JP7271795B2 - 風車タワーへのケーブルおよび他の構成要素の取り付け - Google Patents

風車タワーへのケーブルおよび他の構成要素の取り付け Download PDF

Info

Publication number
JP7271795B2
JP7271795B2 JP2022531015A JP2022531015A JP7271795B2 JP 7271795 B2 JP7271795 B2 JP 7271795B2 JP 2022531015 A JP2022531015 A JP 2022531015A JP 2022531015 A JP2022531015 A JP 2022531015A JP 7271795 B2 JP7271795 B2 JP 7271795B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wind turbine
turbine tower
cable
zipline
electrical cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022531015A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022549526A (ja
Inventor
ワーナー ニールセン,マーティン
オールガード,ボーエ
Original Assignee
ヴェスタス ウィンド システムズ エー/エス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヴェスタス ウィンド システムズ エー/エス filed Critical ヴェスタス ウィンド システムズ エー/エス
Publication of JP2022549526A publication Critical patent/JP2022549526A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7271795B2 publication Critical patent/JP7271795B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03DWIND MOTORS
    • F03D80/00Details, components or accessories not provided for in groups F03D1/00 - F03D17/00
    • F03D80/80Arrangement of components within nacelles or towers
    • F03D80/82Arrangement of components within nacelles or towers of electrical components
    • F03D80/85Cabling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03DWIND MOTORS
    • F03D13/00Assembly, mounting or commissioning of wind motors; Arrangements specially adapted for transporting wind motor components
    • F03D13/10Assembly of wind motors; Arrangements for erecting wind motors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03DWIND MOTORS
    • F03D13/00Assembly, mounting or commissioning of wind motors; Arrangements specially adapted for transporting wind motor components
    • F03D13/40Arrangements or methods specially adapted for transporting wind motor components
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
    • F05B2230/00Manufacture
    • F05B2230/60Assembly methods
    • F05B2230/61Assembly methods using auxiliary equipment for lifting or holding
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
    • F05B2240/00Components
    • F05B2240/85Electrical connection arrangements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
    • F05B2240/00Components
    • F05B2240/90Mounting on supporting structures or systems
    • F05B2240/91Mounting on supporting structures or systems on a stationary structure
    • F05B2240/912Mounting on supporting structures or systems on a stationary structure on a tower
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
    • F05B2260/00Function
    • F05B2260/30Retaining components in desired mutual position
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction

Description

本発明は、風車タワー部分内に1本又は2本以上の電気ケーブルを取り付ける方法に関する。本発明は、さらに、このような方法を用いて製造された風車タワー部分、およびこのような風車タワー部分を含む風車タワーに関する。
風力発電装置を取り付けるプロセスの重要かつ複雑な部分は、例えば、送電網への発電電力送電、運転構成要素への電力供給、および風力発電装置の異なる機能構成要素間の通信に必要なすべての必要なケーブルおよびケーブル接続を提供することである。
一般的に、全てのケーブルは、風車タワーの全体が立ち上げられた後に、下から上へ取り付けられる。しかし、風力発電装置の高さは高くなり続け、発電量が増加するにつれて、タワーを通るケーブルの長さと重量も増加している。その結果、これらのケーブルの取り付けは、ますます困難になり、費用がかかるようになっている。これは、例えば、海抜80mから150mの高さがある風車タワー群を有し、接近することが困難な沖合風力発電装置において、特に、問題である。
これらの問題のいくつかに対処するために、これらのタワー部分が実際の設置場所へ輸送される前に、タワーケーブルを別々のタワー部分に取り付けることが知られている。全ての部分を重ね合わせて風車タワーの全体を組み立てた後に、別々の部分のケーブルを互いに接続してから、風力発電装置の運転を開始する。
本発明は、風車タワーにおける電気ケーブルの取り付けをさらに容易にすることを目的とする。
本発明の一態様によれば、風車タワー部分に1本又は2本以上の電気ケーブルを取り付ける新しい方法が提供される。本方法は、
前記風車タワー部分を実質的に水平向きに設けることと、
前記風車タワー部分の第1の端部と第2の端部との間の前記風車タワー部分の内部に前記第1の端部から前記第2の端部へ向かって延在するようにジップラインを取り付けることと、
前記電気ケーブルが前記ジップラインに対して移動可能であるように、前記風車タワー部分の前記第1の端部の近傍の位置で前記電気ケーブルの第2の端部を前記ジップラインに結合することと、
前記ジップラインに対して前記電気ケーブルの前記第2の端部を移動させることにより前記電気ケーブルの前記第2の端部を前記ジップラインに沿って前記風車タワー部分に引き込むことと、
前記電気ケーブルの前記第2の端部を前記ジップラインから分離することと、
前記風車タワー部分の前記第1の端部に隣接する位置で、前記電気ケーブルの第1の端部を前記風車タワー部分に固定することと、
前記風車タワー部分の前記第2の端部に隣接する位置で、前記電気ケーブルの前記第2の端部を前記風車タワー部分に固定することと、
前記ジップラインを前記風車タワー部分から取り外すことと、
を含む。
タワー部分の内部にジップラインを一時的に取り付けることによって、ケーブルをタワー部分に通し、目的の場所に取り付けることが容易になります。その後、ジップライン自体は、同じタワーや他の風車タワーの別のタワー部分にケーブルを取り付けるために再利用可能です。ここで説明する方法の工程は、上記の順序で実行することができるが、特に最後の3つの工程については、別の順序も同様に適切であり得ることに留意されたい。例えば、第1の端部を含むケーブルの一部は、ケーブルの全体がジップラインから分離される前に、風車タワー部分に接続されてもよい。電気ケーブルの第2の端部は、ジップラインが風車タワー部分にまだ取り付けられている間にジップラインに結合されてもよく、ジップラインの取り外しは、ケーブルが風車タワー部分に接続される前に開始されてもよい。ここで、ケーブルをタワー部分に引き込むことによって、電気ケーブルの少なくとも一端部がタワー部分の長さ方向の少なくとも一部に沿ってタワー部分の内部に引き込まれることを意味する。
この方法は、風車タワー部分を実質的に水平向きにして実行されるので、ジップラインの取り付け及びタワー部分へのケーブルの接続は、はるかに容易になる。タワー部分は、一般的に、少なくとも数メートルの直径を有するので、ケーブルを取り付ける技術者は、例えば、ジップラインを取り付け、ケーブルを分離し、ケーブルをタワー部分に接続するために、タワー部分を通って歩くことができる。ケーブル全体の重量は、例えば、以下に説明するような滑車装置を使用して、ジップライン上の多数の支持点に分割することができる。鉛直向きに配置されたタワーまたはタワー部分においてケーブルの全重量が一般的に1点で吊り下げられ、ケーブルが落下するという不幸な事象において機器および人員に実質的な損傷のリスクをもたらす従来のケーブル取り付けよりも、本発明による取り付け方法は、はるかに安全である。それに加えて、本発明によるケーブル取り付け方法は、風車が設置される最終的な、おそらく沖合の場所へタワー部分が輸送される前に、十分に整備された建設施設の陸上で実行することができる。
電気ケーブルの第2の端部を風車タワー部分に通して引き入れた後、電気ケーブルは、電気ケーブルの第1の端部と第2の端部との間の1つ又は2つ以上の位置で風車タワー部分の内部に固定されてもよい。これは、風車タワー部分の輸送および設置中にケーブルが定位置に留まることを確実にし、ケーブルおよび風車タワー部分の他の部分への損傷を防止するのに役立つ。電気ケーブルの第1または第2の端部を風車タワー部分に固定することは、タワー部分に設けられたケーブル端部コネクタにそれぞれの端部を固定的に接続することを含むことができる。ケーブルの第1の端部と第2の端部の間の任意の部分を接続するために、風車タワー部分に追加のケーブルコネクタを設けることができる。
電気ケーブルの取り付けをさらに容易にするために、本発明による方法は、風車タワー部分を通って引き入れられる電気ケーブルを案内するケーブルガイドを取り付ける工程をさらに含むことができる。このようなケーブルガイドは、風車タワー部分の第1の端部に隣接して風車タワー部分の外側に取り付けられるだけでなく、風車タワー部分の内側にも取り付けることができる。このような誘導は、ケーブルが方向を変えなければならない場所、または風車タワー部分の他の構成要素から安全に分離されなければならない場所において特に有用である。電気ケーブルが十分に取り付けられるか、少なくとも最終位置に入れられると、ケーブルガイドは風車タワー部分から取り外すことができる。
特別な実施形態では、電気ケーブルの第2の端部は、タワー部分の外壁の内側表面近傍の半径方向位置に固定され、電気ケーブルの第1の端部は、風車タワー部分の中心近傍の半径方向位置に固定される。この実施形態の場合、ケーブルガイドは、より中央の半径方向位置から、タワー部分の外壁の内側表面近傍の下側且つ半径方向でより外側の位置に向けて、電気ケーブルを案内するように構成されてもよい。このケーブルガイドは、電気ケーブルをジップラインに近づけるように構成された上昇部分と、タワー部分の外壁の内側表面近傍の下側且つ半径方向でより外側の位置に向けて電気ケーブルを導くように構成された下降部分とを含むことができる。一実施形態では、電気ケーブルは、ケーブルガイドの上昇部分を通過するときに、ジップラインによって(例えば滑車を介して)支持されることから解放される。
1つ1つのケーブルを別々に風車タワーに引き入れなければならないことを回避するために、本発明による方法は、複数の電気ケーブルの束をつくる工程をさらに含み、複数の電気ケーブルの第2の端部のジップラインへの結合は、束の第2の端部をジップラインに結合することによって実現されることができる。束にすることは、単純なケーブル結束部材を使用するか、またはその目的のために設計された特別なケーブル束支持体を使用して行うことができる。束をジップラインへ結合することは、ケーブル結束部材またはケーブル束支持体をジップラインに結合することによって実現することができる。ケーブルが最終位置に引き込まれると、ケーブル結束部材またはケーブル束支持体は、各電気束を風車タワー部分に個別に固定するために取り外してもよいし、または束をその全体として風車部分に接続してもよい。例えば、ケーブル束支持体は、ケーブル束支持体と風車タワー部分とを容易に強固に接続することを可能にするように構成された専用の係合機構を備えてもよい。
タワー部分にケーブルを引き込むことを容易にするためにケーブルガイドを使用する代わりに、またはそれに加えて、本発明による方法は、電気ケーブルの第2の端部を風車タワー部分に引き込みながら、電気ケーブルの第1の端部と第2の端部との間の1つ又は2つ以上の位置で電気ケーブルをジップラインに結合することを含むことができる。このような結合は、例えば、1つ又は2つ以上の滑車の走行面がジップライン上を転がるように構成された滑車装置を介して確立することができる。これにより、例えば、電気ケーブルがケーブルガイド以外の他の要素に接触して損傷を与えることがないように電気ケーブルをタワー部分に引き込むことができ、また、ケーブルを風車タワー部分の内側表面上で引きずるのに必要な労力よりもはるかに少ない労力ですむ。なお、「電気ケーブルの第2の端部を風車タワー部分に引き込みながら」は、ケーブルがジップラインに結合されながらケーブルがタワー部の底端部へ向かって移動していることを必ずしも意味しない。タワー部分を通るケーブルの引き込みは、通常、段階的なプロセスである。ケーブルをある程度の距離移動させた後、移動を停止してもよく、移動を再開する前にジップラインへの追加の結合が実現される。
1本又は2本以上の電気ケーブルは、例えば、DC電力生成ケーブル、内部電源ケーブル、および通信ケーブルを含むことができる。
本発明のさらなる態様によれば、1つ又は2つ以上の風車構成要素を風車タワー部分の少なくとも一部を通して搬送するための方法が提供される。本方法は、風車タワー部分を実質的に水平向きに設けることと、風車タワー部分の第1の端部と第2の端部との間の風車タワー部分の内部に第1の端部から第2の端部へ向かって延在するようにジップラインを取り付けることとを含む。本方法は、さらに、1つ又は2つ以上の風車構成要素がジップラインに対して移動可能であるように、1つ又は2つ以上の風車構成要素を風車タワー部分の第1の端部の近傍の位置でジップラインに結合することと、ジップラインに対して1つ又は2つ以上の風車構成要素を移動させることにより1つ又は2つ以上の風車構成要素をジップラインに沿って風車タワー部分の少なくとも一部を通して引き込むことと、1つ又は2つ以上の風車構成要素をジップラインから分離することと、風車タワー部分からジップラインを取り外すこととを含む。このようにして風車タワー部分の少なくとも一部を通して搬送される、電気ケーブル以外の風車構成要素は、機能的風車構成要素、パワーエレクトロニクス、キャビネット、プラットフォーム部品、タワー壁に固定されるブラケットまたは他の部材、または照明を含み得る。このような全ての構成要素は、最終的には、機能している風車の一部となり得るか、又は、風車建設プロセスの準備及び取り付け段階の間に、風車タワー部分内でのみ必要とされ得る。

本発明のさらに別の態様によれば、上記の方法を用いて製造された風車タワー部分が提供される。また、少なくとも1つのこのような風車タワー部分を含む風車タワーは、本発明の一部を形成すると考えられる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態を例示的に説明する。
図1は、本発明による方法に従って構築され得る風車を概略的に示す。 図2は、風車タワー部分の断面とジップラインの取り付け部を模式的に示す。 図3は、風車タワー部分の頂端部におけるジップラインの固定部を概略的に示す。 図4は、風車タワー部分の底端部におけるジップラインの固定部を概略的に示す。 図5は、風車タワー部分の内部に取り付けられる4本の電気ケーブルの準備状況を模式的に示す。 図6は、風車タワー部分への引き紐の挿入を模式的に示す。 図7は、風車タワー部分に引き込まれている電気ケーブルを模式的に示す。 図8は、風車タワー部分に電気ケーブルを引き込みながら、電気ケーブルを迂回させる適切な方法を概略的に示す。 図9は、風車タワー部分の内部に電気ケーブルを接続する第1の方法を概略的に示す。
図1は、本発明による方法に従って構築され得る風車10の一例を概略的に示す。ここに示す風車10は、沖合風車10であるが、本発明は、陸上風車の建設にも同様に適用可能である。風車10は、三つの翼13を備え、三つの翼13は、ロータハブ12に接続され、右方向から風が十分に強く吹いたときに回転する。ロータハブ12は、風車タワー14の頂部に配置されたナセル11に回転可能に取り付けられている。風車10は、一般的に、現在の局所的な風向にしたがって翼13を移動させるためにナセル11をヨー運動させるように装備されている。ナセル11において、発電機は、ロータハブに結合され、回転する翼13の運動エネルギーを電力に変換する発電を行う。
この風車10の風車タワー14は、いわゆるトランジションピース105の上に取り付けられた複数の風車タワー部分100~102からなる。一般的に、風車タワー14は、ケーブルを取り付ける必要がある2つから4つのタワー部分100~102を有する。トランジションピース105は、水中タワー基礎によって支持されている。トランジションピース105は、プラットフォーム110と、取り付け作業者及び保守作業者がタワー14に容易にアクセスできるようにするドア109とを含む。運転可能な風車10では、タワー14を多数の電気ケーブルが通っている。最も大きいケーブルは、発電された電力を送電網へ送電するために使用される。他のケーブルは、例えば、風力発電装置の動作構成要素へ電力を供給し、異なる機能構成要素間の通信を行うためのものである。
多くの場合、このようなケーブルは、風車タワー14の全体が立ち上げられてナセル11がタワー14の頂部に取り付けられた後に、下から上へ取り付けられる。代替的には、風力発電装置10が取り付けられた場所へこれらのタワー部分100~102が輸送される前に、ケーブルの一部または全部が既に別々のタワー部分100~102に取り付けられている。これにより、陸上でタワー部分100~102を水平にした状態でケーブルの取り付けができるという利点がある。タワー部分100~102を重ねて取り付けた後、後続部分のケーブルが必要に応じて接続される。図2から図12を参照して、風車タワー部分100~102内にケーブルを取り付けるための新規で改良された方法、および風車タワー部分100について例示した方法を詳細に説明する。なお、図面及び以下に説明する取り付け方法は、本発明の方法によるケーブルの取り付け方法の一例に過ぎない。
図2は、風車タワー部分100の断面とジップライン20の取り付け部を概略的に示す。この例では、ジップライン20は、風車タワー部分100の頂端部120に構築された取り付けプラットフォーム30上に置かれたリール21から繰り出される鋼線材または高強度ポリマーケーブルである。この説明全体を通して、頂端部および底端部という用語は、タワー部分100その他の対象物の両端部を区別するために使用されることに留意されたい。電気ケーブルは、好ましくは、タワー部分100が実質的に水平向きの状態で取り付けられるので、頂端部および底端部という用語は、タワー部分100が最終的に垂直な向きにされて風車タワー14の一部を形成した後の両端部の相対位置を指す。
ジップライン20は、取り付け技術者によって(矢印の方向に)リール21から風車タワー部分100を通って引き出される。任意に、支持ブラケット22が、ジップライン20を支持するために風車タワー部分100の内部の複数の位置に設けられ、電気ケーブルの引き込み中にジップライン20によって運ばれる電気ケーブルの荷重は、風車タワー部分100の長さに沿ってタワー壁に分配される。支持ブラケット22は、滑車がジップラインから分離される必要なしに支持ブラケット22を通過できるタイプであることが好ましい。電気ケーブル60の取り付けが完了すると、このような支持ブラケット22は取り外され、他の風車タワー部分100に電気ケーブル60を取り付けるために再利用され得る。
図3は、風車タワー部分100の頂端部120におけるジップライン20の固定部の一例を概略的に示す。この目的のために、一時的なジップライン支持フレーム23を風車タワー部分の頂端部120に取り付けることができる。ジップライン20の端部は、支持フレーム23の一部に確実に取り付けられる。また、この図には、取り付けプラットフォーム30と、後述する多数のケーブル支持ガイド31が示されている。風車タワー部分100に取り付けられるケーブルの1つを有するリール51は、取り付けプラットフォーム30の前に配置される。
図4は、風車タワー部分100の底端部130におけるジップライン20の他端部の固定部の一例を概略的に示す。この端部130において、ジップライン20は、ジップライン20に張力をかけた状態を維持する大きな釣り合い重り41に取り付けられる。
図5は、風車タワー部分100の内部に取り付けられる4本の電気ケーブル60の準備状況を概略的に示す。各ケーブル60は、取り付けプラットフォーム30の頂端部120の前に配置されたリール51上に設けられている。この例示的な方法で取り付けられるケーブル60は、例えば、運転中の風車10においてナセル11内のAC/DCコンバータからタワー14の底部まで下へ全経路にわたって延在するDC電力ケーブル60であってもよい。このようなケーブル60は大きくて重いので、ウインチ55を使用して、ケーブル端部を風車タワー部分100の頂端部120の近くに位置させることができる。ケーブルガイド31(図3によりよく示されている)は、取り付けプラットフォーム30上に設けられ、リール51からタワー部分100に向かって回転しながらケーブル60を支持することができる。好ましくは、そのようなケーブルガイド31は、ケーブルの移動を容易にするためのローラを含む。
図6は、風車タワー部分130への引き紐67の挿入を概略的に示す。引き紐67は、テレハンドラ66のような作業車両によって運ばれて動力を供給されるウインチ65に設けられてもよい。引き紐67を繰り出しながら、取り付け技術者は、風車タワー部分100を通して矢印の方向に引き紐67を引くことができる。そして、タワー部分100の頂端部120において、引き紐は、取り付けるべき1本又は2本以上の電気ケーブル60に接続される。
図7は、風車タワー部分100に引き込まれている電気ケーブル60を概略的に示す。この例では、4本の電気ケーブル60は、束ねられ、風車タワー部分100の頂端部120から底端部130まで(矢印の方向に)一緒に引っ張られる。タワー部分100を通してケーブル60を引っ張ることができるように、ケーブル60は、引き紐67に接続されるだけでなく、ジップライン20にも結合される。これは、図に示すように、ジップライン20に沿って走行するように構成された滑車装置24に取り付けられた吊り索25を使用して行うことができる。ジップライン20へのケーブル60の結合は、好ましくは、ジップライン20の頂端部に近い位置で行われる。ケーブル60がタワー部分100を通って引っ張られている間に、新しい吊り索25および滑車装置24がケーブル60に結合される。電気ケーブル60のジップライン20への結合は、例えば、1~2mの一定の間隔で行うことができる。
電気ケーブル60以外の風車構成要素を風車タワー部分100の少なくとも一部分に搬送するために、同じジップライン20を使用することができることにも留意されたい。また、上述した滑車装置24も、このような搬送に使用することができる。このように搬送され得る他の風車構成要素は、例えば、機能的風車構成要素、パワーエレクトロニクス、キャビネット、プラットフォーム部品、ブラケット、タワー壁に固定される梯子又は他の部材、又は照明を含み得る。このような構成要素のすべては、最終的には、機能している風車の一部となり得るか、又は、風車建設プロセスの準備及び取り付け段階の際に風車タワー部分100の内部で必要とされ得るだけである。
また、図7には、タワー部分100を通って引っ張られるケーブル60を迂回させるために使用されるケーブルガイド80が示されている。これは、例えば、ケーブル60をタワー部分100の内部の障害物の周りに誘導しなければならない場合に有用である。図8は、ケーブル迂回方法の詳細を示す。ケーブルガイド80は、ケーブル60をタワー部分100の中央部を通る軌道からタワー部分100の内壁に隣接する軌道へ方向転換させるために使用される。ケーブルは、タワー部分100のこの部分を通って引っ張られながら、好ましくは、このケーブルガイド80の上面によって支持され、これを越えて移動する。ローラ81は、ケーブルガイド面とケーブル60との間の摩擦を低減するために設けられている。ケーブルガイド80の頂端部では、わずかな上昇部分82がケーブル60をジップライン20へ少し近づける。その結果、ケーブルガイド80は、吊り索25を支持する役割を果たし、吊り索25が緩む。その時点で、吊り索25またはケーブル60は、滑車装置24から容易に分離される。上昇部分82の頂部から、ケーブルガイド80は、下方に湾曲し、ケーブル60をタワー部分の壁へ向かって導く。そこから、ケーブル60は、もはやジップライン20によって直接支持されていないので、ケーブル60が最終目的地に向かって移動する残りの部分でケーブル60を支持し、案内するために、追加のローラ84(図9を参照)が設けられている。
図9は、風車タワー部分100の内部に電気ケーブル60を接続する第1の方法を概略的に示す。ケーブルガイドローラ84は、レバー85の作動によって高さが調節可能である。ケーブル60がタワー部分100を通って引っ張られる間、ローラ84は高い位置にある。ケーブル60が最終位置に到達すると、レバー85が引かれ、ローラ84が下方位置に移動する。その結果、ローラ84によって支持されていたケーブル60も下降し、一連のコネクタ91内へ落とし込まれる。次に、コネクタ91を閉じて、ケーブル60をタワー部部分の壁に固定する。ローラ84のためのこの高さ調整システムは、ケーブル60がコネクタ91を通して引かれる必要なくそれらの上を移動し、ケーブル60が最終位置にあってタワー部分壁に固定される準備ができているときだけ、コネクタ91に接触させることができるという利点をもたらす。
複数のケーブル60を風車タワー部分100に同時に引き込む場合、ケーブルをタワー部分に引き込む前に、ケーブルを一緒に構造的に束ねることが好ましい。束にすることは、例えば、単純なケーブル結束部材を用いて、またはこの作業のために設計された特別なケーブル束支持体を用いて行うことができる。ケーブルを束ねることは、束内の全てのケーブル60がタワー部分を通って引っ張られながら平行にかつ一緒に維持されることを確実にする。束のジップライン20への結合は、二つのケーブル束支持体の間の位置で、図7に示されているものと同じ吊り索25および滑車装置24を用いて実現され得る。あるいは、ケーブル結束部材またはケーブル束支持体は、滑車装置24に直接結合される。
ケーブル60は、好ましくは、タワー部分100の頂端部入口において、例えば、約0.5~3m、好ましくは0.75~2mの一定の距離で束ねられる。図7および図8のように、ケーブル60がタワー部分の第2の下流部分において異なる相対的な向きになるように意図されている場合、ケーブル束は、ケーブルがこれらの図に示されるケーブルガイド80に達する直前に、ほどかれてもよい。あるいは、使用されるすべてのケーブル結束部材またはケーブル束支持体がケーブルガイド80の上流に留まるように、ケーブル結束部材またはケーブル束支持体がケーブル束の最初の部分に全く取り付けられていなくてもよい。
ケーブル60が取り付けられると、ジップライン20、支持ブラケット22及びジップライン支持フレーム23は、風車タワー部分100から取り外されてもよい。また、ケーブルガイド80、84、取り付けプラットフォーム30、および風車タワー部分100の内部の足場または他の道具であって、ケーブル60の取り付けにのみ必要であり、タワー部分100の輸送または設置には必要でないものは、取り外してもよい。このようにして取り外されたジップライン20および他のすべての道具は、他のタワー部分101および102にケーブルを取り付けるために再利用することができる。

Claims (16)

  1. 風車タワー部分(100)に1本又は2本以上の電気ケーブル(60)を取り付ける方法であって、
    前記風車タワー部分(100)を実質的に水平向きに設けることと、
    前記風車タワー部分(100)の第1の端部(120)と第2の端部(130)との間の前記風車タワー部分(100)の内部に前記第1の端部(120)から前記第2の端部(130)へ向かって延在するようにジップライン(20)を取り付けることと、
    前記電気ケーブル(60)が前記ジップライン(20)に対して移動可能であるように、前記風車タワー部分(100)の前記第1の端部(120)の近傍の位置で前記電気ケーブル(60)の第2の端部を前記ジップライン(20)に結合することと、
    前記ジップライン(20)に対して前記電気ケーブル(60)の前記第2の端部を移動させることにより前記電気ケーブル(60)の前記第2の端部を前記ジップライン(20)に沿って前記風車タワー部分(100)に引き込むことと、
    前記電気ケーブル(60)の前記第2の端部を前記ジップライン(20)から分離することと、
    前記風車タワー部分(100)の前記第1の端部(120)に隣接する位置で、前記電気ケーブル(60)の第1の端部を前記風車タワー部分(100)に固定することと、
    前記風車タワー部分(100)の前記第2の端部(130)に隣接する位置で、前記電気ケーブル(60)の前記第2の端部を前記風車タワー部分(100)に固定することと、
    前記ジップライン(20)を前記風車タワー部分(100)から取り外すことと、
    を含む方法。
  2. 前記電気ケーブル(60)の前記第2の端部を前記風車タワー部分(100)に引き込んだ後に、前記電気ケーブル(60)を、前記電気ケーブル(60)の前記第1の端部と前記第2の端部との間の1つ又は2つ以上の位置で前記風車タワー部分(100)の内部に固定する工程をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記電気ケーブル(60)の前記第1の端部および/または前記第2の端部を前記風車タワー部分(100)に固定することは、前記タワー部分(100)に設けられたケーブル端部コネクタに各端部を固定的に接続することを含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記電気ケーブル(60)の前記第2の端部は、前記タワー部分(100)の外壁の内側表面近傍の半径方向位置に固定され、前記電気ケーブル(60)の前記第1の端部は、前記風車タワー部分(100)の中心近傍の半径方向位置に固定される、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記風車タワー部分(100)に引き込まれている前記電気ケーブル(60)を案内するケーブルガイド(80、84)を前記風車タワー部分(100)の内部に取り付ける工程をさらに含む、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記ケーブルガイド(80)は、より中央の半径方向位置から、前記タワー部分(100)の外壁の内側表面近傍の下側且つ半径方向でより外側の位置に向けて前記電気ケーブル(60)を案内するように構成され、前記ケーブルガイド(80)は、前記電気ケーブル(60)を前記ジップライン(20)に近づけるように構成された上昇部分(82)と、前記タワー部分(100)の前記外壁の前記内側表面近傍の下側且つ半径方向でより外側の位置に向けて前記電気ケーブル(60)を導くように構成された下降部分とを備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記電気ケーブル(60)を前記風車タワー部分(100)に引き込んだ後に前記ケーブルガイド(80、84)を前記風車タワー部分(100)から取り外す工程をさらに含む、請求項5又は6に記載の方法。
  8. 前記電気ケーブル(60)の束をつくる工程をさらに含み、前記電気ケーブル(60)の前記第2の端部の前記ジップライン(20)への結合は、前記束の第2の端部を前記ジップライン(20)に結合することによって実現される、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記風車タワー部分(100)に引き込まれる電気ケーブル(60)を案内するケーブルガイド(31)を、前記風車タワー部分(100)の前記第1の端部に隣接して前記風車タワー部分(100)の外側に設ける工程をさらに含む、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記電気ケーブル(60)の前記第2の端部を前記風車タワー部分(100)に引き込みながら、前記電気ケーブル(60)の前記第1の端部と前記第2の端部との間の1つ又は2つ以上の位置で前記電気ケーブル(60)を前記ジップライン(20)に結合することをさらに含む、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記電気ケーブル(60)の前記ジップライン(20)への結合は、滑車装置(24)を介して確立される、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記1本又は2本以上の電気ケーブル(60)は、DC電力生成ケーブル(60)、内部電源ケーブル、および通信ケーブルのうちの少なくとも1つを含む、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 1つ又は2つ以上の風車構成要素(60)を風車タワー部分(100)の少なくとも一部を通して搬送するための方法であって、
    前記風車タワー部分(100)を実質的に水平向きに設けることと、
    前記風車タワー部分(100)の第1の端部(120)と第2の端部(130)との間の前記風車タワー部分(100)の内部に前記第1の端部(120)から前記第2の端部(130)へ向かって延在するようにジップライン(20)を取り付けることと、
    前記1つ又は2つ以上の風車構成要素(60)が前記ジップライン(20)に対して移動可能であるように、前記1つ又は2つ以上の風車構成要素(60)を前記風車タワー部分(100)の前記第1の端部(120)又は前記第2の端部(130)の近傍の位置で前記ジップライン(20)に結合することと、
    前記ジップライン(20)に対して前記1つ又は2つ以上の風車構成要素(60)を移動させることにより前記1つ又は2つ以上の風車構成要素(60)を前記ジップライン(20)に沿って前記風車タワー部分(100)の少なくとも一部を通して引き込むことと、
    前記1つ又は2つ以上の風車構成要素(60)を前記ジップライン(20)から分離すことと、
    前記ジップライン(20)を前記風車タワー部分(100)から取り外すことと、
    を含む方法。
  14. 請求項1乃至13のいずれか一項に記載の方法を用いて製造された風車タワー部分(100,101,102)。
  15. 請求項14に記載の少なくとも1つの風車タワー部分を備える風車タワー(14)。
  16. 請求項15に記載の風車タワーを備える風車(10)。
JP2022531015A 2019-11-26 2020-11-26 風車タワーへのケーブルおよび他の構成要素の取り付け Active JP7271795B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP19211673 2019-11-26
EP19211673.9 2019-11-26
PCT/DK2020/050336 WO2021104598A1 (en) 2019-11-26 2020-11-26 Installation of cables and other components in a wind turbine tower

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022549526A JP2022549526A (ja) 2022-11-25
JP7271795B2 true JP7271795B2 (ja) 2023-05-11

Family

ID=68699236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022531015A Active JP7271795B2 (ja) 2019-11-26 2020-11-26 風車タワーへのケーブルおよび他の構成要素の取り付け

Country Status (6)

Country Link
US (1) US11624353B2 (ja)
EP (1) EP4065838A1 (ja)
JP (1) JP7271795B2 (ja)
CN (1) CN114901943B (ja)
TW (1) TW202130079A (ja)
WO (1) WO2021104598A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI730522B (zh) * 2018-12-21 2021-06-11 丹麥商菱重維斯塔斯海上風力有限公司 用於風力渦輪機的直升機吊掛平台

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007043766A (ja) 2005-07-29 2007-02-15 Kyodo Ky Tec Corp バスダクト接続構造及び前記バスダクト接続構造を用いた風力発電システム
JP4831847B1 (ja) 2011-04-22 2011-12-07 三菱重工業株式会社 制振装置、風力発電装置及び制振方法
JP2016181967A (ja) 2015-03-23 2016-10-13 住友電気工業株式会社 ケーブル設置方法
JP2019157616A (ja) 2018-03-08 2019-09-19 ティオネスタ・エルエルシー 枢動タワーアセンブリ

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6622634B2 (en) 2001-10-10 2003-09-23 Eric Scott Cylvick Amusement ride employing a suspended tensioned static cable
AU2008340872B2 (en) 2007-12-21 2013-08-01 Vestas Wind Systems A/S A method for handling and/or servicing components of a wind turbine and a gripping apparatus for performing the method
KR102028133B1 (ko) * 2011-10-07 2019-10-02 발모럴 콤텍 리미티드 팽창성 시일링 섹션을 갖는 케이블 인입 시스템
US9866915B2 (en) 2011-11-28 2018-01-09 Excalibur Ip, Llc Context relevant interactive television
WO2013182199A2 (en) 2012-06-07 2013-12-12 Vestas Wind Systems A/S Tower cable arrangements for wind turbines
GB2513387B (en) 2013-04-25 2015-06-03 Subsea Energy Solutions Ltd An anchor seal, and method of operation of an anchor seal, for the location and sealing of a conduit in an orifice
EP3257562B1 (en) 2016-06-17 2019-06-12 Martello Teleferiche S.r.l. Trolley for a zip line
GB2561259B (en) * 2017-06-21 2019-05-08 C Ling Ltd Pull-in head assembly
GB2561260B (en) 2017-06-21 2019-05-08 C Ling Ltd Pull-in head assembly
EP3502533A1 (en) 2017-12-20 2019-06-26 Fundacíon Tecnalia Research & Innovation Device for protecting a line in an opening and method for inserting a line in an opening in a protected manner
WO2020098895A1 (en) 2018-11-15 2020-05-22 Vestas Wind Systems A/S A multirotor wind turbine
TW202032003A (zh) 2018-12-05 2020-09-01 丹麥商菱重維斯塔斯海上風力有限公司 風力機塔轉接件
EP3690235B1 (en) 2019-01-31 2021-07-21 Siemens Gamesa Renewable Energy A/S Lifting apparatus for an offshore wind turbine
EP3702616B1 (en) 2019-02-26 2022-08-24 Siemens Gamesa Renewable Energy A/S Power cable installation in a wind turbine tower
EP3705718B1 (en) 2019-03-07 2022-08-17 Siemens Gamesa Renewable Energy A/S Assembly of a tower section of a wind turbine tower

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007043766A (ja) 2005-07-29 2007-02-15 Kyodo Ky Tec Corp バスダクト接続構造及び前記バスダクト接続構造を用いた風力発電システム
JP4831847B1 (ja) 2011-04-22 2011-12-07 三菱重工業株式会社 制振装置、風力発電装置及び制振方法
JP2016181967A (ja) 2015-03-23 2016-10-13 住友電気工業株式会社 ケーブル設置方法
JP2019157616A (ja) 2018-03-08 2019-09-19 ティオネスタ・エルエルシー 枢動タワーアセンブリ

Also Published As

Publication number Publication date
WO2021104598A1 (en) 2021-06-03
JP2022549526A (ja) 2022-11-25
US20220403828A1 (en) 2022-12-22
CN114901943A (zh) 2022-08-12
US11624353B2 (en) 2023-04-11
EP4065838A1 (en) 2022-10-05
CN114901943B (zh) 2023-04-11
TW202130079A (zh) 2021-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9016029B2 (en) Method of setting up, maintaining and disassembling a wind turbine
EP2505822B1 (en) Wind turbine
KR102485868B1 (ko) 풍력 터빈 부품을 이동시키기 위한 방법 및 풍력 터빈 부품을 이동시키기 위한 이송 시스템
US8230660B2 (en) Method of installing a cable in the tower of a wind power plant
EP3077666B1 (en) An internal tower structure for a wind turbine generator
US8513529B2 (en) Arrangement and method for installing cables
EP2604570A1 (en) Cable guiding in a wind turbine tower
JP7271795B2 (ja) 風車タワーへのケーブルおよび他の構成要素の取り付け
JP7325838B2 (ja) 伸縮式タワーを吊り上げるための可動モジュール、および伸縮式タワーの吊り上げ方法
EP3891390B1 (en) Method for manufacturing a wind turbine and tower of a wind turbine
US20220186715A1 (en) Tower cable installation in a wind turbine tower
EP3026263A1 (en) Arrangement to hoist a wind turbine component
CN114787498A (zh) 多转子导轨滑轮系统
CN215626034U (zh) 一种用于格构式大型风电机组支撑结构的可收放电梯系统
US11754049B2 (en) Platform for a wind turbine, wind turbine with the platform and method for assembling a wind turbine
US20210277873A1 (en) Wind turbine
CN113860120A (zh) 一种用于格构式大型风电机组支撑结构的可收放电梯系统
CN115313247A (zh) 用于在部署地点安装电力线缆的方法和设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220629

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20220629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230330

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230426

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7271795

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150