JP7257237B2 - 粒子回収ポンプ用のストレーナ組立体、粒子回収ポンプ用のストレーナ、粒子回収システム、及び粒子回収方法 - Google Patents
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Description
粒子回収ポンプの吸込側に設けられる内側ストレーナと、
前記内側ストレーナの外側の少なくとも一部を覆うように取り付けられる外側ストレーナと、
を備え、
前記内側ストレーナは、複数の第1孔が形成された第1面を有し、
前記外側ストレーナは、前記第1面に対向して配置され、複数の第2孔が形成された第2面を有し、
前記第1面と前記第2面との間に、前記第1面および前記第2面に沿って前記粒子回収ポンプの回収対象粒子が移動可能な空間が形成されている。
前記内側ストレーナは、底部と、前記底部に対向して設けられる開口が形成された頂部と、前記底部と前記頂部との間に設けられる側壁部と、を含み、
前記内側ストレーナの内部空間は、前記底部および前記側壁部によって囲まれるとともに、前記開口を介して前記粒子回収ポンプ側の流路と連通可能に構成され、
前記側壁部の内面は、前記底部から前記頂部に向かって、前記開口の中心軸と前記内面との間の距離が減少するように前記中心軸に対して傾斜した傾斜面を含む。
前記内側ストレーナは、底部と、前記底部に対向して設けられる開口が形成された頂部と、前記底部と前記頂部との間に設けられる側壁部と、を含み、
前記内側ストレーナの複数の前記第1孔は、前記底部と前記頂部との中間位置より前記底部に近い領域に位置する。
粒子回収ポンプの吸込側に設けられるストレーナであって、
複数の孔を含むストレーナ本体を備え、
各々の前記孔は、前記孔の上流端に位置する上流側開口端と、前記孔の下流端に位置するとともに前記上流側開口端よりも開口面積が大きい下流側開口端と、を含む。
粒子を含む液体を吸引するための粒子回収ポンプと、
前記粒子回収ポンプの吸込側に設けられる上記(1)乃至(8)の何れか一つの粒子回収ポンプ用のストレーナ組立体又は上記(9)の粒子回収ポンプ用のストレーナと、を備える。
前記粒子回収システムは、前記液体とともに前記粒子回収ポンプにより吸引された前記粒子を分離するための固液分離ユニットを備え、
前記固液分離ユニットは、前記粒子回収ポンプより下流側に設けられ、前記固液分離ユニットにより前記粒子が取り除かれた前記液体を前記固液分離ユニットの周囲に流出させるように構成されている。
前記粒子回収システムは、前記液体とともに前記粒子回収ポンプにより吸引された前記粒子を分離するための固液分離ユニットを備え、
前記固液分離ユニットは、前記粒子回収ポンプ用のストレーナ組立体又は前記粒子回収ポンプ用のストレーナから前記粒子回収ポンプまでの流路に設けられる。
粒子回収ポンプの吸込側に設けられ、複数の第1孔が形成された第1面を有する内側ストレーナと、前記内側ストレーナの外側の少なくとも一部を覆うように取り付けられ、前記第1面に対向して配置される複数の第2孔が形成された第2面を有する外側ストレーナとを粒子を含む液体中に浸漬する浸漬ステップと、
前記粒子回収ポンプの吸引力によって、複数の前記第1孔と複数の前記第2孔よりも小さい前記粒子を、前記第1面および前記第2面に沿って前記粒子が移動可能な前記第1面と前記第2面との間の空間を介して回収する回収ステップと、
を備える。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
11 第1孔
13 底部
14 側壁部
15 頂部
16 開口
17 突起
20 外側ストレーナ
21 第2孔
22 網
25 調整機構
30 ストレーナ組立体
40 粒子回収ポンプ
41 配管
50 空間
51 内部空間
60,70 ストレーナ
61,71 孔
80 固液分離ユニット
90 脱水装置
91 チャンバ
92 流路
93 排出部
94 回転機構
95 振動機構
96 バルブ
100 粒子回収システム
A 隙間
Claims (13)
- 粒子回収ポンプの吸込側に設けられる内側ストレーナと、
前記内側ストレーナの外側の少なくとも一部を覆うように取り付けられる外側ストレーナと、
を備え、
前記内側ストレーナは、複数の第1孔が形成された第1面を有し、
前記外側ストレーナは、前記第1面に対向して配置され、複数の第2孔が形成された第2面を有し、
前記第1面と前記第2面との間に、前記第1面および前記第2面に沿って前記粒子回収ポンプの回収対象粒子が移動可能な空間が形成され、
前記第1面と前記第2面との隙間を調整するための調整機構を備える
粒子回収ポンプ用のストレーナ組立体。 - 前記第2面における複数の前記第2孔がなす単位面積当たりの開口面積は、前記第1面における複数の前記第1孔がなす単位面積当たりの前記開口面積よりも大きく、かつ、前記第2孔は前記第1孔よりも大きな開口面積を有する
請求項1に記載の粒子回収ポンプ用のストレーナ組立体。 - 前記内側ストレーナは、底部と、前記底部に対向して設けられる開口が形成された頂部と、前記底部と前記頂部との間に設けられる側壁部と、を含み、
前記内側ストレーナの内部空間は、前記底部および前記側壁部によって囲まれるとともに、前記開口を介して前記粒子回収ポンプ側の流路と連通可能に構成され、
前記側壁部の内面は、前記底部から前記頂部に向かって、前記開口の中心軸と前記内面との間の距離が減少するように前記中心軸に対して傾斜した傾斜面を含む
請求項1又は2に記載の粒子回収ポンプ用のストレーナ組立体。 - 前記内側ストレーナは、底部と、前記底部に対向して設けられる開口が形成された頂部と、前記底部と前記頂部との間に設けられる側壁部と、を含み、
前記内側ストレーナの複数の前記第1孔は、前記底部と前記頂部との中間位置より前記底部に近い領域に位置する
請求項1乃至3の何れか一項に記載の粒子回収ポンプ用のストレーナ組立体。 - 粒子回収ポンプの吸込側に設けられる内側ストレーナと、
前記内側ストレーナの外側の少なくとも一部を覆うように取り付けられる外側ストレーナと、
を備え、
前記内側ストレーナは、複数の第1孔が形成された第1面を有し、
前記外側ストレーナは、前記第1面に対向して配置され、複数の第2孔が形成された第2面を有し、
前記第1面と前記第2面との間に、前記第1面および前記第2面に沿って前記粒子回収ポンプの回収対象粒子が移動可能な空間が形成され、
前記内側ストレーナの前記第1面には、複数の突起が設けられ、
複数の前記突起をそれぞれ貫通して複数の前記第1孔が設けられている
粒子回収ポンプ用のストレーナ組立体。 - 複数の前記突起は、側面と先端面との接続部が面取りされている
請求項5に記載の粒子回収ポンプ用のストレーナ組立体。 - 粒子回収ポンプの吸込側に設けられる内側ストレーナと、
前記内側ストレーナの外側の少なくとも一部を覆うように取り付けられる外側ストレーナと、
を備え、
前記内側ストレーナは、複数の第1孔が形成された第1面を有し、
前記外側ストレーナは、前記第1面に対向して配置され、複数の第2孔が形成された第2面を有し、
前記第1面と前記第2面との間に、前記第1面および前記第2面に沿って前記粒子回収ポンプの回収対象粒子が移動可能な空間が形成され、
前記第1孔は、前記第1孔の上流端に位置する上流側開口端と、前記第1孔の下流端に位置するとともに前記上流側開口端よりも開口面積が大きい下流側開口端と、を含む
粒子回収ポンプ用のストレーナ組立体。 - 粒子を含む液体を吸引するための粒子回収ポンプと、
前記粒子回収ポンプの吸込側に設けられる請求項1乃至7の何れか一項に記載の粒子回収ポンプ用のストレーナ組立体と、を備える
粒子回収システム。 - 前記液体とともに前記粒子回収ポンプにより吸引された前記粒子を分離するための固液分離ユニットを備え、
前記固液分離ユニットは、前記粒子回収ポンプより下流側に設けられ、前記固液分離ユニットにより前記粒子が取り除かれた前記液体を前記固液分離ユニットの周囲に流出させるように構成された
請求項8に記載の粒子回収システム。 - 前記液体とともに前記粒子回収ポンプにより吸引された前記粒子を分離するための固液分離ユニットを備え、
前記固液分離ユニットは、前記粒子回収ポンプ用のストレーナ組立体又は前記粒子回収ポンプ用のストレーナから前記粒子回収ポンプまでの流路に設けられる
請求項9に記載の粒子回収システム。 - 前記固液分離ユニットが分離した前記粒子の脱水を行うための脱水装置をさらに備える
請求項9又は10に記載の粒子回収システム。 - 前記脱水装置は、前記固液分離ユニットを回転させるように構成された回転機構又は前記固液分離ユニットを振動させるように構成された振動機構を含む
請求項11に記載の粒子回収システム。 - 前記固液分離ユニットが分離した前記粒子を加熱乾燥するように構成された加熱装置と、前記固液分離ユニットを収容可能なチャンバの内部を真空引きするように構成された水分除去装置と、加熱時の排気に含まれる微粒子をフィルタリングするための固気分離装置との少なくとも一つをさらに備える
請求項9乃至11の何れか一項に記載の粒子回収システム。
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JP2019081249A JP7257237B2 (ja) | 2019-04-22 | 2019-04-22 | 粒子回収ポンプ用のストレーナ組立体、粒子回収ポンプ用のストレーナ、粒子回収システム、及び粒子回収方法 |
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JP2020175352A JP2020175352A (ja) | 2020-10-29 |
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JP2807657B2 (ja) * | 1996-03-15 | 1998-10-08 | 大容基功工業株式会社 | 泥水掘削工法における泥水及び産業用廃水の処理方法及び装置 |
-
2019
- 2019-04-22 JP JP2019081249A patent/JP7257237B2/ja active Active
Patent Citations (5)
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