JP7274297B2 - 撮像装置、撮像方法及び撮像プログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法及び撮像プログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置、撮像方法及び撮像プログラムに関する。
従来から、撮像部で撮像された画像に基づいて被写体を認識して、その被写体の位置等を求める技術が存在する。特許文献1には、撮像部で撮像された2枚の画像(基準となる参照画像と、被写体が写る画像)から差分画像を作成して、その差分画像から被写体を認識し、撮像部の画角、設置角度及び設置位置に基づいて、認識した被写体の位置を取得することが記載されている。
特開2016-181786号公報
しかしながら、特許文献1には、撮像部の画角、設置角度及び設置位置に基づいて被写体の位置を取得することが記載されているが、撮像部の画角、設置角度及び設置位置に基づいて具体的にどのようにして被写体の位置を取得するのかは記載されていない。
また、従来では、被写体を撮像部で撮像させ、その撮像部で生成された画像データに基づく画像上の被写体の位置と、実際の被写体の位置とを対応付ける作業を繰り返し行った後、その対応付けに基づいて撮像部で新たに撮像された被写体の位置を特定する場合もあった。
本発明は、被写体の位置を特定する一手法を提供する撮像装置、撮像方法及び撮像プログラムを提供することを目的とする。
一態様の撮像装置は、被写体を撮像して画像データを生成する定点撮像部と、定点撮像部が撮像する画像データ内に被写体が存在する場合に、被写体の実位置を示す位置情報を、画像データの被写体が存在するピクセル毎に対応付けた画像位置情報を記憶する記憶部と、定点撮像部によって新たな被写体が撮像された場合、新たな被写体が存在する画像データと、画像位置情報とに基づいて、新たな被写体の位置を特定する特定部と、を備える。
一態様の撮像装置は、光を受けて発電を行う発電パネル及び電源の少なくとも一方を備え、定点撮像部は、発電パネル及び電源の少なくとも一方から給電されることとしてもよい。
一態様の撮像装置では、記憶部は、被写体と、その被写体の特徴とを対応付けた対応関係をさらに記憶し、予め被写体の特徴を学習した結果である対応関係に基づいて、定点撮像部で生成された画像データに基づく画像から被写体の特徴を抽出し、抽出した特徴から被写体を認識する認識部をさらに備えることとしてもよい。
一態様の撮像装置は、定点撮像部によって撮像された画像データ内の被写体の高さと、定点撮像部の画角とに基づいて画像位置情報を取得する取得部を備えることとしてもよい。
一態様の撮像装置では、取得部は、被写体の高さと、定点撮像部の画角と、定点撮像部で撮像される画像の幅とを予め取得する第1取得部と、被写体が移動する場合、第1取得部で取得された被写体の高さに基づいて、1m当たりの、画像データを構成するピクセル数を取得する第2取得部と、画像データに基づく画像の奥行方向の座標となるY座標と、第2取得部で取得される被写体の1m当たりのピクセル数との関係を取得する第3取得部と、第1取得部で取得される画像の幅と、第2取得部で取得された1m当たりのピクセル数とに基づいて所定位置における実際の画像の幅を取得する第4取得部と、第4取得部で取得された実際の画像の幅と、第1取得部で取得された画角とに基づいて、定点撮像部から画像内の中心位置までの距離である第1距離を取得すると共に、地面から中心位置までの距離である第2距離を取得する第5取得部と、第5取得部で取得された第1距離及び第2距離に基づいて、地面と定点撮像部の撮像方向における中心線とのなす角を求める第6取得部と、第5取得部で取得された第1距離及び第2距離と、第6取得部で取得されたなす角とに基づいて、地面から定点撮像部までの高さを取得する第7取得部と、第7取得部で取得された地面から定点撮像部までの高さと、第6取得部で取得されたなす角とに基づいて、定点撮像部が配される撮像位置から被写体までの位置を取得し、さらに被写体のその位置を複数取得することに基づいて画像位置情報を取得する第8取得部と、を備えることとしてもよい。
一態様の撮像装置では、取得部は、第4取得部で取得された実際の画像の幅のうち、Y座標の方向における基準位置の幅と、Y座標の方向の所定位置における幅とに基づいて、Y座標に対する幅比率を取得する第9取得部を備えることとしてもよい。
一態様の撮像方法では、コンピュータが、定点撮像部によって被写体を撮像して画像データを生成する定点撮像ステップと、定点撮像部が撮像する画像データ内に被写体が存在する場合に、被写体の実位置を示す位置情報を、画像データの被写体が存在するピクセル毎に対応付けた画像位置情報を記憶部に記憶する記憶ステップと、定点撮像部によって新たな被写体が撮像された場合、新たな被写体が存在する画像データと、画像位置情報とに基づいて、新たな被写体の位置を特定する特定ステップと、を実行する。
一態様の撮像プログラムは、コンピュータに、定点撮像部によって被写体を撮像して画像データを生成する定点撮像機能と、定点撮像部が撮像する画像データ内に被写体が存在する場合に、被写体の実位置を示す位置情報を、画像データの被写体が存在するピクセル毎に対応付けた画像位置情報を記憶部に記憶する記憶機能と、定点撮像部によって新たな被写体が撮像された場合、新たな被写体が存在する画像データと、画像位置情報とに基づいて、新たな被写体の位置を特定する特定機能と、を実現させる。
一態様の撮像装置は、予め画像位置情報を記憶部に記憶しておき、定点撮像部で被写体を撮像すると、画像位置情報に基づいて被写体の位置を特定するので、被写体の位置を特定する一手法を提供することができる。
また、一態様の撮像方法及び撮像プログラムは、上述した一態様の撮像装置と同様の効果を奏することができる。
一実施形態に係る撮像装置について説明するためのブロック図である。 画像位置情報を取得する場合の説明に用いるための図である。 定点撮像部で撮像される画像の一例について説明するための図である。 Y座標とピクセル数との関係を示すグラフである。 画像位置情報の一例について説明するためのグラフである。 Y座標と画像の幅の比率との関係を示すグラフである。 一実施形態に係る撮像方法について説明するための第1のフローチャートである。 一実施形態に係る撮像方法について説明するための第2のフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について説明する。
一実施形態に係る撮像装置は、定点撮像部によって被写体を撮像し、被写体が記録される画像に基づいて、定点撮像部から被写体までの距離を取得する構成である。その撮像装置は、定点撮像部を所定の位置に配置した場合、定点撮像部の撮像範囲内に、例えば、人などを歩かせて、その人の位置を特定する(画像位置情報を取得する)。これにより、撮像装置は、定点撮像部で新たに被写体が撮像される場合でも、画像位置情報に基づいて被写体の位置を特定する、すなわち、画像内で、定点撮像部から被写体までの距離を取得する。
図1は、一実施形態に係る撮像装置について説明するためのブロック図である。
撮像装置1は、定点撮像部11、記憶部12、特定部13、認識部14及び取得部15を備える。また、撮像装置1は、発電パネル16又は電源17のうち少なくとも一方を備える。
定点撮像部11は、被写体を撮像して画像データを生成する。すなわち、定点撮像部11は、動画、又は、所定時間ごとに連続して静止画を生成する。定点撮像部11は、所定の場所に配置されて、所定の方向を撮像する。
定点撮像部11は、地面に固定されたポール等に設置され、又は、移動可能な三脚等に設置される。定点撮像部11は、移動可能な三脚等に設置された場合、その三脚と共に移動させることが可能である。これにより、定点撮像部は、ユーザの所望の場所に容易に配置され、またユーザが必要とする期間のみ所望の場所に配置されることができる。
定点撮像部11で撮像された画像に歪み等が存在すると、被写体の位置を取得するときの位置精度に影響がある。このため、定点撮像部11には、相対的に歪みの少ない画像を得られる撮像レンズ等が用いられること好ましい。
定点撮像部11は、例えば、発電パネル16又は電源17の少なくとも一方から給電される。
発電パネル16は、光を受けて発電を行う。発電パネル16は、エネルギハーベスティング技術を利用したデバイス、すなわち、周囲の環境のエネルギを収穫して電力に変換するデバイスであってよい。具体的な一例として、発電パネル16は、太陽電池パネルであってよい。発電パネル16で発電された電力は、例えば、バッテリなどに蓄電して、そのバッテリから定点撮像部11に給電してもよい。
電源17は、例えば、一次電池、二次電池又は商用電源等である。電源17として一次電池又は二次電池が用いられる場合、その一次電池又は二次電池が交換可能なように撮像装置1に配される。また、電源17として二次電池が用いられる場合、その二次電池が充電可能なように撮像装置1に配されてもよい。
なお、発電パネル16又は電源17は、定点撮像部11の他に、記憶部12、特定部13、認識部14及び取得部15に給電してもよい。
記憶部12は、被写体と、その被写体の特徴とを対応付けた対応関係(学習モデル)を記憶する。対応関係は、認識部14において被写体を認識するときに用いられる。対応関係は、一例として、深層学習等が行われることにより生成される。すなわち、対応関係は、深層学習等が行われることに基づいて被写体の特徴が学習され、被写体と、被写体の特徴との関係を対応付けることにより生成される。対応関係を生成する場合に利用される被写体は、定点撮像部によって常時撮影される被写体(後述する「新たな被写体」)ではなく、対応関係(学習モデル)を生成する場合にのみ利用される被写体である。対応関係は、例えば、認識部14によって生成され、記憶部12に記憶される。又は、対応関係は、他の装置(図示せず)で生成されてもよい。他の装置で生成された対応関係は、外部メモリ等の記録媒体又は通信ネットワークを介して、記憶部12にダウンロード(記憶)されてもよい。
また、記憶部12は、定点撮像部11が撮像する画像データ内に被写体が存在する場合に、被写体の実位置を示す位置情報を、画像データの被写体が存在するピクセル毎に対応付けた画像位置情報を記憶する。画像位置情報の生成方法については、後述する。
認識部14は、定点撮像部11で生成された画像データに被写体が記録される場合、記憶部12に記憶される対応関係(学習モデル)に基づいて被写体を認識する。すなわち、認識部14は、予め被写体の特徴を学習して、対応関係(学習モデル)を記憶部12に記憶する。認識部14は、対応関係(学習モデル)に基づいて、定点撮像部11で生成された画像データに基づく画像から被写体の特徴を抽出し、抽出した特徴から被写体を認識する。
認識部14は、一例として、深層学習等を利用することにより、被写体の特徴を予め学習する。認識部14は、学習の結果としての被写体の特徴と、その特徴に対応する被写体とを対応付けた関係(対応関係)を記憶部12に記憶する。この場合、認識部14は、定点撮像部11で生成された画像データに含まれる被写体に基づいて、その被写体の特徴を予め学習してもよい。また、認識部14は、深層学習を利用するのではなく、例えば、パターンマッチング等を行うことにより、被写体を認識することとしてもよい。
取得部15は、定点撮像部11によって生成された画像データに記録される被写体の高さと、定点撮像部11の画角とに基づいて、画像データ内の画像位置情報を取得する。すなわち、取得部15は、定点撮像部11によって撮像される画像に基づいて、画像内の位置に関する情報(画像位置情報)を取得する。詳しくは、取得部15は、定点撮像部11によって撮像された画像データに基づいて、上述した認識部14が被写体を認識した場合、被写体の高さと、定点撮像部11の画角とに基づいて、定点撮像部11で撮像される画像内の位置情報(画像位置情報(定点撮像部11から被写体までの距離に関る情報))を取得する。
図2は、画像位置情報を取得する場合の説明に用いるための図である。
図3は、定点撮像部で撮像される画像の一例について説明するための図である。
図4は、Y座標とピクセル数との関係を示すグラフである。図4の横軸はY座標を示し、縦軸は1m当たりのピクセル数を示す。ここで、定点撮像部で撮像される画像内における奥行方向がY座標であり、その画像の幅方向がX座標である。
図5は、画像位置情報の一例について説明するためのグラフである。図5の横軸はY座標を示し、縦軸は、定点撮像部が配される地面の位置から任意のY座標の位置までの距離を示す。
図6は、Y座標と画像の幅の比率との関係を示すグラフである。図6の横軸はY座標を示し、縦軸は画像の幅の比率を示す。
ここで、図2では、Y軸方向(Y座標方向)が奥行方向になる。また、図2において、Y軸方向(Y座標方向)の所定位置にいる被写体110を定点撮像部11で撮像した場合、その所定位置における画像を符号100aで示す。画像100aの幅(X軸方向のサイズ)を符号wで示す。その画像100aの中心位置を符号Pcとすると、定点撮像部11から中心位置Pcまでの距離を第1距離L1とし、中心位置Pcから地面までの距離を第2距離L2とする。また、Y軸方向に沿った、定点撮像部11から画像100aの地面に対応する位置までの直線と、地面とのなす角を符号θとする。さらに、地面からの定点撮像部11の高さをHとし、定点撮像部11が配される位置の地面位置をP0とし、Y軸方向に沿った地面位置P0から画像100aまでの距離を第3距離L3とする。
取得部15は、第3距離L3を取得して、定点撮像部11で撮像される画像内の位置と第3距離L3とを対応付けることにより、画像位置情報を取得する。
具体的には、図1に示すように、取得部15は、第1取得部151、第2取得部152、第3取得部153、第4取得部154、第5取得部155、第6取得部156、第7取得部157、第8取得部158及び第9取得部159を備える。
第1取得部151は、被写体の高さ、定点撮像部11の画角及び定点撮像部11で撮像される画像幅を予め取得する。
画像位置情報を取得するために、まず、定点撮像部11の撮像範囲内で被写体110を移動させる。被写体110は、例えば、人などである。被写体110が人の場合、例えば、不図示の入力装置を用いて、人の身長(被写体の高さ)が入力される。第1取得部151は、入力された人の身長を取得する。
また、第1取得部151は、定点撮像部11が撮影する画角θ2を取得する。画角θ2は、例えば、不図示の入力装置を用いて入力される。第1取得部151は、入力された画角θ2を取得する。画角θ2は、定点撮像部11の撮像素子(図示せず)の平面サイズ、及び、定点撮像部11の撮像レンズ(図示せず)の焦点距離等によって定まる。
また、第1取得部151は、定点撮像部11で得られる画像の幅(一例として、ピクセル数)を取得する。画像の幅(画像幅)は、例えば、不図示の入力装置を用いて入力される。
第2取得部152は、第1取得部151で取得された被写体の高さに基づいて、1m当たりの、画像データを構成するピクセル数を取得する。
第2取得部152は、撮像範囲内で被写体(人)110を歩かせることにより、画像内の任意に位置において、定点撮像部11で撮像される画像内での1m当たりのピクセル数を取得する。すなわち、第2取得部152は、第1取得部151で取得された人の身長に基づいて画像100a内における1mの大きさ(長さ)を取得し、さらに取得した1mの大きさ当たりの画像のピクセル数を取得する。
図3に例示する場合、定点撮像部11に用いられる撮像素子(定点撮像部11で得られる画像)のサイズは、1280ピクセル×960ピクセルである。第2取得部152は、図3に例示する画像に被写体110(図3には図示せず)が記録される場合、被写体110の高さと、撮像素子(画像)のピクセル数とに基づいて、1mの大きさ当たりのピクセル数を取得する。
第3取得部153は、画像データに基づく画像の奥行方向の座標となるY座標と、第2取得部152で取得される被写体の1m当たりのピクセル数との関係を取得する。
図3に例示する場合、画像の縦方向が実空間の奥行方向に対応し、その画像の縦方向の座標がY座標になる。また、図3に例示する場合、画像の横方向が実空間の幅方向に対応し、その画像の横方向の座標がX座標になる。そして、図3の左上のピクセルを原点の座標(0,0)とすると、右上のピクセルの座標が(1280,0)になる。図3の中心位置のピクセルの座標が(640,480)になる。図3の左下のピクセルの座標が(0,960)になり、右下のピクセルの座標が(1280,960)になる。
定点撮像部11の撮像範囲内(座標(0,0)、座標(1280,0)、座標(1280,960)及び座標(0,960)で囲まれる範囲内)を、例えば、被写体(人)を縦横に歩かせることにより、第3取得部153は、複数のY座標の位置において1m当たりのピクセル数を取得する。
図4に一例を示すように、第3取得部153によって取得されるY座標と1m当たりのピクセル数との関係は線形になる。ここで、図2に示すように、Y座標の数値は、定点撮像部11に近づくに従って大きくなる。すなわち、Y座標が大きくなるに従って(被写体が定点撮像部11に近づくに従って)、1m当たりのピクセル数は多くなる。換言すると、Y座標が小さくなるに従って(被写体が定点撮像部11から遠ざかるに従って)、1m当たりのピクセル数は少なくなる。
第4取得部154は、第1取得部151によって取得された画像の幅と、第2取得部152で取得された1m当たりのピクセル数とに基づいて所定位置における被写体110を検出した画像100aの実際の幅wを取得する。
図2に例示するように、被写体110がいるY座標の位置(Y座標の方向の所定位置)における画像100aを考える。第4取得部154は、定点撮像部11で撮像される画像の幅方向のピクセル数(図3に例示する場合では1280ピクセル)は第1取得部151によって取得されるため、1m当たりのピクセル数に基づいて、そのY座標の所定位置における画像100aの幅wの実際の長さを取得する。
第5取得部155は、第4取得部154で取得された実際の画像の幅wと、第1取得部151で取得された画角θ2とに基づいて、定点撮像部11から画像100a内の中心位置Pcまでの距離である第1距離を取得すると共に、地面から中心位置Pcまでの距離である第2距離を取得する。
第5取得部155は、上述したY座標の所定位置における画像100aの幅wの実際の長さ、及び、定点撮像部11の画角θ2に基づいて、定点撮像部11から画像100aの中心位置Pcまでの実際の距離(第1距離L1)を取得する。また、第5取得部155は、画像のピクセル数、1m当たりのピクセル数、Y座標の所定位置における画像100aの幅wの実際の長さ、及び、定点撮像部11の画角に基づいて、画像100aの中心位置Pcから地面までの実際の距離(第2距離L2)を取得する。
第6取得部156は、第5取得部155で取得された第1距離L1及び第2距離L2に基づいて、定点撮像部11の撮像方向における中心線と地面とのなす角θを求める。すなわち、第6取得部156は、三角関数を利用することにより、第5取得部155で取得された第1距離L1及び第2距離L2に基づいて、地面と定点撮像部11とのなす角θを求める。
第7取得部157は、第5取得部155で取得された第1距離L1及び第2距離L2と、第6取得部156で取得されたなす角θとに基づいて、地面から定点撮像部11までの高さHを取得する。すなわち、第7取得部157は、三角関数を利用することにより、第1距離L1、第2距離L2及びなす角θに基づいて、地面から定点撮像部11までの高さHを取得する。
第8取得部158は、第7取得部157で取得された地面から定点撮像部11までの高さHと、第6取得部156で取得されたなす角θとに基づいて、定点撮像部11が配される撮像位置から被写体までの位置を取得し、さらに被写体のその位置を複数取得することに基づいて画像位置情報を取得する。
すなわち、第8取得部158は、地面から定点撮像部11までの高さHと、定点撮像部11と地面とのなす角θとに基づいて、定点撮像部11が配される地面位置P0からY座標の所定位置(画像100a)までの距離L3を取得する。第8取得部158は、その距離L3と、画像内の所定位置におけるY座標とを対応付けることにより、画像内の位置に関する情報(画像位置情報)を取得する。また、第8取得部158は、被写体110を定点撮像部11の撮像範囲内を移動させて、撮像範囲内の任意の位置における定点撮像部11が配される地面位置P0から被写体(人)110までの距離を取得することに基づいて、画像位置情報を取得する。第8取得部158は、画像位置情報を記憶部12に記憶する。
画像位置情報は、定点撮像部11で撮像される画像内の任意のピクセルの位置(座標)が、定点撮像部11から何mの距離であるかを示す情報である。画像位置情報は、具体的な一例として、図3に示すピクセルの座標(640,480)は定点撮像部11から10mの距離がある、ピクセルの座標(640,720)は定点撮像部11から15mの距離がある、ピクセルの座標(640,840)は定点撮像部11から20mの距離があるという情報である。
図5に示すように、画像位置情報は、Y座標が大きくなるに従って、定点撮像部11が配される地面位置P0からの距離が近くなることを示す情報である。換言すると、画像位置情報は、Y座標が小さくなるに従って、定点撮像部11が配される地面位置P0からの距離が遠くなることを示す情報である。
ここで、第9取得部159は、第4取得部154で取得された複数の画像それぞれの実際の幅wのうち、Y座標の方向における基準位置の幅と、Y座標の方向の所定位置における幅とに基づいて、Y座標に対する幅比率を取得する。
すなわち、第4取得部154では、実際の画像の幅wを取得する。被写体110がいない位置(人が歩いていない位置に対応するY座標)においては、第4取得部154は、実際の画像の幅wを取得することができない。このため、第9取得部159は、第4取得部154でY座標の複数の位置で画像の幅wを取得した場合、その複数の位置での画像の幅wに基づいて、Y座標の任意の位置における画像の幅を算出する。例えば、第9取得部159は、第4取得部154で取得された複数の画像の幅のうち1つをY座標の基準位置の画像の幅(基準幅)と設定し、複数の画像の幅のうち基準幅を除く他の画像の幅と、基準幅との比率(幅比率)を求める。第9取得部159は、第4取得部154で取得された複数の画像それぞれに基づいて、基準幅との比率(幅比率)を求める。この幅比率をグラフに示すと、図6のようになる。
図6に例示すように、Y座標が大きくなるに従って(定点撮像部11からの距離が近くなるに従って)、画像の幅比率は小さくなる。換言すると、Y座標が小さくなるに従って(定点撮像部11からの距離が遠くなるに従って)画像の幅比率は大きくなる。
上述した第5取得部155は、第4取得部154で画像の幅wが取得されていない位置でも、第9取得部159で取得される画像の幅比率を利用して、任意のY座標における画像の幅を取得できるので、第1距離L1及び第2距離L2を取得することができる。
これにより、画像位置情報の取得を終了する。
次に、画像位置情報を取得した後の被写体の位置測定では、特定部13は、定点撮像部11によって新たな被写体が撮像された場合、新たな被写体が存在する画像データと、画像位置情報とに基づいて、新たな被写体の位置を特定する。すなわち、定点撮像部11によって新たな被写体が撮像された場合、特定部13は、画像内の被写体の位置(Y座標)と、画像位置情報とに基づいて、新たな被写体の位置を特定する。特定部13は、新たな被写体の位置を特定することとして、定点撮像部11が配される地面位置から新たな被写体までの距離を特定する。
より具体的には、特定部13は、定点撮像部11によって撮像される画像に新たな被写体が記録される場合、その被写体の画像内の位置(ピクセル位置(座標))を取得する。特定部13は、取得した新たな被写体のピクセル位置と、画像位置情報とを比較することにより、定点撮像部11から新たな被写体までの距離を特定する。
このような撮像装置1の各部は、コンピュータに配される処理装置の一機能として実現されてもよい。すなわち、その一機能は、コンピュータでプログラムが実行されることにより実現されてよい。プログラムは、例えば、外部メモリ又は光ディスク等の記録媒体に記録されていてもよい。
次に、一実施形態に係る撮像方法について説明する。
まず、画像位置情報を取得する方法について説明する。
図7は、一実施形態に係る撮像方法について説明するための第1のフローチャートである。
ステップST11において、定点撮像部11は、被写体を撮像する。
ステップST12において、認識部14は、予め学習した結果に基づいてステップST11で撮像された被写体の特徴を抽出し、その抽出の結果に基づいて被写体を認識する。
ステップST13において、取得部15は、ステップST11で撮像された被写体、すなわち、ステップST12で認識された被写体の高さと、定点撮像部11の画角とに基づいて、画像位置情報を取得する。
すなわち、取得部15は、第1~9取得部151~159により、以下の処理を行う。
第1取得部151は、被写体の高さと、定点撮像部11の画角と、定点撮像部11で差撮像される画像の幅を予め取得する。
第2取得部152は、被写体が移動する場合、第1取得部151で取得された被写体の高さに基づいて、1m当たりのピクセル数を取得する。
第3取得部153は、画像の奥行方向の座標となるY座標と、第2取得部152で取得される被写体の1m当たりのピクセル数との関係を取得する。
第4取得部154は、第1取得部151で取得される画像の幅と、第2取得部152で取得された1m当たりのピクセル数とに基づいて所定位置における実際の画像の幅wを取得する。
第5取得部155は、第4取得部154で取得された実際の画像の幅wと、第1取得部151で取得された画角θ2とに基づいて、定点撮像部11から画像内の中心位置Pcまでの距離である第1距離L1と、地面から中心位置Pcまでの距離である第2距離L2とを取得する。
第6取得部156は、第5取得部155で取得された第1距離L1及び第2距離L2に基づいて、地面と定点撮像部11の撮像方向における中心線(Y軸方向に沿う線)とのなす角θを求める。
第7取得部157は、第5取得部155で取得された第1距離L1及び第2距離L2と、第6取得部156で取得されたなす角θとに基づいて、地面から定点撮像部11までの高さHを取得する。
第8取得部158は、第7取得部157で取得された地面から定点撮像部11までの高さHと、第6取得部156で取得されたなす角θとに基づいて、定点撮像部11が配される撮像位置から被写体までの位置を取得し、画像位置情報を取得する。
ここで、第9取得部159は、第4取得部154で取得された画像の幅のうち、Y座標の方向における基準位置の幅と、Y座標の方向の所定位置における幅とに基づいて、Y座標に対する幅比率を取得することとしてもよい。
ステップST14において、取得部15は、ステップST13で取得された画像位置情報を記憶部12に記憶する。
次に、定点撮像部11を用いて被写体までの距離を測定する方法について説明する。
図8は、一実施形態に係る撮像方法について説明するための第2のフローチャートである。
ステップST21において、定点撮像部11は、被写体を撮像する。
ステップST22において、認識部14は、予め学習した結果に基づいてステップST21で撮像された被写体の特徴を抽出し、その抽出の結果に基づいて被写体を認識する。
ステップST23において、特定部13は、ステップST21で撮像された被写体、すなわち、ステップ22で被写体が認識された場合、被写体の位置を特定する。すなわち、特定部13は、認識部14で認識された被写体の画像内のY座標と、記憶部12に記憶される画像位置情報とに基づいて、定点撮像部11が配される地面の位置から被写体までの距離を取得する。
本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
撮像装置1は、被写体を撮像して画像データを生成する定点撮像部11と、画像位置情報を記憶する記憶部12と、定点撮像部11で生成された画像データと、記憶部12に記憶される画像位置情報とに基づいて、被写体の位置を特定する特定部13と、を備える。
これにより、撮像装置1は、被写体の位置(被写体までの距離)を取得できる。
また、撮像装置1は、記憶部12に記憶される画像位置情報に基づいて被写体までの距離を取得する。このため、本実施形態の撮像装置1は、従来のようにステレオカメラで視差を利用することにより被写体までの距離を求める手法とは別の手法で被写体までの距離を取得できる。本実施形態の撮像装置1は、1つの撮像系(撮像レンズ及び撮像素子)で実現できるので、従来のステレオカメラ(2つの撮像系)を用いる場合に比べて、定点撮像部11の構成を簡略化することができる。
また、撮像装置1は、コンピュータ処理により画像位置情報を取得し、その画像位置情報に基づいて被写体までの距離を取得する。このため、本実施形態の撮像装置1は、従来の手法のように、画像内の被写体の位置と、被写体までの実際の距離とを対応付ける作業を繰り返し行う必要がなく、作業者の手間を省くことができると共に、従来の手法とは別の手法により被写体までの距離を取得できる。
撮像装置1では、定点撮像部11は、発電パネル16及び電源17の少なくとも一方から給電されることとしてもよい。
定点撮像部11が発電パネル16から給電されることにより、撮像装置1は、商用電源が配されない場所でも動作することができる。また、定点撮像部11が電源17から給電されることにより、撮像装置1は、安定した給電を得ることができる。
撮像装置1は、予め被写体の特徴を学習し、その学習の結果に基づいて、定点撮像部11で生成された画像データに基づく画像から被写体の特徴を抽出し、抽出した特徴から被写体を認識する認識部14を備えることとしてもよい。
撮像装置1は、一例として、深層学習等を利用して被写体を認識するので、対応関係が記憶部12に記憶されていれば、相対的に低性能のCPU(Central Processing Unit)を用いた場合でも、被写体を認識することができる。
撮像装置1は、相対的に低性能のCPUを利用する場合、その撮像装置1の価格を相対的に安価にすることができる。
また、当然ではあるが、撮像装置1は、相対的に中性能又は高性能のCPUを用いることとしてもよい。相対的に低~中性能のCPUの一例は、VPU(Visual Processing Unit)等である。相対的に中性能のCPUの一例は、FPGA(Field Programmable Gate Array)等である。相対的に中~高性能のCPUの一例は、GPU(Graphics Proseccing Unit)等である。
撮像装置1は、定点撮像部11によって撮像された画像データ内の被写体の高さと、定点撮像部11の画角とに基づいて画像位置情報を取得する取得部15を備えることとしてもよい。
撮像装置1は、被写体の高さと定点撮像部11の画角とが入力されることにより、計算により画像位置情報を取得することができる。
撮像装置1では、取得部15は、被写体の高さと、定点撮像部11の画角と、定点撮像部11で撮像される画像の幅とを予め取得する第1取得部151と、第1取得部151で取得された被写体の高さに基づいて、1m当たりのピクセル数を取得する第2取得部152と、画像の奥行方向の座標となるY座標と、第2取得部152で取得される被写体の1m当たりのピクセル数との関係を取得する第3取得部153と、第1取得部151で取得される画像の幅と、第2取得部152で取得された1m当たりのピクセル数とに基づいて所定位置における実際の画像の幅を取得する第4取得部154と、第4取得部154で取得された実際の画像の幅と、第1取得部151で取得された画角とに基づいて、定点撮像部11から画像内の中心位置までの距離である第1距離と、地面から中心位置までの距離である第2距離とを取得する第5取得部155と、第5取得部155で取得された第1距離及び第2距離に基づいて、地面と定点撮像部11の撮像方向における中心線とのなす角θを求める第6取得部156と、第5取得部155で取得された第1距離と、第6取得部156で取得されたなす角θとに基づいて、地面から定点撮像部11までの高さを取得する第7取得部157と、第7取得部157で取得された地面から定点撮像部11までの高さと、第6取得部156で取得されたなす角とに基づいて、定点撮像部11が配される撮像位置から被写体までの位置を取得し、画像位置情報を取得する第8取得部158と、を備えることとしてもよい。
撮像装置1は、第1~8取得部151~158それぞれが処理を行うことより、被写体の高さと定点撮像部11の画角とに基づいて画像位置情報を取得することができる。
撮像装置1では、取得部15は、第4取得部154で取得された実際の画像の幅のうち、Y座標の方向における基準位置の幅と、Y座標の方向の所定位置における幅とに基づいて、Y座標に対する幅比率を取得する第9取得部159を備えることとしてもよい。
撮像装置1は、第9取得部159が幅比率を取得することにより、被写体(一例として、人)が歩いていないY座標の位置であっても、画像の幅を取得することができる。これにより、撮像装置1は、任意のY座標の位置において、被写体までの距離を取得することができる。
撮像方法では、コンピュータが、定点撮像部11によって被写体を撮像して画像データを生成する定点撮像ステップと、定点撮像部11が撮像する画像データ内に被写体が存在する場合に、被写体の実位置を示す位置情報を、画像データの被写体が存在するピクセル毎に対応付けた画像位置情報を記憶部12に記憶する記憶ステップと、定点撮像部11によって新たな被写体が撮像された場合、新たな被写体が存在する画像データと、画像位置情報とに基づいて、新たな被写体の位置を特定する特定ステップと、を実行する。
これにより、撮像方法は、被写体の位置(被写体までの距離)を取得できる。
また、撮像方法は、記憶部12に記憶される画像位置情報に基づいて被写体までの距離を取得する。このため、本実施形態の撮像装置1は、従来とは別の手法で被写体までの距離を取得できる。
撮像プログラムは、コンピュータに、定点撮像部11によって被写体を撮像して画像データを生成する定点撮像機能と、定点撮像部11が撮像する画像データ内に被写体が存在する場合に、被写体の実位置を示す位置情報を、画像データの被写体が存在するピクセル毎に対応付けた画像位置情報を記憶部12に記憶する記憶機能と、定点撮像部11によって新たな被写体が撮像された場合、新たな被写体が存在する画像データと、画像位置情報とに基づいて、新たな被写体の位置を特定する特定機能と、を実現させる。
これにより、撮像プログラムは、被写体の位置(被写体までの距離)を取得できる。
また、撮像プログラムは、記憶部12に記憶される画像位置情報に基づいて被写体までの距離を取得する。このため、本実施形態の撮像装置1は、従来とは別の手法で被写体までの距離を取得できる。
1 撮像装置
11 定点撮像部
12 記憶部
13 特定部
14 認識部
15 取得部
151 第1取得部
152 第2取得部
153 第3取得部
154 第4取得部
155 第5取得部
156 第6取得部
157 第7取得部
158 第8取得部
159 第9取得部
16 発電パネル
17 電源

Claims (6)

  1. 被写体を撮像して画像データを生成する定点撮像部と、
    前記定点撮像部によって撮像された画像データ内の被写体の高さと、前記定点撮像部の画角とに基づいて画像位置情報を取得する取得部と、
    前記定点撮像部が撮像する前記画像データ内に被写体が存在する場合に、前記被写体の実位置を示す位置情報を、前記画像データの前記被写体が存在するピクセル毎に対応付けた、前記定点撮像部から被写体までの距離に係る前記画像位置情報を記憶する記憶部と、
    前記定点撮像部によって新たな被写体が撮像された場合、新たな被写体が存在する画像データと、前記画像位置情報とに基づいて、新たな被写体の実位置を特定する特定部と、を備え、
    前記取得部は、
    被写体の高さと、前記定点撮像部の画角と、前記定点撮像部で撮像される画像の幅とを予め取得する第1取得部と、
    被写体が移動する場合、前記第1取得部で取得された被写体の高さに基づいて、1m当たりの、画像データを構成するピクセル数を取得する第2取得部と、
    画像データに基づく画像の奥行方向の座標となるY座標と、前記第2取得部で取得される被写体の1m当たりのピクセル数との関係を取得する第3取得部と、
    前記第1取得部で取得される画像の幅と、前記第2取得部で取得された1m当たりのピクセル数とに基づいて所定位置における実際の画像の幅を取得する第4取得部と、
    前記第4取得部で取得された実際の画像の幅と、前記第1取得部で取得された画角とに基づいて、前記定点撮像部から画像内の中心位置までの距離である第1距離を取得すると共に、地面から前記中心位置までの距離である第2距離を取得する第5取得部と、
    前記第5取得部で取得された前記第1距離及び前記第2距離に基づいて、地面と前記定点撮像部の撮像方向における中心線とのなす角を求める第6取得部と、
    前記第5取得部で取得された前記第1距離及び前記第2距離と、前記第6取得部で取得された前記なす角とに基づいて、地面から前記定点撮像部までの高さを取得する第7取得部と、
    前記第7取得部で取得された地面から前記定点撮像部までの高さと、前記第6取得部で取得された前記なす角とに基づいて、前記定点撮像部が配される撮像位置から被写体までの位置を取得し、さらに被写体のその位置を複数取得することに基づいて前記画像位置情報を取得する第8取得部と、
    を備える
    撮像装置。
  2. 光を受けて発電を行う発電パネル及び電源の少なくとも一方を備え、
    前記定点撮像部は、前記発電パネル及び前記電源の少なくとも一方から給電される
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記記憶部は、被写体と、その被写体の特徴とを対応付けた対応関係をさらに記憶し、
    予め被写体の特徴を学習した結果である前記対応関係に基づいて、前記定点撮像部で生成された画像データに基づく画像から被写体の特徴を抽出し、抽出した特徴から被写体を認識する認識部をさらに備える
    請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記取得部は、前記第4取得部で取得された実際の画像の幅のうち、前記Y座標の方向における基準位置の幅と、前記Y座標の方向の所定位置における幅とに基づいて、前記Y座標に対する幅比率を取得する第9取得部を備える
    請求項1~3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. コンピュータが、
    定点撮像部によって被写体を撮像して画像データを生成する定点撮像ステップと、
    前記定点撮像部によって撮像された画像データ内の被写体の高さと、前記定点撮像部の画角とに基づいて画像位置情報を取得する取得ステップと、
    前記定点撮像部が撮像する前記画像データ内に被写体が存在する場合に、前記被写体の実位置を示す位置情報を、前記画像データの前記被写体が存在するピクセル毎に対応付けた、前記定点撮像部から被写体までの距離に係る前記画像位置情報を記憶部に記憶する記憶ステップと、
    前記定点撮像部によって新たな被写体が撮像された場合、新たな被写体が存在する画像データと、前記画像位置情報とに基づいて、新たな被写体の実位置を特定する特定ステップと、を実行し、
    前記取得ステップは、
    被写体の高さと、前記定点撮像部の画角と、前記定点撮像部で撮像される画像の幅とを予め取得する第1取得ステップと、
    被写体が移動する場合、前記第1取得ステップで取得された被写体の高さに基づいて、1m当たりの、画像データを構成するピクセル数を取得する第2取得ステップと、
    画像データに基づく画像の奥行方向の座標となるY座標と、前記第2取得ステップで取得される被写体の1m当たりのピクセル数との関係を取得する第3取得ステップと、
    前記第1取得ステップで取得される画像の幅と、前記第2取得ステップで取得された1m当たりのピクセル数とに基づいて所定位置における実際の画像の幅を取得する第4取得ステップと、
    前記第4取得ステップで取得された実際の画像の幅と、前記第1取得ステップで取得された画角とに基づいて、前記定点撮像部から画像内の中心位置までの距離である第1距離を取得すると共に、地面から前記中心位置までの距離である第2距離を取得する第5取得ステップと、
    前記第5取得ステップで取得された前記第1距離及び前記第2距離に基づいて、地面と前記定点撮像部の撮像方向における中心線とのなす角を求める第6取得ステップと、
    前記第5取得ステップで取得された前記第1距離及び前記第2距離と、前記第6取得ステップで取得された前記なす角とに基づいて、地面から前記定点撮像部までの高さを取得する第7取得ステップと、
    前記第7取得ステップで取得された地面から前記定点撮像部までの高さと、前記第6取得ステップで取得された前記なす角とに基づいて、前記定点撮像部が配される撮像位置から被写体までの位置を取得し、さらに被写体のその位置を複数取得することに基づいて前記画像位置情報を取得する第8取得ステップと、を実行する
    撮像方法。
  6. コンピュータに、
    定点撮像部によって被写体を撮像して画像データを生成する定点撮像機能と、
    前記定点撮像部によって撮像された画像データ内の被写体の高さと、前記定点撮像部の画角とに基づいて画像位置情報を取得する取得機能と、
    前記定点撮像部が撮像する前記画像データ内に被写体が存在する場合に、前記被写体の実位置を示す位置情報を、前記画像データの前記被写体が存在するピクセル毎に対応付けた、前記定点撮像部から被写体までの距離に係る前記画像位置情報を記憶部に記憶する記憶機能と、
    前記定点撮像部によって新たな被写体が撮像された場合、新たな被写体が存在する画像データと、前記画像位置情報とに基づいて、新たな被写体の実位置を特定する特定機能と、を実現させ、
    前記取得機能として、
    被写体の高さと、前記定点撮像部の画角と、前記定点撮像部で撮像される画像の幅とを予め取得する第1取得機能と、
    被写体が移動する場合、前記第1取得機能で取得された被写体の高さに基づいて、1m当たりの、画像データを構成するピクセル数を取得する第2取得機能と、
    画像データに基づく画像の奥行方向の座標となるY座標と、前記第2取得機能で取得される被写体の1m当たりのピクセル数との関係を取得する第3取得機能と、
    前記第1取得機能で取得される画像の幅と、前記第2取得機能で取得された1m当たりのピクセル数とに基づいて所定位置における実際の画像の幅を取得する第4取得機能と、
    前記第4取得機能で取得された実際の画像の幅と、前記第1取得機能で取得された画角とに基づいて、前記定点撮像部から画像内の中心位置までの距離である第1距離を取得すると共に、地面から前記中心位置までの距離である第2距離を取得する第5取得機能と、
    前記第5取得機能で取得された前記第1距離及び前記第2距離に基づいて、地面と前記定点撮像部の撮像方向における中心線とのなす角を求める第6取得機能と、
    前記第5取得機能で取得された前記第1距離及び前記第2距離と、前記第6取得機能で取得された前記なす角とに基づいて、地面から前記定点撮像部までの高さを取得する第7取得機能と、
    前記第7取得機能で取得された地面から前記定点撮像部までの高さと、前記第6取得機能で取得された前記なす角とに基づいて、前記定点撮像部が配される撮像位置から被写体までの位置を取得し、さらに被写体のその位置を複数取得することに基づいて前記画像位置情報を取得する第8取得機能と、
    を実現させる
    撮像プログラム。
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