JP7257107B2 - 二次電池制御装置および二次電池制御方法 - Google Patents

二次電池制御装置および二次電池制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7257107B2
JP7257107B2 JP2018044259A JP2018044259A JP7257107B2 JP 7257107 B2 JP7257107 B2 JP 7257107B2 JP 2018044259 A JP2018044259 A JP 2018044259A JP 2018044259 A JP2018044259 A JP 2018044259A JP 7257107 B2 JP7257107 B2 JP 7257107B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
secondary battery
cost
power
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018044259A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019161819A (ja
Inventor
一史 湯淺
忠利 馬場▲崎▼
徹 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Facilities Inc
Original Assignee
NTT Facilities Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Facilities Inc filed Critical NTT Facilities Inc
Priority to JP2018044259A priority Critical patent/JP7257107B2/ja
Publication of JP2019161819A publication Critical patent/JP2019161819A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7257107B2 publication Critical patent/JP7257107B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、二次電池制御装置および二次電池制御方法に関する。
従来、放電した二次電池に充電を行う場合には、深夜などの電気料金が比較的安い時間帯に充電を行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、ディマンドリスポンスに対応して放電を行う二次電池の場合には、放電が終了した直後に充電を開始する場合が多い。
特開2012-100449号公報
二次電池が上記の理由により充電を開始する場合、次に説明する問題が発生することがある。つまり、ディマンドリスポンスに対応した後に充電を開始する場合、商用電力の価格が高い時間帯にあたり、充電に要する費用が高くなる問題が発生することがある。また、需要のピーク時間帯にあたると、契約電力を超過して電力料金がさらに嵩む可能性がある。
これらの問題を回避するために、放電した二次電池に対して充電を行うタイミングを商用電力の価格が低い時間帯まで待機して充電を行う方法も知られている。具体的には、電気自動車に用いられる二次電池であれば、上述のように深夜などの電気料金が比較的安い時間帯まで待って充電を行うことが知られている。
しかしながら、停電時に電力の供給を行うバックアップ用途に用いられる二次電池や、ディマンドリスポンスの対応に用いられる二次電池の場合には、放電から充電までの期間はバックアップ用途に用いることや、ディマンドリスポンスの対応に用いることが難しくなるという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、経済性の確保と、充電までの待ち時間の適正化の両立を図りやすくすることができる二次電池制御装置および二次電池制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の第1の態様に係る二次電池制御装置は、複数の二次電池に対する充放電を制御する二次電池制御装置であって、前記複数の二次電池のそれぞれに対して充電の猶予期間を算出する期間算出部と、算出された前記猶予期間において充電を行う場合の費用を算出し、前記猶予期間内で最も充電の費用が低い時間帯を求めるコスト算出部と、前記二次電池に対する充電を行う時間、および、充電電力を決定する決定部と、が設けられていることを特徴とする。
本発明の第2に態様に係る二次電池制御方法は、複数の二次電池に対する充放電を制御する二次電池制御方法であって、前記複数の二次電池のそれぞれに対して充電の猶予期間を算出する期間算出ステップと、算出された前記猶予期間において充電を行う場合の費用を算出し、前記猶予期間内で最も充電の費用が低い時間帯を求めるコスト算出ステップと、前記二次電池に対する充電を行う時間、および、充電電力を決定する決定ステップと、を有することを特徴とする。
本発明の第1の態様に係る二次電池制御装置および第2の態様に係る二次電池制御方法によれば、充電の猶予期間内の時間帯であって、充電の費用が低い時間帯に二次電池の充電が行われるようになる。そのため、充電の費用の上昇が抑制されるとともに、充電までの待ち時間が必要以上に長くなることを抑制できる。
上記発明の第1の態様において前記期間算出部は、前記二次電池が電力を供給する設備に対して予め定められた電力品質、停電が発生する確率、および、前記設備に関する情報の少なくとも一つに基づいて前記猶予期間の算出処理を行うことが好ましい。
このように猶予期間を算出する際に、予め定められた電力品質、停電が発生する確率、および、設備に関する情報の少なくとも一つに基づくことにより、算出される猶予期間の精度を高めやすくなる。
上記発明の第1の態様において前記決定部は、前記複数の二次電池に対して求められた最も充電の費用が低い時間帯が重複する場合には、前記最も充電の費用が低い時間帯が重複する二次電池のうち、少なくとも一部について、充電を行う時間帯を前記猶予期間内であって、次に充電の費用が低い時間帯に変更する処理を行うことが好ましい。
このように最も充電の費用が低い時間帯が重複する場合に、重複する二次電池の少なくとも一部について、充電する時間帯を次に充電の費用が低い時間帯に変更することにより、充電する時間帯が集中することを抑制しやすくなる。
本発明の二次電池制御装置および二次電池制御方法によれば、充電の猶予期間内の時間帯であって、充電の費用が低い時間帯に二次電池の充電を行うことにより、経済性の確保と、充電までの待ち時間の短縮の両立を図りやすくなるという効果を奏する。
本発明に係る電力管理システムの構成を説明する摸式図である。 図1の上位電力管理装置の構成を説明する模式図である。 上位電力管理装置における二次電池の充電制御を説明するフローチャートである。 充電コストテーブルを説明する図である。
この発明の一実施形態に係る電力管理システム1について、図1から図4を参照しながら説明する。本実施形態の電力管理システム1は、ディマンドリスポンスの対応に用いられる複数の二次電池43に対する充放電を制御するものである。
電力管理システム1には、図1に示すように、上位電力管理装置(二次電池制御装置)10と、下位電力管理装置30と、電源装置41と、負荷装置(設備)42と、二次電池43と、が主に設けられている。
上位電力管理装置10は、配下に配置された下位電力管理装置30に対して二次電池43の充電に関する情報である充電計画を作成するものである。本実施形態では、上位電力管理装置10に対して、1つの二次電池43を制御する下位電力管理装置30が2つ設けられている例に適用して説明するが、このような下位電力管理装置30が2つよりも多く設けられていてもよい。さらに、複数の二次電池43を制御する下位電力管理装置30が1つ設けられていてもよい。
上位電力管理装置10としては、所定の地域における電力の需要や供給を管理するCEMS(Community Energy Management System)である例を挙げることができる。また、下位電力管理装置30としては、所定のビルなどの建物や、家庭における電力の需要や供給を管理するBEMS(Building Energy Management System)やHEMS(Home Energy Management System)である例を挙げることができる。
上位電力管理装置10は、CPU(中央演算処理ユニット)、ROM、RAM、入出力インタフェース等を有するサーバなどの情報処理装置である。上述のROM等の記憶装置に記憶されているプログラムは、図2に示すように、CPU、ROM、RAM、入出力インタフェースを協働させて、少なくとも受信部11、遅延時間算出部(期間算出部)12、充放電計画策定部(コスト算出部、決定部)13、指示部14、および、蓄積部15として機能させるものである。
受信部11は、外部から充電計画の作成に用いられる種々の情報を取得するものである。情報を取得する外部としては、例えば、気象会社21や、資産管理システム22や、小売電気事業者23や、地図システム24などを挙げることができる。
気象会社21から取得する情報としては、気象予報情報および気象実績情報を例示することができる。気象予報情報は未来の気象状況に関する情報であり、気象実績情報は、過去の気象状況に関する情報を含むものである。
資産管理システム22から取得する情報としては、作業計画情報、設備情報、および、顧客情報を例示することができる。作業計画情報は、上位電力管理装置10や下位電力管理装置30により制御が行われる二次電池43が電力を供給する負荷装置42が関係する作業の計画情報である。設備情報は、二次電池43が電力を供給する負荷装置42の種類や形式や設置位置等に関する情報であり、顧客情報は、二次電池43や負荷装置42の所有者、または、利用者に関する情報である。
小売電気事業者23から取得する情報としては、需要実績情報、および、契約情報を例示することができる。需要実績情報には、過去の二次電池43および負荷装置42で消費した電力、電力量の情報や、ディマンドレスポンスに応じて消費電力、消費電力量を抑制した情報などが含まれる。契約情報は、小売電気事業者23との間で結ばれた契約の情報であって、ディマンドレスポンスに応じる際のインセンティブの内容などが含まれるものである。
地図システム24から取得する情報としては、地図情報、および、充電場所情報を例示することができる。地図情報および充電場所情報は、可搬型の二次電池43が充電できる場所に関する情報である。
遅延時間算出部12は、複数の二次電池43のそれぞれに対して充電の猶予期間を算出するものである。例えば、二次電池43が電力を供給する負荷装置42に対して予め定められた電力品質、停電が発生する確率、および、負荷装置42に関する情報の少なくとも一つに基づいて充電の猶予期間の算出処理を行うものである。具体的な算出内容については後述する。
充放電計画策定部13は、複数の二次電池43に対する充電方法である充電計画を作成するものである。例えば、算出された猶予期間において充電を行う場合の費用を算出し、猶予期間内で最も充電の費用が低い時間帯を求めるものである。また、二次電池43に対する充電を行う時間、および、充電電力を決定するものでもある。具体的な演算内容については後述する。なお、充電計画を作成する具体的な内容については後述する。
指示部14は、作成された充電計画を対象となる下位電力管理装置30へ出力するものである。また指示部14は、充電計画以外のその他の電力制御の内容に関する情報を作成するものである。
蓄積部15は、上位電力管理装置10における演算処理に必要な情報が記憶されているものである。また、当該演算処理の結果である情報を記憶するものでもある。蓄積部15に記憶されている情報としては、上述の契約情報や、設備情報や、制御情報や、保守者情報や、地図情報や、拠点情報などを例示することができる。また、記憶される演算処理の結果としては、移動時間計算部11による演算処理の結果や、費用計算部12による演算処理の結果などを例示することができる。
電源装置41は、受電した商用電力を負荷装置42や二次電池43に利用可能な電力として供給するものである。電源装置41としては、公知のものを用いることができ特に限定するものではない。
二次電池43は、電力需要のピーク時に充電された電力を供給することにより、電力供給のコスト低減や、ディマンドリスポンス等のエネルギーマネジメントに対応するものである。二次電池43としては、電力の充放電の制御が可能なものであればよく、その方式や構成などを限定するものではない。
本実施形態では、二次電池43として、可搬型の二次電池43、および、据置型の二次電池43が用いられる例に適用して説明するが、可搬型の二次電池43のみであってもよいし、据置型の二次電池43のみであってもよい。
負荷装置42は、空調装置や照明機器などの電力を消費する設備である。また、負荷装置42は、下位電力管理装置30から出力される信号に基づいて、稼働状態を制御して消費する電力を制御するものであってもよい。
次に、上記の構成からなる電力管理システム1における二次電池43に対する充電制御について図3および図4を参照しながら説明する。電力管理システム1の上位電力管理装置10は、例えばディマンドレスポンスに対応して二次電池43の放電が行われた後に、当該二次電池43に対する充電を行う制御を行う。
上位電力管理装置10の受信部11は制御が開始されると、図3に示すように、複数の二次電池43のそれぞれに対して、時刻TにおけるSOC(State Of Charge)を取得する処理を行う。(S101)。ここで時刻Tとしては、図3に示す制御が開始された時刻などを例示することができる。
次いで受信部11は、二次電池43の充電終了となるSOCを取得する処理を行う。(S103)。SOCは、二次電池43ごとに予め定められている値や、二次電池43の経年劣化を考慮した値である例を挙げることができる。SOCの取得先としては、資産管理システム22であってもよいし、それ以外の二次電池43に関する情報を管理するシステムであってもよい。
充電終了となるSOCとしては、例えば二次電池43がディマンドレスポンスに応じて負荷装置42に電力を供給するために必要な電力量に基づいて求められるものを挙げることができる。SOCの値は、それぞれの二次電池43に対して予め定められた値を用いることができる。
二次電池43のSOCおよびSOCが取得されると、上位電力管理装置10の遅延時間算出部12は、複数の二次電池43のそれぞれに対して、充電終了に必要な充電電力量Wを算出する処理を行う(S105)。言い換えると、複数の二次電池43のそれぞれについて、SOCを充電終了となるSOCとするのに必要な電力量Wを算出する処理を行う。
次いで遅延時間算出部12は、二次電池43における充電終了が必要な時刻期限(猶予期間)Tを算出する処理を行う(S109:期間算出ステップ)。時刻期限Tを算出する際には、取り決めや、行動に関する外乱や、天候に関する外乱や、負荷装置42の情報などが参照される。
取り決めは、主に契約情報に含まれるものである。例えば、負荷装置42の所有者や使用者との間の負荷装置42への電力の供給に関する水準の取り決め(SLA(Service Level Agreement))を挙げることができる。遅延時間算出部12は、SLAに定められている電力の供給停止による負荷装置42の不稼働率(言い換えると許容されている不稼働率)に基づいて、時刻期限Tを算出する。
行動に関する外乱は、主に作業計画に基づいて求められるものである。例えば、負荷装置42の予定されている停止(計画的な停止)がある場合には、停止期間の終了までに充電終了すればよいと考えられる。
天候に関する外乱は、主に気象予報に基づいて求められるものである。例えば、雷の発生確率が低い場合には、商用電力の停電が発生する確率も低くなる。遅延時間算出部12は、気象予報に基づいて商用電力の停電が発生する確率を推定し、推定した停電が発生する確率に基づいて時刻期限Tを算出する処理を行う。
負荷装置42の情報は、主に設備情報に含まれるものである。例えば、遅延時間算出部12は、二重化されている負荷装置42に対しては、二重化されていない負荷装置42と比較して、時刻期限Tを遅い時刻として算出する。
次いで遅延時間算出部12は、二次電池43における充電開始までに許容される遅延時間(猶予期間)Tを算出する処理を行う(S111:期間算出ステップ)。具体的には下記の計算式に基づいて遅延時間Tを算出する処理を行う。
Figure 0007257107000001
ここでSOCは、時刻Tにおける二次電池43の充電状態(%)であり、SOCは充電終了となる二次電池43の充電状態(%)である。Wは充電終了に必要な充電電力量(kWh)であり、Tは充電開始までに許容される遅延時間(h)である。Tは充電終了が必要な時刻の期限(h)であり、Tは充電終了に必要な所要時間(h)である。Pは充電装置の充電可能電力(kW)であり、Cは二次電池43の定格容量(kWh)である。
なお、SOC-SOC<0となる場合、言い換えると二次電池43が十分に充電されていて、更に充電をする必要が無い場合には、遅延時間算出部12は次の例外処理を行う。この場合、遅延時間Tが時刻期限Tよりも大きくなる。そのため、所要時間T<0の時には、遅延時間算出部12はT=Tとする例外処理を行う。このようにすることにより、遅延時間Tが時刻期限T以上に延伸する状態が回避される。
その後、上位電力管理装置10の受信部11は、二次電池43に対して充電を行う際のコストを算出する処理を行う(S113:コスト算出ステップ)。具体的には、複数の二次電池43のそれぞれに対して、算出した遅延時間T、および、二次電池43に対して充電を行う際のコストを表す充電コストテーブル(図4参照。)に基づいてコストを算出する処理を行う。充電コストテーブルは、予め定められたものを蓄積部15から取得してもよいし、外部から取得してもよい。
充電コストテーブルには、複数の二次電池43のそれぞれについて、遅延時間Tごとに充電に要するコストを算出する際の係数が定義されている。本実施形態では最も小さい係数が0、最も大きい係数が99の場合に適用して説明する。
図4に示す充電コストテーブルでは、二次電池Aの充電に要するコストが、全ての遅延時間Tにおいて最も少なく、二次電池C~Zの充電に要するコストが、全ての遅延時間Tにおいて最も高くなる。また二次電池Bは、遅延時間Tが増えるとともに係数が小さくなっている。
その後、上位電力管理装置10の充放電計画策定部13は、二次電池43に対する充電計画を作成する処理を行う(S113:決定ステップ)。具体的には、複数の二次電池43のそれぞれに対して、算出された充電を行う際のコストに基づいて、最もコストが低い時間帯を求める処理が行われる。言い換えると、二次電池に対する充電を行う時間、および、充電電力を決定する処理が行われる。図4に示す場合では、最初に二次電池Aに対して充電を行い、その次に二次電池Bに対して充電を行い、最後に二次電池C~Zに対して充電を行う充電計画が作成される。
また、複数の二次電池43のそれぞれに対して求められた最も充電の費用が低い時間帯が重複する場合や、充電装置の充電可能電力を超える場合には、最も充電の費用が低い時間帯が重複する二次電池43のうち、少なくとも一部について、充電を行う時間帯を遅延時間T内であって、次に充電の費用が低い時間帯に変更する処理を行う。
作成された充電計画は、上位電力管理装置10の指示部14により下位電力管理装置30へ出力される。下位電力管理装置30は、充電計画に基づいて二次電池43に対する充電の制御を行う。
上記の構成の上位電力管理装置10によれば、充電の遅延時間Tまでの時間帯であって、充電の費用が低い時間帯に二次電池43の充電が行われるようになる。そのため、充電の費用の上昇が抑制されるとともに、充電までの待ち時間が必要以上に長くなることを抑制できる。
遅延時間Tを算出する際に、予め定められた電力品質、停電が発生する確率、および、負荷装置42に関する情報の少なくとも一つに基づくことにより、算出される遅延時間Tの精度を高めやすくなる。
最も充電の費用が低い時間帯が重複する場合に、重複する二次電池43の少なくとも一部について、充電する時間帯を次に充電の費用が低い時間帯に変更することにより、充電する時間帯が集中することを抑制しやすくなる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば、上記の実施の形態においては、上位電力管理装置10が本発明の二次電池制御装置である例に適用して説明するが、下位電力管理装置30が本発明の二次電池制御装置であってもよく、特に限定するものではない。
10…上位電力管理装置(二次電池制御装置)、43…二次電池、42…負荷装置(設備)、12…遅延時間算出部(期間算出部)、13…充放電計画策定部(コスト算出部、決定部)、T…時刻期限(猶予期間)、T…遅延時間(猶予期間)、S109…期間算出ステップ、S111…期間算出ステップ、S113…コスト算出ステップ、S113…決定ステップ

Claims (4)

  1. 複数の二次電池に対する充放電を制御する二次電池制御装置であって、
    前記複数の二次電池のそれぞれに対して、少なくとも取得した充電終了となる所定の充電状態に基づいた充電開始までに許容される猶予期間を算出する期間算出部と、
    算出された前記猶予期間において充電を行う場合の費用を算出し、前記猶予期間内で最も充電の費用が低い時間帯を求めるコスト算出部と、
    前記二次電池に対する充電を行う時間、および、充電電力を決定する決定部と、が設けられていることを特徴とする二次電池制御装置。
  2. 前記期間算出部は、前記二次電池が電力を供給する設備に対して予め定められた電力品質、停電が発生する確率、および、前記設備に関する情報の少なくとも一つに基づいて前記猶予期間の算出処理を行うことを特徴とする請求項1記載の二次電池制御装置。
  3. 前記決定部は、前記複数の二次電池に対して求められた最も充電の費用が低い時間帯が重複する場合には、
    前記最も充電の費用が低い時間帯が重複する二次電池のうち、少なくとも一部について、充電を行う時間帯を前記猶予期間内であって、次に充電の費用が低い時間帯に変更する処理を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の二次電池制御装置。
  4. 複数の二次電池に対する充放電を制御する二次電池制御方法であって、
    前記複数の二次電池のそれぞれに対して、少なくとも取得した充電終了となる所定の充電状態に基づいた充電開始までに許容される猶予期間を算出する期間算出ステップと、
    算出された前記猶予期間において充電を行う場合の費用を算出し、前記猶予期間内で最も充電の費用が低い時間帯を求めるコスト算出ステップと、
    前記二次電池に対する充電を行う時間、および、充電電力を決定する決定ステップと、を有することを特徴とする二次電池制御方法。
JP2018044259A 2018-03-12 2018-03-12 二次電池制御装置および二次電池制御方法 Active JP7257107B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018044259A JP7257107B2 (ja) 2018-03-12 2018-03-12 二次電池制御装置および二次電池制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018044259A JP7257107B2 (ja) 2018-03-12 2018-03-12 二次電池制御装置および二次電池制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019161819A JP2019161819A (ja) 2019-09-19
JP7257107B2 true JP7257107B2 (ja) 2023-04-13

Family

ID=67995047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018044259A Active JP7257107B2 (ja) 2018-03-12 2018-03-12 二次電池制御装置および二次電池制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7257107B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010288345A (ja) 2009-06-10 2010-12-24 Toshiba Corp 充電制御装置
JP2013134550A (ja) 2011-12-26 2013-07-08 Hitachi Ltd It機器と蓄電池の連係制御システムおよび連係制御方法
JP2017131018A (ja) 2016-01-19 2017-07-27 トヨタ自動車株式会社 充電装置
JP2017135926A (ja) 2016-01-29 2017-08-03 トヨタ自動車株式会社 充電制御システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010288345A (ja) 2009-06-10 2010-12-24 Toshiba Corp 充電制御装置
JP2013134550A (ja) 2011-12-26 2013-07-08 Hitachi Ltd It機器と蓄電池の連係制御システムおよび連係制御方法
JP2017131018A (ja) 2016-01-19 2017-07-27 トヨタ自動車株式会社 充電装置
JP2017135926A (ja) 2016-01-29 2017-08-03 トヨタ自動車株式会社 充電制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019161819A (ja) 2019-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7179500B2 (ja) 蓄電池管理装置、蓄電池管理方法および蓄電池管理プログラム
JP6304367B2 (ja) 蓄電池共有システム、情報処理装置、蓄電池共有方法、及び、蓄電池共有プログラム
US20140142774A1 (en) Energy management system, server, energy management method, and storage medium
JP6257538B2 (ja) 電力需給調整要請量決定装置及びその方法
JP6590762B2 (ja) 電力供給システム
EP3410560B1 (en) Management device and control method
EP3065248A1 (en) Power control system, power control method and recording medium
JPWO2015016192A1 (ja) 電力需給調整システムおよび電力需給調整方法
JP7131920B2 (ja) 蓄電池管理装置、蓄電池管理方法および蓄電池管理プログラム
JP6069738B2 (ja) 充放電制御システム、充放電制御方法、および充放電制御プログラム
JP2016063629A (ja) 蓄電池制御装置、蓄電池制御方法及びプログラム
JP6640954B2 (ja) 電力制御システム、制御装置及び電力制御方法
JP2017022864A (ja) 蓄電池制御装置、蓄電池制御方法、及びプログラム
JPWO2019182016A1 (ja) 電力情報管理システム、管理方法、プログラム、電力情報管理サーバ、通信端末、及び、電力システム
JP6204614B2 (ja) 電力制御装置、電力制御方法及び電力制御システム
EP3116081B1 (en) Received electrical power control method, received electrical power control device, and electrical instrument
JP2019110698A (ja) デマンドレスポンスシステム
JP7257107B2 (ja) 二次電池制御装置および二次電池制御方法
WO2017163934A1 (ja) 電力制御システム、制御装置、制御方法およびコンピュータプログラム
JP6971158B2 (ja) 電力管理装置及びプログラム
JP6590910B2 (ja) コントローラ、電気料金表示方法、及びプログラム
JP7065291B2 (ja) 電力制御方法、プログラム、電力制御システム、及び電力管理システム
JP6543187B2 (ja) 蓄電池制御方法
JP2020028146A (ja) 電力管理装置及びプログラム
JP2019126152A (ja) 電力管理装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220215

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220516

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20220516

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20220524

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20220531

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20220722

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20220726

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20230110

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20230214

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20230228

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20230328

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20230328

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230403

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7257107

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150