従来技術では、オペレータAのSIMカードがリースされたデバイスに対応する通信ネットワークにキャンプした場合、ネットワークハンドオーバが発生した後に、ネットワーク探索は比較的遅く、ネットワークキャンプ速度は影響を受け、ネットワークキャンプ効率は低減される。上記の問題を解決するために、この出願の実施形態は、ネットワーク探索リスト生成方法、ネットワーク探索方法及び対応する装置を開示する。
第1の態様によれば、この出願の実施形態は、ネットワーク探索リスト生成方法を提供し、
ユーザ装置UE内の非アクセス層が、UEのネットワークアクセス情報を取得することであり、ネットワークアクセス情報は、UEの等価ホーム公衆陸上移動ネットワークEHPLMNと、EHPLMNに対応するネットワークタイプとを含む、ことと、
非アクセス層が、ネットワークアクセス情報に基づいて、UEが各ネットワークタイプを使用することにより通信を実行するとき、ネットワーク探索プロセスにおいてUEにより探索されるターゲットネットワークを決定することと、
非アクセス層が、ネットワーク探索プロセスにおいてUEにより探索されるターゲットネットワークに基づいて、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含むネットワーク探索リストを生成することと
を含む。
この出願のこの実施形態において開示される解決策によれば、非アクセス層により生成されたネットワーク探索リストは、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含む。この場合、ネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実行するとき、アクセス層は、ネットワーク探索中に使用されるネットワークタイプに基づいて、探索される必要があるターゲットネットワークを決定でき、それにより、サポートされていない通信ネットワークを探索することを回避し、ネットワーク探索プロセスにより必要とされる期間を低減し、ネットワークキャンプを更に加速させる。これは、ネットワークキャンプ効率及びユーザ体験を改善する。
第1の態様を参照して、第1の態様の第1の可能な実現方式では、非アクセス層がUEのネットワークアクセス情報を取得することは、以下のこと、すなわち、
非アクセス層が、UEの記憶空間を読み取り、記憶空間に予め記憶されたネットワークアクセス情報を取得することと、
非アクセス層が、UE内の加入者識別モジュールSIMカードを読み取り、SIMカードに予め記憶されたネットワークアクセス情報を取得することと、
非アクセス層が、無線ネットワークを通じてクラウドにアクセスし、クラウドに予め記憶されたネットワークアクセス情報を取得することと
のうち1つ以上を含む。
第1の態様の第1の可能な実現方式を参照して、第1の態様の第2の可能な実現方式では、ネットワークアクセス情報がUEの記憶空間に記憶されるか或いはSIMカードに記憶されるとき、当該方法は、
非アクセス層が、予め設定された期間の間隔でクラウドにアクセスし、クラウドに記憶されたネットワークアクセス情報を取得することと、
非アクセス層が、クラウドに記憶されたネットワークアクセス情報を使用することにより、UEの記憶空間に記憶されるか或いはSIMカードに記憶されたネットワークアクセス情報を更新することと
を更に含む。
上記のステップによれば、非アクセス層は、予め設定された期間の間隔でクラウドにアクセスすることにより、クラウドに記憶されたネットワークアクセス情報を取得し、UEの記憶空間又はSIMカード内のネットワークアクセス情報を更新してもよい。
第1の態様を参照して、第1の態様の第3の可能な実現方式では、非アクセス層が、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含むネットワーク探索リストを生成した後に、当該方法は、
非アクセス層が、ネットワーク探索リストをUE内のアクセス層に送信すること、
又は
非アクセス層が、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定すること、
非アクセス層が、ネットワーク探索リストに含まれる、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係に基づいて、ターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを決定すること、及び
非アクセス層が、ネットワーク探索リストを分割し、分割されたネットワーク探索リストをUE内のアクセス層に送信することであり、分割されたネットワーク探索リストは、ターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを含む、こと
を更に含む。
上記のステップによれば、アクセス層は、ネットワーク探索リストを取得し、ネットワーク探索リストを取得した後に、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプ及びネットワーク探索リストに基づいて、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークを決定し、ネットワーク探索を実行できる。
代替として、非アクセス層は、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプに基づいてネットワーク探索リストを分割し、分割されたネットワーク探索リストは、ターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを含み、非アクセス層は、分割されたネットワーク探索リストをアクセス層に送信し、それにより、アクセス層は、分割されたネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実現できる。
第1の態様の第3の可能な実現方式を参照して、第1の態様の第4の可能な実現方式では、非アクセス層が、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定することは、
現在生成されたネットワーク探索リストが、UEが電源投入した後に最初に生成されたネットワーク探索リストであるとき、非アクセス層が、UEの使用ログを照会することにより、以前の電源投入プロセスにおいてUEにより最終的に使用された通信ネットワークのネットワークタイプを取得すること、及び
非アクセス層が、以前の電源投入プロセスにおいてUEにより最終的に使用された通信ネットワークのネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定すること、
又は
第1のネットワークハンドオーバ動作を受信した後に、非アクセス層が、第1のネットワークハンドオーバ動作に基づいて現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定すること、
又は
非アクセス層が、各ネットワークタイプに対応する予め設定された優先度を取得すること、
非アクセス層が、現在最高の優先度を有するネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定すること、及び
ネットワーク探索が最高の優先度を有するネットワークタイプを使用することにより実行され、ネットワーク探索が失敗したとき、非アクセス層が、各ネットワークタイプに対応する優先度に基づいて、順次他のネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして選択すること
を含む。
第1の態様の第3の可能な実現方式を参照して、第1の態様の第5の可能な実現方式では、非アクセス層が、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定することは、
第2のネットワークハンドオーバ動作を受信した後に、非アクセス層が、UEのアプリケーションパラメータを取得することであり、アプリケーションパラメータは、アドレス及び/又は時間を含む、こと、
非アクセス層が、UEのアプリケーションパラメータ及びアプリケーションパラメータとネットワークタイプの優先度との間の予め設定された対応関係に基づいて、各ネットワークタイプの優先度を決定すること、及び
非アクセス層が、最高の優先度を有するネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定すること、
又は
第3のネットワークハンドオーバ動作を受信した後に、非アクセス層が、UEのアプリケーションパラメータを取得することであり、アプリケーションパラメータは、アドレス及び/又は時間を含む、こと、
UEが無線ネットワークに接続されているとき、非アクセス層が、サーバにアクセスすることにより、アプリケーションパラメータの下で、各ネットワークタイプの信号強度順序を取得すること、及び
非アクセス層が、最高の信号強度を有するネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定すること
を含む。
この出願のこの実施形態における解決策によれば、非アクセス層は、アプリケーションパラメータに基づいて現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定できる。
第2の態様によれば、この出願の実施形態は、ネットワーク探索方法を提供し、
ユーザ装置UE内のアクセス層が、ネットワーク探索リストを取得することであり、ネットワーク探索リストは、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含み、ターゲットネットワークは、UEが各ネットワークタイプを使用することにより通信を実行するとき、ネットワーク探索プロセスにおいて探索される必要があるネットワークである、ことと、
アクセス層が、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定することと、
アクセス層が、ターゲットネットワークタイプ及びネットワーク探索リストに基づいて、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークを決定し、ネットワーク探索を実行することと
を含む。
ネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実行するとき、アクセス層は、ネットワーク探索中に使用されるネットワークタイプに基づいて、探索される必要があるターゲットネットワークを決定でき、それにより、サポートされていない通信ネットワークを探索することを回避し、ネットワーク探索プロセスにより必要とされる期間を低減し、ネットワークキャンプを更に加速させる。これは、ネットワークキャンプ効率及びユーザ体験を改善する。
第2の態様を参照して、第2の態様の第1の可能な実現方式では、アクセス層が現在のネットワーク探索のターゲットネットワークを決定し、ネットワーク探索を実行した後に、当該方法は、
ネットワーク探索が現在のネットワーク探索のターゲットネットワークに対してm回実行され、毎回実行されたネットワーク探索が失敗したとき、アクセス層が、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを再決定することであり、mは予め設定された正の整数である、ことと、
アクセス層が、再決定された対象ネットワークタイプ及びネットワーク探索リストに基づいて、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークを再決定し、ネットワーク探索を実行することと
を更に含む。
第3の態様によれば、この出願の実施形態は、ネットワーク探索方法を提供し、
ユーザ装置UE内のアクセス層が、ネットワーク探索リストを取得することであり、ネットワーク探索リストは、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを含む、ことと、
アクセス層が、ネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実行することと
を含む。
この出願のこの実施形態において開示される解決策によれば、ネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実行するとき、アクセス層は、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを決定でき、それにより、サポートされていない通信ネットワークを探索することを回避し、ネットワーク探索プロセスにより必要とされる期間を低減し、ネットワークキャンプを更に加速させる。これは、ネットワークキャンプ効率及びユーザ体験を改善する。
第3の態様を参照して、第3の態様の第1の可能な実現方式では、アクセス層がネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実行した後に、当該方法は、
ネットワーク探索がn回実行され、毎回実行されたネットワーク探索が失敗したとき、アクセス層が、ネットワーク探索リストを再取得することであり、再取得されたネットワーク探索リストは、再決定されたターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを含み、nは予め設定された正の整数である、ことと、
アクセス層が、再取得されたネットワーク探索リストに基づいて、ネットワーク探索を実行することと
を更に含む。
第4の態様によれば、この出願の実施形態は、ネットワーク探索リスト生成装置を提供し、
第1のメモリ及び第1のプロセッサを含み、
第1のメモリは、第1のプロセッサで実行できるコンピュータプログラムを記憶し、
コンピュータプログラムを実行したとき、第1のプロセッサは、以下の動作、すなわち、
ユーザ装置UEのネットワークアクセス情報を取得する動作であり、ネットワークアクセス情報は、UEの等価ホーム公衆陸上移動ネットワークEHPLMNと、EHPLMNに対応するネットワークタイプとを含む、動作と、
ネットワークアクセス情報に基づいて、UEが各ネットワークタイプを使用することにより通信を実行するとき、ネットワーク探索プロセスにおいてUEにより探索されるターゲットネットワークを決定する動作と、
ネットワーク探索プロセスにおいてUEにより探索されるターゲットネットワークに基づいて、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含むネットワーク探索リストを生成する動作と
を実現する。
第4の態様を参照して、第4の態様の第1の可能な実現方式では、第1のプロセッサがUEのネットワークアクセス情報を取得することは、以下のこと、すなわち、
第1のプロセッサが、UEの記憶空間を読み取り、記憶空間に予め記憶されたネットワークアクセス情報を取得することと、
第1のプロセッサが、UE内の加入者識別モジュールSIMカードを読み取り、SIMカードに予め記憶されたネットワークアクセス情報を取得することと、
第1のプロセッサが、無線ネットワークを通じてクラウドにアクセスし、クラウドに予め記憶されたネットワークアクセス情報を取得することと
のうち1つ以上を含む。
第4の態様の第1の可能な実現方式を参照して、第4の態様の第2の可能な実現方式では、ネットワークアクセス情報がUEの記憶空間に記憶されるか或いはSIMカードに記憶されるとき、
コンピュータプログラムを実行したとき、第1のプロセッサは、以下の動作、すなわち、
予め設定された期間の間隔でクラウドにアクセスし、クラウドに記憶されたネットワークアクセス情報を取得する動作と、
クラウドに記憶されたネットワークアクセス情報を使用することにより、UEの記憶空間に記憶されるか或いはSIMカードに記憶されたネットワークアクセス情報を更新する動作と
を実現するように更に構成される。
第4の態様を参照して、第4の態様の第3の可能な実現方式では、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含むネットワーク探索リストを生成した後に、
コンピュータプログラムを実行したとき、第1のプロセッサは、ネットワーク探索リストをUE内のアクセス層に送信するように更に構成されるか、
或いは
コンピュータプログラムを実行したとき、第1のプロセッサは、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定し、ネットワーク探索リストに含まれる、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係に基づいて、ターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを決定し、ネットワーク探索リストを分割し、分割されたネットワーク探索リストをUE内のアクセス層に送信するように更に構成され、分割されたネットワーク探索リストは、ターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを含む。
第4の態様の第3の可能な実現方式を参照して、第4の態様の第4の可能な実現方式では、第1のプロセッサが、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定することは、
現在生成されたネットワーク探索リストが、UEが電源投入した後に最初に生成されたネットワーク探索リストであるとき、第1のプロセッサが、UEの使用ログを照会することにより、以前の電源投入プロセスにおいてUEにより最終的に使用された通信ネットワークのネットワークタイプを取得すること、及び
以前の電源投入プロセスにおいてUEにより最終的に使用された通信ネットワークのネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定すること、
又は
第1のネットワークハンドオーバ動作を受信した後に、第1のプロセッサが、第1のネットワークハンドオーバ動作に基づいて現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定すること、
又は
第1のプロセッサが、各ネットワークタイプに対応する予め設定された優先度を取得すること、
第1のプロセッサが、現在最高の優先度を有するネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定すること、及び
ネットワーク探索が最高の優先度を有するネットワークタイプを使用することにより実行され、ネットワーク探索が失敗したとき、第1のプロセッサが、各ネットワークタイプに対応する優先度に基づいて、順次他のネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして選択すること
を含む。
第4の態様の第3の可能な実現方式を参照して、第4の態様の第5の可能な実現方式では、第1のプロセッサが、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定することは、
第2のネットワークハンドオーバ動作を受信した後に、第1のプロセッサが、UEのアプリケーションパラメータを取得することであり、アプリケーションパラメータは、アドレス及び/又は時間を含む、こと、
第1のプロセッサが、UEのアプリケーションパラメータ及びアプリケーションパラメータとネットワークタイプの優先度との間の予め設定された対応関係に基づいて、各ネットワークタイプの優先度を決定すること、及び
第1のプロセッサが、最高の優先度を有するネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定すること、
又は
第3のネットワークハンドオーバ動作を受信した後に、第1のプロセッサが、UEのアプリケーションパラメータを取得することであり、アプリケーションパラメータは、アドレス及び/又は時間を含む、こと、
UEが無線ネットワークに接続されているとき、第1のプロセッサが、サーバにアクセスすることにより、アプリケーションパラメータの下で、各ネットワークタイプの信号強度順序を取得すること、及び
第1のプロセッサが、最高の信号強度を有するネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定すること
を含む。
第5の態様によれば、この出願の実施形態は、ネットワーク探索装置を提供し、
第2のメモリ及び第2のプロセッサを含み、
第2のメモリは、第2のプロセッサで実行できるコンピュータプログラムを記憶し、
コンピュータプログラムを実行したとき、第2のプロセッサは、以下の動作、すなわち、
ネットワーク探索リストを取得する動作であり、ネットワーク探索リストは、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含み、ターゲットネットワークは、UEが各ネットワークタイプを使用することにより通信を実行するとき、ネットワーク探索プロセスにおいて探索される必要があるネットワークである、動作と、
現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定する動作と、
ターゲットネットワークタイプ及びネットワーク探索リストに基づいて、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークを決定し、ネットワーク探索を実行する動作と
を実現する。
第5の態様を参照して、第5の態様の第1の可能な実現方式では、第2のプロセッサが現在のネットワーク探索のターゲットネットワークを決定し、ネットワーク探索を実行した後に、第2のプロセッサは、ネットワーク探索が現在のネットワーク探索のターゲットネットワークに対してm回実行され、毎回実行されたネットワーク探索が失敗したとき、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを再決定するように更に構成され、mは予め設定された正の整数である。
第2のプロセッサは、再決定された対象ネットワークタイプ及びネットワーク探索リストに基づいて、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークを再決定し、ネットワーク探索を実行するように更に構成される。
第6の態様によれば、この出願の実施形態は、ネットワーク探索装置を提供し、
第3のメモリ及び第3のプロセッサを含み、
第3のメモリは、第3のプロセッサで実行できるコンピュータプログラムを記憶し、
コンピュータプログラムを実行したとき、第3のプロセッサは、以下の動作、すなわち、
ネットワーク探索リストを取得する動作であり、ネットワーク探索リストは、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを含む、動作と、
アクセス層により、ネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実行する動作と
を実現する。
第6の態様を参照して、第6の態様の第1の可能な実現方式では、ネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実行した後に、第3のプロセッサは、ネットワーク探索がn回実行され、毎回実行されたネットワーク探索が失敗したとき、ネットワーク探索リストを再取得するように更に構成され、再取得されたネットワーク探索リストは、再決定されたターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを含み、nは予め設定された正の整数であり、第3のプロセッサは、再取得されたネットワーク探索リストに基づいて、ネットワーク探索を実行する。
第7の態様によれば、この出願の実施形態は、非アクセス層を提供し、
UEのネットワークアクセス情報を取得するように構成された第1のトランシーバであり、ネットワークアクセス情報は、UEの等価ホーム公衆陸上移動ネットワークEHPLMNと、EHPLMNに対応するネットワークタイプとを含む、第1のトランシーバと、
ネットワークアクセス情報に基づいて、UEが各ネットワークタイプを使用することにより通信を実行するとき、ネットワーク探索プロセスにおいてUEにより探索されるターゲットネットワークを決定し、ネットワーク探索プロセスにおいてUEにより探索されるターゲットネットワークに基づいて、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含むネットワーク探索リストを生成するように構成された第1のプロセッサと
を含む。
第8の態様によれば、この出願の実施形態は、アクセス層を提供し、
ネットワーク探索リストを取得するように構成された第2のトランシーバであり、ネットワーク探索リストは、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含み、ターゲットネットワークは、ユーザ装置UEが各ネットワークタイプを使用することにより通信を実行するとき、ネットワーク探索プロセスにおいて探索される必要があるネットワークである、第2のトランシーバと、
現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定し、ターゲットネットワークタイプ及びネットワーク探索リストに基づいて、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークを決定し、ネットワーク探索を実行するように構成された第2のプロセッサと
を含む。
第9の態様によれば、この出願の実施形態は、アクセス層を提供し、
ネットワーク探索リストを取得するように構成された第3のトランシーバであり、ネットワーク探索リストは、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを含む、第3のトランシーバと、
ネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実行するように構成された第3のプロセッサと
を含む。
第10の態様によれば、この出願の実施形態は、命令を含むコンピュータ読み取り可能媒体を提供する。命令がコンピュータ上で実行されたとき、コンピュータは、第1の態様による方法を実行することが可能になる。
第11の態様によれば、この出願の実施形態は、命令を含むコンピュータ読み取り可能媒体を提供する。命令がコンピュータ上で実行されたとき、コンピュータは、第2の態様による方法を実行することが可能になる。
第12の態様によれば、この出願の実施形態は、命令を含むコンピュータ読み取り可能媒体を提供する。命令がコンピュータ上で実行されたとき、コンピュータは、第3の態様による方法を実行することが可能になる。
第13の態様によれば、この出願の実施形態は、ネットワーク探索システムを提供する。
ネットワーク探索システムは、第1の態様によるネットワーク探索リスト生成装置と、第2の態様のいずれか可能な実現方式によるネットワーク探索装置とを含む。
代替として、ネットワーク探索システムは、第1の態様によるネットワーク探索リスト生成装置と、第3の態様によるネットワーク探索装置とを含む。
第14の態様によれば、この出願の実施形態は、非アクセス層を提供し、
メモリと、プロセッサと、メモリに記憶され且つプロセッサ上で実行できるコンピュータプログラムとを含み、プロセッサがコンピュータプログラムを実行したとき、第1の態様による方法が実現される。
第15の態様によれば、この出願の実施形態は、アクセス層を提供し、
メモリと、プロセッサと、メモリに記憶され且つプロセッサ上で実行できるコンピュータプログラムとを含み、プロセッサがコンピュータプログラムを実行したとき、第2の態様による方法が実現される。
第16の態様によれば、この出願の実施形態は、アクセス層を提供し、
メモリと、プロセッサと、メモリに記憶され且つプロセッサ上で実行できるコンピュータプログラムとを含み、プロセッサがコンピュータプログラムを実行したとき、第3の態様による方法が実現される。
この出願の実施形態は、ネットワーク探索リスト生成方法、ネットワーク探索方法及び対応する装置を開示する。ネットワーク探索リスト生成方法において、UE内の非アクセス層は、UEのネットワークアクセス情報を取得し、ネットワークアクセス情報は、UEの等価ホーム公衆陸上移動ネットワークEHPLMNと、EHPLMNに対応するネットワークタイプとを含み、次いで、非アクセス層は、ネットワークアクセス情報に基づいて、UEが各ネットワークタイプを使用することにより通信を実行するとき、ネットワーク探索プロセスにおいてUEにより探索されるターゲットネットワークを決定し、非アクセス層は、ネットワーク探索プロセスにおいてUEにより探索されるターゲットネットワークに基づいて、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含むネットワーク探索リストを生成する。
この出願のこの実施形態において開示される解決策によれば、非アクセス層により生成されたネットワーク探索リストは、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含む。この場合、ネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実行するとき、アクセス層は、ネットワーク探索中に使用されるネットワークタイプに基づいて、探索される必要があるターゲットネットワークを決定でき、それにより、サポートされていない通信ネットワークを探索することを回避し、ネットワーク探索プロセスにより必要とされる期間を低減し、ネットワークキャンプを更に加速させる。これは、ネットワークキャンプ効率及びユーザ体験を改善する。
従来技術では、オペレータAのSIMカードがリースされたデバイスに対応する通信ネットワークにキャンプした場合、ネットワークハンドオーバが発生した後に、ネットワーク探索は比較的遅く、ネットワークキャンプ速度は影響を受け、ネットワークキャンプ効率は低減される。上記の問題を解決するために、この出願の実施形態は、ネットワーク探索リスト生成方法、ネットワーク探索方法及び対応する装置を開示する。
この出願の実施形態において開示される解決策は、通信サービスを実行できるユーザ装置、例えば、スマートフォン及びウォッチフォンに適用される。ユーザ装置の構造の概略図である図1に示すように、ユーザ装置は、非アクセス層(Non-access stratum, NAS)及びアクセス層(access stratum, AS)を含み、非アクセス層は、コアネットワークとユーザ装置との間に配置され且つコアネットワークとユーザ装置との間のシグナリング及びデータ送信をサポートできる機能レイヤであり、アクセス層は、通常では、ユーザ接続又はアクセス指向であり且つユーザ装置をネットワークに接続するために使用されるネットワークの一部を示す。
この出願の実施形態において開示される解決策では、非アクセス層は、ネットワークアクセス情報の記憶モジュールと相互作用し、ネットワークアクセス情報を取得し、ネットワークアクセス情報に基づいてネットワーク探索リストを生成できる。さらに、非アクセス層は、アクセス層と相互作用でき、それにより、アクセス層は、ネットワーク探索リストを取得し、アクセス層は、ネットワーク探索リストに基づいてネットワークキャンプを実現できる。
この出願の実施形態に開示される解決策を明確にするために、以下に、実施形態を使用することにより、この出願の解決策を開示する。
この出願の第1の実施形態は、ネットワーク探索リスト生成方法を開示する。図2に示すワークフローの概略図を参照すると、ネットワーク探索リスト生成方法は、以下のステップを含む。
ステップS11:ユーザ装置UE内の非アクセス層は、UEのネットワークアクセス情報を取得し、ネットワークアクセス情報は、UEの等価ホーム公衆陸上移動ネットワークEHPLMNと、EHPLMNに対応するネットワークタイプとを含む。
ネットワークアクセス情報は、UEのローカルキャッシュ空間に予め記憶されてもよく、例えば、UEの不揮発性フラッシュメモリ空間に予め記憶されてもよく、或いは、UEのSIMカードに予め記憶されてもよい。さらに、ネットワークアクセス情報はまた、サーバに位置してもよい。すなわち、ネットワークアクセス情報の記憶モジュールは、UEのローカルキャッシュ空間、SIMカード及び/又はサーバでもよい。ネットワークアクセス情報がサーバに位置し、UEがネットワークへのキャンプを完了していないとき、UEは、無線ネットワークWi-Fi等に接続することによりサーバにアクセスしてもよく、それにより、非アクセス層がネットワークアクセス情報を取得する。
ネットワークアクセス情報は、UEの等価ホーム公衆陸上移動ネットワークEHPLMNと、EHPLMNに対応するネットワークタイプとを含む。EHPLMNは、UE内のSIMカードによりサポートされるホームPLMN (Home PLMN, HPLMN)等により形成されたリストを示し、SIMカードによりサポートされるHPLMNは、ネットワークコードの形式で表されてもよい。例えば、チャイナモバイルのSIMカードによりサポートされるHPLMNは46000、46002及び46007を含み、チャイナユニコムのSIMカードによりサポートされるHPLMNは46001を含む。しかし、EHPLMNに対応するネットワークタイプは、UE内のSIMカードによりサポートされる各ホームネットワークに対応するネットワークタイプを示し、ネットワークタイプは、GSM、TD-SCDMA、TD-LTE等でもよい。
チャイナモバイルがTD-SCDMA及びTD-LTEネットワークにより必要される装置のみをエリアに配備し、GSMネットワークにより必要とされ且つチャイナユニコムにより配備された装置を借りる場合、このエリアにおいてチャイナモバイルのSIMカードを使用するUEのEHPLMNは、46000、46002、46007及び46001を含む。さらに、46000、46002及び46007に対応するネットワークタイプは、チャイナモバイルの様々なネットワークタイプ、すなわち、GSM、TD-SCDMA及びTD-LTEを含む。46001に対応するネットワークタイプは、チャイナユニコムのリースされたデバイスによりサポートされるネットワークタイプ、すなわち、GSMである。
ステップS12:非アクセス層は、ネットワークアクセス情報に基づいて、UEが各ネットワークタイプを使用することにより通信を実行するとき、ネットワーク探索プロセスにおいてUEにより探索されるターゲットネットワークを決定する。
例えば、アクセス情報内のEHPLMNは、46000、46002、46007及び46001を含み、46000、46002及び46007に対応するネットワークタイプは、チャイナモバイルの様々なネットワークタイプ、すなわち、GSM、TD-SCDMA及びTD-LTEを含み、46001に対応するネットワークタイプは、チャイナユニコムのリースされたデバイスによりサポートされるネットワークタイプ、すなわち、GSMである。この場合、UEが2Gにハンドオーバされるとき、言い換えると、ネットワークタイプ、すなわち、GSMが通信に使用されるとき、ネットワーク探索プロセスにおいて探索されるターゲットネットワークは、46000、46002、46007及び46001を含み、UEが3Gにハンドオーバされるとき、言い換えると、ネットワークタイプ、すなわち、TD-SCDMAが通信に使用されるとき、ネットワーク探索プロセスにおいて探索されるターゲットネットワークは、46000、46002及び46007を含み、UEが4Gにハンドオーバされるとき、言い換えると、ネットワークタイプ、すなわち、TD-LTEが通信に使用されるとき、ネットワーク探索プロセスにおいて探索されるターゲットネットワークは、46000、46002及び46007を含む。
ステップS13:非アクセス層は、ネットワーク探索プロセスにおいてUEにより探索されるターゲットネットワークに基づいて、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含むネットワーク探索リストを生成する。
ネットワーク探索リストを取得した後に、アクセス層は、ネットワークキャンプ中に対応するネットワークタイプに基づいて対応するターゲットネットワークを決定し、ターゲットネットワークを探索できる。
この出願のこの実施形態において開示されるネットワーク探索リスト生成方法では、UE内の非アクセス層は、UEのネットワークアクセス情報を取得し、ネットワークアクセス情報は、UEの等価ホーム公衆陸上移動ネットワークEHPLMNと、EHPLMNに対応するネットワークタイプとを含み、次いで、非アクセス層は、ネットワークアクセス情報に基づいて、UEが各ネットワークタイプを使用することにより通信を実行するとき、ネットワーク探索プロセスにおいてUEにより探索されるターゲットネットワークを決定し、非アクセス層は、ネットワーク探索プロセスにおいてUEにより探索されるターゲットネットワークに基づいて、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含むネットワーク探索リストを生成する。
従来技術では、オペレータAがオペレータBのデバイスを借りる場合、オペレータA及びオペレータBによりサポートされる通信ネットワークは、SIMカードの等価ホーム陸上移動ネットワークEHPLMNに配置される。例えば、チャイナモバイルは、2GのGSM通信ネットワーク、3GのTD-SCDMA通信ネットワーク及び4GのTD-LTE通信ネットワークをサポートし、チャイナユニコムは、2GのGSM通信ネットワーク、3Gの広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access, W-CDMA)通信ネットワーク及び4Gの周波数分割多重ロングタームエボリューション(frequency division duplexing long term evolution, FDD-LTE)通信ネットワークをサポートする。この場合、チャイナモバイルがTD-SCDMA及びTD-LTEネットワークにより必要とされるデバイスのみをエリアに配置し、このエリアにおいてGSMネットワークにより必要とされ且つチャイナユニコムにより配置されるデバイスを借りることができる場合、チャイナモバイルのSIMカードのEHPLMNは、46000、46002、46007及び46001を含む。
この場合、オペレータAのSIMカードが、リースされたデバイスに対応する通信ネットワークにキャンプした場合、ネットワークハンドオーバが発生した後に、SIMカードは、ネットワークハンドオーバの前にオペレータBにより提供されるリースされたデバイスに対応する通信ネットワークにキャンプするので、SIMカードは、ネットワーク探索プロセスにおいて、オペレータBによりサポートされる他のネットワーク標準を優先的に選択し、SIMカードがオペレータBによりサポートされる他のネットワーク標準においてキャンプを実現できないと決定した後に、SIMカードは、オペレータAによりサポートされるネットワーク標準においてネットワークを探索し、オペレータAによりサポートされるネットワーク標準を使用することにより通信を実行する。オペレータBによりサポートされる他のネットワーク標準におけるネットワーク探索プロセスは或る期間を要するので、ネットワーク探索プロセスにより必要とされる期間が長くなる。その結果、ネットワーク探索は比較的遅く、ネットワークキャンプ速度は更に影響を受け、ネットワークキャンプ効率は低減される。したがって、ユーザの体験が悪い。
例えば、UEがGSMネットワークにキャンプした場合、ネットワークハンドオーバが発生した後に、UEは3Gネットワークにハンドオーバされ、UEが以前にGSMネットワークにキャンプしているとき、UEは、チャイナユニコムのデバイスを使用することにより通信を実行し、UEのEHPLMNは、チャイナモバイル及びチャイナユニコムの双方によりサポートされる通信ネットワークを含む。この場合、UEが3Gネットワークにハンドオーバされた後に、UEはまず、ネットワーク探索プロセスにおいて、チャイナユニコムにより提供される3Gネットワーク(すなわち、46001)を探索して登録を試みる。しかし、UEのアクセスはチャイナユニコムにより拒否される。この場合、ネットワーク探索の期間の後に、ネットワーク探索が失敗することが示される。次いで、UEは、EHPLMNのレコードに基づいて、チャイナモバイルにより提供される3Gネットワーク(すなわち、46000、46002及び46007)を探索する。しかし、チャイナユニコムにより提供される3Gネットワークを探索するプロセスは、或る期間を要する。その結果、全体のネットワーク探索プロセスにより必要とされる期間は比較的長く、これは、ネットワークキャンプ速度を更に低減し、ネットワークキャンプ効率を低減し、それにより、ユーザ体験に影響を与える。
しかし、この出願のこの実施形態において開示される解決策によれば、非アクセス層により生成されたネットワーク探索リストは、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含む。この場合、ネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実行するとき、アクセス層は、ネットワーク探索中に使用されるネットワークタイプに基づいて、探索される必要があるターゲットネットワークを決定でき、それにより、サポートされていない通信ネットワークを探索することを回避し、ネットワーク探索プロセスにより必要とされる期間を低減し、ネットワークキャンプを更に加速させる。これは、ネットワークキャンプ効率及びユーザ体験を改善する。
例えば、この出願のこの実施形態における解決策によれば、EHPLMNに対応するネットワークタイプは、ネットワーク探索リストに表されることができる。この場合、UEが2Gから3Gにハンドオーバされた後に(言い換えると、ネットワークタイプ、すなわち、TD-SCDMAが通信に使用される必要がある)、ネットワーク探索プロセスにおいて探索されるターゲットネットワークは、46000、46002及び46007を含むと決定されてもよい。言い換えると、この出願のこの実施形態において取得されるネットワーク探索リストに基づいて、アクセス層は、チャイナユニコムにより提供される3Gネットワーク(すなわち、46001)を探索する代わりに、46000、46002及び46007を直接探索し、それにより、サポートされていない通信ネットワークを探索することを回避する。
従来技術では、SIMカードによりサポートされるEHPLMNは、通常では、EHPLMNリストに記録され、SIMカードの禁止ネットワーク(Forbidden PLMN, FPLMN)もFPLMNリストに記録され得る。EHPLMNリスト及びFPLMNリストに記録された各通信ネットワークは、通常では、3バイトを使用することにより表される。
例えば、従来技術では、EHPLMNリストは、表1を使用することにより表されてもよい。
表1は、1~3バイトがEHPLMNにおける第1の通信ネットワークを記述し、記述が3バイトの長さを占有し、22~24バイトがEHPLMNにおける第8の通信ネットワークを記述し、記述が3バイトの長さを占有することを示す。
しかし、この出願のこの実施形態では、ネットワークアクセス情報を示すために、2バイトがEHPLMNリストに含まれる各通信ネットワークの対応する位置に更に追加されてもよい。例えば、UEのネットワークアクセス情報は、表2を使用することにより表されてもよい。
表2は、1~3バイトがEHPLMNにおける第1の通信ネットワーク(例えば、46000)を記述し、記述が3バイトの長さを占有し、4~5バイトが通信ネットワークに対応するネットワークタイプ(例えば、GSM)を記述し、記述が2バイトを占有し、36~38バイトがEHPLMNにおける第8の通信ネットワークを記述し、記述が3バイトの長さを占有し、39~40バイトが通信ネットワークに対応するネットワークタイプを記述し、記述が2バイトの長さを占有することを示す。
明らかに、ネットワークアクセス情報は、代替として、他の形式で表されてもよい。これは、この出願のこの実施形態では限定されない。
さらに、この出願のこの実施形態では、非アクセス層がUEのネットワークアクセス情報を取得することは、以下のこと、すなわち、
非アクセス層が、UEの記憶空間を読み取り、記憶空間に予め記憶されたネットワークアクセス情報を取得することと、
非アクセス層が、UE内の加入者識別モジュールSIMカードを読み取り、SIMカードに予め記憶されたネットワークアクセス情報を取得することと、
非アクセス層が、無線ネットワークを通じてクラウドにアクセスし、クラウドに予め記憶されたネットワークアクセス情報を取得することと
のうち1つ以上を含む。
SIMカードは、複数の形式になってもよい。例えば、SIMカードは、物理的なSIMカードでもよい。さらに、SIMカードは、代替として、埋め込みSIM (Embedded-SIM, eSIM)カードでもよい。これは、この出願のこの実施形態では限定されない。
さらに、ネットワークアクセス情報は変化してもよい。例えば、オペレータの間のデバイスリース関係が変化した場合、ネットワークアクセス情報はそれに従って変化する。UEのネットワーク探索結果に影響を与えることを回避するために、ネットワークアクセス情報が更に更新されてもよい。
この場合、ネットワークアクセス情報がUEの記憶空間に記憶されるか或いはSIMカードに記憶されるとき、この出願のこの実施形態において開示される方法は、
非アクセス層が、予め設定された期間の間隔でクラウドにアクセスし、クラウドに記憶されたネットワークアクセス情報を取得することと、
非アクセス層が、クラウドに記憶されたネットワークアクセス情報を使用することにより、UEの記憶空間に記憶されるか或いはSIMカードに記憶されたネットワークアクセス情報を更新することと
を更に含む。
上記のステップによれば、非アクセス層は、予め設定された期間の間隔でクラウドにアクセスすることにより、クラウドに記憶されたネットワークアクセス情報を取得し、UEの記憶空間又はSIMカード内のネットワークアクセス情報を更新してもよい。
非アクセス層は、ネットワークキャンプが実現されたときにクラウドにアクセスしてもよく、或いは、非アクセス層は、無線ネットワークに接続することによりクラウドにアクセスしてもよい。
さらに、ネットワークアクセス情報がUEの記憶空間に記憶されるとき、更新ソフトウェアがUEに更に配置されてもよい。更新ソフトウェアは、取得された更新データパケットを使用することにより、UEの記憶空間内のネットワークアクセス情報を更新する。更新データパケットは、UEの製造者により生成され且つシステムアップグレードに使用されるソフトウェアパッケージでもよい。
さらに、この出願のこの実施形態では、非アクセス層がネットワーク探索リストを取得した後に、アクセス層は、ネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実行する必要がある。この場合、非アクセス層が、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含むネットワーク探索リストを生成した後に、当該方法は、
非アクセス層が、ネットワーク探索リストをUE内のアクセス層に送信することを更に含む。
上記のステップによれば、アクセス層は、ネットワーク探索リストを取得し、ネットワーク探索リストを取得した後に、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプ及びネットワーク探索リストに基づいて、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークを決定し、ネットワーク探索を実行できる。
代替として、非アクセス層が、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含むネットワーク探索リストを生成した後に、当該方法は、
非アクセス層が、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定し、
非アクセス層が、ネットワーク探索リストに含まれる、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係に基づいて、ターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを決定し、
非アクセス層が、ネットワーク探索リストを分割し、分割されたネットワーク探索リストをUE内のアクセス層に送信し、分割されたネットワーク探索リストは、ターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを含むことを更に含む。
上記のステップによれば、非アクセス層は、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプに基づいてネットワーク探索リストを分割し、分割されたネットワーク探索リストは、ターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを含み、非アクセス層は、分割されたネットワーク探索リストをアクセス層に送信し、それにより、アクセス層は、分割されたネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実現できる。
例えば、ネットワーク探索リストが、SIMカードによりサポートされるネットワークが46000、46002、46007及び46001を含むことを示し、46000、46002及び46007がGSM、TD-SCDMA及びTD-LTEのネットワークタイプに対応し、46001がGSMのネットワークタイプに対応するとき、ネットワークタイプ、すなわち、GSMに対応するターゲットネットワークは、46000、46002、46007及び46001を含み、TD-SCDMA及びTD-LTEの双方に対応するターゲットネットワークは、46000、46002及び46007であると決定されてもよい。現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプがTD-SCDMAである場合、分割されたネットワーク探索リストに含まれるターゲットネットワークは、46000、46002及び46007を含む。この場合、分割されたネットワーク探索リストを受信した後に、アクセス層は、分割されたネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実行する。
どのように非アクセス層が現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定するかについて詳細に説明するために、この出願は、他の実施形態を開示する。図3を参照すると、この実施形態では、非アクセス層が現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定することは、以下のステップを含む。
ステップS21:現在生成されたネットワーク探索リストが、UEが電源投入した後に最初に生成されたネットワーク探索リストであるとき、非アクセス層は、UEの使用ログを照会することにより、以前の電源投入プロセスにおいてUEにより最終的に使用された通信ネットワークのネットワークタイプを取得する。
ステップS22:非アクセス層は、以前の電源投入プロセスにおいてUEにより最終的に使用された通信ネットワークのネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定する。
言い換えると、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプは、UEの履歴使用状況に基づいて決定されてもよい。
例えば、現在生成されたネットワーク探索リストが、UEが電源投入した後に最初に生成されたネットワーク探索リストであり、UEの使用ログを照会することにより、以前の電源投入プロセスにおいてUEにより最終的に使用された通信ネットワークのネットワークタイプがTD-SCDMAであると決定された場合、非アクセス層は、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプがTD-SCDMAであると決定する。言い換えると、現在生成されたネットワーク探索リストが、UEが電源投入した後に最初に生成されたネットワーク探索リストであるとき、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプは、以前の電源投入プロセスにおいてUEにより最終的に使用された通信ネットワークに基づいて決定される。
代替として、他の方式では、非アクセス層が、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定することは、第1のネットワークハンドオーバ動作を受信した後に、非アクセス層が、第1のネットワークハンドオーバ動作に基づいて現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定することを含む。
第1のネットワークハンドオーバ動作は、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを示すことができる。例えば、第1のネットワークハンドオーバ動作は、UEのディスプレイが複数のネットワークタイプを表示することを可能にするために使用され、非アクセス層は、複数のネットワークタイプからネットワークタイプをターゲットネットワークタイプとして選択する。第1のネットワークハンドオーバ動作を受信した後に、非アクセス層は、第1のネットワークハンドオーバ動作に基づいて現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定する。
一例では、UEのディスプレイのディスプレイインタフェースは、図4に示すものでもよい。ネットワークリストは、ディスプレイインタフェースに表示され、ネットワークリストは、複数のネットワーク標準、例えば、2G、3G及び4Gを含む。ユーザが第1のネットワークハンドオーバ動作を実行するとき、UEのディスプレイはインタフェースを表示してもよく、ユーザにより選択されたネットワーク標準に対応するネットワークタイプが、ターゲットネットワークタイプとして使用される。
異なるオペレータにより提供されるSIMカードについて、各ネットワーク標準は、オペレータによりサポートされるネットワークタイプに対応する。例えば、UE内のSIMカードがチャイナモバイルにより提供されたSIMカードであるとき、2GはGSMに対応し、3GはTD-SCDMAに対応し、4GはTD-LTEに対応する。この場合、ユーザが3Gを選択したとき、3Gに対応するネットワークタイプTD-SCDMAがターゲットネットワークタイプである。
さらに、UEのディスプレイのディスプレイインタフェースが図4に示されるものである場合、各ネットワーク標準の優先度のような情報が、ネットワーク標準の後のブロックに更に表示されてもよい。
UEの使用プロセスにおいて、ユーザは、UE上でネットワークハンドオーバ動作を実行してもよく、それにより、UEはネットワークハンドオーバの対象となり、例えば、UEはTD-SCDMAからTD-LTEにハンドオーバされる。この場合、上記の説明によれば、非アクセス層は、受信したネットワークハンドオーバ動作に基づいて、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定できる。
代替として、他の方式では、図5に示すワークフローの概略図を参照すると、非アクセス層が、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定することは、以下野ステップを含む。
ステップS31:非アクセス層は、各ネットワークタイプに対応する予め設定された優先度を取得する。
ステップS32:非アクセス層は、現在最高の優先度を有するネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定する。
ステップS33:ネットワーク探索が最高の優先度を有するネットワークタイプを使用することにより実行され、ネットワーク探索が失敗したとき、非アクセス層は、各ネットワークタイプに対応する優先度に基づいて、順次他のネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして選択する。
この出願のこの実施形態では、ユーザは、各ネットワークタイプに対応する優先度を予め設定してもよい。この場合、非アクセス層は、指定された優先度に基づいてターゲットネットワークタイプを決定する。具体的には、非アクセス層は、現在最高の優先度を有するネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定する。この場合、アクセス層がネットワークを探索するのに失敗した場合、非アクセス層は、優先度が最高の優先度に次いで2番目であるネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして選択する。すなわち、この解決策では、ターゲットネットワークタイプは、各ネットワークタイプの予め設定された優先度に基づいて順次選択される。
さらに、多様化するユーザ要件を満たすために、各ネットワークタイプに対応する優先度は変更できる。例えば、毎月の初めに、UEのネットワークトラフィックは比較的十分であり、ユーザはネットワーク速度により注意を払う。この場合、ネットワークタイプ、すなわち、TD-LTEは、最高の優先度で設定されてもよく、それにより、アクセスネットワークは、ネットワーク探索中にTD-LTEネットワークを優先的に探索する。さらに、月末に、UEのネットワークトラフィックは比較的少なく、ユーザはトラフィックを節約する必要がある。この場合、ネットワークタイプ、すなわち、GSMは、最高の優先度で設定されてもよく、それにより、アクセスネットワークは、ネットワーク探索中にGSMネットワークを優先的に探索する。
UEのディスプレイのディスプレイインタフェースが図4に示されるものである場合、各ネットワーク標準の優先度は、ネットワーク標準の背後のブロックに更に表示されてもよく、ユーザは、ブロック内の情報を更に変更し、各ネットワーク標準の優先度を変更してもよい。異なるオペレータにより提供されるSIMカードについて、各ネットワーク標準は、オペレータによりサポートされるネットワークタイプに対応する。したがって、各ネットワークタイプの優先度は、各ネットワーク標準の優先度を変更することにより変更できる。
例えば、UE内のSIMカードがチャイナモバイルにより提供されたSIMカードであるとき、2GはGSMに対応し、3GはTD-SCDMAに対応し、4GはTD-LTEに対応する。この場合、ユーザが3Gの優先度を変更したとき、TD-SCDMAの優先度はそれに従って変更される。
さらに、非アクセス層は、UEのアプリケーションパラメータに基づいて、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを更に決定してもよい。この場合、図6に示すワークフローの概略図を参照すると、非アクセス層が、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定することは、以下のステップを含む。
ステップS41:第2のネットワークハンドオーバ動作を受信した後に、非アクセス層は、UEのアプリケーションパラメータを取得し、アプリケーションパラメータは、アドレス及び/又は時間を含む。
第2のネットワークハンドオーバ動作は、ネットワークハンドオーバが現在実行される必要があることを示すために使用され、それにより、非アクセス層は、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定する。
UEには、通常ではクロックが内蔵されており、非アクセス層は、UEの内蔵クロックを使用することにより、時間を取得してもよい。さらに、UEは、無線ネットワークを通じてUE測位を実現してもよく、それにより、非アクセス層は、UEのアドレスを取得する。例えば、UEは、Wi-Fiに接続して全地球測位システム(Global Positioning System, GPS)を使用することにより測位を実現してもよく、それにより、非アクセス層は、UEのアドレスを取得する。
ステップS42:非アクセス層は、UEのアプリケーションパラメータ及びアプリケーションパラメータとネットワークタイプの優先度との間の予め設定された対応関係に基づいて、各ネットワークタイプの優先度を決定する。
この出願のこの実施形態では、アプリケーションパラメータとネットワークタイプの優先度との間の対応関係は予め設定され、対応関係はテーブル等の形式で記憶されてもよい。さらに、対応関係は、ユーザの要件に従って更に変更されてもよい。
ステップS43:非アクセス層は、最高の優先度を有するネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定する。
この出願のこの実施形態では、非アクセス層は、UEのアプリケーションパラメータを取得し、UEのアプリケーションパラメータ及びアプリケーションパラメータとネットワークタイプの優先度との間の予め設定された対応関係に基づいて、各ネットワークタイプの優先度を決定し、最高の優先度を有するネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして使用する。
この出願のこの実施形態における解決策によれば、非アクセス層は、アプリケーションパラメータに基づいて各ネットワークタイプの優先度を決定し、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを更に決定できる。例えば、ユーザは毎日仕事のために場所Aから場所Bに出発する。場所AにおけるTD-LTE信号強度は強く、場所BにおけるGSM信号強度は強い。この場合、ユーザは、UEが場所Aに位置するとき、TD-LTEが最高の優先度を有し、UEが場所Bに位置するとき、GSMが最高の優先度を有することを設定してもよい。この場合、非アクセス層が、アプリケーションパラメータに基づいて、UEが場所Aに位置すると決定したとき、ネットワークタイプ、すなわち、TD-LTEが、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定されてもよい。非アクセス層が、アプリケーションパラメータに基づいて、UEが場所Bに位置すると決定したとき、ネットワークタイプ、すなわち、GSMが、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定されてもよい。
代替として、他の方式では、図7に示すワークフローの概略図を参照すると、非アクセス層が、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定することは、以下のステップを含む。
ステップS51:第3のネットワークハンドオーバ動作を受信した後に、非アクセス層は、UEのアプリケーションパラメータを取得し、アプリケーションパラメータは、アドレス及び/又は時間を含む。
第3のネットワークハンドオーバ動作は、ネットワークハンドオーバが現在実行される必要があることを示すために使用され、それにより、非アクセス層は、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定する。
さらに、非アクセス層は、UEの内蔵クロックを使用することにより、時間を取得してもよい。さらに、UEは、無線ネットワークを通じてUE測位を実現してもよく、それにより、非アクセス層は、UEのアドレスを取得する。例えば、UEは、Wi-Fiに接続してGPSを使用することにより測位を実現してもよく、それにより、非アクセス層は、UEのアドレスを取得する。
ステップS52:UEが無線ネットワークに接続されているとき、非アクセス層は、サーバにアクセスすることにより、アプリケーションパラメータの下で、各ネットワークタイプの信号強度順序を取得する。
UEが無線ネットワークに接続されているとき、UEはサーバにアクセスし、サーバにアクセスすることにより、アプリケーションパラメータの下で、各ネットワークタイプの信号強度順序を取得してもよい。例えば、アプリケーションパラメータが場所である場合、当該場所における各ネットワークタイプの信号強度順序は、サーバにアクセスすることにより取得されてもよい。
ステップS53:非アクセス層は、最高の信号強度を有するネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定する。
この出願のこの実施形態における解決策によれば、非アクセス層は、無線ネットワークを通じてサーバにアクセスすることにより、現在のアプリケーションパラメータの下で、UEの各ネットワークタイプの信号強度順序を取得し、信号強度順序に基づいて、最高の信号強度を有するネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定できる。
この出願のこの実施形態において開示されるネットワーク探索リスト生成方法では、非アクセス層は、ネットワークアクセス情報に基づいて、UEが各ネットワークタイプを使用することにより通信を実行するとき、ネットワーク探索プロセスにおいてUEにより探索されるターゲットネットワークを決定する必要がある。この動作は、複数の方式で実現されてもよい。
方式のうち1つでは、非アクセス層が、ネットワークアクセス情報に基づいて、UEが各ネットワークタイプを使用することにより通信を実行するとき、ネットワーク探索プロセスにおいてUEにより探索されるターゲットネットワークを決定することは、
UEが第1のネットワークタイプを使用することにより通信を実行するとき、非アクセス層が、ネットワークアクセス情報内の第1のネットワークタイプに対応するEHPLMNを、ネットワーク探索プロセスにおいてUEにより探索されるターゲットネットワークとして使用することを含む。
ネットワークアクセス情報は、UEの等価ホーム公衆陸上移動ネットワークEHPLMNと、EHPLMNに対応するネットワークタイプとを含み、それにより、通信が各ネットワークタイプを使用することにより実行されるとき、ネットワーク探索プロセスにおいて探索されるターゲットネットワークは、ネットワークアクセス情報に基づいて決定できる。
例えば、UEのアクセス情報内のEHPLMNは、46000、46002、46007及び46001を含み、46000、46002及び46007に対応するネットワークタイプは、チャイナモバイルの様々なネットワークタイプ、すなわち、GSM、TD-SCDMA及びTD-LTEを含み、46001に対応するネットワークタイプは、チャイナユニコムのリースされたデバイスによりサポートされるネットワークタイプ、すなわち、GSMである。この場合、第1のネットワークタイプがGSMであり、UEが第1のネットワークタイプを使用することにより通信を実行するとき、ネットワーク探索プロセスにおいて探索されるターゲットネットワークは、46000、46002、46007及び46001を含み、第1のネットワークタイプがTD-SCDMAであり、UEが第1のネットワークタイプを使用することにより通信を実行するとき、ネットワーク探索プロセスにおいて探索されるターゲットネットワークは、46000、46002及び46007を含み、第1のネットワークタイプがTD-LTEであり、UEが第1のネットワークタイプを使用することにより通信を実行するとき、ネットワーク探索プロセスにおいて探索されるターゲットネットワークは、46000、46002及び46007を含む。
代替として、他の方式では、ネットワークアクセス情報は、UEの禁止ネットワークFPLMNと、FPLMNに対応するネットワークタイプとを更に含み、FPLMN及びEHPLMNは、通常ではリストに設定される。この場合、非アクセス層が、ネットワークアクセス情報に基づいて、UEが各ネットワークタイプを使用することにより通信を実行すると決定したとき、ネットワーク探索プロセスにおいてターゲットネットワークを探索する際に、非アクセス層は、通常では、FPLMN及びEHPLMNが含まれるリストに含まれるFPLMNを除去し、次いで、FPLMN及びEHPLMNの重複ネットワークを決定し、UEが各ネットワークタイプを使用することにより通信を実行するとき、重複ネットワーク及びEHPLMNを、ネットワーク探索プロセスにおいて探索される必要があるターゲットネットワークとして使用する。
上記の解決策によれば、FPLMN及びEHPLMNの重複ネットワークは、ネットワーク探索プロセスにおいて探索される必要があるターゲットネットワークとして使用されてもよい。
対応して、この出願は、他の実施形態を開示する。図8に示すワークフローの概略図を参照すると、この出願のこの実施形態は、ネットワーク探索方法を開示する。ネットワーク探索方法は、以下のステップを含む。
ステップS61:ユーザ装置UE内のアクセス層は、ネットワーク探索リストを取得し、ネットワーク探索リストは、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含み、ターゲットネットワークは、UEが各ネットワークタイプを使用することにより通信を実行するとき、ネットワーク探索プロセスにおいて探索される必要があるネットワークである。
アクセス層は、非アクセス層と相互作用することにより、非アクセス層により生成されたネットワーク探索リストを取得してもよい。
ネットワーク探索リストは、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含み、ターゲットネットワークは、UEが各ネットワークタイプを使用することにより通信を実行するとき、ネットワーク探索プロセスにおいて探索される必要があるネットワークである。例えば、UEがネットワークタイプ、すなわち、GSMを使用することにより通信を実行するとき、ネットワーク探索プロセスにおいて探索されるターゲットネットワークは、46000、46002、46007及び46001を含み、UEがネットワークタイプ、すなわち、TD-SCDMAを使用することにより通信を実行するとき、ネットワーク探索プロセスにおいて探索されるターゲットネットワークは、46000、46002及び46007を含み、UEがネットワークタイプ、すなわち、TD-LTEを使用することにより通信を実行するとき、ネットワーク探索プロセスにおいて探索されるターゲットネットワークは、46000、46002及び46007を含む。この場合、ネットワーク探索リストは、GSMと46000、46002、46007及び46001との間の対応関係、TD-SCDMAと46000、46002及び46007との間の対応関係、並びに、TD-LTEと46000、46002及び46007との間の対応関係を含む。
ステップS62:アクセス層は、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定する。
アクセス層が現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定する方式は、非アクセス層がターゲットネットワークタイプを決定する方式と同じでもよい。
具体的には、アクセス層により現在取得されたネットワーク探索リストが、UEが電源投入した後に最初に取得されたネットワーク探索リストであるとき、アクセス層は、UEの使用ログを照会することにより、以前の電源投入プロセスにおいてUEにより最終的に使用された通信ネットワークのネットワークタイプを取得し、以前のスタートアッププロセスにおいてUEにより最終的に使用された通信ネットワークのネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして使用してもよい。
言い換えると、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプは、UEの履歴使用状況に基づいて決定されてもよい。例えば、現在生成されたネットワーク探索リストが、UEが電源投入した後に最初に生成されたネットワーク探索リストであり、UEの使用ログを照会することにより、以前の電源投入プロセスにおいてUEにより最終的に使用された通信ネットワークのネットワークタイプがTD-SCDMAであると決定された場合、非アクセス層は、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプがTD-SCDMAであると決定する。言い換えると、現在生成されたネットワーク探索リストが、UEが電源投入した後に最初に生成されたネットワーク探索リストであるとき、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプは、以前の電源投入プロセスにおいてUEにより最終的に使用された通信ネットワークに基づいて決定される。
代替として、アクセス層は、受信したネットワークハンドオーバ動作に基づいて、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定してもよい。
アクセス層により受信されたネットワークハンドオーバ動作は、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを示すことができる。例えば、ネットワークハンドオーバ動作は、UEのディスプレイが複数のネットワークタイプを表示することを可能にするために使用され、アクセス層は、複数のネットワークタイプからネットワークタイプをターゲットネットワークタイプとして選択する。ネットワークハンドオーバ動作を受信した後に、アクセス層は、ネットワークハンドオーバ動作での現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定する。
代替として、アクセス層は、各ネットワークタイプに対応する予め設定された優先度を取得し、次いで、現在最高の優先度を有するネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定する。ネットワーク探索が最高の優先度を有するネットワークタイプを使用することにより実行され、ネットワーク探索が失敗したとき、アクセス層は、各ネットワークタイプに対応する優先度に基づいて、順次他のネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして更に選択する。
この方法では、ユーザは、各ネットワークタイプに対応する優先度を予め設定してもよい。この場合、非アクセス層は、指定された優先度に基づいてターゲットネットワークタイプを決定する。具体的には、非アクセス層は、現在最高の優先度を有するネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定する。この場合、アクセス層がネットワークを探索するのに失敗した場合、非アクセス層は、優先度が最高の優先度に次いで2番目であるネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして選択する。すなわち、この解決策では、ターゲットネットワークタイプは、各ネットワークタイプの予め設定された優先度に基づいて順次選択される。
代替として、ネットワークハンドオーバ動作を受信した後に、アクセス層は、UEのアプリケーションパラメータを取得し、アプリケーションパラメータは、アドレス及び/又は時間を含み、次いで、アクセス層は、UEのアプリケーションパラメータ及びアプリケーションパラメータとネットワークタイプの優先度との間の予め設定された対応関係に基づいて、各ネットワークタイプの優先度を決定し、最後に、アクセス層は、最高の優先度を有するネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定する。
この方法では、アクセス層は、UEのアプリケーションパラメータを取得し、UEのアプリケーションパラメータ及びアプリケーションパラメータとネットワークタイプの優先度との間の予め設定された対応関係に基づいて、各ネットワークタイプの優先度を決定し、最高の優先度を有するネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして使用する。
代替として、ネットワークハンドオーバ動作を受信した後に、アクセス層は、UEのアプリケーションパラメータを取得し、アプリケーションパラメータは、アドレス及び/又は時間を含み、UEが無線ネットワークに接続されているとき、アクセス層は、サーバにアクセスすることにより、アプリケーションパラメータの下で、各ネットワークタイプの信号強度順序を取得し、アクセス層は、最高の信号強度を有するネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定する。
この方法では、アクセス層は、無線ネットワークを通じてサーバにアクセスすることにより、現在のアプリケーションパラメータの下で、UEの各ネットワークタイプの信号強度順序を取得でき、信号強度順序に基づいて、最高の信号強度を有するネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定できる。
明らかに、アクセス層は、他の方式で、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定してもよい。これは、この出願のこの実施形態では限定されない。
ステップS63:アクセス層は、ターゲットネットワークタイプ及びネットワーク探索リストに基づいて、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークを決定し、ネットワーク探索を実行する。
この出願のこの実施形態による解決策によれば、アクセス層により取得されたネットワーク探索リストは、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含み、ターゲットネットワークは、UEが各ネットワークタイプを使用することにより通信を実行するとき、ネットワーク探索プロセスにおいて探索される必要があるネットワークであり、アクセス層は、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定し、次いで、ターゲットネットワークタイプ及びネットワーク探索リストに基づいて、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークを決定し、ネットワーク探索を実行してもよい。
この場合、ネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実行するとき、アクセス層は、ネットワーク探索中に使用されるネットワークタイプに基づいて、探索される必要があるターゲットネットワークを決定でき、それにより、サポートされていない通信ネットワークを探索することを回避し、ネットワーク探索プロセスにより必要とされる期間を低減し、ネットワークキャンプを更に加速させる。これは、ネットワークキャンプ効率及びユーザ体験を改善する。
さらに、この出願のこの実施形態では、アクセス層が現在のネットワーク探索のターゲットネットワークを決定し、ネットワーク探索を実行した後に、当該方法は、
ネットワーク探索が現在のネットワーク探索のターゲットネットワークに対してm回実行され、毎回実行されたネットワーク探索が失敗したとき、アクセス層が、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを再決定することであり、mは予め設定された正の整数である、ことと、
アクセス層が、再決定された対象ネットワークタイプ及びネットワーク探索リストに基づいて、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークを再決定し、ネットワーク探索を実行することと
を更に含む。
mは予め設定された正の整数である。例えば、mは5に設定されてもよい。この場合、5回連続して実行されたネットワーク探索が全て失敗し、アクセス層は、ターゲットネットワークを再決定し、再決定されたターゲットネットワークを使用することによりネットワーク探索を実行してもよい。
例えば、アクセス層が、ターゲットネットワークタイプがTD-LTEであると決定したが、TD-LTEに対応する各ネットワークに対してm回実行されたネットワーク探索が全て失敗した場合、アクセス層は、ターゲットネットワークがTD-SCDMAであると再決定し、ネットワーク探索リストを使用することにより、TD-SCDMAに対応するターゲットネットワークを決定し、対応するネットワーク探索を実行してもよい。
この出願の他の実施形態は、ネットワーク探索方法を開示する。図9に示すワークフローの概略図を参照すると、この出願のこの実施形態において開示されるネットワーク探索方法は、以下のステップを含む。
ステップS71:ユーザ装置UE内のアクセス層は、ネットワーク探索リストを取得し、ネットワーク探索リストは、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを含む。
この場合、非アクセス層は、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定し、分割されたネットワーク探索リストを取得し、分割されたネットワーク探索リストは、ターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを含む。アクセス層は、非アクセス層と相互作用することにより、分割されたネットワーク探索リストを取得する。
例えば、非アクセス層が、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプがTD-SCDMAであると決定した場合、アクセス層により取得されたネットワーク探索リストは、ネットワークタイプ、すなわち、TD-SCDMAに対応するターゲットネットワークを含む。
ステップS72:アクセス層は、ネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実行する。
この出願のこの実施形態において開示される解決策によれば、ネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実行するとき、アクセス層は、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを決定でき、それにより、サポートされていない通信ネットワークを探索することを回避し、ネットワーク探索プロセスにより必要とされる期間を低減し、ネットワークキャンプを更に加速させる。これは、ネットワークキャンプ効率及びユーザ体験を改善する。
さらに、この出願のこの実施形態では、アクセス層がネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実行した後に、当該方法は、
ネットワーク探索がn回実行され、毎回実行されたネットワーク探索が失敗したとき、アクセス層が、ネットワーク探索リストを再取得することであり、再取得されたネットワーク探索リストは、再決定されたターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを含み、nは予め設定された正の整数である、ことと、
アクセス層が、再取得されたネットワーク探索リストに基づいて、ネットワーク探索を実行することと
を更に含む。
nは予め設定された正の整数である。例えば、nは5に設定されてもよい。
例えば、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプがTD-LTEであるが、TD-LTEに対応する各ネットワークに対してn回実行されたネットワーク探索が失敗した場合、これは、ステップS71において取得されたネットワーク探索リストを使用することにより実行されたネットワーク探索が成功することは不可能であることを示し、アクセス層は、非アクセス層と相互作用することによりネットワーク探索リストを再取得してもよく、例えば、TD-SCDMAに対応する各ネットワークを含むネットワーク探索リストを取得してもよく、アクセス層は、ネットワーク探索を再実行する。
上記の解決策によれば、アクセス層は、ネットワーク探索リストを再取得し、再取得されたネットワーク探索リストに基づいて、ネットワーク探索を実行できる。
対応して、この出願の他の実施形態では、ネットワーク探索リスト生成装置が開示され、ネットワーク探索リスト生成装置は、UEの非アクセス層に配置される。図10に示す構造の概略図を参照すると、ネットワーク探索リスト生成装置は、第1のメモリ110及び第1のプロセッサ120を含む。
第1のメモリ100は、第1のプロセッサで実行できるコンピュータプログラムを記憶する。
コンピュータプログラムを実行したとき、第1のプロセッサ120は、以下の動作、すなわち、
ユーザ装置UEのネットワークアクセス情報を取得する動作であり、ネットワークアクセス情報は、UEの等価ホーム公衆陸上移動ネットワークEHPLMNと、EHPLMNに対応するネットワークタイプとを含む、動作と、
ネットワークアクセス情報に基づいて、UEが各ネットワークタイプを使用することにより通信を実行するとき、ネットワーク探索プロセスにおいてUEにより探索されるターゲットネットワークを決定する動作と、
ネットワーク探索プロセスにおいてUEにより探索されるターゲットネットワークに基づいて、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含むネットワーク探索リストを生成する動作と
を実現する。
ネットワークアクセス情報は、UEの等価ホーム公衆陸上移動ネットワークEHPLMNと、EHPLMNに対応するネットワークタイプとを含む。EHPLMNは、UE内のSIMカードによりサポートされるホームPLMN (Home PLMN, HPLMN)等により形成されたリストを示し、SIMカードによりサポートされるHPLMNは、ネットワークコードの形式で表されてもよい。例えば、チャイナモバイルのSIMカードによりサポートされるHPLMNは46000、46002及び46007を含み、チャイナユニコムのSIMカードによりサポートされるHPLMNは46001を含む。しかし、EHPLMNに対応するネットワークタイプは、UE内のSIMカードによりサポートされる各ホームネットワークに対応するネットワークタイプを示し、ネットワークタイプは、GSM、TD-SCDMA、TD-LTE等でもよい。
ネットワーク探索リストを取得した後に、アクセス層は、ネットワークキャンプ中に対応するネットワークタイプに基づいて対応するターゲットネットワークを決定し、ターゲットネットワークを探索できる。
この出願のこの実施形態において開示される解決策によれば、非アクセス層により生成されたネットワーク探索リストは、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含む。この場合、ネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実行するとき、アクセス層は、ネットワーク探索中に使用されるネットワークタイプに基づいて、探索される必要があるターゲットネットワークを決定でき、それにより、サポートされていない通信ネットワークを探索することを回避し、ネットワーク探索プロセスにより必要とされる期間を低減し、ネットワークキャンプを更に加速させる。これは、ネットワークキャンプ効率及びユーザ体験を改善する。
さらに、この出願のこの実施形態において開示されるネットワーク探索リスト生成装置では、第1のプロセッサがUEのネットワークアクセス情報を取得することは、以下のこと、すなわち、
第1のプロセッサが、UEの記憶空間を読み取り、記憶空間に予め記憶されたネットワークアクセス情報を取得することと、
第1のプロセッサが、UE内の加入者識別モジュールSIMカードを読み取り、SIMカードに予め記憶されたネットワークアクセス情報を取得することと、
第1のプロセッサが、無線ネットワークを通じてクラウドにアクセスし、クラウドに予め記憶されたネットワークアクセス情報を取得することと
のうち1つ以上を含む。
SIMカードは、複数の形式になってもよい。例えば、SIMカードは、物理的なSIMカードでもよい。さらに、SIMカードは、代替として、埋め込みSIM (Embedded-SIM, eSIM)カードでもよい。これは、この出願のこの実施形態では限定されない。
さらに、ネットワークアクセス情報は変化してもよい。例えば、オペレータの間のデバイスリース関係が変化した場合、ネットワークアクセス情報はそれに従って変化する。UEのネットワーク探索結果に影響を与えることを回避するために、ネットワークアクセス情報が更に更新されてもよい。
この場合、ネットワークアクセス情報がUEの記憶空間に記憶されるか或いはSIMカードに記憶されるとき、コンピュータプログラムを実行したとき、第1のプロセッサは、以下の動作、すなわち、
予め設定された期間の間隔でクラウドにアクセスし、クラウドに記憶されたネットワークアクセス情報を取得する動作と、
クラウドに記憶されたネットワークアクセス情報を使用することにより、UEの記憶空間に記憶されるか或いはSIMカードに記憶されたネットワークアクセス情報を更新する動作と
を実現するように更に構成される。
さらに、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含むネットワーク探索リストが生成された後に、
コンピュータプログラムを実行したとき、第1のプロセッサは、ネットワーク探索リストをUE内のアクセス層に送信するように更に構成されるか、或いは
コンピュータプログラムを実行したとき、第1のプロセッサは、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定し、ネットワーク探索リストに含まれる、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係に基づいて、ターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを決定し、ネットワーク探索リストを分割し、分割されたネットワーク探索リストをUE内のアクセス層に送信するように更に構成され、分割されたネットワーク探索リストは、ターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを含む。
この場合、非アクセス層は、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプに基づいてネットワーク探索リストを分割し、分割されたネットワーク探索リストは、ターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを含み、非アクセス層は、分割されたネットワーク探索リストをアクセス層に送信し、それにより、アクセス層は、分割されたネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実現できる。
第1のプロセッサが、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定することは、
現在生成されたネットワーク探索リストが、UEが電源投入した後に最初に生成されたネットワーク探索リストであるとき、第1のプロセッサが、UEの使用ログを照会することにより、以前の電源投入プロセスにおいてUEにより最終的に使用された通信ネットワークのネットワークタイプを取得すること、及び
以前の電源投入プロセスにおいてUEにより最終的に使用された通信ネットワークのネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定すること、
又は
第1のネットワークハンドオーバ動作を受信した後に、第1のプロセッサが、第1のネットワークハンドオーバ動作に基づいて現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定すること、
又は
第1のプロセッサが、各ネットワークタイプに対応する予め設定された優先度を取得すること、
第1のプロセッサが、現在最高の優先度を有するネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定すること、及び
ネットワーク探索が最高の優先度を有するネットワークタイプを使用することにより実行され、ネットワーク探索が失敗したとき、第1のプロセッサが、各ネットワークタイプに対応する優先度に基づいて、順次他のネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして選択すること
を含む。
この出願のこの実施形態では、ユーザは、各ネットワークタイプに対応する優先度を予め設定してもよい。この場合、非アクセス層は、指定された優先度に基づいてターゲットネットワークタイプを決定する。具体的には、非アクセス層は、現在最高の優先度を有するネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定する。この場合、アクセス層がネットワークを探索するのに失敗した場合、非アクセス層は、優先度が最高の優先度に次いで2番目であるネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして選択する。すなわち、この解決策では、ターゲットネットワークタイプは、各ネットワークタイプの予め設定された優先度に基づいて順次選択される。
さらに、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプは、UEのアプリケーションパラメータに基づいて更に決定されてもよい。この場合、第1のプロセッサが、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定することは、
第2のネットワークハンドオーバ動作を受信した後に、第1のプロセッサが、UEのアプリケーションパラメータを取得することであり、アプリケーションパラメータは、アドレス及び/又は時間を含む、こと、
第1のプロセッサが、UEのアプリケーションパラメータ及びアプリケーションパラメータとネットワークタイプの優先度との間の予め設定された対応関係に基づいて、各ネットワークタイプの優先度を決定すること、及び
第1のプロセッサが、最高の優先度を有するネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定すること
を含む。
第2のネットワークハンドオーバ動作は、ネットワークハンドオーバが現在実行される必要があることを示すために使用され、それにより、非アクセス層は、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定する。
この出願のこの実施形態では、アプリケーションパラメータとネットワークタイプの優先度との間の対応関係は予め設定され、対応関係はテーブル等の形式で記憶されてもよい。さらに、対応関係は、ユーザの要件に従って更に変更されてもよい。
この出願のこの実施形態における解決策によれば、非アクセス層は、アプリケーションパラメータに基づいて各ネットワークタイプの優先度を決定し、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを更に決定できる。例えば、ユーザは毎日仕事のために場所Aから場所Bに出発する。場所AにおけるTD-LTE信号強度は強く、場所BにおけるGSM信号強度は強い。この場合、ユーザは、UEが場所Aに位置するとき、TD-LTEが最高の優先度を有し、UEが場所Bに位置するとき、GSMが最高の優先度を有することを設定してもよい。この場合、非アクセス層が、アプリケーションパラメータに基づいて、UEが場所Aに位置すると決定したとき、ネットワークタイプ、すなわち、TD-LTEが、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定されてもよい。非アクセス層が、アプリケーションパラメータに基づいて、UEが場所Bに位置すると決定したとき、ネットワークタイプ、すなわち、GSMが、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定されてもよい。
代替として、第1のプロセッサが、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定することは、
第3のネットワークハンドオーバ動作を受信した後に、第1のプロセッサが、UEのアプリケーションパラメータを取得することであり、アプリケーションパラメータは、アドレス及び/又は時間を含む、こと、
UEが無線ネットワークに接続されているとき、第1のプロセッサが、サーバにアクセスすることにより、アプリケーションパラメータの下で、各ネットワークタイプの信号強度順序を取得すること、及び
第1のプロセッサが、最高の信号強度を有するネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定すること
を含む。
第3のネットワークハンドオーバ動作は、ネットワークハンドオーバが現在実行される必要があることを示すために使用され、それにより、非アクセス層は、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定する。
UEが無線ネットワークに接続されているとき、UEはサーバにアクセスし、サーバにアクセスすることにより、アプリケーションパラメータの下で、各ネットワークタイプの信号強度順序を取得してもよい。例えば、アプリケーションパラメータが場所である場合、当該場所における各ネットワークタイプの信号強度順序は、サーバにアクセスすることにより取得されてもよい。
この出願のこの実施形態における解決策によれば、非アクセス層は、無線ネットワークを通じてサーバにアクセスすることにより、現在のアプリケーションパラメータの下で、UEの各ネットワークタイプの信号強度順序を取得し、信号強度順序に基づいて、最高の信号強度を有するネットワークタイプを、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプとして決定できる。
対応して、この出願の実施形態は、ネットワーク探索装置を開示する。ネットワーク探索装置は、通常では、UEのアクセス層に配置される。図11に示す構造の概略図を参照すると、ネットワーク探索装置は、第2のメモリ210及び第2のプロセッサ220を含む。
第2のメモリ210は、第2のプロセッサで実行できるコンピュータプログラムを記憶する。
コンピュータプログラムを実行したとき、第2のプロセッサ220は、以下の動作、すなわち、
ネットワーク探索リストを取得する動作であり、ネットワーク探索リストは、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含み、ターゲットネットワークは、UEが各ネットワークタイプを使用することにより通信を実行するとき、ネットワーク探索プロセスにおいて探索される必要があるネットワークである、動作と、
現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定する動作と、
ターゲットネットワークタイプ及びネットワーク探索リストに基づいて、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークを決定し、ネットワーク探索を実行する動作と
を実現する。
この出願のこの実施形態による解決策によれば、アクセス層により取得されたネットワーク探索リストは、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含み、ターゲットネットワークは、UEが各ネットワークタイプを使用することにより通信を実行するとき、ネットワーク探索プロセスにおいて探索される必要があるネットワークであり、アクセス層は、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定し、次いで、ターゲットネットワークタイプ及びネットワーク探索リストに基づいて、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークを決定し、ネットワーク探索を実行してもよい。
この場合、ネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実行するとき、アクセス層は、ネットワーク探索中に使用されるネットワークタイプに基づいて、探索される必要があるターゲットネットワークを決定でき、それにより、サポートされていない通信ネットワークを探索することを回避し、ネットワーク探索プロセスにより必要とされる期間を低減し、ネットワークキャンプを更に加速させる。これは、ネットワークキャンプ効率及びユーザ体験を改善する。
さらに、この出願のこの実施形態において開示されるネットワーク探索装置では、第2のプロセッサが現在のネットワーク探索のターゲットネットワークを決定し、ネットワーク探索を実行した後に、第2のプロセッサは、ネットワーク探索が現在のネットワーク探索のターゲットネットワークに対してm回実行され、毎回実行されたネットワーク探索が失敗したとき、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを再決定するように更に構成され、mは予め設定された正の整数である。
第2のプロセッサは、再決定された対象ネットワークタイプ及びネットワーク探索リストに基づいて、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークを再決定し、ネットワーク探索を実行するように更に構成される。
対応して、この出願の実施形態は、ネットワーク探索装置を開示する。ネットワーク探索装置は、通常では、UEのアクセス層に配置される。図12に示す構造の概略図を参照すると、ネットワーク探索装置は、第3のメモリ310及び第3のプロセッサ320を含む。
第3のメモリ310は、第3のプロセッサで実行できるコンピュータプログラムを記憶し、
コンピュータプログラムを実行したとき、第3のプロセッサは、以下の動作、すなわち、
ネットワーク探索リストを取得する動作であり、ネットワーク探索リストは、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを含む、動作と、
アクセス層により、ネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実行する動作と
を実現する。
この場合、非アクセス層は、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定し、分割されたネットワーク探索リストを取得し、分割されたネットワーク探索リストは、ターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを含む。アクセス層は、非アクセス層と相互作用することにより、分割されたネットワーク探索リストを取得し、分割されたネットワーク探索リストは、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを含む。
この出願のこの実施形態において開示される解決策によれば、ネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実行するとき、アクセス層は、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを決定でき、それにより、サポートされていない通信ネットワークを探索することを回避し、ネットワーク探索プロセスにより必要とされる期間を低減し、ネットワークキャンプを更に加速させる。これは、ネットワークキャンプ効率及びユーザ体験を改善する。
さらに、この出願のこの実施形態において開示されるネットワーク探索装置では、ネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実行した後に、第3のプロセッサは、ネットワーク探索がn回実行され、毎回実行されたネットワーク探索が失敗したとき、ネットワーク探索リストを再取得するように更に構成され、再取得されたネットワーク探索リストは、再決定されたターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを含み、nは予め設定された正の整数であり、第3のプロセッサは、再取得されたネットワーク探索リストに基づいて、ネットワーク探索を実行する。
上記の解決策によれば、アクセス層は、ネットワーク探索リストを再取得し、再取得されたネットワーク探索リストに基づいて、ネットワーク探索を実行できる。
対応して、この出願の他の実施形態では、アクセス層が更に含まれ、
UEのネットワークアクセス情報を取得するように構成された第1のトランシーバであり、ネットワークアクセス情報は、UEの等価ホーム公衆陸上移動ネットワークEHPLMNと、EHPLMNに対応するネットワークタイプとを含む、第1のトランシーバと、
ネットワークアクセス情報に基づいて、UEが各ネットワークタイプを使用することにより通信を実行するとき、ネットワーク探索プロセスにおいてUEにより探索されるターゲットネットワークを決定し、ネットワーク探索プロセスにおいてUEにより探索されるターゲットネットワークに基づいて、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含むネットワーク探索リストを生成するように構成された第1のプロセッサと
を含む。
対応して、この出願の他の実施形態では、アクセス層が更に含まれ、
ネットワーク探索リストを取得するように構成された第2のトランシーバであり、ネットワーク探索リストは、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含み、ターゲットネットワークは、ユーザ装置UEが各ネットワークタイプを使用することにより通信を実行するとき、ネットワーク探索プロセスにおいて探索される必要があるネットワークである、第2のトランシーバと、
現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプを決定し、ターゲットネットワークタイプ及びネットワーク探索リストに基づいて、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークを決定し、ネットワーク探索を実行するように構成された第2のプロセッサと
を含む。
対応して、この出願の他の実施形態では、アクセス層が更に含まれ、
ネットワーク探索リストを取得するように構成された第3のトランシーバであり、ネットワーク探索リストは、現在のネットワーク探索のターゲットネットワークタイプに対応するターゲットネットワークを含む、第3のトランシーバと、
ネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実行するように構成された第3のプロセッサと
を含む。
この出願の他の実施形態では、ユーザ装置が更に開示される。ユーザ装置は、携帯電話及びウォッチフォンのような通信サービスを実行できる端末デバイスを含んでもよい。図13に示す構造の概略図を参照すると、ユーザ装置は、メモリと、プロセッサ200と、メモリに記憶され且つプロセッサ上で実行できるコンピュータプログラムとを含む。さらに、トランシーバ100が更に含まれてもよい。メモリは、ランダムアクセスメモリ300及び読み取り専用メモリ400を含んでもよく、バス500を更に含んでもよい。プロセッサ200は、バス500を使用することにより、トランシーバ100、ランダムアクセスメモリ300及び読み取り専用メモリ400に別々に結合される。コンピュータプログラムを実行したとき、プロセッサは、この出願の上記の実施形態において開示されるネットワーク探索リスト生成方法又はネットワーク探索方法の一部又は全部のステップを実現し、すなわち、図2~図6に示すネットワーク探索リスト生成方法の一部又は全部のステップが実現されるか、或いは、図7に示すネットワーク探索方法が実現されるか、或いは、図8に示すネットワーク探索方法が実現される。
ユーザ装置が実行される必要があるとき、ユーザ装置は、メモリに内蔵された基本入出力システム又は組み込みシステム内のブートローダシステムを使用することにより起動され、通常実行状態に入るようにブートされる。通常実行状態に入った後に、アプリケーション及びオペレーティングシステムがメモリ内で実行され、それにより、プロセッサは、図2~図6に示すネットワーク探索リスト生成方法の一部又は全部のステップを実行するか、或いは、図7に示すネットワーク探索方法を実行するか、或いは、図8に示すネットワーク探索方法を実行する。
本発明のこの実施形態におけるユーザ装置は、図2~図6に対応する実施形態におけるユーザ装置に対応してもよい。さらに、ユーザ装置は、図2~図6に対応する実施形態におけるユーザ装置の機能を実現でき、及び/又は、実施形態で実現されるステップ及び方法を実現できる。簡潔にするために、詳細はここでは説明しない。
代替として、本発明のこの実施形態におけるユーザ装置は、図7に対応する実施形態におけるユーザ装置に対応してもよい。さらに、ユーザ装置は、図7に対応する実施形態におけるユーザ装置の機能を実現でき、及び/又は、実施形態で実現されるステップ及び方法を実現できる。簡潔にするために、詳細はここでは説明しない。
代替として、本発明のこの実施形態におけるユーザ装置は、図8に対応する実施形態におけるユーザ装置に対応してもよい。さらに、ユーザ装置は、図8に対応する実施形態におけるユーザ装置の機能を実現でき、及び/又は、実施形態で実現されるステップ及び方法を実現できる。簡潔にするために、詳細はここでは説明しない。
いずれかのデバイス内の記憶媒体は、磁気ディスク、光ディスク、読み取り専用メモリ(英語:read-only memory, 略称ROM)、ランダムアクセスメモリ(英語:random access memory, 略称RAM)等でもよい。
さらに、プロセッサは、ハードウェアチップを更に含んでもよい。ハードウェアチップは、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit, ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(programmable logic device, PLD)又はこれらの組み合わせでもよい。PLDは、複雑プログラマブルロジックデバイス(complex programmable logic device, CPLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field-programmable gate array, FPGA)、ジェネリックアレイロジック(generic array logic, GAL)又はこれらのいずれかの組み合わせでもよい。メモリは、揮発性メモリ(volatile memory)、例えば、ランダムアクセスメモリ(random-access memory, RAM)を含んでもよく、或いは、不揮発性メモリ(non-volatile memory)、例えば読み取り専用メモリ(read-only memory, ROM)、フラッシュメモリ(flash memory)、ハードディスクドライブ(hard disk drive, HDD)又はソリッドステートドライブ(solid-state drive, SSD)を含んでもよく、或いは、上記のタイプのメモリの組み合わせを含んでもよい。
この実施形態では、ネットワークデバイスはまた、ネットワーク機能仮想化(英語:Network Function Virtualization, NFV)技術を組み合わせた汎用物理サーバに基づいて実現されてもよく、ネットワークデバイスは仮想ネットワークデバイス(例えば、仮想ホスト、仮想ルータ又は仮想スイッチ)である。仮想ネットワークデバイスは、仮想マシン(英語:Virtual Machine, VM)でもよく、仮想マシンは、ハードウェアデバイス(例えば、物理サーバ)に配置される。仮想マシンは、完全なハードウェアシステム機能を有し且つ完全に隔離された環境で動作する完全なソフトウェアシミュレーションコンピュータシステムである。当業者は、この出願を読むことにより、汎用物理サーバ上で上記の機能を有する複数のネットワークデバイスを仮想化できる。詳細はここでは再び説明しない。
この出願の実施形態は、ユーザ装置に適用されるネットワーク選択方法に関する。ユーザ装置は、携帯電話及びウォッチフォンのような通信サービスを実行できる端末デバイスを含んでもよい。
例えば、ユーザ装置は携帯電話である。図14は、本発明のこの実施形態に関連する携帯電話1400の部分構造のブロック図である。図14を参照すると、携帯電話1400は、RF (Radio Frequency、無線周波数)回路1410、メモリ1420、他の入力デバイス1430、ディスプレイ1440、センサ1450、オーディオ回路1460、I/Oサブシステム1470、プロセッサ1480及び電源1490のようなコンポーネントを含む。当業者は、図14に示す携帯電話の構造が携帯電話に対する限定を構成しないことを理解し得る。携帯電話は、図面に示すものより多くの或いは少ないコンポーネントを含んでもよく、或いは、いくつかのコンポーネントを組み合わせてもよく、或いは、いくつかのコンポーネントを分割してもよく、或いは、異なるコンポーネントの配置を有してもよい。当業者は、ディスプレイ1440がユーザインタフェース(UI, User Interface)に属し、携帯電話1400が図面に示すものよりも多くの或いは少ないユーザインタフェースを含んでもよいことを理解し得る。
以下に、図14を参照して、携帯電話1400の各コンポーネントについて詳細に説明する。
RF回路1410は、情報受信及び送信プロセス又は呼プロセスにおいて信号を受信及び送信するように構成されてもよい。特に、基地局からダウンリンク情報を受信した後に、RF回路は、処理のためにダウンリンク情報をプロセッサ1480に送信する。さらに、RF回路は、関連するアップリンクデータを基地局に送信する。RF回路は、通常では、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、トランシーバ、カプラ、LNA(Low Noise Amplifier、低ノイズ増幅器)、デュプレクサ等を含むが、これらに限定されない。さらに、RF回路1410は、無線通信を通じてネットワーク及び他のデバイスと更に通信してもよい。無線通信は、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーション(Global System of Mobile Communication, GSM)、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service, GPRS)、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access, CDMA)、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access, WCDMA)、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution, LTE)、電子メール、ショートメッセージサービス(Short Messaging Service, SMS)等を含むが、これらに限定されないいずれかの通信標準又はプロトコルを使用してもよい。
メモリ1420は、ソフトウェアプログラム及びモジュールを記憶するように構成されてもよい。プロセッサ1480は、メモリ1420に記憶されたソフトウェアプログラム及びモジュールを実行することにより、携帯電話1400の様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行する。メモリ1420は、主に、プログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含んでもよい。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーション(例えば、サウンド再生機能又は画像再生機能)等を記憶してもよい。データ記憶領域は、携帯電話1400の使用に従って作成されたデータ(例えば、オーディオデータ又は電話帳)等を記憶してもよい。さらに、メモリ1420は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、不揮発性メモリ、例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス又は他の揮発性ソリッドステート記憶デバイスを更に含んでもよい。
他の入力デバイス1430は、入力されたデジタル又は文字情報を受信し、携帯電話1400のユーザ設定及び機能制御に関連するキーボード信号入力を生成するように構成されてもよい。具体的には、他の入力デバイス1430は、物理キーボード、ファンクションキー(例えば、音量制御キー又はオン/オフキー)、トラッキングボール、マウス、ジョイスティック、光学マウス(光学マウスは、視覚出力を表示しない接触感知面、又はタッチスクリーンにより形成される接触感知面の拡張である)等のうち1つ以上を含んでもよいが、これらに限定されない。他の入力デバイス1430は、I/Oサブシステム1470の他の入力デバイスコントローラ1471に接続され、他の入力デバイスコントローラ1471の制御下でプロセッサ1480と信号相互作用を実行する。
ディスプレイ1440は、ユーザにより入力された情報又はユーザのために提供される情報及び携帯電話1400の様々なメニューを表示するように構成されてもよく、ユーザ入力を更に受け取ってもよい。具体的には、ディスプレイ1440は、ディスプレイパネル1441及びタッチパネル1442を含んでもよい。ディスプレイパネル1441は、LCD(Liquid Crystal Display、液晶ディスプレイ)、OLED(Organic Light-Emitting Diode、有機発光ダイオード)等の形式で構成されてもよい。タッチパネル1442はまた、タッチスクリーン、タッチセンシティブスクリーン等とも呼ばれ、タッチパネル上或いはタッチパネル近くのユーザのタッチ操作又は非タッチ操作(例えば、指又はスタイラスのようないずれかの適切な物体又はアクセサリを使用することにより、タッチパネル1442上或いはタッチパネル1442近くでユーザにより実行された操作、又は単一点制御操作及び多点制御操作のような操作タイプを含む動き感知操作)を収集し、予め設定されたプログラムに従って、対応する接続装置を駆動してもよい。任意選択で、タッチパネル1442は、2つの部分、すなわち、タッチ検出装置及びタッチコントローラを含んでもよい。タッチ検出装置は、ユーザのタッチ方向及びジェスチャを検出し、タッチ操作によりもたらされた信号を検出し、信号をタッチコントローラに送信する。タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、タッチ情報をプロセッサにより処理できる情報に変換し、次いで、情報をプロセッサ1480に送信し、プロセッサ1480により送信されたコマンドを受信して実行できる。さらに、タッチパネル1442は、抵抗型、容量型、赤外線型及び表面音波型のような複数のタイプで実現されてもよく、或いは、タッチパネル1442は、将来開発されるいずれかの技術を使用することにより実現されてもよい。さらに、タッチパネル1442は、ディスプレイパネル1441をカバーしてもよい。ユーザは、ディスプレイパネル1441に表示されたコンテンツ(表示されたコンテンツは、ソフトキーボード、仮想マウス、仮想キー、アイコン等を含むが、これらに限定されない)に基づいて、ディスプレイパネル1441をカバーするタッチパネル1442上或いはその近くで操作を実行してもよい。タッチパネル上或いはその近くの操作を検出した後に、タッチパネル1442は、I/Oサブシステム1470を使用することにより操作をプロセッサ1480に転送し、ユーザ入力を決定する。次いで、プロセッサ1480は、I/Oサブシステム1470を使用することにより、ユーザ入力に基づいて、ディスプレイパネル1441上に対応する視覚出力を提供する。図12において、タッチパネル1442及びディスプレイパネル1441は、携帯電話1400の入出力機能を実現するための2つの独立したコンポーネントとして作用する。しかし、いくつかの実施形態では、タッチパネル1442及びディスプレイパネル1441は、携帯電話1400の入出力機能を実現するために統合されてもよい。
携帯電話1400は、光センサ、動きセンサ及び他のセンサのような少なくとも1つのセンサ1450を更に含んでもよい。具体的には、光センサは、周辺光センサ及び近接センサを含んでもよい。周辺光センサは、周辺光の輝度に基づいてディスプレイパネル1441の輝度を調整してもよく、携帯電話1400が耳に近づいたとき、近接センサは、ディスプレイパネル1441及び/又はバックライトをオフにしてもよい。1つのタイプの動きセンサとして、加速度計センサは、各方向(通常では3軸)の加速度値を検出し、静止状態における重力の値及び方向を検出してもよく、携帯電話の姿勢を識別するためのアプリケーション(例えば、ランドスケープモードとポートレートモードとの間のスクリーン切り替え、関連するゲーム、磁力計の姿勢較正)、振動識別に関連する機能(例えば、歩数計又はノック)等において使用されてもよい。ジャイロスコープ、気圧計、湿度計、温度計及び赤外線センサのような他のセンサが、携帯電話1400に更に配置されてもよい。詳細はここでは説明しない。
オーディオ回路1460、スピーカ1461及びマイクロホン1462は、ユーザと携帯電話1400との間のオーディオインタフェースを提供してもよい。オーディオ回路1460は、オーディオデータから変換された受信信号をスピーカ1461に送信してもよく、スピーカ1461は、出力のために信号をサウンド信号に変換する。他の態様では、マイクロホン1462は、収集されたサウンド信号を信号に変換し、オーディオ回路1460は、信号を受信し、信号をオーディオデータに変換し、次いで、オーディオデータをRF回路1408に出力し、それにより、オーディオデータは、例えば、他の携帯電話に送信されるか、或いは、オーディオデータは、更なる処理のためにメモリ1420に出力される。
I/Oサブシステム1470は、入出力周辺デバイスを制御するように構成され、他の入力デバイスコントローラ1471、センサコントローラ1472及びディスプレイコントローラ1473を含んでもよい。任意選択で、1つ以上の他の入力制御デバイスコントローラ1471は、他の入力デバイス1430から信号を受信し、及び/又は信号を他の入力デバイス1430に送信する。他の入力デバイス1430は、物理ボタン(押しボタン、ロッカーボタン等)、ダイヤルパッド、スライダスイッチ、ジョイスティック、クリックスクロールホイール及び光学マウス(光学マウスは、視覚出力を表示しない接触感知面、又はタッチスクリーンにより形成される接触感知面の拡張である)を含んでもよい。他の入力制御デバイスコントローラ1471は、上記のデバイスのうちいずれか1つ以上に接続されてもよい点に留意すべきである。I/Oサブシステム1470内のディスプレイコントローラ1473は、ディスプレイ1440から信号を受信し、及び/又は信号をディスプレイ1440に送信する。ディスプレイ1440がユーザ入力を検出した後に、ディスプレイコントローラ1473は、検出されたユーザ入力を、ディスプレイ1440に表示されたユーザインタフェースオブジェクトとの相互作用に変換し、ヒューマン・コンピュータ相互作用を実現する。センサコントローラ1472は、1つ以上のセンサ1450から信号を受信し、及び/又は信号を1つ以上のセンサ1450に送信してもよい。
プロセッサ1480は、携帯電話1400の制御センタであり、様々なインタフェース及びラインを使用することにより携帯電話の全ての部分に接続される。メモリ1420に記憶されたソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを動作又は実行し、メモリ1420に記憶されたデータを呼び出すことにより、プロセッサは、携帯電話1400の様々な機能及びデータ処理を実行し、携帯電話上で全体監視を実行する。任意選択で、プロセッサ1480は、1つ以上の処理ユニットを含んでもよい。好ましくは、プロセッサ1480は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサとを統合してもよい。アプリケーションプロセッサは、主に、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース、アプリケーション等を処理する。モデムプロセッサは、主に、無線通信を処理する。モデムプロセッサは、プロセッサ1480に統合されなくてもよいことが理解できる。
プロセッサ1480がアプリケーションプロセッサとモデムプロセッサとを統合するとき、モデムプロセッサは、図2~図6又は図7又は図8に対応する実施形態における機能を実現してもよく、及び/又は対応する実施形態におけるステップ及び方法を実行してもよく、命令をアプリケーションプロセッサに報告する。
携帯電話1400は、電力を各コンポーネントに供給する電源1490(例えば、バッテリ)を更に含む。好ましくは、電源は、電力管理システムを通じてプロセッサ1480に論理的に接続され、電力管理システムを通じて充電、放電及び電力消費管理のような機能を実現してもよい。
図示しないが、携帯電話1400は、カメラ、ブルートゥースモジュール等を更に含んでもよい。詳細はここでは再び説明しない。
対応して、この出願の他の実施形態では、ネットワーク探索システムが開示される。図15に示す構造の概略図を参照すると、ネットワーク探索システムは、図2~図6に示すネットワーク探索リスト生成方法の一部又は全部を実行するためのネットワーク探索リスト生成装置と、図7に示すネットワーク探索方法を実行するためのネットワーク探索装置とを含む。
代替として、ネットワーク探索システムは、図2~図6に示すネットワーク探索リスト生成方法の一部又は全部を実行するためのネットワーク探索リスト生成装置と、図8に示すネットワーク探索方法を実行するためのネットワーク探索装置とを含む。
この出願のこの実施形態において開示される解決策によれば、ネットワーク探索リスト生成装置により生成されたネットワーク探索リストは、ネットワークタイプとターゲットネットワークとの間の対応関係を含む。この場合、ネットワーク探索リストに基づいてネットワーク探索を実行するとき、ネットワーク探索リスト生成装置は、ネットワーク探索中に使用されるネットワークタイプに基づいて、探索される必要があるターゲットネットワークを決定でき、それにより、サポートされていない通信ネットワークを探索することを回避し、ネットワーク探索プロセスにより必要とされる期間を低減し、ネットワークキャンプを更に加速させる。これは、ネットワークキャンプ効率及びユーザ体験を改善する。
具体的な実現方式では、この出願の実施形態は、コンピュータ読み取り可能媒体を更に提供する。コンピュータ読み取り可能媒体は命令を含み、コンピュータ読み取り可能媒体がコンピュータ上で実行されたとき、コンピュータは、図2~図6において提供されるネットワーク探索リスト生成方法のステップの一部又は全部を実行することが可能になる。いずれかのデバイス内の記憶媒体は、磁気ディスク、光ディスク、読み取り専用メモリ(英語:read-only memory, 略称ROM)、ランダムアクセスメモリ(英語:random access memory, 略称RAM)等でもよい。
具体的な実現方式では、この出願の実施形態は、コンピュータ読み取り可能媒体を更に提供する。コンピュータ読み取り可能媒体は命令を含み、コンピュータ読み取り可能媒体がコンピュータ上で実行されたとき、コンピュータは、図7において提供されるネットワーク探索方法のステップの一部又は全部を実行することが可能になる。いずれかのデバイス内の記憶媒体は、磁気ディスク、光ディスク、読み取り専用メモリ(英語:read-only memory, 略称ROM)、ランダムアクセスメモリ(英語:random access memory, 略称RAM)等でもよい。
具体的な実現方式では、この出願の実施形態は、コンピュータ読み取り可能媒体を更に提供する。コンピュータ読み取り可能媒体は命令を含み、コンピュータ読み取り可能媒体がコンピュータ上で実行されたとき、コンピュータは、図8において提供されるネットワーク探索方法のステップの一部又は全部を実行することが可能になる。いずれかのデバイス内の記憶媒体は、磁気ディスク、光ディスク、読み取り専用メモリ(英語:read-only memory, 略称ROM)、ランダムアクセスメモリ(英語:random access memory, 略称RAM)等でもよい。
当業者は、この出願の実施形態に列挙される様々な例示的な論理ブロック(illustrative logic block)及びステップ(step)が、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア又はこれらの組み合わせを使用することにより実現されてもよいことを更に理解し得る。機能がハードウェアを使用することにより実現されるかソフトウェアを使用することにより実現されるかは、全体のシステムの特定の用途及び設計要件に依存する。当業者は、特定の用途毎に記載の機能を実現するために様々な方法を使用してもよいが、実現方式がこの出願の実施形態の範囲を超えると考えられるべきではない。
本発明の実施形態に記載される様々な例示的な論理ユニット及び回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)若しくは他のプログラム可能論理装置、ディスクリートゲート若しくはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、又はこれらのいずれかの組み合わせの設計を使用することにより、記載の機能を実現又は動作させてもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでもよい。任意選択で、汎用プロセッサは、いずれかの従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ又はステートマシンでもよい。プロセッサはまた、デジタルシグナルプロセッサ及びマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサコアを有する1つ以上のマイクロプロセッサ、又はいずれかの他の同様の構成のような計算装置の組み合わせにより実現されてもよい。
この出願の実施形態に記載の方法又はアルゴリズムのステップは、ハードウェア、プロセッサにより実行されるソフトウェアユニット、又はこれらの組み合わせに直接組み込まれてもよい。ソフトウェアユニットは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取り外し可能磁気ディスク、CD-ROM又は当該技術分野におけるいずれかの他の形式の記憶媒体に記憶されてもよい。例えば、記憶媒体は、プロセッサに接続してもよく、それにより、プロセッサは、記憶媒体から情報を読み取り、情報を記憶媒体に情報を書き込んでもよい。任意選択で、記憶媒体は、プロセッサに更に統合されてもよい。プロセッサ及び記憶媒体は、ASICに配置されてもよく、ASICはUEに配置されてもよい。任意選択で、プロセッサ及び記憶媒体は、UEの異なるコンポーネントに配置されてもよい。
上記のプロセスのシーケンス番号は、この出願の様々な実施形態における実行順序を意味しないことが理解されるべきである。プロセスの実行順序は、プロセスの機能及び内部ロジックに従って決定されるべきであり、この出願の実施形態の実現プロセスに対する限定として解釈されるべきではない。
上記の実施形態の全部又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア又はこれらのいずれかの組み合わせを使用することにより実現されてもよい。ソフトウェアが実施形態を実現するために使用されるとき、実施形態は、コンピュータプログラム製品の形式で完全に或いは部分的に実現されてもよい。コンピュータプログラム製品は、1つ以上のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータ上にロードされて実行されたとき、この出願の実施形態による手順又は機能は、全て或いは部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク又は他のプログラム可能装置でもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されてもよく、或いは、コンピュータ読み取り可能記憶媒体から他のコンピュータ読み取り可能記憶媒体に送信されてもよい。例えば、コンピュータ命令は、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ又はデジタル加入者線(DSL))又は無線(例えば、赤外線、無線又はマイクロ波)方式で、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ又はデータセンタから、他のウェブサイト、コンピュータ、サーバ又はデータセンタに送信されてもよい。コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、コンピュータによりアクセス可能ないずれかの使用可能媒体、又は1つ以上の使用可能媒体を統合するサーバ若しくはデータセンタのようなデータ記憶デバイスでもよい。使用可能媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク又は磁気テープ)、光媒体(例えば、DVD)、半導体媒体(例えば、ソリッドステートディスク(Solid State Disk, SSD))等でもよい。
この明細書における実施形態は、全て漸進的な方式で記載されており、実施形態における同じ或いは同様の部分について、これらの実施形態を参照し、各実施形態は、他の実施形態との相違に焦点を当てている。特に、装置及びシステムの実施形態は、基本的には、方法の実施形態と同様であり、したがって、簡単に記載されており、関連する部分については、方法の実施形態の部分的な説明を参照する。
この出願のいくつかの好ましい実施形態が記載されているが、当業者は、基本的な発明の概念を知ることができれば、これらの実施形態に変更及び修正を加えることができる。したがって、以下の特許請求の範囲は、この出願の範囲内に入る好ましい実施形態並びに全ての変更及び修正をカバーするものと解釈されことを意図する。
当業者は、本発明の実施形態における技術が、必要な一般的なハードウェアプラットフォームに加えて、ソフトウェアにより実現されてもよいことを明らかに理解し得る。このような理解に基づいて、本発明の実施形態における技術的解決策は本質的に、或いは、従来の技術に寄与する部分は、ソフトウェア製品の形式で実現されてもよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体、例えば、ROM/RAM、磁気ディスク又は光ディスクに記憶されてもよく、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワーク装置等でもよい)に対して、本発明の実施形態又は実施形態の一部に記載された方法を実行するように命令するためのいくつかの命令を含んでもよい。
この明細書の実施形態における同じ或いは同様の部分については、互いに参照する。特に、...の実施形態は、基本的には、方法の実施形態と同様であり、したがって、簡単に記載されている。関連する部分については、方法の実施形態の説明を参照する。
本発明の上記の実施形態は、本発明の保護範囲に対する限定を構成しない。