JP7252308B2 - マスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、マスク装置に関するものである。
〔関連技術〕
本願は、韓国特許出願第10-2021-0093943号(出願日:2021年7月19日)に基づくパリ条約4条の優先権主張を伴ったものであり、本願発明は、当該韓国特許出願に開示された内容に基づくものである。参考のために、当該韓国特許出願の明細書、特許請求の範囲及び図面の内容は本願明細書の一部に包摂されるものである。
マスクは、ユーザーの鼻と口を覆って、ユーザーが息を吸い込む際に空気中に含まれた病原菌やホコリを含む有害物質がフィルタリングされるようにし、ユーザーが息を吐き出す時排出されるウイルスまたは口臭が周囲の人に伝播することを最小化できる衛生用品であると定義することができる。
最近では、拡散性と伝染性が非常に強いウイルスが流行っており、伝染を最小化するために、一人一人は安全のためにマスクを着用して外出することを勧告している実情である。
現在市中には多様な種類と形態のマスクが発売されており、特に空気中に含まれた有害物質がマスク着用者の呼吸器に直接流入することを最小化するために、フィルタモジュールが装着されたマスクがたくさん販売されている。
また、ユーザーが息を吸い込んだり、息を吐き出したりする時、マスクを通過する空気の流動をスムーズにするために、ファンが装着されたマスクもたくさん販売されている。
先行技術EP3398657A(2021.04.21:特許文献1)に開示されるマスクをはじめとする従来のマスクは、フィルタを備え、外部空気に含まれた有害物質がフィルタリングされてからユーザーの呼吸器に流入するようにする。
また、マスクとユーザーの顔面の間に形成される呼吸空間の圧力を感知する圧力感知手段と、前記圧力感知手段によって感知される圧力に応じて回転速度が可変するファンモジュールがマスクに備えられ、ユーザーがマスクを着用した状態でも安らかな状態で呼吸するようにサポートする。
しかし、現在市販され公開されているマスクのほとんどは、マスクの前面に空気吸入口が形成され、マスクの背面、具体的にユーザーの口や鼻に近い地点に該当するマスクの背面に空気吐出口が形成される構造をなしている。ここで、マスクの前面とは、外部に露出される部分を意味し、マスクの背面とは、ユーザーの顔面に密着する部分を意味する。
詳しくは、マスクに形成される空気吸入口は、マスクの中央に近い前面または両側端に近い前面に形成されることが一般的であり、前記先行技術の場合、マスクの両側端に近い前面に形成される。
このように空気吸入口は、マスクの前面に形成され、空気吐出口は、マスクの背面に形成される構造では、外部空気がマスク内部に流入し、ファンとフィルタを通過してから空気吐出口を通じてユーザーの呼吸器に吐出されるまでの過程で空気の流動転換が過剰に多く発生する問題点がある。
吸入される空気の流動転換回数が多くなるほど流動抵抗が大きくなり、結果的にファンの負荷が増加することになる。そして、ファンの負荷が増加すると、ファンに電源を供給するバッテリーの電力消耗が大きくなる問題が発生する。
さらに、吸入される空気の流動転換回数が多くなると、流動騒音が増加する問題が発生する。
また、空気吸入口がマスクの前面に配置されるマスクを着用するユーザーは、マスクを外して空気吸入口が上または前に向ける状態で置く場合が多いので、空気吸入口を通じてホコリが流入する可能性が相対的に高い短所がある。
また、空気吸入口がマスクの前面に配置される場合、着用時の外観が良くない印象を与えることになる。
また、ユーザーがマスク装置を着用した状態で歩いたり、走ったりする時、ユーザーの前方に浮いている異物または小バエが吸入口に直接流入する可能性が高いので、フィルタの寿命が短くなってフィルタの交替周期が短くなる短所がある。
また、空気吸入口が外部にそのまま露出することを防止するために、吸入口カバーが装着されることもが、この場合、外部で作用する力や衝撃によって前記吸入口カバーがマスクから外れたり、破損したりする現象が発生する可能性がある。
また、吸入口がマスクボディに形成されず、他の部分に形成される構造、例えば、マスクボディの側面に分離または折り畳み可能に結合される別途のエアークリーニングモジュールに吸入口が形成される構造の場合、エアークリーニングモジュールに吸入された空気がマスクボディの中央に形成された吐出口まで到達する間に流動抵抗が著しく増加する短所がある。
一方、吸入口がマスクボディの前面や側面に形成される従来のマスク装置が有する短所を改善するために、吸入口がマスクボディの背面に形成される構造が提案される。
しかし、吸入口がマスクボディの背面に形成される場合、マスクボディの背面を通じてフィルタとファンモジュール等が装着されなければならない。特に、フィルタを交替するための作業が容易となるようにするマスク装置の必要性が求められる。
EP3398657A号公報
本発明は、上記のような問題点を改善するために提案される。
〔本発明の一の態様〕
本発明にあっては、本発明の一の態様として、以下のものを提案することができる。
〔1〕
マスク装置であって、
リアボディと、前記リアボディの前面に結合されるフロントボディとを備え、吸入口と吐出口がそれぞれ形成されるマスクボディと、
前記リアボディの背面に結合されてユーザーの顔面に密着し、内側に呼吸空間が形成されるフェースガードと、
前記リアボディに装着され、前記吸入口に流入する外部空気を浄化して前記呼吸空間に供給するエアークリーニングモジュールと、を備えてなり、
前記マスクボディは、
前記リアボディの一部分が前記フロントボディ側に突出して、前記エアークリーニングモジュールを収容するための空間を形成する収容部を備え、
前記マスクボディの後面を通じて外部空気が吸入され、吸入された外部空気は、前記マスクボディの後面を通じて前記呼吸空間に供給されるように、前記吸入口及び前記吐出口は、前記マスクボディの背面にそれぞれ形成され、
前記エアークリーニングモジュールは、
前記収容部に置かれるファンモジュールと、
前記ファンモジュールの後方に置かれて、前記ファンモジュールに流入する外部空気を浄化するフィルタと、
前記フィルタの側面を取り囲むフィルタフレームと、前記フィルタの後面を覆うフィルタカバーからなるフィルタハウジングと、を備え、
前記フィルタハウジングは、前記リアボディに回動可能に連結されることを特徴とする、マスク装置。
〔2〕
前記吸入口は、前記フィルタカバーに形成されることを特徴とする、〔1〕に記載のマスク装置。
〔3〕
前記フィルタフレームは、
前記フィルタカバーの前面上端から横方向に延長される上面フレームと、
前記フィルタカバーの前面下端から横方向に延長される下面フレームと、
前記フィルタカバーの前面一側端から縦方向に延長され、前記上面フレーム及び前記下面フレームの一側端にそれぞれ連結される側面フレームと、を備えることを特徴とする、〔2〕に記載のマスク装置。
〔4〕
前記上面フレームの他側端及び前記下面フレームの他側端には、ヒンジがそれぞれ突出し、
前記収容部の上面及び下面には、前記ヒンジが挿入されるヒンジホールがそれぞれ形成されることを特徴とする、〔3〕に記載のマスク装置。
〔5〕
前記ヒンジホールは、
前記マスクボディの中心から離れるほど、前記マスクボディの背面に近づく方向に斜めに延長されるロングホール形態に提供されることを特徴とする、〔4〕に記載のマスク装置。
〔6〕
前記マスクボディは、
前記側面フレームの外側面から突出する係合フックと、
前記収容部の係合面に形成され、前記係合フック係止されるフィルタフックと、を更に備えることを特徴とする、〔3〕に記載のマスク装置。
〔7〕
前記フィルタカバーの一側端部と、前記フィルタカバーの一側端部に当接する前記リアボディの側端部には把持溝がそれぞれ形成されることを特徴とする、〔3〕に記載のマスク装置。
〔8〕
前記ファンモジュールの開口した後面を覆う流動ガイドを更に備え、
前記流動ガイドの背面に前記フィルタが置かれることを特徴とする、〔3〕に記載のマスク装置。
〔9〕
前記収容部は、
前記リアボディの側端部から前方に延長される係合面と、
前記係合面の端部から前記リアボディの中心方向に延長され、背面に前記エアークリーニングモジュールが安着する安着面と、
前記安着面の端部と前記リアボディの前面を連結するエアーガイド面と、
前記係合面と、前記安着面、及び前記エアーガイド面の上端と前記リアボディの前面を連結する上面と、
前記係合面と、前記安着面、及び前記エアーガイド面の下端と前記リアボディの前面を連結する下面と、を備えることを特徴とする、〔1〕に記載のマスク装置。
〔10〕
前記ファンモジュールは、前記安着面に置かれ、
前記係合面と前記エアーガイド面のうち少なくとも1つは、湾曲することを特徴とする、〔9〕に記載のマスク装置。
上記のような目的を達成するための本発明の実施例に係るマスク装置は、リアボディと、前記リアボディの前面に結合されるフロントボディを含み(備え;構成し;構築し;設定し;包接し;含有し等:以下同じ)、吸入口と吐出口がそれぞれ形成されるマスクボディと、前記リアボディの背面に結合されてユーザーの顔面に密着し、内側に呼吸空間が形成されるフェースガードと、前記リアボディに装着され、前記吸入口に流入する外部空気を浄化して前記呼吸空間に供給するエアークリーニングモジュールと、を含む。
そして、前記マスクボディは、前記リアボディの一部分が前記フロントボディ側に突出して、前記エアークリーニングモジュールを収容するための空間を形成する収容部を含む。
そして、前記マスクボディの後面を通じて外部空気が吸入され、吸入された外部空気は、前記マスクボディの後面を通じて前記呼吸空間に供給されるように、前記吸入口及び前記吐出口は、前記マスクボディの背面にそれぞれ形成される。
そして、前記エアークリーニングモジュールは、前記収容部に置かれるファンモジュールと、前記ファンモジュールの後方に置かれて、前記ファンモジュールに流入する外部空気を浄化するフィルタと、前記フィルタの側面を取り囲むフィルタフレームと、前記フィルタの後面を覆うフィルタカバーからなるフィルタハウジングと、を含み、前記フィルタハウジングは、前記リアボディに回動可能に連結されることを特徴とする。
上記のような構成をなす本発明の実施例に係るマスク装置によれば、次のような効果がある。
第一、マスク装置の吸入口と吐出口が両方ともユーザーの顔面を覆うマスクボディの背面に形成されるので、マスク装置の吸入口がマスクボディの前面またはマスクボディ以外の他の部分に形成される場合に比べて、流動抵抗が著しく減少する効果がある。
第二、ユーザーがマスク装置を着用した状態で吸入口が外部に露出しないので、吸入口を覆うための別途のカバー部材を必要としない長所がある。さらに、別途のカバー部材がマスク装置の前面に装着される必要がないので、外力によってカバー部材が破損したり、外れたりする現象が発生しない効果がある。
第三、吸入口がマスクボディの背面に形成されるので、マスクボディの前面が前方または上を向けるようにマスク装置を外して置いた場合、ホコリやその他異物が吸入口を通じてマスク装置内部に流入する現象を最小化できる長所がある。
第四、吸入口がマスクボディの背面に形成されるので、マスク装置の前面がきれいに処理されて、購買者の購買欲求を高めることができる付加的な効果もある。
第五、吸入口が多数の吸入スリットと区画リブを含む吸入グリル形態をなし、区画リブの側面が傾斜するように形成されるので、吸入される空気の流動抵抗を最小化できる長所がある。
第六、吸入口の外側エッジから内側エッジに行くほど区画リブの側面の傾斜度が増加するように設計されて、吸入される空気がフィルタの全体面にかけて均一に通過するので、フィルタの寿命が増加する長所がある。
図1は、本発明の実施例に係るマスク装置の正面図。 図2は、前記マスク装置の背面斜視図。 図3は、前記マスク装置の分解斜視図。 図4は、フロントボディが分離されたマスク装置の前面斜視図。 図5は、本発明の実施例に係るマスク装置を構成するフロントボディの背面斜視図。 図6は、本発明の実施例に係るマスク装置を構成するリアボディの前面斜視図。 図7は、前記リアボディの背面斜視図。 図8は、本発明の実施例に係るマスク装置の横断面図。 図9は、前記マスク装置の縦断面図。 図10は、フィルタハウジングの結合構造を示す本発明の実施例に係るマスク装置の部分背面斜視図。 図11は、本発明の実施例に係るエアークリーニングモジュールを構成するフィルタハウジングの前面斜視図。 図12は、前記フィルタハウジングの背面斜視図。 図13は、図12の13‐13に沿って切開されるフィルタハウジングの断面図。 図14は、本発明の実施例に係るエアークリーニングモジュールを構成するファンモジュールがリアボディの収容部に装着された様子を示すマスク装置の部分斜視図。 図15は、前記ファンモジュールの断面図。 図16は、ファンモジュールを構成するファンハウジングの斜視図。 図17は、リアボディの収容部の下面構造を示すマスク装置の部分斜視図。 図18は、前記収容部の上面構造を示すマスク装置の部分斜視図。 図19は、本発明の実施例に係るエアークリーニングモジュールを構成する流動ガイドの背面斜視図。 図20は、前記流動ガイドの前面斜視図。 図21は、前記流動ガイドがマスクボディの収容部に装着された様子を示すマスク装置の部分斜視図。 図22は、ファンモジュールとファン固定ボスの結合構造を示すマスク装置の部分断面図。 図23は、流動ガイドとマスクボディの結合構造を示すマスク装置の部分断面図。 図24は、背面吸入及び背面吐出構造を有する本発明の実施例に係るマスク装置でなされる空気の流動様子を示す断面図。 図25は、本発明の実施例に係るマスク装置のバスクボディを構成するフロントボディとリアボディの結合構造を示す部分断面図。 図26は、本発明の実施例に係るマスク装置の排気バルブ結合構造を示す部分切開斜視図。 図27は、前記排気バルブ結合構造を示すマスク装置の部分縦断面図。
図1は、本発明の実施例に係るマスク装置の正面図であり、図2は、前記マスク装置の背面斜視図であり、図3は、前記マスク装置の分解斜視図であり、図4は、フロントボディが分離されたマスク装置の前面斜視図である。
図1~図4を参照すると、本発明の実施例に係るマスク装置10は、マスクボディ11と、前記マスクボディ11の背面に固定または分離可能に結合されるフェースガード14と、前記マスクボディ11の内部に装着されるエアークリーニングモジュール30を含む。
詳しくは、前記マスクボディ11は、前面外形をなすフロントボディ12と、前記フロントボディ12の背面に結合されて背面外形をなすリアボディ13を含む。前記フロントボディ12の前面は、前記マスク装置10の前面を形成し、前記リアボディ13の背面は、ユーザー(または着用者)の顔面と対向する。
また、前記フェースガード14は、前記リアボディ13の背面に結合されてユーザーの顔面に密着し、伸縮性を有するシリコンまたはゴム素材で成形されてもよい。前記フェースガード14の内側には呼吸空間が形成され、ユーザーが前記マスク装置10を着用すると、ユーザーの鼻と口が前記呼吸空間に収容される。従って、前記エアークリーニングモジュール30を通過しながら浄化された外部空気が前記呼吸空間に案内され、ユーザーが吸い込むことになり、ユーザーが息を吐き出す時に発生する空気も前記呼吸空間に排出される。
前記フロントボディ12と前記リアボディ13の間には所定の空間が形成され、図4に示されたように、前記リアボディ13の前面に各種電装部品が装着される。そして、前記各種電装部品は、前記フロントボディ12によって遮蔽されて外部に露出されない。
また、前記エアークリーニングモジュール30は、前記リアボディ13に形成された収容部133(図6参照)に置かれるファンモジュール31と、前記ファンモジュール31の後方に置かれるフィルタ33を含む。前記ファンモジュール31は、軸方向に空気を吸入して半径方向に吐出する遠心ファンを含む。
前記エアークリーニングモジュール30は、前記フィルタ33の後方に置かれるフィルタハウジング34を更に含み、前記フィルタハウジング34には外部空気が吸入される吸入口が形成される。前記フィルタハウジング34は、前記リアボディ13に回動可能に結合され、前記吸入口は、示されたように吸入グリル343形態に提供されてもよい。
前記吸入グリル343は、多数の吸入スリット3431と、隣接する吸入スリット3431の間に配置される多数の区画リブ3432からなる構造であると理解することができる。前記吸入グリル343は、1つの大きな吸入口が前記多数の区画リブ3432によって多数の幅が細長い吸入スリット3431に分割される構造であると理解することもできる。そして、前記多数の幅が細長い吸入スリット3431は、補強リブ3422によって上部スリットと下部スリットに区画される。以下、外部空気を吸入するために前記マスク装置10の背面に形成される吸入口は、前記吸入グリル343をはじめとする多様な形態の孔を含むものと定義し(設定、構成、企画等;以下同じ)、前記マスクボディ11の吸入口と前記吸入グリル343は、同じ意味に解釈できることを明示しておきたい。
そして、前記吸入口から前記リアボディ13の中心方向に離隔する地点には吐出口101が形成される。前記ファンモジュール31の作動によって前記吸入口または吸入グリル343を通じて吸入される外部空気は、前記フィルタ33と前記ファンモジュール31を順に通過してから前記吐出口101を通じて前記呼吸空間に吐出される。
前記吸入口、即ち吸入グリル343は、前記フェースガード14の外側に配置され、前記吐出口101は、前記フェースガード14の内側に配置される。即ち、前記吸入グリル343は、前記呼吸空間の外側に位置し、前記吐出口101は、前記呼吸空間の内側に位置して、吸入される外部空気とユーザーが吐き出す空気が混合されない。
一方、前記エアークリーニングモジュール30は、前記ファンモジュール31の後方に配置される流動ガイド32を更に含む。
また、前記マスク装置10は、メイン制御モジュール15と、電源モジュール16と、インジケーターモジュール18と、無線通信モジュール17と、スピーカーモジュール19と、バッテリー20、及び排気バルブ21のうち少なくとも1つを更に含む。
詳しくは、前記メイン制御モジュール15は、前記ファンモジュール31と前記スピーカーモジュール19及び後述される圧力センサーとマイク等の作動を制御するためのモジュールである。前記メイン制御モジュール15は、前記リアボディ13の前面中央の上部に配置されてもよい。
前記電源モジュール16は、前記マスク装置10に装着される電装部品に電源を供給するための制御モジュールである。前記電源モジュール16は、前記リアボディ13の前面右側下端に配置されてもよい。
前記電源モジュール16には、電源供給及びデータ伝送のためのケーブルの端子が挿入されるケーブルコネクターと、マスク装置10の作動状態を知らせるために用いられるLEDモジュールが装着されてもよい。そして、前記LEDモジュールから照射される光は、前記インジケーターモジュール18を通じて拡散及びガイドされてマスク装置10の外部に放出される。
前記無線通信モジュール17は、Bluetoothをはじめとする多様な形態の近距離無線通信モジュールのうちいずれか1つであってもよい。前記無線通信モジュール17は、前記リアボディ13の前面左側下端に配置されてもよい。前記無線通信モジュール17は、前記リアボディ13と交差する方向、一例として水平に前記リアボディ13の前面に装着されてもよい。前記無線通信モジュール17は、前記リアボディ13の前面から突出する一対の基板挿入リブ1315によって水平な状態で前記リアボディ13の前面に装着されてもよい。前記無線通信モジュール17の両側端部は、前記一対の基板挿入リブ1315によって支持される。
前記スピーカーモジュール19は、前記無線通信モジュール17の下側に該当する前記リアボディ13の前面左側下端に配置されてもよい。
前記バッテリー20は、前記リアボディ13の前面中央に配置され、前記排気バルブ21は、前記リアボディ13の前面中央の下側に形成された排気口を遮蔽するように配置されてもよい。即ち、ユーザーが息を吐き出す時前記排気バルブ21は、前記排気口を開放し、ユーザーが息を吸い込む時前記排気バルブ21は、前記排気口を遮蔽することができる。前記排気バルブ21は、曲げることのできる平たいフラップ形態に提供されてもよい。
ここで、前記マスクボディ11の前面、後面、左側、及び右側は、ユーザーがマスク装置10を着用した状態を基準として定義されることを明示しておきたい。
図5は、本発明の実施例に係るマスク装置を構成するフロントボディの背面斜視図である。
図5を参照すると、本発明の実施例に係るマスク装置10を構成するフロントボディ12は、前記マスク装置10の前面外観を形成する。
前記フロントボディ12の前面には別途の部品が装着されることなく滑らかに単一体からなることが外観上きれいに見える長所がある。前記フロントボディ12の左側と右側に吸入口が形成される場合、前記マスク装置10を外して前記吸入口が上を向くように置くと、前記吸入口を通じて異物がマスク装置10内部に流入する可能性が高い短所がある。
さらに、前記吸入口を遮蔽して異物の流入を最小化するために別途のカバーを装着する場合、前記カバーのエッジと前記フロントボディ12の前面の間には、外部空気が流入できるようにギャップが形成される必要がある。即ち、前記別途のカバーが前記フロントボディ12の前面から突出する形態で前記フロントボディ12の前面に結合されなければならない制限がある。
その結果、前記別途のカバーが外力によって破損したり、周辺の障害物に引っかかって前記フロントボディ12から外れたりする可能性が高い。このような理由から、前記フロントボディ12には、可能であれば外部空気を吸入するための吸入口が形成されないようにして、前記フロントボディ12の前面に別途の部品が追加装着されて突出しないように設計することが、外観上有利であるだけではなく、耐久性を確保するためにも有利である。
このような側面を考慮して、本発明の実施例に係る前記フロントボディ12の前面には、外部空気を吸入するための吸入口が形成されないだけではなく、カバーを含む追加部品が全く装着されないので、前面が滑らかで連続した単一面を形成するように設計された。ただし、ユーザーの音声が外部に出力されるようにするために、下部一側にスピーカーホール123が形成される。
一方、前記フロントボディ12の背面には、多数の突起構造が形成される。
詳しくは、前記フロントボディ12の背面中央の上端には1つまたは多数の基板固定リブ125が突出する。前記1つまたは多数の基板固定リブ125は、前記フロントボディ12のエッジが前記リアボディ13の前面エッジに結合されると、前記リアボディ13に装着される前記メイン制御モジュール15の前面を加圧して、前記メイン制御モジュール15が揺動することを防止する。
前記フロントボディ12の背面にはバルブ支持リブ121が水平に突出する。前記バルブ支持リブ121は、前記フロントボディ12が前記リアボディ13に結合される時、排気バルブ21の上端が位置する地点に形成され、前記排気バルブ21の前面上端を加圧する。一例として、前記バルブ支持リブ121は、前記フロントボディ12の背面中央から下側に所定距離離隔する地点で所定の幅を持って後方に所定長さ延長される。
また、前記フロントボディ12の背面には一対のマグネット加圧リブ126が突出してもよい。詳しくは、前記リアボディ13の背面には、前記フェースガード14が装着され、前記フェースガード14の前面にマグネットが装着され、前記リアボディ13の前面にも前記マグネットと引力を作用するマグネットが装着される。その結果、前記フェースガード14は、マグネットの磁力によって前記リアボディ13の背面に着脱可能に装着される。
この時、前記リアボディ13の前面には、前記マグネットを装着するための一対の下部マグネット装着部135(図6参照)が形成される。そして、前記一対のマグネット加圧リブ126は、前記一対の下部マグネット装着部135に装着される一対のマグネットをそれぞれ加圧する機能をする。
また、前記フロントボディ12の背面には、前記無線通信モジュール17を構成する基板の前端部に接触する基板加圧リブ127が突出する。詳しくは、前記フロントボディ12と前記リアボディ13が結合されると、前記基板加圧リブ127は、前記無線通信モジュール17を構成する基板の前端部を加圧して、前記無線通信モジュール17が揺動または前記基板挿入リブ1315から脱去しないように機能する。
また、前記スピーカーホール123のエッジに該当する前記フロントボディ12の背面には、前記スピーカーモジュール19の前端部のエッジを取り囲んで支持する支持リブ122が形成される。前記支持リブ122は、前記スピーカーモジュール19の前面部の形状に対応する形状で囲まれる。
また、前記フロントボディ12の背面には、前記電源モジュール16の前面を加圧する基板固定リブ124が突出する。前記基板固定リブ124は、前記電源モジュール16を構成する基板の前面を加圧して、前記電源モジュール16が揺動または前記リアボディ13から脱去しないように機能する。
図6は、本発明の実施例に係るマスク装置を構成するリアボディの前面斜視図であり、図7は、前記リアボディの背面斜視図である。
図6及び図7を参照すると、本発明の実施例に係るマスク装置10を構成するリアボディ13は、ユーザーの顔面を覆う顔面カバー部131と、前記顔面カバー部131のエッジから前方に折り曲げられる融着部132を含む。
詳しくは、前記融着部132は、前記顔面カバー部131の上面エッジ、両側面エッジ、及び下面エッジに沿って連続的に形成される。そして、前記顔面カバー部131の下面エッジに沿って折り曲げられて前方に延長される前記融着部132の前後方向の幅が一番大きい。
前記融着部132のうち、前記顔面カバー部131の下面エッジに形成される部分は、特に延長突起と定義することができる。前記延長突起は、前記リアボディ13の両側端から中央に行くほど前後方向の幅が増加する形態に膨らんでラウンド状をなしている。
延長突起と定義される前記融着部132の中央には下面排気口1362が形成され、前記下面排気口1362から前記リアボディ13の側端部側に離隔する地点にボタンホール1321が形成される。前記ボタンホール1321には電源ボタンが挿入される。前記ボタンホール1321の左側及び右側エッジから離隔する地点にはインディケーションホール1322がそれぞれ形成される。
前記電源モジュール16に実装された発光手段から照射される光は、前記一対のインディケーションホール1322を通じて外部に放出される。前記発光手段はLEDモジュールを含む。
前記一対のインディケーションホール1322のうちいずれか1つを通じて外部に光が放出されると、前記マスク装置10の電源がオンされた状態であることを意味することになる。そして、前記一対のインディケーションホール1322のうち他の1つを通じて放出される光の色によって前記バッテリー20の残量を予測することができる。
前記ボタンホール1321から前記リアボディ13の側端部側に更に離隔する地点には端子挿入口1323が形成される。USB(Universal Serial Bus)ケーブルが前記端子挿入口1323を貫通して前記電源モジュール16に形成された端子連結部(terminal connector)に挿入される。前記USBケーブルを通じて前記バッテリー20が充電され、前記USBケーブルを通じて伝送されるデータによって前記マスク装置10のバージョンまたは機能がアップデートまたはアップグレードされる。
前記リアボディ13には、前記エアークリーニングモジュール30を収容するための収容部133が形成される。前記収容部133は、前記リアボディ13の中心から左側と右側にそれぞれ形成され、前記一対の収容部133は、前記リアボディ13の中心を通る垂直線を基準として対称となる。
前記収容部133は、前記顔面カバー部131の前面から前方に突出することで、前記エアークリーニングモジュール30を収容する空間を形成する。前記収容部133は、前記エアークリーニングモジュール30、具体的に前記ファンモジュール31が安着する安着面1331と、前記顔面カバー部131の側端部で前記安着面1331の外側エッジを連結する係合面1335と、前記安着面1331の内側エッジで前記顔面カバー部131の前面を連結するエアーガイド面1334を含む。
また、前記収容部133は、前記安着面1331、エアーガイド面1334、及び係合面1335の上端と前記顔面カバー部131の前面を連結する上面1332を更に含む。そして、前記収容部133は、前記安着面1331、エアーガイド面1334、及び係合面1335の下端と前記顔面カバー部131の前面を連結する下面1333を更に含む。
前記係合面1335には1つまたは多数の締結手段、一例として係合フックが形成される。
前記安着面1331にはファン装着ホール1336が形成され、前記上面1332と前記下面1333は、水平に延長され、相互平行するように延長される。
前記係合面1335は、前記リアボディ13の外側に向けて膨らんでラウンド状をなすと共に、前記顔面カバー部131から前記安着面1331に行くほど前記リアボディ13の中心に向けて傾斜するように形成される。
前記エアーガイド面1334は、前記安着面1331から前記顔面カバー部131を向けて膨らんでラウンド状に延長され、前記ファンモジュール31によって吸入される空気が前記エアーガイド面1334に沿って前記吐出口101側にスムーズに案内されるように設計される。
別の例として、前記エアーガイド面1334は、前記安着面1331の内側エッジで、所定曲率でラウンド状をなすラウンド部と、前記ラウンド部の端部で前記顔面カバー部131をフラットにかつ傾斜するように連結する傾斜部からなることができる。
前記収容部133は、前記リアボディ13の中心から左側に形成される左側収容部と、前記リアボディ13の中心から右側に形成される右側収容部を含む。前記左側収容部と右側収容部は、前記リアボディ13の中心から所定間隔離隔し、前記左側収容部と右側収容部の間の空間に前記バッテリー20が装着される。
前記リアボディ13の前面にはバッテリー装着部138が形成される。詳しくは、前記バッテリー装着部138は、一対のバッテリー安着リブ1381と、バッテリー支持リブ1382を含む。
前記一対のバッテリー安着リブ1381は、前記顔面カバー部131の前面または前記エアーガイド面1334のエッジから前方に突出し、垂直方向に平行するように延長される。前記一対のバッテリー安着リブ1381は、前記バッテリー20の背面を支持する。
前記バッテリー支持リブ1382の一端部は、左側のエアーガイド面1334と右側のエアーガイド面1334のうちいずれか一側で延長され、他端部は、左側のエアーガイド面1334と右側のエアーガイド面1334のうち他の一側に連結される。
前記バッテリー支持リブ1382は、「n」字状を有し、前記バッテリー20の前面と両側面を支持する。従って、前記バッテリー支持リブ1382によって前記バッテリー20が前記リアボディ13から外れる現象が防止される。
また、前記バッテリー支持リブ1382の中心部は、前方に突出されてサイズが異なるバッテリーを選択的に装着可能とする。
詳しくは、前記バッテリー支持リブ1382は、前記一対のエアーガイド面1334から前方に延長される一対の延長部と、横方向に延長され、前記一対の延長部を連結する連結部を含むと説明することができる。
そして、前記連結部の一部が前方に折り曲げ及び延長され、前記バッテリー支持リブ1382が第1バッテリー支持部1382aと第2バッテリー支持部1382bからなると説明することができる。詳しくは、前記第1バッテリー支持部1382aは、相対的に幅が広く厚さが薄いバッテリーを支持することに使用され、前記第2バッテリー支持部1382bは、相対的に幅が狭く厚さが厚いバッテリーを支持することに使用される。
前記第2バッテリー支持部1382bは、前記第1バッテリー支持部1382aを構成する連結部の一部分が前方に多数回折り曲げられて形成されると説明することができる。または、相対的にサイズが大きい「n」字状の第1バッテリー支持部1382aの前面で相対的にサイズが小さい「n」字状の第2バッテリー支持部1382bが突出形成されると説明することができる。
前記バッテリー装着部138の下側に該当する前記顔面カバー部131の前面から排気流路ガイド136が前方に突出する。詳しくは、前記排気流路ガイド136は、前記バッテリー装着部138の下側に形成され、前記バッテリー装着部138に装着されたバッテリー20の下端部が前記排気流路ガイド136の上面によって支持される。その結果、前記バッテリー20が前記バッテリー装着部138に装着された状態で重力によって下側に抜ける現象が防止される。
前記排気流路ガイド136は、略トンネル形態の縦断面を形成することができ、前記排気流路ガイド136の内側に該当する前記顔面カバー部131には前面排気口1361が形成される。
前記前面排気口1361及び前記下面排気口1362のうち少なくとも1つは、多数のグリルまたは区画リブによって多数の小さい排気口に分割される排気グリル形態を有することができる。そして、前記前面排気口1361は、前記排気バルブ21によって選択的に開閉される。
前記顔面カバー部131の前面中央上端には上部マグネット装着部134が形成され、前記顔面カバー部131の前面下端には一対の下部マグネット装着部135が形成される。
詳しくは、前記下部マグネット装着部135は、前記排気流路ガイド136の左側エッジと右側エッジにそれぞれ形成されてもよい。そして、前記下部マグネット装着部135に装着されるマグネットは、前記フロントボディ12の背面から突出する前記一対のマグネット加圧リブ126(図5参照)によって加圧される。
前記リアボディ13の左側端部と右側端部にはストラップ連結部137がそれぞれ形成される。詳しくは、前記ストラップ連結部137は、ユーザーの耳にかけられるか、ユーザーの後頭部を取り囲むストラップまたはバンドの端部が連結される部分である。前記ストラップ連結部137は、前記リアボディ13の左側端上部と下部、右側端上部と下部にそれぞれ形成される。
一対のストラップのうちいずれか1つの両端部は、左側上端と下端に備えられるストラップ連結部137にそれぞれ連結され、他の1つの両端部は、右側上端と下端に備えられるストラップ連結部137にそれぞれ連結される。そうなると、前記一対のストラップは、ユーザーの両側の耳にそれぞれかけられるようにすることができる。
別の方法として、一対のストラップのうちいずれか1つの両端部は、左側上端と右側上端に備えられるストラップ連結部137にそれぞれ連結され、他の1つの両端部は、左側下端と右側下端に備えられるストラップ連結部137にそれぞれ連結される。そうなると、前記一対のストラップは、ユーザーの後頭部に回されることができる。
前記4つのストラップ連結部137のそれぞれは、前記リアボディ13の前面で陥没し、横方向(リアボディの幅方向)に延長されるストラップ溝1373と、前記ストラップ溝1373のある地点に形成されるストラップホール1374と、前記ストラップ溝1373の上面と下面を連結するストラップバー1372と、前記ストラップホール1374のエッジに該当する前記リアボディ13の背面から延長される筒状の防水リブ1371を含む。
一方、前記リアボディ13の前面にはメイン制御モジュール装着部139が形成される。
詳しくは、前記メイン制御モジュール装着部139は、前記顔面カバー部131の前面で前方に突出する基板固定フック1391と、前記メイン制御モジュール15の背面を支持する基板安着リブ1393及び基板支持リブ1392を含む。
詳しくは、前記基板固定フック1391は、前記収容部133の上側に位置する一対の第1基板固定フック1391aと、対向する前記一対の収容部133の間に位置する一対の第2基板固定フック1391bを含むことができる。
前記一対の第1基板固定フック1391aは、左側収容部の上面から上側に離隔する地点と、右側収容部の上面から上側に離隔する地点に配置されてもよい。前記一対の第1基板固定フック1391aは、前記メイン制御モジュール15の左側及び右側エッジ部を固定する機能をする。
また、前記一対の第2基板固定フック1391bは、前記一対の収容部133の内側上端に該当する地点にそれぞれ位置することができる。詳しくは、前記一対の第2基板固定フック1391bのうちいずれか1つは、右側収容部の上側角と前記顔面カバー部131の前面が接する地点に形成される。そして、前記一対の第2基板固定フック1391bのうち他の1つは、左側収容部の上側角と前記顔面カバー部131の前面が接する地点に形成される。
前記一対の第2基板固定フック1391bは、前記メイン制御モジュール15を構成する制御基板の下端部を固定する機能をする。
そして、前記基板安着リブ1393は、前記一対の第2基板固定フック1391bの間に該当する前記顔面カバー部131の前面から突出して、前記メイン制御モジュール15を構成する制御基板の下端部背面を支持することができる。
また、前記メイン制御モジュール15の上端部背面は、前記上部マグネット装着部134の前端部によって支持される。前記メイン制御モジュール15は、前記上部マグネット装着部134と基板安着リブ1393によって前記顔面カバー部131から離隔した状態に置かれ、前記基板固定フック1391によって揺れることなく安定的に前記リアボディ13に結合される効果がある。
一方、前記顔面カバー部131の前面上部中央には圧力センサー装着部(または呼吸センサー装着部)130が形成される。前記圧力センサー装着部130に装着される圧力センサー(後述する)は、前記フェースガード14内側に定義される呼吸空間内部の圧力を感知する。即ち、呼吸空間内部の圧力変化に応じてユーザーが現在息を吸い込んでいるのか、息を吐き出しているのか、が判断される。前記圧力センサーは呼吸センサーと定義することもでき、用語が異なっても同じ機能をするセンサーであると理解されるべきであることを明示しておきたい。
前記圧力センサー装着部130は、前記リアボディ13の前面に提供されると共に、前記メイン制御モジュール15が前記メイン制御モジュール装着部139に装着されると、前記メイン制御モジュール15の背面に実装された圧力センサー(または呼吸センサー)が位置する地点に位置する。従って、前記メイン制御モジュール15が前記メイン制御モジュール装着部139に装着されると、前記圧力センサーは、前記圧力センサー装着部130内に収容される。そして、前記圧力センサー装着部130の前端部は、前記メイン制御モジュール15の制御基板の背面に密着する。
また、前記圧力センサー装着部130の底部を定義する部分は、前記リアボディ13の後方に突出し、後方に突出する部分の下面には通孔1301が形成される。前記通孔1301によって、前記リアボディ13の背面と前記フェースガード14によって定義される呼吸空間と前記圧力センサー装着部130の内部空間が連通することになる。その結果、ユーザーが息を吐き出す時に発生する空気の一部が前記通孔1301を通じて前記圧力センサー装着部130の内部空間に流れ込む。そして、前記圧力センサー装着部130に収容された前記圧力センサーで前記圧力センサー装着部130内部の圧力を感知することになる。そして、感知された圧力値は、前記メイン制御モジュール15のマイコン(後述する)に伝送され、ユーザーの呼吸状態が判断される。
一方、前記上部マグネット装着部134の直後面に該当する前記リアボディ13の背面と、前記一対の下部マグネット装着部135の直後面に該当する前記リアボディ13の背面にはマグネット装着溝1314がそれぞれ形成される。
前記マグネット装着溝1314は、前記上部マグネット装着部134の直後面に形成される第1マグネット装着溝1311と、前記下部マグネット装着部135の直後面に形成される第2マグネット装着溝1312及び第3マグネット装着溝1313を含む。
前記第1~第3マグネット装着溝1311~1313には、前記フェースガード14に装着された3つのマグネットがそれぞれ磁力によって付着される。そして、ユーザーが前記磁力より大きい力で前記フェースガード14を引っ張ると、前記フェースガード14は、前記リアボディ13から容易に分離可能である。
一方、先述したように、前記収容部133を構成する安着面1331にはファン装着ホール1336が形成される。そして、前記ファン装着ホール1336から前記安着面1331の外側エッジ側に離隔する地点には1つまたは多数の流動ガイド取付ホール1331aが形成される。前記流動ガイド32は、前記流動ガイド取付ホール1331aを貫通する取付部材によって前記収容部133に固定される。
そして、前記収容部133を構成する係合面1335には、流動ガイドフック1339とフィルタフック1338がそれぞれ前後方向に離隔して形成される。前記フィルタフック1338よりも前記流動ガイドフック1339が前記安着面1331に近く位置する。
そして、前記フィルタフック1338の後方に該当する前記リアボディ13の背面側端には把持溝1337が形成される。詳しくは、前記融着部132と、前記係合面1335が接する地点に前記把持溝1337が形成されると説明することができる。
図8は、本発明の実施例に係るマスク装置の横断面図であり、図9は、前記マスク装置の縦断面図である。
図8及び図9を参照すると、ユーザーが電源ボタンを押して前記ファンモジュール31を作動させると、前記マスク装置10の背面左側と右側に形成された吸入グリル343(または吸入口)を通じて外部空気が前記マスク装置10内部に流入する。
前記吸入グリル343を通じて流入する外部空気は、前記フィルタ33を通過しながら浄化される。そして、前記フィルタ33を通過した空気は、前記ファンモジュール31の軸方向に吸入されてから半径方向に吐出される。
前記ファンモジュール31の前面は、図8に示されたように、前記安着面1331に安着し、前記ファンモジュール31の背面は開放される。そして、開放された前記ファンモジュール31の背面は、前記流動ガイド32によって遮蔽され、前記流動ガイド32には、前記ファンモジュール31の吸入口として機能する連通ホールが形成される。前記フィルタ33を通過した空気は、前記連通ホールを通過して前記ファン内部に流入する。
また、前記流動ガイド32の側面と、前記エアーガイド面1334の間にエアーダクト102が定義される。そして、前記エアーダクト102の入口は、前記ファンモジュール31の出口(または吐出口)と連通し、前記エアーダクト102の出口は、前記吐出口101と連通する。
そして、前記吐出口101は、前記フェースガード14と前記リアボディ13の背面によって定義される前記呼吸空間内に位置する。従って、前記ファンモジュール31によって吸入される外部空気は、前記呼吸空間に吐出され、ユーザーが吸入可能とする。
そして、前記エアーガイド面1334は、前記ファンモジュール31の出口から前記吐出口101を向けて滑らかなラウンド状をなすように形成され、前記ファンモジュール31の半径方向に吐出される空気が前記吐出口101を向けて流れる過程で流動方向の急激な転換がなくなる。
詳しくは、遠心ファンの場合、軸方向に吸入されて半径方向に吐出されるようにするのは、円錘形(cone)または切断された円錘形(truncated cone)ハーブの形状に起因する。即ち、遠心ファンの軸方向に吸入される空気は、前記ハーブのラウンド面に沿って滑らかに流動方向が90度に転換される。
ここで、前記ファンモジュール31を構成するハーブのラウンドをなす方向と、前記エアーガイド面1334のラウンドをなす方向が同一であるので、ファンモジュール31に吸入される空気は、一方向にしか滑らかに流動転換をしなくなる。
もし、前記吸入グリル343が前記フロントボディ12に形成されると、前記ファンモジュール31の吸入口は、前記フロントボディ12を向けることになり、その結果、ファンモジュールを構成するハーブのラウンドをなす方向と前記エアーガイド面1334のラウンドをなす方向が反対となる。その結果、前記ファンモジュール31から吐出される空気は、前記エアーダクト102の入口に該当する前記エアーガイド面1334のはじまり部分に当たって流動抵抗及び流動騒音を発生させる。
即ち、前記ファンモジュール31の軸方向に吸入される空気は、実質的に「S」字形態の流動を形成することになり、「C」字または「n」字形態の流動を形成する本発明構造に比べて流動損失が大きくなる。
一方、ユーザーが息を吐き出す時ユーザーの口と鼻を通じて排出される空気は、前記呼吸空間に集まることになる。そして、前記呼吸空間に集まった空気の微細な一部は、前記通孔1301を通じて前記圧力センサー装着部130内部に流入する。
そして、前記呼吸空間に集まった空気のほとんどは下降して前記前面排気口1361及び前記下面排気口1362を通じて外部に排出される。ここで、ユーザーが息を吐き出す時に発生する空気の圧力によって前記排気バルブ21が前方に曲がりながら前記前面排気口1361が開放される。そして、ユーザーが息を吸い込む時は、前記呼吸空間内部の圧力が大気圧より低くなって前記排気バルブ21が元の位置に戻ってきて前記前面排気口1361を遮蔽することになる。
図10は、フィルタハウジングの結合構造を示す本発明の実施例に係るマスク装置の部分背面斜視図である。
図10を参照すると、本発明の実施例に係るマスク装置10を構成する前記エアークリーニングモジュール30は、上述したように、フィルタハウジング34、フィルタ33、流動ガイド32及びファンモジュール31を含む。
特に、前記フィルタハウジング34の一端部は、前記リアボディ13に回動可能に結合されて、前記フィルタ33の交替が容易となるようにすることができる。
前記収容部133を構成する前記係合面1335には、前記フィルタハウジング34の端部が結合されるフィルタフック1338と、前記流動ガイド32の端部が結合される流動ガイドフック1339が突出形成される。
また、前記流動ガイドが前記収容部133に安着し、前記フィルタハウジング34が前記収容部133の上面1332と下面1333に結合されると、外部空気が吸入される吸入口と外部空気が吐出される吐出口101が区画され、前記収容部133の内部に前記エアーダクト102が形成される。
以下では、前記フィルタハウジング34の構造と機能に対して図面を参照して詳しく説明する。
図11は、本発明の実施例に係るエアークリーニングモジュールを構成するフィルタハウジングの前面斜視図であり、図12は、前記フィルタハウジングの背面斜視図である。
図11及び図12を参照すると、前記フィルタハウジング34の前面は、前記流動ガイド32の背面に安着されるフィルタ33の背面と対向し、前記フィルタハウジング34の背面は、前記マスクボディ11の背面一部を形成する。即ち、ユーザーが前記マスク装置10を着用すると、前記フィルタハウジング34の背面は、ユーザーの顔面と対向する。
詳しくは、前記フィルタハウジング34は、前記フィルタ33の3つの側面を取り囲むフィルタフレーム341と、前記フィルタフレーム341の背面に形成されるフィルタカバー342を含む。
前記フィルタカバー342は、前記吸入グリル343が形成され、前面に前記フィルタフレーム341が延長されるグリル形成部342aと、前記グリル形成部342aの一側端部から延長される延長部342bからなると説明することができる。
前記延長部342bは、前記マスクボディ11の背面輪郭に合うように滑らかなラウンド状をなすように形成される。前記延長部342bの端部には、前記把持溝3421が形成される。前記フィルタカバー342を閉じると、前記把持溝3421は、前記リアボディ13の側端部に形成された把持溝1337に当接する。
また、前記延長部342bの前面中央には係合フック344が突出する。前記フィルタカバー342を閉じると、前記係合フック344は、前記フィルタフック1338に係止され、前記フィルタカバー342が前記リアボディ13に固定結合される。
前記フィルタハウジング34の内側端部には、ヒンジ346が突出する。
詳しくは、前記フィルタフレーム341は、前記グリル形成部342aの一側端部前面から前方に延長される側面フレーム3411と、前記グリル形成部342aの上端部前面から前方に延長される上面フレーム3412と、前記グリル形成部342aの下端部前面から前方に延長される下面フレーム3413を含む。従って、前記フィルタ33の3つの側面のみが前記フィルタフレーム341によって囲まれる。
前記係合フック344は、上述した例とは違って、前記側面フレーム3411から延長される構造も可能を明示しておきたい。
また、前記側面フレーム3411は、前記フィルタカバー342を前記グリル形成部342aと前記延長部342bとを区分する境界面であると説明することもできる。
前記上面フレーム3412と前記下面フレーム3413の一端部には、前記側面フレーム3411が連結され、他端部には、ヒンジ346がそれぞれ延長される。前記上面フレーム3412と下面フレーム3413からそれぞれ延長される一対の前記ヒンジ346は、同一線上に位置して前記フィルタハウジング34の回転軸として機能する。
一方、前記グリル形成部342aには、前記吸入グリル343が形成され、前記吸入グリル343は、多数の吸入スリット3431と多数の区画リブ3432からなることができる。前記多数の吸入スリットと区画リブ3432は1つまたは多数の補強リブ3422によって多数の吸入領域に分割されてもよい。
一例として、1つの補強リブ3422によって、前記吸入グリル343は、上部吸入グリル(上部吸入領域)と下部吸入グリル(下部吸入領域)とに区分されてもよい。別の例として、2つの平行した補強リブ3422によって、前記吸入グリル343は、上部吸入グリル、中部吸入グリル(中部吸入領域)、及び下部吸入グリルとに区分されてもよい。
前記吸入グリル343は、上述したように、前記グリル形成部342aに形成される1つの大きい吸入口が前記多数の区画リブ3432によって多数の細長い吸入スリット3431に分割されて形成されると説明することができる。
または、前記吸入グリル343は、前記グリル形成部342aに多数の吸入スリット3431が一定間隔を置いて切開されて形成されると説明することもできる。
本発明で、マスク装置10の吸入口またはマスクボディ11の吸入口とは、前記吸入グリル343を意味すると解釈されるべきであることを再度明示しておきたい。
一方、前記グリル形成部342aの前面エッジ、具体的には、前記上面フレーム3412と前記グリル形成部342aが交差する地点及び前記下面フレーム3413と前記グリル形成部342aが交差する地点に多数のフィルタ加圧リブ345が突出してもよい。
前記多数のフィルタ加圧リブ345は、前記流動ガイド32に安着された前記フィルタ33が背面エッジを加圧して、前記フィルタ33が揺動しないように機能する。
図13は、図12の13‐13に沿って切開されるフィルタハウジングの断面図である。
図13を参照すると、前記フィルタカバー342のグリル形成部342aには、前記吸入グリル343が形成され、前記吸入グリル343は、多数の吸入スリット3431と多数の区画リブ3432を含む。
詳しくは、前記吸入グリル343を通じて前記フィルタ33側に吸入される外部空気が、前記フィルタ33の特定領域に集中して通過せず全領域にかけて均一に通過するようにすることが、フィルタリング機能とフィルタの寿命の側面から好ましい。
外部空気がフィルタ33の特定領域のみを通過する場合、当該通過領域のみに異物が積もってフィルタリング機能が低下し、フィルタの交替周期が短くなる問題が発生する。
このような問題を防止するためには、前記吸入グリル343を通過する外部空気が可能な限り前記フィルタ33の全領域に均一に広がるようにすることが必要である。このために、前記吸入グリル343を構成する前記区画リブ3432の傾きを異なるように設計することができる。
詳しくは、前記区画リブ3432のそれぞれは、前記マスクボディ11の背面一部を形成する入口面と、前記入口面の反対面に該当する出口面、第1側面、及び第2側面を含むと定義することができる。
前記第2側面は、前記第1側面より外側、即ち前記延長部342bにより近い側の側面を意味すると理解することができる。
本実施例では、前記第1側面と前記第2側面のそれぞれは、前記入口面または出口面と直交する線L(以下、基準線)に対して所定角度傾斜することを特徴とする。そして、前記第1側面が前記基準線となす第1傾斜角θ1と前記第2側面が前記基準線Lとなす第2傾斜角θ2が異なるように設定される。一例として、前記第1傾斜角θ1は、前記第2傾斜角θ2より大きく設定されてもよい。
また、前記多数の区画リブ3432のそれぞれに対応する多数の第1傾斜角θ1は、前記延長部342bから離れるほど増加するように設計されてもよい。これは、前記多数の第2傾斜角θ2に対しても同様に適用することができる。
また、隣接する区画リブ3432のうちいずれか1つの第1傾斜角と、前記第1傾斜角と対向する他の1つの第2傾斜角は、同一に設計されてもよい。即ち、隣接する区画リブ3432の相互対向する2つの側面が相互平行するように設計されてもよい。これは、前記隣接する区画リブ3432の間に形成される吸入スリット3431の幅が空気の流入方向に一定に設計されることを意味する。
ただし、前記延長部342bから離れるほど傾斜角の大きさが増加するので、前記延長部342bから離れるほど前記吸入スリット3431が前記基準線Lとなす角が増加することになる。
このような吸入口構造によれば、前記吸入スリット3431を通過する外部空気が前記フィルタ33の表面全体に均一に当たりながら通過することになる効果がある。
図14は、本発明の実施例に係るエアークリーニングモジュールを構成するファンモジュールがリアボディの収容部に装着された様子を示すマスク装置の部分斜視図であり、図15は、前記ファンモジュールの断面図であり、図16は、ファンモジュールを構成するファンハウジングの斜視図である。
図14~図16を参照すると、本発明の実施例に係るエアークリーニングモジュール30は、ファンモジュール31を含む。
詳しくは、前記ファンモジュール31は、ファンハウジング311と、前記ファンハウジング311内に装着されるファン312、及び前記ファン312を回転させるモータ313を含む。そして、前記ファンハウジング311は、前記収容部133の安着面1331に安着されるベース3111と、前記ベース3111のエッジから所定高さで突出するシュラウド3112を含む。前記シュラウド3112は、前記ベース3111のエッジに沿って囲まれると共に、中間部分は、前記ファン312の外枠に沿ってラウンド状に延長される。
前記シュラウド3112は、前記ベース3111の一端部の一側エッジから直線延長された後、ある地点で前記ファン312の外枠に沿って所定曲率でラウンド状に延長された後、前記ベース3111の一端部の他側エッジまで直線延長される。前記シュラウド3112と前記ベース3111の結合によって、前記ファンハウジング311の一端部には吐出口3113が形成される。
前記ベース3111には円形のモータ安着部3111aが形成され、前記モータ安着部3111aは、前記安着面1331に形成されたファン装着ホール1336に嵌められる。
また、前記ベース3111の他端部の両側角にはボス貫通ホール3111bがそれぞれ形成される。ここで、前記ベース3111の他端部は、前記吐出口3113が形成される一端部の反対側端部で定義される。
前記ベース3111の他端部側には、前記シュラウド3112が前記ファン312の外枠に沿って円弧形態にラウンド状をなす形成されるので、前記ベース3111の他端部の両角には、前記ボス貫通ホール3111bが形成されるのに充分な余裕空間が形成される。
そして、前記ベース3111の反対側に該当する前記ファンハウジング311の上面は開口され、開口した前記ファンハウジング311の上面は後述する前記流動ガイド32によって遮蔽される。従って、前記ベース3111と、前記シュラウド3112及び前記流動ガイド32によって完全な長方形形状の前記吐出口3113が完成される。
一方、前記ファン312は、前記モータ313の回転軸3131に連結されるハーブ3121と、前記ハーブ3121の上面から延長され、前記ハーブ3121の円周方向に一定間隔を置いて配列される多数のブレード3122を含む。
前記ハーブ3121は、前記回転軸3131方向に吸入される空気を前記ファン312の半径方向に吐出されるようにガイドするために、所定曲率で凹んだラウンド状に形成される流動転換面3121aを有する。
前記流動転換面3121aは、前記回転軸3131が挿入される前記ファン312の中心から始まってもよく、図示されたように、前記ファン312の中心から半径方向に所定間隔離隔する地点から始まってもよい。この場合、前記ファン312の中心から前記流動転換面3121aの開始点までは平たい面を形成することができる。
ファン312の厚さを充分に厚くすることができる条件では、前記流動転換面3121aが前記ファン312の中心に最大限近い地点から始まるようにすることができるが、本発明の場合のように、最大限平たいファンを使用しなければならない条件では、前記流動転換面3121aが前記ファン312の中心から離隔する地点から始まらなければならず、その結果前記流動転換面3121aの長さが短くなるしかない。
一方、前記ブレード3122の最大高さは、前記ファン312の厚さに対応する長さとなるように設計される。そして、前記ブレード3122の外径は、前記ハーブ3121の外径と同一またはそれ以上の大きさに設計されてもよい。
前記ファンモジュール31が前記収容部133に装着されると、前記回転軸3131は、前記フロントボディ12から前記リアボディ13側に延長され、外部空気は、前記回転軸3131の延長方向と反対となる方向に吸入されて前記ハーブ3121の表面に沿って半径方向に移動して前記吐出口3113に案内される。
前記モータ安着部311aは、前記シュラウド3112が形成される前記ベース3111の一面から他面側に成形工程によって突出する。従って、前記モータ安着部311aが前記収容部133に形成された前記ファン装着ホール1336に嵌められることによって一次的に揺れが防止される。そして、前記ボス貫通ホール3111bを通過する取付部材によって2次的に揺れが防止される。
図17は、リアボディの収容部の下面構造を示すマスク装置の部分斜視図であり、図18は、前記収容部の上面構造を示すマスク装置の部分斜視図である。
図17及び図18を参照すると、前記収容部133を構成する安着面には、前記ファンモジュール31のベース3111が安着され、前記ベース3111の反対面に該当する前記ファンモジュール31の開口した面は、前記リアボディ13の後方を向けることになる。この状態で前記流動ガイド32が装着されて前記ファンモジュール31の開口した面が遮蔽され、前記ファンモジュール31の吐出口3113は、前記収容部133のエアーガイド面1334を向けることになる。
詳しくは、前記収容部133の上面1332と下面1333のそれぞれには装着ガイド1332aと固定ガイド1332b及びヒンジホール1332cが形成される。
前記装着ガイド1332aは、前記マスクボディ11の後面から前面方向に所定長さ延長されるリブ形態に提供される。前記固定ガイド1332bは、前記装着ガイド1332aから前記マスクボディ11の中心方向に離隔する地点で突出する突起形態に提供される。
また、前記ヒンジホール1332cは、前記装着ガイド1332aから前記マスクボディ11の側端部側に離隔する地点でロングホール形態に提供される。前記ヒンジホール1332cは、前記フィルタハウジング34のヒンジ346が挿入されるホールとして、非円形形状を有することができ、一例として楕円形状を有することができる。
また、前記ヒンジホール1332cは、前記マスクボディ11の側端部に行くほど前記マスクボディ11の背面に近づく方向に延長されてもよい。即ち、楕円形の前記ヒンジホール1332cが設計される時、前記マスクボディ11の中心に近い前記ヒンジホール1332cの一端部から前記マスクボディ11の背面に達する距離は、前記マスクボディ11の側端部に近い前記ヒンジホール1332cの他端部から前記マスクボディ11の背面に達する距離より長く設計されてもよい。
これは、図10に示されたように、前記フィルタ33を分離するために前記フィルタハウジング34を回転させる時、前記フィルタハウジング34が前記流動ガイド32のリアフランジ325(図19参照)と干渉しないようにするためである。
詳しくは、前記フィルタハウジング34の係合フック344が前記フィルタフック1338から分離された状態で、前記フィルタハウジング34を回転させる時、前記フィルタハウジング34を前記マスクボディ11の側端部側に引っ張りながら回転させる。そうすると、前記フィルタハウジング34のヒンジ346が前記ロングホール形態のヒンジホール1332cの一端部から他端部側に移動しながら回転することになる。
このような本発明のヒンジホール1332cの構造によれば、前記ヒンジホール1332cが円形である場合、または前記ヒンジホール1332cが前記マスクボディ11の背面と平行に延長される場合に比べて、前記フィルタハウジング34の回転量(または開放角)がより大きくなる長所がある。その結果、前記フィルタ33の装着と分離がはるかに容易となる長所がある。
前記装着ガイド1332aと前記固定ガイド1332bの機能及び効果に対しては、以下流動ガイドの構造と機能に対する説明一緒に詳しく説明するようにする。
図19は、本発明の実施例に係るエアークリーニングモジュールを構成する流動ガイドの背面斜視図であり、図20は、前記流動ガイドの前面斜視図であり、図21は、前記流動ガイドがマスクボディの収容部に装着された様子を示すマスク装置の部分斜視図である。
図19~図21を参照すると、前記流動ガイド32の前面は、前記ファンハウジング311に安着される面と定義され、前記流動ガイド32の後面は、前記フィルタ33が安着する面と定義される。
詳しくは、前記流動ガイド32は、前記ファンハウジング311の開放された後面を覆うマウントプレート321と、前記マウントプレート321の一端から折り曲げられて延長されるダクトフランジ324と、前記マウントプレート321及び前記ダクトフランジ324の上端から折り曲げられて延長されるアッパーフランジ322と、前記マウントプレート321及び前記ダクトフランジ324の下端から折り曲げられて延長されるロアーフランジ323と、前記ダクトフランジ324の端部から前記ダクトフランジ324と交差する方向に延長されるリアフランジ325を含む。
前記マウントプレート321の他端は、前記収容部133の係合面1335に密着する。そして、前記マウントプレート321には連通ホール3211が形成され、前記連通ホール3211は、前記ファンモジュール31の吸入口として機能する。
前記アッパーフランジ322は、マウントアッパーフランジ3221とダクトアッパーフランジ3222を含む。
前記マウントアッパーフランジ3221は、前記マウントプレート321の上端から垂直に折り曲げられて所定の幅を持って延長される。前記ダクトアッパーフランジ3222は、前記ダクトフランジ324の上端から垂直に折り曲げられて所定の幅を持って延長される。前記マウントアッパーフランジ3221と前記ダクトアッパーフランジ3222は、一体形成され、「L」字状をなしている。
前記ロアーフランジ323は、マウントロアーフランジ3231とダクトロアーフランジ3232を含む。
前記マウントロアーフランジ3231は、前記マウントプレート321の下端から垂直に折り曲げられて所定の幅を持って延長される。前記ダクトロアーフランジ3232は、前記ダクトフランジ324の下端から垂直に折り曲げられて所定の幅を持って延長される。
前記アッパーフランジ322と前記ロアーフランジ323は、前記マウントプレート321を上下に二等分する線または面を基準として対称となる形状となっている。
前記アッパーフランジ322は、前記収容部133の上面1332に密着し、前記ロアーフランジ323は、前記収容部133の下面1333に密着する。そして、前記流動ガイド32が前記収容部133に安着されると、図8に示されたように、前記ダクトフランジ324は、前記エアーダクト102の背面を形成し、前記収容部133のエアーガイド面1334は、前記エアーダクト102の前面を形成する。
前記リアフランジ325は。前記流動ガイド32が前記収容部133に装着されると、図10に示されたように前記マスクボディ11の背面一部を形成する。そして、前記リアフランジ325の一側端部は、前記フィルタカバー342の側端部、具体的には、前記ヒンジ346が形成される側の側端部と接し、前記リアフランジ325の他側端部は、前記吐出口101の側端部を形成する。
詳しくは、前記エアーダクト102の出口端と定義される前記吐出口101は、前記収容部133を構成するエアーガイド面1334の端部と、前記リアフランジ325の他側端部によって定義されると理解することができる。
また、前記マウントプレート321と、前記ダクトフランジ324と、前記アッパーフランジ322と、前記ロアーフランジ323及び前記リアフランジ325の一部分によって前記フィルタ33が収容される空間が定義される。具体的に、前記フィルタ33の前面は、前記マウントプレート321の背面に置かれ、前記フィルタ33の背面は、前記フィルタハウジング34を構成する前記フィルタカバー342と対面する。
特に、前記アッパーフランジ322と前記ロアーフランジ323は、前記フィルタ33の4つの側面のうち上部側面一部と下部側面一部をそれぞれ支持して、ユーザーが前記マスク装置10を着用した状態で前記フィルタが上下方向に揺動することを遮断する。
また、前記ダクトフランジ324は、前記マウントプレート321の側端部から折り曲げられて延長され、前記フィルタ33の側面一部を支持するフィルタ支持面3241と、前記フィルタ支持面3241の端部から折り曲げられて延長される折曲面3242、及び前記折曲面3242の端部で、所定曲率でラウンド状をなすエアーガイド面3243を含む。
前記ダクトフランジ324のエアーガイド面3243は、前記収容部133を構成するエアーガイド面1334と対向する位置に形成され、前記2つのエアーガイド面3243、1334によって前記エアーダクト102の前面と後面が定義されると理解することができる。
前記エアーガイド面3243のラウンド形状によって、前記エアーダクト102は、前記ファンモジュール31の吐出口と連通する吸入口から前記吐出口101に行くほど断面積が増加する形態を有することができる。
一方、前記アッパーフランジ322のダクトアッパーフランジ3222と、前記ロアーフランジ323のダクトロアーフランジ3232のそれぞれには、ガイド溝3201と固定溝3202が形成される。
前記ガイド溝3201は、前記折曲面3242から前記リアフランジ325から下側に離隔するある地点まで形成される。前記流動ガイド32が前記収容部133に装着される時、前記ガイド溝3201には、前記装着ガイド1332aがスライディング挿入される。
ここで、前記装着ガイド1332aが前記流動ガイド32のダクトアッパーフランジ3222に形成され、前記ガイド溝3201が前記収容部133の上面1332と下面1333にそれぞれ形成されてもよい。
前記装着ガイド1332aが前記ガイド溝3201に挿入されることで、前記ファンモジュール31から前記エアーダクト102に吐出される空気の一部が漏洩する現象を防止することができる。具体的に、前記エアーダクト102に吐出される空気の一部が、前記収容部133の上面1332と前記流動ガイド32のアッパーフランジ322の間の隙間、及び前記収容部133の下面1333と前記流動ガイド32のロアーフランジ323の間の隙間を通じて漏洩する現象が防止される。
また、前記固定ガイド1332bは、前記固定溝3202に嵌合されて、前記流動ガイド32が前記収容部133に揺れることなく結合される。勿論、前記固定ガイド1332bと前記固定溝3202の位置も、前記装着ガイド1332aと前記ガイド溝3201と同様に置換されてもよい。
一方、前記マウントプレート321の前面、即ち前記ファンハウジング311の開放された面を覆う面にはファン支持リブ3212が形成される。
詳しくは、前記ファン支持リブ3212は、前記ファンハウジング311を構成する前記シュラウド3112の形状に沿って突出し、前記シュラウド3112の外側面に沿って延長され、前記ファンハウジング311を安定的に支持することができる。前記連通ホール3211は、前記ファン支持リブ3212の内側領域に形成される。
また、前記ファン支持リブ3212の外側領域に該当する前記マウントプレート321の前面エッジにはファン固定ボス327が突出してもよい。前記ファン固定ボス327は、前記マウントプレート321の外側側端部の上側角に形成される第1ファン固定ボスと、下側角に形成される第2ファン固定ボスを含むことができる。前記マウントプレート321の外側側端部は、前記収容部133の係合面1335に密着する端部を意味すると理解することができる。
また、前記ファン固定ボス327から離隔するある地点には取付ボス328が突出する。前記取付ボス328は、前記流動ガイド32を前記収容部133の安着面1331に固定させるための手段であると理解することができる。
前記取付ボス328は、前記第1ファン固定ボスから離隔する地点に形成される第1取付ボスと、前記第2ファン固定ボスから離隔する地点に形成される第2取付ボスを含むことができる。前記取付ボス328とファン固定ボス327の個数は、提示される実施例に制限されるものではないことを明示しておきたい。
また、前記マウントプレート321の前面の外側エッジ、即ち前記マウントプレート321の外側側端部に隣接する領域には係合フック329が突出形成される。前記係合フック329は、前記収容部133の係合面1335に突出した流動ガイドフック1339(図10参照)に係止されて、前記流動ガイド32の脱去を防止する。
ここで、前記係合フック329、取付ボス328、及びファン固定ボス327は、前記マウントプレート321を上下に二等分する線を基準として対称となるように形成される。
図22は、ファンモジュールとファン固定ボスの結合構造を示すマスク装置の部分断面図である。
図16、図20~図22を参照すると、ファンハウジング311を構成するベース3111の両角にはボス貫通ホール3111bが形成される。詳しくは、前記ボス貫通ホール3111bは、前記ファンモジュール31の吐出口3113が形成される端部の反対側端部に形成される。
前記ファンモジュール31が前記収容部133の安着面1331に安着された状態で、前記流動ガイド32を前記収容部133に装着すると、前記ファン固定ボス327が前記ボス貫通ホール3111bに挿入される。
図23は、流動ガイドとマスクボディの結合構造を示すマスク装置の部分断面図である。
図7、図20、及び図23を参照すると、前記ファンモジュール31と前記流動ガイド32が順次前記収容部133に装着されると、前記流動ガイド32の前面から突出する前記取付ボス328の端部は、前記収容部133の安着面1331のエッジに形成された流動ガイド取付ホール1331aと整列する。
この状態で、ネジのような取付部材が前記流動ガイド取付ホール1331aを貫通して前記取付ボス328に挿入されて、前記流動ガイド32が前記収容部133に安定的に固定される。
詳しくは、前記流動ガイド32は、前記取付ボス328に挿入される取付部材による結合、前記装着ガイド1332aと前記ガイド溝3201の間の結合、及び前記固定ガイド1332bと前記固定溝3202の間の結合によって前記収容部133に揺れることなく安定的に結合される。
図24は、背面吸入及び背面吐出構造を有する本発明の実施例に係るマスク装置でなされる空気の流動様子を示す断面図である。
図24を参照すると、上述したように、本発明の実施例に係るマスク装置10は、外部空気の吸入及び吐出がマスクボディ11の背面で行われることを特徴とする。そして、前記マスクボディ11の背面に形成される吸入口は吸入グリル形態に提供されてもよい。
詳しくは、前記吸入グリル343の吸入スリット3431を通じて吸入される外部空気は、前記区画リブ3432の側面傾斜度によって前記フィルタ33の背面に斜めにあたった後前記フィルタ33を通過する。
ユーザーが前記マスク装置10を着用した状態では、ユーザーの顔面と前記吸入グリル343の間の間隔が狭い。従って、前記区画リブ3432の両側面が背面に対して直交する場合、外部空気の流動方向が90度に折れて流動抵抗が増加することができる。このような流動抵抗を最小化するために、前記区画リブ3432の側面を傾斜するように設計することで、外部空気の吸入時に発生する流動転換角度を減らし、流動抵抗を下げることができる。
吸入口がマスクボディの前面に形成される構造を有するマスク装置の場合、流動抵抗を減らす長所はあるが、吸入口が外部にそのまま露出して美観上良くない短所がある。さらに、ユーザーが歩いたり走る過程で異物または小バエが吸入口に直接流入してフィルタ前面が閉塞され、その結果フィルタ寿命が短くなったり、フィルタの交替周期が短くなる短所がある。
一方、前記フィルタ33を通過した外部空気は、前記ファンモジュール31の軸方向に吸入された後半径方向に90度程度転換される。ここで、軸方向に吸入される空気の流動方向は、前記ハーブ3121のラウンド状の表面に沿って滑らかに転換される。
詳しくは、前記ファンモジュール31の軸方向に吸入されて半径方向に吐出される空気の流動軌跡は、実線矢印で表示し、吸入される空気の流動軌跡の曲率中心a1は、前記マスクボディ11の後側に位置すると理解することができる。
そして、前記ファンモジュール31の吐出口を離れる空気は、直接前記エアーガイド面1334に沿って前記吐出口101に案内される。ここで、前記エアーガイド面1334も所定曲率でラウンド状に形成され、前記エアーガイド面1334の曲率中心bも前記マスクボディ11の後側に位置すると理解することができる。前記ファンモジュール31を通過する空気の流動軌跡の曲率中心a1と前記エアーガイド面1334の曲率中心bが両方とも前記マスクボディ11の後側に位置するので、2つの曲率中心a1、bが同一領域に位置すると定義することができる。
このように、ファンモジュール31を通過する空気の流動軌跡と前記エアーガイド面1334に沿って吐出される空気の流動軌跡の曲率中心が同一領域に位置するので、空気の流れが滑らかに一方向に曲がり、流動抵抗及び流動騒音が最小化される。
反面、マスクボディ11の前面を通じて外部空気が吸入される構造の場合、前記ファンモジュール31の吸入口は、前記マスクボディ11の吸入口を向けることになる。
このような構造においてファンモジュール31を通過する外部空気の流動軌跡は、点線矢印で表示し、マスクボディ11の前面を通じて吸入される外部空気の流動軌跡の曲率中心a2は、前記マスクボディ11の外側、即ちマスクボディ11の前方に位置することになる。
即ち、ファンモジュール31を通過する外部空気の流動軌跡の曲率中心a2と前記エアーガイド面1334に沿って流れる外部空気の流動軌跡の曲率中心bが前記マスクボディ11を基準として反対領域に位置することになる。即ち、吸入される外部空気が「S」字形状の流動をすることになる。
特に、前記ファンモジュール31を通過する空気の流動転換方向と前記エアーガイド面1334に沿って流れる空気の流動転換方向が反対となるので、前記ファンモジュール31の吐出口を離れる空気は、前記エアーガイド面1334が始まる部位にあたることになる。その結果、前記エアーダクト102の入口で空気流動の一部が乱流に転換され、流動抵抗と流動騒音が増加することになる。
即ち、外部空気がマスクボディ11の背面から吸入されてマスクボディ11の背面に吐出される本発明によるマスク装置10は、外部空気がマスクボディ11の前面から吸入される従来のマスク装置に比べて、流動抵抗と流動騒音を著しく下げることができる長所があることを確認できる。
図25は、本発明の実施例に係るマスク装置のバスクボディを構成するフロントボディとリアボディの結合構造を示す部分断面図である。
図6及び図25を参照すると、本発明の実施例に係るマスク装置10は、マスクボディ11を含み、前記マスクボディ11は、フロントボディ12とリアボディ13を含む。前記フロントボディ12とリアボディ13は、プラスチック射出物であってもよい。
詳しくは、前記リアボディ13の前面エッジには、前記融着部132が折り曲げられて形成される。そして、前記リアボディ13の上面及び両側面エッジに沿って形成される融着部132の長さまたは幅より、前記リアボディ13の下面エッジに沿って形成される融着部132の長さまたは幅が大きい。ここで、前記融着部132の長さまたは幅は、前記リアボディ13の顔面カバー部131から前記融着部132の端部に達する距離を意味すると理解することができる。
そして、前記リアボディ13の下面エッジに沿って形成される融着部132には下面排気口1362と端子挿入口1323、ボタンホール1321、及びインディケーションホール1322が形成される。
また、前記融着部132の端部には、前記フロントボディ12の背面エッジが安着する安着部132aと、前記フロントボディ12の端部を支持する支持部132bが形成される。
また、前記安着部132aと支持部132bが会う交差点には所定深さの堀部(moat)132cが陥没形成される。前記堀部132cは、前記フロントボディ12とリアボディ13が接触した状態で熱融着する際に溶け落ちる射出物の一部が結合面の外に流れてバリ(burr)を発生させることを防止するための一種の排水路に該当すると理解することができる。
詳しくは、前記フロントボディ12の背面が前記安着部132aに安着し、前記フロントボディ12の端部が前記支持部132bに接触した状態で、融着のための熱を加えると、前記フロントボディ12のエッジの一部と前記リアボディ13の融着部132の一部が熱によって溶けて接合される。
この時、溶け落ちる射出物が前記フロントボディ12とリアボディ13の接触面を通じて外部に流れ落ちることがある。そうなると、前記フロントボディ12とリアボディ13が結合される部位にバリがはみ出て固まってしまい汚くなる。
このような現象を防止するために、熱融着過程でゲル状態に変わった射出物の一部が外部に放出されないようにするための堀部132cが形成される。
前記堀部132cは、図示されたように、前記安着部132aと前記支持部132bが会う角から前記安着部132aの延長方向と同じ方向に所定深さ陥没形成されてもよい。
または、前記堀部132cは、前記安着部132aと前記支持部132bが会う角から前記支持部132bの延長方向と同じ方向に所定深さ陥没形成されてもよい。
または、前記堀部132cは、前記安着部132aと前記支持部132bが会う角から、前記安着部132aの延長線と前記支持部132bの延長線の間のある方向に所定深さ陥没形成されてもよい。
図26は、本発明の実施例に係るマスク装置の排気バルブ結合構造を示す部分切開斜視図であり、図27は、前記排気バルブ結合構造を示すマスク装置の部分縦断面図である。
図4と、図26及び図27を参照すると、本発明の実施例に係るマスク装置10のマスクボディ11にはユーザーが吐き出す空気をマスク装置外部に排出するための排気口が形成される。
詳しくは、前記排気口は、前記リアボディ13の中央下端に形成される前面排気口1361と、前記リアボディ13の顔面カバー部131下端に沿って折り曲げられて延長される融着部132に形成される下面排気口1362を含む。ここで、前記融着部132のうち、前記下面排気口1362が形成される部分は下部融着部と定義することができる。
前記下面排気口1362は、常に開放された状態で維持される反面、前記前面排気口1361は、前記排気バルブ21によって選択的に開閉される。
詳しくは、前記排気バルブ21は、前記前面排気口1361の前方に配置されて、前記前面排気口1361の前面エッジに安着される。そして、ユーザーが息を吸い込む時には、前記フェースガード14内側に形成された前記呼吸空間の圧力が大気圧より低くなって前記排気バルブ21が前記前面排気口1361を遮蔽する。逆に、ユーザーが息を吐き出す時には、前記呼吸空間の圧力が大気圧より高くなって前記排気バルブ21が前記前面排気口1361の前面エッジから分離されて前記前面排気口1361を開放する。
前記前面排気口1361のエッジに前記リアボディ13の顔面カバー部131前面から突出するバルブ安着リブ1364が形成され、前記排気バルブ21の背面エッジが前記バルブ安着リブ1364に安着される。前記バルブ安着リブ1364の内側空間に前記前面排気口1361が形成され、前記前面排気口1361は、垂直方向または水平方向に延長される多数の区画リブによって多数の小さい排気口に分割される排気グリル形態に提供されてもよい。
また、前記排気バルブ21は、曲げることのできるフラップ形態に提供され、前記排気バルブ21の上端から下側に離隔する地点には貫通ホール211が形成される。前記貫通ホール211は、前記排気バルブ21の左側エッジ及び右側エッジにそれぞれ形成されてもよい。
また、前記バルブ安着リブ1364のうち、前記排気バルブ21の上端部が安着する部分は上部安着リブであると定義することができる。前記上部安着リブの前面は所定曲率で凹状に湾曲するか所定角度で傾斜するように形成され、前記上部安着リブの前面には、前記排気バルブ21の背面上端が安着するので、バルブ支持面と定義することができる。
前記バルブ支持面の上端が下端よりも前方に位置するので、前記排気バルブ21が前記バルブ支持面に安着されると、前記排気バルブ21の下端が前記バルブ安着リブ1364に完全に密着することができる。即ち、ユーザーが息を吸い込む時点から息を吐き出す直前の時点まで前記排気バルブ21全体が前記バルブ安着リブ1364に完全に密着した状態を維持することができる。
ここで、前記バルブ支持面の上端が下端よりも前方に位置するということは、前記顔面カバー部131の前面から前記バルブ支持面の上端に達する水平距離が、前記顔面カバー部131の前面から前記バルブ支持面の下端に達する水平距離より長いということを意味する。
もし、前記バルブ支持面が垂直面を形成する場合、前記排気バルブ21の下端が前記バルブ安着リブ1364にまともに安着できず分離される現象が発生する可能性がある。
また、前記バルブ安着リブ1364の前面左側エッジと右側エッジにはバルブ支持突起1363がそれぞれ突出する。そして、前記バルブ支持突起1363が前記排気バルブ21の貫通ホール211を貫通して、前記排気バルブ21が前記前面排気口1361に装着される。
そして、前記排気バルブ21が前記上部安着リブのバルブ支持面に安着された状態で、前記フロントボディ12が前記リアボディ13の前面に結合されると、前記フロントボディ12の背面から突出する前記バルブ支持リブ121(図5参照)が前記排気バルブ21を加圧する。
即ち、前記バルブ支持リブ121が前記排気バルブ21の前面を加圧して前記排気バルブ21の背面上端が前記バルブ支持面に密着するようにする。その結果、前記排気バルブ21がラウンド状に曲がりながら、前記排気バルブ21の背面下端部も前記バルブ安着リブ1364に密着する。
ここで、前記前面排気口1361の遮蔽性能は、前記排気バルブ21の背面下端が前記バルブ安着リブ1364の前面に密着する密着度に比例する。前記前面排気口1361の開放性能は、前記排気バルブ21の曲げ量に比例する。
前記前面排気口1361の遮蔽性能と開放性能を両方とも高めるために、前記バルブ支持突起1363が前記上部安着リブよりも低い地点に形成されるように設計される。
詳しくは、前記上部安着リブの前面と前記バルブ支持リブ121の底面を通る水平線L1が前記バルブ支持突起1363の下端を通る水平線L2より上側に位置して、所定間隔g離隔するように設計される。即ち、前記バルブ支持突起1363が前記バルブ支持リブ121の底面より下に位置することで、前記バルブ支持リブ121の端部が前記排気バルブ21の前面に接触する地点が前記バルブ支持突起1363の下端より高い地点に位置する。
前記バルブ支持リブ121の端部と前記排気バルブ21の接触地点が前記バルブ支持突起1363の下端より下側に位置するように設計された時、呼気圧力(exhalation pressure)Pによって発生する前記排気バルブ21の曲げ量G1は、本発明の構造における排気バルブ21の曲げ量G2より小さい。
即ち、前記排気バルブ21を固定する固定地点が前記排気バルブ21の中心から離れるほど前記排気バルブ21の曲げ量は増加して、前記前面排気口1361の開放量が増加する。


Claims (9)

  1. マスク装置であって、
    ユーザーの顔面を覆うリアボディと、前記リアボディの前面に結合されるフロントボディとを備え、吸入口と吐出口がそれぞれ形成されるマスクボディと、
    前記リアボディの背面に結合されてユーザーの顔面に密着し、内側に呼吸空間が形成されるフェースガードと、
    前記リアボディに装着され、前記吸入口に流入する外部空気を浄化して前記呼吸空間に供給するエアークリーニングモジュールと、を備えてなり、
    前記マスクボディは、
    前記リアボディの一部分が前記フロントボディ側に突出して、前記エアークリーニングモジュールを収容するための空間を形成する一対の収容部を備え、
    前記一対の収容部は、前記マスクボディを二等分する垂直線を基準として左側と右側に対称となるように形成され、
    前記マスクボディの後面を通じて外部空気が吸入され、吸入された外部空気は、前記マスクボディの後面を通じて前記呼吸空間に供給されるように、前記吸入口及び前記吐出口は、前記マスクボディの背面にそれぞれ形成され
    前記一対の収容部のそれぞれは、
    前記リアボディの側端部から前方に延長される係合面と、
    前記係合面の端部から前記リアボディの中心方向に延長され、背面に前記エアークリーニングモジュールが安着する安着面と、
    前記安着面の端部と前記リアボディの前面を連結するエアーガイド面と、
    前記係合面と、前記安着面、及び前記エアーガイド面の上端と前記リアボディの前面を連結する上面と、
    前記係合面と、前記安着面、及び前記エアーガイド面の下端と前記リアボディの前面を連結する下面と、を備え、
    前記エアークリーニングモジュールは、
    前記安着面に置かれるファンモジュールと、
    前記ファンモジュールの後方に置かれて、前記ファンモジュールに流入する外部空気を浄化するフィルタと、
    前記フィルタの側面を取り囲むフィルタフレームと、前記フィルタの後面を覆うフィルタカバーからなるフィルタハウジングと、を備え、
    前記フィルタハウジングは、前記リアボディに回動可能に連結されることを特徴とする、マスク装置。
  2. 前記吸入口は、前記フィルタカバーに形成されることを特徴とする、請求項1に記載のマスク装置。
  3. 前記フィルタフレームは、
    前記フィルタカバーの前面上端から横方向に延長される上面フレームと、
    前記フィルタカバーの前面下端から横方向に延長される下面フレームと、
    前記フィルタカバーの前面一側端から縦方向に延長され、前記上面フレーム及び前記下面フレームの一側端にそれぞれ連結される側面フレームと、を備えることを特徴とする、請求項2に記載のマスク装置。
  4. 前記上面フレームの他側端及び前記下面フレームの他側端には、ヒンジがそれぞれ突出し、
    前記収容部の上面及び下面には、前記ヒンジが挿入されるヒンジホールがそれぞれ形成されることを特徴とする、請求項3に記載のマスク装置。
  5. 前記ヒンジホールは、
    前記マスクボディの中心から離れるほど、前記マスクボディの背面に近づく方向に斜めに延長されるロングホール形態に提供されることを特徴とする、請求項4に記載のマスク装置。
  6. 前記マスクボディは、
    前記側面フレームの外側面から突出する係合フックと、
    前記収容部の係合面に形成され、前記係合フック係止されるフィルタフックと、を更に備えることを特徴とする、請求項3に記載のマスク装置。
  7. 前記フィルタカバーの一側端部と、前記フィルタカバーの一側端部に当接する前記リアボディの側端部には把持溝がそれぞれ形成されることを特徴とする、請求項3に記載のマスク装置。
  8. 前記ファンモジュールの開口した後面を覆う流動ガイドを更に備え、
    前記流動ガイドの背面に前記フィルタが置かれることを特徴とする、請求項3に記載のマスク装置。
  9. 前記ファンモジュールは、前記安着面に置かれ、
    前記係合面と前記エアーガイド面のうち少なくとも1つは、湾曲することを特徴とする、請求項に記載のマスク装置。
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