JP7278104B2 - portable band saw - Google Patents
portable band saw Download PDFInfo
- Publication number
- JP7278104B2 JP7278104B2 JP2019035409A JP2019035409A JP7278104B2 JP 7278104 B2 JP7278104 B2 JP 7278104B2 JP 2019035409 A JP2019035409 A JP 2019035409A JP 2019035409 A JP2019035409 A JP 2019035409A JP 7278104 B2 JP7278104 B2 JP 7278104B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- main body
- posture
- band saw
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Sawing (AREA)
Description
本発明は、携帯用バンドソーに関する。 The present invention relates to portable band saws.
駆動部の駆動により回転可能な無端状の帯鋸刃を有する本体部と、本体部に固定されるフックとを有する携帯用バンドソーが知られている(例えば、特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art A portable band saw is known that has a main body having an endless band saw blade rotatable by driving of a driving part, and a hook fixed to the main body (see, for example, Patent Document 1).
特許文献1に記載の携帯用バンドソーでは、フックが本体部の外郭部から外側に突出した構成であるため、使用時にフックが外部と干渉し、円滑な作業の妨げになる場合があった。 In the portable band saw described in Patent Document 1, since the hook protrudes outward from the outer shell of the main body, the hook sometimes interferes with the outside during use, hindering smooth operation.
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、作業を円滑に行うことが可能な携帯用バンドソーを提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a portable band saw that allows smooth operation.
本発明の態様に従えば、駆動部と、前記駆動部の駆動により回転可能な無端状の帯鋸刃と、前記駆動部を支持し、前記帯鋸刃を回転可能な状態で支持するフレームである本体部と、前記本体部の外殻に設けられ、前記本体部に支持されている部分を基点として、姿勢を変更可能であるフックとを備え、前記フックは、前記本体部から突出した部分を対象物に掛けることができる第1の姿勢と、前記第1の姿勢よりも、前記本体部側に配置された第2の姿勢とに変更可能である携帯用バンドソーが提供される。 According to an aspect of the present invention, the main body is a drive section, an endless band saw blade rotatable by the drive section, and a frame that supports the drive section and supports the band saw blade in a rotatable state. and a hook that is provided on the outer shell of the main body and that can change its posture with a portion supported by the main body as a base point, and the hook targets a portion that protrudes from the main body. Provided is a portable band saw that can be changed between a first posture in which the band saw can be hung on an object and a second posture in which the band saw is arranged closer to the main body than the first posture.
本発明の態様によれば、作業を円滑に行うことが可能な携帯用バンドソーを提供することが可能となる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to the aspect of this invention, it becomes possible to provide the portable band saw which can operate smoothly.
以下、本発明に係る携帯用バンドソーの実施形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。 BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION An embodiment of a portable band saw according to the present invention will be described below with reference to the drawings. In addition, this invention is not limited by this embodiment. In addition, components in the following embodiments include components that can be easily replaced by those skilled in the art, or components that are substantially the same.
以下、携帯用バンドソー100の構成を説明するにあたり、本体部10の長手方向を前後方向とし、開口部10nから駆動部30側に向けた方向を「後」方向、後方向の反対方向を「前」方向とする。また、本体部10に対してハンドル部40が延びる方向を上下方向とし、本体部10からハンドル部40に向けた方向を「上」方向、ハンドル部40から本体部10に向けた方向を「下」方向とする。また、後方から前方を見た場合の左方を「左」方向とし、右方を「右」方向とする。さらに、本体部10から駆動部30が突出する方向を「M」方向とし、M方向の反対方向を「S」方向とする。また、MS方向に直交する方向のうち、本体部10の開口部10nが形成される方向を「L」方向とし、L方向の反対方向を「K」方向とする。
Hereinafter, in describing the configuration of the portable band saw 100, the longitudinal direction of the
図1から図5は、本実施形態に係る携帯用バンドソー100の一例を示す図である。図1は斜視図であり、図2はM側から見た図であり、図3はL側から見た図、図4は前側から見た図、図5はS側から見た図である。図1から図5に示す携帯用バンドソー100は、例えば持ち運び可能なバンドソーである。携帯用バンドソー100は、本体部10と、帯鋸刃20と、駆動部30と、ハンドル部40と、フック50と、バッテリ装着部60とを備える。
1 to 5 are diagrams showing an example of a portable band saw 100 according to this embodiment. 1 is a perspective view, FIG. 2 is a view from the M side, FIG. 3 is a view from the L side, FIG. 4 is a view from the front side, and FIG. 5 is a view from the S side. . The portable band saw 100 shown in FIGS. 1 to 5 is, for example, a portable band saw. A
携帯用バンドソー100は、例えばバッテリ70を電源として作動する。バッテリ70としては、例えば電動工具用バッテリが用いられる。バッテリ70は、充電式であってもよい。バッテリ70は、バッテリ装着部60に装着される。携帯用バンドソー100は、バッテリ70以外の電源によって作動する構成であってもよい。
The portable band saw 100 operates using, for example, a
本体部10は、前後方向に長手方向を有する長円状又は楕円状の形状を有する。本体部10は、フレーム11と、カバー12とを有する。フレーム11は、本体部10のM側に配置される。フレーム11は、例えばアルミニウム、マグネシウム等の軽金属により形成される。本実施形態において、フレーム11は、例えばアルミダイキャスト製である。このため、フレーム11は、軽量であり高い剛性を有している。フレーム11は、前後方向及びKL方向に平行な平面状のベース部分を含む。フレーム11のM側の取付面11fには、駆動部30、ハンドル部40、フック50及びバッテリ装着部60の各部が取り付けられる。また、フレーム11のM側の面には、後述のテンション調整機構16及びストッパプレート機構17が配置される。
The
カバー12は、ヒンジ部を介してフレーム11のS側に取り付けられ、フレーム11に対して開閉可能である。カバー12を閉じた状態において、フレーム11のS側は、カバー12に覆われた状態となる。カバー12は、例えばポリカーボネート、ナイロン等の樹脂材料を用いて形成される。カバー12は、例えばS側から見た場合(図5参照)、第1鋸車13及び第2鋸車14の一部が露出するように開口部12b、12cが設けられてもよい。
The
本体部10は、L側の端部に向けて開口部10nを有する。開口部10nには、帯鋸刃20が露出した状態で配置される。開口部10nは、携帯用バンドソー100による切断の対象となる部材の一部が収容される。開口部10nは、例えば矩形状に形成されるが、他の形状であってもよい。
The
本体部10には、ストッパプレート機構17(図1等参照)が設けられる。ストッパプレート機構17は、切断対象となる材料を支持する。ストッパプレート機構17により、材料が帯鋸刃20の回転によって移動することを規制する。したがって、ストッパプレート機構17は、開口部10nを移動する帯鋸刃20の移動方向の下流側、つまり本実施形態では、開口部10nの後方端部に配置される。
A stopper plate mechanism 17 (see FIG. 1, etc.) is provided in the
ストッパプレート機構17は、プレート部材17aと、ボルト軸部17bと、ツマミナット17cとを有する。プレート部材17aは、ボルト軸部17bを挿入可能な長穴部17dを有する。プレート部材17aは、長穴部17dにボルト軸部17bが挿入された状態で配置され、長穴部17dが形成される範囲でボルト軸部17bに対して位置を調整可能である。ボルト軸部17bは、本体部10の例えばフレーム11に固定される。ツマミナット17cは、ボルト軸部17bとの間でネジ接合可能である。
The
この構成により、ツマミナット17cとボルト軸部17bとでプレート部材17aを締結することで、プレート部材17aを固定できる。プレート部材17aの位置を変更する場合には、ツマミナット17cを緩め、プレート部材17aの位置を変更した後、再びツマミナット17cを締結する。このように、ストッパプレート機構17では、ボルト軸部17b及びナット17cプレート部材17aの位置を容易に調整可能となっている。
With this configuration, the
図6は、カバー12を開いた状態の一例を示す図であり、S側から見た構成を示している。図6に示すように、フレーム11は、第1鋸車13と第2鋸車14とを支持する。第1鋸車13と第2鋸車14との間には、帯鋸刃20が掛けられる。第1鋸車13は、駆動部30の駆動により、MS方向に平行な中心軸を中心に回転する。第2鋸車14は、帯鋸刃20が掛けられた状態で、第1鋸車13の回転に追従して、MS方向に平行な中心軸を中心に回転する。
FIG. 6 is a diagram showing an example of a state in which the
フレーム11は、縦壁部11aと、切り欠き部11nとを有する。縦壁部11aは、フレーム11の外周部分に設けられる。縦壁部11aは、帯鋸刃20の外周側を覆うように設けられる。
The
縦壁部11aは、直線部11pと、第1湾曲部11qと、第2湾曲部11rと、第3湾曲部11sと、第4湾曲部11tとを有する。直線部11pは、フレーム11の外周部分のうちのK側の端辺に沿った部分である。直線部11pは、前後方向に沿って延びている。
The
第1湾曲部11qは、直線部11pの後方端部に連続して接続される。第1湾曲部11qは、フレーム11の外周部分のうち後方端部に配置される部分である。第1湾曲部11qは、後方に突出するように湾曲している。つまり、第1湾曲部11qは、フレーム11の外周側に突出するように湾曲している。
The first
第2湾曲部11rは、直線部11pの前方端部に連続して接続される。第2湾曲部11rは、フレーム11の外周部分のうち前方端部に配置される部分である。第2湾曲部11rは、前方に突出するように湾曲している。つまり、第2湾曲部11rは、フレーム11の外周側に突出するように湾曲している。第2湾曲部11rは、例えば第1湾曲部11qに対して前後方向に対称となる形状とすることができる。
The second
第3湾曲部11sは、第1湾曲部11qのL側の端部に連続して接続される。第3湾曲部11sは、フレーム11の外周部分のうち第1湾曲部11qから切り欠き部11nまでの範囲に配置される。第3湾曲部11sは、L方向に突出するように湾曲している。つまり、第3湾曲部11sは、切り欠き部11nに至るまでフレーム11の外周側に突出するように湾曲している。
The third
第4湾曲部11tは、第2湾曲部11rのL側の端部に連続して接続される。第4湾曲部11tは、フレーム11の外周部分のうち第2湾曲部11rから切り欠き部11nまでの範囲に配置される。第4湾曲部11tは、L方向に突出するように湾曲している。つまり、第4湾曲部11tは、切り欠き部11nに至るまでフレーム11の外周側に突出するように湾曲している。
The fourth
このように、縦壁部11aは、直線部11pによる平面と、第1湾曲部11q、第2湾曲部11r、第3湾曲部11s及び第4湾曲部11tによる湾曲面とが連続して接続された形状を有する。このように、縦壁部11aは、段部や屈曲部が無い形状であるため、縦壁部11aの外側から外力を加えても変形しにくい。
Thus, in the
また、カバー12は、カバー側縦壁部12aと、切り欠き部12nとを有する。カバー側縦壁部12a及び切り欠き部12nは、フレーム11の縦壁部11a及び切り欠き部11nと対応する位置に配置される。つまり、カバー12を閉じた状態において、カバー側縦壁部12aは、フレーム11の縦壁部11aと重なった状態となる。また、カバー12を閉じた状態において、フレーム11の切り欠き部11nとカバー12の切り欠き部12nとにより、本体部10の開口部10nが形成される。
Further, the
カバー側縦壁部12aは、フレーム11の縦壁部11aと同様に、直線部12pと、第1湾曲部12qと、第2湾曲部12rと、第3湾曲部12sと、第4湾曲部12tとを有する。直線部12p、第1湾曲部12q、第2湾曲部12r、第3湾曲部12s及び第4湾曲部12tは、カバー12を閉じた状態において、フレーム11の直線部11p、第1湾曲部11q、第2湾曲部11r、第3湾曲部11s及び第4湾曲部11tに重なる位置及び形状が設定されている。カバー側縦壁部12aは、フレーム11の縦壁部11aよりも高い。例えば、第1鋸車13及び第2鋸車14が支持される支持面を基準とした高さについて、カバー側縦壁部12aは、フレーム11の縦壁部11aよりも高い。つまり、カバー側縦壁部12aの方が、フレーム11の縦壁部11aよりも、第1鋸車13及び第2鋸車14を高さ方向に覆う範囲が広い。
Similar to the
したがって、縦壁部11aと同様、カバー側縦壁部12aについても、直線部12pによる平面と、第1湾曲部12q、第2湾曲部12r、第3湾曲部12s及び第4湾曲部12tによる湾曲面とが連続して接続された形状を有する。このように、カバー側縦壁部12aは、段部や屈曲部が無い形状であるため、カバー側縦壁部12aの外側から外力を加えても変形しにくい。
Therefore, similarly to the
なお、フレーム11とカバー12との間は、フレーム11の係止凸部11dとカバー12の係止凹部12dとを係止させることで、カバー12を閉じた状態を保持できる。係止凸部11d及び係止凹部12dは、それぞれ縦壁部11a及びカバー側縦壁部12aとは異なる部分に配置されるため、縦壁部11a及びカバー側縦壁部12aの形状を、上記のような段部や屈曲部が無い形状とすることができる。
Note that the
帯鋸刃20は、第1鋸車13と第2鋸車14との間に掛けられる。帯鋸刃20は、例えば金属材料を用いて形成される。帯鋸刃20は、第1鋸車13及び第2鋸車14がMS方向に平行な中心軸を中心に回転することにより、第1鋸車13及び第2鋸車14の回転に伴って回転する。帯鋸刃20は、MS方向に垂直な平面に沿って回転する。つまり、帯鋸刃20の回転面は、MS方向に垂直な平面であり、本実施形態においてはフレーム11の取付面11fに平行な平面である。
The band saw
帯鋸刃20は、後述のテンション調整機構16により前後方向に引っ張られた状態で掛けられる。帯鋸刃20は、第1鋸車13の回転によって回転し、第2鋸車14に回転を伝達する。第2鋸車14は、帯鋸刃20の回転に連動して回転する。帯鋸刃20は、一部が本体部10の開口部10nから露出した状態で配置される。帯鋸刃20は、幅方向の一方の端部にカッター刃等の刃部が形成される。
The band saw
帯鋸刃20は、第1鋸車13及び第2鋸車14に掛けられる部分においては、幅方向がMS方向に沿って立った状態で配置される。一方、フレーム11のうち切り欠き部11nの前後方向の両側には、帯鋸刃20を案内する案内部18が配置される。案内部18は、第1案内部18a及び第2案内部18bを有する。第1案内部18aは、切り欠き部11nの後方に配置される。第2案内部18bは、切り欠き部11nの前方に配置される。第1案内部18a及び第2案内部18bは、それぞれ一対のローラによって帯鋸刃20を挟む構成である。第1案内部18a及び第2案内部18bで案内されることにより、帯鋸刃20のうち開口部10nから露出する部分がねじられた状態となる。帯鋸刃20の当該ねじられた部分は、上下方向に沿って立った状態で配置される。
The band saw
図7は、カバー12を開いた状態の一例を示す図であり、前側から見た構成を示している。図7では、図4に対してMS方向及びKL方向にそれぞれ反転した状態を示している。図7に示すように、縦壁部11aは、S方向の高さ位置h1が、第2鋸車14においてS方向の先端の高さ位置h2よりも低くなるように設けられる。図7では、第2鋸車14のみが示されているが、第1鋸車13においてS方向の先端の高さ位置は、高さ位置h2と同一又はほぼ同一である。したがって、縦壁部11aは、S方向の高さが、第1鋸車13及び第2鋸車14においてS方向の先端の高さよりも低くなるように設けられる。このため、フレーム11の高さを抑えられ、強度を確保しつつ軽量化を図ることができる。
FIG. 7 is a diagram showing an example of a state in which the
また、縦壁部11aは、S方向の高さ位置h1が帯鋸刃20のM側の端部よりもS側に配置される。このため、縦壁部11aは、帯鋸刃20のM側の端部を覆う位置に配置される。一方、図7に示す状態からカバー12を閉じる場合、カバー12は、フレーム11上に露出している部分を覆うことになる。また、カバー側縦壁部12aは、フレーム11の縦壁部11aと重なった状態となる。このため、カバー12は、閉じた状態において、帯鋸刃20の幅方向のS側の端部を覆う位置に配置される。このように、本実施形態では、帯鋸刃20の外周側を覆う外周部分として、縦壁部11a及びカバー側縦壁部12aが設けられる。
In addition, the
図8は、図6における状態から第1鋸車13、第2鋸車14及び帯鋸刃20を取り外した構成を示す図である。図8に示すように、フレーム11のS側の面には、第1支持部11b、第2支持部11c及びリブ15が設けられる。
FIG. 8 is a diagram showing a configuration in which the
第1支持部11bは、第1鋸車13を支持する。第1支持部11bは、フレーム11からS方向に突出する環状の壁部である。第1支持部11bは、M方向視において第1鋸車13に重なる領域に形成される。第2支持部11cは、第2鋸車14を支持する。第2支持部11cは、後述のテンション調整機構16の移動部材16dに対してKL方向の両側(L側及びK側)に配置され、前後方向に延びている。
The
リブ15は、フレーム11に前後方向に沿って形成される。リブ15は、KL方向に複数並んで配置される。リブ15は、基部15a、第1接続部15b及び第2接続部15cを有する。基部15aは、前後方向に沿って直線状に配置される。
The
第1接続部15bは、基部15aの後方端部に設けられる。第1接続部15bは、基部15aの後方端部から第1支持部11bに向けて配置される。第1接続部15bは、第1鋸車13の中心に向けて直線状に延びている。第2接続部15cは、基部15aの前方端部に設けられる。第2接続部15cは、基部15aの前方端部から第2支持部11cに向けて配置される。第2接続部15cは、第2鋸車14の中心に向けて直線状に延びている。第1支持部11bと第2支持部11cとの間がリブ15によって接続されることで、第1鋸車13と第2鋸車14との間の剛性が高められる。したがって、フレーム11は、第1鋸車13及び第2鋸車14を安定して支持可能となる。
The
図9は、図2におけるA-A断面に沿った構成を示す図であり、携帯用バンドソー100の一例を示す断面図である。図9に示すように、本体部10には、帯鋸刃20のテンションを調整するテンション調整機構16が設けられる。テンション調整機構16は、図9に示すように、レバー16aと、カム16bと、バネ部材16cと、移動部材16dとを有する。レバー16aを回転させることでカム16bが回転し、バネ部材16cを収縮させる。バネ部材16cの弾性力は、移動部材16dに対して前方に作用する。この弾性力により、第2鋸車14が前方に付勢された状態となる。
FIG. 9 is a diagram showing the configuration along the AA section in FIG. 2, and is a sectional view showing an example of the portable band saw 100. As shown in FIG. As shown in FIG. 9 , the
また、図9に示すように、駆動部30は、ステータ31及びロータ32を有する。駆動部30は、例えばバッテリ70から電力が供給される。ステータ31は、本体部10からM方向に突出した位置に配置される。ロータ32は、ステータ31からS方向に沿って延び、S方向の先端に設けられる連結部32aが本体部10の第1鋸車13に連結される。ロータ32が回転することで、ロータ32と一体で第1鋸車13が回転する。
Further, as shown in FIG. 9 , the
ハンドル部40は、切り欠き部11nを前後方向に跨ぐ状態でフレーム11に取り付けられる。ハンドル部40は、例えば使用者が一方の手で把持するメイングリップ部と、他方の手で把持するサブグリップ部とを有する。ハンドル部40には、各種の操作スイッチ、ボタン等が配置されてもよい。ハンドル部40は、フレーム11に対して上方に突出している。ハンドル部40の突出方向は、帯鋸刃20のうち開口部10nから露出する部分の切断面に平行である。したがって、使用者がハンドル部40を把持し、帯鋸刃20を切断対象部材に当接させた状態で、当該ハンドル部40の突出方向とは反対方向(下方)に向けて押し付けるようにする場合、当該押し付ける力の方向と帯鋸刃20の切断面の方向とが一致するため、切断対象部材を効率的に切断できる。
The
また、本実施形態において、フック50は、フレーム11のM側の取付面11fであって、前方の端部に配置される。フック50は、取付部58を介してフレーム11に取り付けられる。フック50は、例えばC字状に形成され、例えば第1部分51、第2部分52、第3部分53、第4部分54、第5部分55、第6部分56及び第7部分57を有する。
Further, in the present embodiment, the
第1部分51は、直線状であり、前後方向に沿って配置される。第1部分51の後方端部は、フック50の一端である。第1部分51は、フレーム11のうちハンドル部40に対して前方の位置であって、例えばK側の端部に配置される。第1部分51は、前方端部と後方端部とが突出した状態で取付部58に収容される。第1部分51は、取付部58の中心軸AXFを中心として回動可能である(図10、図11等参照)。取付部58の中心軸AXFは、MS方向及びKL方向について取付部58の中心を通り、前後方向に平行な直線である。第2部分52は、第1部分51の前方端部に接続される。第2部分52は、フレーム11の湾曲部11rに沿うように、前後方向に対してL側に傾いた方向に湾曲する。第3部分53は、直線状であり、第2部分52の前側端部に接続される。第4部分54は、第3部分53の前側端部に接続される。第4部分54は、フレーム11の湾曲部11rに沿うように、L方向及びM方向の合成方向に向けて湾曲する(図4等参照)。第5部分55は、直線状であり、第4部分54のL側端部に接続される。第5部分55は、L方向及びM方向の合成方向に向けて延びており、第2鋸車14の中心軸をL方向に超える位置まで配置される。第6部分56は、第5部分55のL方向の端部に接続され、後方に向けて湾曲する。第7部分57は、直線状であり、第6部分の後方端部に接続される。第7部分57は、後方端部に延びている。第7部分57の後方端部は、フック50における先端であり、第1部分51の一端(後方端部)に対する他端である。
The
フック50は、中心軸AXFを中心に第1部分51を回動させることにより、本体部10に支持されている部分を基点として、例えば収納姿勢(第2の姿勢)P0と突出姿勢(第1の姿勢)P1との間で姿勢を変更することが可能となる。フック50は、本体部10に支持されている部分が、本体部10の重心位置から離れた位置に配置される。この構成により、フック50を対象物に掛けた状態で本体部10が安定した姿勢となる。本実施形態において、収納姿勢P0は、フック50が本体部10の外郭から突出していない位置である。より具体的には、収納姿勢P0は、フック50の先端である第7部分57が、本体部10の外郭の内側であって本体部10の表面に沿うように配置される位置である。つまり、収納姿勢P0は、第7部分57がフレーム11のうち縦壁部11aで囲まれた内側の表面(取付面11f)に沿って配置される位置である。
By rotating the
また、本実施形態において、突出姿勢P1は、フック50が本体部10の外郭から突出する位置である。より具体的には、突出姿勢P1は、収納姿勢P0に配置されるフック50の先端である第7部分57が、中心軸AXFを中心として180°回転方向に移動する位置である。
Moreover, in the present embodiment, the protruding posture P1 is a position where the
フック50を収納姿勢P0に配置することにより、作業時に外部と干渉しないようにすることができるため、作業を円滑に行うことができる。また、突出姿勢P1は、フック50が本体部10の外郭から突出する位置である。フック50を突出姿勢P1に配置することにより、フック50を外部の配管等に掛けることが可能となる。
By arranging the
図10は、図2におけるB-B断面に沿った構成を示す図であり、フック50の第1部分51及び取付部58の断面構成を示している。図10に示すように、取付部58の内部には、バネ部材59が設けられる。バネ部材59は、例えばコイルばねであり、内部に第1部分51が貫通した状態で配置される。
FIG. 10 is a diagram showing the configuration along the BB section in FIG. 2, and shows the cross-sectional configuration of the
第1部分51は、後方端部が取付部58の後方に突出した状態で配置される。第1部分51の後方端部には、径方向に同軸で双方向に突出する2つの第1突起部51a,51aが設けられる。第1突起部51a,51aは、取付部58の内周面よりも径方向の外側に突出した状態である。この構成では、フック50が前方に引っ張られ、第1突起部51a,51aが取付部58の後方端部に係止されるため、フック50が取付部58から抜けることを防止できる。
The
また、第1部分51のうち取付部58に収容される部分には、タブ51b,51bが設けられる。タブ51b,51bは、取付部58における前方端部より前方において、第1部分51の側面に点対称の位置に設けられる。具体的には、径方向に突出し、その突出方向に直交する方向に平板な形状になっている。第1突起51a,51aとタブ51b,51bの間の第1部分51の周囲にスリーブ51cが設けられている。スリーブ51cと後方端部の壁部との間でバネ部材59を支持する。バネ部材59は、スリーブ51cと壁部58cとの間で収縮した状態、つまり、スリーブ51c及び内面58cに対して弾性力を付与した状態で配置される。この弾性力により、第2突起部51bが前方に押され、第1突起部51a,51aが取付部58の後方端部に形成された状態となる。
Further,
図11は、図2におけるC-C断面に沿った構成を示す図であり、フック50の取付部58を後方から見た場合の一例を示している。図11に示すように、取付部58の後方端部には、KL方向に沿った第1溝部58a,58aと、MS方向に沿った第2溝部58b,58bとが形成される。第1溝部58a,58a及び第2溝部58b,58bは、例えば深さ方向にV字状に傾く傾斜面を有する。
FIG. 11 is a diagram showing the configuration along the CC cross section in FIG. 2, and shows an example of the mounting
第1部分51の後方端部には、径方向に突出した第1突起51a,51aが設けられる。第1突起部51a,51aは、第1溝部58a,58a又は第2溝部58b,58bに収容可能な寸法に形成される。第1部分51を、取付部58の中心軸AXFを中心として回動させることにより、第1突起部51a,51aを第1溝部58a,58a又は第2溝部58b,58bに収容することが可能となる。第1突起部51a,51aを第1溝部58a,58a又は第2溝部58b,58bに収容させることにより、節度感を持たせることができ、所定角度についてすばやい位置決めが可能になる。本実施形態では、第1突起部51a,51aを第1溝部58a,58aに収容させることにより、フック50を収納姿勢P0又は突出姿勢P1に配置することが可能である。
A rear end portion of the
なお、フック50が収納姿勢P0に配置される場合と、突出姿勢P1に配置される場合とで、第1部分51の両側の第1突起部51a,51aが前後方向に平行な軸回りに180°ずれた位置に配置される。また、第1突起部51a,51aを第2溝部58b,58bに収容させることにより、フック50をM方向に立てた状態で保持することが可能である。本実施形態において、第2溝部58b,58bは、設けられなくてもよい。第1突起部51a,51aを第1溝部58a,58a又は第2溝部58b,58bに収容することにより、外力によって前後方向に平行な軸回りにフック50の姿勢が変更されることを抑制できる。
It should be noted that the
フック50の姿勢を変更する場合、まず、中心軸AXFを中心にフック50を回動させる。フック50の回動により、第1部分51の第1突起部51a,51aがバネ部材59の弾性力に抗してV状の第1溝部58a,58a又は第2溝部58b,58bを乗り上げる。この状態で、中心軸AXFを中心にフック50を更に回動させることで、中心軸AXFを中心とするフック50の回動位置が変更される。フック50の回動位置を調整することで、例えばフック50の先端である第7部分57の位置が調整可能である。
When changing the posture of the
フック50を回動する際、第1突起部51a,51aが第1溝部58a,58a又は第2溝部58b,58bの位置に到達する場合がある。この場合、バネ部材59の弾性力に従って第1突起部51a,51aが第1溝部58a,58a又は第2溝部58b,58bに収容される。これにより、フック50が回動方向にずれることが抑制される。
When rotating the
図12は、携帯用バンドソー100の使用形態の一例を示す図である。図12に示すように、携帯用バンドソー100では、フック50を使用する場合、当該フック50を突出姿勢P1に配置する。フック50を突出姿勢P1に配置した状態において、フック50を外部の対象物Qに掛けることにより、携帯用バンドソー100が対象物Qに掛けられた状態となる。
FIG. 12 is a diagram showing an example of usage of the portable band saw 100. As shown in FIG. As shown in FIG. 12, in the portable band saw 100, when using the
本実施形態では、フック50の第1部分51が本体部10のうちハンドル部40に対して前方の位置に配置され、第7部分57が後方に向けて配置される。したがって、フック50を突出姿勢P1に配置させ、ハンドル部40を把持した状態で外部に掛けようとする場合、ハンドル部40に対して鉛直方向の上方にフック50が配置され、鉛直方向の下方に向けて第7部分57が配置される。このため、ハンドル部40を把持した状態でフック50が外部に掛けやすい位置に配置されることになる。
In this embodiment, the
また、携帯用バンドソー100を用いて切断作業を行う場合、対象物Qからフック50を外し、フック50の位置を突出姿勢P1から収納姿勢P0に配置する。その後、駆動部30を作動させて帯鋸刃20を回転させる。これにより、フック50が外部と干渉することなく、円滑に切断作業を行うことが可能となる。
When the portable band saw 100 is used for cutting, the
図13及び図14は、駆動部30を冷却する態様を説明するための図である。図13は携帯用バンドソー100の後部の一部を拡大して示す図である。図14は、図13におけるX-X断面に沿った構成を示す断面図である。
13 and 14 are diagrams for explaining a mode of cooling the
図14に示すように、駆動部30は、ロータ32に固定されたファン32bを有する。ファン32bは、ロータ32と一体で回転する。ファン32bが回転することにより、ステータ31側の空気が排気部35から排出される。これにより、ステータ31が配置される空間に負圧が形成される。この負圧により、駆動部30の吸気部33からステータ31側に空気が取り込まれ、排気部35に至る空気Aの流れが形成される。
As shown in FIG. 14, the driving
駆動部30の内部は、ダクト部36を介してバッテリ装着部60側に連通される。ダクト部36は、バッテリ装着部60の内部に向けて開口する開口部36aを有する。バッテリ装着部60は、空気を取り込む吸気部61を有する。バッテリ装着部60は、内部にコントローラ62を有する。コントローラ62は、駆動部30の動作を制御する。
The inside of the driving
駆動部30の内部が負圧になることで、吸気部61からバッテリ装着部60の内部に空気Aが取り込まれ、コントローラ62を冷却する。コントローラ62を冷却した空気Aは、開口部36aからダクト部36内に流れ、合流部34を経由して駆動部30の内部に流れ込む。合流部34から駆動部30の内部に流れ込んだ空気は、吸気部33から取り込まれた空気と合流して、ファン32bによって排気部35から排出される。
When the inside of the
以上のように、本実施形態に係る携帯用バンドソー100は、駆動部30の駆動により回転可能な無端状の帯鋸刃20を支持する本体部10と、本体部10に設けられ、姿勢を変更可能なフック50とを備える。
As described above, the portable band saw 100 according to the present embodiment includes the
この構成によれば、フック50の姿勢が変更可能であるため、作業環境又は収納環境等に応じてフック50を好適な姿勢に設定することができる。これにより、携帯用バンドソー100を用いて切断作業を円滑に行うことができる。
According to this configuration, since the posture of the
本実施形態に係る携帯用バンドソー100において、フック50は、本体部10の外郭から突出する突出姿勢P1と、本体部10の外郭から突出していない収納姿勢P0との間で姿勢を変更可能である。この構成では、フック50を収納姿勢P0に配置することにより、作業時に外部と干渉しないようにすることができるため、作業を円滑に行うことができる。フック50を突出姿勢P1に配置することにより、フック50を外部の配管等に掛けることが可能となる。
In the portable band saw 100 according to the present embodiment, the
本実施形態に係る携帯用バンドソー100において、フック50は、収納姿勢P0に配置される場合、本体部10の外郭の内側であって本体部10の表面に第7部分57が沿うように配置される。この構成では、フック50を収納姿勢P0に配置する場合に作業時に外部と干渉しないようにすることができるため、作業を円滑に行うことができる。
In the portable band saw 100 according to the present embodiment, the
本実施形態に係る携帯用バンドソー100において、フック50は、中心軸AXFに沿った第1部分51を一端に有し、第1部分51が中心軸AXFを中心に回動可能となるように本体部10に取り付けられ、中心軸AXFを中心に回動させることで突出姿勢P1と収納姿勢P0とを切り替え可能である。この構成では、容易な操作で突出姿勢P1と収納姿勢P0とを切り替えることができる。
In the portable band saw 100 according to this embodiment, the
本実施形態に係る携帯用バンドソー100において、本体部10は、前後方向について所定の範囲に亘ってハンドル部40を有し、フック50は、第1部分51が本体部10のうちハンドル部40に対して前後方向の前方の位置に配置され、第1部分51とは異なる他方の端部である第7部分57が後方を向いて配置される。この構成では、ハンドル部40を把持した状態で外部に掛けようとする場合、ハンドル部40に対して鉛直方向の上方にフック50が配置され、鉛直方向の下方に向けて第7部分57が配置される。このため、ハンドル部40を把持した状態でフック50が外部に掛けやすい位置に配置されることになる。
In the portable band saw 100 according to this embodiment, the
図15から図19は、他の実施形態に係る携帯用バンドソー200の一例を示す図である。図15は斜視図であり、図16及び図17は前側から見た図であり、図18及び図19はL側から見た図である。図15から図19に示す携帯用バンドソー200は、フック150の構成が上記実施形態とは異なっており、他の構成については上記実施形態と同様である。したがって、以下では、フック150の構成を中心に説明する。
15 to 19 are diagrams showing an example of a
図15に示すように、フック150は、例えばC字状に形成され、例えば第1部分151、第2部分152、第3部分153、第4部分154、第5部分155、第6部分156を有する。
As shown in FIG. 15, the
第1部分151は、直線状であり、前後方向に沿って配置される。第1部分151は、フレーム11のうちハンドル部40に対して前方の位置であって、L側の端部に配置される。第1部分151の後方端部は、フック150の一端である。第1部分151は、取付部157に収容される。第1部分151は、上記実施形態と同様、取付部157の所定の中心軸(不図示)を中心として回動可能である。取付部157の中心軸は、MS方向及びKL方向について取付部157の中心を通り、前後方向に平行な直線である。第2部分152は、第1部分151の前方端部に接続される。第2部分152は、フレーム11の湾曲部11t(図6等を対比参照)に沿うように、前後方向に対してK方向及びM方向の合成方向に向けて方向に湾曲する。第3部分153は、直線状であり、第2部分152の前側端部に接続される。第4部分154は、第3部分153の前側端部に接続される。第4部分154は、フレーム11の湾曲部11rに沿うように、K方向に向けて湾曲する。第5部分155は、第4部分154のK側端部に接続される。第5部分155は、第2鋸車14の中心軸をK方向に超えるように後方に向けて湾曲する。第6部分156は、直線状であり、第5部分155の後方端部に接続される。第6部分156は、後方端部に延びている。第6部分156の後方端部は、フック150における先端であり、第1部分151の一端(後方端部)に対する他端である。
The
フック150は、中心軸を中心に第1部分151を回動させることにより、例えば収納姿勢P0と突出姿勢P2との間で姿勢を変更することが可能となる。本実施形態において、収納姿勢P0は、フック150が本体部10の外郭から突出していない位置である。より具体的には、収納姿勢P0は、図16及び図18に示すように、フック150の先端である第6部分156が、本体部10の外郭の内側であって本体部10の表面に沿うように配置される位置である。つまり、収納姿勢P0は、第6部分156がフレーム11のうち縦壁部11aで囲まれた内側の表面(取付面11f)に沿って配置される位置である。フック50を収納姿勢P0に配置することにより、作業時に外部と干渉しないようにすることができるため、作業を円滑に行うことができる。
By rotating the
また、本実施形態において、突出姿勢P2は、フック150が本体部10の外郭から突出する位置である。より具体的には、突出姿勢P2は、図17及び図19に示すように、収納姿勢P0に配置されるフック150の先端である第6部分156が、中心軸AXFを中心として90°回転方向に移動する位置である。つまり、突出姿勢P2は、フック150がフレーム11の取付面11fに対してM方向に立った位置である。
Further, in the present embodiment, the protruding posture P2 is a position where the
フック150を突出姿勢P2に配置することにより、例えばバッテリ70を外した状態で、フック150の第6部分156と、ハンドル部40のサブグリップ41のM側端部と、駆動部30のM側端部とを脚部として、所定の床面R上に携帯用バンドソー200を倒立させることができる。この場合、床面R側とは反対側にカバー12を配置した状態で、床面R上に携帯用バンドソー200を載置することができる。したがって、作業者は、例えばカバー12を開き、帯鋸刃20等の交換を容易に行うことができる。
By arranging the
以上のように、本実施形態に係る携帯用バンドソー200において、本体部10は、フック50が取り付けられる取付面11fを含むフレーム11と、取付面11fとは反対側に配置され帯鋸刃20を覆う開閉可能なカバー12とを有し、突出姿勢P2は、フック150の一部が取付面11fに対して立った位置であってフック150の一部を脚部として本体部10を倒立可能とする倒立位置を含む。
As described above, in the portable band saw 200 according to the present embodiment, the
この構成によれば、フレーム11のS側が床面Rに対して鉛直方向の上方を向いた姿勢となる。したがって、帯鋸刃20の交換又は帯鋸刃20のテンションの調整等のメンテナンスを容易に行うことができる。
According to this configuration, the S side of the
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。例えば、上記実施形態では、フック50、150が本体部10の取り付け位置の中心軸を中心として回転させることで姿勢を変更させる構成を例に挙げて説明したが、これに限定されない。フックは、本体部10に対して伸縮させることで姿勢を変更させる構成であってもよい。
The technical scope of the present invention is not limited to the above embodiments, and modifications can be made as appropriate without departing from the scope of the present invention. For example, in the above-described embodiment, the
また、上記実施形態では、フック50、150がフレーム11におけるKL方向の端部に配置された構成を例に挙げて説明したが、これに限定されない。フックは、例えばフレーム11のうちKL方向の中央部分(例えば、帯鋸刃20の内側)よりも外側の領域において、端部以外の位置に配置される構成であってもよい。
Further, in the above-described embodiment, the configuration in which the
また、上記実施形態では、縦壁部11a及びカバー側縦壁部12aの両方が、外周側に向けて突出する湾曲面と平面とが連続して接続された形状を有する構成を例に挙げて説明したが、これに限定されない。縦壁部11a及びカバー側縦壁部12aの一方のみが、外周側に向けて突出する湾曲面と平面とが連続して接続された形状を有する構成であってもよい。
In the above-described embodiment, both the
また、上記実施形態では、フレーム11の外周部分の形状が縦壁部11aである場合を例に挙げて説明したが、これに限定されない。フレーム11の外周部分は、強度が確保される構成であれば、例えば格子等のように、壁状とは異なる構成であってもよい。
Further, in the above embodiment, the case where the outer peripheral portion of the
A…空気、P0…収納姿勢、P1,P2…突出姿勢、Q…対象物、R…床面、h1,h2…位置、AXF…中心軸、10…本体部、10n,12b,12c,36a…開口部、11…フレーム、11a…縦壁部、11b…第1支持部、11c…第2支持部、11d…係止凸部、11f…取付面、11n,12n…切り欠き部、11p,12p…直線部、11q,12q…第1湾曲部、11r,12r…第2湾曲部、11s,12s…第3湾曲部、11t,12t…第4湾曲部、12…カバー、12a…カバー側縦壁部、12d…係止凹部、13…第1鋸車、14…第2鋸車、15…リブ、15a…基部、15b…第1接続部、15c…第2接続部、16…テンション調整機構、16a…レバー、16b…カム、16c,59…バネ部材、16d…移動部材、17…ストッパプレート機構、17a…プレート部材,ナット17cプレート部材、17b…ボルト軸部、17c…ツマミナット、17d…長穴部、18…案内部、18a…第1案内部、18b…第2案内部、20…帯鋸刃、30…駆動部、31…ステータ、32…ロータ、32a…連結部、32b…ファン、33,61…吸気部、34…合流部、35…排気部、36…ダクト部、40…ハンドル部、50,150…フック、51,151…第1部分、51a…第1突起部、51b…タブ、51c…スリーブ、52,152…第2部分、53,153…第3部分、54,154…第4部分、55,155…第5部分、56,156…第6部分、57…第7部分、58,157…取付部、58a…第1溝部、58b…第2溝部、58c…壁部,内面、60…バッテリ装着部、62…コントローラ、70…バッテリ、100,200…携帯用バンドソー
A... air, P0... storage position, P1, P2... projecting position, Q... object, R... floor surface, h1, h2... position, AXF... center axis, 10... body part, 10n, 12b, 12c, 36a...
Claims (6)
前記駆動部の駆動により回転可能な無端状の帯鋸刃と、
前記駆動部を支持し、前記帯鋸刃を回転可能な状態で支持するフレームである本体部と、
前記本体部の外殻に設けられ、前記本体部に支持されている部分を基点として、姿勢を変更可能であるフックと
を備え、
前記フックは、前記本体部から突出した部分を対象物に掛けることができる第1の姿勢と、前記第1の姿勢よりも、前記本体部側に配置された第2の姿勢とに変更可能であり、
前記フックは、前記第1の姿勢が前記本体部の外郭から突出する姿勢であり、前記第2の姿勢が前記本体部の外郭から突出していない姿勢であり、
前記本体部の長手方向において、前記駆動部が配置されている端部とは反対側の端部に配置され、
前記基点が、前記本体部の長手方向において、伸びる直線の回転軸であり、
前記フックは、前記反対側の端部となる部分が、前記対象物にかける部分である携帯用バンドソー。 a drive unit;
an endless band saw blade rotatable by driving the drive unit;
a body portion which is a frame that supports the drive portion and supports the band saw blade in a rotatable state;
a hook that is provided on the outer shell of the main body and that can change its posture with the portion supported by the main body as a base point,
The hook can be changed between a first posture in which the portion protruding from the main body can be hung on an object, and a second posture in which the hook is arranged closer to the main body than the first posture. Yes,
the hook is a posture in which the first posture is a posture protruding from the outer shell of the main body, and the second posture is a posture in which the hook is not protruding from the outer shell of the main body;
arranged at the end opposite to the end where the drive unit is arranged in the longitudinal direction of the main body,
The base point is a linear rotation axis extending in the longitudinal direction of the main body,
The portable band saw, wherein the hook is hooked to the object at the opposite end .
請求項1に記載の携帯用バンドソー。 The portable band saw according to claim 1 , wherein the second posture is a posture in which the hook is disposed inside the outer shell of the main body and the tip thereof is arranged along the surface of the main body.
請求項1又は請求項2に記載の携帯用バンドソー。 The hook has at one end a linear portion along a predetermined central axis, and is attached to the main body so that the linear portion is rotatable about the central axis. The portable band saw according to claim 1 or 2, wherein the first posture and the second posture can be switched by moving.
前記フックは、前記直線部が前記本体部のうち前記ハンドル部に対して前記第1方向の一方側の位置に配置され、前記直線部とは異なる他方の端部が前記第1方向の他方側を向いて配置される
請求項3に記載の携帯用バンドソー。 The main body has a handle over a predetermined range in the first direction,
The hook has the linear portion arranged at a position on one side of the main body portion in the first direction with respect to the handle portion, and the other end different from the linear portion is located on the other side in the first direction. 4. A portable bandsaw according to claim 3 , arranged facing the
前記突出する姿勢は、前記フックの一部が前記取付面に対して立った位置であって前記フックの一部を脚部として前記本体部を倒立可能とする倒立位置を含む
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の携帯用バンドソー。 The main body has a frame including a mounting surface to which the hook is mounted, and an openable and closable cover disposed on the opposite side of the mounting surface and covering the band saw blade,
The protruding posture includes an inverted position in which a portion of the hook stands with respect to the mounting surface and the body portion can be inverted using a portion of the hook as a leg. Item 5. Portable band saw according to any one of Item 4 .
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の携帯用バンドソー。 The portable band saw according to any one of claims 1 to 5 , wherein the hook is arranged such that a portion supported by the main body is away from the center of gravity of the main body.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019035409A JP7278104B2 (en) | 2019-02-28 | 2019-02-28 | portable band saw |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019035409A JP7278104B2 (en) | 2019-02-28 | 2019-02-28 | portable band saw |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020138274A JP2020138274A (en) | 2020-09-03 |
JP7278104B2 true JP7278104B2 (en) | 2023-05-19 |
Family
ID=72264231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019035409A Active JP7278104B2 (en) | 2019-02-28 | 2019-02-28 | portable band saw |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7278104B2 (en) |
Citations (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003326476A (en) | 2002-05-08 | 2003-11-18 | Illinois Tool Works Inc <Itw> | Power tool |
JP2004090216A (en) | 2003-09-29 | 2004-03-25 | Hitachi Koki Co Ltd | Portable tool |
US20040148786A1 (en) | 2003-12-22 | 2004-08-05 | Achterberg Nicholas E. | Band saw hook |
US20050188550A1 (en) | 2004-02-20 | 2005-09-01 | Nancy Uehlein-Proctor | Band saw |
JP2007260795A (en) | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Makita Corp | Portable band saw |
JP2008126389A (en) | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Hitachi Koki Co Ltd | Power tool |
JP2009166212A (en) | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Hitachi Koki Co Ltd | Portable band saw machine |
JP2012115945A (en) | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Hitachi Koki Co Ltd | Portable cutter |
JP2015208830A (en) | 2014-04-30 | 2015-11-24 | 日立工機株式会社 | Band sawing machine |
JP2016140939A (en) | 2015-01-30 | 2016-08-08 | 日立工機株式会社 | Band saw |
JP2016147339A (en) | 2015-02-12 | 2016-08-18 | 株式会社マキタ | Band saw cutting machine |
US20170358909A1 (en) | 2016-06-08 | 2017-12-14 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Tool Having an Inclined Handle |
JP2018034251A (en) | 2016-08-31 | 2018-03-08 | 日立工機株式会社 | Band saw |
JP2018099742A (en) | 2016-12-19 | 2018-06-28 | 株式会社マキタ | Portable processing machine |
JP2018533494A (en) | 2015-11-16 | 2018-11-15 | レクソン インダストリアル コーポレーション.,リミテッド. | Folding slide miter saw |
-
2019
- 2019-02-28 JP JP2019035409A patent/JP7278104B2/en active Active
Patent Citations (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003326476A (en) | 2002-05-08 | 2003-11-18 | Illinois Tool Works Inc <Itw> | Power tool |
JP2004090216A (en) | 2003-09-29 | 2004-03-25 | Hitachi Koki Co Ltd | Portable tool |
US20040148786A1 (en) | 2003-12-22 | 2004-08-05 | Achterberg Nicholas E. | Band saw hook |
US20050188550A1 (en) | 2004-02-20 | 2005-09-01 | Nancy Uehlein-Proctor | Band saw |
JP2007260795A (en) | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Makita Corp | Portable band saw |
JP2008126389A (en) | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Hitachi Koki Co Ltd | Power tool |
JP2009166212A (en) | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Hitachi Koki Co Ltd | Portable band saw machine |
JP2012115945A (en) | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Hitachi Koki Co Ltd | Portable cutter |
JP2015208830A (en) | 2014-04-30 | 2015-11-24 | 日立工機株式会社 | Band sawing machine |
JP2016140939A (en) | 2015-01-30 | 2016-08-08 | 日立工機株式会社 | Band saw |
JP2016147339A (en) | 2015-02-12 | 2016-08-18 | 株式会社マキタ | Band saw cutting machine |
JP2018533494A (en) | 2015-11-16 | 2018-11-15 | レクソン インダストリアル コーポレーション.,リミテッド. | Folding slide miter saw |
US20170358909A1 (en) | 2016-06-08 | 2017-12-14 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Tool Having an Inclined Handle |
JP2018034251A (en) | 2016-08-31 | 2018-03-08 | 日立工機株式会社 | Band saw |
JP2018099742A (en) | 2016-12-19 | 2018-06-28 | 株式会社マキタ | Portable processing machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020138274A (en) | 2020-09-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10953482B2 (en) | Shoe accessory for a saw | |
US10286519B2 (en) | Power tool | |
US10099341B2 (en) | Power tool | |
US9701035B2 (en) | Adjustable locking shoe | |
US20110308095A1 (en) | Portable cutting machine | |
CN105290504B (en) | For cutting the handheld band saw of workpiece | |
US8549759B2 (en) | Adjustable shoe for a power tool | |
US9561569B2 (en) | Wobble drive for an oscillating tool | |
US9561552B2 (en) | Tool machine with an output spindle that moves back and forth | |
US10946462B2 (en) | Portable band saw | |
US20130333228A1 (en) | Cutting tool | |
US20140007436A1 (en) | Power tool including an anti-vibration handle | |
WO2014008873A1 (en) | Portable cutting tool | |
US9084396B2 (en) | Handheld power working machine | |
JP7356231B2 (en) | portable bandsaw | |
JP7278104B2 (en) | portable band saw | |
JP6404138B2 (en) | Band saw cutting machine | |
US9656380B2 (en) | Power tool with accessory change tool storage | |
JP6924577B2 (en) | Jigsaw | |
US20210129242A1 (en) | Portable band saw | |
JP4970609B2 (en) | Portable cutting machine | |
JP2013247888A (en) | Portable working machine | |
JP4451262B2 (en) | Hedge trimmer | |
JP5707057B2 (en) | Handheld power work machine | |
CN113909567A (en) | Cutting tool |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211119 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220921 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221025 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221226 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230425 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230509 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7278104 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |