JP7248556B2 - 受信装置、受信方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

受信装置、受信方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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本発明は、受信装置、受信方法及びコンピュータプログラムに関する。
従来、無線通信システムにおいて、受信装置が受信した無線信号から干渉信号を除去することにより、所望信号を精度よく受信するための干渉除去技術が知られている(例えば、非特許文献1,2参照)。例えば非特許文献1等に記載される従来のSIC(Successive Interference Cancellation)法は、受信信号を使用して干渉信号の復調および復号を行い、復号結果の信号を使用して干渉信号の複製(レプリカ)を生成し、生成したレプリカを受信信号から減算することにより所望信号を分離して所望信号の復調および復号を行う。
Gerard J. Foschini, "Layered space-time architecture for wireless communication in a fading environment when using multi-element antennas," Bell Labs Technical Journal, Volume: 1 , Issue: 2 , pp.41-59, Autumn 1996. 3GPP, TR 38.812, "Study on Non-Orthogonal Multiple Access (NOMA) for NR", v16.0.0, 2018-12
しかし、上述した従来の干渉除去技術は、同一の無線通信システムや同一の無線通信規格における所望信号と干渉信号を対象にしているために、異なる無線通信システム間や異なる無線通信規格間における所望信号と干渉信号を対象にすると、無線通信仕様の違いによって干渉除去の精度が劣化する可能性があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、異なる無線通信システム間や異なる無線通信規格間における所望信号と干渉信号を対象にした干渉除去の精度の劣化を抑制することにある。
本発明の一態様は、アンテナを介して無線信号を受信する受信装置において、干渉信号の一フレームが所望信号の一フレーム内に収まるフレームタイミングであり、前記無線信号が前記アンテナを介して受信された受信信号を使用して、干渉信号のレプリカ信号を生成する干渉信号レプリカ生成部と、前記受信信号の時間軸上の起点である受信信号起点と、前記レプリカ信号の生成過程で検出された前記干渉信号の時間軸上の起点について前記受信信号起点に対する相対的な位置である信号起点相対位置とを記録するタイミング記録部と、前記受信信号と前記レプリカ信号との時間軸上の位置関係を、前記受信信号起点と前記信号起点相対位置との位置関係に合わせるタイミング調整部と、前記位置関係の調整後の受信信号から前記位置関係の調整後のレプリカ信号を減算する減算部と、前記減算の結果の差信号を使用して、所望信号の受信処理を実行する所望信号受信部と、を備える受信装置である。
本発明の一態様は、アンテナを介して無線信号を受信する受信装置において、干渉信号の一フレームが所望信号の複数フレームに跨るフレームタイミングであり、前記無線信号が前記アンテナを介して受信された受信信号を使用して、干渉信号のレプリカ信号を生成する干渉信号レプリカ生成部と、前記受信信号の時間軸上の起点である受信信号起点と、所望信号と干渉信号とのうちフレーム長が長い方の信号の3フレーム長の期間において、前記レプリカ信号の生成過程で検出された前記干渉信号の時間軸上の起点について前記受信信号起点に対する相対的な位置である信号起点相対位置とを記録するタイミング記録部と、前記受信信号と前記レプリカ信号との時間軸上の位置関係を、前記受信信号起点と前記信号起点相対位置との位置関係に合わせるタイミング調整部と、前記位置関係の調整後の受信信号から前記位置関係の調整後のレプリカ信号を減算する減算部と、前記減算の結果の差信号を使用して、所望信号の受信処理を実行する所望信号受信部と、を備える受信装置である。
本発明の一態様は、アンテナを介して無線信号を受信する受信装置の受信方法であって、干渉信号の一フレームが所望信号の一フレーム内に収まるフレームタイミングであり、前記受信装置が、前記無線信号が前記アンテナを介して受信された受信信号を使用して、干渉信号のレプリカ信号を生成する干渉信号レプリカ生成ステップと、前記受信装置が、前記受信信号の時間軸上の起点である受信信号起点と、前記レプリカ信号の生成過程で検出された前記干渉信号の時間軸上の起点について前記受信信号起点に対する相対的な位置である信号起点相対位置とを記録するタイミング記録ステップと、前記受信装置が、前記受信信号と前記レプリカ信号との時間軸上の位置関係を、前記受信信号起点と前記信号起点相対位置との位置関係に合わせるタイミング調整ステップと、前記受信装置が、前記位置関係の調整後の受信信号から前記位置関係の調整後のレプリカ信号を減算する減算ステップと、前記受信装置が、前記減算の結果の差信号を使用して、所望信号の受信処理を実行する所望信号受信ステップと、を含む受信方法である。
本発明の一態様は、アンテナを介して無線信号を受信する受信装置の受信方法であって、干渉信号の一フレームが所望信号の複数フレームに跨るフレームタイミングであり、前記受信装置が、前記無線信号が前記アンテナを介して受信された受信信号を使用して、干渉信号のレプリカ信号を生成する干渉信号レプリカ生成ステップと、前記受信装置が、前記受信信号の時間軸上の起点である受信信号起点と、所望信号と干渉信号とのうちフレーム長が長い方の信号の3フレーム長の期間において、前記レプリカ信号の生成過程で検出された前記干渉信号の時間軸上の起点について前記受信信号起点に対する相対的な位置である信号起点相対位置とを記録するタイミング記録ステップと、前記受信装置が、前記受信信号と前記レプリカ信号との時間軸上の位置関係を、前記受信信号起点と前記信号起点相対位置との位置関係に合わせるタイミング調整ステップと、前記受信装置が、前記位置関係の調整後の受信信号から前記位置関係の調整後のレプリカ信号を減算する減算ステップと、前記受信装置が、前記減算の結果の差信号を使用して、所望信号の受信処理を実行する所望信号受信ステップと、を含む受信方法である。
本発明の一態様は、アンテナを介して無線信号を受信する受信装置であって、干渉信号の一フレームが所望信号の一フレーム内に収まるフレームタイミングである前記受信装置のコンピュータに、前記無線信号が前記アンテナを介して受信された受信信号を使用して、干渉信号のレプリカ信号を生成する干渉信号レプリカ生成ステップと、前記受信信号の時間軸上の起点である受信信号起点と、前記レプリカ信号の生成過程で検出された前記干渉信号の時間軸上の起点について前記受信信号起点に対する相対的な位置である信号起点相対位置とを記録するタイミング記録ステップと、前記受信信号と前記レプリカ信号との時間軸上の位置関係を、前記受信信号起点と前記信号起点相対位置との位置関係に合わせるタイミング調整ステップと、前記位置関係の調整後の受信信号から前記位置関係の調整後のレプリカ信号を減算する減算ステップと、前記減算の結果の差信号を使用して、所望信号の受信処理を実行する所望信号受信ステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明の一態様は、アンテナを介して無線信号を受信する受信装置であって、干渉信号の一フレームが所望信号の複数フレームに跨るフレームタイミングである前記受信装置のコンピュータに、前記無線信号が前記アンテナを介して受信された受信信号を使用して、干渉信号のレプリカ信号を生成する干渉信号レプリカ生成ステップと、前記受信信号の時間軸上の起点である受信信号起点と、所望信号と干渉信号とのうちフレーム長が長い方の信号の3フレーム長の期間において、前記レプリカ信号の生成過程で検出された前記干渉信号の時間軸上の起点について前記受信信号起点に対する相対的な位置である信号起点相対位置とを記録するタイミング記録ステップと、前記受信信号と前記レプリカ信号との時間軸上の位置関係を、前記受信信号起点と前記信号起点相対位置との位置関係に合わせるタイミング調整ステップと、前記位置関係の調整後の受信信号から前記位置関係の調整後のレプリカ信号を減算する減算ステップと、前記減算の結果の差信号を使用して、所望信号の受信処理を実行する所望信号受信ステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明によれば、異なる無線通信システム間や異なる無線通信規格間における所望信号と干渉信号を対象にした干渉除去の精度の劣化を抑制することができるという効果が得られる。
一実施形態に係る無線通信システムの例を示す概略構成図である。 第1実施形態に係る受信装置の構成例を示すブロック図である。 第2実施形態に係る受信装置の構成例を示すブロック図である。 タイミング記録部の構成例1の説明図である。 タイミング記録部の構成例2の説明図である。 第3実施形態に係る受信装置の構成例を示すブロック図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、一実施形態に係る無線通信システムの例を示す概略構成図である。図1において、無線基地局BS_X及び無線端末UE_Xは、一の無線通信システム(以下、Xシステムと称する)の無線基地局及び無線端末である。無線基地局BS_Xと無線端末UE_Xとは、無線信号(所望信号)R_xを無線により送受する。
無線送信局BS_Yは、Xシステムとは異なる無線通信システム(以下、異システムYと称する)の無線送信局である。Xシステムと異システムYとは、同一周波数帯を同一時間帯に使用する。このため、異システムYの無線送信局BS_Yが送信する無線信号R_yは、Xシステムの無線基地局BS_X及び無線端末UE_Xにとって干渉信号となる。Xシステムと異システムYとは、それぞれの無線通信規格が異なる。例えば、受信装置におけるサンプリング周波数が、Xシステムと異システムYとでは異なる。このため、Xシステムの無線基地局BS_X及び無線端末UE_Xの受信装置において、所望信号R_xに適用されるサンプリング周波数と、干渉信号R_yに適用されるサンプリング周波数とが異なるので、従来の干渉除去技術では干渉除去の精度が劣化する可能性がある。
無線基地局BS_Z及び無線端末UE_Zは、Xシステムとは異なる無線通信システム(以下、異システムZと称する)の無線基地局及び無線端末である。Xシステムと異システムZとは、同一周波数帯を同一時間帯に使用する。このため、異システムZの無線基地局BS_Z及び無線端末UE_Zが送信する無線信号R_zは、Xシステムの無線基地局BS_X及び無線端末UE_Xにとって干渉信号となる。Xシステムと異システムZとは、同一の無線通信規格である。例えば5Gと呼ばれる無線通信規格がXシステムと異システムZとに適用されている。但し、Xシステムと異システムZとは、例えば、無線フレームのタイミングの同期までは取られていない。このため、Xシステムの無線基地局BS_X及び無線端末UE_Xの受信装置において、所望信号R_xのフレームタイミングと、干渉信号R_zのフレームタイミングとが異なるので、従来の干渉除去技術では干渉除去の精度が劣化する可能性がある。
以下、実施形態に係る受信装置及び受信方法について説明する。
[第1実施形態]
図2は、第1実施形態に係る受信装置の構成例を示すブロック図である。図2に示される受信装置10は、図1に示されるXシステムの無線基地局BS_X及び無線端末UE_Xに備えられる。受信装置10は、アンテナANTを介して受信する無線信号から所望信号R_xを取得するための受信装置である。
第1実施形態では、アンテナANTを介して受信する無線信号は、Xシステムにおける所望信号R_xと、異システムYの無線送信局BS_Yが送信する無線信号(干渉信号)R_yとを含む。所望信号R_xに適用されるXシステムのサンプリング周波数と、干渉信号R_yに適用される異システムYのサンプリング周波数とは異なる。
以下、第1実施形態に係る受信装置10について図2を参照して詳細に説明する。図2に示される受信装置10は、干渉除去技術として、従来のSIC法に対して、異システム間のサンプリング周波数の違いによる干渉除去の精度の劣化を抑制するように改良したものである。
図2に示す受信装置10において、無線受信部11は、アンテナANTを介して無線信号を受信する。無線受信部11は、アンテナANTを介して受信した無線信号R(以下、受信信号Rと称する)を出力する。
サンプリング部12は、受信信号Rに対して、受信信号サンプリング周波数SFrを使用してサンプリングを行う。受信信号サンプリング周波数SFrは、所望信号R_xに適用される所定のサンプリング周波数である所望信号サンプリング周波数SFxと、干渉信号R_yに適用される所定のサンプリング周波数である干渉信号サンプリング周波数SFyとの最小公倍数のn倍(但し、nは正の整数)の周波数である。受信信号サンプリング周波数SFrは、予め、受信装置10に設定される。所望信号サンプリング周波数SFxは、Xシステムで規定されるサンプリング周波数である。干渉信号サンプリング周波数SFyは、異システムYで規定されるサンプリング周波数である。
サンプリング部12は、受信信号サンプリング周波数SFrで受信信号Rをサンプリングした結果の信号である受信信号サンプリング信号Rspを出力する。
サンプリング周波数変換部13は、受信信号サンプリング信号Rspに対して、干渉信号サンプリング周波数SFyへのサンプリング周波数の変換を行う。このサンプリング周波数の変換は、受信信号サンプリング信号Rspに対してサンプル値を間引くことによって行われる。サンプリング周波数変換部13は、受信信号サンプリング信号Rspに対する干渉信号サンプリング周波数SFyへのサンプリング周波数の変換後の信号Rspaを出力する。サンプリング周波数変換部13は、干渉信号サンプリング周波数変換部に対応する。
干渉信号レプリカ生成部100は、信号Rspaを使用して、干渉信号R_yのレプリカ信号を生成する。干渉信号レプリカ生成部100は、チャネル推定部101と、復調部102と、復号部103と、レプリカ信号生成部104とを備える。
チャネル推定部101は、信号Rspaを使用して干渉信号R_yのチャネル推定を行う。復調部102は、チャネル推定部101によるチャネル推定結果を使用して、信号Rspaに対して異システムYにおける復調を行う。復号部103は、復調部102による復調結果に対して異システムYにおける復号を行う。レプリカ信号生成部104は、チャネル推定部101によるチャネル推定結果を使用して、復号部103による復号結果から干渉信号R_yのレプリカ信号を生成する。レプリカ信号生成部104は、生成したレプリカ信号repを出力する。
サンプリング周波数変換部14は、レプリカ信号repに対して、受信信号サンプリング周波数SFrへのサンプリング周波数の変換を行う。このサンプリング周波数の変換は、レプリカ信号repに対してサンプル値を補間することによって行われる。サンプリング周波数変換部14は、レプリカ信号repに対する受信信号サンプリング周波数SFrへのサンプリング周波数の変換後の信号(変換後レプリカ信号)repaを出力する。サンプリング周波数変換部14は、受信信号サンプリング周波数変換部に対応する。
減算部15は、受信信号サンプリング信号Rspから変換後レプリカ信号repaを減算する。減算部15は、減算結果の差信号difを出力する。
サンプリング周波数変換部16は、差信号difに対して、所望信号サンプリング周波数SFxへのサンプリング周波数の変換を行う。このサンプリング周波数の変換は、差信号difに対してサンプル値を間引くことによって行われる。サンプリング周波数変換部16は、差信号difに対する所望信号サンプリング周波数SFxへのサンプリング周波数の変換後の信号(変換後差信号)difaを出力する。サンプリング周波数変換部16は、所望信号サンプリング周波数変換部に対応する。
所望信号受信部200は、変換後差信号difaを使用して、所望信号R_xの受信処理を実行する。所望信号受信部200は、チャネル推定部201と、復調部202と、復号部203とを備える。
チャネル推定部201は、変換後差信号difaを使用して所望信号R_xのチャネル推定を行う。復調部202は、チャネル推定部201によるチャネル推定結果を使用して、変換後差信号difaに対してXシステムにおける復調を行う。復号部203は、復調部202による復調結果に対してXシステムにおける復号を行う。復号部203は、復号結果の信号Rxを出力する。
なお、干渉信号が複数存在する場合には、受信電力が大きい干渉信号から順次レプリカを生成して除去することを逐次的に繰り返すように構成すればよい。
本第1実施形態によれば、干渉信号R_yのレプリカ信号の生成には、干渉信号サンプリング周波数SFyに基づいた信号Rspaが使用される。これにより、干渉信号R_yのレプリカ信号の生成が異システムYで規定されるサンプリング周波数(干渉信号サンプリング周波数SFy)に基づいたものになるので、レプリカ信号repが精度よく生成される。また、受信信号サンプリング信号Rspからは、レプリカ信号repに対する受信信号サンプリング周波数SFrへのサンプリング周波数の変換後の変換後レプリカ信号repaが減算され、この減算結果の差信号difに対する所望信号サンプリング周波数SFxへのサンプリング周波数の変換後の変換後差信号difaが所望信号R_xの受信処理(復調および復号)に使用される。これにより、所望信号R_xの受信処理(復調および復号)がXシステムで規定されるサンプリング周波数(所望信号サンプリング周波数SFx)に基づいたものになるので、復号結果の信号Rxが精度よく生成される。
上述したように第1実施形態によれば、異システム間のサンプリング周波数の違いによる干渉除去の精度の劣化を抑制することができる。
[第2実施形態]
図3は、第2実施形態に係る受信装置の構成例を示すブロック図である。図3に示される受信装置10aは、図1に示されるXシステムの無線基地局BS_X及び無線端末UE_Xに備えられる。受信装置10aは、アンテナANTを介して受信する無線信号から所望信号R_xを取得するための受信装置である。
第2実施形態では、アンテナANTを介して受信する無線信号は、Xシステムにおける所望信号R_xと、異システムZの無線基地局BS_Zや無線端末UE_Zが送信する無線信号(干渉信号)R_zとを含む。所望信号R_xに適用されるXシステムのサンプリング周波数と、干渉信号R_zに適用される異システムZのサンプリング周波数とは同じである。但し、Xシステムと異システムZとは、無線フレームのタイミングの同期までは取られていない。このため、Xシステムの無線基地局BS_X及び無線端末UE_Xの受信装置10aにおいて、所望信号R_xのフレームタイミングと、干渉信号R_zのフレームタイミングとが異なる。
以下、第2実施形態に係る受信装置10aについて図3を参照して詳細に説明する。図3において、図2の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。図3に示される受信装置10aは、干渉除去技術として、従来のSIC法に対して、異システム間のフレームタイミングの違いによる干渉除去の精度の劣化を抑制するように改良したものである。
図3に示す受信装置10aにおいて、無線受信部11は、アンテナANTを介して無線信号を受信する。無線受信部11は、アンテナANTを介して受信した受信信号Rを出力する。
サンプリング部12は、受信信号Rに対して、受信信号サンプリング周波数SFrを使用してサンプリングを行う。受信信号サンプリング周波数SFrは、Xシステム及び異システムZの両方で等しく規定されるサンプリング周波数である。サンプリング部12は、受信信号サンプリング周波数SFrで受信信号Rをサンプリングした結果の信号である受信信号サンプリング信号Rspを出力する。
干渉信号レプリカ生成部100は、受信信号サンプリング信号Rspを使用して、干渉信号R_zのレプリカ信号を生成する。干渉信号レプリカ生成部100の構成は上述した図2と同様である。干渉信号レプリカ生成部100は、干渉信号R_zのレプリカ信号repを出力する。なお、復調部102は、受信信号サンプリング信号Rspに対して異システムZにおける復調を行う際に検出した干渉信号R_zの時間軸上の起点であるフレーム起点tを出力する。
タイミング記録部21について説明する。タイミング記録部21は、干渉信号R_zの一フレームが所望信号R_xの一フレーム内に収まるフレームタイミングである場合(構成例1)と、干渉信号R_zの一フレームが所望信号R_xの複数フレームに跨るフレームタイミングである場合(構成例2)とで異なる。以下、図4、図5を参照して各場合について説明する。
[タイミング記録部の構成例1]
構成例1は、干渉信号R_zの一フレームが所望信号R_xの一フレーム内に収まるフレームタイミングである場合の構成例である。図4は、タイミング記録部の構成例1の説明図である。図4に例示されるように、異システムZの干渉信号R_zの一フレームがXシステムの所望信号R_xの一フレーム内に収まるフレームタイミングである。
タイミング記録部21は、受信信号サンプリング信号Rspの時間軸上の起点である受信信号起点と、レプリカ信号repの生成過程で検出された干渉信号R_zの時間軸上の起点について受信信号起点に対する相対的な位置である信号起点相対位置と、を記録する。
図4において、タイミング記録部21は、受信信号サンプリング信号Rspの時間軸上の起点である受信信号起点を記録する(ステップS101)。次いで、タイミング記録部21は、復調部102から出力されたフレーム起点tについて、受信信号起点に対する相対的な位置(信号起点相対位置)を記録する(ステップS102)。
[タイミング記録部の構成例2]
構成例2は、干渉信号R_zの一フレームが所望信号R_xの複数フレームに跨るフレームタイミングである場合の構成例である。図5は、タイミング記録部の構成例2の説明図である。図5に例示されるように、異システムZの干渉信号R_zの一フレームがXシステムの所望信号R_xの2個のフレームに跨るフレームタイミングである。
タイミング記録部21は、受信信号サンプリング信号Rspの時間軸上の起点である受信信号起点と、所望信号R_xと干渉信号R_zとのうちフレーム長が長い方の信号の3フレーム長の期間において、レプリカ信号repの生成過程で検出された干渉信号R_zの時間軸上の起点について受信信号起点に対する相対的な位置である信号起点相対位置と、を記録する。図5の例では、Xシステムの所望信号R_xのフレーム長の方が異システムZの干渉信号R_zのフレーム長よりも長い。
図5において、タイミング記録部21は、受信信号サンプリング信号Rspの時間軸上の起点である受信信号起点を記録する(ステップS201)。次いで、タイミング記録部21は、復調部102から出力されたフレーム起点tについて、受信信号起点に対する相対的な位置(信号起点相対位置)を記録する(ステップS202)。このステップS202は、所望信号R_xの3フレーム長の期間において繰り返し実行される。これにより、図5の例では、復号対象の所望信号R_xに対して干渉除去対象になる3個の干渉信号R_zの信号起点相対位置が記録される。
以上がタイミング記録部21の説明である。説明を図3に戻す。
タイミング記録部21は、受信信号サンプリング信号Rspを一定時間保持するバッファを備える。当該バッファのバッファ長は、構成例1の場合に所望信号R_xの一フレーム分であり、構成例2の場合には、所望信号R_xと干渉信号R_zとのうちフレーム長が長い方の信号の3フレーム分である。タイミング記録部21は、受信信号サンプリング信号Rspが当該バッファを経由した後の受信信号サンプリング信号Rspbを出力する。また、タイミング記録部21は、受信信号起点と信号起点相対位置とを示すタイミング情報TIMを出力する。タイミング情報TIMは、受信信号サンプリング信号Rspbに同期して出力される。
タイミング調整部22は、受信信号サンプリング信号Rspbとレプリカ信号repとの時間軸上の位置関係を、タイミング情報TIMで示される受信信号起点と信号起点相対位置との位置関係に合わせる。タイミング調整部22は、位置関係の調整後のレプリカ信号repbを出力する。具体的には、受信信号サンプリング信号Rspbと同期して出力されるタイミング情報TIMに基づいて、当該受信信号サンプリング信号Rspbの受信信号起点に対する信号起点相対位置でレプリカ信号rep(レプリカ信号repb)を出力する。この位置関係の調整によって、図4や図5に例示されるXシステムと異システムZ間のフレームタイミングが、受信信号サンプリング信号Rspb及びレプリカ信号repbにおいて再現される。
減算部15は、受信信号サンプリング信号Rspbからレプリカ信号repbを減算する。減算部15は、減算結果の差信号difを出力する。
所望信号受信部200は、変換後差信号difを使用して、所望信号R_xの受信処理を実行する。所望信号受信部200の構成は上述した図2と同様である。所望信号受信部200は、復号結果の信号Rxを出力する。
なお、干渉信号が複数存在する場合には、受信電力が大きい干渉信号から順次レプリカを生成して除去することを逐次的に繰り返すように構成すればよい。
本第2実施形態によれば、Xシステムと異システムZ間のフレームタイミングが再現された受信信号サンプリング信号Rspb及びレプリカ信号repbを使用して、受信信号サンプリング信号Rspbからレプリカ信号repbが減算される。これにより、異システム間のフレームタイミングの違いによる干渉除去の精度の劣化を抑制することができる。
[第3実施形態]
第3実施形態は、上述した第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせたものである。図6は、第3実施形態に係る受信装置の構成例を示すブロック図である。図6に示される受信装置10bは、図1に示されるXシステムの無線基地局BS_X及び無線端末UE_Xに備えられる。受信装置10bは、アンテナANTを介して受信する無線信号から所望信号R_xを取得するための受信装置である。
第3実施形態では、アンテナANTを介して受信する無線信号は、Xシステムにおける所望信号R_xと、異システムYの無線送信局BS_Yが送信する無線信号(干渉信号)R_yとを含む。所望信号R_xに適用されるXシステムのサンプリング周波数と、干渉信号R_yに適用される異システムYのサンプリング周波数とは異なる。さらに、Xシステムの無線基地局BS_X及び無線端末UE_Xの受信装置10bにおいて、所望信号R_xのフレームタイミングと、干渉信号R_yのフレームタイミングとが、上述した図4や図5に例示される所望信号R_xと干渉信号R_zのように異なる。
以下、第3実施形態に係る受信装置10bについて図6を参照して詳細に説明する。図6において、図1及び図2の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。図6に示される受信装置10bは、干渉除去技術として、従来のSIC法に対して、異システム間のサンプリング周波数の違いと異システム間のフレームタイミングの違いとによる干渉除去の精度の劣化を抑制するように改良したものである。
図6に示す受信装置10bにおいて、無線受信部11は、アンテナANTを介して無線信号を受信する。無線受信部11は、アンテナANTを介して受信した受信信号Rを出力する。
サンプリング部12は、受信信号Rに対して、受信信号サンプリング周波数SFrを使用してサンプリングを行う。受信信号サンプリング周波数SFrは、所望信号R_xに適用される所定のサンプリング周波数である所望信号サンプリング周波数SFxと、干渉信号R_yに適用される所定のサンプリング周波数である干渉信号サンプリング周波数SFyとの最小公倍数のn倍(但し、nは正の整数)の周波数である。サンプリング部12は、受信信号サンプリング周波数SFrで受信信号Rをサンプリングした結果の信号である受信信号サンプリング信号Rspを出力する。
サンプリング周波数変換部13は、受信信号サンプリング信号Rspに対して、干渉信号サンプリング周波数SFyへのサンプリング周波数の変換を行う。サンプリング周波数変換部13は、受信信号サンプリング信号Rspに対する干渉信号サンプリング周波数SFyへのサンプリング周波数の変換後の信号Rspaを出力する。
干渉信号レプリカ生成部100は、受信信号サンプリング信号Rspaを使用して、干渉信号R_yのレプリカ信号を生成する。干渉信号レプリカ生成部100の構成は上述した図2と同様である。干渉信号レプリカ生成部100は、干渉信号R_yのレプリカ信号repを出力する。なお、復調部102は、受信信号サンプリング信号Rspaに対して異システムYにおける復調を行う際に検出した干渉信号R_yの時間軸上の起点であるフレーム起点tを出力する。
サンプリング周波数変換部14は、レプリカ信号repに対して、受信信号サンプリング周波数SFrへのサンプリング周波数の変換を行う。サンプリング周波数変換部14は、レプリカ信号repに対する受信信号サンプリング周波数SFrへのサンプリング周波数の変換後の変換後レプリカ信号repaを出力する。
タイミング記録部21は、上述した第2実施形態と同様に、干渉信号R_yの一フレームが所望信号R_xの一フレーム内に収まるフレームタイミングである場合(構成例1)と、干渉信号R_yの一フレームが所望信号R_xの複数フレームに跨るフレームタイミングである場合(構成例2)とで異なる。各構成例1,2は、上述した第2実施形態と同様である。タイミング記録部21は、受信信号サンプリング信号Rspb及びタイミング情報TIMを同期して出力する。
タイミング調整部22は、受信信号サンプリング信号Rspbと変換後レプリカ信号repaとの時間軸上の位置関係を、タイミング情報TIMで示される受信信号起点と信号起点相対位置との位置関係に合わせる。タイミング調整部22は、位置関係の調整後のレプリカ信号repbを出力する。
減算部15は、受信信号サンプリング信号Rspbからレプリカ信号repbを減算する。減算部15は、減算結果の差信号difを出力する。
サンプリング周波数変換部16は、差信号difに対して、所望信号サンプリング周波数SFxへのサンプリング周波数の変換を行う。サンプリング周波数変換部16は、差信号difに対する所望信号サンプリング周波数SFxへのサンプリング周波数の変換後の変換後差信号difaを出力する。
所望信号受信部200は、変換後差信号difaを使用して、所望信号R_xの受信処理を実行する。所望信号受信部200の構成は上述した図2と同様である。所望信号受信部200は、復号結果の信号Rxを出力する。
なお、干渉信号が複数存在する場合には、受信電力が大きい干渉信号から順次レプリカを生成して除去することを逐次的に繰り返すように構成すればよい。
本第3実施形態によれば、上述した第1実施形態と同様に、異システム間のサンプリング周波数の違いによる干渉除去の精度の劣化を抑制することができる。また、上述した第2実施形態と同様に、異システム間のフレームタイミングの違いによる干渉除去の精度の劣化を抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
また、上述した受信装置の機能を実現するためのコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disc)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
10,10a,10b…受信装置、11…無線受信部、12…サンプリング部、13,14,16…サンプリング周波数変換部、15…減算部、21…タイミング記録部、22…タイミング調整部、100…干渉信号レプリカ生成部、101,201…チャネル推定部、102,202…復調部、103,203…復号部、104…レプリカ信号生成部、200…所望信号受信部、ANT…アンテナ、BS_X…無線基地局、UE_X…無線端末

Claims (3)

  1. アンテナを介して無線信号を受信する受信装置において、
    干渉信号の一フレームが所望信号の複数フレームに跨るフレームタイミングであり、
    前記無線信号が前記アンテナを介して受信された受信信号を使用して、干渉信号のレプリカ信号を生成する干渉信号レプリカ生成部と、
    前記受信信号の時間軸上の起点である受信信号起点と、所望信号と干渉信号とのうちフレーム長が長い方の信号の3フレーム長の期間において、前記レプリカ信号の生成過程で検出された前記干渉信号の時間軸上の起点について前記受信信号起点に対する相対的な位置である信号起点相対位置とを記録するタイミング記録部と、
    前記受信信号と前記レプリカ信号との時間軸上の位置関係を、前記受信信号起点と前記信号起点相対位置との位置関係に合わせるタイミング調整部と、
    前記位置関係の調整後の受信信号から前記位置関係の調整後のレプリカ信号を減算する減算部と、
    前記減算の結果の差信号を使用して、所望信号の受信処理を実行する所望信号受信部と、
    を備える受信装置。
  2. アンテナを介して無線信号を受信する受信装置の受信方法であって、
    干渉信号の一フレームが所望信号の複数フレームに跨るフレームタイミングであり、
    前記受信装置が、前記無線信号が前記アンテナを介して受信された受信信号を使用して、干渉信号のレプリカ信号を生成する干渉信号レプリカ生成ステップと、
    前記受信装置が、前記受信信号の時間軸上の起点である受信信号起点と、所望信号と干渉信号とのうちフレーム長が長い方の信号の3フレーム長の期間において、前記レプリカ信号の生成過程で検出された前記干渉信号の時間軸上の起点について前記受信信号起点に対する相対的な位置である信号起点相対位置とを記録するタイミング記録ステップと、
    前記受信装置が、前記受信信号と前記レプリカ信号との時間軸上の位置関係を、前記受信信号起点と前記信号起点相対位置との位置関係に合わせるタイミング調整ステップと、
    前記受信装置が、前記位置関係の調整後の受信信号から前記位置関係の調整後のレプリカ信号を減算する減算ステップと、
    前記受信装置が、前記減算の結果の差信号を使用して、所望信号の受信処理を実行する所望信号受信ステップと、
    を含む受信方法。
  3. アンテナを介して無線信号を受信する受信装置であって、干渉信号の一フレームが所望信号の複数フレームに跨るフレームタイミングである前記受信装置のコンピュータに、
    前記無線信号が前記アンテナを介して受信された受信信号を使用して、干渉信号のレプリカ信号を生成する干渉信号レプリカ生成ステップと、
    前記受信信号の時間軸上の起点である受信信号起点と、所望信号と干渉信号とのうちフレーム長が長い方の信号の3フレーム長の期間において、前記レプリカ信号の生成過程で検出された前記干渉信号の時間軸上の起点について前記受信信号起点に対する相対的な位置である信号起点相対位置とを記録するタイミング記録ステップと、
    前記受信信号と前記レプリカ信号との時間軸上の位置関係を、前記受信信号起点と前記信号起点相対位置との位置関係に合わせるタイミング調整ステップと、
    前記位置関係の調整後の受信信号から前記位置関係の調整後のレプリカ信号を減算する減算ステップと、
    前記減算の結果の差信号を使用して、所望信号の受信処理を実行する所望信号受信ステップと、
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
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