JP7277151B2 - image forming device - Google Patents
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Description
本発明は、視線検出技術を採用したプリンタ、複写機、ファクシミリあるいは複合機などの画像形成装置に関する。 The present invention relates to an image forming apparatus such as a printer, a copying machine, a facsimile machine, or a multi-function machine that employs line-of-sight detection technology.
最近では操作者(ユーザ)の利便性を向上すべく、操作者の視線を検出する視線検出技術を採用した画像形成装置が提案されている(特許文献1)。従来の装置では、表示装置に向けられた操作者の視線を検出することに応じて、表示装置に表示された表示を変更する制御が行われている(所謂、視線入力)。 Recently, in order to improve the convenience of an operator (user), there has been proposed an image forming apparatus that employs a line-of-sight detection technique for detecting the line of sight of an operator (Patent Document 1). In a conventional device, control is performed to change the display displayed on the display device according to detection of the operator's line of sight directed toward the display device (so-called line-of-sight input).
しかしながら、従来では視線検出技術を採用しているにも関わらず、画像形成装置としての使い勝手が良くなかった。即ち、上記したような視線入力を可能とするためには、操作者の視線を検出する必要がある。上記の特許文献1に記載の装置の場合、操作者の瞳孔や角膜反射点などの基準点を求めることで操作者の視線を検出している。それ故、操作者毎に基準点を計測し終わるまでは視線を検出することが難しいために、操作者は視線による入力操作を正しく行うことができない。しかしながら、従来では、基準点の計測が終わり視線入力可能であるか否かを操作者が知るべきすべがなかったために、操作者は視線入力を開始してよいかがわからずユーザの利便性が損なわれていた。そこで、画像形成装置において視線検出技術を採用した構成であって、操作者にとってより使い勝手のよい、つまりユーザの利便性のより高いものが望まれていたが、未だそのようなものは提案されていない。
However, although the conventional image forming apparatus employs the line-of-sight detection technology, it is not convenient for use as an image forming apparatus. That is, in order to enable the line-of-sight input as described above, it is necessary to detect the operator's line of sight. In the case of the apparatus described in
本発明は上記問題に鑑みてなされ、視線検出技術を採用した画像形成装置において、ユーザの利便性を向上させた画像形成装置の提供を目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide an image forming apparatus that employs line-of-sight detection technology and that improves user convenience.
本発明の一実施形態に係る画像形成装置は、記録材に画像を形成可能な画像形成部と、ユーザの視線による入力が可能なソフトウェアキーを表示可能な表示部と、物理的に設けられたハードウェアキーとを有する操作部と、ユーザの顔を撮像する撮像部と、前記撮像部に撮像されたユーザの顔の画像によって得られる撮像結果に基づいてユーザの視線を検出可能な状態に設定する設定モードと、前記設定モードの設定に基づいて検出されるユーザの視線による前記ソフトウェアキーに対する視線入力操作に従って前記ソフトウェアキーに対応する入力を受け付ける入力モードとを実行可能な制御部と、を備え、前記制御部は、前記入力モードにおいて、ユーザの視線が前記ソフトウェアキーに向いている場合に前記ソフトウェアキーに予め割り当てられた機能を前記表示部に表示させ、ユーザの視線が前記ハードウェアキーに向いている場合に前記ハードウェアキーに予め割り当てられた機能を前記表示部に表示させる、ことを特徴とする。 An image forming apparatus according to an embodiment of the present invention includes an image forming unit capable of forming an image on a recording material, a display unit capable of displaying software keys that can be input by a user's line of sight, and an image forming apparatus. an operation unit having hardware keys; an imaging unit for capturing an image of a user's face; and an input mode for receiving an input corresponding to the software key according to a line-of-sight input operation for the software key by a user's line of sight detected based on the setting of the setting mode. The control unit causes the display unit to display a function assigned in advance to the software key when the user's line of sight is directed toward the software key in the input mode, and the display unit displays the function assigned in advance to the software key when the user's line of sight is directed toward the hardware key. A function assigned in advance to the hardware key is displayed on the display unit when the user is oriented .
本発明によれば、視線検出技術を採用した画像形成装置において、ユーザの利便性を向上させることができる。 According to the present invention, user convenience can be improved in an image forming apparatus that employs line-of-sight detection technology.
<画像形成装置>
まず、本実施形態の画像形成装置について、図1を用いて説明する。図1に示す画像形成装置50は、電子写真方式のタンデム型のフルカラープリンタである。画像形成装置50は、装置本体50aに接続された原稿読取装置601あるいは装置本体50aに接続されたコンピュータ等の外部端末(不図示)から送られる画像データに基づいて、トナー像を記録材P(用紙、OHPシートなどのシート材など)に形成する。
<Image forming apparatus>
First, the image forming apparatus of this embodiment will be described with reference to FIG. The
原稿読取装置601は、原稿を載置可能な原稿台を有し、原稿台に載置された原稿を読み取り可能な読取装置610と、原稿を読取装置610へ搬送する原稿搬送装置611(Auto Document Feeder)とを有する。読取装置610には、主に不図示の第1読取部、原稿台ガラス、流し読みガラスとが設けられている。原稿搬送装置611は、読取装置610の原稿台ガラスに対して開閉可能になっている。原稿台ガラスに載置された原稿は、原稿台ガラスと対向して原稿搬送装置611に設けられる圧板部により押さえられ、原稿のコピーやスキャンの開始に応じて動作する第1読取部により画像が読み取られる。他方、原稿搬送装置611には、主に不図示の第2読取部や原稿搬送部とが設けられている。不図示のトレイ上に載置された原稿は、コピーやスキャンの開始に応じて動作する原稿搬送部によって読取装置610の流し読みガラス上へ送られて第1読取部により第1面の画像が読み取られ、第2読取部により第1面と反対の第2面の画像が読み取られる。そして、第1読取部や第2読取部により読み取られた画像は、画像データとして後述するレーザスキャナ6による感光ドラムa~d上への静電潜像の形成に用いられる。
The
画像形成装置50は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像を形成可能な画像形成部10を備えている。画像形成部10は、中間転写ベルト58の周方向に沿って配列された画像形成ユニット1a、1b、1c、1dを有している。画像形成ユニット1a~1dはそれぞれ、回転可能な感光ドラムa~dと、帯電器60と、現像器59とを有している。感光ドラムa~dは対応する帯電器60で帯電された後に、レーザスキャナ6から発せられる画像データに対応したレーザ光により走査露光される。これにより、感光ドラムa~dの表面に画像データに応じた静電潜像が形成される。そして、感光ドラムa~dに形成された静電潜像は、現像器59により現像剤を用いてトナー像に現像される。感光ドラムa~dに形成された各トナー像は、中間転写ベルト58の内周側にて各感光ドラムa~dに対向して配置された一次転写ローラ2a~2dに一次転写バイアスが印加されることにより、一次転写ニップ部N1で中間転写ベルト58に一次転写される。
The
無端ベルト状の中間転写ベルト58は、二次転写内ローラ51と張架ローラ52、53とによって張架されている。二次転写内ローラ51と中間転写ベルト58を挟んで対向する位置には二次転写外ローラ3aが配置され、中間転写ベルト58上のトナー像を記録材Pに二次転写するための二次転写ニップ部N2を形成している。
An endless
画像形成装置50の下部には、記録材Pが載置された給紙カセット4が配置されている。記録材Pは、給送ローラ8により給紙カセット4から1枚ずつ搬送路45に供給される。給紙カセット4から供給された記録材Pは、搬送路45を通って一対のレジストローラ9に送られる。レジストローラ9は、記録材Pを一旦受け止めて記録材Pの斜行を補正したうえで、各画像形成ユニット1a~1dにおける中間転写ベルト58へのトナー像の形成タイミングにあわせて、記録材Pを二次転写ニップ部N2に搬送する。そして、二次転写外ローラ3aに二次転写バイアスが印加されることにより、中間転写ベルト58上のトナー像が二次転写ニップ部N2で記録材Pに二次転写される。その後、記録材Pは定着前搬送路30を介して定着装置40に向けて搬送される。定着装置40では、記録材Pが定着ニップ部を形成するローラ対により挟持搬送されることに伴い、トナー像が加熱、加圧されて記録材Pに定着される。
A
記録材Pの片面だけにトナー像を形成する場合、定着装置40を通過した記録材Pは、正回転する排紙ローラ対11により排紙トレイ12上に排出される。他方、記録材Pの両面にトナー像を形成する場合、定着装置40を通過した記録材Pは正回転する排紙ローラ対11により搬送されるが、その搬送方向後端が反転ポイント42に達すると、両面搬送路47に向けスイッチバック搬送される。即ち、記録材Pの搬送方向後端が反転ポイント42に達すると、切り換えフラッパ46が切り換えられると共に、排紙ローラ対11の回転が正回転から逆回転に変わり、記録材Pは排紙トレイ12上に排出されることなく、両面搬送路47に送られる。両面搬送路47に送られた記録材Pは、搬送ローラ対13により搬送路45に戻され、片面へのトナー像形成時と同様の過程を経て、他方の面にもトナー像が形成される。そして、両面にトナー像が定着された記録材Pは、正回転する排紙ローラ対11により排紙トレイ12上に排出される。
When a toner image is formed on only one side of the recording material P, the recording material P that has passed through the
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置50は、人感センサ450を備えている。人感センサ450は、例えば画像形成装置50の周囲の温度変化を検出可能な赤外線を用いた温度変化検出方式のセンサである。即ち、操作者が画像形成装置50に近付いて人感センサ450により発せられる赤外線を横切るなどして周囲温度が変化した場合に、人感センサ450は操作者の所在を検出し得る。本実施形態の場合、操作者が画像形成装置50の前面側、詳しくは操作者が操作パネル700の前面に相対する位置にいるときにその所在を検出できるように、人感センサ450は操作パネル700に配置されている。本実施形態では人感センサ450の検出可能範囲を、例えば人感センサ450を頂点とし、人感センサ450の前方において略500mm程度で半径略300mmになる円錐状の範囲内とした。なお、人感センサ450は赤外線を用いた温度変化検出方式の熱センサに限らず、人の所在を検出できるセンサであればどのような方式のセンサを用いてもよい。
As shown in FIG. 1, the
<操作パネル>
また、本実施形態の画像形成装置50は操作パネル700を備えている。操作パネル700は、操作者が操作可能な操作子を有するもので、操作者が操作しやすいように装置本体50aの前面側に配置されている。操作パネル700は、例えばチルト機構やバリアングル機構などによって上下左右に角度調整可能に装置本体50aに設けられている。そのため、操作者は自身の顔と操作パネル700の前面とが相対するように、操作パネル700の向きを調整可能となっている。図2に、操作部としての操作パネル700の一例を示す。図2に示すように、操作パネル700は物理的に設けられたハードキー401を有するハード部400と、各種情報や後述のソフトキー403を含む各種画面を表示可能な表示部410と、内部に設けられた不図示の基板等を覆うパネルカバー710とを有する。パネルカバー710は、ハード部400と表示部410とを表面に露出させるように設けられている。本実施形態の場合、後述するように、操作パネル700のハード部400と表示部410とは、ユーザの視線による入力操作が可能なユーザインターフェースとして機能する。
<Operation panel>
Further, the
<ハード部>
ハード部400には、例えばプリントキー、コピーキー、テンキー、ストップキー、スタートキー、パワー(オンオフ)スイッチなどの、各種機能が割り当てられた物理的な操作子であるハードキー401が設けられている。本実施形態の場合、ハードキー401は例えば透過性のキーやボタンの裏側に発光用LED402(Light Emitting Diode)が配置されたバックライト付きの操作子である。即ち、ハードキー401を個別に光らせるために、発光用LED402が各ハードキー401に配置されている。なお、操作者が一見して各ハードキー401を区別できれば、発光用LED402の代わりに、ランプなどの発光素子が各ハードキー401の近傍に配設されていてもよい。
<Hardware>
The
上記したハードキー401にはそれぞれ、操作者による操作に応じて実行する各種機能が予め割り当てられていてもよい。一例として、プリントキーには、通常印刷に関する各種データの入力機能が割り当てられている。コピーキーには、画像形成装置50を複写機として使用する場合(複写モードと呼ぶ)における、複写印刷に関する各種データの入力機能が割り当てられている。具体的には、プリントキーやコピーキーが操作された場合、各種データの入力機能として例えば表示部410に各種データの入力を行うための入力画面を表示する機能が実行される。テンキーには、例えば印刷枚数などの数値を入力する入力機能が割り当てられている。ストップキーには、例えば実行中の画像形成ジョブを強制的に停止させる機能が割り当てられている。スタートキーには、複写モード時の原稿画像の読み取り動作を含め、画像形成ジョブの実行開始を指示する機能が割り当てられている。パワースイッチには、画像形成装置50の電源をオンオフする機能が割り当てられている。
Various functions to be executed according to operations by the operator may be assigned in advance to the
<表示部>
表示部410は、例えばハードキー401の操作に応じて入力された各種データや、装置の動作状況(ステータスなどと呼ばれる)といった各種情報、各種データを入力する入力画面などの各種画面を適宜に表示し得る。また、本実施形態の場合、表示部410はハードキー401などを模した仮想の操作子としてソフトキー403が表示可能である。図2ではソフトキー403として、例えば複写用のコピーボタン(COPY)、原稿読み取り開始用のスキャンボタン(SCAN)、FAX送信用のボタン(FAX)、これら以外の機能に関する設定画面などを表示させる設定ボタン(設定)等を例に示した。ソフトキー403が表示されている場合、操作者によるソフトキー403に対する表示部410へのタッチ操作に応じて、ソフトキー403に予め割り当てられている各種機能が実行される。つまり、表示部410は操作者によるタッチ操作可能なタッチパネル方式のディスプレイである。
<Display part>
The
詳しくは後述するように、本実施形態の場合、操作者は実際にハードキー401に触れて操作せずとも、ハードキー401に視線を向けることで、実際に触れて操作した場合と同様にハードキー401を操作可能としている(所謂、視線入力)。また、表示部410にソフトキー403が表示されている場合に、操作者はソフトキー403へのタッチ操作を行わずとも、操作したいソフトキー403に視線を向けることで、タッチ操作した場合と同様に操作可能、つまり視線入力可能としている。そうするために、本実施形態の画像形成装置50には、操作者の視線を検出するために用いる視線検出装置500が操作パネル700の一部であるパネルカバー710に設けられている。視線検出装置500が操作パネル700に設けられることで、操作パネル700の角度調整にあわせて操作者の視線をより正しく検出可能な位置に調整され得る。
As will be described later in detail, in the case of the present embodiment, even if the operator does not actually touch the
<視線検出装置>
図2に示すように、視線検出装置500は、カメラ510と近赤外線光源520とを有する。撮像部としてのカメラ510は、例えば赤外光による撮影が可能なオートフォーカス(AF)デジタルカメラであり、CMOSセンサやCCDセンサなどの撮像素子を有している。照射部としての近赤外線光源520は、例えば不可視光の近赤外線光を照射可能な照明装置であり、複数の近赤外線LEDなどの発光素子を有している。近赤外線光源520は画像形成装置50の前面で操作パネル700を操作する操作者に向け近赤外線光を照射可能に配置され、カメラ510は近赤外線光源520から照射される近赤外線光を受けた操作者の顔(より詳くは目)を撮影可能に配置されている。
<Gaze detection device>
As shown in FIG. 2 , line-of-
また、操作パネル700には、表示ランプ420、カメラ位置表示部421、スピーカ430、振動発生装置440が設けられている。カメラ位置表示部421は、カメラ510の撮影中に点灯することでカメラ510を操作者に見させるために所定位置に配置された、例えば単色(例えば赤色)のLED等である。表示ランプ420は、例えば装置の動作状況を光で操作者に知らせるための複数色のLED等である。表示ランプ420は、例えば装置が使用可能な状態であるときに緑色に点灯され、紙詰まりや故障などにより装置が使用不可の状態であるときに赤色に点灯される。スピーカ430は、例えば音声ガイドによる操作の案内や警告音などを発生可能な音発生手段である。表示ランプ420やスピーカ430が位置調整可能な操作パネル700に設けられると、操作者に対する報知が視覚や音により適切に行われやすくなるので、好ましい。さらに、操作パネル700には振動発生装置440が設けられており、振動発生装置440はハードキー401を個別に振動させ得る。
Further, the
<視線検出について>
ここで、上記した視線検出装置500を用いた操作者の視線検出について、図3及び図4を用いて簡単に説明する。視線検出装置500を用いた操作者の視線検出を可能とするためには、カメラ510により撮影された操作者のデータ(詳しくは目のデータ)を解析する必要がある。そこで、このデータの解析を行うために、後述する制御部300(詳しくは視線検出部330、図5参照)が設けられている。即ち、本実施形態では、視線検出装置500と後述する制御部300(詳しくは視線検出部330)とにより、操作者の視線を検出可能な視線検出手段が構成されている。
<About line-of-sight detection>
Here, detection of an operator's line of sight using the line of
視線検出は、角膜反射法や強膜反射法などの一般的に知られている視線検出法を採用してよく、本実施形態では角膜反射法を採用した。角膜反射法は、近赤外線光が照射された操作者の目の角膜Km表面の反射光の反射点761(プルキニエ像)の反射点中心761pと、眼球750の瞳孔760の瞳孔中心760pとを特定して、操作者の視線を検出する方式である。つまり、反射点中心761pの位置を基準点に、瞳孔中心760pの位置が捉えられることにより、操作者の視線の向きが検出され得る。瞳孔中心760pの位置を捉える方法には明瞳孔法と暗瞳孔法の二つがあり、明瞳孔法は瞳孔を明るくして位置を捉える方法であり、暗瞳孔法は瞳孔を暗くして位置を捉える方法である。本実施形態では、暗瞳孔法を採用した。
A commonly known line-of-sight detection method such as a corneal reflection method or a scleral reflection method may be used for line-of-sight detection, and the corneal reflection method is used in this embodiment. In the corneal reflection method, the
反射点中心761pの位置と瞳孔中心760pの位置の特定は、まず近赤外線光を照射した目の瞳孔760と虹彩762と反射点761とに、カメラ510により撮影されたデータをピクセル単位で分割し、各ピクセルでの輝度を比較する。各ピクセルでの輝度は、瞳孔<虹彩<反射点の順で検出される。この検出結果に従って、瞳孔760と虹彩762と反射点761の輝度の違いにより各々の境界を捉えた画像の白黒二値化が行われ、瞳孔760と反射点761の輪郭から中心を求め、瞳孔中心760pと反射点中心761pの位置を特定する。
The position of the
反射点中心761pと瞳孔中心760pの位置が特定されると、これらに基づき視線ベクトルGbが求められる。視線ベクトルGbは、予め登録済みの眼球モデル情報に基づく角膜曲率半径Rk、瞳孔半径Rd、角膜曲率中心Kcから瞳孔中心760pまでの距離Dkdに基づき求められる(図4参照)。角膜曲率中心Kcと瞳孔中心760pは、瞳孔中心760p及び反射点中心761pの二点、角膜曲率半径Rk、瞳孔半径Rd、角膜曲率中心Kcから瞳孔中心760pまでの距離Dkdから求められる。角膜曲率中心Kcと瞳孔中心760pとがわかれば、これらを結ぶ視線ベクトルGbを得ることができる。視線ベクトルGbが得られることで、以降、カメラ510を介して瞳孔760の動きを捉えることができ、もって操作者の視線を検出可能となる。ここで、視線とは操作者が目で見ている方向であり、その視線が注がれるところが視点である。本実施形態では、この視線を検出することで、操作者が操作パネル700上のいずれの領域を見ているかを検出している。つまり、本実施形態では、視線を検出することで視点を検出していることになる。このように、操作者の視点を検出することにより、操作者が操作パネル700上の領域のうちいずれの領域を見ているかを検出することができる。なお、本実施形態の場合、角膜曲率半径Rk、瞳孔半径Rd、距離Dkdは一般的な平均値を用いてよい。
When the positions of the
なお、瞳孔中心760pと反射点中心761pの位置を特定した後に、視線補正(キャリブレーションなどと呼ばれる)を行うのが好ましい。視線補正は、より小さい誤差で操作者の視線検出を行うために行われる。
Note that it is preferable to perform line-of-sight correction (called calibration or the like) after specifying the positions of the
<制御部>
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置50は制御部300を有している。制御部300について、図1や図2を参照しながら図5を用いて説明する。なお、制御部300には、図示した以外にも例えば上述した画像形成ユニット1a~1d、各種ローラを駆動するモータ、一次転写バイアスや二次転写バイアスを印加する電源、定着装置40などの各種機器が接続され、制御部300によって制御されている。しかし、ここでは発明の本旨でないので、それらの図示及び説明を省略する。
<Control unit>
As shown in FIG. 1, the
図5に示すように、制御部300は、CPU310(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などのメモリ320を有する。記憶手段としてのメモリ320には、例えば視線入力プログラム(後述する図6及び図7参照)や画像形成ジョブなどの各種プログラム、後述する視線プロファイル情報やソフトキー表示用の画像データなどの各種データが記憶され得る。CPU310は、メモリ320に記憶されている各種プログラムを実行可能である。なお、メモリ320は、各種プログラムの実行に伴う演算処理結果などを一時的に記憶することもできる。
As shown in FIG. 5, the
本実施形態の場合、CPU310は視線入力プログラムを実行することにより、操作者の視線入力に関する画像形成装置50の各種動作を制御し得る。なお、視線入力プログラムはソフトウェアプログラムの形態に限られず、例えばDSP(ディジタル・シグナル・プロセッサ)によって処理されるマイクロプログラムの形態などでも実施可能である。即ち、CPU310は画像形成ジョブなどの制御プログラムを実行して画像形成動作などの各種制御を行うものを併用してよいが、これに限らず、視線入力プログラムを実行するのに専用に用意されたものを用いてもよい。
In the case of this embodiment, the
このCPU310に対し、例えばデータバス及びアドレスバス等を介し、ハードキー401、発光用LED402、表示部410、表示ランプ420、スピーカ430、振動発生装置440、人感センサ450、視線検出装置500が接続されている。CPU310は、例えば操作者によるハードキー401の操作や表示部410へのタッチ操作により入力された各種データを取得して、メモリ320に記憶し得る。
A
本実施形態の場合、CPU310は、上述した人感センサ450による操作者の所在を検出した場合に、視線入力プログラム(図6及び図7参照)をメモリ320から読み出して実行する。制御部300は、視線入力プログラムの実行時、視線検出部330、報知制御部340、表示制御部341、機能実行部350、情報作成部360などとして機能し得る。
In the case of this embodiment, the
視線検出部330は、視線検出装置500からカメラ510により撮影されたデータを取得し、取得したデータを解析する。これにより、視線検出装置500を用いた操作者の視線検出が可能となる。また、視線検出部330は、視線補正を実行し得る。これにより、より正確な視線検出を行うことが可能となる。こうして、本実施形態では、視線検出部330により視線検出装置500を用いた操作者の視線検出が実現される。報知制御部340は、操作者の視線を検出したことを、報知手段としての表示ランプ420、スピーカ430、振動発生装置440、さらには発光用LED402などにより、操作者に報知する制御を実行する。表示制御部341は、報知手段(表示手段)として表示部410を制御し得る。表示制御部341は、上記したソフトキー403やステータスや各種画面を表示部410に表示させる。本実施形態の場合、表示制御部341は操作者の視線を検出したことをステータスとして報知したり、あるいは検出した操作者の視線に基づいて視線が向いているソフトキー403の表示を変更するなどして報知したりし得る。
The line-of-
機能実行部350は、操作者によるハードキー401やソフトキー403の操作により、これら操作子に予め割り当てられている各種機能を実行する。これらハードキー401やソフトキー403に対する操作者の操作は、直接的な操作に限らず、上記した操作者の視線検出に基づく視線入力による間接的な操作であってもよい。情報作成手段としての情報作成部360は、後述するように、操作者毎(ユーザ毎)の視線に関する情報である視線プロファイル情報を作成し、作成した視線プロファイル情報をメモリ320に記憶する。
The
<視線入力プログラム>
次に、本実施形態の視線入力プログラムについて、図3乃至図5を参照しながら図6及び図7を用いて説明する。ここに示す視線入力処理は制御部300により、人感センサ450によって操作者の所在が検出された場合に開始され、人感センサ450によって操作者の所在が検出されなくなった場合に終了される。なお、ここでは図示の都合上、視線入力処理の前半処理を図6に示し、前半処理に後続する後半処理を図7に示した。
<Gaze input program>
Next, the line-of-sight input program of the present embodiment will be described using FIGS. 6 and 7 while referring to FIGS. 3 to 5. FIG. The line-of-sight input processing shown here is started by the
本実施形態では、まずカメラ510により撮影された撮像結果である操作者のデータを解析することで、操作者の視線を検出可能とするための視線検出部330を設定したうえで、撮像結果に基づいて操作者の視線を検出する設定モードを実行する。図6に示すように、制御部300は、カメラ510による操作者の撮影を開始する(S1)。制御部300は撮影の開始に応じて、表示部410に「撮影開始」を表示する(S2)。また、制御部300はカメラ位置表示部421を点灯して(S3)、表示部410にステータスとして「パネル上の赤色部を見てください。」を表示させる(S4)。これにより、カメラ510を操作者に見させることで、カメラ510が操作者の顔を適切に撮影できるようにしている。そして、制御部300は、カメラ510によって撮影され得られたデータに基づいて顔の検出を開始する(S5)。制御部300は顔の検出が完了するまで装置を待機させ(S6のNO)、顔の検出が完了することにより次のステップS7の処理に進む(S6のYES)。この顔の検出では、操作者の視線検出を適正に行うことができるようにするために、操作者ごとに異なる目の位置が特定される。なお、操作者は顔が操作パネル700の正面を向くように、操作パネル700を位置調整することで、カメラ510が顔の検出に好適な位置で操作者の顔を撮影できるようにしている。
In the present embodiment, first, by analyzing the data of the operator, which is the result of imaging taken by the
上記の顔検出は、一般的なデジタルカメラで採用されている公知の顔認識機能を用いてよい。即ち、カメラ510によって撮影され得られたデータに、水平方向バンドパスフィルタ及び垂直方向バンドパスフィルタを作用させて、データからエッジ成分を検出する。そして、検出されたエッジ成分に基づく顔パターンと、メモリ320に記憶済みの多様な顔パターンとのパターンマッチングによって、目、鼻、口等の候補群を抽出することで、データが顔であることが認識される。
For the face detection described above, a known face recognition function employed in general digital cameras may be used. That is, a horizontal band-pass filter and a vertical band-pass filter are applied to data captured by the
顔検出が完了すると、制御部300は近赤外線光源520により近赤外線光を照射開始し(S7)、上述した暗瞳孔法の角膜反射法を用いた視線検出を開始する(S8)。その際に、制御部300は、カメラ位置表示部421を引き続き点灯した状態に維持し、表示部410に「視線検出を開始します。パネル上の赤色部を見てください。」とステータスを表示させる(S9)。こうして、光が照射された状態で操作者にカメラ510を見させて操作者の撮影を行うことで、近赤外線光源520により照射される近赤外線光による角膜表面における反射光の像(プルキニエ像)が操作者の目に鮮明に映るようにしている。
When the face detection is completed, the
そして、制御部300は視線検出が完了するまで装置を待機させ(S10のNO)、視線検出が完了することにより次のステップS11の処理に進む(S10のYES)。本実施形態の場合、制御部300は視線検出を完了したことを操作者に伝え、次の視線補正処理に進むための準備として、表示部410に「視線検出完了しました。次に視線補正を行います。」とステータスを表示させる(S11)。
Then, the
なお、本実施形態では、表示部410に上記したようなステータスを表示することで、操作者の視線検出が可能となったことを操作者に報知するようにしたが、操作者への報知方法はこれに限らない。例えば、表示ランプ420を用いてもよい。その場合、設定モードを開始した場合に表示ランプ420を「点滅」させ、設定モードを終了し操作者の視線による入力操作が可能となったら表示ランプ420を「点灯」させてもよい。あるいは、操作者の視線による入力操作が可能となったことを、スピーカ430からの音声により操作者に報知してもよいし、操作パネル700に設けた振動発生装置440を連続あるいは簡潔に振動させて操作者に報知してもよい。
In the present embodiment, the operator is notified that the line of sight of the operator can be detected by displaying the above-described status on the
本実施形態では、視線検出の完了後、引き続き視線補正(キャリブレーション)を行って視線プロファイル情報を作成する情報取得モードを実行し得る。即ち、図7に示すように、制御部300は視線検出の完了後、視線補正(キャリブレーション)を開始する(S12)。本実施形態では視線補正の一例として、操作者に複数点を停留視させる方法を用いた。即ち、操作者が操作パネル700の三つ以上の複数の箇所を見るように順次に誘導し、各箇所を所定時間以上に亘り見るように視線を停留させた状態で、各箇所における瞳孔中心760pおよび反射点中心761pの位置関係(図4参照)を得る。そして、得られた瞳孔中心760pおよび反射点中心761pの位置関係と、操作パネル700の各地点の位置関係とに基づき、視線検出結果(S10参照)を補正する。こうして視線補正された視線検出結果は、操作者毎に視線プロファイル情報としてメモリ320に記憶される。
In the present embodiment, after completion of line-of-sight detection, an information acquisition mode in which line-of-sight correction (calibration) is subsequently performed to create line-of-sight profile information can be executed. That is, as shown in FIG. 7, the
ここで、視線補正に必要な条件について、図5を参照しながら図8を用いて説明する。操作パネル700には、視線検出部330が操作パネル700の各箇所を特定できるように、網の目状に分割されたアドレスが予め付されている。本実施形態では、図8に示すように、行方向を「AA」から「KK」で示す10行に振り分け、列方向を「01」から「13」で示す13列に振り分け、「10行×13列=130箇所」のアドレスを有している。このアドレスには、三次元空間の絶対座標としてX方向、Y方向、Z方向の絶対座標が付されており、視線検出部330による計算の基礎データとしてメモリ320に記憶されている。
Here, conditions necessary for line-of-sight correction will be described using FIG. 8 while referring to FIG. The
また、操作パネル700の四隅のうちの3カ所には、視線補正のために操作者に視認させるためのターゲット部としてのマーカ751、752、753が設けられている。ここでは、マーカ751が操作パネル700の左上角部に、マーカ752が操作パネル700の右上角部に、マーカ753が操作パネル700の右下角部にそれぞれ設けられている。これらマーカ751~753は、いずれか2つのマーカを結ぶ直線上に他のマーカが位置しないように設けられている。なお、マーカは操作パネル700上の少なくとも2カ所以上に設けられていればよい。ただし、マーカのうち少なくとも2つは操作パネル700の角部に設けられているのが好ましい。
ターゲット部は操作者が視認しやすいように、例えば5mm×5mmの四角形状に形成され、マーカ751~753のように目立つ色(例えば黄色や青色など、パネルカバー710の色と異なる色)で塗装されていてもよい。あるいは、LEDなどで発光可能に形成されていてもよい。また、パネルカバー710にシール部材が貼り付けられることで形成されていてもよい。なお、ターゲット部それぞれの大きさは、操作者が視認しやすい大きさであって、かつ視線補正が可能な大きさであれば上述した大きさに限らなくてもよい。これらターゲット部としてのマーカ751~753には、三次元空間の絶対座標としてX方向、Y方向、Z方向の絶対座標が付される。例えば、マーカ751(アドレスAA01)の中心位置座標は、「X=AA01x、Y=AA01y、Z=AA01z」である。マーカ752(アドレスAA13)の中心位置座標は、「X=AA13x、Y=AA13y、Z=AA13z」である。マーカ753(アドレスKK13)の中心位置座標は、「X=KK13x、Y=KK13y、Z=KK13z」である。これらマーカ751~753の中心位置座標は、操作パネル700の角度によって変わり得る。
The target portion is formed in a rectangular shape of, for example, 5 mm×5 mm so that the operator can easily visually recognize it, and is painted in a conspicuous color like the
図7の説明に戻り、制御部300は、視線補正を行うことを操作者に報知するために、表示部410に「視線補正を開始します。操作部左上のマーカを見てください。」とステータスを表示させる(S13)。そして、制御部300は、カメラ510に撮影されたマーカ751を停留視する操作者のデータに基づいて、マーカ751の停留視により視線補正に必要な情報収集が完了したか否かを判定する(S14)。制御部300は、視線補正に必要な情報収集が完了するまで、操作者にマーカ751を停留視させて、それをカメラ510に撮影させる(S14のNO)。こうすることで、カメラ510に撮影された操作者のデータから、操作者がマーカ751(マーカA)を停留視した時の目視点2点の位置及び視線情報を得る。具体的には、マーカA反射点中心761pA、マーカA瞳孔中心760pA、マーカA算術角膜曲率中心KcAs、マーカA算術視線ベクトルGsAが得られる。
Returning to the description of FIG. 7, the
マーカ751の停留視により視線補正に必要な情報収集が完了した場合(S14のYES)、制御部300は同様にして、操作者に別のマーカ752を停留視させて、それをカメラ510に撮影させる。そうするため、制御部300は、表示部410に「視線補正中です。操作部右上のマーカを見てください。」とステータスを表示させる(S15)。制御部300は、マーカ752(マーカB)を停留視する操作者のデータに基づいて、マーカ752の停留視により視線補正に必要な情報収集が完了するまで、操作者にマーカ752を停留視させて、それをカメラ510に撮影させる(S16のNO)。こうすることで、カメラ510に撮影された操作者のデータから、マーカB反射点中心761pB、マーカB瞳孔中心760pB、マーカB算術角膜曲率中心KcBs、マーカB算術視線ベクトルGsBが得られる。
When the collection of information necessary for line-of-sight correction is completed by fixating the marker 751 (YES in S14), the
さらに、制御部300は、操作者に別のマーカ753を停留視させて、それをカメラ510に撮影させる。そうするため、制御部300は、表示部410に「視線補正中です。操作部右下のマーカを見てください。」とステータスを表示させる(S17)。制御部300は、マーカ753(マーカC)を停留視する操作者のデータに基づいて、マーカ753の停留視により視線補正に必要な情報収集が完了するまで、操作者にマーカ753を停留視させて、それをカメラ510に撮影させる(S18のNO)。こうすることで、カメラ510に撮影された操作者のデータから、マーカC反射点中心761pC、マーカC瞳孔中心760pC、マーカC算術角膜曲率中心KcCs、マーカC算術視線ベクトルGsCが得られる。制御部300は、こうして得た視線補正に必要な情報に基づき視線補正値を算出すると共に、表示部410に「視線補正計算中です。お待ちください。」とステータスを表示させる(S19)。また、制御部300は、カメラ位置表示部421を消灯する(S20)。制御部300は、情報作成部360による操作者毎の視線プロファイル情報の算出(視線補正値の算出)が完了するまで、言い換えれば当該操作者の適正な視線検出が可能となるまで、処理の進行を待機させる(S21のNO)。この視線補正値の算出が完了すると、制御部300(詳しくは視線検出部330)は視線ベクトル(図4参照)と操作パネル700のアドレス(図8参照)とを略一致させることが可能となる。なお、以上の説明では、各マーカ751~753を見るように促す表示を、各マーカ751~753毎に順に表示したが、これに限らない。例えば、マーカ751~753の代わりにターゲット部としてLEDを設ける場合は、「点灯するLEDを順に見てください。」といった表示を行うものであってもよい。
Furthermore, the
視線補正値の算出について、マーカ751のYZ方向の視線補正値を例に説明する。視線補正値の算出には、マーカ751の中心位置座標「X=AA01x、Y=AA01y、Z=AA01z」、マーカA反射点中心761pA、マーカA瞳孔中心760pA、マーカA算術角膜曲率中心KcAs、マーカA算術視線ベクトルGsAが用いられる。マーカ751の算術視線ベクトルGsAと操作パネル700のマーカ751のY座標「AA01y」とZ座標「AA01z」から、マーカA角膜曲率中心KcAが得られる。このマーカA角膜曲率中心KcAとマーカA算術角膜曲率中心KcAsの座標ずれが、操作者個々と算術式を用いた平均値との誤差であり、この誤差を補正値として視線検出部330の視線計測計算式(不図示)に用いる。これをXZ方向の算術、またマーカ752やマーカ753を停留視させることにより得られた視線情報でも同様に算術することで、より高い視線検出精度が得られる。
Calculation of the line-of-sight correction value will be described using the line-of-sight correction value of the
図7の説明に戻り、制御部300は、上述のように情報取得モードの実行によりマーカ751~753を設けた所定位置毎に検出される操作者の視線に基づいて、操作者毎の視線プロファイル情報を作成する。そして、制御部300は、作成した視線プロファイル情報に基づき正確な視線検出が可能となると(S21のYES)、操作者の視線により各種機能を実行する視線入力モードに移行する。視線入力モードは、設定モードにおいて検出したユーザの視線による視線入力操作に従って画像形成に関する入力を受け付けるモードである。設定モードから視線入力モードへの移行に伴い、制御部300は表示部410にステータスとして「視線補正を完了し、視線検出を開始します。」と表示し(S22)、操作者の視線検出を開始する(S23)。このように、本実施形態では、設定モードにおいてユーザの視線を検出可能な状態に設定され、視線入力モードにおいて設定モードの設定に基づいて検出されたユーザの視線による視線入力操作が可能となったことを操作者に報知する。言い換えれば、設定モードにおいてユーザの視線を検出可能な状態への設定が完了したことをユーザに報知する、あるいは設定モードから視線入力モードに移行したことをユーザに報知する。この際に、制御部300(詳しくは表示制御部341)は視線検出の開始にあわせ、操作者の視線が向いている表示部410上の位置を操作者に報知するため、表示部410に操作者の視線を示す印として視線ポインタ810(図2参照)を表示させる(S24)。そして、制御部300は視線入力を開始する(S25)。即ち、表示部410に表示される視線ポインタ810は、操作者の視線移動にあわせて表示部410上を移動するように表示されることから、操作者は視線ポインタ810により自身の視線がどこに向いているのかを認識できる。また、操作者は視線をハード部のハードキー401に向ける、あるいは視線により視線ポインタ810を表示部410に表示されたソフトキー403にあわせることで、これらの操作つまりは各種機能を実行させることができる(視線入力)。
Returning to the description of FIG. 7, the
視線検出が可能となると、視線検出部330はカメラ510により撮影された操作者のデータに基づき、位置算出を連続的に行っていく。これにより、表示部410に表示される視線ポインタ810は、操作者の視線移動にあわせて表示制御部341により表示部410上を移動するように表示される。そして、操作者の視線が表示部410からはずれてハード部400に移動すると、表示制御部341は視線ポインタ810を非表示とする。また、操作者の視線がハード部400のいずれかのハードキー401に向いていれば、表示制御部341は視線先のハードキー401に関する情報(例えば名称や機能など)を表示部410に表示する。表示制御部341による視線先の特定は、操作パネル700のアドレス「AA01」から「KK13」の各領域の座標と(図8参照)、視線検出部330により特定される視線の座標とが略一致するかによって行われる。例えば、ハード部400の低電力モードボタンのアドレスは「BB12」であることから、視線の座標がアドレス「BB12」の座標と略一致した場合に、表示部410にステータスとして「低電力ボタンを見ています」などの表示が行われる。
When line-of-sight detection becomes possible, the line-of-
そして、制御部300は、人感センサ450によって操作者の所在を検出している状態であるか否かを判定し(S26)、操作者の所在を検出している状態である限り(S26のYES)、S25の処理に戻って視線入力を続行する。他方、操作者の所在を検出している状態から操作者の所在を検出していない状態に移行した場合には(S26のNO)、制御部300は本視線入力処理を終了する。なお、上述したように、操作者の視線検出に非常に高い精度が求められないような場合には、視線補正が行われなくてもよい。この場合は、図6のS10で視線検出が完了した場合に、S11にて表示部に「視線検出完了。視線による入力操作が可能です。」等の表示を行う。つまり、視線補正を行わない場合は、S10で設定モードが完了したことになる。そして、図6のS11の処理を実行した後、図7のS23以降の処理を実行する。つまり、視線補正を行わない場合は、S10で検出した視線に基づいて、視線による入力操作が可能となる。また、視線補正を実行するか否かについては、操作者によって設定される構成としてもよい。
Then, the
<視線入力操作の一例>
上記の視線入力操作について、図9及び図10を用いて具体的に説明する。図9では、表示部410に表示されたソフトキー403である「コピーボタン(COPY)」を、操作者が視線により操作する場合を例に説明する。操作者は表示部410に表示された視線ポインタ810を確認することで、視線をコピーボタン上に動かし得る。コピーボタンのアドレスは、「CC02、CC03,DD02、DD03」である(図8参照)。操作者がこの四ヶ所の領域内に第一時間以上(例えば2秒以上)に亘り視線ポインタ810がある状態を続けることで、視線検出部330は操作者がコピーボタンを見ていると確定できる。表示制御部341は、視線検出部330による操作者の視線の位置が確定されると、図9に示すように、表示部410にステータスとして「コピーボタンを選択しています」などと表示させる。また、表示制御部341は、視線ポインタ810に重なっているソフトキー(ここではコピーボタン)の表示色を、視線ポインタ810に重なっていない他のソフトキーの表示色と異なる色に変更する。これにより、操作者は、自身の視線の位置と、画像形成装置が検出している視線の位置とが一致するか否かを確認することができる。
<Example of line-of-sight input operation>
The above line-of-sight input operation will be specifically described with reference to FIGS. 9 and 10. FIG. FIG. 9 illustrates an example in which the operator operates the "copy button (COPY)", which is the
その後、上記四ヶ所の領域内に視線ポインタ810がある状態がさらに第二時間以上(例えば1秒以上)に亘り続けられると、表示制御部341は表示部410の表示を切り替える。例えば、図10に示すように、表示制御部341は「コピーボタン」の代わりのソフトキー403として、「はい」ボタンと「いいえ」ボタンとを有する選択画面を表示部410に表示させる。それと同時に、表示部410のステータスを「コピーボタンを選択しています」から「コピーボタンに決定しますか」に切り替える。そして、操作者が「はい」ボタンに視線を向けた場合、機能実行部350は「コピーボタン」に割り当てられたコピー機能を実行するよう装置を動作させる。他方、操作者が「いいえ」ボタンに視線を向けた場合、表示制御部341は上記の選択画面から、「コピーボタン」選択前の画面(図9参照)に戻る制御を行う。なお、視線ポインタ810が所定の領域内に所定時間位置している状態を判定できる時間であれば、第一時間や第二時間は同じ時間(例えばどちらも1秒以上等)としてもよい。
After that, when the line-of-
なお、本実施形態では例えば操作方法がわからない場合に、操作者が表示部410に表示された「ヘルプ」ボタンを視線入力により操作して、マニュアルを呼び出したり、サポートセンターへの問合せを行う等、画像形成以外の動作を行うことができてもよい。
In this embodiment, for example, when the operator does not know how to operate, the operator operates the "help" button displayed on the
また、上述した実施形態では、視線によるハードキー401やソフトキー403の選択の際に、表示部410に選択されているハードキー401やソフトキー403に関する情報を表示して、操作者に報知するようにしたが、これに限らない。例えば、ハードキー401を点滅させる、ソフトキー403の表示色やサイズを変えるなど、操作者に視線の向いている先のハードキー401やソフトキー403、つまりは視線入力により操作されるハードキー401やソフトキー403を報知できればよい。さらには、スピーカ430を用いた音(音声ガイド)により、また振動発生装置440を用いた振動により報知してもよい。
Further, in the above-described embodiment, when the
なお、作成された操作者毎の視線プロファイル情報はメモリ320(図5参照)に記憶しておき、次に画像形成装置50を使用する際に呼び出して使用できるようにするのが好ましい。こうすることで、同じ操作者が次に画像形成装置50を使用する際に、情報取得モード(図7のS12~S21)の実行を省略できる。例えば、画像形成装置50に特定手段としての認証装置800(図1参照)を設け、個人情報が書き込まれたIDカードで認証を行うことによって、該当する視線プロファイル情報をメモリ320から読み出すことができるようにしてよい。即ち、認証装置800により特定された操作者がメモリ320に視線プロファイル情報の記憶されている操作者である場合、上述の情報取得モードとして、メモリ320から該当する視線プロファイル情報を読み出すだけでよい。言い換えれば、認証装置800により特定された操作者がメモリ320に視線プロファイル情報の記憶されていない操作者である場合に、上述の情報取得モードを実行して、視線プロファイル情報を作成してメモリ320に記憶する。
It is preferable to store the created line-of-sight profile information for each operator in the memory 320 (see FIG. 5) so that it can be called up and used the next time the
以上のように、本実施形態では、視線検出装置500を用いての操作者の視線検出が可能となったことを、表示、音声、振動などによって操作者に対し報知するようにした。操作者は、報知により視線検出が可能であることがわかるので、すぐに視線入力による操作を行うことができ、ユーザ利便性が向上する。これに対し、従来のように視線検出が可能であることが報知されていない場合、操作者は視線入力による操作が可能であるかがわからず、視線入力による操作に手間取る。特に、始めて視線入力を行う操作者は、そのための準備として視線検出を行う必要があり、視線検出が可能であることが報知されないと、スムースに視線入力を行うことが難しい。本実施形態では、操作者の視線検出が可能となったことを操作者に報知することで、操作者は準備としての視線検出から視線入力のための視線検出への移行をスムースに行うことができるので、ユーザ利便性が向上する。このように、画像形成装置50において視線検出技術を採用した構成であって、操作者にとってより使い勝手のよいつまりユーザ利便性のより高いものが実現できる。
As described above, in the present embodiment, the fact that the line-of-
なお、上述した実施形態では、操作パネル700上にハード部400と表示部410とを有するものを例に説明したが、これに限らない。例えば、操作パネル700はハード部400のみを有するもの、あるいは表示部410のみの全面液晶パネルを有するものであってもよい。つまりは、ハードキー401のみ、あるいは表示部410に表示されたソフトキー403のみが、操作者の視線により操作可能であってよい。また、上述した実施形態では、操作パネル700に視線検出装置500を設ける構成としたがこれに限らない。例えば、視線検出装置500は、操作パネル700周辺の位置であって、操作パネル700に対する操作者の視線を検出することが可能な位置であれば、装置本体50aや原稿読取装置601などに設けられていてもよい。
In the above-described embodiment, the
50…画像形成装置、300…制御部、320…記憶手段(メモリ)、330…視線検出手段(視線検出部)、341…表示制御手段(表示制御部)、350…実行手段(機能実行部)、360…情報作成手段(情報作成部)、401…操作子(ハードキー)、402…報知手段(発光手段、発光用LED)、403…操作子(ソフトキー)、410…報知手段(表示手段、表示部)、420…報知手段(発光手段、表示ランプ)、430…報知手段(音発生手段、スピーカ)、440…報知手段(振動発生手段、振動発生装置)、500…視線検出手段(視線検出装置)、510…撮像部(カメラ)、700…操作部(操作パネル)、710…パネルカバー、751、752、753…ターゲット部(マーカ)、800…特定手段(認証装置)
50...
Claims (4)
ユーザの視線による入力が可能なソフトウェアキーを表示可能な表示部と、物理的に設けられたハードウェアキーとを有する操作部と、
ユーザの顔を撮像する撮像部と、
前記撮像部に撮像されたユーザの顔の画像によって得られる撮像結果に基づいてユーザの視線を検出可能な状態に設定する設定モードと、前記設定モードの設定に基づいて検出されるユーザの視線による前記ソフトウェアキーに対する視線入力操作に従って前記ソフトウェアキーに対応する入力を受け付ける入力モードとを実行可能な制御部と、を備え、
前記制御部は、前記入力モードにおいて、ユーザの視線が前記ソフトウェアキーに向いている場合に前記ソフトウェアキーに予め割り当てられた機能を前記表示部に表示させ、ユーザの視線が前記ハードウェアキーに向いている場合に前記ハードウェアキーに予め割り当てられた機能を前記表示部に表示させる、
ことを特徴とする画像形成装置。 an image forming unit capable of forming an image on a recording material;
an operation unit having a display unit capable of displaying software keys that can be input by the user's line of sight; and hardware keys that are physically provided;
an imaging unit that captures an image of a user's face;
A setting mode for setting a state in which the user's line of sight can be detected based on the imaging result obtained from the image of the user's face captured by the imaging unit; a control unit capable of executing an input mode for receiving an input corresponding to the software key in accordance with a line-of-sight input operation for the software key;
In the input mode, the control unit causes the display unit to display a function assigned in advance to the software key when the user's line of sight is directed toward the software key, and the user's line of sight is directed toward the hardware key. displaying a function pre-assigned to the hardware key on the display unit when the
An image forming apparatus characterized by:
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 In the input mode, when the user's line of sight is directed toward the software key, the control unit causes the image forming unit to form an image on the recording material based on a line-of-sight input operation on the software key. to run
2. The image forming apparatus according to claim 1 , wherein:
前記制御部は、前記入力モードにおいて、ユーザの視線の移動に連動して移動可能なマークを前記表示部に表示し、前記複数のソフトウェアキーのうち、前記マークと重なるソフトウェアキーの色を前記マークと重ならないソフトウェアキーの色と異なる色に変更する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 The display unit can display a plurality of software keys,
In the input mode, the control unit displays a mark on the display unit that can be moved in conjunction with movement of a user's line of sight, and, among the plurality of software keys, displays a color of a software key that overlaps the mark. change to a different color than the software key color that does not overlap with
3. The image forming apparatus according to claim 1 , wherein:
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 The control unit executes a function pre-assigned to the predetermined software key when the user's line of sight is directed to a predetermined software key among the plurality of software keys for a predetermined time or longer.
4. The image forming apparatus according to claim 3 , wherein:
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