JP7269334B2 - 参照シンボル送信のためのスペクトル領域の識別 - Google Patents

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Description

本発明はユーザ機器(UE)を動作させるための方法に関し、特に、UEの位置推定(localization)のための方法に関する。本発明はさらに、ユーザ機器のための方法、ネットワーク・ノード及びユーザ機器に関する。
ユーザ機器(UE)の位置推定は、3GPPリリース9以来、LTEの多くの重要な特徴のうちの1つであった。規制要件に起因して、E911発信元の正確な識別も、ニュー・ラジオ(NR)技術がサポートすべき1つの主要な特徴と考えられてきた。
ユーザ機器(UE)位置決定をサポートするために、LTE及びNRについてそれぞれ典型的なシステム・アーキテクチャが提案されている。LTE位置決定アーキテクチャでは、UEとロケーション・サーバ(E‐SMLC)との間及びeノードBとUEとの間の対話を処理するために、LTE位置決定プロトコル(LPP)及び無線リソース制御(RRC)プロトコルがそれぞれ考案されている。さらに、E‐SMLCとeノードBとの間の対話プロトコルとしてLTE位置決定プロトコルA(LPPa)が規定されている。さらに、NRでは、gノードBとロケーション・サーバ(LMF)との間の対話がNR位置決定プロトコルA(NRPPa)によって処理され、UEとgノードBとの間の対話がRRCプロトコルによって処理される。しかし、LMFとUEとの間の対話プロトコルは、NR仕様標準化作業でまだ規定されていない。
現在、発展型セルID(E‐CID)、グローバル・ナビゲーション衛星システム(GNSS)支援、観測到達時間差(OTDOA)、及びアップリンク到達時間差(UTDOA)ベースの技術がUE位置決定のために活用又は使用されている。位置推定精度に応じて、上記の他の技術の中で、OTDOAはLTEのための主要な位置決定技術のうちの1つとして広く受け入れられており、また、来るリリース16の研究項目についても考慮されている。
OTDOAベースの位置決定のより良い精度を容易にするために、位置決定のための位置決定参照信号(PRS)又はダウンリンク参照信号がミューティング・パターンとともにNR仕様に導入された。ミューティング・パターンは、UEが遠くに位置するセルをリッスンでき、より近くに位置するセルがミュートされるか又は特定の物理又は時間‐周波数リソース上で送信しない場合に、PRSを使用して到着時間(TOA)推定も実行できるように、これらの特定の物理又は時間‐周波数リソース割り当てに続くPRS送信を提唱する。UEは、参照セル及び隣接セルからの推定されたTOAを活用して、受信信号到着時間差(RSTD)測定値をロケーション・サーバにフィードバックする。RSTD測定値を受信した後のロケーション・サーバは、UE位置を推定するためにOTDOAを実行する。
従来のシステムに関する問題は、参照信号/PRS送信が静的であり、事前に規定された時間‐周波数グリッド・パターンで送信されるので、TOA推定及びRSTD測定が、PRS送信が行われる周波数帯域でのチャネル挙動に大きく依存することである。
別の問題は、LTEと比較してNRにおいてチャネル帯域幅が非常に大きいかもしれず、広いBWにわたって単一のタイミング測定を実行することが良好な結果を生まないかもしれないことである。
したがって、ネットワーク・ノードによって実行される改善された方法が必要とされている。
本発明の実施形態の目的は、上述の欠点を軽減又は解決する解決策を提供することである。
上記及びさらなる目的は、本書に記載される主題によって達成される。本発明のさらなる有利な実施形態が本書に記載される。
本発明の第1側面によれば、上述の目的は、ワイヤレス・ネットワークにおいてユーザ機器を動作させるための方法によって達成され、本方法は、物理リソースの第1集合の無線特性を測定することであって、物理リソースの第1集合は、位置決定のためのダウンリンク参照信号を受信するために利用可能であり、物理リソースの第1集合は、ネットワーク・ノードから受信された第1メッセージによって示される、ことと、測定された無線特性に基づいて物理リソースの第1集合から物理リソースの第2集合を選択することと、選択された物理リソースの第2集合を示す第2メッセージをネットワーク・ノードへ送信することと、を有する。
本開示のこの側面の少なくとも1つの利点は、潜在的に使用される物理リソースがUEによって最良又は好ましいと認識される物理リソースであるので、UEの位置決定品質が改善されることである。さらなる利点は、UEと無線ノード・リンクとの間のチャネル状態が良好であるスペクトルの部分を利用することによって、参照シンボル、例えばPRSの送信が実行されることを含む。さらなる利点は、参照シンボル構成がUE測定に依存するので、UE固有の参照シンボル構成が達成されることである。さらなる利点は、リソース割り当てがチャネル測定に基づいており、それゆえ、利用可能なリソースの動的活用が達成されることである。
本発明の第2側面によれば、上述の目的は、ワイヤレス・ネットワークにおいてネットワーク・ノードを動作させるための方法によって達成される。
本発明の第3側面によれば、上述の目的は、ワイヤレス・ネットワークにおいてロケーション・サーバを動作させるための方法によって達成される。
本発明の第4側面によれば、上述の目的は、第1側面による方法を実行するように構成されたユーザ機器によって達成される。
本発明の第5側面によれば、上述の目的は、第2側面による方法を実行するように構成されたネットワーク・ノードによって達成される。
本発明の第6側面によれば、上述の目的は、第3側面による方法を実行するように構成されたサーバによって達成される。
本発明の第7の側面によれば、上述の目的は、ユーザ機器に備わる処理部でコンピュータ実行可能な命令が実行される場合に、ユーザ機器に、第1側面による方法のステップのいずれかを実行させるためのコンピュータ実行可能な命令を備えるコンピュータ・プログラムによって達成される。
本発明の第8の側面によれば、上述の目的は、ネットワーク・ノードに備わる処理部でコンピュータ実行可能な命令が実行される場合に、ネットワーク・ノードに、第2側面による方法のステップのいずれかを実行させるためのコンピュータ実行可能な命令を備えるコンピュータ・プログラムによって達成される。
本発明の第9の側面によれば、上述の目的は、サーバに備わる処理部でコンピュータ実行可能な命令が実行される場合に、サーバに、第3側面による方法のステップのいずれかを実行させるためのコンピュータ実行可能な命令を備えるコンピュータ・プログラムによって達成される。
本発明の第10側面によれば、上述の目的は、コンピュータ可読記憶媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品によって達成され、コンピュータ可読記憶媒体に、第7、第8、又は第9側面によるコンピュータ・プログラムが具現化される。
本発明の範囲は特許請求の範囲によって規定され、これは参照により本セクションに組み込まれる。本発明の実施形態のより完全な理解は、1つ以上の実施形態の以下の詳細な説明を考慮することによって、その追加の利点の実現とともに、当業者に与えられる。最初に、簡単に説明される図面の添付用紙を参照されたい。
本開示の1つ以上の実施形態による時間‐周波数グリッドを示す。 本開示の1つ以上の実施形態によるサブフレームを示す。 本開示の1つ以上の実施形態による、ユーザ機器、ネットワーク・ノード、及びロケーション・サーバを示す。 本開示の1つ以上の実施形態によるシグナリング・チャートを示す。 本開示の1つ以上の実施形態によるフローチャートを示す。 本開示の1つ以上の実施形態による相互分離性を有する物理リソースを示す。 本開示の1つ以上の実施形態による相互に重複する物理リソースを示す。 本開示の1つ以上の実施形態による相互分離性を有する物理リソースの詳細を示す。 本開示の1つ以上の実施形態による相互に重複する物理リソースの詳細を示す。 本開示の1つ以上の実施形態によるユーザ機器によって実行される方法を示す。 本開示の1つ以上の実施形態によるネットワーク・ノードQQ160によって実行される方法を示す。 本開示の1つ以上の実施形態によるロケーション・サーバLSによって実行される方法を示す。
本発明の実施形態のより完全な理解は、1つ以上の実施形態の以下の詳細な説明を考慮することによって、その追加の利点の実現とともに、当業者に与えられる。図の1つ以上において示される同様の要素を識別するために、同様の参照数字が使用されていることを理解されたい。
一般に、複数の意味が明確に与えられ、及び/又はそれが使用される文脈から暗示されない限り、本書で使用されるすべての用語は、関連する技術分野におけるそれらの通常の意味に従って解釈されるべきである。a/an/theの付いた要素、装置、コンポーネント、手段、ステップなどへの言及はすべて、別段に明記しない限り、要素、装置、コンポーネント、手段、ステップなどの少なくとも1つのインスタンスを指すものとして開放的に解釈されるべきである。本書に開示される任意の方法のステップは、ステップが別のステップの後又は前として明示的に記載されていない限り、及び/又はステップが別のステップの後又は前になければならないことが暗黙的でない場合、開示される正確な順序で実行される必要はない。本書に開示される任意の実施形態の任意の特徴は、適切な場合に、任意の他の実施形態に適用されてもよい。同様に、任意の実施形態の任意の利点は任意の他の実施形態に適用することができ、その逆も同様である。添付の実施形態の他の目的、特徴、及び利点は、以下の説明から明らかになるだろう。
本開示は次世代モバイル・ワイヤレス通信システム(5G)又はニュー・ラジオ(NR)の文脈で開示されるが、本書の教示はそれに限定されないことが理解される。
本書で使用されるように、「ワイヤレス・デバイス」(WD)という用語は、「ユーザ機器」(UE)と交換可能に使用され、ネットワーク・ノード及び/又は他のワイヤレス・デバイスとワイヤレスに通信することができる、構成される、配置される、及び/又は動作可能なデバイスを指す。ワイヤレスでの通信は、電磁波、電波、赤外線波、及び/又は空中を通じて情報を伝達するのに適した他のタイプの信号を使用して、ワイヤレス信号を送信及び/又は受信することを伴ってもよい。いくつかの実施形態では、WDは、人間との直接的な対話なしに情報を送信及び/又は受信するように構成されてもよい。例えば、WDは、所定のスケジュールで、内部又は外部のイベントによってトリガされた場合に、又はネットワークからの要求に応答して、ネットワークへ情報を送信するように設計されてもよい。WDの例は、スマートフォン、モバイル電話、携帯電話、ボイス・オーバIP(VoIP)電話、無線ローカル・ループ電話、デスクトップ・コンピュータ、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)、ワイヤレス・カメラ、ゲーム・コンソール又はデバイス、音楽記憶装置、再生装置、ウェアラブル端末装置、ワイヤレス・エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップ、ラップトップ埋め込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマート・デバイス、ワイヤレス顧客構内機器(CPE)、車載ワイヤレス端末デバイス等を含むが、これらに限定されない。WDは、例えば、サイドリンク通信、車車間(V2V)、車対インフラストラクチャ(V2I)車対エブリシング(V2X)のための3GPP規格を実装することによって、デバイス間(D2D)通信をサポートしてもよく、この場合、D2D通信デバイスと呼ばれてもよい。さらに別の特定の例として、もののインターネット(IoT)シナリオでは、WDは、監視及び/又は測定を実行し、そのような監視及び/又は測定の結果を別のWD及び/又はネットワーク・ノードへ送信する機械又は他のデバイスを表してもよい。この場合、WDは、マシン対マシン(M2M)デバイスであってもよく、3GPP文脈ではMTCデバイスと呼ばれてもよい。1つの特定の例として、WDは、3GPP狭帯域のもののインターネット(NB‐IoT)規格を実装するUEであってもよい。そのような機械又はデバイスの特定の例は、センサ、電力計などの計量デバイス、産業機械、又は家庭用又は個人用機器(例えば、冷蔵庫、テレビなど)、個人用ウェアラブル(例えば、時計、フィットネス・トラッカなど)である。他のシナリオでは、WDは、その動作状態又はその動作に関連する他の機能を監視及び/又は報告することができる車両又は他の機器を表してもよい。上述のWDは、ワイヤレス接続のエンドポイントを表してもよく、この場合、デバイスは、ワイヤレス端末と呼ばれてもよい。さらに、上述したようなWDは、モバイルであってもよく、その場合、モバイル・デバイス又はモバイル端末とも呼ばれてもよい。
本書で使用されるように、「ネットワーク・ノード」という用語は、ワイヤレス・デバイスと、及び/又はワイヤレス・ネットワーク内の他のネットワーク・ノード又は機器と、直接的又は間接的に通信して、ワイヤレス・デバイスへの無線アクセスを可能にし及び/又は提供し、及び/又はワイヤレス・ネットワーク内の他の機能(例えば、管理)を実行することができる機器を指す。ネットワーク・ノードの例は、アクセス・ポイント(AP)(例えば、無線アクセス・ポイント)、基地局(BS)(例えば、無線基地局、ノードB、発展型ノードB(eNB)及びNRノードB(gNB))を含むが、これらに限定されない。基地局は、それらが提供するカバレッジの量(又は別の言い方をすれば、それらの送信電力レベル)に基づいて分類されてもよく、そして、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、又はマクロ基地局とも呼ばれてもよい。基地局は、リレーを制御するリレー・ノード又はリレー・ドナー・ノードであってもよい。ネットワーク・ノードは、集中デジタル・ユニット及び/又は遠隔無線ユニット(RRU)(遠隔無線ヘッド(RRH)と呼ばれることもある)などの、分散無線基地局の1つ以上の(又はすべての)部分を含んでもよい。このような遠隔無線ユニットは、アンテナ一体型無線機としてアンテナと一体化されていてもよいし、されていなくてもよい。分散無線基地局の一部は、分散アンテナ・システム(DAS)におけるノードとも呼ばれてもよい。ネットワーク・ノードのさらに別の例は、MSR BSなどのマルチ・スタンダード無線(MSR)機器、ワイヤレス・ネットワーク・コントローラ(RNC)又は基地局コントローラ(BSC)などのネットワーク・コントローラ、基地送受信局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト調整エンティティ(MCE)、コア・ネットワーク・ノード(例えば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、位置決定ノード(例えば、E‐SMLC)、及び/又はMDTを含む。別の例として、ネットワーク・ノードは、以下により詳細に説明されるように、仮想ネットワーク・ノードであってもよい。しかし、より一般的には、ネットワーク・ノードがワイヤレス・ネットワークへのアクセスを有するワイヤレス・デバイスを可能にし及び/又は提供し、あるいはワイヤレス・ネットワークにアクセスしたワイヤレス・デバイスに何らかのサービスを提供するために、可能、構成、配置、及び/又は動作可能な任意の適当なデバイス(又はデバイスのグループ)を表してもよい。
本書で使用されるように、「無線特性」という用語は、無線/ワイヤレス信号を送信するための、例えばワイヤレス・ネットワークのノード間でメッセージを送信するためのチャネルを形成する1つ以上の物理リソース、例えば時間/周波数リソース及び/又は信号/アンテナ・ビームの測定された物理特性を指す。測定された無線特性の例は、チャネル品質インジケータ(CQI)、参照信号受信電力(RSRP)、参照信号受信品質(RSRQ)、及びキャリア受信信号強度インジケータ(RSSI)である。一例では、チャネル品質の測定は、信号対干渉プラス雑音比(SINR)を表す。一例において、RSSIの測定は、特定のアンテナ・ポートにおいて参照シンボルを含むOFDMシンボルにおいてのみ観測された平均受信電力を測定する。一例では、RSRPの測定が単一の参照信号からの平均受信電力を測定する。一例では、RSRQの測定は、RSRPとRSSIとの間の関係、例えばRSRP/RSSIを測定する。
本書で使用されるように、「位置決定のためのダウンリンク参照信号」という用語は、ワイヤレス信号に含まれ、物理リソースを使用して送信される所定のシーケンスを指す。一例では、「位置決定のためのダウンリンク参照信号」は、位置決定参照信号(PRS)を指す。一例では、UEは、異なるセルから受信されたPRS間の正確な時間オフセットを推定する。
この開示では、UEのチャネル経験に基づいて、各セルのための参照シンボル、例えば、PRSの送信を構成するための新規なメカニズムが提案される。TOA推定に及ぼすチャネルの影響を考慮せずに各セルに対してPRS構成を規定する従来のアプローチとは異なり、提案される方法は、OTDOA位置決定のためのTOA推定精度を高めるために、UE報告チャネル測定と、報告された測定に基づくPRS構成とを利用する。
解決策の中核的な本質は、チャネル条件に関するUEの視点に基づいて最良のスペクトル領域が識別され、位置決定のための参照信号送信が当該領域に構成されるという事実にある。さらに、位置決定のための参照信号の動的構成が達成され、これは、その後、位置決定測定、例えばOTDOAベースの位置決定のための到着時間(TOA)推定を強化することができる。
そして、基本的なNR物理リソースは、図1に示すように、時間‐周波数グリッドとして見ることができ、ここで、各リソース要素(RE)は、1つのOFDMシンボル区間中の1つのOFDMサブキャリアに対応する。スロットにおけるリソース割り当ては、周波数リソース、すなわち周波数領域におけるリソース・ブロック(RB)と、時間リソース、すなわち時間領域におけるOFDMシンボルの数と、に関して説明される。RBは、例えば12個の連続したサブキャリアに対応してもよく、スロットは14個のOFDMシンボルで構成される。
NRでは、異なるサブキャリア間隔値がサポートされる。NRにおいてサポートされるサブキャリア間隔値(ヌメロロジとも呼ばれる)は、Δf=(15×2α)kHzで与えられ、αは非負の整数である。
時間領域では、NRにおけるダウンリンク及びアップリンク送信が、図2に示すようにLTEと同様に等しいサイズのサブフレームに編成される。サブフレームはスロットにさらに分割され、サブフレーム当たりのスロットの数は、(15×2α)kHzのヌメロロジについて2(α+1)である。
NRは、「スロット・ベース」送信をサポートする。各スロットにおいて、gNBは、ダウンリンク制御情報(DCI)、例えば、どのUEデータが送信され、現在のダウンリンク・スロット内のどのリソースでデータが送信されている又は送信されるかなどに関する情報を送信する。DCIは、物理制御チャネル(PDCCH)で搬送され、データは物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)で搬送される。このPDCCHは、典型的には各スロット内の最初の数個のOFDMシンボル内の制御リソース集合(CORESET)で送信される。UEは最初にPDCCHを復号し、PDCCHが正常に復号されたならば、PDCCH内の復号されたDCIに基づいて、対応するPDSCH、例えばデータを搬送するPDSCHを復号する。
また、アップリンク・データ送信は、PDCCHを用いて動的にスケジューリングされる。ダウンリンク送信と同様に、UEはまず、PDCCHによって搬送されるUL DCI内のアップリンク許可を復号し、その後、変調順序、符号化率、アップリンク・リソース割り当てなどのUD DCI/アップリンク許可内の復号された制御情報に基づいて、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)でデータを送信する。
各UEには、ネットワーク接続中に一意のC‐RNTI(Cell Radio Network Temporary Identifier)が割り当てられる。UEのためのDCIに添付されたCRC(巡回冗長検査)ビットはUEのC‐RNTIによってスクランブルされ、それゆえ、UEは割り当てられたC‐RNTIに対してDCIのCRCビットを検査することによって、自身のDCIを認識する。
図3は、本開示の1つ以上の実施形態によるユーザ機器QQ110、ネットワーク・ノードQQ160及びロケーション・サーバLSを示す。図3は、追加のネットワーク・ノードQQ160a~QQ160cをさらに示す。ユーザ機器、ネットワーク・ノード及びロケーション・サーバは、ネットワーク又はワイヤレス・ネットワーク又はワイヤレス通信ネットワーク300を介して通信する。実際には、ワイヤレス・ネットワークはさらに、異なるユーザ機器間、又はユーザ機器と別の通信デバイス、例えば、固定電話、サービス・プロバイダ、又は任意の他のネットワーク・ノード又はエンド・デバイスとの間の通信をサポートするのに適した任意の追加要素を含んでもよい。ワイヤレス・ネットワーク300は、ワイヤレス・ネットワークによって、又はそれを介して提供されるサービスへのユーザ機器のアクセス及び/又はサービスの使用を容易にするために、1つ以上のユーザ機器に通信及び他のタイプのサービスを提供してもよい。
本開示の1つの例示的なシナリオでは、ワイヤレス・ネットワーク300内のユーザ機器QQ110は、物理リソースの第1集合の無線特性を測定する。物理リソースの第1集合は、位置決定のためのダウンリンク参照信号RS~RSを受信するために利用可能であり、例えば物理リソースの所定の全体集合から選択される。物理リソースの第1集合は、ネットワーク・ノードQQ160から受信した第1メッセージS211によって示される。そして、ユーザ機器QQ110は、測定された無線特性に基づいて、物理リソースの第1集合から物理リソースの第2集合を選択する。第2集合は例えば、第1集合に含まれる物理リソースのそれぞれ又は選択物の測定された無線特性に基づいて選択されてもよい。測定された無線特性は例えば、CQI、RSRP、RSRQ及びRSSIの任意の組合せであってもよい。そして、ユーザ機器QQ110は、選択された物理リソースの第2集合を示す第2メッセージS122をネットワーク・ノードQQ160へ送信する。
言い換えると、ユーザ機器QQ110は、ネットワーク・ノードQQ160によって使用されることになる位置決定のためのダウンリンク参照信号を受信するために利用可能である物理リソースの第1集合から、物理リソースの第2集合を選択するか、又は効果的に推奨する。物理リソースは例えば、時間リソース、周波数リソース、アンテナ・ビーム、及び符号リソースのうちの任意のものの任意の組合せであってもよい。
これは、潜在的に使用される物理リソースが、UEによって最良又は好ましいと知覚される物理リソースであるので、UEの位置決定品質を改善するという利点を少なくとも有する。さらなる利点は、UEと無線ノード・リンクとの間でチャネル状態が良好であるスペクトルの部分を利用することによって、参照シンボル、例えばPRS、の送信が実行されることを含む。さらなる利点は、PRS構成がUE測定に依存するので、UE固有のPRS構成が達成されることである。さらなる利点は、リソース割り当てがチャネル測定に基づいており、それゆえ、利用可能なリソースの動的活用が達成されることである。
ワイヤレス・ネットワーク300は、任意のタイプの通信、電気通信、データ、セルラー、及び/又は無線ネットワーク又は他の同様のタイプのシステムを備え、及び/又はこれらとやり取りしてもよい。いくつかの実施形態では、ワイヤレス・ネットワーク300は、特定の規格又は他のタイプの事前規定された規則又は手順に従って動作するように構成されてもよい。したがって、ワイヤレス・ネットワークの特定の実施形態は、グローバル・システム・フォー・モバイル通信(GSM)、ユニバーサル・モバイル通信システム(UMTS)、ロング・ターム・エボリューション(LTE)、及び/又は他の適切な2G、3G、4G、又は5G規格などの通信規格、IEEE802.11規格などのワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)規格、及び/又は世界規模インタオペラビリティ・フォー・マイクロ波アクセス(WiMax)、Bluetooth(登録商標)、Z‐Wave、及び/又はZigBee(登録商標)規格などの任意の他の適切なワイヤレス通信規格を実装してもよい。
ネットワーク300は、1つ以上のバックホール・ネットワーク、コア・ネットワーク、IPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケット・データ・ネットワーク、光ネットワーク、ワイドエリア・ネットワーク(WAN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、ワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、ワイヤレス・ネットワーク、メトロポリタン・エリア・ネットワーク、及びデバイス間の通信を可能にする他のネットワークを備えてもよい。
ネットワーク・ノードQQ160及びユーザ機器QQ110は、以下でさらに詳細に説明する様々な構成要素を備えてもよい。これらの構成要素は、ワイヤレス・ネットワークでワイヤレス接続を提供するなど、ネットワーク・ノード及び/又はユーザ機器機能を提供するために連携する。様々な実施形態では、ワイヤレス・ネットワークは、任意の数の有線又はワイヤレス・ネットワーク、ネットワーク・ノード、基地局、コントローラ、ユーザ機器、中継局、及び/又は有線を介するかワイヤレス接続を介するかによらずデータ及び/又は信号の通信を容易にするか又は参加してもよい任意の他の構成要素又はシステムを備えてもよい。
一実施形態では、ネットワーク・ノードQ160は、処理回路、デバイス可読媒体、インタフェース、補助機器、電源、電源回路、及びアンテナのうちの任意のものの選択物を含む。ネットワーク・ノードQQ160は図示されたハードウェア・コンポーネントの組合せを含むデバイスを表してもよいが、他の実施形態はコンポーネントの異なる組合せを有するネットワーク・ノードを含んでもよい。ネットワーク・ノードは、本書で開示されるタスク、特徴、機能、及び方法を実行するために必要とされるハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の適切な組合せを備えることを理解されたい。さらに、ネットワーク・ノードは、例示された単一の構成要素を構成する複数の異なる物理的構成要素を備えてもよい(例えば、デバイス可読媒体は、複数の別個のハード・ドライブだけでなく複数のRAMモジュールを備えてもよい)。
同様に、ネットワーク・ノードQQ160は、複数の物理的に別個の構成要素(例えば、ノードB構成要素及びRNC構成要素、又はBTS構成要素及びBSC構成要素など)から構成されてもよく、それらはそれぞれ、それら自体のそれぞれの構成要素を有してもよい。ネットワーク・ノードQQ160が複数の別個の構成要素(例えば、BTS及びBSC構成要素)を備える特定のシナリオでは、別個の構成要素のうちの1つ以上がいくつかのネットワーク・ノード間で共有されてもよい。例えば、単一のRNCが複数のノードBを制御してもよい。このようなシナリオでは、一意の各NodeBとRNCとのペアが単一の個別のネットワーク・ノードと見なされる場合がある。いくつかの実施形態では、ネットワーク・ノードQQ160は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように構成されてもよい。そのような実施形態では、いくつかの構成要素は複製されてもよく(例えば、異なるRATのための別個のデバイス可読媒体)、いくつかの構成要素は再使用されてもよい(例えば、同じアンテナはRATによって共有されてもよい)。ネットワーク・ノードQQ160はまた、例えば、GSM、WCDMA(登録商標)、LTE、NR、WiFi(登録商標)、又はBluetoothワイヤレス技術のような、ネットワーク・ノードQQ160に統合された異なるワイヤレス技術のための様々な図示された構成要素の複数の集合を含んでもよい。これらのワイヤレス技術は、ネットワーク・ノードQQ160内の同じ又は異なるチップ又はチップの集合及び他のコンポーネントに統合されてもよい。
処理回路は、ネットワーク・ノードによって提供されるものとして本書で説明される任意の判定、計算、又は類似の動作(例えば、特定の取得動作)を実行するように構成される。処理回路によって実行されるこれらの動作は例えば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報又は変換された情報をネットワーク・ノードに記憶された情報と比較すること、及び/又は取得された情報又は変換された情報に基づいて1つ以上の動作を実行すること、及び当該処理の決定として判定を行うことによって、処理回路によって取得された情報を処理することを含んでもよい。
処理回路は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央演算処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ、又は任意の他の適切なコンピューティング・デバイス、リソース、又はハードウェア、ソフトウェア、及び/又は符号化ロジックの組合せのうちの1つ以上の組合せを備えてもよく、これらは、単独で、又はデバイス可読媒体、ネットワーク・ノードQ160機能などの他のネットワーク・ノードQ160構成要素と併せてのいずれかで提供するように動作可能である。例えば、処理回路は、デバイス可読媒体又は処理回路内のメモリに記憶された命令を実行してもよい。そのような機能は、本書で説明される様々なワイヤレス特徴、機能、又は利益のいずれかを提供することを含んでもよい。いくつかの実施形態では、処理回路は、システム・オン・チップ(SOC)を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、処理回路は、無線周波数(RF)送受信機回路及びベースバンド処理回路のうちの1つ以上を含んでもよい。いくつかの実施形態では、無線周波数(RF)送受信機回路及びベースバンド処理回路は、別個のチップ(又はチップの集合)、基板、又は無線ユニット及びデジタル・ユニットなどのユニット上にあってもよい。代替実施形態では、RF送受信機回路及びベースバンド処理回路の一部又は全部が同じチップ又はチップ又はチップの集合、基板、又はユニット上にあってもよい。
特定の実施形態では、ネットワーク・ノード、基地局、eNB、又は他のそのようなネットワーク・デバイスによって提供されるものとして本書で説明される機能の一部又はすべては、処理回路内のデバイス可読媒体又はメモリ上に記憶された命令を処理回路が実行することによって実行されてもよい。代替の実施形態では、機能のいくつか又はすべては、ハードワイヤード方式などで、別個の又は個別のデバイス可読媒体上に記憶された命令を実行することなく、処理回路によって提供されてもよい。これらの実施形態のいずれにおいても、デバイス可読記憶媒体上に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路は、説明された機能を実行するように構成されてもよい。そのような機能性によって提供される利点は、処理回路単独又はネットワーク・ノードの他の構成要素に限定されず、ネットワーク・ノードQQ160全体によって、及び/又はエンドユーザ及びワイヤレス・ネットワーク全体によって享受される。
デバイス可読媒体は、永続的記憶装置、ソリッドステート・メモリ、リモート・マウント・メモリ、磁気媒体、光学媒体、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、リード・オンリ・メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(例えば、ハード・ディスク)、取り外し可能記憶媒体(例えば、フラッシュ・ドライブ、コンパクト・ディスク(CD)又はデジタル・ビデオ・ディスク(DVD))、及び/又は処理回路によって使用されうる情報、データ及び/又は命令を記憶するその他の揮発性又は不揮発性、非一時的なデバイス可読及び/又はコンピュータ実行可能メモリ・デバイスを限定なく含む任意の形態の揮発性又は不揮発性コンピュータ可読メモリを含んでもよい。デバイス可読媒体は、コンピュータ・プログラム、ソフトウェア、ロジック、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つ以上を含むアプリケーション、及び/又は処理回路によって実行され、ネットワーク・ノードQQ160によって利用されることが可能な他の命令を含む、任意の適切な命令、データ、又は情報を記憶してもよい。デバイス可読媒体は、処理回路によって行われた任意の演算、及び/又はインタフェースを介して受信された任意のデータを記憶するために使用されてもよい。いくつかの実施形態では、処理回路及びデバイス可読媒体が一体化されているとみなされてもよい。
インタフェースは、ネットワーク・ノードQQ160、ネットワーク、及び/又はUEの間のシグナリング及び/又はデータの有線又はワイヤレス通信で使用される。図示のように、インタフェースは、例えば有線接続を介してネットワークへの又はネットワークからのデータを送受信するポート/端子を含む。インタフェースはまた、アンテナに結合され、ある実施形態ではアンテナの一部に結合されてもよい無線フロント・エンド回路を含む。無線フロント・エンド回路は、フィルタ及び増幅器を含む。無線フロント・エンド回路は、アンテナ及び処理回路に接続されてもよい。無線フロント・エンド回路は、アンテナと処理回路との間で通信される信号を条件付けるように構成されてもよい。無線フロント・エンド回路は、ワイヤレス接続を介して他のネットワーク・ノード又はUEに送出されるデジタル・データを受信してもよい。無線フロント・エンド回路は、フィルタ及び/又は増幅器の組合せを使用して、デジタル・データを適切なチャネル及び帯域幅パラメータを有する無線信号に変換してもよい。そして、無線信号は、アンテナを介して送信されてもよい。同様に、データを受信する場合に、アンテナは、無線信号を収集し、これはその後、無線フロント・エンド回路によってデジタル・データに変換される。デジタル・データは、処理回路に渡されてもよい。他の実施形態では、インタフェースが異なる構成要素及び/又は構成要素の異なる組合せを含んでもよい。
特定の代替の実施形態では、ネットワーク・ノードQ160は、別個の無線フロント・エンド回路を含んでいなくてもよく、代わりに、処理回路が無線フロント・エンド回路を含んでいてもよく、別個の無線フロント・エンド回路なしのアンテナに接続されてもよい。同様に、いくつかの実施形態では、RF送受信機回路のすべて又はいくつかはインタフェースの一部とみなされてもよい。さらに他の実施形態では、インタフェースは、無線ユニットの一部として、1つ以上のポート又は端子、無線フロント・エンド回路、及びRF送受信機回路を含んでもよく、インタフェースは、デジタルの一部であるベースバンド処理回路と通信してもよい。
アンテナは、ワイヤレス信号を送信及び/又は受信するように構成された1つ以上のアンテナ、又はアンテナ・アレイを含んでもよい。アンテナは無線フロント・エンド回路に結合されてもよく、データ及び/又は信号をワイヤレスで送受信できる任意のタイプのアンテナであってもよい。いくつかの実施形態では、アンテナは例えば、2GHzと66GHzとの間で無線信号を送受信するように動作可能な1つ以上の無指向性、セクタ又はパネル・アンテナを含んでもよい。無指向性アンテナは任意の方向に無線信号を送受信するために使用されてもよく、セクタ・アンテナは特定のエリア内のデバイスから無線信号を送受信するために使用されてもよく、パネル・アンテナは比較的直線状に無線信号を送受信するために使用される視線アンテナであってもよい。いくつかの例では、2つ以上のアンテナの使用がMIMOと呼ばれてもよい。いくつかの実施形態では、アンテナは、ネットワーク・ノードQQ160とは別個であってもよく、インタフェース又はポートを介してネットワーク・ノードQQ160に接続可能であってもよい。
アンテナ、インタフェース、及び/又は処理回路は、ネットワーク・ノードによって実行されるものとして本書で説明される任意の受信動作及び/又は特定の取得動作を実行するように構成されてもよい。任意の情報、データ、及び/又は信号は、ワイヤレス・デバイス、別のネットワーク・ノード、及び/又は任意の他のネットワーク機器から受信されてもよい。同様に、アンテナ、インタフェース、及び/又は処理回路は、ネットワーク・ノードによって実行されるものとして本書で説明される任意の送信動作を実行するように構成されてもよい。任意の情報、データ、及び/又は信号は、ワイヤレス・デバイス、別のネットワーク・ノード、及び/又は任意の他のネットワーク機器へ送信されてもよい。
電力回路は、電力管理回路を備えてもよく、又は電力管理回路に結合されてもよく、本書に記載される機能を実行するための電力をネットワーク・ノードQQ160の構成要素に供給するように構成される。電源回路は、電源から電力を受け取ってもよい。電源及び/又は電源回路は、それぞれの構成要素に適した形で(例えば、それぞれの各構成要素に必要な電圧及び電流レベルで)、ネットワーク・ノードQ160の様々な構成要素に電力を供給するように構成されてもよい。電源は、電源回路及び/又はネットワーク・ノードQ160に含まれてもよく、又はそれらの外部にあってもよい。例えば、ネットワーク・ノードQQ160は、電気ケーブルなどの入力回路又はインタフェースを介して、外部電源(例えば、電気コンセント)に接続可能であってもよく、それによって、外部電源は、電力回路に電力を供給する。さらなる例として、電源は、電力回路に接続される又は統合されるバッテリ又はバッテリ・パックの形態の電源を含んでもよい。外部電源に障害が発生した場合に、バッテリはバックアップ電力を供給してもよい。光起電デバイスのような他のタイプの電源も使用されてもよい。
ネットワーク・ノードQ160の代替の実施形態は、本書で説明される機能のいずれか、及び/又は本書で説明される主題をサポートするために必要な任意の機能を含む、ネットワーク・ノードの機能の特定の側面を提供することを担ってもよい追加の構成要素を含んでもよい。例えば、ネットワーク・ノードQQ160は、ネットワーク・ノードQQ160への情報の入力を可能にし、ネットワーク・ノードQQ160からの情報の出力を可能にするユーザ・インタフェース機器を含んでもよい。これにより、ユーザは、ネットワーク・ノードQQ160の診断、保守、修理、及び他の管理機能を実行してもよい。
本書で使用されるように、ワイヤレス・デバイス(UE)は、ネットワーク・ノード及び/又は他のワイヤレス・デバイスとワイヤレスで通信することができ、通信するように構成され、配置され、及び/又は動作可能なデバイスを指す。
ワイヤレスでの通信は、電磁波、電波、赤外線波、及び/又は空中を通じて情報を伝達するのに適した他のタイプの信号を使用して、ワイヤレス信号を送信及び/又は受信することを伴ってもよい。いくつかの実施形態では、UEは、人間との直接的な対話なしに情報を送信及び/又は受信するように構成されてもよい。例えば、UEは、所定のスケジュールで、内部又は外部のイベントによってトリガされた場合に、又はネットワークからの要求に応答して、ネットワークへ情報を送信するように設計されてもよい。UEの例は、スマートフォン、モバイル電話、携帯電話、ボイス・オーバIP(VoIP)電話、無線ローカル・ループ電話、デスクトップ・コンピュータ、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)、ワイヤレス・カメラ、ゲーム・コンソール又はデバイス、音楽記憶装置、再生装置、ウェアラブル端末装置、ワイヤレス・エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップ、ラップトップ埋め込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマート・デバイス、ワイヤレス顧客構内機器(CPE)、車載ワイヤレス端末デバイス等を含むが、これらに限定されない。UEは、例えば、サイドリンク通信のための3GPP規格を実装することによって、デバイス間(D2D)通信をサポートしてもよく、この場合、D2D通信デバイスと呼ばれてもよい。さらに別の特定の例として、もののインターネット(IoT)シナリオでは、UEは、監視及び/又は測定を実行し、そのような監視及び/又は測定の結果を別のUE及び/又はネットワーク・ノードへ送信する機械又は他のデバイスを表してもよい。この場合、UEは、マシン対マシン(M2M)デバイスであってもよく、3GPP文脈ではマシン・タイプ通信(MTC)デバイスと呼ばれてもよい。1つの特定の例として、UEは、3GPP狭帯域のもののインターネット(NB‐IoT)規格を実装するUEであってもよい。そのような機械又はデバイスの特定の例は、センサ、電力計などの計量デバイス、産業機械、又は家庭用又は個人用機器(例えば、冷蔵庫、テレビなど)、個人用ウェアラブル(例えば、時計、フィットネス・トラッカなど)である。他のシナリオでは、UEは、その動作状態又はその動作に関連する他の機能を監視及び/又は報告することができる車両又は他の機器を表してもよい。上述のUEは、ワイヤレス接続のエンドポイントを表してもよく、この場合、デバイスは、ワイヤレス端末と呼ばれてもよい。さらに、上述したようなUEは、モバイルであってもよく、その場合、モバイル・デバイス又はモバイル端末とも呼ばれてもよい。
図4は、本開示の1つ以上の実施形態によるシグナリング・チャートを示す。シグナリング・チャートは、ユーザ機器QQ110と、ユーザ機器QQ110にサービスを提供するネットワーク・ノードQ160との間で交換される信号及び/又はメッセージを示す。
1つの実施形態では、UEの位置決定のために選択可能な物理リソースの要求を示すメッセージS121をネットワーク・ノードQQ160へ送信することによって、ユーザ機器QQ110による送信を通じて、又は第2ネットワーク・ノード(図示せず)による送信を通じて、UE位置決定イベントが初期化される。第2ネットワーク・ノードは例えば、LTEにおけるモビリティ管理エンティティ、NRにおけるアクセス&モビリティ管理機能エンティティ(AMF)、gNB、及び/又は無線ネットワーク・ノードであってもよい。
1つの実施形態では、ネットワーク・ノードQQ160は、位置決定のためのダウンリンク参照信号を受信するために利用可能である物理リソースの第1集合を識別し、決定し、又は判定する。一例では、物理リソースの第1集合は、ワイヤレス・ネットワークのネットワーク・ノード間で事前に決められるか、又は動的に構成又は合意される。この実施形態では、ネットワーク・ノードQ160は、ユーザ機器QQ110から、又は第2ネットワーク・ノードから、位置決定のために選択可能な物理リソースの要求を示すメッセージS121を受信する。その後、ネットワーク・ノードQQ160は例えば、メモリから所定のデータとして第1集合を読み出すことによって、第1集合を判定する。その後、ネットワーク・ノードQQ160は、物理リソースの第1集合を示すメッセージS211をユーザ機器QQ110へ送信する。
1つの代替の実施形態では、位置決定のためのダウンリンク参照信号を受信するために利用可能である物理リソースの第1集合をロケーション・サーバが決定又は判定する。この実施形態では、ネットワーク・ノードQQ160は、ユーザ機器QQ110から、又は第2ネットワーク・ノードから、位置決定のために選択可能な物理リソースの要求を示すメッセージS121を受信する。その後、ネットワーク・ノードQQ160は、要求を示すメッセージS231をロケーション・サーバLSへ送信する。その後、ロケーション・サーバLSは例えば、メモリから物理リソースの第1集合を読み出すことによって、第1集合を決定する。その後、ロケーション・サーバLSは、物理リソースの第1集合を示すメッセージS321をネットワーク・ノードQQ160へ送信する。その後、ネットワーク・ノードQQ160は、物理リソースの第1集合を示すメッセージS211をユーザ機器QQ110へ送信する。
その後、ユーザ機器QQ110は例えば、前述したように、物理リソースの第1集合の無線特性を測定する。物理リソースの第1集合は、典型的には、位置決定のためのダウンリンク参照信号を受信するために利用可能であり、これに意図されており及び/又はこれに専用である物理リソースRS~RSである。物理リソースの第1集合は、前述したように、ネットワーク・ノードQQ160から受信されたメッセージS211によって示される。
その後、ユーザ機器QQ110は、測定された無線特性に基づいて、例えば、予め定められた条件及び/又は対応する測定された無線特性に従って、例えば最も強いRSSIに従って、物理リソースをランク付けすることによって、物理リソースの第1集合から物理リソースの第2集合を選択する。その後、ユーザ機器QQ110は、選択された物理リソースの第2集合を示すメッセージS122をネットワーク・ノードQQ160へ送信し又は送る。
その後、ネットワーク・ノードQQ160は、物理リソースの第1集合から選択された物理リソースの第2集合を示すメッセージS122をユーザ機器QQ110から受信する。その後、ネットワーク・ノードQQ160は、位置決定のためのダウンリンク参照信号RS~RSを受信するための物理リソースPAD(を示すデータ)を取得する。物理リソースPADは、典型的には選択された物理リソースの第2集合に基づいて取得される。
1つの実施形態では、その後、ネットワーク・ノードQQ160は、第2集合及び/又は第1集合、及び/又は位置決定のためのダウンリンク参照信号を受信するために利用可能なリソースの全体集合に含まれる物理リソースを選択することによって、物理リソースPAD(を示すデータ)を取得する。一例では、物理リソースPADは、第2集合から選択され、最も強く測定されたRSSIを有する。
一例において、物理リソースPAD(を示すデータ)は、PRS信号送信のために選択するアンテナ・ビーム・ビームを含む。アンテナ・ビームを選択する1つの方法は、UEにおける測定された最も強い受信信号強度を有する1つのビームを考慮することである。物理リソースを選択するために、任意の無線特性が使用されうることを理解されたい。
1つの代替の実施形態では、その後、ネットワーク・ノードQQ160は、物理リソースの第2集合を示すメッセージS232をロケーション・サーバLSへ送信することによって、物理リソースPAD(を示すデータ)を取得する。その後、ロケーション・サーバLSは、第2集合及び/又は第1集合、及び/又は位置決定のためのダウンリンク参照信号を受信するために利用可能なリソースの全体集合に含まれる物理リソースを選択し、位置決定のためのダウンリンク参照信号RS~RSを受信するための物理リソースPADを示すメッセージS322をネットワーク・ノードQQ160へ送信し又は送る。その後、ネットワーク・ノードQQ160は、ユーザ機器QQ110へ、UEへの位置決定のためのダウンリンク参照信号RS~RSを受信するための物理リソースPADを示すメッセージS212を送信する。
その後、UEは、位置決定のためのダウンリンク参照信号RSa~RScを受信するための物理リソースPADを示すメッセージS212をネットワーク・ノードQQ160から受信し、位置決定のためのダウンリンク参照信号RS~RSを受信するための物理リソースPADを使用して位置決定測定を実行する。位置決定測定は、位置決定測定の結果PMRを生成する。結果は例えば、対応する物理リソースに関連するCQI、RSRP、RSRQ、及びRSSIのうちの任意のものの任意の組合せであってもよい。
1つの実施形態では、UE QQ110は、位置決定測定の結果PMRを使用してその位置を決定する。
1つの代替の実施形態では、UE QQ110は、ユーザ機器QQ110の位置の決定のために、位置決定測定の結果PMRを示すメッセージS123をネットワーク・ノードQQ160へ送信し又は送る。その後、ネットワーク・ノードQQ160は、結果PMRに基づいてユーザ機器QQ110の位置を決定するか、又はユーザ機器QQ110の位置の決定のために結果PMRを示すメッセージS233をロケーション・サーバLSへ送信する。
その後、決定された位置は、ワイヤレス・ネットワーク300の任意のノード、例えば、UE、ネットワーク・ノードQQ160、第2ネットワーク・ノード、又はワイヤレス・ネットワーク300に通信可能に結合された任意のネットワーク・ノードへ送られてもよい。
図5は、本開示の1つ以上の実施形態によるフローチャートを示す。ワイヤレス・ネットワークにおいてユーザ機器QQ110を動作させるための方法が提供される。本方法は以下を有する。
ステップ510:物理リソースの第1集合の無線特性を測定すること。物理リソースの第1集合は、位置決定のためのダウンリンク参照信号RS~RSを受信するために利用可能であり、物理リソースの第1集合は、ネットワーク・ノードQQ160から受信された第1メッセージS211によって示される。
測定は物理測定結果PMRを生成し、これは、例えば、対応する物理リソースに関連するCQI、RSRP、RSRQ、及びRSSIのうちの任意のものの任意の組合せであってもよい。
ステップ520:物理リソースの第1集合から物理リソースの第2集合を選択すること。
1つの実施形態では、好ましい無線特性を規定する所定の条件を使用して、測定された無線特性をランク付けすることによって、物理リソースの第1集合から物理リソースの第2集合が選択される。一例では、最も強く測定されたRSSI、すなわち最高のランク付けされたRSSIを有する、第1集合からの物理リソースが、第2集合に選択される。所定の条件は例えば、CQI、RSRP、RSRQ、及びRSSIのうちの任意のものの任意の組合せに基づく任意の条件として好ましい無線特性を規定することであってもよい。
一例では、所定の条件は、ある既知の所定の閾値を超える無線特性、例えば、RSRP/RSRQ/…を指定する。物理リソースの第2集合、例えばアンテナ・ビームは、それらがある既知の所定の閾値を超える無線特性、例えば、RSRP/RSRQ/…を有しているか又はそれらに関連するならば、物理リソースの第1集合から選択される。
ステップ530:選択された物理リソースの第2集合を示す第2メッセージS122をネットワーク・ノードQQ160へ送信すること。メッセージを送信することは、物理リソースの第2集合を示すデータを含むワイヤレス信号を送信することを含んでもよい。
1つの実施形態では、方法は、位置決定測定を実行することをさらに有する。
1つの実施形態では、方法は、
位置決定のためのダウンリンク参照信号RSa~RScを受信するための物理リソースPADを示す第3メッセージS212をネットワーク・ノードQQ160から受信することと、
位置決定のためのダウンリンク参照信号RSa~RScを受信するための物理リソースPADを使用して位置決定測定を実行することと、をさらに有する。
1つの実施形態では、図3を参照して、物理リソースPAD(を示すデータ)は、位置決定のためのダウンリンク参照信号RS~RSを受信するための物理リソースを示してもよく、測定は、CQI、RSRP、RSRQ、及びRSSIのいずれかとして結果を生成してもよい。
1つの実施形態では、UEは、自身の位置をさらに決定する。この実施形態では、本方法は、
位置決定測定の結果PMRを用いてユーザ機器Q110の位置を決定することをさらに有する。
1つの実施形態では、ネットワーク・ノードQQ160又はロケーション・サーバLSは、UEの位置を決定する。この実施形態では、UEは、ユーザ機器QQ110の位置の決定のために、位置決定測定の結果PMRを示す第4メッセージS123をネットワーク・ノードQQ160へ送信する。
図6は、本開示の1つ以上の実施形態による相互分離性を有する(mutually disjunctive)物理リソースを示す。この実施形態では、位置決定測定に使用されるネットワーク・ノードQQ160~QQ160に割り当てられた物理リソース又は物理リソースの部分集合は、全体的及び/又は部分的に、相互分離性を有し、例えば周波数領域内で分離されている。この実施形態では、2つ以上のネットワーク・ノードQQ160a~Q160cの位置決定のためのダウンリンク参照信号RSa~RScを受信するための、PADによって示される物理リソースが相互分離性を有する。
図6に示す例では、ネットワーク・ノードQ160はセル1を含んでもよく、ネットワーク・ノードQQ160はセル2を含んでもよく、ネットワーク・ノードQQ160はセル3を含んでもよい。セル1は周波数リソースの第1集合を示すPADを受信してもよく、セル2は周波数リソースの第2集合を示すPADを受信してもよく、セル3は周波数リソースの第3集合を示すPADを受信してもよく、ここで、周波数リソースの第1集合、第2集合、及び第3集合は、相互分離性を有する。
図6に示す例では、UEがTOA推定を実行しなければならないセルに関してより良いチャネル条件をUEが経験している周波数帯域幅又は周波数リソースの集合が選択される。この例では、異なるセルのコヒーレンス型帯域幅が互いに重ならない場合のUEからの周波数スキーム選択が示されている。UEが選択した周波数スキームに基づいて、すべてのセルが位置決定信号を送信するための等しい帯域幅割当てが示されているが、UEが経験したコヒーレンス型帯域幅及びNRヌメロロジに応じて、セル間の帯域幅割当ては異なりうる。
図7は、本開示の1つ以上の実施形態による、相互に重複する物理リソースを示す。この実施形態では、位置決定測定に使用されるネットワーク・ノードQQ160~QQ160に割り当てられた物理リソース又は物理リソースの部分集合は、全体的に及び/又は部分的に、相互に重複、例えば周波数領域で重複している。この実施形態では、2つ以上のネットワーク・ノードQQ160~QQ160の位置決定のためのダウンリンク参照信号RS~RSを受信するための、PADによって示される物理リソースは相互に重複している。
図7に示す例では、ネットワーク・ノードQ160はセル1を含んでもよく、ネットワーク・ノードQQ160はセル2を含んでもよく、ネットワーク・ノードQQ160はセル3を含んでもよい。セル1は周波数リソースの第1集合を示すPADを受信してもよく、セル2は周波数リソースの第2集合を示すPADを受信してもよく、セル3は周波数リソースの第3集合を示すPADを受信してもよく、ここで、周波数リソースの第2集合及び第3集合は相互に重複し、周波数リソースの第1集合に対して相互分離性を有する。
この状況において、UEが、重複する異なるセルの周波数リソース又は帯域幅の第2集合を報告した場合に、物理リソース選択又は周波数スキーム選択は、図7に示されるようになる。物理リソース又は周波数スキームが2つのセルで同じであるならば、位置決定信号送信がTDD方式で構成されてもよい。同じ報告がされた周波数スキームを有する2つのセルは、同じ周波数スペクトルに対してそれらの位置決定信号送信を構成するが、異なる時刻にそれらを送信する。
さらに、位置決定信号が1つのPRB帯域幅を割り当てられる場合に(この割り当てタイプはNB‐IoT UEのための典型的な帯域幅割り当てと見なされうる)、図6及び図7の状況の詳細をそれぞれ扱う図8及び図9にUEの観点からの位置決定信号構成が示される。
図8は、本開示の1つ以上の実施形態による、相互分離性を有する物理リソースの詳細を示す。図8は時間/周波数リソースのグリッドを示しており、グリッド内の各正方形は物理リソース・ブロックPRBに対応している。図6を参照すると、セル1~3に割り当てられたPRBは、グリッド内の対応する数字によって識別される。
図8から分かるように、セル1~3に割り振られた物理リソースは、相互分離性を有する。
図9は、本開示の1つ以上の実施形態による、相互に重複する物理リソースの詳細を示す。図8は時間/周波数リソースのグリッドを示しており、グリッド内の各正方形は物理リソース・ブロックPRBに対応している。図7を参照すると、セル1~3に割り当てられたPRBは、グリッド内の対応する数字によって識別される。
図9から分かるように、セル1~2に割り当てられた物理リソースは、互いに重複している。同時に、セル1~2に割り振られた物理リソースは、セル3に割り振られた物理リソースと相互分離性を有する。特に、グリッドの左半分において、時間リソース3及び6においてセル1に割り当てられている周波数リソースは、時間リソース5においてセル2に割り当てられているものと同じである。グリッドの右半分では、時間リソース2及び5においてセル1に割り当てられている周波数リソースは、時間リソース1、3及び6においてセル2に割り当てられている周波数リソースと同じである。
図10は、本開示の1つ以上の実施形態によるUEによって実行される方法を示す。図10は、UEの観点から見た本開示の基本的なステップを示す。オプションのステップ1010において、UEは、ネットワーク・ノードQQ160から、選択可能なスキーム、例えば物理リソースの第1集合を受信する。続くステップ1020において、UEは、UEがサポートする帯域幅内の物理リソースの第2集合内の1つ以上の物理リソース又はスキームをネットワーク・ノードQQ160に示唆する。ステップ1030において、UEは、参照シンボルに関する示唆されたスキームに基づいて、ネットワーク・ノードQQ160から位置決定支援情報を受信する。続くステップ1040において、UEは、UEにおける位置決定のための到着時間(TOA)測定を実行し、及び/又はネットワーク・ノードQQ160へ報告する。
本発明の基本的なステップを以下にさらに説明する:
(オプション)ステップ1010、1110、1210:無線ノードQQ160又はロケーション・サーバLSのいずれかでありうるネットワーク・ノードは、周波数リソース又は物理リソースの選択可能なスキームをUEに提供する。上述のシグナリングされた選択可能なスキームの別のオプションの代替は、UEが選択してもよい、例えばUEのメモリに記憶された、事前規定されたスキームの集合を有することである。
ステップ1010、1110、1210:UEは例えば、周波数リソース識別子、周波数リソース範囲のサイズ等、例えば、PRBの数及び/又はサブキャリア、及び/又はPRBインデックス及び/又はサブキャリアの範囲、及び/又は周波数割り当ての中心、及び/又は選択されたスキーム・インデックス等によって記述される、そのサポートされる帯域幅内での位置決定のための周波数リソースの1つ以上の方式をネットワーク・ノードに示唆する。
UEが前にネットワーク・ノードから選択可能なスキームを受信していたならば(すなわち、オプション・ステップ)、示唆されたスキームは、ネットワーク・ノードから受信された選択可能なスキーム内にある。
この手順中、UEは、無線ノードQQ160とのそのチャネル・リンクを測定する。チャネルを推定した後、UEはその遅延拡散を計算し、そのコヒーレンス型帯域幅を評価する。列挙されたチャネル推定手順に基づいて、UEは、利用可能なもの中から最良の周波数リソース・スキームを識別し、すなわち、第2集合に含まれる物理リソースを選択し、それをネットワーク・ノードQQ160に報告する。ここで、選択可能な周波数スキーム又は物理リソースは、NRヌメロロジに依存することに留意されたい。より高いヌメロロジに対応するスペクトルほど、UEが報告したコヒーレンス型帯域幅が高い。対照的に、より低いヌメロロジに対応するスペクトルほど、UEが測定したコヒーレンス型帯域幅は、より高いNRヌメロロジについて報告するものよりも低い値であろう。
ステップ120、1220:ネットワーク・ノードは、(ネットワーク・ノードがgNBのようなワイヤレス・ネットワーク・ノードであるならば、)自身を構成するか、あるいは、ネットワーク・ノードが位置決定ノード(例えば、ロケーション・サーバLS)であるならば、UEから受信された第2集合に含まれる示唆されたスキーム又は物理リソースに基づいて、それに応じて位置決定信号を構成するように別のネットワーク・ノード(例えば、gNB)に指示するかのいずれかである。
この手順中、ネットワーク・ノードは、自身をマッピングし、UEが選択した周波数スキーム又は物理リソースに基づいて、リソース・グリッド上の位置決定信号を構成するか、この位置決定信号を別のネットワーク・ノードに構成するように指示する。位置決定信号構成の概略が図6,7,8及び9に示される。従来のシステムで行われてきたこととは異なり、ここでは、位置決定信号がチャネル条件及びUE帯域幅能力に適応している。
ステップ1020、1230:UEはOTDOA支援データ又はPADを受信し、これは、その示唆されたスキームに基づいて、例えばロケーション・サーバLSからUEに送信される。
この手順中、UEは、RSTD又は位置決定測定のための支援データを認識させられる。支援データは、RSTD又は位置決定測定が行われるセルのリストと、セルがその位置決定信号送信を構成するスペクトル領域とを含む。
ステップ1030:UEは測定を実行する。測定は、UEにおける位置決定のために使用され、及び/又は位置決定のためにネットワーク・ノードQQ160/LSに報告される。
この手順中、UEは、支援データ、例えばPADに含まれるすべてのセルQQ160~QQ160に対応するTOA推定又は位置測定を実行する。その後、RSTD測定は例えば、推定されたTOAを使用することによって行われる。RSTD又は位置決定測定の後、UEは、位置推定手順又はそれ自体を実行してもよく、又はこの情報をロケーション・サーバLSに渡すことができ、ロケーション・サーバは、UEの位置決定を実行できる。
1つの実施形態では、上述の手順が定期的に、又は位置決定動作が実行される必要がある場合に毎回実行される必要がある。
図11は、本開示の1つ以上の実施形態によるネットワーク・ノードQQ160によって実行される方法を示す。図11は、ネットワーク・ノードのQQ160の観点から見た本開示の基本的なステップを示す。オプションのステップ1110において、ネットワーク・ノードQQ160は、選択可能なスキーム、例えば物理リソースの第1集合をUEに提供する。続くステップ1120では、ネットワーク・ノードQQ160は、UEから直接又はロケーション・サーバから、UEがサポートする帯域幅内の物理リソースの第2集合に含まれる1つ以上の物理リソース又はスキーム及び/又は周波数リソースを受信する。続くステップ1130において、無線ノード又はネットワーク・ノードQQ160は、UEのフィードバックに基づいて自身の位置決定参照信号を構成し、ロケーション・サーバを更新する。
図12は、本開示の1つ以上の実施形態によるロケーション・サーバLSによって実行される方法を示す。図12は、LSの観点から見た本開示の基本的なステップを示す。オプションのステップ1210において、LSは、選択可能なスキーム又は周波数リソース、例えば物理リソースの第1集合を提供する。続くステップ1220において、LSは、UEから、UEサポート帯域幅内での位置決定のための物理リソースの第2集合内の1つ以上の物理リソース又はスキームについての示唆を受信する。続くステップ1230において、LSは、無線ノードQQ160~QQ160に、参照シンボルのための示唆された1つ以上の物理リソース又はスキーム、例えばRPS、構成を提供する。続くステップ1240において、LSは、その示唆されたスキームに基づいて、位置決定支援情報をUEに提供する。
最後に、本発明は上述の実施形態に限定されず、添付の独立請求項の範囲内のすべての実施形態に関連し、組み込まれることを理解されたい。

Claims (11)

  1. ワイヤレス・ネットワークにおいてユーザ機器(QQ110)を動作させるための方法であって、前記方法は、
    時間/周波数リソースの第1集合の無線特性を測定することであって、時間/周波数リソースの前記第1集合は、位置決定のためのダウンリンク参照信号(RS~RS)を受信するために利用可能であり、時間/周波数リソースの前記第1集合は、ネットワーク・ノード(QQ160)から受信された第1メッセージ(S211)によって示される、ことと、
    前記測定された無線特性に基づいて時間/周波数リソースの前記第1集合から時間/周波数リソースの第2集合を選択することと、
    前記選択された時間/周波数リソースの第2集合を示す第2メッセージ(S122)をネットワーク・ノード(QQ160)へ送信することと、
    位置決定のための前記ダウンリンク参照信号(RS ~RS )を受信するための時間/周波数リソース(PAD)を示す第3メッセージ(S212)を前記ネットワーク・ノード(QQ160)から受信することであって、前記時間/周波数リソース(PAD)は、時間/周波数リソースの前記選択された第2集合に基づいて取得される、ことと、
    位置決定のための前記ダウンリンク参照信号(RS ~RS )を受信するための前記時間/周波数リソース(PAD)を使用して位置決定測定(RS ~RS )を実行することと、を有する方法。
  2. 請求項に記載の方法であって、
    前記位置決定測定の結果(PMR)を使用して前記ユーザ機器(QQ110)の位置を決定すること、又は
    前記ユーザ機器(QQ110)の前記位置の決定のために、前記位置決定測定の前記結果(PMR)を示す第4メッセージ(S123)を前記ネットワーク・ノード(QQ160)へ送信すること、をさらに有する方法。
  3. 請求項1又は2に記載の方法であって、時間/周波数リソースの前記第2集合は、好適な無線特性を規定する所定の条件を使用して、前記測定された無線特性をランク付けすることによって、時間/周波数リソースの前記第1集合から選択される、方法。
  4. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法であって、2つ以上のネットワーク・ノード(QQ160~QQ160)の位置決定のための前記ダウンリンク参照信号(RS~RS)を受信するための前記時間/周波数リソース(PAD)は、相互分離性を有する、方法。
  5. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法であって、2つ以上のネットワーク・ノード(QQ160~QQ160)の位置決定のための前記ダウンリンク参照信号(RS~RS)を受信するための前記時間/周波数リソース(PAD)は、相互に重複する、方法。
  6. ワイヤレス・ネットワークにおいてネットワーク・ノード(QQ160)を動作させるための方法であって、前記方法は、
    位置決定のために選択可能な時間/周波数リソースの要求を示す第5メッセージ(S121)をユーザ機器(QQ110)又は第2ネットワーク・ノードから受信することと、
    位置決定測定のために選択可能な時間/周波数リソースの第1集合を取得することと、
    時間/周波数リソースの前記第1集合を示す第1メッセージ(S211)を前記ユーザ機器(QQ110)へ送信することと、
    時間/周波数リソースの前記第1集合から選択された時間/周波数リソースの第2集合を示す第2メッセージ(S122)を前記ユーザ機器(QQ110)から受信することであって、時間/周波数リソースの前記第2集合は、測定された無線特性に基づいて時間/周波数リソースの前記第1集合から選択される、ことと、
    位置決定のためのダウンリンク参照信号(RS~RS)を受信するための時間/周波数リソース(PAD)を取得することであって、前記時間/周波数リソース(PAD)は、前記選択された時間/周波数リソースの第2集合に基づいて取得される、ことと、
    位置決定のための前記ダウンリンク参照信号(RS~RS)を受信するための前記時間/周波数リソース(PAD)を示す第3メッセージ(S212)を前記ユーザ機器(QQ110)へ送信することと、を有する方法。
  7. 請求項に記載の方法であって、
    前記要求を示す第6メッセージ(S231)をロケーション・サーバ(LS)へ送信することと、
    時間/周波数リソースの前記第1集合を示す第7メッセージ(S321)を前記ロケーション・サーバ(LS)から受信することと、をさらに有する方法。
  8. 請求項6又は7に記載の方法であって、
    時間/周波数リソースの前記第2集合を示す第8メッセージ(S232)をロケーション・サーバ(LS)へ送信することをさらに有し、
    前記時間/周波数リソース(PAD)は、位置決定のための前記ダウンリンク参照信号(RS~RS)を受信するための前記時間/周波数リソース(PAD)を示す第9メッセージ(S322)をロケーション・サーバ(LS)から受信することによって取得される、方法。
  9. 請求項6乃至8のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記位置決定測定の結果(PMR)を示す第4メッセージ(S123)を前記ユーザ機器(QQ110)から受信することと、
    前記結果(PMR)に基づいて前記ユーザ機器(QQ110)の位置を決定するか、又は
    前記ユーザ機器(QQ110)の位置の決定のために前記結果(PMR)を示す第10メッセージ(S233)をロケーション・サーバ(LS)へ送信することのいずれかと、をさらに有する方法。
  10. 処理回路を備えるユーザ機器(QQ110)であって、前記処理回路は、プロセッサとメモリとを備え、前記メモリは、前記プロセッサによって実行可能な命令を含み、それによって、前記ユーザ機器は、請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法のステップのいずれかを実行するように動作する、ユーザ機器(QQ110)。
  11. 処理回路を備えるネットワーク・ノード(QQ160)であって、前記処理回路は、プロセッサとメモリとを備え、前記メモリは、前記プロセッサによって実行可能な命令を含み、それによって、前記ネットワーク・ノードは、請求項6乃至9のいずれか1項に記載の方法のステップのいずれかを実行するように動作する、ネットワーク・ノード(QQ160)。
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