JP7255024B2 - 近接ベースのコミッショニングシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤレス通信ネットワークにおけるコミッショニングの分野に関する。とりわけ、近接性に基づいてコミッショニングデバイスによるワイヤレスネットワークへの複数のノードのコミッショニングを制御することに関連する様々な方法、装置、システム及びコンピュータ可読媒体が本明細書で開示される。
業務用照明市場(professional lighting market)では、(リモート)スケジューリング、エネルギモニタリング、センサベースの照明制御、アセットマネジメント等のあらゆる種類の新しい機能を可能にする、コネクテッドライティングシステム(connected lighting system)への移行が進んでいる。多くの場合、これらのシステムは既存の建物に設置され、この場合、天井を介して(照明制御のための)新しいケーブルを敷設する必要がないように、ワイヤレスネットワークが好まれる。現在広く使用されているこのようなワイヤレスネットワークプロトコルの例としては、IEEE 802.15.4、IEEE 802.15.1又はIEEE 802.11規格の上に構築された様々な独自のネットワーク実装、及びZigBee(登録商標)、Thread、BLEメッシュ、Wi-Fi(登録商標)等のオープン規格がある。システムが実際に使用されることができる前に、ネットワークを構成する様々なワイヤレスノードは、コンフィギュレーションされる必要がある。
これを実現する最もよくある方法は、1つのワイヤレスデバイス(大抵の場合、ゲートウェイ又はブリッジ)にワイヤレスネットワークを開かせ、ファクトリーニュー(factory new)ワイヤレスノードに自動参加(auto-joining)と呼ばれるプロセスによって自動的にこのネットワークに参加させることである。このようにしてネットワークが形成された後、コミッショニングエンジニアは、各デバイスにブリンクコマンドを送信することによって各器具(fixture)を1つずつ識別し、各デバイスをグループのその位置に登録することができる。このプロセスでは、コミッショニングデバイスから器具までの距離の関係が識別されないので、ノードは、典型的には、ランダムであるように見え、これは、デバイスの位置特定にかなりの時間が費やされることを意味する。
US10182487 B2は、照明器具の1つの装置が、センサユニット及び光強度コントローラを含む、分散型照明器具ビーコン管理に関する。センサユニットは、感知された動き又は光の少なくとも一方に基づいて感知信号を生成するように動作するセンサと、ネットワークとのリンクを維持するように動作するワイヤレス通信回路と、コントローラとを含む。コントローラは、ネットワークとの通信を管理し、ワイヤレス通信回路を介したビーコンの受信を管理し(ビーコンは、オブジェクトから受信され、ビーコンは、オブジェクトに関連する情報を含む)、感知された信号及びネットワークからの通信の少なくとも一方に基づいて調光制御を生成するように動作する。
WO2017036771 A1は、ワイヤレスネットワークに接続される複数のコンポーネント、及びネットワークに加わることができる少なくとも1つの未接続(新規の)コンポーネントを有するシステムに関する。これらコンポーネントは、複数の照明器具に分けられ、これら照明器具の各々は、少なくとも1つのランプを含むこれらコンポーネントのそれぞれのサブグループを有し、各サブグループは、それぞれのサブグループIDを持つ。第1のコンポーネントと同じサブグループの以前に存在していたコンポーネントが欠落しているという検出に応じて、第1のコンポーネントは、自動的に、新規のコンポーネントをワイヤレスネットワークに参加させ、同一のサブグループIDの下で第1のコンポーネントと同じサブグループに割り当てる。
WO2017162550 A1は、空間内の1つ以上の領域を照らすための複数の照明器具を含む照明システムを自動的にコミッショニングする方法に関する。方法は、測位システムから、複数の物理的エンティティの各々が測位システムによって検出される空間内のそれぞれの位置を示す信号を受信することであって、エンティティの各々は、人又は移動可能な人間以外のオブジェクトである、ことを含む。方法はさらに、測位システムからの信号によって示される位置に基づいてこれらエンティティのうちの少なくとも一部の空間分布を決定することと、この空間分布に対応する空間内の領域を決定することとを含む。
US10098074 B2は、負荷制御を行うために1つ以上の位置で互いに関連付けられることができる制御デバイスを含む負荷制御システムに関する。制御デバイスは、制御ソースデバイス及び/又は制御ターゲットデバイスを含んでもよい。位置ビーコンが発見されてもよく、位置ビーコン内の固有識別子が、1つ以上の制御デバイスの固有識別子と関連付けられてもよい。位置ビーコンのその後の発見の際に、関連する負荷制御デバイスが制御されてもよい。ビーコンは、無線周波数信号、可視光通信、及び/又はオーディオ信号によって通信されてもよい。
自動参加の不利な点を考慮し、代替的な取り組み(way of working)において、システムは、デバイスを自動的に参加させず、コミッショニングデバイスによってトリガが与えられた後にのみ参加させる。この方法では、ファクトリーニューデバイスは、コミッショニングのためにコミッショニングデバイスを招待するためにビーコンを送出することになっている。コミッショニングデバイスは、まずローカルスキャンを行い、近い順にすべてのノードと1対1接続をセットアップすることにより近接性に従ってデバイスを順序付ける。
しかしながら、非常に密なネットワークに大量のファクトリーニューデバイスが展開されている場合、これらのファクトリーニューデバイスからのビーコンは互いに競合する可能性があり、これは、コミッショニングプロシージャをなおさら問題のあるものにする。
上記に鑑み、本開示は、近接ベースのコミッショニングを可能にする改善された方法に関するメカニズムを提供するための方法、装置、システム、コンピュータプログラム及びコンピュータ可読媒体に関する。とりわけ、本発明の目的は、請求項1に記載のノードによって、請求項8に記載のコミッショニングデバイスによって、請求項12に記載のシステムによって、それぞれノード及びコミッショニングデバイスに対する請求項13及び14に記載の方法によって、並びに請求項15に記載のコンピュータプログラムによって達成される。
したがって、ノード、又はファクトリーニューデバイスからのビーコンの間の競合を減らすために、ノードはまず、ビーコンを送るのではなく、ほとんどの時間をチャネルを聞く(listen to)ことに費やすことになる。同時に、コミッショニングデバイスは、ノードが近接性を測定するのを促すためにほとんどの時間を別のタイプのビーコンを送ることに費やすように構成される。このようなやり方では、ビーコンのソースデバイス及び意図される宛先デバイスのトポロジは、ほとんどの場合多対一から一対多に変わり、したがって、高い衝突率が抑制される。ノードは、近接性を測定する役割を担うことになり、その後、ノードは、コミッショニングデバイスが複数のノードの間でコミッショニングの順番を決定することを可能にするためにこのような近接情報をコミッショニングデバイスに提供する。
本発明の第1の態様によれば、ノードが提供される。第1のワイヤレス通信プロトコルに従って動作するネットワークへのコミッショニングデバイスによる複数のノードの近接ベースのコミッショニング(proximity-based commissioning)を支援するための複数のノードのうちのノードであって、ノードは、第1のレシーバであって、第1のレシーバに適用される第1の初期デューティサイクル(initial duty cycle)で、第2のワイヤレス通信プロトコルを介してコミッショニングデバイスからの第1のタイプのビーコンを検出するように構成される、第1のレシーバと、第2のワイヤレス通信プロトコルを介して初期ビーコンレート(initial beacon rate)で第2のタイプのビーコンを送るように構成される第1のトランスミッタと、近接インジケータ(proximity indicator)を決定するように構成されるコントローラであって、近接インジケータは、第1のレシーバによって検出される第1のタイプのビーコンに基づき当該ノードとコミッショニングデバイスとの間の近接性(proximity)を反映する、コントローラとを含む。第1のトランスミッタはさらに、近接インジケータが利用可能である場合に第2のタイプのビーコンを更新するように構成され、更新された第2のタイプのビーコンは、近接インジケータを含む。第1のトランスミッタは、近接インジケータが予め定められた閾値以上である場合、第2のワイヤレス通信プロトコルを介して初期ビーコンレートと比較して増加したビーコンレートで更新された第2のタイプのビーコンを送るように構成される。第1のトランスミッタはさらに、第1のレシーバが検出していない場合にのみ送信するように構成される。
ノードは、ワイヤレスネットワークにコミッショニングされるべき任意のファクトリーニューデバイスであることができる。照明のコンテキストでは、ノードは、例えば、照明デバイス、照明器具、センサ、又はスイッチであってもよい。
第1のタイプのビーコンは、コミッショニングデバイスによってブロードキャストされる一種のアドバタイズメントである。第1のタイプのビーコンを受けることによって、ノードは、近傍にコミッショニングデバイスが存在することを認識する。このようなビーコンを検出するために、第1のレシーバは、第1の初期デューティサイクルでオンになるように構成される。デューティサイクルDは、システムがアクティブである1周期の割合を示し、すなわち、D=Tactive/Tperiodである。このシナリオでは、Tperiodの1周期全体で、Tactiveの持続時間は、少なくとも1つのビーコン持続時間をカバーすべきである。好ましくは、第1のレシーバは、少なくとも50%の第1の初期デューティサイクルD1st_RXで受信するように構成される。
第2のタイプのビーコンは、ノードによって、自身をアドバタイズするために及びコミッショニングのためにコミッショニングデバイスを招待するために使用される。第1のトランスミッタは、第1のレシーバが検出していない場合にのみ送信するように構成される。したがって、第1のトランスミッタのデューティサイクルD1st_TXは、1-D1st_RXより大きくなくてもよい。実際のシステムでは、第1のトランスミッタ及び第1のレシーバは単一のトランシーバに含まれ、トランシーバは、同時に送信及び受信することができない、半二重化されてもよい。
それゆえ、初めから、ファクトリーニューノードは、チャネルを監視し、潜在的なコミッショニングデバイスのアプローチ(approaching)を検出することを試み、初期ビーコンレートRbeacon等、比較的低い周波数で自身のアドバタイズメントを送出するように構成される。2つの隣接するビーコン間の間隔、すなわち、ビーコン間隔は、1/Rbeaconである。これは、近くにコミッショニングデバイスがない場合、ノードからの頻繁なビーコンはコミッショニングのための速度を向上させないどころか、これらの頻繁なビーコンはノードの余分な電力消費及び他のノード又はアプローチするコミッショニングデバイスからのビーコンとのより多くの衝突しかもたらさない可能性があるからである。コミッショニングデバイスからの第1のタイプのビーコンを検出した後、ノードは、ノードとコミッショニングデバイスとの間の近接性を反映する近接インジケータを導出することができる。ノードはさらに、近接情報(proximity information)をコミッショニングデバイスにフィードバックするために更新された第2のタイプのビーコンに近接インジケータを含めることによって第2のタイプのビーコンを更新するように構成される。ノードは、近接インジケータが予め定められた閾値を下回る場合、第2のワイヤレス通信プロトコルを介して初期ビーコンレートで更新された第2のタイプのビーコンを送るように構成されることができる。近接インジケータが予め定められた閾値以上である等、コミッショニングデバイスが十分に近い場合にのみ、第1のトランスミッタは、ビーコンがコミッショニングデバイスによって受けられる機会を増加させるためにより頻繁に更新された第2のタイプのビーコンを送るように促される。したがって、ノードのビーコンレートは、効率的な近接測定(efficient proximity measurement)をさらに促進するために適応的に制御される。
好ましくは、第1のワイヤレス通信プロトコルは、第2のワイヤレス通信プロトコルと異なる。この場合、近接情報を導出するための第2のワイヤレス通信プロトコルを介した通信は、既にネットワークに接続されているノードのための第1のワイヤレス通信プロトコルを介したデータ通信に影響を与えないであろう。第2のワイヤレス通信プロトコルは主にポイントツーポイント接続又はスター型トポロジのためであるのに対し、第1のワイヤレス通信プロトコルを用いるネットワークは、スター型トポロジ、ツリー型トポロジ、メッシュ型トポロジ、又は異なるトポロジのハイブリッドを採用してもよい。
有利には、近接インジケータは、第1のレシーバによって検出される第1のタイプのビーコンの伝搬特性の移動平均値である。
近接インジケータは、この文脈ではノード及びコミッショニングデバイスである、2つのオブジェクト間の近接性又は距離を示す。近接性又は距離は、飛行時間又は経路減衰原理等、電磁波の伝搬特性に従って導出されることができる。近接性に関する比較的正確な推定を得るために、小規模なフェージング(small-scale fading)等、チャネル上のある変動をフィルタリングするために、移動平均計算が典型的に採用される。この場合、近接インジケータは、コミッショニングデバイスからノードによって検出される第1のタイプのビーコンの伝搬特性を正直に表すことができる。
一実施形態では、近接インジケータは、第1のレシーバによって検出される第1のタイプのビーコンの、平均リンク品質インジケータ(LQI:link quality indicator)、又は平均受信信号強度インジケータ(RSSI:received signal strength indicator)値である。
LQI又はRSSI測定は、すでに多くのワイヤレス通信プロトコルによって採用され、ラジオチップによってサポートされているので、好ましくは、LQI又はRSSIが、近接インジケータを識別するパラメータとして使用されることができる。
好ましくは、第2のワイヤレス通信プロトコルは、Bluetooth low energy(BLE)規格に準拠する。
有益に、BLEビーコンは、近接情報を測定するために及びコミッショニングデバイスとノードとの1対1接続をセットアップするために使用される。コミッショニングデバイスによって送られる第1のタイプのビーコンは、非接続可能な(non-connectable)BLEビーコンであることができ、ノードによって送られる第2のタイプのビーコンは、接続可能な(connectable)BLEビーコンであることができる。
好ましくは、第1のワイヤレス通信プロトコルは、Zigbee規格に準拠する。
Zigbee規格は、ホームオートメーション及び照明制御アプリケーションに広く採用されている。Zigbeeネットワーク層は、スター型及びツリー型の両方のネットワークと、汎用メッシュネットワーキングをネイティブにサポートしている。強力なトポロジ制御により、制御システムにおいて大きなフレキシビリティを発揮する。しかしながら、ネットワークの初期セットアップ、特に順序立ったネットワークへの多数のノードのコミッショニングは、本願の冒頭で取り上げたように、厄介であり得る。新しいBLE及びZigbeeコンボノードを用いて、Zigbeeネットワークへのノードのコミッショニングを容易にするためにBLEシステムにおけるポイントツーポイント接続の容易なセットアップを利用することが有益である。コミッショニング及びデータ通信という2つのプロシージャを、2つの異なるワイヤレス通信プロトコルで行うことは、システムのスケジューリングをさらにシンプルにする。
有利には、第1のレシーバはさらに、近接性に関する推定されたインジケータが予め定められた閾値以上である場合、第1のレシーバに適用される第1の初期デューティサイクルよりも低い低下したデューティサイクルでコミッショニングデバイスからの第1のタイプのビーコンを検出するように構成される。
第1のトランスミッタは、第1のレシーバが検知していない場合にのみ送信するように構成されるので、第1のレシーバのデューティサイクルを低減させることにより、第1のトランスミッタは、送信のためにより多くの時間を有する。斯くして、コミッショニングデバイスが十分に近いと考えられる場合に第1のトランスミッタの増加したビーコンレートを使用することは、コミッショニングをさらに促進することができる。
好ましくは、第1のトランスミッタは、デフォルトの出力パワーレベルで送信するように構成され、さらに、近接インジケータに依存してデフォルトの出力パワーレベルと比較して低下した出力パワーレベルを導出する、及び、低下した出力パワーレベルに関する情報をさらに含めることにより第2のタイプのビーコンをさらに更新するように構成される。さらに更新された第2のタイプのビーコンは、第1のトランスミッタによって、低下した出力パワーレベルで送られる。
典型的には、ノード及びコミッショニングデバイスは、通常は最大出力パワーである、デフォルトの出力パワーでビーコンを送出する。Zigbee又はBLEシステム等、近距離ワイヤレス通信の場合、最大出力パワーは、通常は、0dBm付近である。最大出力パワーでビーコンを送ることは、最大限のカバレッジを意味するが、不利な点は、周囲の他のノードへの干渉が大きくなり得ることである。この場合、ノードは、コミッショニングデバイスが近くにあると識別する場合、ノードは、コミッショニングデバイス側で受信信号の十分な信号強度が達成されることができる限り、自身の省電力化のため、また、他のノードへの不要な干渉を避けるために、自身の出力パワーを下げることを選択してもよい。コミッショニングデバイスが、コミッショニングデバイスによって受信される第2のタイプのビーコンに基づいて近接性の正しい推定を得ることを可能にするために、低下した出力パワーレベルをビーコンに含めることが必要である。特定の通信プロトコルでは、出力パワーは、既にデフォルトのビーコンパケットに含まれていることがあり、この場合は、第2のタイプのビーコンをさらに更新する必要はない。
本発明の第2の態様によれば、コミッショニングデバイスが提供される。第1のワイヤレス通信プロトコルに従って動作するネットワークへの複数のノードの効率的な近接ベースのコミッショニングを実行するためのコミッショニングデバイスであって、コミッショニングデバイスは、第2のトランスミッタであって、当該第2のトランスミッタに適用される第2の初期デューティサイクルで、第2のワイヤレス通信プロトコルを介して第1のタイプのビーコンを送るように構成される、第2のトランスミッタと、第2のワイヤレス通信プロトコルを介して複数のノードのうちの少なくとも1つのノードからの別のタイプのビーコンを検出するように構成される第2のレシーバと、少なくとも1つのノードから第2のレシーバによって検出される、別のタイプのビーコンが近接インジケータを含むかどうかを判断するように構成されるコントローラとを含む。コントローラはさらに、少なくとも1つのノードの各々について登録近接インジケータ(registered proximity indicator)を生成するように構成され、登録近接インジケータは、少なくとも1つのノードの各々から受ける別のタイプのビーコンに含まれる近接インジケータに従って決定される。コントローラはさらに、登録近接インジケータが第2の予め定められた閾値以上であるかどうかを検証することにより、少なくとも1つのノードの各々について、コミッショニングのために十分近いかどうかを判断するように構成される。第2のレシーバはさらに、第2のトランスミッタが送信していない場合にのみ検出するように構成される。
従来のようにファクトリーニューデバイスからのアドバタイズメントを受動的に聞き、コミッショニングの順番を決定するのではなく、本発明によれば、コミッショニングデバイスが、ファクトリーニューデバイス側で近接測定を促すために高い周波数で第1のタイプのビーコンを送ることにより自身の存在をまずアナウンスすることが開示される。コミッショニングデバイスは、第2のタイプのビーコンにおいてノードから受ける近接インジケータに従って登録近接インジケータを生成するように構成される。登録近接インジケータを生成する際に、コミッショニングデバイスは、あるノードによって報告される近接インジケータを選択的に使用することができる。例えば、コミッショニングデバイスが、所定の閾値を越える近接インジケータの値によって反映されるある近接内にノードがある場合にのみ近接インジケータは信頼できると見なす場合である。これは、近接推定(proximity estimation)に対するある干渉の影響を緩和又はフィルタリングするために有益であり得る。登録近接インジケータは、最終的に、ノードがコミッショニングのために十分近いかどうかを判断するためにコミッショニングデバイスによって使用される。
有利には、コントローラはさらに、少なくとも1つのノードの各々から受ける近接インジケータを含む別のタイプのビーコンに基づいて、少なくとも1つのノードの各々について第2の近接インジケータを推定する、及び、別のタイプのビーコンに含まれる近接インジケータ及び推定された第2の近接インジケータの両方に従って、少なくとも1つのノードの各々について登録近接インジケータを生成するように構成される。
本発明は、効率的な近接推定のために、ビーコンの(複数の)ソースデバイス及び(複数の)意図される宛先デバイスのトポロジーである、1対多のビーコニングトポロジを採用することに向けられるが、コミッショニングデバイス側でさらなる測定をサポートするために第2のタイプのビーコンを利用することが好ましい。これは、リンクがノードとコミッショニングデバイスとの間で完全に対称ではない場合に特に有益である。チャネル対称性はワイヤレス通信に採用される一般的な仮定であるが、非対称的な送信パワー、ハードウェア感度の違い、アンテナ構成の違い、又は2つのデバイス間の周波数ミスマッチ等、ある対称性の損失につながるいくつかの態様があり得る。ノードによって測定される近接インジケータ及びコミッショニングデバイス自身によって測定される第2の近接インジケータの両方を考慮することによって、コミッショニングデバイスは、近接性のより良い評価を得、コミッショニングプロシージャにおける非対称リンクからの影響を最小限に抑えることができる。また、コミッショニングデバイスは、近接性に関する2つの種類の推定を組み合わせる際に、これらの値に対する自身の確実性(confidence)に基づいて、ある重みを適用することができる。
有利には、第2のトランスミッタはさらに、少なくとも1つのノードの登録近接インジケータが第2の予め定められた閾値以上である場合、第2のワイヤレス通信プロトコルを介して少なくとも1つのノードにコミッショニング要求(request for commissioning)を送るように構成される。
コミッショニングデバイスは、十分に近い少なくとも1つのノードにコミッショニング要求を送る。これは、コミッショニングデバイスが、別のグループ、別の部屋又は別の建物からのノード等、ノードを誤ってネットワークにコミッショニングすることを防止する。第2の予め定められた閾値は、アプリケーションのタイプ、ノードの密度、セキュリティ要件、又は展開環境(deployment environment)に基づいて構成されることができる。
好ましくは、コントローラはさらに、少なくとも1つのノードが2つ以上のノードを含む場合、複数のノードのうちの2つ以上のノードの各々の登録近接インジケータに従って2つ以上のノードをコミッショニングする優先順位を決定するように構成される。それに応じて、第2のトランスミッタはさらに、コントローラによって決定される優先順位に従って2つ以上のノードの各々を順次コミッショニングするために、第2のワイヤレス通信プロトコルを介して2つ以上のノードに一連の要求を送るように構成される。
2つ以上のノードがコミッショニングのために十分に近いと考えられる場合、コミッショニングデバイスは、近い順にコミッショニング要求を送るように構成され、これは、最も近いノードが、コミッショニングを受けるために最優先権を持つことを意味する。これはまた、高密度ネットワークに展開される多数のノードをコミッショニングする際のカオス(chaos)も防止する。
本発明の第3の態様によれば、システムが提供される。第1のワイヤレス通信プロトコルに従って動作するネットワークへのノードの近接ベースのコミッショニングを実行するためのシステムであって、システムは、本発明によるノードと、本発明によるコミッショニングデバイスとを含む。
本発明の別の態様によれば、複数のノードのうちのノードによって実行するための方法であって、ノードに、コミッショニングデバイスによる第1のワイヤレス通信プロトコルに従って動作するネットワークへの複数のノードの近接ベースのコミッショニングを支援させる、方法であり、方法は、ノードが、
第1のレシーバに適用される第1の初期デューティサイクルで、第2のワイヤレス通信プロトコルを介してコミッショニングデバイスからの第1のタイプのビーコンを検出することと、
第2のワイヤレス通信プロトコルを介して初期ビーコンレートで第2のタイプのビーコンを送ることと、
近接インジケータを決定することであって、近接インジケータは、検出される第1のタイプのビーコンに基づきノードとコミッショニングデバイスとの間の近接性を反映する、ことと、
近接インジケータが利用可能である場合に第2のタイプのビーコンを更新し、更新された第2のタイプのビーコンは近接インジケータを含む、ことと、
推定された近接インジケータが予め定められた閾値以上である場合、第2のワイヤレス通信プロトコルを介して初期ビーコンレートと比較して増加したビーコンレートで更新された第2のタイプのビーコンを送ることと、
を含む。さらに、ノードは、該ノードが検出していない場合にのみ送信する。
一例では、ノードは、推定された近接インジケータの値に従ってビーコンレートを適応的に変更してもよい。近接インジケータが予め定められた閾値を下回る等、コミッショニングデバイスが十分に近いと考えられない場合、ノードは、第2のワイヤレス通信プロトコルを介して初期ビーコンレートで更新された第2のタイプのビーコンを送ってもよい。
本発明のさらなる態様によれば、コミッショニングデバイスの方法が提供される。第1のワイヤレス通信プロトコルに従って動作するネットワークへの複数のノードの効率的な近接ベースのコミッショニングを実行するためのコミッショニングデバイスの方法であって、方法は、コミッショニングデバイスが、
第2のトランスミッタに適用される第2の初期デューティサイクルで、第2のワイヤレス通信プロトコルを介して第1のタイプのビーコンを送ることと、
第2のワイヤレス通信プロトコルを介して複数のノードのうちの少なくとも1つのノードからの別のタイプのビーコンを検出することと、
少なくとも1つのノードからの別のタイプのビーコンが近接インジケータを含むかどうかを判断することと、
少なくとも1つのノードの各々について登録近接インジケータを生成することであって、登録近接インジケータは、少なくとも1つのノードの各々から受ける別のタイプのビーコンに含まれる近接インジケータに従って決定される、ことと、
登録近接インジケータが第2の予め定められた閾値以上であるかどうかを検証することにより、少なくとも1つのノードの各々について、コミッショニングのために十分近いかどうかを判断することと、
を含む。さらに、コミッショニングデバイスは、該コミッショニングデバイスが送信していない場合にのみ検出する。
本発明はさらに、コンピュータプログラムであって、当該コンピュータプログラムが処理手段を含むネットワークのノード又は処理手段を含むコミッショニングデバイスによって実行された場合、処理手段に本発明のいずれかの方法を実行させるコード手段を含む、コンピュータプログラムに具現されてもよい。
図面中、同様の参照文字は、一般に、異なる図にわたって同じ部分を指す。また、これらの図面は、必ずしも正しい縮尺ではなく、その代わりに、全般的に、本発明の原理を例示することに重点が置かれている。
複数のノードがコミッショニングデバイスによってネットワークにコミッショニングされるべきであるシステムの概要を示す。 ノードの基本的な構成要素を概略的に示す。 ノードに含まれる第1のレシーバ及び第1のトランスミッタの時間領域のスケジューリングを示す。 コミッショニングデバイスの基本的な構成要素を概略的に示す。 ノードによって実行される方法のフロー図を示す。 コミッショニングデバイスによって実行される方法のフロー図を示す。
ここで、本発明の様々な実施形態が、図1に示されるように、コミッショニングデバイス300によってネットワーク100にコミッショニングされるべき複数のノード200に基づいて述べられる。 複数のノード200は、ネットワーク100にコミッショニングされるべきファクトリーニューデバイスであることができる。ネットワークは、ある制御目的を果たすためのローカルネットワークであることができる。また、ネットワークは、ゲートウェイG、ブリッジ、又はルータデバイスを介して、クラウド又はバックボーンネットワークに接続されることができる。照明のコンテキストにおいて、ノード200は、照明デバイス、照明器具、センサ、又はスイッチの通信機能を果たすために照明デバイス、照明器具、センサ、又はスイッチに含まれてもよい。ノード200はまた、HVACシステム、スマート冷蔵庫、スマートオーブン、他のスマート白物家電、又はより広いホームオートメーションのコンテキストにおけるリモートコントローラに含まれてもよい。コミッショニングデバイスは、スマートフォン、リモートコントローラ、又はコミッショニングツール機能を有するスタンドアロンデバイスであってもよい。
近接ベースのコミッショニングアプローチにおいて、コミッショニングデバイスは、コミッショニングデバイスとノードの間の近接性に従って各ノードを順番にコミッショニングする。利点は、間違ったノードがネットワークにコミッショニングされる、又はノードが間違ったネットワークにコミッショニングされる可能性を大幅に減らすことである。これは、コミッショニングデバイスを持つコミッショニングエンジニアがコミッショニングされるべきノードのすぐ近くにおり、距離のバウンディング(distance bounding)が一種の認証を提供するためである。従来のアプローチでは、ファクトリーニューデバイス、又はノードが、コミッショニングデバイスを引き付けるためにビーコンを定期的に送出する。ノードからのビーコンを受けると、コミッショニングデバイスはノードの存在を認識し、さらに、ビーコンから導出されるRSSI又はLQI情報等、検出されるビーコンの伝搬特性に従って近接性を決定する。信頼性の高いRSSI又はLQI情報を導出するために、コミッショニングデバイスは、良好な推定を得るためにいくつかのビーコンを必要としてもよい。しかしながら、密なネットワークに多数のノードが展開される場合、新たな問題が発生する可能性がある。複数のノードの各々が、コミッショニングデバイスをコミッショニングに招待するためにビーコンを送信する。異なるノードからのこれらのビーコンは、互いに衝突する可能性がある。したがって、コミッショニングデバイスは、各ノードを個別に区別するため、及び、さらに、各ノードについてコミッショニングデバイスに対するそれぞれのノードの近接性を示す近接情報を導出するために有効なビーコンを検出することが困難である可能性がある。
したがって、本発明者らは、既知の近接ベースのコミッショニング方法を改善することが有益であることを認識し、理解している。多対一のビーコニングを用いてコミッショニングデバイスによって直接近接情報を導出する代わりに、本発明は、コミッショニングデバイスが、1対多のビーコニングアプローチにおいてコミッショニングデバイスから複数のノードに送られるビーコンに応答するノードからのフィードバックを介して近接情報を得ることを提案する。ノードは、ほとんどの時間、ビーコンを送る代わりにビーコンを検出しているので、異なるノードからのビーコン間の衝突は大幅に低減される。
図2は、ノード200の基本的な構成要素を概略的に示している。 第1のレシーバ210は、第2のワイヤレス通信プロトコルを介してコミッショニングデバイスからの第1のタイプのビーコンを検出するように構成される。検出することは、第1のレシーバがチャネルを監視し、第1のタイプのビーコンを受信しようとすることから開始することを示す。BLEの場合、第1のタイプのビーコンは、主に、ノードが近接情報を導出し、それらの近傍におけるコミッショニングデバイスの存在を識別するために使用される、コミッショニングデバイスからの非接続可能なアドバタイズメントであることができる。前述したように、開始時にノードは、そのほとんどの時間を、コミッショニングデバイスからのビーコンを検出するためにチャネルを監視することに費やす。典型的には、第1のレシーバは、オン及びオフサイクルで動作される。オン期間は、コミッショニングデバイスからの1つの完全なビーコンの持続時間を少なくともカバーすべきであり、第1のレシーバに適用される初期デューティサイクルは、好ましくは、50%より大きい。第1のトランスミッタ220は、第2のワイヤレス通信プロトコルを介して第2のタイプのビーコンを送るように構成される。BLEの場合、第2のタイプのビーコンは、コミッショニングデバイスをコミッショニングに招待するためのノードからの接続可能なアドバタイズメントであることができる。すぐ近くにある複数のノードからの第2のタイプのビーコン間の競合を回避するために、第1のトランスミッタは、初期ビーコンレートで、又は等価的に初期ビーコン/アドバタイズメント間隔で第2のタイプのビーコンを送るように構成される。好ましくは、初期ビーコン間隔は300ms以上に設定されてもよく、これは、初期ビーコンレートが3.33Hz以下付近に設定されてもよいことを意味する。また、ノードにとって、周囲にコミッショニングデバイスがあるかどうかわからない場合にビーコンレートを低く保つことはより効率的である。一例として、ノードは、コミッショニングデバイスから第1のタイプのビーコンを受信するまで第2のタイプのビーコンを送らなくてもよい。ノードがコミッショニングデバイスからの第1のタイプのビーコンを検出した後、ノードは、接続をセットアップするのを促進するためにビーコン間隔を100ms以下に短くすることが好ましいであろう。コントローラ230、第1のレシーバによって検出される第1のタイプのビーコンに基づきノードとコミッショニングデバイスとの間の近接性を反映する近接インジケータを決定するように構成される。近接インジケータが利用可能である場合、第1のトランスミッタ220は、近接性に関するフィードバックをコミッショニングデバイスに提供するために近接インジケータを第2のタイプのビーコンに含める。
近接インジケータが予め定められた閾値以上である等、コミッショニングデバイスがすぐ近くにあるとノードによって推定される場合、第1のトランスミッタは、コミッショニングデバイスによって発見されるべきプロシージャを速めるために更新された第2のタイプのビーコンをより頻繁に送る。これに対応して、すぐ近くにあることで、ノードは既に近接性に関する良好な推定を得ている可能性があり、高いデューティサイクルにおいて第1のレシーバがチャネルを検出し続ける必要はない。それゆえ、第1のレシーバは、省電力化のために第1の初期デューティサイクルを低減するように適応し、これはまた、第1のトランスミッタが、第2のタイプのビーコンを送る際により多くの自由度を有することを可能にする。また、第2のタイプのビーコンを送るビーコンレートは、近接インジケータの値に適応して設定されることができる。
さらに、第1のトランスミッタは、導出される近接情報をもとに、出力パワーを最適化することができる。開始時、第1のトランスミッタは、典型的には、最大カバレッジのために最大出力パワーで第2のタイプのビーコンを送る。ノードがコミッショニングデバイスのすぐ近くにあることを識別した後、第1のトランスミッタは、第2のタイプのビーコンが十分な信号対雑音比(SNR)でコミッショニングデバイス側に到着することを保証する限り、出力パワーを適応的に低減することができる。このような態様において、1つの利点は、第1のトランスミッタが、第2のタイプのビーコンを送るために費やすパワーをより少なくできることである。他の利点は、低下した出力パワーレベルによりカバレッジが小さくなることを考慮すると、第1のトランスミッタからのビーコンによって干渉されるノードが少なくなることである。
任意選択的に、ノード200はさらに、図2において240で示されるように、アプリケーションコントローラ又はアクチュエータを含んでもよい。 このようなアプリケーションコントローラ又はアクチュエータは、照明のコンテキスト又はより広いホームオートメーションのコンテキストにおけるノードの制御機能性に関連する。
図3を参照して、第1のトランスミッタ及び第1のレシーバのタイムスケジューリングが示されている。 第1のレシーバ及び第1のトランスミッタは2つの専用デバイスとして開示されているが、これらは、時間多重化されて動作する単一のトランシーバとして統合されることも可能である。Tperiodは、第1のレシーバの全周期を示し、Tactiveは、第1のレシーバが検出のためにアクティブであることを示す。Tactiveは、コミッショニングデバイスからの少なくとも1つの完全な第1のタイプのビーコンをカバーすべきである。第1のトランスミッタは、第1のレシーバが検出していない場合にのみ送信するように構成される。第2のタイプのビーコンの持続時間は、図においてTbeaconで示されている。隣接する2つの第2のタイプのビーコン間の時間間隔は1/Rbeaconであり、ここで、Rbeaconは、第1のトランスミッタのビーコンレートである。ノードは、コミッショニングデバイスが近くにあると推定した場合、ビーコンレートを上げることにより、第1のレシーバが検出のためにアクティブでない持続時間においてより頻繁に第2のタイプのビーコンを適応的に送ることができる。
第2のタイプのビーコンは、主にポイントツーポイント接続のためのものであることがわかる。第2のワイヤレス通信プロトコルは、Bluetooth low energy(BLE)規格に準拠することが好ましい。また、第2のワイヤレス通信プロトコルは、Wi-Fi direct、Zigbee Touchlink、又はポイントツーポイント接続のための容易な設定に都合のよい他のワイヤレス通信規格であることもできる。
複数のノードがコミッショニングされるべきであるネットワークは、第1の通信プロトコルに従って動作する。第1のワイヤレス通信プロトコルは、主に、照明制御又はビルディングオートメーション等、複数のノードの制御機能をサポートするためのものである。好ましくは、第1のワイヤレス通信プロトコルは、Zigbee、Thread、Bluetooth Mesh、Wi-Fiメッシュ、WirelessHART、SmartRF、CityTouch、IP500、Z-wave、又は他の任意のメッシュ若しくはツリーベースの技術であることができる、マルチホップ技術をサポートする。
図4は、コミッショニングデバイスの基本的な構成要素を概略的に示している。 第2のトランスミッタ320は、第2のトランスミッタに適用される第2の初期デューティサイクルで、第2のワイヤレス通信プロトコルを介して第1のタイプのビーコンを送るように構成される。前述のように、複数のノードがより効率的に近接情報を導出することを促進するために、コミッショニングデバイスは、第1のタイプのビーコンを頻繁に送るように構成される。第2のトランスミッタは、その周期の1つのオン期間中に複数の第1のタイプのビーコンを連続的に送ってもよい。第2のレシーバ310は、近傍のノードから別のタイプのビーコンを検出するように構成される。別のタイプのビーコンは、第2のタイプのビーコン、又は近接インジケータを含む更新された第2のタイプのビーコン、又は近接インジケータ及び低下した出力パワーレベルの両方を有するさらに更新された第2のタイプのビーコンであることができる。別のタイプのビーコンを検出すると、コントローラ330は、第2のレシーバが近接情報を含むビーコンを受信したノードの各々について登録近接インジケータを生成するように構成される。登録近接インジケータは、ノードによって提供される近接インジケータと同じ情報であることができる。また、登録近接インジケータは、ノードによって提供される近接インジケータと、受信した別のタイプのビーコンに基づいてコミッショニングデバイスによってローカルに導出される第2の近接インジケータとの両方から導出されることができる。双方向ワイヤレスチャネルの対称性についてのコミッショニングデバイスの確実性に応じて、異なる重みが、フィードバックされた近接インジケータ又は推定された第2の近接インジケータについてコミッショニングデバイスが有する確実性に依存して登録近接インジケータを決定する際の計算において適用されることができる。極端な場合、2つの推定の間に大きな差がある場合、コミッショニングデバイスは、登録近接インジケータを決定する際に2つのインジケータのうちの1つを無視することもできる。
登録近接インジケータが第2の予め定められた閾値以上である場合、コミッショニングデバイスは、関連するノードがコミッショニングのために十分に近いと判断する。そして、ノードがネットワークに接続される準備を行うために必要な情報に関連するセッションを開始するための要求が、コミッショニングデバイスによってノードに送られる。コミッショニングデバイスによって十分に近いと識別されるノードが2つ以上ある場合、コミッショニング順序が、登録近接インジケータに従ってコミッショニングデバイスによって決定(優先順位付け)されることになる。そして、一連の要求(sequence of requests)が、決定された順序に従って2つ以上の各々に対して順次送られることになる。
図4に示されるように、コミッショニングデバイスは、任意選択的に、ユーザインターフェース340を含んでもよい。 コミッショニングデバイスがスマートフォン、リモートコントローラ、又はコミッショニングツール機能を有するスタンドアロンデバイスであってもよいことを考慮すると、ユーザインターフェース340は、コミッショニングタスクを実施する際にコミッショナに追加の利便性を提供し得る。
図5は、ノード200によって実行される方法500のフロー図を示している。 ステップS501において、ノードは、第1のレシーバに適用される第1の初期デューティサイクルで、第2のワイヤレス通信プロトコルを介してコミッショニングデバイスからの第1のタイプのビーコンを検出する。ステップS502において、ノードは、第2のワイヤレス通信プロトコルを介して初期ビーコンレートで第2のタイプのビーコンを送る。その後、ノードは、ステップS503において、近接インジケータを決定し、近接インジケータは、検出される第1のタイプのビーコンに基づきノードとコミッショニングデバイスとの間の近接性を反映する。近接インジケータが利用可能であると、ステップS504において、ノードは、第2のタイプのビーコンに近接インジケータを含めることによって第2のタイプのビーコンを更新する。ステップS505において、ノードは、コミッショニングデバイスが十分に近いことを示す、近接インジケータが予め定められた閾値以上であるかどうかを判断する。そうである場合、ノードは、ステップS506において、第2のワイヤレス通信プロトコルを介して初期ビーコンレートと比較して増加したビーコンレートで更新された第2のタイプのビーコンを送る。そうではない場合、ノードは、初期ビーコンレートのままであってもよい。
図6は、コミッショニングデバイス300によって実行される方法600のフロー図を示している。 ステップS601において、コミッショニングデバイス300は、第2のトランスミッタに適用される第2の初期デューティサイクルで、第2のワイヤレス通信プロトコルを介して第1のタイプのビーコンを送る。ステップS602において、コミッショニングデバイス300は、第2のワイヤレス通信プロトコルを介して複数のノードのうちの少なくとも1つのノードからの別のタイプのビーコンを検出する。その後、コミッショニングデバイス300は、ステップS603において、少なくとも1つのノードからの別のタイプのビーコンが近接インジケータを含むかどうかを判断する。そうである場合、コミッショニングデバイス300は、ステップS604において、少なくとも1つのノードの各々について登録近接インジケータを生成し、登録近接インジケータは、少なくとも1つのノードの各々から受ける別のタイプのビーコンに含まれる近接インジケータに従って決定される。ステップS605において、コミッショニングデバイス300は、登録近接インジケータが第2の予め定められた閾値以上であるかどうかを検証することにより、少なくとも1つのノードの各々について、コミッショニングのために十分近いかどうかを判断する。
本発明による方法は、コンピュータ実施方法(computer implemented method)としてコンピュータで、又は専用のハードウェアで、又は両方の組み合わせで実施されてもよい。
本発明による方法のための実行可能コードは、コンピュータ/機械可読記憶手段に記憶されてもよい。コンピュータ/機械可読記憶手段の例としては、不揮発性メモリデバイス、光学記憶媒体/デバイス、固体媒体、集積回路、サーバ等が挙げられる。好ましくは、コンピュータプログラムプロダクトは、当該プログラムプロダクトが、上述した実施形態で開示されるノード又はネットワーク又はコミッショニングデバイスに含まれるコンピュータ又は処理手段で実行された場合、本発明による方法を実行するためのコンピュータ可読媒体に記憶される非一時的プログラムコード手段を含む。
方法、システム及びコンピュータ可読媒体(一時的及び非一時的)は、上述の実施形態の選択された態様を実施するために提供されてもよい。
用語「コントローラ」は、本明細書では、一般に、数ある機能の中でもとりわけ、1つ以上のネットワークデバイス又はコーディネータの動作に関連する様々な装置を述べるために使用される。コントローラは、本明細書で論じられる様々な機能を実行するように、数多くのやり方で(例えば、専用ハードウェアを用いて)実装されることができる。 「プロセッサ」は、本明細書で論じられる様々な機能を実行するように、ソフトウェア(例えば、マイクロコード)を使用してプログラムされてもよい、1つ以上のマイクロプロセッサを採用する、コントローラの一例である。コントローラは、プロセッサを用いて、又はプロセッサを用いずに実装されてもよく、また、一部の機能を実行するための専用ハードウェアと、他の機能を実行するためのプロセッサ(例えば、1つ以上のプログラムされたマイクロプロセッサ、及び関連回路)との組み合わせとして実装されてもよい。 本開示の様々な実施形態で採用されてもよいコントローラ構成要素の例としては、限定するものではないが、従来のマイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC:application specific integrated circuit)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:field-programmable gate array)が挙げられる。
様々な実装形態では、プロセッサ又はコントローラは、1つ以上の記憶媒体(本明細書では「メモリ」と総称され、例えば、RAM、PROM、EPROM、及びEEPROM等の揮発性及び不揮発性コンピュータメモリ、コンパクトディスク、光ディスク等)に関連付けられてもよい。一部の実装形態では、これらの記憶媒体は、1つ以上のプロセッサ及び/又はコントローラ上で実行されると、本明細書で論じられる機能の少なくとも一部を実行する、1つ以上のプログラムでエンコードされてもよい。様々な記憶媒体は、プロセッサ又はコントローラ内に固定されてもよく、あるいは、それらの記憶媒体上に記憶されている1つ以上のプログラムが、本明細書で論じられる本発明の様々な態様を実施するために、プロセッサ又はコントローラ内にロードされることができるように、可搬性であってもよい。 用語「プログラム」又は「コンピュータプログラム」は、本明細書では、1つ以上のプロセッサ又はコントローラをプログラムするために採用されることが可能な、任意のタイプのコンピュータコード(例えば、ソフトウェア又はマイクロコード)を指すように、一般的な意味で使用される。
本明細書で使用される用語「ネットワーク」は、任意の2つ以上のデバイス間での、及び/又はネットワークに結合された複数のデバイスの間での、(例えば、デバイス制御、データ記憶、データ交換等のための)情報の転送を容易にする、(コントローラ又はプロセッサを含む)2つ以上のデバイスの任意の相互接続を指す。
不定冠詞「a」及び「an」は、本明細書及び請求項において使用されるとき、そうではないことが明確に示されない限り、「少なくとも1つ」を意味するように理解されるべきである。
本明細書及び請求項において使用されるとき、「又は」は、上記で定義されたような「及び/又は」と同じ意味を有するように理解されるべきである。 例えば、リスト内の項目を分離する際、「又は」又は「及び/又は」は、包括的であるとして、すなわち、少なくとも1つを含むが、また、いくつかの要素又は要素のリストのうちの2つ以上を、オプションとして、列挙されていない追加項目も含むとして解釈されるものとする。 その反対が明確に示される、「~のうちの1つのみ」若しくは「~のうちの厳密に1つ」、又は請求項で使用される場合の「~から成る」等の用語のみが、いくつかの要素又は要素のリストのうちの厳密に1つを含むことに言及する。 一般に、用語「又は」は、本明細書で使用されるとき、「~のいずれか」、「~のうちの1つ」、「~のうちの1つのみ」、又は「~のうちの厳密に1つ」等の、排他性の用語に先行する場合にのみ、排他的選択肢(すなわち、「一方又は他方であるが、双方ではない」)を示すとして解釈されるものとする。 「~から本質的に成る」は、請求項で使用される場合、特許法の分野で使用される際の、その通常の意味を有するものとする。
本明細書及び請求項において使用されるとき、1つ以上の要素のリストを参照する語句「少なくとも1つ」は、その要素のリスト内の要素の任意の1つ以上から選択された、少なくとも1つを意味するが、必ずしも、その要素のリスト内で具体的に列挙されているそれぞれの要素のうちの、少なくとも1つを含むものではなく、その要素のリスト内の要素の、任意の組み合わせを排除するものではないことが理解されるべきである。 この定義はまた、語句「少なくとも1つ」が指す要素のリスト内で具体的に特定された要素以外の要素が、具体的に特定されている要素に関連していても関連していなくても、任意選択的に存在してもよいことを許容する。
また、特許請求の範囲において括弧内に登場する参照符号は、便宜上、提供されているに過ぎず、当該請求項をいかようにも限定するものと解釈されるべきではない。
特許請求の範囲においても上記明細書においても、「備える」、「含む」、「担持する」、「有する」、「含有する」、「関与する」、「保持する」、「~で構成される」等のすべての移行句は、非制限的、すなわち、含むがそれに限定されないことを意味すると理解されるべきである。 「~からなる」及び「本質的に~からなる」といった移行句のみが、制限又は半制限移行句である。

Claims (15)

  1. 第1のワイヤレス通信プロトコルに従って動作するネットワークへのコミッショニングデバイスによる複数のノードの近接ベースのコミッショニングを支援するための前記複数のノードのうちのノードであって、当該ノードは、
    第1のレシーバであって、当該第1のレシーバに適用される第1の初期デューティサイクルで、第2のワイヤレス通信プロトコルを介して前記コミッショニングデバイスからの第1のタイプのビーコンを検出するように構成される、第1のレシーバと、
    前記第2のワイヤレス通信プロトコルを介して初期ビーコンレートで第2のタイプのビーコンを送るように構成される第1のトランスミッタと、
    を含み、
    前記第2のワイヤレス通信プロトコルは、前記第1のワイヤレス通信プロトコルとは異なり、
    当該ノードは、
    近接インジケータを決定するように構成されるコントローラであって、前記近接インジケータは、前記第1のレシーバによって検出される前記第1のタイプのビーコンに基づき当該ノードと前記コミッショニングデバイスとの間の近接性を反映する、コントローラ、
    を含み、
    前記第1のトランスミッタは、
    前記近接インジケータが利用可能である場合に前記第2のタイプのビーコンを更新し、前記更新された第2のタイプのビーコンは前記近接インジケータを含む、及び
    前記近接インジケータが予め定められた閾値以上である場合、前記第2のワイヤレス通信プロトコルを介して前記初期ビーコンレートと比較して増加したビーコンレートで前記更新された第2のタイプのビーコンを送る、
    ように構成され、
    前記第1のトランスミッタは、前記第1のレシーバが検出中ではない場合にのみ送信するように構成される、ノード。
  2. 前記近接インジケータは、前記第1のレシーバによって検出される前記第1のタイプのビーコンの伝搬特性の移動平均値である、請求項1に記載のノード。
  3. 前記近接インジケータは、前記第1のレシーバによって検出される前記第1のタイプのビーコンの、平均リンク品質インジケータ、又は平均受信信号強度インジケータ値である、請求項1又は2に記載のノード。
  4. 前記第2のワイヤレス通信プロトコルは、Bluetooth low energy規格に準拠する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のノード。
  5. 前記第1のワイヤレス通信プロトコルは、Zigbee規格に準拠する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のノード。
  6. 前記第1のレシーバは、前記近接インジケータが前記予め定められた閾値以上である場合、前記第1のレシーバに適用される前記第1の初期デューティサイクルよりも低い低下したデューティサイクルで前記コミッショニングデバイスからの前記第1のタイプのビーコンを検出するように構成される、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のノード。
  7. 前記第1のトランスミッタは、デフォルトの出力パワーレベルで送信するように構成され、さらに、
    前記近接インジケータに依存して前記デフォルトの出力パワーレベルと比較して低下した出力パワーレベルを導出する、
    前記低下した出力パワーレベルに関する情報をさらに含めることにより前記第2のタイプのビーコンをさらに更新する、及び
    前記低下した出力パワーレベルで前記さらに更新された第2のタイプのビーコンを送る、
    ように構成される、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のノード。
  8. 第1のワイヤレス通信プロトコルに従って動作するネットワークへの複数のノードの効率的な近接ベースのコミッショニングを実行するためのコミッショニングデバイスであって、当該コミッショニングデバイスは、
    第2のトランスミッタであって、当該第2のトランスミッタに適用される第2の初期デューティサイクルで、第2のワイヤレス通信プロトコルを介して第1のタイプのビーコンを送るように構成される、第2のトランスミッタと、
    前記第2のワイヤレス通信プロトコルを介して前記複数のノードのうちの少なくとも1つのノードからの別のタイプのビーコンを検出するように構成される、第2のレシーバと、
    を含み、
    前記第2のワイヤレス通信プロトコルは、前記第1のワイヤレス通信プロトコルとは異なり、
    当該コミッショニングデバイスは、
    前記少なくとも1つのノードから前記第2のレシーバによって検出される、前記別のタイプのビーコンが近接インジケータを含むことを判断するように構成されるコントローラ、
    を含み、
    前記コントローラは、
    前記少なくとも1つのノードの各々について登録近接インジケータを生成し、前記登録近接インジケータは、前記少なくとも1つのノードの各々から受ける前記別のタイプのビーコンに含まれる前記近接インジケータに従って決定される、及び
    前記登録近接インジケータが第2の予め定められた閾値以上であるかどうかを検証することにより、前記少なくとも1つのノードの各々について、コミッショニングのために十分近いかどうかを判断する、
    ように構成され、
    前記第2のレシーバは、前記第2のトランスミッタが送信中ではない場合にのみ検出するように構成される、コミッショニングデバイス。
  9. 前記コントローラは、
    前記少なくとも1つのノードの各々から受ける前記近接インジケータを含む前記別のタイプのビーコンに基づいて、前記少なくとも1つのノードの各々について第2の近接インジケータを推定する、及び
    前記別のタイプのビーコンに含まれる前記近接インジケータ及び前記推定された第2の近接インジケータの両方に従って、前記少なくとも1つのノードの各々について前記登録近接インジケータを生成する、
    ように構成される、請求項8に記載のコミッショニングデバイス。
  10. 前記第2のトランスミッタは、
    前記少なくとも1つのノードの前記登録近接インジケータが前記第2の予め定められた閾値以上である場合、前記第2のワイヤレス通信プロトコルを介して前記少なくとも1つのノードにコミッショニング要求を送る、
    ように構成される、請求項8又は9に記載のコミッショニングデバイス。
  11. 前記コントローラは、
    前記少なくとも1つのノードが2つ以上のノードを含む場合、前記複数のノードのうちの2つ以上のノードの各々の前記登録近接インジケータに従って前記2つ以上のノードをコミッショニングする優先順位を決定する、
    ように構成され、
    前記第2のトランスミッタは、
    前記コントローラによって決定される優先順位に従って前記2つ以上のノードの各々を順次コミッショニングするために、前記第2のワイヤレス通信プロトコルを介して前記2つ以上のノードに一連の要求を送る、
    ように構成される、請求項8乃至10のいずれか一項に記載のコミッショニングデバイス。
  12. 第1のワイヤレス通信プロトコルに従って動作するネットワークへのノードの近接ベースのコミッショニングを実行するためのシステムであって、当該システムは、
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載のノードと、
    請求項8乃至11のいずれか一項に記載のコミッショニングデバイスと、
    を含む、システム。
  13. コミッショニングデバイスによる第1のワイヤレス通信プロトコルに従って動作するネットワークへの複数のノードの近接ベースのコミッショニングを支援する前記複数のノードのうちのノードの方法であって、当該方法は、前記ノードが、
    第1のレシーバに適用される第1の初期デューティサイクルで、第2のワイヤレス通信プロトコルを介して前記コミッショニングデバイスからの第1のタイプのビーコンを検出することと、
    前記第2のワイヤレス通信プロトコルを介して初期ビーコンレートで第2のタイプのビーコンを送ることと、
    を含み、
    前記第2のワイヤレス通信プロトコルは、前記第1のワイヤレス通信プロトコルとは異なり、
    当該方法は、前記ノードが、
    近接インジケータを決定することであって、前記近接インジケータは、検出される前記第1のタイプのビーコンに基づき前記ノードと前記コミッショニングデバイスとの間の近接性を反映する、ことと、
    前記近接インジケータが利用可能である場合に前記第2のタイプのビーコンを更新することであって、前記更新された第2のタイプのビーコンは前記近接インジケータを含む、ことと、
    前記近接インジケータが予め定められた閾値以上である場合、前記第2のワイヤレス通信プロトコルを介して前記初期ビーコンレートと比較して増加したビーコンレートで前記更新された第2のタイプのビーコンを送ることと、
    を含み、
    前記ノードは、該ノードが検出中ではない場合にのみ送信する、方法。
  14. 第1のワイヤレス通信プロトコルに従って動作するネットワークへの複数のノードの効率的な近接ベースのコミッショニングを実行するためのコミッショニングデバイスの方法であって、当該方法は、前記コミッショニングデバイスが、
    第2のトランスミッタに適用される第2の初期デューティサイクルで、第2のワイヤレス通信プロトコルを介して第1のタイプのビーコンを送ることと、
    前記第2のワイヤレス通信プロトコルを介して前記複数のノードのうちの少なくとも1つのノードからの別のタイプのビーコンを検出することと、
    を含み、
    前記第2のワイヤレス通信プロトコルは、前記第1のワイヤレス通信プロトコルとは異なり、
    当該方法は、前記コミッショニングデバイスが、
    前記少なくとも1つのノードからの前記別のタイプのビーコンが近接インジケータを含むことを判断することと、
    前記少なくとも1つのノードの各々について登録近接インジケータを生成することであって、前記登録近接インジケータは、前記少なくとも1つのノードの各々から受ける前記別のタイプのビーコンに含まれる前記近接インジケータに従って決定される、ことと、
    前記登録近接インジケータが第2の予め定められた閾値以上であるかどうかを検証することにより、前記少なくとも1つのノードの各々について、コミッショニングのために十分近いかどうかを判断することと、
    を含み、
    前記コミッショニングデバイスは、該コミッショニングデバイスが送信中ではない場合にのみ検出する、方法。
  15. コンピュータプログラムであって、
    当該コンピュータプログラムが請求項1乃至7のいずれか一項に記載のノードによって実行された場合、前記ノードに請求項13に記載の方法のステップを実行させる、又は
    当該コンピュータプログラムが請求項8乃至11のいずれか一項に記載のコミッショニングデバイスによって実行された場合、前記コミッショニングデバイスに請求項14に記載の方法のステップを実行させる、
    コード手段を含む、コンピュータプログラム。
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