JP7247344B2 - データ伝送の保証方法及び通信機器 - Google Patents

Description

（関連出願の相互参照）
本開示の実施例は、無線通信の技術分野に関し、特にデータ伝送の保証方法及び通信機器に関する。
本願は、２０１８年１２月１４日に中国で出願された中国特許出願第２０１８１１５３７２２２．１号の優先権を主張し、その内容の全ては、参照により本願に組み込まれる。

例えば鉄道スケジューリングや自動化制御等、多くの垂直産業には、通信の需要がある。垂直産業の通信需要を満たすためには、第五世代５Ｇ（５－ｔｈ Ｇｅｎｅｒａｔｉｏｎ）通信技術を通じて、垂直産業向けに非公衆ネットワークＮＰＮ（Ｎｏｎ－Ｐｕｂｌｉｃ Ｎｅｔｗｏｒｋ）（非公衆網と略す）を提供可能であるが、非公衆網は、完全なカバレッジではなく、あるエリア範囲内のみでサービスを提供することが多い。

非公衆網には、例えば１）独立のネットワークや、２）非独立のネットワーク等、様々な展開方式があり、非独立のネットワークは、例えばａ）事業者通信ネットワークの一部や、ｂ）事業者通信ネットワークのスライスである。

非公衆網の契約端末は、同時に公衆ネットワーク（公衆網と略す）とも契約していることがあり得る。公衆網の契約端末は、同時に非公衆網とも契約していることがあり得る。端末は、非公衆網を介して、公衆網サービス（例えば公衆地上移動通信ネットワークＰＬＭＮ（Ｐｕｂｌｉｃ Ｌａｎｄ Ｍｏｂｉｌｅ Ｎｅｔｗｏｒｋ）サービス）にアクセスすることが可能である。一方で、端末は、公衆網を介して、非公衆網サービスにアクセスする（例えば、ＰＬＭＮを介して非公衆網にアクセスする（ａｃｃｅｓｓ ｔｏ ｓｅｌｅｃｔｅｄ ｎｏｎ－ｐｕｂｌｉｃ ｎｅｔｗｏｒｋ ｓｅｒｖｉｃｅｓ ｖｉａ ａ ＰＬＭＮ））ことも可能である。

非公衆網の展開時には、一部の複雑なネットワークサービスが展開されず、非公衆網のカバレッジの下では、非公衆網のユーザが公衆網サービスにアクセスできることも望まれる。逆に、公衆網のカバレッジの下では、非公衆網のユーザが非公衆網にアクセスできることも望まれる。端末が非公衆網を介して公衆網のネットワークサービスにアクセスする場合、如何に公衆網内で非公衆網のサービスを保証するか、又は、端末が公衆網を介して非公衆網のネットワークサービスにアクセスする場合、如何に非公衆網内で公衆網のサービスを保証するかは、現在、急いで解決すべき課題になっている。

本開示の実施例は、端末が第二ネットワークを介して第一ネットワークのネットワークサービスにアクセスする場合、如何に第一ネットワーク内で第二ネットワークのサービスを保証するかの問題を解決するためのデータ伝送の保証方法及び通信機器を提供する。

上記課題を解決するために、本開示は、次のように実現されている。

第一形態において、本開示の実施例は、端末に適用される、データ伝送の保証方法であって、
第一ネットワークプロトコルセキュリティＩＰｓｅｃ（Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ Ｓｅｃｕｒｉｔｙ）トンネルの情報を取得することと、
前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報に従って、第一ネットワークのトンネルの第一関連操作を実行することとを含み、
ここで、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルは、前記端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリングを伝送するためのＩＰｓｅｃトンネルである、データ伝送の保証方法を提供している。

第二形態において、本開示の実施例は、端末に適用される、データ伝送の保証方法であって、
データＩＰｓｅｃトンネルの情報、及び／又は、前記端末と第二ネットワークとのトンネルの情報を取得することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報、及び／又は、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報に従って、第一ネットワークのトンネルの第二関連操作を実行することとを含み、
前記データＩＰｓｅｃトンネルは、前記端末と前記第二ネットワークとの間のユーザプレーンデータ、又は、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのデータを伝送するためのＩＰｓｅｃトンネルである、データ伝送の保証方法を提供している。

第三形態において、本開示の実施例は、プロクシーネットワーク要素に適用される、データ伝送の保証方法であって、
プリセット条件を満たすかどうかを判断することと、
前記プリセット条件を満たすことを確認した場合、第二ネットワークのトンネルの為に、データＩＰｓｅｃトンネルの操作を実行することとを含み、
前記プロクシーネットワーク要素は、第一ネットワークと前記第二ネットワークとのインタラクション用のプロクシーである、データ伝送の保証方法を提供している。

第四形態において、本開示の実施例は、通信ネットワーク要素に適用される、データ伝送の保証方法であって、
端末と第二ネットワークとのトンネルの情報を送信することを含み、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報には、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに関連付けられたデータＩＰｓｅｃトンネルの識別子と、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに関連付けられたデータＩＰｓｅｃトンネルのセキュリティパラメータインデックスと、新規追加された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルと、削除された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルと、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのサービス品質ＱｏＳ情報と、単独ベアラリソースの指示情報と、単独ベアラリソースを必要としない指示情報とのうち、少なくとも１つが含まれる、データ伝送の保証方法を提供している。

第五形態において、本開示の実施例は、端末に適用される、データ伝送の保証方法であって、
ＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得することと、
前記ＩＰｓｅｃトンネルの情報に従って、第一ネットワークのトンネルの関連操作を実行することとを含み、
前記ＩＰｓｅｃトンネルは、前記端末と第二ネットワークとの間の情報を伝送するためのものである、データ伝送の保証方法を提供している。

第六局面において、本開示の実施例は、端末であって、
第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得するための取得モジュールであって、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルは、前記端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリングを伝送するためのＩＰｓｅｃトンネルである取得モジュールと、
前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報に従って、第一ネットワークのトンネルの第一関連操作を実行するための実行モジュールとを含む、端末を提供している。

第七形態において、本開示の実施例は、端末であって、
データＩＰｓｅｃトンネルの情報、及び／又は、前記端末と第二ネットワークとのトンネルの情報を取得するための取得モジュールであって、前記データＩＰｓｅｃトンネルは、前記端末と前記第二ネットワークとの間のユーザプレーンデータ、又は、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのデータを伝送するためのＩＰｓｅｃトンネルである取得モジュールと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報、及び／又は、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報に従って、第一ネットワークのトンネルの第二関連操作を実行するための実行モジュールとを含む、端末を提供している。

第八形態において、本開示の実施例は、プロクシーネットワーク要素であって、
プリセット条件を満たすかどうかを判断するための判断モジュールと、
前記プリセット条件を満たすことを確認した場合、第二ネットワークのトンネルの為に、データＩＰｓｅｃトンネルの操作を実行するための実行モジュールとを含み、
前記プロクシーネットワーク要素は、第一ネットワークと前記第二ネットワークとのインタラクション用のプロクシーである、プロクシーネットワーク要素を提供している。

第九形態において、本開示の実施例は、通信ネットワーク要素であって、
端末と第二ネットワークとのトンネルの情報を送信するための送信モジュールであって、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報には、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに関連付けられたデータＩＰｓｅｃトンネルの識別子と、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに関連付けられたデータＩＰｓｅｃトンネルのセキュリティパラメータインデックスと、新規追加された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルと、削除された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルと、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのサービス品質ＱｏＳ情報と、単独ベアラリソースの指示情報と、単独ベアラリソースを必要としない指示情報とのうち、少なくとも１つが含まれる送信モジュールを含む、通信ネットワーク要素を提供している。

第十形態において、本開示の実施例は、端末であって、
ＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得するための取得モジュールであって、前記ＩＰｓｅｃトンネルは、前記端末と第二ネットワークとの間の情報を伝送するためのものである取得モジュールと、
前記ＩＰｓｅｃトンネルの情報に従って、第一ネットワークのトンネルの関連操作を実行するための実行モジュールとを含む、端末を提供している。

第十一形態において、本開示の実施例は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサ上で動作可能なプログラムとを含む端末であって、前記プログラムが前記プロセッサによって実行されると、端末に適用されるデータ伝送の保証方法が実現される、端末を提供している。

第十二形態において、本開示の実施例は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサ上で動作可能なプログラムとを含むプロクシーネットワーク要素であって、前記プログラムが前記プロセッサによって実行されると、プロクシーネットワーク要素に適用されるデータ伝送の保証方法が実現される、プロクシーネットワーク要素を提供している。

第十三形態において、本開示の実施例は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサ上で動作可能なプログラムとを含む通信ネットワーク要素であって、前記プログラムが前記プロセッサによって実行されると、通信ネットワーク要素に適用されるデータ伝送の保証方法が実現される、通信ネットワーク要素を提供している。

第十四形態において、本開示の実施例は、プログラムを記憶した記憶媒体であって、前記プログラムがプロセッサによって実行されると、上記データ伝送の保証方法が実現される、コンピュータ読取可能な記憶媒体を提供している。

本開示の実施例では、端末が第二ネットワークを介して第一ネットワークのネットワークサービスにアクセスする場合、第一ネットワークにおいて第二ネットワークのサービスを保証することができる。

以下の選択的な実施形態の詳細な説明を読むことで、当業者にとって、様々な他の利点及びメリットが明らかになるであろう。図面は、選択的な実施形態を示すためのものに過ぎず、本開示に対する制限と見なされるべきではない。更に、図面全体において、同じ部材は、同じ参照符号で示される。

本開示の実施例による無線通信システムのアーキテクチャ模式図である。 図１に示す無線通信システムのある具体的な応用シーンでのアーキテクチャ模式図である。 第一ネットワークを介して伝送される端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリングのトランスポート方式の模式図である。 第一ネットワークを介して伝送される端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリングのトランスポートフォーマットの模式図である。 第一ネットワークを介して伝送される第二ネットワークのユーザプレーンデータのトランスポート方式の模式図である。 第一ネットワークを介して伝送される第二ネットワークのユーザプレーンデータのトランスポートフォーマットの模式図である。 本開示の一実施例に係るデータ伝送の保証方法の流れ模式図である。 本開示の別の一実施例に係るデータ伝送の保証方法の流れ模式図である。 本開示の更なる別の一実施例に係るデータ伝送の保証方法の流れ模式図である。 本開示の他の一実施例に係るデータ伝送の保証方法の流れ模式図である。 本開示の更なる他の一実施例に係るデータ伝送の保証方法の流れ模式図である。 本開示の実施例の応用シーン１におけるデータ伝送の保証方法の流れ模式図である。 本開示の実施例の応用シーン２におけるデータ伝送の保証方法の流れ模式図である。 本開示の実施例の応用シーン３におけるデータ伝送の保証方法の流れ模式図である。 本開示の実施例の応用シーン４におけるデータ伝送の保証方法の流れ模式図である。 本開示の一実施例に係る端末の構造模式図である。 本開示の別の一実施例に係る端末の構造模式図である。 本開示の一実施例に係るプロクシーネットワーク要素の構造模式図である。 本開示の一実施例に係る通信ネットワーク要素の構造模式図である。 本開示の更に別の一実施例に係る端末の構造模式図である。 本開示の他の一実施例に係る端末の構造模式図である。

以下、本開示の実施例における図面を参照しながら、本開示の実施例における技術案を明確且つ完全に説明するが、明らかなことに、説明される実施例は本開示の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本開示における実施例に基づいて、当業者によって創造的な労働を払わずに得られた他の実施例は、全て本開示の保護範囲に含まれるものとする。

本願の明細書及び特許請求の範囲における「含む」という用語及びそのあらゆる他の変形は、非排他的な包含をカバーするものであり、例えば、一連のステップやユニットを含む手順、方法、システム、製品や機器は、明示的に列挙されているこれらのステップやユニットのみを含むことに限定されず、明示的に列挙されていない他のステップやユニット、或いは、これらの手順、方法、製品や機器に固有の他のステップやユニットを含んでもよい。なお、明細書及び特許請求の範囲に使用される「及び／又は」とは、接続対象のうち、少なくとも１つを表すものであり、例えば、「Ａ及び／又はＢ」とは、Ａのみが存在する、Ｂのみが存在する、Ａ及びＢの両方が存在するという３つの場合を含む。

本開示の実施例において、「例示的」又は「例えば」などの用語は、例として例証又は説明するためのものである。本開示の実施例において、「例示的」又は「例えば」などの用語で記載されるあらゆる実施例又は設計案は、他の実施例や設計案に比較してより好適であったり、より利点を有すると解釈されてはならない。適切に言えば、具体的な形態で関連概念を示すために、「例示的」又は「例えば」などの用語が使用されている。

以下、図面と併せて本開示の実施例を紹介する。本開示の実施例によるデータ伝送の保証方法及び通信機器は、無線通信システムに適用可能である。当該無線通信システムとしては、５Ｇシステム、又は進化型長期進化（Ｅｖｏｌｖｅｄ Ｌｏｎｇ Ｔｅｒｍ Ｅｖｏｌｕｔｉｏｎ、ｅＬＴＥと略す）システム、又は後続の進化型通信システムが使用されてもよい。

図１を参照して、図１は、本開示の実施例による無線通信システムのアーキテクチャ模式図である。当該無線通信システムは、図１に示すように、端末１１と、第一ネットワーク１２と、第二ネットワーク及び／又は第二ネットワークサービス１３とを含み、第二ネットワークサービスは、第二ネットワークのネットワーク要素でサポートされるネットワークサービス、又は、第二ネットワークを介してアクセスされるネットワークサービスであってもよい。端末１１は、第一ネットワーク１２を介して第二ネットワークサービスにアクセスすることが可能であり、第二ネットワークを介して第二ネットワークサービスにアクセスするか、或いは、第一ネットワークを介して第二ネットワークにアクセスしてから、第二ネットワークを介して第二ネットワークサービスにアクセスすることも可能である。

図２は、図１に示す無線通信システムのある具体的な応用シーンでのアーキテクチャ模式図である。当該応用シーンでは、端末は、第一ネットワークとのＰＤＵセッショントンネルを確立することで、第一ネットワークと第二ネットワークとの間のプロクシーネットワーク要素（例えば非３ＧＰＰインターワーキング機能（ｎｏｎ－３ＧＰＰ Ｉｎｔｅｒ Ｗｏｒｋｉｎｇ Ｆｕｎｃｔｉｏｎ、Ｎ３ＩＷＦ））にアクセスし、端末は、プロクシーネットワーク要素とのＩＰｓｅｃトンネルを確立することで、第二ネットワークのアクセスモビリティ管理機能ＡＭＦ（Ａｃｃｅｓｓ ａｎｄ Ｍｏｂｉｌｉｔｙ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｆｕｎｃｔｉｏｎ）及びユーザプレーン機能ＵＰＦ（Ｕｓｅｒ Ｐｌａｎｅ Ｆｕｎｃｔｉｏｎ）にそれぞれ接続する。図３は、第一ネットワークを介して伝送される端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリングのトランスポート方式の模式図である。図４は、第一ネットワークを介して伝送される端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリングのトランスポートフォーマットの模式図である。図３及び図４から分かるように、端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリングは、ネットワークプロトコルセキュリティトンネル（ＩＰｓｅｃ ｔｕｎｎｅｌ）によって伝送される。図５は、第一ネットワークを介して伝送される第二ネットワークのユーザプレーンデータ（端末と第二ネットワークとの間のユーザプレーンデータと称されてもよい）のトランスポート方式の模式図である。図６は、第一ネットワークを介して伝送される第二ネットワークのユーザプレーンデータのトランスポートフォーマットの模式図である。第二ネットワークのユーザプレーンデータは、ＩＰｓｅｃトンネルを介して伝送される。

図２のようなアーキテクチャの欠点としては、端末と第二ネットワークとの間の情報の詳細が、第一ネットワークに対して透過的であり、サービス品質ＱｏＳ（Ｑｕａｌｉｔｙ ｏｆ Ｓｅｒｖｉｃｅ）の保証を実行することできない。また、プロクシーネットワーク要素と第一ネットワークとの間にコントロールプレーンインターフェースがなく、第一ネットワークにＱｏＳ情報を提供することができない。したがって、重要なトラフィック（例えばＩＭＳ音声トラフィック、緊急トラフィック等）の性能及び信頼性を保証することができない。

第一ネットワークを介して第二ネットワーク及び／又は第二ネットワークのサービスに端末がアクセスすることをサポートするためには、次の問題を解決する必要もある。

問題１：一般的に、制御シグナリングは、ユーザプレーンデータ伝送の基礎である。しかし、図２のアーキテクチャにおける第二ネットワークの制御シグナリング及びユーザプレーンデータの両方とも、ＩＰｓｅｃトンネルのデータにマッピングされるため、現在、第一ネットワークは、第二ネットワークの制御シグナリングとユーザプレーンデータとを区別することができず、どれらのＩＰｓｅｃトンネルが、第二ネットワークの制御シグナリングを伝送するためのものであるか、どれらのＩＰｓｅｃトンネルが、第二ネットワークのユーザプレーンデータを伝送するためのものであるかを識別することもできない。

問題２：ＱｏＳを保証する方法の１つとしては、データを異なるＱｏＳフローにマッピングする。異なるＱｏＳフローは、異なるＱｏＳパラメータ要件を有する。ＱｏＳフローのＱｏＳパラメータ要件に従って、ＱｏＳフローにおけるデータを保証する効果が達成される。図２のアーキテクチャでは、第二ネットワークのユーザプレーンデータは、第二ネットワークのＱｏＳフローのデータであってもよい。ＩＰｓｅｃトンネルは、第二ネットワークのＱｏＳフローに関連付けられてもよく、即ち、第二ネットワークのＱｏＳフローのデータを伝送するために用いられてもよい。しかし、第一ネットワークは、ＩＰｓｅｃに対応する第二ネットワークのＱｏＳフローを区別することができず、保証のために、ＩＰｓｅｃトンネルのデータを適切な第一ネットワークのＱｏＳフロー内にマッピングすることができない。第二ネットワークのＱｏＳフローに含まれるパケットフィルタ情報は、第二ネットワークのＩＰ５タプル等の情報である。図６に示すように、第二ネットワークのＩＰ情報は、ＩＰｓｅｃトンネルのペイロードに相当し、もし第二ネットワークのユーザプレーンデータの為に、端末が第一ネットワークのＱｏＳフローを要求したとき、第二ネットワークのＱｏＳフローに含まれるパケットフィルタ情報を使用していれば、第一ネットワークのＵＰＦは、第二ネットワークのフローを適切な第一ネットワークのＱｏＳフロー内に正確にマッピングすることができなくなる。

問題３：プロクシーネットワーク要素は、複数の第二ネットワークのＱｏＳフローを同じＩＰｓｅｃトンネルにマッピング可能である。ＱｏＳフロー毎にＱｏＳ要件が異なり、１つのＩＰｓｅｃ ＳＡには、最大でも、第一ネットワークのＱｏＳフローが１つしかマッピングできない。そのため、１つの第一ネットワークのＱｏＳフローが、複数の第二ネットワークのＱｏＳフローを如何に保証するかは、未だに不明である。

選択的に、取得とは、設定からの取得、受信、要求後の受信、自己学習による取得、受信されなかった情報に基づいた推定による取得、又は、受信された情報に基づいた処理による取得として理解することができ、具体的に実際の必要に応じて確定可能であり、本開示の実施例は、これについて限定しない。例えば、機器から送信されたある能力指示情報が受信されなかった場合、当該機器が当該能力をサポートしないと推定できる。

選択的に、送信は、ブロードキャスト、システムメッセージによるブロードキャスト、要求に応答した後の返信を含んでもよい。

本開示の一実施例では、第二ネットワークのトンネルは、端末と第二ネットワークとの間のトンネルとして理解することができる。第二ネットワークのＱｏＳフローは、端末と第二ネットワークとの間のＱｏＳフローとして理解することができる。

本開示の一実施例では、セキュリティパラメータインデックスタイプに対応するトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子の値は、０１１０００００とされてもよい。

本開示の一実施例では、ＱｏＳ情報には、ＱｏＳルールと、ＱｏＳフロー記述と、ＱｏＳコンテキストと、ＱｏＳパラメータ情報とのうち、少なくとも１つが含まれる。そのうち、ＱｏＳフロー記述、ＱｏＳコンテキストには、ＱｏＳパラメータ情報が含まれる。

本開示の一実施例では、ＱｏＳパラメータ情報には、ＱｏＳクラス指示情報と、優先度情報と、パケット遅延バジェットと、パケットエラーレートと、最大データバースト量と、ＧＢＲであるかどうかの情報と、デフォルトの平均ウィンドウを必要とするかどうかの情報と、デフォルトの平均ウィンドウと、ＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報とのうち、少なくとも１つが含まれてもよい。

本開示の一実施例では、パケットフィルタ情報は、データをネットワークのトンネルにマッピングするために用いられてもよい。パケットフィルタ情報は、ＴＦＴ、ＳＤＦと称されてもよく、又は、他の名前が付けられてもよいが、本開示では、特に限定されない。

本開示の実施例では、パケットフィルタ情報とパケットフィルタとは、同じ意味を表すことができ、互いに混用可能である。ＱｏＳパラメータ情報とＱｏＳパラメータとは、同じ意味を表すことができ、互いに混用可能である。ＱｏＳクラス指示情報とＱｏＳクラス指示とは、同じ意味を表すことができ、互いに混用可能である、ＱｏＳフロー記述情報とＱｏＳフロー記述とは、同じ意味を表すことができ、互いに混用可能である。優先度情報と、ＱｏＳ優先度情報と、優先度とは、同じ意味を表すことができ、互いに混用可能である。

本開示の一実施例では、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルは、第二ネットワークのトンネルと略されてもよい。

本開示の一実施例では、緊急トラフィックは、緊急音声トラフィックと称されてもよい。

本開示の一実施例では、音声トラフィックは、ＩＭＳ音声トラフィックを含んでもよい。ＩＭＳ音声トラフィックは、３ＧＰＰを通したＩＭＳ音声トラフィックと、非３ＧＰＰを通したＩＭＳ音声トラフィックとのうち、少なくとも１つを含んでもよい。

本開示の一実施例では、トンネルがＧＢＲタイプであることは、トンネルのＱｏＳ情報にＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータが含まれることを示す。

本開示の一実施例では、ＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報には、上りリンク及び／又は下りリンクの保証フロービットレートＧＦＢＲと、上りリンク及び／又は下りリンクの最大フロービットレートＭＦＢＲと、上りリンク及び／又は下りリンクのＧＢＲと、上りリンク及び／又は下りリンクの最大ビットレートＭＢＲとのうち、少なくとも１つが含まれてもよい。

本開示の一実施例では、ＱｏＳクラス指示は、５ＱＩ、ＱＣＩ（ＱｏＳタイプ指示）と称されてもよく、又は他の名前が付けられてもよいが、本開示では、限定されない。５ＱＩは、ＱＦＩ（ＱｏＳフロー識別子）として使用可能である。

本開示の一つの選択的な実施例では、前記トンネルは、ＰＤＵセッションと、サービス品質ＱｏＳ（Ｑｕａｌｉｔｙ ｏｆ Ｓｅｒｖｉｃｅ）フローと、進化したパケットシステムＥＰＳ（Ｅｖｏｌｖｅｄ Ｐａｃｋｅｔ Ｓｙｓｔｅｍ）ベアラと、ＰＤＰコンテキストと、ＤＲＢと、ＳＲＢと、ネットワークプロトコルセキュリティＩＰｓｅｃ（Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ Ｓｅｃｕｒｉｔｙ）アソシエーションとのうち、少なくとも１つを含んでもよい。

本開示の一実施例では、前記ＩＰｓｅｃトンネルは、ＩＰｓｅｃ セキュリティアソシエーション（ＩＰｓｅｃ ＳＡ）であってもよい。前記第一ＩＰｓｅｃトンネルは、シグナリングＩＰｓｅｃ ＳＡと、ＩＰｓｅｃ メインＳＡと、制御シグナリングを伝送するためのＩＰｓｅｃ ＳＡとの何れかと称されてもよく、又は他の名前が付けられてもよいが、本開示では、特に限定されない。前記データＩＰｓｅｃトンネルは、データＩＰｓｅｃ ＳＡと、ＩＰｓｅｃ サブＳＡと、ユーザプレーンデータを伝送するためのＩＰｓｅｃ ＳＡと、ＱｏＳフローのデータを伝送するためのＩＰｓｅｃ ＳＡとの何れかと称されてもよく、又は他の名前が付けられてもよいが、本開示では、特に限定されない。

本開示の一実施例では、第一ネットワークは、公衆網であり、第二ネットワークは、非公衆網であってもよい。又は、第一ネットワークは、非公衆網であり、第二ネットワークは、公衆網であってもよい。又は、第一ネットワークは、第一非公衆網であり、第二ネットワークは、第二非公衆網であってもよい。又は、第一ネットワークは、第一公衆網であり、第二ネットワークは、第二公衆網であってもよい。

本開示の一実施例では、非公衆網は、非公衆ネットワークの略称である。非公衆ネットワークは、非公衆通信ネットワークと称されてもよい。非公衆網は、物理的非公衆網と、仮想的非公衆網と、公衆網上に実現された非公衆網とのうち、少なくとも１つの展開方式を含んでもよい。一実施形態では、非公衆網は、クローズドアクセスグループＣＡＧ（Ｃｌｏｓｅｄ Ａｃｃｅｓｓ Ｇｒｏｕｐ）である。１つのＣＡＧは、１組の端末からなってもよい。

本開示の一実施例では、非公衆網サービスは、非公衆ネットワークサービスの略称である。非公衆ネットワークサービスは、非公衆ネットワークのネットワークサービスと、非公衆通信サービスと、非公衆ネットワーク通信サービスと、非公衆網のネットワークサービスとの何れかと称されてもよく、又は他の名前が付けられてもよい。説明すべきなのは、本開示の実施例では、名前付け方式について特に限定しない。一実施形態では、非公衆網は、クローズドアクセスグループＣＡＧ（Ｃｌｏｓｅｄ Ａｃｃｅｓｓ Ｇｒｏｕｐ）である、このとき、非公衆網サービスは、クローズドアクセスグループのネットワークサービスとなる。

本開示の一実施例では、非公衆ネットワークは、プライベートネットワークを含むか、或いはプライベートネットワークと称されてもよい。プライベートネットワークは、プライベート通信ネットワークと、私有網と、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）と、プライベート仮想ネットワーク（ＰＶＮ）と、分離通信ネットワークと、専用通信ネットワークとの何れかと称されてもよく、又は他の名前が付けられてもよい。説明すべきなのは、本開示の実施例では、名前付け方式について特に限定しない。

本開示の一実施例では、非公衆ネットワークサービスは、プライベートネットワークサービスを含むか、或いはプライベートネットワークサービスと称されてもよい。プライベートネットワークサービスは、プライベートネットワークのネットワークサービスと、プライベート通信サービスと、プライベートネットワークサービスと、私有網サービスと、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）サービスと、プライベート仮想ネットワーク（ＰＶＮ）サービスと、分離通信ネットワークサービスと、専用通信ネットワークサービスと、専用ネットワークサービスとの何れかと称されてもよく、又は他の名前が付けられてもよい。説明すべきなのは、本開示の実施例では、名前付け方式について特に限定しない。

本開示の一実施例では、公衆網は、公衆ネットワークの略称である。公衆ネットワークは、公衆通信ネットワークと称されてもよく、又は他の名前が付けられてもよい。説明すべきなのは、本開示の実施例では、名前付け方式について特に限定しない。

本開示の一実施例では、公衆網サービスは、公衆ネットワークサービスの略称である。公衆ネットワークサービスも、公衆ネットワークのネットワークサービスと、公衆通信サービスと、公衆ネットワーク通信サービスと、公衆網のネットワークサービスとの何れかと称されてもよく、又は他の名前が付けられてもよい。説明すべきなのは、本開示の実施例では、名前付け方式について特に限定しない。

本開示の一実施例では、前記トンネルは、ＰＤＵセッションと、サービス品質ＱｏＳ（Ｑｕａｌｉｔｙ ｏｆ Ｓｅｒｖｉｃｅ）フローと、進化したパケットシステムＥＰＳ（Ｅｖｏｌｖｅｄ Ｐａｃｋｅｔ Ｓｙｓｔｅｍ）ベアラと、パケットデータプロトコルＰＤＰ（Ｐａｃｋｅｔ Ｄａｔａ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）コンテキストと、ＤＲＢと、ＳＲＢと、ネットワークプロトコルセキュリティＩＰｓｅｃ（Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ Ｓｅｃｕｒｉｔｙ）アソシエーションとのうち、少なくとも１つを含む。

本開示の実施例では、端末と第二ネットワークとの間の関連情報（端末と第二ネットワーク間の関連情報、端末と第二ネットワークとの間の情報、端末と第二ネットワーク間の情報、又は第二ネットワークのデータと称されてもよい）には、端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリング（ＮＡＳシグナリングとも称される）と、第二ページングメッセージと、端末と第二ネットワークとの間のユーザプレーンデータとのうち、少なくとも１つが含まれてもよい。

本開示の一実施例では、ＮＧインターフェースは、Ｓ１インターフェース又はＮ２インターフェースと称されてもよく、その名前付けが限定されない。

本開示の一実施例では、通信ネットワーク要素は、コアネットワークのネットワーク要素と、無線アクセスネットワークのネットワーク要素とのうち、少なくとも１つを含んでもよい。

本開示の実施例では、第一ネットワークのネットワーク要素（又は第一ネットワークのネットワーク要素と称される）は、第一ネットワークのコアネットワークのネットワーク要素と、第一ネットワークの無線アクセスネットワークのネットワーク要素とのうち、少なくとも１つを含む。第二ネットワークのネットワーク要素（又は第二ネットワークのネットワーク要素と称される）は、第二ネットワークのコアネットワークのネットワーク要素と、第二ネットワークの無線アクセスネットワークのネットワーク要素とのうち、少なくとも１つを含む。

本開示の実施例では、コアネットワークのネットワーク要素（ＣＮネットワーク要素）は、コアネットワーク機器、コアネットワークノード、コアネットワーク機能、コアネットワークのネットワーク要素、モビリティ管理エンティティＭＭＥ（Ｍｏｂｉｌｉｔｙ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｅｎｔｉｔｙ）、アクセスモビリティ管理機能ＡＭＦ（Ａｃｃｅｓｓ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｆｕｎｃｔｉｏｎ）、セッション管理機能ＳＭＦ（Ｓｅｓｓｉｏｎ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｆｕｎｃｔｉｏｎ）、ユーザプレーン機能ＵＰＦ（Ｕｓｅｒ Ｐｌａｎｅ Ｆｕｎｃｔｉｏｎ）、サービングゲートウェイＳＧＷ（ｓｅｒｖｉｎｇ ＧＷ）、ＰＤＮゲートウェイ（ＰＤＮ Ｇａｔｅ Ｗａｙ）、ポリシー制御機能ＰＣＦ（Ｐｏｌｉｃｙ Ｃｏｎｔｒｏｌ Ｆｕｎｃｔｉｏｎ）、ポリシー及び課金ルール機能ユニットＰＣＲＦ（Ｐｏｌｉｃｙ ａｎｄ Ｃｈａｒｇｉｎｇ Ｒｕｌｅｓ Ｆｕｎｃｔｉｏｎ）、サービングＧＰＲＳサポートノードＳＧＳＮ（Ｓｅｒｖｉｎｇ ＧＰＲＳ Ｓｕｐｐｏｒｔ Ｎｏｄｅ）、ゲートウェイＧＰＲＳサポートノードＧＧＳＮ（Ｇａｔｅｗａｙ ＧＰＲＳ Ｓｕｐｐｏｒｔ Ｎｏｄｅ）及び無線アクセスネットワーク機器のうち、少なくとも１つを含むが、これらに限定されない。

本開示の実施例では、ＲＡＮネットワーク要素は、無線アクセスネットワーク機器、無線アクセスネットワークノード、無線アクセスネットワーク機能、無線アクセスネットワークユニット、３ＧＰＰ無線アクセスネットワーク、非３ＧＰＰ無線アクセスネットワーク、集中型ユニットＣＵ（Ｃｅｎｔｒａｌｉｚｅｄ Ｕｎｉｔ）、分散型ユニットＤＵ（Ｄｉｓｔｒｉｂｕｔｅｄ Ｕｎｉｔ）、基地局、進化型基地局ｅＮＢ（ｅｖｏｌｖｅｄ Ｎｏｄｅ Ｂ）、５Ｇ基地局（ｇＮＢ）、無線ネットワークコントローラＲＮＣ（Ｒａｄｉｏ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｃｏｎｔｒｏｌｌｅｒ）、基地局（ＮｏｄｅＢ）、非３ＧＰＰインターワーキング機能Ｎ３ＩＷＦ（Ｎｏｎ－３ＧＰＰ Ｉｎｔｅｒ Ｗｏｒｋｉｎｇ Ｆｕｎｃｔｉｏｎ）、アクセス制御ＡＣ（Ａｃｃｅｓｓ Ｃｏｎｔｒｏｌｌｅｒ）ノード、アクセスポイントＡＰ（Ａｃｃｅｓｓ Ｐｏｉｎｔ）機器又は無線ローカルエリアネットワークＷＬＡＮ（Ｗｉｒｅｌｅｓｓ Ｌｏｃａｌ Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋｓ）ノード、Ｎ３ＩＷＦのうち、少なくとも１つを含むが、これらに限定されない。

基地局は、ＧＳＭ又はＣＤＭＡにおける基地局ＢＴＳ（Ｂａｓｅ Ｔｒａｎｓｃｅｉｖｅｒ Ｓｔａｔｉｏｎ）であってもよいし、ＷＣＤＭＡ（登録商標）における基地局（ＮｏｄｅＢ）であってもよく、更に、ＬＴＥにおける進化型基地局ｅＮＢ又はｅ－ＮｏｄｅＢ（ｅｖｏｌｕｔｉｏｎａｌ Ｎｏｄｅ Ｂ）及び５Ｇ基地局（ｇＮＢ）であってもよいが、本開示の実施例では、限定されない。

本開示の実施例では、端末は、端末機能をサポートするリレー、及び／又は、リレー機能をサポートする端末を含んでもよい。端末は、端末機器又はユーザ端末ＵＥ（Ｕｓｅｒ Ｅｑｕｉｐｍｅｎｔ）と称されてもよい。端末は、携帯電話、タブレットＰＣ（Ｔａｂｌｅｔ Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｃｏｍｐｕｔｅｒ）、ラップトップコンピュータ（Ｌａｐｔｏｐ Ｃｏｍｐｕｔｅｒ）、パーソナルデジタルアシスタントＰＤＡ（Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｄｉｇｉｔａｌ Ａｓｓｉｓｔａｎｔ）、モバイルインターネット装置ＭＩＤ（Ｍｏｂｉｌｅ Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｄｅｖｉｃｅ）、ウェアラブルデバイス（Ｗｅａｒａｂｌｅ Ｄｅｖｉｃｅ）又は車載機器等の端末側機器であってもよいが、説明すべきなのは、本開示の実施例では、端末の具体的なタイプが限定されない。

以下、本開示の実施例に係るデータ伝送の保証方法について説明する。

図７を参照して、本開示の実施例は、端末に適用される、データ伝送の保証方法であって、
第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得するステップであって、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルは、前記端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリングを伝送するためのＩＰｓｅｃトンネルである（前記端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリングは、第二ネットワークの制御シグナリングと略されてもよい）ステップ７１と、
前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報に従って、第一ネットワークのトンネルの第一関連操作を実行するステップ７２とを含む、データ伝送の保証方法を提供している。

本開示の実施例によれば、端末が、端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリングを伝送するための第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得し、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報に従って、第一ネットワークのトンネルの関連操作を実行することで、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルのデータを第一ネットワークのトンネルに合理的にマッピングし、第一ネットワークにおいて、端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリングの伝送を保証することができる。

一実施形態では、第一ＩＰｓｅｃトンネルが確立されると、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報に従って、第一ネットワークのトンネルの第一関連操作を実行する。一実施形態では、プロクシーネットワーク要素から第一ＩＰｓｅｃトンネルの確立用のシグナリングを受信した後、第一ＩＰｓｅｃトンネルを確立する。

一実施形態では、プリセット条件を満たす場合、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報に従って、第一ネットワークトンネルの第一関連操作を実行し、ここで、プリセット条件は、プロクシーネットワーク要素から第一ＩＰｓｅｃトンネルの確立用の関連シグナリングが受信されること、及び、確立された第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報が受信されることを含む。

本開示の実施例では、選択的に、前記の第一ネットワークのトンネルの第一関連操作を実行することは、
第一トンネルを確立するように前記第一ネットワークに要求することと、
第三トンネルを第一トンネルに修正するように前記第一ネットワークに要求することと、
第一トンネルのサービス品質ＱｏＳ（Ｑｕａｌｉｔｙ ｏｆ Ｓｅｒｖｉｃｅ）情報を前記第一ネットワークに送信することと、
第三トンネルの修正されたＱｏＳ情報を前記第一ネットワークに送信することと、
第一ＱｏＳ情報を前記第一ネットワークに送信することと、
第一トンネルのＱｏＳ情報における上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報を、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報に設定することと、
第一ＱｏＳ情報における上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報を、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報に設定することと、
第三トンネルのＱｏＳ情報における上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報を、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報に修正することと、
第一トンネルのＱｏＳ情報におけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子を、セキュリティパラメータインデックスタイプに設定することと、
第一ＱｏＳ情報におけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子を、セキュリティパラメータインデックスタイプに設定することと、
第三トンネルのＱｏＳ情報におけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子を、セキュリティパラメータインデックスタイプに修正することと、
第一トンネルを非保証ビットレートＧＢＲ（ｇｕａｒａｎｔｅｅｄ ｂｉｔ ｒａｔｅ）タイプのトンネルに設定することと、
第一トンネルのＱｏＳ情報又は第一ＱｏＳ情報を、ＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報が含まれないように設定することと、
第三トンネルを非ＧＢＲタイプのトンネルに修正することと、
第三トンネルのＱｏＳ情報を、ＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報が含まれないように設定することと、
第一トンネルのＱｏＳ情報におけるＱｏＳクラス指示情報を、第一ＱｏＳクラス指示情報に設定することと、
第一ＱｏＳ情報におけるＱｏＳクラス指示情報を、第一ＱｏＳクラス指示情報に設定することと、
第三トンネルのＱｏＳ情報におけるＱｏＳクラス指示情報を、第一ＱｏＳクラス指示情報に修正することと、
第一トンネルのＱｏＳ情報におけるＱｏＳ優先度を、第一ＱｏＳ優先度に設定することと、
第一ＱｏＳ情報におけるＱｏＳ優先度を、第一ＱｏＳ優先度に設定することと、
第三トンネルのＱｏＳ情報におけるＱｏＳ優先度を、第一ＱｏＳ優先度に修正することと、
前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報を前記第一ネットワークに送信することとのうち、少なくとも１つを含み、
前記第一トンネルは、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルのデータ、又は、前記端末と前記第二ネットワークとの間の制御シグナリングを伝送するためのものであり、
前記第三トンネルは、前記端末と前記第一ネットワークとの間に既に確立済みのトンネルであり、
第一ＱｏＳ情報は、新規に確立されたＱｏＳ情報である。

一実施形態では、第一ＱｏＳ情報には、トンネルの識別子（例えばＱｏＳフロー識別子）が含まれなくてもよい。端末は、第一ＱｏＳ情報（例えばＱｏＳルール及び／又はＱｏＳフロー記述）を第一ネットワークに要求するとき、トンネルの識別子（例えばＱｏＳフロー識別子）を提供しない。第一ネットワーク（例えば第一ネットワークのＳＭＦ）は、第一ＱｏＳ情報を受信した後、第一ＱｏＳ情報にトンネルの識別子（例えばＱｏＳフロー識別子）を割り当てる。第一ネットワークから承認済み第一ＱｏＳ情報が端末によって受信され、且つ前記承認済み第一ＱｏＳ情報には、前記割り当てられたトンネルの識別子（例えばＱｏＳフロー識別子）が含まれる。このとき、第一ＱｏＳ情報は、前記割り当てられたトンネル識別子によって指示されるトンネル（例えばＱｏＳフロー）のＱｏＳ情報となる。

本開示の実施例では、選択的に、第一トンネルのＱｏＳ情報、第三トンネルの修正されたＱｏＳ情報、及び／又は第一ＱｏＳ情報には、ＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報が含まれず、
及び／又は
第一トンネルのＱｏＳ情報、第三トンネルの修正されたＱｏＳ情報、及び／又は第一ＱｏＳ情報には、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報である上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報と、セキュリティパラメータインデックスタイプであるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子と、第一ＱｏＳクラス指示情報であるＱｏＳフロークラス指示情報とのうち、少なくとも１つが含まれる。

本開示の一実施形態では、第一トンネルを確立するように前記第一ネットワークに要求することは、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルのデータを伝送するための第一トンネルを１つ確立するように第一ネットワークに要求することである。

理解し易いのは、第一ＩＰｓｅｃトンネルのデータの為に、第一トンネルの確立を要求すると、端末は、第二ネットワークへ送信される制御シグナリングを、第一トンネル上で伝送することができる。端末は、第一トンネルの下りリンクパケットフィルタ情報を、第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報に設定し、第一ネットワークのＵＰＦは、第一ネットワークへ送信される制御シグナリングをフィルタアウトして、端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリングのＩＰｓｅｃトンネルデータを、第一トンネル上にマッピングすることができる。第一トンネルのＱｏＳを保証することで、端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリングを保証するという目標を達成できる。

本開示の実施例では、選択的に、前記第一トンネルの確立が完了した後又は前記第三トンネルの修正が完成して前記第一トンネルに転化された後、前記第一ネットワークのトンネルの第一関連操作は、
前記第一トンネルを介して、前記端末と前記第二ネットワークとの間の制御シグナリング又は前記第一ＩＰｓｅｃトンネルのデータを送信することと、
前記端末と前記第二ネットワークとの間の制御シグナリング又は前記第一ＩＰｓｅｃトンネルのデータを、前記第一トンネルに切り替えて伝送することと、
第一トンネルと前記第一ＩＰｓｅｃトンネルとの関連付け関係を確立及び／又は保存することとのうち、少なくとも１つを更に含み、
及び／又は
前記第一トンネルの確立が拒否され、第三トンネルの修正が拒否され、第一ＱｏＳ情報の承認が拒否され、及び／又は第一トンネルが解放された後、前記第一ネットワークのトンネルの第一関連操作は、第二ネットワークへの登録解除要求を開始することと、登録解除状態に入ることとのうち、少なくとも１つを更に含む。

本開示の実施例では、選択的に、前記第一トンネル又は第三トンネルにおけるトンネルは、ＱｏＳフローである。

本開示の実施例では、選択的に、前記第一トンネルは、第一ＱｏＳフロー又は第一ＰＤＵセッションにおけるＱｏＳフローである。

本開示の実施例では、選択的に、前記第三トンネルは、第一ＰＤＵセッションにおける既存ＱｏＳフローである。

本開示の実施例では、選択的に、前記第一トンネルは、第一ＱｏＳフローであり、第一トンネルを確立するように前記第一ネットワークに要求することは、
第一ＰＤＵセッション内で第一ＱｏＳフローを確立するように前記第一ネットワークに要求することと、
第一ＰＤＵセッションの修正要求又は第一ＰＤＵセッションの確立要求を前記第一ネットワークに送信し、前記第一ＰＤＵセッションの修正要求又は第一ＰＤＵセッションの確立要求には、確立が要求される第一ＱｏＳフローのＱｏＳ情報又は第一ＱｏＳ情報が含まれることと、のうち、少なくとも１つを含む。

本開示の実施例では、選択的に、前記第一トンネルは、第一ＱｏＳフローであり、且つ前記第三トンネルは、第一ＰＤＵセッションにおける既存ＱｏＳフローであり、第三トンネルを第一トンネルに修正するように前記第一ネットワークに要求することは、
第一ＰＤＵセッションにおける第三ＱｏＳフローを修正するように前記第一ネットワークに要求することと、
第一ＰＤＵセッションの修正要求を前記第一ネットワークに送信し、前記第一ＰＤＵセッションの修正要求には、修正が要求される第三ＱｏＳフローのＱｏＳ情報が含まれることとのうち、少なくとも１つを含む。

本開示の実施例では、前記第一ＰＤＵセッションは、第一ネットワークにおいて前記端末と前記第二ネットワークとの間の制御シグナリングを伝送するためのＰＤＵセッションである。

本開示の実施例では、選択的に、前記第一ＱｏＳ情報には、第一ＱｏＳクラス指示と、第一優先度情報と、単独の無線ベアラリソースを要求する指示情報と、制御シグナリングの指示情報とのうち、少なくとも１つが含まれる。

本開示の実施例では、選択的に、第一ＱｏＳクラス指示情報及び／又は第一優先度は、独立の無線ベアラリソースを要求することを指示するためのものである。

本開示の実施例では、選択的に、第一ＱｏＳクラス指示情報には、事業者特有のＱｏＳクラス指示と、標準化されていない第一ＱｏＳクラス指示であって、その値が５又は６９とされる第一ＱｏＳクラス指示と、非ＧＢＲタイプのＱｏＳクラス指示とのうち、少なくとも１つが含まれる。前記標準化されていない第一ＱｏＳクラス指示は、ＱＦＩ（ＱｏＳフロー識別子）、５ＱＩ又はＱＣＩ（ＱｏＳタイプ指示）であってもよい。

本開示の実施例では、選択的に、第一優先度情報には、その値が５とされるものが含まれる。

本開示の実施例では、選択的に、前記ＩＰｓｅｃトンネルは、ＩＰｓｅｃ セキュリティアソシエーションＳＡ（Ｓｅｃｕｒｉｔｙ Ａｓｓｏｃｉａｔｉｏｎ）である。

本開示の実施例では、選択的に、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルは、シグナリングＩＰｓｅｃ ＳＡと、ＩＰｓｅｃ メインＳＡと、制御シグナリングを伝送するためのＩＰｓｅｃ ＳＡとのうち１項を含む。

本開示の実施例では、選択的に、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報には、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの識別子と、カプセル化セキュリティペイロードＥＳＰ（Ｅｎｃａｐｓｕｌａｔｉｎｇ Ｓｅｃｕｒｉｔｙ Ｐａｙｌｏａｄ）を示すプロトコルフィールド（ｐｒｏｔｏｃｏｌ ｆｉｅｌｄ）と、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルのセキュリティパラメータインデックス（Ｓｅｃｕｒｉｔｙ Ｐａｒａｍｅｔｅｒ Ｉｎｄｅｘ）と、第一ＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた第二ネットワークの情報とのうち、少なくとも１つが含まれる。

本開示の一実施例では、前記第一ＱｏＳフローは、非デフォルトのＱｏＳフローであり、即ち、第一ＱｏＳフローは、デフォルトのＱｏＳフローではない。

本開示の実施例では、選択的に、前記の第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得することは、プロクシーネットワーク要素から前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得することを含む。前記プロクシーネットワーク要素は、第一ネットワークと前記第二ネットワークとのインタラクション用のプロクシーであり、例えばＮ３ＩＷＦである。

一実施形態では、第一トンネルには、ＱｏＳルールが１つだけあり、且つ前記ＱｏＳルールには、パケットフィルタ情報が１つだけ含まれてもよい。前記パケットフィルタ情報は、第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報であってもよい。第一トンネルは、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルのデータを伝送するためにのみ用いられてもよい。

本開示の実施例によれば、端末は、端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリングを伝送するための第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得した後、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報に従って、第一ネットワークのトンネルの関連操作を実行することで、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルのデータを第一ネットワークのトンネルに合理的にマッピングし、第一ネットワークにおいて、端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリングの伝送を保証している。第一トンネルの確立が完了した後、端末が第一ＩＰｓｅｃトンネルのデータを送信する必要があると、第一トンネルのＱｏＳ情報における上りリンクパケットフィルタ情報を介して、第一ＩＰｓｅｃトンネルを第一トンネルのデータにマッピングする。次に、第一トンネルのデータを第一ＤＲＢのデータにマッピングしてＲＡＮネットワーク要素に送信する。第一ネットワークＵＰＦは、第一ＩＰｓｅｃトンネルのデータを受信すると、トンネルののＱｏＳ情報における下りリンクパケットフィルタ情報を介して、第一ＩＰｓｅｃトンネルを第一トンネルのデータにマッピングする。次に、第一トンネルのデータをＲＡＮネットワーク要素に送信する。ＲＡＮネットワーク要素は、第一トンネルのデータを第一ＤＲＢのデータにマッピングすることができる。ＲＡＮネットワーク要素は、第一トンネルのＱｏＳ情報に従って、第一ＤＲＢの為に無線リソーススケジューリングを行うことができる。理解し易いのは、第一ネットワークにおいて、端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリングを保証する効果が実現できる。

上記実施例では、第一ネットワークにおいて端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリングの伝送を保証する方法について説明したが、以下、第一ネットワークにおいて端末と第二ネットワーク間のユーザプレーンデータの伝送を保証する方法について説明する。

図８を参照して、本開示の実施例は、端末に適用される、データ伝送の保証方法であって、
データＩＰｓｅｃトンネルの情報、及び／又は、前記端末と第二ネットワークとのトンネルの情報を取得するステップであって、前記データＩＰｓｅｃトンネルは、前記端末と前記第二ネットワークとの間のユーザプレーンデータ、又は、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのデータを伝送するためのＩＰｓｅｃトンネルであるステップ８１と、
前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報、及び／又は、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報に従って、第一ネットワークのトンネルの第二関連操作を実行するステップ８２とを含む、データ伝送の保証方法を更に提供している。

本開示の実施例では、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルは、前記第二ネットワークのトンネルと略されてもよい。

本開示の実施例では、端末は、端末と第二ネットワーク間のユーザプレーンデータを伝送するためのデータＩＰｓｅｃトンネルの情報、及び／又は、端末と第二ネットワークとのトンネルの情報を取得し、得られた情報に従って、第一ネットワークのトンネルの関連操作を実行することで、データＩＰｓｅｃトンネルから第一ネットワークのトンネルへの合理的なマッピングを遂行し、第一ネットワークにおいて、第二ネットワークのユーザプレーンデータを保証することができる。

一実施形態では、プリセット条件を満たす場合、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報及び／又は端末と第二ネットワークとのトンネルの情報に従って、第一ネットワークトンネルの第二関連操作を実行し、ここで、プリセット条件は、
プロクシーネットワーク要素から、データＩＰｓｅｃトンネルの確立用の関連シグナリング、及び、新規に確立されたデータＩＰｓｅｃトンネルの情報が受信されることと、
プロクシーネットワーク要素から、データＩＰｓｅｃトンネルの修正された関連情報、及び、修正されたデータＩＰｓｅｃトンネルの情報が受信されることとのうち、少なくとも１つを含む。

一実施形態では、前記データＩＰｓｅｃトンネルは、新規に確立され又は修正されたＩＰｓｅｃトンネルである。一実施形態では、ＩＰｓｅｃトンネルの修正は、前記ＩＰｓｅｃトンネルの削除及び前記ＩＰｓｅｃトンネルの再確立によって実現される。例えば、プロクシーネットワーク要素が、端末と第二ネットワークとの間のトンネルに関連付けられたＩＰｓｅｃトンネルを修正しようと決定した場合、プロクシーネットワーク要素は、前記ＩＰｓｅｃトンネルを削除して、前記ＩＰｓｅｃトンネルを再確立することが可能である。前記ＩＰｓｅｃトンネルの再確立の際、端末は、前記ＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた端末と第二ネットワークとの間のトンネルの情報（例えば関連付けられたＱｏＳフロー識別子及びＰＤＵセッション識別子）を受信することが可能である。

前記プロクシーネットワーク要素は、第一ネットワークと前記第二ネットワークとのインタラクション用のプロクシーであり、例えばＮ３ＩＷＦである。

本開示の実施例では、選択的に、前記の第一ネットワークのトンネルの第二関連操作を実行することは、
第二トンネルを確立するように前記第一ネットワークに要求することと、
第四トンネルを修正するように前記第一ネットワークに要求することと、
第二トンネルのサービス品質ＱｏＳ情報を前記第一ネットワークに送信することと、
第四トンネルの修正されたＱｏＳ情報を前記第一ネットワークに送信することと、
第二ＱｏＳ情報を前記第一ネットワークに送信することと（一実施形態では、ＵＥが第二ＱｏＳ情報の確立を要求するとき、ＱＦＩ（ＱｏＳフロー識別子）を提供しない。第一ネットワークによって第二ＱｏＳ情報が承認されると、第二ＱｏＳ情報にＱＦＩが割り当てられる。このとき、第二ＱｏＳ情報は、前記割り当てられたＱＦＩが指示するＱｏＳフローのＱｏＳ情報となる。）、
前記データＩＰｓｅｃトンネルの各々の為に、前記第一ネットワークに単独の第二トンネル又は第二ＱｏＳ情報を１つ要求するすることと（異なる前記データＩＰｓｅｃトンネルが、異なる第二トンネル又は第二ＱｏＳ情報を要求することとして理解することができる）、
前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、単独の第二トンネル又は第二ＱｏＳ情報を前記第一ネットワークに要求することと、
複数の前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、前記第一ネットワークに第二トンネルを１つ要求するか、或いは、複数の前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータを１つの第二トンネル又は第二ＱｏＳ情報にマッピングすることと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、第四トンネルを修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルを第四トンネルにマッピングすることと、
第二トンネルのＱｏＳ情報における上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報に設定することと、
第二ＱｏＳ情報における上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報に設定することと、
第四トンネルのＱｏＳ情報の上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報に修正するか、或いは、第四トンネルのＱｏＳ情報の上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報に、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報を新規追加することと、
第二トンネルのＱｏＳ情報におけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子を、セキュリティパラメータインデックスタイプに設定することと、
第二ＱｏＳ情報におけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子を、セキュリティパラメータインデックスタイプに設定することと、
第四トンネルのＱｏＳ情報におけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子を、セキュリティパラメータインデックスタイプに修正することと、
第二トンネルのＱｏＳ情報におけるＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報に設定することと、
第二ＱｏＳ情報におけるＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報に設定することと、
第四トンネルのＱｏＳ情報におけるＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報に修正するか、或いは、第四トンネルのＱｏＳ情報におけるＱｏＳパラメータ情報に、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報を新規追加することと、
データＩＰｓｅｃトンネルの情報を前記第一ネットワークに送信することとのうち、少なくとも１つを含み、
前記第二トンネルは、前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータ、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのデータ、又は、前記端末と前記第二ネットワークとの間のユーザプレーンデータを伝送するためのものであり、
第四トンネルは、前記端末と前記第一ネットワークとの間に既に確立済みのトンネルであり、
第二ＱｏＳ情報は、新規に確立されたＱｏＳ情報である。

一実施形態では、第二ＱｏＳ情報には、トンネルの識別子（例えばＱｏＳフロー識別子）が含まれなくてもよい。端末は、第二ＱｏＳ情報（例えばＱｏＳルール及び／又はＱｏＳフロー記述）を第一ネットワークに要求するとき、トンネルの識別子（例えばＱｏＳフロー識別子）を提供しない。第一ネットワーク（例えば第一ネットワークのＳＭＦ）は、第二ＱｏＳ情報を受信した後、第二ＱｏＳ情報にトンネルの識別子（例えばＱｏＳフロー識別子）を割り当てる。第一ネットワークから、承認済み第二ＱｏＳ情報が端末によって受信され、且つ前記承認済み第二ＱｏＳ情報には、前記割り当てられたトンネルの識別子（例えばＱｏＳフロー識別子）が含まれる。このとき、第二ＱｏＳ情報は、前記割り当てられたトンネル識別子によって指示されるトンネル（例えばＱｏＳフロー）のＱｏＳ情報となる。

本開示の実施例では、選択的に、第二トンネルのＱｏＳ情報、及び／又は第二ＱｏＳ情報には、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報である上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報と、セキュリティパラメータインデックスタイプであるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子と、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報であるＱｏＳパラメータ情報とのうち、少なくとも１つが含まれ、
及び／又は
第四トンネルの修正されたＱｏＳ情報には、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報であるか、或いは前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報を含む上りリンクパケットフィルタ情報と、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報であるか、或いは前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報を含む下りリンクパケットフィルタ情報と、セキュリティパラメータインデックスタイプであるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子と、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報であるか、或いは前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報を含むＱｏＳパラメータ情報とのうち、少なくとも１つが含まれる。

一実施形態では、前記の第一ネットワークのトンネルの第二関連操作を実行することが、第二トンネルの上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報に設定することを含む場合、もし第二トンネルに複数のデータＩＰｓｅｃトンネルが関連付けられていれば、設定された第二トンネルのパケットフィルタ情報は、関連付けられた複数のデータＩＰｓｅｃトンネルの情報となる。

一実施形態では、選択的に、第二トンネルの確立が完了して、第一ネットワークから送信された承認済みＱｏＳ情報が受信され、その承認済みＱｏＳ情報に第二ＱｏＳ情報が含まれ、第二ＱｏＳ情報が第一ネットワークによって承認された後、及び／又は第一ネットワークから送信された、第一トンネルの確立を承認される旨が受信された後、前記の第一ネットワークのトンネルの第二関連操作を実行することは、
前記第二トンネルを介して、前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータ、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのデータ、又は、前記端末と前記第二ネットワークとの間のユーザプレーンデータを送信することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータ、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのデータ、又は、前記端末と前記第二ネットワークとの間のユーザプレーンデータを、前記第二トンネルに切り替えて伝送することと、
前記第二トンネルと前記データＩＰｓｅｃトンネルとの関連付け関係を確立及び／又は保存することとのうち、少なくとも１つを更に含み、
及び／又は
第四トンネルの修正が完了した後、第一ネットワークによって送信された承認済みＱｏＳ情報が受信され、その承認済みＱｏＳ情報に第三ＱｏＳ情報が含まれ、第三ＱｏＳ情報が第一ネットワークによって承認された後、及び／又は第一ネットワークから送信された第三トンネルの修正を承認される旨が受信された後、前記の第一ネットワークの前記トンネルの第二関連操作を実行することは、
前記第四トンネルを介して、前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータを送信することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータを前記第四トンネルに切り替えて伝送することと、
前記第四トンネルとＩＰｓｅｃトンネルとの関連付け関係を更新し、前記第四トンネルに関連付けられたＩＰｓｅｃトンネルには、データＩＰｓｅｃトンネルが含まれることとのうち、少なくとも１つを更に含み、
及び／又は
前記第二トンネルの確立が拒否され、第四トンネルの修正が拒否され、第二ＱｏＳ情報の承認が拒否され、及び／又は第二トンネルが解放された後、前記第一ネットワークのトンネルの第二関連操作は、第二ＩＰｓｅｃに関連付けられた端末と第二ネットワークとの間のトンネルを解放するように第二ネットワークに要求することと、第二ＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた端末と第二ネットワークとの間のトンネルの確立に失敗した旨を、第二ネットワークに返信することとのうち、少なくとも１つを更に含む。

一実施形態では、選択的に、第一条件を満たす場合、前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、単独の第二トンネルを前記第一ネットワークに要求するか、或いは、前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、単独の第二ＱｏＳ情報を前記第一ネットワークに要求し、
前記第一条件には、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、ＧＢＲタイプであるか、或いはＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報を含むことと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳクラス指示の値がＮとされ、且つＮが１、５、６９、７０の何れかとされることと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、音声トラフィックを搬送するトンネルであることと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、緊急トラフィックを搬送するトンネルであることと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、高優先度トラフィックを搬送するトンネルであることと、
取得された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報が、単独ベアラリソースの指示情報を含むことと、
前記第四トンネルのＱｏＳ情報が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳ情報とは異なることと、
前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳクラス指示とは異なることと、
前記第四トンネルのＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報とは異なることと、
前記第四トンネルの優先度が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの優先度とは異なることと、
前記第四トンネルに非ＧＢＲタイプのトンネルが存在せず、且つ前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが非ＧＢＲタイプであることと、
前記第四トンネルの上りリンク及び／又は下りリンクのパケットフィルタ情報が、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報を含まないこととのうち、少なくとも１つが含まれ、
及び／又は
第二条件を満たす場合、複数の前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、前記第一ネットワークに第二トンネルを１つ要求するか、複数の前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、前記第一ネットワークに第二ＱｏＳ情報を１つ要求するか、複数の前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータを１つの第二トンネルにマッピングするか、或いは、複数の前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータを１つの第二ＱｏＳ情報にマッピングし、
前記第二条件には、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、非ＧＢＲタイプであるか、或いはＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータを含まないことと、
取得された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報が、単独ベアラリソースの指示情報を含まないか、或いは単独ベアラリソースを必要としない指示情報を含むこととのうち、少なくとも１つが含まれ、
及び／又は
第三条件を満たす場合、前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、第四トンネルを修正し、
前記第三条件には、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、非ＧＢＲタイプであることと、
取得された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報が、単独ベアラリソースの指示情報を含まないか、或いは単独ベアラリソースを必要としない指示情報を含むことと、
前記第四トンネルのＱｏＳ情報が、データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳ情報とは異なることと、
前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳクラス指示とは同じであることと、
前記第四トンネルのＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報とは異なることと、
前記第四トンネルの優先度が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの優先度とは異なることと、
既存の前記第四トンネルが非ＧＢＲタイプであり、且つ前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、非ＧＢＲタイプであることと、
前記第四トンネルの上りリンク及び／又は下りリンクのパケットフィルタ情報が、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報を含まない（含まれない場合は、第四トンネルを、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報が含まれるように修正すればよい）こととのうち、少なくとも１つが含まれる。
第四条件を満たす場合、前記データＩＰｓｅｃトンネルを第四トンネルにマッピングし、
前記第四条件には、
前記第四トンネルのＱｏＳ情報が、データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳ情報とは同じであることと、
前記第四トンネルのＱｏＳパラメータ要件が、データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳパラメータ要件よりも高いか同じであることと、
前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳクラス指示よりも高いか同じであることと、
既存の前記第四トンネルが非ＧＢＲタイプであり、且つ前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、非ＧＢＲタイプであることと、
前記第四トンネルの上りリンク及び／又は下りリンクのパケットフィルタ情報が、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報を含むこととのうち、少なくとも１つが含まれる。

本開示の実施例では、選択的に、前記データＩＰｓｅｃトンネルには、前記端末と前記第二ネットワークとの１つのトンネルが関連付けられている場合、前記の第二トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報に設定することは、
前記第二トンネルのＱｏＳクラス指示を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳクラス指示に設定又は修正することと、
前記第二トンネルの優先度を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応する優先度に設定又は修正することと、
前記第二トンネルのパケット遅延バジェットを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するパケット遅延バジェットに設定又は修正することと、
前記第二トンネルのパケットエラーレートを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するパケットエラーレートに設定又は修正することと、
前記第二トンネルのデフォルトの最大データバースト量を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するデフォルトの最大データバースト量に設定又は修正することと、
前記第二トンネルのデフォルトの平均ウィンドウを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するデフォルトの平均ウィンドウに設定又は修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルには、デフォルトの平均ウィンドウが備えられない場合、前記第二トンネルを、デフォルトの平均ウィンドウが備えられないように設定又は修正することと、
前記第二トンネルの上りリンクＧＢＲ又はＧＦＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応する上りリンクＧＢＲ又はＧＦＢＲに設定又は修正することと、
前記第二トンネルの下りリンクＧＢＲ又はＧＦＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応する下りリンクＧＢＲ又はＧＦＢＲに設定又は修正することと、
前記第二トンネルの上りリンクＭＢＲ又はＭＦＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応する上りリンクＭＢＲ又はＭＦＢＲに設定又は修正することと、
前記第二トンネルの下りリンクＭＢＲ又はＭＦＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応する下りリンクＭＢＲ又はＭＦＢＲに設定又は修正することとのうち、少なくとも１つを含み、
及び／又は
マルチトンネル条件を満たす場合、前記の第二トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報に設定することは、
前記第二トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報のうち、最も高いＱｏＳ要件を有するＱｏＳパラメータ情報に設定又は修正することと、
前記第二トンネルのＱｏＳクラス指示を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳクラス指示のうち、最も優先度の高いＱｏＳクラス指示に設定又は修正することと、
前記第二トンネルの優先度、パケット遅延バジェット、パケットエラーレート、最大データバースト量、ＧＢＲであるかどうかの情報及び／デフォルトの平均ウィンドウを必要とするかどうかの情報というＱｏＳパラメータ情報の組み合わせには、標準化されたＱｏＳクラス指示が対応付けられていない場合、前記第二トンネルのＱｏＳクラス指示を、標準化されていないＱｏＳクラス指示に設定又は修正するか、或いはＱｏＳクラス指示が含まれないように設定又は修正することと、
前記第二トンネルのＱｏＳクラス指示以外のＱｏＳパラメータ情報には、標準化されたＱｏＳクラス指示が対応付けられていない場合、前記第二トンネルのＱｏＳクラス指示を、標準化されていないＱｏＳクラス指示に設定又は修正するか、或いはＱｏＳクラス指示が含まれないように設定又は修正することと、
前記第二トンネルの優先度を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応する優先度のうち、最も高い値とされる優先度に設定又は修正することと、
前記第二トンネルのパケット遅延バジェットを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するパケット遅延バジェットのうち、最も小さい値とされるパケット遅延バジェットに設定又は修正することと、
前記第二トンネルのパケットエラーレートを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するパケットエラーレートのうち、最も小さい値とされるパケットエラーレートに設定又は修正することと、
前記第二トンネルのデフォルトの最大データバースト量を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するデフォルトの最大データバースト量のうち、最も大きい値とされるデフォルトの最大データバースト量に設定又は修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルには、デフォルトの平均ウィンドウを必要とするトンネルが存在する場合、前記第二トンネルを、デフォルトの平均ウィンドウが必要とされるように設定又は修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルには、ＧＢＲタイプのトンネルが存在する場合、
前記第二トンネルを、ＧＢＲタイプに設定又は修正することと、
前記第二トンネルのＧＦＢＲ又はＧＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルのＧＦＢＲ又はＧＢＲのうちの最大値に設定又は修正することと、
前記第二トンネルのＭＦＢＲ又はＭＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルのＭＦＢＲ又はＭＢＲのうちの最大値に設定又は修正することと、
前記第二トンネルの上りリンクＧＦＢＲ又はＧＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルの上りリンクＧＦＢＲ又はＧＢＲのうちの最大値に設定又は修正することと、
前記第二トンネルの上りリンクＭＦＢＲ又はＭＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルの上りリンクＭＦＢＲ又はＭＢＲのうちの最大値に設定又は修正することと、
前記第二トンネルの下りリンクＧＦＢＲ又はＧＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルの下りリンクＧＦＢＲのうちの最大値に設定又は修正することと、
前記第二トンネルの下りリンクＭＦＢＲ又はＭＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルの下りリンクＭＦＢＲのうちの最大値に設定又は修正することとのうち、少なくとも１つを実行することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、ＱｏＳクラス指示がＮとなる前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが関連付けられている場合、第二トンネルのＱｏＳクラス指示をＮに設定又は修正するか、或いは第四トンネルのＱｏＳクラス指示をＮに修正し、Ｎの値が、前記第一ネットワークから得られるか、或いは１、５、６９、７０の何れかを含むことと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、音声トラフィックを搬送する前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが関連付けられている場合、前記第二トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、音声トラフィックに対応するＱｏＳパラメータ情報に設定又は修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、緊急トラフィックを搬送する前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが関連付けられている場合、前記第二トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、緊急トラフィックに対応するＱｏＳパラメータ情報に設定又は修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、高優先度トラフィックを搬送する前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが関連付けられている場合、前記第二トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、高優先度トラフィックに対応するＱｏＳパラメータ情報に設定又は修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに含まれる前記第二ネットワークのＱｏＳフローには、標準化されたＱｏＳクラス指示が存在する場合、前記第二トンネルのＱｏＳクラス指示を、前記標準化されたＱｏＳクラス指示に設定又は修正することと、
前記第二トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに新規追加して関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳパラメータ情報に設定することとのうち、少なくとも１つを含み、
マルチトンネル条件には、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、前記第二ネットワークの複数のトンネルが関連付けられている場合であることと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに新規追加して関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの場合、前記新規追加して関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの中では、最も高いＱｏＳ要件を有することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルとの関連付けを削除された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの場合、前記関連付けを削除された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルよりも高いＱｏＳ要件を有することとのうち、少なくとも１つが含まれる。

本開示の実施例では、選択的に、前記データＩＰｓｅｃトンネルには、前記第二ネットワークの複数のトンネルが関連付けられている場合、前記の第四トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報に修正することは、
前記第四トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報のうち、最も高いＱｏＳ要件を有するＱｏＳパラメータ情報に修正することと、
前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳクラス指示のうち、最も優先度の高いＱｏＳクラス指示に修正することと、
前記第四トンネルの優先度、パケット遅延バジェット、パケットエラーレート、最大データバースト量、ＧＢＲであるかどうかの情報及び／又はデフォルトの平均ウィンドウを必要とするかどうかの情報というＱｏＳパラメータ情報の組み合わせには、標準化されたＱｏＳクラス指示が対応付けられていない場合、前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示を、標準化されていないＱｏＳクラス指示に修正するか、或いはＱｏＳクラス指示が含まれないように修正することと、
前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示以外のＱｏＳパラメータ情報には、標準化されたＱｏＳクラス指示が対応付けられていない場合、前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示を、標準化されていないＱｏＳクラス指示に修正するか、或いはＱｏＳクラス指示が含まれないように修正することと、
前記第四トンネルの優先度を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応する優先度のうち、最も高い値とされる優先度に修正することと、
前記第四トンネルのパケット遅延バジェットを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するパケット遅延バジェットのうち、最も小さい値とされるパケット遅延バジェットに修正することと、
前記第四トンネルのパケットエラーレートを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するパケットエラーレートのうち、最も小さい値とされるパケットエラーレートに修正することと、
前記第四トンネルのデフォルトの最大データバースト量を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するデフォルトの最大データバースト量のうち、最も大きい値とされるデフォルトの最大データバースト量に修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルには、デフォルトの平均ウィンドウを必要とするトンネルが存在する場合、前記第四トンネルを、デフォルトの平均ウィンドウが必要とされるように修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルには、ＧＢＲタイプのトンネルが存在する場合、
前記第四トンネルを、ＧＢＲタイプに修正することと、
前記第四トンネルのＧＦＢＲ又はＧＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルのＧＦＢＲ又はＧＢＲのうちの最大値に修正することと、
前記第四トンネルのＭＦＢＲ又はＭＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルのＭＦＢＲ又はＭＢＲのうちの最大値に修正することと、
前記第四トンネルの上りリンクＧＦＢＲ又はＧＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルの上りリンクＧＦＢＲ又はＧＢＲのうちの最大値に修正することと、
前記第四トンネルの上りリンクＭＦＢＲ又はＭＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルの上りリンクＭＦＢＲ又はＭＢＲのうちの最大値に修正することと、
前記第四トンネルの下りリンクＧＦＢＲ又はＧＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルの下りリンクＧＦＢＲのうちの最大値に修正することと、
前記第四トンネルの下りリンクＭＦＢＲ又はＭＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルの下りリンクＭＦＢＲのうちの最大値に修正することとのうち、少なくとも１つを実行することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、ＱｏＳクラス指示がＮとなる前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが関連付けられている場合、前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示をＮに修正し、Ｎの値が、前記第一ネットワークから得られるか、或いは１、５、６９、７０の何れかを含むことと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、音声トラフィックを搬送する前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが関連付けられている場合、前記第四トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、音声トラフィックに対応するＱｏＳパラメータ情報に修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、緊急トラフィックを搬送する前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが関連付けられている場合、前記第四トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、緊急トラフィックに対応するＱｏＳパラメータ情報に修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、高優先度トラフィックを搬送する前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが関連付けられている場合、前記第四トンネルＱｏＳパラメータ情報を、高優先度トラフィックに対応するＱｏＳパラメータ情報に修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに含まれる前記第二ネットワークのＱｏＳフローには、標準化されたＱｏＳクラス指示が存在する場合、前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示を、前記標準化されたＱｏＳクラス指示に修正することとのうち、少なくとも１つを含む。

本開示の実施例では、選択的に、前記第二トンネル及び／又は第四トンネルにおけるトンネルは、ＱｏＳフローである。

本開示の実施例では、選択的に、前記第二トンネルは、第二ＱｏＳフロー又は第一ＰＤＵセッションにおけるＱｏＳフローである。

本開示の実施例では、選択的に、前記第四トンネルは、第一ＰＤＵセッションにおける既存ＱｏＳフローである。

本開示の実施例では、選択的に、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルは、前記端末と前記第二ネットワークとの間のＱｏＳフローである。

本開示の実施例では、選択的に、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルは、前記第二ネットワークのＱｏＳフローである。

本開示の実施例では、選択的に、前記第二トンネルは、第二ＱｏＳフローであり、第二トンネルを確立するように前記第一ネットワークに要求することは、
第一ＰＤＵセッション内で第二ＱｏＳフローを追加するように前記第一ネットワークに要求することと、
第一ＰＤＵセッションの修正要求又は第一ＰＤＵセッションの確立要求を前記第一ネットワークに送信することとのうち、少なくとも１つを含み、前記第一ＰＤＵセッションの修正要求又は第一ＰＤＵセッションの確立要求には、確立が要求される第二ＱｏＳフローのＱｏＳ情報が含まれる。

本開示の実施例では、選択的に、前記第二トンネルは、第二ＱｏＳフローであり、且つ前記第四トンネルは、第一ＰＤＵセッションにおける既存ＱｏＳフローであり、第四トンネルを第一トンネルに修正するように前記第一ネットワークに要求することは、
第一ＰＤＵセッションにおける第四ＱｏＳフローを修正するように前記第一ネットワークに要求することと、
第一ＰＤＵセッションの修正要求を前記第一ネットワークに送信することとのうち、少なくとも１つを含み、前記第一ＰＤＵセッションの修正要求には、修正が要求される第四ＱｏＳフローのＱｏＳ情報が含まれ、
前記第一ＰＤＵセッションは、第一ネットワークにおいて端末と第二ネットワークとの間の情報を伝送するためのＰＤＵセッションである。

本開示の実施例では、選択的に、前記ＩＰｓｅｃトンネルは、ＩＰｓｅｃ ＳＡである。

本開示の実施例では、選択的に、前記データＩＰｓｅｃトンネルは、データＩＰｓｅｃ ＳＡと、ＩＰｓｅｃ サブＳＡと、ユーザプレーンデータを伝送するためのＩＰｓｅｃ ＳＡと、ＱｏＳフローのデータを伝送するためのＩＰｓｅｃ ＳＡとのうち１項である。

本開示の実施例では、選択的に、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報には、前記データＩＰｓｅｃトンネルの識別子と、ＥＳＰを示すプロトコルフィールドと、前記データＩＰｓｅｃトンネルのセキュリティパラメータインデックスと、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの識別情報とのうち、少なくとも１つが含まれる。

本開示の実施例では、選択的に、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報には、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに関連付けられた前記データＩＰｓｅｃトンネルの識別子と、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネル（第二ネットワークのトンネルと略されてもよい）に関連付けられた前記データＩＰｓｅｃトンネルのセキュリティパラメータインデックスと、新規追加された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルと、削除された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルと、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳパラメータ情報と、単独ベアラリソースの指示情報と、単独ベアラリソースを必要としない指示情報とのうち、少なくとも１つが含まれる。

一実施形態では、データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの識別情報には、ＱｏＳフロー識別子と、ＱｏＳフローが所属するＰＤＵセッションの識別子と、ＱｏＳフロー識別子とのうち、少なくとも１つが含まれる。

トンネルのＱｏＳパラメータ情報には、ＧＢＲかそれとも非ＧＢＲか、ＱｏＳクラス指示（５ＱＩ又はＱＦＩ）、優先度、パケット遅延バジェット、パケットエラーレート、デフォルトの最大データバースト量、デフォルトの平均ウィンドウ、上りリンクＧＢＲ、下りリンクＧＢＲ、上りリンクＭＢＲ、下りリンクＭＢＲ、上りリンクＧＦＢＲ、下りリンクＧＦＢＲ、上りリンクＭＦＢＲ、下りリンクＭＦＢＲ、トラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子、パケットフィルタ情報のうち、少なくとも１つが含まれる。

本開示の実施例では、選択的に、前記のデータＩＰｓｅｃトンネルの情報、及び／又は、前記端末と第二ネットワークとのトンネルの情報を取得することは、
プロクシーネットワーク要素からデータＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得すること、及び／又は、第二ネットワークから前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報を取得することを含む。

一実施形態では、前記第二ＱｏＳフローは、非デフォルトのＱｏＳフローである。

一実施形態では、第二トンネルには、ＱｏＳルールが１つだけあり、且つ前記ＱｏＳルールには、パケットフィルタ情報が１つだけ含まれてもよい。前記パケットフィルタ情報は、データＩＰｓｅｃトンネルの情報であってもよい。第二トンネルは、前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータを伝送するためにのみ用いられてもよい。

本開示の実施例によれば、端末は、端末と第二ネットワーク間のユーザプレーンデータを伝送するためのデータＩＰｓｅｃトンネルの情報、及び／又は、端末と第二ネットワークとのトンネルの情報を取得し、得られた情報に従って、第一ネットワークのトンネルの関連操作を実行することで、データＩＰｓｅｃトンネルから第一ネットワークのトンネルへの合理的なマッピングを遂行し、第一ネットワークにおいて、第二ネットワークのユーザプレーンデータを保証することができる。第二トンネルの確立が完成した後、端末は、データＩＰｓｅｃトンネルのデータを送信する必要があると、第二トンネルのＱｏＳ情報における上りリンクパケットフィルタ情報を介して、第二ＩＰｓｅｃを第二トンネルのデータにマッピングする。次に、第二ＱｏＳフローのデータを第二ＤＲＢのデータにマッピングしてＲＡＮネットワーク要素に送信する。第一ネットワークＵＰＦは、データＩＰｓｅｃトンネルのデータを受信すると、第二トンネルのＱｏＳ情報における下りリンクパケットフィルタ情報を介して、第二ＩＰｓｅｃトンネルを第二トンネルのデータにマッピングする。次に、第二トンネルのデータをＲＡＮネットワーク要素に送信する。ＲＡＮネットワーク要素は、第二トンネルのデータを第二ＤＲＢのデータにマッピングする。ＲＡＮネットワーク要素は、第二トンネルのＱｏＳ情報に従って、第二ＤＲＢに対して無線リソーススケジューリングを行うことができる。理解し易いのは、第一ネットワークにおいて、端末と第二ネットワーク間のデータ、特に重要なトラフィックのデータを保証する効果が実現できる。

図９を参照して、本開示の実施例は、プロクシーネットワーク要素に適用される、データ伝送の保証方法であって、
プリセット条件を満たすかどうかを判断するステップであって、「はい」の場合、ステップ９２を実行し、「いいえ」の場合、終了するステップ９１と、
前記プリセット条件を満たすことを確認した場合、第二ネットワークのトンネルの為に、データＩＰｓｅｃトンネルの操作を実行するステップ９２とを含み、
前記プロクシーネットワーク要素は、第一ネットワークと前記第二ネットワークとのインタラクション用のプロクシーである、データ伝送の保証方法を更に提供している。

本開示の実施例では、プロクシーネットワーク要素は、第二ネットワークのトンネルの為にデータＩＰｓｅｃトンネルの関連操作を実行して、第二ネットワークのトンネルからデータＩＰｓｅｃトンネルへの合理的なマッピングを実現することができ、第一ネットワークにおいて、第二ネットワークのユーザプレーンデータの保証が実現される。

本開示のいくつかの実施例では、前記データＩＰｓｅｃトンネルと、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルとが関連付けられるか、或いは前記データＩＰｓｅｃトンネルは、前記第二ネットワークトンネルのデータを伝送するためのＩＰｓｅｃトンネルである。

本開示の実施例では、選択的に、前記プリセット条件には、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの確立要求が受信されることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの修正要求が受信されることと、
前記プロクシーネットワーク要素が、３ＧＰＰアクセスタイプであることと、
前記第一ネットワークが、３ＧＰＰタイプのネットワークであることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルからＩＰｓｅｃトンネルへのマッピング操作が実行されることとのうち、少なくとも１つが含まれる。

本開示のいくつかの実施例では、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの確立要求が受信されることは、第二ネットワークのＰＤＵセッションの確立要求又は修正要求が受信されること、又は、第二ネットワークのＱｏＳフローの確立要求が受信されることである。

本開示のいくつかの実施例では、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの修正要求が受信されることは、第二ネットワークのＰＤＵセッション修正要求が受信されること、又は、第二ネットワークのＱｏＳフローの修正要求が受信されることである。

本開示の実施例では、選択的に、第二ネットワークのトンネルの為に、データＩＰｓｅｃトンネルの操作を実行することは、
端末と前記第二ネットワークとのトンネルからデータＩＰｓｅｃトンネルへのマッピングを確定することと、
各々の前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、単独のデータＩＰｓｅｃトンネルを確立するか、或いは、異なる前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、異なるデータＩＰｓｅｃトンネルを確立することと、
各々のＧＢＲタイプの前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、単独のデータＩＰｓｅｃトンネルを確立することと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが単独ベアラ条件を満たす場合、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、単独のデータＩＰｓｅｃトンネルを確立することと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、非ＧＢＲ特定（Ｓｐｅｃｉｆｉｃ）のデータＩＰｓｅｃトンネルを１つ確立することと、
１つ又は複数の、非ＧＢＲの前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルを、１つのデータＩＰｓｅｃトンネルへマッピングすることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、優先度特定（Ｓｐｅｃｉｆｉｃ）のデータＩＰｓｅｃトンネルを１つ確立することと、
同じ優先度を持つ１つ又は複数の、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルを、１つのデータＩＰｓｅｃトンネルにマッピングすることと、
異なる優先度を持つ、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、異なるデータＩＰｓｅｃトンネルを確立し、又は、異なる優先度を持つ、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルを異なるデータＩＰｓｅｃトンネルにマッピングすることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、ＧＢＲ関連のサービス品質ＱｏＳパラメータ情報特定（Ｓｐｅｃｉｆｉｃ）のデータＩＰｓｅｃトンネルを確立することと、
異なるＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報を持つ前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、異なるデータＩＰｓｅｃトンネルを確立し、又は、異なるＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報を持つ前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルを、異なるデータＩＰｓｅｃトンネルにマッピングすることと、
同じＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報を持つ１つ又は複数の、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルを、１つのデータＩＰｓｅｃトンネルにマッピングすることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、ＱｏＳクラス指示特定（Ｓｐｅｃｉｆｉｃ）のデータＩＰｓｅｃトンネルを確立することと、
異なるＱｏＳクラス指示を持つ前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、異なるデータＩＰｓｅｃトンネルを確立し、又は、異なるＱｏＳクラス指示を持つ前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルを異なるデータＩＰｓｅｃトンネルにマッピングすることと、
同じＱｏＳパラメータ情報を持つ１つ又は複数の前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルを、１つのデータＩＰｓｅｃトンネルにマッピングすることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、ＱｏＳクラス指示特定（Ｓｐｅｃｉｆｉｃ）のデータＩＰｓｅｃトンネルを確立することと、
異なるＱｏＳクラス指示を持つ前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、異なるデータＩＰｓｅｃトンネルを確立することと、
同じＱｏＳ情報を持つ複数の前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルを、１つのデータＩＰｓｅｃトンネルにマッピングすることとのうち、少なくとも１つを含む。

本開示の実施例では、プロクシーネットワーク要素は、ＩＰｓｅｃトンネルを作成するとき、第二ネットワークのトンネル（例えばＱｏＳフロー）に独立のＩＰｓｅｃトンネル、例えばＧＢＲタイプのＱｏＳフロー、重要な高優先度トラフィック（ＭＰＳ）のＱｏＳフロー、５ＱＩ＝１又は５ＱＩ＝５等の音声トラフィックのＱｏＳフローを割り当てることが可能であるため、端末は、独立の第一ネットワークのトンネルを第一ネットワークに要求可能となり、ＱｏＳを保証する効果が達成される。

前記単独ベアラ条件には、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、ＧＢＲタイプであることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳクラス指示の値がＮとされ、且つＮが１、５、６９、７０の何れかとされることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、音声トラフィックを搬送するトンネルであることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、緊急トラフィックを搬送するトンネルであることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、高優先度トラフィックを搬送するトンネルであることと、
受信された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの確立要求内に、単独ベアラリソースの指示情報が付帯されていることと、
既存の前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳ情報は、確立が要求される前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳ情報とは異なることと、
既存の前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳクラス指示は、確立が要求される前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳクラス指示とは異なることと、
既存の前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報は、確立が要求される前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報とは異なることと、
既存の前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの優先度は、確立が要求される前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの優先度とは異なることと、
既存の前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルには、非ＧＢＲタイプのものがなく、且つ確立が要求される前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、非ＧＢＲタイプであることとのうち、少なくとも１つが含まれる。

本開示の実施例では、選択的に、前記トンネルは、ＱｏＳフローである。

本開示の実施例では、選択的に、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルは、第二ネットワークのＱｏＳフローである。

本開示のいくつかの実施例では、前記第二ネットワークのＱｏＳフローは、第二ネットワークの１つのＰＤＵセッションでのＱｏＳフロー又は第二ネットワークの複数のＰＤＵセッションでのＱｏＳフローである。

理解し易いのは、プロクシーネットワーク要素による第二ネットワークのＱｏＳフローからデータＩＰｓｅｃトンネルへの合理的なマッピングの制御を基礎としてこそ、端末は、異なるデータＩＰｓｅｃトンネルの為に、異なる第二ＱｏＳフローを第一ネットワークに要求可能となり、第一ネットワークにおいて、端末と第二ネットワーク間のデータの保証を実現可能となる。重要なトラフィックを搬送する第二ネットワークのＱｏＳフローに対して、プロクシーネットワーク要素は、それを単独のデータＩＰｓｅｃトンネルにマッピング可能であり、端末は、前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、第一ネットワークの単独の第一ＱｏＳフローを要求可能であり、第一ネットワークにおいて、端末と第二ネットワーク間の重要データの保証を実現することができる。本開示の実施例の上記データ伝送方法によれば、第二ネットワークのトンネルからプロクシーネットワーク要素のＩＰｓｅｃトンネルへの合理的なマッピングを実現できる一方、プロクシーネットワーク要素のＩＰｓｅｃトンネルデータから第一ネットワークのトンネルへの合理的なマッピングを実現でき、最終的に、第一ネットワークによって第二ネットワークの情報又は第二ネットワークサービスを保証する効果が実現できる。

図１０を参照して、本開示は、通信ネットワーク要素に適用される、データ伝送の保証方法を更に提供しており、前記通信ネットワーク要素は、第一ネットワークの通信ネットワーク要素又は第二ネットワークの通信ネットワーク要素を含み、前記方法は、
端末と第二ネットワークとのトンネル（第二ネットワークのトンネルと略されてもよい）の情報を送信するステップであって、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報には、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに関連付けられたデータＩＰｓｅｃトンネルの識別子と、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに関連付けられたデータＩＰｓｅｃトンネルのセキュリティパラメータインデックスと、新規追加された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルと、削除された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルと、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳ情報と、単独ベアラリソースの指示情報と、単独ベアラリソースを必要としない指示情報とのうち、少なくとも１つが含まれるステップ１０１を含む。

本開示の実施例では、前記通信ネットワーク要素は、第一ネットワークにおける通信ネットワーク要素であってもよいし、第二ネットワークにおける通信ネットワーク要素であってもよい。

本開示の実施例では、選択的に、前記の端末と第二ネットワークとのトンネルの情報を送信することは、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報を、前記端末とプロクシーネットワーク要素とのうち、少なくとも１つに送信することを含む。前記プロクシーネットワーク要素は、第一ネットワークと前記第二ネットワークとのインタラクション用のプロクシーである。

本開示の実施例では、選択的に、プリセット条件を満たす場合、端末と第二ネットワークとのトンネルの情報を送信し、ここで、プリセット条件は、端末が３ＧＰＰタイプの第一ネットワークを介して第二ネットワークにアクセスすることを含む。

理解し易いのは、通信ネットワーク要素による端末への、端末と第二ネットワークとのトンネルの情報の提供を基礎としてこそ、端末は、異なるデータＩＰｓｅｃトンネルの為に、異なる第二ＱｏＳフローを第一ネットワークに要求可能となり、第一ネットワークにおいて、端末と第二ネットワーク間のデータの保証を実現可能となる。

図１１を参照して、本開示は、端末に適用される、データ伝送の保証方法であって、
ＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得するステップであって、前記ＩＰｓｅｃトンネルは、前記端末と第二ネットワークとの間の情報を伝送するためのものであるステップ１１１と、
前記ＩＰｓｅｃトンネルの情報に従って、第一ネットワークのトンネルの関連操作を実行するステップ１１２とを含む、データ伝送の保証方法を更に提供している。

本開示の実施例では、選択的に、前記の第一ネットワークのトンネルの関連操作を実行することは、
前記第一ネットワークのトンネルを確立又は修正するように前記第一ネットワークに要求することと、
前記第一ネットワークのトンネルのパケットフィルタ情報を、第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報に設定することと、
前記ＩＰｓｅｃトンネルの各々の為に、第一ネットワークに前記第一ネットワークのトンネルを１つ要求することと、
前記第一ネットワークのトンネルのパケットフィルタ情報を前記第一ネットワークに送信することとのうち、少なくとも１つを含み、
前記第一ネットワークのトンネルは、前記ＩＰｓｅｃトンネルのデータを伝送するためのものである。

本開示の実施例では、選択的に、前記ＩＰｓｅｃトンネルの情報には、
前記ＩＰｓｅｃトンネルの識別子と、
ＥＳＰを示すプロトコルフィールド（ｐｒｏｔｏｃｏｌ ｆｉｅｌｄ）と、
前記ＩＰｓｅｃトンネルのセキュリティパラメータインデックスとのうち、少なくとも１つが含まれる。

本開示の実施例では、選択的に、前記端末と第二ネットワークとの間の情報には、
前記端末と前記第二ネットワークとの間の制御シグナリングと、
前記端末と前記第二ネットワークとの間のユーザプレーンデータと、
前記端末と前記第二ネットワークとの間のＱｏＳフローのデータと、
前記端末と前記第二ネットワークとの間の情報を伝送するＩＰｓｅｃトンネルのデータとのうち、少なくとも１つが含まれる。

本開示の実施例では、選択的に、前記ＩＰｓｅｃトンネルが解放される場合や、前記端末が前記第二ネットワークから切り離される場合、第一ネットワークのトンネルの関連操作を実行することは、前記ＩＰｓｅｃトンネルのデータを伝送するためのトンネルを解放するように前記第一ネットワークに要求することと、第一タイマを始動させることと、第一タイマがタイムアウトするまで待機してから、前記ＩＰｓｅｃトンネルのデータを伝送するためのトンネルを解放するように前記第一ネットワークに要求することと、第一タイマがタイムアウトする前に、解放されたＩＰｓｅｃトンネルの確立要求を受信すると、第一タイマを停止させることとのうち、少なくとも１つを含む。

本開示の実施例の上記データ伝送の保証方法によれば、第二ネットワークのトンネルからプロクシーネットワーク要素のＩＰｓｅｃトンネルへの合理的なマッピングを実現できる一方、プロクシーネットワーク要素のＩＰｓｅｃトンネルデータから第一ネットワークのトンネルへの合理的なマッピングを実現でき、最終的に、第一ネットワークによって第二ネットワークの情報及び／又は第二ネットワークサービスを保証する効果が実現できる。

以下、具体的な応用シーンと併せて、本開示の実施例に係るデータ伝送の保証方法について説明する。

以下、具体的な応用シーンと併せて、本開示の実施例に係るデータ伝送方法について説明する。

本開示の実施例の応用シーン１：
本開示の実施例の応用シーン１では、主に、端末（ＵＥを例として記述する）とプロクシーネットワーク要素との間の第一ＩＰｓｅｃトンネルを確立した後、第一ＱｏＳフローの確立を第一ネットワークに要求する手順について記述する。前記プロクシーネットワーク要素は、第一ネットワークと第二ネットワークとの間のプロクシー（例えばＮ３ＩＷＦ）であり、第一ネットワークの通信ネットワーク要素又は第二ネットワークの通信ネットワーク要素とされてもよい。前記第一ＩＰｓｅｃトンネルは、前記端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリングを伝送するためのＩＰｓｅｃトンネルである。以下の記述では、ＡＭＦは第一ネットワークＡＭＦを表し、ＳＭＦは第一ネットワークＳＭＦを表し、ＵＰＦは第一ネットワークＵＰＦを表し、ＲＡＮネットワーク要素は第一ネットワークＲＡＮのネットワーク要素を表す。図１２に示すように、かかるデータ伝送方法は、以下のステップ１～ステップ１３を含む。

ステップ１：ＵＥと第一ネットワークとが、第一ネットワークＰＤＵ（プロトコルデータユニット）セッション（第一ＰＤＵセッションと略す）を確立する。第一ネットワークＳＭＦは、端末の為に、Ｍａｔｃｈ ａｌｌ（全部マッチ）のｄｅｆａｕｌｔ（デフォルト）のＱｏＳフローを確立可能である。前記第一ネットワークのＰＤＵセッションは、端末と第二ネットワーク間の情報を伝送するためのものである。前記端末と第二ネットワークとの間の情報は、制御シグナリング及び／又はユーザプレーンデータであってもよい。

ステップ２：ＵＥと、プロクシーネットワーク要素と、第二ネットワークとの間のインタラクションによって、ＵＥとプロクシーネットワーク要素との間に、ＵＥと第二ネットワークとの間の制御シグナリング（例えばＮＡＳ情報）を伝送するための第一ＩＰｓｅｃトンネル（例えばシグナリングＩＰｓｅｃ ＳＡ）を確立する。

ＵＥは、プロクシーネットワーク要素から、第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得する。前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報は、具体的に上記図７の実施例に記載された通りであり、ここで繰り返して説明しない。

前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報に従って、ＵＥは、第一ネットワークのトンネルの第一関連操作を実行し、詳しくは、上記図７の実施例に記載された通りであり、ここで繰り返して説明しない。

ステップ３：ＵＥは、上りリンクＮＡＳメッセージをＡＭＦに送信し、第一ＰＤＵセッションに第一ＱｏＳフローを新規追加する。前記ＮＡＳメッセージには、ＰＤＵセッション修正要求が含まれる。前記ＰＤＵセッション修正要求には、第一ＰＤＵセッションのＰＤＵセッション識別子、要求されるＱｏＳルール及び／又は要求されるＱｏＳフロー記述情報が含まれる。

要求されるＱｏＳルールには、第一ＱｏＳフローの確立が要求されるＱｏＳフロー識別子及びＱｏＳルールが含まれ、
要求されるＱｏＳフロー記述には、第一ＱｏＳフローの確立が要求されるＱｏＳフロー識別子及びＱｏＳフロー記述が含まれる。

第一ＱｏＳフローのＱｏＳフロー記述には、第一ＱｏＳクラス指示情報が含まれる。

前記第一ＱｏＳフローのＱｏＳルールにおけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子は、セキュリティパラメータインデックスタイプに設定される。セキュリティパラメータインデックスタイプは、例えば０１１０００００である。

前記第一ＱｏＳフローのＱｏＳルールにおける上りリンク及び／又は下りリンクのパケットフィルタ情報は、第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報である（前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報には、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの識別子と、ＥＳＰを示すプロトコルフィールド（ｐｒｏｔｏｃｏｌ ｆｉｅｌｄ）と、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルのＳＰＩとのうち、少なくとも１つが含まれる）。

前記第一ＱｏＳフローのＱｏＳフロー記述には、ＧＢＲタイプの関連ＱｏＳパラメータ（例えば上下りリンクのＧＦＢＲ、上下りリンクのＭＦＢＲ、ＧＢＲタイプの５ＱＩ等）が含まれない。

前記第一ＱｏＳフローのＱｏＳフロー記述及び／又はＱｏＳルールには、第一ＱｏＳクラス指示（ＱＦＩ、ＱＣＩ、５ＱＩ等とも称される）が含まれる。

ステップ４：ＡＭＦは、ＰＤＵセッション＿ＳＭ（セッション管理）コンテキストの修正要求メッセージをＳＭＦに送信する。

前記ＰＤＵセッション＿ＳＭコンテキストの修正要求には、第一ＰＤＵセッションのＰＤＵセッション識別子、要求されるＱｏＳルール及び／又は要求されるＱｏＳフロー記述情報が含まれる。

要求されるＱｏＳルールには、第一ＱｏＳフローの確立を要求されるＱｏＳフロー識別子及びＱｏＳルールが含まれ、
要求されるＱｏＳフロー記述情報には、第一ＱｏＳフローの確立が要求されるＱｏＳフロー識別子及びＱｏＳフロー記述情報が含まれる。

第一ＱｏＳフローのＱｏＳフロー記述情報には、第一ＱｏＳクラス指示情報が含まれる。

前記第一ＱｏＳフローのＱｏＳルールにおけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子は、セキュリティパラメータインデックスタイプに設定される。

前記第一ＱｏＳフローのＱｏＳルールにおける上りリンク及び／又は下りリンクのパケットフィルタ情報は、第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報である（前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報には、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの識別子と、ＥＳＰを示すプロトコルフィールドｐｒｏｔｏｃｏｌ ｆｉｅｌｄと、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルのセキュリティパラメータインデックス（ＳＰＩ）とのうち、少なくとも１つが含まれる）。

前記第一ＱｏＳフローのＱｏＳフロー記述には、ＧＢＲタイプの関連ＱｏＳパラメータ（例えば上下りリンクのＧＦＢＲ、上下りリンクのＭＦＢＲ、ＧＢＲタイプの５ＱＩ等）が含まれない。

前記第一ＱｏＳフローのＱｏＳフロー記述及び／又はＱｏＳルールには、第一ＱｏＳクラス指示（ＱＦＩ、ＱＣＩ、５ＱＩ等とも称される）が含まれる。

第一ＱｏＳフローの確立を確認した場合、第一ネットワークＳＭＦは、ＰＤＵセッション＿ＳＭコンテキストの修正応答を第一ネットワークＡＭＦに返信する。

ステップ５：ＳＭＦは、Ｎ１Ｎ２メッセージをＡＭＦに送信する。

ステップ６：ＡＭＦは、ＰＤＵセッションのリソース修正要求をＲＡＮネットワーク要素に送信する。前記ＰＤＵセッション修正要求には、第一ＱｏＳフローのＱｏＳコンテキスト及びＱｏＳフロー識別子、ＮＡＳメッセージ（ＰＤＵセッション修正命令）が含まれる。

前記ＱｏＳフロー識別子は、第一ＱｏＳクラス指示であってもよい。

第一ＱｏＳフローのＱｏＳコンテキストには、第一ＱｏＳクラス指示が含まれてもよい。

第一ＱｏＳクラス指示に従って、ＲＡＮネットワーク要素は、第一ＱｏＳフローに単独のＤＲＢ（第一ＤＲＢと称す）を割り当てる。即ち、第一ＤＲＢは、第一ＱｏＳフローのデータを伝送するために用いられるか、或いは、第一ＱｏＳフローのデータを伝送するためにのみ用いられる。

ステップ７：ＲＡＮネットワーク要素は、ＲＲＣ再構成要求をＵＥに送信する。前記ＲＲＣ再設定要求には、第一ＱｏＳフローがマッピングされる第一ＤＲＢの設定及びＮＡＳメッセージ（ＰＤＵセッション修正命令）が含まれる。

ステップ８：ＵＥは、ＲＲＣ再設定応答をＲＡＮネットワーク要素に返信する。

ステップ９：ＲＡＮネットワーク要素は、ＰＤＵセッションのリソース修正応答をＡＭＦに返信する。

ステップ１０：ＡＭＦは、ＳＭＦへのＰＤＵセッション＿ＳＭコンテキスト修正手順をトリガする。

ステップ１１：ＳＭＦは、Ｎ４インターフェースのＰＤＵセッション修正要求をＵＰＦに送信し、第一ＰＤＵセッションに第一ＱｏＳフローを新規追加する。前記Ｎ４インターフェースのＰＤＵセッション修正要求には、新規追加された第一ＱｏＳフローのＱｏＳルールが含まれる。

前記第一ＱｏＳフローのＱｏＳルールにおけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子は、セキュリティパラメータインデックスタイプに設定される。

前記第一ＱｏＳフローのＱｏＳルールにおける上りリンク及び／又は下りリンクのパケットフィルタ情報は、第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報である（前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報には、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの識別子と、ＥＳＰを示すプロトコルフィールドと、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルのＳＰＩとのうち、少なくとも１つが含まれる）。

第一ＱｏＳフローの確立が完了すると、ＵＰＦは、Ｎ４インターフェースのＰＤＵセッションの修正応答をＳＭＦに返信する。

ステップ１２：ＵＥは、上りリンクＮＡＳメッセージを第一ネットワークＡＭＦに送信する。前記ＮＡＳメッセージには、ＰＤＵセッションの修正が完了した旨が含まれる。

ステップ１３：ＡＭＦは、ＳＭＦへのＰＤＵセッション＿ＳＭコンテキスト修正手順をトリガする。

その後、端末は、第一ＩＰｓｅｃトンネルのデータを送信する必要があると、第一ＱｏＳフローの上りリンクパケットフィルタ情報を介して、第一ＩＰｓｅｃを第一ＱｏＳフローのデータにマッピングする。次に、第一ＱｏＳフローのデータを第一ＤＲＢのデータにマッピングしてＲＡＮネットワーク要素に送信する。第一ネットワークＵＰＦは、第一ＩＰｓｅｃトンネルのデータを受信すると、第一ＱｏＳフローの下りリンクパケットフィルタ情報を介して、第一ＩＰｓｅｃを第一ＱｏＳフローのデータにマッピングする。次に、第一ＱｏＳフローのデータをＲＡＮネットワーク要素に送信する。ＲＡＮネットワーク要素は、第一ＱｏＳフローのデータを第一ＤＲＢのデータにマッピングする。ＲＡＮネットワーク要素は、第一ＱｏＳフローのＱｏＳ情報に従って、第一ＤＲＢを優先的に保証することができる。理解し易いのは、第一ネットワークにおいて、端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリングを保証する効果が実現できる。

本開示の実施例の応用シーン２：
本開示の実施例の応用シーン２では、主に、端末（ＵＥを例として記述する）とプロクシーネットワーク要素との間のデータＩＰｓｅｃトンネルを確立した後、第二ＱｏＳフローの確立を第一ネットワークに要求する手順について記述する。前記プロクシーネットワーク要素は、第一ネットワークと第二ネットワークとの間のプロクシー（例えばＮ３ＩＷＦ）であり、第一ネットワークの通信ネットワーク要素又は第二ネットワークの通信ネットワーク要素とされてもよい。前記データＩＰｓｅｃトンネルは、前記端末と前記第二ネットワークとの間のユーザプレーンデータ、又は、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのデータを伝送するためのＩＰｓｅｃトンネルである。以下の記述では、ＡＭＦは第一ネットワークＡＭＦを表し、ＳＭＦは第一ネットワークＳＭＦを表し、ＵＰＦは第一ネットワークＵＰＦを表し、ＲＡＮネットワーク要素は第一ネットワークＲＡＮのネットワーク要素を表す。図１３に示すように、かかるデータ伝送方法は、以下ステップ１～ステップ１３を含む。

ステップ１：ＵＥと第一ネットワークとが、第一ネットワークＰＤＵ（プロトコルデータユニット）セッション（第一ＰＤＵセッションと略す）を確立する。第一ネットワークＳＭＦは、端末の為に、Ｍａｔｃｈ ａｌｌ（全部マッチ）のデフォルトのＱｏＳフローを確立する。前記第一ネットワークのＰＤＵセッションは、端末と第二ネットワーク間の情報を伝送するためのものである。前記端末と第二ネットワークとの間の情報は、制御シグナリング及び／又はユーザプレーンデータであってもよい。

ステップ２：ＵＥと、プロクシーネットワーク要素と、第二ネットワークとの間のインタラクションによって、ＵＥとプロクシーネットワーク要素との間に、ＵＥと第二ネットワークとの間の制御シグナリング（例えばＮＡＳ情報）を伝送するためのデータＩＰｓｅｃトンネル（例えばデータＩＰｓｅｃ ＳＡ）を確立する。

ＵＥは、プロクシーネットワーク要素から、データＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得する。前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報は、具体的に上記図８の実施例に記載された通りであり、ここで繰り返して説明しない。

前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報に従って、ＵＥは、第一ネットワークのトンネルの第二関連操作を実行し、詳しくは、上記図８の実施例に記載された通りであり、ここで繰り返して説明しない。

ステップ３：ＵＥは、上りリンクＮＡＳメッセージをＡＭＦに送信し、第一ＰＤＵセッションに第二ＱｏＳフローを新規追加する。前記ＮＡＳメッセージには、ＰＤＵセッション修正要求が含まれる。前記ＰＤＵセッション修正要求には、第一ＰＤＵセッションのＰＤＵセッション識別子、要求されるＱｏＳルール及び／又は要求されるＱｏＳフロー記述が含まれる。

要求されるＱｏＳルールには、第二ＱｏＳフローの確立が要求されるＱｏＳフロー識別子及びＱｏＳルールが含まれ、
要求されるＱｏＳフロー記述には、第二ＱｏＳフローの確立が要求されるＱｏＳフロー識別子及びＱｏＳフロー記述が含まれる。

第二ＱｏＳフローのＱｏＳフロー記述には、データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳ情報が含まれる。

前記第二ＱｏＳフローのＱｏＳルールにおけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子は、セキュリティパラメータインデックスタイプに設定される。

前記第二ＱｏＳフローのＱｏＳルールにおける上りリンク及び／又は下りリンクのパケットフィルタ情報は、データＩＰｓｅｃトンネルの情報である（前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報には、前記データＩＰｓｅｃトンネルの識別子と、ＥＳＰを示すプロトコルフィールドと、前記データＩＰｓｅｃトンネルのセキュリティパラメータインデックスと、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの識別情報とのうち、少なくとも１つが含まれる）。

前記第二ＱｏＳフローのＱｏＳフロー記述及び／又はＱｏＳルールには、データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳ情報が含まれる（データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの識別情報は、ＱｏＳフロー識別子と、ＱｏＳフローが所属するＰＤＵセッションの識別子と、ＱｏＳフロー識別子とを含む）。

ステップ４：ＡＭＦは、ＰＤＵセッションＳＭ（セッション管理）コンテキストの修正要求メッセージをＳＭＦに送信する。

前記ＰＤＵセッション＿ＳＭコンテキストの修正要求には、第一ＰＤＵセッションのＰＤＵセッション識別子、要求されるＱｏＳルール及び／又は要求されるＱｏＳフロー記述が含まれる。

要求されるＱｏＳルールには、第二ＱｏＳフローの確立が要求されるＱｏＳフロー識別子及びＱｏＳルールが含まれる。

要求されるＱｏＳフロー記述には、第二ＱｏＳフローの確立が要求されるＱｏＳフロー識別子及びＱｏＳフロー記述が含まれる。

第二ＱｏＳフローのＱｏＳフロー記述には、データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳ情報が含まれる。

前記第二ＱｏＳフローのＱｏＳルールにおけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子は、セキュリティパラメータインデックスタイプに設定される。

前記第二ＱｏＳフローのＱｏＳルールにおける上りリンク及び／又は下りリンクのパケットフィルタ情報は、データＩＰｓｅｃトンネルの情報である（前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報には、前記データＩＰｓｅｃトンネルの識別子と、ＥＳＰを示すプロトコルフィールドと、前記データＩＰｓｅｃトンネルのセキュリティパラメータインデックスと、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの識別情報とのうち、少なくとも１つが含まれる）。

前記第二ＱｏＳフローのＱｏＳフロー記述及び／又はＱｏＳルールには、データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳ情報が含まれる（データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの識別情報は、ＱｏＳフロー識別子と、ＱｏＳフローが所属するＰＤＵセッションの識別子と、ＱｏＳフロー識別子とを含む）。

第二ＱｏＳフローの確立を確認した場合、第一ネットワークＳＭＦは、ＰＤＵセッション＿ＳＭコンテキストの修正応答を第一ネットワークＡＭＦに返信する。

ステップ５：ＳＭＦは、Ｎ１Ｎ２メッセージをＡＭＦに送信する。

ステップ６：ＡＭＦは、ＰＤＵセッションのリソース修正要求をＲＡＮネットワーク要素に送信し、第二ＱｏＳフローのＱｏＳ情報をＲＡＮネットワーク要素に送信し、第二ＱｏＳフローの確立を要求する。前記ＰＤＵセッション修正要求には、第二ＱｏＳフローのＱｏＳコンテキスト及びＱｏＳフロー識別子、ＮＡＳメッセージ（ＰＤＵセッション修正命令）が含まれる。

前記ＱｏＳフロー識別子は、データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークのＱｏＳフローに対応するＱｏＳクラス指示（以下、第二ＱｏＳクラス指示と略す）であってもよい。

第二ＱｏＳフローのＱｏＳコンテキストには、第二ＱｏＳクラス指示が含まれてもよい。

第二ＱｏＳフローのＱｏＳ情報に従って、第一条件を満たす場合（例えば上記方法の実施例に記載されたように）、ＲＡＮネットワーク要素は、第二ＱｏＳフローに単独のＤＲＢ（第二ＤＲＢと称す）を割り当てる。又は、ＲＡＮネットワーク要素は、各々の第二ＱｏＳフローのデータを１つの第二ＤＲＢにマッピングする。即ち、第二ＤＲＢは、第二ＱｏＳフローのデータを伝送するために用いられるか、或いは第二ＱｏＳフローのデータを伝送するためにのみ用いられる。

ステップ７：ＲＡＮネットワーク要素は、ＲＲＣ再設定要求をＵＥに送信する。前記ＲＲＣ再設定要求には、第二ＱｏＳフローがマッピングされるＤＲＢの設定及びＮＡＳメッセージ（ＰＤＵセッション修正命令）が含まれる。

ステップ８：ＵＥは、ＲＲＣ再設定応答をＲＡＮネットワーク要素に返信する。

ステップ９：ＲＡＮネットワーク要素は、ＰＤＵセッションのリソース修正応答をＡＭＦに返信する。

ステップ１０：ＡＭＦは、ＳＭＦへのＰＤＵセッション＿ＳＭコンテキスト修正手順をトリガする。

ステップ１１：ＳＭＦは、Ｎ４インターフェースのＰＤＵセッション修正要求をＵＰＦに送信し、第一ＰＤＵセッションに第二ＱｏＳフローを新規追加する。前記Ｎ４インターフェースのＰＤＵセッション修正要求には、新規追加された第二ＱｏＳフローのＱｏＳルールが含まれる。

前記第二ＱｏＳフローのＱｏＳルールにおけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子は、セキュリティパラメータインデックスタイプに設定される。

前記第二ＱｏＳフローのＱｏＳルールにおける上りリンク及び／又は下りリンクのパケットフィルタ情報は、データＩＰｓｅｃトンネルの情報である（前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報には、前記データＩＰｓｅｃトンネルの識別子と、ＥＳＰを示すプロトコルフィールドと、前記データＩＰｓｅｃトンネルのセキュリティパラメータインデックスと、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの識別情報とのうち、少なくとも１つが含まれる）。

第二ＱｏＳフローの確立が完了すると、ＵＰＦは、Ｎ４インターフェースのＰＤＵセッションの修正応答をＳＭＦに返信する。

ステップ１２：ＵＥは、上りリンクＮＡＳメッセージを第一ネットワークＡＭＦに送信する。前記ＮＡＳメッセージには、ＰＤＵセッションの修正が完了した旨が含まれる。

ステップ１３：ＡＭＦは、ＳＭＦへのＰＤＵセッション＿ＳＭコンテキスト修正手順をトリガする。

その後、端末は、データＩＰｓｅｃトンネルのデータを送信する必要があると、第二ＱｏＳフローの上りリンクパケットフィルタ情報を介して、第二ＩＰｓｅｃを第二ＱｏＳフローのデータにマッピングする。次に、第二ＱｏＳフローのデータを第二ＤＲＢのデータにマッピングしてＲＡＮネットワーク要素に送信する。第一ネットワークＵＰＦは、データＩＰｓｅｃトンネルのデータを受信すると、第二ＱｏＳフローの下りリンクパケットフィルタ情報を介して、第二ＩＰｓｅｃを第二ＱｏＳフローのデータにマッピングする。次に、第二ＱｏＳフローのデータをＲＡＮネットワーク要素に送信する。一部の重要なトラフィック（例えば音声トラフィック）に対して、ＲＡＮネットワーク要素は、第二ＱｏＳフローのデータを第二ＤＲＢのデータにマッピングする。理解し易いのは、第一ネットワークにおいて、端末と第二ネットワークとの間のデータ、特に重要なトラフィックのデータを保証する効果が実現できる。

本開示の実施例の応用シーン３：
本開示の実施例の応用シーン３では、主に、端末（ＵＥを例として記述する）がＰＤＵセッションの確立を第二ネットワークに要求し、端末とプロクシーネットワーク要素との間にデータＩＰｓｅｃトンネルを確立する手順について記述する。前記プロクシーネットワーク要素は、第一ネットワークと第二ネットワークとの間のプロクシー（例えばＮ３ＩＷＦ）であり、第一ネットワークの通信ネットワーク要素又は第二ネットワークの通信ネットワーク要素とされてもよい。前記第一ＩＰｓｅｃトンネルは、前記端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリングを伝送するためのＩＰｓｅｃトンネルである。図１４に示すように、かかるデータ伝送方法は、以下ステップ１～ステップ９を含む。

ステップ１：ＵＥと第一ネットワークとが、第一ネットワークＰＤＵ（プロトコルデータユニット）セッション（第一ＰＤＵセッションと略す）を確立する。前記第一ネットワークのＰＤＵセッションは、端末と第二ネットワーク間の情報を伝送するためのものである。前記端末と第二ネットワークとの間の情報は、制御シグナリング及び／又はユーザプレーンデータであってもよい。

ステップ２：ＵＥと、プロクシーネットワーク要素と、第二ネットワークとの間のインタラクションによって、ＵＥとプロクシーネットワーク要素との間に、ＵＥと第二ネットワークとの間の制御シグナリング（例えばＮＡＳ情報）を伝送するための第一ＩＰｓｅｃトンネル（例えばシグナリングＩＰｓｅｃ ＳＡ）を確立する。

ステップ３：第一ＩＰｓｅｃトンネルを介して、ＵＥは、上りリンクＮＡＳメッセージを第二ネットワークＡＭＦに送信し、第二ネットワークのＰＤＵセッションの確立を要求する。

第二ネットワークＡＭＦと第二ネットワークの他のネットワーク要素との間のインタラクションについては、省略される。

ステップ４：第二ネットワークＡＭＦは、ＰＤＵセッションのリソース確立要求をプロクシーネットワーク要素に送信する。前記ＰＤＵセッションのリソース確立要求には、第二ネットワークのＱｏＳフローのＱｏＳコンテキスト及びＱｏＳフロー識別子、ＮＡＳメッセージ（ＰＤＵセッション確立の受け入れ）が含まれる。

ステップ５：前記プリセット条件を満たすことを確認した場合、プロクシーネットワーク要素は、第二ネットワークのトンネル（第二ネットワークのＱｏＳフロー）の為に、データＩＰｓｅｃトンネルの操作を実行し、詳しくは、上記図９の実施例に記載された通りであり、ここで繰り返して説明しない。

具体的に、プロクシーネットワーク要素は、第二ネットワークのＱｏＳフローからデータＩＰｓｅｃトンネルへのマッピングを決定する。

ステップ６：プロクシーネットワーク要素は、ＩＫＥ＿チャイルドセキュリティアソシエーション作成要求をＵＥに送信する。ＩＫＥ＿チャイルドセキュリティアソシエーション作成要求には、ＩＰｓｅｃトンネルの確立用の識別子と、関連付けられるＱｏＳフローの識別子と、ＱｏＳフローが所属するＰＤＵセッションの識別子とが含まれる。

ステップ７：ＵＥは、ＩＫＥ＿チャイルドセキュリティアソシエーション作成応答をプロクシーネットワーク要素に返信する。

複数のＩＰｓｅｃトンネルを確立する必要がある場合、ステップ５及びステップ６が繰り返される。

ステップ８：プロクシーネットワーク要素は、ステップ４で受信されたＮＡＳメッセージを、第一ＩＰｓｅｃトンネルを介してＵＥに送信する。

ステップ９：プロクシーネットワーク要素は、ＰＤＵセッションのリソース確立応答を第二ネットワークＡＭＦに返信する。

第二ネットワークＡＭＦと第二ネットワークの他のネットワーク要素との間のインタラクションについては、省略される。

理解し易いのは、プロクシーネットワーク要素による第二ネットワークのＱｏＳフローからデータＩＰｓｅｃトンネルへの合理的なマッピングの制御を基礎としてこそ、端末は、異なるデータＩＰｓｅｃトンネルの為に、異なる第二ＱｏＳフローを第一ネットワークに要求可能となり、第一ネットワークにおいて、端末と第二ネットワークとの間のデータの保証を実現可能となる。重要なトラフィックを搬送する第二ネットワークのＱｏＳフローに対して、プロクシーネットワーク要素は、それを単独のデータＩＰｓｅｃトンネルにマッピング可能であり、端末は、前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、第一ネットワークの単独の第一ＱｏＳフローを要求可能であり、第一ネットワークにおいて、端末と第二ネットワークとの間の重要データの保証を実現することができる。

本開示の実施例の応用シーン４：
本開示の実施例の応用シーン４では、主に、端末（ＵＥを例として記述する）又は第二ネットワークのネットワーク要素が、第二ネットワークのＰＤＵセッション修正を開始し、第二ネットワークのＰＤＵセッションへのＱｏＳフローの新規追加を要求する手順について記述する。前記プロクシーネットワーク要素は、第一ネットワークと第二ネットワークとの間のプロクシー（例えばＮ３ＩＷＦ）であり、第一ネットワークの通信ネットワーク要素又は第二ネットワークの通信ネットワーク要素とされてもよい。前記第一ＩＰｓｅｃトンネルは、前記端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリングを伝送するためのＩＰｓｅｃトンネルである。図１５に示すように、かかるデータ伝送方法は、以下ステップ１～ステップ９を含む。

ステップ１：ＵＥと第一ネットワークとが、第一ネットワークＰＤＵ（プロトコルデータユニット）セッション（第一ＰＤＵセッションと略す）を確立する。前記第一ネットワークのＰＤＵセッションは、端末と第二ネットワークとの間の情報を伝送するためのものである。前記端末と第二ネットワークとの間の情報は、制御シグナリング及び／又はユーザプレーンデータであってもよい。

ステップ２：ＵＥと、プロクシーネットワーク要素と、第二ネットワークとの間のインタラクションによって、ＵＥとプロクシーネットワーク要素との間に、ＵＥと第二ネットワークとの間の制御シグナリング（例えばＮＡＳ情報）を伝送するための第一ＩＰｓｅｃトンネル（例えばシグナリングＩＰｓｅｃ ＳＡ）を確立する。

ステップ３ａ：第一ＩＰｓｅｃトンネルを介して、ＵＥは、上りリンクＮＡＳメッセージを第二ネットワークＡＭＦに送信し、第二ネットワークのＰＤＵセッションへのＱｏＳフロー（第二ネットワークのＱｏＳフローと略す）の新規追加を要求する。

ステップ３ｂ：第二ネットワークの他のネットワーク要素は、ＰＤＵセッション修正要求を第二ネットワークＡＭＦに送信し、第二ネットワークのＰＤＵセッションへのＱｏＳフロー（第二ネットワークのＱｏＳフローと略す）の新規追加を要求する。

ステップ４：第二ネットワークＡＭＦは、ＰＤＵセッションのリソース修正要求をプロクシーネットワーク要素に送信する。前記ＰＤＵセッションのリソース確立要求には、第二ネットワークのＱｏＳフローのＱｏＳコンテキスト及びＱｏＳフロー識別子、ＮＡＳメッセージ（例えばＰＤＵセッション修正命令）が含まれる。

ステップ５：前記プリセット条件を満たすことを確認した場合、プロクシーネットワーク要素は、第二ネットワークのトンネル（第二ネットワークのＱｏＳフロー）の為に、データＩＰｓｅｃトンネルの操作を実行し、詳しくは、上記図９の実施例に記載された通りであり、ここで繰り返して説明しない。

具体的に、プロクシーネットワーク要素は、第二ネットワークのＱｏＳフローからデータＩＰｓｅｃトンネルへのマッピングを決定する。

第二ネットワークのＱｏＳフローの為に、新しいデータＩＰｓｅｃトンネルを確立することを確認した場合、ステップ６～ステップ７に進む。

既存のデータＩＰｓｅｃトンネルを修正する（例えば既存のＩＰｓｅｃトンネルに、関連付けられる第二ネットワークのＱｏＳフローを追加するか、或いは第二ネットワークのＱｏＳフローを、既存のＩＰｓｅｃトンネルにマッピングする）ことを確認した場合、既存のデータＩＰｓｅｃトンネルを削除してから、データＩＰｓｅｃトンネルを確立し、ステップ６～ステップ７に進むようにしてもよい。

ステップ６：プロクシーネットワーク要素は、ＩＫＥ＿チャイルドセキュリティアソシエーション作成要求をＵＥに送信する。ＩＫＥ＿チャイルドセキュリティアソシエーション作成要求には、ＩＰｓｅｃトンネルの確立用の識別子と、関連付けられるＱｏＳフローの識別子と、ＱｏＳフローが所属するＰＤＵセッションの識別子とが含まれる。

ステップ７：ＵＥは、ＩＫＥ＿チャイルドセキュリティアソシエーション作成応答をプロクシーネットワーク要素に返信する。

複数のＩＰｓｅｃトンネルを確立する必要がある場合、ステップ５及びステップ６が繰り返される。

ステップ８：プロクシーネットワーク要素は、ステップ４で受信されたＮＡＳメッセージを、第一ＩＰｓｅｃトンネルを介してＵＥに送信する。

ステップ９：プロクシーネットワーク要素は、ＰＤＵセッションのリソース修正応答を第二ネットワークＡＭＦに返信する。

第二ネットワークＡＭＦと第二ネットワークの他のネットワーク要素との間のインタラクションについては、省略される。

理解し易いのは、プロクシーネットワーク要素による第二ネットワークのＱｏＳフローからデータＩＰｓｅｃトンネルへの合理的なマッピングの制御を基礎としてこそ、端末は、異なるデータＩＰｓｅｃトンネルの為に、異なる第二ＱｏＳフローを第一ネットワークに要求可能となり、第一ネットワークにおいて、端末と第二ネットワークとの間のデータの保証を実現可能となる。重要なトラフィックを搬送する第二ネットワークのＱｏＳフローに対して、プロクシーネットワーク要素は、それを単独のデータＩＰｓｅｃトンネルにマッピング可能であり、端末は、前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、第一ネットワークの単独の第一ＱｏＳフローを要求可能であり、第一ネットワークにおいて、端末と第二ネットワークとの間の重要データの保証を実現することができる。

図１６を参照して、本開示の実施例は、端末であって、
第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得するための取得モジュールであって、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルは、前記端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリングを伝送するためのＩＰｓｅｃトンネルである取得モジュール１６１と、
前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報に従って、第一ネットワークのトンネルの第一関連操作を実行するための実行モジュール１６２とを含む、端末１６０を更に提供している。

選択的に、前記の第一ネットワークのトンネルの第一関連操作を実行することは、
第一トンネルを確立するように前記第一ネットワークに要求することと、
第三トンネルを第一トンネルに修正するように前記第一ネットワークに要求することと、
第一トンネルのサービス品質ＱｏＳ（Ｑｕａｌｉｔｙ ｏｆ Ｓｅｒｖｉｃｅ）情報を前記第一ネットワークに送信することと、
第三トンネルの修正されたＱｏＳ情報を前記第一ネットワークに送信することと、
第一ＱｏＳ情報を前記第一ネットワークに送信することと、
第一トンネルのＱｏＳ情報における上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報を、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報に設定することと、
第一ＱｏＳ情報における上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報を、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報に設定することと、
第三トンネルのＱｏＳ情報における上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報を、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報に修正することと、
第一トンネルのＱｏＳ情報におけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子を、セキュリティパラメータインデックスタイプに設定することと、
第一ＱｏＳ情報におけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子を、セキュリティパラメータインデックスタイプに設定することと、
第三トンネルのＱｏＳ情報におけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子を、セキュリティパラメータインデックスタイプに修正することと、
第一トンネルを非保証ビットレートＧＢＲ（ｇｕａｒａｎｔｅｅｄ ｂｉｔ ｒａｔｅ）タイプのトンネルに設定することと、
第一トンネルのＱｏＳ情報又は第一ＱｏＳ情報を、ＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報が含まれないように設定することと、
第三トンネルを非ＧＢＲタイプのトンネルに修正することと、
第三トンネルのＱｏＳ情報を、ＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報が含まれないように設定することと、
第一トンネルのＱｏＳ情報におけるＱｏＳクラス指示情報を、第一ＱｏＳクラス指示情報に設定することと、
第一ＱｏＳ情報におけるＱｏＳクラス指示情報を、第一ＱｏＳクラス指示情報に設定することと、
第三トンネルのＱｏＳ情報におけるＱｏＳクラス指示情報を、第一ＱｏＳクラス指示情報に修正することと、
第一トンネルのＱｏＳ情報におけるＱｏＳ優先度を、第一ＱｏＳ優先度に設定することと、
第一ＱｏＳ情報におけるＱｏＳ優先度を、第一ＱｏＳ優先度に設定することと、
第三トンネルのＱｏＳ情報におけるＱｏＳ優先度を、第一ＱｏＳ優先度に修正することと、
前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報を前記第一ネットワークに送信することとのうち、少なくとも１つを含み、
前記第一トンネルは、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルのデータ、又は、前記端末と前記第二ネットワークとの間の制御シグナリングを伝送するためのものであり、
前記第三トンネルは、前記端末と前記第一ネットワークとの間に既に確立済みのトンネルであり、
第一ＱｏＳ情報は、新規に確立されたＱｏＳ情報である。

選択的に、第一トンネルのＱｏＳ情報、第三トンネルの修正されたＱｏＳ情報、及び／又は第一ＱｏＳ情報には、ＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報が含まれず、
及び／又は
第一トンネルのＱｏＳ情報、第三トンネルの修正されたＱｏＳ情報、及び／又は第一ＱｏＳ情報には、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報である上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報と、セキュリティパラメータインデックスタイプであるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子と、第一ＱｏＳクラス指示情報であるＱｏＳフロークラス指示情報とのうち、少なくとも１つが含まれる。

選択的に、前記第一トンネルの確立が完了した後、第一トンネルの確立が承認され、第一ＱｏＳ情報が承認され、第三トンネルの修正されたＱｏＳ情報が承認され、及び／又は前記第三トンネルの修正が完成して前記第一トンネルに転化された後、前記第一ネットワークのトンネルの第一関連操作は、
前記第一トンネルを介して、前記端末と前記第二ネットワークとの間の制御シグナリング又は前記第一ＩＰｓｅｃトンネルのデータを送信することと、
前記端末と前記第二ネットワークとの間の制御シグナリング又は前記第一ＩＰｓｅｃトンネルのデータを、前記第一トンネルに切り替えて伝送することと、
第一トンネルと前記第一ＩＰｓｅｃトンネルとの関連付け関係を確立及び／又は保存することとのうち、少なくとも１つを更に含み、
及び／又は
前記第一トンネルの確立が拒否され、第三トンネルの修正が拒否され、第一ＱｏＳ情報の承認が拒否され、及び／又は第一トンネルが解放された後、前記第一ネットワークのトンネルの第一関連操作は、第二ネットワークへの登録解除要求を開始することと、登録解除状態に入ることとのうち、少なくとも１つを更に含む。

選択的に、前記第一トンネル及び／又は第三トンネルにおけるトンネルは、ＱｏＳフローであり、
及び／又は
前記第一トンネルは、第一ＱｏＳフロー又は第一ＰＤＵセッションにおけるＱｏＳフローであり、
及び／又は
前記第三トンネルは、第一ＰＤＵセッションにおける既存ＱｏＳフローであり、
及び／又は
前記第一トンネルは、第一ＱｏＳフローであり、第一トンネルを確立するように前記第一ネットワークに要求することは、
第一ＰＤＵセッション内で第一ＱｏＳフローを確立するように前記第一ネットワークに要求することと、
第一ＰＤＵセッションの修正要求又は第一ＰＤＵセッションの確立要求を前記第一ネットワークに送信し、前記第一ＰＤＵセッションの修正要求又は第一ＰＤＵセッションの確立要求には、確立が要求される第一ＱｏＳフローのＱｏＳ情報又は第一ＱｏＳ情報が含まれることと、のうち、少なくとも１つを含み、
及び／又は
前記第一トンネルは、第一ＱｏＳフローであり、且つ前記第三トンネルは、第一ＰＤＵセッションにおける既存ＱｏＳフローであり、第三トンネルを第一トンネルに修正するように前記第一ネットワークに要求することは、
第一ＰＤＵセッションにおける第三ＱｏＳフローを修正するように前記第一ネットワークに要求することと、
第一ＰＤＵセッションの修正要求を前記第一ネットワークに送信し、前記第一ＰＤＵセッションの修正要求には、修正が要求される第三ＱｏＳフローのＱｏＳ情報が含まれることとのうち、少なくとも１つを含み、
前記第一ＰＤＵセッションは、第一ネットワークにおいて前記端末と前記第二ネットワークとの間の情報を伝送するためのＰＤＵセッションであり、
及び／又は
第一ＱｏＳクラス指示情報及び／又は第一優先度は、独立の無線ベアラリソースを要求することを指示するためのものであり、
及び／又は
第一ＱｏＳクラス指示情報には、事業者固有のＱｏＳクラス指示と、標準化されていない第一ＱｏＳクラス指示であって、その値が５又は６９とされる第一ＱｏＳクラス指示と、非ＧＢＲタイプのＱｏＳクラス指示とのうち、少なくとも１つが含まれ、
及び／又は
第一優先度情報の値が５とされる。

選択的に、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報には、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの識別子と、カプセル化セキュリティペイロードＥＳＰ（ｅｎｃａｐｓｕｌａｔｉｎｇ ｓｅｃｕｒｉｔｙ ｐａｙｌｏａｄ）を示すプロトコルフィールドと、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルのセキュリティパラメータインデックスＳＰＩと、第一ＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた第二ネットワークの情報とのうち、少なくとも１つが含まれる。

選択的に、前記第一ＱｏＳフローは、非デフォルトのＱｏＳフローである。

選択的に、前記取得モジュールは、プロクシーネットワーク要素から前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得するために用いられる。

図１７を参照して、本開示の実施例は、端末であって、
データＩＰｓｅｃトンネルの情報、及び／又は、前記端末と第二ネットワークとのトンネルの情報を取得するための取得モジュールであって、前記データＩＰｓｅｃトンネルは、前記端末と前記第二ネットワークとの間のユーザプレーンデータ、又は、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのデータを伝送するためのＩＰｓｅｃトンネルである取得モジュール１７１と、
前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報、及び／又は、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報に従って、第一ネットワークのトンネルの第二関連操作を実行するための実行モジュール１７２とを含む、端末１７０を更に提供している。

選択的に、プリセット条件を満たす場合、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報、及び／又は、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報に従って、第一ネットワークトンネルの第二関連操作を実行する。

プリセット条件は、
プロクシーネットワーク要素から、データＩＰｓｅｃトンネルの確立及び新規に確立されたデータＩＰｓｅｃトンネルの情報が受信されることと、
プロクシーネットワーク要素から、データＩＰｓｅｃトンネルの修正及び修正されたデータＩＰｓｅｃトンネルの情報が受信されることとを含む。

選択的に、前記の第一ネットワークのトンネルの第二関連操作を実行することは、
第二トンネルを確立するように前記第一ネットワークに要求することと、
第四トンネルを修正するように前記第一ネットワークに要求することと、
第二トンネルのサービス品質ＱｏＳ情報を前記第一ネットワークに送信することと、
第四トンネルの修正されたＱｏＳ情報を前記第一ネットワークに送信することと、
第二ＱｏＳ情報を前記第一ネットワークに送信することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルの各々の為に、前記第一ネットワークに単独の第二トンネル又は第二ＱｏＳ情報を１つ要求することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、単独の第二トンネル又は第二ＱｏＳ情報を前記第一ネットワークに要求することと、
複数の前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、前記第一ネットワークに第二トンネルを１つ要求するか、或いは、複数の前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータを１つの第二トンネル又は第二ＱｏＳ情報にマッピングすることと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、第四トンネルを修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルを第四トンネルにマッピングすることと、
第二トンネルのＱｏＳ情報における上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報に設定することと、
第二ＱｏＳ情報における上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報に設定することと、
第四トンネルのＱｏＳ情報の上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報に修正するか、或いは、第四トンネルのＱｏＳ情報の上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報に、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報を新規追加することと、
第二トンネルのＱｏＳ情報におけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子を、セキュリティパラメータインデックスタイプに設定することと、
第二ＱｏＳ情報におけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子を、セキュリティパラメータインデックスタイプに設定することと、
第四トンネルのＱｏＳ情報におけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子を、セキュリティパラメータインデックスタイプに修正することと、
第二トンネルのＱｏＳ情報におけるＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報に設定することと、
第二ＱｏＳ情報におけるＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報に設定することと、
第四トンネルのＱｏＳ情報におけるＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報に修正するか、或いは、第四トンネルのＱｏＳ情報におけるＱｏＳパラメータ情報に、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報を新規追加することと、
データＩＰｓｅｃトンネルの情報を前記第一ネットワークに送信することとのうち、少なくとも１つを含み、
前記第二トンネルは、前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータ、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのデータ、又は、前記端末と前記第二ネットワークとの間のユーザプレーンデータを伝送するためのものであり、
第四トンネルは、前記端末と前記第一ネットワークとの間に既に確立済みのトンネルであり、
第二ＱｏＳ情報は、新規に確立されたＱｏＳ情報である。

選択的に、第二トンネルのＱｏＳ情報、及び／又は第二ＱｏＳ情報には、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報である上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報と、セキュリティパラメータインデックスタイプであるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子と、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報であるＱｏＳパラメータ情報とのうち、少なくとも１つが含まれ、
及び／又は
第四トンネルの修正されたＱｏＳ情報には、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報であるか、或いは前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報を含む上りリンクパケットフィルタ情報と、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報であるか、或いは前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報を含む下りリンクパケットフィルタ情報と、セキュリティパラメータインデックスタイプであるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子と、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報であるか、或いは前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報を含むＱｏＳパラメータ情報とのうち、少なくとも１つが含まれる。

選択的に、第二トンネルの確立が完了して、第一ネットワークから送信された承認済みＱｏＳ情報が受信され、その承認済みＱｏＳ情報に第二ＱｏＳ情報が含まれ、第二ＱｏＳ情報が第一ネットワークによって承認された後、及び／又は第一ネットワークから送信された、第一トンネルの確立を承認される旨が受信された後、前記の第一ネットワークのトンネルの第二関連操作を実行することは、
前記第二トンネルを介して、前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータ、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのデータ、又は、前記端末と前記第二ネットワークとの間のユーザプレーンデータを送信することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータ、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのデータ、又は、前記端末と前記第二ネットワークとの間のユーザプレーンデータを、前記第二トンネルに切り替えて伝送することと、
前記第二トンネルと前記データＩＰｓｅｃトンネルとの関連付け関係を確立及び／又は保存することとのうち、少なくとも１つを更に含み、
及び／又は
第四トンネルの修正が完了した後、第一ネットワークによって送信された承認済みＱｏＳ情報が受信され、その承認済みＱｏＳ情報に第三ＱｏＳ情報が含まれ、第三ＱｏＳ情報が第一ネットワークによって承認された後、及び／又は第一ネットワークから送信された第三トンネルの修正を承認される旨が受信された後、前記の第一ネットワークの前記トンネルの第二関連操作を実行することは、
前記第四トンネルを介して、前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータを送信することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータを前記第四トンネルに切り替えて伝送することと、
前記第四トンネルとＩＰｓｅｃトンネルとの関連付け関係を更新し、前記第四トンネルに関連付けられたＩＰｓｅｃトンネルには、データＩＰｓｅｃトンネルが含まれることとのうち、少なくとも１つを更に含み、
及び／又は
前記第二トンネルの確立が拒否され、第四トンネルの修正が拒否され、第二ＱｏＳ情報の承認が拒否され、及び／又は第二トンネルが解放された後、前記第一ネットワークのトンネルの第二関連操作は、第二ＩＰｓｅｃに関連付けられた端末と第二ネットワークとの間のトンネルを解放するように第二ネットワークに要求することと、第二ＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた端末と第二ネットワークとの間のトンネルの確立に失敗した旨を、第二ネットワークに返信することとのうち、少なくとも１つを更に含む。

選択的に、第一条件を満たす場合、前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、単独の第二トンネルを前記第一ネットワークに要求するか、或いは、前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、単独の第二ＱｏＳ情報を前記第一ネットワークに要求し、
前記第一条件には、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、ＧＢＲタイプであるか、或いはＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報を含むことと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳクラス指示の値がＮとされ、且つＮが１、５、６９、７０の何れかとされることと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、音声トラフィックを搬送するトンネルであることと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、緊急トラフィックを搬送するトンネルであることと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、高優先度トラフィックを搬送するトンネルであることと、
取得された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報が、単独ベアラリソースの指示情報を含むことと、
前記第四トンネルのＱｏＳ情報が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳ情報とは異なることと、
前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳクラス指示とは異なることと、
前記第四トンネルのＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報とは異なることと、
前記第四トンネルの優先度が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの優先度とは異なることと、
前記第四トンネルに非ＧＢＲタイプのトンネルが存在せず、且つ前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが非ＧＢＲタイプであることと、
前記第四トンネルの上りリンク及び／又は下りリンクのパケットフィルタ情報が、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報を含まないこととのうち、少なくとも１つが含まれ、
及び／又は
第二条件を満たす場合、複数の前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、前記第一ネットワークに第二トンネルを１つ要求するか、複数の前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、前記第一ネットワークに第二ＱｏＳ情報を１つ要求するか、複数の前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータを１つの第二トンネルにマッピングするか、或いは、複数の前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータを１つの第二ＱｏＳ情報にマッピングし、
前記第二条件には、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、非ＧＢＲタイプであるか、或いはＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータを含まないことと、
取得された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報が、単独ベアラリソースの指示情報を含まないか、或いは単独ベアラリソースを必要としない指示情報を含むこととのうち、少なくとも１つが含まれ、
及び／又は
第三条件を満たす場合、前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、第四トンネルを修正し、
前記第三条件には、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、非ＧＢＲタイプであることと、
取得された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報が、単独ベアラリソースの指示情報を含まないか、或いは単独ベアラリソースを必要としない指示情報を含むことと、
前記第四トンネルのＱｏＳ情報が、データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳ情報とは異なることと、
前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳクラス指示とは同じであることと、
前記第四トンネルのＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報とは異なることと、
前記第四トンネルの優先度が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの優先度とは異なることと、
既存の前記第四トンネルが非ＧＢＲタイプであり、且つ前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、非ＧＢＲタイプであることと、
前記第四トンネルの上りリンク及び／又は下りリンクのパケットフィルタ情報が、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報を含まないこととのうち、少なくとも１つが含まれ、
及び／又は、
第四条件を満たす場合、前記データＩＰｓｅｃトンネルを第四トンネルにマッピングし、
前記第四条件には、
前記第四トンネルのＱｏＳ情報が、データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳ情報とは同じであることと、
前記第四トンネルのＱｏＳパラメータ要件が、データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳパラメータ要件よりも高いか同じであることと、
前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳクラス指示よりも高いか同じであることと、
既存の前記第四トンネルが非ＧＢＲタイプであり、且つ前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、非ＧＢＲタイプであることと、
前記第四トンネルの上りリンク及び／又は下りリンクのパケットフィルタ情報が、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報を含むこととのうち、少なくとも１つが含まれる。

選択的に、前記データＩＰｓｅｃトンネルには、前記端末と前記第二ネットワークとの１つのトンネルが関連付けられている場合、前記の第二トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報に設定することは、
前記第二トンネルのＱｏＳクラス指示を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳクラス指示に設定又は修正することと、
前記第二トンネルの優先度を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応する優先度に設定又は修正することと、
前記第二トンネルのパケット遅延バジェットを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するパケット遅延バジェットに設定又は修正することと、
前記第二トンネルのパケットエラーレートを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するパケットエラーレートに設定又は修正することと、
前記第二トンネルのデフォルトの最大データバースト量を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するデフォルトの最大データバースト量に設定又は修正することと、
前記第二トンネルのデフォルトの平均ウィンドウを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するデフォルトの平均ウィンドウに設定又は修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルには、デフォルトの平均ウィンドウが備えられない場合、前記第二トンネルを、デフォルトの平均ウィンドウが備えられないように設定又は修正することと、
前記第二トンネルの上りリンクＧＢＲ又はＧＦＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応する上りリンクＧＢＲ又はＧＦＢＲに設定又は修正することと、
前記第二トンネルの下りリンクＧＢＲ又はＧＦＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応する下りリンクＧＢＲ又はＧＦＢＲに設定又は修正することと、
前記第二トンネルの上りリンクＭＢＲ又はＭＦＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応する上りリンクＭＢＲ又はＭＦＢＲに設定又は修正することと、
前記第二トンネルの下りリンクＭＢＲ又はＭＦＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応する下りリンクＭＢＲ又はＭＦＢＲに設定又は修正することとのうち、少なくとも１つを含み、
及び／又は
マルチトンネル条件を満たす場合、前記の第二トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報に設定することは、
前記第二トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報のうち、最も高いＱｏＳ要件を有するＱｏＳパラメータ情報に設定又は修正することと、
前記第二トンネルのＱｏＳクラス指示を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳクラス指示のうち、最も優先度の高いＱｏＳクラス指示に設定又は修正することと、
前記第二トンネルの優先度、パケット遅延バジェット、パケットエラーレート、最大データバースト量、ＧＢＲであるかどうかの情報及び／デフォルトの平均ウィンドウを必要とするかどうかの情報というＱｏＳパラメータ情報の組み合わせには、標準化されたＱｏＳクラス指示が対応付けられていない場合、前記第二トンネルのＱｏＳクラス指示を、標準化されていないＱｏＳクラス指示に設定又は修正するか、或いはＱｏＳクラス指示が含まれないように設定又は修正することと、
前記第二トンネルのＱｏＳクラス指示以外のＱｏＳパラメータ情報には、標準化されたＱｏＳクラス指示が対応付けられていない場合、前記第二トンネルのＱｏＳクラス指示を、標準化されていないＱｏＳクラス指示に設定又は修正するか、或いはＱｏＳクラス指示が含まれないように設定又は修正することと、
前記第二トンネルの優先度を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応する優先度のうち、最も高い値とされる優先度に設定又は修正することと、
前記第二トンネルのパケット遅延バジェットを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するパケット遅延バジェットのうち、最も小さい値とされるパケット遅延バジェットに設定又は修正することと、
前記第二トンネルのパケットエラーレートを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するパケットエラーレートのうち、最も小さい値とされるパケットエラーレートに設定又は修正することと、
前記第二トンネルのデフォルトの最大データバースト量を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するデフォルトの最大データバースト量のうち、最も大きい値とされるデフォルトの最大データバースト量に設定又は修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルには、デフォルトの平均ウィンドウを必要とするトンネルが存在する場合、前記第二トンネルを、デフォルトの平均ウィンドウが必要とされるように設定又は修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルには、ＧＢＲタイプのトンネルが存在する場合、
前記第二トンネルを、ＧＢＲタイプに設定又は修正することと、
前記第二トンネルのＧＦＢＲ又はＧＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルのＧＦＢＲ又はＧＢＲのうちの最大値に設定又は修正することと、
前記第二トンネルのＭＦＢＲ又はＭＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルのＭＦＢＲ又はＭＢＲのうちの最大値に設定又は修正することと、
前記第二トンネルの上りリンクＧＦＢＲ又はＧＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルの上りリンクＧＦＢＲ又はＧＢＲのうちの最大値に設定又は修正することと、
前記第二トンネルの上りリンクＭＦＢＲ又はＭＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルの上りリンクＭＦＢＲ又はＭＢＲのうちの最大値に設定又は修正することと、
前記第二トンネルの下りリンクＧＦＢＲ又はＧＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルの下りリンクＧＦＢＲのうちの最大値に設定又は修正することと、
前記第二トンネルの下りリンクＭＦＢＲ又はＭＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルの下りリンクＭＦＢＲのうちの最大値に設定又は修正することとのうち、少なくとも１つを実行することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、ＱｏＳクラス指示がＮとなる前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが関連付けられている場合、第二トンネルのＱｏＳクラス指示をＮに設定又は修正するか、或いは第四トンネルのＱｏＳクラス指示をＮに修正し、Ｎの値が、前記第一ネットワークから得られるか、或いは１、５、６９、７０の何れかを含むことと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、音声トラフィックを搬送する前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが関連付けられている場合、前記第二トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、音声トラフィックに対応するＱｏＳパラメータ情報に設定又は修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、緊急トラフィックを搬送する前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが関連付けられている場合、前記第二トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、緊急トラフィックに対応するＱｏＳパラメータ情報に設定又は修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、高優先度トラフィックを搬送する前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが関連付けられている場合、前記第二トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、高優先度トラフィックに対応するＱｏＳパラメータ情報に設定又は修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに含まれる前記第二ネットワークのＱｏＳフローには、標準化されたＱｏＳクラス指示が存在する場合、前記第二トンネルのＱｏＳクラス指示を、前記標準化されたＱｏＳクラス指示に設定又は修正することと、
前記第二トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに新規追加して関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳパラメータ情報に設定することとのうち、少なくとも１つを含み、
マルチトンネル条件には、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、前記第二ネットワークの複数のトンネルが関連付けられている場合であることと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに新規追加して関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの場合、前記新規追加して関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの中では、最も高いＱｏＳ要件を有することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルとの関連付けを削除された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの場合、前記関連付けを削除された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルよりも高いＱｏＳ要件を有することとのうち、少なくとも１つが含まれる。

選択的に、前記データＩＰｓｅｃトンネルには、前記第二ネットワークの複数のトンネルが関連付けられている場合、前記の第四トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報に修正することは、
前記第四トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報のうち、最も高いＱｏＳ要件を有するＱｏＳパラメータ情報に修正することと、
前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳクラス指示のうち、最も優先度の高いＱｏＳクラス指示に修正することと、
前記第四トンネルの優先度、パケット遅延バジェット、パケットエラーレート、最大データバースト量、ＧＢＲであるかどうかの情報及び／又はデフォルトの平均ウィンドウを必要とするかどうかの情報というＱｏＳパラメータ情報の組み合わせには、標準化されたＱｏＳクラス指示が対応付けられていない場合、前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示を、標準化されていないＱｏＳクラス指示に修正するか、或いはＱｏＳクラス指示が含まれないように修正することと、
前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示以外のＱｏＳパラメータ情報には、標準化されたＱｏＳクラス指示が対応付けられていない場合、前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示を、標準化されていないＱｏＳクラス指示に修正するか、或いはＱｏＳクラス指示が含まれないように修正することと、
前記第四トンネルの優先度を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応する優先度のうち、最も高い値とされる優先度に修正することと、
前記第四トンネルのパケット遅延バジェットを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するパケット遅延バジェットのうち、最も小さい値とされるパケット遅延バジェットに修正することと、
前記第四トンネルのパケットエラーレートを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するパケットエラーレートのうち、最も小さい値とされるパケットエラーレートに修正することと、
前記第四トンネルのデフォルトの最大データバースト量を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するデフォルトの最大データバースト量のうち、最も大きい値とされるデフォルトの最大データバースト量に修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルには、デフォルトの平均ウィンドウを必要とするトンネルが存在する場合、前記第四トンネルを、デフォルトの平均ウィンドウが必要とされるように修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルには、ＧＢＲタイプのトンネルが存在する場合、
前記第四トンネルを、ＧＢＲタイプに修正することと、
前記第四トンネルのＧＦＢＲ又はＧＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルのＧＦＢＲ又はＧＢＲのうちの最大値に修正することと、
前記第四トンネルのＭＦＢＲ又はＭＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルのＭＦＢＲ又はＭＢＲのうちの最大値に修正することと、
前記第四トンネルの上りリンクＧＦＢＲ又はＧＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルの上りリンクＧＦＢＲ又はＧＢＲのうちの最大値に修正することと、
前記第四トンネルの上りリンクＭＦＢＲ又はＭＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルの上りリンクＭＦＢＲ又はＭＢＲのうちの最大値に修正することと、
前記第四トンネルの下りリンクＧＦＢＲ又はＧＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルの下りリンクＧＦＢＲのうちの最大値に修正することと、
前記第四トンネルの下りリンクＭＦＢＲ又はＭＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルの下りリンクＭＦＢＲのうちの最大値に修正することとのうち、少なくとも１つを実行することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、ＱｏＳクラス指示がＮとなる前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが関連付けられている場合、前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示をＮに修正し、Ｎの値が、前記第一ネットワークから得られるか、或いは１、５、６９、７０の何れかを含むことと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、音声トラフィックを搬送する前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが関連付けられている場合、前記第四トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、音声トラフィックに対応するＱｏＳパラメータ情報に修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、緊急トラフィックを搬送する前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが関連付けられている場合、前記第四トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、緊急トラフィックに対応するＱｏＳパラメータ情報に修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、高優先度トラフィックを搬送する前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが関連付けられている場合、前記第四トンネルＱｏＳパラメータ情報を、高優先度トラフィックに対応するＱｏＳパラメータ情報に修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに含まれる前記第二ネットワークのＱｏＳフローには、標準化されたＱｏＳクラス指示が存在する場合、前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示を、前記標準化されたＱｏＳクラス指示に修正することとのうち、少なくとも１つを含む。

選択的に、前記第二トンネル及び／又は第四トンネルにおけるトンネルは、ＱｏＳフローであり、
及び／又は
前記第二トンネルは、第二ＱｏＳフロー又は第一ＰＤＵセッションにおけるＱｏＳフローであり、
及び／又は
前記第四トンネルは、第一ＰＤＵセッションにおける既存ＱｏＳフローであり、
及び／又は
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルは、前記端末と前記第二ネットワークとの間のＱｏＳフローであり、
及び／又は
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルは、前記第二ネットワークのＱｏＳフローであり、
及び／又は
前記第二トンネルは、第二ＱｏＳフローであり、第二トンネルを確立するように前記第一ネットワークに要求することは、
第一ＰＤＵセッション内で第二ＱｏＳフローを追加するように前記第一ネットワークに要求することと、
第一ＰＤＵセッションの修正要求又は第一ＰＤＵセッションの確立要求を前記第一ネットワークに送信することとのうち、少なくとも１つを含み、前記第一ＰＤＵセッションの修正要求又は第一ＰＤＵセッションの確立要求には、確立が要求される第二ＱｏＳフローのＱｏＳ情報が含まれ、
及び／又は
前記第二トンネルは、第二ＱｏＳフローであり、且つ前記第四トンネルは、第一ＰＤＵセッションにおける既存ＱｏＳフローであり、第四トンネルを第一トンネルに修正するように前記第一ネットワークに要求することは、
第一ＰＤＵセッションにおける第四ＱｏＳフローを修正するように前記第一ネットワークに要求することと、
第一ＰＤＵセッションの修正要求を前記第一ネットワークに送信することとのうち、少なくとも１つを含み、前記第一ＰＤＵセッションの修正要求には、修正が要求される第四ＱｏＳフローのＱｏＳ情報が含まれ、
前記第一ＰＤＵセッションは、第一ネットワークにおいて端末と第二ネットワークとの間の情報を伝送するためのＰＤＵセッションである。

選択的に、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報には、前記データＩＰｓｅｃトンネルの識別子と、ＥＳＰを示すプロトコルフィールドと、前記データＩＰｓｅｃトンネルのセキュリティパラメータインデックスと、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの識別情報とのうち、少なくとも１つが含まれ、
及び／又は
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報には、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに関連付けられた前記データＩＰｓｅｃトンネルの識別子と、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに関連付けられた前記データＩＰｓｅｃトンネルのセキュリティパラメータインデックスと、新規追加された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルと、削除された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルと、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳパラメータ情報と、単独ベアラリソースの指示情報と、単独ベアラリソースを必要としない指示情報とのうち、少なくとも１つが含まれる。

選択的に、データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの識別情報は、ＱｏＳフロー識別子と、ＱｏＳフローが所属するＰＤＵセッションの識別子と、ＱｏＳフロー識別子とを含む。

ＱｏＳパラメータ情報には、ＧＢＲかそれとも非ＧＢＲか、ＱｏＳクラス指示（５ＱＩ又はＱＦＩ）、優先度、パケット遅延バジェット、パケットエラーレート、デフォルトの最大データバースト量、デフォルトの平均ウィンドウ、上りリンクＧＢＲ、下りリンクＧＢＲ、上りリンクＭＢＲ、下りリンクＭＢＲ、上りリンクＧＦＢＲ、下りリンクＧＦＢＲ、上りリンクＭＦＢＲ、下りリンクＭＦＢＲ、トラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子、パケットフィルタ情報のうち、少なくとも１つが含まれる。

選択的に、前記取得モジュールは、プロクシーネットワーク要素からデータＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得し、及び／又は、第二ネットワークから前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報を取得するために用いられる。

選択的に、前記第二ＱｏＳフローは、非デフォルトのＱｏＳフローである。

図１８を参照して、本開示の実施例は、プロクシーネットワーク要素であって、
プリセット条件を満たすかどうかを判断するための判断モジュール１８１と、
前記プリセット条件を満たすことを確認した場合、第二ネットワークのトンネルの為に、データＩＰｓｅｃトンネルの操作を実行するための実行モジュール１８２とを含み、
前記プロクシーネットワーク要素は、第一ネットワークと前記第二ネットワークとのインタラクション用のプロクシーである、プロクシーネットワーク要素１８０を更に提供している。

選択的に、前記プリセット条件には、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの確立要求が受信されることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの修正要求が受信されることと、
前記プロクシーネットワーク要素が、３ＧＰＰアクセスタイプであることと、
前記第一ネットワークが、３ＧＰＰタイプのネットワークであることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルからＩＰｓｅｃトンネルへのマッピング操作が実行されることとのうち、少なくとも１つが含まれる。

選択的に、第二ネットワークのトンネルの為に、データＩＰｓｅｃトンネルの操作を実行することは、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルからデータＩＰｓｅｃトンネルへのマッピングを確定することと、
各々の前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、単独のデータＩＰｓｅｃトンネルを確立するか、或いは、異なる前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、異なるデータＩＰｓｅｃトンネルを確立することと、
各々のＧＢＲタイプの前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、単独のデータＩＰｓｅｃトンネルを確立することと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが単独ベアラ条件を満たす場合、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、単独のデータＩＰｓｅｃトンネルを確立することと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、非ＧＢＲ特定のデータＩＰｓｅｃトンネルを１つ確立することと、
１つ又は複数の、非ＧＢＲの前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルを、１つのデータＩＰｓｅｃトンネルへマッピングすることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、優先度特定のデータＩＰｓｅｃトンネルを１つ確立することと、
同じ優先度を持つ１つ又は複数の、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルを、１つのデータＩＰｓｅｃトンネルにマッピングすることと、
異なる優先度を持つ、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、異なるデータＩＰｓｅｃトンネルを確立し、又は、異なる優先度を持つ、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルを異なるデータＩＰｓｅｃトンネルにマッピングすることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、ＧＢＲ関連のサービス品質ＱｏＳパラメータ情報特定のデータＩＰｓｅｃトンネルを確立することと、
異なるＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報を持つ前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、異なるデータＩＰｓｅｃトンネルを確立し、又は、異なるＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報を持つ前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルを、異なるデータＩＰｓｅｃトンネルにマッピングすることと、
同じＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報を持つ１つ又は複数の、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルを、１つのデータＩＰｓｅｃトンネルにマッピングすることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、ＱｏＳクラス指示特定のデータＩＰｓｅｃトンネルを確立することと、
異なるＱｏＳクラス指示を持つ前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、異なるデータＩＰｓｅｃトンネルを確立し、又は、異なるＱｏＳクラス指示を持つ前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルを異なるデータＩＰｓｅｃトンネルにマッピングすることと、
同じＱｏＳクラス指示を持つ１つ又は複数の、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルを、１つのデータＩＰｓｅｃトンネルにマッピングすることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、ＱｏＳクラス指示特定のデータＩＰｓｅｃトンネルを確立することと、
異なるＱｏＳクラス指示を持つ前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、異なるデータＩＰｓｅｃトンネルを確立することと、
同じＱｏＳパラメータ情報を持つ複数の、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルを、１つのデータＩＰｓｅｃトンネルへマッピングすることとのうち、少なくとも１つを含み、
前記単独ベアラ条件には、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、ＧＢＲタイプであることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳクラス指示の値がＮとされ、且つＮが１、５、６９、７０の何れかとされることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、音声トラフィックを搬送するトンネルであることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、緊急トラフィックを搬送するトンネルであることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、高優先度トラフィックを搬送するトンネルであることと、
受信された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの確立要求内に、単独ベアラリソースの指示情報が付帯されていることと、
既存の前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳ情報は、確立が要求される前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳ情報とは異なることと、
既存の前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳクラス指示は、確立が要求される前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳクラス指示とは異なることと、
既存の前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報は、確立が要求される前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報とは異なることと、
既存の前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの優先度は、確立が要求される前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの優先度とは異なることと、
既存の前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルには、非ＧＢＲタイプのものがなく、且つ確立が要求される前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、非ＧＢＲタイプであることとのうち、少なくとも１つが含まれる。

選択的に、前記トンネルは、ＱｏＳフローであり、
及び／又は
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルは、第二ネットワークのＱｏＳフローである。

図１９を参照して、本開示の実施例は、通信ネットワーク要素であって、
端末と第二ネットワークとのトンネルの情報を送信するための送信モジュールであって、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報には、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに関連付けられたデータＩＰｓｅｃトンネルの識別子と、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに関連付けられたデータＩＰｓｅｃトンネルのセキュリティパラメータインデックスと、新規追加された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルと、削除された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルと、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのサービス品質ＱｏＳ情報と、単独ベアラリソースの指示情報と、単独ベアラリソースを必要としない指示情報とのうち、少なくとも１つが含まれる送信モジュール１９１を含む、通信ネットワーク要素１９０を更に提供している。

選択的に、前記の端末と第二ネットワークとのトンネルの情報を送信することは、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報を、前記端末とプロクシーネットワーク要素とのうち、少なくとも１つに送信することを含む。

選択的に、プリセット条件を満たす場合、端末と第二ネットワークとのトンネルの情報を送信し、
ここで、プリセット条件は、端末が３ＧＰＰタイプの第一ネットワークを介して第二ネットワークにアクセスすることを含む。

図２０を参照して、本開示の実施例は、端末であって、
ＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得するための取得モジュールであって、前記ＩＰｓｅｃトンネルは、前記端末と第二ネットワークとの間の情報を伝送するためのものである取得モジュール２０１と、
前記ＩＰｓｅｃトンネルの情報に従って、第一ネットワークのトンネルの関連操作を実行するための実行モジュール２０２とを含む、端末２００を更に提供している。

選択的に、前記の第一ネットワークのトンネルの関連操作を実行することは、
前記第一ネットワークのトンネルを確立又は修正するように前記第一ネットワークに要求することと、
前記第一ネットワークのトンネルのパケットフィルタ情報を、第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報に設定することと、
前記ＩＰｓｅｃトンネルの各々の為に、第一ネットワークに前記第一ネットワークのトンネルを１つ要求することと、
前記第一ネットワークのトンネルのパケットフィルタ情報を前記第一ネットワークに送信することとのうち、少なくとも１つを含み、
前記第一ネットワークのトンネルは、前記ＩＰｓｅｃトンネルのデータを伝送するためのものである。

選択的に、前記ＩＰｓｅｃトンネルの情報には、
前記ＩＰｓｅｃトンネルの識別子と、
ＥＳＰを示すプロトコルフィールドと、
前記ＩＰｓｅｃトンネルのセキュリティパラメータインデックスとのうち、少なくとも１つが含まれる。

選択的に、前記端末と第二ネットワークとの間の情報には、
前記端末と前記第二ネットワークとの間の制御シグナリングと、
前記端末と前記第二ネットワークとの間のユーザプレーンデータと、
前記端末と前記第二ネットワークとの間のサービス品質ＱｏＳフローのデータと、
前記端末と前記第二ネットワークとの間の情報を伝送するＩＰｓｅｃトンネルのデータとのうち、少なくとも１つが含まれる。

選択的に、前記ＩＰｓｅｃトンネルが解放される場合や、前記端末が前記第二ネットワークから切り離される場合、第一ネットワークのトンネルの関連操作を実行することは、前記ＩＰｓｅｃトンネルのデータを伝送するためのトンネルを解放するように前記第一ネットワークに要求することを含む。

図２１を参照して、図２１は、本開示の別の一実施例に係る端末の構造模式図であり、当該端末２１０は、無線周波数（Ｒａｄｉｏ Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ、ＲＦ）ユニット２１１、ネットワークモジュール２１２、オーディオ出力ユニット２１３、入力ユニット２１４、センサ２１５、表示ユニット２１６、ユーザ入力ユニット２１７、インターフェースユニット２１８、メモリ２１９、プロセッサ２１１０、及び電源２１１１等の部品を含むが、これらに限定されない。当業者であれば理解できるように、図２１に示す端末の構造は、端末に対する限定を構成するものではなく、端末は、図示されるものよりも多いか或いは少ない部品を含んでもよいし、いくつかの部品の組み合せ、又は異なる配置の部品を含んでもよい。本開示の実施例において、端末には、携帯電話、タブレットＰＣ、ノートＰＣ、パームトップ型ＰＣ、車載端末、ウェアラブルデバイス、及び歩数計等が含まれるが、これらに限定されない。

そのうち、プロセッサ２１１０は、第一ネットワークプロトコルセキュリティＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得し、
前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報に従って、第一ネットワークのトンネルの第一関連操作を実行するするために用いられ、
前記第一ＩＰｓｅｃトンネルは、前記端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリングを伝送するためのＩＰｓｅｃトンネルである。

又は、プロセッサ２１１０は、データＩＰｓｅｃトンネルの情報、及び／又は、前記端末と第二ネットワークとのトンネルの情報を取得し、前記データＩＰｓｅｃトンネルは、前記端末と前記第二ネットワークとの間のユーザプレーンデータ、又は、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのデータを伝送するためのＩＰｓｅｃトンネルであり、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報、及び／又は、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報に従って、第一ネットワークのトンネルの第二関連操作を実行するために用いられる。

又は、プロセッサ２１１０は、ＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得し、前記ＩＰｓｅｃトンネルは、前記端末と第二ネットワークとの間の情報を伝送するためのものであり、前記ＩＰｓｅｃトンネルの情報に従って、第一ネットワークのトンネルの関連操作を実行するために用いられる。

理解されたいのは、本開示の実施例において、無線周波数ユニット２１１は、情報の送受信、又は通話中の信号の受信及び送信に用いられることが可能であり、具体的に、基地局からの下りリンクデータを受信した後に、プロセッサ２１１０に処理させ、また、上りリンクデータを基地局に送信する。通常、無線周波数ユニット２１１は、アンテナ、少なくとも１つの増幅器、送受信機、カプラ、低雑音増幅器、デュプレクサ等を含むが、これらに限定されない。加えて、無線周波数ユニット２１１は、無線通信システムを介してネットワーク及び他の機器と通信することが可能である。

端末は、ネットワークモジュール２１２によって、ワイヤレスブロードバンドインターネットアクセスをユーザに提供しており、例えばユーザによる電子メールの送受信、ウェブページの閲覧及びストリーミングメディアへのアクセス等を支援する。

オーディオ出力ユニット２１３は、無線周波数ユニット２１１又はネットワークモジュール２１２によって受信されたか、或いはメモリ２１９に記憶されたオーディオデータをオーディオ信号に変換して音声として出力することが可能である。更に、オーディオ出力ユニット２１３は、端末２１０によって実行され特定の機能に関するオーディオ出力（例えば、呼信号受信音、メッセージ受信音等）を提供することも可能である。オーディオ出力ユニット２１３は、スピーカ、ブザー及び受話器等を含む。

入力ユニット２１４は、オーディオ又はビデオ信号を受信するためのものである。入力ユニット２１４は、グラフィックスプロセッサＧＰＵ（Ｇｒａｐｈｉｃｓ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ）２１４１、及びマイク２１４２を含んでもよく、グラフィックスプロセッサ２１４１は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードにおいて画像キャプチャ装置（例えば、カメラ）によって取得された静止画又はビデオの画像データを処理するものである。処理された画像フレームは、表示ユニット２１６に表示さ得る。グラフィックスプロセッサ２１４１によって処理された画像フレームは、メモリ２１９（又は他の記憶媒体）に記憶されるか、或いは無線周波数ユニット２１１又はネットワークモジュール２１２を介して送信され得る。マイク２１４２は、音声を受信可能であるとともに、このような音声をオーディオデータとなるように処理することができる。処理されたオーディオデータは、電話通話モードの場合、無線周波数ユニット２１１を介して移動通信基地局に送信可能なフォーマットに変換して出力されることが可能である。

端末２１０は、例えば光センサ、動きセンサ及び他のセンサなど、少なくとも１つのセンサ２１５を更に含む。具体的に、光センサは、周囲光センサ及び近接センサを含み、そのうち、周囲光センサは、周囲光の明暗に応じて表示パネル２１６１の輝度を調節することができ、近接センサは、端末２１０が耳付近に移動された場合、表示パネル２１６１及び／又はバックライトをオフにすることができる。動きセンサの一種として、加速度計センサは、様々な方向（通常は３軸）における加速度の大きさを検出することができ、静止時には、重力の大きさ及び方向を検出でき、端末の姿勢の識別（例えば、横／縦スクリーン切替、関連ゲーム、磁力計の姿勢校正）、振動識別関連機能（例えば、歩数計やタッピング）等に用いられ得、センサ２１５は、指紋センサ、圧力センサ、虹彩センサ、分子センサ、ジャイロスコープ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサ等を更に含んでもよいが、ここで繰り返して説明しない。

表示ユニット２１６は、ユーザにより入力された情報、又はユーザに提供される情報を表示するためのものである。表示ユニット２１６は、表示パネル２１６１を含んでもよく、表示パネル２１６１は、液晶ディスプレイＬＣＤ（Ｌｉｑｕｉｄ Ｃｒｙｓｔａｌ Ｄｉｓｐｌａｙ）、有機発光ダイオードＯＬＥＤ（Ｏｒｇａｎｉｃ Ｌｉｇｈｔ－Ｅｍｉｔｔｉｎｇ Ｄｉｏｄｅ）等の形態で設定されてもよい。

ユーザ入力ユニット２１７は、入力された数字や文字の情報を受信し、並びに、端末のユーザ設定及び機能制御に関するキー信号入力を生成するためのものである。具体的に、ユーザ入力ユニット２１７は、タッチパネル２１７１及び他の入力デバイス２１７２を含む。タッチパネル２１７１は、タッチスクリーンとも呼ばれており、ユーザがその上又は付近で行ったタッチ操作（例えば、ユーザが指やタッチペン等の任意の適切な物体や付属品を用いて、タッチパネル２１７１上又はタッチパネル２１７１付近で行った操作）を収集することができる。タッチパネル２１７１は、タッチ検出装置とタッチコントローラとの２部分を含んでもよい。そのうち、タッチ検出装置は、ユーザのタッチ位置を検出し、タッチ操作に起因した信号を検出して、その信号をタッチコントローラに送るものであり、タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、それをタッチポイント座標に変換してから、プロセッサ２１１０に送り、プロセッサ２１１０から発信されたコマンドを受信して実行するものである。なお、タッチパネル２１７１は、抵抗型、容量型、赤外線型及び表面弾性波型等の複数のタイプで実現可能である。ユーザ入力ユニット２１７は、タッチパネル２１７１に加え、他の入力デバイス２１７２を更に含んでもよい。具体的に、他の入力デバイス２１７２には、物理キーボード、機能キー（例えば、音量制御キーやオン／オフキー等）、トラックボール、マウス、ジョイスティックが含まれてもよいが、ここで繰り返して説明しない。

更に、タッチパネル２１７１は、表示パネル２１６１を覆っていてもよく、タッチパネル２１７１は、その上又は付近のタッチ操作を検出すると、タッチイベントのタイプを確定するためにプロセッサ２１１０に送り、その後、プロセッサ２１１０は、タッチイベントのタイプに従って、対応する視覚出力を表示パネル２１６１で提供する。図２１において、タッチパネル２１７１と表示パネル２１６１とは、２つの独立した部品として端末の入力及び出力機能を実現しているが、いくつかの実施例において、タッチパネル２１７１と表示パネル２１６１とを統合させて端末の入力及び出力機能を実現してもよく、ここでは、具体的に限定しない。

インターフェースユニット２１８は、外部装置と端末２１０とを接続するためのインターフェースである。例えば、外部装置には、有線又は無線ヘッドホンポート、外部電源（又はバッテリ充電器）ポート、有線又は無線データポート、メモリカードポート、識別モジュールを持つ装置と接続するためのポート、オーディオ入力／出力（Ｉ／Ｏ）ポート、ビデオＩ／Ｏポート、イヤホンポート等が含まれてもよい。インターフェースユニット２１８は、外部装置からの入力（例えば、データ情報、電力等）を受信するとともに、受信した入力を端末２１０内の１つ又は複数の要素に送るために用いられてもよいし、或いは、端末２１０と外部装置との間のデータ伝送に用いられてもよい。

メモリ２１９は、ソフトウェアプログラム及び様々なデータの記憶に用いられることが可能である。メモリ２１９は、主にプログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含んでもよく、そのうち、プログラム記憶領域は、オペレーティングシステムや、少なくとも１つの機能（例えば、音声再生機能や画像再生機能等）に必要なアプリケーションプログラム等を記憶することができ、データ記憶領域は、携帯電話の使用に応じて作成されたデータ（例えばオーディオデータや電話帳等）を記憶することができる。なお、メモリ２１９は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよいし、更に、例えば少なくとも１つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の揮発性ソリッドステート記憶デバイスなどの不揮発性メモリを含んでもよい。

プロセッサ２１１０は、端末の制御中心であり、様々なインターフェース及び回線を用いて端末全体の各部分を接続しており、メモリ２１９に記憶されたソフトウェアプログラム及び／又はモジュールを起動又は実行し、並びに、メモリ２１９に記憶されたデータを呼び出して端末の各種機能を実行してデータを処理することにより、端末全体の監視制御を行う。プロセッサ２１１０は、１つ又は複数の処理ユニットを含んでもよく、選択的に、プロセッサ２１１０には、アプリケーションプロセッサ及びモデムプロセッサが統合されてもよく、そのうち、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーションプログラム等を取り扱い、モデムプロセッサは、主に無線通信を取り扱う。理解できるように、上記モデムプロセッサは、プロセッサ２１１０に統合されなくてもよい。

端末２１０は、各部品に電力を供給する電源２１１１（例えばバッテリ）を更に含んでもよく、選択的に、電源２１１１は、電源管理システムによる充放電管理や電力消費管理等の機能が実現されるように、電源管理システムを介してプロセッサ２１１０と論理的に接続されてもよい。

また、端末２１０は、いくつかの不図示の機能モジュールを含むが、ここで繰り返して説明しない。

本開示の実施例は、プロセッサ及びメモリを含む端末を更に提供している。本開示の実施例では、端末は、メモリに記憶されてプロセッサ上で動作可能なプログラムを更に含み、プログラムがプロセッサによって実行されると、
第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得するステップであって、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルは、前記端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリングを伝送するためのＩＰｓｅｃトンネルであるステップと、
前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報に従って、第一ネットワークのトンネルの第一関連操作を実行するステップとが実現される。

プロセッサは、バスアーキテクチャ及び一般的な処理の管理を担っており、メモリは、プロセッサによる操作実行時に用いられるデータを記憶可能である。

選択的に、前記の第一ネットワークのトンネルの第一関連操作を実行することは、
第一トンネルを確立するように前記第一ネットワークに要求することと、
第三トンネルを第一トンネルに修正するように前記第一ネットワークに要求することと、
第一トンネルのサービス品質ＱｏＳ情報を前記第一ネットワークに送信することと、
第三トンネルの修正されたＱｏＳ情報を前記第一ネットワークに送信することと、
第一ＱｏＳ情報を前記第一ネットワークに送信することと、
第一トンネルのＱｏＳ情報における上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報を、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報に設定することと、
第一ＱｏＳ情報における上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報を、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報に設定することと、
第三トンネルのＱｏＳ情報における上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報を、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報に修正することと、
第一トンネルのＱｏＳ情報におけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子を、セキュリティパラメータインデックスタイプに設定することと、
第一ＱｏＳ情報におけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子を、セキュリティパラメータインデックスタイプに設定することと、
第三トンネルのＱｏＳ情報におけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子を、セキュリティパラメータインデックスタイプに修正することと、
第一トンネルを非保証ビットレートＧＢＲ（ｇｕａｒａｎｔｅｅｄ ｂｉｔ ｒａｔｅ）タイプのトンネルに設定することと、
第一トンネルのＱｏＳ情報又は第一ＱｏＳ情報を、ＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報が含まれないように設定することと、
第三トンネルを非ＧＢＲタイプのトンネルに修正することと、
第三トンネルのＱｏＳ情報を、ＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報が含まれないように設定することと、
第一トンネルのＱｏＳ情報におけるＱｏＳクラス指示情報を、第一ＱｏＳクラス指示情報に設定することと、
第一ＱｏＳ情報におけるＱｏＳクラス指示情報を、第一ＱｏＳクラス指示情報に設定することと、
第三トンネルのＱｏＳ情報におけるＱｏＳクラス指示情報を、第一ＱｏＳクラス指示情報に修正することと、
第一トンネルのＱｏＳ情報におけるＱｏＳ優先度を、第一ＱｏＳ優先度に設定することと、
第一ＱｏＳ情報におけるＱｏＳ優先度を、第一ＱｏＳ優先度に設定することと、
第三トンネルのＱｏＳ情報におけるＱｏＳ優先度を、第一ＱｏＳ優先度に修正することと、
前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報を前記第一ネットワークに送信することとのうち、少なくとも１つを含み、
前記第一トンネルは、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルのデータ、又は、前記端末と前記第二ネットワークとの間の制御シグナリングを伝送するためのものであり、
前記第三トンネルは、前記端末と前記第一ネットワークとの間に既に確立済みのトンネルであり、
第一ＱｏＳ情報は、新規に確立されたＱｏＳ情報である。

選択的に、第一トンネルのＱｏＳ情報、第三トンネルの修正されたＱｏＳ情報、及び／又は第一ＱｏＳ情報には、ＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報が含まれず、
及び／又は
第一トンネルのＱｏＳ情報、第三トンネルの修正されたＱｏＳ情報、及び／又は第一ＱｏＳ情報には、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報である上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報と、セキュリティパラメータインデックスタイプであるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子と、第一ＱｏＳクラス指示情報であるＱｏＳフロークラス指示情報とのうち、少なくとも１つが含まれる。

選択的に、前記第一トンネルの確立が完了した後、第一トンネルの確立が承認され、第一ＱｏＳ情報が承認され、第三トンネルの修正されたＱｏＳ情報が承認され、及び／又は前記第三トンネルの修正が完成して前記第一トンネルに転化された後、前記第一ネットワークのトンネルの第一関連操作は、
前記第一トンネルを介して、前記端末と前記第二ネットワークとの間の制御シグナリング又は前記第一ＩＰｓｅｃトンネルのデータを送信することと、
前記端末と前記第二ネットワークとの間の制御シグナリング又は前記第一ＩＰｓｅｃトンネルのデータを、前記第一トンネルに切り替えて伝送することと、
第一トンネルと前記第一ＩＰｓｅｃトンネルとの関連付け関係を確立及び／又は保存することとのうち、少なくとも１つを更に含み、
及び／又は
前記第一トンネルの確立が拒否され、第三トンネルの修正が拒否され、第一ＱｏＳ情報の承認が拒否され、及び／又は第一トンネルが解放された後、前記第一ネットワークのトンネルの第一関連操作は、第二ネットワークへの登録解除要求を開始することと、登録解除状態に入ることとのうち、少なくとも１つを更に含む。

選択的に、前記第一トンネル及び／又は第三トンネルにおけるトンネルは、ＱｏＳフローであり、
及び／又は
前記第一トンネルは、第一ＱｏＳフロー又は第一ＰＤＵセッションにおけるＱｏＳフローであり、
及び／又は
前記第三トンネルは、第一ＰＤＵセッションにおける既存ＱｏＳフローであり、
及び／又は
前記第一トンネルは、第一ＱｏＳフローであり、第一トンネルを確立するように前記第一ネットワークに要求することは、
第一ＰＤＵセッション内で第一ＱｏＳフローを確立するように前記第一ネットワークに要求することと、
第一ＰＤＵセッションの修正要求又は第一ＰＤＵセッションの確立要求を前記第一ネットワークに送信し、前記第一ＰＤＵセッションの修正要求又は第一ＰＤＵセッションの確立要求には、確立が要求される第一ＱｏＳフローのＱｏＳ情報又は第一ＱｏＳ情報が含まれることと、のうち、少なくとも１つを含み、
及び／又は
前記第一トンネルは、第一ＱｏＳフローであり、且つ前記第三トンネルは、第一ＰＤＵセッションにおける既存ＱｏＳフローであり、第三トンネルを第一トンネルに修正するように前記第一ネットワークに要求することは、
第一ＰＤＵセッションにおける第三ＱｏＳフローを修正するように前記第一ネットワークに要求することと、
第一ＰＤＵセッションの修正要求を前記第一ネットワークに送信し、前記第一ＰＤＵセッションの修正要求には、修正が要求される第三ＱｏＳフローのＱｏＳ情報が含まれることとのうち、少なくとも１つを含み、
前記第一ＰＤＵセッションは、第一ネットワークにおいて前記端末と前記第二ネットワークとの間の情報を伝送するためのＰＤＵセッションであり、
及び／又は
第一ＱｏＳクラス指示情報及び／又は第一優先度は、独立の無線ベアラリソースを要求することを指示するためのものであり、
及び／又は
第一ＱｏＳクラス指示情報には、事業者固有のＱｏＳクラス指示と、標準化されていない第一ＱｏＳクラス指示であって、その値が５又は６９とされる第一ＱｏＳクラス指示と、非ＧＢＲタイプのＱｏＳクラス指示とのうち、少なくとも１つが含まれ、
及び／又は
第一優先度情報の値が５とされる。

選択的に、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報には、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの識別子と、ＥＳＰを示すプロトコルフィールドと、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルのセキュリティパラメータインデックスＳＰＩと、第一ＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた第二ネットワークの情報とのうち、少なくとも１つが含まれる。

選択的に、前記第一ＱｏＳフローは、非デフォルトのＱｏＳフローである。

選択的に、前記の第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得することは、
プロクシーネットワーク要素から前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得することを含む。

本開示は、プロセッサ及びメモリを含む端末を更に提供している。本開示の実施例では、端末は、メモリに記憶されてプロセッサ上で動作可能なプログラムを更に含み、プログラムがプロセッサによって実行されると、
データＩＰｓｅｃトンネルの情報、及び／又は、前記端末と第二ネットワークとのトンネルの情報を取得するステップであって、前記データＩＰｓｅｃトンネルは、前記端末と前記第二ネットワークとの間のユーザプレーンデータ、又は、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのデータを伝送するためのＩＰｓｅｃトンネルであるステップと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報、及び／又は、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報に従って、第一ネットワークのトンネルの第二関連操作を実行するステップとが実現される。

選択的に、プリセット条件を満たす場合、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報、及び／又は、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報に従って、第一ネットワークトンネルの第二関連操作を実行する。

プリセット条件は、
プロクシーネットワーク要素から、データＩＰｓｅｃトンネルの確立及び新規に確立されたデータＩＰｓｅｃトンネルの情報が受信されることと、
プロクシーネットワーク要素から、データＩＰｓｅｃトンネルの修正及び修正されたデータＩＰｓｅｃトンネルの情報が受信されることとを含む。

選択的に、前記の第一ネットワークのトンネルの第二関連操作を実行することは、
第二トンネルを確立するように前記第一ネットワークに要求することと、
第四トンネルを修正するように前記第一ネットワークに要求することと、
第二トンネルのサービス品質ＱｏＳ情報を前記第一ネットワークに送信することと、
第四トンネルの修正されたＱｏＳ情報を前記第一ネットワークに送信することと、
第二ＱｏＳ情報を前記第一ネットワークに送信することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルの各々の為に、前記第一ネットワークに単独の第二トンネル又は第二ＱｏＳ情報を１つ要求することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、単独の第二トンネル又は第二ＱｏＳ情報を前記第一ネットワークに要求することと、
複数の前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、前記第一ネットワークに第二トンネルを１つ要求するか、或いは、複数の前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータを１つの第二トンネル又は第二ＱｏＳ情報にマッピングすることと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、第四トンネルを修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルを第四トンネルにマッピングすることと、
第二トンネルのＱｏＳ情報における上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報に設定することと、
第二ＱｏＳ情報における上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報に設定することと、
第四トンネルのＱｏＳ情報の上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報に修正するか、或いは、第四トンネルのＱｏＳ情報の上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報に、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報を新規追加することと、
第二トンネルのＱｏＳ情報におけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子を、セキュリティパラメータインデックスタイプに設定することと、
第二ＱｏＳ情報におけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子を、セキュリティパラメータインデックスタイプに設定することと、
第四トンネルのＱｏＳ情報におけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子を、セキュリティパラメータインデックスタイプに修正することと、
第二トンネルのＱｏＳ情報におけるＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報に設定することと、
第二ＱｏＳ情報におけるＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報に設定することと、
第四トンネルのＱｏＳ情報におけるＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報に修正するか、或いは、第四トンネルのＱｏＳ情報におけるＱｏＳパラメータ情報に、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報を新規追加することと、
データＩＰｓｅｃトンネルの情報を前記第一ネットワークに送信することとのうち、少なくとも１つを含み、
前記第二トンネルは、前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータ、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのデータ、又は、前記端末と前記第二ネットワークとの間のユーザプレーンデータを伝送するためのものであり、
第四トンネルは、前記端末と前記第一ネットワークとの間に既に確立済みのトンネルであり、
第二ＱｏＳ情報は、新規に確立されたＱｏＳ情報である。

選択的に、第二トンネルのＱｏＳ情報、及び／又は第二ＱｏＳ情報には、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報である上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報と、セキュリティパラメータインデックスタイプであるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子と、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報であるＱｏＳパラメータ情報とのうち、少なくとも１つが含まれ、
及び／又は
第四トンネルの修正されたＱｏＳ情報には、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報であるか、或いは前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報を含む上りリンクパケットフィルタ情報と、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報であるか、或いは前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報を含む下りリンクパケットフィルタ情報と、セキュリティパラメータインデックスタイプであるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子と、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報であるか、或いは前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報を含むＱｏＳパラメータ情報とのうち、少なくとも１つが含まれる。

選択的に、第二トンネルの確立が完了して、第一ネットワークから送信された承認済みＱｏＳ情報が受信され、その承認済みＱｏＳ情報に第二ＱｏＳ情報が含まれ、第二ＱｏＳ情報が第一ネットワークによって承認された後、及び／又は第一ネットワークから送信された、第一トンネルの確立を承認される旨が受信された後、前記の第一ネットワークのトンネルの第二関連操作を実行することは、
前記第二トンネルを介して、前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータ、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのデータ、又は、前記端末と前記第二ネットワークとの間のユーザプレーンデータを送信することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータ、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのデータ、又は、前記端末と前記第二ネットワークとの間のユーザプレーンデータを、前記第二トンネルに切り替えて伝送することと、
前記第二トンネルと前記データＩＰｓｅｃトンネルとの関連付け関係を確立及び／又は保存することとのうち、少なくとも１つを更に含み、
及び／又は
第四トンネルの修正が完了した後、第一ネットワークによって送信された承認済みＱｏＳ情報が受信され、その承認済みＱｏＳ情報に第三ＱｏＳ情報が含まれ、第三ＱｏＳ情報が第一ネットワークによって承認された後、及び／又は第一ネットワークから送信された第三トンネルの修正を承認される旨が受信された後、前記の第一ネットワークの前記トンネルの第二関連操作を実行することは、
前記第四トンネルを介して、前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータを送信することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータを前記第四トンネルに切り替えて伝送することと、
前記第四トンネルとＩＰｓｅｃトンネルとの関連付け関係を更新し、前記第四トンネルに関連付けられたＩＰｓｅｃトンネルには、データＩＰｓｅｃトンネルが含まれることとのうち、少なくとも１つを更に含み、
及び／又は
前記第二トンネルの確立が拒否され、第四トンネルの修正が拒否され、第二ＱｏＳ情報の承認が拒否され、及び／又は第二トンネルが解放された後、前記第一ネットワークのトンネルの第二関連操作は、第二ＩＰｓｅｃに関連付けられた端末と第二ネットワークとの間のトンネルを解放するように第二ネットワークに要求することと、第二ＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた端末と第二ネットワークとの間のトンネルの確立に失敗した旨を、第二ネットワークに返信することとのうち、少なくとも１つを更に含む。

選択的に、第一条件を満たす場合、前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、単独の第二トンネルを前記第一ネットワークに要求するか、或いは、前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、単独の第二ＱｏＳ情報を前記第一ネットワークに要求し、
前記第一条件には、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、ＧＢＲタイプであるか、或いはＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報を含むことと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳクラス指示の値がＮとされ、且つＮが１、５、６９、７０の何れかとされることと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、音声トラフィックを搬送するトンネルであることと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、緊急トラフィックを搬送するトンネルであることと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、高優先度トラフィックを搬送するトンネルであることと、
取得された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報が、単独ベアラリソースの指示情報を含むことと、
前記第四トンネルのＱｏＳ情報が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳ情報とは異なることと、
前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳクラス指示とは異なることと、
前記第四トンネルのＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報とは異なることと、
前記第四トンネルの優先度が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの優先度とは異なることと、
前記第四トンネルに非ＧＢＲタイプのトンネルが存在せず、且つ前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが非ＧＢＲタイプであることと、
前記第四トンネルの上りリンク及び／又は下りリンクのパケットフィルタ情報が、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報を含まないこととのうち、少なくとも１つが含まれ、
及び／又は
第二条件を満たす場合、複数の前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、前記第一ネットワークに第二トンネルを１つ要求するか、複数の前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、前記第一ネットワークに第二ＱｏＳ情報を１つ要求するか、複数の前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータを１つの第二トンネルにマッピングするか、或いは、複数の前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータを１つの第二ＱｏＳ情報にマッピングし、
前記第二条件には、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、非ＧＢＲタイプであるか、或いはＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータを含まないことと、
取得された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報が、単独ベアラリソースの指示情報を含まないか、或いは単独ベアラリソースを必要としない指示情報を含むこととのうち、少なくとも１つが含まれ、
及び／又は
第三条件を満たす場合、前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、第四トンネルを修正し、
前記第三条件には、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、非ＧＢＲタイプであることと、
取得された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報が、単独ベアラリソースの指示情報を含まないか、或いは単独ベアラリソースを必要としない指示情報を含むことと、
前記第四トンネルのＱｏＳ情報が、データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳ情報とは異なることと、
前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳクラス指示とは同じであることと、
前記第四トンネルのＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報とは異なることと、
前記第四トンネルの優先度が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの優先度とは異なることと、
既存の前記第四トンネルが非ＧＢＲタイプであり、且つ前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、非ＧＢＲタイプであることと、
前記第四トンネルの上りリンク及び／又は下りリンクのパケットフィルタ情報が、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報を含まないこととのうち、少なくとも１つが含まれ、
及び／又は、
第四条件を満たす場合、前記データＩＰｓｅｃトンネルを第四トンネルにマッピングし、
前記第四条件には、
前記第四トンネルのＱｏＳ情報が、データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳ情報とは同じであることと、
前記第四トンネルのＱｏＳパラメータ要件が、データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳパラメータ要件よりも高いか同じであることと、
前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳクラス指示よりも高いか同じであることと、
既存の前記第四トンネルが非ＧＢＲタイプであり、且つ前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、非ＧＢＲタイプであることと、
前記第四トンネルの上りリンク及び／又は下りリンクのパケットフィルタ情報が、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報を含むこととのうち、少なくとも１つが含まれる。

選択的に、前記データＩＰｓｅｃトンネルには、前記端末と前記第二ネットワークとの１つのトンネルが関連付けられている場合、前記の第二トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報に設定することは、
前記第二トンネルのＱｏＳクラス指示を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳクラス指示に設定又は修正することと、
前記第二トンネルの優先度を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応する優先度に設定又は修正することと、
前記第二トンネルのパケット遅延バジェットを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するパケット遅延バジェットに設定又は修正することと、
前記第二トンネルのパケットエラーレートを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するパケットエラーレートに設定又は修正することと、
前記第二トンネルのデフォルトの最大データバースト量を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するデフォルトの最大データバースト量に設定又は修正することと、
前記第二トンネルのデフォルトの平均ウィンドウを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するデフォルトの平均ウィンドウに設定又は修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルには、デフォルトの平均ウィンドウが備えられない場合、前記第二トンネルを、デフォルトの平均ウィンドウが備えられないように設定又は修正することと、
前記第二トンネルの上りリンクＧＢＲ又はＧＦＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応する上りリンクＧＢＲ又はＧＦＢＲに設定又は修正することと、
前記第二トンネルの下りリンクＧＢＲ又はＧＦＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応する下りリンクＧＢＲ又はＧＦＢＲに設定又は修正することと、
前記第二トンネルの上りリンクＭＢＲ又はＭＦＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応する上りリンクＭＢＲ又はＭＦＢＲに設定又は修正することと、
前記第二トンネルの下りリンクＭＢＲ又はＭＦＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応する下りリンクＭＢＲ又はＭＦＢＲに設定又は修正することとのうち、少なくとも１つを含み、
及び／又は
マルチトンネル条件を満たす場合、前記の第二トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報に設定することは、
前記第二トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報のうち、最も高いＱｏＳ要件を有するＱｏＳパラメータ情報に設定又は修正することと、
前記第二トンネルのＱｏＳクラス指示を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳクラス指示のうち、最も優先度の高いＱｏＳクラス指示に設定又は修正することと、
前記第二トンネルの優先度、パケット遅延バジェット、パケットエラーレート、最大データバースト量、ＧＢＲであるかどうかの情報及び／デフォルトの平均ウィンドウを必要とするかどうかの情報というＱｏＳパラメータ情報の組み合わせには、標準化されたＱｏＳクラス指示が対応付けられていない場合、前記第二トンネルのＱｏＳクラス指示を、標準化されていないＱｏＳクラス指示に設定又は修正するか、或いはＱｏＳクラス指示が含まれないように設定又は修正することと、
前記第二トンネルのＱｏＳクラス指示以外のＱｏＳパラメータ情報には、標準化されたＱｏＳクラス指示が対応付けられていない場合、前記第二トンネルのＱｏＳクラス指示を、標準化されていないＱｏＳクラス指示に設定又は修正するか、或いはＱｏＳクラス指示が含まれないように設定又は修正することと、
前記第二トンネルの優先度を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応する優先度のうち、最も高い値とされる優先度に設定又は修正することと、
前記第二トンネルのパケット遅延バジェットを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するパケット遅延バジェットのうち、最も小さい値とされるパケット遅延バジェットに設定又は修正することと、
前記第二トンネルのパケットエラーレートを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するパケットエラーレートのうち、最も小さい値とされるパケットエラーレートに設定又は修正することと、
前記第二トンネルのデフォルトの最大データバースト量を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するデフォルトの最大データバースト量のうち、最も大きい値とされるデフォルトの最大データバースト量に設定又は修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルには、デフォルトの平均ウィンドウを必要とするトンネルが存在する場合、前記第二トンネルを、デフォルトの平均ウィンドウが必要とされるように設定又は修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルには、ＧＢＲタイプのトンネルが存在する場合、
前記第二トンネルを、ＧＢＲタイプに設定又は修正することと、
前記第二トンネルのＧＦＢＲ又はＧＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルのＧＦＢＲ又はＧＢＲのうちの最大値に設定又は修正することと、
前記第二トンネルのＭＦＢＲ又はＭＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルのＭＦＢＲ又はＭＢＲのうちの最大値に設定又は修正することと、
前記第二トンネルの上りリンクＧＦＢＲ又はＧＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルの上りリンクＧＦＢＲ又はＧＢＲのうちの最大値に設定又は修正することと、
前記第二トンネルの上りリンクＭＦＢＲ又はＭＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルの上りリンクＭＦＢＲ又はＭＢＲのうちの最大値に設定又は修正することと、
前記第二トンネルの下りリンクＧＦＢＲ又はＧＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルの下りリンクＧＦＢＲのうちの最大値に設定又は修正することと、
前記第二トンネルの下りリンクＭＦＢＲ又はＭＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルの下りリンクＭＦＢＲのうちの最大値に設定又は修正することとのうち、少なくとも１つを実行することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、ＱｏＳクラス指示がＮとなる前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが関連付けられている場合、第二トンネルのＱｏＳクラス指示をＮに設定又は修正するか、或いは第四トンネルのＱｏＳクラス指示をＮに修正し、Ｎの値が、前記第一ネットワークから得られるか、或いは１、５、６９、７０の何れかを含むことと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、音声トラフィックを搬送する前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが関連付けられている場合、前記第二トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、音声トラフィックに対応するＱｏＳパラメータ情報に設定又は修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、緊急トラフィックを搬送する前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが関連付けられている場合、前記第二トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、緊急トラフィックに対応するＱｏＳパラメータ情報に設定又は修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、高優先度トラフィックを搬送する前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが関連付けられている場合、前記第二トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、高優先度トラフィックに対応するＱｏＳパラメータ情報に設定又は修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに含まれる前記第二ネットワークのＱｏＳフローには、標準化されたＱｏＳクラス指示が存在する場合、前記第二トンネルのＱｏＳクラス指示を、前記標準化されたＱｏＳクラス指示に設定又は修正することと、
前記第二トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに新規追加して関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳパラメータ情報に設定することとのうち、少なくとも１つを含み、
マルチトンネル条件には、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、前記第二ネットワークの複数のトンネルが関連付けられている場合であることと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに新規追加して関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの場合、前記新規追加して関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの中では、最も高いＱｏＳ要件を有することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルとの関連付けを削除された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの場合、前記関連付けを削除された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルよりも高いＱｏＳ要件を有することとのうち、少なくとも１つが含まれる。

選択的に、前記データＩＰｓｅｃトンネルには、前記第二ネットワークの複数のトンネルが関連付けられている場合、前記の第四トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報に修正することは、
前記第四トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報のうち、最も高いＱｏＳ要件を有するＱｏＳパラメータ情報に修正することと、
前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳクラス指示のうち、最も優先度の高いＱｏＳクラス指示に修正することと、
前記第四トンネルの優先度、パケット遅延バジェット、パケットエラーレート、最大データバースト量、ＧＢＲであるかどうかの情報及び／又はデフォルトの平均ウィンドウを必要とするかどうかの情報というＱｏＳパラメータ情報の組み合わせには、標準化されたＱｏＳクラス指示が対応付けられていない場合、前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示を、標準化されていないＱｏＳクラス指示に修正するか、或いはＱｏＳクラス指示が含まれないように修正することと、
前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示以外のＱｏＳパラメータ情報には、標準化されたＱｏＳクラス指示が対応付けられていない場合、前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示を、標準化されていないＱｏＳクラス指示に修正するか、或いはＱｏＳクラス指示が含まれないように修正することと、
前記第四トンネルの優先度を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応する優先度のうち、最も高い値とされる優先度に修正することと、
前記第四トンネルのパケット遅延バジェットを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するパケット遅延バジェットのうち、最も小さい値とされるパケット遅延バジェットに修正することと、
前記第四トンネルのパケットエラーレートを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するパケットエラーレートのうち、最も小さい値とされるパケットエラーレートに修正することと、
前記第四トンネルのデフォルトの最大データバースト量を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するデフォルトの最大データバースト量のうち、最も大きい値とされるデフォルトの最大データバースト量に修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルには、デフォルトの平均ウィンドウを必要とするトンネルが存在する場合、前記第四トンネルを、デフォルトの平均ウィンドウが必要とされるように修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルには、ＧＢＲタイプのトンネルが存在する場合、
前記第四トンネルを、ＧＢＲタイプに修正することと、
前記第四トンネルのＧＦＢＲ又はＧＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルのＧＦＢＲ又はＧＢＲのうちの最大値に修正することと、
前記第四トンネルのＭＦＢＲ又はＭＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルのＭＦＢＲ又はＭＢＲのうちの最大値に修正することと、
前記第四トンネルの上りリンクＧＦＢＲ又はＧＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルの上りリンクＧＦＢＲ又はＧＢＲのうちの最大値に修正することと、
前記第四トンネルの上りリンクＭＦＢＲ又はＭＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルの上りリンクＭＦＢＲ又はＭＢＲのうちの最大値に修正することと、
前記第四トンネルの下りリンクＧＦＢＲ又はＧＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルの下りリンクＧＦＢＲのうちの最大値に修正することと、
前記第四トンネルの下りリンクＭＦＢＲ又はＭＢＲを、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記第二ネットワークの複数のトンネルの下りリンクＭＦＢＲのうちの最大値に修正することとのうち、少なくとも１つを実行することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、ＱｏＳクラス指示がＮとなる前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが関連付けられている場合、前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示をＮに修正し、Ｎの値が、前記第一ネットワークから得られるか、或いは１、５、６９、７０の何れかを含むことと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、音声トラフィックを搬送する前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが関連付けられている場合、前記第四トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、音声トラフィックに対応するＱｏＳパラメータ情報に修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、緊急トラフィックを搬送する前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが関連付けられている場合、前記第四トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、緊急トラフィックに対応するＱｏＳパラメータ情報に修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルには、高優先度トラフィックを搬送する前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが関連付けられている場合、前記第四トンネルＱｏＳパラメータ情報を、高優先度トラフィックに対応するＱｏＳパラメータ情報に修正することと、
前記データＩＰｓｅｃトンネルに含まれる前記第二ネットワークのＱｏＳフローには、標準化されたＱｏＳクラス指示が存在する場合、前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示を、前記標準化されたＱｏＳクラス指示に修正することとのうち、少なくとも１つを含む。

選択的に、前記第二トンネル及び／又は第四トンネルにおけるトンネルは、ＱｏＳフローであり、
及び／又は
前記第二トンネルは、第二ＱｏＳフロー又は第一ＰＤＵセッションにおけるＱｏＳフローであり、
及び／又は
前記第四トンネルは、第一ＰＤＵセッションにおける既存ＱｏＳフローであり、
及び／又は
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルは、前記端末と前記第二ネットワークとの間のＱｏＳフローであり、
及び／又は
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルは、前記第二ネットワークのＱｏＳフローであり、
及び／又は
前記第二トンネルは、第二ＱｏＳフローであり、第二トンネルを確立するように前記第一ネットワークに要求することは、
第一ＰＤＵセッション内で第二ＱｏＳフローを追加するように前記第一ネットワークに要求することと、
第一ＰＤＵセッションの修正要求又は第一ＰＤＵセッションの確立要求を前記第一ネットワークに送信することとのうち、少なくとも１つを含み、前記第一ＰＤＵセッションの修正要求又は第一ＰＤＵセッションの確立要求には、確立が要求される第二ＱｏＳフローのＱｏＳ情報が含まれ、
及び／又は
前記第二トンネルは、第二ＱｏＳフローであり、且つ前記第四トンネルは、第一ＰＤＵセッションにおける既存ＱｏＳフローであり、第四トンネルを第一トンネルに修正するように前記第一ネットワークに要求することは、
第一ＰＤＵセッションにおける第四ＱｏＳフローを修正するように前記第一ネットワークに要求することと、
第一ＰＤＵセッションの修正要求を前記第一ネットワークに送信することとのうち、少なくとも１つを含み、前記第一ＰＤＵセッションの修正要求には、修正が要求される第四ＱｏＳフローのＱｏＳ情報が含まれ、
前記第一ＰＤＵセッションは、第一ネットワークにおいて端末と第二ネットワークとの間の情報を伝送するためのＰＤＵセッションである。

選択的に、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報には、前記データＩＰｓｅｃトンネルの識別子と、ＥＳＰを示すプロトコルフィールドと、前記データＩＰｓｅｃトンネルのセキュリティパラメータインデックスと、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの識別情報とのうち、少なくとも１つが含まれ、
及び／又は
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報には、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに関連付けられた前記データＩＰｓｅｃトンネルの識別子と、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに関連付けられた前記データＩＰｓｅｃトンネルのセキュリティパラメータインデックスと、新規追加された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルと、削除された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルと、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳパラメータ情報と、単独ベアラリソースの指示情報と、単独ベアラリソースを必要としない指示情報とのうち、少なくとも１つが含まれる。

選択的に、データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの識別情報は、ＱｏＳフロー識別子と、ＱｏＳフローが所属するＰＤＵセッションの識別子と、ＱｏＳフロー識別子とを含む。
ＱｏＳパラメータ情報には、ＧＢＲかそれとも非ＧＢＲか、ＱｏＳクラス指示（５ＱＩ又はＱＦＩ）、優先度、パケット遅延バジェット、パケットエラーレート、デフォルトの最大データバースト量、デフォルトの平均ウィンドウ、上りリンクＧＢＲ、下りリンクＧＢＲ、上りリンクＭＢＲ、下りリンクＭＢＲ、上りリンクＧＦＢＲ、下りリンクＧＦＢＲ、上りリンクＭＦＢＲ、下りリンクＭＦＢＲ、トラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子、パケットフィルタ情報のうち、少なくとも１つが含まれる。

選択的に、前記のデータＩＰｓｅｃトンネルの情報、及び／又は、前記端末と第二ネットワークとのトンネルの情報を取得することは、
プロクシーネットワーク要素からデータＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得すること、及び／又は、第二ネットワークから前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報を取得することを含む。

選択的に、前記第二ＱｏＳフローは、非デフォルトのＱｏＳフローである。

本開示は、プロセッサ及びメモリを含むプロクシーネットワーク要素を更に提供している。本開示の実施例では、プロクシーネットワーク要素は、メモリに記憶されてプロセッサ上で動作可能なプログラムを更に含み、プログラムがプロセッサによって実行されると、
プリセット条件を満たすかどうかを判断するステップと、
前記プリセット条件を満たすことを確認した場合、第二ネットワークのトンネルの為に、データＩＰｓｅｃトンネルの操作を実行するステップとが実現され、
前記プロクシーネットワーク要素は、第一ネットワークと前記第二ネットワークとのインタラクション用のプロクシーである。

選択的に、前記プリセット条件には、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの確立要求が受信されることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの修正要求が受信されることと、
前記プロクシーネットワーク要素が、３ＧＰＰアクセスタイプであることと、
前記第一ネットワークが、３ＧＰＰタイプのネットワークであることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルからＩＰｓｅｃトンネルへのマッピング操作が実行されることとのうち、少なくとも１つが含まれる。

選択的に、第二ネットワークのトンネルの為に、データＩＰｓｅｃトンネルの操作を実行することは、
端末と前記第二ネットワークとのトンネルからデータＩＰｓｅｃトンネルへのマッピングを確定することと、
各々の前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、単独のデータＩＰｓｅｃトンネルを確立するか、或いは、異なる前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、異なるデータＩＰｓｅｃトンネルを確立することと、
各々のＧＢＲタイプの前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、単独のデータＩＰｓｅｃトンネルを確立することと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが単独ベアラ条件を満たす場合、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、単独のデータＩＰｓｅｃトンネルを確立することと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、非ＧＢＲ特定のデータＩＰｓｅｃトンネルを１つ確立することと、
１つ又は複数の、非ＧＢＲの前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルを、１つのデータＩＰｓｅｃトンネルへマッピングすることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、優先度特定のデータＩＰｓｅｃトンネルを１つ確立することと、
同じ優先度を持つ１つ又は複数の、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルを、１つのデータＩＰｓｅｃトンネルにマッピングすることと、
異なる優先度を持つ、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、異なるデータＩＰｓｅｃトンネルを確立し、又は、異なる優先度を持つ、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルを異なるデータＩＰｓｅｃトンネルにマッピングすることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、ＧＢＲ関連のサービス品質ＱｏＳパラメータ情報特定のデータＩＰｓｅｃトンネルを確立することと、
異なるＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報を持つ前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、異なるデータＩＰｓｅｃトンネルを確立し、又は、異なるＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報を持つ前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルを、異なるデータＩＰｓｅｃトンネルにマッピングすることと、
同じＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報を持つ１つ又は複数の、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルを、１つのデータＩＰｓｅｃトンネルにマッピングすることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、ＱｏＳクラス指示特定のデータＩＰｓｅｃトンネルを確立することと、
異なるＱｏＳクラス指示を持つ前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、異なるデータＩＰｓｅｃトンネルを確立し、又は、異なるＱｏＳクラス指示を持つ前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルを異なるデータＩＰｓｅｃトンネルにマッピングすることと、
同じＱｏＳクラス指示を持つ１つ又は複数の、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルを、１つのデータＩＰｓｅｃトンネルにマッピングすることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、ＱｏＳクラス指示特定のデータＩＰｓｅｃトンネルを確立することと、
異なるＱｏＳクラス指示を持つ前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの為に、異なるデータＩＰｓｅｃトンネルを確立することと、
同じＱｏＳ情報を持つ複数の、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルを、１つのデータＩＰｓｅｃトンネルへマッピングすることとのうち、少なくとも１つを含み、
前記単独ベアラ条件には、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、ＧＢＲタイプであることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳクラス指示の値がＮとされ、且つＮが１、５、６９、７０の何れかとされることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、音声トラフィックを搬送するトンネルであることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、緊急トラフィックを搬送するトンネルであることと、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、高優先度トラフィックを搬送するトンネルであることと、
受信された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの確立要求内に、単独ベアラリソースの指示情報が付帯されていることと、
既存の前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳ情報は、確立が要求される前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳ情報とは異なることと、
既存の前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳクラス指示は、確立が要求される前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳクラス指示とは異なることと、
既存の前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報は、確立が要求される前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報とは異なることと、
既存の前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの優先度は、確立が要求される前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの優先度とは異なることと、
既存の前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルには、非ＧＢＲタイプのものがなく、且つ確立が要求される前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、非ＧＢＲタイプであることとのうち、少なくとも１つが含まれる。

選択的に、前記トンネルは、ＱｏＳフローであり、
及び／又は
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルは、第二ネットワークのＱｏＳフローである。

本開示の実施例は、プロセッサ及びメモリを含む通信ネットワーク要素を更に提供している。本開示の実施例では、通信ネットワーク要素は、メモリに記憶されてプロセッサ上で動作可能なプログラムを更に含み、プログラムがプロセッサによって実行されると、
端末と第二ネットワークとのトンネルの情報を送信するステップであって、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報には、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに関連付けられたデータＩＰｓｅｃトンネルの識別子と、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに関連付けられたデータＩＰｓｅｃトンネルのセキュリティパラメータインデックスと、新規追加された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルと、削除された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルと、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのサービス品質ＱｏＳ情報と、単独ベアラリソースの指示情報と、単独ベアラリソースを必要としない指示情報とのうち、少なくとも１つが含まれるステップが実現される。

選択的に、前記の端末と第二ネットワークとのトンネルの情報を送信することは、
前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報を、前記端末とプロクシーネットワーク要素とのうち、少なくとも１つに送信することを含む。

選択的に、プリセット条件を満たす場合、端末と第二ネットワークとのトンネルの情報を送信し、
ここで、プリセット条件は、端末が３ＧＰＰタイプの第一ネットワークを介して第二ネットワークにアクセスすることを含む。

本開示の実施例は、プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体を更に提供しており、前記プログラムがプロセッサによって実行されると、上記データ伝送の保証方法の実施例の各手順が実現されるとともに、同じ技術的効果も達成できるが、重複を回避するために、ここで繰り返して説明しない。そのうち、コンピュータ読取可能な記憶媒体は、例えば読取専用メモリＲＯＭ（Ｒｅａｄ－Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）、ランダムアクセスメモリＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）、磁気ディスク又は光ディスク等である。

説明すべきなのは、本明細書において、「含む」、「包含」という用語又は他の任意の変体は、非排他的な包含をカバーし、一連の要素を含む手順、方法、物又は装置は、これらの要素を含むことだけではなく、明示的に列挙されていない他の要素、又はこの手順、方法、物若しくは装置に固有の要素を含む。さらなる制限がない限り、「１つの…を含む」という用語によって限定された要素は、当該要素を含む手順、方法、物又は装置に他の同一の要素が存在することを排除しない。

上記の実施形態に対する説明から、当業者は、ソフトウェアに、必要な汎用ハードウェアプラットフォームを加えるという方式で、上記実施例の方法が実現可能であると明確に分かることができ、勿論、ハードウェアによっても実現可能であるが、多くの場合は、前者は、より好適な実施形態となる。このような理解に基づいて、本開示の技術案の本質的部分、あるいは従来技術に対する貢献をもたらす部分は、ソフトウェア製品の形で具現化することができ、当該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体（例えばＲＯＭ／ＲＡＭ、磁気ディスク、光ディスク）に記憶され、一台の端末（携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコンやネットワーク機器等であり得る）が本開示の各実施例に記載の方法を実行可能にするためのいくつかのコマンドを含む。

以上、図面を参照して本開示の実施例を説明したが、本開示は、上記の具体的な実施形態に限定されず、上記の具体的な実施形態は、あくまでも例示的なもので、限定的なものではない。当業者は、本開示の啓示の下で、本開示の主旨及び請求項の保護範囲から逸脱することなく、多数の形態を作り出すことができ、それは、全て本開示の保護範囲に含まれるものとする。

１１ 端末
１２ 第一ネットワーク
１３ 第二ネットワークサービス
１６０ 端末
１６１ 取得モジュール
１６２ 実行モジュール
１７０ 端末
１７１ 取得モジュール
１７２ 実行モジュール
１８０ プロクシーネットワーク要素
１８１ 判断モジュール
１８２ 実行モジュール
１９０ 通信ネットワーク要素
１９１ 送信モジュール
２００ 端末
２０１ 取得モジュール
２０２ 実行モジュール
２１０ 端末
２１１ 無線周波数ユニット
２１２ ネットワークモジュール
２１３ オーディオ出力ユニット
２１４ 入力ユニット
２１５ センサ
２１６ 表示ユニット
２１７ ユーザ入力ユニット
２１８ インターフェースユニット
２１９ メモリ
２１１０ プロセッサ
２１１１ 電源
２１４１ グラフィックスプロセッサ
２１４２ マイク
２１６１ 表示パネル
２１７１ タッチパネル
２１７２ 入力デバイス

Claims (15)

1. 端末に適用される、データ伝送の保証方法であって、
   ＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得することと、
   前記ＩＰｓｅｃトンネルの情報に従って、第一ネットワークのトンネルの関連操作を実行することとを含み、
   前記ＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得することは、データＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得すること、又は、第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得すること、を含み、
   前記データＩＰｓｅｃトンネルは、前記端末と第二ネットワークとの間のユーザプレーンデータ、又は、前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのデータを伝送するためのＩＰｓｅｃトンネルであり、
   前記第一ＩＰｓｅｃトンネルは、前記端末と第二ネットワークとの間の制御シグナリングを伝送するためのＩＰｓｅｃトンネルであり、
   前記ＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得することが、データＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得することを含む場合、
   前記ＩＰｓｅｃトンネルの情報に従って、第一ネットワークのトンネルの関連操作を実行することは、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報に従って、第一ネットワークのトンネルの第二関連操作を実行することを含み、
   前記の第一ネットワークのトンネルの第二関連操作を実行することは、第二トンネルを確立するように前記第一ネットワークに要求することと、前記データＩＰｓｅｃトンネルの各々の為に、前記第一ネットワークに単独の第二トンネルを１つ要求することとのうち、少なくとも１つを含み、
   第二トンネルのＱｏＳ情報における上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報は、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報であり、又は
   第二トンネルのＱｏＳ情報におけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子は、セキュリティパラメータインデックスタイプであり、又は
   第二トンネルのＱｏＳ情報におけるＱｏＳパラメータ情報は、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報であり、
   前記第二トンネルは、前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータを伝送するためのものであり、
   前記ＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得することが、第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得することを含む場合、
   前記ＩＰｓｅｃトンネルの情報に従って、第一ネットワークのトンネルの関連操作を実行することは、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報に従って、第一ネットワークのトンネルの第一関連操作を実行することを含み、
   前記第一ネットワークのトンネルの第一関連操作を実行することは、第一トンネルを確立するように前記第一ネットワークに要求することを含み、
   第一トンネルのＱｏＳ情報における上りリンク及び／又は下りリンクパケットフィルタ情報は、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報であり、又は
   第一トンネルのＱｏＳ情報におけるトラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子は、セキュリティパラメータインデックスタイプであり、
   前記第一トンネルは、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルのデータ、又は、前記端末と前記第二ネットワークとの間の制御シグナリングを伝送するためのものである、データ伝送の保証方法。
2. 前記第二トンネルは、第二ＱｏＳフローであり、
   前記第二トンネルを確立するように前記第一ネットワークに要求することは、
   第二ＰＤＵセッションの修正要求を前記第一ネットワークに送信することを含み、第二ＰＤＵセッションの修正要求には、第二ＱｏＳフローの確立を要求するＱｏＳルール、及び/又は第二ＱｏＳフローの確立を要求するＱｏＳフロー記述が含まれる、請求項１に記載の方法。
3. 前記ＱｏＳパラメータ情報は、ＱｏＳクラス指示を含む、請求項１又は２に記載の方法。
4. 前記ＱｏＳクラス指示は、５ＱＩ、ＱＣＩを含む、請求項３に記載の方法。
5. 第二トンネルの確立が完了した後、前記の第一ネットワークのトンネルの第二関連操作を実行することは、
   前記第二トンネルを介して、前記データＩＰｓｅｃトンネルのデータを送信することと、
   前記第二トンネルと前記データＩＰｓｅｃトンネルとの関連付け関係を確立及び／又は保存することとのうち、少なくとも１つを更に含む、請求項１～４のいずれか一項に記載の方法。
6. 第一条件を満たす場合、前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、単独の第二トンネルを前記第一ネットワークに要求し、
   前記第一条件には、
   前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、ＧＢＲタイプであるか、或いはＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報を含むことと、
   前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳクラス指示の値がＮとされ、且つＮが１、５、６９、７０の何れかとされることと、
   前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、音声トラフィックを搬送するトンネルであることと、
   前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、緊急トラフィックを搬送するトンネルであることと、
   前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、高優先度トラフィックを搬送するトンネルであることと、
   取得された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報が、単独ベアラリソースの指示情報を含むことと、
   第四トンネルのＱｏＳ情報が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳ情報とは異なることと、
   前記第四トンネルのＱｏＳクラス指示が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＱｏＳクラス指示とは異なることと、
   前記第四トンネルのＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルのＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータ情報とは異なることと、
   前記第四トンネルの優先度が、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの優先度とは異なることと、
   前記第四トンネルに非ＧＢＲタイプのトンネルが存在せず、且つ前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが非ＧＢＲタイプであることと、
   前記第四トンネルの上りリンク及び／又は下りリンクのパケットフィルタ情報が、前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報を含まないこととのうち、少なくとも１つが含まれる、請求項１～４のいずれか一項に記載の方法。
7. 第二条件を満たす場合、複数の前記データＩＰｓｅｃトンネルの為に、前記第一ネットワークに第二トンネルを１つ要求し、
   前記第二条件には、
   前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、非ＧＢＲタイプであるか、或いはＧＢＲ関連のＱｏＳパラメータを含まないことと、
   取得された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの情報が、単独ベアラリソースの指示情報を含まないか、或いは単独ベアラリソースを必要としない指示情報を含むこととのうち、少なくとも１つが含まれる、請求項１～４のいずれか一項に記載の方法。
   
8. 前記データＩＰｓｅｃトンネルには、前記端末と前記第二ネットワークとの１つのトンネルが関連付けられている場合、前記の第二トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報に設定することは、
   前記第二トンネルのＱｏＳクラス指示を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳクラス指示に設定又は修正すること、を含む、請求項１～４のいずれか一項に記載の方法。
9. マルチトンネル条件を満たす場合、前記の第二トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報に設定することは、
   前記第二トンネルのＱｏＳパラメータ情報を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳパラメータ情報のうち、最も高いＱｏＳ要件を有するＱｏＳパラメータ情報に設定又は修正することと、
   前記第二トンネルのＱｏＳクラス指示を、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルに対応するＱｏＳクラス指示のうち、最も優先度の高いＱｏＳクラス指示に設定又は修正することと、
   前記第二トンネルの優先度、パケット遅延バジェット、パケットエラーレート、最大データバースト量、ＧＢＲであるかどうかの情報及び／デフォルトの平均ウィンドウを必要とするかどうかの情報というＱｏＳパラメータ情報の組み合わせには、標準化されたＱｏＳクラス指示が対応付けられていない場合、前記第二トンネルのＱｏＳクラス指示を、標準化されていないＱｏＳクラス指示に設定又は修正するか、或いはＱｏＳクラス指示が含まれないように設定又は修正することと、
   前記第二トンネルのＱｏＳクラス指示以外のＱｏＳパラメータ情報には、標準化されたＱｏＳクラス指示が対応付けられていない場合、前記第二トンネルのＱｏＳクラス指示を、標準化されていないＱｏＳクラス指示に設定又は修正するか、或いはＱｏＳクラス指示が含まれないように設定又は修正することとのうち、少なくとも１つを含み、
   マルチトンネル条件には、
   前記データＩＰｓｅｃトンネルには、前記第二ネットワークの複数のトンネルが関連付けられている場合であることと、
   前記データＩＰｓｅｃトンネルに新規追加して関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの場合、前記新規追加して関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの中では、最も高いＱｏＳ要件を有することと、
   前記データＩＰｓｅｃトンネルとの関連付けを削除された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの場合、前記関連付けを削除された前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルが、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルよりも高いＱｏＳ要件を有することとのうち、少なくとも１つが含まれる、請求項１～４のいずれか一項に記載の方法。
10. 前記データＩＰｓｅｃトンネルの情報には、前記データＩＰｓｅｃトンネルの識別子と、ＥＳＰを示すプロトコルフィールドと、前記データＩＰｓｅｃトンネルのセキュリティパラメータインデックスと、前記データＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた前記端末と前記第二ネットワークとのトンネルの識別情報とのうち、少なくとも１つが含まれ、
    及び／又は
    前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの情報には、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルの識別子と、カプセル化セキュリティペイロードＥＳＰ（ｅｎｃａｐｓｕｌａｔｉｎｇ ｓｅｃｕｒｉｔｙ ｐａｙｌｏａｄ）を示すプロトコルフィールドと、前記第一ＩＰｓｅｃトンネルのセキュリティパラメータインデックスＳＰＩと、第一ＩＰｓｅｃトンネルに関連付けられた第二ネットワークの情報とのうち、少なくとも１つが含まれる、請求項１～９のいずれか一項に記載の方法。
11. 前記ＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得することは、
    プロクシーネットワーク要素から前記ＩＰｓｅｃトンネルの情報を取得することを含む、請求項１～９のいずれか一項に記載の方法。
12. 前記第一トンネルは、第一ＱｏＳフローであり、
    前記第一トンネルを確立するように前記第一ネットワークに要求することは、
    第一ＰＤＵセッションの修正要求を前記第一ネットワークに送信することを含み、第一ＰＤＵセッションの修正要求には、第一ＱｏＳフローの確立を要求するＱｏＳルール、及び/又は第一ＱｏＳフローの確立を要求するＱｏＳフロー記述が含まれる、請求項１に記載の方法。
13. 前記ＱｏＳ情報には、ＱｏＳルールと、ＱｏＳフロー記述とのうち、少なくとも１つが含まれ、
    ＱｏＳフロー記述には、ＱｏＳパラメータ情報が含まれ、
    前記ＱｏＳルールには、上りリンク及び／又は下りリンクのパケットフィルタ情報と、トラフィック記述子コンポーネントタイプ識別子とのうち、少なくとも１つが含まれる、請求項１又は１０に記載の方法。
14. プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶されて前記プロセッサ上で動作可能なプログラムとを含む端末であって、前記プログラムが前記プロセッサによって実行されると、請求項１～１３のいずれか一項に記載のデータ伝送の保証方法が実現される、端末。
15. プログラムを記憶した記憶媒体であって、前記プログラムがプロセッサによって実行されると、請求項１～１３のいずれか一項に記載のデータ伝送の保証方法が実現される、コンピュータ読取可能な記憶媒体。

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