JP7259466B2 - ice dispenser and refrigerator - Google Patents
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Description
本発明は、氷吐出装置及び冷蔵庫に関する。 The present invention relates to ice dispensers and refrigerators.
例えば飲料のような液体が入った容器に対して氷を吐出する氷吐出装置が知られている。下記特許文献1には、カップ入り飲料を販売するカップ式自動販売機において、氷を供給する製氷機とカップとの間に形成する氷を供給するための通路に、氷の落下方向を変化させる傾斜面を設けることが開示されている。 2. Description of the Related Art Ice dispensers are known for dispensing ice onto a container containing a liquid such as a beverage. Patent Document 1 below discloses that, in a cup-type vending machine for selling cup-filled beverages, a passage for supplying ice formed between an ice-supplying machine and a cup is provided to change the falling direction of the ice. Providing an inclined surface is disclosed.
従来の技術では、容器内の液体に氷が投入されたときの液体の飛び跳ねを必ずしも十分に抑制できないという課題がある。 The conventional technique has a problem that it is not always possible to sufficiently suppress splashing of the liquid when ice is added to the liquid in the container.
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、液体の入った容器に対して氷を投入したときの液体の飛び跳ねを抑制する上で有利になる氷吐出装置、及びその氷吐出装置を備えた冷蔵庫を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in order to solve the above-mentioned problems, and an ice discharge device that is advantageous in suppressing splashing of liquid when ice is thrown into a container containing liquid, and the same. An object of the present invention is to provide a refrigerator equipped with an ice discharge device.
本発明に係る氷吐出装置は、長手方向を有する形状の氷を作る製氷部と、氷を出すための氷吐出口を有する氷吐出部と、氷を氷吐出部へ移送する氷移送手段と、を備え、氷は、長手方向への投影面積が最小投影面積となり、長手方向以外の方向への投影面積が最小投影面積よりも大きい形状を有し、氷は、長手方向の一端である第一端と、長手方向の他端である第二端とを有し、第一端から、少なくとも第一端と第二端との間の途中の位置に至るまで、長手方向に垂直な平面で氷を切断した断面積は、一定であるか増加し、氷移送手段は、氷が第一端を下にした向きで氷吐出口から出るように氷を移送するものである。
本発明に係る冷蔵庫は、上記氷吐出装置を備えたものである。
An ice discharging device according to the present invention comprises an ice making section for making ice having a shape having a longitudinal direction, an ice discharging section having an ice discharging port for discharging ice, an ice transfer means for transferring ice to the ice discharging section, , the ice has a shape in which the projected area in the longitudinal direction is the minimum projected area and the projected area in the direction other than the longitudinal direction is larger than the minimum projected area, and the ice is one end in the longitudinal direction Ice in a plane perpendicular to the longitudinal direction, having an end and a second end, which is the other longitudinal end, from the first end to at least a position halfway between the first and second ends. is constant or increases, and the ice transfer means transfers the ice so that the ice exits the ice outlet with the first end facing downward.
A refrigerator according to the present invention includes the above-described ice discharge device.
本発明によれば、液体の入った容器に対して氷を投入したときの液体の飛び跳ねを抑制する上で有利になる氷吐出装置、及びその氷吐出装置を備えた冷蔵庫を提供することが可能となる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to the present invention, it is possible to provide an ice ejection device that is advantageous in suppressing splashing of liquid when ice is thrown into a container containing liquid, and a refrigerator equipped with the ice ejection device. becomes.
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。なお、本開示で角度に言及した場合において、和が360度となる優角と劣角とがあるときには原則として劣角の角度を指すものとし、和が180度となる鋭角と鈍角とがある場合には原則として鋭角の角度を指すものとする。 Embodiments will be described below with reference to the drawings. Elements that are common or correspond to each figure are denoted by the same reference numerals, and overlapping descriptions are simplified or omitted. In addition, when referring to angles in the present disclosure, when there is a dominant angle and a minor angle whose sum is 360 degrees, in principle, it refers to a minor angle, and there are an acute angle and an obtuse angle whose sum is 180 degrees. In principle, it refers to an acute angle.
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による氷吐出装置を備えた冷蔵庫を示す正面図である。図1に示すように、冷蔵庫1は、本体2と、製氷部に相当する製氷装置3と、給水タンク4と、ディスペンサー5とを備える。ディスペンサー5は、氷を出すための氷吐出口13を有する氷吐出部に相当する。ディスペンサー5は、本体2に組み込まれている。図2は、実施の形態1による冷蔵庫1の制御系統の機能的な構成を示すブロック図である。図2に示すように、冷蔵庫1の本体2は、制御装置6と、冷却機構7と、給水装置8と、操作パネル9と、ディスペンサースイッチ10と、氷移動装置11と、開閉蓋12とを備える。制御装置6は、製氷装置3、冷却機構7、給水装置8、操作パネル9、ディスペンサースイッチ10、氷移動装置11、及び開閉蓋12のそれぞれと電気的に接続されている。冷蔵庫1の後述する動作は、制御装置6により制御される。なお、図1及び後述する図のそれぞれは、模式的な図であり、各図に示された各構成部材の寸法の関係及び形状等は、実際とは異なる場合がある。
Embodiment 1.
FIG. 1 is a front view showing a refrigerator equipped with an ice discharge device according to Embodiment 1. FIG. As shown in FIG. 1 , refrigerator 1 includes
図1に示すように、本体2は、前面すなわち正面が開口された断熱箱体を有する。外部から断熱される空間が断熱箱体の内部に形成される。典型的には、断熱箱体は、金属製の外箱と、樹脂製の内箱と、外箱と内箱との間の空間に充填された断熱材とを有している。断熱箱体の内部の空間が、1つまたは複数の仕切部材により区画されることにより、食品を保存する複数の貯蔵室が形成されている。本実施の形態の冷蔵庫1は、複数の貯蔵室として、冷蔵室20及び冷凍室21を備える。
As shown in FIG. 1, the
図1では図示を省略しているが、本体2の背面側に、各貯蔵室を冷却するための冷却機構7が備えられている。典型的には、冷却機構7は、冷凍サイクルの運転を行う冷媒回路と、各貯蔵室に冷気を送るための風路及び送風ファンと、各貯蔵室への冷気の供給量を制御するダンパとを備える。冷媒回路は、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮された高圧冷媒を凝縮させる凝縮器と、凝縮器を通過した高圧冷媒を膨張させて減圧する膨張装置と、減圧された低圧冷媒と空気との間で熱を交換することで冷気を生成する冷却器とを含む。制御装置6は、各貯蔵室内の温度が、それぞれに設定された温度帯に維持されるように冷却機構7の動作を制御する。冷蔵庫1では、それぞれの貯蔵室に設置された例えばサーミスタのような温度センサ(図示省略)により各貯蔵室内の温度を検出できる。
Although not shown in FIG. 1, a
冷蔵室20は、0℃以上の温度で食品を貯蔵する空間を有する。制御装置6は、冷蔵室20内の温度を、例えば0℃~8℃の範囲内の温度に維持するように冷却機構7の動作を制御してもよい。冷凍室21は、0℃よりも低い温度で食品を貯蔵する空間を有する。制御装置6は、冷凍室21内の温度を、例えば-20℃~-10℃の範囲内の温度に維持するように冷却機構7の動作を制御してもよい。
本実施の形態の冷蔵庫1は、冷凍室21が冷蔵室20よりも下にあるボトムフリーザー型の冷蔵庫に相当する。冷蔵庫1は、冷蔵室20及び冷凍室21以外の他の貯蔵室をさらに備えてもよい。例えば、野菜を収納するための野菜室(図示省略)が冷凍室21の下に設けられていてもよい。冷蔵庫1が備える貯蔵室の種類、数、配置、及び形状は、図示の構成に限定されるものではない。
Refrigerator 1 of the present embodiment corresponds to a bottom freezer type refrigerator in which
冷蔵室20に第一扉23及び第二扉24が設けられている。第一扉23及び第二扉24は、観音開き式になっている。第一扉23及び第二扉24の少なくとも一方を開くことにより、冷蔵室20内に食品を入れたり冷蔵室20内の食品を取り出したりすることができる。冷蔵室20の扉は、観音開き式に限定されるものではなく、単一の扉でもよい。
A
冷凍室21に第三扉26が設けられている。第三扉26を手前側に引き出すことによって第三扉26が開くように構成されていてもよい。冷凍室21内の食品を収納するかごが、第三扉26に連結され、当該かごが第三扉26とともに手前側に引き出される構成であってもよい。
A
製氷装置3は、製氷室14に配置されている。本実施の形態において、製氷室14は、冷蔵室20の内部に形成されている。製氷室14の内部空間と、製氷室14の外部であって冷蔵室20の内部の空間とは、断熱性を有する隔壁28によって隔てられている。隔壁28が断熱性を有することで、製氷室14内の温度を、製氷室14の外部であって冷蔵室20の内部の空間の温度よりも低い温度に維持することができる。制御装置6は、製氷室14内の温度を、例えば、-3℃~-7℃の範囲内の温度に維持するように冷却機構7の動作を制御してもよい。図1では、第一扉23を透視して隔壁28を表している。
The ice making
操作パネル9は、第一扉23の外側表面に配置されている。操作パネル9は、操作部及び表示部を備えている。操作部は、例えば、各貯蔵室の保冷温度及び冷蔵庫1の動作モードなどを設定可能な操作スイッチを備えてもよい。表示部は、各貯蔵室の温度等の各種情報を表示するディスプレイを備えてもよい。また、操作パネル9は、操作部と表示部を兼ねるタッチパネルを備えてもよい。
The
ディスペンサー5は、第一扉23に設けられている。ディスペンサー5は、製氷装置3により作られた氷を氷吐出口13から吐出可能となるように構成されている。第一扉23の内部に氷通路33が形成されている。氷通路33は、製氷室14から氷吐出口13まで氷を搬送するための通路である。製氷室14は、氷吐出口13よりも高い位置にある。このため、製氷室14から氷吐出口13に向かって下るように氷通路33を形成できる。よって、氷通路33内の氷を重力により搬送できる。
The
冷蔵室20の内部に給水タンク4が配置されている。製氷用の水及び飲料用冷水として利用される水が給水タンク4内に貯留される。図1は、第一扉23を透視して給水タンク4を表している。
A
制御装置6は、以下のように構成されてもよい。制御装置6の各機能は、処理回路により実現されてもよい。制御装置6の処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ6aと少なくとも1つのメモリ6bとを備えてもよい。処理回路が少なくとも1つのプロセッサ6aと少なくとも1つのメモリ6bとを備える場合、制御装置6の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現されてもよい。ソフトウェア及びファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述されてもよい。ソフトウェア及びファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリ6bに格納されてもよい。少なくとも1つのプロセッサ6aは、少なくとも1つのメモリ6bに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御装置6の各機能を実現してもよい。少なくとも1つのメモリ6bは、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク等を含んでもよい。制御装置6の処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェアを備えてもよい。処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェアを備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものでもよい。制御装置6の各部の機能がそれぞれ処理回路で実現されても良い。また、制御装置6の各部の機能がまとめて処理回路で実現されても良い。制御装置6の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、他の一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、制御装置6の各機能を実現しても良い。単一の制御装置6により動作が制御される構成に限定されるものではなく、複数の制御装置が連携することで動作を制御する構成にしてもよい。
The control device 6 may be configured as follows. Each function of the control device 6 may be implemented by a processing circuit. The processing circuitry of controller 6 may comprise at least one
図3及び図4は、実施の形態1による冷蔵庫1の部分的な断面側面図である。これらの図に示すように、製氷装置3は、製氷皿17を備えている。氷収納部19が製氷室14に設けられている。製氷室14に風路38が連通している。冷却機構7により生成された冷気が風路38から製氷室14内へ供給される。冷却機構7が備える冷媒管(図示省略)が製氷室14の内部へ延びて、当該冷媒管が製氷皿17に接するようにしてもよい。その場合には、当該冷媒管によって製氷皿17を直接冷却できるので、水が凍って氷になるまでの時間である製氷時間を短縮する上で有利になる。あるいは、冷蔵庫1は、上記冷媒管を備えず、風路38からの冷気のみによって製氷皿17の水を凍らせるように構成されていてもよい。製氷皿17は、金属製でもよい。金属は、樹脂に比べて高い熱伝導率を有するので、製氷時間を短縮することが可能となる。特に、アルミニウム等の高熱伝導率素材を用いるとよい。
3 and 4 are partial cross-sectional side views of the refrigerator 1 according to Embodiment 1. FIG. As shown in these figures, the
図4に示すように、ディスペンサー5の氷吐出口13と氷通路33との境界部分に開閉蓋12が設けられている。開閉蓋12を閉じると、冷蔵庫1の外部に通じる氷吐出口13と、製氷室14内に通じる氷通路33との間を遮断することができる。氷通路33は、氷吐出口13へ向かって下るように傾斜している。このため、氷は、重力により氷通路33を移動できる。図示の構成に代えて、氷通路33は、鉛直線に平行に延びるように形成されていてもよい。
As shown in FIG. 4 , an opening/closing
氷吐出口13の近くに、ディスペンサースイッチ10が設けられている。使用者が手で持ったコップ等の容器100でディスペンサースイッチ10を押すか、または使用者が操作パネル9を操作すると、開閉蓋12が開くとともに氷移動装置11が運転される。これにより、氷収納部19内の氷が氷通路33を通って氷吐出口13から吐出される。なお、図3及び図4では、氷移動装置11の図示を省略している。
A
図3に示すように、本実施の形態のディスペンサー5は、水を吐出可能な水吐出部41を備えている。給水装置8は、給水タンク4の水を製氷皿17へ供給するための第一給水経路30と、給水タンク4の水を水吐出部41へ供給するための第二給水経路31と、給水タンク4の水を第一給水経路30または第二給水経路31へ送り出すための給水ポンプ42と、第一給水経路30と第二給水経路31とを切り替える切替弁43とを備えている。
As shown in FIG. 3, the
切替弁43を設けることに代えて、第一給水経路30と第二給水経路31とに別々の給水ポンプを設けてもよい。また、図示の構成に代えて、冷蔵庫1に接続された水道管から供給される水道水を直接第一給水経路30及び第二給水経路31に流入させるように構成してもよい。その場合、給水タンク4は不要となる。
Instead of providing the switching
本実施の形態では、水吐出部41及び第二給水経路31を備えたことで、ディスペンサー5の水吐出部41から飲料用冷水を提供することができる。水吐出部41及び第二給水経路31は、無くてもよい。すなわち、ディスペンサー5は、氷だけを供給可能なものでもよい。
In the present embodiment, since the
図5は、実施の形態1による冷蔵庫1における製氷室14内の断面側面図である。図6は、実施の形態1による冷蔵庫1における製氷室14内の断面正面図である。図7は、図5中の矢印Aの方向から見た正面図である。これらの図において、第一給水経路30の図示は省略されている。
FIG. 5 is a cross-sectional side view of the interior of
これらの図に示すように、本実施の形態における製氷装置3は、長手方向を有する形状の氷90を作るように構成されている。以下の説明では、氷90の長手方向を「氷長手方向」と称する。本実施の形態における製氷装置3は、細長い円柱状の形状を有する氷90を作るように構成されている。氷収納部19は、製氷皿17で作られた氷90を収納する。本実施の形態における氷収納部19は、複数の氷90を収納可能である。氷収納部19は、製氷皿17の下に配置されている。
As shown in these figures, the
以下の説明では、冷蔵庫1の手前側すなわち正面側と、冷蔵庫1の奥側すなわち背面側とを結ぶ方向を「冷蔵庫前後方向」と称する。氷90は、氷長手方向が冷蔵庫前後方向に平行になる姿勢で、氷収納部19内に収納される。氷長手方向は、図6及び図7の紙面に対して垂直である。
In the following description, the direction connecting the front side of the refrigerator 1, that is, the front side, and the back side, that is, the rear side of the refrigerator 1, is referred to as the "refrigerator front-rear direction". The
製氷皿17は、一度に複数の氷90を作ることができる。図示を省略するが、製氷皿17は、上型と下型とを有し、上型と下型との間で氷90を作り、上型と下型とを開くことで氷90を取り出すように構成されていてもよい。製氷装置3は、皿回転装置36を備える。皿回転装置36は、回転軸37を中心として製氷皿17を回転させ、製氷皿17の上下を反転させることができる。
The
本実施の形態では、制御装置6は、以下のようにして、製氷装置3が氷90を自動的に作るように制御してもよい。給水装置8により製氷皿17に供給された水が凍結して氷90ができると、皿回転装置36が製氷皿17を回転させる。皿回転装置36が製氷皿17を回転させると、製氷皿17は、氷収納部19の上で、上下反転した姿勢になる。製氷装置3は、製氷皿17から氷90を分離させる離氷手段(図示省略)を備える。離氷手段は、製氷皿17を捻って変形させることによって製氷皿17から氷90を分離させるように構成されていてもよい。あるいは、離氷手段は、製氷皿17を加熱して氷90の表面を融かすことによって製氷皿17から氷90を分離させるように構成されていてもよい。製氷皿17から分離した氷90は、氷収納部19内へ落下する。製氷皿17から氷90が分離した後、皿回転装置36は、製氷皿17を元の位置に戻す。その後、給水装置8により製氷皿17へ給水し、次回の製氷が開始される。
In this embodiment, the control device 6 may control the
氷90は、氷長手方向への投影面積が最小投影面積となり、氷長手方向以外の方向への投影面積が最小投影面積よりも大きい形状を有している。氷90は、氷長手方向の一端である第一端90aと、氷長手方向の他端である第二端90bとを有している。氷収納部19内の氷90については、第一端90aは冷蔵庫1の手前側すなわち正面側に向いており、第二端90bは、冷蔵庫1の奥側すなわち背面側に向いている。
The
以下の説明では、氷長手方向に垂直な平面で氷90を切断した断面積を「氷断面積」と称する。本実施の形態では、第一端90aから第二端90bに至るまで、氷断面積は一定である。本実施の形態における氷90は、第一端90aから第二端90bに至るまで、一定の断面形状を有している。
In the following description, the cross-sectional area obtained by cutting the
氷収納部19は、ディスペンサー5へ移送される氷90が通る開口部19aを有している。開口部19aは、氷収納部19の正面壁19bを貫通する貫通孔である。開口部19aは、氷収納部19の底部にある一つの氷90の第一端90aに向かい合う位置に形成されている。
The
氷移動装置11は、氷収納部19内の氷90を開口部19aから氷収納部19外へ押し出すことができるように構成されている。氷移動装置11は、細長い棒状のプランジャー11aと、プランジャー11aを動かすための駆動部11bとを有している。氷収納部19は、正面壁19bと反対側の位置にある背面壁19cを有している。プランジャー11aは、背面壁19cを貫通するように配置されている。プランジャー11aの先端は、氷収納部19の底部にある一つの氷90の第二端90bに向かい合う位置にある。駆動部11bは、背面壁19cの外側に配置されており、プランジャー11aをその長手方向に移動させる。駆動部11bは、例えば、クランク機構、リンク機構、歯車機構、ラックアンドピニオン機構、流体圧シリンダ、リニアモータのうちの少なくとも一つを用いてプランジャー11aを移動させるように構成されていてもよい。
The
ディスペンサー5から氷90を提供するときには、制御装置6は、氷移動装置11を駆動し、プランジャー11aを図5中の左方向へ動かす。プランジャー11aが動くと、プランジャー11aの先端が第二端90bを押圧することで氷90が図5中の左方向へ移動し、当該氷90が開口部19aを通って氷収納部19外へ押し出される。氷収納部19外へ押し出された氷90は、氷通路33に入り、重力によって氷通路33を進み、氷吐出口13から容器100内へ供給される。
When the
容器100内に液体が入っている場合において、氷吐出口13から出た氷90が容器100内の液面に最初に接するときの接触面積を以下「着水面積」と称する。着水面積が小さいほど、容器100内の液体は、飛び跳ねにくい。
In the case where the
本実施の形態において、氷移動装置11、氷収納部19、及び氷通路33は、氷吐出口13から氷を出すときに氷90をディスペンサー5へ移送する氷移送手段に相当している。氷移送手段は、氷90が第一端90aを下にした向きで氷吐出口13から出るように氷90を移送するように構成されている。これにより、以下の効果が得られる。容器100内の液面に対して最初に第一端90aが接するように氷90の姿勢を確実に制御できる。これにより、着水面積を確実に小さくすることができるので、容器100内の液体の飛び跳ねを確実に抑制することができる。また、容器100内に液体が入っていない場合には、容器100から氷90が飛び出すことを確実に抑制することができる。
In this embodiment, the
なお、氷吐出口13から出たときの氷90の姿勢に関して、「第一端90aを下にした向き」とは、氷長手方向が鉛直線に平行となる姿勢だけでなく、第一端90aが第二端90bよりも低い位置になるように氷長手方向が鉛直線に対して傾斜した姿勢を含む。氷吐出口13から出たときの氷90の氷長手方向が鉛直線に対して傾斜している場合、その傾斜角度は、45度以下が好ましく、30度以下がより好ましい。
Regarding the attitude of the
着水面積は、第一端90aにおける氷断面積にほぼ等しいと考えることができる。それゆえ、着水面積をなるべく小さくするためには、第一端90aにおける氷断面積がなるべく小さい方が好ましい。この観点から、第一端90aにおける氷断面積は、1cm2以下が好ましい。
The landing area can be considered to be approximately equal to the ice cross-sectional area at the
図5に示すように、氷長手方向についての氷90の寸法を氷長さLとする。氷長手方向に垂直な方向についての氷90の寸法を氷太さTとする。本実施の形態における氷太さTは、氷90の直径に相当する。氷90の断面形状が円形以外の形状である場合、あるいは氷90の断面形状が氷長手方向に沿って変化する場合には、氷長手方向に垂直な方向についての氷90の最大寸法を氷太さTとしてもよい。氷長さLは、氷太さTよりも大きい。
As shown in FIG. 5, ice length L is the dimension of
一つの容器100内に投入する氷90の数を以下「氷投入数」と称する。着水面積が等しい場合には、氷投入数が少ないほど、液体が飛び跳ねる可能性がより低くなると言える。一つの容器100内に投入される氷90の総体積を同じする場合において、1個当たりの氷90の体積が大きいほど、氷投入数が少なくなるので、液体の飛び跳ねを抑制する上でより有利になる。本実施の形態であれば、氷長さLが氷太さTよりも大きいことで、1個当たりの氷90の体積を大きくすることと、着水面積を小さくすることとを両立する上で有利になる。このため、液体の飛び跳ねをより確実に防止することができる。
The number of
図4に示すように、ディスペンサースイッチ10は、第一扉23の表面に対して窪んだ凹部25内に配置されている。容器100の少なくとも一部は、凹部25内に挿入可能である。凹部25の高さHは、鉛直方向についての凹部25の長さである。容器100の高さは、凹部25の高さHよりも小さい。氷長さLは、凹部25の高さHよりも小さくする必要がある。また、氷長さLは、容器100の高さ以下であることが望ましい。これらの観点から、氷長さLは、10cm以下が好ましい。同様の観点から、氷長さLは、氷太さTの40倍以下が好ましく、30倍以下が好ましく、20倍以下がさらに好ましい。その一方で、1個当たりの氷90の体積を大きくする上では、氷長さLが大きいことが望ましい。この観点から、氷長さLは、5cm以上が好ましい。同様の観点から、氷長さLは、氷太さTの2倍以上が好ましく、3倍以上がより好ましく、5倍以上がさらに好ましい。
As shown in FIG. 4 , the
本実施の形態では、第一端90aから第二端90bに至るまで氷断面積が一定であることで、氷90の第一端90aから第二端90bまでが容器100内の液面の下へ没入していく間の液面の乱れを抑制する上でより有利になる。このため、液体の飛び跳ねを抑制する上でより有利になる。なお、第一端90aから第二端90bに至るまでの少なくとも一部において氷断面積が一定であれば、類似の効果が得られる。
In this embodiment, since the ice cross-sectional area is constant from the
本実施の形態における氷移送手段は、第一端90aが先頭になる向きで氷90を移動させるように構成されている。これにより、容器100内の液面に対して第一端90aが最初に着水するように、氷90の姿勢をより確実に制御することができる。
The ice transfer means in this embodiment is configured to move the
図6に示すように、氷収納部19内の底部に、氷90の向きを整えるための凹部19d及び斜面19eが形成されている。凹部19dは、冷蔵庫前後方向に沿って延びる溝状の形状を有している。凹部19dは、氷収納部19内の最低部に位置する。一度に一つの氷90のみが凹部19dに入ることができる。冷蔵庫前後方向に垂直な方向の位置に関して、凹部19dは、開口部19a及びプランジャー11aと同じ位置に形成されている。氷移動装置11が駆動されると、凹部19dに入っている氷90の第二端90bをプランジャー11aが押圧し、当該氷90が開口部19aを通って氷収納部19外へ押し出される。
As shown in FIG. 6, a recessed
斜面19eは、凹部19dの両側にそれぞれ設けられている。氷収納部19は、互いに向かい合う側壁19f及び側壁19gを有している。側壁19f及び側壁19gは、冷蔵庫前後方向に対して平行な壁である。一方の斜面19eは、側壁19fの下端から凹部19dへ向かって下るように傾斜している。他方の斜面19eは、側壁19gの下端から凹部19dへ向かって下るように傾斜している。斜面19eは、冷蔵庫前後方向に対して平行である。氷収納部19内に複数の氷90があるときには、少なくとも一つの氷90が斜面19eの上に位置する。氷90は、重力により斜面19eの上を移動可能である。斜面19eは、氷90を凹部19dへ移動させるように傾斜している。
The
凹部19dに入っている氷90が氷移動装置11によって氷収納部19外へ押し出されてディスペンサー5へ供給されると、斜面19eの上の氷90が重力により自動的に動くことで、次の氷90が凹部19dに入る。これにより、当該次の氷90をディスペンサー5へ送り出すための準備が整う。
When the
製氷皿17内の氷90の氷長手方向は、冷蔵庫前後方向に対して平行である。製氷皿17から氷90が氷収納部19へ落下する仕方によっては、落下直後の氷90の氷長手方向が冷蔵庫前後方向に対して平行でなくなる可能性がある。これに対し、本実施の形態であれば、凹部19d及び斜面19eを設けたことで、氷収納部19内において、氷90の氷長手方向が冷蔵庫前後方向に対して平行になるように、氷90の向きを確実に整えることができる。凹部19d及び斜面19eは、氷の向きを整える向き修整部に相当している。
The ice longitudinal direction of the
凹部19d及び斜面19eのいずれか一方のみが設けられている場合であっても、上記と類似の効果が得られる。例えば、凹部19dを設けず、一方の斜面19eと他方の斜面19eとが交わる角部が氷収納部19内の最低部に形成されるようにしてもよい。
Even if only one of the recessed
本実施の形態では、氷90が、氷長手方向を軸方向とする柱状の形状を有していることで、以下の効果が得られる。着水面積に相当する第一端90aの氷断面積を小さくすることと、1個当たりの氷90の体積を大きくすることとを両立する上でより有利になる。また、比較的簡単な構成の向き修整部を用いて、氷90の向きを確実に整えることが可能となる。
In the present embodiment, the
本実施の形態では、氷90の全体が柱状の形状を有しているが、氷90の少なくとも一部が氷長手方向を軸方向とする柱状の形状を有していれば、上記と類似の効果が得られる。また、柱状の氷90は、図示のような円柱状のものに限らず、例えば、三角柱状、四角柱状、六角柱状、八角柱状などの角柱状でもよい。
In the present embodiment, the
図7に示すように、開口部19aは、一度に氷90が一つのみ通過可能であり、複数の氷90が同時に通過できない大きさを有している。また、開口部19aの大きさは、氷90が氷長手方向へ移動するときには氷90が開口部19aを通過可能であり、氷90が氷長手方向に垂直な方向へ移動するときには氷90が開口部19aを通過不能となる大きさになっている。これにより、氷90の姿勢をより確実に整えることができ、氷90が不適切な姿勢でディスペンサー5へ供給されることをより確実に防止できる。本実施の形態における開口部19aは、氷90の断面形状の円形よりも少し直径が大きい円形の形状を有している。
As shown in FIG. 7, the
図4に示すように、本実施の形態における製氷室14は、冷蔵室20内の中段部分に配置されている。冷蔵室20内の、製氷室14よりも高い位置に、氷90以外の物品を貯蔵可能な貯蔵空間27が設けられている。本実施の形態であれば、製氷室14よりも高い位置に貯蔵空間27を設けたことで、製氷室14を比較的低い位置に配置することができる。その結果、製氷室14からディスペンサー5の氷吐出口13までの氷通路33の落差が比較的小さくなるので、氷吐出口13から氷90が出るときの氷90の落下速度を低くする上で有利になる。その結果、容器100内の液体の飛び跳ねをより確実に抑制することができる。
As shown in FIG. 4 ,
氷通路33は、一度に氷90が一つのみ通過可能であり、複数の氷90が同時に通過できない太さを有している。また、氷通路33をその長手方向に垂直な平面で切断した断面の大きさは、氷90が氷長手方向へ移動するときには氷90が氷通路33を通過可能であり、氷90が氷長手方向に垂直な方向へ移動するときには氷90が氷通路33を通過不能となる大きさになっている。これにより、氷90の姿勢をより確実に整えることができ、氷90が不適切な姿勢で氷吐出口13から外へ出ることをより確実に防止できる。氷通路33の上記断面の形状は、例えば、氷90の断面形状の円形よりも少し直径が大きい円形でもよい。
The
実施の形態2.
次に、図8を参照して、実施の形態2について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。図8は、実施の形態2による冷蔵庫1における製氷室14内の断面側面図である。
Next, the second embodiment will be described with reference to FIG. 8. The description will focus on the differences from the first embodiment described above. to simplify or omit redundant description. FIG. 8 is a cross-sectional side view of the inside of
本実施の形態は、実施の形態1と比べて、氷90の形状が異なる。本実施の形態における氷90は、断面積増加部90c、柱状部90d、及び境界部90eを有する。境界部90eは、第一端90aと第二端90bとの間の途中の位置にあり、断面積増加部90cと柱状部90dとの境界に相当する。断面積増加部90cは、第一端90aから境界部90eまでの部分である。柱状部90dは、境界部90eから第二端90bまでの部分である。図示の例では、氷長手方向についての長さに関して、断面積増加部90cの長さは、柱状部90dの長さよりも短い。
This embodiment differs from the first embodiment in the shape of
断面積増加部90cの氷断面積は、第一端90aから境界部90eに至るまで、連続的に増加している。本実施の形態であれば、断面積増加部90cを設けたことで、以下の効果が得られる。1個当たりの氷90の体積の減少を抑制しつつ、着水面積に相当する第一端90aの氷断面積を実施の形態1によりもさらに小さくすることができる。このため、液体の飛び跳ねをより確実に抑制できる。
The ice cross-sectional area of the increased
本実施の形態における断面積増加部90cは、第一端90aを頂点とする円錐状または角錐状の形状を有している。これにより、着水面積に相当する第一端90aの氷断面積を小さくする上でより有利になる。図示の例に代えて、断面積増加部90cは、円錐台状または角錐台状の形状を有していてもよい。その場合においても、類似の効果が得られる。なお、角錐とは、例えば三角錐でもよいし四角錐でもよい。
The increased
柱状部90dは、氷長手方向を軸方向とする柱状の形状を有している。柱状部90dの形状は、円柱状でもよいし角柱状でもよい。柱状部90dの氷断面積は、境界部90eから第二端90bからに至るまで一定である。本実施の形態であれば、柱状部90dを設けたことで、着水面積に相当する第一端90aの氷断面積を小さくすることと、1個当たりの氷90の体積を大きくすることとを両立する上でより有利になる。また、比較的簡単な構成の向き修整部を用いて、氷90の向きを確実に整えることが可能となる。
The
本開示において、氷90の形状は、上述した実施の形態1及び2で述べた形状に限定されるものではない。氷90の形状は、第一端90aから、少なくとも第一端90aと第二端90bとの間の途中の位置に至るまで、氷断面積が一定であるか増加するものであれば、いかなる形状でもよい。例えば、氷90は、第一端90aから第二端90bに至るまで氷断面積が連続的に増加する形状を有するものでもよい。例として、氷90全体の形状が、円錐状、角錐状、円錐台状、あるいは角錐台状であってもよい。また、氷90は、第一端90aと第二端90bとの間の途中の位置から、第二端90bへ向かって、氷断面積が減少する部分を有していてもよい。例として、氷90全体の形状が、ラグビーボールのような形状であってもよい。
In the present disclosure, the shape of
以上、実施の形態について説明したが、これらの実施の形態に限らず、例えば、以下のようにしてもよい。製氷装置3の離氷手段として、製氷皿17から氷90を掻き出すイジェクターを設けてもよい。製氷皿17に接した冷媒管にホットガスを流すことが可能な離氷手段を用いてもよい。氷90の透明度を高めるために、製氷装置3は、冷媒管により冷却された金属製の製氷皿17を、その開口部が水平になるように配置し、その上部から水を循環させて流して製氷してもよい。製氷装置3は、自動的に氷90を作る構成でなくてもよい。製氷皿17への給水操作と、製氷皿17から氷90を分離させる操作とを使用者が手動で行う構成であってもよい。
Although the embodiments have been described above, the present invention is not limited to these embodiments and may be, for example, as follows. An ejector for scraping out the
1 冷蔵庫、 2 本体、 3 製氷装置、 4 給水タンク、 5 ディスペンサー、 6 制御装置、 6a プロセッサ、 6b メモリ、 7 冷却機構、 8 給水装置、 9 操作パネル、 10 ディスペンサースイッチ、 11 氷移動装置、 11a プランジャー、 11b 駆動部、 12 開閉蓋、 13 氷吐出口、 14 製氷室、 17 製氷皿、 19 氷収納部、 19a 開口部、 19b 正面壁、 19c 背面壁、 19d 凹部、 19e 斜面、 19f 側壁、 19g 側壁、 20 冷蔵室、 21 冷凍室、 23 第一扉、 24 第二扉、 25 凹部、 26 第三扉、 27 貯蔵空間、 28 隔壁、 30 第一給水経路、 31 第二給水経路、 33 氷通路、 36 皿回転装置、 37 回転軸、 38 風路、 41 水吐出部、 42 給水ポンプ、 43 切替弁、 90 氷、 90a 第一端、 90b 第二端、 90c 断面積増加部、 90d 柱状部、 90e 境界部、 100 容器
1
Claims (12)
前記氷を出すための氷吐出口を有する氷吐出部と、
前記氷を前記氷吐出部へ移送する氷移送手段と、
を備え、
前記氷は、前記長手方向への投影面積が最小投影面積となり、前記長手方向以外の方向への投影面積が前記最小投影面積よりも大きい形状を有し、
前記氷は、前記長手方向の一端である第一端と、前記長手方向の他端である第二端とを有し、
前記第一端から、少なくとも前記第一端と前記第二端との間の途中の位置に至るまで、前記長手方向に垂直な平面で前記氷を切断した断面積は、一定であるか増加し、
前記氷移送手段は、前記氷が前記第一端を下にした向きで前記氷吐出口から出るように前記氷を移送する氷吐出装置。 an ice making unit for making ice having a shape with a longitudinal direction;
an ice discharge unit having an ice discharge port for discharging the ice;
ice transfer means for transferring the ice to the ice discharge unit;
with
The ice has a shape in which the projected area in the longitudinal direction is the minimum projected area, and the projected area in directions other than the longitudinal direction is larger than the minimum projected area,
The ice has a first end that is one end in the longitudinal direction and a second end that is the other end in the longitudinal direction,
A cross-sectional area cut through the ice in a plane perpendicular to the longitudinal direction from the first end to at least a point halfway between the first end and the second end is constant or increasing. ,
The ice transfer means is an ice discharge device for transferring the ice so that the ice comes out of the ice discharge port with the first end facing downward.
前記氷収納部の底部に、前記氷の向きを整えるための斜面及び凹部の少なくとも一方が形成されている請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の氷吐出装置。 The ice transfer means has an ice storage section capable of storing the ice,
8. The ice discharge device according to any one of claims 1 to 7, wherein at least one of an inclined surface and a concave portion for arranging the orientation of the ice is formed in the bottom of the ice storage portion.
前記氷収納部は、前記氷吐出部へ移送される前記氷が通る開口部を有し、
前記開口部の大きさは、前記氷が前記長手方向へ移動するときには前記氷が前記開口部を通過可能であり、前記氷が前記長手方向に垂直な方向へ移動するときには前記氷が前記開口部を通過不能となる大きさである請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の氷吐出装置。 The ice transfer means has an ice storage section capable of storing the ice,
the ice storage section has an opening through which the ice is transferred to the ice discharge section;
The size of the opening is such that the ice can pass through the opening when the ice moves in the longitudinal direction, and the ice can pass through the opening when the ice moves in a direction perpendicular to the longitudinal direction. 9. An ice discharge device according to any one of claims 1 to 8, which is sized so that it cannot pass through the .
前記氷通路をその長手方向に垂直な平面で切断した断面の大きさは、前記氷が前記長手方向へ移動するときには前記氷が前記氷通路を通過可能であり、前記氷が前記長手方向に垂直な方向へ移動するときには前記氷が前記氷通路を通過不能となる大きさである請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の氷吐出装置。 The ice transfer means has an ice passage that is a passage leading to the ice discharge port,
The size of the cross section of the ice passage taken along a plane perpendicular to the longitudinal direction is such that the ice can pass through the ice passage when the ice moves in the longitudinal direction, and the ice is perpendicular to the longitudinal direction. 10. The ice discharge device according to any one of claims 1 to 9, wherein the size is such that the ice cannot pass through the ice passage when moving in any direction.
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