JP7270421B2 - 口唇化粧料塗布装置 - Google Patents
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Description
前記塗布部は、軸方向に沿って延びる2本以上の稜線を有する芯体を有し、2本の前記稜線は、該芯体の最大径部における横断面の最大長さ方向の両端に位置しており、
前記最大径部における前記横断面の輪郭が、外方に向けて凸の曲線のみからなるか、又は外方に向けて凸の曲線と直線との組み合わせからなる、口唇化粧料塗布装置を提供するものである。
塗布部3aは、図2に、支持軸の延びる方向と一致する縦方向Xと、該縦方向Xと直交する横方向Yとを有する縦長の形状である。前記縦方向Xは、支持軸23の軸方向と一致する。塗布部3aは、支持軸23の先端に設けられた芯体30aを備えている。芯体30aは、その立体形状が略紡錘形状をなしており、これにより塗布部3aが支持軸23よりも幅広な略紡錘形状をなしている(図2参照)。
稜線における角度が、互いに交わる曲線と直線との間の角度である場合、該直線に対する曲線の角度を、稜線における角度とする。直線に対する曲線の角度は、該曲線の接線と該直線との間の角度である。この場合の接線は、横断面の内方側において前記直線上に稜線との離間距離が0.5mmとなる離間点と、当該離間点を通り且つ前記直線と直交する直交方向とを設定したとき、該直交直線と曲線とが交わる交点における接線である。直線に対する曲線の角度は、好ましくは40以上88°以下、より好ましくは45°以上85°以下である。
一方、横断面の輪郭が稜線を有しない円弧状の曲線からなる芯体では、塗布部当接部の内周縁と塗布部との間に塗布部の周方向に長い隙間が生じ難く、該曲線に対応する部分に付着した化粧料が過度にしごき落とされ、該芯体に必要量の化粧料を付着させることが困難となる。
上記と同様の観点から、最大径部35aの横断面における輪郭を構成する曲線a1,b1,c1,d1の曲率半径は、好ましくは1mm以上、より好ましくは5mm以上であり、また好ましくは2000mm以下、より好ましくは1000mm以下であり、また好ましくは1mm以上2000mm以下、より好ましくは5mm以上1000mm以下である。なお、曲率半径が2000mm超の線は直線とする。
上記と同様の観点から、支持軸23の外径d5〔図3(a)参照〕は、好ましくは2mm以上、より好ましくは2.5mm以上であり、また好ましくは10mm以下、より好ましくは7mm以下であり、また好ましくは2mm以上10mm以下、より好ましくは2.5mm以上7mm以下である。
芯体30bが屈曲部38を有する形態においても、芯体30bの縦方向Xの長さL6は、上述した第1実施形態における芯体30aの縦方向Xの長さL5の範囲内であることが好ましい。
図11には、しごき孔42の平面視形状のバリエーションが示されている。上述した実施形態においてしごき孔42の平面視形状は円形であったが〔図11(a)参照〕、これに限定されず、五角形、六角形等の多角形であってもよく〔図11(b)~(d)参照〕、六芒星形等の星形形状であってもよい〔図11(e)及び(f)参照〕。また、しごき弁41の輪郭を構成する線は、直線であってもよく、曲線であってもよい。しごき孔42の平面視形状は、塗布部当接部41aの環状構造の形状を調整することにより、形成することができる。また、しごき孔42は、中央に向かって突出する突起43を周縁に複数有するものであってもよい〔図11(g)参照〕。図11(g)に示すしごき孔42gは、その周縁に放射状に配置された複数の突起43を有する。
一方、図11(b)及び(c)に示すしごき孔42a,42bは、その輪郭が直線によって形成されている。芯体の稜線32部分によってしごき孔が過度に押し拡げられることを効果的に抑制して、塗布部の稜線32付近に化粧料をより容易に薄く且つ均一に保持させる観点から、塗布部がしごき孔を通過する際、稜線32が、しごき孔42の輪郭を形成する直線部分と当接した状態となることが好ましい。
しごき弁41又は芯体30の変形度は、以下の方法により測定される。図5(a-2)又は図10(a-2)に示すように、最大径部35が塗布部当接部41aの内側に配置された状態における、しごき孔42の内径d3´と、塗布部3の最大径部35´の幅方向Dの長さL1´とを測定する。測定したしごき孔42の内径d3´と初期状態のしごき孔42の内径d3との比(内径d3´/内径d3)を算出して、これをしごき弁41の変形度とする。また、測定した最大径部35´の幅方向Dの長さL1´と初期状態の最大径部35の幅方向Dの長さL1との比(L1/L1´)を算出して、これを芯体30の変形度とする。「初期状態」とは、塗布部3がしごき孔42を通過する前の状態であり、例えば図5(a-1)又は図10(a-1)に示す状態である。
支持軸23の形成材料は、芯体30の形成材料と同じものを用いることができる。
2 塗布用具
3a,3b 塗布部
4 容器
5 化粧料
21 蓋体
23 支持軸
30,30a,30b 芯体
32 稜線
35,35a,35b 最大径部
41 しごき弁
41a 塗布部当接部
42 しごき孔
D 幅方向
X 縦方向
Y 横方向
Claims (10)
- 化粧料を口唇に塗布するための塗布部、及び先端に該塗布部が連結された支持軸を有する化粧料塗布用具と、該化粧料を収容するための容器とを備え、該塗布用具の前記塗布部が該容器の口部から該容器内に出入自在な口唇化粧料塗布装置であって、
前記塗布部は、1パーツからなり且つ軸方向に沿って延びる2本以上の稜線を有する芯体を有し、2本の前記稜線は、該芯体の最大径部における横断面の最大長さ方向の両端に位置しており、
前記最大径部における前記横断面の輪郭が、外方に向けて凸の曲線のみからなるか、又は外方に向けて凸の曲線と直線との組み合わせからなる、口唇化粧料塗布装置。 - 前記最大径部における前記横断面の輪郭は、前記最大長さ方向の両端を結ぶ線分を境とする一方と他方とで、該線分からの最大距離が異なる、請求項1に記載の口唇化粧料塗布装置。
- 前記最大径部における前記横断面の輪郭は、前記最大長さ方向の両端を結ぶ線分を境とする両側のうち、該線分からの最大距離が長い方の輪郭が、外方に向かって凸の曲線のみからなる、請求項2に記載の口唇化粧料塗布装置。
- 前記最大径部における前記横断面の輪郭において、前記最大長さ方向の両端を結ぶ線分を境とする両側のうち、該線分からの最大距離が長い方の輪郭に、前記最大長さ方向の両端の前記稜線以外の稜線が位置している、請求項3に記載の口唇化粧料塗布装置。
- 前記最大径部の前記最大長さ方向の長さが前記支持軸の外径よりも長い、請求項1~4の何れか1項に記載の口唇化粧料塗布装置。
- 前記容器の口部又はその近傍に、しごき孔を有するしごき弁が設けられており、
前記芯体は、前記最大径部の前記最大長さ方向の長さが、前記しごき孔の内径よりも長い、請求項1~5の何れか1項に記載の口唇化粧料塗布装置。 - 前記容器の口部又はその近傍に、しごき孔を有するしごき弁が設けられており、
前記しごき弁は、前記芯体より変形しやすい、請求項1~6の何れか1項に記載の口唇化粧料塗布装置。 - 前記芯体は、その先端域の縦断面の形状が、角が丸みを帯びた三角形である、請求項1~7の何れか1項に記載の口唇化粧料塗布装置。
- 前記塗布用具が前記容器内に挿入された状態において、前記最大径部における前記横断面の両端を結ぶ線分を境とする両側のうち、該線分から前記輪郭までの最大距離が長い方が、該容器の底部側を向くように、前記塗布部が該支持軸の軸方向に対して傾斜している、請求項1~8の何れか1項に記載の口唇化粧料塗布装置。
- 前記塗布部は、前記芯体の表面を覆う植毛を備えている、請求項1~9の何れか1項に記載の口唇化粧料塗布装置。
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