JP7249949B2 - 集約方法、基地局、ユーザ装置及び記憶媒体 - Google Patents

集約方法、基地局、ユーザ装置及び記憶媒体 Download PDF

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Description

関連アプリケーションへの相互参照
本特許出願は、タイトルが「長持続時間を有するNR PUCCHに対するタイムスロット集約設計及び配置」であり、2017年3月14日に出願された米国仮特許出願第62471002番号の優先権を主張し、該米国仮特許出願が参照によりその全文で本明細書に組み込まれる。
本開示は全体として通信分野に関し、具体的にタイムスロット/物理リソースブロック(physical resource block、prbと略称)集約方法、基地局(gNodeB、gNBと略称)、ユーザ装置(user equipment、UEと略称)及び記憶媒体に関する。
第五世代新無線(5th Generation New Radio、5G NRと略称)システムでは、いくつかの新しい設計要求がある。例えば、一つのタイムスロットはアップリンク部分とダウンリンク部分に分けられてもよい。ダウンリンク部分が一つ又は複数のシンボルで構成され、そしてタイムスロットの開始位置にダウンリンク部分をgNBからUEに送信することができ、ここで、gNBが第四世代長期進化(Long term evolution、LTEと略称)における基地局に類似している。スイッチング期間(又はガード期間(guard period、GPと略称))はダウンリンク部分に続くことができ、GPにおいて、UEはダウンリンク受信からアップリンク送信へのスイッチングを完了する。アップリンク部分がスイッチング期間に続き、アップリンク部分において、UEは一つ又は複数のアップリンクシンボルを送信する。この新しい構造は、ターンアラウンドタイム(turnaround time)をLTEのターンアラウンドタイムよりも短くすることができ、従って、NRシステムの低遅延(latency)の目標を達成する。しかしながら、このタイムスロットにおけるアップリンクシンボルの数がフルアップリンクタイムスロットのアップリンクシンボルより小さい。フルアップリンクタイムスロットにおいて、全てのシンボルがアップリンク送信に用いられる。これはシステム設計の他の態様(例えば物理アップリンク制御チャネル(PUCCH:physical uplink control channel)カバレッジ)に対していくつかの課題を提案する。
背景技術で開示された情報は本開示の背景技術部分に対する理解を深めるためのものに過ぎず、したがって、背景技術における情報は当業者に知られている従来技術を含むがこれを構成しない可能性がある。
関連技術における問題を解決するために、本開示はLTEと比較して少なくとも同じPUCCHのカバレッジレートを達成できるタイムスロット/PRB集約方法、gNB、UE及び記憶媒体を提供する。
本開示の第一の態様による集約方法は、基地局(gNB)が1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける物理リソースブロック(PRB)、及び少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つに関する集約設定(aggregation configuration)における少なくとも一部の集約設定の情報をユーザ装置(UE)に通知することと、前記gNBが前記集約設定に従って集約された前記1セットのタイムスロット、前記単一のタイムスロットにおける1セットのPRB、及び前記少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つに搬送されたロングフォーマット物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を前記UEから受信することとを含む。
本開示の第二の態様による集約方法は、ユーザ装置(UE)が1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける物理リソースブロック(PRB)、及び少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つに関する集約設定における少なくとも一部の集約設定の情報を基地局(gNB)から受信することと、前記UEが前記集約設定に従って1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRB、及び少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つを集約することと、前記UEが1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRB、及び少なくとも2つのタイムスロットの1セットのPRBのうちの集約された少なくとも一つを介してロングフォーマット物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を前記gNBに送信することとを含む。
本開示の第三の態様による基地局(gNB)は、コンピュータプログラム命令を記憶するための少なくとも一つのコンピュータ可読メモリ、及び少なくとも一つのプロセッサを備え、ここで、前記少なくとも一つのプロセッサによって前記コンピュータプログラム命令を実行する場合、前記gNBに、集約設定における少なくとも一部の集約設定の情報をユーザ装置(UE)に送信させ、前記集約設定が1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットの物理リソースブロック(PRB)、及び少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つの集約設定であり、前記集約設定に従って集約された前記1セットのタイムスロット、前記単一のタイムスロットにおける1セットのPRB、及び前記少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つに搬送されたロングフォーマット物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を前記UEから受信させる。
本開示の第四の態様によるユーザ装置(UE)は、コンピュータプログラム命令を記憶するための少なくとも一つのコンピュータ可読メモリ、及び少なくとも一つのプロセッサを備え、ここで、前記少なくとも一つのプロセッサによって前記コンピュータプログラム命令を実行する場合、前記UEに、集約設定における少なくとも一部の集約設定の情報を基地局(gNB)から受信させ、前記集約設定が1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットの物理リソースブロック(PRB)、及び少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つであり、前記集約設定に従って1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットの物理リソースブロック(PRB)、及び少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つを集約し、前記1セットのタイムスロット、前記単一のタイムスロットにおける1セットのPRBと少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの集約された少なくとも一つを介してロングフォーマット物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)をgNBに送信させる。
本開示の第五の態様による基地局(gNB)は、集約設定における少なくとも一部の集約設定の情報をユーザ装置(UE)に通知するように構成され、前記集約設定が1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットの物理リソースブロック(PRB)、及び少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つの集約設定であるシグナリングモジュールと、前記集約設定に従って集約された前記1セットのタイムスロット、前記単一のタイムスロットにおける1セットのPRB、及び前記少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つに搬送されたロングフォーマット物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を前記UEから受信するように構成される取得モジュールとを備える。
本開示の第六の態様によるユーザ装置(UE)は、集約設定における少なくとも一部の集約設定の情報を基地局(gNB)から受信するように構成され、前記集約設定が1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットの物理リソースブロック(PRB)、及び少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つの集約設定である取得モジュールと、前記集約設定に従って1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRB、及び少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つを集約するように構成される集約モジュールと、1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRB、及び少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの集約された少なくとも一つを介してロングフォーマット物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を前記gNBに送信するように構成される送信モジュールとを備える。
本開示の第七の態様による非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、命令を記憶し、プロセッサによって前記命令を実行する場合、前記プロセッサが上述したgNBによって実行される集約方法を実行する。
本開示の第八の態様による非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、命令を記憶し、プロセッサによって前記命令を実行する場合、前記プロセッサが上述したUEによって実行される集約方法を実行する。
本開示の上記の様々な態様による技術的解決策は以下の有益な効果を達成することができる。本開示のいくつかの実施例によれば、gNBは、1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRBと少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つに関する集約設定における少なくとも一部の集約設定の情報をユーザ装置(UE)に通知し、その後集約設定に従って集約された1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRB、及び少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つに搬送されたロングフォーマットPUCCHをUEから受信する。このようにして、集約方法は、LTEと比較して少なくとも同じPUCCHのカバレッジレートを達成することができる。
本開示の第九の態様による集約方法は、ユーザ装置(UE)がアップリンク制御情報(UCI)を搬送するための集約されるタイムスロットの総数と各タイムスロットの構造のうちの少なくとも一つの情報を取得することと、前記UEが集約されるタイムスロットの総数と各タイムスロットの構造のうちの少なくとも一つの情報に基づいて複数のタイムスロットを集約することと、前記UEが集約されたタイムスロットを介して基地局(gNB)へ物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を送信することとを含む。
本開示の第十の態様による集約方法は、基地局(gNB)がアップリンク制御情報(UCI)を搬送するための集約されるタイムスロットの総数と各タイムスロットの構造のうちの少なくとも一つの情報をユーザ装置(UE)に通知することと、前記gNBが集約されるタイムスロットの総数と各タイムスロットの構造のうちの少なくとも一つの情報に基づいて集約された複数のタイムスロットを介して物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を前記UEから受信することとを含む。
本開示の第十一の態様によるユーザ装置(UE)は、アップリンク制御情報(UCI)を搬送するための集約されるタイムスロットの総数と各タイムスロットの構造のうちの少なくとも一つの情報を取得するように構成される集約モジュールと、集約されるタイムスロットの総数と各タイムスロットの構造のうちの少なくとも一つの情報に基づいて複数のタイムスロットを集約するように構成される集約モジュールと、集約されたタイムスロットを介して基地局(gNB)へ物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を送信するように構成される送信モジュールとを備える。
本開示の第十二の態様による基地局(gNB)は、アップリンク制御情報(UCI)を搬送するための集約されるタイムスロットの総数と各タイムスロットの構造のうちの少なくとも一つの情報をユーザ装置(UE)に通知するように構成されるシグナリングモジュールと、集約されるタイムスロットの総数と各タイムスロットの構造のうちの少なくとも一つの情報に基づいて集約された複数のタイムスロットを介して物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を前記UEから受信するように構成される取得モジュールとを備える。
本開示の第十三の態様による非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、命令を記憶し、プロセッサによって前記命令を実行する場合、前記プロセッサが第九の態様による集約方法を実行する。
本開示の第十四の態様による非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、命令を記憶し、プロセッサによって前記命令を実行する場合、前記プロセッサが第十の態様による集約方法を実行する。
本開示の第九-第十四の態様による技術的解決策は以下の技術的効果を達成することができる。本開示のいくつかの実施例によれば、ユーザ装置(UE)はUCIを搬送するための集約されるタイムスロットの総数、及び各タイムスロットの構造のうちの少なくとも一つの情報を取得し、集約されるタイムスロットの総数、及び各タイムスロットの構造のうちの少なくとも一つの情報に基づいて複数のタイムスロットを集約し、そして集約されたタイムスロットを介してgNBへPUCCHを送信する。このようにして、集約方法は、LTEと比較して少なくとも同じPUCCHのカバレッジレートを達成することができる。
理解すべきものとして、以上の一般的な説明及び以下の詳細な説明は例示的に過ぎず本発明を限定するためのものではない。
本開示の実施例によるgNBで実行される集約方法を示すフローチャートである。 本開示の実施例によるgNBで実行される集約方法を示すフローチャートである。 実施例によるロングフォーマットPUCCHを搬送するための複数のタイムスロットの構造を示す図である。 他の実施例によるロングフォーマットPUCCHを搬送するための複数のタイムスロットの構造を示す図である。 一つの実施例によるロングフォーマットPUCCHを搬送するための単一のタイムスロットにおけるPRBを示す図である。 一つの実施例によるロングフォーマットPUCCHを搬送するための複数のタイムスロットにおけるPRBを示す図である。 一つの実施例によるロングフォーマットPUCCHを搬送するための複数のタイムスロットにおけるPRBを示す図である。 他の実施例によるロングフォーマットPUCCHを搬送するための複数のタイムスロットにおけるPRBを示す図である。 本開示の実施例によるUEで実行される集約方法を示すフローチャートである。 本開示の他の実施例によるUEで実行される集約方法を示すフローチャートである。 本開示の実施例による相互作用するgNBとUEで実行される集約方法のプロセスを示すフローチャートである。 本開示の実施例によるgNBの構成を示すブロック図である。 本開示の実施例によるUEの構成を示すブロック図である。 例示的な実施例によるUEの構造を示す図である。
添付図面が本明細書に組み込まれて本明細書の一部を構成し、説明書と共に本開示の実施例を示し、そして本開示の原理の説明に用いられる。
図面を参照しながら例示的な実施形態を詳細に説明する。しかしながら、様々な形態に従って例示的な実施形態を実現することができ、例示的な実施形態が本明細書に示される例に限定されると理解されるべきではない。逆に、これらの実施形態を提供することにより、本開示は例示的な実施形態の構想を当業者により詳細及び徹底的に伝えることができる。図面は本開示を概略的に示すに過ぎず、縮尺通りに描かれていない可能性がある。図面における同じ図面参照記号が同じ又は類似の部材を表すため、これらの部材についての繰り返し説明を省略する。
また、説明される特性、構造又は特徴を任意の適切な方式で1つ又は複数の実施形態に組み合わせることができる。以下の説明では、本開示の実施形態をより徹底的に理解するために多くの特定の詳細を提供する。しかしながら、当業者は、一つ又は複数の特定の詳細を削除する場合で本開示の技術的解決策を実施することができ、又は他の方法、部材、装置と操作などを採用することができることを理解する。他の場合、本開示の様々な態様を散らし又は曖昧にすることを避けるために、知られている構造、方法、装置、実施形態、材料又は操作が詳細に示され又は説明されていない。
図面におけるいくつかのブロック図は機能エンティティであり、そして必ずしも物理的又は論理的に独立したエンティティに対応しない。これらの機能エンティティは、ソフトウェアの形態で実施されてもよく、又は一つ又は複数のハードウェアモジュール又は集積回路で実施されてもよく、又はこれらの機能エンティティは、異なるネットワーク及び/又は異なるプロセッサ装置及び/又は異なるマイクロコントローラ装置で実施されてもよい。
第四世代長期進化(4G LTE)システムでは、PUCCHは、UEから基地局(eNB(eNodeB)とも呼ばれる)へのUCIの搬送に用いられる。UCIは、ダウンリンク物理共有チャネル(PDSCH)の確認応答(Ack)/否定応答(Nack)、UEによって測定されたチャネル状態情報(channel state information、CSIと略称)とスケジューリングリクエスト(SR:scheduling request)を含む。PUCCHは、帯域幅のエッジの割り当てられた物理リソースブロック(PRB)で伝送されてもよい。また、UCIは、アップリンクデータと共に物理アップリンク共有チャネルによって搬送されてもよい。
LTEと比較して少なくとも同じPUCCHのカバレッジレートを達成するために、5G NRには、長持続時間を有するPUCCH(又はロングフォーマットを有するPUCCH、又は長PUCCHと略称され、以下ではロングフォーマットPUCCHと呼ばれる)が導入され、これはLTEカバレッジと同じ又はより良いPUCCHカバレッジレートを達成することを意図する。5G NRのいくつかのスロットにおけるアップリンクシンボルがLTEのスロットにおけるアップリンクシンボルよりも小さい可能性があるため、同じ又はより良いPUCCHカバレッジレートをどのように達成するかはいくつかの課題をもたらす。タイムスロット集約は、この問題を解決する一つの方法である。タイムスロット集約とはロングフォーマットPUCCHを搬送するための複数のタイムスロットを集約してLTEのカバレッジレートと同じカバレッジレート又はLTEのカバレッジレートよりも良いカバレッジレートを達成することを指す。
図1Aは本開示の実施例によるgNBで実行される集約方法を示すフローチャートである。該方法は以下の操作を含む。
ブロックS102において、gNBは、1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRBと少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つに関する集約設定における少なくとも一部の集約設定の情報をユーザ装置(UE)に通知する。
ブロックS104において、gNBは、集約設定に従って集約された1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRB、及び少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つに搬送されたロングフォーマットPUCCHをUEから受信する。
集約設定は1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRBと少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つに関する集約設定であってもよい。
一つの実施例では、集約設定は1セットのタイムスロットの集約設定であってもよい。図1Bは集約設定が1セットのタイムスロットの集約設定である場合の本開示の実施例によるgNBで実行される集約方法を示すフローチャートである。具体的には、集約設定はUCIを搬送するための集約されるタイムスロットの総数及び各タイムスロットの構造のうちの少なくとも1つを含むことができる。
図1Bに示すように、集約方法は以下の操作を含むことができる。
ブロックS102において、gNBはUCIを搬送するための集約されるタイムスロットの総数及び各タイムスロットの構造のうちの少なくとも1つの情報をUEに通知することができる。
ブロック104において、gNBは集約された複数のタイムスロットを介してUEからPUCCHを受信することができ、前記集約された複数のタイムスロットが集約されるタイムスロットの総数及び各タイムスロットの構造のうちの少なくとも一つの情報に基づいて集約される。一つの実施例では、PUCCHはロングフォーマットPUCCHであってもよい。又は、PUCCHはロングフォーマットPUCCHではなくてもよい。
一つの実施例では、gNBはさらに集約されるタイムスロットの1番目のタイムスロットに関する情報を通知することができる。この場合、集約されるタイムスロットの総数、各タイムスロットの構造、及び集約されるタイムスロットの1番目のタイムスロットの情報のうちの少なくとも一つの情報に基づいて複数のタイムスロットを集約することができる。
一つの実施例では、gNBは集約されたタイムスロットを介してUEからPUCCHを受信することができ、前記集約されたタイムスロットが各タイムスロットにおける一つ又は複数のPRBを集約することで集約された複数のタイムスロットである。実施例では、前記一つ又は複数のPRBは同じ方式で各タイムスロットに位置してもよい。例えば、3つのタイムスロットが集約され、そして各タイムスロットが4つの集約されるPRBを有し、この4つのPRBが同じ方式で各タイムスロットに位置する。具体的には、例えば、この3つのタイムスロットのそれぞれにおいて、この4つのPRBは、2番目のPRB、3番目のPRB、4番目のPRB及び6番目のPRBを含むことができる。他の実施例では、前記一つ又は複数のPRBは異なる方式で各タイムスロットに位置してもよい。例えば、3つのタイムスロットが集約され、そして各タイムスロットにおけるいくつかのPRBが集約されてもよい。例えば、この3つのタイムスロットの1番目のタイムスロットにおいて、1番目のPRB、2番目のPRB及び3番目のPRBが集約されてもよい。この3つのタイムスロットの2番目のタイムスロットにおいて、2番目のPRBと4番目のPRBが集約されてもよい。この3つのタイムスロットの3番目のタイムスロットにおいて、5番目のPRBと6番目のPRBが集約されてもよい。上記のこれらは一例に過ぎず、3つのタイムスロットよりも多く又は少ないタイムスロットを集約することができ、そして各タイムスロットについてより多く又はより少ないPRBを集約することができることが理解される。
一つの実施例では、ロングフォーマットPUCCHがUCIを搬送するための1 PRB x N個のシンボルの時間周波数リソースをサポートする場合、UCIを搬送するための約1 PRB x N個のシンボルの時間周波数リソースをサポートするために複数のタイムスロットを集約することができ、ここで、Nが正整数である。
又は、集約設定は、単一のタイムスロットにおける1セットのPRBの集約設定、又は少なくとも2つのタイムスロット(例えば、2つのタイムスロット、又は3つのタイムスロットなど)における1セットのPRBの集約設定であってもよい。単一のタイムスロットにおける1セットのPRBは、2つ又は複数のPRB(例えば、2つのPRB又は3つのPRBなど)が同一のタイムスロットに位置することを表すことを意図している。
少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBは、2つ又は複数のPRBが2つ又は複数のタイムスロットに配布されることを表すことを意図している。例えば、少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットは合計4つのPRBを含み、そしてこの4つのPRBが3つのタイムスロットに配布される。具体的には、1つのPRBがこの3つのタイムスロットの1番目のタイムスロットに位置する。2つのPRBがこの3つのタイムスロットの2番目のタイムスロットに位置する。1つのPRBがこの3つのタイムスロットの3番目のタイムスロットに位置する。しかしながら、理解すべきものとして、PRBの総数とタイムスロットの総数が例として提供され、そして所望に応じて他の方式でPRBの総数とタイムスロットの総数を設定することができ、そして所望に応じて他の方式で各タイムスロットにおけるPRBの総数を設定することができる。
集約設定の少なくとも一部が集約設定全体、又は集約設定のうちの一部のみを示すことを意図している。
一つの実施例では、集約設定における少なくとも一部の情報は集約設定における少なくとも一部自体を表すことを意図している。
この場合、1セットのタイムスロットがロングフォーマットPUCCHを搬送するために集約される場合、gNBは、ブロックS102で、UCIを搬送するための集約されるタイムスロットの総数、集約される各タイムスロットの構造及び集約されるシンボルの総数のうちの少なくとも一つをUEに通知することができる。好ましい実施例では、gNBはブロックS102で、UCIを搬送するための集約されるタイムスロットの総数及び集約されるシンボルの総数をUEに通知することができ、そして共通制御チャネルを介して集約される各タイムスロットの構造をUEに通知することができる。
又は、gNBはブロックS102で、集約されるタイムスロットの総数をUEに通知することができる。この場合、UCIを搬送するための集約される各タイムスロットの構造及びび集約されるシンボルの総数がUEにおいて予め設定されてもよく、又はUCIを搬送するための集約される各タイムスロットの構造及び集約されるシンボルの総数が上位層シグナリングによってUEに通知され、又は集約される各タイムスロットの構造及び集約されるシンボルの総数のうちの一つがUEにおいて予め設定されてもよく、又は集約される各タイムスロットの構造及び集約されるシンボルの総数のうちの一つがUEに通知されてもよく、他のものがUEによって導出されてもよい。
単一のタイムスロットにおける1セットのPRBがロングフォーマットPUCCHを搬送するために集約される場合、ブロックS102で、gNBは、UCIを搬送するための単一のタイムスロットにおける集約されるPRBの総数、単一のタイムスロットにおける集約される各PRBの位置、集約されるシンボルの総数のうちの少なくとも一つをUEに通知することができる。1セットのタイムスロットがロングフォーマットPUCCHを集約するために集約される場合と同様に、gNBはUCIを搬送するための単一のタイムスロットにおける集約されるPRBの総数、単一のタイムスロットにおける集約される各PRBの位置、及び集約されるシンボルの総数を全てUEに通知することができ、又はgNBはUCIを搬送するための単一のタイムスロットにおける集約されるPRBの総数、単一のタイムスロットにおける要約される各PRBの位置、及び集約されるシンボルの総数のうちの一部をUEに通知することができる。例えば、gNBはUCIを搬送するための単一のタイムスロットにおける集約されるPRBの総数及び集約されるシンボルの総数をUEに通知し、集約される各PRBの位置を上位層シグナリングによってUEに通知し、又はUEにおいて予め設定し、又はUEによって導出することができる。
少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBがロングフォーマットPUCCHを搬送するために集約される場合、ブロックS102で、gNBは、UCIを搬送するための集約されるタイムスロットの総数、集約される各タイムスロットの構造、各タイムスロットにおける集約されるPRBの総数、各タイムスロットにおける集約される各PRBの位置及び集約されるシンボルの総数のうちの少なくとも一つの情報をUEに通知することができる。
1セットのタイムスロットがロングフォーマットPUCCHを搬送するために集約される場合と同様に、gNBは、UCIを搬送するための集約されるタイムスロットの総数、集約される各タイムスロットの構造、各タイムスロットにおける集約されるPRBの総数、各タイムスロットにおける集約される各PRBの位置及び集約されるシンボルの総数を全てUEに通知することができる。又は、gNBは、UCIを搬送するための集約されるタイムスロットの総数、集約される各タイムスロットの構造、各タイムスロットにおける集約されるPRBの総数、各タイムスロットにおける集約される各PRBの位置及び集約されるシンボルの総数の一部をUEに通知することができる。gNBがUCIを搬送するための集約されるタイムスロットの総数、集約される各タイムスロットの構造、各タイムスロットにおける集約されるPRBの総数、各タイムスロットにおける集約される各PRBの位置、集約されるシンボルの総数の一部をUEに通知する場合、残りの部分が上位層シグナリングによってUEに通知され、又はUEにおいて予め設定され、又はUEによって導出されることができる。
又は、集約設定における少なくとも一部の集約設定の情報は集約設定における少なくとも一部と関連する信号、例えばコード又はビットなどを表すことを意図している。例えば、集約設定における少なくとも一部の集約設定に関する情報は、UEにおけるルックアップテーブルのインデックスであってもよい。ここで、ルックアップテーブルがUEにおいて予め設定され、又はルックアップテーブルが上位層シグナリングによってUEに送信されることができ、そしてルックアップテーブルが集約設定及び集約設定のインデックスを含むことができる。この場合、ブロックS102で、gNBはルックアップテーブルのインデックスをUEに通知することができる。それに応じて、UEは該インデックスを受信する。UEはUEに予め設定され又は上位層シグナリングによってUEに送信されたルックアップテーブルをルックアップすることができ、ルックアップテーブルが集約設定と集約設定のインデックスを含む。その後、UEはインデックスに応じて対応する集約設定を取得することができる。
集約設定の少なくとも一部に関する情報が1セットのタイムスロットに関する集約設定である場合、ブロックS104で、gNBはUEが集約設定に従って集約した1セットのタイムスロットに搬送されたロングフォーマットPUCCHをUEから受信する。集約設定における少なくとも一部の集約設定に関する情報が単一のタイムスロットにおける1セットのPRBの集約設定である場合、ブロックS104で、gNBはUEが集約設定に従って集約した単一のタイムスロットにおける1セットのPRBに搬送されたロングフォーマットPUCCHをUEから受信する。集約設定の少なくとも一部に関する情報が少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBに関する集約設定である場合、ブロックS104で、gNBはUEが集約設定に従って集約した少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBに搬送されたロングフォーマットPUCCHをUEから受信する。
上述したように、ロングフォーマットPUCCHは5G NRにおける長持続時間を有するPUCCH(ロングフォーマットを有するPUCCH、又はPUCCHと略称)を指す。
ブロックS102で、gNBは、動的に下位層シグナリングを介し、半静的に上位層シグナリングの組み合わせ、又は下位層シグナリングと上位層シグナリングの組み合わせを介して集約設定における少なくとも一部の集約設定の情報をUEに通知することができ、該集約設定が1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRBと少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つに関する情報である。
言い換えれば、シグナリングは上位層シグナリング、又は下位層シグナリング又は上位層シグナリングと下位層シグナリングの組み合わせであってもよい。共通チャネル(例えば共通制御チャネル)を介してタイムスロット構造のような情報のうちのいくつかの情報を伝送することもできる。いくつかの情報はUEにおいて予め設定されてもよく、又はUEによって暗黙的に導出されてもよい。長PUCCHのためのこのようなスロット集約組み合わせを配置してUEに通知することができる。システムに割り当てられたスロット構造をより動的に確定することができるため、例えばDCIを用いてタイムスロット集約のような配置を通知することができる。又は、スロットフォーマットをより半静的な方式で割り当てることができる場合、上位層信号を用いてこのようなタイムスロット集約設定を半静的に通知することができる。
ロングフォーマットPUCCHがUCIを搬送するための1 PRB x N個のシンボルの時間周波数リソースをサポートする場合、1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRBと少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つがUCIを搬送するための約1 PRB x N個のシンボルの時間周波数リソースをサポートするために集約されてもよい。ここで、Nが正整数である。
具体的には、1セットのタイムスロットを集約する場合、集約される1セットのタイムスロットはUCIを搬送するための約1 PRB x N個のシンボルの時間周波数リソースをサポートすることができる。単一のタイムスロットにおける1セットのPRBを集約する場合、集約される1セットのタイムスロットはUCIを搬送するための約1 PRB x N個のシンボルの時間周波数リソースをサポートすることができる。1セットのタイムスロットを集約する場合、少なくとも2つのタイムスロットにおける集約される1セットのPRBはUCIを搬送するための約1 PRB x N個のシンボルの時間周波数リソースをサポートすることができる。
ここでNはロングフォーマットPUCCHに伴って変化することができる。
LTEと同様に、5G NRでは1対のPUCCHフォーマットを定義することができる。限定された各PUCCHフォーマットは、異なるタイプのUCIを搬送し、異なるペイロードを有することができる。例えば、LTEにおけるPUCCHフォーマット1/1a/1bと類似する第一のロングフォーマットPUCCH(以下にフォーマット1のNR PUCCHとも呼ばれる)を限定することができ、第一のロングフォーマットPUCCHがダウンリンクPDSCHを送信するために1-2ビットのAck/Nackを搬送することができる。LTEでは、14個のシンボルのサブフレームでPUCCHフォーマット1/1a/1bを送信し、この14個のシンボルのうちの6つのシンボルがRSを搬送することに用いられ、この14個のシンボルのうちの8つのシンボルがUCI(具体的には、Ack/Nack)を搬送することに用いられる。これと一致するために、フォーマット1のNR PUCCHは、UCIを搬送するために約8つのシンボルをサポートする。
フォーマット1のNR PUCCH以外、1-2ビットより多いペイロードを搬送できる他のタイプのPUCCHフォーマットをサポートする必要がある。例えば、フォーマット2のNR PUCCHを限定することができ、フォーマット2のNR PUCCHが約20符号化ビットのペイロードを搬送することができる。フォーマット2のNR PUCCHの内容は複数のコードワードのためのAck/Nack及び/又はCSIなどの他のタイプのUCIを含むことができる。LTE PUCCHフォーマット1/1a/1bに対して、10個のシンボルがUCIを搬送することに用いられ、4つのシンボルがRSを搬送することに用いられる。したがって、これと一致するために、フォーマット2のNR PUCCHは、UCIを搬送するために約10個のシンボルをサポートする。
ロングフォーマットPUCCHがフォーマット1のNR PUCCHである場合、Nが8であってもよい。ロングフォーマットPUCCHがフォーマット2のNR PUCCHである場合、Nが10であってもよい。理解すべきものとして、ロングフォーマットPUCCHが他のロングフォーマットPUCCHであってもよく、したがって、少なくとも部分的にロングフォーマットPUCCHに依存し、Nが他の値であってもよい。
以下に図2-図7を参照して各実施例を提供する。
図2は実施例によるロングフォーマットPUCCHを搬送するための複数のタイムスロットの構造を示す図である。図2に示す実施例では、
フォーマット1のNR PUCCHを参照して以下の説明を行う。理解すべきものとして、フォーマット1のNR PUCCHが例として用いられ、そして図2に示すタイムスロットがいかなる他のロングフォーマットPUCCH用に集約されてもよい。
図2に示すように、3つのタイムスロット、即ちタイムスロット202、タイムスロット204とタイムスロット206が存在する。タイムスロット202、タイムスロット204とタイムスロット206のそれぞれが異なる構造を有する。
タイムスロット202、タイムスロット204及びタイムスロット206のそれぞれにおいて、斜線を有する矩形がRSを搬送するためのシンボルを表し、灰色の矩形がUCIを搬送するための符号を表し、点を有する矩形がダウンリンクを搬送するためのシンボルを表し、白色の矩形がスイッチング期間のためのシンボルを表す。矩形についての該説明も図3-図7に応用される。
上述したように、スイッチング期間(又はGP)期間において、UEはアップリンク受信からアップリンク送信へのスイッチングを完了する。
タイムスロット202はRSを搬送するための3つのシンボルとUCIを搬送するための4つのシンボルを含む。タイムスロット204はダウンリンクを搬送するための1つのシンボル、スイッチング期間のための1つのシンボル、UCIを搬送するための3つのシンボルとRSを搬送するための2つのシンボルを含む。タイムスロット206はダウンリンクを搬送するための2つのシンボル、スイッチング期間のための1つのシンボル、UCIを搬送するための2つのシンボルとRSを搬送するための2つのシンボルを含む。しかしながら、以上の数は一例に過ぎず、他の構造のタイムスロットを用いることができることは理解可能である。
便宜上、テーブル1において図2に示すスロット構造に搬送されたロングフォーマットPUCCHをまとめる。テーブル1において、パラメータがタイムスロット番号、ロングフォーマットPUCCHに用いられてもよいアップリンクシンボルの総数、RSのためのシンボルの数及びUCIのためのシンボルの数を含む。
Figure 0007249949000001
上述したように、LTEでは、14個のシンボルのサブフレームでPUCCHフォーマット1/1a/1bを送信し、ここで、6つのシンボルがRSを搬送することに用いられ、8つのシンボルがUCI(具体的には、Ack/Nack)を搬送することに用いられる。これと一致するために、これと一致するために、フォーマット1のNR PUCCHは、UCIを搬送するための約8つのシンボルをサポートする必要がある。
具体的には、カバレッジレートがロングフォーマットPUCCHを使用する目的の1つであるため、離散フーリエ変換拡散直交周波数分割多重(Discrete Fourier Transform Spread Orthogonal Frequency Division Multiplexed、DFT-S-OFDMと略称)波形を用いることができ、該波形がより低いピーク対平均電力比/立方メトリック(peak-to-average-power-ratio/cubic metric:PAPR/CMと略称)を有し、したがって、UE側でより少ないバックオフ電力が必要とされる。該PUCCHフォーマットに対して、バイナリ位相シフトキーイング(Binary Phase Shift Keying:BPSKと略称)/直交位相シフトキーイング(Quadrature Phase Shift Keying、QPSKと略称)変調が変調されたシンボル(1-2ビット用)を生成することに用いられてもよい。これらの変調されたシンボルが長さ12の直交又は準直交シーケンスに拡張され、そして周波数に沿ってPRBにおける一つのシンボルにマッピングされることができる。異なる直交シーケンス又は準直交シーケンスを用いて複数のAck/Nackビットを同一のシンボルに多重化することができる。電力増強をサポートし、拡散利得を向上させるために、一つのタイムスロットにおける複数の異なるシンボルでシーケンスの拡張を繰り返すことができ、これは最終的に向上されたPUCCHカバレッジレートにつながる。異なるタイムスロットが異なる数のアップリンクシンボルを有することができるため、直交カバーコード(orthogonal cover code)を用いて時間方向に拡張をさらに応用することは困難である可能性がある。1つの理由は、一つのタイムスロットにおけるUCIのためのアップリンクシンボルの総数が奇数である可能性があることである可能性がある。他の理由は、タイムスロットを用いて集約する場合、複数の異なるタイムスロットにおけるアップリンクシンボルが異なる可能性があるため、同じ数のPUCCH多重化をサポートしない可能性があることである。しかしながら、本開示の実施例による集約方法により該問題を解決することができる。
例えば図2から分かるように、異なるタイムスロット構造におけるアップリンクシンボルの総数が異なってもよい。フォーマット1のNR PUCCHのためのタイムスロット集約では、異なるタイムスロット組み合わせを考慮することができる。テーブル2はフォーマット1のNR PUCCHのタイムスロット202、タイムスロット204及びタイムスロット206のいくつかの集約設定の例を示している。
Figure 0007249949000002
テーブル2に示すように、タイムスロット集約設定におけるインデックス1に対して、第2列に示される7+7が2つのタイムスロット202が集約されることを表し、そしてこの2つのタイムスロットのそれぞれがUCIのための4つのシンボルを含み、したがって第3列に示すように、UCIのためのアップリンクシンボルの総数が4+4=8である。タイムスロット集約設定におけるインデックス2に対して、第2列に示される7+5がタイムスロット202とタイムスロット204が集約されることを表し、そしてタイムスロット202がUCIのための4つのシンボルを含み、タイムスロット204がUCIのための3つのシンボルを含み、したがって第3列に示すように、UCIのためのアップリンクシンボルの総数が4+3=7である。同様の説明がタイムスロット集約設定におけるインデックス3-12のそれぞれに応用されてもよいため、タイムスロット集約設定のこれらのインデックスに対する詳細な説明を省略する。テーブル2に基づいて分かるように、UCIのためのアップリンクシンボルの総数の範囲が7-11であってもよく、これはLTEのPUCCHフォーマット1/1a/1bに用いられる8に近い。したがって、本開示の実施形態による集約方法では、LTE PUCCHフォーマット1/1a/1bにサポートされるUCIの数とほぼ同じUCI数であってもよい。
注意すべきものとして、テーブル2に示す集約設定は一例に過ぎず、実際の集約設定はテーブル2に示す集約設定に限定されるものではなく、そして他の方式でタイムスロット202-206のうちの2つ又は複数を集約することができ、UCIのためのアップリンクシンボルの総数がUCIのためのほぼ十分なシンボル(例えば、フォーマット1のNR PUCCHの場合、8つのシンボル)さえサポートすればよい。
図3は他の実施例によるロングフォーマットPUCCHを搬送するための複数のタイムスロットの構造を示す図である。図3に示すように、このセットのタイムスロットにおいて、図2に示すセットのタイムスロットと比較し、より少ないシンボルがRSに用いられ、より多くのシンボルがUCIに用いられる。図3に示す実施例では、フォーマット1のNR PUCCHとフォーマット2のNR PUCCHについて以下に説明する。理解すべきものとして、フォーマット1のNR PUCCHとフォーマット2のNR PUCCHが例であり、他のロングフォーマットPUCCHに対して図3に示すタイムスロットを集約することができる。
図3に示すように、3つのタイムスロット、即ちタイムスロット302、タイムスロット304とタイムスロット306が存在する。タイムスロット302、タイムスロット304とタイムスロット306のそれぞれにおいて、斜線を有する矩形がRSを搬送するためのシンボルを表し、灰色の矩形がUCIを搬送するための符号を表し、点を有する矩形がダウンリンクを搬送するためのシンボルを表し、白色の矩形がスイッチング期間のためのシンボルを表す。タイムスロット302はUCIを搬送するための5つのシンボルとRSを搬送するための2つのシンボルを含む。タイムスロット304はダウンリンクを搬送するための1つのシンボル、スイッチング期間のための1つのシンボル、UCIを搬送するための3つのシンボルとRSを搬送するための2つのシンボルを含む。タイムスロット306はダウンリンクを搬送するための2つのシンボル、スイッチング期間のための1つのシンボル、UCIを搬送するための3つのシンボルとRSを搬送するための1つのシンボルを含む。しかしながら、以上の数は一例に過ぎず、他の構造のタイムスロットを用いることができることを理解する。
便宜上、テーブル3において図2に示すスロット構造に搬送されたロングフォーマットPUCCHをまとめる。テーブル2において、パラメータがタイムスロット番号、ロングフォーマットPUCCHに用いられてもよいアップリンクシンボルの総数、RSのためのシンボルの数とUCIのためのシンボルの数を含む。
Figure 0007249949000003
例えば図3から分かるように、異なるタイムスロット構造におけるアップリンクシンボルの総数が変化してもよい。フォーマット1のNR PUCCHのためのタイムスロット集約では、異なるタイムスロット組み合わせを考慮することができる。テーブル4はフォーマット1のNR PUCCHのためのタイムスロット202、タイムスロット204とタイムスロット206のいくつかの集約設定例を示している。
Figure 0007249949000004
テーブル4に示すように、タイムスロット集約設定におけるインデックス1に対して、7+7が2つのタイムスロット302が集約されることを表し、そしてこの2つのタイムスロットのそれぞれがUCIのための5つのシンボルを含み、したがってUCIのためのアップリンクシンボルの総数が5+5=10である。タイムスロット集約設定におけるインデックス2に対して、7+5がタイムスロット302とタイムスロット304が集約されることを表し、そしてタイムスロット302がUCIのための5つのシンボルを含み、タイムスロット304がUCIのための3つのシンボルを含み、したがって、UCIのためのアップリンクシンボルの総数が5+3=8である。同様の説明がタイムスロット集約設定におけるインデックス2-9のそれぞれに応用されてもよく、したがって、ここでタイムスロット集約設定におけるインデックス3-9に対する詳細な説明を省略する。
テーブル4に基づいて分かるように、UCIのためのアップリンクシンボルの総数の範囲が8-11であってもよく、これはLTEのPUCCHフォーマット1/1a/1bに用いられる8以上である。言い換えれば、LTEのPUCCHフォーマット1 /1a/1bと少なくとも同じ又は類似の性能を提供するために、タイムスロットは、UCIを搬送するための8個のアップリンクシンボルをサポートするように集約される。したがって、本開示の実施例による集約方法では、LTE PUCCHフォーマット1/1a/1bのUCIの数とほぼ同じUCI数をサポートすることができる。
注意すべきものとして、テーブル4に示す集約設定は一例に過ぎず、実際の集約設定はテーブル4に示す集約設定に限定されるものではなく、そして他の方式でタイムスロット302~306により多く又は少ないタイムスロットを集約することができ、UCIのためのアップリンクシンボルの総数がUCIのためのほぼ十分なシンボル(例えば、フォーマット1のNR PUCCHの場合、8つのシンボル)さえサポートすればよい。
テーブル2とテーブル4では、UCIの集約数が時には12に達することがあることを示されている。このための主な考慮事項は、時にはロングフォーマットPUCCHが短PUCCHと衝突する可能性があり、ここで短PUCCHがタイムスロットの最後の1つ又は最後の2つのシンボルで送信されることである。時分割多重(Time Division Multiplex、TDMと略称)方式がこのような衝突を回避することに用いられる場合、該タイムスロットにおいて長PUCCHを短縮させることができる。その結果、該タイムスロットにおいてより少ないアップリンクシンボルがロングフォーマットPUCCHにおけるUCIに用いられる。テーブル2における最後の列にUCIのためのシンボルの総数が示され、そしてこの状況が考慮されず、したがって、より多いシンボルで該損失を補償する必要がある。
一つの実施例では、同一のタイムスロット集約設定が異なる時間順序で集約された同一のセットのタイムスロットを含むことができる。例えば、時間的なタイムスロット7/4/5の集約の同一の指示を用いて時間的な集約タイムスロット7/5/4を通知することができ(時間的に7/5/4つのアップリンクシンボルをそれぞれ有する3つのタイムスロットの集約を意味する)、なぜなら、UCIのための総集約シンボルのみが示されているからである。他のソース(例えば、タイムスロットの開始位置に送信される共通制御チャネル)から時間的な各タイムスロット構造の情報を取得することができる。
一つの実施例では、UCIのための集約されるシンボルの総数と集約されるタイムスロットの総数のみでタイムスロット集約設定を示すことができ、そして共通制御チャネルによって各タイムスロットのタイムスロット構造を示すことができる。
例えば、テーブル2とテーブル4においてクアッドコアでのタイムスロット集約組み合わせがそれぞれテーブル5とテーブル6に簡略化されてもよい。
テーブル5又はテーブル6における第2列にタイムスロット集約組み合わせ(テーブル2又はテーブル4におけるそれらのタイムスロット集約組み合わせと類似する)と集約されるタイムスロットの数(各括弧内)が示されている。UEがこのような配置/指示を受信する場合、UEは、ロングフォーマットPUCCHを形成するために集約されるタイムスロットの数及びUCIを搬送するための集約されるシンボルの数を知る。その後、UEは他のソースから各タイムスロットの構造を取得することができる。例えば、UEは、各タイムスロットの共通制御チャネルを復号してタイムスロット構造情報を取得することができ、したがって各タイムスロットにおけるPUCCHシンボルの正確な数とPUCCHシンボルの開始を取得する。
テーブル5にテーブル2におけるタイムスロット集約設定に対応する、簡略化されたタイムスロット集約設定が示されている。
Figure 0007249949000005
テーブル5に示す例では、タイムスロット集約設定のインデックス1に対して、gNBは第2列における括弧内の「2」と第3列における「7」をUEに通知することができ、したがって、UEは、2つのタイムスロットを集約すること及びUCIのための集約されるアップリンクシンボルの総数が7であることを知る。又は、gNBは第2列における括弧内の「3」と第3列における「7」をUEに通知することができ、したがって、UEは、3つのタイムスロットを集約すること及びUCIのための集約されるアップリンクシンボルの総数が7であることを知る。その後、UEは他のソースから各タイムスロットの構造を取得することができる。例えば、UEは、各タイムスロットの共通制御チャネルを復号してタイムスロット構造情報を取得することができ、したがって各タイムスロットにおけるPUCCHシンボルの正確な数とPUCCHシンボルの開始を取得する。同様の説明がテーブル5におけるインデックス2-5に応用されてもよく、ここでその説明を省略する。
テーブル6にテーブル4におけるタイムスロット集約設定に対応する、簡略化されたタイムスロット集約設定が示されている。
Figure 0007249949000006
テーブル6に示す例では、タイムスロット集約設定のインデックス1に対して、gNBは第2列における括弧内の「2」と第3列における「8」をUEに通知することができ、それに応じて、UEは、2つのタイムスロットを集約すること及びUCIのための集約されるアップリンクシンボルの総数が8であることを知る。その後、UEは他のソースから各タイムスロットの構造を取得することができる。例えば、UEは、各タイムスロットの共通制御チャネルを復号してタイムスロット構造情報を取得することができ、したがって各タイムスロットにおけるPUCCHシンボルの正確な数とPUCCHシンボルの開始を取得する。注意すべきものとして、タイムスロット集約設定のインデックス1について、gNBは、「2」及び「8」を用いて「タイムスロット集約組み合わせ「7+5」とタイムスロット集約組み合わせ「7+4」の両者をUEに通知することができる。この場合、UEがタイムスロット構造情報を取得する場合、UEは例えばUEにおいて予め設定された所定選択ルールに従ってタイムスロット集約組み合わせ「7+5」とタイムスロット集約組み合わせ「7+4」のうちの一つを選択してタイムスロット集約を実行する。同様の説明がテーブル6におけるインデックス2-4に応用されてもよく、ここでその説明を繰り返さない。
上述したように、フォーマット1のNR PUCCH以外、1-2ビットより多いペイロードを搬送できる他のタイプのPUCCHフォーマットをサポートする必要がある。例えば、フォーマット2のNR PUCCHを限定することができる。フォーマット2のNR PUCCHは約20符号化ビットのペイロードを搬送することができる。内容は複数のコードワードのためのAck/Nack及び/又はCSIなどの他のタイプのUCIであってもよい。LTE PUCCHフォーマット1/1a/1bに対して、10個のシンボルがUCIを搬送することに用いられ、4つのシンボルがRSを搬送することに用いられる。したがって、これと一致するために、フォーマット2のNR PUCCHは、UCIを搬送するための10個のシンボルをサポートする。
フォーマット2のNR PUCCHはフォーマット1のNR PUCCHよりもUCIを搬送するためのより多くのシンボルをサポートするため、より多くのタイムスロットを集約し又はUCIを搬送するためのより多くのシンボルのタイムスロットを有することができる。
テーブル7に、図3に示すタイムスロットを用いる場合のフォーマット2のNR PUCCHのタイムスロット集約組み合わせの例が示されている。
Figure 0007249949000007
テーブル7に示すように、タイムスロット集約設定におけるインデックス1に対して、第2列に示される7+7が図3に示す2つのタイムスロット302が集約されることを表し、そしてこの2つのタイムスロットのそれぞれがUCIのための5つのシンボルを含み、そして第3列に示されるように、UCIのためのアップリンクシンボルの総数が5+5=10である。タイムスロット集約設定におけるインデックス2に対して、第2列に示される7+7+5が図3に示す2つのタイムスロット302と一つのタイムスロット304を含む3つのタイムスロットが集約されることを表し、そしてタイムスロット302がUCIのための5つのシンボルを含み、タイムスロット304がUCIのための3つのシンボルを含み、したがって第3列に示されるように、UCIのためのアップリンクシンボルの総数が5+5+3=13である。同様の説明がタイムスロット集約設定におけるインデックス2-6のそれぞれに応用されてもよく、ここでタイムスロット集約設定におけるインデックス3-6に対する詳細な説明を省略する。テーブル7に基づいて分かるように、UCIのためのアップリンクシンボルの総数の範囲が10-12であってもよく、これはLTEのPUCCHフォーマット1/1a/1bに用いられる10に近い。したがって、本開示の実施形態による集約方法では、LTE PUCCHフォーマット1/1a/1bにおけるUCIの数とほぼ同じUCI数をサポートすることができる。
テーブル8にテーブル7におけるタイムスロット集約設定に対応する、簡略化されたタイムスロット集約設定が示されている。
Figure 0007249949000008
テーブル8に示すように、第3列に示すUCIのための集約されるシンボルの総数及び第2列に示す、集約されるタイムスロットの数をUEに通知し、他のソース(例えば、共通制御チャネル)を介してタイムスロット構造をUEに示すことができる。フォーマット2のNR PUCCHを搬送するために10個のシンボルが必要とされるため、UCIのための集約されるシンボルの総数が該数よりも大きい場合、タイムスロット集約中にこの10個のシンボルのうちの1つ又は複数を繰り返す可能性があり、それによって性能を向上させる。
以上にテーブル1-テーブル8を参照しながら図2又は図3に示す1セットのタイムスロットの集約を説明する。1セットのタイムスロットの集約により、時間領域の多様化だけでなく、タイムスロットにおけるパワーブーストを改善することができる。しかしながら、時々、各タイムスロットが十分なアップリンクシンボルを含めない場合、より多くのタイムスロットを集約する必要があり、そしてこれはより長い遅延(latency)を引き起こす可能性がある。一つの方式は、同一のタイムスロットにおけるより多くのリソース(例えばPRB)を用いてPUCCHを送信することである。以下に図4に示す単一のタイムスロットにおける1セットのPRBの集約を説明する。単一のタイムスロットにおける1セットのPRBの集約は、タイムスロット間の電力を増加させないことができるが、周波数領域の多様性を改善することができる。
図4は一つの実施例によるロングフォーマットPUCCHを搬送するための単一のタイムスロットにおけるPRBを示す図である。
図4に示すように、タイムスロット402が少なくともPRB 402AとPRB 402Bを含み、タイムスロット404が少なくともPRB 404A PRB 404B PRB 404CとPRB 404Dを含む。タイムスロット402において、RSを搬送するための2つのシンボルとUCIを搬送するための5つのシンボルがある。タイムスロット404において、RSのための2つのシンボル、UCIのための3つのシンボル、ダウンリンクのための1つのシンボルとスイッチング期間のための1つのシンボルがある。
例えば、PRB 402AとPRB 402Bが同一のタイムスロット402に位置し、そしてUCIを搬送するための10個のシンボルをサポートするために集約されてもよく、そのため該同一のタイムスロットにおける集約されたPRBが長PUCCH、例えばフォーマット1のNR PUCCH又はフォーマット2のNR PUCCHをサポートすることができる。
同様に、PRB 404A、404B、404C及び404Dが同一のタイムスロット404に位置し、そしてUCIのための十分なシンボルをサポートするためにPRB 404A、404B、404C及び404Dのうちの2つ又は複数のPRBを集約することができる。フォーマット1のNR PUCCHの場合、例えば、UCIを搬送するための9つのシンボルをサポートするために同一のタイムスロット404に位置する3つのPRB(例えば、PRB404A、404B及び404C)を集約することができる。フォーマット2のNR PUCCHの場合、例えば、UCIを搬送するための12個のシンボルをサポートするためにタイムスロット404に位置する4つのPRB(PRB 404A、404B、404C及び404D)を集約することができる。
注意すべきものとして、フォーマット1のNR PUCCH又はフォーマット2のNR PUCCHは一例に過ぎず、そして同様の原理がより高いペイロードを有する他のPUCCHフォーマットに応用されてもよい。
注意すべきものとして、同一のタイムスロットにおける集約されるPRBの総数が上記の例に限定されず、特定のロングフォーマットPUCCHとUCIのためのタイムスロットにおけるシンボルの総数に依存し、同一のタイムスロットにおける集約されるPRBの総数が他の値をとることができる。
以上に図4に示す単一のタイムスロットにおける1セットのPRBの集約を説明した。又は、少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBの集約を実行することができる。言い換えれば、ロングフォーマットPUCCHが大きなペイロードを有するPUCCHフォーマットに適応するように形成されるために、時間リソース及び周波数リソースを使用することができる。
図5は他の実施例によるロングフォーマットPUCCHを搬送するための少なくとも2つのタイムスロットにおけるPRBを示す図である。
図5に示すように、タイムスロット502が少なくともPRB 502AとPRB 502Bを含み、タイムスロット504が少なくともPRB 504AとPRB 504Bを含む。タイムスロット502とタイムスロット504のそれぞれにおいて、ダウンリンクのための1つのシンボル、スイッチング期間のための1つのシンボル、RSのための2つのシンボル、UCIのための3つのシンボルがある。言い換えれば、タイムスロット502とタイムスロット504の構造が同じである。
フォーマット1のNR PUCCHの場合、タイムスロット502に位置するPRB 502AとPRB 502B及びタイムスロット504に位置するPRB 504AとPRB 504Bのうちの3つのPRBがUCIを搬送するための9つのシンボルをサポートするために集約されてもよい。
フォーマット2のNR PUCCHの場合、タイムスロット502に位置するPRB 502AとPRB 502B及びタイムスロット504に位置するPRB 504AとPRB 504Bにおける全てのタイムスロットがUCIを搬送するための12個のシンボルをサポートするために集約されてもよい。
注意すべきものとして、フォーマット1のNR PUCCH又はフォーマット2のNR PUCCHは一例に過ぎず、そして同様の原理がより高いペイロードを有する他のPUCCHフォーマットに応用されてもよい。
注意すべきものとして、集約されるPRBの総数が以上の例に限定されず、UCIを搬送するためのタイムスロットにおけるシンボルの総数と特定のロングフォーマットPUCCHに基づき、集約されるPRBの総数が他の値をとることができる。
図5に示す例では、時間領域と周波数領域において十分なシンボルを集約することができ、それによって多様性、周波数多様性、及び電力利得などの他の利得を改善することができる。
図6は他の実施例によるロングフォーマットPUCCHを搬送するための複数のタイムスロットにおけるPRBを示す図である。図6に示す実施例はタイムスロット602の構造がタイムスロット604の構造と異なり、タイムスロット502の構造がタイムスロット504の構造と同じである点で、図5の実施例と異なる。
スロット602に位置するPRB 602A及び602BとPRB604A及び604Bのうちの2つ又は複数のタイムスロットがロングフォーマットPUCCH、例えばフォーマット1のNR PUCCH又はフォーマット2のNR PUCCHをサポートするために集約されてもよい。
図7は他の実施例によるロングフォーマットPUCCHを搬送するための複数のタイムスロットにおけるPRBを示す図である。
図7に示す実施例はタイムスロット702に一つのPRB 702Bのみが示される点で、図6の実施例と異なる。言い換えれば、図7は、1つのPRB 702Aが1つのスロット702において7つのシンボルを有するロングフォーマットPUCCHに割り当てられ、それに続く2つのPRBが次のタイムスロット704において5つのシンボルを有するロングフォーマットPUCCHに割り当てられるという極端な場合を示す。それらは例えばフォーマット2をサポートするためのNR PUCCHを形成することに用いられる。この場合、各タイムスロットにおける割り当てられたPRBの総数が異なっても、UEは各タイムスロットにおける各PRBに同じ電力レベルを割り当てることができる。これにより、UCIの類似のカバレッジレートが保証される。
図6と図7がいずれも図5に類似するため、以上に相違点のみを説明し、そしてここで詳細な説明を省略する。
図1-図7を参照しながらgNB側で実行される集約方法を説明した。現在、以下に図8を参照しながらUE側で実行される集約方法を説明する。
図8は本開示の実施例によるUEで実行される集約方法を示すフローチャートである。図8に示すように、UEで実行される集約方法は以下の操作を含む。
ブロックS802において、UEは、1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRBと少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つに関する集約設定における少なくとも一部の集約設定の情報をgNBから受信する。
ブロックS804において、UEは、集約設定に従って1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRBと少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つを集約する。
ブロックS806において、UEは1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRBと少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの集約された一つを介してロングフォーマットPUCCHをgNBに送信する。
ロングフォーマットPUCCHがUCIを搬送するための1 PRB x N個のシンボルの時間周波数リソースをサポートする場合、1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRBと少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つがUCIを搬送するための約1 PRB x N個のシンボルの時間周波数リソースをサポートするために集約されてもよい。
1セットのタイムスロットがロングフォーマットPUCCHを搬送するために集約される場合、ブロックS802で、UEはUCIを搬送するための集約されるタイムスロットの総数、集約される各タイムスロットの構造と集約されるシンボルの総数のうちの少なくとも一つをgNBから受信することができる。
一つの実施例では、UEはUCIを搬送するための集約されるタイムスロットの総数と集約されるシンボルの総数を受信することができ、その後UEは集約される各タイムスロットの構造をgNBから共通制御チャネルを介して受信することができる。
他の実施例では、UEは集約されるタイムスロットの総数と集約される各タイムスロットの構造を受信することができる。図8BはUEが集約されるタイムスロットの総数と集約される各タイムスロットの構造を受信できる場合の本開示の他の実施例によるUEで実行される集約方法を示すフローチャートである。
図8Bに示すように、集約方法は以下の操作を含むことができる。
ブロックS802において、UEはUCIを搬送するための集約されるタイムスロットの総数及び各タイムスロットの構造のうちの少なくとも1つに関する情報を取得することができる。
ブロックS804において、UEは集約されるタイムスロットの総数及び各タイムスロットの構造のうちの少なくとも1つの情報に基づいて複数のタイムスロットを集約することができる。
ブロックS806において、UEは集約されたタイムスロットを介してgNBへPUCCHを送信することができる。
一つの実施例では、UEはさらに集約されるタイムスロットの1番目のタイムスロットに関する情報を取得することができる。この場合、UEは集約されるタイムスロットの総数、各タイムスロットの構造、及び集約されるタイムスロットの1番目のタイムスロットの情報のうちの少なくとも一つの情報に基づいて複数のタイムスロットを集約することができる。
一つの実施例では、UEは集約されるタイムスロットの総数をgNBから取得することができる。
一つの実施例では、UEは集約される各タイムスロットの構造をgNBから取得することができる。又は、一つの実施例では、UEはプロトコルに従って、集約される各タイムスロットの構造を取得することができる。
一つの実施例では、各タイムスロットにおける一つ又は複数のPRBを集約することで複数のタイムスロットを集約する。一つの実施例では、前記一つ又は複数のPRBは同じ方式で各タイムスロットに位置する。又は、他の実施例では、前記一つ又は複数のPRBは異なる方式で各タイムスロットに位置する。
一つの実施例では、PUCCHはロングフォーマットPUCCHである。一つの実施例では、ロングフォーマットPUCCHがUCIを搬送するための1 PRB x N個のシンボルの時間周波数リソースをサポートする場合、UCIを搬送するための約1 PRB x N個のシンボルの時間周波数リソースをサポートするために複数のタイムスロットを集約することができ、ここで、Nが正整数である。
単一のタイムスロットにおける1セットのPRBがロングフォーマットPUCCHを搬送するために集約される場合、ブロックS802で、UEはUCIを搬送するための単一のタイムスロットにおける集約されるPRBの総数、単一のタイムスロットにおける集約される各PRBの位置と集約されるシンボルの総数のうちの少なくとも一つの情報をgNBから受信する。
少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBがロングフォーマットPUCCHを搬送するために集約される場合、ブロックS802で、UEは、UCIを搬送するための集約されるタイムスロットの総数、集約される各タイムスロットの構造、各タイムスロットにおける集約されるPRBの総数、各タイムスロットにおける集約される各PRBの位置、及び集約されるシンボルの総数のうちの少なくとも一つの情報をgNBから受信することができる。
一つの実施例では、UEはルックアップテーブルのインデックスを受信することができる。ルックアップテーブルがUEにおいて予め設定されてもよく、又はルックアップテーブルが上位層シグナリングによってUEに送信されてもよい。ルックアップテーブルは、gNBからの集約設定及び集約設定のインデックスを含む。この場合、ブロックS804の前に、UEはgNBから受信されたインデックスに基づいてルックアップテーブルから集約設定を取り出すことができる。
一つの実施例では、ブロックS802で、UEは、動的に下位層シグナリングを介し、半静的に上位層シグナリングの組み合わせ、又は下位層シグナリングと上位層シグナリングの組み合わせを介し、1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRBと少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つに関する集約設定における少なくとも一部の集約設定の情報をgNBから受信することができる。
図1-図7を参照しながら集約方法の詳細を説明したため、ここでUEによって実行される集約方法の説明を省略する。適切な場合、図1-図7を参照して行われた同じ又は類似の説明は図8の実施例にも応用されてもよい。
図9は本開示の実施例による相互作用するgNBとUEで実行される集約方法のプロセスを示すフローチャートである。
図9に相互作用するgNBとUEで実行される集約方法が示されている。該集約方法は以下の操作を含む。
ブロックS902において、gNBは、1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRBと少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つに関する集約設定における少なくとも一部の集約設定の情報をユーザ装置(UE)に通知する。
ブロックS904において、UEは、集約設定に従って1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRBと少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つを集約する。
ブロックS906において、UEは1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRBと少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの集約された一つを介してロングフォーマットPUCCHをgNBに送信する。
図1-図7を参照しながらgNBで実行される集約方法の詳細を説明し、そして図8を参照しながらUEで実行される集約方法の詳細を説明したため、ここで図9の集約方法の詳細な説明を省略する。適切な場合、図1-図8を参照して行われた同じ又は類似の説明は図9の実施例にも応用されてもよい。
図10は本開示の実施例によるgNB 1000の構成を示すブロック図である。
図10に示すように、gNB 1000はシグナリングモジュール1002と取得モジュール1004を備える。
シグナリングモジュール1002は1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRBと少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つに関する集約設定における少なくとも一部の集約設定の情報をユーザ装置(UE)に通知するように構成されてもよい。
取得モジュール1004は、集約設定に従って集約された1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRBと少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つに搬送されたロングフォーマットPUCCHをUEから受信するように構成されてもよい。
シグナリングモジュール1002と取得モジュール1004はいずれもgNBでの少なくとも一つのプロセッサによって実現されてもよい。プロセッサは中央処理ユニット(CPU:Central Processing Unit)、マイクロプロセッサユニット(MPU:Microprocessor Unit)、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)又はフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)であってもよい。
ロングフォーマットPUCCHがUCIを搬送するための1 PRB x N個のシンボルの時間周波数リソースをサポートする場合、1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRBと少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つがUCIを搬送するための約1 PRB x N個のシンボルの時間周波数リソースをサポートするために集約されてもよい。ここで、Nが正整数である。
1セットのタイムスロットがロングフォーマットPUCCHを搬送するために集約される場合、シグナリングモジュール1002は集約されるタイムスロットの総数、集約される各タイムスロットの構造、及び集約されるシンボルの総数のうちの少なくとも一つの情報をUEに通知するように構成されてもよい。
一つの実施例では、シグナリングモジュール1002はUCIを搬送するための集約されるタイムスロットの総数及び各タイムスロットの構造のうちの少なくとも1つに関する情報をUEに通知するように構成されてもよい。
一つの実施例では、取得モジュール1044は、集約されるタイムスロットの総数及び各タイムスロットの構造のうちの少なくとも1つの情報に基づいて集約された複数のタイムスロットを介してUEからPUCCHを受信するように構成されてもよい。
一つの実施例では、シグナリングモジュール1002はさらに集約される複数のタイムスロットの1番目のタイムスロットの情報を通知するように構成されてもよい。一つの実施例では、取得モジュール1004は集約されるタイムスロットの総数、各タイムスロットの構造、及び集約されるタイムスロットの1番目のタイムスロットの情報のうちの少なくとも一つの情報に基づいて集約された複数のタイムスロットを介してUEからPUCCHを受信するように構成されてもよい。
一つの実施例では、取得モジュール1004は、各タイムスロットにおける一つ又は複数のPRBを集約することで集約された集約タイムスロットを介してUEからPUCCHを受信するように構成されてもよい。一つの実施例では、前記一つ又は複数のPRBは同じ方式で各タイムスロットに位置してもよい。又は、一つの実施例では、前記一つ又は複数のPRBは異なる方式で各タイムスロットに位置してもよい。
一つの実施例では、PUCCHはロングフォーマットPUCCHである。又は、該PUCCHはロングフォーマットPUCCHではなくてもよい。
一つの実施例では、ロングフォーマットPUCCHがUCIを搬送するための1 PRB x N個のシンボルの時間周波数リソースをサポートする場合、複数のタイムスロットがUCIを搬送するための約1 PRB x N個のシンボルの時間周波数リソースをサポートするために集約される。ここで、Nが正整数である。
一つの実施例では、シグナリングモジュール1002はUCIを搬送するための集約されるタイムスロットの総数及び集約されるシンボルの総数をUEに通知するように構成されてもよい。この場合、共通制御チャネルを介して集約される各タイムスロットの構造をUEに通知する。
単一のタイムスロットにおける1セットのPRBがロングフォーマットPUCCHを搬送するために集約される場合、シグナリングモジュール1002はUCIを搬送するための単一のタイムスロットにおける集約されるPRBの総数、単一のタイムスロットにおける集約される各PRBの位置と集約されるシンボルの総数のうちの少なくとも一つの情報をUEに通知するように構成されてもよい。
少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBがロングフォーマットPUCCHを搬送するために集約される場合、シグナリングモジュール1002は、UCIを搬送するための集約されるタイムスロットの総数、集約される各タイムスロットの構造、各タイムスロットにおける集約されるPRBの総数、各タイムスロットにおける集約される各PRBの位置、集約されるシンボルの総数のうちの少なくとも一つの情報をUEに通知するように構成されてもよい。
一つの実施例では、シグナリングモジュール1002はルックアップテーブルのインデックスをUEに通知するように構成されてもよい。ここで、ルックアップテーブルがUEに予め設定され、又はルックアップテーブルが上位層シグナリングによってUEに送信される。ルックアップテーブルは、集約設定及び集約設定のインデックスを含む。
一つの実施例では、シグナリングモジュール1002は、動的に下位層シグナリングを介し、半静的に上位層シグナリングの組み合わせ、又は下位層シグナリングと上位層シグナリングの組み合わせを介して1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRBと少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つに関する集約設定における少なくとも一部の集約設定の情報をユーザ装置(UE)に通知するよういに構成されてもよい。
図1-図7を参照しながら集約方法の詳細を説明したため、ここでgNBの詳細な説明を省略する。適切な場合、図1-図7を参照して行われた同じ又は類似の説明は図10の実施例にも応用されてもよい。
図11は本開示の実施例によるUE 1100の構成を示すブロック図である。
図11に示すように、UE 1100は取得モジュール1102、集約モジュール1104と送信モジュール1106を備える。
取得モジュール1102は、1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRB及び少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBの集約設定における少なくとも一部の集約設定の情報をgNBから受信するように構成されてもよい。
集約モジュール1104は、集約設定に従って、1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRBと少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つを集約するように構成されてもよい。
取得モジュール1102、集約モジュール1104と送信モジュール1106はUEでの少なくとも一つのプロセッサによって実行されてもよい。プロセッサは、中央処理ユニット(CPU)、マイクロプロセッサ(MPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)又はフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)であってもよい。
送信モジュール1106は、1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRB及び少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの集約された一つを介してロングフォーマットPUCCHをgNBに送信するように構成されてもよい。
ロングフォーマットPUCCHがUCIを搬送するための1 PRB x N個のシンボルの時間周波数リソースをサポートする場合、1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRBと少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBの一つがUCIを搬送するための約1 PRB x N個のシンボルの時間周波数リソースをサポートするために集約されてもよく、ここで、Nが正整数である。
1セットのタイムスロットがロングフォーマットPUCCHを搬送するために集約される場合、取得モジュール1102は、UCIを搬送するための集約されるタイムスロットの総数、集約される各タイムスロットの構造と集約されるシンボルの総数のうちの少なくとも一つの情報をgNBから受信するように構成されてもよい。
一つの実施例では、取得モジュール1102はUCIを搬送するための集約されるタイムスロットの総数と集約されるシンボルの総数をgNBから受信し、そして共通制御チャネルを介して集約される各タイムスロットの構造をgNBから受信するように構成されてもよい。
一つの実施例では、取得モジュール1102はUCIを搬送するための集約されるタイムスロットの総数及び各タイムスロットの構造のうちの少なくとも1つに関する情報を取得するように構成されてもよい。この場合、集約モジュール1104は集約されるタイムスロットの総数及び各タイムスロットの構造のうちの少なくとも1つに関する情報に基づいて複数のタイムスロットを集約するように構成されてもよい。それに応じて、送信モジュール1106は集約されたタイムスロットを介してgNBへPUCCHを送信するように構成されてもよい。
一つの実施例では、取得モジュール1102はさらに集約されるタイムスロットの1番目のタイムスロットに関する情報を取得するように構成されてもよい。この場合、集約モジュール1104は、集約されるタイムスロットの総数、各タイムスロットの構造と集約されるタイムスロットの1番目のタイムスロットの情報のうちの少なくとも一つの情報に基づいて複数のタイムスロットを集約するように構成されてもよい。
一つの実施例では、取得モジュール1102は集約されるタイムスロットの総数をgNBから取得するように構成されてもよい。
一つの実施例では、取得モジュール1102は集約される各タイムスロットの構造をgNBから取得するように構成されてもよい。又は、一つの実施例では、取得モジュール1102はプロトコルに従って、集約される各タイムスロットの構造を取得するように構成されてもよい。
一つの実施例では、集約モジュール1104は各タイムスロットにおける一つ又は複数のPRBを集約することで複数のタイムスロットを集約するように構成されてもよい。前記一つ又は複数のPRBは同じ方式で各タイムスロットに位置する。
一つの実施例では、集約モジュール1104は各タイムスロットにおける一つ又は複数のPRBを集約することで複数のタイムスロットを集約するように構成されてもよい。前記一つ又は複数のPRBは異なる方式で各タイムスロットに位置する。
一つの実施例では、PUCCHはロングフォーマットPUCCHであってもよい。又は、PUCCHはロングフォーマットPUCCHではなくてもよい。
単一のタイムスロットにおける1セットのPRBがロングフォーマットPUCCHを搬送するために集約される場合、取得モジュール1102は、UCIを搬送するための単一のタイムスロットにおける集約されるPRBの総数、単一のタイムスロットにおける集約される各PRBの位置と集約されるシンボルの総数のうちの少なくとも一つに関する情報をgNBから受信するように構成されてもよい。
少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBがロングフォーマットPUCCHを搬送するために集約される場合、取得モジュール1102は、UCIを搬送するための集約されるタイムスロットの総数、集約される各タイムスロットの構造、各タイムスロットにおける集約されるPRBの総数、各タイムスロットにおける集約される各PRBの位置と集約されるシンボルの総数のうちの少なくとも一つの情報をgNBから受信するように構成されてもよい。
一つの実施例では、取得モジュール1102はルックアップテーブルのインデックスを受信するように構成されてもよい。ここで、ルックアップテーブルがUEに予め設定され、又はルックアップテーブルが上位層シグナリングによってUEに送信される。ルックアップテーブルは、gNBからの集約設定及び集約設定のインデックスを含む。取得モジュール1102は、さらにgNBから受信されたインデックスに基づいてルックアップテーブルから集約設定を取り出すように構成されてもよい。
一つの実施例では、取得モジュール1102は、動的に下位層シグナリングを介し、半静的に上位層シグナリングの組み合わせ、又は下位層シグナリングと上位層シグナリングの組み合わせを介し、1セットのタイムスロット、単一のタイムスロットにおける1セットのPRBと少なくとも2つのタイムスロットにおける1セットのPRBのうちの一つに関する集約設定における少なくとも一部の集約設定の情報をgNBから受信するように構成されてもよい。
図1-図8を参照しながら集約方法の詳細を説明したため、ここでUEの詳細な説明を省略する。適切な場合、図1-図8を参照して行われた同じ又は類似の説明は図11の実施例にも応用されてもよい。
図12は例示的な実施例によるUEの構造を示す図である。
図12に示すように、UE 1200は携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、通信装置、タブレットコンピュータ、又はパーソナルデジタルアシスタントなどであってもよい。
装置1200は処理部材1202、メモリ1204、電源部材1206、マルチメディア部材1208及び通信部材1216のうちの一つ又は複数を備えることができる。
処理部材1202は通常、制御装置1200の全体的な動作、例えばディスプレイに関連する動作、電話コールに関連する動作、データ通信に関連する動作、カメラ動作及び記録動作を制御する。処理部材1202は上記方法の動作の全部又は一部を実行するための命令を実行することができる一つ又は複数のプロセッサ1220を含むことができる。そして、処理部材1202は処理部材1202と他の部材の間のインタラクションを容易にする一つ又は複数のモジュールを含むことができる。例えば、処理部材1202はマルチメディア部材1208と処理部材1202の間のインタラクションを容易にするマルチメディアモジュールを含むことができる。
メモリ1204は様々なタイプのデータを記憶して装置1200での動作をサポートするように構成されてもよい。これらのデータの例は装置1200で動作するいかなるアプリケーションプログラム又は方法のための命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、イメージ、ビデオなどを含む。メモリ1204は、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static Random Access Memory)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM:Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM:Erasable Programmable Read-Only Memory)、プログラマブル読み出し専用メモリ(PROM:Programmable Read-Only Memory)、読み出し専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)、磁気メモリ、フラッシュメモリ(flash memory)及び磁気ディスク又は光ディスクなどの任意のタイプの揮発性メモリデバイス又は不揮発性メモリデバイス、又はそれらの組み合わせによって実現されてもよい。
電源部材1206は装置1200の様々な部材に電力を供給する。電源部材1206は、電源管理システム、一つ又は複数の電源、及び装置1200の電力生成、電力管理と分布に関連する他の部材を含むことができる。
マルチメディア部材1208は前記装置1200とユーザの間の一つの出力インターフェースを提供するスクリーンを含む。いくつかの実施例において、スクリーンは液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)とタッチパネル(TP:touch panel)を含むことができる。スクリーンがタッチパネルを含む場合、スクリーンはタッチスクリーンとして実現され、ユーザからの入力信号を受信することができる。タッチパネルは一つ又は複数のタッチセンサを含んでタッチパネル上のタッチ、スライドとジェスチャをセンシングする。前記タッチセンサはタッチ又はスライド動作の境界をセンシングするだけでなく、前記タッチ又はスライド動作に関連する持続時間及び圧力を検出することができる。いくつかの実施例において、マルチメディア部材1208は一つのフロントカメラ及び/又はリアカメラを含む。装置1200が動作モード、例えば撮影モード又はビデオモードにある場合フロントカメラ及び/又はリアカメラは外部のマルチメディアデータを受信することができる。各フロントカメラ及び/又はリアカメラは一つの固定された光学レンズシステムであってもよく又は焦点距離及び光学ズーム能力を有する。
オーディオ部材1210はオーディオ信号を出力及び/又は入力するように構成される。例えば、オーディオ部材1210は一つのマイクロホン(MIC)を含み、マイクロホンは、装置1200が動作モード(例えばコールモード、記録モードと音声識別モード)にある場合、外部のオーディオ信号を受信するように構成される。前記受信されたオーディオ信号はさらにメモリ1204に記憶され、又は通信部材1216を介して送信されることができる。いくつかの実施例において、オーディオ部材1210はさらにオーディオ信号を出力するように構成されるスピーカを含む。
I/Oインターフェース1212は処理部材1202と周辺インタフェースモジュールの間にインターフェースを提供し、上記周辺インタフェースモジュールがキーボード、クリックホイールとボタンなどであってもよい。これらのボタンはホームボタン、音量ボタン、スタートボタンとロックボタンを含むことができるがこれらに限定されない。
センサ部材1214は装置1200に様々な態様の状態評価を提供するように構成される一つ又は複数のセンサを含む。例えば、センサ部材1214は装置1200のオープン/クローズ状態、部材の相対的な位置決め、例えば前記部材が装置1200のディスプレイ及びキーパッドであることを検出することができ、センサ部材1214はさらに装置1200又は装置1200の一つの部材の位置変化、ユーザと装置1200の接触の有無、装置1200の方位又は加速/減速と装置1200の温度変化を検出することができる。センサ部材1214は付近に位置し且ついかなる物理的接触がない物体の存在を検出するように構成される近接センサを含むことができる。センサ部材1214はさらに光センサ、例えば相補型金属酸化膜半導体(CMOS:Complementary Metal Oxide Semiconductor)又はイメージングアプリケーションで使用するように構成される電荷結合素子(CCD)イメージセンサを含むことができる。いくつかの実施例において、該センサ部材1214はさらに加速度センサ、ジャイロセンサ、磁気センサ、圧力センサ又は温度センサを含むことができる。
通信部材1216は装置1200と他の装置の間の有線又は無線方式の通信を容易にするように構成される。装置1200は通信規格に基づく無線ネットワーク、例えばWiFi(Wi-Fi:Wireless Fidelity)ネットワーク、2G又は3G、又は4G又はそれらの組み合わせにアクセスすることができる。一つの例示的な実施例では、通信部材1216は放送チャネルを介して外部の放送管理システムからの放送信号又は放送関連情報を受信する。一つの例示的実施例では、前記通信部材1216はさらに短距離通信を促進するために近距離通信(NFC:Near Field Communication)モジュールを含む。例えば、NFCモジュールは、無線周波数識別(RFID:Radio Frequency Identification)技術、赤外線データ協会(IrDA:Infrared Data Association)技術、超広帯域(UWB:)技術、ブルートゥース(BT:Ultra-WideBand)技術と他の技術に基づいて実現されてもよい。
例示的な実施例では、装置1200は、一つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、デジタル信号処理装置(DSPD:Digital Signal Processing Device)、プログラマブルロジックデバイス(PLD:Programmable Logic Device)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ又は他の電子素子によって実現されてもよく、上記方法を実行するように構成される。
例示的な実施形態では、命令を含む非一時的コンピュータ可読記憶媒体が提供され、非一時的コンピュータ可読記憶媒体に命令が記憶され、gNBのプロセッサによって該命令を実行する場合、プロセッサが図1-図8を参照して説明された集約方法を実行する。
当業者は明細書を考慮してここでの開示を実践した後、本開示の他の実施例の実施手段を容易に想到する。本出願は本開示の実施例のいずれかの変形、用途又は適応的変化を含むことを意図し、これらの変形、用途又は適応的変化が本開示の一般的な原理に従い且つ本開示の実施例で公開されない本技術分野における公知知識又は慣用の技術手段を含む。本明細書及び実施例は例示のみとして見なされるが、本開示の実施例の真の範囲と精神は添付の特許請求の範囲によって示される。
理解すべきものとして、本開示の実施例は以上に説明され且つ添付図面に示された正確な構造に限定されず、そしてその範囲から逸脱することなく様々な修正及び変更を行うことができる。本開示の範囲は添付の特許請求の範囲のみによって限定される。

Claims (16)

  1. 集約方法であって、
    ユーザ装置(UE)がアップリンク制御情報(UCI)を搬送するための集約されるタイムスロットの総数各タイムスロットの構造及び各タイムスロットに集約されるPRBの総数の情報を取得することと、前記各タイムスロットは一つ又は複数の物理リソースブロック(PRB)を備え、
    前記UEが集約されるタイムスロットの総数及び各タイムスロットの構造の情報に基づいて複数のタイムスロットを集約することと、
    前記UEが集約されたタイムスロットを介して基地局(gNB)へ物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を送信することとを含み、
    前記UEが複数のタイムスロットを集約することは、
    前記複数のタイムスロットの各タイムスロットにおける一つ又は複数の物理リソースブロック(PRB)を集約することで前記複数のタイムスロットを集約し、
    前記UEが集約されるタイムスロットにおける1番目のタイムスロットの情報を取得することをさらに含み、
    ここで、前記UEが集約されるタイムスロットの総数と各タイムスロットの構造のうちの少なくとも一つの情報に基づいて複数のタイムスロットを集約することは、前記UEが集約されるタイムスロットの総数、各タイムスロットの構造と集約されるタイムスロットにおける1番目のタイムスロットのうちの少なくとも一つに基づいて複数のタイムスロットを集約することを含むことを特徴とする集約方法。
  2. UEがUCIを搬送するための集約されるタイムスロットの総数と各タイムスロットの構造のうちの少なくとも一つの情報を取得することは、前記UEが集約されるタイムスロットの総数を前記基地局(gNB)から取得することを含むことを特徴とする
    請求項に記載の集約方法。
  3. 前記UEがUCIを搬送するための集約されるタイムスロットの総数と各タイムスロットの構造のうちの少なくとも一つの情報を取得することは、
    前記UEが集約される各タイムスロットの構造をgNBから取得すること、又は
    前記UEが集約される各タイムスロットの構造をプロトコルに従って取得することを含むことを特徴とする
    請求項1又は2に記載の集約方法。
  4. 前記PUCCHはロングフォーマットPUCCHであることを特徴とする
    請求項1-のいずれか一項に記載の集約方法。
  5. 前記ロングフォーマットPUCCHはフォーマット1のNR PUCCHであることを特徴とする
    請求項に記載の集約方法。
  6. 集約方法であって、
    基地局(gNB)がアップリンク制御情報(UCI)を搬送するための集約されるタイムスロットの総数各タイムスロットの構造及び各タイムスロットに集約されるPRBの総数の情報をユーザ装置(UE)に通知することと、前記各タイムスロットは一つ又は複数の物理リソースブロック(PRB)を備え、
    前記gNBが集約されるタイムスロットの総数及び各タイムスロットの構造の情報に基づいて集約された複数のタイムスロットを介して前記UEから物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を受信することとを含み、
    前記gNBが集約されるタイムスロットの総数及び各タイムスロットの構造のうちの少なくとも1つの情報に基づいて集約された複数のタイムスロットを介して前記UEからPUCCHを受信することは、
    前記gNBが前記複数のタイムスロットの各タイムスロットにおける一つ又は複数の物理リソースブロック(PRB)を集約することで集約されたタイムスロットを介して前記UEからPUCCHを受信し、
    前記gNBが集約されるタイムスロットにおける1番目のタイムスロットの情報を通知することをさらに含み、
    ここで、集約されるタイムスロットの総数、各タイムスロットの構造、及び集約されるタイムスロットの1番目のタイムスロットの情報のうちの少なくとも一つの情報に基づいて前記複数のタイムスロットを集約することを特徴とする集約方法。
  7. 前記PUCCHはロングフォーマットPUCCHであることを特徴とする
    請求項に記載の集約方法。
  8. ユーザ装置(UE)であって、
    アップリンク制御情報(UCI)を搬送するための集約されるタイムスロットの総数各タイムスロットの構造及び各タイムスロットに集約されるPRBの総数の情報を取得するように構成される取得モジュールと、前記各タイムスロットは一つ又は複数の物理リソースブロック(PRB)を備え、
    集約されるタイムスロットの総数及び各タイムスロットの構造の情報に基づいて複数のタイムスロットを集約するように構成される集約モジュールと、 集約されたタイムスロットを介して基地局(gNB)へ物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を送信するように構成される送信モジュールとを備え、
    前記集約モジュールは、各タイムスロットにおける一つ又は複数の物理リソースブロック(PRB)を集約することで複数のタイムスロットを集約するように構成され
    前記取得モジュールはさらに集約されるタイムスロットにおける1番目のタイムスロットの情報を取得するように構成され、ここで、前記集約モジュールは集約されるタイムスロットの総数、各タイムスロットの構造と集約されるタイムスロットにおける1番目のタイムスロットの情報のうちの少なくとも一つの情報に基づいて複数のタイムスロットを集約するように構成されることを特徴とするUE。
  9. 前記取得モジュールは、
    集約されるタイムスロットの総数を前記基地局(gNB)から取得するように構成されることを特徴とする
    請求項に記載のUE。
  10. 前記取得モジュールは、
    集約される各タイムスロットの構造を取得し、又は
    集約される各タイムスロットの構造をプロトコルに従って取得するように構成されることを特徴とする
    請求項8又は9に記載のUE。
  11. 前記PUCCHはロングフォーマットPUCCHであることを特徴とする
    請求項10のいずれか一項に記載のUE。
  12. 前記ロングフォーマットPUCCHはフォーマット1のNR PUCCHであることを特徴とする
    請求項11に記載のUE。
  13. 基地局(gNB)であって、
    アップリンク制御情報(UCI)を搬送するための集約されるタイムスロットの総数各タイムスロットの構造及び各タイムスロットに集約されるPRBの総数の情報をユーザ装置(UE)に通知するように構成されるシグナリングモジュールと、前記各タイムスロットは一つ又は複数の物理リソースブロック(PRB)を備え、
    集約されるタイムスロットの総数及び各タイムスロットの構造の情報に基づいて集約された複数のタイムスロットを介して前記UEから物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を受信するように構成される取得モジュールとを備え、
    前記取得モジュールは、各タイムスロットにおける一つ又は複数の物理リソースブロック(PRB)を集約することで集約されたタイムスロットを介して前記UEからPUCCHを受信するように構成され
    前記シグナリングモジュールはさらに集約されるタイムスロットにおける1番目のタイムスロットの情報を通知するように構成され、ここで、前記取得モジュールは集約されるタイムスロットの総数、各タイムスロットの構造と集約されるタイムスロットにおける1番目のタイムスロットの情報のうちの少なくとも一つの情報に基づいて集約された複数のタイムスロットを介して前記UEからPUCCHを受信するように構成されることを特徴とするgNB。
  14. 前記PUCCHはロングフォーマットPUCCHであることを特徴とする
    請求項13に記載のgNB。
  15. ユーザ装置(UE)であって、
    命令を記憶するメモリと、
    トランシーバーと、
    請求項1-のいずれか一項に記載の集約方法を実行するために前記命令を実行して、前記トランシーバーと協力するように構成されるプロセッサと、を備える、前記UE。
  16. 基地局(gNB)であって、
    命令を記憶するメモリと、
    トランシーバーと、
    請求項6又は7に記載の集約方法を実行するために前記命令を実行して、前記トランシーバーと協力するように構成されるプロセッサと、を備える、前記gNB。
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