JP7262429B2 - Humidification parts and humidifiers - Google Patents
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Description
本開示は、加湿部品および加湿装置に関する。 The present disclosure relates to humidification components and humidification devices.
従来、加湿空気を生成する加湿装置において、自然蒸発式や電熱式、水スプレー式、超音波式等の加湿方式が知られている。このうち自然蒸発式の加湿装置は、他の方式に比べてランニングコストを抑えやすいことから、特に長時間運転される場所での使用に有用である。自然蒸発式のうち、経時的な加湿能力の変化が少なく、長時間の使用に適した加湿方式として、滴下式や吸上流下式が知られている。これらの加湿方式は、空気調和機等の業務用の加湿装置に使用されることが多い。 2. Description of the Related Art Conventionally, humidification systems such as a natural evaporation system, an electric heating system, a water spray system, and an ultrasonic system are known in humidifiers that generate humidified air. Of these, natural evaporation type humidifiers are useful for use in places where they are operated for long periods of time, since they tend to reduce running costs more easily than other types. Among the natural evaporation methods, the dropping method and the suction up-and-down method are known as humidification methods suitable for long-term use with little change in humidification capacity over time. These humidification methods are often used in commercial humidifiers such as air conditioners.
滴下式や吸上流下式の加湿方式を用いた加湿装置では、不織布等を用いたシート状の加湿素子が複数設けられて、これらの加湿素子が間隔をあけて層状に配置されている。この加湿素子に水を浸み込ませ、シート面から水を蒸発させることで空気が加湿される。このような加湿装置では、加湿素子間の通気等のために、加湿素子同士の間隔を保持する構成が設けられている。例えば、特許文献1には、櫛状の固定部材の櫛歯の間に形成される間隙のそれぞれに加湿素子が嵌め込まれることで間隔が保持される構成が開示されている。
In a humidifying device using a drip type or a sucking up/down type humidifying method, a plurality of sheet-like humidifying elements using a nonwoven fabric or the like are provided, and these humidifying elements are arranged in layers at intervals. The air is humidified by impregnating the humidifying element with water and evaporating the water from the sheet surface. Such a humidifying device is provided with a structure that maintains a space between the humidifying elements for ventilation between the humidifying elements. For example,
しかしながら、特許文献1に開示された技術に基づいて加湿素子に櫛状の固定部材(間隔保持部材)を嵌め込む作業を試行したところ、この作業に一定の時間が掛かることが分かり、大量生産を考慮すると生産性に改善の余地があった。
However, when an attempt was made to insert a comb-shaped fixing member (interval holding member) into the humidifying element based on the technology disclosed in
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたもので、加湿素子への間隔保持部材の取付作業の作業性を改善し、生産性を向上させることが可能な加湿部品および加湿装置を得るものである。 The present disclosure has been made to solve the above-described problems, and is capable of improving the workability of attaching a spacing member to a humidifying element and improving productivity. is obtained.
本開示に係る加湿部品は、ケーシングと、ケーシングの内部に収納され、シート状に形成された複数の加湿素子と、第1方向に延びる基部と、基部から第1方向と交差する第2方向に突出し、第1方向に互いに離間して配列された複数の櫛歯と、を有し、複数の櫛歯のうち隣り合う櫛歯の間に複数の加湿素子がそれぞれ配設され、複数の加湿素子を互いに間隔を空けて保持する間隔保持部材と、を備え、複数の櫛歯のうち第1方向の一端に設けられた第1櫛歯の第2方向の寸法は、第1櫛歯と第1方向の他端に設けられた第2櫛歯との間に設けられた櫛歯の第2方向の寸法よりも大きいものである。複数の櫛歯のうち第1櫛歯と第2櫛歯との間に設けられた櫛歯の第2方向の寸法は、第1櫛歯から第2櫛歯に向かうにつれて小さくなる。 The humidifying component according to the present disclosure includes a casing, a plurality of sheet-shaped humidifying elements housed inside the casing, a base extending in a first direction, and a second direction intersecting the first direction from the base. a plurality of comb teeth protruding and arranged in a first direction in a spaced-apart manner, wherein a plurality of humidifying elements are arranged between adjacent comb teeth among the plurality of comb teeth, and the plurality of humidifying elements and a space holding member that holds the . It is larger than the dimension in the second direction of the comb teeth provided between the second comb teeth provided at the other end of the direction. Among the plurality of comb teeth, the dimension in the second direction of the comb teeth provided between the first comb teeth and the second comb teeth decreases from the first comb teeth to the second comb teeth.
また、本開示に係る加湿装置は、上述した加湿部品と、複数の加湿素子に水を供給する給水部と、複数の加湿素子同士の間に空気を流通させる送風機と、を備えるものである。 Further, the humidifying device according to the present disclosure includes the humidifying component described above, a water supply unit that supplies water to the plurality of humidifying elements, and a blower that circulates air between the plurality of humidifying elements.
本開示によれば、加湿素子への間隔保持部材の取付作業の作業性を改善でき、生産性を向上させることができる。 According to the present disclosure, it is possible to improve the workability of attaching the spacing member to the humidifying element, and improve productivity.
以下、添付図面を参照しながら、実施の形態について説明する。各図において同一または相当する部分には同一の符号を付している。 Embodiments will be described below with reference to the accompanying drawings. The same reference numerals are given to the same or corresponding parts in each figure.
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における加湿装置1の構成を示す模式図である。加湿装置1は、給水部10と、送風機20と、複数の加湿素子32が組み込まれた加湿部品30と、を備える。
FIG. 1 is a schematic diagram showing the configuration of a
図2は、給水部10の構成を示す模式図である。給水部10は、複数の加湿素子32に水を供給する。本実施の形態では、図1および図2に示すように、給水部10は、給水管12と、給水弁14と、貯水槽16と、を有している。給水管12は、水道設備等の給水源に接続されており、加湿用の水を送る。給水弁14は、給水管12に設けられており、加湿用の水を供給し、遮断する。また、給水弁14は、供給する水の圧力および流量を調整する。貯水槽16は、給水管12に接続されており、加湿素子32の上方に設けられている。貯水槽16は、給水管12から送られる加湿用の水を貯留する。貯水槽16の底面には、複数の注水孔(不図示)が設けられており、これらの注水孔を介して下方に設けられた加湿素子32に加湿用の水が供給される。また、加湿素子32の下方には、ドレンパン18が設けられている。ドレンパン18は、加湿素子32で加湿に用いられずに加湿素子32の内部を流下してきた水を受ける。ドレンパン18には、排水管19が接続されている。ドレンパン18で受けた水は、排水管19を介して外部に排出される。
FIG. 2 is a schematic diagram showing the configuration of the
送風機20は、複数の加湿素子32同士の間に空気を流通させる。図1の例では、空気は白抜き矢印で示す方向に流れ、送風機20は、加湿素子32の通風風上側に設けられている。送風機20によって、加湿装置1の外部の空気を加湿素子32へ送り込み、再び加湿装置1の外部へ吹き出す。なお、送風機20は、加湿素子32の通風風下側に設けられていてもよい。また、加湿装置1には、給水弁14や送風機20等の機器の操作等を行う制御装置8が設けられている。制御装置8は、給水弁14や送風機20等の機器と不図示の信号線によって通信可能に接続されている。
The
図3は、加湿装置1が備える加湿部品30の斜視図である。加湿装置1において、1個または複数個の加湿部品30がドレンパン18上に直接設置される。
FIG. 3 is a perspective view of a
図4は、加湿部品30の正面図である。図5は、図4のV-V線に沿った断面図である。図6は、加湿部品30の構成を模式的に示す平面図である。加湿部品30は、複数の加湿素子32と、ケーシング40と、間隔保持部材50と、を備える。
FIG. 4 is a front view of the
加湿素子32は、シート状に形成されている。本実施の形態では、複数の加湿素子32は、互いに間隔を空けて層状に一方向(図4に示す方向X1)に配列されている。例えば、60枚~70枚程度の加湿素子32が配列される。加湿素子32の材質としては、水が浸み込んで広がることができ、シートの表面から蒸発し得る性質を有するものが利用される。例えば、加湿素子32の材質として、毛細管現象によって水が浸み込むことができる不織布が用いられる。加湿素子32は、例えば、略長方形の面を有するシート状に形成されており、その厚さは0.8mm~1.2mm程度である。
The
また、加湿素子32の表面には、凸部34が設けられている。凸部34は、例えば、加湿素子32に冶具を押し当て、冶具を押し当てた部分を塑性変形させることで形成することができる。図5に示すように、加湿素子32上の凸部34の配列位置が異なる2種類の加湿素子32を交互に配列することで、凸部34の形成と同時に凸部34の反対側の面に形成される凹部に、隣り合う加湿素子32の凸部34が入り込むことが防止される。これによって、加湿素子32の間隔を一定に保つ機能が得られる。本実施の形態では、凸部34によって、間隔保持部材50を加湿素子32に取り付ける前の加湿素子32同士の間隔の保持を行っている。これにより、間隔保持部材50を加湿素子32に取り付ける際に加湿素子32同士の間隔を空けるための作業をなくすことができる。
A
ケーシング40は、複数の加湿素子32を内部に収納する。ケーシング40の内部には、複数の加湿素子32を収納するための収納空間が設けられている。また、ケーシング40には、加湿素子32へ加湿する空気を送り込むための第1開口部42および第2開口部44が設けられている。本実施の形態では、加湿素子32は方向X1に配列されているので、空気は主として方向X1に直交する方向X2に沿って流れる。このため、ケーシング40において方向X2の両端側に、ケーシング40の内部と連通する第1開口部42および第2開口部44が設けられている。ケーシング40は、例えば、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂、ポリスチレン樹脂、またはポリプロピレン樹脂を含む熱可塑性のプラスチックを材料として、射出成型などで形成されている。
The casing 40 houses a plurality of
また、本実施の形態では、ケーシング40の内部において加湿素子32の上方に貯水槽16が配置されている。ケーシング40の上部には、給水管12と接続される給水口46が設けられている。給水口46を介して給水管12から貯水槽16に水が供給される。
Further, in the present embodiment, the
図7は、間隔保持部材50の構成を示す模式図である。間隔保持部材50は、基部52と、基部52から突出する複数の櫛歯54と、を有している。間隔保持部材50は、略長方形の平板状で、いわゆる櫛状に形成されている。基部52は、第1方向Y1に延びて設けられている。複数の櫛歯54は、基部52から第1方向Y1と交差する第2方向Y2に突出し、第1方向Y1に互いに離間して配列されている。本実施の形態では、一例として、第2方向Y2は第1方向Y1と直交している。また、図5および図6に示すように、間隔保持部材50が複数の加湿素子32に取り付けられた状態では、複数の櫛歯54のうち隣り合う櫛歯54の間に複数の加湿素子32がそれぞれ配設され、間隔保持部材50によって、複数の加湿素子32が互いに間隔を空けて保持されている。
FIG. 7 is a schematic diagram showing the configuration of the spacing
図7に示すように、複数の櫛歯54のうち、第1方向Y1の一端に設けられた第1櫛歯54aと、第1方向Y1の他端に設けられた第2櫛歯54bと、第1櫛歯54aと第2櫛歯54bとの間に設けられた櫛歯54cと、で第2方向Y2の寸法、すなわち基部52から第2方向Y2に突出する長さが異なっている。具体的には、第1櫛歯54aの第2方向Y2の寸法は、第1櫛歯54aと第2櫛歯54bとの間に設けられた櫛歯54cの第2方向Y2の寸法よりも大きくなっている。
As shown in FIG. 7, among the plurality of
加えて、第2櫛歯54bの第2方向Y2の寸法は、第1櫛歯54aと第2櫛歯54bとの間に設けられた櫛歯54cの第2方向Y2の寸法よりも大きくなっている。また、第1櫛歯54aと第2櫛歯54bとの間に設けられた櫛歯54cの第2方向Y2の寸法は、第1櫛歯54aから第2櫛歯54bに向かうにつれて小さくなっている。
In addition, the dimension in the second direction Y2 of the
本実施の形態では、複数の櫛歯54は等間隔に配列されている。櫛歯54の間隔は、加湿素子32の厚さよりも若干大きく設定されている。また、各櫛歯54の幅寸法、すなわち各櫛歯54の第1方向Y1の寸法は等しく設定されている。そして、第1櫛歯54aと第2櫛歯54bとの間に設けられた櫛歯54cの第2方向Y2の寸法は、第1櫛歯54aから第2櫛歯54bに向かうにつれて第1方向Y1に対して所定の勾配で小さくなっている。具体的には、図8を用いて説明する。図8は、櫛歯54cの先端56の周辺を示す模式図である。ここで、先端56は、櫛歯54において基部52から第2方向Y2に離れた端である。図8において、仮想直線L1は、第1方向Y1に対して傾斜して交差する直線であり、第2櫛歯54bに近づくにつれて基部52に近づくように傾斜している。この仮想直線L1に沿って各櫛歯54cの先端56が配置されるように、各櫛歯54cの第2方向Y2の寸法が設定されている。第1方向Y1に対する勾配の角度、すなわち第1方向Y1に対して仮想直線L1が交差する角度のうち鋭角の角度T1は、0.5度以上45度以下であることが好ましい。また、より好ましくは、角度T1は、0.5度以上3度以下である。
In this embodiment, the plurality of
また、各櫛歯54の先端56は、曲面状に形成されている。すなわち、櫛歯54の先端56において角はなく、丸みを帯びている。例えば、櫛歯54の先端56は、櫛歯54の幅寸法の半分の長さを半径とした半球状に形成されている。
A
図6に示すように、間隔保持部材50は、櫛歯54を方向X2に向けた状態で、加湿素子32同士の間に櫛歯54が挿入されて、加湿素子32に取り付けられている。また、間隔保持部材50は、複数の加湿素子32が配列される方向である方向X1と直交する方向である方向X2の両端側にそれぞれ設けられている。すなわち、間隔保持部材50は、加湿素子32において空気が主として流れる方向である方向X2の風上側および風下側にそれぞれ設けられている。また、ケーシング40の第1開口部42および第2開口部44が方向X2の両端側にそれぞれ設けられているので、間隔保持部材50は、第1開口部42および第2開口部44のそれぞれの内側に配置される。図4に示すように、間隔保持部材50は、加湿素子32における方向X2の両端側のそれぞれにおいて、上下に互いに間隔を空けて複数設けられている。
As shown in FIG. 6, the spacing
間隔保持部材50は、例えばABS樹脂等の樹脂材料で形成されている。間隔保持部材50は、一例として、幅寸法、すなわち第1方向Y1の寸法が200mmであり、櫛歯54の長さ、すなわち第2方向Y2の寸法が10mm~30mmであり、厚さ、すなわち第1方向Y1および第2方向Y2に直交する方向の寸法が2mmである。また、櫛歯54同士の間隔は1.3mmである。間隔保持部材50の櫛歯54の長さは、好ましくは、加湿素子32の方向X2の寸法の4分の1以下である。このようにすることで、間隔保持部材50の材料費を低減でき、間隔保持部材50の製造の難易度を低下させることができる。加えて、間隔保持部材50の加湿素子32への挿入作業の作業性を向上させることができる。
The spacing
加湿部品30の組立て手順の一例としては、まず、複数の加湿素子32を方向X1に配列して積層させる。次に、積層した複数の加湿素子32をケーシング40の内部に収納する。例えば、ケーシング40を第1開口部42が設けられた部分と第2開口部44が設けられた部分との2つに分割できるように構成し、これら2つの部分で積層した複数の加湿素子32を挟み込むことでケーシング40の内部に収納する。そして、第1開口部42を介して、間隔保持部材50の各櫛歯54を加湿素子32の間に挿入し、間隔保持部材50を加湿素子32に取り付ける。同様に、第2開口部44を介して、間隔保持部材50を加湿素子32に取り付ける。また、間隔保持部材50が加湿素子32に取り付けられた状態では、間隔保持部材50は両端の第1櫛歯54aおよび第2櫛歯54bにおいてケーシング40に固定される。
As an example of the procedure for assembling the
以上に説明したように、本実施の形態に係る加湿部品30は、ケーシング40と、ケーシング40の内部に収納され、シート状に形成された複数の加湿素子32と、第1方向Y1に延びる基部52と、基部52から第1方向Y1と交差する第2方向Y2に突出し、第1方向Y1に互いに離間して配列された複数の櫛歯54と、を有し、複数の櫛歯54のうち隣り合う櫛歯54の間に複数の加湿素子32がそれぞれ配設され、複数の加湿素子32を互いに間隔を空けて保持する間隔保持部材50と、を備え、複数の櫛歯54のうち第1方向Y1の一端に設けられた第1櫛歯54aの第2方向Y2の寸法は、第1櫛歯54aと第1方向Y1の他端に設けられた第2櫛歯54bとの間に設けられた櫛歯54cの第2方向Y2の寸法よりも大きいものである。
As described above, the
このように、間隔保持部材50において、第1方向Y1の一端に設けられた第1櫛歯54aの第2方向Y2の寸法は、第1櫛歯54aと第2櫛歯54bとの間に設けられた櫛歯54cの第2方向Y2の寸法よりも大きいので、間隔保持部材50の各櫛歯54を加湿素子32の間に挿入する際に、第1櫛歯54aが他の櫛歯54よりも先に加湿素子32に接する。仮に、櫛歯54の第2方向Y2の寸法が全て等しい場合、全ての櫛歯54が同時に加湿素子32に接するため、全ての櫛歯54を一斉に加湿素子32の間に挿入することになり、櫛歯54を加湿素子32の間に挿入する作業の難易度が高くなってしまう。本実施の形態では、第1櫛歯54aを先に、複数の加湿素子32のうち方向X1の端に配列された加湿素子32に接触させて挿入することができるので、加湿素子32に対する間隔保持部材50の方向X1の位置決めを第1櫛歯54aによって行うことができ、間隔保持部材50の各櫛歯54を加湿素子32の間に挿入する作業の作業性を向上させることができる。これにより、加湿素子32への間隔保持部材50の取付作業の作業性を改善でき、生産性を向上させることができる。
Thus, in the spacing
加えて、加湿素子32は、間隔保持部材50の各櫛歯54によって互いに間隔を空けて保持されている。例えば加湿素子32の表面に形成された凸部34は長期間の使用によって変形し、間隔が保持できなくなる可能性があるが、間隔保持部材50は、この凸部34とは異なり、恒久的に加湿素子32の間隔を一定に保持することができる。このため、加湿素子32同士の間隔が狭まることによる加湿性能の低下を防止でき、長期間安定した加湿性能を保つことができる。
In addition, the
また、第2櫛歯54bの第2方向Y2の寸法は、複数の櫛歯54のうち第1櫛歯54aと第2櫛歯54bとの間に設けられた櫛歯54cの第2方向Y2の寸法よりも大きい。このような構成では、第1櫛歯54aおよび第2櫛歯54bの両方とも、第1櫛歯54aと第2櫛歯54bとの間に設けられた櫛歯54cよりも第2方向Y2の寸法が大きくなる。よって、加湿素子32に対する間隔保持部材50の方向X1の位置決めを両端の第1櫛歯54aおよび第2櫛歯54bによって行うことができるので、より容易に位置決めすることができる。また、間隔保持部材50において第1方向Y1の両端の第1櫛歯54aおよび第2櫛歯54bの第2方向Y2の寸法が他の櫛歯54cに比べて大きいので、他の櫛歯54cが加湿素子32に接する前に、ケーシング40において方向X1の両側の内壁面に第1櫛歯54aおよび第2櫛歯54bをそれぞれ当てて、ケーシング40に対する間隔保持部材50の位置決めを行うことができ、そのうえで、加湿素子32に対する間隔保持部材50の位置決めを行うことができる。これにより、加湿部品30の組立て作業をより容易に行うことができる。
The dimension of the
複数の櫛歯54のうち第1櫛歯54aと第2櫛歯54bとの間に設けられた櫛歯54cの第2方向Y2の寸法は、第1櫛歯54aから第2櫛歯54bに向かうにつれて小さくなる。このような構成によって、第1櫛歯54aと第2櫛歯54bとの間に設けられた櫛歯54cを一斉に加湿素子32の間に挿入する必要はなく、第1櫛歯54aに近い櫛歯54cから第2櫛歯54b側の櫛歯54cにかけて櫛歯54cを1本ずつ確実に、隣接する加湿素子32の間に挿入することができる。よって、間隔保持部材50の各櫛歯54を加湿素子32の間に挿入する作業の作業性をより向上させることができる。加えて、櫛歯54cを1本ずつ挿入することから、櫛歯54cの挿入箇所に視線を集中して、櫛歯54cが加湿素子32の端面に接触して端面を傷つけることがないように注意して作業を行えるため、さらに作業性を向上させることができる。
Among the plurality of
さらに、本実施の形態では、複数の櫛歯54のうち第1櫛歯54aと第2櫛歯54bとの間に設けられた櫛歯54cの第2方向Y2の寸法は、第1櫛歯54aから第2櫛歯54bに向かうにつれて第1方向Y1に対して0.5度以上45度以下の勾配で小さくなる。このように、一定の勾配で櫛歯54cの第2方向Y2の寸法が小さくなることによって、櫛歯54cを間違った加湿素子32同士の間に挿入する誤りを防ぎやすく、このような誤りを手直しする作業の発生を減らすことができる。また、勾配の角度について、角度が45度よりも大きくなると、第1櫛歯54aに近い櫛歯54cの第2方向の寸法が大きくなり、間隔保持部材50が大型化する可能性がある。一方で、勾配の角度が0.5度よりも小さくなると、第1方向Y1に対して実質的に平行になってしまうため、加湿素子32の間に櫛歯54cを挿入する際に、複数の櫛歯54cを同じタイミングで加湿素子32の間に挿入する可能性があり、挿入作業の作業性向上の効果が得られにくくなる虞がある。したがって、勾配の角度を0.5度以上45度以下にすることで、間隔保持部材50の大型化を抑制しつつ、櫛歯54cの挿入作業の作業性の向上を実現できる。
Furthermore, in the present embodiment, the dimension in the second direction Y2 of the
また、さらに、勾配の角度を0.5度以上3度以下とすると、間隔保持部材50の櫛歯54cの数が多く、間隔保持部材50の第1方向Y1の寸法が大きい場合であっても、第2方向Y2の寸法が大きくなることをより抑えることができる。これにより、間隔保持部材50の小型化を図りつつ、櫛歯54cの挿入作業の作業性の向上を実現できる。
Furthermore, when the angle of the gradient is 0.5 degrees or more and 3 degrees or less, even if the number of
複数の櫛歯54の先端56は、曲面状に形成されている。このような構成によって、間隔保持部材50の櫛歯54を隣接する加湿素子32の間に挿入する際に、櫛歯54の先端56が加湿素子32の端面に引っ掛かることなく挿入することができる。よって、間隔保持部材50の各櫛歯54を加湿素子32の間に挿入する作業をより容易に行うことができる。また、櫛歯54の先端56が加湿素子32の端面等に接触して傷つけることを防止できるので、加湿部品30の外観検査時に外観不良と判断される数を低減することができる。
加湿部品30は、間隔保持部材50を複数備え、複数の加湿素子32が配列される方向X1と直交する方向X2の両端側のそれぞれに、間隔保持部材50が設けられている。このように、加湿素子32において空気が主として流れる方向である方向X2の両端側に間隔保持部材50が設けられていることによって、加湿素子32を送風の上流側と下流側の両方から保持することができる。このため、加湿素子32の間隔を流路全体にわたって確保することができる。
The
また、本実施の形態に係る加湿装置1は、上述した加湿部品30と、複数の加湿素子32に水を供給する給水部10と、複数の加湿素子32同士の間に空気を流通させる送風機20と、を備えるものである。このように、上述した加湿部品30を加湿装置1が備えることで、生産性を向上させることができる。また、間隔保持部材50によって加湿素子32の間隔が一定に保持されているので、加湿素子32の間隔が狭まることによって送風機20から送られる空気が加湿素子32の間を流通できずに加湿性能が低下することを防止できる。これによって、安定した加湿性能を保つことができる。
In addition, the
なお、本実施の形態では、第1櫛歯54aと第2櫛歯54bとの間に設けられた櫛歯54cの第2方向Y2の寸法は、第1櫛歯54aから第2櫛歯54bに向かうにつれて第1方向Y1に対して所定の勾配で、仮想直線L1に沿って小さくなっているとしたが、これに限らない。例えば、櫛歯54cの第2方向Y2の寸法は、所定の曲線に沿って小さくなっていてもよい。
In the present embodiment, the dimension in the second direction Y2 of the
また、図7に示す例では、第1櫛歯54aと第2櫛歯54bとの間に設けられた櫛歯54cのうちの全ての櫛歯について、第2方向Y2の寸法が、第1櫛歯54aから第2櫛歯54bに向かうにつれて小さくなっているが、これに限らない。櫛歯54cのうちの一部の櫛歯について、第2方向Y2の寸法が、第1櫛歯54aから第2櫛歯54bに向かうにつれて小さくなっていてもよい。この場合、櫛歯54cのうちの残りの櫛歯について、第2方向Y2の寸法が、第1櫛歯54aから第2櫛歯54bに向かうにつれて大きくなっていないのであれば、当該一部の櫛歯について加湿素子32の間への挿入作業の作業性向上の効果が得られる。
Further, in the example shown in FIG. 7, the dimension in the second direction Y2 for all comb teeth among the
実施の形態2.
次に、実施の形態2について、図9を参照して説明する。図9は、本実施の形態における間隔保持部材150の構成を示す模式図である。なお、本実施の形態のうち、実施の形態1と同様の部分の説明は省略する。
Embodiment 2.
Next, Embodiment 2 will be described with reference to FIG. FIG. 9 is a schematic diagram showing the structure of the spacing
図9に示すように、本実施の形態における間隔保持部材150は、複数の櫛歯54のうち隣り合う第3櫛歯54dと第4櫛歯54eとの間隔D1が加湿素子32の厚さよりも狭くなっている点で、実施の形態1における間隔保持部材50と異なっている。間隔D1が加湿素子32の厚さよりも狭くなる具体的な構成として、図9に示す例では、第3櫛歯54dと第4櫛歯54eとに、間隔D1を加湿素子32の厚さよりも狭くする張出し部58が設けられている。
As shown in FIG. 9 , in the
図9に示す例では、張出し部58として、第3櫛歯54dに第1張出し部58aが設けられ、第4櫛歯54eに第2張出し部58bが設けられている。第1張出し部58aは、第3櫛歯54dから第4櫛歯54eに向かって張り出している。第2張出し部58bは、第4櫛歯54eから第3櫛歯54dに向かって張り出している。第1張出し部58aと第2張出し部58bとは、対向するように配置されている。第1張出し部58aと第2張出し部58bとは互いに離間しているが、第1張出し部58aと第2張出し部58bとの間隔は加湿素子32の厚さよりも小さくなっている。
In the example shown in FIG. 9, as the projecting
上述したように、本実施の形態に係る加湿部品30では、複数の櫛歯54のうち隣り合う第3櫛歯54dと第4櫛歯54eとの間隔D1は、加湿素子32の厚さよりも狭くなっている。より具体的には、複数の櫛歯54のうち隣り合う第3櫛歯54dと第4櫛歯54eとに、第3櫛歯54dと第4櫛歯54eとの間隔D1を加湿素子32の厚さよりも狭くする張出し部58が設けられている。このような構成によって、第3櫛歯54dと第4櫛歯54eとの間に配設された加湿素子32は、張出し部58によって挟まれて、第3櫛歯54dおよび第4櫛歯54eに対して固定される。これによって、間隔保持部材150が加湿素子32からより外れにくくすることができる。また、間隔保持部材150は第1櫛歯54aおよび第2櫛歯54bの位置でケーシング40に固定されているところ、さらに第3櫛歯54dおよび第4櫛歯54eの位置で加湿素子32に固定されるので、この第3櫛歯54dおよび第4櫛歯54eの位置で間隔保持部材150が自重によって撓むことを抑制できる。このため、間隔保持部材150の厚さをより薄くすることができ、間隔保持部材150の材料費を低減することができる。加えて、間隔保持部材150の厚さが薄くなることで、加湿素子32の間において風が通る面積を増やすことができるので、加湿性能をさらに向上させることができる。
As described above, in the
なお、本実施の形態において、張出し部58は、第3櫛歯54dと第4櫛歯54eとの両方に設けられるとしたが、これに限らない。張出し部58は、第3櫛歯54dと第4櫛歯54eとの間隔D1を加湿素子32の厚さよりも狭くするのであれば、第3櫛歯54dと第4櫛歯54eとの一方にのみ設けられていてもよい。
In addition, in the present embodiment, the overhanging
また、図9に示す例では、張出し部58によって、第3櫛歯54dと第4櫛歯54eとの間隔D1を加湿素子32の厚さよりも狭くしていたが、これに限らない。例えば、図10に示す例のように、第3櫛歯54dおよび第4櫛歯54eのそれぞれの第1方向Y1の寸法を第2方向Y2の全体にわたって大きくすることで、第3櫛歯54dと第4櫛歯54eとの間隔D1を加湿素子32の厚さよりも狭くしてもよい。
In addition, in the example shown in FIG. 9, the interval D1 between the
実施の形態3.
次に、実施の形態3について、図11を参照して説明する。図11は、本実施の形態における間隔保持部材250の構成を示す模式図である。なお、本実施の形態のうち、上述した実施の形態と同様の部分の説明は省略する。
Embodiment 3.
Next, Embodiment 3 will be described with reference to FIG. FIG. 11 is a schematic diagram showing the configuration of the spacing
図11に示すように、本実施の形態における間隔保持部材250の張出し部158が外れ止め部60を有する点で、実施の形態2における間隔保持部材150と異なっている。外れ止め部60は、複数の加湿素子32のうち第3櫛歯54dと第4櫛歯54eとの間に配設された加湿素子32を第3櫛歯54dと第4櫛歯54eとの間から外れることを防止する。外れ止め部60の具体的な構成として、図11に示す例では、外れ止め部60には、第3櫛歯54dと第4櫛歯54eとの間に配設された加湿素子32が第2方向Y2に移動する際に引っ掛かる返し62が形成されている。返し62は、基部52の側に向かって尖った形状を有している。
As shown in FIG. 11, the spacing
本実施の形態に係る加湿部品30では、間隔保持部材250の張出し部158は、複数の加湿素子32のうち第3櫛歯54dと第4櫛歯54eとの間に配設された加湿素子32を第3櫛歯54dと第4櫛歯54eとの間から外れることを防止する外れ止め部60を有するので、間隔保持部材250が加湿素子32からより外れにくくすることができる。また、外れ止め部60には、第3櫛歯54dと第4櫛歯54eとの間に配設された加湿素子32が第2方向Y2に移動する際に引っ掛かる返し62が形成されている。このため、加湿素子32が第3櫛歯54dおよび第4櫛歯54eに対して相対的に第2方向Y2に移動して間隔保持部材250から外れようとしても、返し62が加湿素子32の表面に差し込まれて、加湿素子32から間隔保持部材250が外れることが防止される。加えて、返し62が加湿素子32に差し込まれることで、間隔保持部材250が加湿素子32に固定される度合いがさらに強まる。これにより、間隔保持部材250が撓むことをより確実に抑制できるので、間隔保持部材250の厚さをより薄くすることができる。このため、間隔保持部材250の材料費をより低減することができ、また、加湿素子32の間において風が通る面積を増やすことができるので、加湿性能をさらに向上させることができる。
In the
なお、上述した返し62の形状は一例であり、第3櫛歯54dと第4櫛歯54eとの間に配設された加湿素子32が間隔保持部材250に対して相対的に第2方向Y2に移動する場合に加湿素子32に引っ掛かる構成であれば、特に限定されない。
Note that the shape of the
また、外れ止め部60の他の具体的な構成として、例えば、張出し部158の表面に凹凸形状を設けて張出し部158と加湿素子32との間の摩擦力を増加させ、その摩擦力によって加湿素子32が第3櫛歯54dと第4櫛歯54eとの間から外れることを防止するようにしてもよい。また、例えば、張出し部158の表面に摩擦係数の大きい部材を貼り付け、この部材と加湿素子32との間の摩擦力によって、加湿素子32が第3櫛歯54dと第4櫛歯54eとの間から外れることを防止するようにしてもよい。
Further, as another specific configuration of the retaining
なお、各実施の形態を、適宜、組み合わせたり、変形や省略したりすることも、実施の形態で示された技術的思想の範囲に含まれる。 It should be noted that appropriate combinations, modifications, and omissions of the embodiments are also included within the scope of the technical ideas shown in the embodiments.
1 加湿装置、8 制御装置、10 給水部、12 給水管、14 給水弁、16 貯水槽、18 ドレンパン、19 排水管、20 送風機、30 加湿部品、32 加湿素子、34 凸部、40 ケーシング、42 第1開口部、44 第2開口部、46 給水口、50、150、250 間隔保持部材、52 基部、54 櫛歯、54a 第1櫛歯、54b 第2櫛歯、54c 櫛歯、54d 第3櫛歯、54e 第4櫛歯、56 先端、58、158 張出し部、58a 第1張出し部、58b 第2張出し部、60 外れ止め部、62 返し、D1 間隔、L1 仮想直線、T1 角度、X1、X2 方向、Y1 第1方向、Y2 第2方向。
Claims (10)
前記ケーシングの内部に収納され、シート状に形成された複数の加湿素子と、
第1方向に延びる基部と、前記基部から前記第1方向と交差する第2方向に突出し、前記第1方向に互いに離間して配列された複数の櫛歯と、を有し、前記複数の櫛歯のうち隣り合う櫛歯の間に前記複数の加湿素子がそれぞれ配設され、前記複数の加湿素子を互いに間隔を空けて保持する間隔保持部材と、
を備え、
前記複数の櫛歯のうち前記第1方向の一端に設けられた第1櫛歯の前記第2方向の寸法は、前記第1櫛歯と前記第1方向の他端に設けられた第2櫛歯との間に設けられた櫛歯の前記第2方向の寸法よりも大きく、
前記複数の櫛歯のうち前記第1櫛歯と前記第2櫛歯との間に設けられた櫛歯の前記第2方向の寸法は、前記第1櫛歯から前記第2櫛歯に向かうにつれて小さくなることを特徴とする加湿部品。 a casing;
a plurality of sheet-like humidifying elements housed inside the casing;
a base portion extending in a first direction; and a plurality of comb teeth projecting from the base portion in a second direction intersecting the first direction and arranged in the first direction while being spaced apart from each other, the plurality of combs an interval holding member, in which the plurality of humidifying elements are respectively arranged between adjacent comb teeth among the teeth, and which holds the plurality of humidifying elements at intervals;
with
Among the plurality of comb teeth, the dimension in the second direction of the first comb teeth provided at one end in the first direction is equal to that of the first comb teeth and the second comb teeth provided at the other end in the first direction. larger than the dimension in the second direction of the comb teeth provided between the teeth,
Among the plurality of comb teeth, the dimension in the second direction of the comb teeth provided between the first comb teeth and the second comb teeth increases from the first comb teeth toward the second comb teeth. A humidifying component characterized by being small .
前記複数の加湿素子が配列される方向と直交する方向の両端側のそれぞれに、前記間隔保持部材が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の加湿部品。 A plurality of the spacing members are provided,
9. The spacing member according to any one of claims 1 to 8 , wherein the spacing member is provided on each of both end sides in a direction orthogonal to the direction in which the plurality of humidifying elements are arranged. humidifier parts.
前記複数の加湿素子に水を供給する給水部と、
前記複数の加湿素子同士の間に空気を流通させる送風機と、
を備えることを特徴とする加湿装置。 A humidifying component according to any one of claims 1 to 9 ;
a water supply unit that supplies water to the plurality of humidifying elements;
A blower that circulates air between the plurality of humidifying elements;
A humidifying device comprising:
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