以下「緩衝体曲げモーメント」と称する。突出長さD1,D2が短ければ、緩衝体曲げモーメントは小さいので、第一角部緩衝体2に割れが発生することを確実に防止することが可能である。この観点から、突出長さD1は、第一厚さT1以下であることが好ましく、第一厚さT1の0.7倍以下であることがより好ましく、第一厚さT1の0.5倍以下であることがさらに好ましい。同様に、突出長さD2は、第二厚さT2以下であることが好ましく、第二厚さT2の0.7倍以下であることがより好ましく、第二厚さT2の0.5倍以下であることがさらに好ましい。突出長さD1,D2がこのような条件を満足すれば、第一角部緩衝体2に割れが発生することを確実に防止することが可能となる。
The bending moment generated in the
本実施の形態であれば、第一対向面2c及び第二対向面2dを設けたことで、製品梱包体90が床面200に着地したときに第一角部緩衝体2が物品100の第一角部103をより確実に受け止めることができる。よって、物品100の第一角部103をより確実に保護することができる。
In the present embodiment, the provision of the first facing
実施の形態3.
次に、図5を参照して、実施の形態3について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。図5は、実施の形態3による梱包装置1Bを用いた製品梱包体90を示す部分的な断面斜視図である。
Next, the third embodiment will be described with reference to FIG. 5. The description will focus on the differences from the first embodiment described above. to simplify or omit redundant description. FIG. 5 is a partial cross-sectional perspective view showing a
図5に示すように、本実施の形態の梱包装置1Bが備える箱5は、第一突出部5a及び第二突出部5bを有している。第一突出部5a及び第二突出部5bは、箱5の内壁から突出している。第一突出部5aは、第一角部緩衝体2と反対側の位置において第一外面緩衝体3に隣り合う。すなわち、第一外面緩衝体3は、第一突出部5aと第一角部緩衝体2との間に位置する。第二突出部5bは、第一角部緩衝体2と反対側の位置において第二外面緩衝体4に隣り合う。すなわち、第二外面緩衝体4は、第二突出部5bと第一角部緩衝体2との間に位置する。
As shown in FIG. 5, the
第一突出部5a及び第二突出部5bは、第一外面緩衝体3及び第二外面緩衝体4が第一角部緩衝体2から遠ざかることを防止する第一移動防止手段に相当している。第一外面緩衝体3が第一角部緩衝体2に対して第一方向91へ移動しようとすると、第一外面緩衝体3が第一突出部5aに当接することにより、第一外面緩衝体3の移動が阻止される。第二外面緩衝体4が第一角部緩衝体2に対して第二方向92へ移動しようとすると、第二外面緩衝体4が第二突出部5bに当接することにより、第二外面緩衝体4の移動が阻止される。
The first projecting
本実施の形態では、実施の形態1における外装材6に代えて、第一突出部5a及び第二突出部5bを第一移動防止手段として備えたことで、実施の形態1と同様に、物品100の第一角部103を確実に保護することができる。本実施の形態であれば、第一角部緩衝体2、第一外面緩衝体3、及び第二外面緩衝体4を覆う外装材6が不要となるので、製造コストの低減が図れる。
In the present embodiment, instead of the
図示の例では、第一突出部5a及び第二突出部5bのそれぞれは、第二外面緩衝体4の軸方向と平行な方向に沿って延びる細長いリブ状の形状を有している。このような構成に限らず、第一突出部5a及び第二突出部5bのそれぞれは、第二外面緩衝体4の軸方向と平行な方向に沿って、間隔を置いて複数個所に設けられたものでもよい。また、第一突出部5a及び第二突出部5bのそれぞれは、例えば、箱5を形成する壁に切り込み線を設け、当該切り込み線で囲まれた部分を折り曲げることで内壁から突出させたものでもよい。
In the illustrated example, each of the first protruding
梱包装置1Bは、箱5に対して第一外面緩衝体3及び第二外面緩衝体4が固定された固定部(図示省略)を備えていてもよい。例えば、粘着テープ、接着剤、粘着剤、熱溶着、超音波溶着のうちの少なくとも一つを用いて、第一外面緩衝体3及び第二外面緩衝体4を箱5に固定した固定部を形成してもよい。本実施の形態の梱包装置1Bは、第一突出部5a及び第二突出部5bに代えて、または第一突出部5a及び第二突出部5bに加えて、上記固定部を第一移動防止手段として備えていてもよい。その場合においても、同様の効果が得られる。
The
また、本実施の形態の梱包装置1Bは、実施の形態1と同様の外装材6をさらに備えてもよい。外装材6をさらに備えた場合には、第一外面緩衝体3及び第二外面緩衝体4が第一角部緩衝体2から遠ざかることをより確実に防止することができる。
Moreover, the
実施の形態4.
次に、図6を参照して、実施の形態4について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。図6は、実施の形態4による梱包装置1Cを示す斜視図である。
Next, the fourth embodiment will be described with reference to FIG. 6. The description will focus on the differences from the above-described first embodiment. to simplify or omit redundant description. FIG. 6 is a perspective view showing a packaging device 1C according to
図6に示すように、本実施の形態の梱包装置1Cは、実施の形態1と比べて、第三外面緩衝体7と、第二角部緩衝体8と、第三角部緩衝体9とをさらに備えている。梱包装置1Cは、第一角部緩衝体2、第一外面緩衝体3、第二外面緩衝体4、第三外面緩衝体7、第二角部緩衝体8、及び第三角部緩衝体9を全体的に覆う外装材6を備えている。
As shown in FIG. 6, a packing apparatus 1C of the present embodiment has a third outer surface cushioning body 7, a second
第三外面緩衝体7は、物品100に接する当接面7aを有している。第三外面緩衝体7は、当接面7aに垂直な方向を厚さ方向とする板状の外形を有している。
The third external cushioning body 7 has a
図示を省略するが、梱包装置1Cにより梱包される物品100は、第三外面と、第二角部と、第三角部とをさらに備えている。第三外面は、第一外面101及び第二外面102の双方に対して、例えば90度の角度をなす外面である。第二角部は、第一外面101と第三外面との間に形成される角部である。すなわち、第二角部は、第一外面101と第三外面とが交わる位置に形成される。第三角部は、第二外面102と第三外面との間に形成される角部である。すなわち、第三角部は、第二外面102と第三外面とが交わる位置に形成される。
Although illustration is omitted, the
第三外面緩衝体7は、物品100の第三外面に隣り合うように配置される。当接面7aは、物品100の第三外面に接する。第二角部緩衝体8は、物品100の第二角部と、第一外面緩衝体3と、第三外面緩衝体7との三者に隣り合うように配置される。第三角部緩衝体9は、物品100の第三角部と、第二外面緩衝体4と、第三外面緩衝体7との三者に隣り合うように配置される。
The third outer surface cushioning body 7 is arranged adjacent to the third outer surface of the
第二角部緩衝体8は、当接面3a及び当接面7aの双方に平行な方向を軸方向とする柱状の外形を有している。図示の例では、第二角部緩衝体8は、四角柱状の外形を有している。物品100の第二角部が形成する稜線に対して、第二角部緩衝体8の軸方向が平行になるように配置される。
The second
第三角部緩衝体9は、当接面4a及び当接面7aの双方に平行な方向を軸方向とする柱状の外形を有している。図示の例では、第三角部緩衝体9は、四角柱状の外形を有している。物品100の第三角部が形成する稜線に対して、第三角部緩衝体9の軸方向が平行になるように配置される。
The triangular
本実施の形態における外装材6は、第一外面緩衝体3及び第二外面緩衝体4が第一角部緩衝体2から遠ざかることを防止する第一移動防止手段に相当している。また、外装材6は、第一外面緩衝体3及び第三外面緩衝体7が第二角部緩衝体8から遠ざかることを防止する第二移動防止手段に相当している。さらに、外装材6は、第二外面緩衝体4及び第三外面緩衝体7が第三角部緩衝体9から遠ざかることを防止する第三移動防止手段に相当している。
The
第三方向93は、第一外面緩衝体3が第二角部緩衝体8から遠ざかる方向である。第三方向93は、第二角部緩衝体8の軸方向に垂直であって当接面3aに平行な方向である。第一外面緩衝体3が第二角部緩衝体8に対して第三方向93へ移動しようとすると、外装材6の張力により、第一外面緩衝体3の移動が阻止される。
A
第四方向94は、第三外面緩衝体7が第二角部緩衝体8から遠ざかる方向である。第四方向94は、第二角部緩衝体8の軸方向に垂直であって当接面7aに平行な方向である。第三外面緩衝体7が第二角部緩衝体8に対して第四方向94へ移動しようとすると、外装材6の張力により、第三外面緩衝体7の移動が阻止される。
A
第五方向95は、第二外面緩衝体4が第三角部緩衝体9から遠ざかる方向である。第五方向95は、第三角部緩衝体9の軸方向に垂直であって当接面4aに平行な方向である。第二外面緩衝体4が第三角部緩衝体9に対して第五方向95へ移動しようとすると、外装材6の張力により、第二外面緩衝体4の移動が阻止される。
A
第六方向96は、第三外面緩衝体7が第三角部緩衝体9から遠ざかる方向である。第六方向96は、第三角部緩衝体9の軸方向に垂直であって当接面7aに平行な方向である。第三外面緩衝体7が第三角部緩衝体9に対して第六方向96へ移動しようとすると、外装材6の張力により、第三外面緩衝体7の移動が阻止される。
A
本実施の形態であれば、実施の形態1と同様の効果に加えて、さらに以下の効果が得られる。物品100の第二角部を下にして製品梱包体90が落下した場合であっても、物品100の第二角部を確実に保護することができる。物品100の第三角部を下にして製品梱包体90が落下した場合であっても、物品100の第三角部を確実に保護することができる。
According to the present embodiment, in addition to the effects similar to those of the first embodiment, the following effects can be obtained. Even if the
本実施の形態の梱包装置1Cは、頂点部緩衝体11をさらに備えている。頂点部緩衝体11は、他の緩衝体とともに外装材6により覆われている。図示を省略するが、梱包装置1Cにより梱包される物品100は、第一外面101、第二外面102及び第三外面が交わる頂点部を有している。この頂点部は、例えば直方体のような立体形状における一つの角部に相当する。頂点部緩衝体11は、物品100の頂点部に隣り合うように配置される。図示の例では、頂点部緩衝体11は、直方体状の形状を有している。図示の例において、頂点部緩衝体11は、第一角部緩衝体2の端面と、第二角部緩衝体8の端面と、第三角部緩衝体9の端面とのそれぞれにさらに隣り合っている。
The packing device 1</b>C of the present embodiment further includes a
本実施の形態において、外装材6は、第一角部緩衝体2、第一外面緩衝体3、第二外面緩衝体4、第三外面緩衝体7、第二角部緩衝体8、及び第三角部緩衝体9のそれぞれが頂点部緩衝体11から遠ざかることを防止する移動防止手段として機能する。
In this embodiment, the
本実施の形態であれば、頂点部緩衝体11を備えたことで、物品100の頂点部を下にして製品梱包体90が落下した場合であっても、物品100の頂点部を確実に保護することができる。
In the present embodiment, the
実施の形態5.
次に、図7を参照して、実施の形態5について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。図7は、実施の形態5による梱包装置1Dを示す斜視図である。
Next, a fifth embodiment will be described with reference to FIG. 7. The description will focus on the differences from the first embodiment described above. to simplify or omit redundant description. FIG. 7 is a perspective view showing a
図7に示すように、本実施の形態の梱包装置1Dは、第一外面緩衝体3と第一角部緩衝体2とをつなげる薄肉部12を有している。薄肉部12は、第一外面緩衝体3と、第一角部緩衝体2とが部分的につながった接続部に相当している。
As shown in FIG. 7, the
薄肉部12は、第一外面緩衝体3の厚さT3よりも小さい厚さT4を有している。第一外面緩衝体3と第一角部緩衝体2とが隣り合う領域のうち、薄肉部12以外の領域では、隙間13を介して第一外面緩衝体3と第一角部緩衝体2とが隣り合っている。
The
製造時には、第一外面緩衝体3と第一角部緩衝体2とを一体的に成形した後、加工によって隙間13を形成することにより、薄肉部12を設けてもよい。あるいは、第一外面緩衝体3と第一角部緩衝体2とを別々に成形した後、薄肉部12を介して両者を連結させてもよい。
During manufacturing, the
図示の例では、当接面3aとは反対側の面に薄肉部12が設けられている。薄肉部12を設ける位置は、図示の例に限定されない。例えば、第一外面緩衝体3の厚さ方向についての中央部分に薄肉部12を設けてもよい。
In the illustrated example, a
本実施の形態における薄肉部12は、第一外面緩衝体3が第一角部緩衝体2から遠ざかることを防止する移動防止手段として機能する。第一外面緩衝体3が第一角部緩衝体2に対して第一方向91へ移動しようとすると、薄肉部12により第一外面緩衝体3の移動が阻止される。
The
図示の例では、薄肉部12に接する隙間13の先端が鋭角をなしているが、隙間13の先端が丸みを帯びた形状を有していてもよい。そのようにすることで、第一外面緩衝体3と第一角部緩衝体2との間で薄肉部12が引っ張られたときの薄肉部12の応力を軽減できるので、薄肉部12が破断することをより確実に防止できる。
In the illustrated example, the tip of the
第一外面緩衝体3と第一角部緩衝体2とが隣り合う領域を以下「対向領域」と称する。また、対向領域の面積を以下「対向領域面積」と称する。対向領域面積は、図示の例では、第一角部緩衝体2の軸方向に平行かつ当接面3aに垂直な平面で第一外面緩衝体3を切断した断面積に相当する。また、対向領域に平行な平面で薄肉部12を切断した断面積を以下「薄肉部断面積」と称する。図示の例では、対向領域面積と薄肉部断面積との比は、T3:T4で表すことができる。
The area where the first outer
薄肉部断面積は、対向領域面積の1/2以下であることが好ましい。すなわち、図示の例において厚さT4が厚さT3の1/2以下であることが好ましい。薄肉部断面積が大きすぎると、製品梱包体90が床面200に着地したときの曲げモーメントにより薄肉部12に割れが発生する可能性がある。これに対し、薄肉部断面積が上記の値以下であれば、薄肉部12に割れが発生することを確実に防止できる。
The cross-sectional area of the thin portion is preferably 1/2 or less of the area of the opposing region. That is, in the illustrated example, the thickness T4 is preferably half or less than the thickness T3. If the cross-sectional area of the thin portion is too large, the
薄肉部断面積は、対向領域面積の1/20以上であることが好ましい。すなわち、図示の例において厚さT4が厚さT3の1/20以上であることが好ましい。薄肉部断面積が小さすぎると、第一外面緩衝体3と第一角部緩衝体2との間で薄肉部12が引っ張られたときに薄肉部12が破断する可能性がある。これに対し、薄肉部断面積が上記の値以上であれば、薄肉部12が破断することを確実に防止できる。
The cross-sectional area of the thin portion is preferably 1/20 or more of the area of the opposing region. That is, in the illustrated example, the thickness T4 is preferably 1/20 or more of the thickness T3. If the cross-sectional area of the thin portion is too small, the
本実施の形態の梱包装置1Dは、第二外面緩衝体4と第一角部緩衝体2とをつなげる薄肉部14を有している。薄肉部14は、第二外面緩衝体4と、第一角部緩衝体2とが部分的につながった接続部に相当している。薄肉部14は、第二外面緩衝体4の厚さよりも小さい厚さを有している。第二外面緩衝体4と第一角部緩衝体2とが隣り合う領域のうち、薄肉部14以外の領域では、隙間15を介して第二外面緩衝体4と第一角部緩衝体2とが隣り合っている。
The
本実施の形態における薄肉部14は、第二外面緩衝体4が第一角部緩衝体2から遠ざかることを防止する移動防止手段として機能する。第二外面緩衝体4が第一角部緩衝体2に対して第二方向92へ移動しようとすると、薄肉部14により第二外面緩衝体4の移動が阻止される。そのほか、第一角部緩衝体2、第二外面緩衝体4、薄肉部14、及び隙間15の間の関係は、第一角部緩衝体2、第一外面緩衝体3、薄肉部12、及び隙間13の間の関係と同様であるので、重複する説明を省略する。
The
梱包装置1Dは、薄肉部12と薄肉部14とのいずれか一方のみを備えるものでもよい。その場合、第一外面緩衝体3及び第二外面緩衝体4のうちで第一角部緩衝体2につながっていない方の緩衝体については、外装材6により、第一角部緩衝体2から遠ざかることが防止される。また、図示の例のように、梱包装置1Dが薄肉部12及び薄肉部14の双方を備える場合には、梱包装置1Dは外装材6を備えていなくてもよい。この場合、薄肉部12及び薄肉部14は、第一外面緩衝体3及び第二外面緩衝体4が第一角部緩衝体2から遠ざかることを防止する第一移動防止手段として機能する。このため、外装材6がなくても、実施の形態1と同様の効果が得られる。
The
実施の形態6.
次に、図8を参照して、実施の形態6について説明するが、前述した実施の形態との相違点を中心に説明し、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。図8は、実施の形態6による梱包装置1Eを示す斜視図である。
Next, a sixth embodiment will be described with reference to FIG. 8. The description will focus on the differences from the above-described embodiments, and the same reference numerals will be used for elements that are common or correspond to the above-described elements. In addition, redundant explanations are simplified or omitted. FIG. 8 is a perspective view showing a
図8に示す本実施の形態の梱包装置1Eは、前述した実施の形態4と実施の形態5とを組み合わせたものに相当している。梱包装置1Eは、第一外面緩衝体3と第二角部緩衝体8とをつなげる薄肉部16を有している。第一外面緩衝体3と第二角部緩衝体8とが隣り合う領域のうち、薄肉部16以外の領域では、隙間17を介して第一外面緩衝体3と第二角部緩衝体8とが隣り合っている。第一外面緩衝体3が第二角部緩衝体8に対して第三方向93へ移動しようとすると、薄肉部16により第一外面緩衝体3の移動が阻止される。
A
梱包装置1Eは、第三外面緩衝体7と第二角部緩衝体8とをつなげる薄肉部18を有している。第三外面緩衝体7と第二角部緩衝体8とが隣り合う領域のうち、薄肉部18以外の領域では、隙間19を介して第三外面緩衝体7と第二角部緩衝体8とが隣り合っている。第三外面緩衝体7が第二角部緩衝体8に対して第四方向94へ移動しようとすると、薄肉部18により第三外面緩衝体7の移動が阻止される。
The
本実施の形態において、薄肉部16及び薄肉部18は、第一外面緩衝体3及び第三外面緩衝体7が第二角部緩衝体8から遠ざかることを防止する第二移動防止手段に相当している。
In the present embodiment, the
梱包装置1Eは、第二外面緩衝体4と第三角部緩衝体9とをつなげる薄肉部20を有している。第二外面緩衝体4と第三角部緩衝体9とが隣り合う領域のうち、薄肉部20以外の領域では、隙間21を介して第二外面緩衝体4と第三角部緩衝体9とが隣り合っている。第二外面緩衝体4が第三角部緩衝体9に対して第五方向95へ移動しようとすると、薄肉部20により第二外面緩衝体4の移動が阻止される。
The
梱包装置1Eは、第三外面緩衝体7と第三角部緩衝体9とをつなげる薄肉部22を有している。第三外面緩衝体7と第三角部緩衝体9とが隣り合う領域のうち、薄肉部22以外の領域では、隙間23を介して第三外面緩衝体7と第三角部緩衝体9とが隣り合っている。第三外面緩衝体7が第三角部緩衝体9に対して第五方向95へ移動しようとすると、薄肉部22により第三外面緩衝体7の移動が阻止される。
The
本実施の形態において、薄肉部20及び薄肉部22は、第二外面緩衝体4及び第三外面緩衝体7が第三角部緩衝体9から遠ざかることを防止する第三移動防止手段に相当している。
In the present embodiment, the
本実施の形態であれば、前述した実施の形態4と同様の効果と、実施の形態5と同様の効果との双方を奏することが可能となる。 According to the present embodiment, it is possible to obtain both the same effects as those of the fourth embodiment and the same effects as those of the fifth embodiment.
なお、上述した複数の実施の形態のうち、組み合わせることが可能な二つ以上を組み合わせて実施してもよい。例えば、本開示による梱包装置は、上述した複数の実施の形態により説明した複数種類の移動防止手段のうちの2以上を備えていてもよい。また、第一外面緩衝体3が第一角部緩衝体2から遠ざかることを防止する移動防止手段と、第二外面緩衝体4が第一角部緩衝体2から遠ざかることを防止する移動防止手段とが異なる種類のものでもよい。
It should be noted that, among the plurality of embodiments described above, two or more that can be combined may be combined and implemented. For example, a packaging device according to the present disclosure may include two or more of the multiple types of movement prevention means described in the multiple embodiments described above. In addition, a movement prevention means for preventing the first outer
1 梱包装置、 1A 梱包装置、 1B 梱包装置、 1C 梱包装置、 1D 梱包装置、 1E 梱包装置、 2 第一角部緩衝体、 2a 第一端面、 2b 第二端面、 2c 第一対向面、 2d 第二対向面、 2e 交差位置、 2f 外面、 2g 外面、 3 第一外面緩衝体、 3a 当接面、 4 第二外面緩衝体、 4a 当接面、 5 箱、 5a 第一突出部、 5b 第二突出部、 6 外装材、 7 第三外面緩衝体、 7a 当接面、 8 第二角部緩衝体、 9 第三角部緩衝体、 10 押圧力、 11 頂点部緩衝体、 12 薄肉部、 13 隙間、 14 薄肉部、 15 隙間、 16 薄肉部、 17 隙間、 18 薄肉部、 19 隙間、 20 薄肉部、 21 隙間、 22 薄肉部、 23 隙間、 90 製品梱包体、 91 第一方向、 92 第二方向、 93 第三方向、 94 第四方向、 95 第五方向、 96 第六方向、 100 物品、 101 第一外面、 102 第二外面、 103 第一角部、 200 床面、 300 製品梱包体、 400 L字型緩衝体、 401 割れ目、 402 破片、 403 破片
1
Claims (10)
前記第一角部に隣り合う第一角部緩衝体と、
前記第一外面と前記第一角部緩衝体とに隣り合う第一外面緩衝体と、
前記第二外面と前記第一角部緩衝体とに隣り合う第二外面緩衝体と、
前記第一外面緩衝体及び前記第二外面緩衝体が前記第一角部緩衝体から遠ざかることを防止する第一移動防止手段と、
を備える梱包装置。 A packing device used for packing an article having a first outer surface, a second outer surface, and a first corner portion between the first outer surface and the second outer surface,
a first corner cushion adjacent to the first corner;
a first outer surface damping body adjacent to the first outer surface and the first corner damping body;
a second outer surface cushioning body adjacent to the second outer surface and the first corner cushioning body;
a first movement preventing means for preventing the first outer surface damping body and the second outer surface damping body from moving away from the first corner damping body;
A packaging device comprising:
前記第一移動防止手段は、前記容器に対して前記第一外面緩衝体及び前記第二外面緩衝体が固定された固定部を備える請求項1または請求項2に記載の梱包装置。 A container for storing the article, the first corner cushioning body, the first outer surface cushioning body and the second outer surface cushioning body,
3. The packing apparatus according to claim 1, wherein said first movement preventing means includes a fixing portion in which said first outer surface damping body and said second outer surface damping body are fixed to said container.
前記第一移動防止手段は、前記容器の内壁から突出する第一突出部及び第二突出部を備え、
前記第一突出部は、前記第一角部緩衝体と反対側の位置において前記第一外面緩衝体に隣り合い、
前記第二突出部は、前記第一角部緩衝体と反対側の位置において前記第二外面緩衝体に隣り合う請求項1または請求項2に記載の梱包装置。 A container for storing the article, the first corner cushioning body, the first outer surface cushioning body and the second outer surface cushioning body,
The first movement prevention means comprises a first protrusion and a second protrusion that protrude from the inner wall of the container,
The first projecting portion is adjacent to the first outer surface cushioning body at a position opposite to the first corner cushioning body,
3. The packing device according to claim 1, wherein the second projecting portion is adjacent to the second outer surface damping body at a position opposite to the first corner damping body.
前記接続部は、前記少なくとも一方の緩衝体が前記第一角部緩衝体から遠ざかることを防止する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の梱包装置。 At least one of the first outer surface damping body and the second outer surface damping body and the first corner portion damping body have a connecting portion that is partially connected,
The packing device according to any one of claims 1 to 4, wherein the connecting portion prevents the at least one cushioning body from moving away from the first corner cushioning body.
前記第一対向面に対して垂直な方向の前記第一角部緩衝体の厚さは、第一厚さであり、
前記第二対向面に対して垂直な方向の前記第一角部緩衝体の厚さは、第二厚さであり、
前記第一対向面と前記第二対向面とが交差する交差位置から前記第一端面までの距離は、前記第一厚さ以下であり、
前記交差位置から前記第二端面までの距離は、前記第二厚さ以下である請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の梱包装置。 The first corner cushioning body has a first end surface adjacent to the first outer surface cushioning body, a second end surface adjacent to the second outer surface cushioning body, a first facing surface adjacent to the first outer surface, and a second facing surface adjacent to the second outer surface,
a thickness of the first corner cushioning body in a direction perpendicular to the first opposing surface is a first thickness;
a thickness of the first corner cushioning body in a direction perpendicular to the second facing surface is a second thickness;
The distance from the intersection position where the first opposing surface and the second opposing surface intersect to the first end surface is equal to or less than the first thickness,
The packing device according to any one of claims 1 to 7, wherein the distance from the intersection position to the second end face is equal to or less than the second thickness.
前記第三外面に隣り合う第三外面緩衝体と、
前記第二角部と前記第一外面緩衝体と第三外面緩衝体とに隣り合う第二角部緩衝体と、
前記第三角部と前記第二外面緩衝体と第三外面緩衝体とに隣り合う第三角部緩衝体と、
前記第一外面緩衝体及び前記第三外面緩衝体が前記第二角部緩衝体から遠ざかることを防止する第二移動防止手段と、
前記第二外面緩衝体及び前記第三外面緩衝体が前記第三角部緩衝体から遠ざかることを防止する第三移動防止手段と、
をさらに備える請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の梱包装置。 the article has a third outer surface, a second corner between the first outer surface and the third outer surface, and a triangular portion between the second outer surface and the third outer surface;
a third outer surface damping body adjacent to the third outer surface;
a second corner cushioning body adjacent to the second corner, the first outer cushioning body, and the third outer cushioning body;
a third triangular portion damping body adjacent to the first triangular portion, the second outer surface damping body and the third outer surface damping body;
a second movement preventing means for preventing the first outer surface damping body and the third outer surface damping body from moving away from the second corner damping body;
a third movement preventing means for preventing the second outer surface damping body and the third outer surface damping body from moving away from the triangular portion damping body;
The packaging device according to any one of claims 1 to 8, further comprising:
前記頂点部に隣り合う頂点部緩衝体をさらに備える請求項9に記載の梱包装置。 The article has a vertex where the first outer surface, the second outer surface and the third outer surface intersect,
10. The packing device according to claim 9, further comprising a vertex cushion adjacent to said vertex.
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