JP7259148B2 - Animal damage prevention net-like body - Google Patents
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Description
本発明は、農地や植林等の周辺部に張設して、野生獣による作物や樹木等の被害を防止するための獣害防止用網状体に関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a wild animal damage-preventing net-like body that is stretched around farmlands, plantations, etc., to prevent crops, trees, etc. from being damaged by wild animals.
近年、人里に出没する猪や鹿等の野生動物の数は増加傾向にあり、特に過疎地や高齢者集落において、農林業被害を及ぼすことが問題になっている。その対策として、金網、鉄柵、繊維ネット等により農地や植林の周辺部に遮蔽物を設けて野生動物の侵入を防止することが行われている。例えば、特許文献1には、一対の糸のうち一方に合成樹脂糸を、他方に金属線を用い、所定の強度を有する金属線入りネットを、獣害防止用ネットとして用いることが提案されている。
In recent years, the number of wild animals such as wild boars and deer that appear in human settlements has tended to increase. As a countermeasure, wire nets, iron fences, fiber nets, etc. are used to provide shields around farmlands and plantations to prevent wild animals from entering. For example,
一方、特許文献2には、粗目金網上にと熱可塑性合成重合体の多数の連続線条が不規則なループをなして網状に重ね合され、該金網の網目空間内において該連続糸状が金網面から膨出されている網状体を植生用に用いることが記載されている。特許文献3には、本体金網と、前記本体金網の網目よりも小さい目を有するように繊維部材が絡み合わされた3次元網状構造を有する繊維層と、前記本体金網と前記繊維層とを係合状態としている係合用繊維部材とを有する斜面保護用金網が記載されている。
On the other hand, in
農地や植林の周辺部に遮蔽物として金網を設けて野生動物の侵入を防止しようとするものは、金網の網目から先が見えるため、野生動物の種類によっては侵入を試み、金網自体が損傷されることがあった。特許文献1では、農地や植林の周辺部に遮蔽物を設けて野生動物の侵入を防止しようとするが、設置するための労力についてさらに改善することが求められている。そこで、本発明者らは、金網上に、熱可塑性合成重合体の多数の連続線条が不規則なループをなして網状に重ね合わされた網状体を獣害防止用に用いることを検討したところ、特許文献2に記載の植生用網状体は、獣害防止に用いるには金網に対する熱可塑性合成重合体の多数の連続線条からなる網状体の保持性が足りないことを見出した。特許文献3に記載の斜面保護用金網は、本体金網と前記繊維層とを係合状態とするために係合用繊維部材を準備する必要があり、煩雑であった。
If you try to prevent wild animals from entering by installing wire netting as a shield around farmlands or plantations, you can see beyond the mesh of the wire netting. there was something In
本発明は、上記従来の問題を解決するため、金網と繊維網状体を係合する部材を別途設けなくても、獣害防止に用いるのに適した金網保持性を有する獣害防止用網状体を提供する。 In order to solve the above-described conventional problems, the present invention provides a net-like body for animal damage prevention that has a wire net holding property suitable for use in animal damage prevention without providing a separate member for engaging the wire net and the fiber net-like body. I will provide a.
本発明は、金網と、繊維網状体を含む獣害防止用網状体であって、前記繊維網状体は、線径が0.2~1.8mmの複数本の熱可塑性樹脂製の連続線条の各々が不規則なループをなして水平方向及び/又は厚み方向において相互に交差し、かつその交差点において接合されて3次元の網状構造を形成したものであり、前記繊維網状体は、前記金網の少なくとも一方の表面から突出しており、前記金網の表面から突出した繊維網状体の突出部において、繊維網状体の少なくとも一部が金網を構成する金属線を囲むように接合しており、前記金属線を囲むように接合している繊維網状体の接合部は、獣害防止用網状体の240cm2(縦12cm×横20cm)面積あたりに3個以上存在することを特徴とする獣害防止用網状体に関する。
The present invention is a net-like body for preventing damage to animals, comprising a wire net and a fiber net-like body, wherein the fiber net-like body is a plurality of thermoplastic resin continuous filaments having a wire diameter of 0.2 to 1.8 mm. form irregular loops, intersect each other in the horizontal direction and/or the thickness direction, and are joined at the intersections to form a three-dimensional network structure, and the fiber network is the wire mesh protruding from at least one surface of the wire mesh, and in the projecting portion of the fiber mesh projecting from the surface of the wire mesh, at least a part of the fiber mesh is joined to surround the metal wire constituting the wire mesh, and the metal An animal damage prevention product characterized in that there are three or more joints of the fiber net-like body joined so as to surround the line per 240 cm 2 (
本発明によれば、金網と繊維網状体を係合する部材を別途設けなくても、獣害防止に用いるのに適した金網保持性を有する獣害防止用網状体を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to the present invention, it is possible to provide a wild animal damage-preventing net-like body having a wire mesh holding property suitable for use in animal damage prevention without separately providing a member for engaging the wire net and the fiber net-like body.
本発明者らは、金網に対する熱可塑性樹脂製の連続線条で構成されている繊維網状体の金網保持性を高めるために、鋭意検討した。その結果、繊維網状体の連続線条を金網の少なくとも一方の表面から突出させ、該繊維網状体の突出部において、金属線を囲むように繊維網状体の少なくとも一部における複数の連続線条を互いに融着させることで接合し、このような接合部を所定面積あたり所定の数以上存在させることで獣害防止に用いるのに適した金網保持性を有することを見出した。 The present inventors have made intensive studies to improve the ability of a fiber net-like body composed of continuous filaments made of a thermoplastic resin to hold a wire net against the wire net. As a result, the continuous filaments of the fiber network are projected from at least one surface of the wire mesh, and a plurality of continuous filaments are formed in at least a part of the fiber network so as to surround the metal wire at the protruding portion of the fiber network. It has been found that the wires are joined together by fusion bonding, and that a predetermined number or more of such joints are present per predetermined area, thereby providing a wire mesh holding property suitable for use in animal damage prevention.
以下、図面等に基づいて、本発明の実施の形態を具体的に説明するが、本発明は以下に説明する実施形態に限定されるものではない。 BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION Hereinafter, embodiments of the present invention will be specifically described with reference to the drawings and the like, but the present invention is not limited to the embodiments described below.
図1は、本発明の一の実施態様に係る獣害防止用網状体の模式的斜視図である。図2は、本発明の一の実施態様に係る獣害防止用網状体の模式的断面図である。図3は、獣害防止用網状体における接合部を示す模式的斜視図である。該実施形態の獣害防止用網状体1は、金網2と、熱可塑性樹脂製の繊維網状体3を含む。
FIG. 1 is a schematic perspective view of an animal damage-preventing net-like body according to one embodiment of the present invention. FIG. 2 is a schematic cross-sectional view of an animal damage-preventing net-like body according to one embodiment of the present invention. FIG. 3 is a schematic perspective view showing joints in the animal damage-preventing net-like body. The animal damage-preventing net-
金網2は、金属線6で構成されたものを用いることができる。金属線6の線径及び金網2の網目は、金属線の材質、目的とする剛性及び柔軟性等に基づいて適宜決めればよい。剛性及び柔軟性の観点から、例えば、金属線6の線径は、1.0~4.0mmであることが好ましく、1.3~3.5mmであることがより好ましく、1.6~3.0mmであることがさらに好ましい。金網2の網目空間を介して繊維網状体の連続線条4を金網の少なくとも一方の表面に突出させやすいこと、及び単位面積あたりの接合部の個数を多くする観点から、網目(ピッチ)は、例えば、10~70mmであることが好ましく、15~65mmであることがより好ましく、20~60mmであることがさらに好ましい。金網2としては、具体的には、亀甲金網や菱形金網等を適宜使用することができる。
The
金属線6の材質は、特に限定されず、例えば、銅線、ステンレス線、亜鉛メッキ鉄線、及びアルミニューム線等の金属線、並びにこれらの金属線を合成樹脂で被覆した合成樹脂被覆金属線等からなる群から選ばれる一種以上を用いることができる。耐久性や耐候性の観点から、合成樹脂被覆金属線を用いることが好ましい。合成樹脂としては、例えば、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエチレン樹脂、塩化ビニル系樹脂等が挙げられる。野生動物の侵入をより効果的に防止する観点から、前記合成樹脂には、野生動物を忌避する成分等が添加されていてもよい。
The material of the
繊維網状体3は、線径が0.2~1.8mmの複数本の熱可塑性樹脂製の連続線条4の各々が不規則なループをなして水平方向及び/又は厚み方向において相互に交差し、かつその交差点において接合(融着)されて3次元の網状構造を形成したものである。繊維網状体3は、連続線条4が金網2の少なくとも一方の表面から突出している。図1~図3に示されているように、金網2の表面から突出した繊維網状体の突出部5において、繊維網状体3の少なくとも一部が、金網2を構成する金属線6を囲むように接合しており、金属線6を囲むように接合している繊維網状体の接合部7は、獣害防止用網状体の240cm2(縦12cm×横20cm)面積あたりに(以下において、所定面積あたりとも記す。)3個以上存在する。本発明において、接合部の個数は、獣害防止用網状体から任意に選択した3箇所の縦(獣害防止用網状体の長手方向に対応)12cm×横(獣害防止用網状体の幅方向に対応)20cmの領域における接合部の個数を測定し、それらを平均して算出したものである。
The
連続線条4は、線径が0.2~1.8mmである。連続線条4の線径が0.2mm以上であると、網状体が破断しにくくなる。また、連続線条4の線径が1.8mm以下であると、連続線条4同士の接着交点が大きくなりすぎることがなく、繊維網状体3が適度な空隙を形成する。連続線条4は、線径が0.3mm以上であることが好ましく、0.4mm以上であることがより好ましく、0.5mm以上であることがさらに好ましい。また、連続線条4は、線径が1.5mm以下であることが好ましく、1.3mm以下であることがより好ましく、1.0mm以下であることがさらに好ましい。連続線条4の線径が上述した範囲内であると、所定面積あたりの繊維網状体の接合部7が3個以上になりやすい。本発明においては、任意の20箇所における連続線条の直径を測定し、その平均値を連続線条の線径とする。
The
連続線条4の断面形状は、特に限定されず、円形、楕円形、三角形、四角形、多角形、Y字型、十字型等のいずれの形状であってもよい。また、連続線条4の断面形状は中空形状でもよい。連続線条4の断面が円形状以外である場合、連続線条4の線径は、連続線条の断面積を測定し、この断面積と同じ面積の円に換算したときの円直径とする。
The cross-sectional shape of the
連続線条4を構成する熱可塑性樹脂は、特に限定されないが、汎用性の観点から、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂及びポリブテン樹脂等のポリオレフィン樹脂、ポリエチレンテレフタレート及びポリブチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂、ナイロン6及びナイロン66等のポリアミド樹脂等が挙げられる。中でも、耐アルカリ性と耐候性に優れる観点からポリオレフィン樹脂及び/又はポリエステル樹脂であることが好ましく、ポリオレフィン樹脂であることがより好ましく、ポリプロピレン樹脂であることがさらに好ましい。野生動物の侵入をより効果的に防止する観点から、前記熱可塑性樹脂には、野生動物を忌避する成分、例えば、カプサイシン等が添加されてもよい。また、前記熱可塑性樹脂には、必要に応じて、顔料、酸化防止剤、紫外線吸収剤等が添加されてもよい。
The thermoplastic resin constituting the
繊維網状体3が金網2の少なくとも一方の表面から突出し、かつ、金網2を構成する金属線6を囲むように接合しやすい観点から、連続線条4を構成する熱可塑性樹脂は、適切な流動性を有することが好ましい。例えば、連続線条4がポリプロピレン樹脂で構成されている場合、ポリプロピレン樹脂は、JIS K 7210に準じ、温度230℃、荷重21.18Nの条件下で測定したメルトマスフローレート(MFR)が5~60g/10分であることが好ましく、7~50g/10分であることがより好ましく、9~40g/10分であることがさらに好ましい。本発明において、メルトマスフローレート(MFR)は、連続線条4の作製に用いた原料のポリプロピレン樹脂を試料として測定してもよく、連続線条を試料として測定してもよい。
From the viewpoint that the fiber net-
前記ポリプロピレン樹脂としては、特に限定されず、例えば単独重合体、共重合体、又はそれらの混合物を用いることができる。前記共重合体としては、例えば、プロピレンと、エチレン及び炭素数4以上のα-オレフィンからなる群から選ばれる少なくとも一種のα-オレフィンとの共重合体が挙げられる。前記炭素数4以上のα-オレフィンとしては、特に限定されないが、例えば、1-ブテン、1-ペンテン、3,3-ジメチル-1-ブテン、4-メチル-1-ペンテン、4,4-ジメチル-1-ペンテン、1-デセン、1-ドデセン、1-テトラデセン、1-オクタデセン等が挙げられる。共重合体は、ランダム共重合体であってもよく、ブロック共重合体であってもよい。前記共重合体におけるプロピレンの含有量は、50モル%以上であることが好ましい。中でも、汎用性の観点から、プロピレン単独重合体、エチレン-プロピレン共重合体及びエチレン-ブテン-1-プロピレン三元共重合体からなる群から選択される一種以上であることが好ましく、プロピレン単独重合体がより好ましい。ポリプロピレン樹脂は、一種を単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。 The polypropylene resin is not particularly limited, and for example, a homopolymer, a copolymer, or a mixture thereof can be used. Examples of the copolymer include copolymers of propylene and at least one α-olefin selected from the group consisting of ethylene and α-olefins having 4 or more carbon atoms. The α-olefin having 4 or more carbon atoms is not particularly limited, but examples include 1-butene, 1-pentene, 3,3-dimethyl-1-butene, 4-methyl-1-pentene, 4,4-dimethyl -1-pentene, 1-decene, 1-dodecene, 1-tetradecene, 1-octadecene and the like. The copolymer may be a random copolymer or a block copolymer. The content of propylene in the copolymer is preferably 50 mol % or more. Among them, from the viewpoint of versatility, it is preferably one or more selected from the group consisting of propylene homopolymer, ethylene-propylene copolymer and ethylene-butene-1-propylene terpolymer. coalescence is more preferred. A polypropylene resin may be used individually by 1 type, and may be used in combination of 2 or more types.
繊維網状体3の連続線条4が金網2の網目空間を介して金網2の少なくとも一方の表面から突出して形成した突出部5において、金網2を構成する金属線6を囲むように接合した繊維網状体の接合部7は、所定面積あたりに3個以上存在する。これにより、金網2に対する繊維網状体3の保持性が良好になり、例えば、野生動物と衝突した場合でも、繊維網状体3が金網2から外れることはない。接合部7は、所定面積あたりに4個以上存在することが好ましく、5個以上存在することがより好ましく、6個以上存在することがさらに好ましい。接合部7の数の上限は特に限定されないが、運搬等の際に獣害防止用網状体1をロール状にしやすい観点から、所定面積あたりに50個以下存在することが好ましく、40個以下存在することがより好ましく、30個以下存在することがさらに好ましい。
Fibers joined so as to surround the
突出部5の厚みは特に限定されないが、繊維網状体3が金網2を構成する金属線6を囲むように接合しやすい観点から、例えば、2~50mmであることが好ましく、より好ましくは5~40mmであり、さらに好ましくは10~30mmである。本発明において、獣害防止用網状体1を2枚の厚さ3mmのアクリル板で挟み込み、JIS L 1908に準じて、2kPaの荷重を加えた状態で、アクリル板間の距離を測定し、突出部の厚みとする。該測定は、任意に選択した10cm角の試料5枚を用いて行い、それらの平均値を算出する。
The thickness of the projecting
繊維網状体3は、特に限定されないが、農地や植林の周辺部に獣害防止用網状体1を設置した際の通気性を高める観点から、空隙率が90.0%以上であることが好ましく、92.0%以上であることがより好ましく、93.0%以上であることがさらに好ましい。本発明において、繊維網状体の空隙率は、連続線条の正味体積を見掛け体積で除した値を1より引いた値に100を乗じ算出する。
Although the fiber net-
繊維網状体3は、特に限定されないが、接合部を多くしつつ、通気性を高める観点から、目付が500~1800g/m2であることが好ましく、600~1700g/m2であることがより好ましく、700~1600g/m2であることがさらに好ましい。
The
獣害防止用網状体1は、特に限定されないが、例えば、図4に示されているような装置を用いて作製することができる。該装置は、紡糸口金11、紡糸口金11の下方に配置された搬送体12、及び搬送体12上に配置された金型13で構成されている。紡糸口金を複数個設ければ、種類の異なる線条を紡糸することができ、複数種の連続線条で構成された繊維網状体を形成することができる。
Although not particularly limited, the animal damage-preventing net-
紡糸口金11には、紡糸孔が6~20mm間隔で配置されている紡糸孔の列が平行に2~3列に亘って設けられてもよく、もしくは、紡糸孔が交互に位置するような千鳥状に2~3列に亘って設けられてもよい。金型13は、図4及び図5に示されているように、所定の高さの山部14を有し、山部14と山部14の間には谷部15が形成されている。紡糸孔の孔径は、連続線条の線径が0.2~1.8mmになるような範囲であればよく、例えば、0.2~1.7mmであることが好ましく、0.3~1.6mmであることがより好ましく、0.3~1.4mmであることがさらに好ましく、0.3~1.2mmであることがさらにより好ましい。紡糸孔の孔径が上述した範囲内であると、所定面積あたりの繊維網状体の接合部7が3個以上になりやすい。
The
原料となる熱可塑性樹脂、或いは必要に応じて熱可塑性樹脂に添加剤を添加した熱可塑性樹脂組成物を該熱可塑性樹脂の融点Tm以上の温度、好ましくはTm以上Tm+150℃以下の温度に加熱して溶融状態で連続線条4として紡出する。搬送体12上に配置された金型13上に金網2を載置しながら、該搬送体12を連続線条4の落下速度よりも遅い速度で矢印方向に移動させつつ、連続線条4を固化しない間に金網2上に自由落下させる。連続線条4に上下方向(厚さ方向)及び横方向(幅方向)の不規則なループを描かせて隣接する連続線条と交差させながら順次集積させる。その集積の際に、金網2の網目空間から連続線条4が膨出して金型13の谷部15に対応する部分において突出部5を形成するとともに、連続線条4を相互にそれぞれの交差点において自己融着(接合)させ、その後室温まで冷却することで、獣害防止用網状体1を得ることができる。
A thermoplastic resin as a raw material, or a thermoplastic resin composition obtained by adding an additive to a thermoplastic resin as necessary, is heated to a temperature equal to or higher than the melting point Tm of the thermoplastic resin, preferably to a temperature equal to or higher than Tm and equal to or lower than Tm + 150 ° C. It is heated and spun as a
原料となる熱可塑性樹脂には、必要に応じて、顔料、酸化防止剤、紫外線吸収剤などの添加剤が添加されてもよい。熱可塑性樹脂及び添加剤を含む熱可塑性樹脂組成物において、添加剤の配合量は1質量%以下であることが好ましい。 Additives such as pigments, antioxidants, and ultraviolet absorbers may be added to the raw material thermoplastic resin, if necessary. In a thermoplastic resin composition containing a thermoplastic resin and an additive, the additive content is preferably 1% by mass or less.
獣害防止用網状体1において、所定面積あたりの繊維網状体の接合部7を3個以上になりやすくするためには、金型13の山部14の高さ(すなわち、金型13の上面から下面までの距離)が1mm以上であることが好ましく、より好ましくは10mm以上であり、さらに好ましくは20mm以上である。また、特に限定されないが、例えば、繊維網状体の厚み方向の強度確保や獣害防止用網状体の運搬のし易さの観点から、金型13の山部の高さが50mm以下であることが好ましく、40mm以下であることがより好ましく、さらに好ましくは30mm以下である。
In the animal damage-preventing net-
また、獣害防止用網状体1において、所定面積あたりの繊維網状体の接合部7を3個以上になりやすくするためには、紡糸口金11と搬送体12の距離は、50mm以上であることが好ましく、100mm以上であることがより好ましく、150mm以上であることがさらに好ましい。また、特に限定されないが、例えば、繊維網状体冷却による接合不足を防ぐ観点から、紡糸口金11と搬送体12の距離は、300mm以下であることが好ましく、より好ましくは250mm以下であり、さらに好ましくは200mm以下である。
Further, in order to make it easier for the number of
獣害防止用網状体1において、金網2と繊維網状体3は強固に固着し、獣害防止に用いるのに適した金網保持性を有することから、農地や植林の周辺部に獣害防止用網状体1を設置して野生動物の侵入を防止することができる。また、獣害防止用網状体1は、空隙率が高いことから、農地や植林の周辺部に獣害防止用網状体1を設置した場合にも、農作物等が成長のために必要とする通気性を保つことができる。
In the animal damage prevention net-
以下、実施例を用いて本発明をさらに具体的に説明する。なお、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。 EXAMPLES The present invention will be described in more detail below using examples. In addition, the present invention is not limited to the following examples.
実施例及び比較例で用いた測定・評価方法は、以下のとおりである。
(1)ポリプロピレン樹脂のメルトマスフローレート(MFR)
原料のポリプロピレン樹脂を試料とし、JIS K 7210に準じ、温度230℃、荷重21.18Nの条件下で測定した。
(2)ポリプロピレン樹脂の融点
DSCにより得た熱融解量曲線から求めた。
(3)連続線条の線径
ノギスにて測定した。
(4)繊維網状体の空隙率
連続線条の正味体積を見掛け体積で除した値を1より引いた値に100を乗じ算出した。
(5)繊維網状体の突出部の厚み
獣害防止用網状体を2枚の厚さ3mmのアクリル板で挟み込み、JIS L 1908に準じて、2kPaの荷重を加えた状態で、アクリル板間の距離を測定し、突出部の厚みとした。該測定は、任意に選択した10cm角の試料5枚を用いて行い、それらの平均値を算出した。
(6)繊維網状体の目付
JIS L 1908に準じて測定した。
(7)接合部の個数
獣害防止用網状体から任意に選択した3箇所の縦(獣害防止用網状体の長手方向に対応)12cm×横(獣害防止用網状体の幅方向に対応)20cmの領域における接合部の個数を測定し、それらを平均して算出した。
(8)繊維網状体の金網保持性
繊維網状体の金網保持性を下記の二つの基準で評価した。
A:金網と繊維網状体が一体化し、容易に外れない状態であり、繊維網状体の金網保持性が良好である。
B:金網と繊維網状体が一体化されていない箇所があり、繊維網状体の金網保持性が不良である。
The measurement and evaluation methods used in Examples and Comparative Examples are as follows.
(1) Melt mass flow rate (MFR) of polypropylene resin
Using polypropylene resin as a raw material as a sample, it was measured according to JIS K 7210 under the conditions of a temperature of 230° C. and a load of 21.18 N.
(2) Melting point of polypropylene resin Determined from a thermal melting curve obtained by DSC.
(3) Wire diameter of continuous filament Measured with a vernier caliper.
(4) Porosity of fiber network It was calculated by multiplying the value obtained by subtracting the value obtained by dividing the net volume of the continuous filaments by the apparent volume from 1 and multiplying by 100.
(5) Thickness of protruding part of fiber net-like body The net-like body for animal damage prevention is sandwiched between two acrylic plates with a thickness of 3 mm, and a load of 2 kPa is applied according to JIS L 1908. The distance was measured and taken as the thickness of the protrusion. The measurement was performed using five arbitrarily selected 10 cm square samples, and the average value thereof was calculated.
(6) Fabric weight of fiber net It was measured according to JIS L 1908.
(7) Number of joints Three arbitrarily selected points from the animal damage prevention net-like body (corresponding to the longitudinal direction of the animal damage prevention net-like body) 12 cm × width (corresponding to the width direction of the animal damage prevention net-like body) ) was calculated by measuring the number of joints in an area of 20 cm and averaging them.
(8) Retainability of Wire Mesh of Fiber Reticulated Material The retention of the wire mesh of the fiber reticulated material was evaluated according to the following two criteria.
A: The wire mesh and the fiber mesh are integrated and are not easily separated, and the fiber mesh retains the wire mesh well.
B: There are places where the wire mesh and the fiber mesh are not integrated, and the wire mesh retention of the fiber mesh is poor.
熱可塑性樹脂及び顔料として、以下を用意した。
(1)ポリプロピレン樹脂1:プロピレン単独重合体、MFR10g/10分、融点160℃、以下において、単に「MFR10」とも記す。
(2)ポリプロピレン樹脂2:プロピレン単独重合体、MFR30g/10分、融点160℃、以下において、単に「MFR30」とも記す。
(3)ポリプロピレン樹脂3:プロピレン単独重合体、MFR65g/10分、融点160℃、以下において、単に「MFR65」とも記す。
(4)ポリプロピレン樹脂4:プロピレン単独重合体、MFR2g/10分、融点160℃、以下において、単に「MFR2」とも記す。
(5)黒色顔料:以下において、単に「顔料」とも記す。
The following were prepared as thermoplastic resins and pigments.
(1) Polypropylene resin 1: propylene homopolymer, MFR 10 g/10 min, melting point 160°C, hereinafter simply referred to as "MFR 10".
(2) Polypropylene resin 2: propylene homopolymer, MFR 30 g/10 min, melting point 160°C, hereinafter simply referred to as "MFR 30".
(3) Polypropylene resin 3: propylene homopolymer, MFR 65 g/10 min, melting point 160°C, hereinafter simply referred to as "MFR 65".
(4) Polypropylene resin 4: propylene homopolymer, MFR 2 g/10 min, melting point 160°C, hereinafter simply referred to as "MFR2".
(5) Black pigment: hereinafter also simply referred to as “pigment”.
(実施例1)
図4に示されている装置で獣害防止用網状体を作製した。孔径が1mmの紡糸孔(円形)が10mm間隔で配置されている紡糸孔列が2列に亘って平行に設けられている紡糸口金11を用意し、金網2として、亀甲金網(朝日金網株式会社製、品名「IR kikko」、網目(ピッチ):60mm、線径:1.8mm)を用意し、金型13として、図5に示すように、山部14及び谷部15を有し、山部14の高さが25mmである金型を用意した。紡糸口金11と搬送体12の距離は140mmであった。ポリプロピレン樹脂であるMFR10を99質量部と、顔料を1質量部混合した熱可塑性樹脂組成物を加熱溶融して連続線条4として紡出し、搬送体12上に配置された金型13上に金網2を載置しながら、該搬送体12を連続線条4の落下速度よりも遅い速度で矢印方向に移動させつつ、連続線条4を固化しない間に金網2上に自由落下させて、連続線条4に上下方向(厚さ方向)及び横方向(幅方向)の不規則なループを描かせて隣接する連続線条と交差させながら順次集積させた。その集積の際に、金網2の網目空間から連続線条4が膨出して金型13の谷部15に対応する部分において突出部5を形成するとともに、連続線条4を相互にそれぞれの交差点において自己融着(接合)させ、その後室温まで冷却することで、獣害防止用網状体1を得た。
(Example 1)
A net-like body for animal damage prevention was produced with the apparatus shown in FIG. A
(実施例2~5)
孔径が下記表1に示す値である紡糸口金を用い、ポリプロピレン樹脂として下記表1に示す樹脂を用いた以外は、実施例1と同様にして獣害防止用網状体を得た。
(Examples 2-5)
A net-like body for animal damage prevention was obtained in the same manner as in Example 1, except that a spinneret having a pore size shown in Table 1 below was used, and a resin shown in Table 1 below was used as a polypropylene resin.
(比較例1~4)
孔径が下記表1に示す値である紡糸口金を用い、ポリプロピレン樹脂として下記表1に示す樹脂を用いた以外は、実施例1と同様にして獣害防止用網状体を得た。
(Comparative Examples 1 to 4)
A net-like body for animal damage prevention was obtained in the same manner as in Example 1, except that a spinneret having a pore size shown in Table 1 below was used, and a resin shown in Table 1 below was used as a polypropylene resin.
実施例及び比較例で得られた獣害防止用網状体について、上述したとおり、連続線条の線径、繊維網状体の空隙率、突出部の厚み及び目付、並びに接合部の個数(縦12cm×横20cmの所定面積あたり)を測定し、その結果を下記表1に示した。
Regarding the animal damage-preventing net-like bodies obtained in Examples and Comparative Examples, as described above, the wire diameter of the continuous filament, the porosity of the fiber net-like body, the thickness and basis weight of the protrusions, and the number of joints (
表1のデータから分かるように、実施例の獣害防止用網状体において、縦12cm×横20cmの所定面積あたりの接合部が3個以上であり、繊維網状体の金網保持性が良好であった。また、実施例の獣害防止用網状体において、繊維網状体の空隙率が90.0%以上であり、通気性が良好であった。 As can be seen from the data in Table 1, in the animal damage-preventing nets of Examples, the number of joints per predetermined area of 12 cm long x 20 cm wide was 3 or more, and the fibrous nets had good wire mesh holding properties. rice field. In addition, in the animal damage-preventing net-like bodies of Examples, the porosity of the fiber net-like bodies was 90.0% or more, and the air permeability was good.
一方、比較例1の獣害防止用網状体では、連続線条の線径が1.8mmを超えており、接合部の個数が3未満であることから、繊維網状体の金網保持性が悪かった。比較例2及び3では、接合部の個数が3未満であることから、繊維網状体の金網保持性が悪かった。比較例4の場合、突出部を有する繊維網状体を形成することができなかった。 On the other hand, in the wild animal damage-preventing net-like body of Comparative Example 1, the wire diameter of the continuous filaments exceeded 1.8 mm, and the number of joints was less than 3. Therefore, the fibrous net-like body had poor wire mesh holding properties. rice field. In Comparative Examples 2 and 3, since the number of joints was less than 3, the fibrous net-like body did not retain the wire mesh. In the case of Comparative Example 4, it was not possible to form a fibrous network having projections.
1 獣害防止用網状体
2 金網
3 繊維網状体
4 連続線条
5 繊維網状体の突出部
6 金属線
7 接合部
11 紡糸口金
12 搬送体
13 金型
14 山部
15 谷部
1 Animal damage-preventing net-
Claims (7)
前記繊維網状体は、線径が0.2~1.8mmの複数本の熱可塑性樹脂製の連続線条の各々が不規則なループをなして水平方向及び/又は厚み方向において相互に交差し、かつその交差点において接合されて3次元の網状構造を形成したものであり、
前記繊維網状体は、前記金網の少なくとも一方の表面から突出しており、前記金網の表面から突出した繊維網状体の突出部において、繊維網状体の少なくとも一部が金網を構成する金属線を囲むように接合しており、前記金属線を囲むように接合している繊維網状体の接合部は、獣害防止用網状体の面積240cm2(縦12cm×横20cm)あたりに3個以上存在することを特徴とする獣害防止用網状体。 An animal damage-preventing net-like body containing a wire net and a fiber net-like body,
The fiber network has a plurality of thermoplastic resin continuous filaments having a wire diameter of 0.2 to 1.8 mm each forming irregular loops and crossing each other in the horizontal direction and/or the thickness direction. , and are joined at their intersections to form a three-dimensional network structure,
The fiber net-like body protrudes from at least one surface of the wire net, and at least a portion of the fiber net-like body protrudes from the surface of the wire net so that at least a part of the fiber net-like body surrounds the metal wire constituting the wire net. , and the joints of the fiber net-like body joined so as to surround the metal wire shall be three or more per area of 240 cm 2 (length 12 cm x width 20 cm) of the animal damage prevention net-like body. A net-like body for animal damage prevention, characterized by:
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