JP7255462B2 - electronic device - Google Patents
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Description
本開示は、電子装置に関する。 The present disclosure relates to electronic devices.
従来、特許文献1に開示されているように、熱かしめによって部材同士を固定する技術がある。
Conventionally, as disclosed in
ところで、従来技術ではないが、電子装置は、例えば、ベースの樹脂ボスを熱かしめすることで、プリント基板がベースに固定された構成が考えられる。この電子装置は、樹脂ボスがプリント基板の貫通孔に挿入され、貫通孔から突出した樹脂ボスの先端が熱かしめされる。さらに、電子装置は、プリント基板の位置ずれを抑制するために、熱かしめによって変形した樹脂ボスの一部が挿入される凹部をプリント基板に設けることが考えられる。しかしながら、電子装置は、樹脂ボスの一部が凹部に挿入されなかった場合、プリント基板の位置ずれを抑制できない。 By the way, although it is not a conventional technique, an electronic device may have a configuration in which a printed circuit board is fixed to a base by, for example, thermally caulking a resin boss of the base. In this electronic device, a resin boss is inserted into a through hole of a printed circuit board, and the tip of the resin boss protruding from the through hole is thermally caulked. Further, in the electronic device, it is conceivable to provide the printed circuit board with a concave portion into which a part of the resin boss deformed by heat crimping is inserted, in order to suppress the positional deviation of the printed circuit board. However, the electronic device cannot suppress misalignment of the printed circuit board if part of the resin boss is not inserted into the recess.
本開示は、上記問題点に鑑みなされたものであり、筐体部材に固定されたプリント基板が位置ずれすることを抑制できる電子装置を提供することを目的とする。 The present disclosure has been made in view of the above problems, and an object of the present disclosure is to provide an electronic device capable of suppressing displacement of a printed circuit board fixed to a housing member.
上記目的を達成するために本開示は、
周辺よりも突出した部位であり先端に熱かしめされた固定頭部(23a)が形成された突出部(23)を少なくとも一つ有した筐体部材(20)と、
突出部の一部が配置された貫通孔(2)が設けられ、貫通孔から露出した固定頭部によって筐体部材に固定されたプリント基板(11,11a~11g)と、を備え、
プリント基板は、
貫通孔の周辺における固定頭部の対向領域に設けられた、導電性の熱伝達部(3,3a,3b,4,4a)と、周辺よりも凹んだ凹部(5、5a)とを有し、
突出部は、固定頭部から突出した部位であり、凹部に挿入された挿入部(23b)を備えている。
In order to achieve the above objectives, the present disclosure
a housing member (20) having at least one protruding portion (23) formed with a fixed head portion (23a) which is a portion protruding from the periphery and which is thermally crimped at the tip;
A printed circuit board (11, 11a to 11g) provided with a through hole (2) in which a part of the protrusion is arranged and fixed to the housing member by a fixed head exposed from the through hole,
printed circuit board
It has conductive heat transfer parts (3, 3a, 3b, 4, 4a) and recesses (5, 5a) that are recessed from the periphery, provided in the area facing the fixed head around the through hole. ,
The projecting portion is a portion projecting from the fixed head and has an inserting portion (23b) inserted into the recess.
このように、本開示は、筐体部材の固定頭部から突出した部位であり、プリント基板の凹部に挿入された挿入部を備えている。このため、本開示は、筐体部材に固定されたプリント基板が位置ずれすることを抑制できる。 As described above, the present disclosure includes an insertion portion that is a portion that protrudes from the fixed head portion of the housing member and that is inserted into the concave portion of the printed circuit board. Therefore, according to the present disclosure, it is possible to prevent the printed circuit board fixed to the housing member from being displaced.
また、本開示は、貫通孔の周辺における固定頭部に対向する位置に熱伝達部が設けられている。このため、本開示は、突出部を熱かしめする際に、熱伝達部を加熱させることができる。よって、本開示は、挿入部を凹部に挿入しやすい。 Further, according to the present disclosure, the heat transfer portion is provided at a position facing the fixed head around the through hole. Thus, the present disclosure can heat the heat transfer portion when heat staking the protrusion. Therefore, the present disclosure facilitates insertion of the insertion portion into the recess.
なお、特許請求の範囲、およびこの項に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。 It should be noted that the symbols in parentheses described in the claims and this section indicate the correspondence with specific means described in the embodiments described later as one aspect, and are within the technical scope of the present disclosure. is not limited to
以下において、図面を参照しながら、本開示を実施するための複数の形態を説明する。各形態において、先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において、構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を参照し適用することができる。なお、以下においては、互いに直交する3方向をX方向、Y方向、Z方向と示す。 A plurality of modes for carrying out the present disclosure will be described below with reference to the drawings. In each form, the same reference numerals may be given to the parts corresponding to the matters described in the preceding form, and redundant description may be omitted. In each form, when only a part of the configuration is described, other parts of the configuration can be applied with reference to the previously described other modes. In the following description, three mutually orthogonal directions are referred to as X direction, Y direction, and Z direction.
図1、2に示すように、本実施形態では、回路基板10、ベース20、カバー30を備えた電子装置40を採用している。電子装置40は、例えば、車両に搭載可能な電子制御装置などに適用可能である。
As shown in FIGS. 1 and 2, the present embodiment employs an
図2では、回路基板10、ベース20、カバー30を分解した状態の電子装置40を示している。しかしながら、電子装置40は、ベース20とカバー30とを組み合わせることで形成される内部空間に、回路基板10が配置されている。つまり、回路基板10は、ベース20とカバー30とで囲まれて、ベース20とカバー30とで保護されている。よって、回路基板10は、ベース20とカバー30とを有する筐体内に配置されていると言える。また、筐体は、回路基板10を収容する収容部材とも言える。本開示は、カバー30を備えていなくてもよい。
FIG. 2 shows the
なお、本実施形態では、一例として、回路基板10の一部であるコネクタ12がカバー30に設けられたコネクタ用開口部33から露出している電子装置40を採用している。しかしながら、本開示は、これに限定されず、コネクタ12がカバー30から露出していない電子装置40でも採用できる。また、電子装置40は、コネクタ12がカバー30に一体化されたものであってもよい。また、本実施形態では、一例として、Z方向から見た場合の外形が矩形状をなしている電子装置40を採用している。しかしながら、電子装置40の外形は、これに限定されない。
In this embodiment, as an example, the
図1に示すように、回路基板10は、プリント基板11、コネクタ12、回路素子13などを備えている。プリント基板11は、例えば、複数の導電性の配線パターンが、基材1を介して積層された多層基板を採用できる。つまり、プリント基板11は、YZ平面に沿う断面において、複数の配線パターンがZ方向に積層されている。プリント基板11は、XZ平面に沿う断面でも同様に、複数の配線パターンがZ方向に積層されている。異なる層の配線パターンは、導電性のビアを介して電気的に接続されている。プリント基板11は、一面S1と、プリント基板11の板厚方向における一面S1の反対面である裏面S2を有している。
As shown in FIG. 1, the
基材1は、樹脂やセラミックなどの電気絶縁性の材料を主成分として構成されている。また、配線パターンは、銅などの導電性部材を主成分として構成されている。
The
なお、本実施形態では、一例として、Z方向から見た場合の外形が矩形状をなしているプリント基板11を採用している。しかしながら、プリント基板11の外形は、これに限定されない。また、プリント基板11は、単層基板であっても採用できる。
In this embodiment, as an example, the printed
図2、図6に示すように、プリント基板11は、一面S1から裏面S2に貫通した貫通孔2が設けられている。貫通孔2は、例えば、プリント基板11の四隅に設けられている。
As shown in FIGS. 2 and 6, the printed
この貫通孔2は、図3に示すように、後程説明する樹脂ボス23が挿入される穴である。言い換えると、プリント基板11は、ベース20の樹脂ボス23に対向する位置に貫通孔2が設けられている。このため、プリント基板11は、ベース20上に置かれた場合、貫通孔2に樹脂ボス23が挿入可能に構成されている。
As shown in FIG. 3, the
さらに、図3、図5、図6に示すように、プリント基板11は、貫通孔2の周辺に導電性の表層熱伝達部3と、周辺よりも凹んだ挿入孔5とを有している。
Further, as shown in FIGS. 3, 5 and 6, the printed
表層熱伝達部3は、プリント基板11の表層(一面S1側)であり、後ほど説明する固定頭部23aの対向領域に設けられている。表層熱伝達部3は、熱伝達部に相当する。特に、本実施形態では、一例として、固定頭部23aの対向領域を含みつつ、対向領域の周辺にまで達するように形成された表層熱伝達部3を採用している。つまり、表層熱伝達部3は、対向領域から対向領域の周辺にわたって設けられている。
The surface layer
また、本実施形態では、一例として、挿入孔5を囲う位置に環状に設けられた表層熱伝達部3を採用している。つまり、表層熱伝達部3は、プリント基板11の表層における挿入孔5の周囲に環状に設けられている。しかしながら、本開示は、これに限定されず、貫通孔2の周辺に部分的に設けられた表層熱伝達部3であっても採用できる。
In addition, in the present embodiment, as an example, the surface layer
表層熱伝達部3は、熱かしめによって固定頭部23aを形成する際に、かしめ治具100から印加される熱を蓄えるとともに、固定頭部23aへの伝熱を促進するために設けられている。また、表層熱伝達部3は、熱かしめ時に、後ほど挿入部23bが形成されやすくするために設けられている。
The surface
表層熱伝達部3は、配線パターンと同様の材料によって構成されている。よって、表層熱伝達部3は、プリント基板11の表層に設けられた配線パターンと同一の工程で形成することができる。
The surface
挿入孔5は、凹部に相当する。挿入孔5は、後ほど説明する挿入部23bが挿入される穴である。挿入孔5は、一面S1から裏面S2にわたって貫通して設けられている。また、挿入孔5の壁部には、内部熱伝達部4が設けられている。つまり、プリント基板11は、内部熱伝達部4で挟まれた空間として挿入孔5が設けられていると言える。このように、プリント基板11は、スルーホール状の挿入孔5が設けられている。
The
内部熱伝達部4は、配線パターンと同様の材料によって構成されている。また、内部熱伝達部4は、表層熱伝達部3と機械的に接続されて一体化している。内部熱伝達部4は、熱伝達部に相当する。
The internal
しかしながら、本開示は、内部熱伝達部4が設けられていないプリント基板11であっても採用できる。また、本開示は、貫通してない挿入孔5が設けられたプリント基板11であっても採用できる。
However, the present disclosure can be applied even to the printed
また、本実施形態では、一例として、貫通孔2の周辺の二か所に挿入孔5が設けられたプリント基板11を採用している。しかしながら、本開示は、これに限定されず、挿入孔5が一か所に設けられたプリント基板11や、挿入孔5が三か所以上に設けられたプリント基板11であっても採用できる。
Further, in this embodiment, as an example, the printed
図6に示すように、プリント基板11は、ベース20に対して、熱かしめによって固定された状態では、貫通孔2内に樹脂ボス23の一部である棒状部23cが配置される。また、プリント基板11は、熱かしめされた状態で、一面S1の一部に固定頭部23aが接している。詳述すると、固定頭部23aは、プリント基板11の表層熱伝達部3に接している。プリント基板11は、貫通孔2から露出した固定頭部23aによってベース20に固定されている。ベース20、およびプリント基板11とベース20との固定構造に関しては、後ほど詳しく説明する。
As shown in FIG. 6 , when the printed
プリント基板11は、コネクタ12、回路素子13などの回路部品が実装されている。コネクタ12、回路素子13は、プリント基板11の一面S1に実装され、配線パターンと電気的に接続されている。しかしながら、本開示は、これに限定されない。本開示は、プリント基板11の一面S1および裏面S2の少なくとも一方の面に、コネクタ12、回路素子13が実装されていればよい。
Circuit parts such as a
コネクタ12は、回路基板10と、回路基板10の外部に設けられた外部装置とを電気的に接続するためのものである。コネクタ12は、例えば、導電性の端子と、端子を覆うコネクタケースなどを含んでいる。コネクタ12は、端子が配線パターンと電気的に接続されている。
The
回路素子13は、例えば、コンデンサやコイルなどの大型素子と、MOSFETやICチップなどの小型素子などを採用できる。大型素子と小型素子は、絶対的な大きさではなく、相対的な大小関係に基づく名称である。
For the
図1、図2に示すように、ベース20は、回路基板10が配置されるものである。そして、ベース20は、配置された回路基板10を固定している。ベース20は、筐体部材に相当する。本実施形態では、一例として、Z方向から見た場合の外形が矩形状をなしているベース20を採用している。しかしながら、ベース20の外形は、これに限定されない。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
ベース20は、底壁21と、底壁21の縁に沿って設けられた環状のベース側壁22と、を有している。さらに、ベース20は、カバー30との固定に用いられるベースフランジ部24とベース側固定部25とを有している。なお、ベース20とカバー30との固定構造に関しては、後ほど説明する。
The
ベース20は、ベース側壁22で囲まれた領域、もしくは、この領域の対向領域に回路基板10が配置されている。ベース20は、底壁21と裏面S2とが対向するように回路基板10が配置されている。
The
さらに、図1、図2、図6などに示すように、ベース20は、底壁21から突出して設けられたかしめ台座21aと、かしめ台座21aから突出して設けられた樹脂ボス23とを含んでいる。ベース20は、一つのかしめ台座21aと一つの樹脂ボス23が対をなして設けられている。また、ベース20は、一対のかしめ台座21aと樹脂ボス23が四隅に設けられている。しかしながら、ベース20は、かしめ台座21aを備えていなくてもよい。さらに、樹脂ボス23は、少なくとも一つ設けられていればよい。
Further, as shown in FIGS. 1, 2 and 6, the
樹脂ボス23は、周辺よりも突出した部位であり、突出部に相当する。詳述すると、樹脂ボス23は、貫通孔2内に配置される棒状部23cと、貫通孔2の一面S1側に突出し熱かしめされた固定頭部23aとを含んでいる。つまり、樹脂ボス23は、先端に熱かしめされた固定頭部23aが形成されている。
The
棒状部23cは、例えば円柱形状をなしている。一方、図5に示すように、固定頭部23aは、一面S1からみた形状が、例えば円形をなしている。また、固定頭部23aは、棒状部23cの先端側において、貫通孔2の開口面積よりも広く放射状に広がった部位である。固定頭部23aは、一面S1と対向するように設けられている。しかしながら、固定頭部23aおよび棒状部23cの形状は、これに限定されない。
The bar-shaped
図6に示すように、固定頭部23aは、プリント基板11の一面S1に露出した表層熱伝達部3と対向して接している。つまり、ベース20は、プリント基板11が熱かしめによって固定されている状態で、かしめ台座21aの表面がプリント基板11の裏面S2に接触し、且つ、樹脂ボス23が一面S1(表層熱伝達部3)に接触している。
As shown in FIG. 6, the fixed
ベース20は、かしめ台座21aに接した状態のプリント基板11を、固定頭部23aによってプリント基板11を固定している。また、ベース20は、かしめ台座21aと固定頭部23aとでプリント基板11を挟み込むことで、プリント基板11を固定しているとも言える。
The base 20 fixes the printed
さらに、図6に示すように、樹脂ボス23は、固定頭部23aから突出した部位であり、挿入孔5に挿入された挿入部23bを有している。挿入部23bは、固定頭部23aから一面S1側に突出して、挿入孔5内に配置されている。
Furthermore, as shown in FIG. 6, the
かしめ台座21aは、プリント基板11の裏面S2と対向する表面が平坦となっていると好ましい。また、四つのかしめ台座21aは、表面のZ方向における高さが同一となっていると言える。言い換えると、各かしめ台座21aの表面は、同一の仮想平面上に位置している。これによって、プリント基板11は、ベース20に固定された際に、地面に対して平行になる。
It is preferable that the
ベース20は、少なくとも樹脂ボス23が、熱可塑性の樹脂を主成分として構成されている。これは、樹脂ボス23を熱かしめするためである。つまり、ベース20は、樹脂ボス23が熱可塑性の樹脂を主成分として構成されていれば、熱かしめすることができる。よって、ベース20は、貫通孔2に挿入され一面S1上に熱かしめされた固定頭部23aが形成された熱可塑性の樹脂ボス23を有していると言える。また、ベース20は、樹脂ボス23を熱かしめする際に、挿入部23bが5内に形成される。
At least the
なお、底壁21、ベース側壁22、かしめ台座21aの構成材料は、特に限定されない。当然ながら、ベース20は、樹脂ボス23だけでなく、底壁21、ベース側壁22、かしめ台座21aに関しても熱可塑性の樹脂を主成分とし構成され、これらが一体物となっていてもよい。
In addition, the constituent material of the
カバー30は、金属を主成分として構成されたものを採用できる。また、カバー30に用いられる金属は、例えばアルミニウムなどを採用できる。よって、筐体は、樹脂製のベース20と金属製のカバー30とを含んでいると言える。しかしながら、カバー30の構成材料は、これに限定されず、例えば樹脂などを採用することもできる。本実施形態では、一例として、Z方向から見た場合の外形が矩形状をなしているカバー30を採用している。しかしながら、カバー30の外形は、これに限定されない。
The
図2に示すように、カバー30は、上壁31、カバー側壁32、コネクタ用開口部33などを備えている。また、カバー30は、ベース20との固定に用いられる部位である、固定穴35が形成されたフランジ部34を備えている。さらに、本実施形態では、コネクタ用開口部33の周辺に突起状のヒートシンクが形成されたカバー30を採用している。しかしながら、本開示は、これに限定されず、コネクタ用開口部33の周辺が平坦となっているカバー30であっても採用できる。
As shown in FIG. 2, the
カバー30は、回路基板10が固定されたベース20に取り付けられている。カバー30は、矩形状の上壁31の縁に沿って環状のカバー側壁32が設けられおり、上壁31の一部にコネクタ用開口部33が設けられている。コネクタ用開口部33は、上壁31を厚み方向(Z方向)に貫通させた穴である。
The
カバー30は、上壁31がプリント基板11の一面S1と対向し、且つ、コネクタ用開口部33にコネクタ12が配置された状態でベース20に取り付けられている。また、カバー30は、カバーフランジ部34とベースフランジ部24とが対向した状態で、固定穴35にベース側固定部25が挿入される。ベース側固定部25は、固定穴35に挿入された状態で、先端が固定穴35から突出する。そして、カバー30は、固定穴35から突出したベース側固定部25の先端が熱かしめされて、ベース20に取り付けられている。しかしながら、カバー30とベース20とは、例えば、カバー側壁32とベース側壁22とが接着剤やねじで接合されて固定されていてもよい。
The
ここで、図3、図4を用いて、電子装置40の製造方法に関して説明する。ここでは、主に、熱かしめによるプリント基板11とベース20の固定方法に関して説明する。図4では、上から、熱かしめ前、熱かしめ中、熱かしめ後の樹脂ボス23の周辺断面図を示している。
Here, a method for manufacturing the
固定方法では、図4に示す、かしめ治具100を用いる。かしめ治具100は、樹脂ボス23に接する押圧部110を含んでいる。押圧部110は、表面が曲面形状を有した凹部である。また、押圧部110は、例えば半球形状の凹部を有しているとも言える。
In the fixing method, a crimping
まず、本固定方法では、図3に示すように、樹脂ボス23が貫通孔2を通り、熱かしめされる前の固定頭部23aが一面S1側に突出した状態となるように、プリント基板11をベース20上に配置する。熱かしめされる前の固定頭部23aは、樹脂ボス23における固定頭部23aに相当する部位とも言える。このとき、プリント基板11は、かしめ台座21a上に配置される。
First, in this fixing method, as shown in FIG. 3, the printed
次に、本固定方法では、図4に示すように、ヒータなどで加熱したかしめ治具100と樹脂ボス23とを相対的に移動させて、押圧部110を一面S1側に突出した固定頭部23aに押し当てる。つまり、本固定方法では、かしめ治具100によって、一面S1側に突出した固定頭部23aを加熱しながら加圧して、一面S1側に突出した固定頭部23aを変形(塑性変形)させる。これによって、樹脂ボス23は、図4に示すように、一面S1側に突出した部位が、押圧部110の表面形状に対応した形状に変形する。また、固定頭部23aは、かしめ治具100にて加熱しつつ加圧されて変形することで、一面S1に接触する。
Next, in this fixing method, as shown in FIG. 4, the crimping
さらに、本固定方法では、熱かしめ時に、樹脂ボス23の一部を熱によって変形させ(溶かして)挿入孔5に挿入させる。つまり、本固定方法では、熱かしめによって、樹脂ボス23の一部が変形して、挿入孔5に配置された挿入部23bを形成する。
Furthermore, in this fixing method, a portion of the
特に、プリント基板11は、上記のように、挿入孔5の周辺に表層熱伝達部3と内部熱伝達部4が設けられている。よって、プリント基板11は、かしめ治具100からの熱が表層熱伝達部3と内部熱伝達部4に伝達され、表層熱伝達部3と内部熱伝達部4からも樹脂ボス23に熱を印加することができる。
In particular, the printed
このため、樹脂ボス23は、表層熱伝達部3に対向する部位が変形して、挿入孔5に挿入されやすい。また、樹脂ボス23は、挿入孔5に挿入された部位も変形して、挿入孔5への進入が促進される。このように、本固定方法は、挿入部23bを形成しやすい。
Therefore, the
これによって、プリント基板11は、かしめ台座21aと固定頭部23aの両方に接触し、かしめ台座21aと固定頭部23aとによって挟み込まれて、ベース20に固定される。また、プリント基板11は、挿入部23bが挿入孔5に挿入された状態で、ベース20に固定される。
As a result, the printed
なお、かしめ治具100は、かしめホーンや、ヒータチップ、溶着チップとも言える。また、本実施形態では、樹脂ボス23に接する部位が曲面形状の押圧部110を採用した。しかしながら、本開示は、これに限定されず、樹脂ボス23に接する部位が平坦面などの押圧部110であっても採用できる。
The crimping
以上のように、電子装置40は、ベース20の固定頭部23aから突出した部位であり、プリント基板11の挿入孔5に挿入された挿入部23bを備えている。このため、電子装置40は、ベース20に固定されたプリント基板11が位置ずれすることを抑制できる。つまり、電子装置40は、プリント基板11がXY平面に沿う方向にがたつくことを抑制しつつ、プリント基板11がベース20に固定された構成とすることができる。なお、電子装置40は、熱かしめすることで、Z方向にがたつくことを抑制しつつ、プリント基板11がベース20に固定された構成とすることができる。
As described above, the
さらに、本実施形態では、四か所に設けられた樹脂ボス23でプリント基板11がベース20に固定された構成を採用している。このため、電子装置40は、プリント基板11がZ方向に沿う軸を中心に回転することを抑制できる。なお、電子装置40は、挿入部23bが二か所に設けられているため、一か所のみに樹脂ボス23が設けられた構成であっても、プリント基板11の回転を抑制することができる。
Furthermore, in this embodiment, a configuration is adopted in which the printed
また、電子装置40は、貫通孔2の周辺における固定頭部23aに対向する位置に熱伝達部としての表層熱伝達部3と内部熱伝達部4が設けられている。このため、電子装置40は、樹脂ボス23を熱かしめする際に、表層熱伝達部3と内部熱伝達部4を加熱させることができる。つまり、電子装置40は、熱かしめ時に樹脂ボス23を溶かすために印加される熱量を表層熱伝達部3と内部熱伝達部4で受熱できる構造となっている。
Further, the
よって、電子装置40は、挿入部23bを挿入孔5のより奥側まで挿入(注入)しやすい。言い換えると、電子装置40は、挿入部23bを効率的に挿入孔5に挿入できる。つまり、電子装置40は、挿入部23bが確実に挿入孔5に挿入された構成とすることができる。挿入孔5の奥側とは、一面S1よりも裏面S2側である。
Therefore, in the
以上、本開示の好ましい実施形態について説明した。しかしながら、本開示は、上記実施形態に何ら制限されることはなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。以下に、本開示のその他の形態として、変形例1~8に関して説明する。上記実施形態および変形例1~8は、夫々単独で実施することも可能であるが、適宜組み合わせて実施することも可能である。本開示は、実施形態において示された組み合わせに限定されることなく、種々の組み合わせによって実施可能である。
The preferred embodiments of the present disclosure have been described above. However, the present disclosure is by no means limited to the above embodiments, and various modifications are possible without departing from the scope of the present disclosure.
(変形例1)
図7を用いて、変形例1の電子装置に関して説明する。ここでは、主に、変形例1の電子装置における電子装置40との相違点に関して説明する。変形例1は、プリント基板11aの構成が上記実施形態と異なる。
(Modification 1)
The electronic device of
プリント基板11aは、内部熱伝達部4が設けられておらず、表層熱伝達部3aの大きさが表層熱伝達部3よりも小さい。つまり、表層熱伝達部3aは、固定頭部23aの対向領域内に収まるように設けられている。
The printed
このような構成の電子装置であっても、電子装置40と同様の効果を奏することができる。なお、プリント基板11aは、内部熱伝達部4が設けられていてもよい。
Even with such an electronic device, the same effects as those of the
(変形例2)
図8を用いて、変形例2の電子装置に関して説明する。ここでは、主に、変形例2の電子装置における電子装置40との相違点に関して説明する。変形例2は、プリント基板11bとベース20の構成が上記実施形態と異なる。
(Modification 2)
An electronic device according to
プリント基板11bは、表層熱伝達部3bは有しているものの、内部熱伝達部4を有していない。一方、ベース20は、固定頭部23aから周辺に延設された延設部23dを有している。延設部23dは、樹脂ボス23における、かしめ治具100とプリント基板11bとの隙間からはみ出した部位である。このため、表層熱伝達部3bは、延設部23dの対向領域に配置されることもある。
The printed
このような構成の電子装置であっても、電子装置40と同様の効果を奏することができる。なお、プリント基板11bは、内部熱伝達部4が設けられていてもよい。
Even with such an electronic device, the same effects as those of the
(変形例3)
図9を用いて、変形例3の電子装置に関して説明する。ここでは、主に、変形例3の電子装置における変形例2の電子装置との相違点に関して説明する。変形例3は、樹脂ボス23の構成が変形例2と異なる。
(Modification 3)
An electronic device according to
ベース20は、延設部23dが設けられていない。このような構成の電子装置であっても、電子装置40と同様の効果を奏することができる。なお、プリント基板11bは、内部熱伝達部4が設けられていてもよい。
The
また、かしめ治具100aは、熱かしめ時に、表層熱伝達部3bに直接接するように設けられている。これによって、かしめ治具100aは、表層熱伝達部3bに熱を伝達させやすい。このため、かしめ治具100aは、挿入部23bを挿入孔5に挿入しやすくなる。
Moreover, the crimping
(変形例4)
図10を用いて、変形例4の電子装置に関して説明する。ここでは、主に、変形例4の電子装置における変形例3の電子装置との相違点に関して説明する。変形例4は、プリント基板11cの構成が変形例3と異なる。
(Modification 4)
An electronic device according to
プリント基板11cは、非貫通孔である挿入孔5aが設けられている。挿入孔5aには、内部熱伝達部4aが設けられている。内部熱伝達部4aは、一面S1から挿入孔5aの底部に達するように設けられている。このように、プリント基板11aは、挿入孔5aとしてブラインドビアが設けられていると言える。
The printed
このような構成の電子装置であっても、電子装置40と同様の効果を奏することができる。なお、プリント基板11cは、内部熱伝達部4aが設けられていなくてもよい。
Even with such an electronic device, the same effects as those of the
(変形例5)
図11を用いて、変形例5の電子装置に関して説明する。ここでは、主に、変形例5の電子装置における変形例3の電子装置との相違点に関して説明する。変形例5は、プリント基板11dの構成が上記実施形態と異なる。
(Modification 5)
An electronic device according to
プリント基板11dは、上記実施形態と同様、内部熱伝達部4を有している。また、プリント基板11dは、配線パターンとしての表層配線3b1と、配線パターンとしての内装配線3c1とを有している。表層配線3b1と内装配線3c1は、回路を構成するための配線である。
The printed
さらに、プリント基板11dは、表層配線3b1と表層熱伝達部3bとの間、および、内装配線3c1と内部熱伝達部4との間に熱分離部1aを有している。熱分離部1aは、基材1の一部である。熱分離部1aは、表層熱伝達部3bから表層配線3b1に熱が伝達されるのを抑制するとともに、内部熱伝達部4から内装配線3c1に熱が伝達されるのを抑制する部位である。熱分離部1aは、熱遮断部に相当する。
Further, the printed
このような構成の電子装置であっても、電子装置40と同様の効果を奏することができる。また、電子装置は、熱分離部1aを有しているため、かしめ治具100から伝達された熱を表層熱伝達部3bや内部熱伝達部4から逃がすことを抑制できる。このため、電子装置は、より一層、樹脂ボス23が変形しやすく、挿入部23bが挿入孔5に挿入されやすい。
Even with such an electronic device, the same effects as those of the
なお、本変形例では、表層配線3b1と表層熱伝達部3bとの間、および、内装配線3b2と内部熱伝達部4との間の両方に熱分離部1aが配置された例を採用した。しかしながら、熱分離部1aは、表層配線3b1と表層熱伝達部3bとの間、および、内装配線3b2と内部熱伝達部4との間の少なくとも一方に設けられていればよい。
In addition, in this modified example, an example in which the
(変形例6)
図12を用いて、変形例6の電子装置に関して説明する。ここでは、主に、変形例6の電子装置における電子装置40との相違点に関して説明する。変形例6は、プリント基板11eの構成が上記実施形態と異なる。なお、図12は、ベース20に固定される前のプリント基板11eの平面図である。
(Modification 6)
An electronic device according to Modification 6 will be described with reference to FIG. 12 . Here, mainly the differences between the electronic device of Modification 6 and the
プリント基板11eは、挿入孔5が等間隔に三か所に設けられている。これによって、電子装置は、回転方向のストレスに対する強度をより一層増すことができる。なお、このような構成の電子装置であっても、電子装置40と同様の効果を奏することができる。
The printed
(変形例7)
図13を用いて、変形例7の電子装置に関して説明する。ここでは、主に、変形例7の電子装置における電子装置40との相違点に関して説明する。変形例7は、プリント基板11fの構成が上記実施形態と異なる。なお、図13は、ベース20に固定される前のプリント基板11fの平面図である。
(Modification 7)
An electronic device according to modification 7 will be described with reference to FIG. 13 . Here, mainly the differences between the electronic device of Modification 7 and the
プリント基板11fは、挿入孔5が等間隔に四か所に設けられている。これによって、電子装置は、回転方向のストレスに対する強度をより一層増すことができる。また、プリント基板11fは、挿入孔5の数が増えるほど回転方向のストレス受圧面積が増加するため,回転に対するストレングスが増加する。なお、このような構成の電子装置であっても、電子装置40と同様の効果を奏することができる。
The printed circuit board 11f is provided with four
(変形例8)
図14を用いて、変形例8の電子装置に関して説明する。ここでは、主に、変形例8の電子装置における変形例5の電子装置との相違点に関して説明する。変形例8は、プリント基板11gとベース20の構成が変形例5と異なる。
(Modification 8)
An electronic device according to modification 8 will be described with reference to FIG. 14 . Here, differences between the electronic device of Modification 8 and the electronic device of
プリント基板11gは、配線パターンとして、グランドパターン3b3と、裏面S2に設けられた接続パターン3b4とを有している。接続パターン3b4は、ベース20と対向配置されている。詳述すると、接続パターン3b4は、後ほど説明する導電性部26と対向する部位に設けられている。また、グランドパターン3b3と接続パターン3b4は、内部熱伝達部4によって電気的に接続されている。グランドパターン3b3は、グランド配線に相当する。
The printed
ベース20は、少なくともプリント基板11gと対向する部位に導電性部26を有している。導電性部26は、ベース20の一部に銅などの金属箔が設けられた部位である。
The
プリント基板11gは、変形例5などを同様、熱かしめによってベース20に固定される。そして、接続パターン3b4は、プリント基板11gがベース20に固定された状態で、導電性部26と電気的に接続される。
The printed
このような構成の電子装置であっても、電子装置40と同様の効果を奏することができる。また、変形例8の電子装置は、プリント基板11gとベース20とを固定することでケースグランドを確保することができる。
Even with such an electronic device, the same effects as those of the
10…回路基板、11,11a~11g…プリント基板、1…基材、2…貫通孔、3,3a,3b…表層熱伝達部、4,4a…内部熱伝達部、5,5a…挿入孔、12…コネクタ、13…回路素子、20…ベース、21…底壁、21a…かしめ台座、22…ベース側壁、23…樹脂ボス、23a…固定頭部、23b…挿入部、23c…棒状部、23d…延設部、24…ベースフランジ部、25…ベース側固定部、26…導電性部、30…カバー、31…上壁、32…カバー側壁、33…コネクタ用開口部、34…カバーフランジ部、35…固定穴、40…電子装置、100,100a…かしめ治具、110…押圧部
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記突出部の一部が配置された貫通孔(2)が設けられ、前記貫通孔から露出した前記固定頭部によって前記筐体部材に固定されたプリント基板(11,11a~11g)と、を備え、
前記プリント基板は、
前記貫通孔の周辺における前記固定頭部の対向領域に設けられた、導電性の熱伝達部(3,3a,3b,4,4a)と、周辺よりも凹んだ凹部(5、5a)とを有し、
前記突出部は、前記固定頭部から突出した部位であり、前記凹部に挿入された挿入部(23b)を備えている電子装置。 a housing member (20) having at least one protruding portion (23) formed with a fixed head portion (23a) which is a portion protruding from the periphery and which is thermally crimped at the tip;
a printed circuit board (11, 11a to 11g) provided with a through hole (2) in which a part of the protrusion is arranged, and fixed to the housing member by the fixed head exposed from the through hole; prepared,
The printed circuit board is
Conductive heat transfer parts (3, 3a, 3b, 4, 4a) and recesses (5, 5a) recessed from the periphery provided in the area facing the fixed head in the periphery of the through hole have
The electronic device, wherein the projecting portion is a portion projecting from the fixed head and includes an insertion portion (23b) inserted into the recess.
前記表層熱伝達部は、前記対向領域から前記対向領域の周辺にわたって設けられている請求項1に記載の電子装置。 The heat transfer part includes an annular surface heat transfer part provided around the recess in the surface layer of the printed circuit board,
2. The electronic device according to claim 1, wherein the surface heat transfer portion is provided from the facing area to the periphery of the facing area.
前記プリント基板は、グランド配線と、前記導電性部と対向する部位に接続パターン(3b4)を有し、
前記グランド配線と前記接続パターンは、前記内部熱伝達部によって電気的に接続されており、
前記接続パターンは、前記プリント基板が前記筐体部材に固定された状態で、前記導電性部と電気的に接続されている請求項3に記載の電子装置。 The housing member has a conductive portion (26) at least at a portion facing the printed circuit board,
The printed circuit board has a ground wiring and a connection pattern (3b4) at a portion facing the conductive portion,
The ground wiring and the connection pattern are electrically connected by the internal heat transfer section,
4. The electronic device according to claim 3, wherein the connection pattern is electrically connected to the conductive portion while the printed circuit board is fixed to the housing member.
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