JP7274985B2 - pouring cap - Google Patents
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Description
本発明は、注出キャップに関する。 The present invention relates to spout caps.
特許文献1には、内容物が注出される注出孔が形成された天壁部を有し、容器本体の口部に装着されるキャップ本体と、注出孔を開放可能に閉塞する有頂筒状の蓋体と、容器本体の口部を覆い、注出孔と容器本体の内部とを連通させる連通孔が形成された中板部材と、を備える注出キャップが開示されている。
この種の注出キャップでは、内容物が注出孔から不意に勢いよく注出されてしまい、注出量を調整することが難しい場合があった。 With this type of pouring cap, the contents are unexpectedly and vigorously poured out from the pouring hole, which sometimes makes it difficult to adjust the pouring amount.
本発明はこのような事情を考慮してなされ、内容物が勢いよく注出されることを抑制できる注出キャップを提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a pouring cap capable of suppressing vigorous pouring of contents.
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る注出キャップは、内容物が注出される注出孔が形成された天壁部を有し、容器本体の口部に装着されるキャップ本体と、前記注出孔を開放可能に閉塞する有頂筒状の蓋体と、前記口部の上端開口を覆い、前記注出孔と前記容器本体の内部とを連通させる連通孔が形成された中板部材と、を備え、前記連通孔と前記天壁部のうち前記注出孔が形成されていない部分とが上下方向において対向し、前記連通孔の内面には、上方に向かうに従って前記注出孔から離れるように延びる傾斜面が形成され、前記中板部材には、上方に向けて突出した壁部が形成され、平面視において、前記壁部は前記注出孔と前記連通孔との間に位置し、前記壁部は前記注出孔に向けて凸となるように湾曲している。 In order to solve the above problems, a pouring cap according to one aspect of the present invention has a top wall portion formed with a pouring hole through which contents are poured out, and is attached to the mouth portion of a container body. A main body, a capped cylindrical cover that openably closes the pouring hole, and a communication hole that covers the upper end opening of the mouth and communicates the pouring hole with the inside of the container body. and a middle plate member, wherein the communicating hole and a portion of the ceiling wall portion where the pouring hole is not formed face each other in the vertical direction, and the inner surface of the communicating hole has the above-mentioned An inclined surface extending away from the pouring hole is formed, and the intermediate plate member is formed with a wall portion protruding upward. and the wall portion is curved to be convex toward the pouring hole .
上記態様によれば、内容物が連通孔を通して天壁部に向かう際に、内容物の少なくとも一部が傾斜面に当たり、その進行方向が注出孔から離れるように変化する。このため、連通孔から注出孔に向けて多量の内容物が直接流動することが抑えられ、注出孔から内容物が勢いよく注出されることを抑制できる。したがって、注出量がより調整しやすくなり、操作性を向上させることができる。また、内容物が連通孔から注出孔に向かうときに、内容物の少なくとも一部が壁部に当たるため、内容物の勢いをより確実に弱めることができる。また、内容物が連通孔から注出孔に向かうときに、内容物の少なくとも一部は壁部に沿って迂回するように流動する。そして、内容物が壁部に沿って流動する際に、その流れの方向が、後方すなわち注出孔から離れる方向となる。したがって、注出孔に向かう内容物の勢いを、より確実に弱めることができる。 According to the above aspect, when the content is directed toward the top wall portion through the communication hole, at least a part of the content hits the inclined surface, and the traveling direction of the content changes away from the pouring hole. Therefore, direct flow of a large amount of the contents from the communication hole toward the pouring hole is suppressed, and it is possible to prevent the contents from being vigorously poured out from the pouring hole. Therefore, it becomes easier to adjust the pouring amount, and the operability can be improved. In addition, since at least part of the contents hits the wall portion when the contents move from the communication hole to the pouring hole, the momentum of the contents can be weakened more reliably. Moreover, when the content is directed from the communication hole to the pouring hole, at least part of the content flows along the wall so as to detour. Then, when the content flows along the wall, the direction of the flow is the rear, that is, the direction away from the pouring hole. Therefore, the momentum of the contents toward the pouring hole can be weakened more reliably.
また、前記中板部材には、前記中板部材と前記キャップ本体とのキャップ軸回りの位置を合わせるための位置合わせ部が形成されていてもよい。 Further, the intermediate plate member may be formed with an alignment portion for aligning the positions of the intermediate plate member and the cap main body around the cap axis.
この場合、注出キャップを製造する際に、中板部材とキャップ本体とのキャップ軸回りの相対的な位置を整合させやすくなっている。これにより、連通孔と天壁部とを上下方向においてより確実に対向させることができる。 In this case, when manufacturing the pouring cap, it is easy to align the relative positions of the intermediate plate member and the cap body around the cap axis. As a result, the communication hole and the ceiling wall portion can more reliably face each other in the vertical direction.
本発明の上記態様によれば、内容物が勢いよく注出されることを抑制できる注出キャップを提供することができる。 According to the aspect of the present invention, it is possible to provide a pouring cap capable of suppressing the vigorous pouring of the contents.
以下、本実施形態の注出キャップおよび当該注出キャップを備えた容器について図面に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、容器1は、容器本体2と、容器本体2の口部2cに装着される注出キャップ3と、を備えている。本実施形態の容器本体2は、外容器2aおよび内容器2bを有する2重容器(デラミ容器)であり、内容器2bの口部2cに注出キャップ3が装着されている。このような2重容器は、例えば、PET樹脂からなる内プリフォームを外プリフォームにセットし、ブロー成形することで形成できる。外容器2aには、外容器2aと内容器2bとの間に外気を導入するための貫通孔2dが形成されている。なお、容器本体2は2重容器でなくてもよい。
Hereinafter, the pouring cap of the present embodiment and a container provided with the pouring cap will be described based on the drawings.
As shown in FIGS. 1 and 2, the
注出キャップ3は、容器本体2の口部2cに装着されるキャップ本体10と、キャップ本体10に形成された注出孔14aを開放可能に閉塞する有頂筒状の蓋体20と、口部2cの上端開口を覆い、注出孔14aと容器本体2の内部とを連通させる連通孔31aが形成された中板部材30と、を備えている。本実施形態では、蓋体20とキャップ本体10とが一体に形成されており、蓋体20がキャップ本体10に対してヒンジH回りに回動可能に連結されている。ただし、蓋体20とキャップ本体10とは別体であってもよい。
The
蓋体20は、注出孔14aを解放する開位置(図1)と、注出孔14aを閉塞する閉位置(図2)と、の間で変位可能となっている。以下の説明では、特に言及が無い限り、蓋体20が閉位置(図2)にあるときの各構成の位置関係について説明する。
The
(方向定義)
本実施形態では、蓋体20の中心軸線をキャップ軸Oといい、キャップ軸Oに沿う方向を上下方向という。上下方向から見た平面視において、キャップ軸Oに交差する方向を径方向といい、キャップ軸O回りに周回する方向を周方向という。ヒンジHの周方向中央部と、蓋体20に形成された操作部21aの周方向中央部と、を結ぶ方向を前後方向という。前後方向において、操作部21a側を前方といい、ヒンジH側を後方という。ヒンジHおよび操作部21aは、前後方向においてキャップ軸Oを間に挟むように配置されている。
(direction definition)
In this embodiment, the central axis of the
図2に示すように、キャップ本体10は、装着筒部11と、上板部12と、天壁部13と、注出筒部14と、外気導入部15と、第1シール筒部16と、を有している。装着筒部11は上下方向に延びる筒状に形成されており、容器本体2に装着されている。本実施形態では、装着筒部11の内周面に形成された雌ネジ部が、外容器2aの外周面に形成された雄ネジ部に螺着されている。ただし、装着筒部11は、アンダーカット嵌合などによって、容器本体2に装着されていてもよい。
As shown in FIG. 2, the
上板部12は、装着筒部11の上端部から径方向内側に向けて延びている。図1に示すように、平面視において、上板部12は略環状に形成されおり、上板部12の内側に天壁部13が位置している。平面視において、天壁部13は円形状に形成されており、その中心はキャップ軸Oよりも後方に位置している。図2に示すように、天壁部13は上板部12よりも上方に位置しており、上板部12と天壁部13との接続部分には段差が形成されている。なお、このような上板部12および段差が形成されていなくてもよく、例えば、キャップ軸Oと同軸の円板状に形成された天壁部13が、装着筒部11の上端部に直接接続されてもよい。
The
図2に示すように、天壁部13には、この天壁部13を上下方向に貫通する注出孔14aが形成されている。注出孔14aの中心軸線は、キャップ軸Oよりも前方に位置している。注出筒部14は、注出孔14aの上端開口縁から上方に向けて延びている。注出筒部14の上端部には、上方に向かうに従って拡径するリップ部が形成されている。
As shown in FIG. 2, the
外気導入部15は、天壁部13から上方に向けて延びている。図1に示すように、外気導入部15は、平面視において、キャップ軸Oを中心とした円弧状に形成されている。外気導入部15はキャップ軸Oよりも後方に位置している。外気導入部15の上端面には、2つの外気導入孔15aが形成されている。外気導入部15の内部は空洞になっており、外気導入孔15aを通して、外気が、キャップ本体10と中板部材30との間の空間に導入される。なお、容器本体2として二重容器を採用しない場合は、外気導入部15を設けなくてもよい。
The outside
図2に示すように、第1シール筒部16は、天壁部13から下方に向けて延びている。第1シール筒部16は、キャップ軸Oと同軸に形成されている。第1シール筒部16は、注出孔14aを径方向外側から囲っている。
As shown in FIG. 2 , the first
蓋体20は、頂壁21と、周壁22と、係止筒部23と、閉塞筒部24と、を有している。頂壁21の前端部に、先述の操作部21aが形成されている。操作部21aは、頂壁21から前方に向けて突出している。周壁22は、頂壁21の外周縁から下方に向けて延びている。係止筒部23および閉塞筒部24は、周壁22の径方向内側に位置しており、頂壁21から下方に向けて延びている。係止筒部23の下端部は、上板部12と天壁部13との接続部に形成された環状の突起に係止されており、これによって蓋体20がキャップ本体10に対して閉じた状態が維持されている。
The
閉塞筒部24は、係止筒部23の径方向内側に位置しており、注出筒部14内に嵌合されている。これにより、閉塞筒部24は、注出孔14aおよび注出筒部14を閉塞している。蓋体20が開位置(図1)にあるとき、閉塞筒部24は注出筒部14内から離脱し、注出孔14aが開放される。
The closing
図2に示すように、中板部材30は、中板部31と、嵌合筒部32と、第2シール筒部33と、外筒部34と、壁部35と、位置合わせ部36と、を有している。中板部31は、略円板状に形成されており、口部2cに上方から当接している。中板部31の外周面は、キャップ本体10の装着筒部11内に嵌合している。また、装着筒部11の内周面には、中板部31にアンガーカット嵌合した嵌合部が形成されている。これらの構成により、注出キャップ3が容器本体2に装着される前の状態でも、中板部材30がキャップ本体10に保持される。
As shown in FIG. 2, the
中板部31には、連通孔31aが形成されている。連通孔31aは、キャップ軸Oよりも後方かつ第2シール筒部33の径方向内側に位置している。連通孔31aは、中板部31を上下方向に貫通しており、容器本体2内の空間と第2シール筒部33内の空間とを連通させている。連通孔31aは、上下方向において、天壁部13のうち注出孔14aが形成されていない部分と対向している。
A
連通孔31aの内面には、傾斜面31bが形成されている。図1に示すように、傾斜面31bは、連通孔31aの前方の端部に形成されている。換言すると、連通孔31aの内面のうち、平面視において最も注出孔14aの近くに位置する部分に、傾斜面31bが形成されている。図2に示すように、傾斜面31bは、上方に向かうに従って後方に向かうように傾斜している。換言すると、傾斜面31bは、上方に向かうに従って注出孔14aから離れるように延びている。
An
嵌合筒部32は、中板部31から下方に向けて延びており、キャップ軸Oと同軸に形成されている。嵌合筒部32は、容器本体2の口部2cの内側に嵌合されている。
第2シール筒部33は、中板部31から上方に向けて延びており、キャップ軸Oと同軸に形成されている。第2シール筒部33の上端部は、第1シール筒部16に対して、径方向外側から嵌合している。これにより、内容物が連通孔31aから注出孔14aに向かうときに、内容物が第2シール筒部33の径方向外側に漏れ出ることが抑制されている。
The
The second
外筒部34は、中板部31から上方に向けて延びており、キャップ軸Oと同軸に形成されている。図3に示すように、外筒部34の外周面には複数のリブ34aが形成されている。複数のリブ34aは、周方向に間隔を空けて設けられており、中板部材30のキャップ本体10に対するキャップ軸O周りの回転を防止する。また、リブ34a同士の間の隙間は、外気を外容器2aと内容器2bとの間に導入する外気流路となる。なお、外気流路は、外気導入孔15a、リブ34a同士の間の隙間、貫通孔2dなどにより構成されている。
The outer
図2に示すように、壁部35は、中板部31から上方に向けて突出している。図3に示すように、平面視において、壁部35は位置合わせ部36に向けて凸となるように湾曲している。言い換えると、壁部35は前方に向けて凸となるように湾曲している。また、平面視において、壁部35は、連通孔31aと位置合わせ部36との間に位置している。壁部35と第2シール筒部33との間には隙間が形成されている。この隙間は、内容物が連通孔31aから注出孔14aに向けて流動する際の流路となる。
As shown in FIG. 2 , the
図示は省略するが、平面視において、位置合わせ部36および注出孔14aは少なくとも一部同士が重なる位置に配置されている。位置合わせ部36は、注出キャップ3を製造する際に、中板部材30とキャップ本体10とのキャップ軸O回りの位置を合わせるために用いられる。また、図1に示すように、平面視において、壁部35は注出孔14aに向けて凸となるように湾曲している。
Although illustration is omitted, the positioning
図2に示すように、本実施形態の位置合わせ部36は有底筒状に形成されており、中板部31から下方に向けて突出している。位置合わせ部36は、キャップ軸Oおよび連通孔31aよりも前方に位置している。なお、位置合わせ部36の形状は適宜変更してもよい。例えば、位置合わせ部36は、中板部31から上方に向けて突出する突出部(円筒状ボスやリブなど)であってもよい。
As shown in FIG. 2, the positioning
次に、以上のように構成された注出キャップ3の作用について説明する。
Next, the operation of the pouring
注出キャップ3を備えた容器1を使用する際には、まず、操作部21aを操作して蓋体20をヒンジH回りに回動させることなどにより、蓋体20を開位置とする。これにより、閉塞筒部24が注出筒部14から離脱し、注出孔14aが開放される。
次に、図4に示すように、容器1を傾ける。なお、容器1を傾けるとともに、容器本体2をスクイズ変形させてもよい。すると、容器本体2内の内容物が、連通孔31aを通して天壁部13に向けて流動する。
When using the
Next, as shown in FIG. 4, the
ここで本実施形態では、連通孔31aの内面に傾斜面31bが形成されている。このため、内容物の少なくとも一部は、図4の二点鎖線で示すような経路をたどって流動する。すなわち、内容物の少なくとも一部は、連通孔31aを上方(天壁部13側)に向けて通過する際に、傾斜面31bに当たることで、後方(ヒンジH側)に向けて流動する。そして、天壁部13、第1シール筒部16、および第2シール筒部33によってガイドされながら、壁部35と第2シール筒部33との間の隙間を抜けて、注出孔14aに向かう。そして内容物は、注出孔14aおよび注出筒部14を通して吐出される。
Here, in this embodiment, an
このように、傾斜面31bによって、内容物の少なくとも一部を、後方すなわち注出孔14aから離れる側に向かわせることで、注出孔14aから注出される内容物の勢いを弱めることができる。
By directing at least a portion of the contents toward the rear, ie, the side away from the pouring
以上説明したように、本実施形態の注出キャップ3は、内容物が注出される注出孔14aが形成された天壁部13を有し、容器本体2の口部2cに装着されるキャップ本体10と、注出孔14aを開放可能に閉塞する有頂筒状の蓋体20と、口部2cの上端開口を覆い、注出孔14aと容器本体2の内部とを連通させる連通孔31aが形成された中板部材30と、を備えている。そして、連通孔31aと天壁部13のうち注出孔14aが形成されていない部分とが上下方向において対向し、連通孔31aの内面には、上方に向かうに従って注出孔14aから離れるように延びる傾斜面31bが形成されている。
As described above, the pouring
この構成により、内容物が連通孔31aを通して天壁部13に向かう際に、内容物の少なくとも一部が傾斜面31bに当たり、その進行方向が注出孔14aから離れるように変化する。このため、連通孔31aから注出孔14aに向けて多量の内容物が直接流動することが抑えられ、注出孔14aから内容物が勢いよく注出されることを抑制できる。したがって、注出量がより調整しやすくなり、操作性を向上させることができる。
With this configuration, when the content is directed toward the
また、中板部材30には、上方に向けて突出した壁部35が形成され、平面視において、壁部35は注出孔14aと連通孔31aとの間に位置している。この構成により、内容物が連通孔31aから注出孔14aに向かうときに、内容物の少なくとも一部が壁部35に当たるため、注出孔14aに向かう内容物の勢いをより確実に弱めることができる。
A
また、平面視において、壁部35は、注出孔14aに向けて凸となるように湾曲している。これにより、内容物が連通孔31aから注出孔14aに向かうときに、内容物の少なくとも一部は壁部35に沿って迂回するように流動する。そして、内容物が壁部35に沿って流動する際に、その流れの方向が、後方すなわち注出孔14aから離れる方向となる。したがって、注出孔14aに向かう内容物の勢いを、より確実に弱めることができる。
Moreover, in plan view, the
また、中板部材30には、中板部材30とキャップ本体10とのキャップ軸O回りの位置を合わせるための位置合わせ部36が形成されている。これにより、中板部材30とキャップ本体10とのキャップ軸O回りの相対的な位置を整合させて、連通孔31aと天壁部13とを上下方向においてより確実に対向させることができる。なお、注出キャップ3を製造する際には、例えば組立用の治具とキャップ本体10とを予め位置合わせしておき、治具の凹部に位置合わせ部36を挿入することで、中板部材30とキャップ本体10とのキャップ軸O回りの位置が自ずと合うようにしてもよい。
Further, the
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。 The technical scope of the present invention is not limited to the above embodiments, and various modifications can be made without departing from the scope of the present invention.
例えば、壁部35は設けられていなくてもよい。この場合でも、連通孔31aに傾斜面31bが形成されていることで、先述の効果を得ることができる。
また、壁部35の形状を適宜変更してもよい。例えば、前記実施形態では壁部35が湾曲していたが、壁部35は平面視において一直線状に延びていてもよい。あるいは、図5に示すように、複数の壁部35が間欠的に設けられていてもよい。
For example,
Also, the shape of the
また、壁部35に代えて、あるいは壁部35に加えて、天壁部13から下方に向けて突出した壁部を形成してもよい。
Further, instead of the
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
例えば、本実施形態の注出キャップ3は、二重容器(デラミ容器)ではない通常の容器本体に取り付けて用いてもよい。本実施形態によれば、中板部材30の形状を変更するだけで、その他の部材を変更せずに、デラミ容器および通常の容器を含む複数の種類の容器に対応することが可能となる。
In addition, it is possible to appropriately replace the components in the above-described embodiments with well-known components without departing from the scope of the present invention, and the above-described embodiments and modifications may be combined as appropriate.
For example, the pouring
2…容器本体 2c…口部 3…注出キャップ 10…キャップ本体 13…天壁部 14a…注出孔 20…蓋体 30…中板部材 31a…連通孔 31b…傾斜面 35…壁部 36…位置合わせ部
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記注出孔を開放可能に閉塞する有頂筒状の蓋体と、
前記口部の上端開口を覆い、前記注出孔と前記容器本体の内部とを連通させる連通孔が形成された中板部材と、を備え、
前記連通孔と前記天壁部のうち前記注出孔が形成されていない部分とが上下方向において対向し、
前記連通孔の内面には、上方に向かうに従って前記注出孔から離れるように延びる傾斜面が形成され、
前記中板部材には、上方に向けて突出した壁部が形成され、
平面視において、前記壁部は前記注出孔と前記連通孔との間に位置し、前記壁部は前記注出孔に向けて凸となるように湾曲している、注出キャップ。 a cap main body having a top wall portion formed with a pouring hole through which the content is poured out, and attached to the mouth portion of the container main body;
a capped tubular cover that releasably closes the pouring hole;
an intermediate plate member that covers the upper end opening of the mouth portion and has a communication hole that communicates between the pouring hole and the inside of the container body;
the communicating hole and the portion of the top wall portion where the pouring hole is not formed face each other in the vertical direction,
The inner surface of the communicating hole is formed with an inclined surface extending upward and away from the pouring hole ,
The intermediate plate member is formed with a wall portion protruding upward,
The pouring cap, wherein the wall portion is positioned between the pouring hole and the communicating hole in a plan view, and the wall portion is curved so as to protrude toward the pouring hole.
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