JP7255494B2 - 通信装置、通信方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
1.構成例
1.1.システムの構成例
1.2.基地局の構成例
1.3.端末装置の構成例
2.MBMS
3.技術的特徴
4.応用例
4.1.基地局に関する応用例
4.2.端末装置に関する応用例
5.むすび
<1.1.システムの構成例>
まず、図1を参照して、本開示の一実施形態に係るシステム1の概略的な構成の一例について説明する。図1は、本開示の一実施形態に係るシステム1の概略的な構成の一例について説明するための説明図である。図1に示すように、システム1は、無線通信装置100、端末装置200、及びMECサーバ300を含む。ここでは、端末装置200は、ユーザとも呼ばれる。当該ユーザは、UEとも呼ばれ得る。即ち、前述したUE200は、図1に示す端末装置200に相当し得る。無線通信装置100Cは、UE-Relayとも呼ばれる。ここでのUEは、LTE又はLTE-Aにおいて定義されているUEであってもよく、UE-Relayは、3GPPで議論されているProse UE to Network Relayであってもよく、より一般的に通信機器を意味してもよい。
無線通信装置100は、配下の装置に無線通信サービスを提供する装置である。例えば、無線通信装置100Aは、セルラーシステム(又は移動体通信システム)の基地局である。基地局100Aは、基地局100Aのセル10Aの内部に位置する装置(例えば、端末装置200A)との無線通信を行う。例えば、基地局100Aは、端末装置200Aへのダウンリンク信号を送信し、端末装置200Aからのアップリンク信号を受信する。
端末装置200は、セルラーシステム(又は移動体通信システム)において通信可能である。端末装置200は、セルラーシステムの無線通信装置(例えば、基地局100A、マスタデバイス100B又は100C)との無線通信を行う。例えば、端末装置200Aは、基地局100Aからのダウンリンク信号を受信し、基地局100Aへのアップリンク信号を送信する。
アプリケーションサーバ60は、ユーザへサービスを提供する装置である。アプリケーションサーバ60は、パケットデータネットワーク(PDN)50に接続される。他方、基地局100は、コアネットワーク40に接続される。コアネットワーク40は、ゲートウェイ装置(図8におけるP-GW)を介してPDN50に接続される。このため、無線通信装置100は、アプリケーションサーバ60により提供されるサービスを、パケットデータネットワーク50、コアネットワーク40及び無線通信路を介してMECサーバ300、及びユーザへ提供する。
MECサーバ300は、ユーザへサービス(アプリケーション又はコンテンツ等)を提供するサービス提供装置である。MECサーバ300は、無線通信装置100に設けられ得る。その場合、無線通信装置100は、MECサーバ300により提供されるサービスを、無線通信路を介してユーザへ提供する。MECサーバ300は、論理的な機能エンティティとして実現されてもよく、図1に示すように無線通信装置100等と一体的に形成されてもよい。
以上、システム1の概略的な構成を示したが、本技術は図1に示した例に限定されない。例えば、システム1の構成として、マスタデバイスを含まない構成、SCE(Small Cell Enhancement)、HetNet(Heterogeneous Network)、MTC(Machine Type Communication)ネットワーク等が採用され得る。
次いで、図2を参照して、本開示の一実施形態に係る基地局100の構成を説明する。図2は、本開示の一実施形態に係る基地局100の構成の一例を示すブロック図である。図2を参照すると、基地局100は、アンテナ部110と、無線通信部120と、ネットワーク通信部130と、記憶部140と、処理部150とを含む。
アンテナ部110は、無線通信部120により出力される信号を電波として空間に放射する。また、アンテナ部110は、空間の電波を信号に変換し、当該信号を無線通信部120へ出力する。
無線通信部120は、信号を送受信する。例えば、無線通信部120は、端末装置へのダウンリンク信号を送信し、端末装置からのアップリンク信号を受信する。
ネットワーク通信部130は、情報を送受信する。例えば、ネットワーク通信部130は、他のノードへの情報を送信し、他のノードからの情報を受信する。例えば、上記他のノードは、他の基地局及びコアネットワークノードを含む。
記憶部140は、基地局100の動作のためのプログラム及び様々なデータを一時的に又は恒久的に記憶する。
処理部150は、基地局100の様々な機能を提供する。処理部150は、通信制御部151と、情報取得部153と、通知部155とを含む。なお、処理部150は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部150は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
次に、図3を参照して、本開示の実施形態に係る端末装置200の構成の一例を説明する。図3は、本開示の実施形態に係る端末装置200の構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、端末装置200は、アンテナ部210と、無線通信部220と、記憶部230と、処理部240とを含む。
アンテナ部210は、無線通信部220により出力される信号を電波として空間に放射する。また、アンテナ部210は、空間の電波を信号に変換し、当該信号を無線通信部220へ出力する。
無線通信部220は、信号を送受信する。例えば、無線通信部220は、基地局からのダウンリンク信号を受信し、基地局へのアップリンク信号を送信する。
記憶部230は、端末装置200の動作のためのプログラム及び様々なデータを一時的に又は恒久的に記憶する。
処理部240は、端末装置200の様々な機能を提供する。例えば、処理部240は、通信制御部241と、情報取得部243と、測定部245と、通知部247とを含む。なお、処理部240は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部240は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
続いて、MBMSについて説明する。MBMSは、無線ネットワークを利用して、テキスト、楽曲、静止画像、動画像等のコンテンツを各端末装置に配信するための技術であり、正式には「Multimedia Broadcast Multicast Services」と称される。なお、本開示の一実施形態に係る通信システムの特徴をよりわかりやすくするために、ブロードキャスト(Broadcast)及びマルチキャスト(Multicast)についても以下に概要を説明する。
次いで、図4を参照して、MBMSのネットワークアーキテクチャ(network architecture)について概要を説明する。図4は、MBMSのネットワークアーキテクチャについて概要を説明するための説明図である。
まず、MCEについて説明する。図4に示すように、MCEは、RAN側のエンティティに分類される。MCEは、各基地局(eNodeB)の中に配置されてもよいし、基地局の外に配置されてもよい。MCEの役割としては、「MBMS用の時間・周波数リソースの割り当て」、「MCS(Modulation and Coding Scheme)の決定」、「カウンティング(Counting)機能」の3つが挙げられる。なお、MCSとは、変調方式や符号化レートに相当する。また、カウンティング機能とは、ユーザがどの程度サービスに興味があるかを収集する機能に相当する。カウンティング機能により、例えば、基地局は、興味のあるユーザの数(換言すると、コンテンツの配信を希望する端末装置の数)に応じて、MBMS用の時間・周波数リソースを割り当てたり、割り当てを停止したりすることが可能となる。
続いて、MBMSゲートウェイについて説明する。図4に示すように、MBMSゲートウェイはCNに配置されるエンティティである。MBMSゲートウェイは、IP(Internet protocol) multicast addressを手掛かりとして、対応する基地局(eNodeB)にパケットを届ける機能を有する。LTEにおけるMBMSはブロードキャストのみを想定しており、マルチキャストについてはサポートしていない。これは、サービス上において、マルチキャストをサポートしていないことを意味する。一方で、IPレイヤについてはマルチキャストが使用されている。具体的には、サービス上において複数の端末装置にブロードキャストを行うためには、複数の基地局とMBMSゲートウェイとの間で事前にシグナリングを行うことで少なくとも一部の基地局を特定し、特定した当該基地局のみにパケットを転送することとなる。そのため、IPレイヤでは、マルチキャストアドレス(multicast address)が使用される。
続いて、BM-SCについて説明する。BM-SCは、MBMSコンテンツのエントリーポイントに相当する。BM-SCは、以下に説明するような機能を有する。1点目として、BM-SCは、MBMS Session managementを行う。具体的には、BM-SCは、MBMSサービスの開始及び終了を管理する。2点目として、BM-SCは、各MBMS Sessionに対して、TMGI(Temporary Mobile Group Identity)と称されるIDを割り振る。3点目として、BM-SCは、MBMS Sessionに対して、QoSを割り当てる。4点目として、BM-SCは、Application Levelで端末装置に対して、番組表等の放送に関する情報を提供する(TS29.061)。
続いて、コンテンツサーバについて説明する。コンテンツサーバは、コンテンツを提供するサーバである。コンテンツサーバは、オペレータ網の中と外のいずれにも配置され得る。
続いて、本実施形態に係る通信システムの特徴をよりわかりやすくするために、参考として、LTEにおけるMBMSのsession start procedureの一例について説明する。例えば、図7は、LTEにおけるMBMSのsession start procedureの一例を示したシーケンス図である。
続いて、MBMSのRANに関する特徴について以下に説明する。
MBMS(Multimedia Broadcast Multicast Service)は、MTCH(Multicast Transport Channel)とMCCH(Multicast Control Channel)との2つの論理チャネル(Logical Channel)により提供される。この2つのチャネルは、物理チャネルとしては、PMCH(PHY Multicast Channel)にマッピングされる。PMCHでは、MCCHとMTCHの双方が送られるとともに、MAC signalingとして生成された、MBMSセッションとPMCHとの間のマッピングのためのスケジューリング情報も送られる。このMac signalingは、PMCHの先頭部分で送られる。
PMCHでは、Extend CPと称されるCP長が比較的長いCyclic prefixが用いられる。これは、複数の基地局からの信号を合成するためのsingle frequency networkを構成するためである。LTEでは、1無線フレーム(radio frame)が10サブフレーム(sub frame)あり、その中で、MBSFN(MBMS Single Frequency Network)を使用可能なサブフレームを準静的(semi static)に指定して使用する。例えば、図8は、MBMSを利用する場合におけるフレームの構造の一例を示している。図8において、マーキングが施されたサブフレームが、MBSFNを使用可能なサブフレームを模式的に示している。また、マーキングが施されたフレームが、MBSFNを使用可能なサブフレームを含むフレームを模式的に示している。
本開示では、一つの番組をMBMSセッションとも称することとする。この場合には、当該MBMSセッションは、物理チャネルであるPMCH(PHY Multicast Channel)にマッピングされる。また、当該PMCHは、MBMS用に割り当てられたサブフレームにマッピングされる。
MBMSサービスエリア(MBMS service Area)とは、一つのMBMSサービスが提供される地域に相当する。また、MBSFNエリア(MBSFN Area)とは、SFN(Single Frequency Network)を構成している地域に相当する。MBSFNエリアは、一つの基地局に対して最大で8個設定することが可能である。SFNを構成している場合には、複数の基地局が協調して同じ内容を送信する。
SFN(Single Frequency Network)とは、複数の基地局(eNodeB)から同じ時刻、同じ周波数で同時に同じ信号を送信し、それらの複数のDownlink信号がCP(Cyclic Prefix)の範囲内の反射波とみなして合成して受信することにより、信号強度を向上させる技術である。放送の場合には、広い範囲で端末装置が受信することが求められるため、当該SFNが用いられる場合がある。
端末装置は、放送の番組が、どこで基地局(eNodeB)から送信されているかを知らないと受信することが困難な場合がある。このような場合においては、端末装置は、スケジューリング情報(即ち、どこで送信されているかを示す情報)を取得することが必要となる。
・Radio FrameとSub Frameの指定
・MBSFN Area Configuration
・MBMSセッションの指定
システム情報(System Information)のSIB13において、MCCHの場所が指定される。具体的には、MCCHが含まれる無線フレーム(radio frame)の場所については、周期とオフセットとにより指定される。さらに、MCCHが各無線フレームの中のどのサブフレーム(sub frame)に含まれているかについても指定される。このMCCHの場所は、実際にはPMCHとなるため、当該MCCHについては、MBSFN sub frameにおけるPDSCHの部分で送られることとなる。
MCCHには、MBSFN Area Configurationが含まれる。このMBSFN Area Configurationにより、どのサブフレーム(Sub frame)においてMBSFNが行うかが指定される。当該指定は、無線フレーム(radio frame)の周期とオフセットにより設定することが可能である。このとき、当該指定については、異なる周期とオフセットとを同時に8種類設定することが可能である。また、当該無線フレームの中のどのサブフレームを使用するかについても設定される。このような操作が行われることで、MBMS用に使用することが可能なサブフレームが決定される。上記で決定されたMBMS用のサブフレームの中で、PMCHをどのように割り振るかについても指定される。PMCHは、最大16チャネルを設定することが可能である。
上記で決定された16個のPMCHに対して、最大で30個のMBMSセッション(換言すると、放送番組)を設定することが可能である。具体的な一例として、PMCH0に対して、MBMSセッション0、1を設定し、PMCH1に対してMBMSセッション2、3、4、5、6を設定することも可能である。
・Beam management中のbeam formingの中に埋め込まれたSystem Informationにより、従来と同様に公開する。なお、Beam Managementとは、基地局と端末装置との間の適切なビームを同定するための手続きである。
・基地局と端末装置との間の適切なビームが定まった後の手続きで、MBMS用の情報の提供をDCI(Downlink Control Channel)で通知する。
上で述べたMBMSサービスは、RRC idle modeの端末装置とRRC connected modeの端末装置との双方が提供を受けることが可能である。したがって、上で述べた各種情報については、RRC idle modeの端末も受信することが可能である。
ネットワークアーキテクチャとあわせて前述したように、従来のLTEにおけるMBMSでは、MCSは、MCEによって変更すること自体は可能であるが、放送であるため、変更される頻度は少ない。そのため、従来のLTEにおけるMBMSでは、例えば、全ての端末装置に対してあらかじめ設定された共通のMCSが使用される。
現在、LTEのMBMSでは、端末装置からのフィードバック情報については規定されていない。通常のLTEとMBMSとの双方が運用されるMixed modeは存在しているが、この場合においてもMBMSに関するフィードバックについて、規格として規定されていない。
以下に、本開示の一実施形態に係る通信システムの技術的特徴について説明する。
まず、本開示の一実施形態に係る通信システムの基本構成について説明する。5Gでは、6GHzから100GHzまでの比較的高い周波数の電波伝搬減衰を補うために、特定の方向に電波のエネルギーを集中させることを可能とするbeam forming技術が用いられる。このようにbeam forming技術が適用されることで特定の方向にビームが放射されるような状況下では、当該ビームの範囲内に存在する端末装置の数は非常に限られる。また、当該ビームによりカバーされるエリアの中に存在する限られた端末装置の中で、同じ番組の配信を希望する端末装置の数も非常に限られる。
続いて、本開示の一実施形態に係る通信システムの変形例について説明する。なお、以降では、本変形例を「変形例1」とも称する。
続いて、本開示の一実施形態に係る通信システムの他の変形例について説明する。なお、以降では、本変形例を「変形例2」とも称する。
続いて、本開示の一実施形態に係る通信システムの他の変形例について説明する。なお、以降では、本変形例を「変形例3」とも称する。
本開示に係る技術は、様々な製品へ応用可能である。例えば、基地局100は、マクロeNB又はスモールeNBなどのいずれかの種類のeNB(evolved Node B)として実現されてもよい。スモールeNBは、ピコeNB、マイクロeNB又はホーム(フェムト)eNBなどの、マクロセルよりも小さいセルをカバーするeNBであってよい。その代わりに、基地局100は、NodeB又はBTS(Base Transceiver Station)などの他の種類の基地局として実現されてもよい。基地局100は、無線通信を制御する本体(基地局装置ともいう)と、本体とは別の場所に配置される1つ以上のRRH(Remote Radio Head)とを含んでもよい。また、後述する様々な種類の端末が一時的に又は半永続的に基地局機能を実行することにより、基地局100として動作してもよい。さらに、基地局100の少なくとも一部の構成要素は、基地局装置又は基地局装置のためのモジュールにおいて実現されてもよい。
(第1の応用例)
図21は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第1の例を示すブロック図である。eNB800は、1つ以上のアンテナ810、及び基地局装置820を有する。各アンテナ810及び基地局装置820は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。
図22は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第2の例を示すブロック図である。eNB830は、1つ以上のアンテナ840、基地局装置850、及びRRH860を有する。各アンテナ840及びRRH860は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。また、基地局装置850及びRRH860は、光ファイバケーブルなどの高速回線で互いに接続され得る。
(第1の応用例)
図23は、本開示に係る技術が適用され得るスマートフォン900の概略的な構成の一例を示すブロック図である。スマートフォン900は、プロセッサ901、メモリ902、ストレージ903、外部接続インタフェース904、カメラ906、センサ907、マイクロフォン908、入力デバイス909、表示デバイス910、スピーカ911、無線通信インタフェース912、1つ以上のアンテナスイッチ915、1つ以上のアンテナ916、バス917、バッテリー918及び補助コントローラ919を備える。
図24は、本開示に係る技術が適用され得るカーナビゲーション装置920の概略的な構成の一例を示すブロック図である。カーナビゲーション装置920は、プロセッサ921、メモリ922、GPS(Global Positioning System)モジュール924、センサ925、データインタフェース926、コンテンツプレーヤ927、記憶媒体インタフェース928、入力デバイス929、表示デバイス930、スピーカ931、無線通信インタフェース933、1つ以上のアンテナスイッチ936、1つ以上のアンテナ937及びバッテリー938を備える。
以上説明したように、本開示の一実施形態に係る通信システムにおいて、基地局は、上位ノード(例えば、MBMSゲートウェイ)からマルチキャストされたMBMSコンテンツを、複数の指向性ビームから端末装置に割り当てられた少なくとも一部の指向性ビーム(即ち、UE Specificなビーム)を利用して当該端末装置に配信する。以上のような構成により、指向性ビームを利用することで基地局と各端末装置との間の無線通信を空間的に分離するような状況下においても、各端末装置に対して所謂放送コンテンツ(例えば、MBMSコンテンツ)を効率よく配信することが可能となる。このように、本開示の一実施形態に係る通信システムに依れば、指向性ビームを利用した端末装置へのコンテンツの配信をより好適な態様で実現することが可能となる。
(1)
無線通信を行う通信部と、
上位ノードからマルチキャストされたコンテンツが、前記無線通信に利用される複数の指向性ビームから端末装置に割り当てられた少なくとも一部の指向性ビームを利用して、当該端末装置に配信されるように制御する制御部と、
を備える、通信装置。
(2)
前記制御部は、前記少なくとも一部の指向性ビームが割り当てられた前記端末装置を宛先として指定して、前記コンテンツが当該端末装置に配信されるように制御する、前記(1)に記載の通信装置。
(3)
番組ごとに前記コンテンツの配信に関するリクエストを取得する取得部を備え、
前記制御部は、前記番組ごとの前記リクエストの状況に応じて、当該番組に対応する前記コンテンツの配信方法を制御する、
前記(2)に記載の通信装置。
(4)
前記制御部は、前記番組ごとの前記コンテンツの配信を希望する前記端末装置の数に応じて、当該コンテンツの配信方法として、ブロードキャスト、マルチキャスト、及びユニキャストのいずれかを選択する、前記(3)に記載の通信装置。
(5)
前記制御部は、複数の前記端末装置それぞれとの間の無線通信の設定に応じて、共通の前記コンテンツが、共通の前記指向性ビームにより、当該複数の端末装置それぞれを宛先として指定して配信されるように制御する、前記(3)に記載の通信装置。
(6)
前記取得部は、1以上の前記端末装置それぞれから当該端末装置との間の無線通信の設定に関する情報を取得し、
前記制御部は、取得された当該情報に応じて、共通の前記指向性ビームにより、複数の前記端末装置それぞれを宛先として指定して共通の前記コンテンツが配信されるように制御する、
前記(5)に記載の通信装置。
(7)
前記コンテンツが保持される期間に関する情報を前記端末装置に通知する通知部を備える、前記(3)~(6)のいずれか一項に記載の通信装置。
(8)
前記取得部は、セッションを管理する所定のノードから、前記端末装置からの前記コンテンツの配信を希望するタイミングに関する情報を取得し、
前記通知部は、前記タイミングに応じて、前記上位ノードに対して当該コンテンツを配信に関するリクエストを送信する、
前記(7)に記載の通信装置。
(9)
前記制御部は、
前記端末装置からの情報の通知に利用される第1の無線通信とは個別に、前記コンテンツの配信に利用する第2の無線通信を設定し、
前記端末装置から通知される、前記第1の無線通信を制限する第1のモードへの遷移に関するリクエストに関連付けられた、当該第1のモード中における前記第2の無線通信の維持に関するリクエストに応じて、前記第1の無線通信を制限し、前記第2の無線通信を維持する、
前記(1)~(8)のいずれか一項に記載の通信装置。
(10)
無線通信を行う通信部と、
上位ノードから基地局にマルチキャストされ、かつ複数の指向性ビームから割り当てられた少なくとも一部の指向性ビームを利用して当該基地局から配信されるコンテンツが受信されるように制御する制御部と、
を備える、通信装置。
(11)
セッションを管理する所定のノードに対して前記コンテンツの配信に関するリクエストを通知する通知部を備え、
前記制御部は、前記リクエストの通知後に、割り当てられた前記少なくとも一部の指向性ビームを利用して配信される前記コンテンツが受信されるように制御する、
前記(10)に記載の通信装置。
(12)
前記基地局に対する情報の通知に利用される第1の無線通信とは個別に、前記コンテンツの配信に利用される第2の無線通信が設定され、
前記通知部は、前記第1の無線通信を制限する第1のモードへの遷移に関するリクエストに対して、当該第1のモード中における前記第2の無線通信の維持に関するリクエストを関連付けて当該第1のモード及び当該第2のモード間の遷移を管理する所定の装置に通知する、
前記(11)に記載の通信装置。
(13)
前記第2の無線通信には、割り当てられた前記少なくとも一部の指向性ビームが利用され、
前記制御部は、前記第1のモードにおける当該少なくとも一部の指向性ビームに関する条件に応じて、当該第1のモードから、前記第1の無線通信が可能な第2のモードへ遷移するように制御し、
前記通知部は、前記第2のモードへの遷移後に、前記基地局に対して、前記少なくとも一部の指向性ビームを利用した通信の設定に関するリクエストを通知する、
前記(12)に記載の通信装置。
(14)
前記通知部は、前記基地局に対して前記コンテンツの配信を希望するタイミングに関する情報を通知する、前記(11)~(13)のいずれか一項に記載の通信装置。
(15)
コンピュータが、
無線通信を行うことと、
上位ノードからマルチキャストされたコンテンツが、前記無線通信に利用される複数の指向性ビームから端末装置に割り当てられた少なくとも一部の指向性ビームを利用して、当該端末装置に配信されるように制御することと、
を含む、通信方法。
(16)
コンピュータが、
無線通信を行うことと、
上位ノードから基地局にマルチキャストされ、かつ複数の指向性ビームから割り当てられた少なくとも一部の指向性ビームを利用して当該基地局から配信されるコンテンツが受信されるように制御することと、
を含む、通信方法。
(17)
コンピュータに、
無線通信を行うことと、
上位ノードからマルチキャストされたコンテンツが、前記無線通信に利用される複数の指向性ビームから端末装置に割り当てられた少なくとも一部の指向性ビームを利用して、当該端末装置に配信されるように制御することと、
を実行させる、プログラム。
(18)
コンピュータに、
無線通信を行うことと、
上位ノードから基地局にマルチキャストされ、かつ複数の指向性ビームから割り当てられた少なくとも一部の指向性ビームを利用して当該基地局から配信されるコンテンツが受信されるように制御することと、
を実行させる、プログラム。
10 セル
40 コアネットワーク
50 パケットデータネットワーク
60 アプリケーションサーバ
100 基地局
110 アンテナ部
120 無線通信部
130 ネットワーク通信部
140 記憶部
150 処理部
151 通信制御部
153 情報取得部
155 通知部
200 端末装置
210 アンテナ部
220 無線通信部
230 記憶部
240 処理部
241 通信制御部
243 情報取得部
245 測定部
247 通知部
300 MECサーバ
Claims (23)
- MBS(Multicast Broadcast Service)コンテンツを配信する基地局として機能する通信装置であって、
無線通信を行う通信部と、
上位ノードからマルチキャストされたコンテンツが、所定の配信方法に従って端末装置に配信されるように制御する制御部と、を備え、
前記所定の配信方法は、
MBSコンテンツを受信することと、
前記端末装置のためのMBSセッション要求(MBS session start request)を受信することと、
MBSセッション開始確認(MBS session start confirmation)を送信することと、
CSI-RSリソース設定情報(CSI-RS resource configuration)と、ビームレポート設定情報(Beam report configuration information)と、を前記端末装置に送信することと、
CSI-RSリソース設定に関する情報を前記端末装置に送信することと、
ビーム計測結果に関するレポートを前記端末装置から受信することと、
前記端末装置へ前記MBSコンテンツを配信するためのビームを特定することと、
特定した前記ビームを介して、受信した前記MBSコンテンツの送信を含むMBSサービスを提供することと、を含む、
通信装置。 - 無線通信を行う通信部と、
上位ノードからマルチキャストされたコンテンツが、前記無線通信に利用される複数の指向性ビームから端末装置に割り当てられた少なくとも一部の指向性ビームを利用して、当該端末装置に配信されるように制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記端末装置が配信を希望する前記コンテンツのIDと該コンテンツの配信に利用するビームとを認識し、
前記認識した情報に基づいて、複数の前記端末装置のうちの2以上の端末装置について、前記コンテンツの配信に利用するビームのリソースを統合することが可能か否かを判定する、
通信装置。 - 無線通信を行う通信部と、
上位ノードからマルチキャストされたコンテンツが、前記無線通信に利用される複数の指向性ビームから端末装置に割り当てられた少なくとも一部の指向性ビームを利用して、当該端末装置に配信されるように制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記端末装置からの情報の通知に利用される第1の無線通信とは個別に、前記コンテンツの配信に利用する第2の無線通信を設定し、
前記端末装置から通知される、前記第1の無線通信を制限する第1のモードへの遷移に関するリクエストに関連付けられた、当該第1のモード中における前記第2の無線通信の維持に関するリクエストに応じて、前記第1の無線通信を制限し、前記第2の無線通信を維持する、
通信装置。 - 前記制御部は、前記少なくとも一部の指向性ビームが割り当てられた前記端末装置を宛先として指定して、前記コンテンツが当該端末装置に配信されるように制御する、請求項2又は3に記載の通信装置。
- 番組ごとに前記コンテンツの配信に関するリクエストを取得する取得部を備え、
前記制御部は、前記番組ごとの前記リクエストの状況に応じて、当該番組に対応する前記コンテンツの配信方法を制御する、
請求項4に記載の通信装置。 - 無線通信を行う通信部と、
上位ノードからマルチキャストされたコンテンツが、前記無線通信に利用される複数の指向性ビームから端末装置に割り当てられた少なくとも一部の指向性ビームを利用して、当該端末装置に配信されるように制御する制御部と、
番組ごとに前記コンテンツの配信に関するリクエストを取得する取得部と、
前記コンテンツが保持される期間に関する情報を前記端末装置に通知する通知部と、を備え、
前記制御部は、前記少なくとも一部の指向性ビームが割り当てられた前記端末装置を宛先として指定して、前記コンテンツが当該端末装置に配信されるように制御し、
前記制御部は、前記番組ごとの前記リクエストの状況に応じて、当該番組に対応する前記コンテンツの配信方法を制御する、
通信装置。 - 前記取得部は、セッションを管理する所定のノードから、前記端末装置からの前記コンテンツの配信を希望するタイミングに関する情報を取得し、
前記通知部は、前記タイミングに応じて、前記上位ノードに対して当該コンテンツの配信に関するリクエストを送信する、
請求項6に記載の通信装置。 - 前記制御部は、前記番組ごとの前記コンテンツの配信を希望する前記端末装置の数に応じて、当該コンテンツの配信方法として、ブロードキャスト、マルチキャスト、及びユニキャストのいずれかを選択する、請求項5~7のいずれか一項に記載の通信装置。
- 前記制御部は、複数の前記端末装置それぞれとの間の無線通信の設定に応じて、共通の前記コンテンツが、共通の前記指向性ビームにより、当該複数の端末装置それぞれを宛先として指定して配信されるように制御する、請求項5~7のいずれか一項に記載の通信装置。
- 前記取得部は、1以上の前記端末装置それぞれから当該端末装置との間の無線通信の設定に関する情報を取得し、
前記制御部は、取得された当該情報に応じて、共通の前記指向性ビームにより、複数の前記端末装置それぞれを宛先として指定して共通の前記コンテンツが配信されるように制御する、
請求項9に記載の通信装置。 - 無線通信を行う通信部と、
上位ノードから基地局にマルチキャストされ、かつ複数の指向性ビームから割り当てられた少なくとも一部の指向性ビームを利用して当該基地局から配信されるコンテンツが受信されるように制御する制御部と、
セッションを管理する所定のノードに対して前記コンテンツの配信に関するリクエストを通知する通知部と、を備え、
前記制御部は、前記リクエストの通知後に、割り当てられた前記少なくとも一部の指向性ビームを利用して配信される前記コンテンツが受信されるように制御し、
前記基地局に対する情報の通知に利用される第1の無線通信とは個別に、前記コンテンツの配信に利用される第2の無線通信が設定され、
前記通知部は、前記第1の無線通信を制限する第1のモードへの遷移に関するリクエストに対して、当該第1のモード中における前記第2の無線通信の維持に関するリクエストを関連付けて当該第1のモード及び前記第1の無線通信が可能な第2のモード間の遷移を管理する所定の装置に通知する、
通信装置。 - 前記第2の無線通信には、割り当てられた前記少なくとも一部の指向性ビームが利用され、
前記制御部は、前記第1のモードにおける当該少なくとも一部の指向性ビームに関する条件に応じて、当該第1のモードから、前記第2のモードへ遷移するように制御し、
前記通知部は、前記第2のモードへの遷移後に、前記基地局に対して、前記少なくとも一部の指向性ビームを利用した通信の設定に関するリクエストを通知する、
請求項11に記載の通信装置。 - 前記通知部は、前記基地局に対して前記コンテンツの配信を希望するタイミングに関する情報を通知する、請求項11又は12に記載の通信装置。
- MBS(Multicast Broadcast Service)コンテンツを配信する基地局として機能する通信装置が実行する通信方法であって、
無線通信を行う通信ステップと、
上位ノードからマルチキャストされたコンテンツが、所定の配信方法に従って端末装置に配信されるように制御する制御ステップと、を有し、
前記所定の配信方法は、
MBSコンテンツを受信することと、
前記端末装置のためのMBSセッション要求(MBS session start request)を受信することと、
MBSセッション開始確認(MBS session start confirmation)を送信することと、
CSI-RSリソース設定情報(CSI-RS resource configuration)と、ビームレポート設定情報(Beam report configuration information)と、を前記端末装置に送信することと、
CSI-RSリソース設定に関する情報を前記端末装置に送信することと、
ビーム計測結果に関するレポートを前記端末装置から受信することと、
前記端末装置へ前記MBSコンテンツを配信するためのビームを特定することと、
特定した前記ビームを介して、受信した前記MBSコンテンツの送信を含むMBSサービスを提供することと、を含む、
通信方法。 - コンピュータが実行する通信方法であって、
無線通信を行う通信ステップと、
上位ノードからマルチキャストされたコンテンツが、前記無線通信に利用される複数の指向性ビームから端末装置に割り当てられた少なくとも一部の指向性ビームを利用して、当該端末装置に配信されるように制御する制御ステップと、を有し、
前記制御ステップでは、
前記端末装置が配信を希望する前記コンテンツのIDと該コンテンツの配信に利用するビームとを認識し、
前記認識した情報に基づいて、複数の前記端末装置のうちの2以上の端末装置について、前記コンテンツの配信に利用するビームのリソースを統合することが可能か否かを判定する、
通信方法。 - コンピュータが実行する通信方法であって、
無線通信を行う通信ステップと、
上位ノードからマルチキャストされたコンテンツが、前記無線通信に利用される複数の指向性ビームから端末装置に割り当てられた少なくとも一部の指向性ビームを利用して、当該端末装置に配信されるように制御する制御ステップと、を有し、
前記制御ステップでは、
前記端末装置からの情報の通知に利用される第1の無線通信とは個別に、前記コンテンツの配信に利用する第2の無線通信を設定し、
前記端末装置から通知される、前記第1の無線通信を制限する第1のモードへの遷移に関するリクエストに関連付けられた、当該第1のモード中における前記第2の無線通信の維持に関するリクエストに応じて、前記第1の無線通信を制限し、前記第2の無線通信を維持する、
通信方法。 - コンピュータが実行する通信方法であって、
無線通信を行う通信ステップと、
上位ノードからマルチキャストされたコンテンツが、前記無線通信に利用される複数の指向性ビームから端末装置に割り当てられた少なくとも一部の指向性ビームを利用して、当該端末装置に配信されるように制御する制御ステップと、
番組ごとに前記コンテンツの配信に関するリクエストを取得する取得ステップと、
前記コンテンツが保持される期間に関する情報を前記端末装置に通知する通知ステップと、を有し、
前記制御ステップでは、前記少なくとも一部の指向性ビームが割り当てられた前記端末装置を宛先として指定して、前記コンテンツが当該端末装置に配信されるように制御し、
前記制御ステップでは、前記番組ごとの前記リクエストの状況に応じて、当該番組に対応する前記コンテンツの配信方法を制御する、
通信方法。 - コンピュータが実行する通信方法であって、
無線通信を行う通信ステップと、
上位ノードから基地局にマルチキャストされ、かつ複数の指向性ビームから割り当てられた少なくとも一部の指向性ビームを利用して当該基地局から配信されるコンテンツが受信されるように制御する制御ステップと、
セッションを管理する所定のノードに対して前記コンテンツの配信に関するリクエストを通知する通知ステップと、を有し、
前記制御ステップでは、前記リクエストの通知後に、割り当てられた前記少なくとも一部の指向性ビームを利用して配信される前記コンテンツが受信されるように制御し、
前記基地局に対する情報の通知に利用される第1の無線通信とは個別に、前記コンテンツの配信に利用される第2の無線通信が設定され、
前記通知ステップでは、前記第1の無線通信を制限する第1のモードへの遷移に関するリクエストに対して、当該第1のモード中における前記第2の無線通信の維持に関するリクエストを関連付けて当該第1のモード及び前記第1の無線通信が可能な第2のモード間の遷移を管理する所定の装置に通知する、
通信方法。 - MBS(Multicast Broadcast Service)コンテンツを配信する基地局として機能する通信装置を、
無線通信を行う通信部、
上位ノードからマルチキャストされたコンテンツが、所定の配信方法に従って端末装置に配信されるように制御する制御部、として機能させ、
前記所定の配信方法は、
MBSコンテンツを受信することと、
前記端末装置のためのMBSセッション要求(MBS session start request)を受信することと、
MBSセッション開始確認(MBS session start confirmation)を送信することと、
CSI-RSリソース設定情報(CSI-RS resource configuration)と、ビームレポート設定情報(Beam report configuration information)と、を前記端末装置に送信することと、
CSI-RSリソース設定に関する情報を前記端末装置に送信することと、
ビーム計測結果に関するレポートを前記端末装置から受信することと、
前記端末装置へ前記MBSコンテンツを配信するためのビームを特定することと、
特定した前記ビームを介して、受信した前記MBSコンテンツの送信を含むMBSサービスを提供することと、を含む、
プログラム。 - コンピュータを、
無線通信を行う通信部、
上位ノードからマルチキャストされたコンテンツが、前記無線通信に利用される複数の指向性ビームから端末装置に割り当てられた少なくとも一部の指向性ビームを利用して、当該端末装置に配信されるように制御する制御部、として機能させ、
前記制御部は、
前記端末装置が配信を希望する前記コンテンツのIDと該コンテンツの配信に利用するビームとを認識し、
前記認識した情報に基づいて、複数の前記端末装置のうちの2以上の端末装置について、前記コンテンツの配信に利用するビームのリソースを統合することが可能か否かを判定する、
プログラム。 - コンピュータを、
無線通信を行う通信部、
上位ノードからマルチキャストされたコンテンツが、前記無線通信に利用される複数の指向性ビームから端末装置に割り当てられた少なくとも一部の指向性ビームを利用して、当該端末装置に配信されるように制御する制御部、として機能させ、
前記制御部は、
前記端末装置からの情報の通知に利用される第1の無線通信とは個別に、前記コンテンツの配信に利用する第2の無線通信を設定し、
前記端末装置から通知される、前記第1の無線通信を制限する第1のモードへの遷移に関するリクエストに関連付けられた、当該第1のモード中における前記第2の無線通信の維持に関するリクエストに応じて、前記第1の無線通信を制限し、前記第2の無線通信を維持する、
プログラム。 - コンピュータを、
無線通信を行う通信部、
上位ノードからマルチキャストされたコンテンツが、前記無線通信に利用される複数の指向性ビームから端末装置に割り当てられた少なくとも一部の指向性ビームを利用して、当該端末装置に配信されるように制御する制御部、
番組ごとに前記コンテンツの配信に関するリクエストを取得する取得部、
前記コンテンツが保持される期間に関する情報を前記端末装置に通知する通知部、として機能させ、
前記制御部は、前記少なくとも一部の指向性ビームが割り当てられた前記端末装置を宛先として指定して、前記コンテンツが当該端末装置に配信されるように制御し、
前記制御部は、前記番組ごとの前記リクエストの状況に応じて、当該番組に対応する前記コンテンツの配信方法を制御する、
プログラム。 - コンピュータを、
無線通信を行う通信部、
上位ノードから基地局にマルチキャストされ、かつ複数の指向性ビームから割り当てられた少なくとも一部の指向性ビームを利用して当該基地局から配信されるコンテンツが受信されるように制御する制御部、
セッションを管理する所定のノードに対して前記コンテンツの配信に関するリクエストを通知する通知部、として機能させ、
前記制御部は、前記リクエストの通知後に、割り当てられた前記少なくとも一部の指向性ビームを利用して配信される前記コンテンツが受信されるように制御し、
前記基地局に対する情報の通知に利用される第1の無線通信とは個別に、前記コンテンツの配信に利用される第2の無線通信が設定され、
前記通知部は、前記第1の無線通信を制限する第1のモードへの遷移に関するリクエストに対して、当該第1のモード中における前記第2の無線通信の維持に関するリクエストを関連付けて当該第1のモード及び前記第1の無線通信が可能な第2のモード間の遷移を管理する所定の装置に通知する、
プログラム。
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