図1は本願の実施例のシステム100の模式図である。
図1に示すように、端末装置110は第1通信システムにおける第1ネットワーク装置130及び第2通信システムにおける第2ネットワーク装置120に接続される。例えば、該第1ネットワーク装置130はロングタームエボリューション(LTE、Long Term Evolution)におけるネットワーク装置であり、該第2ネットワーク装置120は新無線(NR、New Radio)におけるネットワーク装置である。
該第1ネットワーク装置130及び該第2ネットワーク装置120において複数のセルが含まれてもよい。
理解されるように、図1は本願の実施例の通信システムの例であり、本願の実施例は図1に示されるものに限らない。
一例として、本願の実施例が適用される通信システムは少なくとも該第1通信システムにおける複数のネットワーク装置及び/又は該第2通信システムにおける複数のネットワーク装置を備えてもよい。
例えば、図1に示されるシステム100は第1通信システムにおける1つのプライマリネットワーク装置及び第2通信システムにおける少なくとも1つのセカンダリネットワーク装置を備えてもよい。少なくとも1つのセカンダリネットワーク装置はそれぞれ該1つのプライマリネットワーク装置に接続されてマルチ接続を構成し、且つそれぞれ端末装置110に接続されてそれにサービスを提供する。具体的に、端末装置110はプライマリネットワーク装置及びセカンダリネットワーク装置によって接続を同時に確立することができる。
選択肢として、端末装置110とプライマリネットワーク装置が確立する接続はプライマリ接続であり、端末装置110とセカンダリネットワーク装置が確立する接続はセカンダリ接続である。端末装置110の制御シグナリングはプライマリ接続によって伝送されてもよいが、端末装置110のデータはプライマリ接続及びセカンダリ接続によって同時に伝送されてもよく、セカンダリ接続のみによって伝送されてもよい。
他の例として、本願の実施例では、第1通信システムと第2通信システムは異なるが、第1通信システム及び該第2通信システムの具体的な類別を制限しない。
例えば、該第1通信システムと該第2通信システムは様々な通信システム、例えば、モバイル通信用グローバル(GSM、Global System of Mobile communication)システム、符号分割多元接続(CDMA、Code Division Multiple Access)システム、広帯域符号分割多元接続(WCDMA、Wideband Code Division Multiple Access)システム、汎用パケット無線サービス(GPRS、General Packet Radio Service)、ロングタームエボリューション(LTE、Long Term Evolution)システム、LTE時分割複信(TDD、Time Division Duplex)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS、Universal Mobile Telecommunication System)等であってもよい。
前記プライマリネットワーク装置と前記セカンダリネットワーク装置はいかなるアクセスネットワーク装置であってもよい。
選択肢として、いくつかの実施例では、前記アクセスネットワーク装置はモバイル通信用グローバル(GSM、Global System of Mobile communication)システム又は符号分割多元接続(CDMA、Code Division Multiple Access)における基地局(BTS、Base Transceiver Station)であってもよく、広帯域符号分割多元接続(WCDMA、Wideband Code Division Multiple Access)システムにおける基地局(NB、NodeB)であってもよく、ロングタームエボリューション(LTE、Long Term Evolution)システムにおける発展型基地局(eNB又はeNodeB、Evolutional Node B)であってもよい。
選択肢として、前記アクセスネットワーク装置は更に次世代無線アクセスネットワーク(NG RAN、Next Generation Radio Access Network)、又はNRシステムにおける基地局(gNB)、又はクラウド無線アクセスネットワーク(CRAN、Cloud Radio Access Network)における無線コントローラであってもよい。又は、該アクセスネットワーク装置は中継局、アクセスポイント、車載装置、ウェアラブルデバイス、又は将来発展する公衆陸上移動網(PLMN、Public Land Mobile Network)におけるネットワーク装置等であってもよい。
図1に示されるシステム100において、該第1ネットワーク装置130がプライマリネットワーク装置であり、該第2ネットワーク装置120がセカンダリネットワーク装置である場合を例とする。
該第1ネットワーク装置130はLTEネットワーク装置であってもよく、該第2ネットワーク装置120はNRネットワーク装置であってもよい。又は、該第1ネットワーク装置130はNRネットワーク装置であってもよく、第2ネットワーク装置120はLTEネットワーク装置であってもよい。又は、該第1ネットワーク装置130と該第2ネットワーク装置120はいずれもNRネットワーク装置であってもよい。又は、該第1ネットワーク装置130はGSMネットワーク装置、CDMAネットワーク装置等であってもよく、該第2ネットワーク装置120もGSMネットワーク装置、CDMAネットワーク装置等であってもよい。又は、第1ネットワーク装置130はマクロセル(Macrocell)であってもよく、第2ネットワーク装置120はマイクロセル(Microcell)、ピコセル(Picocell)又はフェムトセル(Femtocell)等であってもよい。
選択肢として、前記端末装置110はいかなる端末装置であってもよい。前記端末装置110は、有線回線を介して接続するもの、例えば公衆電話交換網(PSTN、Public Switched Telephone Networks)、デジタル加入者回線(DSL、Digital Subscriber Line)、デジタルケーブル、直接ケーブルを介して接続するもの、及び/又は他のデータ接続/ネットワーク、及び/又は無線インターフェース、例えばセルラーネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN、Wireless Local Area Network)例えばDVB-Hネットワークに対するデジタルテレビネットワーク、衛星ネットワーク、AM-FM放送送信機を介するもの、及び/又は他の端末装置が通信信号を送受信するように設定される装置、及び/又はモノのインターネット(IoT、Internet of Things)装置を含むが、それらに限らない。無線インターフェースを介して通信するように設定される端末装置は「無線通信端末」、「無線端末」又は「モバイル端末」と称されてもよい。モバイル端末の例は衛星又はセルラー方式の電話、セルラー無線電話及びデータ処理、ファックス及びデータ通信機能を組み合わせることができるパーソナル移動通信システム(PCS、Personal Communications System)端末、無線電話、ポケットベル、インターネット/イントラネットへのアクセス、Webブラウザ、メモ帳、カレンダー及び/又は全地球測位システム(GPS、Global Positioning System)受信機を備えてもよいPDA、及び通常のラップトップ及び/又はパームトップ受信機又は無線電話送受信機を備える他の電子装置を含むが、それらに限らない。端末装置とはアクセス端末、ユーザー装置(UE、User Equipment)、ユーザー要素、加入者局、移動局、トラバーサー、遠隔局、遠隔端末、モバイルデバイス、ユーザー端末、端末、無線通信装置、ユーザーエージェント又はユーザーデバイスを指してもよい。アクセス端末はセルラー電話、コードレスホン、セッション確立プロトコル(SIP、Session Initiation Protocol)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL、Wireless Local Loop)局、パーソナルデジタルアシスタント(PDA、Personal Digital Assistant)、無線通信機能を有する携帯装置、コンピューティングデバイス又は無線モデムに接続される他の処理装置、車載装置、ウェアラブルデバイス、5Gネットワークにおける端末装置又は将来発展するPLMNにおける端末装置等であってもよい。
理解されるように、本明細書における用語「システム」と「ネットワーク」は本明細書において常に交換可能に使用される。
理解されるように、本願の実施例は、マルチ無線アクセス技術デュアル接続(MR-DC、Multi- Radio Access Technology Dual Connectivity)ネットワークとも称されるデュアル接続(DC、Dual Connectivity)ネットワークに適用できる。
MR-DCはLTE-LTE DC及び5G MR-DCを含んでもよいが、それらに限らない。5G MR-DCはLTE NR DC(EN-DC)、NR LTE DC(NE-DC)、5GC LTE NR DC(5GC-EN-DC)、NR-NR DC(NR-DC)を含んでもよい。
LTE-LTE DCにおいて、MNとSNはいずれもLTEシステムのノードであり、SNは無線リソース制御(RRC、Radio Resource Control)エンティティを有せず、基本的にすべての関連する測定設定はいずれもMNにより設定され、MNとSNとの間にシグナリングインタラクションがなくてもよい。
5G MR-DCにおいて、MNとSNはいずれもRRCエンティティを有し、いずれもRRCプロトコルデータユニット(PDU、Protocol Data Unit)を生成することができる。SNにより生成されたRRCメッセージは2つの方式で端末装置に設定されることができ、1つの方式としては、SNにより生成されたRRCメッセージがコンテナの形式でMNに送信されて、MNにより端末装置に設定されることであり、もう1つの方式としては、SNが直接に生成されたRRCメッセージを端末装置に設定し、例えばSNがシグナリング無線ベアラ3(SRB 3、Signaling Radio Bearers 3)によってRRCメッセージを端末装置に設定することである。
EN-DCにおいて、LTEノードはMNとして、NRシステムのノードはSNとして、進化型パケットコアネットワーク(EPC、Evolved Packet Core network)に接続される。NE-DCにおいて、NRシステムのノードはMNとして、LTEノードはSNとして、5Gコアネットワーク(5GC、5G Core Network)に接続される。5GC-EN-DCにおいて、LTEノードはMNとして、NRシステムのノードはSNとして、5GCに接続される。EN-DC及びNE-DCにおいて、MNとSNのそれぞれはそれぞれ対応のLTE又はNRサービスセル又は隣接セルの測定設定を設定することができる。
例えば、EN-DCのネットワークアーキテクチャは図2に示されるように、eNBをMNノードとし、gNBをSNノードとし、eNBはS1インターフェースを介してモビリティ管理エンティティ(MME、Mobility Management Entity)又はサービングゲートウェイ(S-GW、Serving Gateway)に接続され、gNBはS1-Uインターフェース(ユーザー側S1インターフェース)を介してMME又はS-GWに接続される。2つのeNB同士はX2インターフェースを介して接続され、2つのgNB同士はX2-Uインターフェース(ユーザー側X2インターフェース)を介して接続され、eNBとgNBはX2インターフェースを介して接続される。eNBは主にRRC制御機能及びCNへの制御プレーン機能を実現し、gNBは補助シグナリング、例えばSRB 3を設定することができ、主にデータ伝送機能を提供する。
NR-DCにおいて、NRシステムのノードはMNとして、NRシステムのノードはSNとして、5GCに接続される。例えば、NR-DCにおいて、動作周波数帯域が第1周波数範囲(FR1)にあるNRシステムのノードはMNであってもよく、動作周波数帯域が第2周波数範囲(FR2)にあるNRシステムのノードはSNであってもよい。LTE-LTE DCと異なり、NR-DCのMN及びSNは異なるエンティティであり、MNとSNはそれぞれに設定された制限情報を共有・交換することができる。
DCネットワークにおいて、主な技術的ポイントは、制御プレーン、ユーザープレーン、セキュリティ、無線リンク障害(RLF、Radio Link Failure)システムの放送・受信、並びに無線リソース管理(RRM、Radio Resource Management)連携及び端末装置の機能連携等を含んでもよい。
DCネットワークにおいてMNとSNとの間のノード間RRCメッセージ(Inter-node RRC Message)が存在し、ノード間RRCメッセージはCG-Configメッセージ及びCG-ConfigInfoメッセージを含んでもよい。
CG-Configメッセージはセカンダリセルグループ(SCG、Secondary Cell Group)無線設定メッセージをMNに転送し記憶することに用いられてもよく、即ち、CG-ConfigメッセージはSNがMNに送信したものである。CG-Configメッセージは以下のとおりである。
CG-Config ::= SEQUENCE {
criticalExtensions CHOICE {
c1 CHOICE{
cg-Config CG-Config-IEs,
spare3 NULL, spare2 NULL, spare1 NULL
},
criticalExtensionsFuture SEQUENCE {}
}
}
CG-Config-IEs ::= SEQUENCE {
...
configRestrictModReq ConfigRestrictModReqSCG OPTIONAL,
}
以上から分かるように、CG-Configメッセージは命令configRestrictModReqを含む。UE能力を超えないように確保するために、該命令はMNがSNに設定したSCG設定制限を変更するようにSNが要求することに用いられる。例えば、現在、プロトコルにおいて2つの制限内容が定義され、一方はSNデュアル接続モードにおける周波数帯域組合せの情報を示すことに用いられてもよいrequestedBC-MRDCであり、他方はFR1の最大電力p-maxを示すことに用いられてもよいrequestedP-MaxFR1である。理解されるように、この2つのメッセージは装置が選択的にサポートするものであってもよい。
CG-ConfigInfoメッセージはMNが何らかの挙動を実行するようにSNに指示し、又は中央ユニット(CU、Centralized Unit)が何らかの挙動を実行するように分散ユニット(DU、Distribute Unit)に指示することに用いられてもよい。例えば、MNは1つのSCGを確立又は修改又は解放するようにSNに指示することができる。即ち、CG-ConfigInfoメッセージはMNがSNに送信したもの、又はCUがDUに送信したものである。
選択肢として、CG-ConfigInfoメッセージは更に追加の情報、例えばSCG設定を設定するようにSgNBを補助することを含んでもよい。
以上から分かるように、ノード間RRCメッセージ(CG-Config及びCG-ConfigInfo)については、設定制限メッセージの構造体において、現在、いくつかのSCG周波数帯域組合せ、電力又は測定周波数点及び測定識別子(ID)を制限する変数のみが定義されているが、報告条件の数量が制限されていない。MNとSNとの間の報告条件の数量のシグナリングインタラクションがなければ、端末装置に設定した報告条件の総数は所定の最大値を超える恐れがあり、不必要な報告をもたらし、シグナリングオーバーヘッドを増加させてしまう。
例えば、NR-DCにおいて、端末装置が許容し得る報告条件の最大数量は15であり、MNは端末装置に10個の報告条件を設定し、このとき、SNは多くとも端末装置に5つの報告条件を設定することができる。MNとSNとの間に報告条件の数量についてのシグナリングインタラクションがなければ、SNはMNが端末装置に設定した報告条件の数量を取得できず、そうすると、SNが端末装置に設定した報告条件の数量は5つより大きくなる恐れがある。このとき、不必要な報告条件の設定及びシグナリングオーバーヘッドの浪費が発生し、ネットワーク装置及び端末装置による不一致動作が発生する恐れもある。
これに鑑みて、本願の実施例はデュアル接続のための通信方法を提供し、シグナリングオーバーヘッドを低減することができる。
図3は本願の実施例に係るデュアル接続のための通信方法300の模式的なフローチャートである。図3に記載の方法はネットワーク装置により実行されてもよく、該ネットワーク装置は例えば図1に示されるネットワーク装置であってもよい。図3に示すように、該方法300は下記内容の少なくとも一部を含んでもよい。
310、第1ノードは第2ノードに第1指示情報を送信し、第1指示情報は第1数量及び/又は第1実際の制限値を示すことに用いられる。第1数量は第1ノードにより設定された第1セルの測定のための報告条件の数量であり、第1実際の制限値は第2ノードにより設定可能な第2セルの測定のための報告条件の実際の最大数量である。
第1数量は整数である。
320、第2ノードは第1ノードから送信された第1指示情報を受信する。
第1ノードと第2ノードはそれぞれ端末装置の位置するデュアル接続ネットワークにおける第1セル及び第2セルのノードであり、即ち、第1ノードと第2ノードは端末装置に同時に接続される。
本願の実施例では、第1ノードは第1ノードにより設定された第1セルの測定のための報告条件の数量を示す指示情報、及び/又は、第2ノードにより設定可能な第2セルの測定のための報告条件の実際の最大数量を示す指示情報を第2ノードに送信する。これにより、第2ノードは指示情報の指示に基づいて、自体により設定可能な第1セル及び/又は第2セルの測定のための報告条件の数量を決定することができ、第1ノード及び第2ノードにより設定された報告条件の総数量が端末装置の許容し得る最大数量を超えることを回避し、それによりシグナリングオーバーヘッドを低減することができる。
理解されるように、本明細書における用語「及び/又は」は関連オブジェクトの関連関係を説明するためのものに過ぎず、3つの関係が存在してもよいことを示す。例えば、「A及び/又はB」は「Aが独立して存在する」、「AとBが同時に存在する」、「Bが独立して存在する」の3つの状況を示してもよい。
選択肢として、本願の実施例では、第1指示情報はRRCメッセージに搬送されてもよい。該RRCメッセージは第1ノードと第2ノードとの間のノード間RRCメッセージであってもよく、ノード間RRCメッセージ以外の他のRRCメッセージであってもよい。又は、第1指示情報は媒体アクセス制御(MAC、Media Access Control)制御要素(CE、Control Element)又は他のメッセージに搬送されてもよい。
選択肢として、本願の実施例では、第1ノードはMN又はSNであってもよく、第2ノードはMN又はSNであってもよい。
第1ノードがMNであり、第2ノードがSNである場合、第1指示情報はノード間RRCメッセージにおけるCG-ConfigInfoメッセージに搬送されてもよい。例えば、第1指示情報は以下のとおりである。
ConfigRestrictInfoSCG ::= SEQUENCE {
...
maxMeasFreqsSCG-NR INTEGER(1..maxMeasFreqsMN) OPTIONAL,
maxMeasIdentitiesSCG-NR INTEGER(1..maxMeasIdentitiesMN) OPTIONAL,
requestedReportingCriteriaSCG-NR INTEGER(1..maxReportingCriteriaMN) OPTIONAL.
...
}
第1ノードがSNであり、第2ノードがMNである場合、第1指示情報はノード間RRCメッセージにおけるCG-Configメッセージに搬送されてもよい。例えば、第1指示情報は以下のとおりである。
CG-Config ::= SEQUENCE {
cg-Config CG-Config-IEs,
CG-Config-IEs ::= SEQUENCE {
configRestrictModReq ConfigRestrictModReqSCG OPTIONAL
ConfigRestrictModReqSCG ::= SEQUENCE {
requestedBC-MRDC BandCombinationInfoSN OPTIONAL,
requestedP-MaxFR1 P-Max OPTIONAL,
...
requestedReportingCriteria ReportingCriteriaInfoSN OPTIONAL.
}
NE-DCにとって、MNはNRシステムのノードであり、SNは発展型ユニバーサル移動体通信システム地上波無線アクセス(E-UTRA、Evolved-Universal Mobile Telecommunications System Terrestrial Radio Access)である。NR-DCにとって、MNはNRシステムにおいて動作周波数帯域がFR1であるノードであってもよく、SNはNRシステムにおいて動作周波数帯域がFR2であるノードであってもよい。
当然ながら、MNとSNは進化型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(E-UTRAN、Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)又はNR以外の他のネットワーク規格(説明の都合上、第1ネットワーク規格と称される)のノード、例えば2Gネットワークのノード、3Gネットワークのノード等であってもよい。
本願の実施例では、各測定識別子は1つの測定オブジェクト及び1つの報告設定に対応してもよい。報告条件は測定オブジェクトと報告設定との組合せとして示されてもよく、即ち、測定オブジェクトと報告設定は交差してマッピングする関係を持つ。例えば、測定オブジェクトが4つあり、報告設定が4つある場合、報告条件の数量は16個ある可能性がある。
本願の実施例では、報告条件は測定報告条件又は他の名称と称されてもよく、本願の実施例はこれを具体的に制限しない。
第1指示情報は第1数量を示すことに用いられる場合、方法300は更に、第2ノードが第1数量及び第3所定制限値に基づいて、設定された第2セルの測定のための報告条件の数量を決定することを含んでもよい。
第3所定制限値は予め設定された、第1ノード及び第2ノードが端末装置に対して設定することが許容されるすべての報告条件の最大数量である。選択肢として、第3所定制限値はプロトコルにより規定・予め設定されたものであってもよく、又は、第3所定制限値は第1ノードと第2ノードが協議したものであってもよく、又は、第3所定制限値は第1ノード又は第2ノードが決定したものであってもよい。第3所定制限値は第1ノードが決定したものである場合、第1ノードは第2ノードに第1情報を送信することができ、該第1情報が第3所定制限値を示す。類似的に、第3所定制限値は第2ノードが決定したものである場合、第2ノードは第1ノードに第2情報を送信することができ、該第2情報が第3所定制限値を示す。第1情報又は第2情報は第1指示情報と同じメッセージに搬送されてもよく、第1指示情報と異なるメッセージに搬送されてもよい。
選択肢として、第2ノードにより設定された報告条件の数量≦(第3所定制限値-第1数量)である。例えば、第1ノードが端末装置に設定した報告条件の数量、即ち第1数量は10個であり、第3所定制限値は26である場合、第2ノードが端末装置に設定し得る報告条件の数量は多くとも26-10=16個であり、例えば、第2ノードが端末装置に設定した報告条件の数量は10個である。16は第1実際の制限値、即ち第2ノードにより設定可能な第2セルの測定のための報告条件の実際の最大数量である。
理解されるように、本願の実施例では、具体的な例は当業者が本発明の実施例をより良く理解するためのものであり、本願の実施例の範囲を制限するためのものではない。
第1指示情報は第1実際の制限値を示すことに用いられる場合、方法300は更に、第1ノードが第1数量及び第3所定制限値に基づいて第1実際の制限値を決定することを含んでもよい。具体的に、第1ノードは第3所定制限値と第1数量とを減算して、第1実際の制限値を取得することができる。
選択肢として、本願の実施例では、第1ノードが第2ノードに第1指示情報を送信するとき、第2ノードは第1ノードに第2指示情報を送信してもよく、該第2指示情報は第2数量及び/又は第2実際の制限値を示すことに用いられてもよい。第2数量は第2ノードにより設定された第2セルの測定のための報告条件の数量であり、第2実際の制限値は第1ノードにより設定可能な第1セルの測定のための報告条件の実際の最大数量である。
第1指示情報と第2指示情報は異なるメッセージに搬送されてもよい。第2指示情報はノード間RRCメッセージに搬送されてもよく、ノード間RRCメッセージ以外の他のRRCメッセージに搬送されてもよく、又は、第2指示情報はRRCメッセージ以外の他のメッセージに搬送されてもよい。
例えば、第1ノードがMNであり、第2ノードがSNである場合、第2指示情報はノード間RRCメッセージにおけるCG-Configメッセージに搬送されてもよい。第1ノードがSNであり、第2ノードがMNである場合、第2指示情報はノード間RRCメッセージにおけるCG-ConfigInfoメッセージに搬送されてもよい。
第1指示情報と第2指示情報が同時に存在する場合、第1ノードにより設定された報告条件の数量及び第2ノードにより設定された報告条件の数量は2つの状況があってもよい。以下、それぞれ説明する。
状況1
第1数量と第2数量との和が第3所定制限値以下である場合、第1ノードにとっては、一例として、第1ノードは設定された第1セルの測定のための報告条件の数量を第1数量として決定することができ、そうすると、第1ノードは第1数量に基づいて第1セルの測定のための報告条件を設定することができる。
他の例として、第1ノードは第2数量に基づいて、設定された報告条件の数量を決定することができる。例示的に、第1ノードは第3所定制限値から第2数量を引いた値を、設定された報告条件の数量とすることができる。
また、第1ノードがMNであり、第2ノードがSNである場合、MNはInter-RATのSNセルの測定のための報告条件を設定することができる。従って、第1ノードは更に第1数量及び/又は第2数量に基づいて、設定されたSNセルの測定のための報告条件の数量を決定することができる。更に、第1ノードは決定されたSNセルの測定のための報告条件の数量に基づいて、SNセルの測定のための報告条件を設定することができる。
第2ノードにとっては、類似的に、第2ノードは設定された第2セルの測定のための報告条件の数量を第2数量として決定することができ、そうすると、第2ノードは第2数量に基づいて第2セルの測定のための報告条件を設定することができる。又は、第2ノードは第1数量に基づいて、設定された報告条件の数量を決定することができる。例示的に、第2ノードは第3所定制限値から第1数量を引いた値を、設定された報告条件の数量とすることができる。
また、第1ノードがSNであり、第2ノードがMNである場合、MNはInter-RATのSNセルの測定のための報告条件を設定することができる。従って、第2ノードは更に第2数量及び第3所定制限値に基づいて、設定されたSNセルの測定のための報告条件の数量を決定することができる。更に、第2ノードは決定されたSNセルの測定のための報告条件の数量に基づいて、SNセルの測定のための報告条件を設定することができる。
例えば、第1数量が10であり、第2数量が8であり、第3所定制限値が26であり、第1数量と第2数量との和が第3所定制限値より小さい場合、第1ノードにより設定された第1セルの測定のための報告条件は10個であってもよく、第2ノードにより設定された第2セルの測定のための報告条件は8つであってもよい。第1ノードがMNであり、第2ノードがSNである場合、第1ノードは更に、設定されたSNセルの測定のための報告条件の数量が8つ以下であることを決定することができる。
状況2
第1ノードがMNであり、第2ノードがSNである場合、第1数量と第2数量との和が第3所定制限値より大きければ、第1ノードにとって、一例として、第1ノードにより設定された第1セルの測定のための報告条件の数量は第1数量であってもよい。
他の例として、SNがNRシステムのノードである場合、第1ノードは設定された第1セルの測定のための報告条件の数量を改めて決定することができる。例えば、第2実際の制限値を、設定された第1セルの測定のための報告条件の数量として決定し、又は、決定された報告条件の数量が第2実際の制限値より小さい。
他の例として、第1ノードは第3所定制限値に基づいて、第1ノードにより設定された報告条件の数量及び第2ノードにより設定された報告条件の数量を第2ノードと改めて協議することができる。
第2ノードにとって、一例として、第2ノードは第1数量及び/又は第1実際の制限値に基づいて、設定された報告条件の数量を決定することができる。例えば、第2ノードは第3所定制限値と第2数量とを減算した値を、設定された報告条件の数量とすることができる。
他の例として、SNがNRシステムのノードである場合、第2ノードは第2数量を、設定された報告条件の数量として決定することができる。
他の例として、第1ノードは第3所定制限値に基づいて、第1ノードにより設定された報告条件の数量及び第2ノードにより設定された報告条件の数量を第2ノードと改めて協議することができる。
例を挙げて説明すれば、NE-DCにおいて、第1ノードがE-UTRAであり、第2ノードがNRシステムのノードであり、第1数量が5であり、第1実際の制限値が8であり、第2数量が10であり、第2実際の制限値が5であり、第3所定制限値が12である。以上から分かるように、E-UTRAにより設定された報告条件の数量及びNRシステムのノードにより設定された報告条件の数量は第3所定制限値より大きい。このとき、NRシステムのノードは設定された第2セルの報告条件の数量が10であることを決定することができ、E-UTRAは設定された第1セルの報告条件の数量の最大値が2であることを決定することができる。又は、E-UTRAとNRシステムのノードは共同で設定された報告条件の数量を減少させるように協議することができ、例えば、E-UTRAは報告条件の数量を4に減少し、NRシステムのノードは報告条件の数量を8に減少する。
第1ノードと第2ノードは設定されたセルの測定のための報告条件の最終数量を決定した後、決定された報告条件の最終数量に基づいて端末装置に報告条件を設定することができる。
なお、第2指示情報は独立して存在してもよい。即ち、第1ノードが第2ノードに第1指示情報を送信していない場合、第2ノードは第1ノードに第2指示情報を送信してもよい。
DCネットワークにおいて、報告条件の数量の総数は2つの部分に分けられてもよい。その一部はMNセルの測定及び可能な他のネットワーク規格におけるセルの測定のための報告条件の数量であり、残りはSNセルの測定及び可能な他のネットワーク規格におけるセルの測定のための報告条件の数量である。MNセルの測定及び可能な他のネットワーク規格におけるセルの測定のための報告条件はMNにより設定されたものであるため、該部分の報告条件の数量はMNとSNとの間のシグナリングインタラクションを行う必要がない。SNセルの測定及び可能な他のネットワーク規格におけるセルの測定のための報告条件は2つの部分で構成されてもよい。その一部はMNにより設定されたインター無線アクセス技術(Inter-RAT、Inter- Radio Access Technology)SNセルの測定のための報告条件であり、残りはSNにより設定されたSNセルの同一周波数、異周波数測定及び可能な他のネットワーク規格におけるセルの測定のための報告条件であってもよい。従って、SNセルの測定及び可能な他のネットワーク規格におけるセルの測定のための報告条件の数量はMNとSNとの間にインタラクションを行う必要がある。
選択肢として、本願の実施例では、第3所定制限値は第1所定制限値以下であってもよい。第1所定制限値は予め設定された、第1ノード及び/又は第2ノードにより設定されることが許容される第1種類のセルの測定のための報告条件の最大数量であり、第2所定制限値は予め設定された、第1ノード及び/又は第2ノードにより設定されることが許容される第2種類のセルの測定のための報告条件の最大数量である。
例示的に、NE-DCにおいて、第1種類のセルはNRシステムのセルであってもよく、第2種類のセルはE-UTRAセルであってもよい。NR-DCにおいて、第1種類のセルはE-UTRAであってもよく、第2種類のセルは周波数範囲がFR1及びFR2であるNRシステムのセルであってもよい。
簡単に言えば、NE-DCにとって、第1ノードがMNであり、第2ノードがSNであり、且つ第1ネットワーク規格におけるセルがない場合、第1所定制限値は予め設定された、NRにより設定されることが許容されるNRセルの測定のための報告条件の最大数量であってもよく、第2所定制限値は予め設定された、E-UTRAにより設定されることが許容されるE-UTRAセルの報告条件の最大数量と、NRにより設定されるInter-RATのE-UTRAセルの測定のための報告条件の最大数量との和であってもよい。
1つの可能な実施例では、NE-DCにとって、一例として、第1ノードがMNであり、第2ノードがSNである場合、第3数量は第1所定制限値を満足することができ、第4数量は第2所定制限値を満足することができる。第3数量はMNにより設定されたMNセルの同一周波数、異周波数測定及び可能な第1ネットワーク規格におけるセルの測定のための報告条件の数量であってもよい。第4数量はSNにより設定されたSNセルの同一周波数、異周波数測定及び可能な第1ネットワーク規格におけるセルの測定のための報告条件の数量、及びMNにより設定されたSNセルの測定のための報告条件の数量の和であってもよい。第1ネットワーク規格は第1ノード及び第2ノードの位置するネットワーク規格以外のネットワーク規格である。
このとき、第1所定制限値と第2所定制限値は、第1セル及び/又は第2セルにより設定されたキャリア周波数の数によって決定されてもよい。
選択肢として、第1所定制限値はY+Q*nを満足することができ、Yが各異周波数セルの報告条件の最大数量であり、Qが各同一周波数セルの報告条件の最大数量であり、nが第1セル及び第2セルにより設定されたサービスセルのキャリア周波数の数の和である。
例示的に、Yは10であってもよく、Qは9であってもよい。
選択肢として、第2所定制限値はX+Q*mを満足することができ、Xが定数であり、Qが各同一周波数セルの報告条件の最大数量であり、mが第2セルにより設定されたセカンダリセル(SCell、Secondary Cell)のキャリア周波数の数であり。Xはプロトコルにより規定された定数であってもよく、又はNRシステムのノードが決定した定数であってもよい。
例示的に、Q=9である。更に例示的に、Xは17であってもよく、このとき、SCellが1つあるため、mが1である。
他の例として、第1ノードがSNであり、第2ノードがMNである場合、第5数量は第1所定制限値を満足することができ、第6数量は第2所定制限値を満足することができる。第5数量はMNにより設定されたNRセルの同一周波数、異周波数測定の報告条件の数量と可能な第1ネットワーク規格におけるセルの測定のための報告条件の数量との和である。第6数量は3つの部分を含んでもよく、第1部分はSNにより設定されたSNセルの同一周波数、異周波数測定の報告条件の数量であり、第2部分はSNにより設定された第1ネットワーク規格におけるセルの測定のための報告条件の数量であり、第3部分はMNにより設定されたSNセルの測定のための報告条件の数量である。
他の可能な実施例では、NR-DCにとって、一例として、第1ノード及び/又は第2ノードにより設定された可能な第1ネットワーク規格におけるセルの測定のための報告条件の数量は第1所定制限値を満足することができ、第1ノード及び第2ノードにより設定された第1セル及び第2セルの同一周波数、異周波数測定の報告条件の数量の和は第2所定制限値を満足することができる。
他の例として、第1ノード及び第2ノードにより設定された第1セルの測定及び第2セルの測定の同一周波数、異周波数測定の報告条件の数量の和は第1所定制限値を満足することができ、第2ノードにより設定された可能な第1ネットワーク規格におけるセルの測定のための報告条件の数量の和は第2所定制限値を満足することができる。
このとき、第1所定制限値と第2所定制限値は、第1セル及び/又は第2セルにより設定されたキャリア周波数の数に基づいて決定されたものであってもよい。
選択肢として、第1所定制限値はX+Q*hであってもよく、Xが定数であり、Qが各同一周波数セルの報告条件の最大数量であり、hが第1ネットワーク規格におけるセルにより設定されたキャリア周波数の数である。例えば、Qの典型値は9であってもよい。
選択肢として、第2所定制限値はY+Q*(m1+m2)であってもよく、Yが各異周波数セルの報告条件の最大数量であり、Qが各同一周波数セルの報告条件の最大数量であり、m1とm2がそれぞれ前記第1セル及び前記第2セルにより設定されたサービスキャリア周波数の数である。
選択肢として、第1ノードがセカンダリノードである場合、第1数量は第2所定制限値において予め設定された、第1ノードにより設定されることが許容される第1セルの測定の最大報告数量以下であってもよい。
例えば、NE-DCにおいて、第1ノードはE-UTRAであり、第1ネットワーク規格が存在しない場合、第2所定制限値は予め設定された、NRシステムのノード及びE-UTRAにより設定されることが許容されるE-UTRAセルの測定のための報告条件の最大数量であり、そうすると、E-UTRAにより設定された第1数量は所定制限値において予め設定された、E-UTRAにより設定されることが許容されるE-UTRAセルの測定の最大報告数量以下であってもよい。
例示的に、第1数量はY+Q*m1を満足することができ、Yが各異周波数セルの報告条件の最大数量であり、Qが各同一周波数セルの報告条件の最大数量であり、m1が第1セルにより設定されたサービスキャリア周波数の数である。
Yの典型値は10であってもよく、Qの典型値は9であってもよい。
また、第1実際の制限値は第1所定制限値において予め設定された、第2ノードにより設定されることが許容される第2セルの測定の最大報告数量以下であってもよい。
選択肢として、第2ノードがセカンダリノードである場合、第2数量は第2所定制限値において予め設定された、第2ノードにより設定された第2セルの測定の最大報告数量以下であってもよい。
また、第2実際の制限値は第1所定制限値において予め設定された、第1ノードにより設定されることが許容される第1セルの測定の最大報告数量以下であってもよい。
理解されるように、本願の実施例では、「第1」、「第2」及び「第3」は異なるオブジェクトを区分するためのものであって、本願の実施例の範囲を制限するためのものではない。
なお、NE-DCにおいて、NR-DCが存在する可能性がある。例えば、NE-DCにおけるNRシステムにおいて、動作周波数帯域がFR1であるNRシステムのノード及び動作周波数帯域がFR2であるNRシステムのノードは存在する可能性がある。このような場合、動作周波数帯域がFR1であるNRシステムのノード及び動作周波数帯域がFR2であるNRシステムのノードにより設定可能な報告条件の数量の実現方式については上記内容の説明を参照してもよい。内容の簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
以上は図面を参照しながら本願の好適な実施形態を詳しく説明したが、本願は上記実施形態の具体的な詳細に限らない。本願の技術的構想範囲内で本願の技術案に対して種々の簡単な変形を行うことができる。これらの簡単な変形はいずれも本願の保護範囲に属する。
例えば、矛盾しない限り、上記具体的な実施形態に説明される各具体的な技術的特徴は、いかなる適切な方式で組み合わせることができる。不必要な重複を回避するために、本願は各種の可能な組み合わせ方式を改めて説明しない。
更に例えば、本願の各種の異なる実施形態の間にも任意に組み合わせることができ、本願の思想に違反しない限り、同様に本願に開示される内容と見なすべきである。
理解されるように、本願の様々な方法実施例において、上記各過程の番号の順位は実行順序の前後を意味せず、各過程の実行順序はその機能及び内部論理によって決定されるべきであり、本願の実施例の実施過程を制限するためのものではない。
以上は本願の実施例に係る通信方法を詳しく説明したが、以下に図4~図6を参照しながら本願の実施例に係る通信装置を説明し、方法実施例に説明される技術的特徴は下記装置実施例に適用される。
図4は本願の実施例のネットワーク装置400の模式的なブロック図を示す。図4に示すように、該ネットワーク装置400は通信ユニット410を備え、
前記通信ユニット410は、第2ノードに第1指示情報を送信することに用いられ、前記第1指示情報は第1数量及び/又は第1実際の制限値を示すことに用いられ、前記第1数量は前記第1ノードにより設定された第1セルの測定のための報告条件の数量であり、前記第1実際の制限値は前記第2ノードにより設定可能な第2セルの測定のための報告条件の実際の最大数量であり、前記第1ノードと前記第2ノードはそれぞれ端末装置の位置するデュアル接続ネットワークにおける前記第1セル及び前記第2セルのノードである。
選択肢として、本願の実施例では、前記第1指示情報は前記第1ノードと前記第2ノードとの間のノード間RRCメッセージに搬送される。
選択肢として、本願の実施例では、前記第1ノードはマスタノード又はセカンダリノードであり、前記第2ノードはマスタノード又はセカンダリノードである。
選択肢として、本願の実施例では、前記通信ユニット410は更に、前記第2ノードから送信された第2指示情報を受信することに用いられ、前記第2指示情報は第2数量及び/又は第2実際の制限値を示すことに用いられ、前記第2数量は前記第2ノードにより設定された前記第2セルの測定のための報告条件の数量であり、前記第2実際の制限値は前記第1ノードにより設定可能な前記第1セルの測定のための報告条件の実際の最大数量である。
選択肢として、本願の実施例では、前記第2指示情報は前記第1ノードと前記第2ノードとの間のノード間RRCメッセージに搬送される。
選択肢として、本願の実施例では、前記第1数量と前記第2数量との和が第3所定制限値以下である場合、前記ネットワーク装置400は更に処理ユニット420を備え、前記処理ユニット420は、前記第1数量に基づいて前記第1セル及び/又は前記第2セルの測定のための報告条件を設定することに用いられ、前記第3所定制限値は予め設定された、前記第1ノード及び前記第2ノードにより設定されることが許容されるすべての報告条件の最大数量である。
選択肢として、本願の実施例では、前記第1数量と前記第2数量との和が第3所定制限値より大きい場合、前記ネットワーク装置400は更に処理ユニット420を備え、
前記処理ユニット420は、前記第1数量に基づいて、設定された前記第1セル及び/又は前記第2セルの測定のための報告条件の最終数量を決定すること、又は、
前記第2数量及び/又は前記第2実際の制限値に基づいて、設定された前記第1セル及び/又は前記第2セルの測定のための報告条件の最終数量を決定することに用いられ、
前記第3所定制限値は予め設定された、前記第1ノードと前記第2ノードが前記端末装置に対して設定することが許容されるすべての報告条件の最大数量である。
選択肢として、本願の実施例では、前記処理ユニット420は更に、前記報告条件の最終数量に基づいて前記第1セル及び/又は前記第2セルの測定のための報告条件を設定することに用いられる。
選択肢として、本願の実施例では、第3所定制限値は第1所定制限値と第2所定制限値との和以下である。前記第1所定制限値は予め設定された、前記第1ノード及び/又は前記第2ノードにより設定されることが許容される第1種類のセルの測定のための報告条件の最大数量である。前記第2所定制限値は予め設定された、前記第1ノード及び/又は第2ノードにより設定されることが許容される第2種類のセルの測定のための報告条件の最大数量である。前記第3所定制限値は予め設定された、前記第1ノードと前記第2ノードが前記端末装置に対して設定することが許容されるすべての報告条件の最大数量である。
選択肢として、本願の実施例では、前記第1所定制限値と前記第2所定制限値は前記第1セル及び/又は前記第2セルにより設定されたキャリア周波数の数に基づいて決定されたものである。
選択肢として、本願の実施例では、第3数量は前記第1所定制限値を満足し、第4数量は前記第2所定制限値を満足し、
前記第3数量は前記第1ノードにより設定された前記第1セルの同一周波数、異周波数測定及び第1ネットワーク規格におけるセルの測定のための報告条件の数量であり、第4数量は前記第2ノードにより設定された前記第2セルの同一周波数、異周波数測定及び前記第1ネットワーク規格におけるセルの測定のための報告条件の数量、及び前記第1ノードにより設定された前記第2セルの測定のための報告条件の数量の和であり、前記第1ネットワーク規格は前記第1ノード及び前記第2ノードの位置するネットワーク規格以外のネットワーク規格である。
選択肢として、本願の実施例では、前記第1所定制限値はY+Q*nであり、Yが各異周波数セルの報告条件の最大数量であり、Qが各同一周波数セルの報告条件の最大数量であり、nが前記第1セル及び前記第2セルにより設定されたサービスセルのキャリア周波数の数の和であり、
前記第2所定制限値はX+Q*mであり、Xがプロトコルにより規定された定数であり、mが前記第2セルにより設定されたセカンダリセルのキャリア周波数の数である。
選択肢として、本願の実施例では、前記第1ノード及び/又は前記第2ノードにより設定された第1ネットワーク規格におけるセルの測定のための報告条件の数量は前記第1所定制限値を満足し、前記第1ノード及び前記第2ノードにより設定された前記第1セル及び前記第2セルの同一周波数、異周波数測定の報告条件の数量の和は前記第2所定制限値を満足し、前記第1ネットワーク規格は前記第1ノード及び前記第2ノードの位置するネットワーク規格以外のネットワーク規格である。
選択肢として、本願の実施例では、前記第1所定制限値はX+Q*hであり、Xがプロトコルにより規定された定数であり、Qが各同一周波数セルの報告条件の最大数量であり、hが前記第1ネットワーク規格におけるセルにより設定されたキャリア周波数の数であり、
前記第2所定制限値はY+Q*(m1+m2)であり、Yが各異周波数セルの報告条件の最大数量であり、m1とm2がそれぞれ前記第1セル及び前記第2セルにより設定されたサービスキャリア周波数の数である。
選択肢として、本願の実施例では、前記第1数量は前記第2所定制限値において予め設定された、前記第1ノードにより設定されることが許容される前記第1セルの測定の最大報告数量以下であり、前記第1数量は整数である。
選択肢として、本願の実施例では、前記第1数量はY+Q*m1であり、Yが各異周波数セルの報告条件の最大数量であり、Qが各同一周波数セルの報告条件の最大数量であり、m1が前記第1セルにより設定されたサービスキャリア周波数の数である。
選択肢として、本願の実施例では、前記第1指示情報は前記第1実際の制限値を示すことに用いられる場合、前記ネットワーク装置400は更に処理ユニット420を備え、前記処理ユニット420は、前記第1数量及び第3所定制限値に基づいて前記第1実際の制限値を決定することに用いられ、前記第3所定制限値は予め設定された、前記第1ノードと前記第2ノードが前記端末装置に対して設定することが許容されるすべての報告条件の最大数量である。
選択肢として、本願の実施例では、前記第1実際の制限値は前記第3所定制限値と前記第1数量との差であり、前記差は整数である。
選択肢として、本願の実施例では、前記第3所定制限値は予め設定されたものである。
理解されるように、該ネットワーク装置400は方法300における第1ノードに対応してもよく、該方法300における第1ノードの対応操作を実現することができる。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
図5は本願の実施例のネットワーク装置500の模式的なブロック図を示す。図5に示すように、該ネットワーク装置500は通信ユニット510を備え、
前記通信ユニット510は、第1ノードから送信された第1指示情報を受信することに用いられ、前記第1指示情報は第1数量及び/又は第1実際の制限値を示すことに用いられ、前記第1数量は前記第1ノードにより設定された第1セルの測定のための報告条件の数量であり、前記第1実際の制限値は前記第2ノードにより設定可能な第2セルの測定のための報告条件の実際の最大数量であり、前記第1ノードと前記第2ノードはそれぞれ端末装置の位置するデュアル接続ネットワークにおける前記第1セル及び前記第2セルのノードである。
選択肢として、本願の実施例では、前記第1指示情報は前記第1ノードと前記第2ノードとの間のノード間RRCメッセージに搬送される。
選択肢として、本願の実施例では、前記第1ノードはマスタノード又はセカンダリノードであり、前記第2ノードはマスタノード又はセカンダリノードである。
選択肢として、本願の実施例では、前記通信ユニット510は更に、前記第1ノードに第2指示情報を送信することに用いられ、前記第2指示情報は第2数量及び/又は第2実際の制限値を示すことに用いられ、前記第2数量は前記第2ノードにより設定された前記第2セルの測定のための報告条件の数量であり、前記第2実際の制限値は前記第1ノードにより設定可能な前記第1セルの測定のための報告条件の実際の最大数量である。
選択肢として、本願の実施例では、前記第2指示情報は前記第1ノードと前記第2ノードとの間のノード間RRCメッセージに搬送される。
選択肢として、本願の実施例では、前記第1数量と前記第2数量との和が第3所定制限値以下である場合、前記ネットワーク装置500は更に処理ユニット520を備え、前記処理ユニット520は、前記第2数量に基づいて前記第1セル及び/又は前記第2セルの測定のための報告条件を設定することに用いられ、前記第3所定制限値は予め設定された、前記第1ノード及び前記第2ノードにより設定されることが許容されるすべての報告条件の最大数量である。
選択肢として、本願の実施例では、前記第1数量と前記第2数量との和が第3所定制限値より大きい場合、前記ネットワーク装置500は更に処理ユニット520を備え、
前記処理ユニット520は、前記第2数量に基づいて、設定された前記第1セル及び/又は前記第2セルの測定のための報告条件の最終数量を決定すること、又は、
前記第1数量及び/又は前記第1実際の制限値に基づいて、設定された前記第1セル及び/又は前記第2セルの測定のための報告条件の最終数量を決定することに用いられ、
前記第3所定制限値は予め設定された、前記第1ノードと前記第2ノードが前記端末装置に対して設定することが許容されるすべての報告条件の最大数量である。
選択肢として、本願の実施例では、前記処理ユニット520は更に、前記報告条件の最終数量に基づいて前記第1セル及び/又は前記第2セルの測定のための報告条件を設定することに用いられる。
選択肢として、本願の実施例では、前記第2指示情報は前記第2実際の制限値を示すことに用いられる場合、前記ネットワーク装置500は更に処理ユニット520を備え、前記処理ユニット520は、前記第2数量及び第3所定制限値に基づいて前記第1実際の制限値を決定することに用いられ、前記第3所定制限値は予め設定された、前記第1ノードと前記第2ノードが前記端末装置に対して設定することが許容されるすべての報告条件の最大数量である。
選択肢として、本願の実施例では、第3所定制限値は第1所定制限値と第2所定制限値との和以下である。前記第1所定制限値は予め設定された、前記第1ノード及び/又は前記第2ノードにより設定されることが許容される第1種類のセルの測定のための報告条件の最大数量である。前記第2所定制限値は予め設定された、前記第1ノード及び/又は第2ノードにより設定されることが許容される第2種類のセルの測定のための報告条件の最大数量である。前記第3所定制限値は予め設定された、前記第1ノードと前記第2ノードが前記端末装置に対して設定することが許容されるすべての報告条件の最大数量である。
選択肢として、本願の実施例では、前記第1所定制限値と前記第2所定制限値は前記第1セル及び/又は前記第2セルにより設定されたキャリア周波数の数に基づいて決定されたものである。
選択肢として、本願の実施例では、第3数量は前記第1所定制限値を満足し、第4数量は前記第2所定制限値を満足し、
前記第3数量は前記第1ノードにより設定された前記第1セルの同一周波数、異周波数測定及び第1ネットワーク規格におけるセルの測定のための報告条件の数量であり、第4数量は前記第2ノードにより設定された前記第2セルの同一周波数、異周波数測定及び前記第1ネットワーク規格におけるセルの測定のための報告条件の数量、及び前記第1ノードにより設定された前記第2セルの測定のための報告条件の数量の和であり、前記第1ネットワーク規格は前記第1ノード及び前記第2ノードの位置するネットワーク規格以外のネットワーク規格である。
選択肢として、本願の実施例では、前記第1所定制限値はY+Q*nであり、Yが各異周波数セルの報告条件の最大数量であり、Qが各同一周波数セルの報告条件の最大数量であり、nが前記第1セル及び前記第2セルにより設定されたサービスセルのキャリア周波数の数の和であり、
前記第2所定制限値はX+Q*mであり、Xがプロトコルにより規定された定数であり、mが前記第2セルにより設定されたセカンダリセルのキャリア周波数の数である。
選択肢として、本願の実施例では、前記第1ノード及び/又は前記第2ノードにより設定された第1ネットワーク規格におけるセルの測定のための報告条件の数量は前記第1所定制限値を満足し、前記第1ノード及び前記第2ノードにより設定された前記第1セル及び前記第2セルの同一周波数、異周波数測定の報告条件の数量の和は前記第2所定制限値を満足し、前記第1ネットワーク規格は前記第1ノード及び前記第2ノードの位置するネットワーク規格以外のネットワーク規格である。
選択肢として、本願の実施例では、前記第1所定制限値はX+Q*hであり、Xがプロトコルにより規定された定数であり、Qが各同一周波数セルの報告条件の最大数量であり、hが前記第1ネットワーク規格におけるセルにより設定されたキャリア周波数の数であり、
前記第2所定制限値はY+Q*(m1+m2)であり、Yが各異周波数セルの報告条件の最大数量であり、m1とm2がそれぞれ前記第1セル及び前記第2セルにより設定されたサービスキャリア周波数の数である。
選択肢として、本願の実施例では、前記第1数量は前記第2所定制限値において予め設定された、前記第1ノードにより設定されることが許容される前記第1セルの測定の最大報告数量以下であり、前記第1数量は整数である。
選択肢として、本願の実施例では、前記第1数量はY+Q*m1であり、Yが各異周波数セルの報告条件の最大数量であり、Qが各同一周波数セルの報告条件の最大数量であり、m1が前記第1セルにより設定されたサービスキャリア周波数の数である。
選択肢として、本願の実施例では、前記第1実際の制限値は前記第3所定制限値と前記第1数量との差に等しく、前記差は整数である。
選択肢として、本願の実施例では、前記第3所定制限値は予め設定されたものである。
理解されるように、該ネットワーク装置500は方法300における第2ノードに対応してもよく、該方法300における第2ノードの対応操作を実現することができる。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
図6は本願の実施例に係るネットワーク装置600の構造模式図である。図6に示されるネットワーク装置600はプロセッサ610を備え、プロセッサ610はメモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本願の実施例の方法を実現することができる。
選択肢として、図6に示すように、ネットワーク装置600は更にメモリ620を備えてもよい。プロセッサ610はメモリ620からコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本願の実施例の方法を実現することができる。
メモリ620はプロセッサ610から独立した1つの独立したデバイスであってもよく、プロセッサ610に統合されてもよい。
選択肢として、図6に示すように、ネットワーク装置600は更に送受信機630を備えてもよい。プロセッサ610は該送受信機630と他の装置との通信を制御することができ、具体的に、他の装置に情報又はデータを送信し、又は他の装置から送信された情報又はデータを受信することができる。
送受信機630は送信機と受信機を備えてもよい。送受信機630は更にアンテナを備えてもよく、アンテナの数が1つ又は複数であってもよい。
選択肢として、該ネットワーク装置600は具体的に本願の実施例の第1ノードであってもよく、且つ該ネットワーク装置600は本願の実施例の各方法における第1ノードの実現する対応プロセスを実現することができる。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
選択肢として、該ネットワーク600は具体的に本願の実施例の第2ノードであってもよく、且つ該ネットワーク600は本願の実施例の各方法における第2ノードの実現する対応プロセスを実現することができる。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
図7は本願の実施例の装置の構造模式図である。図7に示される装置700はプロセッサ710を備え、プロセッサ710はメモリからコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本願の実施例の方法を実現することができる。
選択肢として、図7に示すように、装置700は更にメモリ720を備えてもよい。プロセッサ710はメモリ720からコンピュータプログラムを呼び出して実行して、本願の実施例の方法を実現することができる。
メモリ720はプロセッサ710から独立した1つの独立したデバイスであってもよく、プロセッサ710に統合されてもよい。
選択肢として、該装置700は更に入力インターフェース730を備えてもよい。プロセッサ710は該入力インターフェース730と他の装置又はチップとの通信を制御することができ、具体的に、他の装置又はチップから送信された情報又はデータを取得することができる。
選択肢として、該装置700は更に出力インターフェース740を備えてもよい。プロセッサ710は該出力インターフェース740と他の装置又はチップとの通信を制御することができ、具体的に、他の装置又はチップに情報又はデータを出力することができる。
選択肢として、該装置は本願の実施例の第1ノードに適用されてもよく、且つ該装置は本願の実施例の各方法における第1ノードの実現する対応プロセスを実現することができる。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
選択肢として、該装置は本願の実施例の第2ノードに適用されてもよく、且つ該装置は本願の実施例の各方法における第2ノードの実現する対応プロセスを実現することができる。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
選択肢として、該装置700はチップであってもよい。理解されるように、本願の実施例に言及したチップは更にシステムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップ等と称されてもよい。
理解されるように、本願の実施例のプロセッサは信号処理機能を有する集積回路チップでありうる。実現過程において、上記方法実施例の各ステップはプロセッサにおけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形式の命令で行われてもよい。上記プロセッサは汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP、Digital Signal Processor)、特定用途向け集積回路(ASIC、Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA、Field Programmable Gate Array)又は他のプログラマブルロジックデバイス、個別ゲート又はトランジスタロジックデバイス、個別ハードウェアコンポーネントであってもよい。本願の実施例に開示される各方法、ステップ及び論理ブロックを実現又は実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、又は該プロセッサはいかなる通常のプロセッサ等であってもよい。本願の実施例に開示される方法のステップはハードウェア復号プロセッサで遂行し、又は復号プロセッサにおけるハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせで遂行するように直接具現されてもよい。ソフトウェアモジュールはランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラム可能読み出し専用メモリ又は電気消去可能プログラム可能メモリ、レジスタ等の本分野で成熟している記憶媒体に位置してもよい。該記憶媒体はメモリに位置し、プロセッサはメモリにおける情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを行う。
理解されるように、本願の実施例では、メモリは揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよく、又は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両方を含んでもよい。不揮発性メモリは読み出し専用メモリ(ROM、Read-Only Memory)、プログラム可能読み出し専用メモリ(PROM、Programmable ROM)、消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EPROM、Erasable PROM)、電気的消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EEPROM、Electrically EPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは外部キャッシュメモリとして使用されるランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)であってもよい。例示的な説明であって制限的ではないが、多くの形式のRAM、例えばスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM、Static RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM、Dynamic RAM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM、Synchronous DRAM)、ダブルデータレートシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR SDRAM、Double Data Rate SDRAM)、拡張型シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(ESDRAM、Enhanced SDRAM)、シンクリンクダイナミックランダムアクセスメモリ(SLDRAM、Synchlink DRAM)及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(DR RAM、Direct Rambus RAM)は利用可能である。注意されるように、本明細書に説明されるシステム及び方法のメモリはこれらのメモリ及び任意の他の適切なタイプのメモリを含むが、それらに限らないように意図されるものである。
理解されるように、上記メモリは例示的な説明であって制限的ではない。例えば、本願の実施例のメモリは更にスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM、static RAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM、dynamic RAM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM、synchronous DRAM)、ダブルデータレートシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(DDR SDRAM、double data rate SDRAM)、拡張型シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(ESDRAM、enhanced SDRAM)、シンクリンクダイナミックランダムアクセスメモリ(SLDRAM、synch link DRAM)及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(DR RAM、Direct Rambus RAM)等であってもよい。即ち、本願の実施例のメモリはこれらのメモリ及び任意の他の適切なタイプのメモリを含むが、それらに限らないように意図されるものである。
図8は本願の実施例に係る通信システム800の模式的なブロック図である。図8に示すように、該通信システム800は第1ノード810及び第2ノード820を備える。
該第1ノード810は上記方法における第1ノードの実現する対応機能を実現することに用いられてもよく、該第2ノード820は上記方法における第2ノードの実現する対応機能を実現することに用いられてもよい。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
本願の実施例はコンピュータプログラムを記憶することに用いられるコンピュータ可読記憶媒体を更に提供する。
選択肢として、該コンピュータ可読記憶媒体は本願の実施例の第1ノードに適用されてもよく、且つ該コンピュータプログラムによってコンピュータは本願の実施例の各方法における第1ノードの実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
選択肢として、該コンピュータ可読記憶媒体は本願の実施例の第2ノードに適用されてもよく、且つ該コンピュータプログラムによってコンピュータは本願の実施例の各方法における第2ノードの実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
本願の実施例はコンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品を更に提供する。
選択肢として、該コンピュータプログラム製品は本願の実施例の第1ノードに適用されてもよく、且つ該コンピュータプログラム命令によってコンピュータは本願の実施例の各方法における第1ノードの実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
選択肢として、該コンピュータプログラム製品は本願の実施例の第2ノードに適用されてもよく、且つ該コンピュータプログラム命令によってコンピュータは本願の実施例の各方法における第2ノードの実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
本願の実施例は更にコンピュータプログラムを提供する。
選択肢として、該コンピュータプログラムは本願の実施例の第1ノードに適用されてもよく、該コンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるとき、コンピュータが本願の実施例の各方法における第1ノードの実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
選択肢として、該コンピュータプログラムは本願の実施例の第2ノードに適用されてもよく、該コンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるとき、コンピュータが本願の実施例の各方法における第2ノードの実現する対応プロセスを実行する。簡潔のために、ここで詳細な説明は省略する。
当業者であれば意識できるように、本明細書に開示される実施例を参照して説明した各例示的なユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェア及び電子ハードウェアの組み合わせで実現できる。これらの機能をハードウェアそれともソフトウェア方式で実行するかは、技術案の特定応用及び設計制約条件によって決定される。当業者は各特定応用に対して異なる方法でここの説明される機能を実現することができるが、このような実現は本願の範囲を超えるものと見なされるべきではない。
当業者であれば明確に理解できるように、説明を容易で簡単にするために、上記説明されるシステム、装置及びユニットの具体的な動作過程については、前述の方法実施例における対応過程を参照してもよく、ここで詳細な説明は省略する。
本願に係るいくつかの実施例では、理解されるように、開示されるシステム、装置及び方法は他の方式で実現されてもよい。例えば、以上に説明される装置実施例は模式的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの区別は論理機能上の区別に過ぎず、実際に実現するとき、他の区別方式があってもよく、例えば複数のユニット又はコンポーネントは他のシステムに結合又は統合されてもよく、又はいくつかの特徴は省略してもよく、又は実行しなくてもよい。一方、表示又は検討される相互間の結合又は直接結合又は通信接続はいくつかのインターフェース、装置又はユニットによる間接結合又は通信接続であってもよく、電気、機械又は他の形式であってもよい。
分離部材として説明される前記ユニットは物理的に分離してもよく、物理的に分離しなくてもよく、ユニットとして表示される部材は物理ユニットであってもよく、物理ユニットでなくてもよく、即ち、一箇所に位置してもよく、複数のネットワークユニットに配置されてもよい。実際の必要に応じて、その一部又は全部のユニットを選択して本実施例案の目的を実現してもよい。
また、本願の各実施例では、各機能ユニットは1つの処理ユニットに統合されてもよく、各ユニットは独立して物理的に存在してもよく、2つ以上のユニットは1つのユニットに統合されてもよい。
前記機能はソフトウェア機能ユニットの形式で実現され、独立した製品として販売又は使用されるときは、1つのコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づいて、本願の技術案の本質的又は従来技術に貢献する部分、又は該技術案の一部はソフトウェア製品の形式で具現されてもよい。該コンピュータソフトウェア製品は、1台のコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ又はネットワーク装置等であってもよい)に本願の各実施例に記載の方法の全部又は一部のステップを実行させるための若干の命令を含む1つの記憶媒体に記憶される。そして、上記記憶媒体はUSBメモリ、ポータブルハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM、Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスク等のプログラムコードを記憶できる様々な媒体を含む。
以上の説明は本願の具体的な実施形態に過ぎず、本願の保護範囲を制限するためのものではない。当業者が本願に開示される技術的範囲内で容易に想到し得る変更や置換は、いずれも本願の保護範囲内に含まれるべきである。従って、本願の保護範囲は特許請求の範囲に準じるべきである。