JP7268145B2 - スパークギャップに点火するための配置 - Google Patents

スパークギャップに点火するための配置 Download PDF

Info

Publication number
JP7268145B2
JP7268145B2 JP2021516735A JP2021516735A JP7268145B2 JP 7268145 B2 JP7268145 B2 JP 7268145B2 JP 2021516735 A JP2021516735 A JP 2021516735A JP 2021516735 A JP2021516735 A JP 2021516735A JP 7268145 B2 JP7268145 B2 JP 7268145B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
electrode
main
arrangement
spark gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021516735A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022515695A (ja
Inventor
ウーヴェ シュトラングフェルト
セバスティアン ハース
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dehn SE and Co KG
Original Assignee
Dehn and Soehne GmbH and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dehn and Soehne GmbH and Co KG filed Critical Dehn and Soehne GmbH and Co KG
Publication of JP2022515695A publication Critical patent/JP2022515695A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7268145B2 publication Critical patent/JP7268145B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T2/00Spark gaps comprising auxiliary triggering means
    • H01T2/02Spark gaps comprising auxiliary triggering means comprising a trigger electrode or an auxiliary spark gap
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T1/00Details of spark gaps
    • H01T1/16Series resistor structurally associated with spark gap
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T15/00Circuits specially adapted for spark gaps, e.g. ignition circuits
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T4/00Overvoltage arresters using spark gaps
    • H01T4/10Overvoltage arresters using spark gaps having a single gap or a plurality of gaps in parallel

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Spark Plugs (AREA)
  • Thermistors And Varistors (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)

Description

本発明は、請求項1の前文に記載された、一方の主電極に配置され、該主電極から絶縁されたトリガ電極によってスパークギャップに点火するための配置であって、トリガ電極は、少なくとも1つの電圧スイッチング素子又は電圧監視素子を介して他方の主電極に電気的に接続することができ、一方の主電極と他方の電極との間には空隙が存在し、トリガ電極は、絶縁層と、いずれかの主電極の材料より低導電率の材料からなる層とともにサンドイッチ構造を形成しており、絶縁層は、薄箔又はラッカー層として構成され、低導電率の材料からなる層は、一方の主電極に接触又は載置されている配置に関する。
スパークギャップは、その挙動により、絶縁破壊型スパークギャップとスライド型スパークギャップとに区別することができる。これらのスパークギャップは、トリガ方式で実行可能であるが、非トリガ方式でも実行可能である。トリガ方式のスパークギャップの場合、主電極に加えて少なくとも1つのトリガ電極が存在する。トリガ方式のスパークギャップの場合の点火は、適宜絶縁されたトリガ電極の応答電圧が高くなる点火用変圧器を使って行われるか、或いは、点火用変圧器を用いずに主電極に対してトリガ電極を特定の配置で配置することによって行われる。
トリガ方式のスパークギャップの場合、基本的に、その応答挙動は制御可能である。
独国実用新案第20020771(U1)号明細書に記載された、過電圧によって生じる有害な外乱変数を放電するための耐圧連結されたスパークギャップ配置の場合、放電室内に部分スパークギャップを形成するための導電性ハウジングを介して、トリガ電圧を直接印加することができる。主電極間の主スパークギャップは、部分スパークギャップを介して点火される。さらに、この配置では、トリガ装置の一部として点火用変圧器が使われている。
しかしながら、点火用変圧器はかなりの設置スペースを必要とする。さらに、二次側における点火用変圧器で生成された点火電圧の大きさは、一次側の電流変化di/dTによって変化する。このような電流パルスが十分な傾斜を有していない場合、二次側で生じる電圧は、安全にスパークギャップに点火するには不十分となる。
トリガ電極が一方の主電極と接続していれば点火用変圧器を省略することができる。このような解決策では、点火処理において、一方の主電極とトリガ電極との間でスライディング放電が誘発され、一定時間後に該スライドディング放電が他方の主電極に到達して点火処理を誘発する。
このような解決策は、例えば、独国特許第10146728(B4)号明細書に開示されている。
このようなトリガ電極は、2つの主電極の一方と恒久的電気接接触している。これは、主電位のガルバニック絶縁がされていないことを意味する。このことから、トリガ回路内に電圧スイッチング素子を、例えばガスアレスタとして、接続しなくてはならない。
一方の主電極に配置され、両主電極から絶縁されたトリガ電極を有する、スパークギャップに点火するための配置は、独国特許出願公開第102011102937(A1)号明細書からすでに知られており、この配置によれば、応答挙動を広範囲にわたって指定することができる。
これに関して、一般的解決策は、絶縁層と、一方の主電極の材料より低導電率の材料からなる層とともにサンドイッチ構造を形成しているトリガ電極を有している。絶縁層は、薄箔又はラッカー層として構成されていることが好ましい。低導電率の材料からなる層は、一方の主電極に接触又は載置されている。
サンドイッチ構造の層誘電体は、絶縁部の誘電体の第1部分静電容量と、誘電体である低導電率の材料の第2部分静電容量との直列接続として表されており、これらの部分静電容量は非常に低く選択されている。
サンドイッチ構造の材料Mは一方の主電極の材料よりも導電性が劣ることが多い。点火アークは材料Mからなる層の厚みを介して延長される。
トリガ電極と導電性が悪い材料からなる層との間の薄い絶縁部は、プリント回路基板によって実施可能であることが好ましい。このとき、トリガ電極は設けられた導体トラックに対応し、絶縁層はその上に配置されたラッカー層に対応するが、端面部には依然としてラッカー層は存在しない。
独国特許出願公開第102011102937(A1)号明細書の開示内容を本願の主題として説明したが、これに記載された既知の解決策は、ホーンスパークギャップとして構成することが好ましい配置の基点領域でプラズマジェット又はプラズマビームを作成するものである。このビームにより、イオン化ガス及び電荷キャリアが強力且つ高速に意図的に移動する。この移送は、主電極間の主線の点火を大きく加速させるためのものであり、これにより、トリガ電極及びサンドイッチ構造の負荷を低減させることができるとともにスパークギャップの残留電圧が低下する。
上述したプラズマジェットの効果は、好ましい方向のイオン化ガス流を発現させるという特徴がある。この先行技術によれば、ビームの発生だけでなく方向にも、主線の高速点火の効果が現れるような影響を与えるという手段を取ることができる。主電極間の空隙を越えるためには、提案されている、空隙距離を非常に効果的にイオン化することができるビームが特に適しており、結果として、上記の好ましいホーンスパークギャップの効果的な動作を確実にすることができる。電極配置並びに絶縁層及び低導電率の材料からなる層により、無作為にしか発生させられなかったプラズマジェットを好ましく方向付けすることができる。特に、低導電率の材料をガスの搬送に適したものとすることができ、これにより、プラズマジェットをより的を絞って生成することが可能になる。
旧来の非絶縁式電流トリガ法と比較すると、独国特許出願公開第102011102937(A1)号明細書に記載された解決策は、主スパークギャップに非常に高速で点火することができるという利点を提供しており、これによりスパークギャップ配置の他の全ての部品へのエネルギー負荷が小さくなり、よって、これらを小型化することができる。
しかしながら、最小の比較的低エネルギーパルスの過電圧事象であってもスパークギャップ全体に点火するのに十分であるということは1つの欠点である。これにより、対応するサージアレスタ配置の好ましくない劣化が起こり得る。
以上のことから、本発明の目的は、トリガ電極を使ってスパークギャップに点火するための改良された配置であって、プラズマジェット点火により得られる利点を利用するためにプラズマジェット点火の基本原理に立ち返る一方、低エネルギー量の過電圧事象の場合には、主電極間、特にホーンスパークギャップの主電極間の実際の過負荷範囲が作動しないようにすることで、この種のスパークギャップに適宜装備されるサージアレスタの早期劣化が生じないようにした配置の特定である。
本発明の目的は請求項1に記載の特徴の組み合わせにかかる配置によって達成され、下位請求項には少なくとも実用的な構成及び発展形態を示している。
かくして、一方の主電極に配置され、該主電極から絶縁されたトリガ電極によってスパークギャップに点火するための配置を前提とする。
トリガ電極は、少なくとも1つの電圧スイッチング素子又は電圧監視素子を介して他方の主電極に電気的に接続することができる。
一方の主電極と他方の主電極との間には空隙が存在する。
トリガ電極は、絶縁層と、いずれかの主電極の材料より低導電率の材料からなる層とともにサンドイッチ構造を形成している。
絶縁層は、薄箔又はラッカー層として構成されることが好ましい。低導電率の材料からなる層は、一方の主電極に接触又は載置されている。
本発明によれば、この配置は、さらに、エネルギー限界又はエネルギー閾値を決められるように形成されており、決定された限界値又は閾値未満では、弱エネルギーの過電圧事象は主電極間のスパークギャップを応答させずに放電される。限界値又は閾値を超えた場合には、これに応じて誘発される放電処理が主スパークギャップへの点火によって行われる。
限界値又は閾値の決定及びこの決定のために設けられる手段については、引き続き、スパークギャップ自体に空間的且つ構造的に一体化させることができるものに立ち返ることのみが本発明の基本概念に含まれる。場合によっては必要となるハウジングフィードスルーのための付加的な外付け回路並びに他の構造的手段は除外するものとする。
本発明によれば、弱エネルギーの過電圧事象を主電極間に形成されたスパークギャップを応答させずに放電するために、サンドイッチ構造の絶縁層は点火領域よりも外側で中断されている。或いは又は加えて、応答挙動に影響を与える電気部品がトリガ電極とスパークギャップに一体化された主電極との間に接続されている。
絶縁層の中断によってトリガ電極と低導電率の層との間の電気接続が形成されており、過電圧事象の放電可能なエネルギー量は、低導電率の層の限られた導電率又は抵抗により決定することができる。その結果として、上述の限界値又は閾値を決定することができる。
一実施形態として、上述の電気部品は、一体化させることができる小型の抵抗器である。
エネルギー量が最小の過電圧事象、例えばバーストパルスは、基本的に、その低い又は最小のパルスエネルギーが低導電率の層で低減されるため、スパークギャップ全体の点火を生じさせることがない。
過電圧又は過電圧事象のエネルギー量がより高い場合、スパークギャップ全体が実質的に遅れて点火される。パルスのエネルギーが所定レベルを超える場合、この高い電圧が低導電率の層で降下して補助点火スパークギャップが点火され、これにより主スパークギャップに点火することができる。遅れの度合いは、構造設計及び材料の大きさ又は材料の特性により影響を与えることができる。補助点火スパークギャップへの点火は、点火領域における絶縁部のフラッシュオーバーによって行われる。
エネルギー量がより高い過電圧の場合、例えば、直接的又は間接的なフラッシュパルスの場合は、常に、先行技術から知られているように、主スパークギャップが比較的早く点火される。
一つの好ましい形態としては、トリガ電極は、箔プリント回線基板の導体トラックにより形成され、絶縁層は、導体トラック上の絶縁カバー、特にラッカー層、により形成される。
絶縁カバーは、上述の中断のために露出しており、導体トラックの露出部分を低導電率の層に接続することができる。
低導電率の層は、導電性プラスチック材料で構成可能又は炭素繊維を含有する材料から形成可能であることが好ましい。
以下、本発明について、例示的な実施形態に基づいて図面を使いながらより詳細に説明する。
スパークギャップの主電極及びサンドイッチ構造の基本的配置の等価回路図であって、絶縁層と一方の主電極の材料より低導電率の材料からなる層とを備えたトリガ電極と、トリガ電極とこれに関連する主電極との間の抵抗器としての電気部品の並列接続とを含む等価回路図である。 図1と同様の図であるが、低エネルギー量の過電圧事象の場合にはスパークギャップ全体を応答させずに直接放電するために、トリガ電極が点火領域よりも外側で低導電率の材料の層に接触するように絶縁層が中断されている図である。
図1及び図2に示した図は、主電極H2側が絶縁層Iで覆われた導電性を有するトリガ電極Tを備える。
絶縁層Iの次に、低導電率の材料Mからなる層が覆っている。
材料Mからなる層は、第2主電極H2の表面に載置されている。
トリガ電極Tと主電極H1との間に接続部Aを介して外部素子を接続することができる。ここで設けられる手段には、例えば、ガスアレスタ、バリスタ、ダイオード等の電気部品が含まれる。
主電極H1及びD2によって形成されるスパークギャップは、ホーンスパークギャップとして構成することができ、経路Lと経路N/PENとの間に電気的に接続される。
図示の構成は、原則として、独国特許出願公開第102011102937(A1)号明細書に記載されたプラズマジェット生成のための配置及びその構造設計についての説明に対応している。これに関して、開示側において、独国特許出願公開第102011102937(A1)号明細書中の当該技術分野の当業者の常識の実施にかかる関連説明部分を参照している。
本発明によれば、図1のように、応答挙動に影響を与える電気部品Rがトリガ電極Tと主電極2の間に接続される。抵抗器Rの値によって応答挙動が決まり、これにより、対応するスパークギャップの点火処理に基づくエネルギー限界値が決まる。
対応する過電圧事象のエネルギー量が低い場合、抵抗器Rを介して生じる電圧降下は、当該配置の点火領域での点火ができるほどではない。したがって、低エネルギーの過電圧事象は、主スパークギャップが応答することなく、したがって、主スパークギャップが不必要に劣化することなく、抵抗器Rの配置を経由して直接放電することができる。
図2の図には、抵抗器Rの並列接続の代わりに完全一体化させた解決策が示されている。
これに関して、薄い絶縁層Iが点火領域及びフラッシュオーバー領域よりも外側で中断されてトリガ電極Tと低導電率の材料Mとが導電接続されている。これにより、材料Mの抵抗値のおかげで、電極H1とH2の間の主スパークギャップを応答させることなく、トリガ電極から低導電率の材料M及び主電極H2を通る経路を介して過電圧事象を放電することができるようになっている。
この場合、過電圧のエネルギー量はとても低いので、ごく少量の電流しか流れず、導電性が悪い材料Mで降下する電圧は、絶縁層Iをフラッシュオーバーさせるほどではない。よって、フラッシュオーバー領域は応答せず、当該過電圧はエネルギーマッピング領域のみによって放電される。
これに対して、材料Mで降下する電圧が絶縁層Iをフラッシュオーバーさせて点火火花を生成するような過電圧事象によって電流が非常に大きく増加した場合には、スパークギャップ全体が点火される。
本発明にかかるこの実施形態では、材料Mからなる層は、トリガ電極から主電極H2までの直接フラッシュオーバー間隙を広げて点火アークを延長する役割を有するだけでなく、実際には、トリガ電極を層Mに接触させることで、弱い過電圧事象を放電するために当該低導電性の材料の抵抗値が利用される。この構成により、特に非常に弱い過電圧事象の場合には、応答挙動を制御するための別の電気部品又は電子部品を完全に不要とすることができる。

Claims (7)

  1. 一方の主電極(H2)に配置され、該主電極(H2)から絶縁されたトリガ電極(T)によってスパークギャップに点火するための配置であって、
    前記トリガ電極(T)は、少なくとも1つの電圧スイッチング素子又は電圧監視素子(A)を介して他方の主電極(H1)に電気的に接続することができ、前記トリガ電極(T)と前記他方の主電極(H1)との間には空隙が存在し、
    前記トリガ電極(T)は、絶縁層(I)と、いずれかの前記主電極(H1,H2)の材料より低導電率の材料(M)からなる層とともにサンドイッチ構造を形成しており、前記絶縁層(I)は、薄箔又はラッカー層として構成され、前記低導電率の材料(M)からなる層は、前記一方の主電極(H2)に接触又は載置されている配置において、
    弱エネルギーの過電圧事象を前記主電極(H1,H2)間に形成されたスパークギャップを応答させずに放電するために、前記サンドイッチ構造の前記絶縁層(I)を点火領域よりも外側で前記絶縁層(I)の中の中断(U)によって中断し、前記トリガ電極(T)と低導電率の材料(M)とを導電接続し、及び/又は応答挙動に影響を与える電気部品を前記トリガ電極(T)と前記主電極(H2)との間に接続したことを特徴とする配置。
  2. 前記絶縁層(I)の中断(U)によって前記トリガ電極(T)と前記層(M)との間の電気接続が形成されており、
    前記層(M)の限られた導電率又は抵抗により過電圧事象の放電可能なエネルギー量が決まることを特徴とする請求項1記載の配置。
  3. 前記電気部品は抵抗器(R)であることを特徴とする請求項1記載の配置。
  4. 低エネルギー量の過電圧事象の場合には、電流は前記電気部品(R)及び/又は前記層(M)を通って前記主電極(H2)に流れ、
    前記電気部品(R)及び/又は前記層(M)における電圧降下の大きさにより、過電圧が直接放電されるか、或いは、前記電圧降下によって点火領域又はフラッシュオーバー領域(Z)において前記絶縁部(I)のフラッシュオーバーが生じることで前記主電極(H1,H2)間のスパークギャップが点火されるかが決まることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の配置。
  5. 前記トリガ電極(T)は、箔プリント回路基板の導体トラックにより形成され、前記絶縁層(I)は、前記導体トラック上の絶縁カバー、特にラッカー層、により形成され、
    前記絶縁カバーは、前記中断(U)のために露出しており、該露出領域が前記層(M)と接続していることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の配置。
  6. 前記層(M)は、導電性プラスチック材料からなることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の配置。
  7. 前記層(M)は、炭素繊維を含有する材料からなることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の配置。
JP2021516735A 2018-10-15 2019-09-11 スパークギャップに点火するための配置 Active JP7268145B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102018125528.4 2018-10-15
DE102018125528 2018-10-15
DE102019101448.4A DE102019101448B3 (de) 2018-10-15 2019-01-21 Anordnung zur Zündung von Funkenstrecken
DE102019101448.4 2019-01-21
PCT/EP2019/074205 WO2020078622A1 (de) 2018-10-15 2019-09-11 Anordnung zur zündung von funkenstrecken

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022515695A JP2022515695A (ja) 2022-02-22
JP7268145B2 true JP7268145B2 (ja) 2023-05-02

Family

ID=69148103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021516735A Active JP7268145B2 (ja) 2018-10-15 2019-09-11 スパークギャップに点火するための配置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US12015249B2 (ja)
EP (1) EP3834260B1 (ja)
JP (1) JP7268145B2 (ja)
KR (1) KR102691276B1 (ja)
CN (1) CN112868151A (ja)
AU (1) AU2019362453B2 (ja)
DE (1) DE102019101448B3 (ja)
WO (1) WO2020078622A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115856397B (zh) * 2022-12-09 2023-08-25 哈尔滨工程大学 一种等离子点火系统的放电电压测量辅助工具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140160614A1 (en) 2010-08-17 2014-06-12 Dehn + Söhne Gmbh + Co. Kg Arrangement for igniting spark gaps

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2337417A1 (fr) 1975-12-30 1977-07-29 Comp Generale Electricite Eclateur declenche dans un gaz
JPS6013254B2 (ja) * 1976-09-30 1985-04-05 株式会社東芝 直流しや断器
JPS5532655U (ja) * 1978-08-24 1980-03-03
US4342114A (en) * 1980-02-04 1982-07-27 Raytheon Company TEA Laser configuration
DD290123A7 (de) 1988-03-10 1991-05-23 Adw,Zi F. Elektronenphysik,De Zentralgetriggerte funkenstrecke
GB2354381B (en) * 1998-05-29 2003-03-26 Porta Systems Corp Low capacitance surge protector for high speed data transmission
DE20020771U1 (de) 2000-02-22 2001-02-15 Dehn & Soehne Druckfest gekapselte Funkenstreckenanordnung zum Ableiten von schädlichen Störgrößen durch Überspannung
DE10146728B4 (de) 2001-09-02 2007-01-04 Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg Überspannungsschutzeinrichtung
DE102004006988B4 (de) * 2003-11-28 2014-02-06 Dehn + Söhne Gmbh + Co. Kg Überspannungsschutzeinrichtung auf Funkenstreckenbasis, umfassend mindestens zwei in einem druckdichten Gehäuse befindliche Hauptelektroden
DE102004009072A1 (de) 2004-02-23 2005-09-08 Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg Überspannungsschutzelement und Zündelement für ein Überspannungsschutzelement
US7476823B2 (en) * 2004-02-27 2009-01-13 Ssi Power Llc Current pause device for an electric power circuit interrupter
DE102012112480B4 (de) 2012-07-04 2018-10-04 Dehn + Söhne Gmbh + Co. Kg Gekapselte, blitzstromtragfähige und folgestrombegrenzende Überspannungsschutzeinrichtung mit mindestens einer Funkenstrecke
DE102014102065B4 (de) * 2014-02-18 2017-08-17 Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg Zündelement zur Verwendung bei einem Überspannungsschutzelement, Überspannungsschutzelement und Verfahren zur Herstellung eines Zündelements
US10186842B2 (en) * 2016-04-01 2019-01-22 Ripd Ip Development Ltd Gas discharge tubes and methods and electrical systems including same
DE102019210234B3 (de) * 2019-05-09 2020-10-15 Dehn Se + Co Kg Blitzschutz-Funkenstreckenanordnung und Verfahren zum Betreiben einer Blitzschutz-Funkenstreckenanordnung

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140160614A1 (en) 2010-08-17 2014-06-12 Dehn + Söhne Gmbh + Co. Kg Arrangement for igniting spark gaps

Also Published As

Publication number Publication date
DE102019101448B3 (de) 2020-01-23
US12015249B2 (en) 2024-06-18
AU2019362453A1 (en) 2021-04-29
EP3834260C0 (de) 2024-01-10
US20210351572A1 (en) 2021-11-11
KR20210076006A (ko) 2021-06-23
EP3834260B1 (de) 2024-01-10
AU2019362453B2 (en) 2023-02-16
CN112868151A (zh) 2021-05-28
WO2020078622A1 (de) 2020-04-23
EP3834260A1 (de) 2021-06-16
JP2022515695A (ja) 2022-02-22
KR102691276B1 (ko) 2024-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8873217B2 (en) Arrangement for igniting spark gaps
US7817395B2 (en) Overvoltage protection element and ignition element for an overvoltage protection element
US6710996B2 (en) Surge arrestor
US6788519B2 (en) Pressure-resistant encapsulated air-gap arrangement for the draining off of damaging perturbances due to overvoltages
CA2034659A1 (en) Solid state spark gap
JP7268145B2 (ja) スパークギャップに点火するための配置
RU2292615C2 (ru) Устройство защиты от перенапряжения
US7324319B2 (en) Surge protection device
US20080121200A1 (en) Plasma type ignition plug
RU2374729C2 (ru) Устройство для защиты от перенапряжений
RU2719630C1 (ru) Коммутирующее устройство
US3845345A (en) Frequency sensitive preionizer
CA1068775A (en) Electrical overvoltage surge arrester with a long time constant valve section and series gap section
US20230352916A1 (en) Multi-spark gap
US3497764A (en) Overvoltage protective apparatus having a pilot gap circuit arrangement for controlling its actuation
CN216598392U (zh) 过压保护装置
JP6790064B2 (ja) トリガ可能なサージ・アレスタを電子的に作動させるための回路アセンブリ
CN110999001B (zh) 过压放电器和确定其电弧通道尺寸的方法
US20140055035A1 (en) Device And Method For Quick Closing Of An Electric Circuit And A Use Of The Device
US10148085B2 (en) Surge arrester having protection against heating
RU69333U1 (ru) Устройство защиты от перенапряжения
US1898882A (en) Lightning arrester
SU1092633A1 (ru) Трубчатый разр дник
RU2034386C1 (ru) Дуговой разрядник
WO2012139287A1 (zh) 产生触发电弧的元件

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211129

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20220630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230303

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230328

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230420

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7268145

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150