JP7263833B2 - 熱交換構造 - Google Patents

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Description

本開示は、二流体間の熱交換を行う熱交換構造に関する。
熱交換型の触媒反応装置は、二流体間の熱交換を行う熱交換構造を装備している。熱交換構造は、互いに隣接する熱媒流路と反応流路を有する。熱媒流路には熱媒流体が流れ、反応流路には反応原料を含んだ反応流体が流れる。熱媒流路と反応流路とは隔壁を介して互いに熱的に結合している。従って、温度差をもつ熱媒流体と反応流体との間では熱交換が行われ、反応原料の反応が促進される。
熱媒流体と反応流体との間の総括伝熱係数を向上させるため、熱媒流路及び反応流路のうちの少なくとも一方にフィン構造体が設置される場合がある。フィン構造体は、コルゲートフィン又はウェービングフィン等と呼ばれ、金属板に曲げ加工等を施すことで形成されている。フィン構造体は、当該フィン構造体が設置される流路の長手方向に延伸又は湾曲した複数のフィン(側面)を有する。これに関して、特許文献1はフィン構造体としての伝熱促進体を開示している。なお、上述のフィン構造体が反応流路に設置される場合、当該フィン構造体に触媒が担持されることもある。
特開2017-140591号公報
一般的なフィン構造体は、流体をフィンが設置された面に沿って偏向又は分散させる。従って、このようなフィン構造体を上述の熱交換構造に設置した場合、流体は概ね隔壁に沿って流れることになる。一方、熱媒流体と反応流体との間で交換される熱は、この隔壁を介して伝達される。また、熱流束は温度差(温度勾配)に比例するので、流体間の伝熱は、温度境界層が発生している隔壁に近いほど大きく、隔壁から遠いほど小さい。従って、流体は隔壁から遠いほど、加熱(冷却)されにくい。
本開示は上述の状況を鑑みて成されたものである。即ち本開示は、熱の伝達経路である隔壁に沿って流れる二流体間の総括伝熱係数を向上させることが可能な熱交換構造の提供を目的とする。
本開示の一態様は熱交換構造であって、積層方向に積層され、前記積層方向と交差する幅方向に所定の幅を有し、隔壁を介して互いに熱的に結合する2つの流路と、前記2つの流路のうちの少なくとも一方の流路に着脱可能に設置されるフィン構造体とを備え、前記フィン構造体は、当該フィン構造体が設置される前記少なくとも一方の流路の長手方向に配列すると共に、前記幅方向における前記少なくとも一方の流路の一方側と他方側とに前記少なくとも一方の流路に沿って交互に配列する開口部を形成する複数のフィンを含前記フィン構造体が形成する流体の経路と前記隔壁の間に熱伝達に干渉する構造を持たないことを要旨とする。
前記複数のフィンは、前記フィン構造体が設置される前記少なくとも一方の流路の長手方向に対して直交していてもよい。前記複数のフィンは、前記フィン構造体が設置される前記少なくとも一方の流路の長手方向に対して傾斜していてもよい。前記フィン構造体は、前記幅方向における前記複数のフィンの配列の両側に設けられ、前記複数のフィンを支持する帯部を含んでもよい。前記帯部は、前記複数のフィンのうちの当該帯部によって支持されるフィンと共に単一の部材から一体的に形成されてもよい。
前記フィン構造体は、当該フィン構造体が設置される前記少なくとも一方の流路において前記積層方向の中央に位置し、且つ、前記積層方向に重ね合わされた第1板材及び第2板材によって構成されてもよい。この場合、前記第1板材は、前記積層方向の一方側に向けて切り起こされた複数の第1副フィンを含んでもよい。また、前記第2板材は、複数の第1副フィンに対応する位置において前記積層方向の他方側に向けて切り起こされた複数の第2副フィンを含んでもよい。前記複数のフィンのそれぞれは、前記複数の第1副フィンのうちの対応する第1副フィンと、前記複数の第2副フィンのうちの対応する第2副フィンとによって構成されてもよい。前記フィン構造体には触媒が担持されてもよい。
本開示によれば、熱の伝達経路である隔壁に沿って流れる二流体間の総括伝熱係数を向上させることが可能な熱交換構造を提供することができる。
本開示の第1実施形態に係る熱交換構造を示す図であり、(a)は(b)に示すIA-IA断面図、(b)は(a)に示すIB-IB断面図である。 図1(b)に示すII-II断面図である。 本開示の第1実施形態に係るフィン構造体を示す斜視図である。 (a)~(c)は、本開示の実施形態に係るフィンの配置例を示す図である。 本開示の第2実施形態に係るフィン構造体を示す図であり、(a)はその斜視図、(b)は(a)に示すVB断面図である。 本実施形態に係る熱交換構造を備える反応装置を示す側面図である。 図6におけるVII-VII線断面図である。 図6におけるVIII-VIII線断面図である。 本実施形態に係る熱交換部の一部を示す立体断面図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
まず、本開示の第1実施形態に係る熱交換構造50について説明する。以下、説明の便宜上、互いに直交する3方向として、X方向、Y方向、及びZ方向を規定する。後述の通り、Y方向は2つの流路51、52の積層方向である。Z方向は、各流路の長手方向(延伸方向)である。X方向は各流路の幅方向であり、これらが並行に複数設けられる場合の配列方向でもある。
図1は、本実施形態に係る熱交換構造50を示す図であり、図1(a)は、図1(b)に示すIA-IA断面図、図1(b)は図1(a)に示すIB-IB断面図である。図2は、図1(b)に示すII-II断面図である。図3は、第1実施形態に係るフィン構造体60Aを示す斜視図である。図4(a)~図4(c)は、本開示の実施形態に係るフィンの配置例を示す図である。
図1(a)に示すように、熱交換構造50は少なくとも1つの流路51と、少なくとも1つの流路52を備える。流路51及び流路52は、X方向に沿った所定の幅w3を有し、長手方向となるZ方向に延伸している。また、流路51及び流路52は、Y方向(積層方向)に沿って積層される。流路51及び流路52は互いに並行に設けられ、隔壁55を介して互いに熱的に結合している。なお、流路51は後述する第1流路11及び第2流路21のうちの一方の流路として適用され、流路52は第1流路11及び第2流路21のうちの他方の流路として適用される(図6~図9参照)。また、流路51と流路52の間の隔壁55は、後述する第1隔壁13及び第2隔壁23のそれぞれに相当する(図6及び図7参照)。
なお、熱交換構造50は複数の流路51と、複数の流路52とを備えてもよい。例えば、複数の流路51と複数の流路52は、それぞれX-Z平面と平行な平面上で並行する。流路51の長手方向と流路52の長手方向は互いに平行もよく、交差していてもよい。後者は即ち、ねじれの関係にあってもよい。何れの場合も、流路51及び流路52のうちの一方の流路は、その長手方向の略全区間において、流路51及び流路52のうちの他方の流路と、隔壁55を介して互いに熱的に結合している。
図1(a)に示すように、流路51には流体53が流れ、流路52には流体54が流れる。流体53は、後述する熱媒流体M及び反応流体Rのうちの一方の流体である。流体54は、熱媒流体M及び反応流体Rのうちの他方の流体である。なお、流体53と流体54の流れは、向流でもよく、並流でもよい。
流体53と流体54との間には温度差ΔTがある。従って、流体53が流路51を流れ、流体54が流路52を流れているとき、流体53と流体54との間で熱が移動する。具体的には、流体53と隔壁55との間では対流熱伝達によって、隔壁55内では熱伝導によって、そして、隔壁55と流体54との間では対流熱伝達によって、流体53と流体54との間で熱が移動する。
このときの単位時間当たりの熱量Qは、総括伝熱係数(熱通過率)U、隔壁55の伝熱面積A、及び流体53と流体54の温度差ΔTの積に比例する。即ち、これらの値の関係は次の(1)式で表される。
Q=UA(ΔT) ・・・(1)
伝熱面積Aは一定である。また、流体53と流体54は定常的に流れるので、温度差ΔTの変化は小さい。従って、熱量Qの増加は、総括伝熱係数Uの増加によって得られることが判る。
また、総括伝熱係数U、流体53と隔壁55との間の熱伝達率H1、隔壁55と流体54との間の熱伝達率H2、及び、隔壁55の熱伝導率Kの間には次の関係がある。
1/U=1/H1+1/H2+T/K ・・・(2)
ここで、Tは隔壁55の厚さである。(2)式からは、熱伝達率H1及び熱伝達率H2のうちの少なくとも一方が増加すると、総括伝熱係数Uが増加することが判る。
熱伝達率H1は、隔壁55付近の流体53を加速させることによって増加する。この傾向は、熱伝達率H2についても同様である。そこで、本実施形態では、フィン構造体60Aを用いて、流体53及び流体54のうちの少なくとも一方の流体の流れを、Y方向に蛇行させることで流路長を増やすと共に(図2参照)、当該流体を加速させる。これにより、隔壁55近傍の温度境界層TBにおいて流体が加速され、当該流体と隔壁55との間の熱の移動が促進される。即ち、熱伝達率H1及び熱伝達率H2うちの少なくとも一方が増加する。その結果、総括伝熱係数Uが増加し、最終的に熱量Qが増加する。即ち、限られた長さの空間において、二流体間の総括伝熱係数を向上させることができる。
本実施形態に係るフィン構造体60Aは、流路51及び流路52のうちの少なくとも一方の流路に着脱可能に設置される。以下、説明の便宜上、フィン構造体60Aについて、図1及び図2に示す例を挙げて説明する。即ち、フィン構造体60Aは流路51に設置され、流路52に設置されていない。
図1(b)に示すように、フィン構造体60AはX方向の幅w1を有し、Y方向の高さh1を有する。フィン構造体60Aの幅w1は、流路51の幅w3に略等しい。また、フィン構造体60Aの高さh1は、流路51の高さh3以下の値に設定される。幅w1は、流路51の内周面との間の漏れを極力抑えた値に設定される。なお、高さh1は、流体53の滞留を防止するクリアランスが形成される程度の値に設定されてもよい。フィン構造体60Aの奥行きd1は、流路51の寸法や使用形態に応じて適宜設定される。例えば、奥行きd1は、流路51の奥行きd3以下の値に設定される。
フィン構造体60Aは複数のフィン(偏向板、仕切板)61を含む。フィン61は金属製の薄板からなる略矩形の小片であり、Z方向に面しつつX方向に延伸する。また、フィン61は、流路51の長手方向(Z方向)に対して直交(実質的に直交)している。互いに隣接する2つのフィン61、61間のピッチ(間隔)Pは一定でもよく、変化してもよい。即ち、複数のフィン61のうちの一部は、他のフィン61と異なるピッチPで配列していてもよい。ピッチPを変化させることで、局所的な熱伝達率をZ方向に沿って変化させることができる。
図1(b)に示すように、フィン61はY方向の高さh1を有し、X方向の幅w2を有する。この幅w2は、フィン構造体60Aの幅w1よりも小さい。フィン構造体60Aの幅w1(流路51の幅w3)とフィン61の幅w2の差は、流路51内に開口部62を形成する。後述の通り、流体53は、この開口部62を介して流路51を流れる。
図1(b)に示すように、フィン61は、X方向における流路51の一方側と他方側とにZ方向に沿って交互に配列する。従って、開口部62も、X方向における流路51の一方側と他方側とにZ方向に沿って交互に配列する。
フィン構造体60Aは、フィン61の支持部としての帯部63を含む。帯部63は、Z方向と交差する方向(例えばX方向)における複数のフィン61の配列の両側に設けられる。帯部63、63は、その間に位置する複数のフィン61を支持する。
帯部63、63はその間に設けられる連結部材によって相対的な位置(距離)が維持される。連結部材は、例えば、図3において2点鎖線で示す平板64である。平板64は、X方向及びZ方向に展開し、帯部63、63の間に位置する。また、平板64は、概ね、Y方向における複数のフィン61の中央に位置する。この場合、フィン61及び平板64のうちの一方に、互いの挿入を可能にする切欠きが形成される。なお、平板64の代わりに、連結部材として、X方向に延伸するピン等の棒状体(図示せず)を複数配置してもよい。
フィン61は、帯部63とは別に形成され、溶接等によって帯部63に固定されてもよい。或いは、帯部63は、複数のフィン61のうちの当該帯部63によって支持されるフィン61と共に単一の部材から一体的に形成されてもよい。後者の場合、例えば、帯状の板材に対して折り曲げ加工を施すことによってフィン61と帯部63が一体形成され、部品点数や加工工程を大幅に削減することができる。
なお、フィン61は流路51の長手方向(Z方向)に対して傾斜してもよい。例えば、図4(a)において点線で示すように、フィン61はY方向に平行な状態で、X方向及びZ方向に対して傾斜する。また、図4(b)及び図4(c)において実線で示すように、フィン61は、X方向に平行な状態で、Y方向及びZ方向に対して傾斜してもよく、点線で示すように、X、Y、Z方向に対して傾斜していてもよい。さらに、さらに、流路51には、異なる方向に傾斜した上述のフィン61が混在していてもよい。ただし、何れの場合も、開口部62は、X方向における流路51の一方側と他方側とにZ方向に沿って交互に配列する。
上述の通り、開口部62は流路51のZ方向(長手方向)に開口すると共に、X方向(幅方向)における流路51の一方側と他方側とに流路51に沿って交互に配列する。即ち、開口部62は、X方向を往復するように、Z方向に沿ってジグザグに配置される。従って、流体53の流れは、X方向の往復を繰り返しながらZ方向に流れる。換言すれば、流体53はX方向に蛇行しながらZ方向に流れる。
開口部62の面積は、Z方向と直交する流路51の断面積よりも十分に小さい。従って、流路51に進入した流体53は流路51内で加速する。
フィン構造体60Aは、蛇行した流体53の経路と隔壁55との間に、熱伝達に干渉する構造を持たない。換言すれば、流体53がX方向を往復する各区間において、フィン構造体60Aは流体53を隔壁55に露出させる部分(開口)を有する。従って、流体53の一部は隔壁55近傍の温度境界層TBに直接、接近又は進入する。これにより、熱伝達率H1が増加し、流体53及び流体54間の総括伝熱係数を向上させることができる。例えば、流体53の温度が流体54の温度よりも高い場合、図1(b)に示す熱の流れHFを促進させることができる。
同様の熱伝達率の向上は、フィン構造体60Aを流路52に設置することによっても得られる。即ち、フィン構造体60Aを流路52に設置することで、熱伝達率H2を増加させることができる。また、流路51と流路52のそれぞれに、フィン構造体60Aを設置することによって、流体53と流体54との間の総括伝熱係数を更に向上させることができる。何れの場合も、限られた長さの空間にフィン構造体60Aを設置することによって、流体53と流体54との間の総括伝熱係数を向上させることができる。
なお、フィン構造体60Aは、耐熱性を有し、触媒の担持が可能な材料によって形成される。このような材料としては、Fe(鉄)、Cr(クロム)、Al(アルミニウム)、Y(イットリウム)、Co(コバルト)、Ni(ニッケル)、Mg(マグネシウム)、Ti(チタン)、Mo(モリブデン)、W(タングステン)、Nb(ニオブ)、Ta(タンタル)等の金属の1種又は複数種を主成分とする耐熱合金がある。例えば、Fecralloy(登録商標)等の耐熱合金製の薄板状構造材を成形加工してフィン構造体60Aを構成してもよい。
また、フィン構造体60Aに触媒が担持される場合、当該触媒は、化学反応の進行促進に有効な活性金属を主成分として含む。活性金属としては、例えば、Ni(ニッケル)、Co(コバルト)、Fe(鉄)、Pt(白金)、Ru(ルテニウム)、Rh(ロジウム)、Pd(パラジウム)等が挙げられ、これらのうちの1種のみを使用してもよく、反応促進に有効である限り、複数種を組み合わせて使用してもよい。
(第2実施形態)
次に、本開示の第2実施形態に係る熱交換構造について説明する。上述の第1実施形態に対する第2実施形態の差異は、フィン構造体60Bの構成だけである。従って、以下の説明はフィン構造体60Bに関するものに留め、第1実施形態と重複するその他の構成の説明を省略する。なお、フィン構造体60Aと同じく、フィン構造体60Bも流路51及び流路52のうちの少なくとも一方に設置され、フィン構造体60Aと同様の効果を奏する。以下、説明の便宜上、フィン構造体60Bが流路51のみに設置された場合を仮定する。
図5は、第2実施形態に係るフィン構造体60Bを示す図であり、図5(a)はその斜視図、図5(b)は図5(a)に示すIVB断面図である。フィン構造体60Bは、流路51においてY方向(積層方向)の中央に位置し、且つ、Y方向(積層方向)に重ね合わされた第1板材65A及び第2板材65Bによって構成される。
第1板材65AはX方向の幅w1を有し、複数の第1副フィン61Aを含む。第1実施形態のフィン61と同様に、第1副フィン61Aも、略矩形の小片であり、Z方向に面しつつX方向に延伸する。また、第1実施形態のフィン61と同様に、第1副フィン61AはX方向の幅w2を有し、流路51の中心に対して、X方向の一方側と他方側とに交互にずれながら配列する。
第1副フィン61Aは、Y方向(積層方向)の一方側に向けて切り起こされる。つまり、複数の第1副フィン61Aは第1板材65Aと一体形成されている。第1副フィン61Aは、X方向及びZ方向に展開し、第1副フィン61Aの支持部として機能する第1板材65Aの主部66Aから、Y方向の一方側に突出している。
第2板材65BはX方向の幅w1を有し、複数の第2副フィン61Bを含む。第1実施形態のフィン61と同様に、第2副フィン61Bも、略矩形の小片であり、Z方向に面しつつX方向に延伸する。また、第1実施形態のフィン61と同様に、第2副フィン61BはX方向の幅w2を有し、流路51の中心に対して、X方向の一方側と他方側とに交互にずれながら配列する。
第1副フィン61Aが、Y方向の一方側に向けて切り起こされているのに対して、第2副フィン61Bは、Y方向の他方に向けて切り起こされる。複数の第2副フィン61Bは第2板材65Bと一体形成されている。第2副フィン61Bは、X方向及びZ方向に展開し、第2副フィン61Bの支持部として機能する第2板材65Bの主部66Bから、Y方向の他方側に突出している。
複数の第2副フィン61Bは、複数の第1副フィンに対応する位置において、第2板材65Bから切り起こされている。即ち、第1副フィン61Aと第2副フィン61Bは、Z方向において同一の位置に設けられている。一方、第1板材65Aの主部66Aと第2板材65Bの主部66Bは、互いに重ね合わされる。従って、第1副フィン61Aと第2副フィン61Bは、第1実施形態のフィン61と同じく、X方向及びY方向に展開する高さh1のフィンを構成する。
フィン構造体60Aと同様に、フィン構造体60Bも、蛇行した流体53の経路と隔壁55との間に、熱伝達に干渉する構造を持たず、これにより総括伝熱係数の向上が図れる。また、第1副フィン61Aは、当該第1副フィン61Aを支持する第1板材65Aの主部66Aと一体形成され、第2副フィン61Bも、当該第2副フィン61Bを支持する第2板材65Bの主部66Bと一体形成されている。つまり、フィン構造体60Bは、第1板材65A及び第2板材65Bのそれぞれに対する切り起こし加工と、両者の重ね合わせ工程だけで形成することができる。従って、部品点数や加工工程を大幅に削減することができる。
(適用例)
上述のフィン構造体60A(60B)は、熱が移動する流体の隔壁との間に物理的な構造物を持たない。そのため、熱を効率良く移動させることができる。例えば、並行した複数の流路51の集合体と、並行した複数の流路52の集合体とが積層した構成を想定した場合、熱は流体53と流体54との間で主にY方向に沿って移動する。従って、フィン構造体60A(60B)を用いることで、熱交換を向上させることができる。以下に述べる反応装置(触媒反応器)は、この点を考慮して設計されている。
以下、熱交換構造50が適用された一例としての反応装置(触媒反応器)1について説明する。反応装置1は、熱交換構造50としての熱交換部2を備える。後述の通り、第1伝熱体10と第2伝熱体20はY方向に積層され、第1流路(流路)11と第2流路(流路)21はZ方向に延伸する。また、各流路の幅方向を上述のX方向とする。X方向は、第1流路11(第2流路21)が並行に複数設けられる場合の配列方向でもある。
図6は、本実施形態に係る熱交換構造50を備える反応装置(触媒反応器)1を示す側面図である。図7は、図6におけるVII-VII線断面図である。図8は、図6におけるVIII-VIII線断面図である。図9は、熱交換構造50としての熱交換部2の一部を示す立体断面図である。
反応装置1は、反応原料を含む反応流体Rを加熱又は冷却することで、反応流体Rの反応を進行(促進)させるものである。この加熱又は冷却のため、反応装置1は、熱媒流体Mと反応流体Rの間で熱交換を行う熱交換構造50(図1参照)としての熱交換部2を備える。熱交換部2は、第1伝熱体10と、第2伝熱体20と、蓋板30とを備える。第1伝熱体10、第2伝熱体20及び蓋板30は、耐熱性を有する熱伝導性素材で形成された平板状部材であり、反応流体Rの流通時に発生する高い内圧に耐えられる十分な厚みを有する。
第1伝熱体10は、熱媒流体Mを流通させる流路(以下、第1流路と称する)11を有する。一方、第2伝熱体20は、反応流体Rを流通させる流路(以下、第2流路と称する)21を有する。第1伝熱体10と第2伝熱体20はY方向(積層方向)に交互に積層され、その最上部に蓋板30が設置される。
上述の積層により、第1流路11と第2流路21は、第1隔壁13又は第2隔壁23を介して互いに隣り合う(図9参照)。換言すれば、第1流路11と第2流路21は、第1伝熱体10と第2伝熱体20の積層方向に非接触な状態で積層される。上述の通り、第1伝熱体10と第2伝熱体20は熱伝導性素材で形成されている。従って、第1流路11と第2流路21は、互いに熱的に結合している。
熱交換部2は、反応流体Rと熱媒流体Mが互いに反対方向に流れる対向流型の構造を有する。第1流路11及び第2流路21のうちの少なくとも一方の流路には、フィン構造体60A(60B)(図1~図5参照)が着脱可能に設置される。なお、反応流体Rが流れる第2流路21には、触媒が担持されたフィン構造体60A(60B)が着脱可能に設置されてもよい。
熱交換部2は、第1伝熱体10と第2伝熱体20の少なくとも一組で構成される。また、熱交換の性能を向上させるために、各伝熱体の数を増やしてもよい。各伝熱体に形成される流路の数は、熱交換部2の設計条件や伝熱効率などを考慮して設定される。さらに、熱交換部2からの放熱による熱損失を抑えるため、ハウジング又は断熱材が熱交換部2の周囲を覆ってもよい。
積層体である熱交換部2の両端は、固定部材32、33によって保持される。
固定部材32には、熱媒導入部34が取り付けられている。熱媒導入部34は、凹状に湾曲した蓋体であり、熱交換部2との間に空間S1を形成する。空間S1には複数の第1流路11の第1導入口12が開口している(図7参照)。換言すれば、第1導入口12は、熱媒導入部34に面した熱交換部2の側面(端面)2aに開口している。熱媒導入部34は、熱媒流体Mを導入する第1導入管36を有する。熱媒流体Mは、第1導入管36を介して各第1流路11に流入する。
熱媒導入部34は、固定部材32に着脱可能又は開閉可能に設置される。この着脱等により、例えば、作業者が第1流路11に対するフィン構造体60A(60B)の挿入や抜き出しを行うことができる。
熱媒排出部41は、1つの開放面を有する箱状部材である。熱媒排出部41は、当該開放面が第1伝熱体10の第1排出口18に合うように、熱交換部2に設置される。また、熱媒排出部41は第1排出管42を有する。第1排出管42は、熱交換部2を流通した熱媒流体Mを排出する。
固定部材33には、反応流体導入部35が取り付けられている。反応流体導入部35は、熱媒導入部34と同様に、凹状に湾曲した蓋体であり、熱交換部2との間に空間S2を形成する。空間S2には、複数の第2流路21の第2導入口22が開口している(図7参照)。換言すれば、第2導入口22は、反応流体導入部35に面した熱交換部2の側面(端面)2bに開口している。反応流体導入部35は、反応流体Rを導入するための第2導入管37を有する。反応流体Rは、第2導入管37を介して各第2流路21に流入する。
反応流体導入部35は、固定部材33に着脱可能又は開閉可能に設置される。この着脱等により、例えば、作業者が第2流路21に対するフィン構造体60A(60B)の挿入や抜き出しを行うことができる。
生成物排出部43は、熱媒排出部41と同様に、1つの開放面を有する箱状部材である。生成物排出部43は、当該開放面が第2伝熱体20の第2排出口28に合うように、熱交換部2に設置される。また、生成物排出部43は第2排出管44を有する。第2排出管44は、反応流体R由来の生成物を含む反応ガスGを排出する。
図7に示すように、第1伝熱体10は、複数の第1流路11を有する。複数の第1流路11は、Z方向に延伸すると共に、X方向(幅方向)に配列している。第1流路11は、熱媒流体Mの熱を第1伝熱体10に供給する。
第1流路11は、第1伝熱体10の一方の面(本実施形態では上面)に形成された溝である。この溝は、幅w3及び高さh3の矩形の断面(図9参照)を有し、奥行きd3の長さ(図7参照)で一方向に延伸する。幅w3はフィン構造体60A(60B)の幅w1以上の値を有する。同様に、高さh3もフィン構造体60A(60B)の高さh1以上の値を有する。奥行きd3はフィン構造体60A(60B)の奥行きd1よりも大きい。
第1流路11は、固定部材32側に位置する第1導入口12から、固定部材33に向けて直線状に延伸している。図7に示すように、複数の第1流路11は並列に配列する。なお、第1流路11及び第1流路11の幅、高さ及び長さは異なっていてもよい。
第1伝熱体10は、第1隔壁13と、2つの第1側壁14と、複数の第1中間壁15と、第1端壁16とを含む。第1側壁14、複数の第1中間壁15および第1端壁16は、第1隔壁13の一方の面に設けられる。即ち、これらは、第1隔壁13に対して第1側壁14等が設けられる面と同様の面に設けられる。第1隔壁13は、矩形の壁部であり、第1伝熱体10の全体的な形状を規定する。第1側壁14は、第1流路11の延伸方向の両側に設けられる壁部である。複数の第1中間壁15は、2つの第1側壁14の間に位置し、各第1側壁14と並列に設けられる壁部である。
第1端壁16は、第1流路11を挟んで第1導入口12と反対側に設けられ、第1流路11の配列方向に延伸する壁部である。第1端壁16は、空間S2への熱媒流体Mの流入を阻止する。
第1伝熱体10は、第1端壁16に沿って延伸する第1連絡流路17を有する。第1連絡流路17は、全ての第1流路11に連通するとともに、第1排出口18に連通する。
図8に示すように、第2伝熱体20は、反応領域を含む複数の第2流路21を有する。第2流路21は、その中間部分を主な反応領域とする。複数の第2流路21は、Z方向に延伸すると共に、X方向(幅方向)に配列している。第2流路21は、第1伝熱体10内の第1流路11を流通する熱媒流体Mの熱を受容して反応流体Rを反応させ、反応流体R由来の生成物を含む反応ガスGを生成する。
第2流路21は、第2伝熱体20の一方の面(本実施形態では上面)に形成された溝である。この溝は、幅w3及び高さh3の矩形の断面(図9参照)を有し、奥行きd3の長さ(図8参照)で一方向に延伸する。第2流路21は、固定部材33側に位置する第2導入口22から、固定部材32に向けて直線状に延伸している。図8に示すように、複数の第2流路21は並列に配列する。
第2伝熱体20は、第2隔壁23と、2つの第2側壁24と、複数の第2中間壁25と、第2端壁26とを含む。第2側壁24、第2中間壁25および第2端壁26は、第2隔壁23の一方の面に設けられる。第2隔壁23は矩形の壁部であり、第2伝熱体20の全体的な形状を規定する。第2側壁24は、第2流路21の延伸方向の両側に設けられる壁部である。複数の第2中間壁25は、2つの第2側壁24の間に位置し、各第2側壁24と並列に設けられる壁部である。
第2端壁26は、第2流路21を挟んで第2導入口22と反対側に設けられ、第2流路21の配列方向に延伸する壁部である。第2端壁26は、空間S1への反応ガスGの流入を阻止する。
第2伝熱体20は、第2端壁26に沿って延伸する第2連絡流路27を有する。第2連絡流路27は、全ての第2流路21に連通するとともに、第2排出口28に連通する。第1流路11と同じく、第2連絡流路27も流体の流路であり、両者に実質的な差異は無い。
熱交換部2は、液-液型熱交換器、気-気型熱交換器及び気-液型熱交換器のいずれとしても使用可能である。反応流体R及び熱媒流体Mは、気体及び液体のいずれであってもよい。また、本実施形態の反応装置1は、吸熱反応や発熱反応など様々な熱的反応による化学合成を可能とする。そのような熱的反応による合成として、例えば、式(3)で示すメタンの水蒸気改質反応、式(4)で示すメタンのドライリフォーミング反応のような吸熱反応、式(5)で示すシフト反応、式(6)で示すメタネーション反応、式(7)で示すフィッシャー-トロプシュ(Fischer Tropsch)合成反応等の発熱反応による合成がある。なお、これらの反応における反応流体Rは気体である。
CH + HO → 3H + CO ・・・(3)
CH + CO → 2H + 2CO ・・・(4)
CO + HO → CO + H ・・・(5)
CO + 3H → CH + HO ・・・(6)
(2n+1)H + nCO → C2n+2 + nHO ・・・(7)
熱媒流体Mは、反応装置1の構成素材を腐食させない物質が望ましい。熱媒流体Mとして加熱ガスを用いる場合は、燃焼ガス、加熱空気等の気体状物質が使用できる。熱媒流体Mは、例えば、水、油等の液状物質でもよい。
なお、本開示は上述の実施形態に限定されず、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含む。
1…反応装置(触媒反応器)、2…熱交換部、10…第1伝熱体、11…第1流路(流路)、12…第1導入口、13…第1隔壁、14…第1側壁、15…第1中間壁、16…第1端壁、17…第1連絡流路、18…第1排出口、20…第2伝熱体、21…第2流路(流路)、22…第2導入口、23…第2隔壁、24…第2側壁、25…第2中間壁、26…第2端壁、27…第2連絡流路、28…第2排出口、30…蓋板、32…固定部材、33…固定部材、34…熱媒導入部、35…反応流体導入部、36…第1導入管、37…第2導入管、41…熱媒排出部、42…第1排出管、43…生成物排出部、44…第2排出管、50…熱交換構造、51、52…流路、53、54…流体、54…流体、55…隔壁、60A、60B…フィン構造体、61…フィン(偏向板、仕切板)、61A…第1副フィン、61B…第2副フィン、62…開口部、63…帯部、64…平板、65A…第1板材、65B…第2板材、66A…主部(支持部)、66B…主部(支持部)、M…熱媒流体、G…反応ガス、R…反応流体、TB…温度境界層、

Claims (7)

  1. 積層方向に積層され、前記積層方向と交差する幅方向に所定の幅を有し、隔壁を介して互いに熱的に結合する2つの流路と、
    前記2つの流路のうちの少なくとも一方の流路に着脱可能に設置されるフィン構造体と
    を備え、
    前記フィン構造体は、当該フィン構造体が設置される前記少なくとも一方の流路の長手方向に配列すると共に、前記幅方向における前記少なくとも一方の流路の一方側と他方側とに前記少なくとも一方の流路に沿って交互に配列する開口部を形成する複数のフィンを含
    前記フィン構造体が形成する流体の経路と前記隔壁の間に熱伝達に干渉する構造を持たない
    熱交換構造。
  2. 前記複数のフィンは、前記フィン構造体が設置される前記少なくとも一方の流路の長手方向に対して直交している、
    請求項1に記載の熱交換構造。
  3. 前記複数のフィンは、前記フィン構造体が設置される前記少なくとも一方の流路の長手方向に対して傾斜している、
    請求項1に記載の熱交換構造。
  4. 前記フィン構造体は、前記幅方向における前記複数のフィンの配列の両側に設けられ、前記複数のフィンを支持する帯部を含む、
    請求項1に記載の熱交換構造。
  5. 前記帯部は、前記複数のフィンのうちの当該帯部によって支持されるフィンと共に単一の部材から一体的に形成されている
    請求項4に記載の熱交換構造。
  6. 前記フィン構造体は、当該フィン構造体が設置される前記少なくとも一方の流路において前記積層方向の中央に位置し、且つ、前記積層方向に重ね合わされた第1板材及び第2板材によって構成され、
    前記第1板材は、前記積層方向の一方側に向けて切り起こされた複数の第1副フィンを含み、
    前記第2板材は、複数の第1副フィンに対応する位置において前記積層方向の他方側に向けて切り起こされた複数の第2副フィンを含み、
    前記複数のフィンのそれぞれは、前記複数の第1副フィンのうちの対応する第1副フィンと、前記複数の第2副フィンのうちの対応する第2副フィンとによって構成されている、
    請求項1に記載の熱交換構造。
  7. 前記フィン構造体には触媒が担持されている
    請求項1から6のうちの何れか一項に記載の熱交換構造。
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