JP7269154B2 - 操作装置及び算出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、操作装置及び算出方法に関する。
従来の技術として、タッチパネル機能を有する表示部と、表示部上に着脱配置可能な操作部材と、操作部材の着脱、及び操作部材の操作に応じて生じる静電容量変化を検知する検知手段と、を備えた撮像装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
操作部材は、表示部と接触する接触時静電容量変化部を有している。撮像装置は、ユーザが操作部材を触ると、接触時静電容量変化部の静電容量が変化するので、検知手段によって操作位置などを検知することができる。
特開2019-75637号公報
しかし従来の撮像装置は、検知手段が曲面に配置され、検知手段から接触時静電容量変化部までの距離が操作位置に応じて変化する場合、操作位置によって検知される静電容量に差があるので、操作位置によって感度差が生じる問題がある。
従って本発明の目的は、操作位置による感度差を抑制することができる操作装置及び算出方法を提供することにある。
本発明の一態様は、保護部材によって保護され、第1の方向の曲率と第1の方向と交差する第2の方向の曲率とが異なる曲面に配置された検出部と、保護部材上に配置され、ユーザの操作を受け付ける操作部と、検出部と対向する操作部の底面側に、少なくとも第1の方向と第2の方向に応じて配置され、操作部に対する操作に伴って検出部により操作位置が検出される複数の被検出部材と、複数の被検出部材の検出に伴って検出部から出力される複数の出力信号に対して複数の被検出部材から検出部までの距離の差による感度差を緩和する演算を行って操作位置を算出する算出部と、を備えた操作装置を提供する。
本発明によれば、操作位置による感度差を抑制することができる。
図1(a)は、第1の実施の形態に係る操作装置の一例を示す概略図であり、図1(b)は、図1(a)のI(b)-I(b)線で切断した断面を矢印方向から見た一例を示す断面図である。 図2(a)は、第1の実施の形態に係る操作装置のブロック図の一例であり、図2(b)は、操作装置の下面図の一例である。 図3(a)は、第1の実施の形態に係る操作装置のダイヤルの角度と検出される静電容量の関係の一例を示すグラフであり、図3(b)は、操作位置と検出点との関係の一例を説明するための概略図である。 図4は、第1の実施の形態に係る操作装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図5(a)は、第2の実施の形態の操作装置の断面図の一例であり、図5(b)は、第3の実施の形態の操作装置の断面図の一例である。
(実施の形態の要約)
実施の形態に係る操作装置は、保護部材によって保護され、第1の方向の曲率と第1の方向と交差する第2の方向の曲率とが異なる曲面に配置された検出部と、保護部材上に配置され、ユーザの操作を受け付ける操作部と、検出部と対向する操作部の底面側に、少なくとも第1の方向と第2の方向に応じて配置され、操作部に対する操作に伴って検出部により操作位置が検出される複数の被検出部材と、複数の被検出部材の検出に伴って検出部から出力される複数の出力信号に対して複数の被検出部材から検出部までの距離の差による感度差を緩和する演算を行って操作位置を算出する算出部と、を備えて概略構成されている。
この操作装置は、曲面に配置された場合、検出部までの距離の差に基づく感度差を抑制する演算を行うので、この構成を採用しない場合と比べて、操作部の操作位置による感度差を抑制することができる。
[第1の実施の形態]
(操作装置1の概要)
図1(a)は、操作装置の一例を示す概略図であり、図1(b)は、操作装置のダイヤル周辺の断面の一例を示している。図2(a)は、操作装置のブロック図の一例であり、図2(b)は、操作装置の下面図の一例である。図3(a)は、ダイヤルの操作位置と検出点との関係の一例を説明するための概略図であり、図3(b)は、角度と検出される静電容量の関係の一例を示すグラフである。なお、以下に記載する実施の形態に係る各図において、図形間の比率は、実際の比率とは異なる場合がある。また図2(a)では、主な信号や情報の流れを矢印で示している。
操作装置1は、例えば、車両に配置されている。操作装置1は、車両に搭載された空調装置、ナビゲーション装置、音楽及び映像再生装置、及び車両の自動運転や運転支援、車両の基本設定などを制御する制御装置と電気的に接続されている。本実施の形態では、一例として、操作装置1が空調装置と電気的に接続されている場合について説明する。
この操作装置1は、ユーザによる接触操作と操作部を用いた操作との異なる入力方法を受け付けるように構成されている。接触操作とは、ユーザの身体の一部、又は専用のスライラスペンなどがパネル3の表面30に直接接触するタッチ操作、タップ操作、なぞり操作及びスワイプ操作などである。以下では、接触操作としてタッチ操作を例にして説明する。
操作装置1は、図1(a)~図2(a)に示すように、保護部材としてのパネル3によって保護され、第1の方向の曲率と第1の方向と交差する第2の方向の曲率とが異なる曲面に配置された検出部4と、パネル3上に配置され、ユーザの操作を受け付ける操作部と、検出部と対向する操作部の底面側に、少なくとも第1の方向と第2の方向に応じて配置され、操作部に対する操作に伴って検出部4により操作位置が検出される複数の被検出部材と、複数の被検出部材の検出に伴って検出部4から出力される複数の出力信号に対して複数の被検出部材から検出部4までの距離の差による感度差を緩和する演算を行って操作位置を算出する算出部としての静電制御部46と、を備えて概略構成されている。
第1の方向は、一例として、図1(a)に示すX軸である。また第2の方向は、一例として、図1(a)に示すY軸である。X軸とY軸とは、一例として、図1(a)の紙面左上を原点とする直交座標系を構成している。従ってX軸とY軸が直交、つまり第1の方向と第2の方向が直交する。
本実施の形態のパネル3は、図1(a)及び図1(b)に示すように、細長い円筒の側面のように、長手方向(第2の方向:Y軸)の曲率がゼロであり、短手方向(第1の方向:X軸)の曲率が1/R(R>0)である。図1(b)の一点鎖線は、パネル3の表面30の曲率半径Rを示している。2つの一点鎖線の間の角度は、△θである。パネル3は、曲率半径Rが大きいので、X軸方向に緩やかに曲がっている。
本実施の形態の操作部は、回転操作可能なダイヤル6である。なお操作部は、ダイヤル6に限定されず、一次元方向に移動可能な操作部材を有するスライド操作装置、二次元方向に倒す操作が可能な操作レバーを有するジョイステック装置などであっても良い。
複数の被検出部材は、主被検出部材と、少なくとも1つの従被検出部材と、を備えている。静電制御部46は、主被検出部材の検出に伴う主出力信号と少なくとも1つの従被検出部材の検出に伴う少なくとも1つの従出力信号とを加算した信号を算出し、算出した加算した信号に基づいて操作位置を算出する。
本実施の形態の主被検出部材は、主被検出部材70である。そして少なくとも1つの従被検出部材は、従被検出部材71である。この主被検出部材70及び従被検出部材71は、図2(b)に示すように、ダイヤル6の中心を基準として90°の角度を有して配置されている。主被検出部材70及び従被検出部材71は、ダイヤル6に塗布された導電部材7の一部であるがこれに限定されず、ダイヤル6の底面62に取り付けた導電性を有する部材であっても良い。主出力信号、従出力信号及びこれらを加算した信号を用いた操作位置の判定については、後述する。
ダイヤル6は、図1(a)及び図1(b)に示すように、円柱形状を有している。従って複数の被検出部材は、図3(b)に示すように、ダイヤル6の操作による軌跡72が円弧状となる。本実施の形態のダイヤル6は、図1(a)に示すように、矢印A方向及び矢印B方向に自由に回転するので、軌跡72が繋がった円形状となっているがこれに限定されず、回転量に応じた途切れた形状であっても良い。
操作装置1は、検出部4の裏側に画像を表示する表示部5を備えている。ダイヤル6は、表示部5が表示する画像が透過する透過領域100を有している。従って操作装置1は、ダイヤル6の透過領域100を介して表示部5の画像が表示される。
つまり透過領域100は、図1(b)に示すように、表示部5の画像を透過するので、ユーザがダイヤル6の中央に表示される当該画像を視認することができる。本実施の形態の透過領域100は、ダイヤル6の中央に設けられた開口64によって形成されている。なお変形例として透過領域100は、透明な樹脂やガラスを介して表示部5が透過する構成であっても良い。
また操作装置1は、パネル3、検出部4及び表示部5によってタッチパネル2が形成されている。このタッチパネル2は、パネル3の表面30に対するタッチ操作などの接触操作を受け付けると共に、表示部5によって画像が表示される。そして操作装置1は、タッチパネル2を制御する制御部10を備えている。
(タッチパネル2の構成)
タッチパネル2は、例えば、車両のセンターコンソールなどに配置される。パネル3は、ポリカーボネートなどの透明な樹脂材料やガラスなどを用いて板状に形成されている。そしてパネル3は、表面30が曲面とされている。
検出部4は、図2(a)に示すように、複数の駆動電極42、及び複数の検出電極43を有する電極部41と、駆動部44と、読出部45と、静電制御部46と、記憶部47と、を備えて概略構成されている。なお検出部4は、自己容量方式でも相互容量方式でも良い。本実施の形態の検出部4は、一例として、相互容量方式である。
駆動電極42と検出電極43は、ITO(スズドープ酸化インジウム:Indium Tin Oxide)などの透明電極として形成されている。この駆動電極42と検出電極43は、矩形の電極部と電極部とが細長い連結部によって繰り返し接続された形状を有する。そして駆動電極42と検出電極43は、絶縁性を保ちながら交差してフィルム基板に配置されている。駆動電極42は、駆動部44と電気的に接続されている。検出電極43は、読出部45と電気的に接続されている。
駆動部44は、静電制御部46から出力される駆動信号Sに基づいた周期的な電圧を、複数の駆動電極42に、順番に供給するように構成されている。
読出部45は、1つの駆動電極42が駆動されている間に、検出電極43との接続を順番に切り替えて静電容量を出力信号Sとして読み出すように構成されている。読出部45は、読み出した検出電極43ごとの出力信号Sを静電制御部46に出力する。
静電制御部46は、例えば、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工などを行うCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)などから構成されるマイクロコンピュータである。このROMには、例えば、静電制御部46が動作するためのプログラムが格納されている。RAMは、例えば、一時的に演算結果などを格納する記憶領域として用いられる。また静電制御部46は、その内部にクロック信号を生成する手段を有し、このクロック信号に基づいて動作を行う。
静電制御部46は、記憶部47と電気的に接続されている。この記憶部47は、静電制御部46と同じ基板に設けられた半導体メモリであるがこれに限定されない。記憶部47は、静電しきい値Thを記憶している。
ここで図3(a)の細い実線は、ダイヤル6の回転に伴って主被検出部材70を検出した検出電極43によって読み出された静電容量Cを示している。また点線は、ダイヤル6の回転に伴って従被検出部材71を検出した検出電極43によって読み出された静電容量Cを示している。
図3(a)に示すように、静電容量Cは、180°周期で最大値と最小値を取る。同様に、静電容量Cは、180°周期で最大値と最小値を取る。そして主被検出部材70と従被検出部材71との角度が90°であるので、静電容量C及び静電容量Cは、位相が90°ずれている。
ここで静電容量Cは、誘電率ε、検出電極から被検出部材までの距離L、及び被検出部材の面積Sを用いて以下の式(1)によって表される。
C=ε×(S/L)・・・(1)
主被検出部材70と従被検出部材71の面積が同じである場合、検出される静電容量Cは、式(1)より、検出電極から主被検出部材70及び従被検出部材71までの距離L及び距離Lに反比例する。この距離Lと距離Lは、図1(b)に示すように、ダイヤル6の回転角度が0°の場合、距離Lが距離Lより大きい。静電容量Cは、距離に反比例するので、距離が離れているほど小さくなる。
本実施の形態では、パネル3が円筒の側面のような曲面となっており、また主被検出部材70と従被検出部材71とが90°の角度をなすように配置されているので、主被検出部材70の静電容量Cが最大値のとき、従被検出部材71の静電容量Cが最小値となり、静電容量Cが最小値のとき、静電容量Cが最大値となる。
例えば、被検出部材が単数である場合、90°回転する度に静電容量Cが最大値と最小値を取るので、被検出部材を検出するための静電しきい値を最小値より小さくしなければならない。
またタッチパネル2は、ユーザの操作指9によるタッチ操作を受け付ける。このタッチ操作は、タッチパネル2の表面30に操作指9が接触する操作であるので、操作指9と表面30との間にエアギャップが生じない。しかし被検出部材と表面30との間には、ダイヤル6が回転するためにエアギャップが生じるので、タッチ操作によって検出される静電容量の方が被検出部材と検出電極との間に生じる静電容量より大きい。
この異なる大きさの静電容量に基づいてタッチ操作とダイヤル6の操作位置とを検出するためには、例えば、静電しきい値を被検出部材の検出に合わせて小さくする方法がある。しかしこの方法では、静電しきい値を小さくするので、タッチ操作及び被検出部材の検出がノイズなどの影響を受け易くなる。
そこで操作装置1は、図3(a)に示すように、主被検出部材70と少なくとも1つの従被検出部材71を配置することで、2点以上の統計値を用いて検出感度のばらつきを抑え、静電しきい値Thのみでタッチ操作とダイヤル6の操作位置の検出を可能としている。図3(a)では、タッチ操作の検出とダイヤル操作の検出に用いる静電しきい値Thを一点鎖線で示している。以下では、ダイヤル6の操作位置の算出について説明する。
・操作位置の算出について
図3(b)では、第1の駆動電極42a~第3の駆動電極42cと第1の検出電極43a~第3の検出電極43cとが軌跡72を囲むように配置されている。検出電極43は、図3(b)の紙面左から出力信号S、出力信号S及び出力信号Sを出力するものとする。この出力信号S、出力信号S及び出力信号Sは、静電容量を示す信号である。
出力信号Sは、被検出部材と検出電極43までの距離が最も短いので(距離L)、被検出部材が位置した場合、静電容量が最大値となる。また出力信号S及び出力信号Sは、被検出部材と検出電極43までの距離が最も長いので(距離L)、被検出部材が位置した場合、静電容量が最小値となる。
静電制御部46は、図3(b)に示すように、出力信号を加算することにより、主被検出部材70及び従被検出部材71の位置に応じて8つの検出点(検出点A~検出点A)を算出することができる。静電制御部46は、検出点A~検出点Aに基づいてダイヤル6の操作位置を判定する。この操作位置は、例えば、ダイヤル6の節度機構によって定められている。
なお操作装置1は、8つの検出点に対応して45°ピッチでダイヤル6の操作位置を判定することができるがこれに限定されず、駆動電極42及び検出電極43の数を増減させたり、位置を変えたりすることにより、検出できる操作位置の数などを変えることが可能である。以下では、先に検出点A、検出点A、検出点A、及び検出点Aの算出について説明する。
静電制御部46は、第1の駆動電極42aを駆動して得た第1の検出電極43aの出力信号S、及び第2の検出電極43bの出力信号S(従出力信号)、第2の駆動電極42bを駆動して得た第1の検出電極43aの出力信号S(主出力信号)、及び第2の検出電極43bの出力信号Sの4つの信号を加算して静電しきい値Thと比較する。静電制御部46は、第2の駆動電極42bと第1の検出電極43aの交点Bに主被検出部材70が位置し、第1の駆動電極42aと第2の検出電極43bの交点Bに従被検出部材71が位置した場合、第1の駆動電極42aと第2の駆動電極42bの中間、及び第1の検出電極43aと第2の検出電極43bの中間である検出点Aを得る。静電制御部46は、検出点Aが算出された場合、ダイヤル6の操作位置を0°であると判定する。
静電制御部46は、第1の駆動電極42a及び第2の駆動電極42bを順に駆動して得た2つの第2の検出電極43bの出力信号S、及び2つの第3の検出電極43cの出力信号Sを加算して静電しきい値Thと比較する。静電制御部46は、第1の駆動電極42aと第2の検出電極43bの交点Bに主被検出部材70が位置し、第2の駆動電極42bと第3の検出電極43cの交点Bに従被検出部材71が位置した場合、第1の駆動電極42aと第2の駆動電極42bの中間、及び第2の検出電極43bと第3の検出電極43cの中間である検出点Aを得る。静電制御部46は、検出点Aが算出された場合、ダイヤル6の操作位置を90°であると判定する。なお主出力信号は、交点Bの出力信号Sである。従出力信号は、交点Bの出力信号Sである。
静電制御部46は、第2の駆動電極42b及び第3の駆動電極42cを順に駆動して得た2つの第2の検出電極43bの出力信号S、及び2つの第3の検出電極43cの出力信号Sを加算して静電しきい値Thと比較する。静電制御部46は、第2の駆動電極42bと第3の検出電極43cの交点Bに主被検出部材70が位置し、第3の駆動電極42cと第2の検出電極43bの交点Bに従被検出部材71が位置した場合、第2の駆動電極42bと第3の駆動電極42cの中間、及び第2の検出電極43bと第3の検出電極43cの中間である検出点Aを得る。静電制御部46は、検出点Aが算出された場合、ダイヤル6の操作位置を180°であると判定する。なお主出力信号は、交点Bの出力信号Sである。従出力信号は、交点Bの出力信号Sである。
静電制御部46は、第2の駆動電極42b及び第3の駆動電極42cを順に駆動して得た2つの第1の検出電極43aの出力信号S、及び2つの第2の検出電極43bの出力信号Sを加算して静電しきい値Thと比較する。静電制御部46は、第3の駆動電極42cと第2の検出電極43bの交点Bに主被検出部材70が位置し、第2の駆動電極42bと第1の検出電極43aの交点Bに従被検出部材71が位置した場合、第2の駆動電極42bと第3の駆動電極42cの中間、及び第1の検出電極43aと第2の検出電極43bの中間である検出点Aを得る。静電制御部46は、検出点Aが算出された場合、ダイヤル6の操作位置を270°であると判定する。なお主出力信号は、交点Bの出力信号Sである。従出力信号は、交点Bの出力信号Sである。
続いて以下では、検出点A及び検出点Aの算出について説明する。
静電制御部46は、第1の駆動電極42a及び第2の駆動電極42bを順に駆動して得た合計6つの第1の検出電極43aの出力信号S~第3の検出電極43cの出力信号Sから主出力信号及び従出力信号を選択し、そして加算して静電しきい値Thと比較する。静電制御部46は、第2の駆動電極42bと第1の検出電極43aの交点Bと第1の駆動電極42aと第2の検出電極43bの交点Bの中間Bに主被検出部材70が位置し、第1の駆動電極42aと第2の検出電極43bの交点Bと第2の駆動電極42bと第3の検出電極43cの交点Bの中間Bに従被検出部材71が位置した場合、第1の駆動電極42aと第2の駆動電極42bの中間であって第2の検出電極43b上の検出点Aを得る。静電制御部46は、検出点Aが算出された場合、ダイヤル6の操作位置を45°であると判定する。なお主出力信号は、交点Bの出力信号S、又は交点Bの出力信号Sである。従出力信号は、交点Bの出力信号S、又は交点Bの出力信号Sである。従って静電制御部46は、この組み合わせの一方を選択して主出力信号と従出力信号を加算する。
静電制御部46は、第2の駆動電極42b及び第3の駆動電極42cを順に駆動して得た合計6つの第1の検出電極43aの出力信号S~第3の検出電極43cの出力信号Sから主出力信号及び従出力信号を選択し、そして加算して静電しきい値Thと比較する。静電制御部46は、図3(b)に点線で示すように、第2の駆動電極42bと第3の検出電極43cの交点Bと第3の駆動電極42cと第2の検出電極43bの交点Bの中間Bに主被検出部材70が位置し、第2の駆動電極42bと第1の検出電極43aの交点Bと第3の駆動電極42cと第2の検出電極43bの交点Bの中間Bに従被検出部材71が位置した場合、第2の駆動電極42bと第3の駆動電極42cの中間であって第2の検出電極43b上の検出点Aを得る。静電制御部46は、検出点Aが算出された場合、ダイヤル6の操作位置を225°であると判定する。なお主出力信号は、交点Bの出力信号S、又は交点Bの出力信号Sである。従出力信号は、交点Bの出力信号S、又は交点Bの出力信号Sである。従って静電制御部46は、この組み合わせの一方を選択して主出力信号と従出力信号を加算する。
続いて以下では、検出点A及び検出点Aの算出について説明する。
静電制御部46は、第1の駆動電極42a~第3の駆動電極42cを順に駆動して得た合計6つの第2の検出電極43bの出力信号S、及び第3の検出電極43cの出力信号Sから主出力信号及び従出力信号を選択し、そして加算して静電しきい値Thと比較する。静電制御部46は、第1の駆動電極42aと第2の検出電極43bの交点Bと第2の駆動電極42bと第3の検出電極43cの交点Bの中間Bに主被検出部材70が位置し、第2の駆動電極42bと第3の検出電極43cの交点Bと第3の駆動電極42cと第2の検出電極43bの交点Bの中間Bに従被検出部材71が位置した場合、第2の検出電極43bと第3の検出電極43cの中間であって第2の駆動電極42b上の検出点Aを得る。静電制御部46は、検出点Aが算出された場合、ダイヤル6の操作位置を135°であると判定する。なお主出力信号は、交点Bの出力信号S、又は交点Bの出力信号Sである。従出力信号は、交点Bの出力信号S、又は交点Bの出力信号Sである。従って静電制御部46は、この組み合わせの一方を選択して主出力信号と従出力信号を加算する。
静電制御部46は、第1の駆動電極42a~第3の駆動電極42cを順に駆動して得た合計6つの第1の検出電極43aの出力信号S、及び第2の検出電極43bの出力信号Sから主出力信号及び従出力信号を選択し、そして加算して静電しきい値Thと比較する。静電制御部46は、第3の駆動電極42cと第2の検出電極43bの交点Bと第2の駆動電極42bと第1の検出電極43aの交点Bの中間Bに主被検出部材70が位置し、第2の駆動電極42bと第1の検出電極43aの交点Bと第1の駆動電極42aと第2の検出電極43bの交点Bの中間Bに従被検出部材71が位置した場合、第1の検出電極43aと第2の検出電極43bの中間であって第2の駆動電極42b上の検出点Aを得る。静電制御部46は、検出点Aが算出された場合、ダイヤル6の操作位置を315°であると判定する。なお主出力信号は、交点Bの出力信号S、又は交点Bの出力信号Sである。従出力信号は、交点Bの出力信号S、又は交点Bの出力信号Sである。従って静電制御部46は、この組み合わせの一方を選択して主出力信号と従出力信号を加算する。
つまり静電制御部46は、検出点Aに対応して操作位置を0°、検出点Aに対応して操作位置を45°、検出点Aに対応して操作位置を90°、検出点Aに対応して操作位置を135°、検出点Aに対応して操作位置を180°、検出点Aに対応して操作位置を225°、検出点Aに対応して操作位置を270°、及び検出点Aに対応して操作位置を315°と判定する。静電制御部46は、判定したダイヤル6の操作位置を操作位置情報Sとして制御部10に出力する。
なお変形例として静電制御部46は、主被検出部材70の検出に伴う主出力信号と少なくとも1つの従被検出部材71の検出に伴う少なくとも1つの従出力信号との平均の信号を算出し、算出した平均の信号に基づいて操作位置を算出しても良い。
表示部5は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイである。表示部5は、操作装置1が接続された電子機器から出力される表示情報Sに基づいて画像を表示する。
図1(a)に示すタッチパネル2の表示画面20には、一例として、温度を示す画像21、複数のアイコン22と、ダイヤル6の透過領域100に表示される透過画像23と、が表示される。
画像21は、ダイヤル6の回転操作によって増加又は減少する設定温度を示している。ユーザがダイヤル6を時計回り、つまり矢印A方向に回転させると、設定温度が増加する。またユーザがダイヤル6を反時計回り、つまり矢印B方向に回転させると、設定温度が減少する。
アイコン22は、空調装置の機能を示している。ユーザは、パネル3に対して所望のアイコン22にタッチ操作を行うことにより、機能を選択することができる。図1(a)では、選択されたアイコン22に対して斜線が付されている。そしてタッチパネル2は、ダイヤル6によって操作される機能を透過領域100に透過画像23として表示する。
(ダイヤル6の構成)
ダイヤル6は、図1(a)及び図1(b)に示すように、外形が円形状となる透過領域100を中央に有している。
ダイヤル6は、図1(b)に示すように、本体60と、回転支持部67と、を備えている。本体60は、例えば、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂などの樹脂材料を用いて形成されている。なお変形例として、本体60は、導電部材で形成されても良い。
ダイヤル6は、中に内部空間600を有すると共に、側面63が上面61に向かって傾斜する形状を有している。この本体60は、上面61の中央に開口64を有している。この開口64は、上面61から底面62に向かって狭まる形状を有している。そして開口64の底面62には、パネル3及び検出部4を介して表示部5が露出している。この露出した領域が透過領域100となっている。
本体60の底面62には、挿入開口65が設けられている。この挿入開口65には、回転支持部67が挿入される。この挿入開口65は、本体60の内部空間600と繋がり、中央側に嵌合部66が設けられている。この嵌合部66は、本体60の内部空間600に、リング状の溝として設けられている。
回転支持部67は、両面テープ8を介してパネル3に取り付けられている。本体60は、回転支持部67に支持されながら矢印A方向及び矢印B方向に回転する。この両面テープ8は、ダイヤル6の取り外しが容易に行えるように、シリコーンなどの粘着性の高い粘着剤を備えて構成されても良い。また回転支持部67の取り付けは、両面テープ8ではなく、車両の振動などで外れないように、接着剤で行われても良い。
回転支持部67は、外形が円形状である。この回転支持部67は、中央側に爪部68を有している。この爪部68は、本体60の嵌合部66と嵌め合い、本体60と回転支持部67とを回転可能に一体としている。
(導電部材7の構成)
導電部材7は、図1(b)に示すように、底面62、側面63、上面61、及び開口64の内面64aに形成されている。導電部材7は、ダイヤル6に塗布された導電性塗料である。導電性塗料は、例えば、アクリル樹脂やポリエステル樹脂などにカーボン粒子を混合した塗料であるがこれに限定されない。
ユーザがダイヤル6に接触すると、主被検出部材70及び従被検出部材71と検出部4との間に静電容量が生じる。なお導電部材7は、ダイヤル6を把持した際、ユーザの手が導電部材7に接触して底面62の主被検出部材70及び従被検出部材71と導通すれば良いので、側面63などに部分的に設けられても良い。
主被検出部材70及び従被検出部材71は、導電部材7の一部として形成されても良いし、導電部材7と別にネジや導電性接着剤などにより、ダイヤル6に取り付けられたものであっても良い。本実施の形態の主被検出部材70及び従被検出部材71は、導電部材7の一部として塗布によって形成されたものである。
(制御部10の構成)
制御部10は、例えば、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工などを行うCPU、半導体メモリであるRAM及びROMなどから構成されるマイクロコンピュータである。このROMには、例えば、制御部10が動作するためのプログラムが格納されている。RAMは、例えば、一時的に演算結果などを格納する記憶領域として用いられる。また制御部10は、その内部にクロック信号を生成する手段を有し、このクロック信号に基づいて動作を行う。
制御部10は、タッチ操作が検出された場合、タッチ操作に応じた操作情報Sを生成して接続された電子機器に出力する。タッチ操作に応じた操作情報Sとは、例えば、検出点の座標に関する情報である。
また制御部10は、ダイヤル操作が検出された場合、ダイヤル操作に応じた操作情報Sを生成して接続された電子機器に出力する。ダイヤル操作に応じた操作情報Sとは、例えば、ダイヤル6の回転角度に関する情報である。
以下では、本実施の形態の操作装置1のダイヤル6の操作位置の検出動作について図4のフローチャートに従って説明する。
(動作)
操作装置1の静電制御部46は、周期的に静電容量を読み出す。次に静電制御部46は、駆動電極42と検出電極43を組み合わせて得られた主出力信号と従出力信号を加算し、検出点を算出する(Step1)。
静電制御部46は、検出点が算出された場合(Step2:Yes)、算出された検出点に基づいてダイヤル6の操作位置を判定する(Step3)。静電制御部46は、操作位置に基づいて操作位置情報Sを生成して制御部10に出力する(Step4)し、動作を終了する。制御部10は、取得した操作位置情報Sに基づいて操作情報Sを生成して接続された電子機器に出力する。
ここでステップ2において静電制御部46は、検出点が算出されなかった場合(Step2:No)、ステップ1に処理を進める。
(第1の実施の形態の効果)
本実施の形態に係る操作装置1は、操作位置による感度差を抑制することができる。具体的には、被検出部材と検出電極との距離が異なる位置に主被検出部材70と従被検出部材71とを配置し、主被検出部材70に基づいて検出される静電容量Cと従被検出部材71に基づいて検出される静電容量Cとを加算してダイヤル6の操作位置を判定するので、この構成を採用しない場合と比べて、距離が変化しても安定した静電容量が検出できて感度差を抑制することができる。
操作装置1は、ダイヤル操作の際、検出感度の低下を補うため、検出感度を高くする必要がないので、検出感度を高くする場合と比べて、外来ノイズに対する耐性が高い。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態は、ダイヤルがパネルの凹部に配置される点で他の実施の形態と異なっている。
図5(a)は、第2の実施の形態の操作装置の断面図の一例である。なお以下に記載する実施の形態において、第1の実施の形態と同じ機能及び構成を有する部分は、第1の実施の形態と同じ符号を付し、その説明は省略するものとする。
本実施の形態のパネル3は、図5(a)に示すように、設置面32が平面となる凹部31を有している。そしてダイヤル6は、設置面32に配置されている。パネル3は、第1の実施の形態と同様に表面30が曲面となっている。そして検出部4は、パネル3に従って湾曲しているので、ダイヤル6の操作に応じて主被検出部材70及び従被検出部材71と検出電極43までの距離が異なる。
本実施の形態の静電制御部46は、主被検出部材70を検出した検出電極43から出力された主出力信号と、従被検出部材71を検出した検出電極43から出力された従出力信号と、を加算して検出点を算出し、この検出点に基づいてダイヤル6の操作位置を判定する。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態は、検出部が湾曲せず、パネルの表面が曲面となっている点で他の実施の形態と異なっている。
図5(b)は、第3の実施の形態の操作装置の断面図の一例である。この操作装置1は、パネル3の表面30が曲面となっている。またパネル3の裏面33は、平坦であるので、検出部4及び表示部5が湾曲していない。主被検出部材70と検出電極43までの距離Lと、従被検出部材71と検出電極43までの距離Lとは、近い距離であるがエアギャップの長さが異なるので、静電容量が大きく異なる。
本実施の形態の静電制御部46は、主被検出部材70を検出した検出電極43から出力された主出力信号と、従被検出部材71を検出した検出電極43から出力された従出力信号と、を加算して検出点を算出し、この検出点に基づいてダイヤル6の操作位置を判定する。
さらに他の実施の形態は、第1の方向の曲率と前記第1の方向と交差する第2の方向の曲率とが異なる曲面に配置された検出部と対向する操作部の底面側に、少なくとも前記第1の方向と前記第2の方向に応じて配置された複数の被検出部材の検出に伴って前記検出部から出力される複数の出力信号に対して前記複数の被検出部材から前記検出部までの距離の差による感度差を緩和する演算を行って前記操作部の操作位置を算出する、算出方法を実行させるプログラムやこのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体として提供されても良い。
以上述べた少なくとも1つの実施の形態の操作装置1及び算出方法によれば、操作位置による感度差を抑制することが可能となる。
上述の実施の形態及び変形例に係る操作装置1は、例えば、用途に応じて、その一部が、コンピュータが実行するプログラム、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)及びFPGA(Field Programmable Gate Array)などによって実現されても良い。
以上、本発明のいくつかの実施の形態及び変形例を説明したが、これらの実施の形態及び変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。また、これら実施の形態及び変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態及び変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…操作装置、2…タッチパネル、3…パネル、4…検出部、5…表示部、6…ダイヤル、7…導電部材、8…両面テープ、9…操作指、10…制御部、20…表示画面、21…画像、22…アイコン、23…透過画像、30…表面、31…凹部、32…設置面、33…裏面、41…電極部、42…駆動電極、42a~42c…第1の駆動電極~第3の駆動電極、43…検出電極、43a~43c…第1の検出電極~第3の検出電極、44…駆動部、45…読出部、46…静電制御部、47…記憶部、60…本体、61…上面、62…底面、63…側面、64…開口、64a…内面、65…挿入開口、66…嵌合部、67…回転支持部、68…爪部、70…主被検出部材、71…従被検出部材、72…軌跡、100…透過領域、600…内部空間

Claims (7)

  1. 保護部材によって保護され、第1の方向の曲率と前記第1の方向と交差する第2の方向の曲率とが異なる曲面に配置された検出部と、
    前記保護部材上に配置され、ユーザの操作を受け付ける操作部と、
    前記検出部と対向する前記操作部の底面側に、少なくとも前記第1の方向と前記第2の方向に応じて配置され、前記操作部に対する操作に伴って前記検出部により操作位置が検出される複数の被検出部材と、
    前記複数の被検出部材の検出に伴って前記検出部から出力される複数の出力信号に対して前記複数の被検出部材から前記検出部までの距離の差による感度差を緩和する演算を行って前記操作位置を算出する算出部と、
    を備えた操作装置。
  2. 前記複数の被検出部材は、主被検出部材と、少なくとも1つの従被検出部材と、を有し、
    前記算出部は、前記主被検出部材の検出に伴う主出力信号と前記少なくとも1つの従被検出部材の検出に伴う少なくとも1つの従出力信号とを加算した信号を算出し、算出した前記加算した信号に基づいて前記操作位置を算出する、
    請求項1に記載の操作装置。
  3. 前記複数の被検出部材は、主被検出部材と、少なくとも1つの従被検出部材と、を有し、
    前記算出部は、前記主被検出部材の検出に伴う主出力信号と前記少なくとも1つの従被検出部材の検出に伴う少なくとも1つの従出力信号との平均の信号を算出し、算出した前記平均の信号に基づいて前記操作位置を算出する、
    請求項1に記載の操作装置。
  4. 前記操作部は、円柱形状を有し、
    前記複数の被検出部材は、前記操作部の操作による軌跡が円弧状となる、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の操作装置。
  5. 前記保護部材は、設置面が平面となる凹部を有し、
    前記操作部は、前記設置面に配置される、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の操作装置。
  6. 前記第1の方向と前記第2の方向が直交する、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の操作装置。
  7. 第1の方向の曲率と前記第1の方向と交差する第2の方向の曲率とが異なる曲面に配置された検出部と対向する操作部の底面側に、少なくとも前記第1の方向と前記第2の方向に応じて配置された複数の被検出部材の検出に伴って前記検出部から出力される複数の出力信号に対して前記複数の被検出部材から前記検出部までの距離の差による感度差を緩和する演算を行って前記操作部の操作位置を算出する、
    算出方法。
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