JP7246088B2 - 作業機 - Google Patents

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Description

この発明は、作業機に係る、詳細には、草刈等の作業を行う作業機に係る。
トラクタ等の走行機体に装着して、走行機体の側方に大きくオフセットさせて草刈等の作業を行う作業機が知られている。そのような作業機は、草刈作業部が格納状態のとき、第1ブームが支持フレーム上方に位置して略水平となり、第2ブームが第1ブームに対して略水平となり、草刈作業部の草刈刃回転軸が第2ブームに対し略平行に位置するものである。
特開平10-292439号公報 韓国特許第10-0837683号公報
草刈作業部が格納状態のとき、支持フレームに隣接する側方で第1ブーム及び第2ブームの前にオイルタンクが位置している作業機の場合、第1ブーム及び第2ブームは作業機の後方にオイルタンクを設置せざるを得ない。そのため、重心が後方に位置することによって走行機体の前後バランスが悪化する懸念がある。また、格納状態での走行機体による走行時は、作業機の重心位置が可能な限り低い方が走行安定性を向上させる。
草刈作業部が格納状態のとき、支持フレームに隣接する側方で第1ブーム及び第2ブームの前にオイルタンクが位置している作業機の場合は、接地スペースの関係で、重量物であるオイルタンクは上下方向に長くならざるを得ない。そのため、オイルタンクは上下方向に長いことに起因して、作業機全体の重心位置も高くなっている。結果として、作業機を含む走行機体全体の安定性を悪化させている。
特許文献1に記載の作業機は、オイルタンクの形状は不明確である。特許文献2に記載の作業機は、オイルタンクの形状は断面五角形からなる。いずれも、オイルタンクは水平方向に長く、扁平な形状とは言えない。
本発明は上記課題に着眼してなされたものであり、作業機を装着した状態の走行機体のバランスを向上させる作業機を提供することを目的とする。
この発明は
走行機体への装着用装着部を設けた主フレームと、
水平状に折り畳んだ収納状態と伸張状態との選択可能な伸縮手段と、
伸縮手段の端部に取り付ける作業部と、
作業機に設置するオイルタンクと、
伸縮手段を作業機に取り付けるマストフレームを有し、
伸縮手段は、
マストフレームに一端部を連結し上下方向へ回動可能に設けた第1ブームと、
第1ブームの他端側の先端部に一端部を連結し上下方向へ回動可能に設けた第1連結体と、
第1連結体の他端側の先端部に一端部を連結し進行方向に対する前後方向へ回動可能に設けた第2ブームと、
第2ブームの他端側の先端部に一端部を設け、第1連結体に対して前後方向へ並行に移動可能な第2連結体と、を有し、
作業部は、第2連結体の先端部且つ第2連結体の進行方向に対する前方側に設けるとともに、上下方向へ回動可能に設け、
作業部が格納姿勢である第1ブーム及び第2ブームのそれぞれがほぼ水平状態をとって折り畳んだ場合、第1ブームの他端部及び第1連結体及び第2ブームの一端部及び第2連結体はオイルタンクの上方に位置する、
ことを特徴とする作業機、
に係る。
この発明は、更に、
オイルタンクは、主フレームの進行方向左右に対する他端部に設けた、
ことを特徴とする作業機、
に係る。
この発明は、更に、
オイルタンクは、高さ方向よりも幅方向の方が長い、
ことを特徴とする作業機、
に係る。
この発明は、更に、
オイルタンクは作業機の全幅に設置する、
ことを特徴とする作業機、
に係る。
この発明は、更に、
オイルタンクは主フレームの下部に設置する、
ことを特徴とする作業機、
に係る。
この発明は、更に、
第1ブームに設け、第1ブーム共に回動して第1ブームを上下回動させる第1シリンダと、を備え、
格納姿勢において、作業部の前端部は主フレームの上方に位置し、且つ、第1シリンダはオイルタンクの上方に位置させる、
ことを特徴とする作業機、
に係る。
この発明は、更に、
格納姿勢において、第1ブームの長手方向及び第2ブームの長手方向はほぼ水平に向けられ、且つ、第2ブームの長手方向は第1ブームの長手方向に対して前後方向に傾斜している、
ことを特徴とする作業機、
に係る。
この発明は、更に、
オイルタンクの前端部は、主フレームの前端部とほぼ同じ、あるいは、マストフレームの前端部よりやや後方に位置する、
ことを特徴とする作業機、
に係る。
この発明、更に、
作業部は進行方向と直交する向きに回転軸を備え、
格納姿勢において、回転軸は第1ブームと平行に配置する、
ことを特徴とする作業機、
に係る。
この発明は、更に、
作業部上下方向に回動させる回動支点軸は進行方向と平行に配置した回動軸を備え、
回動軸は伸縮手段の回動支点である回動軸と平行に配置する、
ことを特徴とする作業機、
に係る。
作業機を装着した状態の走行機体のバランスを向上させる作業機を提供する。
この発明の実施例に係る作業機の第1実施例の進行方向後方から見た作業部格納状態図であって図中奥側が進行方向である。 この発明の実施例に係る作業機の第1実施例の作業部格納状態の平面図であって、図中上方が進行方向である。 この発明の実施例に係る作業機の第1実施例の作業部格納状態の左側面図であって、図中左方が進行方向である。 この発明の実施例に係る作業機の第1実施例の進行方向後方から見た作業部展開状態図である。 この発明の実施例に係る作業機の第1実施例の作業部展開状態の平面図であって、図中上方が進行方向である。 この発明の実施例に係る作業機の第2実施例の進行方向後方から見た作業部格納状態図である。 この発明の実施例に係る作業機の第2実施例の作業部格納状態の左側面図であって、図中左方が進行方向である。
この発明に係る作業機の第1実施例について、図1乃至図5に基づき説明する。
Aは、作業機である。作業機Aは、この発明の第1実施例では、草刈等の作業を行う作業機に係る。作業機Aは、トラクタ等からなる走行機体に取り付け駆動する。
トラクタ等からなる走行機体は、第1実施例では、図1、図4、に図示する作業機Aの奥側、図2、図5に図示する作業機Aの上方、図3に図示する作業機Aの左側に位置する。
11は、主フレームである。主フレーム11は、作業機Aに取り付ける。主フレーム11には、図示するように走行機体への装着用の装着部111、112を設ける。2個の111は下部に設ける装着部(ロア)、112は上部に設ける装着部(トップ)であり、3点で作業機Aを走行機体に装着する。
図1、図3等に図示する22は、入力軸である。入力軸22は、取り付ける走行機体から駆動力を作業機Aに取り入れる。
図1、図3等に図示する23は、変速部である。変速部23では、入力軸22により走行機体から入力した駆動力を変速する。
図1、図3等に図示する24は、油圧ポンプである。油圧ポンプ24は、入力軸22により走行機体から入力し、変速機23で原則した駆動力により、駆動する。油圧ポンプ24により、作業機Aの油圧で作動する油圧関係に油圧を配送する。
図1に図示する25は、バルブユニットである。バルブユニット25では、油圧を制御する。
図1等に図示する21は、マストフレームである。マストフレーム21は、作業機Aの、主フレーム11の進行方向左右に対する一端部あるいは中央部に設ける。マストフレーム21は、伸縮手段41を、水平方向へ回動可能である。
211は、マストフレーム回動軸である。マストフレーム21は、マストフレーム回動軸211によって、主フレーム11に回動自在に取り付ける。
212は、マストフレーム回動軸用シリンダである。マストフレーム回動軸用シリンダ212は、油圧シリンダからなり油圧により伸縮する。
マストフレーム回動軸用シリンダ212は、一端を主フレーム11に取り付け、他端はマストフレーム21に取り付ける。そのため、マストフレーム回動軸用シリンダ212を伸縮することで、主フレーム11に対して、マストフレーム21を回動する。
31は、オイルタンクである。第1実施例では、オイルタンク31は、作業機Aの進行方向左右に対する主フレーム11の他端部に設ける。草刈機Aに使用される各シリンダは油圧シリンダであるため、オイルタンク31は各オイルシリンダ駆動用のオイルを貯蔵する。
オイルタンク31の前端部は、主フレーム11の前端部とほぼ同じ、あるいは、主フレーム11の前端部よりやや後方に位置する。
41は、伸縮手段である。伸縮手段41は、図1乃至図3に図示するように、作業部51に格納状態と、図4、図5に図示する伸縮手段41を伸展させた作業部51の作業状態を取らせる。
伸縮手段41は、第1ブーム411、第1連結体412、第2ブーム413、第2連結体414、第1シリンダ415、第2シリンダ416、第3シリンダ417、第4シリンダ418を有する。
第1ブーム411は、マストフレーム21に一端部を連結し、上下方向へ回動可能に設ける。
第1連結体412は、第1ブーム411の他端側の先端部に一端部を連結し、上下方向へ回動可能に設ける。
第2ブーム413は、第1連結体412の他端側の先端部に一端部を連結し、進行方向に対して前後方向へ回動可能に設ける。
第2連結体414は、第2ブーム413の他端側の先端部に一端部を設け、第1連結体412に対して前後方向へ並行に移動可能である。
第1シリンダ415は、油圧シリンダからなり、マストフレーム21と第1ブーム411とを、マストフレームと第1ブーム411を連結させたリンク機構42を介して連結する。第1シリンダ415は、第1ブーム411回動用であり、第1ブーム411に設け、伸縮すると同時に第1ブーム411共に回動して第1ブーム411を上下回動させる。
第1ブーム411は上下回動自在に、第1ブーム回動軸411Aを回動中心として回動自在にマストフレーム21に連結される。
第2シリンダ416は、油圧シリンダからなり、第1ブーム411と第1連結体412の他端側とを連結する。第2シリンダ416は、第1連結体412の上下回動用である。
第3シリンダ417は、油圧シリンダからなり、第1連結体412と第2ブーム413とを連結する。第3シリンダ417は、第2ブーム413の第1ブーム411に対する前後回動用である。
第4シリンダ418は、油圧シリンダからなり、第2連結体414と作業部51とを連結する。第4シリンダ418は、作業部51の上下回動用である。
419は、ロッドである。ロッド419は、第2ブーム413と共に平行リンクを形成する。ロッド419によって、第2連結体414は第1連結体412に対して角度を変えることなく、前後方向に並行して移動が可能である。
図1に図示するaは、第1実施例に係るオイルタンク31右端を基準にした作業機A左端までの長さである。
図1に図示するbは、第1実施例に係るオイルタンク31下端を基準にした作業部51上端までの高さである。
図1に図示するcは、第1実施例に係るオイルタンク31下端を基準としたときの第1ブーム411の回動軸411Aの高さである。
図1に図示するdは、第1実施例に係るオイルタンク31の高さである。
図1に図示するeは、第1実施例に係るオイルタンク31の幅である。
図1に図示するfは、第1実施例に係るオイルタンク31右端を基準にした第1ブーム411の回動軸411Aまでの長さである。
図2、図3に図示するgは、第1実施例に係るオイルタンク31の前後方向長さである。
図3に図示するhは、第1実施例に係るオイルタンク31後端を基準とした取付位置である装着部(ロア)111までの長さである。
第1実施例のオイルタンク31の前後方向長さgは、760mmからなり、左右方向である幅方向長さeは、610mmからなり、上下方向である高さでdは、360mmからなる。
オイルタンク31は、積載するオイル量は、100lからなり、82乃至85kg(比重換算値)であって、オイルタンク31の最大容積は、120lからなる。
第1実施例では、オイルタンク31のサイズ比率は、上下長さdを基準とした場合、前後方向長さgは2.1、左右eは1.7、上下dは1となる。
オイルタンク31は、高さ方向より幅が広い横長形状であればよい。進行方向への奥方向長さも幅に比べ長い。高さが低く扁平な形状ほど、重心が低くなり望ましい。また、走行機体へ装着した場合の走行機体の前後バランスを考慮すると、作業機Aの重心はできる限り低く且つ装着部側に寄せることが望ましい。したがって、オイルタンク31の後端面は、走行機体側に重心位置を寄せ、且つ、できる限り後方への突出を避け、且つ、積載オイル量を確保するために前述のオイルタンク31のサイズ比率になっている。
51は、作業部である。作業部51は、第2連結体414の他端側の先端部且つ第2連結体414の進行方向に対する前方側に設ける。作業部51は、更に、第2連結体414に対して上下方向へ回動可能に設ける。
作業部51は、この第1実施例では、進行方向と直交する方向に向けた回転軸512に複数の刃部を配置し、これを回転駆動させることで草刈等の作業を行う。ただし、作業目的や作業部の構造は開示した実施例に限定はされない。
作業部51が格納姿勢である第1ブーム411及び第2ブーム413のそれぞれがほぼ水平状態をとって折り畳んだ場合、第1ブーム411及び第1連結体412及び第2ブーム413及び第2連結体414はオイルタンク31の上方に位置する。より詳細に説明すると、オイルタンク31の直上には、第1ブーム411の他端部、第2ブーム413の一端部、第2連結体414が位置する。
作業部51が格納姿勢をとったとき、作業部51の前端部は主フレーム11の上方に位置し、作業部51の前端部が装着部(ロア)111、装着部(トップ)112より後方で、且つ、第1シリンダはオイルタンク31の上方に位置させる。
作業部51が、格納姿勢をとったとき、図1及び図2に図示するように、第1ブーム411の長手方向及び第2ブーム413の長手方向は、ほぼ水平で進行方向と直交する方向に向けられ、且つ、第2ブーム413の長手方向は第1ブーム411の長手方向に対して前後方向に傾斜している。より詳細には、第2ブーム413は、他端側に向かうにつれて他端を進行方向の後方に位置するように第1ブーム411に対して傾斜させている。
作業部51は進行方向と平行の向きに作業部51の回動軸である回動軸511を備える。作業部51の格納姿勢において、回動軸511は第1ブーム411の第1ブーム回動軸411Aと平行に配置する。回動軸511は軸方向を進行方向に対する前後方向に向けていて、マストフレーム21の回動と共に水平方向にマストフレーム回動軸211を軸にして回動することができる。回動軸511は、第2連結体414によって、マストフレーム21が後方側に回動したときを除き、作業部の展開状態及び格納状態に関わらず、常時前後方向を向いている。
作業部51の格納状態のとき、図1に図示するように、第1ブーム411、第1連結体412、第2ブーム413、第2連結体414はオイルタンク31の上方に位置させることで、作業部51あるいはオイルタンク31が走行機体の側方から突出することを防ぐ。
第1ブーム411及び第2ブーム413の長さを走行機体の幅一杯に使用できるので、側方へ展開したときの最大長さを可能な限り大きくできる。
作業部51の格納状態をとるとき、図1に図示するように、第1ブーム411、第2ブーム413は、進行方向後方から見た場合、それぞれ長手方向が水平に畳む。回動軸411Aの高さcをオイルタンク31の高さdより高く配置していることで、オイルタンク31の上方に第1ブーム411、第2ブーム413のそれぞれを水平に向けて折り畳んだ際に、オイルタンク31上方で第1ブーム411の下方に第1シリンダ415を、位置させることが可能となっている。
そのため、作業機Aの上方向への高さを抑制し、移動時の重心位置を低く保てる。すなわち、走行機体の走行安定性の低下を抑制できる。
また、走行機体に搭乗している作業者から作業部51あるいは第2ブーム越しの後方視界も確保できる。
格納状態の作業部51が有する回転軸512は、第1ブームと平行の進行方向と直交する向きに配置しているので、回転軸512と平行の作業部51の長手方向が作業機Aに対する前後方向に突出しない。つまり、走行機体への干渉を避けつつも、重心位置を可能な限り走行機体に近接させることができるので、走行安定性の低下を抑制できる。
作業機Aの進行方向に対する幅方向の一端側に位置する第1ブーム回動軸411Aに対して、行方向に対する幅方向の一端側にオイルタンク31を位置させている。これによりオイルタンク31は、伸縮手段41を伸長させて作業部51を側方に展開させた場合、作業部51に対するカウンターウェイトの役割も果たすことができる。
第1シリンダ415は一端部を第1ブーム411に取り付けることで、主フレーム11への設置部材及びスペースが省ける。そのため、図1に図示する部分Bにオイルタンク31が設置できる。第1シリンダ415の他端部はリンク機構を介してマストフレーム21に取り付けることで、第1シリンダ415はマストフレーム21の水平方向への回動と共に回動することができる。したがって、伸縮手段41はマストフレーム21の水平方向へ回動状態に関わらず伸縮動作が可能で、作業部51の走行機体に対する側方への配置自由度を向上させる。
オイルタンク31内には常時多量のオイルが入っている重量物であり、作業機全体の中で可能な限り下方に位置させることで、作業機Aの低重心化に寄与できる。オイルタンク31前端部が主フレーム11の上方に位置させることで、前方に重心を設定できる。実施例では、オイルタンク31の前端は主フレーム11の前端よりやや後方に位置させているが、走行機体との干渉を避けるために主フレーム11の前端から突出していなければ良く、主フレーム11の前端と一致させても良い。
作業部51の格納時の第1シリンダ415を、図1に図示するように、オイルタンク31の上方に位置させることで、第1シリンダ415の有効長を確保できる。そのため、シリンダの推力と第1ブーム411の回動範囲を十分に確保できる。
作業部51の格納姿勢の第1ブーム411及び第2ブーム413によって、作業部51の前端部を主フレーム11の上方(装着部(ロア)111、装着部(トップ)112直上あるいは装着部(トップ)112直上より後方のフレームの直上)に位置させることができる。
そのため、走行機体との干渉を防ぎつつ、機体重心を可能な限り前方に寄せることができる。作業機Aは、走行機体の3点リンクによって、前後に傾斜を伴いながら昇降することもあるため、格納状態で上方に位置する作業部51を、装着部(ロア)111、装着部(トップ)112より前方に配置させることは事実上不可能である。
第2実施例を、図6、図7に基づいて説明する。
作業機Aの発明の第2実施例は、草刈等の作業を行う作業機に係る。
作業機Aを駆動するトラクタ等からなる走行機体は、第2実施例では、図6に図示する作業機Aの奥側、図7に図示する作業機Aの左側に位置する。作業機Aは、走行機体に取り付ける。
32は、第2実施例に係るオイルタンクである。オイルタンク32の積載量は、100lであって、第1実施例のオイルタンク31と同等である。
図6に図示するiは、第2実施例に係るオイルタンク32の高さである。第2実施例では、iは150mmからなる。
図6、図7に図示するjは、第2実施例に係るオイルタンク32の幅である。第2実施例では、jは1200mmからなる。
図7に図示するkは、第2実施例に係るオイルタンク32の前後方向長さである。第2実施例では、kは760mmからなる。
オイルタンク32は、横幅一杯に設ける。上下に薄くなる。主フレーム11の下部に固定する。オイルタンク32は、扁平であればよく、地上高を確保することで下方からの障害物等との衝突を避けることができる。
第2実施例では、重心が、第1実施例より下方に下がるので、格納した状態での移動走行時の安定性により寄与する。また、オイルタンク32の前端は主フレーム11の前端よりやや後方に位置させているが、主フレーム11の前端より前方に突出していなければ、走行機体との干渉を避けることができるため、都合が良い。
第2実施例のオイルタンク32の配置により、第1実施例で配置していた図6に図示するオイルタンク31を設置していた空間Cが空き、この空間Cを利用して、図6、図7に記載する、放熱機器類、各種制御バルブ装置など、油圧関係の補機類を、追加して配置することが可能となる。
追加した補機類は、機体端部、特に進行方向に対して右方向及び後方からはみ出さずに配置できるので、格納時において、機体から部分的に外側に突出する部材が無く、運転者あるいは操縦者は、衝突や視界不良等への神経を使うことなく本願作業機を扱うことができる。
11 主フレーム
21 マストフレーム
31 オイルタンク
41 伸縮手段
411 第1ブーム
412 第1連結体
413 第2ブーム
414 第2連結体
51 作業部
A 作業機

Claims (10)

  1. 走行機体への装着用装着部を設けた主フレームと、
    水平状に折り畳んだ収納状態と伸張状態との選択可能な伸縮手段と、
    伸縮手段の端部に取り付ける作業部と、
    作業機に設置するオイルタンクと、
    伸縮手段を作業機に取り付けるマストフレームを有し、
    伸縮手段は、
    マストフレームに一端部を連結し上下方向へ回動可能に設けた第1ブームと、
    第1ブームの他端側の先端部に一端部を連結し上下方向へ回動可能に設けた第1連結体と、
    第1連結体の他端側の先端部に一端部を連結し進行方向に対する前後方向へ回動可能に設けた第2ブームと、
    第2ブームの他端側の先端部に一端部を設け、第1連結体に対して前後方向へ並行に移動可能な第2連結体と、を有し、
    作業部は、第2連結体の先端部且つ第2連結体の進行方向に対する前方側に設けるとともに、上下方向へ回動可能に設け、
    作業部が格納姿勢である第1ブーム及び第2ブームのそれぞれがほぼ水平状態をとって折り畳んだ場合、第1ブームの他端部及び第1連結体及び第2ブームの一端部及び第2連結体はオイルタンクの上方に位置する、
    ことを特徴とする作業機。
  2. オイルタンクは、主フレームの進行方向左右に対する他端部に設けた、
    ことを特徴とする請求項1に記載の作業機。
  3. オイルタンクは、高さ方向よりも幅方向の方が長い、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の作業機。
  4. オイルタンクは作業機の全幅に設置する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項3のいずれかに記載の作業機。
  5. オイルタンクは主フレームの下部に設置する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4のいずれかに記載の作業機。
  6. 第1ブームに設け、第1ブーム共に回動して第1ブームを上下回動させる第1シリンダと、を備え、
    格納姿勢において、作業部の前端部は主フレームの上方に位置し、且つ、第1シリンダはオイルタンクの上方に位置させる、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5のいずれかに記載の作業機。
  7. 格納姿勢において、第1ブームの長手方向及び第2ブームの長手方向はほぼ水平に向けられ、且つ、第2ブームの長手方向は第1ブームの長手方向に対して前後方向に傾斜している、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5または請求項6のいずれかに記載の作業機。
  8. オイルタンクの前端部は、主フレームの前端部とほぼ同じ、あるいは、マストフレームの前端部よりやや後方に位置する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5または請求項6または請求項7のいずれかに記載の作業機。
  9. 作業部は進行方向と直交する向きに回転軸を備え、
    格納姿勢において、回転軸は第1ブームと平行に配置する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5または請求項6または請求項7または請求項8のいずれかに記載の作業機。
  10. 作業部上下方向に回動させる回動支点軸は進行方向と平行に配置した回動軸を備え、
    回動軸は伸縮手段の回動支点である回動軸と平行に配置する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5または請求項6または請求項7または請求項8または請求項9に記載の作業機。
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