JP7259534B2 - 力率改善回路 - Google Patents

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本発明は、電源装置に利用される力率改善回路に関する。
電源装置に利用される力率改善回路(PFC)では、入力電圧に合わせて電流検出用抵抗の抵抗値を設定する。入力電圧の範囲は用途等に応じて広狭があり、広い範囲の入力電圧に対応する電源装置の場合、PFCでは、電流が最も流れる条件に合わせて電流検出用抵抗の抵抗値を設定することになる。そのため、電源装置への入力電圧が高い場合や、三相入力時に、力率改善回路での検出電圧が小さくなる。これにより、力率が低下する、または、入力電圧が高い場合や三相入力の場合にPFC過電流保護機能の動作が遅れる等の問題がある。
従来、サージ電圧を抑制するため、スイッチング電源の検出抵抗にスイッチを設け、オンオフするものがある(例えば、特許文献1参照)。また、負荷に応じて過電流のポイントを変化させるものもある(例えば、特許文献2参照)。しかし、このような技術はPFCでは用いられていなかった。
特開2018-157639号公報 特開2011-35474号公報
本発明は、広いレンジの入力電圧に対応するとともに、三相及び単相の電源に対応して安定した過電流保護を行う力率改善回路を提供することを目的とする。
本発明は、電源と負荷との間に配置される電源装置に含まれる力率改善回路であって、 複数の抵抗が並列に接続されるとともに、少なくともいずれかの抵抗に、オンオフの切り替えに応じて電源から負荷に供給する電力の調整に利用するスイッチを有する電流検出回路と、電源からの入力電圧を検出し、検出された入力電圧に応じてスイッチのオンオフを操作する信号を出力する検出回路とを備える。
本発明に係る力率改善回路は、広いレンジの入力電圧に対応するとともに、三相及び単相の電源に対応して安定した過電流保護を行うことができる。
第1実施形態に係る力率改善回路について説明する概略図である。 第1実施形態に係る力率改善回路の回路構成図である。 図1の力率改善回路におけるタイミングチャートの一例である。 第2実施形態に係る力率改善回路の回路構成図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。本発明に係る力率改善回路は、広いレンジの入力電圧に対応するものである。これにより、本発明に係る力率改善回路では、入力電流が高い場合や三相入力時において、電流検出用抵抗における検出電圧が小さくなることによる問題を防止するものである。具体的には、実施形態に係る力率改善回路は、並列される複数の電流検出用抵抗を備え、入力電圧に応じて接続される電流検出用抵抗の数を調整し、広範囲な入力電圧に対応するとともに、三相及び単相の電源に対応して安定した過電流保護を行う。
[第1実施形態]
図1に示すように、第1実施形態に係る力率改善回路1は、電源10と負荷3との間に配置され、一次回路111、スイッチング素子112、二次回路113を有する電源装置2に含まれる。力率改善回路1は、複数の抵抗が並列に接続されるとともに、少なくともいずれかの抵抗に、オンオフの切り替えに応じて電源10から負荷3に供給する電力の調整に利用するスイッチを有する電流検出回路12と、電源10からの入力電圧を検出し、検出された入力電圧に応じて電流検出回路12のスイッチのオンオフを操作する信号を出力する検出回路13とを備える。また、力率改善回路1は、電流検出回路12から出力される信号に応じてスイッチング素子112を制御する制御回路14を有する。
図2に示すように、力率改善回路1は、三相電源と接続可能な第1~第3入力部L1~L3を備える。力率改善回路1は、三相電源に接続する場合、全ての入力部L1~L3にそれぞれ電源10が接続される。また、単相電源(二相電源)に接続する場合、第1~第3入力部L1~L3から選択された2つに電源が接続される。したがって、電源装置2は、三相電源及び単相電源に対応可能である。また電源装置2は、広範囲な入力電圧に対応可能である。具体的には、電源装置2は、例えば、85~264V程度のいわゆるユニバーサルレンジといわれるレンジの電源と接続可能である。
また、図2に示すように、電源装置2は、整流用の複数のダイオードD11~D16及び平滑用のチョークコイルCCを有する一次回路111と、スイッチング素子112と、整流用のダイオードD17及び平滑用のコンデンサC11とを有する二次回路113とが接続される。ここでは、スイッチング素子112としてMOS型FETを使用する例で説明する。
ダイオードD11及びD12は、第1入力部L1に接続され、ダイオードD13及びダイオードD14は、第2入力部L2に接続され、ダイオードD15及びD16は、第3入力部L3に接続される。また、ダイオードD11及びD12は、チョークコイルCCをカソード側とし、電流検出回路12をアノード側として、直列に接続される。また、ダイオードD13及びD14は、チョークコイルCCをカソード側とし、電流検出回路12をアノード側として、直列に接続される。さらに、ダイオードD15及びD16は、チョークコイルCCをカソード側とし、電流検出回路12をアノード側として、直列に接続される。また、チョークコイルCCは、スイッチング素子112のドレインに接続され、電流検出回路12は、スイッチング素子112のソースに接続され、これにより、ダイオードD11及びD12、ダイオードD13及びD14、ダイオードD15及びD16は、スイッチング素子112と並列に配置される。
また、チョークコイルCC及びスイッチング素子112のドレインDにはダイオードD17のアノードが接続され、ダイオードD17のカソードにはコンデンサC1が接続される。また、コンデンサC1は、電流検出回路12及びスイッチング素子112のソースと接続されるとともに、接地接続される。
図2に示す一次回路111、スイッチング素子112及び二次回路113を形成する各素子及びこれらの接続方法は一例であり、電源10から供給される交流電圧を直流電圧に変換し、負荷3に供給することができれば、その構成は限定されない。
〈検出回路〉
図2に示す例では、検出回路13は、検出部131と、操作部132とを有する。
《検出部の具体例》
図2に示すように、検出部131は、第1入力部L1と接続される第1の抵抗R21と、第2入力部L2と接続される第2の抵抗R22と、第3入力部L3と接続される第3の抵抗R23とを有する。また、図2に示すように、検出部131は、各抵抗R21~R23にアノードが接続されるダイオードD21~D23と、各ダイオードD21~D23のカソードと接続される抵抗R24と、抵抗R24と接続される抵抗R25と、コンデンサC21を有する。また、検出部131は、抵抗R25とコンデンサC21と並列して、直列に配置されるツェナーダイオードD24、抵抗R26及びフォトカプラの発光素子PHC1を備える。
検出部131は、コンデンサC21の値が所定値以上の場合に電流検出回路12に信号を出力する。具体的には、電源10からの電力の供給に応じてコンデンサC21に所定量の電荷が蓄えられると、コンデンサC21と接続されるツェナーダイオードD24に電流が流れ、フォトカプラの発光素子PHC1が発光することで、操作部132に信号が出力される。この信号により操作部132のコンデンサC31が充電される。操作部132は、コンデンサC31の値が一定値以上となったときに電流検出回路12のスイッチSWをオフに操作する。なお、所定値は、設計者によってスイッチSWのオンオフを操作する入力電圧に合わせて任意に設定される。
第1~第3の抵抗R21~R23の少なくともいずれかの抵抗値は異なる値であってもよい。これにより、コンデンサC21における電圧量を変化させることができる。
例えば、第1の抵抗R21及び第2の抵抗R22の抵抗値である第1抵抗値と比較し、第3の抵抗R23の抵抗値である第2抵抗値を低い値としてもよい。また、単相電源と接続される場合、電源装置2では、第2入力部L2及び第3入力部L3のみから電力供給されるようにする。これにより、第1抵抗値である第2の抵抗R22と、第2抵抗値である第3の抵抗R23のみが電源10と接続されることとなる。したがって、単相入力時と三相入力時とでの抵抗値を異なる値とすることができる。すなわち、単相入力の場合、三相入力の場合と比較して、コンデンサC21の電圧を低くすることができる。これにより、電源装置2を単相電源にも三相電源にも適用することが可能となり、また、いずれの場合であっても安定した過電流保護を実現することができる。
なお、図2に示す検出回路13の構成は一例であり、電源10から供給される電圧を検出することができれば、その構成は限定されない。
《操作部の具体例》
図2に示すように、操作部132は、定電圧電源VCCと接続され、検出部131の発光素子PHC1と対となるフォトカプラの受光素子PHC2と、受光素子PHC2と直列に接続される抵抗R31~34と、抵抗R33及びR34と並列に接続されるコンデンサC31と、受光素子PHC2及び抵抗R32~R34と並列に接続されるコンデンサC32と、シャントレギュレータSHとを有する。また、操作部132は、シャントレギュレータSHのリファレンスと接続される抵抗R35と、シャントレギュレータSHのカソードKと直列に接続される抵抗R36及びR37と、抵抗R36及びR37の間にゲートが接続されるトランジスタ(pnp)TR31と、トランジスタTR31のコレクタと接続される直列に配列された抵抗R38,R39と、抵抗R38,39の間にゲートが接続されるトランジスタ(FET)TR32と、このトランジスタTR32のドレインと接続される抵抗R40と、トランジスタTR32と並列に接続されるR41と、抵抗R40及びトランジスタTR32のドレインにゲートが接続されるトランジスタ(FET)TR33と、トランジスタTR31のエミッタ及びトランジスタTR33のドレインに接続されるリレーコイルRCとを備える。
操作部132は、入力電圧が所定値より大きいときに、電流検出回路12のスイッチSWをオフにする信号を出力し、過電圧保護制御がされる。具体的には、操作部132は、入力電圧に応じてコンデンサC31が充電され、コンデンサC31の値に応じてリレースイッチSWをオンオフし、電流検出回路12での電流検出用抵抗R11,R21の抵抗値を変更する。このように、操作部132がスイッチSWをオフにすることで、電流検出回路12では、抵抗R11のみに電流が流れるため、スイッチSWがオンで抵抗R12にも電流が流れる場合と比較し、検出電圧が高くなる。したがって、スイッチSWをオフにすることで、電源装置2において、過電流保護がかかりやすくなる。
ここで、コンデンサC32に加えられる電圧は、電源10からの入力電圧や電源10の相数に応じて変化する。具体的には、コンデンサC21の電圧がツェナーダイオードD24で設定される電圧以上となったとき、受光素子PHC2のフォトカプラをオンさせることで、コンデンサC31の電圧も大きくなる。また、シャントレギュレータSHで入力電圧を基準電圧と比較し、コンデンサC31の電圧が一定以上となるとシャントレギュレータSHにトランジスタTR31のベース電流が流れ、トランジスタTRがオフからオンとなる。また、これにより、トランジスタTR32もオフからオンになる。そして、これにより、トランジスタTR33は、オンからオフとなり、電流が流れていたリレーコイルRCには電流が流れなくなるため、リレースイッチSWは、オンからオフになる。
このように、電源10からの入力電圧が大きい場合や、電源10が三相電源である時には、リレーコイルRCに電流が流ないため、リレースイッチSWは、オフである。一方、入力電圧が低い場合や、単相電源である場合は、リレーコイルRCに電流が流れるため、リレースイッチSWは、オンである。
入力電圧が大きくなると、検出部131において、コンデンサC21が充電され、その電圧値がツェナーダイオードD24で設定される電圧値を超えた場合に発光素子PCH1が発光し、操作部132に信号を出力する。また、操作部132は、発光素子PCH1の発光を受光素子PHC2が受光することでコンデンサC32が充電され、その値が所定値以上となると電流が流れる。これにより、その値が所定値以上となると、シャントレギュレータSHに電流が流れ、トランジスタTR31、TR32が順番にオンとなり、TR33がオフとなることで、リレーコイルRCに流れていた電流が流れなくなり、このリレーコイルRCから信号が出力されない。これにより、リレーコイルRCとともにリレーを構成するリレースイッチSWをオフにする。
抵抗R31の抵抗値を高くし、また、コンデンサC31の静電容量を高くすることで、コンデンサC31における充電に要する時間が長くなるため、起動時において、定電圧の入力及び高電圧の入力にかかわらず、リレースイッチSWをオフ状態とすることができる。これにより、電流検出回路12の素子、具体的には、スイッチング素子112やダイオードD17へのサージ電圧を軽減することが可能となる。
また、操作部132において、トランジスタTR31からシャントレギュレータSHのリファレンス端子の間に、抵抗R35及びダイオード31を用いることで、ヒステリシス性をつけることができる。これにより、力率改善回路1では、入力電圧の微小な変動でリレースイッチSWのオンオフを繰り返すことを防止することができる。
なお、図2に示す検出回路13の構成は一例であり、検出回路13における過電流の検出に応じて電流検出回路12を制御することができれば、その構成は限定されない。
〈電流検出回路〉
図2に示すように、電流検出回路12は、並列された複数の電流検出用抵抗を有し、いずれかの電流検出用抵抗にリレースイッチが接続され、リレースイッチのオンオフによって電流検出回路12での電流検出用抵抗を可変して電力を調整する。
《電流検出回路の具体例》
具体的には、図2に示すように、電流検出回路12は、第1の電流検出用抵抗R11及び第2の電流検出用抵抗R12が並列され、第2の電流検出用抵抗R12には、リレースイッチSWが接続される。リレースイッチSWは、操作部132のリレーコイルRCとリレーを構成する。図2に示す例では、リレースイッチSWは、オープンであって、リレーコイルRCに電流が流れることで、クローズとなる。これにより、電流検出用抵抗R2に電流が流れる。また、この電流は、制御回路14に出力される。また、制御回路14から、この電流に基づいてスイッチング素子112を制御する制御信号が生成される。上述したように、操作部132によってスイッチSWがオフにされると、抵抗R11のみに電流が流れるため、抵抗R12にも電流が流れる場合と比較し、検出電圧が高くなり、電源装置2において、過電流保護がかかりやすくなる。
なお、図2に示す電流検出回路12の構成は一例であり、検出回路13における過電流の検出に応じて電流検出回路12を制御することができれば、その構成は限定されない。
図3に示すタイミング図は、抵抗R31の抵抗値を低くし、コンデンサC31の静電容量を低くすることで、時定数が小さい場合(実線)と、抵抗R31の抵抗値を高くし、コンデンサC31の静電容量を高くすることで、時定数を大きくした場合(破線)とを比較するリレースイッチSWの状態(b)と、過電流検出点における電流値の変化(c)である。
上述したように、第1実施形態に係る力率改善回路1は、複数の電流検出用抵抗を条件に応じて切り替えて使用することで、広範囲な入力電圧に対応するとともに、三相及び単相の電源に対応して安定した過電流保護を行う。
[第2実施形態]
図4を用いて、第2実施形態に係る力率改善回路1Aについて説明する。図4に示すように、第2実施形態に係る力率改善回路1Aは、電流検出回路12Aの構成が図2を用いて上述した力率改善回路1と異なる。第1実施形態では、電流検出回路12で用いるスイッチはリレースイッチであったが、第2実施形態では、電流検出回路12Aが用いるスイッチSW1はFETであり、一部の構成が異なる。
なお、図4に示す一次回路111、スイッチング素子112及び二次回路113を形成する各素子及びこれらの接続方法は一例であり、電源10から供給される交流電圧を直流電圧に変換し、負荷3に供給することができれば、その構成は限定されない。
〈検出回路の具体例〉
図4に示す例でも、検出回路13は、検出部131と、操作部132Aとを有する。
図4に示すように、検出部131は、図2を用いて上述した例と同一である。なお、図2に示す検出回路13の構成は一例であり、電源10から供給される電圧を検出することができれば、その構成は限定されない。
図4に示すように、操作部132Aは、一部で図2を用いて上述した操作部132と異なる。すなわち、操作部132Aは、リレーコイルRCを不要とするため、トランジスタTr33も備えず、抵抗R41は、電流検出回路12Aと接続される。この操作部132でも、入力電圧の微小な変動でFETのスイッチSW1のオンオフを繰り返すことを防止することができる。
なお、図4に示す検出回路13の構成は一例であり、検出回路13における過電流の検出に応じて電流検出回路12を制御することができれば、その構成は限定されない。
〈電流検出回路〉
図2に示すように、電流検出回路12Aは、並列された複数の電流検出用抵抗R11,R12を有し、すのうちの一の抵抗R12にFETスイッチSW1が接続され、FETスイッチSW1のオンオフによって電流検出回路12Aでの電流検出用抵抗を可変して電力を調整する。
《電流検出回路の具体例》
具体的には、図4に示すように、電流検出回路12Aは、第1の電流検出用抵抗R11及び第2の電流検出用抵抗R12が並列され、第2の電流検出用抵抗R12には、FETスイッチSW1が接続される。また、FETスイッチSW1のドレインとソースには、ダイオードD18が接続される。さらに、FETスイッチSW1のソースとゲートには、抵抗R51及びコンデンサC51が並列に接続される。さらに、FETスイッチSW1のドレインと検出回路13との間には、抵抗R52が接続される。これにより、操作部132から流れる電流によりFETスイッチSW1が操作される。また、この電流は、制御回路14に出力される。そして、制御回路14から、この電流に基づいてスイッチング素子112を制御する制御信号が生成される。
なお、図4に示す電流検出回路12Aの構成は一例であり、検出回路13における過電流の検出に応じて電流検出回路12Aを制御することができれば、その構成は限定されない。
上述したように、第2実施形態に係る力率改善回路1Aは、複数の電流検出用抵抗を条件に応じて切り替えて使用することで、広範囲な入力電圧に対応するとともに、三相及び単相の電源に対応して安定した過電流保護を行う。
本開示の電源装置は、例えば、力率改善制御を行う電源装置に有用である。
1 力率改善回路
2 電源装置
111 一次回路
112 スイッチング素子
113 二次回路
12 電流検出回路
13 検出回路
14 制御回路
10 電源
3 負荷

Claims (7)

  1. 電源と負荷との間に配置される電源装置に含まれる力率改善回路であって、
    複数の抵抗が並列に接続されるとともに、少なくともいずれかの抵抗に、オンオフの切り替えに応じて前記電源から前記負荷に供給する電力の調整に利用するスイッチを有する電流検出回路と、
    前記電源からの入力電圧を検出し、検出された入力電圧に応じて前記スイッチのオンオフを操作する信号を出力する検出回路と、
    を備え
    三相電源と接続される第1乃至第3入力部を備え、
    前記検出回路は、前記第1入力部と接続される第1の抵抗、前記第2入力部と接続される第2の抵抗及び前記第3入力部と接続される第3の抵抗を備え、
    前記検出回路は、前記第1の抵抗、前記第2の抵抗、及び、前記第3の抵抗のそれぞれを介して、前記電源からの入力電圧を検出し、
    前記第1乃至第3の抵抗の少なくともいずれかの抵抗値は異なる値である
    ことを特徴とする力率改善回路。
  2. 前記電流検出回路は、並列された複数の抵抗を有し、いずれかの抵抗にスイッチが接続され、前記スイッチのオンオフによって当該電流検出回路での抵抗値を可変して電力を調整し、
    前記検出回路は、検出する入力電圧が所定値より大きいとき、前記スイッチをオフにする信号を出力する
    請求項1に記載の力率改善回路。
  3. 前記電流検出回路は、第1の抵抗及び第2の抵抗が並列され、前記第2の抵抗には、前記スイッチとしてリレースイッチが接続され、
    前記検出回路は、前記リレースイッチとともにリレーを構成するリレーコイルを有し、コイルで発生する電流により、前記リレースイッチをオフにする信号を出力する
    請求項2に記載の力率改善回路。
  4. 前記電流検出回路は、第1の抵抗及び第2の抵抗が並列され、前記第2の抵抗には、前記スイッチとしてFETが接続され、
    前記検出回路は、前記FETのゲートと接続され、当該ゲートに前記FETをオフにする信号を出力する
    請求項2に記載の力率改善回路。
  5. 単相電源と接続される場合、前記第2入力部及び前記第3入力部のみから電力供給され、
    前記第1の抵抗及び前記第2の抵抗の抵抗値と比較し、前記第3の抵抗の抵抗値を低い値とする
    請求項1乃至4のいずれか1に記載の力率改善回路。
  6. 前記検出回路は、
    前記第1の抵抗、前記第2の抵抗、及び、前記第3の抵抗のそれぞれを介して、前記電源に接続される第1コンデンサと、当該第1コンデンサの電圧を示す第1コンデンサの値が所定値以上の場合に信号を出力する信号発信部とを備える検出部と、
    前記信号発信部から発信される信号を受信する受信部と、当該受信部における信号の受信により、定電圧電源からの電流が流れることで第2コンデンサの電圧を示す第2コンデンサの値が所定以上となるとき、前記スイッチをオフに操作する操作部と、
    を有する請求項1乃至5のいずれか1に記載の力率改善回路。
  7. 前記操作部は、さらに、抵抗を備え、
    前記抵抗の抵抗値及び前記第2コンデンサの静電容量は、前記電源から電圧が供給された直後から所定期間前記スイッチをオフとする値である
    請求項6に記載の力率改善回路。
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