JP7275504B2 - 情報処理装置、分析モデル管理方法及び分析モデル管理プログラム - Google Patents

情報処理装置、分析モデル管理方法及び分析モデル管理プログラム Download PDF

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Description

本開示は、情報処理装置、分析モデル管理方法及び分析モデル管理プログラムに関する。
IoT(Internet of Things)の普及やハードウェア環境の向上、ディープラーニングを主とした機械学習技術の発展により、AI(Artificial Intelligence)関連事業に対するニーズが急速に高まっている。多くの分野、システムにおいてAI活用が求められている一方で、「良い分析モデル」を作成するための決まった手法は存在しない。そのため、学習に利用するデータやエンジンに入力する特徴量、エンジンのパラメータの組み合わせを大量に試行錯誤する必要がある。試行錯誤を繰り返すことにより、分析モデルの仕様情報及び実体ファイル(データ、プログラム、分析モデル、学習/予測結果ログなど)が大量に作成されてしまう。
しかし、試行錯誤を通じて作成された仕様情報及び実体ファイル(データ、プログラム、モデル、学習/予測結果)を適切に管理することは難しく、大量のデッドコピーが生成されると、管理工数の増大や再利用性の阻害を引き起こす。
このような課題を解決するための関連技術が検討されている(例えば、特許文献1)。特許文献1には、モデル、オブジェクトリスト、評価結果及びこれらのデジタルオブジェクト間の関連を記憶するコンピュータシステムが開示されている。
特表2018-514840号公報
一般的に、分析モデル作成の試行錯誤では、既に試行した設計パターンを再確認し、新たな設計を検討する必要がある。そのため、仕様情報を形式化して管理しないと、設計経緯を考慮した新たな設計を検討することが出来ない。もしくは、設計経緯を考慮しないで新たな設計を行うと、過去に設計した内容と同内容の設計を行ってしまう可能性が生じる。
本開示の目的は、上述の問題を解決するためになされたものであり、設計経緯を確認することが可能な情報処理装置、分析モデル管理方法及び分析モデル管理プログラムを提供することである。
本開示にかかる情報処理装置は、
分析モデルを作成するための複数の仕様情報と、前記分析モデルに関する複数の実体ファイルと、を入力する入力部と、
前記複数の仕様情報に設計パターンを設定し、前記設計パターンと前記複数の仕様情報とを対応付けた設計パターン情報、及び前記複数の仕様情報の各々と前記複数の実体ファイルの各々とを対応付けたファイル関係情報を生成する生成部と、を備え、
前記生成部は、第1の設計パターン情報及び第1のファイル関係情報が生成されている場合であって、複数の仕様情報と、複数の実体ファイルとが入力された場合、第2の設計パターン情報及び第2のファイル関係情報を生成すると共に、各設計パターンに対応付けられた所定の仕様情報を用いて、第1の設計パターンと第2の設計パターンとの間の対応関係を示すパターン関係情報を生成する、情報処理装置である。
本開示にかかる分析モデル管理方法は、
分析モデルを作成するための複数の仕様情報と、前記分析モデルに関する複数の実体ファイルと、を入力することと、
前記複数の仕様情報に設計パターンを設定し、前記設計パターンと前記複数の仕様情報とを対応付けた設計パターン情報、及び前記複数の仕様情報の各々と前記複数の実体ファイルの各々とを対応付けたファイル関係情報を生成することと、
第1の設計パターン情報及び第1のファイル関係情報が生成されている場合であって、複数の仕様情報と、複数の実体ファイルとが入力された場合、第2の設計パターン情報及び第2のファイル関係情報を生成すると共に、各設計パターンに対応付けられた所定の仕様情報を用いて、第1の設計パターンと第2の設計パターンとの間の対応関係を示すパターン関係情報を生成することと、を含む分析モデル管理方法である。
本開示にかかる分析モデル管理プログラムは、
分析モデルを作成するための複数の仕様情報と、前記分析モデルに関する複数の実体ファイルと、を入力することと、
前記複数の仕様情報に設計パターンを設定し、前記設計パターンと前記複数の仕様情報とを対応付けた設計パターン情報、及び前記複数の仕様情報の各々と前記複数の実体ファイルの各々とを対応付けたファイル関係情報を生成することと、
第1の設計パターン情報及び第1のファイル関係情報が生成されている場合であって、複数の仕様情報と、複数の実体ファイルとが入力された場合、第2の設計パターン情報及び第2のファイル関係情報を生成すると共に、各設計パターンに対応付けられた所定の仕様情報を用いて、第1の設計パターンと第2の設計パターンとの間の対応関係を示すパターン関係情報を生成することと、をコンピュータに実行させる分析モデル管理プログラムである。
本開示によれば、設計経緯を確認することが可能な情報処理装置、分析モデル管理方法及び分析モデル管理プログラムを提供することが出来る。
実施の形態の概要にかかる情報処理装置の構成例を示す図である。 仕様情報と、実体ファイルとを説明する図である。 実施の形態1にかかる情報処理装置の構成例を示す図である。 仕様情報と実体ファイルとを入力する画面の一例を示す図である。 設計パターン情報テーブルを説明する図である。 実体ファイル情報テーブルを説明する図である。 関係情報テーブルを説明する図である。 設計パターン2の仕様情報と実体ファイルとを説明する図である。 設計パターン情報テーブルを説明する図である。 実体ファイル情報テーブルを説明する図である。 関係情報テーブルを説明する図である。 情報登録時の動作を説明する図である。 差分算出動作を説明する図である。 仕様情報及び実体ファイル検索動作を説明する図である。 本開示の各実施の形態にかかる情報処理装置のハードウェア構成を例示するブロック図である。
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。なお、以下の記載及び図面は、説明の明確化のため、適宜、省略及び簡略化がなされている。また、以下の各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
(実施の形態の概要)
本開示の実施の形態の説明に先立って、実施の形態の概要について説明する。図1は、実施の形態の概要にかかる情報処理装置の構成例を示す図である。情報処理装置1は、分析モデルに関連する仕様情報と、実体ファイルとを管理する装置である。情報処理装置1は、例えば、サーバ、コンピュータ装置等であってもよい。
分析モデルは、機械学習により生成される学習結果である。仕様情報は、分析モデルを作成するための設計内容を示す情報である。実体ファイルは、分析モデルに関連する情報であり、例えば、プログラム、学習用データ、評価用データ、設定ファイル等であってもよい。
情報処理装置1は、入力部2と、生成部3とを備える。
入力部2は、分析モデルを作成するための少なくとも1つの仕様情報と、分析モデルに関する少なくとも1つの実体ファイルと、を入力する。入力部2は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等であってもよい。もしくは、入力部2は、内部のメモリ又は情報処理装置1に接続された外部のサーバ等からの各種の情報を入力するように構成されてもよい。
生成部3は、入力された少なくとも1つの仕様情報に設計パターンを設定し、設定された設計パターンと少なくとも1つの仕様情報とを対応付けた仕様関連情報を生成する。また、生成部3は、入力された少なくとも1つの仕様情報の各々と、入力された少なくとも1つの実体ファイルの各々と、を対応付けたファイル関係情報を生成する。
また、生成部3は、第1の仕様関連情報及び第1のファイル関係情報が生成されている場合であって、入力部2に少なくとも1つの仕様情報と、少なくとも1つの実体ファイルが入力された場合、第2の仕様関連情報及び第2のファイル関係情報を生成する。また、生成部3は、第1の設計パターン及び第2の設計パターンに対応付けられた所定の仕様情報を用いて、第1の設計パターンと第2の設計パターンとの間の対応関係を示すパターン関係情報を生成する。
以上説明したように、入力部2は、分析モデルを作成するための仕様情報と、分析モデルに関する実体ファイルとを入力する。生成部3は、仕様情報と、ファイル関係情報と、を生成する。すなわち、入力部2が、ある分析モデルに対する仕様情報及び実体ファイルを入力した場合、生成部3がファイル関連情報を生成するので、上記分析モデルに対して、仕様情報と、実体ファイルとの関係を形式化して管理することが可能となる。
また、生成部3は、複数の分析モデル(複数の設計パターン)に関する仕様情報及び実体ファイルが入力された場合、第1の設計パターンと第2の設計パターンとの間の対応関係を示すパターン関係情報を生成する。分析モデルを管理するユーザは、ファイル関係情報及びパターン関係情報を用いることにより、第1の設計パターンに関する仕様情報及び実体ファイルと、第2の設計パターンに関する仕様情報及び実体ファイルとを特定することが可能となる。つまり、分析モデルを管理するユーザは、複数の設計パターンの関係性、各設計パターンの仕様情報、及び各設計パターンの実体ファイルを確認することにより、設計経緯と実体ファイル(成果物)との関係を特定することが出来る。したがって、本実施の形態によれば、設計経緯を確認することが可能となる。
(実施の形態)
以下、図面を参照して、本開示の実施の形態の詳細について説明する。まず、本実施の形態の前提について説明する。
分析モデルの設計プロセスは、学習/評価に利用するデータに関する設計及び当該データの処理に関する設計を含むデータ処理設計、及び、AIエンジンに入力する特徴量設計、ハイパーパラメータの設計を含む分析モデルのモデル作成処理設計により構成される。分析モデルは、機械学習により生成される学習結果である。
データ処理の設計に関連する仕様情報として、分析モデルの作成のために用いる学習用データ及び評価用データに関する入力データ仕様と、分析モデルに用いるデータをどのように処理するのかを決定するデータ処理仕様とを含む。
モデル作成処理の設計に関連する仕様情報として、AIエンジンに入力する特徴量の設計に関するデータ分割仕様と、ハイパーパラメータの設計に関するエンジン実行パラメータ仕様と、を含む。
1つの分析モデルを作成するためのパターンを設計パターンと呼ぶ。「設計パターン」は、実施の形態の概要における「設計パターン」に対応する。各設計パターンに関する設計方針、及び変更概要を含む設計概要に関するコメントを設定する基本仕様情報が仕様情報に含まれる。
「設計パターン」を実現するための学習/評価用データ、データ処理プログラム、エンジンパラメータ設定ファイル、生成された分析モデル、及び学習/予測結果のそれぞれは、「実体ファイル」と呼ばれる。「実体ファイル」は、実施の形態の概要における「実体ファイル」に対応する。
実体ファイルは、分析モデルに関連する、例えば、プログラム、学習用データ、評価用データ、設定ファイル等である。
分析モデルに関する「設計パターン」と「実体ファイル」とを「分析モデル資産」と呼ぶこととする。
ここで、図2を用いて、本開示における仕様情報と、実体ファイルとを説明する。図2は、仕様情報と、実体ファイルとを説明する図である。図2のうち、上のブロックD0は、分析モデルを作成するための仕様情報の一覧を示しており、下のブロックJ0は、分析モデルに関連する実体ファイルの一覧を示している。上のブロックD0は一例として、分析モデルを新規に作成する設計パターンである設計パターン1の学習処理仕様を示している。下のブロックJ0は分析モデルの実体ファイルの一覧を示しており、分析モデルの実装を表しているとも言える。
まず、仕様情報D0について説明する。上述したように、仕様情報D0は、基本仕様情報D1と、データ処理仕様情報D2と、モデル作成処理仕様情報D3とを含む。
基本仕様情報D1は、上述した様に、各設計パターンに関する設計方針、及び変更概要を含む設計概要に関するコメント等の情報を設定する仕様情報である。図2に示した設計パターン1は、新規に作成した分析モデルに関する仕様情報であるので、設計概要として「新規作成」が設定される。
次に、データ処理仕様D2には、入力データ仕様情報D21と、データ処理仕様情報D22とが含まれる。
入力データ仕様情報D21は、分析モデルの学習/評価に使用するデータに関する仕様情報であり、学習/評価に使用するデータ名称が設定される。図2に示した一例では、学習/評価に使用するデータの名称が「学習候補データ1」であることを示している。
データ処理仕様情報D22は、分析モデルに用いるデータをどのように処理するのかを決定する仕様情報であり、AIエンジンに入力するためのデータ加工処理仕様が設定される。具体的には、データ処理仕様情報D22には、入力カラム、出力カラム、及び入力カラムに対してどのような処理を行うかの処理内容が設定される。
図2に示すように、入力データは、カラムA~Eである。データ処理仕様情報D22は、カラムAを入力データ(入力カラム)とし、カラムAを標準化し出力データ(出力カラム)としてカラムA’とすることを含む。また、カラムBは、欠損値が多く学習に適さないため、データ処理仕様情報D22は、カラムBに対してデータ処理として削除することを含んでいる。また、カラムCは、カテゴリ値であるため、データ処理仕様情報D22は、カラムCに対して2値化し、カラムC1及びカラムC2として出力することを含んでいる。また、データ処理仕様情報D22は、カラムD及びカラムEに対してデータ処理を行わないことを含む。
次に、モデル作成処理仕様D3には、データ分割仕様情報D31と、エンジン実行パラメータ仕様情報D32と、が含まれる。
データ分割仕様情報D31は、AIエンジンに入力する特徴量の設計に関する仕様情報であって、学習/評価用のデータに分割する仕様情報である。図2に示した一例では、データ分割仕様情報D31は、学習/評価用のデータに分割するため、カラムDで2017年データを学習用データとし、2018年データを評価用データに分割する設計内容であることを示している。
エンジン実行パラメータ仕様情報D32は、ハイパーパラメータの設計に関する仕様情報である。図2に示した一例では、エンジン実行パラメータ仕様情報D32は、目的変数をカラムEとし、説明変数をカラムA’、カラムC1及びカラムC2とすることを含むことを示している。また、エンジン実行パラメータ仕様情報D32は、ハイパーパラメータとしてEpoch数を値1、Learning Rateを値2とし、実行時パラメータとしてThreshold(判定の閾値)を値3とすることを含むことを示している。
次に、実体ファイルJ0について説明する。実体ファイルJ0は、学習候補データJ1と、加工プログラムJ2と、分割プログラムJ3と、ハイパーパラメータファイルJ4と、エンジン実行プログラムJ5と、分析モデルJ6と、学習結果J7と、予測結果J8とを含む。学習候補データJ1と、加工プログラムJ2と、分割プログラムJ3と、ハイパーパラメータファイルJ4と、エンジン実行プログラムJ5と、分析モデルJ6と、学習結果J7と、予測結果J8とは、各仕様情報に基づいて作成されたプログラム等である。実体ファイルJ0は、作成された分析モデルの成果物である、学習結果J7及び予測結果J8を含む。
図2の下のブロックには、各実体ファイルがインストールされたコンピュータ装置において処理される処理の流れを記載しており、各実体ファイルを用いて、例えば、加工済みデータ、学習用データ及び予測用データ等が生成されることを示している。なお、図2の下のブロックに記載した処理内容については、一般的な分析モデルを処理する処理内容と同様であるため詳細な説明は割愛する。
図2では、学習候補データJ1が、入力データ仕様情報D21に基づいて作成された学習候補データ1であり、データ処理仕様情報D22を実現するための加工プログラムJ2が加工プログラム1であることを示している。データ分割仕様情報D31を実現するための分割プログラムJ3が分割プログラム1であることを示している。エンジン実行パラメータ仕様情報D32を実現するためのハイパーパラメータファイルJ4及びエンジン実行プログラムJ5が、それぞれハイパーパラメータファイル1及びエンジン実行プログラム1であることを示している。また、モデル作成処理仕様D3に基づいて作成された分析モデルJ6が分析モデル1であることを示している。学習結果J7及び予測結果J8は、学習用データ及び評価データを用いて、分析モデル1で実行され、学習結果1及び予測結果1が出力されていることを示している。
<情報処理装置の構成例>
次に、図3を用いて、実施の形態にかかる情報処理装置100について説明する。図3は、実施の形態1にかかる情報処理装置の構成例を示す図である。情報処理装置100は、実施の形態の概要にかかる情報処理装置1に対応する。情報処理装置100は、分析モデルに関連する、仕様情報及び実体ファイルを管理する装置である。情報処理装置100は、例えば、サーバ、コンピュータ装置等であってもよい。
情報処理装置100は、入力装置11と、処理装置12と、リポジトリ13と、出力装置14とを備える。
入力装置11は、実施の形態の概要における入力部2に対応する。入力装置11は、入力部として機能する。入力装置11は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等であってもよい。入力装置11は、分析モデルを作成するための複数の仕様情報及び複数の実体ファイルを入力する。入力装置11は、ユーザからの入力を受け付けるように構成されてもよいし、例えば、仕様情報を作成するための他の情報処理装置からの入力を受け付けるように構成されてもよい。なお、本実施の形態では、入力装置11は、Web画面において、ユーザが入力した情報を受け付けることとして説明する。
入力装置11は、基本仕様情報D1、入力データ仕様情報D21、データ処理仕様情報D22、データ分割仕様情報D31、及びエンジン実行パラメータ仕様情報D32の全てを入力してもよい。もしくは、入力装置11は、入力データ仕様情報D21、データ処理仕様情報D22、データ分割仕様情報D31、及びエンジン実行パラメータ仕様情報D32のうちの一部の仕様情報を入力してもよい。
入力装置11は、学習候補データJ1、加工プログラムJ2、分割プログラムJ3、ハイパーパラメータファイルJ4、エンジン実行プログラムJ5、分析モデルJ6、学習結果J7、及び予測結果J8の全てを入力するようにしてもよい。もしくは、入力装置11は、学習候補データJ1、加工プログラムJ2、分割プログラムJ3、ハイパーパラメータファイルJ4、エンジン実行プログラムJ5、分析モデルJ6、学習結果J7、及び予測結果J8の一部の実体ファイルを入力するようにしてもよい。
また、入力装置11は、仕様情報に含まれる情報を検索するための第1の検索情報を入力する。
ここで、図4を用いて、仕様情報と実体ファイルとを投入する(入力する)画面400の一例を説明する。図4は、仕様情報と実体ファイルとを入力する画面の一例を示す図である。図4に示すように、画面400は、仕様情報と実体ファイルとを入力する入力領域401と、複製ボタン402と、投入ボタン403とを含んで構成される。
入力領域401は、左側に仕様情報を投入する仕様情報投入領域と、右側に実体ファイルを投入する実体ファイル投入領域と、を有する。仕様情報投入領域には、基本仕様情報D1、入力データ仕様情報D21、データ処理仕様情報D22、データ分割仕様情報D31、及びエンジン実行パラメータ仕様情報D32の各々を投入する領域であることを示すラベルが表示される。仕様情報投入領域には、当該ラベルの横(右側)に、参照ボタンと開くボタンとが設けられる。参照ボタンは、仕様情報が設定されたファイルを情報処理装置100から検索するためのボタンである。開くボタンは、参照ボタンを押下して検索したファイルを決定するボタンである。
実体ファイル投入領域には、学習候補データJ1、加工プログラムJ2、分割プログラムJ3、ハイパーパラメータファイルJ4、エンジン実行プログラムJ5、分析モデルJ6、学習結果J7、及び予測結果J8の各々を投入する領域を示すラベルが表示される。当該ラベルの横(右側)に、参照ボタンと開くボタンとが設けられる。参照ボタンは、実体ファイルを情報処理装置100から検索するためのボタンである。開くボタンは、参照ボタンを押下して検索したファイルを決定するボタンである。
図4に示すように、入力領域401は、各仕様情報に対応する実体ファイルが分かる様に区分けされている。つまり、基本仕様情報D1に対応する実体ファイルは、分析モデルJ6、学習結果J7、及び予測結果J8であることが分かるように区分けされている。
複製ボタン402は、情報処理装置100に既に投入されている設計パターンの仕様情報と実体ファイルとを選択するためのボタンである。例えば、情報処理装置100に設計パターン1が登録されており、ユーザが複製ボタン402を押下した場合、設計パターン1の全ての仕様情報と全ての実体ファイルとが選択される。この状態で、ユーザが例えば、データ処理仕様情報D22が設定されたファイルを開いた場合(決定した)場合、設計パターン1のデータ処理仕様情報D22が投入されたデータ処理仕様情報D22に上書きされる。なお、図4には図示していないが、複製する設計パターンを選択出来るようにしてもよい。
投入ボタン403は、決定した仕様情報と決定した実体ファイルとを情報処理装置100に入力するボタンである。
なお、図4は一例であるので、例えば、入力したファイルが分かるように入力したファイルを表示する領域を設けてもよいし、投入する仕様情報の種別(分類)と実体ファイルの種別(分類)とをユーザに選択させるようにしてもよい。また、図4では、各仕様情報をファイルとして投入するようにしているが、設計内容を直接入力出来るようにしてもよい。さらに、実体ファイルを特定するための情報を入力するようにしてもよい。
図3に戻り、情報処理装置100の構成例の説明を続ける。
処理装置12は、入力されたデータに対して各種制御を実施する制御部として機能する。処理装置12は、情報登録部121と、生成部122と、差分算出部123と、探索部124とを備える。
情報登録部121は、入力装置11に入力された仕様情報を、後述するリポジトリ13の設計パターン情報記憶領域131に登録する。また、情報登録部121は、入力装置11に入力された実体ファイルを、後述するリポジトリ13の実体ファイル情報記憶領域132に登録する。
生成部122は、実施の形態の概要における生成部3に対応する。生成部122は、入力装置11に入力された仕様情報と、入力装置11に入力された実体ファイルとに関係する各種情報を生成する。
具体的には、生成部122は、入力された仕様情報に対して、設計パターンを設定すると共に、設計パターンと、仕様情報とを対応付けた設計パターン情報を生成する。生成部122は、入力された実体ファイルに関する実体ファイル情報を生成する。生成部122は、入力された複数の仕様情報の各々と、入力された複数の実体ファイルの各々と、を対応付けた関係情報を生成する。なお、入力された複数の仕様情報の各々と、入力された複数の実体ファイルの各々と、を対応付けた関係情報は、実施の形態の概要におけるファイル関係情報に対応する。
生成部122は、生成した設計パターン情報を、後述するリポジトリ13の設計パターン情報記憶領域131に格納された設計パターン情報テーブルT1に登録する。生成部122は、生成した実体ファイル情報を、実体ファイル情報記憶領域132に格納された実体ファイル情報テーブルT2に登録する。生成部122は、生成した関係情報を、後述するリポジトリ13の関係情報記憶領域133に格納された関係情報テーブルT3に登録する。なお、各テーブルについては後述する。
また、生成部122は、既に登録された設計パターンが存在し、入力装置11に複数の仕様情報と複数の実体ファイルとが入力された場合、入力された仕様情報及び実体ファイルに対して設計パターン情報、実体ファイル情報及び関係情報を生成する。さらに、生成部122は、所定の仕様情報を用いて、既に登録された設計パターンと新たに生成した設計パターンとの対応関係を示す関係情報を生成する。つまり、生成部122は、所定の仕様情報を用いて、パターン間の関係性を示す関係情報を生成する。
生成部122は、生成した関係情報を、リポジトリ13の関係情報記憶領域133に格納された関係情報テーブルT3に登録する。なお、既に登録された設計パターンと新たに生成した設計パターンとの対応関係を示す関係情報は、実施の形態の概要におけるパターン関係情報に対応する。
ここで、図5~図7を用いて、設計パターン情報テーブルT1、実体ファイル情報テーブルT2及び関係情報テーブルT3について説明する。図5は、設計パターン情報テーブルを説明する図である。図6は、実体ファイル情報テーブルを説明する図である。図7は、関係情報テーブルを説明する図である。
図5~図7は、図2で示した設計パターン1に関する各仕様情報と各実体ファイルとが入力され、生成部122が各情報を生成し情報が設計パターン情報テーブルT1、実体ファイル情報テーブルT2及び関係情報テーブルT3に登録された場合を示している。
まず、図5を用いて、設計パターン情報テーブルT1について説明する。設計パターン情報テーブルT1は、分析モデルの仕様情報(設計情報)が設定されるテーブルである。設計パターン情報テーブルT1には、左から順に、番号、設計パターン名称、分類及び仕様情報が設定される。
番号は、各レコードを一意に定める番号である。つまり、番号は各仕様情報を識別する番号である。なお、番号には、各仕様情報を識別するID(Identifier)等の識別情報を設定してもよい。設計パターン情報テーブルT1に、当該識別情報を設定する列をさらに設けてもよい。
設計パターン名称には、分析モデルの設計パターンを表す名称が設定される。設計パターンは、画面400において、ユーザが仕様情報と、実体ファイルとを投入した場合に、生成部122が設定した設計パターンの名称である。図5は、図2に示した設計パターン1を投入した場合を表しているため、設計パターン情報テーブルT1の設計パターン名称には「設計パターン1」が登録される。
分類には、設計パターンの仕様情報の種別が設定され、具体的には、基本仕様、入力データ仕様、データ処理仕様、データ分割仕様、及びエンジン実行パラメータ仕様が設定される。つまり、分類には、仕様情報が、基本仕様情報D1、入力データ仕様情報D21、データ処理仕様情報D22、データ分割仕様情報D31、及びエンジン実行パラメータ仕様情報D32のいずれの仕様情報かを表す情報が設定される。
仕様情報には、設計パターンの各仕様情報の具体的な設計内容が設定される。図2に示すように、例えば、設計パターン1のデータ処理仕様情報D22は、カラムAを標準化し出力カラムとしてカラムA’とすることを含む。また、データ処理仕様情報D22は、カラムBに対してデータ処理として削除することを含み、カラムCに対して2値化し、カラムC1及びカラムC2として出力することを含み、カラムD及びカラムEに対してデータ処理を行わないことを含む。そのため、図5の番号3の仕様情報には、上記内容を表す以下の情報が設定される。
A → A'(標準化)
B → Null(削除)
C → C1、C2(2値化)
D → D
E → E
次に、図6を用いて、実体ファイル情報テーブルT2について説明する。実体ファイル情報テーブルT2は、設計パターンを実現するための実体ファイルに関する情報が設定されるテーブルである。実体ファイル情報テーブルT2には、左から順に、番号、実体名称、分類及び格納先情報が設定される。
番号は、各レコードを一意に定める番号である。つまり、番号は実体ファイルを識別する番号である。なお、各実体ファイルを識別するID等の識別情報を設定してもよい。実体ファイル情報テーブルT2に、当該識別情報を設定する列をさらに設けてもよい。
実体名称には、実体ファイルの名称が設定される。図5では、実体ファイルの名称として、図4の画面400で投入された実体ファイルがどの実体ファイルであるかを特定する名称と、バージョン及びリビジョンの少なくとも1つと、の組み合わせが設定される。なお、実体名称には、図4の画面で投入した実体ファイルのファイル名が設定されてもよい。
分類には、実体ファイルの種別が設定され、データ、プログラム、ファイル又はモデルが設定される。例えば、分析モデルの入力データ仕様であれば、データが設定される。分類には、実体ファイルに対して予め設定された分類が設定されてもよいし、図4の画面400から投入された実体ファイルの拡張子から判断された分類が設定されてもよい。
格納先情報には、実体ファイルが格納されている、情報処理装置100の格納先に関する情報が設定される。格納先情報として、情報処理装置100のディレクトリパスが設定されてもよいし、構成管理製品上のリビジョンなどを含む情報が設定されてもよい。
次に、図7を用いて関係情報テーブルT3について説明する。関係情報テーブルT3は、入力された複数の仕様情報の各々と、入力された複数の実体ファイルの各々と、を対応付けた関係情報と、設計パターン間の対応関係を示す関係情報とが設定されるテーブルである。関係情報テーブルT3には、左から順に、番号、分類、始点番号及び終点番号が設定される。
番号は、各レコードを一意に定める番号である。
分類には、関係情報の種別が設定される。具体的には、分類には、「パターン-実体」又は「パターン-パターン」が設定される。「パターン-実体」は、設計パターン毎に、入力された複数の仕様情報の各々と、入力された複数の実体ファイルの各々と、を対応付けた関係情報を示す分類である。また、「パターン-パターン」は、設計パターン間の対応関係である関係情報を示す分類である。
始点番号には、設計パターン情報テーブルT1の番号が設定される。
終点番号には、分類が「パターン-パターン」である場合、設計パターン情報テーブルT1の番号が設定される。一方、分類が「パターン-実体」の場合、実体ファイル情報テーブルT2の番号が設定される。なお、図7では、分類が「パターン-実体」の場合のみが記載されているため、分類が「パターン-実体」の場合の始点番号と終点番号とに関する説明のみを説明し、分類が「パターン-パターン」の場合の始点番号と終点番号とに関する説明は後述する。
設計パターン1に関する仕様情報及び実体ファイルが投入されると、設計パターン1の仕様情報と実体ファイルとの関係情報が生成部122により生成され、図7に示す様に、関係情報テーブルT3に生成された情報が登録される。
具体的に説明すると、始点番号には、各仕様情報に対して設定された設計パターン情報テーブルT1の番号が設定される。図5に示した様に、設計パターン1が設定された仕様情報には、番号1~5が割り振られているので、始点番号には、図5に示した番号1~5が設定され、始点番号からどの仕様情報であるのかを把握出来るようになっている。
終点番号については、分類が「パターン-実体」の場合、実体ファイル情報テーブルT2の番号が設定される。図4の入力領域401は、各仕様情報と対応する実体ファイルが分かるように区分けされており、各仕様情報に対応する実体ファイルが分かるようになっている。そのため、図4の入力領域401の区分けにしたがって、各仕様情報に対応する実体ファイルに設定された実体ファイル情報テーブルT2の番号が終点番号に設定される。
具体的には、図4の入力領域401から分かるように、基本仕様情報D1に対応する実体ファイルは、分析モデルJ6、学習結果J7、及び予測結果J8であるので、図7の始点番号1の終点番号には6、7及び8が設定される。入力データ仕様情報D21に対応する実体ファイルは、学習候補データJ1であるので、図7の始点番号2の終点番号には1が設定される。データ処理仕様情報D22に対応する実体ファイルは、加工プログラムJ2である。データ分割仕様情報D31に対応する実体ファイルは分割プログラムJ3である。エンジン実行パラメータ仕様情報D32に対応する実体ファイルは、ハイパーパラメータファイルJ4及びエンジン実行プログラムJ5である。そのため、図7に示すように、始点番号3に対して終点番号2が設定され、始点番号4に対して終点番号3が設定され、始点番号5に対して終点番号4及び5が設定される。
次に、分類が「パターン-パターン」の場合の関係情報テーブルT3の設定内容を説明するために、図8~図11を用いて、設計パターン2に関する仕様情報と実体ファイルとが入力された場合について説明する。図8は、設計パターン2の仕様情報と実体ファイルとを説明する図である。図9は、設計パターンテーブルを説明する図である。図10は、実体ファイル情報テーブルを説明する図である。図11は、関係情報テーブルを説明する図である。
まず、図8を用いて、設計パターン2の仕様情報と実体ファイルとを説明する。図8は、図2に示した設計パターン1から一部が変更されている。設計パターン2は、設計パターン1のデータ処理仕様情報D22のカラムAのデータ処理を標準化に加えて正規化するデータ処理とする仕様情報に変更し、エンジン実行パラメータ仕様情報D32のEpoch値を値4に変更した設計パターンである。さらに、ユーザは、変更概要を把握出来るように、データ処理とパラメータとを修正したことを分かるように基本仕様情報D1も作成する。
データ処理仕様情報D22及びエンジン実行パラメータ仕様情報D32の変更に伴い、加工プログラムJ2及びハイパーパラメータファイルJ4がそれぞれ、加工プログラム2及びハイパーパラメータファイル2に変更される。また、これに伴い、分析モデルJ6、学習結果J7及び予測結果J8も変更となる。
この場合、ユーザは、図4の画面400を用いて、複製ボタン402を押下して、設計パターン1を複製する。そして、ユーザは、基本仕様情報D1、データ処理仕様情報D22及びエンジン実行パラメータ仕様情報D32を投入し、加工プログラムJ2、ハイパーパラメータファイルJ4、分析モデルJ6、学習結果J7及び予測結果J8を投入する。情報登録部121は、投入された仕様情報及び実体ファイルをそれぞれ設計パターン情報記憶領域131及び実体ファイル情報記憶領域132に登録する。
生成部122は、投入された仕様情報に設計パターン2を設定し、設計パターン情報、実体ファイル情報を生成する。また、生成部122は、入力された複数の仕様情報の各々と、入力された複数の実体ファイルの各々と、を対応付けた関係情報を生成する。さらに、生成部122は、設計パターン1と設計パターン2との対応関係を示す関係情報を生成する。
そして、生成部122は、生成した各情報を、設計パターン情報テーブルT1、実体ファイル情報テーブルT2、及び関係情報テーブルT3に登録する。
図9~図11は、生成部122が生成した各情報が登録された後の設計パターン情報テーブルT1、実体ファイル情報テーブルT2、及び関係情報テーブルT3の状態を示す図である。
まず、図9を用いて、設計パターン情報テーブルT1について説明する。ユーザが図4の画面400において、複製ボタン402を押下して、設計パターン1の仕様情報を複製し、変更があった仕様情報を投入している。つまり、設計パターン2に対して、全ての仕様情報を投入しているため、設計パターン情報テーブルT1の番号6~10が追加され、設計パターン2を設計パターン名称に設定する。
ここで、基本仕様情報D1、データ処理仕様情報D22、及びエンジン実行パラメータ仕様情報D32は変更した仕様情報であり、ユーザが新たに投入した仕様情報である。そのため、番号6、8及び10の仕様情報は、番号1、3及び5の仕様情報と異なる情報として、設計パターン情報テーブルT1に登録される。
次に、図10を用いて、実体ファイル情報テーブルT2について説明する。ユーザは、図4の画面400から加工プログラムJ2、ハイパーパラメータファイルJ4、分析モデルJ6、学習結果J7及び予測結果J8を登録したので、実体ファイル情報テーブルT2には、番号9~13が実体ファイル情報テーブルT2に登録される。
次に、図11を用いて、関係情報テーブルT3について説明する。生成部122は、設計パターン間の対応関係を示す関係情報と、各仕様情報と対応する実体ファイルとの対応関係を示す関係情報とを生成する。生成部122は、設計パターン間の対応関係を示す関係情報を番号6に追加し、各仕様情報と対応する実体ファイルとの対応関係を示す関係情報を番号7~11に追加する。番号7~11に追加した関係情報については、図7と同様となるので詳細な説明は割愛する。
ここで、番号6に追加した設計パターン間の対応関係について説明する。番号6には、設計パターン間の対応関係であるため、分類には「パターン-パターン」を設定する。生成部122は、基本仕様情報D1を用いて、設計パターン1と設計パターン2との対応関係を設定する。生成部122は、設計パターン1の基本仕様情報D1の、設計パターン情報テーブルT1の番号である1を始点番号に設定する。そして、生成部122は、設計パターン2の基本仕様情報D1の、設計パターン情報テーブルT1の番号である6を終点番号に設定する。このように、生成部122は、設計パターン情報テーブルT1において、各設計パターンの基本仕様情報D1を識別する番号を用いて、設計パターン間の対応関係を実現する。
図3に戻り、差分算出部123について説明する。差分算出部123は、既に登録された設計パターンと異なる設計パターンに対応付けられた仕様情報及び実体ファイルが入力された場合、設計パターンの間の仕様情報の差分を示す仕様情報差分を算出する。
具体的には、差分算出部123は、関係情報テーブルT3において、分類に「パターン-パターン」が設定された関係情報と、設計パターン情報テーブルT1に設定された仕様情報とに基づいて、各設計パターンに対応付けられた仕様情報を特定する。
より具体的には、差分算出部123は、関係情報テーブルT3において、分類に「パターン-パターン」が設定された関係情報から、設計パターンは分からないが、基本仕様情報D1を特定することができる。差分算出部123は、設計パターン情報テーブルT1において、特定した基本仕様情報D1を検索することにより、特定した基本仕様情報D1に対応する設計パターンを特定することができるので、特定した設計パターンに対応する各仕様情報を特定する。
差分算出部123は、各設計パターンに対応する全ての仕様情報を特定すると、設計パターン情報テーブルT1において、対応する仕様情報同士の仕様情報(設計内容)の比較をすることにより、設計パターンの間の仕様情報の差分を算出する。
また、差分算出部123は、既に登録された設計パターンと異なる設計パターンに対応付けられた仕様情報及び実体ファイルが入力された場合、設計パターンの間の学習用データに対する学習精度の差分を示す学習精度差分を算出する。また、差分算出部123は、設計パターンの間の予測用データに対する予測精度の差分を示す予測精度差分を算出する。なお、差分算出部123は、学習精度差分又は予測精度差分を算出するようにしてもよい。
上記の様に、差分算出部123は、関係情報テーブルT3において、分類に「パターン-パターン」が設定された関係情報と、設計パターン情報テーブルT1に設定された仕様情報とに基づいて、各設計パターンに対応付けられた仕様情報を特定することができる。差分算出部123は、特定された各設計パターンに対応する仕様情報と、ファイル関係情報と、実体ファイル情報とに基づいて、各設計パターンに対応付けられた学習結果及び予測結果を特定する。
具体的には、差分算出部123は、関係情報テーブルT3において、分類に「パターン-実体」が設定された関係情報から、特定した各設計パターンの仕様情報に対応する実体ファイル情報(実体ファイル情報テーブルT2の番号)を特定することができる。差分算出部123は、実体ファイル情報テーブルT2において各設計パターンの実体ファイルの中から学習結果J7及び予測結果J8を特定する。
差分算出部123は、各設計パターンに対応する学習結果J7から学習精度を求め、予測結果J8から予測精度を求めることができるので、設計パターンの間の学習精度の差分を示す学習精度差分及び予測精度の差分を示す予測精度差分を算出する。学習結果J7は、学習用データにおける分析モデルの学習結果を出力したものである。予測結果J8は、予測用データにおける分析モデルの予測結果を出力したものである。学習精度及び予測精度を表す指標と、指標値とは、エンジンごとに定型で出力されるものであるので、差分算出部123は、一般的なテキスト解析により数値化や差分算出を実施する。
差分算出部123は、設計パターンの間の仕様情報差分、学習精度差分及び予測精度差分を算出すると、仕様情報差分に対して、学習精度及び予測精度が対応するデータを生成して、リポジトリ13の差分算出結果記憶領域134に出力して格納する。
探索部124は、設計パターン情報テーブルT1に基づいて、入力装置11に入力された第1の検索情報を含む仕様情報に対応付けられた設計パターン及び当該設計パターンに対応付けられた仕様情報を検索する。また、探索部124は、関係情報テーブルT3の分類が「パターン-実体」として設定された関係情報及び実体ファイル情報テーブルT2に基づいて、検索された設計パターンと対応付けられた実体ファイルを検索する。
具体的には、探索部124は、設計パターン情報テーブルT1から、第1の検索情報を含む仕様情報を検索し、検索された仕様情報に対応する設計パターンを特定し、当該設計パターンに対応付けられた仕様情報を検索する。そして、探索部124は、関係情報テーブルT3の分類が「パターン-実体」である関係情報から、検索された設計パターンに対応する実体ファイル情報(実体ファイル情報テーブルT2の番号)を検索する。さらに、探索部124は、実体ファイル情報T2から検索した実体ファイル情報(実体ファイル情報テーブルT2の番号)の実体ファイルを検索する。探索部124は、検索した仕様情報と、検索した実体ファイルとを、リポジトリ13の情報探索結果記憶領域135に出力して格納する。
次に、リポジトリ13について説明する。リポジトリ13は、記憶部の一例であり、各種処理の入力データ又は出力データを記憶する記憶領域である。リポジトリ13は、設計パターン情報記憶領域131、実体ファイル情報記憶領域132、関係情報記憶領域133、差分算出結果記憶領域134、及び情報探索結果記憶領域135を備える。
設計パターン情報記憶領域131は、入力装置11により入力された仕様情報を記憶し、設計パターン情報テーブルT1を記憶する。
実体ファイル情報記憶領域132は、入力装置11により入力された実体ファイルを記憶し、実体ファイル情報テーブルT2を記憶する。
関係情報記憶領域133は、関係情報テーブルT3を記憶する。
差分算出結果記憶領域134は、差分算出部123が算出した、仕様情報差分に対して、学習精度及び予測精度が対応するデータを記憶する。
情報探索結果記憶領域135は、検索した仕様情報と、検索した実体ファイルとを格納する。
出力装置14は、処理装置12が演算した結果をユーザに対して表示する。出力装置14は、例えば、差分算出結果記憶領域134に記憶されたデータを出力し、情報探索結果記憶領域135に記憶された、検索した仕様情報と、検索した実体ファイルとを出力する。
出力装置14は、例えば、既に登録されている設計パターンの仕様情報と、異なる設計パターンの仕様情報を登録した場合、登録した仕様情報差分が把握出来るように、差分算出結果記憶領域134に記憶されたデータのうち仕様情報差分のみを出力してもよい。もしくは、出力装置14は、差分算出結果記憶領域134に記憶されたデータのうち、仕様情報差分と、学習精度差分とを対応付けたファイルを出力してもよい。もしくは、出力装置14は、差分算出結果記憶領域134に記憶されたデータのうち、仕様情報差分と、予測精度差分とを対応付けたファイルを出力してもよい。
<情報処理装置の動作例>
続いて、情報処理装置100の動作例を説明する。
<仕様情報及び実体ファイル入力時の動作例>
図12を用いて、仕様情報及び実体ファイルが入力された場合の情報処理装置100の動作例を説明する。図12は、情報登録時の動作を説明する図である。
図4の画面400において、ユーザが仕様情報と実体ファイルとを入力すると、情報登録部121は、基本仕様情報D1を設計パターン情報記憶領域131に格納する。また、生成部122は、入力された仕様情報に設計パターンを設定し、設計パターン情報テーブルT1に基本仕様情報D1の情報を登録する(ステップS1)。
次に、入力装置11は、図4の画面400において複製ボタン402を押下して設計パターンを複製したかを判定する(ステップS2)。
入力装置11が、複製ボタン402が押下されたと判定する場合(ステップS2のYES)、入力装置11は、生成部122にパターン間の関係性を示す関係情報を生成することを要求する。生成部122は、パターン間の関係性を示す関係情報を生成する(ステップS3)。
生成部122は、複製元の設計パターンの基本仕様情報D1の設計パターン情報テーブルT1の番号と、入力された仕様情報に対応する設計パターンの基本仕様情報D1の設計パターン情報テーブルT1の番号とを対応付けて関係情報を生成する。そして、生成部122は、関係情報テーブルT3に分類を「パターン-パターン」として、生成した関係情報を登録する。
一方、入力装置11が、複製ボタン402が押下されていないと判定する場合(ステップS2のNO)、ステップS4の処理を実行する。
なお、本実施の形態では、ステップS2において設計パターンを複製したかを判定するが、ステップS2の処理を行わずに、既に登録されている全ての設計パターンと、入力された仕様情報に対応する設計パターンとの間のパターン間の関係情報を生成してもよい。
情報登録部121は、入力データ仕様情報D21を設計パターン情報記憶領域131に格納し、入力データ仕様情報D21に対応する学習候補データJ1を実体ファイル情報記憶領域132に格納する(ステップS4)。
生成部122は、設計パターン情報テーブルT1に入力データ仕様情報D21の情報を登録し、実体ファイル情報テーブルT2に学習候補データJ1の情報を登録する。
生成部122は、入力データ仕様情報D21と、学習候補データJ1との関係情報を生成して、関係情報テーブルT3に登録する(ステップS5)。
具体的には、生成部122は、設計パターン情報テーブルT1から入力データ仕様情報D21の番号を取得し、実体ファイル情報テーブルT2から、学習候補データJ1の番号を取得する。生成部122は、入力データ仕様情報D21の番号と、学習候補データJ1の番号とを対応付けた関係情報を生成し、分類を「パターン-実体」として設定し、関係情報テーブルT3に登録する。
なお、関係情報を登録する処理は、仕様情報と実体ファイルとが異なるだけであって、基本的に上記内容と同様の処理が実行されるため、具体的な処理内容に関する説明を適宜割愛する。
情報登録部121は、データ処理仕様D22を設計パターン情報記憶領域131に格納
し、データ処理仕様D22に対応する加工プログラムJ2を実体ファイル情報記憶領域132に格納する(ステップS6)。
生成部122は、設計パターン情報テーブルT1にデータ処理仕様D22の情報を登録し、実体ファイル情報テーブルT2に加工プログラムJ2の情報を登録する。
生成部122は、データ処理仕様D22と、加工プログラムJ2との関係情報を生成して、関係情報テーブルT3に登録する(ステップS7)。
情報登録部121は、データ分割仕様情報D31を設計パターン情報記憶領域131に格納し、データ分割仕様情報D31に対応する分割プログラムJ3を実体ファイル情報記憶領域132に格納する(ステップS8)。
生成部122は、設計パターン情報テーブルT1にデータ分割仕様情報D31の情報を登録し、実体ファイル情報テーブルT2に分割プログラムJ3の情報を登録する。
生成部122は、データ分割仕様情報D31と、分割プログラムJ3との関係情報を生成して、関係情報テーブルT3に登録する(ステップS9)。
情報登録部121は、エンジン実行パラメータ仕様情報D32を設計パターン情報記憶領域131に格納する。また、情報登録部121は、エンジン実行パラメータ仕様情報D32に対応するハイパーパラメータファイルJ4及びエンジン実行プログラムJ5を実体ファイル情報記憶領域132に格納する(ステップS10)。
生成部122は、設計パターン情報テーブルT1にエンジン実行パラメータ仕様情報D32の情報を登録し、実体ファイル情報テーブルT2にハイパーパラメータファイルJ4及びエンジン実行プログラムJ5の情報を登録する。
生成部122は、エンジン実行パラメータ仕様情報D32と、ハイパーパラメータファイルJ4及びエンジン実行プログラムJ5との関係情報を生成して、関係情報テーブルT3に登録する(ステップS11)。
情報登録部121は、エンジン実行結果として分析モデルJ6、学習結果J7及び予測結果J8を実体ファイル情報記憶領域132に格納する。また、生成部122は、実体ファイル情報テーブルT2に分析モデルJ6、学習結果J7及び予測結果J8の情報を登録する(ステップS12)。
生成部122は、エンジン実行結果関係情報として、基本仕様情報D1と、分析モデルJ6、学習結果J7及び予測結果J8との関係情報を生成して、関係情報テーブルT3に登録する(ステップS13)。
<仕様情報差分、学習精度差分及び予測精度差分の算出動作>
次に、図13を用いて、仕様情報差分、学習精度差分及び予測精度差分の算出動作について説明する。図13は、差分算出動作を説明する図である。図13は、入力装置11に仕様情報及び実体ファイルが登録されると実行される。また、図13は、ユーザが設計経緯と精度との関係を確認したいタイミングで実行される。なお、図13は、図12の動作が完了した後に実行される。
図13を説明するために、設計パターン1が既に登録されており、設計パターン2をユーザが複製して新たに登録した場合の例を用いて説明する。また、図13を説明するために、設計パターン情報テーブルT1、実体ファイル情報テーブルT2、及び関係情報テーブルT3が図9~図11の状態であることを前提として、図9~図11の例も用いて説明する。
まず、差分算出部123は、設計パターン情報を検索して、設計パターン情報テーブルT1から設計パターン2の基本仕様情報を取得する(ステップS21)。
具体的には、差分算出部123は、図9に示す設計パターン情報テーブルT1から新たに登録された設計パターン2の基本仕様情報D1の番号を取得する。図9において、設計パターン2の分類が基本仕様となっている番号(レコード)は6であるので、差分算出部123は、番号6を取得する。
次に、差分算出部123は、ステップS22~ステップS27を登録されている設計パターンのそれぞれに対して実行する。上記の様に、図13の前提としては、設計パターン1及び設計パターン2のみが登録されているとしているため、差分算出部123は、ステップS22~ステップS27を1回のみループ処理する。
例えば、設計パターン1を複製して設計パターン2を作成、設計パターン2を複製して設計パターン3を作成している場合等、設計パターン1~3が登録されている場合、差分算出部123は、設計パターン1、設計パターン2及び設計パターン3に対してステップS22~ステップS27の処理を実行する。つまり、差分算出部123は、ステップS22~ステップS27の処理を3回繰り返して実行する。
ステップS22において、差分算出部123は、パターン間の関係情報を検索する(ステップS22)。
具体的には、差分算出部123は、関係情報テーブルT3において、分類が「パターン-パターン」として設定されている関係情報から、設計パターン2の基本仕様情報D1を終点とするパターン間の関係情報の始点番号を取得する。
ステップS21において、差分算出部123は、番号6を取得している。図11において、分類が「パターン-パターン」であって、番号6が終点番号に含まれている関係情報を取得する。この場合、番号6の始点番号である番号1が該当する。
次に、差分算出部123は、設計パターン情報を検索して設計パターン1及び2の仕様情報を取得する(ステップS23)。
具体的には、差分算出部123は、設計パターン情報テーブルT1において、ステップS22で取得した番号1から該当する設計パターンを特定し、特定した設計パターンに対応付けられた仕様情報を取得する。同様に、設計パターン2に対しても仕様情報を取得する。
図9を参照すると、番号1は、設計パターン1の基本仕様情報D1であるので、差分算出部123は、番号1が設計パターン1であることを特定し、設計パターン1に対応付けられた仕様情報を取得する。設計パターン1に対応する仕様情報は、番号1~5であるので、差分算出部123は、番号1~5を取得する。設計パターン2に対応する仕様情報として、差分算出部123は、番号6~10を取得する。
次に、差分算出部123は、ステップS24~ステップS26の処理を、仕様分類毎に実行する。つまり、差分算出部123は、基本仕様情報D1、入力データ仕様情報D21、データ処理仕様情報D22、データ分割仕様情報D31、エンジン実行パラメータ仕様情報D32のそれぞれについて、ステップS24~ステップS26の処理を実行する。
ステップS24において、差分算出部123は、パターン-実体関係情報を検索して、設計パターン1及び2の各仕様情報に対応する番号を取得する(ステップS24)。
具体的には、差分算出部123は、関係情報テーブルT3において、分類が「パターン-実体」として設定されている関係情報から、設計パターン1及び2の各仕様情報に対応する実体ファイル情報(終点番号)を取得する。
図11を参照すると、設計パターン1の各仕様情報(番号1~5)の終点番号は番号1~8であるので、差分算出部123は、番号1~8を取得する。同様に、設計パターン2の各仕様情報(番号7~11)の終点番号は番号1、3、5、9~13であるので、差分算出部123は、番号1、3、5、9~13を取得する。
次に、差分算出部123は、実体ファイル情報を検索して、ステップS24において取得した番号に対応する実体ファイル情報を取得する(ステップS25)。
具体的には、差分算出部123は、実体ファイル情報テーブルT2を検索して、ステップS24で取得した番号の実体ファイル情報を取得する。
次に、差分算出部123は、設計パターン情報テーブルT1の仕様情報差分を算出する(ステップS26)。
図9を参照すると、差分算出部123は、仕様差分として以下の内容を算出する。
基本仕様:新規作成/データ処理とパラメータを修正
データ処理仕様:A→A’(標準化)/A→A’(標準化+正規化)
エンジン実行パラメータ仕様:Epoch=値1/Epoch=値4
次に、差分算出部123は、ステップS25で取得した実体ファイル情報から学習結果J7及び予測結果J8を取得し、学習精度差分及び予測精度差分を算出する(ステップS27)。
学習結果、予測結果は、それぞれ学習用データ、予測用データにおける分析モデルの学習結果、予測結果を出力したものである。学習精度及び予測精度を表す指標と、その値がエンジンごとに定型で出力されるもので、差分算出部123は、一般的なテキスト解析により数値化や差分算出を行う。
差分算出部123は、仕様情報差分と学習精度差分及び予測精度差分を算出すると、仕様情報差分に対して、学習精度差分及び予測精度差分が対応付けるようにしたデータを生成して、差分算出結果記憶領域134に格納する。
<仕様情報及び実体ファイル検索動作>
続いて、図14を用いて、仕様情報及び実体ファイル検索動作について説明する。図14は、仕様情報及び実体ファイル検索動作を説明する図である。図14は、入力装置11に、仕様情報に含まれる情報を検索するための第1の検索情報が入力された場合に実行する動作である。
図14で実行される動作は、例えば、ユーザが、分析モデル設計の試行錯誤の中で、ある仕様を変更する際に必要な分析モデル一式を取得する場合に実行されることを想定する。具体例としては、学習候補データの提供元である業務システムに改修が入り、学習候補データのカラムAのデータ内容が変更になる場合に、既存の分析モデルのうち、カラムAを正規化して利用している分析モデルを抽出することを想定する。さらに、データ処理を変更して再モデリングするシーンを想定する。
図14の動作を、第1の検索情報として、データ処理仕様情報D21を検索対象として、検索キーワードを「A,正規化」としたと仮定して説明する。また、設計パターン情報テーブルT1、実体ファイル情報テーブルT2、及び関係情報テーブルT3が図9~図11の状態であることを前提として、図9~図11の例も用いて説明する。
入力装置11に第1の検索情報が入力されると、探索部124は、設計パターン情報から第1の検索情報が含まれる基本仕様情報D1を検索し、検索した基本仕様情報が含まれる設計パターンに対応付けられた各仕様情報を取得する(ステップS31)。
具体的には、探索部124は、設計パターン情報テーブルT1の仕様情報に、第1の検索情報が含まれる仕様情報を特定すると共に、特定した仕様情報に対応する設計パターンの基本仕様情報D1を検索する。そして、探索部124は、設計パターン情報テーブルT1から、検索した基本仕様情報D1が含まれる設計パターンに対応する各仕様情報を取得する。
図9を参照して、データ処理仕様情報D21を検索対象として、検索キーワードを「A,正規化」とすると、探索部124は、分類がデータ処理仕様であり、仕様情報に「A,正規化」を含む仕様情報である番号8を検索する。そして、探索部124は、番号8が設計パターン2であることを特定するので、設計パターン2の基本仕様情報D1を示す番号6を検索する。そして、探索部124は、番号6を含む設計パターン2の各仕様情報を取得する。そうすると、探索部124は、番号6~10を取得する。
次に、探索部124は、ステップS32及びステップS33を仕様情報毎に実行する。
ステップS32において、探索部124は、関係情報テーブルT3において、ステップS31において取得した番号を始点番号とし、分類が「パターン-実体」である関係情報の終点番号を取得する(ステップS32)。
図11を参照すると、探索部124は、番号6~10のそれぞれを始点番号とする終点番号を取得する。そうすると、探索部124は、番号1、3、5、9~13を取得する。
次に、探索部124は、実体ファイル情報テーブルT2において、ステップS32で取得した番号に対応する実体ファイルの格納先情報を取得して、実体ファイルを取得する(ステップS33)。探索部124は、検索した仕様情報と、検索した実体ファイルとを情報探索結果記憶領域135に出力して格納する。
以上説明したように、本実施の形態にかかる情報処理装置100は、仕様情報と、実体ファイルとが入力された場合、各仕様情報と、各実体ファイルとの関係情報を生成する。そのため、本実施の形態によれば、仕様情報と実体ファイルとを形式化して管理することが可能となる。
また、情報処理装置100に、設計パターンが既に登録されている場合であって、仕様情報と実体ファイルとが入力された場合、生成部122は、新たな設計パターンを入力された仕様情報に設定し、設計パターンの間の関係情報を生成する。そのため、差分算出部123は、設計パターンの間の仕様情報差分を算出することが可能となる。したがって、本実施の形態によれば、設計経緯を確認することが可能となる。
さらに、差分算出部123は、仕様情報差分だけでなく、学習精度差分及び予測精度差分を算出し、仕様情報差分と対応付けたデータを生成することが出来るので、ユーザは、設計経緯及び精度の推移を容易に確認することが可能となる。そのため、ユーザは、設計経緯と精度の推移とを確認することにより、より最適な分析モデル資産を設計することが可能となる。
またさらに、探索部124は、仕様情報に含まれる情報を検索するための検索情報を用いて、検索情報が含まれる仕様情報に対応付けられた各仕様情報と各実体ファイルとを検索し、出力装置14から出力可能となる。そのため、ユーザは、過去に作成した分析モデルを即時に検索することが可能であるので、既存の分析モデルを即時に再学習及び再作成することが可能となる。したがって、本実施の形態にかかる情報処理装置100を用いることにより、分析モデルの企画、開発フェーズにおいて、効率的な、設計、製造、テスト支援に寄与することが期待できる。さらに、本実施の形態にかかる情報処理装置100を用いることにより、分析モデルの運用、保守フェーズにおいて、障害が発生した場合に、障害分析を効率的に、かつ即時に行え、改修が必要な場合の改修を効率的に、かつ即時に行うことが期待できる。
(変形例)
上記実施の形態では、情報処理装置100は、仕様情報に含まれる情報を検索するための第1の検索情報を入力し、当該第1の検索情報を含む仕様情報差分と学習精度差分及び予測精度差分とを対応付けて出力することで説明したが、以下のように変形してもよい。
入力装置11は、実体ファイルに含まれる情報を検索するための第2の検索情報を入力する。
探索部124は、実体ファイル情報テーブルT2に基づいて、入力装置11に入力された第2の検索情報を含む実体ファイルを検索する。探索部124は、関係情報テーブルT3の分類が「パターン-実体」として設定された関係情報と、設計パターン情報テーブルT1とに基づいて、検索された実体ファイルに対応する設計パターンに対応付けられた仕様情報と、実体ファイルを検索する。
具体的には、探索部124は、実体ファイル情報テーブルT2に登録された実体ファイルを、格納先情報から検索する。探索部124は、第2の検索情報を検索キーワードとして、検索した実体ファイルのファイル名及び実データを検索し、第2の検索情報を含む実体ファイルを検索する。
探索部124は、第2の検索情報を含む実体ファイルを検索すると、実体ファイル情報テーブルT2から実体ファイル情報(実体ファイル情報テーブルT2の番号)を取得することができる。探索部124は、関係情報テーブルT3から検索した実体ファイルに対応する仕様情報(設計パターン情報テーブルT1の番号)を取得することが出来る。そのため、探索部124は、設計パターン情報テーブルT1から取得した仕様情報に対応する設計パターン及び当該設計パターンに対応付けられた仕様情報を検索する。
また、探索部124は、設計パターンが検索されると、関係情報テーブルT3から検索された設計パターンに対応する実体ファイル情報(実体ファイル情報テーブルT2の番号)を検索する。そして、探索部124は、検索した実体ファイル情報の実体ファイルを、実体ファイル情報テーブルT2を検索して取得する。
探索部124は、検索した仕様情報と、検索した実体ファイルとをリポジトリ13の情報探索結果記憶領域135に出力して格納する。
出力装置14は、情報探索結果記憶領域135に記憶された、検索した仕様情報と、検索した実体ファイルとを出力する。
このようにすることにより、例えば、ある一定の予測精度が出ている分析モデルをベースにさらなる改善を行いたい場合、予測結果ファイル名をキーとして分析モデル資産一式を検索することができ、ユーザ利便性を向上させることが可能になる。さらに、ある一定の予測精度が出ている分析モデルを容易に検索することが出来るので、より良い分析モデルを作成し易くなる。したがって、このようにすることにより、開発フェーズにおいて、開発効率を高めることが可能となる。
(他の実施の形態)
図15は、上述した実施の形態において説明した情報処理装置1及び100(以下、情報処理装置1等と称する)は、次のようなハードウェア構成を有していてもよい。図15は、本開示の各実施の形態にかかる情報処理装置1等のハードウェア構成を例示するブロック図である。
図15を参照すると、情報処理装置1等は、ネットワーク・インターフェース1201、プロセッサ1202、及びメモリ1203を含む。ネットワーク・インターフェース1201は、他の無線通信装置と通信するために使用される。ネットワーク・インターフェース1201は、例えば、IEEE 802.11 seriesに準拠したネットワークインターフェースカード(NIC)を含んでもよい。
プロセッサ1202は、メモリ1203からソフトウェア(コンピュータプログラム)を読み出して実行することで、上述の実施形態においてフローチャートを用いて説明された情報処理装置1等の処理を行う。プロセッサ1202は、例えば、マイクロプロセッサ、MPU(Micro Processing Unit)、又はCPU(Central Processing Unit)であってもよい。プロセッサ1202は、複数のプロセッサを含んでもよい。
メモリ1203は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。メモリ1203は、プロセッサ1202から離れて配置されたストレージを含んでもよい。この場合、プロセッサ1202は、図示されていないI/Oインタフェースを介してメモリ1203にアクセスしてもよい。
図15の例では、メモリ1203は、ソフトウェアモジュール群を格納するために使用される。プロセッサ1202は、これらのソフトウェアモジュール群をメモリ1203から読み出して実行することで、上述の実施形態において説明された情報処理装置1等の処理を行うことができる。
図15を用いて説明したように、情報処理装置1等が有するプロセッサの各々は、図面を用いて説明されたアルゴリズムをコンピュータに行わせるための命令群を含む1または複数のプログラムを実行する。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)を含む。さらに、非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/Wを含む。さらに、非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、半導体メモリを含む。半導体メモリは、例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory)を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。また、本開示は、それぞれの実施の形態を適宜組み合わせて実施されてもよい。
また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
分析モデルを作成するための複数の仕様情報と、前記分析モデルに関する複数の実体ファイルと、を入力する入力部と、
前記複数の仕様情報に設計パターンを設定し、前記設計パターンと前記複数の仕様情報とを対応付けた設計パターン情報、及び前記複数の仕様情報の各々と前記複数の実体ファイルの各々とを対応付けたファイル関係情報を生成する生成部と、を備え、
前記生成部は、第1の設計パターン情報及び第1のファイル関係情報が生成されている場合であって、複数の仕様情報と、複数の実体ファイルとが入力された場合、第2の設計パターン情報及び第2のファイル関係情報を生成すると共に、各設計パターンに対応付けられた所定の仕様情報を用いて、第1の設計パターンと第2の設計パターンとの間の対応関係を示すパターン関係情報を生成する、情報処理装置。
(付記2)
前記パターン関係情報と、各設計パターン情報とに基づいて、各設計パターンに対応する仕様情報を特定し、前記第1の設計パターンと前記第2の設計パターンとの間の仕様情報差分を算出する差分算出部と、
前記仕様情報差分を出力する出力部と、をさらに備える付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記生成部は、前記複数の実体ファイルに関する実体ファイル情報を生成し、
前記複数の実体ファイルは、学習結果及び予測結果の少なくとも1つを含み、
前記差分算出部は、前記特定された各設計パターンに対応する仕様情報と、前記ファイル関係情報と、前記実体ファイル情報とに基づいて、各設計パターンに対応付けられた学習結果及び予測結果の少なくとも1つを特定し、前記第1の設計パターンと前記第2の設計パターンとの間の前記学習結果に関する学習精度差分、及び前記予測結果に関する予測精度差分の少なくとも1つを算出し、
前記出力部は、前記仕様情報差分と、前記学習精度差分及び前記予測精度差分の少なくとも1つと、を対応付けて出力する、付記2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記入力部は、仕様情報に含まれる情報を検索するための第1の検索情報を入力し、
前記設計パターン情報に基づいて、前記第1の検索情報を含む仕様情報に対応付けられた設計パターン及び当該設計パターンに対応付けられた仕様情報を検索し、前記ファイル関係情報及び前記実体ファイル情報に基づいて、前記検索された設計パターンと対応付けられた実体ファイルを検索する探索部をさらに備える、付記3に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記入力部は、実体ファイルに含まれる情報を検索するための第2の検索情報を入力し、
前記探索部は、前記実体ファイル情報に基づいて、前記第2の検索情報を含む実体ファイルを検索し、前記ファイル関係情報と前記設計パターン情報とに基づいて、前記検索された実体ファイルに対応する設計パターンに対応付けられた仕様情報及び実体ファイルを検索する、付記4に記載の情報処理装置。
(付記6)
前記出力部は、前記検索された仕様情報及び前記検索された実体ファイルを出力する、付記4又は5に記載の情報処理装置。
(付記7)
設計パターン情報は、各仕様情報を識別する識別情報を含み、
前記生成部は、前記第1の設計パターンに対応する前記所定の仕様情報を識別する識別情報と、前記第2の設計パターンに対応する前記所定の仕様情報を識別する識別情報と、を対応付けて、前記パターン関係情報を生成する、付記1~6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記8)
前記所定の仕様情報は、前記複数の仕様情報に関する設計方針、設計概要及び変更概要の少なくとも1つに関する情報を含む基本仕様情報である、付記1~7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記9)
前記入力部は、各仕様情報に対して、当該仕様情報に対応するに対応する少なくとも1つの実体ファイルが入力されるように構成され、
前記生成部は、前記複数の仕様情報の各々に対して、前記入力された少なくとも1つの実体ファイルを対応付けて前記ファイル関係情報を生成する、付記1~8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記10)
分析モデルを作成するための複数の仕様情報と、前記分析モデルに関する複数の実体ファイルと、を入力することと、
前記複数の仕様情報に設計パターンを設定し、前記設計パターンと前記複数の仕様情報とを対応付けた設計パターン情報、及び前記複数の仕様情報の各々と前記複数の実体ファイルの各々とを対応付けたファイル関係情報を生成することと、
第1の設計パターン情報及び第1のファイル関係情報が生成されている場合であって、複数の仕様情報と、複数の実体ファイルとが入力された場合、第2の設計パターン情報及び第2のファイル関係情報を生成すると共に、各設計パターンに対応付けられた所定の仕様情報を用いて、第1の設計パターンと第2の設計パターンとの間の対応関係を示すパターン関係情報を生成することと、を含む分析モデル管理方法。
(付記11)
分析モデルを作成するための複数の仕様情報と、前記分析モデルに関する複数の実体ファイルと、を入力することと、
前記複数の仕様情報に設計パターンを設定し、前記設計パターンと前記複数の仕様情報とを対応付けた設計パターン情報、及び前記複数の仕様情報の各々と前記複数の実体ファイルの各々とを対応付けたファイル関係情報を生成することと、
第1の設計パターン情報及び第1のファイル関係情報が生成されている場合であって、複数の仕様情報と、複数の実体ファイルとが入力された場合、第2の設計パターン情報及び第2のファイル関係情報を生成すると共に、各設計パターンに対応付けられた所定の仕様情報を用いて、第1の設計パターンと第2の設計パターンとの間の対応関係を示すパターン関係情報を生成することと、をコンピュータに実行させる分析モデル管理プログラム。
1、100 情報処理装置
2 入力部
3、122 生成部
11 入力装置
12 処理装置
13 リポジトリ
14 出力装置
121 情報登録部
123 差分算出部
124 探索部
131 設計パターン情報記憶領域
132 実体ファイル情報記憶領域
133 関係情報記憶領域
134 差分算出結果記憶領域
135 情報探索結果記憶領域
400 画面
401 入力領域
402 複製ボタン
403 投入ボタン

Claims (10)

  1. 分析モデルを作成するための複数の仕様情報と、前記分析モデルに関する複数の実体ファイルと、を入力する入力部と、
    前記複数の仕様情報に設計パターンを設定し、前記設計パターンと前記複数の仕様情報とを対応付けた設計パターン情報、及び前記複数の仕様情報の各々と前記複数の実体ファイルの各々とを対応付けたファイル関係情報を生成する生成部と、を備え、
    前記生成部は、第1の設計パターン情報及び第1のファイル関係情報が生成されている場合であって、複数の仕様情報と、複数の実体ファイルとが入力された場合、第2の設計パターン情報及び第2のファイル関係情報を生成すると共に、各設計パターンに対応付けられた所定の仕様情報を用いて、第1の設計パターンと第2の設計パターンとの間の対応関係を示すパターン関係情報を生成する、情報処理装置。
  2. 前記パターン関係情報と、各設計パターン情報とに基づいて、各設計パターンに対応する仕様情報を特定し、前記第1の設計パターンと前記第2の設計パターンとの間の仕様情報差分を算出する差分算出部と、
    前記仕様情報差分を出力する出力部と、をさらに備える請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記生成部は、前記複数の実体ファイルに関する実体ファイル情報を生成し、
    前記複数の実体ファイルは、学習結果及び予測結果の少なくとも1つを含み、
    前記差分算出部は、前記特定された各設計パターンに対応する仕様情報と、前記ファイル関係情報と、前記実体ファイル情報とに基づいて、各設計パターンに対応付けられた学習結果及び予測結果の少なくとも1つを特定し、前記第1の設計パターンと前記第2の設計パターンとの間の前記学習結果に関する学習精度差分、及び前記予測結果に関する予測精度差分の少なくとも1つを算出し、
    前記出力部は、前記仕様情報差分と、前記学習精度差分及び前記予測精度差分の少なくとも1つと、を対応付けて出力する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記入力部は、仕様情報に含まれる情報を検索するための第1の検索情報を入力し、
    前記設計パターン情報に基づいて、前記第1の検索情報を含む仕様情報に対応付けられた設計パターン及び当該設計パターンに対応付けられた仕様情報を検索し、前記ファイル関係情報及び前記実体ファイル情報に基づいて、前記検索された設計パターンと対応付けられた実体ファイルを検索する探索部をさらに備える、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記入力部は、実体ファイルに含まれる情報を検索するための第2の検索情報を入力し、
    前記探索部は、前記実体ファイル情報に基づいて、前記第2の検索情報を含む実体ファイルを検索し、前記ファイル関係情報と前記設計パターン情報とに基づいて、前記検索された実体ファイルに対応する設計パターンに対応付けられた仕様情報及び実体ファイルを検索する、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記出力部は、前記検索された仕様情報及び前記検索された実体ファイルを出力する、請求項4又は5に記載の情報処理装置。
  7. 設計パターン情報は、各仕様情報を識別する識別情報を含み、
    前記生成部は、前記第1の設計パターンに対応する前記所定の仕様情報を識別する識別情報と、前記第2の設計パターンに対応する前記所定の仕様情報を識別する識別情報と、を対応付けて、前記パターン関係情報を生成する、請求項1~6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記所定の仕様情報は、前記複数の仕様情報に関する設計方針、設計概要及び変更概要の少なくとも1つに関する情報を含む基本仕様情報である、請求項1~7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 分析モデルを作成するための複数の仕様情報と、前記分析モデルに関する複数の実体ファイルと、を入力することと、
    前記複数の仕様情報に設計パターンを設定し、前記設計パターンと前記複数の仕様情報とを対応付けた設計パターン情報、及び前記複数の仕様情報の各々と前記複数の実体ファイルの各々とを対応付けたファイル関係情報を生成することと、
    第1の設計パターン情報及び第1のファイル関係情報が生成されている場合であって、複数の仕様情報と、複数の実体ファイルとが入力された場合、第2の設計パターン情報及び第2のファイル関係情報を生成すると共に、各設計パターンに対応付けられた所定の仕様情報を用いて、第1の設計パターンと第2の設計パターンとの間の対応関係を示すパターン関係情報を生成することと、をコンピュータが行う分析モデル管理方法。
  10. 分析モデルを作成するための複数の仕様情報と、前記分析モデルに関する複数の実体ファイルと、を入力することと、
    前記複数の仕様情報に設計パターンを設定し、前記設計パターンと前記複数の仕様情報とを対応付けた設計パターン情報、及び前記複数の仕様情報の各々と前記複数の実体ファイルの各々とを対応付けたファイル関係情報を生成することと、
    第1の設計パターン情報及び第1のファイル関係情報が生成されている場合であって、複数の仕様情報と、複数の実体ファイルとが入力された場合、第2の設計パターン情報及び第2のファイル関係情報を生成すると共に、各設計パターンに対応付けられた所定の仕様情報を用いて、第1の設計パターンと第2の設計パターンとの間の対応関係を示すパターン関係情報を生成することと、をコンピュータに実行させる分析モデル管理プログラム。
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