JP7274068B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Description

本開示は、画像処理技術に関する。
以下の特許文献1には、異なる領域を撮像する複数のカメラにより撮像されたオブジェクトが同一のオブジェクトであるか解析を行う技術が開示されている。特許文献1の技術によれば、オブジェクトが時間方向に追跡され、オブジェクトの特徴量と、オブジェクトの追跡結果とが記録される。オブジェクトの検索時には、検索された各オブジェクトの追跡結果に基づき画像データのクラスタリングが行われ、クラスタリングされたクラスタのうち画像数が最大のクラスタが選択され、選択されたクラスタ内の画像データから選択されたクラスタに対して1つの特徴量が抽出され、抽出された特徴量を用いてオブジェクト間の同一性の判定が行われる。
国際公開第2019/038821号
しかしながら、特許文献1に開示された技術によれば、画像数が最大のクラスタが選択されるので、選択されるクラスタの中にオクルージョンが発生した画像が含まれる場合があるという問題点があった。
本開示はこのような課題を解決するためになされたものであり、実施形態の一側面は、オクルージョンが発生した場合に、オクルージョンが発生した画像のデータを用いないでオブジェクト間の同一性の判定を行う技術を提供することを目的とする。
実施形態による画像処理装置の一側面によれば、画像処理装置は、第1の領域を撮像した複数の画像を備える第1の画像シーケンスを解析して、前記第1の画像シーケンスの何れか1つの画像に現れる第1のオブジェクトを検出するとともに、前記第1の領域と異なる第2の領域を撮像した複数の画像を備える第2の画像シーケンスを解析して、前記第2の画像シーケンスの何れか1つの画像に現れる第2のオブジェクトを検出する検出部と、前記第1のオブジェクトを追跡するための第1のオブジェクト特徴量、及び前記第2のオブジェクトを追跡するための第2のオブジェクト特徴量を生成する特徴量生成部と、前記第1のオブジェクトを前記第1のオブジェクト特徴量を用いて前記第1の画像シーケンス内で時間方向に追跡して、複数の第1のオブジェクト特徴量の値を含む追跡の結果を第1のオブジェクト追跡履歴として出力するとともに、前記第2のオブジェクトを前記第2のオブジェクト特徴量を用いて前記第2の画像シーケンス内で時間方向に追跡して、複数の第2のオブジェクト特徴量の値を含む追跡の結果を第2のオブジェクト追跡履歴として出力する追跡部と、前記第1のオブジェクト追跡履歴から前記第1のオブジェクト特徴量の変化の有無を検出して、検出の結果を第1の特徴量変化検出結果として出力するとともに、前記第2のオブジェクト追跡履歴から前記第2のオブジェクト特徴量の変化の有無を検出して、検出の結果を第2の特徴量変化検出結果として出力する特徴量変化検出部と、前記第1のオブジェクト特徴量の変化がないと判定された画像について前記第1のオブジェクト特徴量の値を前記第1のオブジェクト追跡履歴から抽出して、抽出された第1のオブジェクト特徴量の値と前記第1のオブジェクト追跡履歴とを第1の追跡履歴抽出結果として出力するとともに、前記第2のオブジェクト特徴量の変化がないと判定された画像について前記第2のオブジェクト特徴量の値を前記第2のオブジェクト追跡履歴から抽出して、抽出された第2のオブジェクト特徴量の値と前記第2のオブジェクト追跡履歴とを第2の追跡履歴抽出結果として出力する追跡履歴抽出部と、前記第1の追跡履歴抽出結果及び前記第2の追跡履歴抽出結果を用いて、前記第1のオブジェクト及び前記第2のオブジェクトが同一か否かを判定する判定部と、を備える。
実施形態による画像処理装置の一側面によれば、オクルージョンが発生した場合に、オクルージョンが発生した画像のデータを用いないでオブジェクト間の同一性の判定を行うことができる。
画像処理システム及び画像処理装置の構成を示すブロック図である。 画像処理装置のハードウェア構成例を示す図である。 画像処理装置のハードウェア構成例を示す図である。 オブジェクトの追跡処理において、オブジェクトとして追跡された人物の画像データ例を示す図である。 特徴量変化検出処理において、オブジェクトとして追跡された人物の追跡結果例を示す図である。 オブジェクトの撮像面のモデル化の例を説明する図である。 撮像面推定処理において、オブジェクトとして追跡された人物の追跡結果例を示す図である。 画像認識処理のフローチャートである。 画像探索処理のフローチャートである。 画像認識処理の一例を示す図である。 図9の領域W1においてオブジェクトとして追跡された人物の画像データ例を示す図である。 図9の領域W2においてオブジェクトとして追跡された人物の画像データ例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本開示における種々の実施形態について詳細に説明する。なお、図面全体において同一符号を付された構成要素は、同一又は類似の構成又は機能を有するものとする。
実施の形態1.
以下、図1から図10を参照して、実施の形態1に係る画像処理装置100について説明する。まず、図1を参照して、画像処理装置100を含む画像処理システムの構成、及び画像処理装置100の構成について説明する。
図1に示されているように、画像処理システムSysは、複数のカメラ1及び2と、外部機器3と、複数のカメラ1及び2並びに外部機器3に接続された画像処理装置100とを備える。画像処理装置100は、通信ネットワーク経由で接続される複数のカメラ1及び2により撮像された画像データに対して画像処理を行う。複数のカメラ1及び2は、異なる領域を撮像するように設置されている。ここで、「異なる」との用語は同一でないことを意味する。したがって、「異なる領域」との表現には、ある領域と別の領域とが全く重なっていない場合の他、ある領域と別の領域とが部分的に重なっている場合が含まれる。カメラの個数は2つに限られず、3つ以上であってもよい。また、撮像された画像データには、撮像された時刻データが関連付けられる。また、画像処理装置100は、外部機器3とインタフェース部104を介して接続される。外部機器3の例には、検索条件を設定するための入出力装置、及び外部ストレージが含まれる。
図1に示されているように、一例として、画像処理装置100は、通信部101、画像認識部110、画像探索部120、記録制御部102、データ記憶部103、及びインタフェース部104を備える。変形例として、データ記憶部103は、画像処理装置100の外部に備えられていてもよい。
(通信部)
通信部101は、ネットワーク経由で接続されるカメラ1から送信される複数の画像を備える第1の画像シーケンスを受信し、受信した第1の画像シーケンスを画像認識部110及び記録制御部102へ出力する。また、通信部101は、ネットワーク経由で接続されるカメラ2から送信される複数の画像を備える第2の画像シーケンスを受信し、受信した第2の画像シーケンスを画像認識部110及び記録制御部102へ出力する。
(画像認識部)
画像認識部110は、入力された画像シーケンスに対して画像認識処理を行う。図1に示されているように、画像認識部110は、検出部111、特徴量生成部112、追跡部113、特徴量変化検出部114、及び撮像面推定部115を備える。
(検出部)
検出部111は、通信部101から入力された画像シーケンスを解析する。すなわち、検出部111は、カメラ1から送信される第1の画像シーケンス、及びカメラ2から送信される第2の画像シーケンスを解析する。検出部111は、各画像シーケンスの解析により各画像シーケンスに含まれる画像に現れる1つ以上のオブジェクトを検出して、オブジェクト検出結果を特徴量生成部112へ出力する。オブジェクト検出結果には、例えば、検出されたオブジェクトの数、画像が撮像された時刻、オブジェクトの位置、オブジェクトの検出範囲、オブジェクトの識別結果、及びオブジェクトの検出信頼度が含まれる。複数のオブジェクトが検出された場合、オブジェクト検出結果には、各オブジェクトの位置、各オブジェクトの検出範囲、各オブジェクトの識別結果、及び各オブジェクトの検出信頼度が含まれる。ここで、オブジェクトの位置とは、オブジェクトの画角内における位置、又はカメラキャリブレーション情報とオブジェクトの画角内位置とを組み合わせて得られるオブジェクトの実空間座標系における位置を意味する。また、検出範囲とはオブジェクトが存在する範囲を意味し、検出範囲の具体例には、オブジェクトの輪郭、及びオブジェクトを内包する長方形(バウンディングボックス)が含まれる。
(特徴量生成部)
特徴量生成部112は、検出部111から入力されたオブジェクト検出結果から、オブジェクトの追跡に用いるためのオブジェクト特徴量を生成する。検出部111から入力された各オブジェクトの位置に基づき、特徴量生成部112は、各オブジェクトについて1つ以上の外見特徴量を各画像から抽出する。外見特徴量の例には、検出範囲における色相、彩度、明度等の特徴量が含まれる。外見特徴量の例は、これらの例に限定されず、RGB色空間における画素値等の他の特徴量であってもよい。特徴量生成部112は、抽出した外見特徴量を、オブジェクトの位置、検出範囲、撮像時刻及び検出信頼度とともに、オブジェクト特徴量として追跡部113に出力する。
(追跡部)
追跡部113は、特徴量生成部112から入力されるオブジェクト特徴量を用いて各オブジェクトを時間方向に追跡し、追跡の結果である追跡履歴を追跡結果として特徴量変化検出部114へ出力する。追跡部113は、オブジェクトの時間方向への追跡を行うため、特徴量生成部112から入力される複数のフレームを用いてオブジェクトの追跡を行う。ここで、フレームとは、1撮像時刻における特徴量生成部112から出力されるオブジェクト特徴量の集合である。なお、この追跡には、公知の多目標追跡技術(例えば、Multiple Hypothesis Multitarget Tracking)を用いることができる。
追跡履歴には、各オブジェクトの各撮像時刻における位置、速度、範囲に関する観測値及び予測値、並びに追跡履歴を特定するための一意な番号(追跡ID)が含まれる。位置、速度、及び範囲の予測値については、過去のフレームから、前述の公知の多目標追跡技術を用いて生成される。ここで、各オブジェクトを時間方向に追跡した結果同一の追跡IDが付与されたオブジェクト特徴量の集合を、オブジェクト追跡履歴と定義する。
図3は、追跡対象のオブジェクトが人物の場合の具体例を示す。図3の例において、追跡部113は、時刻t1~t4の間に、検出部111により検出されたオブジェクトL1~L4を追跡する。この際、障害物UによってオブジェクトL3の一部が隠れているように、オクルージョンが発生する場合がある。
図4は、図3に対する追跡結果の具体例を示す。図4の例において、S1~S4は、時刻t1~t4の間にオブジェクトが検出された範囲の観測値を示しており、P1~P4は時刻t1~t4における範囲の予測値を示している。追跡部113は、過去のフレームから、過去のフレームに関連付けられた時刻よりも後の時刻における予測値を生成する。例えば、追跡部113は、時刻t1における観測値S1から時刻t2における予測値P2を生成し、時刻t2における観測値S2から時刻t3における予測値P3を生成する。予測値を生成する際、過去の時刻における予測値が考慮されてもよい。例えば、追跡部113は、予測値P2を生成する際、時刻t1における予測値P1を考慮してもよい。このように、追跡部113は、ある関心時刻における予測値を、その関心時刻の直前の時刻のフレームから生成する。変形例として、追跡部113は、ある関心時刻における予測値を、その関心時刻の直前の時刻より前の時刻のフレームから生成してもよい。
(特徴量変化検出部)
特徴量変化検出部114は、追跡部113から入力されるオブジェクト追跡履歴から各オブジェクトのオブジェクト特徴量の変化を検出する特徴量変化検出処理を行う。特徴量変化検出部114は、オブジェクト特徴量の変化の有無を含む検出結果と前述のオブジェクト追跡履歴とを特徴量変化検出結果として撮像面推定部115へ出力する。特徴量変化検出部114は、追跡部113から入力されるオブジェクト追跡履歴のうち、ある時刻における観測値と予測値の差異を検出する。
図4の例において、時刻t2においては、範囲の観測値S2の大きさと範囲の予測値P2の大きさとの間の差は小さい。一方、時刻t3においては、図3における障害物UによってオブジェクトL3の一部が隠れているため、範囲の観測値S3の大きさは、障害物Uによって隠れていない部分のみが観測され、障害物Uによって隠れていないオブジェクトL2の範囲の観測値であるS2の大きさと比較すると小さくなる。ここで、範囲の大きさとは検出範囲の面積、幅、又は高さを示す。
時刻t2の場合、範囲の予測値P2は、t1における範囲の観測値S1から生成されるため、時刻t1における観測値S1と同程度の範囲を示す。そのため、時刻t2における範囲の観測値S2の大きさと時刻t2における範囲の予測値P2の大きさとを比較すると、差は小さい。この差が予め決められたしきい値以下の場合、「オブジェクト特徴量変化無し」として検出結果を出力する。
一方、障害物Uによってオブジェクトの一部が隠れている時刻t3の場合、範囲の予測値P3は、オブジェクトが障害物によって隠れていないt2における範囲の観測値S2から生成されるため、時刻t2における観測値S2と同程度の範囲の大きさを示す。そのため、時刻t3における範囲の観測値S3の大きさと時刻t3における範囲の予測値P3の大きさとを比較すると、差が大きくなる。この差が、その予め決められたしきい値を超えた場合に、「オブジェクト特徴量変化有り」として検出結果を出力する。
時刻t4においては、特徴量変化有となった時刻t3の観測値S3ではなく、特徴量変化無しである判定された最新の観測値を使用して特徴量変化有無を検出する。具体的には、時刻t2における範囲の観測値S2から、時刻t4における範囲の予測値P4を生成する。範囲の予測値P4は、オブジェクトが障害物Uによって隠れていないt2における範囲の観測値S2から生成されるため、時刻t2における観測値S2と同程度の範囲の大きさを示す。そのため、時刻t4における範囲の観測値S4の大きさと時刻t4における範囲の予測値P4の大きさとを比較すると、差は小さい。この場合、「オブジェクト特徴量変化無し」として検出結果を出力する。
これによって、一時的に障害物Uによってオクルージョンが発生した時刻t3のみを「オブジェクト特徴量変化有り」として検出することができる。なお、ここでは特徴量のうち範囲の大きさを用いて説明したが、オブジェクト特徴量の変化の検出の際に、他のパラメータ、例えば外見特徴量が用いられてもよい。例えば、色相を用いる場合、ある色の画素数の経時的な増減を検出することによりオクルージョンの発生の有無を判断できる。
(撮像面推定部)
撮像面推定部115は、特徴量変化検出部114から入力される特徴量変化検出結果から撮像面を推定する撮像面推定処理を行う。撮像面推定部115は、オブジェクト追跡履歴に含まれる各オブジェクトの速度から各オブジェクトの撮像面を推定する。撮像面推定部115は、撮像面の推定結果と前述の特徴量変化検出結果とを含む撮像面推定結果を記録制御部102へ出力する。
図5はオブジェクトの撮像面のモデル化の例を説明するための図である。なお、対象オブジェクトを円柱としてモデル化する例に即して説明をするが、モデル化の具体例は、円柱に限られず、多角形又は球であってもよい。図5において、モデルY10に対して撮像面に関する基準面Y11を設定する。図5に示されているように、基準面Y11は、矢印Y1の終端が指示するモデルY10の一側面である。また、モデル断面中心Y0を中心として矢印Y1から時計回りに90度ごとに矢印Y2~Y4を設定し、矢印Y2~Y4の終端が指示する基準面Y22~Y44を設定する。なお、先と同様に、基準面Y22~Y44の各々は、矢印Y2~Y4の終端が指示するモデルY10の一側面である。撮像面推定部115は、各オブジェクトの撮像面として、各時刻において基準面Y11~Y44の何れか1つを割り当てる。なお、速度と撮像面との割り当ては事前に決定しておく。
図6はオブジェクトとして追跡された人物の追跡結果例を示す。図6において、A1~A9は同一オブジェクトの画像領域F1における位置の時間変化を示している。また、V2~V9は追跡部113において生成される、各オブジェクトの速度を示している。ここで、速度とは位置の単位時間当たりの変化量であり、2次元又は3次元のベクトルである。また、モデルY10において、オブジェクト正面を基準面Y11とする。
図6において、オブジェクトA2~A4における速度V2~V4は画像領域F1において左から右へと向かっている。この場合、事前に設定された割当てにより対象オブジェクトはモデルY10において、撮像面は基準面Y22であると判定する。次に、オブジェクトA5における速度V5は画像領域F1において上から下へと向かっている。事前に設定された割当てにより対象オブジェクトはモデルY10において、撮像面は基準面Y11であると判定する。次に、オブジェクトA6~A9における速度V6~V9は画像領域F1において右から左へと向かっている。この場合、事前に設定された割当てにより対象オブジェクトはモデルY10において、撮像面は基準面Y44であると判定する。同様に、画像領域において下から上へ向かうオブジェクト(図示しない)については、撮像面は基準面Y33であると判定する。このように、画面内の速度の向きとモデルY10における基準面との関係を事前に定義しておくことにより、各オブジェクトの撮像面を推定することができる。
(記録制御部)
記録制御部102は、撮像面推定部115から入力される撮像面推定結果と、通信部101から入力される画像シーケンスの画像のデータとを関連付けて、データ記憶部103へ格納する。
(画像探索部)
画像探索部120は、外部機器3が設定した検索条件をインタフェース部104を介して受け付けて、設定された検索条件に合致するオブジェクト追跡履歴を検索する。図1に示されているように、画像探索部120は、検索部121、追跡履歴抽出部122、特徴量抽出部123、及び判定部124を備える。
(検索部)
検索部121は、記録制御部102を介して、データ記憶部103へアクセスし、検索条件に合致するオブジェクト追跡履歴を検索する。検索部121は、設定された検索条件に合致する複数のオブジェクト追跡履歴の候補を抽出する。この抽出は、撮像時間の範囲、オブジェクトが撮像されたカメラ等の1つ以上の条件を指定して行われる。検索部121は検索条件に合致するオブジェクト追跡履歴候補を、追跡履歴抽出部122に出力する。
(追跡履歴抽出部)
追跡履歴抽出部122は、検索部121から入力されるオブジェクト追跡履歴候補に含まれる複数のオブジェクト特徴量の値から、「オブジェクト特徴量変化有り」と判定されているデータを除いたオブジェクト特徴量の値を抽出する。すなわち、追跡履歴抽出部122は、オブジェクト特徴量の変化がないと判定された画像について、オブジェクト特徴量の値をオブジェクト追跡履歴候補から抽出する。また、追跡履歴抽出部122は、「オブジェクト特徴量変化無し」と判定されているデータに対して撮像面が同じであるオブジェクトの集合を作成し、作成した集合とオブジェクト追跡履歴とを追跡履歴抽出結果として特徴量抽出部123へ出力する。このように、オブジェクト特徴量の変化があると判定されたデータを除くことにより、オクルージョンが発生した画像のデータを用いないで、異なる領域を撮像するカメラにより撮像されたオブジェクト間の同一性の判定を行うことが可能となる。これにより、オブジェクト間の同一性の判定の精度が高められる。
(特徴量抽出部)
特徴量抽出部123は、追跡履歴抽出部122から入力される追跡履歴抽出結果を基に、記録制御部102を介してデータ記憶部103から追跡履歴抽出結果に該当するオブジェクトを含む画像のデータを抽出する。特徴量抽出部123は、撮像面が同じであるオブジェクトの集合に対応する複数の画像のデータから得られる画像特徴量を基に、その集合に対する1つの照合特徴量を生成し、判定部124へ出力する。したがって、各オブジェクト追跡履歴に対して、最大でモデルの撮像面と同じ数である4つの照合特徴量が判定部124へ出力される。ここで、画像特徴量には、公知のオブジェクト間の同一性判定技術に用いられる特徴量を用いることができる。例えば、色情報に関するヒストグラム、及び形状情報が挙げられる。また、照合特徴量を生成する際に、当該集合に含まれる画像特徴量に対して平均化等の処理を行って照合特徴量を生成してもよい。
(判定部)
判定部124は、特徴量抽出部123から入力される照合特徴量のうち、異なる撮像領域間において撮像面が同じであるオブジェクト追跡履歴同士を比較し、オブジェクト追跡履歴同士が互いに同一であるか否か判定を行う。オブジェクト間の同一性判定には、公知のオブジェクト間の同一性判定技術、例えばヒストグラムインターセクションを用いることができる。これ以外にも、例えば、機械学習(例えば、ディープラーニング、又はサポートベクターマシン)を用いて、同一オブジェクトか否かを判定してもよい。判定部124は、インタフェース部104を介して、外部機器3へ判定結果を出力する。
次に、図2A及び図2Bを参照して、画像処理装置100のハードウェア構成例について説明する。図2Aおよび図2Bは、何れも画像処理装置100のハードウェア構成例を示す図である。一例として、画像処理装置100における通信部101、画像認識部110、記録制御部102、画像探索部120、及びインタフェース部104の各機能は、図2Aに示されているような処理回路100aにより実現される。すなわち、画像処理装置100は、上記各機能を実現するための処理回路100aを備える。別の例として、画像処理装置100における通信部101、画像認識部110、記録制御部102、画像探索部120、及びインタフェース部104の各機能は、図2Bに示されているように、プロセッサ100bがメモリ100cに格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現されてもよい。
(画像認識処理)
次に、画像処理装置100の動作について説明する。まず、図7を参照して、画像処理装置100により行われる画像認識処理について説明する。図7は、画像認識処理の動作を示すフローチャートである。
通信部101は、通信ネットワーク経由で接続される複数のカメラ1及び2で撮像された画像シーケンスを受信し(ステップST1)、受信した画像シーケンスを画像認識部110の検出部111へ出力する。
検出部111は、入力される画像シーケンスに現れるオブジェクトの検出を試みる(ステップST2)。検出部111は、オブジェクトを検出したか否かを判定する(ステップST3)。オブジェクトが検出されなかった場合(ステップST3:No)、処理はステップST1に戻る。一方、オブジェクトが検出された場合(ステップST4:Yes)、処理はステップST4へ進み、特徴量生成部112は、検出されたオブジェクトの撮像された時刻、外見特徴量、位置、検出範囲等のオブジェクト特徴量を生成し(ステップST4)、オブジェクト特徴量を追跡部113に出力する。
追跡部113は、過去のフレームのオブジェクト特徴量から、その過去のフレームに関連付けられた時刻よりも後の時刻において予測されるオブジェクト特徴量を生成する(ステップST5)。例えば、過去の時刻において観測されたオブジェクトの範囲から、その過去の時刻の直後の時刻において予測されるオブジェクトの範囲を生成する。追跡部113は、生成したオブジェクトの予測値と、予測値の時刻において観測されたオブジェクト特徴量とが、同一であるか判定を行う(ステップST6)。ステップST6において同一であると判定された場合、追跡部113は、観測されたオブジェクト特徴量に、同一であると判定された過去のフレームに付与されている追跡IDを付与する(ステップST7)。ステップST6において同一でないと判定された場合、追跡部113は、過去の追跡IDと重複しない一意な追跡IDを観測されたオブジェクト特徴量に付与する(ステップST7)。追跡部113は、追跡IDを付与した後、オブジェクト追跡履歴を含む追跡結果を特徴量変化検出部114へ出力する。
特徴量変化検出部114は、追跡部113から入力されるオブジェクト追跡履歴からオブジェクト特徴量の変化の有無を検出し(ステップST8)、検出の結果を特徴量変化検出結果として撮像面推定部115へ出力する。
撮像面推定部115は、特徴量変化検出部114から入力される特徴量変化検出結果から撮像面を推定する(ステップST9)。
特徴量生成部112、追跡部113、特徴量変化検出部114、及び撮像面推定部115は、検出部111から入力された全てのオブジェクトに対して処理を行ったか否か判定を行う(ステップST10)。全てのオブジェクトに対して処理を行っていない場合(ステップST10:No)、処理はステップST4に戻る。一方、全てのオブジェクトに対して処理を行った場合(ステップST10:Yes)、撮像面推定部115は、オブジェクト追跡履歴を含む撮像面推定結果を記録制御部102へ出力する(ステップST11)。
記録制御部102は、撮像面推定部115から入力される撮像面推定結果と通信部101から入力される画像シーケンスの画像のデータとを関連付けて、データ記憶部103へ格納し(ステップST12)、処理を終了する。
(画像探索処理)
次に、図8を参照して、画像処理装置100により行われる画像探索処理について説明する。図8は画像探索処理の動作を示すフローチャートである。
インタフェース部104を介して外部機器3から検索条件が設定されると(ステップST21)、検索部121は、設定された検索条件に合致する複数のオブジェクト追跡履歴候補を、記録制御部102を介してデータ記憶部103から抽出し(ステップST22)、抽出したオブジェクト追跡履歴候補を追跡履歴抽出部122に出力する。
追跡履歴抽出部122は、検索部121から入力されるオブジェクト追跡履歴に含まれる複数のオブジェクト特徴量の値から、「特徴量変化有り」と判定されているデータを除いた複数のオブジェクト特徴量の値を抽出する(ステップST23)。すなわち、追跡履歴抽出部122は、オブジェクト特徴量の変化がないと判定された画像についてオブジェクト特徴量の値をオブジェクト追跡履歴から抽出する。また、追跡履歴抽出部122は、「特徴量変化無し」と判定されているデータに対して、撮像面が同じであるオブジェクトの集合を作成し(ステップST24)、作成した集合とオブジェクト追跡履歴とを追跡履歴抽出結果として特徴量抽出部123へ出力する。
特徴量抽出部123は、追跡履歴抽出部122から入力される追跡履歴抽出結果を基に、記録制御部102を介してデータ記憶部103から追跡履歴抽出結果に該当するオブジェクトを含む画像のデータを抽出する(ステップST25)。特徴量抽出部123は、撮像面が同じであるオブジェクトの集合に対応する複数の画像のデータから得られる画像特徴量を基に、その集合に対する1つの照合特徴量を生成する(ステップST26)。
判定部124は、ステップST26で抽出された照合特徴量を比較することにより、異なる撮像領域間において撮像面が同じであるオブジェクト追跡履歴を比較する。これにより、判定部124は、異なる撮像領域で撮像されたオブジェクトが互いに同一であるか否か判定を行う(ステップST27)。判定部124は、特徴量抽出部123から入力された全ての照合特徴量に対して処理を行ったか否か判定を行う(ステップST28)。全ての照合特徴量に対して処理を行っていない場合(ステップST28:No)、フローチャートはステップST27の処理に戻る。一方、全ての照合特徴量に対して処理を行った場合(ステップST28:Yes)、判定部124は判定結果を、インタフェース部104を介して外部機器3へ出力する(ステップST29)し、処理を終了する。
(具体例)
図9は、実施の形態1に係る画像処理装置100の画像認識処理の一例を示す図である。図9の場合、追跡部113は、領域W1を撮像した画像シーケンス内で、同一の特徴を有するオブジェクトB1~B4を追跡し、オブジェクト追跡履歴R1を生成する。同様に、追跡部113は領域W2を撮像した画像シーケンス内で、オブジェクトC1~C3を追跡し、オブジェクト追跡履歴R2を生成する。図9においてB又はCの後に付された数字は、当該オブジェクトが異なる時刻で撮像されたことを示す。追跡履歴には、各撮像時刻におけるオブジェクト位置、オブジェクト速度、オブジェクト範囲に関する観測値及び予測値、追跡ID、特徴量変化検出結果、並びに撮像面推定結果が含まれる。
また、図10A及び図10Bは、図9に対応する画像処理装置100の画像認識結果の追跡処理において、オブジェクトとして追跡された人物を含む画像データ例を示す図である。図10Aがカメラ1により撮像された画像領域G1におけるオブジェクトBの画像データ例を示し、図10Bがカメラ2により撮像された画像領域G2におけるオブジェクトCの画像データ例を示す。図10Aに示されているように、カメラ1の画像領域G1において、B1はオブジェクトBの背面が、B2~B3はオブジェクトBの左側面が撮像されていることを示す。また、図10Bに示されているように、カメラ2の画像領域G2において、C1及びC2はオブジェクトCの前面が、C3はオブジェクトCの左側面が撮像されていることを示す。
図10Aに示すように、同一のオブジェクトBを追跡した場合であっても、例えば障害物Uによって、オブジェクトB3の一部が隠れることがある。また、同一のオブジェクトを追跡した場合であっても、カメラの設置位置と人物の移動方向との相対的関係によって撮像面が変化し、撮像される内容が異なることがある。そのため、図10A、図10Bでオブジェクトのうち各1つ画像のデータ(例えばB2とC2)を用いて比較した場合、ステップST27の同一性判定精度が低下する。また、オブジェクト追跡履歴に関連付けられた複数の画像で構成されるクラスタから、クラスタ内に含まれる画像数が最大のクラスタから特徴量を抽出し同一性判定を行う場合、カメラ1についてはB2、B3及びB4が、カメラ2についてはC1及びC2から特徴量を抽出することになる。オブジェクトの特徴が撮像面によって変化する場合、カメラ1におけるオブジェクト追跡履歴R1とカメラ2におけるオブジェクト追跡履歴R2との間での同一性判定精度が低下する。また、オクルージョンが発生しているB3を用いて特徴量を抽出する場合も、同一性判定精度が低下する。
そこで、画像探索部120は、図10のG1に含まれる各オブジェクトについて、例えば4つの撮像面(基準面)を定義し、特徴量変化無しの画像のデータについて、オブジェクトの撮像面ごとに特徴量を抽出する。具体的には、同一の撮像面を有するB4及びB2から1つの特徴量を、B1から1つの特徴量を抽出する。同様に、図10のG2に含まれる各オブジェクトについて、同一の撮像面を有するC1及びC2から1つの特徴量を、C3から1つの特徴量を抽出する。判定部124は、異なる撮像領域において同一の撮像面を有する、B4及びB2から抽出された特徴量と、C3から抽出された特徴量とを比較することによって、同一性を判定する。これにより、同一性判定精度の低下を抑制することができる。すなわち、特徴量変化無しの画像のデータを用いることにより、オクルージョンが発生している画像のデータを排除できるので、同一性判定精度の低下を抑制することができる。また、撮像面ごとに特徴量を抽出することにより、撮像面が変化することによる特徴量の変化を回避できるので、同一性判定精度の低下を抑制することができる。
<付記>
以上で説明した実施形態の種々の側面の一部を、以下にてまとめる。
(付記1)
付記1の画像処理装置(100)は、第1の領域(W1)を撮像した複数の画像を備える第1の画像シーケンスを解析して、第1の画像シーケンスの何れか1つの画像に現れる第1のオブジェクト(B1)を検出するとともに、第1の領域と異なる第2の領域(W2)を撮像した複数の画像を備える第2の画像シーケンスを解析して、第2の画像シーケンスの何れか1つの画像に現れる第2のオブジェクト(C1)を検出する検出部(111)と、第1のオブジェクトを追跡するための第1のオブジェクト特徴量、及び第2のオブジェクトを追跡するための第2のオブジェクト特徴量を生成する特徴量生成部(112)と、第1のオブジェクトを第1のオブジェクト特徴量を用いて第1の画像シーケンス内で時間方向に追跡して、複数の第1のオブジェクト特徴量の値(例えば、第1のオブジェクトの大きさの観測値)を含む追跡の結果を第1のオブジェクト追跡履歴(R1)として出力するとともに、第2のオブジェクトを第2のオブジェクト特徴量を用いて第2の画像シーケンス内で時間方向に追跡して、複数の第2のオブジェクト特徴量の値(例えば、第2のオブジェクトの大きさの観測値)を含む追跡の結果を第2のオブジェクト追跡履歴(R2)として出力する追跡部(113)と、第1のオブジェクト追跡履歴から第1のオブジェクト特徴量の変化の有無を検出して、検出の結果を第1の特徴量変化検出結果として出力するとともに、第2のオブジェクト追跡履歴から第2のオブジェクト特徴量の変化の有無を検出して、検出の結果を第2の特徴量変化検出結果として出力する特徴量変化検出部(114)と、第1のオブジェクト特徴量の変化がないと判定された画像(B1、B2、及びB4の画像)について第1のオブジェクト特徴量の値を第1のオブジェクト追跡履歴から抽出して、抽出された第1のオブジェクト特徴量の値と第1のオブジェクト追跡履歴とを第1の追跡履歴抽出結果として出力するとともに、第2のオブジェクト特徴量の変化がないと判定された画像(C1~C3の画像)について第2のオブジェクト特徴量の値を第2のオブジェクト追跡履歴から抽出して、抽出された第2のオブジェクト特徴量の値と第2のオブジェクト追跡履歴とを第2の追跡履歴抽出結果として出力する追跡履歴抽出部(122)と、第1の追跡履歴抽出結果及び第2の追跡履歴抽出結果を用いて、第1のオブジェクト及び第2のオブジェクトが同一か否かを判定する判定部(124)と、を備える。
(付記2)
付記2の画像処理装置は、付記1の画像処理装置であって、第1のオブジェクト追跡履歴から第1のオブジェクトの撮像面を推定して、推定された撮像面を第1の撮像面(B2及びB4の撮像面)として出力するとともに、第2のオブジェクト追跡履歴から第2のオブジェクトの撮像面を推定して、推定された撮像面を第2の撮像面(C3の撮像面)として出力する撮像面推定部(115)と、第1のオブジェクトの第1の撮像面について第1の照合用特徴量を抽出するとともに、第2のオブジェクトの第2の撮像面について第2の照合用特徴量を抽出する特徴量抽出部(123)と、を更に備え、判定部は、第1の撮像面及び第2の撮像面が同一の撮像面である場合に、第1の照合用特徴量及び第2の照合用特徴量を用いて、第1のオブジェクト及び第2のオブジェクトが同一か否かを判定する、
請求項1に記載の画像処理装置。
(付記3)
付記3の画像処理装置は、付記1又は2の画像処理装置であって、第1のオブジェクト追跡履歴は、ある関心時刻(例えば、t3)で観測された第1のオブジェクト特徴量の観測値(例えば、S3)、及び関心時刻より前の過去の時刻(例えば、t2)で観測された第1のオブジェクト特徴量の観測値(例えば、S2)に基づいて予測された関心時刻における第1のオブジェクト特徴量の予測値(例えば、P3)を含み、特徴量変化検出部は、関心時刻における第1のオブジェクト特徴量の観測値(S3)及び予測値(P3)に基づいて第1のオブジェクト特徴量の変化の有無を検出する。
(付記4)
付記4の画像処理装置は、付記1から3の何れか1つの画像処理装置であって、第1のオブジェクト追跡履歴は第1のオブジェクトの速度を含み、撮像面推定部は第1のオブジェクトの速度から第1の撮像面を推定する。
(付記5)
付記5の画像処理装置は、付記1から4の何れか1つの画像処理装置であって、特徴量抽出部は、同一の撮像面を有する第1のオブジェクトの集合に対応する複数の画像のデータから得られる画像特徴量に基づいて、その集合に対する第1の照合用特徴量を生成する。
(付記6)
付記6の画像処理方法は、画像処理装置が行う画像処理方法であって、検出部(111)が、第1の領域を撮像した複数の画像を備える第1の画像シーケンスを解析して、第1の画像シーケンスの何れか1つの画像に現れる第1のオブジェクトを検出するとともに、第1の領域と異なる第2の領域を撮像した複数の画像を備える第2の画像シーケンスを解析して、第2の画像シーケンスの何れか1つの画像に現れる第2のオブジェクトを検出するステップ(ST2)と、特徴量生成部(112)が、第1のオブジェクトを追跡するための第1のオブジェクト特徴量、及び第2のオブジェクトを追跡するための第2のオブジェクト特徴量を生成するステップ(ST4)と、追跡部(113)が、第1のオブジェクトを第1のオブジェクト特徴量を用いて第1の画像シーケンス内で時間方向に追跡して、複数の第1のオブジェクト特徴量の値を含む追跡の結果を第1のオブジェクト追跡履歴として出力するとともに、第2のオブジェクトを第2のオブジェクト特徴量を用いて第2の画像シーケンス内で時間方向に追跡して、複数の第2のオブジェクト特徴量の値を含む追跡の結果を第2のオブジェクト追跡履歴として出力するステップ(ST5~ST7)と、特徴量変化検出部(114)が、第1のオブジェクト追跡履歴から第1のオブジェクト特徴量の変化の有無を検出して、検出の結果を第1の特徴量変化検出結果として出力するとともに、第2のオブジェクト追跡履歴から第2のオブジェクト特徴量の変化の有無を検出して、検出の結果を第2の特徴量変化検出結果として出力するステップ(ST8)と、追跡履歴抽出部(122)が、第1のオブジェクト特徴量の変化がないと判定された画像について第1のオブジェクト特徴量の値を第1のオブジェクト追跡履歴から抽出して、抽出された第1のオブジェクト特徴量の値と第1のオブジェクト追跡履歴とを第1の追跡履歴抽出結果として出力するとともに、第2のオブジェクト特徴量の変化がないと判定された画像について第2のオブジェクト特徴量の値を第2のオブジェクト追跡履歴から抽出して、抽出された第2のオブジェクト特徴量の値と第2のオブジェクト追跡履歴とを第2の追跡履歴抽出結果として出力するステップ(ST23)と、判定部(124)が、第1の追跡履歴抽出結果及び第2の追跡履歴抽出結果を用いて、第1のオブジェクト及び第2のオブジェクトが同一か否かを判定するステップ(ST27)と、を備える。
なお、実施形態を組み合わせたり、各実施形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
本開示に係る画像処理装置は、オブジェクトの監視を行う画像処理システムにおいて用いることができる。
1 カメラ、2 カメラ、3 外部機器、100 画像処理装置、100a 処理回路、100b プロセッサ、100c メモリ、101 通信部、102 記録制御部、103 データ記憶部、104 インタフェース部、110 画像認識部、111 検出部、112 特徴量生成部、113 追跡部、114 特徴量変化検出部、115 撮像面推定部、120 画像探索部、121 検索部、122 追跡履歴抽出部、123 特徴量抽出部、124 判定部、Sys 画像処理システム。

Claims (6)

  1. 第1の領域を撮像した複数の画像を備える第1の画像シーケンスを解析して、前記第1の画像シーケンスの何れか1つの画像に現れる第1のオブジェクトを検出するとともに、前記第1の領域と異なる第2の領域を撮像した複数の画像を備える第2の画像シーケンスを解析して、前記第2の画像シーケンスの何れか1つの画像に現れる第2のオブジェクトを検出する検出部と、
    前記第1のオブジェクトを追跡するための第1のオブジェクト特徴量、及び前記第2のオブジェクトを追跡するための第2のオブジェクト特徴量を生成する特徴量生成部と、
    前記第1のオブジェクトを前記第1のオブジェクト特徴量を用いて前記第1の画像シーケンス内で時間方向に追跡して、複数の第1のオブジェクト特徴量の値を含む追跡の結果を第1のオブジェクト追跡履歴として出力するとともに、前記第2のオブジェクトを前記第2のオブジェクト特徴量を用いて前記第2の画像シーケンス内で時間方向に追跡して、複数の第2のオブジェクト特徴量の値を含む追跡の結果を第2のオブジェクト追跡履歴として出力する追跡部と、
    前記第1のオブジェクト追跡履歴から前記第1のオブジェクト特徴量の変化の有無を検出して、検出の結果を第1の特徴量変化検出結果として出力するとともに、前記第2のオブジェクト追跡履歴から前記第2のオブジェクト特徴量の変化の有無を検出して、検出の結果を第2の特徴量変化検出結果として出力する特徴量変化検出部と、
    前記第1のオブジェクト特徴量の変化がないと判定された画像について前記第1のオブジェクト特徴量の値を前記第1のオブジェクト追跡履歴から抽出して、抽出された第1のオブジェクト特徴量の値と前記第1のオブジェクト追跡履歴とを第1の追跡履歴抽出結果として出力するとともに、前記第2のオブジェクト特徴量の変化がないと判定された画像について前記第2のオブジェクト特徴量の値を前記第2のオブジェクト追跡履歴から抽出して、抽出された第2のオブジェクト特徴量の値と前記第2のオブジェクト追跡履歴とを第2の追跡履歴抽出結果として出力する追跡履歴抽出部と、
    前記第1の追跡履歴抽出結果及び前記第2の追跡履歴抽出結果を用いて、前記第1のオブジェクト及び前記第2のオブジェクトが同一か否かを判定する判定部と、
    を備えた、画像処理装置。
  2. 前記第1のオブジェクト追跡履歴から前記第1のオブジェクトの撮像面を推定して、推定された撮像面を第1の撮像面として出力するとともに、前記第2のオブジェクト追跡履歴から前記第2のオブジェクトの撮像面を推定して、推定された撮像面を第2の撮像面として出力する撮像面推定部と、
    前記第1のオブジェクトの前記第1の撮像面について第1の照合用特徴量を抽出するとともに、前記第2のオブジェクトの前記第2の撮像面について第2の照合用特徴量を抽出する特徴量抽出部と、
    を更に備え、
    前記判定部は、前記第1の撮像面及び前記第2の撮像面が同一の撮像面である場合に、前記第1の照合用特徴量及び前記第2の照合用特徴量を用いて、前記第1のオブジェクト及び前記第2のオブジェクトが同一か否かを判定する、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第1のオブジェクト追跡履歴は、ある関心時刻で観測された前記第1のオブジェクト特徴量の観測値、及び前記関心時刻より前の過去の時刻で観測された前記第1のオブジェクト特徴量の観測値に基づいて予測された前記関心時刻における前記第1のオブジェクト特徴量の予測値を含み、
    前記特徴量変化検出部は、前記関心時刻における前記第1のオブジェクト特徴量の前記観測値及び前記予測値に基づいて前記第1のオブジェクト特徴量の変化の有無を検出する、
    請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第1のオブジェクト追跡履歴は前記第1のオブジェクトの速度を含み、
    前記撮像面推定部は前記第1のオブジェクトの速度から前記第1の撮像面を推定する、
    請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記特徴量抽出部は、同一の撮像面を有する前記第1のオブジェクトの集合に対応する複数の画像のデータから得られる画像特徴量に基づいて、その集合に対する前記第1の照合用特徴量を生成する、
    請求項2から4の何れか1項に記載の画像処理装置。
  6. 画像処理装置が行う画像処理方法であって、
    検出部が、第1の領域を撮像した複数の画像を備える第1の画像シーケンスを解析して、前記第1の画像シーケンスの何れか1つの画像に現れる第1のオブジェクトを検出するとともに、前記第1の領域と異なる第2の領域を撮像した複数の画像を備える第2の画像シーケンスを解析して、前記第2の画像シーケンスの何れか1つの画像に現れる第2のオブジェクトを検出するステップと、
    特徴量生成部が、前記第1のオブジェクトを追跡するための第1のオブジェクト特徴量、及び前記第2のオブジェクトを追跡するための第2のオブジェクト特徴量を生成するステップと、
    追跡部が、前記第1のオブジェクトを前記第1のオブジェクト特徴量を用いて前記第1の画像シーケンス内で時間方向に追跡して、複数の第1のオブジェクト特徴量の値を含む追跡の結果を第1のオブジェクト追跡履歴として出力するとともに、前記第2のオブジェクトを前記第2のオブジェクト特徴量を用いて前記第2の画像シーケンス内で時間方向に追跡して、複数の第2のオブジェクト特徴量の値を含む追跡の結果を第2のオブジェクト追跡履歴として出力するステップと、
    特徴量変化検出部が、前記第1のオブジェクト追跡履歴から前記第1のオブジェクト特徴量の変化の有無を検出して、検出の結果を第1の特徴量変化検出結果として出力するとともに、前記第2のオブジェクト追跡履歴から前記第2のオブジェクト特徴量の変化の有無を検出して、検出の結果を第2の特徴量変化検出結果として出力するステップと、
    追跡履歴抽出部が、前記第1のオブジェクト特徴量の変化がないと判定された画像について前記第1のオブジェクト特徴量の値を前記第1のオブジェクト追跡履歴から抽出して、抽出された第1のオブジェクト特徴量の値と前記第1のオブジェクト追跡履歴とを第1の追跡履歴抽出結果として出力するとともに、前記第2のオブジェクト特徴量の変化がないと判定された画像について前記第2のオブジェクト特徴量の値を前記第2のオブジェクト追跡履歴から抽出して、抽出された第2のオブジェクト特徴量の値と前記第2のオブジェクト追跡履歴とを第2の追跡履歴抽出結果として出力するステップと、
    判定部が、前記第1の追跡履歴抽出結果及び前記第2の追跡履歴抽出結果を用いて、前記第1のオブジェクト及び前記第2のオブジェクトが同一か否かを判定するステップと、
    を備えた画像処理方法。
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