JP7266339B1 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、作成方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1には、特許明細書の作成を支援する装置が開示されている。
1.システム構成
図1は、情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。
図1に示されるように、情報処理システムは、情報処理装置110と、サーバー装置100と、を含む。情報処理装置110と、サーバー装置100とは、ネットワーク120を介して通信可能に接続されている。
サーバー装置100は、ユーザーが所属している団体(例えば、企業、特許事務所、特許業務法人等)が管理している書類データを保存している。ユーザーは、情報処理装置110を用いて、サーバー装置100にアクセスして担当する書類データ等の作成、修正等を行う。情報処理装置110は、PC(Personal Computer)であってもよいし、スマートフォンであってもよいし、タブレット型コンピュータであってもよい。情報処理装置110は、後述するように、特許又は実用新案登録に関する請求の範囲が記載された文書ファイルを表示等可能なものあればどのようなものであってもよい。
(1)サーバー装置100のハードウェア構成
図2は、サーバー装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。サーバー装置100は、ハードウェア構成として、制御部201と、記憶部202と、通信部203と、を含む。制御部201は、CPU(Central Processing Unit)等であって、サーバー装置100の全体を制御する。記憶部202は、HDD(Hard Disk Drive)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、SSD(Solid State Drive)の何れか、又はこれらの任意の組み合わせであって、プログラム及び制御部201がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を記憶する。制御部201が、記憶部202に記憶されているプログラムに基づき、処理を実行することによって、サーバー装置100の機能等が実現される。通信部203は、NIC(Network Interface Card)等であって、サーバー装置100をネットワーク120に接続し、他の装置(例えば、情報処理装置110等)との通信を司る。
図3は、情報処理装置110のハードウェア構成の一例を示す図である。情報処理装置110は、ハードウェア構成として、制御部301と、記憶部302と、撮像部303と、入力部304と、出力部305と、通信部306と、を含む。制御部301は、CPU等であって、情報処理装置110の全体を制御する。記憶部302は、HDD、ROM、RAM、SSDの何れか、又はこれらの任意の組み合わせであって、プログラム、制御部301がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を記憶させる。制御部301が、記憶部302に記憶されているプログラムに基づき、処理を実行することによって、情報処理装置110の機能が実現される。撮像部303は、カメラ等であって、情報処理装置110の利用者を撮像する。入力部304は、マウス及びキーボード等であって、ユーザー操作を制御部301に入力する。さらに入力部304は、マイク等であって、ユーザーの音声を制御部301に入力する。出力部305は、ディスプレイ及びスピーカー等であって、制御部201の処理の結果等を表示したり、音声で出力したりする。通信部306は、NIC等であって、情報処理装置110をネットワーク120に接続し、他の装置(例えば、サーバー装置100等)との通信を司る。記憶部302は、記憶媒体の一例である。
(概要)
ここで、簡単に情報処理装置110による情報処理の概要を説明する。
制御部301は、特許又は実用新案登録に関する請求の範囲が記載された文書ファイルの従属請求項における引用する他の請求項を示す文言に対し、引用する他の請求項の特定のマークで囲われた請求項を示す文言に付されている色と同じ色を付す処理を実行し、請求の範囲の特定のマークで囲われた複数の請求項を示す文言のそれぞれには異なる色が付されている。このようにすることによって、特許又は実用新案登録に関する請求の範囲における請求項ごとの引用関係をすぐに理解することができる。
(詳細)
図4は、情報処理装置110による請求項の色付けに関する情報処理の一例を示すアクティビティ図である。図5に示されるように、制御部301は、文書作成アプリケーションを起動する操作等を受け付けると、特許又は実用新案登録に関する請求の範囲が記載された文書ファイルを作成及び/又は編集等する文書作成アプリケーションの画面を出力部305のディスプレイに表示させる。文書作成アプリケーションの画面には、ツールバーセットにパレットボタン501が含まれる。図5は、パレットの一例を示す図である。
A402において、制御部301は、図5に示されるようにパレット502を出力部305のディスプレイに表示させる。
A404において、制御部301は、引用する他の請求項の特定のマークで囲われた請求項を示す文言に付されている色を特定する。本実施形態の例では、特定のマークは、すみつき括弧である。特定のマークで囲われた請求項を示す文言とは、すみつき括弧で囲われた請求項1、請求項2、請求項3等、請求項nで示される文言である。本明細書において、nは1以上の自然数である。
また、請求項2における引用する他の請求項を示す文言、すなわち、「請求項1」の文言606には、すみつき括弧で囲われた請求項1に付されている色と同じ色である黄色が付されている。同様に、請求項3における引用する他の請求項を示す文言、すなわち、「請求項1」の文言607には、すみつき括弧で囲われた請求項1に付されている色と同じ色である黄色が付されており、「請求項2」の文言608には、すみつき括弧で囲われた請求項2に付されている色と同じ色である緑色が付されている。同様に、請求項4における引用する他の請求項を示す文言、すなわち、「請求項3」の文言609には、すみつき括弧で囲われた請求項3に付されている色と同じ色である水色が付されている。
すなわち、従属請求項における引用する他の請求項を示す文言には、引用する他の請求項の特定のマークで囲われた請求項を示す文言に付されている色と同じ色が付されている。
以上、本実施形態によれば、特許又は実用新案登録に関する請求の範囲のどの請求項がどの請求項を引用しているかをすぐに把握することができる。したがって、特許又は実用新案登録に関する請求の範囲を作成する途中であったとしても、間違った請求項を引用していた場合は、すぐに把握することができる。また、特許又は実用新案登録に関する請求の範囲を確認する人が特許又は実用新案登録に関する請求の範囲の記載等に慣れていない人であっても請求項の引用関係をすぐに把握し、確認することができる。
実施形態1の変形例1を説明する。変形例1では、実施形態1と異なる点について主に説明する。
実施形態1では制御部301は、図6に示したように、従属請求項における引用する他の請求項を示す文言として、「請求項n」の部分に色を付していた。しかし、変形例1の制御部301は、従属請求項における引用する他の請求項を示す文言として、請求項「n」の部分にのみ色を付すようにしてもよい。
図7は、色が付けられた特許又は実用新案登録に関する請求の範囲の別の一例を示す図である。文書ファイル701には、特許又は実用新案登録に関する請求の範囲が記載されている。すみつき括弧で囲われた請求項1(702)は、例えば、黄色に色付けされている。すみつき括弧で囲われた請求項2(703)は、例えば、緑色に色付けされている。すみつき括弧で囲われた請求項3(704)は、例えば、水色に色付けされている。すみつき括弧で囲われた請求項4(705)は、桃色に色付けされている。すなわち、図6に示されるように、すみつき括弧で囲われた請求項1、請求項2、請求項3等、請求項nで示される文言には、それぞれ異なる色が付されている。
また、請求項2における引用する他の請求項を示す文言の数字の部分、すなわち、請求項「1」の部分706には、すみつき括弧で囲われた請求項1に付されている色と同じ色である黄色が付されている。同様に、請求項3における引用する他の請求項を示す文言の数字の部分、すなわち、請求項「1」の部分707には、すみつき括弧で囲われた請求項1に付されている色と同じ色である黄色が付されており、請求項「2」の文言708には、すみつき括弧で囲われた請求項2に付されている色と同じ色である緑色が付されている。同様に、請求項4における引用する他の請求項を示す文言の数字の部分、すなわち、請求項「3」の部分709には、すみつき括弧で囲われた請求項3に付されている色と同じ色である水色が付されている。
すなわち、変形例1では、従属請求項における引用する他の請求項を示す文言の数字のみに、引用する他の請求項の特定のマークで囲われた請求項を示す文言に付されている色と同じ色が付されている。特定のマークで囲われた請求項と従属する請求項において、特定のマークの有無に関わらず、請求項nの部分に同じように色を付けると、請求の範囲を見慣れない人には、視覚的に請求の範囲に請求項がいくつあるか把握しにくくなる可能性がある。従属請求項における引用する他の請求項を示す文言の数字のみに、引用する他の請求項の特定のマークで囲われた請求項を示す文言に付されている色と同じ色が付されていると、特定のマークで囲われた請求項と従属する請求項で、色の付き方が異なるため、請求の範囲を見慣れない利用者であっても、視覚的に請求の範囲に請求項がいくつあるか把握可能であって、かつ、請求の範囲のどの請求項が引用されているかを把握することができる。
実施形態1の変形例2を説明する。変形例2では、実施形態1及び変形例1と異なる点について主に説明する。
図8は、変形例2における情報処理装置110による請求項の色付けに関する情報処理の一例を示すアクティビティ図である。変形例2の制御部301は、文書作成アプリケーションを起動する操作等を受け付けると、ネットワーク120を介してサーバー装置100から特許又は実用新案登録に関する請求の範囲が記載された文書ファイルをダウンロードし、特許又は実用新案登録に関する請求の範囲が記載された文書ファイルを作成及び/又は編集等する文書作成アプリケーションの画面を出力部305のディスプレイに表示させる。文書作成アプリケーションの画面には、ツールバーセットに文書読出ボタン901が含まれる。図9は、パレットの別の一例を示す図である。
A802において、制御部301は、文書読出ボタン901を選択したのち表示される画面において指定された文書ファイルの読み出しを実行する。例えば、文書ファイルは記憶部202等に記憶されている。読み出された文書ファイルに記載されている特許又は実用新案登録に関する請求の範囲が文書作成アプリケーションの所定の編集領域に表示される。
なお、他の例として、文書ファイルは、情報処理装置110とネットワーク120を介して通信可能な他の装置に記憶されていてもよい。情報処理装置110と他の装置は、離れたところにあってもよい。例えば、情報処理装置110が、日本国内に設置されている装置であり、他の装置は、日本国外に設置されている装置であってもよい。ここで、日本国外とは、日本以外の場所をいう。日本以外の場所とは、例えば、外国であってもよいし、南極や北極、公海上などいかなる国にも属さない場所であってもよいし、宇宙であってもよい。また、情報処理装置110とネットワーク120を介して通信可能な他の装置は、本特許又は実用新案登録に関する請求の範囲の記載によって権利保護を求める国以外の国、又は地域に設置されていてもよい。例えば、本特許又は実用新案登録に関する請求の範囲の記載によって権利保護を求める国以外の国、又は地域に設置されたサーバーと、本発明の情報処理装置と、を含む情報処理システムであってもよい。
A804において、制御部301は、パレット903を出力部305のディスプレイに表示させる。
A805において、制御部301は、色付ボタン904が選択されたか否かを判定する。制御部301は、色付ボタン904が選択されたと判定した場合、A806の処理に進む。制御部301は、色付ボタン904が選択されていないと判定した場合、A805の処理を繰り返す。
A807において、制御部301は、文書ファイルの特許又は実用新案登録に関する請求の範囲の特定のマークで囲われた複数の請求項を示す文言のそれぞれには異なる色を付す処理を実行する。
実施形態1の変形例3を説明する。変形例3では、実施形態1、変形例1及び変形例2と異なる点について主に説明する。
変形例3の制御部301は、ユーザー操作に応じて、請求の範囲の特定のマークで囲われた請求項を示す文言に付けられた色を変更するとともに、従属請求項における請求項を示す文言を同じ色に変更する処理を実行することもできる。ユーザーの操作とは、ユーザーにより特定のマークに囲われた請求項の色が変更されること、特定のマークに囲われた請求項が追加、削除されること、引用する他の請求項が変更されることなどがある。例えば、図6において、ユーザーが、すみつき括弧で囲われた請求項1(602)の色を黄色から赤に変更した後、色付ボタン503を押下した場合に、「請求項1」の文言607に付される色は、すみつき括弧で囲われた請求項1(602)に付されている色と同じ色である赤に変更することができる。さらに、制御部301は、ユーザーの指示により、特許又は実用新案登録に関する請求の範囲の特定マークに囲われた請求項を示す文言に付された色を一旦削除したうえで、改めて、特許又は実用新案登録に関する請求の範囲の特定マークに囲われた請求項を示す文言に、それぞれ異なる色を付し、従属請求項における請求項を示す文言を同じ色に変更する処理を実行することができる。例えば、特定のマークで囲われた請求項を示す文言及び従属請求項における引用する他の請求項を示す文言に色を付した後、請求項の追加・削除及び引用する請求項の変更を実施すると一旦色の対応関係がずれてしまう。その場合に、ユーザー操作により色の付し直しが指示されると、請求の範囲の特定のマークで囲われた請求項を示す文言に付けられた色を変更するとともに、従属請求項における請求項を示す文言を同じ色に変更する処理を実行することもできる。これにより、ユーザーは、最新の特許又は実用新案登録に関する請求の範囲のどの請求項が引用されているかを把握することができる。
実施形態1の変形例4を説明する。変形例4では、実施形態1、変形例1、変形例2及び変形例3と異なる点について主に説明する。
変形例4の制御部301は、以下に示す特許又は実用新案登録に関する請求の範囲を含むカラフル明細書(登録商標)を作成する作成方法を実行するようにしてもよい。
すなわち、制御部301は、作成方法では、特許又は実用新案登録に関する請求の範囲が記載された文書ファイルの従属請求項における引用する他の請求項を示す文言に対し、引用する他の請求項の特定のマークで囲われた請求項を示す文言に付されている色と同じ色を付す処理を実行することで、文書ファイルを含むカラフル明細書作成する。ここで、請求の範囲の特定のマークで囲われた複数の請求項を示す文言のそれぞれには異なる色が付されている。なお、特許又は実用新案登録に関する請求の範囲を含む文書をカラフル明細書(登録商標)という。ただし、特許又は実用新案登録に関する請求の範囲に含まれる特定のマークで囲われた請求項n(nは2以上の自然数)の文言にそれぞれ異なる色を付した特許請求の範囲又は実用新案登録請求の範囲のみをカラフル明細書と言ってもよい。また、特許請求の範囲又は実用新案登録請求の範囲の請求項に対応するサポート箇所に請求項と同じ色を付した明細書をカラフル明細書と言ってもよい。例えば、制御部301は、特許請求の範囲又は実用新案登録請求の範囲の請求項に対応するサポート箇所に請求項と同じ色を付した明細書も作成するようにしてもよい。
また、特許又は実用新案登録に関する請求の範囲に含まれる特定のマークで囲われた請求項n(nは2以上の自然数)の文言にそれぞれ異なる色を付した特許請求の範囲又は実用新案登録請求の範囲と、特許請求の範囲又は実用新案登録請求の範囲の請求項に対応するサポート箇所に請求項と同じ色を付した明細書と、を合わせた書類をカラフル明細書と言ってもよい。
変形例4によればカラフル明細書を作成することができる。
<付記>
次に記載の各態様で提供されてもよい。
前記情報処理装置において、前記制御部は、前記文書ファイルを読み出し、読み出した前記文書ファイルの前記請求の範囲の特定のマークで囲われた前記情報処理装置において、前記制御部は、前記従属前記情報処理装置において、前記制御部は、ユーザー操作に応じて、請求の範囲の特定のマークで囲われた前記情報処理装置において、前記文書ファイルは、前記情報処理装置と通信可能な他の装置の記憶部に記憶され前記情報処理装置は、日本国内に設置されている装置であり、前記他の装置は、日本国外に設置されている装置である、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記日本国外とは、外国である、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記日本国外とは、宇宙である、情報処理装置。
情報処理システムであって、本特許又は実用新案登録に関する請求の範囲の記載によって権利保護を求める国以外の国又は地域に設置されたサーバーと、前記情報処理装置と、を含み、前記サーバーは、前記文書ファイルを記憶している、情報処理システム。
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、特許又は実用新案登録に関する請求の範囲が記載された文書ファイルの従属前記情報処理装置の制御部として機能させるためのプログラム。
もちろん、この限りではない。
また、上述した実施形態及び変形例を任意に組み合わせて実施するようにしてもよい。
110 :情報処理装置
120 :ネットワーク
201 :制御部
202 :記憶部
203 :通信部
301 :制御部
302 :記憶部
303 :撮像部
304 :入力部
305 :出力部
306 :通信部
501 :パレットボタン
502 :パレット
503 :色付ボタン
504 :色付けタブ
505 :メインタブ
601 :文書ファイル
602 :すみつき括弧で囲われた請求項1
603 :すみつき括弧で囲われた請求項2
604 :すみつき括弧で囲われた請求項3
605 :すみつき括弧で囲われた請求項4
606 :文言
607 :文言
608 :文言
609 :文言
701 :文書ファイル
702 :すみつき括弧で囲われた請求項1
703 :すみつき括弧で囲われた請求項2
704 :すみつき括弧で囲われた請求項3
705 :すみつき括弧で囲われた請求項4
706 :部分
707 :部分
708 :文言
709 :部分
901 :文書読出ボタン
902 :パレットボタン
903 :パレット
904 :色付ボタン
Claims (12)
- 情報処理装置であって、
制御部を有し、
前記制御部は、
文書作成アプリケーションを起動する操作を受け付けると、前記文書作成アプリケーションの画面を表示させ、前記文書作成アプリケーションの画面には、文書ファイルが含まれ、
前記文書ファイルには、特許又は実用新案登録に関する請求の範囲が記載され、
前記請求の範囲の特定のマークで囲われた複数の請求項を示す文言のそれぞれには異なる色が付され、
前記画面に関係する第1のオブジェクトが選択された場合、
前記文書ファイルの従属請求項における引用する他の請求項を示す文言の数字の部分に対し、引用する他の請求項の特定のマークで囲われた請求項を示す文言に付されている色と同じ色を付す処理を実行することによって、前記請求の範囲のどの請求項がどの請求項を引用しているかを把握可能に構成される、
情報処理装置。 - 請求項1に記載の情報処理装置において、
前記制御部は、
前記第1のオブジェクトが選択されたか否かを判定し、前記第1のオブジェクトが選択されたと判定した場合、前記文書ファイルの従属請求項における引用する他の請求項を示す文言の数字の部分に対し、引用する他の請求項の特定のマークで囲われた請求項を示す文言に付されている色と同じ色を付す処理を実行する、
情報処理装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置において、
前記文書作成アプリケーションの画面には、操作画面を表示させる第2のオブジェクトが含まれ、
前記第2のオブジェクトが選択されると、前記操作画面を表示させ、
前記操作画面は、前記第1のオブジェクトを含む、
情報処理装置。 - 請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の情報処理装置において、
前記文書作成アプリケーションの画面には、前記文書ファイルを読み出す第3のオブジェクトが含まれ、
前記制御部は、
前記第3のオブジェクトが選択されると、
前記文書ファイルを読み出し、
読み出した前記文書ファイルの前記請求の範囲の特定のマークで囲われた請求項を示す文言にそれぞれに異なる色が付されていない場合には、前記特定のマークで囲われた複数の請求項を示す文言にそれぞれ異なる色を付す処理を実行し、
前記文書ファイルの従属請求項における引用する他の請求項を示す文言の数字の部分に対し、引用する他の請求項の特定のマークで囲われた請求項を示す文言に付されている色と同じ色を付す処理を実行する、
情報処理装置。 - 請求項1から請求項4までの何れか1項に記載の情報処理装置において、
前記制御部は、
ユーザー操作に応じて、請求の範囲の特定のマークで囲われた請求項を示す文言に付けられた色を変更するとともに、前記従属請求項における引用する他の請求項を示す文言の数字の部分を変更された前記色と同じ色に変更する処理を実行する、
情報処理装置。 - 請求項1から請求項5までの何れか1項に記載の情報処理装置において、
前記文書ファイルは、前記情報処理装置と通信可能な他の装置の記憶部に記憶され
前記情報処理装置は、日本国内に設置されている装置であり、
前記他の装置は、日本国外に設置されている装置である、
情報処理装置。 - 請求項6に記載の情報処理装置において、
前記日本国外とは、外国である、
情報処理装置。 - 請求項6に記載の情報処理装置において、
前記日本国外とは、宇宙である、
情報処理装置。 - 情報処理システムであって、
特許又は実用新案登録に関する請求の範囲の記載によって権利保護を求める国以外の国又は地域に設置されたサーバーと、
請求項1から請求項8までの何れか1項に記載の情報処理装置と、
を含み、
前記サーバーは、前記文書ファイルを記憶している、
情報処理システム。 - 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
文書作成アプリケーションを起動する操作を受け付けると、前記文書作成アプリケーションの画面を表示させ、前記文書作成アプリケーションの画面には、文書ファイルが含まれ、
前記文書ファイルには、特許又は実用新案登録に関する請求の範囲が記載され、
前記請求の範囲の特定のマークで囲われた複数の請求項を示す文言のそれぞれには異なる色が付され、
前記画面に関係する第1のオブジェクトが選択された場合、
前記文書ファイルの従属請求項における引用する他の請求項を示す文言の数字の部分に対し、引用する他の請求項の特定のマークで囲われた請求項を示す文言に付されている色と同じ色を付す処理を実行することによって、前記請求の範囲のどの請求項がどの請求項を引用しているかを把握可能に構成される、
情報処理方法。 - 情報処理装置が実行する特許又は実用新案登録に関する請求の範囲を含む色付けされた明細書を作成する作成方法であって、
文書作成アプリケーションを起動する操作を受け付けると、前記文書作成アプリケーションの画面を表示させ、前記文書作成アプリケーションの画面には、文書ファイルが含まれ、
前記文書ファイルには、特許又は実用新案登録に関する請求の範囲が記載され、
前記請求の範囲の特定のマークで囲われた複数の請求項を示す文言のそれぞれには異なる色が付され、
前記画面に関係する第1のオブジェクトが選択された場合、
前記文書ファイルの従属請求項における引用する他の請求項を示す文言の数字の部分に対し、引用する他の請求項の特定のマークで囲われた請求項を示す文言に付されている色と同じ色を付す処理を実行することによって、前記請求の範囲のどの請求項がどの請求項を引用しているかを把握可能に構成される、
前記文書ファイルを含む前記明細書を作成する、
作成方法。 - プログラムであって、
コンピュータを、請求項1から請求項8までの何れか1項に記載の情報処理装置の制御部として機能させるためのプログラム。
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