JP7260897B2 - 集合型シャーシ - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 ▲1▼ ウェブサイトの掲載日 平成30年10月23日 公開者 FXC株式会社 ウェブサイトのアドレス https://www.fxc.jp/news/20181023.html https://www.fxc.jp/products/oammediaconverter/LEX3020.html ▲2▼ メール送信日 平成30年10月23日 公開者 FXC株式会社 メールアドレス info@fxc.jp▲3▼ ニュースリリース配信日 平成30年10月23日 公開者 FXC株式会社▲4▼ ウェブサイトの掲載日 平成30年11月20日 ウェブサイトの掲載日 平成30年10月25日 公開者 株式会社イプロス(東京都港区浜松町1-18-16 住友浜松町ビル4F) ウェブサイトのアドレス https://www.ipros.jp/product/detail/2000413377?hub=71+LEX3020 https://www.ipros.jp/product/detail/2000407961?hub=39+LEX3020 ▲5▼ ウェブサイトの掲載日 平成30年10月23日 公開者 株式会社 工業通信(東京都中央区日本橋人形町2-2-6堀口第2ビル) ウェブサイトのアドレス https://www.optcom-japan.jp/free/181023-3 ▲6▼ 展示日 平成30年11月14日 展示会名 「Inter BEE2018(国際放送機器展)」 開催場所 幕張メッセ(千葉市美浜区中瀬2-1) 公式URL:https://www.inter-bee.com/ja/ 公開者 FXC株式会社 公開内容 製品の展示
本発明は、カードモジュール、例えば、光メディアコンバータを複数搭載可能な集合型シャーシに関する。
従来、上記したようなカードモジュールを複数搭載可能な集合型シャーシとしては、例えば、特許文献1に記載された通信機器がある。
この通信機器は、カードモジュールであるメディアコンバータを複数搭載可能な通信機器であって、メディアコンバータを上下から支持する上,下支持板(スロット)を複数組有する集合型のキャビネットを備えており、上,下支持板には、雌ねじ部がそれぞれ形成されている。
一方、メディアコンバータのフロントパネルには、ノブ付きネジ部材が上下2か所に配置されている。
この通信機器では、キャビネットの上,下支持板間に挿入したメディアコンバータの上下のノブ付きネジ部材を上,下支持板の雌ねじ部にそれぞれねじ込むことで、上,下支持板間からメディアコンバータが抜け出るのを阻止している。
そして、メディアコンバータのノブ付きネジ部材を上,下支持板の雌ねじ部から外すことで、キャビネットの上,下支持板間からメディアコンバータを抜き出すことができるようになっている。
このような構成の通信機器において、キャビネットの上,下支持板間に対するメディアコンバータの挿抜時には、上支持板の雌ねじ部及び下支持板の雌ねじ部のそれぞれに対するノブ付きネジ部材の回動動作が必要であり、キャビネットに対して多数のメディアコンバータの挿抜を行う場合には、メディアコンバータ個々で行う上下2か所におけるノブ付きネジ部材の回動動作が思いの外煩雑なものとなっている。
従来、このようなメディアコンバータ(カードモジュール)の挿抜作業時における煩雑さを軽減するべく成された集合型シャーシが、例えば、特許文献2に記載されている。
特許文献2に記載された集合型シャーシは、カードモジュールであるラインカードを複数搭載可能な伝送装置であって、ラインカードが挿入されるスロットを複数有するシャーシ型の筐体を備えており、この筐体の前面上部にはねじ穴が形成されている。
この場合、ラインカードには、レバーが上下方向に沿って配置されており、このレバーは、下端部を中心にして上端部を手前側に引き倒し可能となっていて、上端部には固定ねじが配置されている。
この伝送装置において、ラインカードのレバー上端部の固定ねじを筐体の前面上部のねじ穴に螺合することで、スロットに挿入したラインカードの抜け出しを阻止している。
そして、筐体のねじ穴から固定ねじを外すのに続いて、レバー上端部を手前側に引き倒すことで、筐体のスロットからラインカードを抜き出すことができるようになっている。
特開2006-278559号公報 特開2016-225467号公報
ところが、上記した伝送装置において、筐体のスロットに対するラインカードの挿抜時には、筐体のねじ穴に対する固定ねじの回動動作が1回で済むものの、この筐体のねじ穴に対する固定ねじの回動動作に加えて、レバー上端部の引き上げ及び引き倒しの各動作が必要である。
つまり、上記した伝送装置においても、筐体に対して多数のラインカードの挿抜を行う場合には、特許文献1に記載の通信機器の場合と同様に、ラインカードの一つひとつに必要な二つの動作が煩雑なものとなっているという問題があり、これを解決することが従来の課題となっている。
本発明は、上記した従来の課題を解決するために成されたものであり、シャーシ筐体のスロットに対するカードモジュールの挿抜時における煩雑さを軽減することが可能である集合型シャーシを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、以下の集合型シャーシを提供する。
すなわち、本発明における第1の発明は、カードモジュールを収納するスロットを複数有するシャーシ筐体を備えた集合型シャーシにおいて、前記シャーシ筐体に設けられ、スロットに収納されるカードモジュールを固定する位置から、スロットからカードモジュールを取り出し可能な位置に退避可能な該カードモジュールを固定する固定部と、前記シャーシ筐体に離脱自在にねじ込まれシャーシ筐体に固定部自身を前記固定する位置に固定するための固定部付属のねじと、該固定部付属のねじを前記シャーシ筐体にねじ込んだ状態でシャーシ筐体と固定部との間に前記退避方向への付勢力を付与するばねを備え、前記固定部は、前記固定部付属のねじを前記シャーシ筐体から離脱させることで、前記ばねによる付勢力により前記スロットからカードモジュールを取り出し可能な位置に退避する構成としている。
また、本発明における第2の発明は、前記ばねの付勢力により前記固定部が退避するのに伴って、カードモジュールが有する係止部を介して前記固定部と連動するカードモジュールの先頭部分が前記スロットからせり出す構成としている。
さらに、本発明における第3の発明は、前記スロットのモジュール載置面が樹脂で形成された平滑面としてある構成としている。
さらにまた、本発明における第4の発明において、前記シャーシ筐体における前記スロットの下方には、カードモジュールに接続するケーブルを載置するケーブル載置用舌片が前記シャーシ筐体に対して出し入れ自在に備えられている構成としている。
さらにまた、本発明における第5の発明において、前記シャーシ筐体の複数のスロットは、基板がむき出しの基板タイプのカードモジュール及び基板がケースで被覆されたケースタイプのカードモジュールのいずれのタイプのカードモジュールも収納可能としてある構成としている。
さらにまた、本発明における第6の発明において、前記シャーシ筐体の複数のスロットは、2つ以上の隣接するスロットを使用するタイプのカードモジュールを収納可能としてある構成としている。
さらにまた、本発明における第7の発明は、前記スロットに収納される前記カードモジュールが光メディアコンバータである構成としている。
本発明によれば、シャーシ筐体のスロットに対するカードモジュールの挿抜時における煩雑さを軽減することが可能であるという非常に優れた効果が得られる。
実施形態1の集合型シャーシの全体斜視図 実施形態1の集合型シャーシの部分拡大斜視図 実施形態1の集合型シャーシにおけるシャーシ筐体を構成するベース金具の部分拡大斜視図 実施形態1の集合型シャーシにおける固定部に対する固定部付属のピン,トーションばね及びねじの組み付け要領を示す斜視図 実施形態1の集合型シャーシにおける固定部の動作を説明するための断面図 実施形態1の集合型シャーシにおける固定部の一部を破断して示す斜視図 実施形態1の集合型シャーシにおける固定部の変形例を示す部分斜視図 実施形態2の集合型シャーシにおける固定部の一部を破断して示す斜視図 実施形態2の集合型シャーシにおける固定部の動作を説明するための断面図 実施形態3における集合型シャーシの部分拡大斜視図 実施形態4おける集合型シャーシの全体斜視図 実施形態5おける集合型シャーシの部分拡大斜視図 実施形態6おける集合型シャーシの全体斜視図 実施形態6おける集合型シャーシの複数のスロット個々にカードモジュールを収納した状態の部分断面図 実施形態6おける集合型シャーシに2つ以上の隣接するスロットを使用するタイプのカードモジュールを収納した状態の部分断面図
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を用いて説明する。なお、本発明は、これら実施形態に何ら限定されるべきものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。
<実施形態1>
<概要>
本実施形態の集合型シャーシは、シャーシ筐体のスロットに対する光メディアコンバータ(カードモジュール)の挿抜に際して、この光メディアコンバータを固定する固定部が、固定部付属のねじの回動操作で、光メディアコンバータを挿抜可能な位置に退避することを特徴とする。
このように、固定部付属のねじを回す一操作のみで光メディアコンバータのスロットに対する挿抜が可能になるので、光メディアコンバータを挿抜する際の煩雑さを軽減することができるという効果を奏する。
<構成>
本実施形態に係る集合型シャーシは、光ファイバを利用した通信システムに用いられるものである。
図1(A)に示すように、この集合型シャーシ0100は、光メディアコンバータ(カードモジュール)0190を複数搭載可能なシャーシ筐体0101を備えている。このシャーシ筐体0101には、光メディアコンバータ0190を収納するスロット0102が複数設けられており、図1(A)の拡大楕円内にも示すように、スロット0102は、光メディアコンバータ0190の挿抜を案内するべく溝状を成している。
なお、複数のスロット0102のうちの使用しないスロット0102をカバー0103で覆うことで、スロット0102内への塵埃の侵入を防ぐようにしている。
シャーシ筐体0101の奥側に位置する図示しないバックボードには、筐体側コネクタが複数のスロット0102の個々に対応するようにして配置されており、スロット0102に光メディアコンバータ0190を挿入して押し込むと、コンバータ側コネクタが筐体側コネクタに嵌合するようになっている。これにより、光メディアコンバータ0190とバックボードとが電気的に接続されて、シャーシ筐体0101に搭載される光メディアコンバータ0190の設定変更や状態監視をシャーシ筐体0101側から行い得ることとなる。
図1(B)にも示すように、集合型シャーシ0100のシャーシ筐体には、スロットに収納した光メディアコンバータ0190の抜け出しを阻止する固定部0110が、複数のスロット0102毎に設けられており、これらの固定部0110は、ベース金具0120を介してシャーシ筐体に取り付けられている。
ベース金具0120は、溝形鋼(チャンネル)状を成しており、このベース金具0120は、一方の壁0121及びこれと対向する他方の壁0122の間に位置する中間壁0123がシャーシ筐体の正面手前側に位置し、且つ、一方の壁0121及び他方の壁0122が上下に位置するようにしてシャーシ筐体の上部に固定されている。
図1(C)にも示すように、ベース金具0120は、中間壁0123に形成されたねじ穴0124を有している。また、ベース金具0120は、一方の壁0121及び中間壁0123との境目に形成された上切欠き0125と、他方の壁0122及び中間壁0123との境目に形成された大小2つの下切欠き0126,0127を有している。さらに、ベース金具0120は、一方の壁0121及び他方の壁0122の双方に互いに同軸で形成された支持孔0128,0129を有しており、下側に位置する支持孔0129は、上側に位置する支持孔0128よりも若干小径に形成されている。
そして、上記ねじ穴0124、上切欠き0125、大小2つの下切欠き0126,0127及び支持孔0128,0129は、いずれもベース金具0120における固定部0110の取り付け部位毎に形成されている。
図1(D)に示すように、固定部0110は、側面視コ字状を成す所謂コの字金具であり、この固定部0110には、固定部付属のピン0130,トーションばね0140及びねじ0150が組み付けられるようになっている。
この固定部0110の互いに向かい合う一方の対向片0111及び他方の対向片0112には、貫通孔0113,0114がそれぞれ同軸で形成されている。これらの一方の対向片0111及び他方の対向片0112は、ベース金具0120の上切欠き0125及び大の下切欠き0126を通してベース金具0120の奥側にそれぞれ挿入されるようになっている。
この際、ベース金具0120の支持孔0128,0129間に固定部0110の貫通孔0113,0114を同軸で位置させると共に、これらの貫通孔0113,0114間の軸上にトーションばね0140のリング部0141を位置させるようにしている。
そして、この位置関係を保った状態でベース金具0120の一方の壁0121の支持孔0128からピン0130を挿入して、その小径先端部0131をベース金具0120の他方の壁0122の支持孔0129に嵌合するようにしている。
これにより、図1(E)に示すように、固定部0110は、ベース金具0120に対してピン0130周りに回動自在に組み付けられるようになっている。すなわち、固定部0110は、スロット0102に収納される光メディアコンバータ0190を固定する位置(図1(E)左側の位置)から、光メディアコンバータ0190をスロット0102から取り出し得る位置(図1(E)右側の位置)に退避可能となっている。
固定部付属のねじ0150は、ローレット加工が施された回動操作用のノブ0151を有しており、雄ねじ0152は先端部のみに形成されている。このねじ0150は、固定部0110の互いに向かい合う対向片0111,0112間の中間片0115に形成したねじ穴0116に雄ねじ0152をねじ込んで貫通させることで、固定部0110に保持されるようになっている。
この固定部付属のねじ0150は、ベース金具0120における中間壁0123のねじ穴0124に雄ねじ0152を離脱自在にねじ込むことで、光メディアコンバータ0190を固定する位置に固定部0110自身を固定するようになっている。
この実施形態において、図1(F)にも示すように、固定部0110のベース金具0120の大の下切欠き0126に挿入される他方の対向片0112には、固定フック0117が形成されている。この固定フック0117は、固定部付属のねじ0150の雄ねじ0152をベース金具0120のねじ穴0124にねじ込んだ状態において、光メディアコンバータ0190が有する突起0191と係止して、スロット0102からの抜け出しを阻止するようになっている。
なお、光メディアコンバータ0190の突起0191は、光メディアコンバータ0190の挿抜時において、ベース金具0120の小の下切欠き0127を通過するようになっている。
また、この実施形態において、固定部0110の他方の対向片0112には、ばね受け0118が形成されており、このばね受け0118には、ピン0130にリング部0141を嵌装したトーションばね0140の一方のアーム0142が係止するようになっている。
そして、固定部付属のねじ0150の雄ねじ0152をベース金具0120のねじ穴0124にねじ込んだ状態において、トーションばね0140の他方のアーム0143をベース金具0120の中間壁0123の裏側にアーム角を狭めた状態で当接させることで、固定部0110に対して退避方向への付勢力を付与するようにしている。
つまり、固定部付属のねじ0150の雄ねじ0152をベース金具0120のねじ穴0124から離脱させることで、固定部0110は、トーションばね0140による付勢力を受けて、光メディアコンバータ0190をスロット0102から取り出し得る位置に退避動作するようになっている。
なお、トーションばね0140には市販のものを使用することができ、リング部0141がピン0130に若干の余裕を持って嵌装し、且つ、両アーム0142,0143の成す角度(アーム角)が135°程度のものを使用する。
この実施形態に係る集合型シャーシ0100において、シャーシ筐体0101のスロット0102に光メディアコンバータ0190を挿入する場合は、スロット0102を覆っているカバー0103を外すのに続いて、固定部付属のねじ0150を回動操作してその雄ねじ0152をベース金具0120のねじ穴0124から離脱させる。
すると、トーションばね0140による付勢力が付与されている固定部0110が、光メディアコンバータ0190を挿入可能な位置に退避するので、光メディアコンバータ0190をスロット0102に支障なく挿入し得ることとなる。
そして、光メディアコンバータ0190をスロット0102に挿入するのに続いて、トーションばね0140のアーム角を狭めつつ、固定部付属のねじ0150を回動操作してベース金具0120のねじ穴0124に雄ねじ0152をねじ込み、光メディアコンバータ0190の固定位置で固定部0110自身を固定する。
この状態において、固定部0110の固定フック0117が光メディアコンバータ0190の突起0191と係止しているので、光メディアコンバータ0190のスロット0102からの抜け出しが阻止されることとなる。
つまり、固定部付属のねじ0150を回す一操作のみで光メディアコンバータ0190の固定が成されることとなる。
一方、シャーシ筐体0101のスロット0102から光メディアコンバータ0190を取り出す場合は、固定部付属のねじ0150を回動操作してその雄ねじ0152をベース金具0120のねじ穴0124から離脱させる。
このとき、挿入時と同様に、固定部0110がトーションばね0140による付勢力を受けて、光メディアコンバータ0190をスロット0102から取り出し得る位置に退避し、これにより、固定部0110の固定フック0117が光メディアコンバータ0190の突起0191から離間する。
したがって、この場合も、固定部付属のねじ0150を回す一操作のみで光メディアコンバータ0190の取り出しが可能となる。
また、この実施形態に係る集合型シャーシ0100において、固定部付属のねじ0150は、その雄ねじ0152を固定部0110の中間片0115のねじ穴0116にねじ込んで貫通させることで、固定部0110に保持されているので、ねじ0150の紛失を回避することができる。
<他の形態例>
ここまで、スロット0102に挿入した光メディアコンバータ0190を固定部0110により固定する構成として、固定部0110に設けた固定フック0117を光メディアコンバータ0190が有する突起0191に係止させる構成を例示した。
しかしながら、この構成に限定されるものではなく、他の構成として、例えば、図1(G)に示すように、固定部0110の他方の対向片0112に、中間片0115とは反対方向に垂れ下がる下向きフック0119が形成されている構成としてもよい。
この場合には、光メディアコンバータ0190の前面0192に、固定部0110の下向きフック0119を当接させることで、光メディアコンバータ0190のスロット0102からの抜け出しを阻止し得ることとなる。したがって、突起0191のない光メディアコンバータ0190の固定解除にも対応し得ることとなる。
<効果>
本実施形態により、従来技術に対して、シャーシ筐体のスロットに対するカードモジュールの挿抜時における煩雑さを軽減することができる。
<実施形態2>
<概要>
本実施形態は実施形態1を基本とし、ばねによる付勢力によって固定部が退避動作するのに伴って、光メディアコンバータ(カードモジュール)の先頭部分がスロットからせり出すことを特徴としている。
このように、固定部付属のねじの回動操作による固定部の退避動作に連動して、光メディアコンバータの先頭部分がスロットからせり出すので、光メディアコンバータを取り出し易くなるという効果を奏する。
<構成>
本実施形態において、先の実施形態と相違するところは、図2(A)に示すように、固定部0210の他方の対向片0212に、押圧フック0217が形成されている点にあり、他の構成は先の実施形態と同じである。
すなわち、図2(B)に示すように、押圧フック0217は、光メディアコンバータ0290が有する突起(係止部)0291にベース金具0220の奥側(図示上側)から係止するものとなっている。
本実施形態に係る集合型シャーシでは、光メディアコンバータ0290の固定位置で固定部0210自身が固定されている状態(図2(B)左側の状態)において、固定部付属のねじ0250の雄ねじ0252をベース金具0220のねじ穴0224から離脱させると、固定部0210がトーションばね0240による付勢力を受けて、光メディアコンバータ0290を取り出し得る位置に退避する(図2(B)中央の状態)。
この間、退避する固定部0210の押圧フック0217が光メディアコンバータ0290の突起0291をベース金具0220の手前側(図示下側)に押圧するので、これにより、光メディアコンバータ0290がスロットから出る方向に移動し、最終的に、光メディアコンバータ0290の先頭部分がスロットからせり出すこととなる(図2(B)右側の状態)。
また、本実施形態に係る集合型シャーシにおいて、光メディアコンバータ0290をスロットに挿入する場合には、光メディアコンバータ0290を挿入するのに伴って、退避している固定部0210の押圧フック0217に光メディアコンバータ0290の突起0291が当接する。これにより、固定部0210の押圧フック0217がベース金具0220の奥側(図示上側)に押圧されるので、退避位置にある固定部0210が光メディアコンバータ0290の挿入動作に連動して固定位置に移動することとなる。
<効果>
本実施形態では、光メディアコンバータを取り出すに際して、固定部付属のねじの回動操作を行うと、固定部が退避動作するのに連動して光メディアコンバータの先頭部分がスロットからせり出すので、光メディアコンバータを簡単に取り出すことができる。
<実施形態3>
<概要>
本実施形態の集合型シャーシは、先の実施形態2の集合型シャーシを基本とし、スロットのモジュール載置面を樹脂で形成した平滑面としたことを特徴としている。
このように、スロットのモジュール載置面を樹脂製の平滑面とすることで、スロットのモジュール載置面上での光メディアコンバータ(カードモジュール)の摺動が円滑になる。
<構成>
本実施形態において、先の実施形態2と相違するところは、図3に示すように、光メディアコンバータ0390を収納する溝状のスロット0302において、光メディアコンバータ0390を載置するモジュール載置面0304を樹脂、例えば、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂で形成した平滑面としており、他の構成は先の実施形態と同じである。
本実施形態に係る集合型シャーシでは、スロット0302のモジュール載置面0304を摩擦係数の低い樹脂で形成した平滑面としているので、光メディアコンバータ0390が溝状のスロット0302をスムーズに摺動することとなる。
<効果>
本実施形態により、スロットに対する光メディアコンバータの挿抜をより一層円滑に行うことができる。
<実施形態4>
<概要>
本実施形態の集合型シャーシは、先の実施形態1の集合型シャーシを基本とし、シャーシ筐体におけるスロットの下方に、光メディアコンバータ(カードモジュール)に接続するケーブル(光ファイバを含む)を載置するトレイ(ケーブル載置用舌片)を設けたことを特徴としている。
このように、シャーシ筐体のスロットの下方にケーブル載置用のトレイを設けることで、光メディアコンバータに接続するケーブルの余長分の取り回しが楽になるという効果を奏する。
<構成>
本実施形態において、先の実施形態1と相違するところは、図4に示すように、シャーシ筐体0401のスロット0402の下方に、光メディアコンバータ0490に接続するケーブル0492を載置するトレイ0404を設け、このトレイ0404をシャーシ筐体0401に対して引き出しの要領で図示矢印方向に出し入れ自在とした点にあり、他の構成は先の実施形態と同じである。
本実施形態に係る集合型シャーシでは、シャーシ筐体0401のスロット0402に光メディアコンバータ0490を収納した際に、この光メディアコンバータ0490に接続するケーブル0492に余長分があったとしても、スロット0402の下方のトレイ0404をシャーシ筐体0401から引き出してケーブル0492を載せることで、余長分が垂れ下がるのを阻止し得ることとなる。
本実施形態では、隣接する複数のスロット0402に対して1つのトレイ0404を配置するようにしているが、複数のスロット0402の一つひとつにトレイ0404を配置してもよい。
<効果>
本実施形態により、光メディアコンバータに接続するケーブルの余長分の取り回しを簡単に行うことができる。
<実施形態5>
<概要>
本実施形態の集合型シャーシは、先の実施形態1のケースで被覆されたケースタイプの光メディアコンバータ(カードモジュール)を搭載する集合型シャーシを基本とし、基板がむき出しの基板タイプのカードモジュールも収納可能としてあることを特徴としている。
このように、ケースタイプの光メディアコンバータだけでなく、基板タイプのカードモジュールも収納可能とすることで、利便性を高めることができるという効果を奏する。
<構成>
本実施形態において、先の実施形態1と相違するところは、図5に示すように、ケースタイプの光メディアコンバータの挿抜を案内するべく溝状を成しているスロット0502に、基板タイプのカードモジュール0590における基板0593の下端縁が摺動自在に嵌り込むガイド溝0505を設けた点にあり、他の構成は先の実施形態1と同じである。
本実施形態に係る集合型シャーシにおいて、ケースタイプの光メディアコンバータをスロット0502に収納する場合には、スロット0502が溝状を成しているので光メディアコンバータの挿入が支障なくなされることとなる。一方、基板タイプのカードモジュール0590をスロット0502に収納する場合には、基板タイプのカードモジュール0590における基板0593の下端縁がスロット0502内のガイド溝0505に摺動自在に嵌り込むので、この基板タイプのカードモジュール0590の挿入も支障なくなされることとなる。
<効果>
本実施形態により、ケースタイプの光メディアコンバータ及び基板タイプのカードモジュールのいずれをも収納することができるので、利便性の向上を実現できる。
<実施形態6>
<概要>
本実施形態の集合型シャーシは、先の実施形態1の集合型シャーシを基本とし、シャーシ筐体の複数のスロットにおいて、2つ以上の隣接するスロットを使用するタイプのカードモジュールを収納可能としてあることを特徴としている。
このように、ケースタイプの光メディアコンバータ(カードモジュール)を1つずつ収納するスロットを複数有するシャーシ筐体に、2つ以上の隣接するスロットを使用するタイプのカードモジュールを収納可能とすることで、利便性を高めることができるという効果を奏する。
<構成>
本実施形態において、先の実施形態1と相違するところは、図6(A)に示すように、1つの光メディアコンバータ0690を収納するスロット0602を複数有する集合型シャーシ0600のシャーシ筐体0601において、2つ以上の隣接するスロット0602を使用するタイプの幅広カードモジュール0695を収納可能とした点にあり、他の構成は先の実施形態1と同じである。
具体的には、図6(B)に示すように、シャーシ筐体0601の複数のスロット0602に、ケースタイプの光メディアコンバータ0690が有する下向き突条0694が摺動自在に嵌り込むガイド溝0605をそれぞれ設けることで、ケースタイプの光メディアコンバータ0690の収納を可能としている。
一方、図6(C)に示すように、2つ以上の隣接するスロット0602を使用するタイプの幅広カードモジュール0695の場合には、この幅広カードモジュール0695が有する下向き突条0694を使用する複数のスロット0602のうちのいずれかのスロット0602のガイド溝0605(図示例では左端のスロット0602のガイド溝0605)に嵌合させることで、幅広カードモジュール0695の収納を可能としている。
<効果>
本実施形態により、ケースタイプの光メディアコンバータ及び2つ以上の隣接するスロットを使用するタイプのカードモジュールのいずれをも収納することができるので、利便性の向上を実現できる。
0100,0600 集合型シャーシ
0101,0401,0601 シャーシ筐体
0102,0302,0402,0502,0602 スロット
0110,0210 固定部
0140 ばね
0150,0250 固定部付属のねじ
0190,0290,0390,0490 光メディアコンバータ(カードモジュール)
0217 押圧フック
0291 突起(係止部)
0304 モジュール載置面
0404 トレイ(ケーブル載置用舌片)
0492 ケーブル
0590 基板タイプのカードモジュール
0593 基板
0695 幅広カードモジュール

Claims (6)

  1. カードモジュールを収納するスロットを複数有するシャーシ筐体を備えた集合型シャーシにおいて、
    前記シャーシ筐体に設けられ、スロットに収納されるカードモジュールを固定する位置から、スロットからカードモジュールを取り出し可能な位置に退避可能な該カードモジュールを固定する固定部と、
    前記シャーシ筐体に離脱自在にねじ込まれシャーシ筐体に固定部自身を前記固定する位置に固定するための固定部付属のねじと、
    該固定部付属のねじを前記シャーシ筐体にねじ込んだ状態でシャーシ筐体と固定部との間に前記退避方向への付勢力を付与するばねを備え、
    前記固定部は、前記固定部付属のねじを前記シャーシ筐体から離脱させることで、前記ばねによる付勢力により前記スロットからカードモジュールを取り出し可能な位置に退避し、
    前記ばねの付勢力により前記固定部が退避するのに伴って、カードモジュールが有する係止部を介して前記固定部と連動するカードモジュールの先頭部分が前記スロットからせり出す
    集合型シャーシ。
  2. 前記スロットのモジュール載置面が樹脂で形成された平滑面としてある
    請求項1に記載の集合型シャーシ。
  3. 前記シャーシ筐体における前記スロットの下方には、カードモジュールに接続するケーブルを載置するケーブル載置用舌片が前記シャーシ筐体に対して出し入れ自在に備えられている
    請求項1又は2に記載の集合型シャーシ。
  4. 前記シャーシ筐体の複数のスロットは、基板がむき出しの基板タイプのカードモジュール及び基板がケースで被覆されたケースタイプのカードモジュールのいずれのタイプのカードモジュールも収納可能としてある請求項1~のいずれかに記載の集合型シャーシ。
  5. 前記シャーシ筐体の複数のスロットは、2つ以上の隣接するスロットを使用するタイプのカードモジュールを収納可能としてある請求項1~のいずれかに記載の集合型シャーシ。
  6. 前記スロットに収納される前記カードモジュールが光メディアコンバータである請求項1~のいずれかに記載の集合型シャーシ。
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