JP7254534B2 - パルスオキシメータ用プローブ - Google Patents

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Description

本発明は、対象者の指等を挿入して動脈血酸素飽和度を計測可能なパルスオキシメータに用いるプローブに関する。
特許文献1に記載の光電式生体情報測定装置の指先クリップは、指先挿入部を挟んで対向する一対の挟持部材と、これらの挟持部材を閉方向に付勢する閉バネと、一対の挟持部材にそれぞれ設けられた発光部及び受光部とを具備する。一対の挟持部材は、指先挿入方向の先端側に配置された軸によって回動可能に連結されている。この指先クリップにおいては、上記軸に係る軸受孔を長孔として一対の挟持部材の連結部に遊びを持たせている。また、上位閉バネとして、軸に近い先端側部分に付勢力を及ぼす指先側閉バネと、軸から遠い手元側部分に付勢力を及ぼす根元側閉バネとを設けている。特許文献1に記載の光電式生体情報測定装置の指先クリップは、指先の先端側と根元側を共に安定した状態で挟むことができ、測定の信頼性を高めることを目的としている。
特許文献2に記載の光電式生体情報測定装置の指先クリップは、指先挿入部を挟んで対向する一対の挟持部材と、これらの挟持部材を連結すると共に上側の挟持部材を下側の挟持部材に向けて付勢する閉バネと、一対の挟持部材にそれぞれ設けられた発光部及び受光部とを有する。上記閉バネは、基端側が、下側の挟持部材に立設されたブラケットに固定され、先端側が上側の挟持部材に係合されている。特許文献2に記載の光電式生体情報測定装置の指先クリップは、指先の全体を安定した状態で挟むことができ、良好なフィット性を発揮することができ、測定の信頼性を高めることを目的としている。
特開2006-305149号公報 特許4516002号公報
しかしながら、特許文献1と特許文献2に記載の指先クリップは、指先全体を安定した状態で挟むことはできるものの、クリップの開き角度によって、発光部と受光部の光軸の角度にずれが生ずるため、発光部から出射された検査光のうち、測定対象を透過して受光部に入射する割合が低くなり、所望の測定精度や測定効率を確保するのが難しいという問題があった。これは、測定対象である指が太くなるほどクリップの開き角度が大きくなるため、より顕著になっていた。
そこで本発明は、指先等の測定対象の太さにかかわらず発光部と受光部を正対させ、又は、正対状態に近づけることが容易にでき、これにより所定の測定精度や測定効率を実現することができるパルスオキシメータ用プローブを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のパルスオキシメータ用プローブは、測定対象が挿入される挿入部を形成するように互いに対向する一対のハウジングと、一対のハウジングを開閉自在に支持し、それぞれの先端部を互いに接近させるように付勢する付勢部材と、一対のハウジングの一方のハウジングに設けられ、挿入部内の測定対象へ検査光を照射する発光部と、一対のハウジングの他方のハウジングに設けられ、挿入部内の測定対象を透過した検査光を受光する受光部とを備え、付勢部材は、基部と、基部の両端からそれぞれ延び、弾性を有する一対の腕部とを備え、一対のハウジングは、基部を支点として、それぞれの後端部を互いに近づけるように挟むことで先端部を開くことができ、一対の腕部の一方の第1腕部は、一対のハウジングのうちの第1ハウジングの第1収容空間内に挿通され、一対の腕部の他方の第2腕部は、一対のハウジングのうちの第2ハウジングの第2収容空間内に挿通され、第1腕部に対する第1ハウジングの相対位置を変更可能とする変位許容部を備えることを特徴としている。
本発明のパルスオキシメータ用プローブにおいて、変位許容部は、第2腕部に対する第2ハウジングの相対位置も変更可能とすることが好ましい。
本発明のパルスオキシメータ用プローブにおいて、変位許容部は、第1収容空間に設けられた第1移動空間、及び、第2収容空間に設けられた第2移動空間を備え、一対のハウジングの開閉にともなって、又は、挿入部へ挿入された測定対象の形状に応じて、第1腕部の先端部が第1移動空間内で移動し、第2腕部の先端部が第2移動空間内で移動することが好ましい。
本発明のパルスオキシメータ用プローブにおいて、変位許容部は、第1収容空間において第2収容空間側の側面に設けられた第1傾斜面と、第2収容空間において第1収容空間側の側面に設けられた第2傾斜面とを備え、第1傾斜面は、第1ハウジングの先端部から後端部に向かうにつれて、第2収容空間側へ近づくように設けられ、第2傾斜面は、第2ハウジングの先端部から後端部に向かうにつれて、第1収容空間側へ近づくように設けられており、挿入部へ挿入された測定対象の形状に応じて、第1傾斜面に対する第1腕部の傾斜角度、及び、第2傾斜面に対する第2腕部の傾斜角度が変化することが好ましい。
本発明のパルスオキシメータ用プローブにおいて、一対のハウジングの後端部は互いに離間しており、第1腕部に対する第1ハウジングの相対位置、及び、第2腕部に対する第2ハウジングの相対位置の変化に応じて、一対のハウジングの後端部の間隔が変化することが好ましい。
本発明のパルスオキシメータ用プローブにおいて、挿入部へ挿入された測定対象の形状にしたがって、第1収容空間内における第1腕部の移動、及び、第1傾斜面に対する第1腕部の傾斜角度の変化、並びに、第2収容空間内における第2腕部の移動、及び、第2傾斜面に対する第2腕部の傾斜角度の変化が生じることによって、一対のハウジングの先端部が開いた状態を維持しつつ、一対のハウジングの後端部の間隔が変化することが好ましい。
本発明のパルスオキシメータ用プローブにおいて、付勢部材はねじりコイルばねであって、基部としてのコイル部の両端から、第1腕部と第2腕部がそれぞれ延びていることが好ましい。
本発明によると、指先等の測定対象の太さにかかわらず発光部と受光部を正対させ、又は、正対状態に近づけることが容易にでき、これにより所定の測定精度や測定効率を実現することができるパルスオキシメータ用プローブを提供することができる。
(a)は本発明の実施形態に係るパルスオキシメータ用プローブの構成を示す斜視図、(b)は(a)に示すパルスオキシメータ用プローブをA方向に沿って見た平面図、(c)は(a)に示すパルスオキシメータ用プローブをB方向に沿って見た側面図である。 図1(b)のC-C’線に沿って見た断面図である。 (a)は図2に示す第1移動空間及びその周辺を拡大した断面図、(b)は図2に示す第2移動空間及びその周辺を拡大した断面図である。 (a)は、図1(c)のD-D’線に沿って見た断面図、(b)は(a)の第1移動空間及びその近傍を拡大した断面図である。 (a)は、図1(c)のE-E’線に沿って見た断面図、(b)は(a)の第2移動空間及びその近傍を拡大した断面図である。 上下一対の押さえ部を互いに近づく方向に押すことによって挿入部が開いた状態を示す断面図である。 図6の状態において挿入部から指を入れた挿入初期状態を示す断面図である。 図7の状態から、第1ハウジングの後端部側を上昇させて凹部の間隔を広げた計測可能状態を示す断面図である。 図7に示す状態の挿入部及びその周辺を拡大した断面図である。 図8に示す状態の挿入部及びその周辺を拡大した断面図である。 (a)は、比較例に係るパルスオキシメータ用プローブの第1ハウジングの断面図、(b)は、比較例に係るパルスオキシメータ用プローブの断面図である。
以下、本発明の実施形態に係るパルスオキシメータ用プローブについて図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1(a)は実施形態に係るパルスオキシメータ用プローブの構成を示す斜視図、(b)は(a)に示すパルスオキシメータ用プローブをA方向(上下方向)に沿って見た平面図、(c)は(a)に示すパルスオキシメータ用プローブをB方向に沿って見た側面図である。図2は、図1(b)のC-C’線に沿って見た断面図である。図3(a)は図2に示す第1移動空間12及びその周辺を拡大した断面図、(b)は図2に示す第2移動空間22及びその周辺を拡大した断面図である。図4(a)は、図1(c)のD-D’線に沿って見た断面図、(b)は(a)の第1移動空間12及びその近傍を拡大した断面図である。図5(a)は、図1(c)のE-E’線に沿って見た断面図、(b)は(a)の第2移動空間22及びその近傍を拡大した断面図である。図6は、上下一対の押さえ部11、21を互いに近づく方向に押して挿入部50が開いた状態を示す断面図である。
これらの図において、第1ハウジング10の長手方向の一方を先端側D11、他方側を後端側D12と称し、第2ハウジング20の長手方向の一方を先端側D21、他方側を後端側D22と称する。先端側D11、D21は指が挿入される挿入部50の入口53側、第1ハウジング10の先端部10a側、及び、第2ハウジング20の先端部20a側であり、後端側D12、D22はコイルばね30のコイル部33(基部)側、第1ハウジング10の後端部10b側、及び、第2ハウジング20の後端部20b側である(図6参照)。
図1、図2、又は図3に示すように、本実施形態に係るパルスオキシメータ用プローブは、第1ハウジング10及び第2ハウジング20の一対のハウジングと、付勢部材としてのコイルばね30と、受光部としての受光素子41と、発光部としての発光素子42と、変位許容部としての2つの移動空間12、22、及び、2つの傾斜面13、23とを備える。
(第1ハウジング、第2ハウジング)
第1ハウジング10と第2ハウジング20の内部には、コイルばね30の第1腕部31と第2腕部32がそれぞれ挿入され、コイルばね30の弾性にしたがって開閉可能なクリップ状をなしている。先端部10a、20aが互いに離間するように、第1ハウジング10と第2ハウジング20を相対的に開くことにより、対象者の指先などの測定対象を挿入する挿入部50が形成される。第1ハウジング10と第2ハウジング20は、非導電性で光を透過させない材料で形成されている。
第1ハウジング10の内部には、その長手方向の先端側D11から後端側D12に沿って第1収容空間15が形成され、この第1収容空間15内に第1腕部31は挿入されている。同様に、第2ハウジング20の内部には、その長手方向の先端側D21から後端側D22に沿って第2収容空間25が形成され、この第2収容空間25内に第2腕部32は挿入されている。
(コイルばね)
図2と図6に示すように、付勢部材としてのコイルばね30は、例えばねじりコイルばねであって、基部としてのコイル部33と、コイル部33の両端からそれぞれ延びる第1腕部31及び第2腕部32とを備える。コイル部33は、挿入部50のうち後端側において、外側に広がるように形成された収容凹部51に納められている。この収容凹部51は、第1収容空間15と第2収容空間25に連通している。第1腕部31と第2腕部32は、それぞれ、コイル部33の両端から直線状に延び、第1収容空間15と第2収容空間25にそれぞれ挿通されている。
ここで、図4(a)に示すように、第1収容空間15は、パルスオキシメータ用プローブの幅方向(W方向)の両側に1つずつ設けられている。また、図5(a)に示すように、第2収容空間25は、パルスオキシメータ用プローブの幅方向(W方向)の両側に1つずつ、第1収容空間15と対応する位置に設けられている。コイルばね30もパルスオキシメータ用プローブの幅方向(W方向)の両側に1つずつ設けられており、それぞれが、第1腕部31と第2腕部32を備え、第1収容空間15と第2収容空間25にそれぞれ挿入されている。
第1収容空間15と第2収容空間25は、それぞれ、幅方向の両側に設けられているが互いに同様の構成を備えており、また、これらの内部に収容された2つの腕部31、32、及び、これらが延出するコイル部33の構成も幅方向の両側で同様であるため、以下の説明では一方の構成のみについて言及する。
コイルばね30は、外力を加えない状態において、第1ハウジング10と第2ハウジング20とが互いに閉じた状態(図2)となるような弾性力を有する。ここで、第1ハウジング10と第2ハウジング20との間であって、収容凹部51よりも後端側には、すなわち、第1ハウジング10の後端部10bと第2ハウジング20の後端部20bの間には、凹部52(変位許容部)が形成されている。この凹部52は、第1ハウジング10と第2ハウジング20が互いに閉じた状態では、後方外部へ行くほど広がる形状を有している。図2に示すように、第1ハウジング10と第2ハウジング20が閉じた状態では、凹部52は互いに離間している。
一方、第1ハウジング10の後端部10bの上面に設けた押さえ部11と、第2ハウジング20の後端部20bの下面に設けた押さえ部21とを上下から挟むように押すと、この力によって、凹部52が閉じ、側面視円環状のコイル部33の中心軸を中心(支点)とするモーメントに基づいて、第1ハウジング10と第2ハウジング20の先端側が互いに上下に開き、これらの間に挿入部50が形成される(図6)。このような第1ハウジング10と第2ハウジング20の開き動作において、第1腕部31と第2腕部32は直線状態を維持しながら互いに上下に開く。付勢部材としてのコイルばね30は、第1ハウジング10と第2ハウジング20を開閉自在に支持し、それぞれの先端部を互いに接近させるように付勢している。
凹部52は、上下の押さえ部11、21を上下から挟むように押す開閉動作によって間隔が変化するほかに、第1腕部31に対する第1ハウジング10の相対位置、第2腕部32にする第2ハウジング20の相対位置の変化、第1傾斜面13に対する第1腕部31の傾斜角度、及び、第2傾斜面23に対する第2腕部32の傾斜角度に応じても間隔が変化する。よって、挿入部50に挿入された、指先等の測定対象の形状にしたがって凹部52の離間間隔を変えることで、コイルばね30の弾性力とあいまって、第1ハウジング10と第2ハウジング20の開き角度を測定対象の形状に沿った角度に設定できる。測定対象が指先等である場合には、第1ハウジング10と第2ハウジング20を互いに平行に、又は、平行に近い状態で開かせることができるため、第1ハウジング10の受光素子41と第2ハウジング20の発光素子42を互いに正対させ、又は、略正対させた状態にすることが可能となる。
(発光素子、受光素子)
発光部としての発光素子42は、第2ハウジング20の内面(挿入部50に面し、第1ハウジング10に向き合う面)に配置され、検査光として赤色光又は赤外光を出射するものであり、例えば発光ダイオード(LED)を用いる。出射された検査光は挿入部50内に挿入された、指先等の測定対象に照射される。
受光部としての受光素子41は、第1ハウジング10の内面(挿入部50に面し、第2ハウジング20に向きあう面)に配置され、挿入部50に挿入された指等の測定対象を透過した検査光を受光するものであり、例えばフォトダイオードを用いる。受光素子41と発光素子42は、第1ハウジング10と第2ハウジング20が閉じられた状態において互いに対向しあう位置に配置される。
発光素子42から出射される検査光の強度等は、不図示のパルスオキシメータ本体によって制御され、受光素子41による検知結果は、前記パルスオキシメータ本体へ出力される。パルスオキシメータ本体では、検査光の出射条件及び受光素子41による検知結果に基づいて、測定対象の動脈血における酸素飽和度などを計測する。
なお、受光素子41と発光素子42の配置は本実施形態の構成に限定されず、例えば、受光素子41を第2ハウジング20の内面に設け、発光素子42を第1ハウジング10の内面に設けることも可能である。
(変位許容部)
図4(a)、(b)に示すように、第1ハウジング10側の変位許容部として、第1収容空間15に第1移動空間12と第1傾斜面13が設けられている。さらに、図5(a)、(b)に示すように、第2ハウジング20側の変位許容部として、第2収容空間25に第2移動空間22と第2傾斜面23が設けられている。変位許容部を設けたことにより、第1腕部31に対する第1ハウジング10の相対位置及び相対角度の変更が可能となり、また、第2腕部32に対する第2ハウジング20の相対位置及び相対角度の変更が可能となっている。
なお、変位許容部としては、移動空間12、22と傾斜面13、23との一方のみであってもよい。また、変位許容部は、第1ハウジング10と第2ハウジング20の一方のみに設ける構成も可能である。
(第1ハウジング10側の変位許容部)
図4(b)に示すように、第1移動空間12は、第1収容空間15の最も先端側の第1壁部15aと、第1壁部15aよりも後端側に設けられた第2壁部15bとの間に形成される。第1移動空間12は、上下方向(図1のA方向に沿った方向)に沿った平面視において、前後に延びる第1収容空間15の先端部分を幅方向Wに沿ってL字状に曲げた空間として構成されている。
図4(a)、(b)に示すように、第1腕部31は、L字状に屈曲させた先端部31aを備えており、この先端部31aを第1移動空間12内に収めるように第1収容空間15内に収容される。先端部31aは第1移動空間12内で、先端側又は後端側へ移動可能な状態となり、最も後端側に移動したときには第2壁部15bに当接し、第1腕部31が係止された状態となる。
図3(a)に示すように、第1収容空間15の内面を構成する側面のうち、下側の側面(第2収容空間25側の側面)に第1傾斜面13が設けられている。第1傾斜面13は、第1ハウジング10の先端側D11から後端側D12へ向かうにつれて、第2収容空間25側へ近づく傾斜面となるように設けられている。
この構成において、第1ハウジング10と第2ハウジング20が閉じている状態では、図2と図3(a)に示すように、第1腕部31の先端部31aは、第1壁部15aに当接する先端位置12aと第2壁部15bに当接する後端位置12bとの間にあり、第1腕部31と第1傾斜面13との間に隙間14が生じている。このとき第1腕部31と第1傾斜面13とは角度γ1(度)をなしている。
一方、上下の押さえ部11、21を挟むように押して第1ハウジング10と第2ハウジング20を開いていくと、図6に示すように、第1腕部31は、先端部31aが第1壁部15aに当接する先端位置12aまで移動していく。この移動において、第1腕部31と第1傾斜面13とがなす角度は、挿入部50の開き角度(第1ハウジング10と第2ハウジング20とがなす角度)によらず略一定であり、第1腕部31と第1傾斜面13との間には隙間14が維持される。この状態は、挿入部50に指を入れた初期状態も同様である(図7、図9参照)。ここで、図7は、図6の状態において挿入部50から指Fを入れた挿入初期状態を示す断面図である。図9は、図7に示す状態の挿入部50及びその周辺を拡大した断面図である。
さらに、挿入部50に指を入れた後に、指の形状にしたがって、凹部52の間隔を広げるように、第1ハウジング10の後端部10bと第2ハウジング20の後端部20bを相対的に開くように移動させた状態においては、第1腕部31は、先端部31aが第2壁部15bに当接する後端位置12bまで移動し、第1腕部31と第1傾斜面13の隙間がなくなって互いに接触する(図8、図10参照)。ここで、図8は図7の状態から、第1ハウジング10の後端部10b側を上昇させて凹部52の間隔を広げた計測可能状態を示す断面図である。図10は、図8に示す状態の挿入部50及びその周辺を拡大した断面図である。
(第2ハウジング20側の変位許容部)
図5(b)に示すように、第2移動空間22は、第2収容空間25の最も先端側の第1壁部25aと、第1壁部25aよりも後端側に設けられた第2壁部25bとの間に形成される。第2移動空間22は、上下方向に沿った平面視において、前後に延びる第2収容空間25の先端部分を幅方向Wに沿ってL字状に曲げた空間として構成されている。
図5(a)、(b)に示すように、第2腕部32は、L字状に屈曲させた先端部32aを備えており、この先端部32aを第2移動空間22内に収めるように第2収容空間25内に収容される。先端部32aは第2移動空間22内で、先端側又は後端側へ移動可能な状態となり、最も後端側に移動したときには第2壁部25bに当接し、第2腕部32が係止された状態となる。
図3(b)に示すように、第2収容空間25の内面を構成する側面のうち、上側の側面(第1収容空間15側の側面)に第2傾斜面23が設けられている。第2傾斜面23は、第2ハウジング20の先端側D21から後端側D22へ向かうにつれて、第1収容空間15側へ近づく傾斜面となるように設けられている。
この構成において、第1ハウジング10と第2ハウジング20が閉じている状態では、図2と図3(a)に示すように、第2腕部32の先端部32aは、第1壁部25aに当接する先端位置22aと第2壁部25bに当接する後端位置22bとの間にあり、第2腕部32と第2傾斜面23との間に隙間24が生じている。このとき第2腕部32と第2傾斜面23とは角度γ2(度)をなしている。
一方、上下の押さえ部11、21を挟むように押して第1ハウジング10と第2ハウジング20を開いていくと、図6に示すように、第2腕部32は、先端部32aが第1壁部25aに当接する先端位置22aまで移動していく。この移動において、第2腕部32と第2傾斜面23とがなす角度は、挿入部50の開き角度によらず略一定であり、第2腕部32と第2傾斜面23との間には隙間24が維持される。この状態は、挿入部50に指を入れた初期状態も同様である(図7、図9参照)。
さらに、挿入部50に指を入れた後に、指の形状にしたがって、凹部52の間隔を広げるように、第1ハウジング10の後端部10bと第2ハウジング20の後端部20bを相対的に開くように移動させた状態においては、第2腕部32は、先端部32aが第2壁部25bに当接する後端位置22bまで移動し、第2腕部32と第2傾斜面23の隙間がなくなって互いに接触する(図8、図10参照)。
このとき、上述のように、第1腕部31についても、先端部31aが第2壁部15bに当接する後端位置12bまで移動し、第1腕部31と第1傾斜面13の隙間がなくなって互いに接触している。したがって、第1ハウジング10と第2ハウジング20とがなす角度は、指を入れるために開いた状態(図6)や指を入れた初期状態(図7)における角度と比べてゼロ度に近い状態となっている。よって、挿入した指の全体形状にしたがって、第1ハウジング10と第2ハウジング20は互いに平行又は平行に近い状態となっているため、発光素子42と受光素子41は略対向しあうことから、発光素子42から出射される検査光が指を透過して効率良く受光素子41へ入射することとなる。
(動作)
つづいてパルスオキシメータ用プローブの動作について説明する。
図6に示すように、第1ハウジング10の押さえ部11と第2ハウジング20の押さえ部21とを上下から挟むように押すと、コイルばね30のコイル部33を基準として、第1ハウジング10と第2ハウジング20は、先端部10a、20aが互いに離間するように回動し、挿入部50がクリップ形状に開かれる。このとき、コイルばね30の第1腕部31のL字型の先端部31aは、第1ハウジング10の第1移動空間12内の後端位置12bから先端位置12a側に移動する(図2、図6参照)。また、第2腕部32のL字型の先端部32aについても、第2ハウジング20の第2移動空間22内の後端位置22bから先端位置22a側に移動する。この開き動作において、第1腕部31と第1傾斜面13のなす傾斜角度γ1、及び、第2腕部32と第2傾斜面23のなす傾斜角度γ2はそれぞれ、図2に示す最大値のまま、又は、ほぼ変わらずに維持される。
図6に示すようにクリップ形状に開いた挿入部50に対して、測定対象としての指Fを挿入すると、図7と図9に示すように、第1腕部31のL字型の先端部31aは、第1移動空間12の先端位置12a側の位置に維持され、第2腕部32のL字型の先端部32aも、第2移動空間22の先端位置22a側の位置に維持される。このとき、第1腕部31と第1傾斜面13の間の隙間14と角度γ1、及び、第2腕部32と第2傾斜面23の隙間24と角度γ2はそれぞれ、図2及び図6に示す最大値のまま維持される。
図7と図9に示すように挿入部50内へ指Fを挿入した後、指Fの形状にしたがって、第1ハウジング10の後端部10bと第2ハウジング20の後端部20bとの間隔を広げるように、別言すると、指Fの形状により沿った形に凹部52の間隔を広げるように、第1ハウジング10の後端部10bと第2ハウジング20の後端部20bを相対的に開くように移動させる。すると、図8と図10に示すように、コイルばね30の第1腕部31のL字型の先端部31aは、第1移動空間12の先端位置12a側から後端位置12b側へ移動し、第2腕部32のL字型の先端部32aも、第2移動空間22の先端位置22a側から後端位置22b側へ移動する。この動作は、挿入部50内に指Fが入った状態で、押さえ部11、21を把持していた指や手を離して把持力を解放することによって行われるが、第1ハウジング10の後端部10bと第2ハウジング20の後端部20bを上下に広げる操作を行うとより確実に行うことができる。この操作においては、第1腕部31の先端部31aと第2腕部32の先端部32aは、第1ハウジング10と第2ハウジング20の後端側の移動量に応じて、それぞれ移動する。すなわち、第1ハウジング10と第2ハウジング20の移動量が小さければ先端部31a、32aの移動量も小さくなり、第1ハウジング10と第2ハウジング20の移動量が大きければ先端部31a、32aの移動量も大きくなる。
第1ハウジング10の後端部10bと第2ハウジング20の後端部20bを開き始める際、押さえ部11、21を把持している状態においては、図7と図9に示すように、第1腕部31と第1傾斜面13の間には角度γ1の隙間14が存在し、第2腕部32と第2傾斜面23の間には角度γ2の隙間24が存在している。このため、押さえ部11、21の把持を解放して、第1ハウジング10の後端部10bと第2ハウジング20の後端部20bを互いに開かせると、第1ハウジング10は角度γ1の分だけ傾かせることができ、第2ハウジング20も角度γ2の分だけ傾かせることができる。この操作によって、挿入部50の開き角度は角度α(図9)から角度β(図10)へと減少し、第1ハウジング10と第2ハウジング20は互いに平行又は平行に近い状態となり、受光素子41と発光素子42は正対又は略正対する。
ここで、挿入部50に挿入する指Fが細い場合は、第1ハウジング10の後端部10bと第2ハウジング20の後端部20bの移動量は小さくなる。このため、第1腕部31の先端部31aが第1移動空間12内の先端位置12aと後端位置12bとの間で移動する変位量も小さくなり、また、第2腕部32の先端部32aが先端位置22aと後端位置22bとの間で移動する変位量も小さくなる。一方、挿入する指Fが太い場合は、第1ハウジング10の後端部10bと第2ハウジング20の後端部20bの移動量は大きくなるため、第1腕部31の先端部31aと第2腕部32の先端部32aはそれぞれ大きく移動する。よって、挿入する指Fの太さに応じて、第1腕部31の先端部31aと第2腕部32の先端部32aをそれぞれ変位させることができるため、第1腕部31と第1傾斜面13のなす角度γ1と第2腕部32と第2傾斜面23のなす角度γ2をゼロ又はゼロに近い角度にすることができる。このため、指Fの太さに関係なく、第1ハウジング10と第2ハウジング20の傾き角度をαからβへ小さくして、互いに平行又は平行に近い状態へ設定することが可能となる。また、指Fの太さに応じて一対のハウジング10、20それぞれの後端部10b、20b側の移動量が変わることにより、一対のハウジング10、20から指Fにかかる荷重は指Fの太さによらずに略一定とすることができる。
(変形例)
変位許容部として、第1移動空間12及び第2移動空間22に代えて、又は、第1移動空間12及び第2移動空間22に加えて、第1腕部31と第2腕部32の先端部のそれぞれに、第1ハウジング10と第2ハウジング20の長手方向に弾性変形可能な弾性部材、例えばコイルばねを配置してもよい。これにより、第1腕部31と第2腕部32の変位を許容する構成が可能となる。
また、変位許容部として、第1傾斜面13と第2傾斜面23に代えて、弾性変形可能な材料で構成した平面、又は、平面の表面に弾性変形可能な層を形成してもよい。これによって、挿入部50に挿入された測定対象の形状に応じて、第1ハウジング10に対する第1腕部31の相対角度、及び、第2ハウジング20に対する第2腕部32の相対角度が変化することを許容する構成も可能である。
図11(a)は、比較例に係るパルスオキシメータ用プローブの第1ハウジング110の断面図であって、図4(a)に対応する位置における断面図である。図11(b)は、比較例に係るパルスオキシメータ用プローブの断面図であって、図2に対応する位置における断面図である。
図11(a)、(b)に示す比較例では、上記実施形態のコイルばね30と同様の構成のコイルばね130を用いている一方、コイルばね30の2つのアーム131、132それぞれの先端部131a、132aが収容される移動空間112の形状が異なっている。また、第1収容空間115の下面と、第2収容空間125の下面には、上記実施形態のような傾斜面は設けられていない。
比較例においては、コイルばね130のコイル部133から延びる2つのアーム131、132それぞれの先端部131a、132aは、ハウジング110、120内でそれぞれ固定されている。より具体的には、2つの収容空間115、125は、2つのアーム131、132がその内部に嵌合されて固定されるような形状とされており、これにより、2つのアーム131、132は、2つの収容空間115、125内で先端側や後端側へ移動することはできず、また、2つの収容空間115、125に対する傾斜角度が変わることもない。
比較例の構成では、上下一対の押さえ部111、121を互いに近づけるように押して挿入部150をクリップ状に開き、さらに挿入部150内へ指を挿入した後に、押さえ部111、121を解放しても、2つのアーム131、132のそれぞれにおける張力によって、ハウジング110、120の後端側が開くことが妨げられる。このため、第1ハウジング110と第2ハウジング120とのなす角度は押さえ部111、121を解放する前とほとんど変化がない。このため、挿入部150内に指を入れた状態においては、受光素子141と発光素子142を正対させることができない。したがって、発光素子142からの出射光が受光素子141で受光される効率が低くなってしまう。さらに挿入部150に挿入される指が太くなるほど、第1ハウジング110と第2ハウジング120の開き角度が大きくなることから2つのアーム131、132のそれぞれにおける張力が大きくなり、これにより、指にかかる荷重が大きくなってしまう。よって、指の太さによって、第1ハウジング110と第2ハウジング120から指にかかる圧力が増大して指先が圧迫され、これによるうっ血で脈拍振幅が小さくなってしまうおそれがある。また、圧迫によって対象者に不快感を与えてしまう場合もある。
これに対して、本実施形態のパルスオキシメータ用プローブによれば、指先等の測定対象の太さに応じて第1ハウジング10と第2ハウジング20との間隔及び開き角度が容易に調整できる。このため、測定対象の太さが変わったとしても、測定対象にかかる圧力を所定範囲に収めることが可能となることから、圧迫によるうっ血が発生しづらくなり、よって、精度の高い血中酸素飽和度を安定して測定することが可能となる。
さらに、本実施形態のパルスオキシメータ用プローブでは、指先等の測定対象の太さにかかわらず発光部と受光部を正対させ、又は、正対状態に近づけることが容易にできるため、発光部から出射された検査光が測定対象を透過して受光部に入射しやすくなり、これにより所定の測定精度や測定効率を実現することができる。
本発明について上記実施形態を参照しつつ説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、改良の目的又は本発明の思想の範囲内において改良又は変更が可能である。
以上のように、本発明に係るパルスオキシメータ用プローブは、指先等の測定対象の太さにかかわらず発光部と受光部を正対させ、又は、正対状態に近づけることが容易にできる点で有用である。
10 第1ハウジング
10a 先端部
10b 後端部
11 押さえ部
12 第1移動空間(変位許容部)
12a 先端位置
12b 後端位置
13 第1傾斜面(変位許容部)
14 隙間
15 第1収容空間
15a 第1壁部
15b 第2壁部
20 第2ハウジング
20a 先端部
20b 後端部
21 押さえ部
22 第2移動空間(変位許容部)
22a 先端位置
22b 後端位置
23 第2傾斜面(変位許容部)
24 隙間
25 第2収容空間
25a 第1壁部
25b 第2壁部
30 コイルばね(付勢部材)
31 第1腕部
31a 先端部
32 第2腕部
32a 先端部
33 コイル部(基部)
41 受光素子
42 発光素子
50 挿入部
51 収容凹部
52 凹部(変位許容部)
53 入口
F 指
W 幅方向
α、β 挿入部の開き角度
γ1 第1アームと第1傾斜面の傾斜角度
γ2 第2アームと第2傾斜面の傾斜角度

Claims (4)

  1. 測定対象が挿入される挿入部を形成するように互いに対向する一対のハウジングと、
    前記一対のハウジングを開閉自在に支持し、それぞれの先端部を互いに接近させるように付勢する付勢部材と、
    前記一対のハウジングの一方のハウジングに設けられ、前記挿入部内の前記測定対象へ検査光を照射する発光部と、
    前記一対のハウジングの他方のハウジングに設けられ、前記挿入部内の前記測定対象を透過した検査光を受光する受光部とを備え、
    前記付勢部材は、基部と、前記基部の両端からそれぞれ延び、弾性を有する一対の腕部とを備え、
    前記一対のハウジングは、前記基部を支点として、それぞれの後端部を互いに近づけるように挟むことで前記先端部を開くことができ、
    前記一対の腕部の一方の第1腕部は、前記一対のハウジングのうちの第1ハウジングの第1収容空間内に挿通され、
    前記一対の腕部の他方の第2腕部は、前記一対のハウジングのうちの第2ハウジングの第2収容空間内に挿通され、
    前記第1腕部に対する前記第1ハウジングの相対位置を変更可能とする変位許容部を備え
    前記変位許容部は、前記第2腕部に対する前記第2ハウジングの相対位置も変更可能であり、
    前記変位許容部は、前記第1収容空間に設けられた第1移動空間、及び、前記第2収容空間に設けられた第2移動空間を備え、
    前記一対のハウジングの開閉にともなって、又は、前記挿入部へ挿入された前記測定対象の形状に応じて、前記第1腕部の先端部が前記第1移動空間内で移動し、前記第2腕部の先端部が前記第2移動空間内で移動し、
    前記変位許容部は、前記第1収容空間において前記第2収容空間側の側面に設けられた第1傾斜面と、前記第2収容空間において前記第1収容空間側の側面に設けられた第2傾斜面とを備え、
    前記第1傾斜面は、前記第1ハウジングの前記先端部から後端部に向かうにつれて、前記第2収容空間側へ近づくように設けられ、
    前記第2傾斜面は、前記第2ハウジングの前記先端部から後端部に向かうにつれて、前記第1収容空間側へ近づくように設けられており、
    前記挿入部へ挿入された前記測定対象の形状に応じて、前記第1傾斜面に対する前記第1腕部の傾斜角度、及び、前記第2傾斜面に対する前記第2腕部の傾斜角度が変化することを特徴とするパルスオキシメータ用プローブ。
  2. 前記一対のハウジングの後端部は互いに離間しており、
    前記第1腕部に対する前記第1ハウジングの相対位置、及び、前記第2腕部に対する前記第2ハウジングの相対位置の変化に応じて、前記一対のハウジングの後端部の間隔が変化する請求項1に記載のパルスオキシメータ用プローブ。
  3. 前記挿入部へ挿入された前記測定対象の形状にしたがって、前記第1収容空間内における前記第1腕部の移動、及び、前記第1傾斜面に対する前記第1腕部の傾斜角度の変化、並びに、前記第2収容空間内における前記第2腕部の移動、及び、前記第2傾斜面に対する前記第2腕部の傾斜角度の変化が生じることによって、前記一対のハウジングの先端部が開いた状態を維持しつつ、前記一対のハウジングの後端部の間隔が変化する請求項2に記載のパルスオキシメータ用プローブ。
  4. 前記付勢部材はねじりコイルばねであって、前記基部としてのコイル部の両端から、前記第1腕部と前記第2腕部がそれぞれ延びている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のパルスオキシメータ用プローブ。
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