JP7253217B1 - オゾン注入装置及びオゾン注入器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】オゾンガスを体内に注入する際に、体におけるオゾンガスの注入部位の乾きを抑制する。【解決手段】オゾン注入器具30はオゾン発生装置3に外付けされる。器具30は、オゾン発生装置3のオゾン取出口12に接続される流量調整部31と、オゾンガスに水分を含ませる水分添加部33と、流量調整部31からのオゾンガスを水分添加部33まで導く第1チューブ32と、水分添加部33で発生した水分含有オゾンガスを耳の穴まで導く第2チューブ34とを備える。第2チューブ34は、上流部と、上流部から2本に分岐する分岐下流部とを有する。分岐下流部の先端は屈曲した形状に形成される。【選択図】図1

Description

本発明は体内にオゾンを注入する装置又は器具に関する。
オゾン療法はオゾンを投与する治療法である。オゾンを体内に投与することで、血中の酸素量が増える。また、体内にてオゾンから一酸化窒素が生成され、一酸化窒素により血管が拡張することで、血流がよくなる。これにより、基礎代謝を活性化でき、自己治癒力を向上することが期待される。
オゾンを投与する方法として、注腸法、皮下注射法、自家血液療法、経皮的療法などがある。このうち、注腸法は、例えばシリンジを用いて、尻(肛門)からオゾンを注入する方法である。尻から注入されたオゾンは腸壁から体内に吸収される。
なお、下記特許文献1~3には牛の乳房にオゾンを注入する装置が記載されている。
特許第2990054号公報 特許第3022323号公報 特許第3022341号公報
注腸法を受けることに不快に感じる場合がある。そこで、オゾンガスを例えば耳から注入することを考える。この場合、耳に注入されたオゾンガスにより、耳内が乾いてしまうことがある。耳内が乾いてしまうと、不快に感じたり、体内へのオゾンの吸収効率が低下することが懸念される。また、従来では、耳からオゾンガスを注入するのに適した装置は無い。
本発明は、上記事情に鑑み、オゾンガスを体内に注入する際に、体におけるオゾンガスの注入部位の乾きを抑制できる装置又は器具を提供することを第1の課題とする。また、耳からオゾンガスを注入するのに適した装置又は器具を提供することを第2の課題とする。
本発明のオゾン注入装置は、
オゾンガスを発生させるオゾン発生部と、
前記オゾンガスを体内に注入する注入部と、
前記注入部により体内に注入させる前記オゾンガスに水分を含ませる部分と、
を備える。
これによれば、注入部から体内に注入されるオゾンガスに水分が含まれるので、注入部位が乾いてしまうのを抑制できる。
本発明のオゾン注入器具は、
オゾンガスを発生させるオゾン発生部と、
前記オゾン発生部を収容するとともに、外面に前記オゾンガスの取出口を有した筐体とを備えたオゾン発生装置の前記取出口に外付けされる器具であって、
前記取出口から出される前記オゾンガスを体内に注入するチューブと、
前記チューブに接続されて、前記オゾンガスに水分を含ませる部分と、
を備える。
これによれば、チューブから体内に注入されるオゾンガスに水分が含まれるので、注入部位が乾いてしまうのを抑制できる。また、オゾン注入器具をオゾン発生装置に外付けできるので、既存のオゾン発生装置を用いて、水分含有オゾンガスを体内に注入できる。さらに、オゾンガスの注入部がチューブなので、チューブからオゾンガスを耳などから継続的に注入できる。これにより、腸に比べてオゾンの吸収効率が低い部位(例えば耳)からでも、オゾンを効率よく体内に吸収させることができる。
本発明のオゾン注入装置は、
オゾンガスを発生させるオゾン発生部と、
前記オゾンガスを耳に注入するチューブと、
を備える。
これによれば、オゾンガスの注入部がチューブなので、チューブからオゾンガスを耳から継続的に注入できる。これにより、腸に比べてオゾンの吸収効率が低い耳からでも、オゾンを効率よく体内に吸収させることができる。すなわち、耳からオゾンガスを注入するのに適したオゾン注入装置を提供できる。
オゾン注入システムの構成図である。 耳へのオゾン注入を行う注入部を示すチューブであって、オゾン注入器具の第2チューブの平面図である。 変形例に係る耳当て部材を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。図1に本実施形態のオゾン注入システム(以下、単にシステムという場合がある)の構成を示す。図1のシステムは例えば人間の耳の穴にオゾンガスを注入するシステムである。オゾン注入システムは、例えばオゾン注入を受ける人の自宅等に持ち運びが可能な可搬型のシステムに構成されている。図1のシステムは、酸素ボンベ1と、減圧部2と、オゾン発生装置3と、オゾン注入器具30とを備える。さらに、システムは、任意にシリンジ50を備えてよい。なお、オゾン発生装置3とオゾン注入器具30とでオゾン注入装置が構成される。
酸素ボンベ1は、酸素(O)ガスを貯蔵するとともに、酸素ガスをオゾン発生装置3に供給する酸素貯蔵部及び酸素供給部である。
減圧部2は、酸素ボンベ1とオゾン発生装置3との間の流路上に設けられる。減圧部2は、酸素ボンベ1から供給される酸素ガスの圧力を減圧する。具体的には、減圧部2は、減圧弁2aと、減圧弁2aの開度を調整する調整部2bとを含む。減圧弁2aは、酸素ボンベ1からの酸素ガスを、調整部2bにて調整される開度に応じた圧力及び流量に制御する。調整部2bはユーザにより操作が行われる操作部を含んで構成される。調整部2bはその操作部の操作位置に応じた開度にする。なお、酸素ボンベ1及び減圧部2はオゾン発生装置3の外側に設けられる(つまり外付けされる)。
オゾン発生装置3は、酸素ボンベ1から供給される酸素ガスに基づいて、オゾン(O)を発生させる装置である。オゾン発生装置3は、筐体4と、交流高圧電源5と、放電体6と、流路切替部7と、流路開閉部11と、各種操作部14、15、16と、オゾン分解器17と、複数の流路8、9、10、18、19、21と、ポンプ22とを備えている。
筐体4は、内側に、オゾン発生装置3を構成する各部(交流高圧電源5、放電体6、流路切替部7、流路開閉部11、ポンプ22、流路8、9、10、18、19、21など)を収容する空間を形成し、その空間の全周囲を閉塞した形状に形成される。筐体4は例えば直方体状に形成される。筐体4は、オゾンガスの取出口12、13が形成された第1外面4aを有する。第1外面4aは例えば筐体4の前面として構成される。取出口12、13は例えば2つ設けられる。一方の取出口12(第1取出口)は、例えばオゾン注入器具30が取り付けられて、オゾン注入器具30にオゾンガスを供給するための部分である。他方の取出口13(第2取出口)は、例えばシリンジ50が取り付けられて、シリンジ50にオゾンガスを供給するための部分である。
また、筐体4は、外部から供給される酸素ガスを筐体4内に導入する導入口20が形成された第2外面4bを有する。第2外面4bは、第1外面4aとは異なる面としてよく、例えば筐体4の背面として構成される。なお、導入口20は、取出口12、13が形成された同じ面4aに形成されてもよい。導入口20に、減圧部2からの流路が接続される。
さらに、筐体4は、排気口23が形成された第3外面4cを有する。第3外面4cは、第1外面4a及び第2外面4bとは異なる面としてよく、例えば筐体4の底面として構成される。
交流高圧電源5は放電体6に高電圧を供給する。放電体6は、導入口20から導入された酸素ガスが供給されて、その酸素ガスからオゾンを含んだオゾン含有ガスを生成するよう、交流高圧電源5から供給された高電圧に基づいて放電する。操作部16の操作位置に基づいて、オゾン含有ガス中のオゾン濃度が調整可能である。すなわち、交流高圧電源5からの電圧及び放電体6の放電が、操作部16の操作位置に応じて制御されることで、オゾン含有ガス中のオゾン濃度が制御される。なお、オゾン含有ガスは、オゾンガスと酸素ガスとの混合ガスである。放電体6がオゾン発生部に相当する。
放電体6と流路切替部7との間は流路8が接続される。放電体6にて生成されたオゾン含有ガスは流路8を介して流路切替部7に供給される。流路切替部7は、複数(図1の例では3つ)のポートを有した弁(図1の例では3方弁)として構成される。流路切替部7の第1ポートに流路8が接続される。流路切替部7の第2ポートには、第1取出口12に繋がる流路9が接続される。流路切替部7の第3ポートには、第2取出口13に繋がる流路10が接続される。
流路切替部7は、操作部14の操作位置に応じて、第1ポートに導通するポートを、第2ポートと第3ポートとの間で択一的に切り替える。すなわち、流路切替部7は、第1ポートと第2ポートとが導通し、第1ポートと第3ポートとが遮断した第1状態、又は第1ポートと第3ポートとが導通し、第1ポートと第2ポートとが遮断した第2状態となるように切り替える。上記第1状態のときには、第1取出口12からオゾン含有ガスが吐出可能となる一方で、第2取出口13は閉鎖される。上記第2状態のときには、第2取出口13からオゾン含有ガスが吐出可能となる一方で、第1取出口12は閉鎖される。
流路開閉部11は、流路切替部7と第2取出口13とを繋ぐ流路10上に設けられる。流路開閉部11は、操作部15の操作に基づいて、流路10の開通又は閉鎖のどちらかに切り替える。
操作部14、15、16は、ユーザによって操作が行われる部分であり、筐体4の外面4aに露出するように設けられる。操作部14、15、16が設けられる外面4aは、取出口12、13が形成された外面4aと同じであってよい。操作部14は、流路切替部7の状態を切り替えるための操作部である。操作部14は、第1の操作位置と第2の操作位置との間で切り替え可能に構成される。操作部14が第1の操作位置にあるときに、流路切替部7の状態が上記第1状態となる。操作部14が第2の操作位置にあるときに、流路切替部7の状態が上記第2状態となる。
操作部15は、流路開閉部11を制御するための操作部である。操作部15は例えば初期位置と操作位置との間で切り替え可能に構成される。操作部15は、例えば、ユーザからの操作力が加えられている間は上記操作位置が保持され、操作力が解除されたときに自動で上記初期位置に復帰するように構成される。操作部15は例えば押下スイッチとして構成されてよい。操作部15が上記操作位置にあるときには流路10が開通する。操作部15が上記初期位置にあるときには流路10が閉鎖(切断)する。
操作部16は、放電体6で生成されるオゾン含有ガスのオゾン濃度を調整するための操作部である。操作部16は、例えば外面4aに直角な軸線回りに回転可能なロータリースイッチとして構成される。操作部16の操作位置(回転位置)に応じて、交流高圧電源5の電圧及び放電体6の放電の状態が変わり、これにより、オゾン含有ガスのオゾン濃度が制御される。なお、オゾン濃度の単位は、例えばオゾン含有ガスの単位流量(ml)当たりのオゾンの質量(μg)、すなわちμg/mlである。オゾン発生装置3は、操作部16にて調整されるオゾン濃度の表示部を有してよい。
オゾン発生装置3は、第1取出口12に繋がる流路9から分岐して、オゾン分解器17に繋がる分岐流路18を備える。オゾン発生装置3は、第2取出口13に繋がる流路10から分岐して、オゾン分解器17に繋がる分岐流路19を備える。分岐流路19は、流路切替部7と流路開閉部11の間の位置から分岐するように設けられる。
オゾン分解器17は、分岐流路18、19から供給されるオゾン含有ガス中のオゾンを酸素分子等に分解する。換言すれば、オゾン分解器17は、オゾン含有ガス中のオゾンを除去する部分である。
ポンプ22は、オゾン分解器17と排気口23との間を繋ぐ排気流路21上に設けられる。ポンプ22は、オゾン分解器17により処理されたガスを強制的に排気口23側に送り出す。なお、オゾン発生装置3はポンプ22を備えなくてもよい。
オゾン発生装置3は、オゾン発生装置3を作動させるスイッチ(図示外)を備える。その作動スイッチは例えば筐体4の第1外面4aに設けられる。作動スイッチが操作されたことに基づいて、交流高圧電源5、ポンプ22などの電動部が作動して、オゾン含有ガスの生成などが行われる。また、オゾン発生装置3は、発生させるオゾン含有ガスの流量を調整する流量調整部を備えていない。したがって、オゾン発生装置3は、外付けさせる減圧部2に応じた流量のオゾン含有ガスを放電体6で発生させる。
オゾン注入器具30は、オゾン発生装置3にて発生したオゾン含有ガスを耳の穴まで導くための器具である。オゾン注入器具30は、オゾン発生装置3に着脱可能に設けられる。より具体的には、オゾン注入器具30は、第1取出口12に外付けされる器具である。
オゾン注入器具30は、上流側から、流量調整部31と、第1チューブ32と、水分添加部33と、第2チューブ34とを備える。
流量調整部31は、本体31aと操作部31bとを有する。本体31aは、第1ポート31cと第2ポート31dとを有する。本体31aは、内部に、ポート31c、31d間を繋ぐ流路と、その流路の開度を調整する開度調整部材とを有する。操作部31bは、ユーザにより操作が行われる部分である。操作部31bは、開度調整部材31に接続されている。操作部31bの操作位置に応じて、開度調整部材の位置、すなわち内部流路の開度が変化する。操作部31bは例えば所定の軸線回りに回転可能な回転体としてよい。流路調整部31は、流路調整部31の内部流路の開度を表示する表示部(図示外)を備えてもよい。
第1ポート31cは、直接に、又は流路を形成する部材(チューブなど)を介して、第1取出口12に接続される。なお、第1ポート31cは第1取出口12から取り外しが可能に構成される。第1ポート31cは、器具30を第1取出口12に外付けする接続部として機能する。第2ポート31dは、第1チューブ32の一端に接続される。
第1チューブ32は、管状に形成され、第1取出口12から吐出されるオゾン含有ガスを、流量調整部31を介して、水分添加部33まで導く流路を形成する部材である。第1チューブ32は例えば可撓性を有している。第1チューブ32は例えばシリコーンにより形成される。第1チューブ32の、流量調整部31に接続される反対側が、水分添加部としての容器33内に挿入される。そして、第1チューブ32の、流量調整部31に接続される反対側の端部(第1チューブ32の流路の出口)が、容器33に入れられた水の中に位置する。なお、第1チューブ32は、水分添加部33にオゾン含有ガスを導入する導入部として機能する。
水分添加部33は、第1チューブ32から導入されたオゾン含有ガスに水分を含ませる(添加する)部分である。水分添加部33は、水中にオゾン含有ガスを導入して、その水をオゾン含有ガスによりバブリングさせる。水分添加部33は、そのバブリングにより、水の上方空間に、水分(ミスト)を含んだがオゾン含有ガスである水分含有オゾンガスを発生させる。
水分添加部33は、水を入れる容器として構成される。また、水分添加部33は密閉容器として構成される。容器33は、容器本体33aと蓋部33bとを有する。容器本体33aは、例えば上部に開口を形成する有底筒状に形成される。容器本体33aに水が入れられる。容器本体33aの内側の、水と上部開口との間には、発生した水分含有オゾンガスを留めておく空間を有する。
蓋部33bは、容器本体33aに着脱可能に設けられる。すなわち、蓋部33bは、容器本体33aの上部開口を閉塞するように容器本体33aに装着可能であるとともに、その上部開口を露出させるように容器本体33aから取り外しが可能に設けられる。
蓋部33bは、蓋部33bの表面(外側に対面した面)と裏面(容器本体33a内の空間に対面した面)との間を貫通する2つの貫通部33c、33dを有する。一方の貫通部33cは、オゾン発生装置3からのオゾン含有ガスを容器33内に導入するための導入口である。詳しくは、貫通部33cは、第1チューブ32を挿入させて、第1チューブ32の一部を容器33内に入れるための穴である。
他方の貫通部33dは、容器33内において水分が含有(添加)されたオゾン含有ガスである水分含有オゾンガスを容器33外に出すための出口である。詳しくは、貫通部33dは、第2チューブ34の一端側を挿入させるための穴である。
貫通部33c、33dの直径は、チューブ32、34の直径と同等に定められてよい。これによれば、貫通穴33c、33dと、チューブ32、34との隙間から水分含有オゾンガスが漏れてしまうのを抑制できる。なお、蓋部33bは、貫通穴33c、33dと、チューブ32、34との隙間から水分含有オゾンガスが漏れるのを抑制するシール部(図示外)を備えてもよい。
第2チューブ34は、管状に形成され、水分添加部33にて発生した水分含有オゾンガスを、耳の穴まで導く流路を形成する部分である。つまり、第2チューブ34は、水分含有オゾンガスを耳内に注入する注入部である。第2チューブ34は例えば可撓性を有してよい。
第2チューブ34は、図2に示すように、本体部35と、先端部としての屈曲部40、41とを有する。本体部35は、上流部36と、上流部36の下流端から2本に分岐する分岐下流部37、38、39とを有する。上流部36は、単一の流路を形成する管状に形成される。上流部36は例えば可撓性を有する材質(例えばシリコーン)により形成される。上流部36の一端側は、容器33の貫通部33dを通って容器33内に位置する。そして、上流部36の流路の上流側の開口が、容器33内の、水よりも上方の空間に位置する。上流部32の下流端が、分岐下流部37、38、39の一部を構成する接続部37(ジョイント)に接続されている。
分岐下流部37、38、39は、1つの接続部37と、2つのチューブ38、39とを有する。接続部37は、上流部36と分岐チューブ38、39とを接続して、上流部36の流路と分岐チューブ38、39の各流路とを導通させる部分である。接続部37は第1部分37aと第2部分37bと第3部分37cとを有する。これら部分37a、37b、37cはそれぞれ管状に形成される。接続部37の内部には、第1部分37aと第2部分37bと第3部分37cとの間を導通させる流路が形成されている。その流路の開口が、第1部分37a、第2部分37b及び第3部分37cの各端部に形成されている。また、部分37a、37b、37cは互いに同一平面内に延びる流路を形成する。
第2部分37b及び第3部分37cは、第1部分37aの流路の方向とは異なる方向の流路を形成する。また、第2部分37b及び第3部分37cは互いに異なる方向の流路を形成する。第2部分37bと第3部分37cとの成す角度θ1は例えば120°以下に設定され、好ましくは90°以下に設定される。第1部分37aと第2部分37bとの成す角度θ2と、第1部分37aと第3部分37cとの成す角度θ3は互いに同じ角度に設定される。また、第2部分37b及び第3部分37cは互いに同じ長さを有する。
第1部分37aは上流部36の流路に挿入されている。第2部分37bは一方の分岐チューブ38の流路に挿入されている。第3部部分37cは他方の分岐チューブ39の流路に挿入されている。
接続部37は例えば非可撓性の材質(上記角度θ1~θ3が一定に保持される材質(例えばフッ素樹脂))で形成されている。また、接続部37は、例えば上流部36又は分岐チューブ38、39よりも硬質な材質で形成されてよい。
2つの分岐チューブ38、39は、オゾン注入を受ける人の耳の手前までの流路を形成する部分である。分岐チューブ38、39は互いに同じ長さの管状に形成される。分岐チューブ38、39の長さは例えば20cm以上に定められる。分岐チューブ38、39は、例えば可撓性を有する材質(例えばシリコーン)により形成される。図2に示すように、分岐チューブ38、39を同一平面内で真っ直ぐに延びた状態にしたとき、分岐チューブ38、39間の角度は、上述の接続部37の角度θ1となる。
屈曲部40、41は、本体部35の先端側の流路(分岐チューブ38、39の流路)に対して屈曲し、耳の穴に当てるための部分(耳当て部)である。換言すれば、屈曲部40、41は、本体部35の先端側の流路方向に対して交差する方向にガスの出口を形成する、第2チューブ34の先端を構成する部分(先端部)である。一方の屈曲部40は、一方の分岐チューブ38の先端(下流端)に接続される。他方の屈曲部41は、他方の分岐チューブ39の先端(下流端)に接続される。なお、屈曲部40、41の屈曲形状とは、第2チューブ34が自然状態(チューブ34を変形させる荷重がかかっていない状態)のときでも、本体部35に対して屈曲した形状を維持することを意味する。チューブに曲げ荷重(重力も含む)が加えられているときのみ屈曲し、曲げ荷重が解除されたときには屈曲が解除される形状は屈曲形状とは言わない。
屈曲部40、41は、互いに同一の形状に形成される。屈曲部40、41は、接続部42、44(ジョイント)と、先端チューブ43、45とを有する。接続部42、44は、管状の第1部分42a、44aと管状の第2部分42b、44bとを有する。第2部分42b、44bは第1部分42a、44aに対して屈曲している。第1部分42a、44aと第2部分42b、44bとの成す角度θ4は例えば90°に定められるが、90°以外の角度(例えば90°より大きく、120°以下の角度)でもよい。
第1部分42a、44aの流路と第2部分42b、44bの流路とは導通している。第1部分42a、44aの、第2部分42b、44bが接続される反対側の端部には流路の開口が形成される。その端部が分岐チューブ38、39の流路に挿入されている。第2部分42b、44bの、第1部分42a、44aが接続される反対側の端部には流路の開口が形成される。その端部が先端チューブ43、45の流路に挿入されている。
接続部42、44は例えば非可撓性の材質(上記角度θ4が一定に保持される材質(例えばフッ素樹脂))で形成されている。また、接続部42、44は、例えば上流部36、分岐チューブ38、39又は先端チューブ43、45よりも硬質な材質で形成されてよい。
先端チューブ43、45は互いに同じ長さかつ同じ直径の管状に形成される。先端チューブ43、45の長さは例えば5cm以下に設定される。また、接続部42、44の第2部分42b、44bの基端(第1部分42a、44a側の端部)から先端チューブ43、45の先端までの長さ(すなわち、屈曲部40、41の屈曲方向における長さ)は、例えば1cm以上7cm以下に設定される。先端チューブの直径は例えば3mm以上、8mm以下に設定される。このような長さ及び直径にすることで、耳の穴に先端チューブ43、44の先端を当てやすく(挿入しやすく)できる。先端チューブ43、45は、例えば可撓性を有する材質(例えばシリコーン)により形成される。
一方の先端チューブ43の一端が接続部42に接続される。他方の先端チューブ45の一端が接続部44に接続される。先端チューブ43、45の、接続部42、44に接続される反対側の端部に、先端チューブ43、45の流路の開口が形成されている。その開口は、第2チューブ34を流れるガスの出口であり、耳の穴に位置させるための開口である。その開口は本体部35の先端側の流路方向(分岐チューブ38、39の流路方向)に対して所定角度(例えば90°)屈曲した方向を向いている。
ここで、図2に示すように、上流部36及び分岐チューブ38、39がそれぞれ真っ直ぐに延び、かつ、上流部36及び分岐チューブ38、39を同一平面に配置させた状態にする。そして、図2の平面における領域を、屈曲部40の基端(接続部42の第1部分42aと第2部分42bとの境界部)を通る、上流部36の延設方向に平行に延びた仮想線L1を境に2つの領域201、202に分けるとする。このとき、屈曲部40(先端チューブ43)の先端開口は内側の領域202(上流部36、反対側の分岐チューブ39が位置する領域)に位置してよい。なお、分岐チューブ38をその長手方向回りに捻る(弾性変形させる)ことで、屈曲部40の先端開口が内側の領域202に位置してもよい。
同様に、図2の平面における領域を、屈曲部41の基端(接続部44の第1部分44aと第2部分44bとの境界部)を通る、上流部36の延設方向に平行に延びた仮想線L2を境に2つの領域203、204に分けるとする。このとき、屈曲部41(先端チューブ45)の先端開口は内側の領域204(上流部36、反対側の分岐チューブ38が位置する領域)に位置してよい。なお、分岐チューブ39をその長手方向回りに捻る(弾性変形させる)ことで、屈曲部41の先端開口が内側の領域204に位置してもよい。
このように、屈曲部40、41の先端開口は上流部36の軸線L0の側を向くことが可能に構成される。さらに言えば、分岐チューブ38、39の可撓性により、屈曲部40、41の先端開口が互いに対向した方向を向き、かつ、屈曲部40の先端開口と屈曲部41の先端開口との間の距離が調整可能となっている。これによれば、屈曲部40、41の先端開口を耳の穴に位置させやすくできる。
なお、上流部36、接続部37、分岐チューブ38、39、接続部42、44及び先端チューブ43、45は分解可能に構成されてもよいし、分解不可能に構成されてもよい。
次に、耳へのオゾン注入処置の手順の一例を説明する。なお、オゾン注入処置は、例えば該処置を受ける人(例えば、癌、筋ジストロフィー等の疾病を患った人)の自宅で行ってよく、すなわち在宅診療として行ってよい。先ず、オゾン注入器具30を図1の状態となるように、オゾン発生装置3に外付けする。この際、容器33には以下のように水を入れておく。すなわち、容器33の蓋部33bを容器本体33aから外して、容器本体33aに水を入れる。その後、蓋部33bを容器本体33aに装着させる。
また、操作部14を操作して、オゾン注入器具30が接続された第1取出口12が有効となるように、換言すれば、放電体6で発生したオゾン含有ガスが第1取出口12に供給されるように設定する。また、操作部16を操作して、オゾン含有ガス中のオゾン濃度が所定濃度(例えば20μg/ml程度)となるように設定する。さらに、流量調整部31の操作部31bを操作して、オゾン含有ガスの流量が所定流量(例えば50cc/分程度)となるように設定する。
その後、オゾン注入器具30の先端開口を両耳の穴に位置させるとともに、オゾン発生装置3によるオゾン含有ガスの発生(放電体6の作動)を開始させる。これにより、耳へのオゾン注入が開始する。すなわち、第1取出口12から、流量調整部31にて設定された流量のオゾン含有ガスが吐出される。そのオゾン含有ガスは、流量調整部31及び第1チューブ32を介して、容器33内に導入される。これにより、容器33内の水がバブリングして、容器33内の空間に水分含有オゾンガスが発生する。この水分含有オゾンガスが第2チューブ34を介して両耳に注入される。
放電体6の放電中は第1取出口12から継続的にオゾン含有ガスが吐出され、ひいては継続的に水分含有オゾンガスが耳に注入される。耳へのオゾン含有ガスの注入時間は所定時間(例えば数分程度)とすればよい。所定時間経過後に、放電体6の作動を停止させて、オゾン注入を終了する。
なお、第2取出口13から吐出されるオゾン含有ガスを体内に注入させることもできる。この場合、先ず、操作部14を操作して、第2取出口13が有効となるように、換言すれば、放電体6で発生したオゾン含有ガスが第2取出口13に供給されるように設定する。次に、例えばシリンジ50の先端を第2取出口13に挿入する。次に、放電体6の作動(オゾン含有ガスの生成)を開始させるとともに、第2取出口13に繋がる流路10が開通するように操作部15を操作する。これにより、第2取出口13からオゾン含有ガスが吐出され、そのオゾン含有ガスがシリンジ50内に貯まる。その後、操作部15の操作を止めて、第2取出口13からのオゾン含有ガスの吐出を停止させる。その後、シリンジ50を第2取出口13から抜く。その後、シリンジ50の先端を人体の所定部位(例えば耳の穴や肛門など)に入れて、シリンジ50を操作してその所定部位にオゾン含有ガスを注入する。
以下、本実施形態の効果を説明する。本実施形態によれば、耳からオゾンを注入できるので、注腸法に比べて簡単に体内にオゾンを注入できる。また、同時に両耳からオゾンを注入できるので、体内へのオゾンの吸収効率を高くできる。また、水分を含んだオゾン含有ガスが注入されるので、耳内が乾いてしまうのを抑制できる。これにより、不快に感じてしまうのを抑制できる。
また、オゾン注入器具30はオゾン発生装置3に外付けされるので、耳へのオゾン注入以外の用途にも用いることができる既存のオゾン発生装置3を、耳へのオゾン注入の用途に用いることができる。
また、オゾン注入器具30は流量調整部31を備えるので、耳に注入されるガス流量を低流量にできる。これにより、人体への負担を軽減できる。
オゾン発生装置3は、取出口12、13に繋がる流路9、10から分岐する分岐流路18、19を備えるので、放電体6で発生したオゾン含有ガス量のうち、取出口12、13から吐出されない分のガス量を分岐流路18、19に逃がすことができる。すなわち、第1取出口12にオゾン注入器具30を接続して、第1取出口12からオゾン含有ガスを吐出させる場合には、放電体6で発生したガス流量と、流量調整部31で調整したガス流量との差分を、分岐流量18に逃がすことができる。また、流路切替部7を第2取出口13側の流路10に切り替えた場合、流路開閉部11が開いている間(流路10が切断されている間)は、流路切替部7から流路10側に流れたガスは、分岐流路19に逃がすことができる。分岐流路18、19に余分なガスを逃がすことで、装置3や器具30に負荷がかかるのを抑制できる。
分岐流路18、19はオゾン分解器17に接続されているので、分岐流路18、19に逃がしたオゾン含有ガス中のオゾンをオゾン分解器17で分解できる。そして、分解後のガスを排気口23から排出できる。
注入部としての第2チューブ34は、上流側は単一の流路を形成するとともに、下流側は2つに分岐した流路を形成する形状なので、両耳に同時にオゾンを注入できるとともに、オゾン発生装置3と器具30との接続箇所を1箇所にできる。また、注入部34の先端部43、45が管状なので、耳内に効率的にオゾンを注入でき、耳外にオゾンが漏れてしまうのを抑制できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。図3は変形例を示している。図3では、オゾン注入器具30の先端チューブ43に、耳当て部材60が装着されている様子を示している。耳当て部材60は、先端チューブ43に着脱可能である。耳当て部材60は、棒状部61と先端部62とを有する。棒状部61は、先端チューブ43の流路に挿入されるように先端チューブ43に着脱可能に装着される。棒状部61は、例えば筒状に形成されてよい。この場合、先端チューブ43を流れるガスが棒状部61内を流れて、先端部62に効果的にガスを供給できる。
先端部62は、棒状部61の先端に接続されて、耳の穴に位置させる部分である。先端部62は、耳当て部材60が先端チューブ43に装着された状態で、先端チューブ43の外側に露出する。先端部62はガスを通すことが可能、かつ、湿潤が可能な材質、具体的には例えば綿で形成されている。先端部62は例えば予め水で湿潤されてよい。
なお、反対側の先端チューブ45には、耳当て部材60と同様の構造の耳当て部材が装着される。
これによれば、先端チューブ43、45を流れるオゾン含有ガスが、棒状部61を流れた後、先端部62から吐出される。先端部62を予め水で湿潤させておくことで、先端部62を通過するオゾン含有ガスに水分(ミスト)を含ませることができる。これにより、耳内が乾いてしまうのをより一層抑制できる。この場合、先端部62は水分添加部として機能する。このように、水分添加部は、オゾンガスを耳に注入するチューブ(注入部)の先端に設けられてもよい。また、先端部62は綿等の湿潤可能な材質で形成されることで、耳への密着性を高くでき、吐出されたオゾン含有ガスが耳の外側に漏れてしまうのを抑制できる。
上記実施形態では、両耳に同時にオゾン注入するオゾン注入器具30を示したが、オゾン注入器具を、片耳にオゾン注入する器具として構成してもよい。この場合、オゾン注入器具の水分添加部より下流側のチューブ(上記実施形態の第2チューブ34)を、分岐部が無いチューブとして構成すればよい。
また、上記実施形態では、耳にオゾンガスを注入する例を示したが、人間の、耳以外の部位(例えば、女性の膣)にオゾンガスを注入してもよい。
また、上記実施形態では、流量調整部31や水分添加部33がオゾン発生装置3の外側に設けられる例を示したが、流量調整部又は水分添加部をオゾン発生装置内に設けてもよい。これによれば、オゾン発生装置に外付けされるオゾン注入器具の構成を簡素化できる。
また、上記実施形態では人間の体内にオゾンガスを注入する例を示したが、人間以外の動物の体内(例えば耳の穴)にオゾンガスを注入してもよい。
また、第2取出口13から水分含有オゾンガスが吐出されるように、又は第2取出口13から吐出されるオゾンガスに水分を含ませるように構成されてもよい。これによれば、例えば第2取出口13からの水分含有オゾンガスをシリンジ50に入れて、シリンジ50から水分含有オゾンガスを体内に注入できる。
また、上記実施形態では、オゾンガスが、水分添加部33を介して、耳に注入される例を示したが、水分添加部33は省略されてもよい。この場合、第1チューブ32も省略して、第2チューブ34の基端が流量調整部31の第2ポート31dに直接に接続されてよい。これによっても、耳へのオゾン注入を容易に行うことができる。
3 オゾン発生装置
6 放電体(オゾン発生部)
30 オゾン注入器具
31 流量調整部
32 第1チューブ
33 水分添加部
34 第2チューブ(注入部)

Claims (11)

  1. オゾンガスを発生させるオゾン発生部と、
    前記オゾンガスを人間の耳に注入する注入部と、
    前記注入部によりに注入させる前記オゾンガスに水分を含ませる部分と、
    を備え
    前記部分は、液体の水を入れる容器を含み、前記水の中に前記オゾンガスが導入されることで、水分を含んだ前記オゾンガスである水分含有オゾンガスを発生させるオゾン注入装置。
  2. 前記オゾン発生部を収容するとともに、外面に前記オゾンガスの取出口を有した筐体と、
    前記オゾンガスの流量を調整する流量調整部とを備え、
    前記流量調整部は、前記筐体の外側から前記取出口に接続され、
    前記注入部は、前記取出口との間に前記流量調整部を介在させて設けられる請求項1に記載のオゾン注入装置。
  3. 前記流量調整部は前記取出口に接続され、
    前記容器は、前記水が入れられる、上部に開口を有した容器本体と、前記容器本体の前記開口を閉塞する蓋部とを有し、
    前記蓋部は、前記蓋部の表面と裏面との間を貫通する2つの貫通部を有し、
    前記取出口から吐出される前記オゾンガスを前記流量調整部を介して前記容器まで導く流路を形成する第1チューブと、
    前記容器にて発生した前記水分含有オゾンガスを耳の穴まで導く流路を形成する前記注入部としての第2チューブとを備え、
    前記第1チューブの、前記流量調整部に接続される反対側が、前記蓋部の一方の前記貫通部を通って前記容器の前記水の中に位置し、
    前記第2チューブの一端側は、前記蓋部の他方の前記貫通部を通って前記容器内の、前記水よりも上方の空間に位置する請求項2に記載のオゾン注入装置。
  4. 前記筐体は排気口を有し、
    前記オゾンガス中のオゾンを分解するオゾン分解器と、
    前記オゾン発生部と前記取出口とを繋ぐ流路から分岐して、前記オゾン分解器に繋がる分岐流路と、
    前記オゾン分解器と前記排気口との間を繋ぐ排気流路とを備える請求項2又は3に記載のオゾン注入装置。
  5. 前記注入部は、前記オゾンガスを耳に注入するチューブである請求項1に記載のオゾン注入装置。
  6. 前記チューブは、
    本体部と、
    前記本体部に対して屈曲し、耳の穴に当てるための屈曲部とを有する請求項に記載のオゾン注入装置。
  7. 前記チューブは、単一の流路を形成する上流部と、前記上流部から2本に分岐する分岐下流部とを有する請求項5又は6に記載のオゾン注入装置。
  8. 前記チューブは、本体部と、前記本体部に対して屈曲し、耳の穴に当てるための屈曲部とを有し、
    前記本体部は、単一の流路を形成する上流部と、前記上流部から2本に分岐する分岐下流部とを有し、
    前記分岐下流部は、互いに同じ長さの2つの分岐チューブと、前記上流部と2つの前記分岐チューブとを接続する第1接続部とを有し、
    前記屈曲部は、
    先端チューブと、
    前記先端チューブと前記分岐チューブとを接続する、屈曲した形状の第2接続部とを有し、
    前記分岐チューブ及び前記先端チューブは可撓性を有し、
    前記第1接続部及び前記第2接続部は非可撓性の材質で形成される請求項5に記載のオゾン注入装置。
  9. 前記注入部は、耳の穴に位置させる、予め水で湿潤された部分を有する請求項1に記載のオゾン注入装置。
  10. 前記注入部は、
    前記水分含有オゾンガスを耳の穴まで導く流路を形成するチューブと、
    前記チューブに着脱可能な耳当て部材とを有し、
    前記耳当て部材は、
    前記チューブの流路に挿入される棒状部と、
    前記棒状部の先端に接続され、前記チューブの外側に露出され、耳の穴に位置させる先端部とを有し、
    前記先端部は予め水で湿潤される請求項1に記載のオゾン注入装置。
  11. オゾンガスを発生させるオゾン発生部と、
    前記オゾン発生部を収容するとともに、外面に前記オゾンガスの取出口を有した筐体とを備えたオゾン発生装置の前記取出口に外付けされる器具であって、
    前記取出口から出される前記オゾンガスを人間の耳に注入するチューブと、
    前記チューブに接続されて、前記オゾンガスに水分を含ませる部分と、
    を備え
    前記部分は、液体の水を入れる容器を含み、前記水の中に前記オゾンガスが導入されることで、水分を含んだ前記オゾンガスである水分含有オゾンガスを発生させるオゾン注入器具。
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