JP7259826B2 - 交通手段の運行支援装置、交通手段の運行支援方法、及び、交通手段の運行支援プログラム - Google Patents

交通手段の運行支援装置、交通手段の運行支援方法、及び、交通手段の運行支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、交通手段の運行支援装置、交通手段の運行支援方法、及び、交通手段の運行支援プログラムに関する。
例えば航空管制において、管制官は、航空機の運行(運航)状況及び滑走路における航空機や車両の存在状況等を常に正確に把握し、パイロットや車両の運転手等に、適切な指示を出すことが求められる。しかしながら、管制官が把握する必要がある情報は多岐にわたること等から、管制官の言い間違いあるいは判断ミス等に起因した事故が発生しそうになることも少なくない。したがって、このような管制官の言い間違いあるいは判断ミス等に起因した事故が発生しないように、管制官等の交通手段の運行に関わる従事者を支援する技術が期待されている。
このような技術に関連する技術として、特許文献1には、航空管制情報管理装置から得た航空管制情報に、管制官が発した航空機識別名がない場合に、スピーカと情報表示装置に警告情報を出力する航空管制指示誤り訂正装置が開示されている。
また、特許文献2には、管制対象情報から、管制担当者が現時点で管制指示の対象とする管制対象を選択し、管制指示用音声を発声して無線通信により管制指示を行うとき、当該管制指示用音声を解析した結果が、選択されている管制対象と異なる場合、当該管制担当者に対して誤発声である旨を報知する交通管制システムが開示されている。
また、特許文献3には、航空機の運行のシナリオをシミュレーションし、訓練管制官からの音声を認識するともに、当該音声に対する応答を管制官に報告する音声を合成する機能を備え、シナリオ通りに管制官の指示を認識して音声応答を行うことによって、管制官の訓練を行うようにした管制官訓練装置が開示されている。
特開2004-145566号公報 特開2011-150435号公報 特開2000-347558号公報
空港等の交通手段を運行する現場において、交通手段の運行(運航)を指示する従事者(例えば管制官)は、リアルタイムに変化する運行状況や現場の状況を正確に把握して、適切な指示をリアルタイムに行う必要がある。しかしながら、このような運行状況や現場の状況を常に正確に把握することは困難であり、運行を指示する従事者が、例えば運行状況に関する一部の情報を失念することなどによって、その失念した情報が考慮されていない不適切な指示が出される事例が度々報告されている。また、例えば、管制官等の運行を指示する従事者が指示した内容が適切であったとしても、その指示を受けた従事者(例えばパイロット)が指示を誤認識した場合も、事故が発生するおそれがある。
このような交通手段の運行に関わる従事者が認識を誤った場合、大きな事故が発生する可能性がある。そしてこのような事故の発生が社会に与える影響の大きさをふまえると、上述した特許文献1乃至3では、このような従事者の認識の誤りによる事故の発生を低減するという課題を解決するのに十分であるとは言えない。
本発明の主たる目的は、交通手段を運行する現場において、交通手段の運行に関わる従事者の認識の誤りによる事故の発生を低減する交通手段の運行支援装置を提供することである。
本発明の一態様に係る交通手段の運行支援装置は、交通手段の運行状況を取得する取得手段と、前記交通手段の運行を指示する第1の従事者及び前記第1の従事者から指示される第2の従事者の音声を認識する処理を行うとともに、認識した音声を文字に変換した文字情報を生成する生成手段と、前記文字情報に対する構文解析を行うとともに、前記運行状況と前記構文解析の結果と第1の判定基準とに基づいて、前記文字情報が示す前記第1あるいは第2の従事者による認識の誤りを検出する検出手段と、前記文字情報と、前記検出手段による前記認識の誤りの検出結果とを、前記第1の従事者が視認可能な第1の表示装置に表示する表示制御手段と、を備える。
上記目的を達成する他の見地において、本発明の一態様に係る交通手段の運行支援方法は、情報処理装置によって、交通手段の運行状況を取得し、前記交通手段の運行を指示する第1の従事者及び前記第1の従事者から指示される第2の従事者の音声を認識する処理を行うとともに、認識した音声を文字に変換した文字情報を生成し、前記文字情報に対する構文解析を行うとともに、前記運行状況と前記構文解析の結果と第1の判定基準とに基づいて、前記文字情報が示す前記第1あるいは第2の従事者による認識の誤りを検出し、前記文字情報と、前記認識の誤りの検出結果とを、前記第1の従事者が視認可能な第1の表示装置に表示する。
また、上記目的を達成する更なる見地において、本発明の一態様に係る交通手段の運行支援プログラムは、交通手段の運行状況を取得する取得処理と、前記交通手段の運行を指示する第1の従事者及び前記第1の従事者から指示される第2の従事者の音声を認識する処理を行うとともに、認識した音声を文字に変換した文字情報を生成する生成処理と、前記文字情報に対する構文解析を行うとともに、前記運行状況と前記構文解析の結果と第1の判定基準とに基づいて、前記文字情報が示す前記第1あるいは第2の従事者による認識の誤りを検出する検出処理と、前記文字情報と、前記検出処理による前記認識の誤りの検出結果とを、前記第1の従事者が視認可能な第1の表示装置に表示する表示制御処理と、をコンピュータに実行させる。
更に、本発明は、係る交通手段の運行支援プログラム(コンピュータプログラム)が格納された、コンピュータ読み取り可能な、不揮発性の記録媒体によっても実現可能である。
本発明によれば、交通手段を運行する現場において、交通手段の運行に関わる従事者の認識の誤りによる事故の発生を低減する交通手段の運行支援装置が得られる。
本発明の第1の実施形態に係る運行支援装置10の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る運行支援装置10が、管制官を含む航空機の運行に関わる従事者の認識の誤りを検出し、その検出結果を管制官に提示する動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る運行支援装置10が、管制官の指示と運行状況との間における不整合を検出し、その検出結果を管制官を含む航空機の運行に関わる従事者に提示する動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る運行支援装置50の構成を示すブロック図である。 本発明の各実施形態に係る運行支援装置を実現可能な情報処理装置900の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る運行支援装置10の構成を示すブロック図である。運行支援装置10は、例えば空港(交通手段を運行する現場の一例)において、航空機30(交通手段の一例)の運行(運航)に関わる従事者の業務を支援する情報処理装置である。運行支援装置10は、例えば、航空管制を支援する航空管制支援システムに含まれる。
航空機30の運行に関わる従事者は、例えば航空管制を行う管制官(第1の従事者の一例)、あるいは航空機30を操縦するパイロット(第2の従事者の一例)、あるいは滑走路あるいは誘導路を走行する車両40の運転手(第2の従事者の一例)を含む。航空機30の運行に関わる従事者は、上述した管制官、パイロット、運転手以外の従事者を含んでもよい。
運行支援装置10は、管制官用表示装置21、個々の管制官に装着された振動器23、及び、無線装置24と、通信可能に接続されている。マイク22は、管制官の音声を入力する入力装置の一例である。無線装置24は、1人以上の管制官の個々が専用に使用するマイク22、1以上の航空機30、及び、1以上の車両40と無線通信可能に接続されている。尚、本実施形態の説明では、1以上の航空機30をまとめて、あるいはそれらのうちの少なくともいずれかを航空機30と称することとする。同様に、1以上の車両40をまとめて、あるいはそれらのうちの少なくともいずれかを車両40と称することとする。
管制官用表示装置21は、運行支援装置10から出力された航空機30の運行に関する様々な情報を、管制官が視認可能に表示する。管制官用表示装置21は、複数の管制官により共有されてもよいし、管制官ごとに設けられてもよい。管制官用表示装置21は、第1の表示装置の一例である。
航空機30は、表示装置31及びマイク32を備えている。表示装置31は、運行支援装置10から出力された航空機30の運行に関する様々な情報を、航空機30を操縦するパイロットが視認可能に表示する。表示装置31は、第2の表示装置の一例である。マイク32は、パイロットの音声を入力する入力装置の一例である。マイク32から入力された音声は、航空機30の通信機能を介して、無線装置24に送信される。
車両40は、表示装置41及びマイク42を備えている。表示装置41は、運行支援装置10から出力された航空機30の運行に関する様々な情報を、車両40を運転する運転手が視認可能に表示する。表示装置41は、第2の表示装置の一例である。マイク42は、運転手の音声を入力する入力装置の一例である。マイク42から入力された音声は、車両40の通信機能を介して、無線装置24に送信される。
運行支援装置10は、取得部11、生成部12、検出部13、表示制御部14、振動制御部15、及び、記憶部16を備えている。取得部11、生成部12、検出部13、表示制御部14、振動制御部15は、順に、取得手段、生成手段、検出手段、表示制御手段、振動制御手段の一例である。
記憶部16は、例えば、図5を参照して後述するRAM(Random Access Memory)あるいはハードディスク904のような記憶デバイスである。記憶部16は、運行状況情報161、音声情報162、文字情報163、認識誤り検出用判定基準164、認識誤りの検出結果165、不整合検出用判定基準166、不整合の検出結果167を記憶している。記憶部16に記憶されたこれらの情報の詳細については後述する。
取得部11は、運行状況情報161を外部から随時取得して、記憶部16に格納する。取得部11は、例えば、空港の近辺を飛行する航空機30の位置、飛行高度、飛行速度、飛行方向等を表す運行状況情報161を、運行状況情報161を管理する外部装置(不図示)から、航空機30の識別子と関連付けて取得する。航空機30の位置などに関する情報は、例えばレーダシステムから取得可能な情報である。取得部11は、あるいは例えば、空港内の滑走路あるいは誘導路を移動あるいは停車している航空機30あるいは車両40の位置、移動速度、移動方向等を表す運行状況情報161を、当該外部装置から、航空機30あるいは車両40の識別子と関連付けて取得する。取得部11は、空港内の滑走路あるいは誘導路を移動あるいは停車している航空機30あるいは車両40に関する運行状況情報161を、例えば空港内に設置された監視カメラ(不図示)による撮像画像を解析することによって取得してもよい。取得部11は、あるいは例えば、空港における工事によって進入が禁止されている場所、あるいは、運航情報官あるいは管制技術官の作業状況等を表す運行状況情報161を、当該情報を管理するサーバ(不図示)から取得してもよい。
取得部11は、個々の管制官が専用に使用するマイク22から、管制官が発した音声を、無線装置24を介して取得し、マイク22の識別子と当該音声とを関連付けた音声情報162を、記憶部16に格納する。個々の管制官はマイク22を専用に使用するので、マイク22の識別子は管制官を識別可能な識別子である。取得部11は、マイク32から航空機30のパイロットが発した音声を、無線装置24を介して取得し、航空機30の識別子と当該音声とを関連付けた音声情報162を、記憶部16に格納する。取得部11は、マイク42から車両40の運転手が発した音声を、無線装置24を介して取得し、車両40の識別子と当該音声とを関連付けた音声情報162を、記憶部16に格納する。
生成部12は、取得部11によって記憶部16に格納された音声情報162に対して音声認識処理を行う。生成部12は、音声認識処理を行う際に、既存の音声認識技術を用いればよい。生成部12は、認識した音声を文字(テキスト)に変換した文字情報163を生成し、生成した文字情報163を記憶部16に格納する。但し、文字情報163に含まれる文字は、音声情報162に基づいて、文字に関する音声の発話元である管制官、航空機30、車両40と関連付けされていることとする。
本実施形態に係る運行支援装置10は、管制官を含む航空機30の運行に関わる従事者の認識の誤りを検出し、その検出結果を管制官に提示する機能を備える。運行支援装置10は、また、管制官による指示と航空機30の運行状況との間における不整合を検出し、その検出結果を当該従事者に提示する機能を備える。次に、運行支援装置10が備えるこれらの機能について順番に説明する。
<航空機30の運行に関わる従事者の認識の誤りを検出して管制官に提示する機能>
まず、本実施形態に係る運行支援装置10が、管制官を含む航空機30の運行に関わる従事者の認識の誤りを検出し、その検出結果を管制官に提示する動作について説明する。
検出部13は、生成部12によって記憶部16に格納された文字情報163に対して構文解析処理を行う。検出部13は、構文解析処理を行う際に、既存の構文解析技術を用いればよい。検出部13は、当該構文解析処理の結果と、運行状況情報161とが、認識誤り検出用判定基準164を満たすか否かを判定することによって、文字情報163が示す、管制官あるいは航空機30のパイロットあるいは車両40の運転手等による認識の誤りを検出する。尚、認識誤り検出用判定基準164は、第1の判定基準の一例である。
認識誤り検出用判定基準164は、例えば、運行状況情報161が表す運行状況において、管制官による指示によって事故が発生する可能性があるか否かを判定するための基準である。認識誤り検出用判定基準164は、あるいは例えば、管制官による指示と当該指示に対する航空機30のパイロットあるいは車両40の運転手による応答とが整合しているか否かを判定するための基準である。
認識誤り検出用判定基準164は、例えば、運行状況情報161が管制官から着陸許可を受けて空港に進入中である航空機30が存在していることを示しており、文字情報163が地上にいた別の航空機30に対して管制官から離陸許可が与えられたことを示す場合、管制官による認識の誤りが存在することを表す。この場合、管制官は、着陸許可を与えた航空機30の存在を失念しているという認識の誤りを犯している。
認識誤り検出用判定基準164は、あるいは例えば、文字情報163が、管制官が離陸準備中の航空機30に対して滑走路の手前で待機するように指示したことと、その航空機30のパイロットが当該指示に対して滑走路への進入許可を得たと復唱したことを示す場合、パイロットによる認識の誤りが存在することを表す。この場合、航空機30のパイロットは、滑走路の手前で待機するという管制官による指示を、滑走路への進入許可を得たと誤認している。
認識誤り検出用判定基準164は、あるいは例えば、運行状況情報161が滑走路上に車両40が存在していることを示しており、文字情報163が空港周辺を飛行していた航空機30に対して管制官から着陸許可が与えられたことを示す場合、管制官による認識の誤りが存在することを表す。この場合、管制官は、滑走路内にいる車両40の存在を失念しているという認識の誤りを犯している。
検出部13は、上述したような管制官あるいはパイロット等の航空機30の運行に関わる従事者による認識の誤りを検出し、その認識誤りの検出結果165を記憶部16に格納する。
表示制御部14は、記憶部16に格納されている文字情報163及び認識誤りの検出結果165を、管制官用表示装置21に表示する。表示制御部14は、文字情報163を、発話元(管制官、航空機30、車両40等)の識別子(例えば名称)と関連付けて、管制官用表示装置21に表示する。
管制官用表示装置21は、例えば、文字情報163及び認識誤りの検出結果165を表示可能なモニターでもよいし、あるいは、文字情報163及び認識誤りの検出結果165を所定の投影面に投影可能なプロジェクターなどでもよい。
表示制御部14は、文字情報163及び認識誤りの検出結果165を管制官用表示装置21に表示することを開始してから所定の時間が経過したのち、文字情報163及び認識誤りの検出結果165の表示を終了する。
振動制御部15は、認識誤りの検出結果165に応じて、特定の管制官に装着された振動器23を振動させる。特定の管制官とは、認識誤りの検出結果165が示す認識の誤りに関係する音声を発した管制官である。特定の管制官は、より具体的には、例えば、認識の誤りを犯した管制官、あるいは、航空機30のパイロットにより誤認識された指示を出した管制官などである。振動制御部15は、また、当該特定の管制官を含む複数の管制官を管轄する上位の管制官に装着された振動器23もあわせて振動させてもよい。
振動制御部15は、認識誤りの検出結果165に応じて異なる態様の振動で振動するように振動器23を制御してもよい。振動制御部15は、例えば、認識誤りの検出結果165が示す認識の誤りにより発生する可能性がある事故の重大さに応じて、異なる強さの振動で振動するように振動器23を制御してもよい。但しこの場合、認識誤り検出用判定基準164は、管制官あるいはパイロット等による認識の誤りにより発生する可能性がある事故の重大さを示す情報を含むこととし、検出部13は、その事故の重大さを検出可能であることとする。
振動制御部15は、あるいは例えば、認識誤りの検出結果165が示す認識の誤りの種別に応じて異なるパターンの振動で振動するように振動器23を制御してもよい。認識の誤りの種別とは、例えば、管制官側の認識の誤りであるのか、あるいは、パイロット側の認識の誤りであるのか等を表す。但しこの場合、認識誤り検出用判定基準164は、認識の誤りの種別を表す情報を含むこととし、検出部13は、認識の誤りの種別を検出可能であることとする。
振動制御部15は、振動器23が音声を出力するスピーカ、あるいは、骨伝導による音声を出力する機能を備える場合、スピーカを介した音声、あるいは骨伝導による音声により、認識誤りの検出結果165を出力するように振動器23を制御してもよい。振動制御部15は、この際、その振動器23を装着する特定の管制官のみが聴取可能な音量の音声により認識誤りの検出結果165を出力するように、振動器23を制御してもよい。
次に図2のフローチャートを参照して、本実施形態に係る運行支援装置10が管制官を含む航空機の運行に関わる従事者の認識の誤りを検出し、その検出結果を管制官に提示する動作(処理)について詳細に説明する。
取得部11は、航空機30、車両40、航空機30の運行状況に関する情報を管理するサーバ等から、運行状況情報161を取得し、取得した運行状況情報161を記憶部16に格納する(ステップS101)。取得部11は、マイク22から管制官の音声を、マイク32から航空機30のパイロットの音声を、マイク42から車両40の運転手の音声を、無線装置24を介して取得し、取得した音声と発話者とを関連付けた音声情報162を記憶部16に格納する(ステップS102)。
生成部12は、音声情報162に対する音声認識処理を行い、音声認識の結果を表す文字情報163を生成し、生成した文字情報163を記憶部16に格納する(ステップS103)。検出部13は、文字情報163に対する構文解析を行い、その構文解析の結果と、運行状況情報161と、認識誤り検出用判定基準164とに基づいて、認識誤りの検出結果165を生成し、生成した認識誤りの検出結果165を記憶部16に格納する(ステップS104)。
表示制御部14は、管制官用表示装置21に、記憶部16に格納されている文字情報163及び認識誤りの検出結果165を表示する(ステップS105)。振動制御部15は、認識誤りの検出結果165が示す認識の誤りに関係する音声を発した管制官の振動器23を、認識誤りの検出結果165に応じて異なる態様の振動で振動させ(ステップS106)、全体の処理は終了する。
<管制官による指示と航空機30の運行状況との間における不整合を検出して、航空機30の運行に関わる従事者に提示する機能>
次に、本実施形態に係る運行支援装置10が、管制官による指示と航空機30の運行状況との間における不整合を検出し、その検出結果を航空機30の運行に関わる従事者に提示する動作について説明する。
検出部13は、運行状況情報161と、上述の通りに文字情報163に対して構文解析を行った結果とが、不整合検出用判定基準166を満たすか否かを判定することによって、管制官による指示と運行状況情報161との間における不整合を検出する。尚、不整合検出用判定基準166は、第2の判定基準の一例である。
不整合検出用判定基準166は、例えば、運行状況情報161が表す航空機30の運行状況が、文字情報163が表す管制官による指示と整合しているか否かを判定するための基準である。
不整合検出用判定基準166は、例えば、運行状況情報161が空港に進入中である航空機30が存在していることを示しており、文字情報163がその航空機30に対して管制官による着陸許可が与えられていないことを示す場合、管制官による指示と運行状況情報161との間における不整合が存在することを表す。即ちこの場合、検出部13は、滑走路への進入が許可されていない航空機30が着陸態勢に入っているという、事故につながる状況が発生していることを検出する。
不整合検出用判定基準166は、あるいは例えば、運行状況情報161が滑走路に進入している車両40が存在していることを示しており、文字情報163がその車両40に対して管制官による滑走路への進入許可が与えられていないことを示す場合、管制官による指示と運行状況情報161との間における不整合が存在することを表す。即ちこの場合、検出部13は、滑走路への進入が許可されていない車両40が滑走路に進入しているという、事故につながる状況が発生していることを検出する。
検出部13は、上述の通りに検出した不整合の検出結果167を記憶部16に格納する。
表示制御部14は、記憶部16に格納されている不整合の検出結果167を、管制官用表示装置21に表示する。表示制御部14は、不整合の検出結果167が示す、空港において不整合が発生している位置を、空港の地図を用いて管制官用表示装置21に表示してもよい。ただしこの場合、検出部13は、運行状況情報161が示す航空機30あるいは車両40の位置情報に基づいて、不整合が発生している位置を含めた不整合の検出結果167を生成することとする。
表示制御部14は、また、不整合の検出結果167が示す、空港における不整合が発生している位置にある航空機30の表示装置31、あるいは、車両40の表示装置41に、不整合の検出結果167を警告として表示してもよい。また、表示装置31及び表示装置41が音声を出力する機能を有する場合、表示制御部14は、不整合の検出結果167を、表示装置31及び表示装置41から音声により出力してもよい。
次に図3のフローチャートを参照して、本実施形態に係る運行支援装置10が管制官の指示と運行状況との間における不整合を検出し、その検出結果を、管制官を含む航空機30の運行に関わる従事者に提示する動作(処理)について詳細に説明する。
運行支援装置10は、図2に示すステップS101からステップS103までの処理を行う(ステップS201)。検出部13は、文字情報163に対する構文解析を行い、構文解析の結果と、運行状況情報161と、不整合検出用判定基準166とに基づいて、不整合の検出結果167を生成し、生成した不整合の検出結果167を記憶部16に格納する(ステップS202)。
表示制御部14は、管制官用表示装置21に、不整合の検出結果167、及び、不整合の検出結果167が示す不整合の発生箇所の空港の地図における位置を表示する(ステップS203)。表示制御部14は、不整合の検出結果167が示す、不整合の発生箇所に位置する航空機30の表示装置31、あるいは車両40の表示装置41に、不整合の検出結果167を警告として表示し(ステップS204)、全体の処理は終了する。
本実施形態に係る運行支援装置10は、交通手段を運行する現場において、交通手段の運行に関わる従事者の認識の誤りによる事故の発生を低減することができる。その理由は、運行支援装置10は、交通手段の運行を指示する第1の従事者及び指示される第2の従事者の音声を認識して文字情報に変換し、当該文字情報と運行状況とに基づいて従事者の認識の誤りを検出し、その検出結果と当該文字情報とを第1の従事者が視認可能に表示するからである。
以下に、本実施形態に係る運行支援装置10によって実現される効果について、詳細に説明する。
空港等の交通手段を運行する現場において、交通手段の運行を指示する管制官等の従事者は、常時変化する運行状況や現場の状況を正確に把握して、適切な指示をリアルタイムに行う必要がある。しかしながら、このような運行状況や現場の状況を常に正確に把握することは困難であり、運行を指示する従事者が、例えば運行状況に関する一部の情報を失念することなどによって、その失念した情報が考慮されていない不適切な指示が出される事例が度々報告されている。また、例えば、管制官等の運行を指示する従事者が指示した内容が適切であったとしても、その指示を受けたパイロット等の従事者が指示を誤認識した場合も、事故が発生するおそれがある。したがって、このような従事者の認識の誤りによる事故の発生を低減することが課題である。
このような問題に対して、本実施形態に係る運行支援装置10は、取得部11と生成部12と検出部13と表示制御部14を備え、例えば、図1乃至図3を参照して上述した通り動作する。即ち、取得部11は、航空機30(交通手段)を運行する現場における航空機30の運行状況を表す運行状況情報161を取得する。生成部12は、交通手段の運行を指示する管制官(第1の従事者)及び管制官から指示される航空機30のパイロットあるいは車両40の運転手等(第2の従事者)の音声を認識する処理を行う。そして生成部12は、認識した音声を表す音声情報162を文字に変換した文字情報163を生成する。検出部13は、文字情報163に対する構文解析を行う。そして検出部13は、運行状況情報161と構文解析の結果と認識誤り検出用判定基準164(第1の判定基準)とに基づいて、文字情報163が示す各従事者による認識の誤りを検出する。表示制御部14は、文字情報163と、検出部13による認識誤りの検出結果165とを、管制官が視認可能な管制官用表示装置21(第1の表示装置)に表示する。
即ち、本実施形態に係る運行支援装置10は、例えば、管制官による音声、及び、管制官の指示に対して航空機30のパイロットが復唱した音声等を、文字として管制官用表示装置21に表示する。これにより、管制官は、自身及びパイロット等による音声の内容を、文字として確認することができる。運行支援装置10は、それに加えて、管制官やパイロット等による音声の内容と運行状況情報161と認識誤り検出用判定基準164とに基づいて管制官やパイロット等による認識の誤りを検出し、その検出結果を管制官用表示装置21に表示する。したがって、本実施形態に係る運行支援装置10は、交通手段の運行に関わる従事者の認識の誤りによる事故の発生を低減することができる。
また、本実施形態に係る運行支援装置10は、振動制御部15をさらに備え、認識誤りの検出結果165に応じて、特定の管制官に装着された振動器23を振動させる。管制官は、空港周辺の状況を確認するために、管制塔から外を見ていることも多く、管制官用表示装置21を常に見ているわけではない。運行支援装置10は、管制官用表示装置21を見ていない状態にある管制官に対しても、振動器23を振動させることによって、迅速に注意喚起を行うことができる。
また、本実施形態に係る運行支援装置10は、認識誤りの検出結果165に応じて異なる態様の振動で振動するように振動器23を制御する。これにより、運行支援装置10は、検出した認識誤りの内容を、管制官に迅速に把握させることができる。
また、本実施形態に係る運行支援装置10は、認識誤りの検出結果165を、骨伝導、あるいは注意喚起の対象となる特定の管制官のみが聴取可能な音量の音声により出力するように、振動器23を制御する。これにより、運行支援装置10は、その特定の管制官の周辺にいる別の管制官の作業に支障が無いように、その特定の管制官に対する注意喚起を行うことができる。
また、本実施形態に係る運行支援装置10は、運行状況情報161と管制官等による音声の内容と不整合検出用判定基準166とに基づいて、管制官による指示と運行状況と間における不整合を検出し、その検出結果を管制官用表示装置21に表示する。これにより、管制官は、運行状況が、自分が指示した内容とは異なる状況になっていることを着実に把握し、そのような状況を解消するための対応を行うことができる。したがって、運行支援装置10は、交通手段を運行する現場における事故の発生を低減することができる。
また、本実施形態に係る運行支援装置10は、不整合の検出結果167が示す不整合が発生している位置を、地図を用いて管制官用表示装置に表示する。これにより、運行支援装置10は、管制官による指示と運行状況と間における不整合の発生箇所を、管制官に明確かつ迅速に把握させることができる。
また、本実施形態に係る運行支援装置10は、不整合の検出結果167が示す、当該不整合が発生している位置にある航空機30の表示装置31あるいは車両40の表示装置41に、不整合の検出結果167を表示する。即ち、運行支援装置10は、当該不整合の発生の原因と推定される航空機30のパイロットあるいは車両40の運転手等に対して、警告を行う。これにより、運行支援装置10は、交通手段を運行する現場における事故の発生を低減することができる。
尚、上述した本実施形態に係る運行支援装置10は、空港における航空機の運行を支援する装置であるが、運行支援装置10が備える技術は、上述した航空管制の以外の分野にも適用可能である。運行支援装置10は、例えば、港における船舶の運行を支援する装置、あるいは、駅における列車の運行を支援する装置などでもよい。
<第2の実施形態>
図4は、本発明の第2の実施形態に係る運行支援装置50の構成を示すブロック図である。運行支援装置50は、例えば空港、港、駅等の交通手段(航空機、船舶、列車等)を運行する現場において、交通手段の運行(運航)に関わる従事者の業務を支援する情報処理装置である。
本実施形態に係る運行支援装置50は、取得部51、生成部52、検出部53、及び、表示制御部54を備えている。取得部51、生成部52、検出部53、表示制御部54は、順に、取得手段、生成手段、検出手段、表示制御手段の一例である。
取得部51は、交通手段の運行状況510を取得する。運行状況510は、例えば第1の実施形態に係る運行状況情報161と同様な情報である。取得部51は、例えば第1の実施形態に係る取得部11と同様に、航空機等の交通手段、あるいは、運行状況510に関する情報を管理するサーバ等から運行状況510を取得する。
生成部52は、交通手段の運行を指示する第1の従事者及びその第1の従事者から指示される第2の従事者の音声を認識する処理を行う。そして生成部52は、認識した音声を文字に変換した文字情報520を生成する。第1の従事者は、例えば第1の実施形態に係る管制官のような従事者である。第2の従事者は、例えば第1の実施形態に係る航空機30のパイロットあるいは車両40の運転手のような従事者である。文字情報520は、例えば第1の実施形態に係る文字情報163と同様な情報である。生成部52は、例えば第1の実施形態に係る生成部12と同様な処理を行うことによって、文字情報520を生成する。
検出部53は、文字情報520に対する構文解析を行う。そして検出部53は、運行状況510と構文解析の結果531と判定基準532とに基づいて、文字情報520が示す当該第1あるいは第2の従事者による認識の誤りを検出する。判定基準532は、第1の判定基準の一例である。判定基準532は、例えば第1の実施形態に係る認識誤り検出用判定基準164と同様な情報である。検出部53は、例えば第1の実施形態に係る検出部13と同様な処理を行うことによって、当該第1あるいは第2の従事者による認識の誤りの検出結果533を生成する。
表示制御部54は、文字情報520と、検出部53による認識の誤りの検出結果533とを、当該第1の従事者が視認可能な表示装置60に表示する。表示装置60は、例えば第1の実施形態に係る管制官用表示装置21のような装置である。表示制御部54は、例えば第1の実施形態に係る表示制御部14と同様に、文字情報520と認識の誤りの検出結果533とを、表示装置60に表示する。
本実施形態に係る運行支援装置50は、交通手段を運行する現場において、交通手段の運行に関わる従事者の認識の誤りによる事故の発生を低減することができる。その理由は、運行支援装置50は、交通手段の運行を指示する第1の従事者及び指示される第2の従事者の音声を認識して文字情報に変換し、当該文字情報と運行状況とに基づいて従事者の認識の誤りを検出し、その検出結果と当該文字情報とを第1の従事者が視認可能に表示するからである。
<ハードウェア構成例>
上述した各実施形態において図1、及び、図4に示した運行支援装置における各部は、専用のHW(HardWare)(電子回路)によって実現することができる。また、図1、及び、図4において、少なくとも、下記構成は、プロセッサによって実行される命令を含むソフトウェアプログラムの機能(処理)単位(ソフトウェアモジュール)と捉えることができる。
・取得部11及び51、
・生成部12及び52、
・検出部13及び53、
・表示制御部14及び54、
・振動制御部15、
・記憶部16における記憶制御機能。
但し、これらの図面に示した各部の区分けは、説明の便宜上の構成であり、実装に際しては、様々な構成が想定され得る。この場合のハードウェア環境の一例を、図5を参照して説明する。
図5は、本発明の各実施形態に係る運行支援装置を実現可能な情報処理装置900(コンピュータ)の構成を例示的に説明する図である。即ち、図5は、図1、及び、図4の運行支援装置を実現可能なコンピュータ(情報処理装置)の構成であって、上述した実施形態における各機能を実現可能なハードウェア環境を表す。
図5に示した情報処理装置900は、構成要素として下記を備えている。
・CPU(Central_Processing_Unit)901、
・ROM(Read_Only_Memory)902、
・RAM(Random_Access_Memory)903、
・ハードディスク(記憶装置)904、
・通信インタフェース905、
・バス906(通信線)、
・CD-ROM(Compact_Disc_Read_Only_Memory)等の記録媒体907に格納されたデータを読み書き可能なリーダライタ908、
・モニターやスピーカ、キーボード等の入出力インタフェース909。
即ち、上記構成要素を備える情報処理装置900は、これらの構成がバス906を介して接続された一般的なコンピュータである。情報処理装置900は、CPU901を複数備える場合もあれば、マルチコアにより構成されたCPU901を備える場合もある。
そして、上述した実施形態を例に説明した本発明は、図5に示した情報処理装置900に対して、次の機能を実現可能なコンピュータプログラムを供給する。その機能とは、その実施形態の説明において参照したブロック構成図(図1、及び、図4)における上述した構成、或いはフローチャート(図2、及び、図3)の機能である。本発明は、その後、そのコンピュータプログラムを、当該ハードウェアのCPU901に読み出して解釈し実行することによって達成される。また、当該装置内に供給されたコンピュータプログラムは、読み書き可能な揮発性のメモリ(RAM903)、または、ROM902やハードディスク904等の不揮発性の記憶デバイスに格納すれば良い。
また、前記の場合において、当該ハードウェア内へのコンピュータプログラムの供給方法は、現在では一般的な手順を採用することができる。その手順としては、例えば、CD-ROM等の各種記録媒体907を介して当該装置内にインストールする方法や、インターネット等の通信回線を介して外部よりダウンロードする方法等がある。そして、このような場合において、本発明は、係るコンピュータプログラムを構成するコード或いは、そのコードが格納された記録媒体907によって構成されると捉えることができる。
以上、上述した実施形態を模範的な例として本発明を説明した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態には限定されない。即ち、本発明は、本発明のスコープ内において、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
尚、上述した各実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。しかしながら、上述した各実施形態により例示的に説明した本発明は、以下には限られない。
(付記1)
交通手段の運行状況を取得する取得手段と、
前記交通手段の運行を指示する第1の従事者及び前記第1の従事者から指示される第2の従事者の音声を認識する処理を行うとともに、認識した音声を文字に変換した文字情報を生成する生成手段と、
前記文字情報に対する構文解析を行うとともに、前記運行状況と前記構文解析の結果と第1の判定基準とに基づいて、前記文字情報が示す前記第1あるいは第2の従事者による認識の誤りを検出する検出手段と、
前記文字情報と、前記検出手段による前記認識の誤りの検出結果とを、前記第1の従事者が視認可能な第1の表示装置に表示する表示制御手段と、
を備える交通手段の運行支援装置。
(付記2)
前記第1の判定基準は、前記運行状況において前記第1の従事者による指示によって事故が発生する可能性があるか否か、及び、前記第1の従事者による指示と前記第1の従事者による指示に対する前記第2の従事者による応答とが整合しているか否かの、少なくともいずれかを表す、
付記1に記載の交通手段の運行支援装置。
(付記3)
前記表示制御手段は、前記第1の表示装置に対する前記文字情報の表示を開始してから所定の時間が経過したのち、前記文字情報の表示を終了する、
付記1または付記2に記載の交通手段の運行支援装置。
(付記4)
複数の前記第1の従事者の個々が振動器を装着している場合において、特定の前記第1の従事者に装着された特定の振動器を、前記認識の誤りの検出結果に応じて振動するように制御する振動制御手段をさらに備え、
前記生成手段は、複数の前記第1の従事者の中から、音声の入力装置の識別子に基づいて音声を発した前記特定の第1の従事者を特定する、
付記1乃至付記3のいずれか一項に記載の交通手段の運行支援装置。
(付記5)
前記振動制御手段は、前記認識の誤りの検出結果に応じて異なる態様の振動で振動するように前記特定の振動器を制御する、
付記4に記載の交通手段の運行支援装置。
(付記6)
前記検出手段は、前記認識の誤りにより発生する可能性がある事故の重大さを検出し、
前記振動制御手段は、前記事故の重大さに応じて異なる強さの振動で振動するように前記特定の振動器を制御する、
付記5に記載の交通手段の運行支援装置。
(付記7)
前記検出手段は、前記認識の誤りの種別を検出し、
前記振動制御手段は、前記認識の誤りの種別に応じて異なるパターンの振動で振動するように前記特定の振動器を制御する、
付記5または付記6に記載の交通手段の運行支援装置。
(付記8)
前記振動制御手段は、前記認識の誤りの検出結果を、骨伝導、あるいは前記特定の第1の従事者のみが聴取可能な音量の音声により出力するように、前記特定の振動器を制御する、
付記4乃至付記7のいずれか一項に記載の交通手段の運行支援装置。
(付記9)
前記検出手段は、前記運行状況と前記構文解析の結果と第2の判定基準とに基づいて、前記第1の従事者による指示と前記運行状況と間における不整合を検出し、
前記表示制御手段は、前記検出手段による前記不整合の検出結果を、前記第1の表示装置に出力する、
付記1乃至付記8のいずれか一項に記載の交通手段の運行支援装置。
(付記10)
前記第2の判定基準は、前記第1の従事者による指示と前記運行状況とが整合しているか否かを表す、
付記9に記載の交通手段の運行支援装置。
(付記11)
前記表示制御手段は、前記不整合の検出結果が示す、前記交通手段を運行する現場における前記不整合が発生している位置を、地図を用いて前記第1の表示装置に表示する、
付記9または付記10に記載の交通手段の運行支援装置。
(付記12)
前記表示制御手段は、前記不整合の検出結果が示す、前記交通手段を運行する現場における前記不整合が発生している位置にある前記第2の従事者が視認可能な第2の表示装置に、前記不整合の検出結果を表示する、
付記9乃至付記11のいずれか一項に記載の交通手段の運行支援装置。
(付記13)
前記表示制御手段は、前記不整合の検出結果が示す、前記交通手段を運行する現場における前記不整合が発生している位置にある前記第2の従事者が音声を聴取可能な第2の表示装置から、前記不整合の検出結果を音声により出力する、
付記9乃至付記11のいずれか一項に記載の交通手段の運行支援装置。
(付記14)
情報処理装置によって、
交通手段の運行状況を取得し、
前記交通手段の運行を指示する第1の従事者及び前記第1の従事者から指示される第2の従事者の音声を認識する処理を行うとともに、認識した音声を文字に変換した文字情報を生成し、
前記文字情報に対する構文解析を行うとともに、前記運行状況と前記構文解析の結果と第1の判定基準とに基づいて、前記文字情報が示す前記第1あるいは第2の従事者による認識の誤りを検出し、
前記文字情報と、前記認識の誤りの検出結果とを、前記第1の従事者が視認可能な第1の表示装置に表示する、
交通手段の運行支援方法。
(付記15)
交通手段の運行状況を取得する取得処理と、
前記交通手段の運行を指示する第1の従事者及び前記第1の従事者から指示される第2の従事者の音声を認識する処理を行うとともに、認識した音声を文字に変換した文字情報を生成する生成処理と、
前記文字情報に対する構文解析を行うとともに、前記運行状況と前記構文解析の結果と第1の判定基準とに基づいて、前記文字情報が示す前記第1あるいは第2の従事者による認識の誤りを検出する検出処理と、
前記文字情報と、前記検出処理による前記認識の誤りの検出結果とを、前記第1の従事者が視認可能な第1の表示装置に表示する表示制御処理と、
をコンピュータに実行させるための交通手段の運行支援プログラム。
10 運行支援装置
11 取得部
12 生成部
13 検出部
14 表示制御部
15 振動制御部
16 記憶部
161 運行状況情報
162 音声情報
163 文字情報
164 認識誤り検出用判定基準
165 認識誤りの検出結果
166 不整合検出用判定基準
167 不整合の検出結果
21 管制官用表示装置
22 マイク
23 振動器
24 無線装置
30 航空機
31 表示装置
32 マイク
40 車両
41 表示装置
42 マイク
50 運行支援装置
51 取得部
510 運行状況
52 生成部
520 文字情報
53 検出部
531 構文解析の結果
532 判定基準
533 認識の誤りの検出結果
54 表示制御部
60 表示装置
900 情報処理装置
901 CPU
902 ROM
903 RAM
904 ハードディスク(記憶装置)
905 通信インタフェース
906 バス
907 記録媒体
908 リーダライタ
909 入出力インタフェース

Claims (9)

  1. 交通手段の運行状況を取得する取得手段と、
    前記交通手段の運行を指示する第1の従事者及び前記第1の従事者から指示される第2の従事者の音声を認識する処理を行うとともに、認識した前記第1の従事者及び前記第2の従事者の音声を文字に変換した文字情報を生成する生成手段と、
    前記文字情報に対する構文解析を行うとともに、前記運行状況と前記第1の従事者に関する前記構文解析の結果第1の判定基準を満たす場合、前記文字情報が示す前記第1の従事者による認識の誤りを検出し、前記第1の従事者及び前記第2の従事者に関する前記構文解析の結果が前記第1の判定基準を満たす場合、前記文字情報が示す前記第2の従事者による認識の誤りを検出する検出手段と、
    前記文字情報と、前記検出手段による前記認識の誤りの検出結果とを、前記第1の従事者が視認可能な第1の表示装置に表示する表示制御手段と、
    複数の前記第1の従事者の個々が振動器を装着している場合において、特定の前記第1の従事者に装着された特定の前記振動器を、前記認識の誤りの検出結果に応じて振動するように制御する振動制御手段と
    を備え
    前記生成手段は、複数の前記第1の従事者の中から、音声の入力装置の識別子に基づいて音声を発した特定の前記第1の従事者を特定する、
    交通手段の運行支援装置。
  2. 前記第1の判定基準は、前記構文解析の結果が示す前記第1の従事者による指示が前記運行状況と整合していないこと、及び、前記構文解析の結果が示す前記第1の従事者による指示と前記第1の従事者による指示に対する前記第2の従事者による応答とが整合していないことの、少なくともいずれかを表す、
    請求項1に記載の交通手段の運行支援装置。
  3. 前記振動制御手段は、前記認識の誤りの検出結果に応じて異なる態様の振動で振動するように定の前記振動器を制御する、
    請求項1または請求項2に記載の交通手段の運行支援装置。
  4. 前記振動制御手段は、前記認識の誤りの検出結果を、骨伝導、あるいは定の前記第1の従事者のみが聴取可能な音量の音声により出力するように、定の前記振動器を制御する、
    請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の交通手段の運行支援装置。
  5. 前記検出手段は、前記運行状況と前記構文解析の結果と第2の判定基準とに基づいて、前記第1の従事者による指示と前記運行状況と間における不整合を検出し、
    前記表示制御手段は、前記検出手段による前記不整合の検出結果を、前記第1の表示装置に出力する、
    請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の交通手段の運行支援装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記不整合の検出結果が示す、前記交通手段を運行する現場における前記不整合が発生している位置を、地図を用いて前記第1の表示装置に表示する、
    請求項に記載の交通手段の運行支援装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記不整合の検出結果が示す、前記交通手段を運行する現場における前記不整合が発生している位置にある前記第2の従事者が視認可能な第2の表示装置に、前記不整合の検出結果を表示する、
    請求項または請求項に記載の交通手段の運行支援装置。
  8. 情報処理装置によって、
    交通手段の運行状況を取得し、
    前記交通手段の運行を指示する第1の従事者及び前記第1の従事者から指示される第2の従事者の音声を認識する処理を行うとともに、認識した前記第1の従事者及び前記第2の従事者の音声を文字に変換した文字情報を生成し、
    前記文字情報に対する構文解析を行うとともに、前記運行状況と前記第1の従事者に関する前記構文解析の結果第1の判定基準を満たす場合、前記文字情報が示す前記第1の従事者による認識の誤りを検出し、前記第1の従事者及び前記第2の従事者に関する前記構文解析の結果が前記第1の判定基準を満たす場合、前記文字情報が示す前記第2の従事者による認識の誤りを検出し、
    前記文字情報と、前記認識の誤りの検出結果とを、前記第1の従事者が視認可能な第1の表示装置に表示
    複数の前記第1の従事者の個々が振動器を装着している場合において、特定の前記第1の従事者に装着された特定の振動器を、前記認識の誤りの検出結果に応じて振動するように制御する、
    方法であって、
    複数の前記第1の従事者の中から、音声の入力装置の識別子に基づいて音声を発した特定の前記第1の従事者を特定する、
    交通手段の運行支援方法。
  9. 交通手段の運行状況を取得する取得処理と、
    前記交通手段の運行を指示する第1の従事者及び前記第1の従事者から指示される第2の従事者の音声を認識する処理を行うとともに、認識した前記第1の従事者及び前記第2の従事者の音声を文字に変換した文字情報を生成する生成処理と、
    前記文字情報に対する構文解析を行うとともに、前記運行状況と前記第1の従事者に関する前記構文解析の結果第1の判定基準を満たす場合、前記文字情報が示す前記第1の従事者による認識の誤りを検出し、前記第1の従事者及び前記第2の従事者に関する前記構文解析の結果が前記第1の判定基準を満たす場合、前記文字情報が示す前記第2の従事者による認識の誤りを検出する検出処理と、
    前記文字情報と、前記検出処理による前記認識の誤りの検出結果とを、前記第1の従事者が視認可能な第1の表示装置に表示する表示制御処理と、
    複数の前記第1の従事者の個々が振動器を装着している場合において、特定の前記第1の従事者に装着された特定の振動器を、前記認識の誤りの検出結果に応じて振動するように制御する振動制御処理と
    をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記生成処理は、複数の前記第1の従事者の中から、音声の入力装置の識別子に基づいて音声を発した特定の前記第1の従事者を特定する、
    交通手段の運行支援プログラム。
JP2020179018A 2020-10-26 2020-10-26 交通手段の運行支援装置、交通手段の運行支援方法、及び、交通手段の運行支援プログラム Active JP7259826B2 (ja)

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